JPH09181274A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH09181274A
JPH09181274A JP8182543A JP18254396A JPH09181274A JP H09181274 A JPH09181274 A JP H09181274A JP 8182543 A JP8182543 A JP 8182543A JP 18254396 A JP18254396 A JP 18254396A JP H09181274 A JPH09181274 A JP H09181274A
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node electrode
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semiconductor memory
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Ichiro Murai
一郎 村井
Hidemi Arakawa
秀巳 荒川
Shinobu Shigeta
忍 繁田
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Nippon Steel Semiconductor Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/312DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with a bit line higher than the capacitor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレッシュ時間が長く、信頼性の高い半導
体記憶装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン半導体基板1上にMOSトラン
ジスタ2と記憶キャパシタ3が形成されたDRAMメモ
リセル16において、ストレージノード電極10下のソ
ース・ドレイン拡散層4aの接合深さxj を0.1μm
以上とする。そのために、リンイオンを80keV以上
の注入エネルギーでイオン注入することにより、ソース
・ドレイン拡散層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS型の半導体
記憶装置およびその製造方法に関し、特にDRAM(Dy
namic Random Access Memory )の記憶素子(Memory Ce
ll)部の形成に用いて好適な半導体記憶装置およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAM等の半導体記憶装置において、
通常、メモリアレイ部のトランジスタ(メモリセルトラ
ンジスタ)にはNMOSトランジスタ、周辺回路部のト
ランジスタ(ロジック回路トランジスタ)にはCMOS
トランジスタが使用され、従来より、両者のNMOSト
ランジスタとしては、ソース・ドレイン拡散層としてN
型高濃度領域とN型低濃度領域を兼ね備えた、いわゆる
LDD(Lightly DopedDrain )構造のトランジスタが
同一プロセス下で作成されていた。
【0003】ところが、近年、メモリセルトランジスタ
においては、N型高濃度領域作成時のイオン注入に起因
する結晶欠陥が無視できないものとなってきたため、低
濃度化を図る目的で、メモリアレイ部に対してロジック
回路トランジスタのN型低濃度領域作成と同一の条件で
イオン注入を行うことにより、メモリセルトランジスタ
に関しては低濃度領域のみでN型ソース・ドレイン拡散
層を形成している。
【0004】LDD構造のN型低濃度領域は、IEEE
の文献("The Impact of N- DrainLength and Gate-Dra
in/Source Overlap on Submicrometer LDD Devices for
VLSI, IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS, VOL.EDL-8,NO.
10, OCTOBER 1987)等にも記載されているように、通
常、P+(リン)イオンが40keV程度、ドーズ量1
E12〜4E13ions/cm2 程度でイオン注入されてお
り、この場合、N型低濃度領域は0.05μm前後の接
合深さとなるため、必然的にメモリセルトランジスタの
N型ソース・ドレイン拡散層も同様の浅い拡散層となっ
ていた。
【0005】一方、DRAM等の半導体記憶装置におけ
るキャパシタに関しては、セルサイズが縮小されても所
定の容量値を確保する必要があることから、実効表面積
を増大させるために3次元構造のキャパシタ、例えば半
導体基板上に積み上げた形態のスタックキャパシタ等が
よく用いられている。従来のスタックキャパシタ構造で
