JPH09181330A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH09181330A JPH09181330A JP33887395A JP33887395A JPH09181330A JP H09181330 A JPH09181330 A JP H09181330A JP 33887395 A JP33887395 A JP 33887395A JP 33887395 A JP33887395 A JP 33887395A JP H09181330 A JPH09181330 A JP H09181330A
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Abstract
いた微細な量子細線を形成すること。 【解決手段】シリコン基板11上に幅の狭いストライプ
状のシリコン酸化膜12を形成し、選択成長法によりシ
リコン酸化膜12を避けるようにシリコン基板11の露
出面上にファセットを有する格子整合したn型シリコン
膜13を選択的に形成し、非選択成長法によりn型シリ
コン膜13およびシリコン酸化膜12の全面に歪シリコ
ンゲルマニウム膜14を形成し、非選択成長によりシリ
コンゲルマニウム膜14の全面にアンドープのシリコン
膜15を形成する。
Description
マニウム膜(歪シリコンゲルマニウム膜)と歪シリコン
膜(非歪シリコン膜)とのヘテロ接合を有する半導体装
置に関する。
接合してヘテロ接合を形成すると、均質な組成を有する
半導体材料では得られない、様々な特異な性質を得るこ
とができる。
る薄膜層をよりバンドギャップの大きな材料からなる二
つの薄膜層で挟み込んだ量子構造の準位、つまり、量子
井戸構造の量子井戸層内にできる量子化した準位を利用
することにより、様々な素子を形成できるようになる。
一つの方向のみ薄い幅のヘテロ接合を形成する場合に
は、現在の薄膜成長技術により容易に形成することは可
能であるが、さらに、第2、第3の方向も薄いヘテロ接
合で閉じこめた構造、つまり、微細な量子細線構造、量
子箱構造を容易に形成することは困難である。
は、従来主にGaAsで代表される化合物半導体材料に
より形成されてきた。化合物半導体の場合、半導体を構
成する元素の組み合わせにより、結晶の格子定数とバン
ドギャップをそれぞれ独立に広い自由度で設計できると
いう利点がある。
発された微細加工技術が使えるシリコン系材料での量子
細線、量子箱等の量子閉じ込め構造の作成も盛んに研究
されている。
コンの他にシリコンとゲルマニウムの混晶の組み合わせ
を用いた薄膜成長方法で量子井戸構造を形成することが
可能である。また、ゲルマニウム単体で量子井戸構造を
形成することも可能である。
ニウムとのヘテロ接合を用いた量子閉じ込め構造の作成
に関してはいくつかの試みはあるものの、微細な量子閉
じ込め構造を形成することは困難であるという問題があ
った。
系へテロ材料の量子閉じ込め構造は、これまでのULS
Iプロセスの微細加工技術を踏襲できるので期待されて