は、例えば米国特許No.5,017,982("CAPACITOR IN SEMI
CONDUCTER DEVICE" )に開示されているように、ストレ
ージノード電極の電気伝導性を高める目的で、ストレー
ジノード電極膜中にヒ素イオンの注入を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した半
導体記憶装置において、深さ0.05μm付近の基板の
浅い部分は、半導体記憶装置の製造プロセス中の種々の
ダメージに起因する結晶欠陥が多い領域である。そのた
め、メモリセルトランジスタの接合深さが浅いソース・
ドレイン拡散層は結晶欠陥の影響を受けやすく、ジャン
クションリーク電流の発生によりキャパシタの電荷保持
時間が減少する、という問題があった。これを多数の記
憶素子におけるリフレッシュ時間の分布として見たもの
が図7(a)、(b)であるが、これらの図に示すよう
に、各記憶素子が記憶(電荷)を保持できる時間である
リフレッシュ時間(Tref )が短いほうに広く分布して
しまい、信頼性が低いものとなっている。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、リフレッシュ時間が長く、信頼性
の高い半導体記憶装置およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の半導体記憶装置は、半導体基板表
面に形成された不純物拡散層に導通するストレージノー
ド電極を有する記憶キャパシタを含む半導体記憶装置に
おいて、ストレージノード電極下の不純物拡散層の接合
深さが0.1μm以上であることを特徴とするものであ
る。また、本発明の第2の半導体記憶装置は、前記不純
物拡散層のうちコンタクト孔開口領域における接合深さ
が0.1μm以上であることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の第1の半導体記憶装置の製
造方法は、半導体基板表面に形成された不純物拡散層に
導通するストレージノード電極を有する記憶キャパシタ
を含む半導体記憶装置の製造方法において、第1の導電
型を有する半導体基板上から第1の導電型と逆の導電型
である第2の導電型を有する不純物をイオン注入するこ
とによってその接合深さが0.1μm以上の不純物拡散
層を形成する工程と、半導体基板上に層間絶縁膜を形成
した後、不純物拡散層上の層間絶縁膜にコンタクト孔を
開口する工程と、不純物拡散層に導通するストレージノ
ード電極を層間絶縁膜上に形成する工程、を有すること
を特徴とするものである。
【0010】具体的には、P型の半導体基板に対してリ
ンイオンを80keV以上の注入エネルギーでイオン注
入することによって接合深さが0.1μm以上の不純物
拡散層を形成することができる。
【0011】また、本発明の第2の半導体記憶装置の製
造方法は、第1の導電型を有する半導体基板上から第1
の導電型と逆の導電型である第2の導電型を有する不純
物をイオン注入することによって不純物拡散層を形成す
る工程と、半導体基板上に層間絶縁膜を形成した後、不
純物拡散層上の層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する工
程と、不純物拡散層に導通するストレージノード電極膜
を層間絶縁膜上に形成する工程と、ストレージノード電
極膜上からストレージノード電極膜中に第2の導電型の
不純物と同じ導電型の不純物をイオン注入することによ
ってストレージノード電極膜中の深い部分に不純物を高
濃度に分布させる工程と、熱処理によってストレージノ
ード電極膜中の深い部分に分布した不純物をストレージ
ノード電極膜中から半導体基板中に拡散させることによ
り不純物拡散層の接合深さを0.1μm以上とする工
程、を有することを特徴とするものである。この場合、
ストレージノード電極膜のパターニングを行ってストレ
ージノード電極とした後、ストレージノード電極上から
ストレージノード電極中に前記不純物をイオン注入して
もよい。
【0012】具体的には、P型の半導体基板に対してリ
ンイオンを80keV以上の注入エネルギーでイオン注
入するか、もしくはヒ素イオンを80keV以上の注入
エネルギーでイオン注入した後、リンイオンを80ke
V以上の注入エネルギーでイオン注入するか、のいずれ
かの方法でヒ素イオンをストレージノード電極膜中の深
い部分に押し込み、高濃度に分布させることができる。
【0013】すなわち、本発明は、半導体基板表面にお
いてストレージノード電極と導通する不純物拡散層の接
合深さを最適化し、従来の素子に比べて実質的に深くす
ることにより、従来の素子では半導体基板と不純物拡散
層との接合境界部を横切っていた結晶欠陥を不純物拡散
層内に完全に取り込み、ジャンクションリーク電流を低
減しようとするものである。
【0014】例えば、本発明の第1の半導体記憶装置の
製造方法では、第1の導電型を有する半導体基板上から
第2の導電型を有する不純物をイオン注入する、具体的
にはP型の半導体基板に対してリンイオンを80keV
以上の注入エネルギーでイオン注入することによって、
接合深さが0.1μm以上の従来より深い不純物拡散層
を有する半導体記憶装置を得ることができる。
【0015】また、本発明の第2の半導体記憶装置の製
造方法では、ストレージノード電極膜上からストレージ
ノード電極膜中に第2の導電型の不純物をイオン注入す
る、具体的にはヒ素イオンを予め導入したストレージノ
ード電極膜中にリンイオンを80keV以上の注入エネ
ルギーでイオン注入するか、またはストレージノード電
極膜中にヒ素イオンを80keV以上の注入エネルギー
でイオン注入した後、リンイオンを80keV以上の注
入エネルギーでイオン注入するか、のいずれかの方法に
より、ストレージノード電極膜中の深い部分にヒ素イオ
ンを押し込み、高濃度に分布させることができる。そし
て、熱処理を施すことによってストレージノード電極膜
中の深い部分に分布したヒ素イオンをストレージノード
電極膜中から半導体基板中に拡散させることにより不純
物拡散層の接合深さを0.1μm以上とすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態のDRAM(半導体記憶装置)のメモリセル部分を
示す図であって、図中符号1はシリコン半導体基板(半
導体基板)、2はMOSトランジスタ、3は記憶キャパ
シタ、4a、4bはソース・ドレイン拡散層である。
【0017】図1に示すように、シリコン半導体基板1
上に、素子分離膜5、MOSトランジスタ2を構成する
ゲート絶縁膜6、ゲート電極7、ソース・ドレイン拡散
層4a、4bがそれぞれ形成され、ソース・ドレイン拡
散層4a、4b上の第1の層間絶縁膜8にセルコンタク
ト孔9が開孔され、その上に記憶キャパシタ3を構成す
るストレージノード電極10、誘電体膜11、セルプレ
ート電極12が順次積層されている。
【0018】また、これらを覆う第2の層間絶縁膜13
にコンタクト孔14が開孔され、ビット線15が配線さ
れている。そして、ソース・ドレイン拡散層4a、4b
の接合深さxj は0.1〜0.15μm程度となってい
る。
【0019】次に、上記構成のDRAMメモリセルの形
成方法を図2を用いて説明する。まず、図2(a)に示
すように、比抵抗1〜12Ω・cm 、P型のシリコン半
導体基板1上に、LOCOS(Local Oxidation of Sil
icon)法により膜厚500〜1000nmの二酸化シリ
コン膜からなる素子分離膜5を形成し、ついで、熱酸化
法により膜厚10〜20nmの二酸化シリコン薄膜から
なるゲート絶縁膜6を形成する。
【0020】その後、膜厚200〜500nm、濃度1
〜4E20atoms/cm3 でリンをドープしたポリシリコン
膜をCVD法により成膜し、これを公知の微細加工法に
よりパターニングすることによりゲート電極7を形成す
る。
【0021】そして、イオン注入法により、注入エネル
ギー80〜120keV、ドーズ量1E13〜1E14
ions/cm2でシリコン基板1内にリンイオンを導入するこ
とによって、図2(b)に示すように、ソース・ドレイ
ン拡散層4a、4bを形成する。
【0022】一般的に、イオン注入時のイオンの飛程距
離はイオン種および注入エネルギーの関数である。例え
ばリンイオンをシリコン基板中に80keV、100k
eV、120keVの注入エネルギーで注入した場合、
イオンの飛程距離、すなわち基板表面からの深さ(分布
の平均値)はそれぞれ0.1μm、0.12μm、0.
15μm程度となる。したがって、本実施の形態におい
てイオン注入で形成されるソース・ドレイン拡散層4
a、4bの接合深さxj は0.1〜0.15μm程度と
なる。
【0023】次に、図2(c)に示すように、CVD法
により膜厚100〜300nmの二酸化シリコン膜から
なる第1の層間絶縁膜8を成膜し、ついで、公知の微細
加工法によりソース・ドレイン拡散層4a上にセルコン
タクト孔9を開孔する。そして、前記ゲート電極7と同
様の方法によりドープトポリシリコンからなるストレー
ジノード電極10を形成した後、CVD法により膜厚5
〜10nmの窒化シリコン膜からなるキャパシタ絶縁膜
11を成膜し、ついで、前記ゲート電極7と同様の方法
によりセルプレート電極12を形成する。その後、CV
D法により膜厚500〜1000nmの二酸化シリコン
膜からなる第2の層間絶縁膜13を成膜する。
【0024】次に、図1に示すように、セルコンタクト
孔9を開孔した側と反対側のソース・ドレイン拡散層4
b上に公知の微細加工法によりコンタクト孔14を開孔
し、スパッタ法により膜厚500〜1000nmのアル
ミニウム膜を成膜した後、これを微細加工法を用いてパ
ターニングすることによりビット線15とする。このよ
うにして、本実施の形態のDRAMメモリセル16が完
成する。
【0025】以下、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。図3は本実施の形態のメモリセルの
形成方法を示す図であり、本方法によっても図1に示し
た第1の実施の形態と同様のメモリセルが形成される。
ただし、本実施の形態の場合、ソース・ドレイン拡散層
に関しては、セルコンタクト孔開口部領域のみが接合深
さ0.1〜0.15μmとなっている。なお、図3にお
いて図2と共通の構成要素には同一の符号を付す。
【0026】まず、図3(a)に示すように、比抵抗1
〜12Ω・cm 、P型のシリコン半導体基板1上に、L
OCOS(Local Oxidation of Silicon)法により膜厚
500〜1000nmの二酸化シリコン膜からなる素子
分離膜5を形成し、ついで、熱酸化法により膜厚10〜
20nmの二酸化シリコン薄膜からなるゲート絶縁膜6
を形成する。
【0027】その後、膜厚200〜500nm、濃度1
〜4E20atoms/cm3 でリンをドープしたポリシリコン
膜をCVD法により成膜し、これを公知の微細加工法に
よりパターニングすることによりゲート電極7を形成す
る。以上の工程は第1の実施の形態と同様である。
【0028】次に、イオン注入法により注入エネルギー
50keV、ドーズ量1E13〜1E14ions/cm2でシ
リコン基板1内にリンイオンを導入することによって、
ソース・ドレイン拡散層4a’、4b’を形成する。な
お、リンイオンをシリコン基板中に50keVの注入エ
ネルギーで注入した場合のリンイオンの飛程距離は、
0.06μm程度である。したがって、この段階でのソ
ース・ドレイン拡散層4a’、4b’の接合深さxj’
は0.06μm程度となっている。
【0029】次に、図3(b)に示すように、CVD法
により膜厚100〜300nmの二酸化シリコン膜から
なる第1の層間絶縁膜8を成膜し、ついで、公知の微細
加工法によりソース・ドレイン拡散層4a’上にセルコ
ンタクト孔9を開孔する。そして、膜厚100〜150
nmのノンドープのポリシリコン膜(ストレージノード
電極膜)をCVD法により成膜し、これを公知の微細加
工法を用いてパターニングすることによりストレージノ
ード電極10を形成する。
【0030】その後、ウェハ全面にヒ素イオンを注入
し、引き続いて、リンイオンを注入エネルギー80〜1
20keV、ドーズ量5E12〜1E14ions/cm2でイ
オン注入する。この際、後から注入したリンイオンがヒ
素イオンに衝突することによって、ヒ素イオンがストレ
ージノード電極10中の深い部分に押し込まれ、高濃度
に分布する。
【0031】その後、熱処理を施すことにより、セルコ
ンタクト孔開口部領域ではストレージノード電極10中
の深い部分に分布していたヒ素イオンがストレージノー
ド電極10中から半導体基板1中へと拡散する。したが
って、この時点でソース・ドレイン拡散層4a、4bの
セルコンタクト孔開口部領域における接合深さxj は、
0.06μmから0.1〜0.15μm程度にまで深く
なる。
【0032】次に、図3(c)に示すように、CVD法
により膜厚5〜10nmの窒化シリコン膜からなるキャ
パシタ絶縁膜11を成膜し、ついで、前記ゲート電極7
と同様の方法を用いてドープトポリシリコンからなるセ
ルプレート電極12を形成する。その後、CVD法によ
り膜厚500〜1000nmの二酸化シリコン膜からな
る第2の層間絶縁膜13を成膜する。
【0033】その後、図1に示すように、セルコンタク
ト孔9を開孔した側と反対側のソース・ドレイン拡散層
4b上に公知の微細加工法によりコンタクト孔14を開
孔する。そして、スパッタ法により膜厚500〜100
0nmのアルミニウム膜を成膜した後、これを微細加工
法を用いてパターニングすることによりビット線15と
する。このようにして、本実施の形態のDRAMメモリ
セル16が完成する。
【0034】
【実施例】以下、本発明の効果を実証するために、
(1)第1の実施の形態であるシリコン基板上からイオ
ン注入する方法、(2)第2の実施の形態であるストレ
ージノード電極上からイオン注入する方法、の各方法を
用いて、イオン注入エネルギーを変えた実験を行なっ
た。その実験結果について説明する。
【0035】(実施例1)本実験では、第1の実施の形
態に従って、P型シリコン基板にリンイオンをイオン注
入することによりソース・ドレイン拡散層を形成するも
のとした。そして、その時のイオン注入エネルギーを4
0keV、60keV、80keV、100keVと条
件を振ったウェハを2枚ずつ作成し、ウェハ上の各チッ
プのリフレッシュ時間を測定した。図4および図5はそ
のリフレッシュ時間(Tref )の分布を示すものであ
る。
【0036】図4および図5に示すように、イオン注入
エネルギーを40keV、60keV、80keV、1
00keVと大きくするにつれて、リフレッシュ時間が
長くなる方向に分布が移動することがわかった。そし
て、従来一般のLDD拡散層のイオン注入条件である4
0keVではリフレッシュ時間の分布の中心が300ms
ec付近にあり、60keVでは分布はそれ程変化しない
が、80keVで500msec程度に向上し、100ke
Vでは600msec以上を確保できることがわかった。
【0037】また、上述したように、イオン注入エネル
ギー40keV、60keV、80keV、100ke
Vに対応するソース・ドレイン拡散層の接合深さはそれ
ぞれ0.05μm、0.07μm、0.1μm、0.1
2μm程度である。したがって、ソース・ドレイン拡散
層の接合深さを0.1μm以上とすれば、リフレッシュ
時間を従来に比べて大幅に改善できることが実証され
た。
【0038】(実施例2)本実験では、第2の実施の形
態に従って、ストレージノード電極上からヒ素イオン、
リンイオンを順次イオン注入することとした。そして、
リンイオン注入時の注入エネルギーを60keV、80
keV、100keVと条件を振ったウェハを作成し、
ウェハ上の各チップのリフレッシュ時間を測定した。図
6はそのリフレッシュ時間(Tref )の分布を示すもの
である。
【0039】図6に示すように、リンイオン注入エネル
ギーを60keV、80keV、100keVと大きく
するにつれて、リフレッシュ時間が長くなる方向に分布
が移動することがわかった。イオン注入エネルギーが6
0keVの場合、リフレッシュ時間の分布の中心は30
msec付近にあるが、80keVでは500msec程度に向
上し、100keVにすると600msec以上を確保でき
ることがわかった。
【0040】また、この時、イオン注入エネルギー60
keV、80keV、100keVに対応するソース・
ドレイン拡散層のコンタクト孔開口部領域における接合
深さはそれぞれ0.07μm、0.1μm、0.12μ
m程度である。したがって、ソース・ドレイン拡散層の
接合深さを0.1μm以上とすれば、リフレッシュ時間
を従来に比べて大幅に改善できることが実証された。
【0041】上記第1、第2の実施の形態のDRAMメ
モリセルの製造方法は、不純物をシリコン基板上から直
接イオン注入する方法、不純物を一旦ストレージノード
電極中にイオン注入し、その後、シリコン基板内に拡散
させる方法のいずれの場合においても、そのイオン注入
エネルギーを最適化したものである。そして、これらの
実験結果で実証されるように、ソース・ドレイン拡散層
4a、4bの接合深さxj を0.1μm以上と従来に比
べて深くしたことによって、基板中に存在する結晶欠陥
を拡散層内に完全に取り込み、拡散層と基板との接合境
界部に掛からないようにすることができる。これにより
ジャンクションリーク電流が低減し、その結果、リフレ
ッシュ時間を大幅に改善でき、信頼性の高いDRAMメ
モリセルを実現することができる。
【0042】なお、上記第2の実施の形態では、ストレ
ージノード電極をパターニングした後にイオン注入した
が、パターニング前にポリシリコン膜上からイオン注入
する方法を採ってもよい。そして、上記実施の形態にお
ける種々の膜の膜厚等の具体的な条件については、本発
明を適用するプロセスに合わせて任意に設定できる。ま
た、各工程における処理の具体的な方式や装置形式、設
定条件等についても適宜選択し得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、半導体基板における不純物拡散層の接合深さを
0.1μm以上と従来に比べて深くしたことにより、半
導体基板表面付近に存在する結晶欠陥を不純物拡散層内
に取り込んだため、ジャンクションリーク電流が低減
し、その結果、リフレッシュ時間を大幅に改善でき、信
頼性の高い半導体記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のDRAMメモリ
セルを示す断面図である。
【図2】 同、DRAMメモリセルの製造工程を工程順
を追って示すプロセスフロー図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態のDRAMメモリ
セルの製造工程を工程順を追って示すプロセスフロー図
である。
【図4】 実施例1のソース・ドレイン拡散層形成時の
イオン注入エネルギー((a)40keV、(b)60
keV)とリフレッシュ時間との関係を示す図である。
【図5】 同、イオン注入エネルギー((a)80ke
V、(b)100keV)とリフレッシュ時間との関係
を示す図である。
【図6】 実施例2のソース・ドレイン拡散層形成時の
イオン注入エネルギー((a)60keV、(b)80
keV、(c)100keV)とリフレッシュ時間との
関係を示す図である。
【図7】 従来のDRAMメモリセルのリフレッシュ時
間を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン半導体基板(半導体基板) 2 MOSトランジスタ 3 記憶キャパシタ 4a,4b,4a’,4b’ ソース・ドレイン拡散層 5 素子分離膜 6 ゲート絶縁膜 7 ゲート電極 8 第1の層間絶縁膜 9 セルコンタクト孔 10 ストレージノード電極 11 誘電体膜 12 セルプレート電極 13 第2の層間絶縁膜 14 コンタクト孔 15 ビット線 16 DRAMメモリセル(半導体記憶装置) xj,xj’ 接合深さ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面に形成された不純物拡散
    層に導通するストレージノード電極を有する記憶キャパ
    シタを含む半導体記憶装置において、 前記ストレージノード電極下の不純物拡散層の接合深さ
    が0.1μm以上であることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記ストレージノード電極がコンタクト孔を介して前記
    不純物拡散層に導通しており、前記不純物拡散層のうち
    前記コンタクト孔開口領域における接合深さが0.1μ
    m以上であることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板表面に形成された不純物拡散
    層にコンタクト孔を介して導通するストレージノード電
    極を有する記憶キャパシタを含む半導体記憶装置の製造
    方法において、 第1の導電型を有する半導体基板上から前記第1の導電
    型と逆の導電型である第2の導電型を有する不純物をイ
    オン注入することによってその接合深さが0.1μm以
    上の不純物拡散層を形成する工程と、前記半導体基板上
    に層間絶縁膜を形成した後、前記不純物拡散層上の層間
    絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、前記不純物拡
    散層に導通するストレージノード電極を前記層間絶縁膜
    上に形成する工程、を有することを特徴とする半導体記
    憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の半導体記憶装置の製造
    方法において、 P型の半導体基板に対してリンイオンを80keV以上
    の注入エネルギーでイオン注入することにより接合深さ
    が0.1μm以上の前記不純物拡散層を形成することを
    特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板表面に形成された不純物拡散
    層にコンタクト孔を介して導通するストレージノード電
    極を有する記憶キャパシタを含む半導体記憶装置の製造
    方法において、 第1の導電型を有する半導体基板上から前記第1の導電
    型と逆の導電型である第2の導電型を有する不純物をイ
    オン注入することによって不純物拡散層を形成する工程
    と、前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成した後、前記
    不純物拡散層上の層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する
    工程と、前記不純物拡散層に導通するストレージノード
    電極膜を前記層間絶縁膜上に形成する工程と、前記スト
    レージノード電極膜上から該ストレージノード電極膜中
    に前記第2の導電型の不純物と同じ導電型の不純物をイ
    オン注入することによって該ストレージノード電極膜中
    の深い部分に不純物を高濃度に分布させる工程と、熱処
    理によって前記ストレージノード電極膜中の深い部分に
    分布した不純物を該ストレージノード電極膜中から前記
    半導体基板中に拡散させることにより前記不純物拡散層
    の接合深さを0.1μm以上とする工程、を有すること
    を特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体記憶装置の製造
    方法において、 前記ストレージノード電極膜を前記層間絶縁膜上に形成
    しパターニングを行ってストレージノード電極とした
    後、該ストレージノード電極上から該ストレージノード
    電極中に前記不純物をイオン注入することを特徴とする
    半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の半導体記憶装
    置の製造方法において、 P型の半導体基板に対してリンイオンを80keV以上
    の注入エネルギーでイオン注入することにより、前記ス
    トレージノード電極膜中に予め導入しておいたヒ素イオ
    ンを前記ストレージノード電極膜中の深い部分に押し込
    み、高濃度に分布させることを特徴とする半導体記憶装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5または6に記載の半導体記憶装
    置の製造方法において、 P型の半導体基板に対してヒ素イオンを80keV以上
    の注入エネルギーでイオン注入した後、リンイオンを8
    0keV以上の注入エネルギーでイオン注入することに
    より、前記ヒ素イオンを前記ストレージノード電極膜中
    の深い部分に押し込み、高濃度に分布させることを特徴
    とする半導体記憶装置の製造方法。
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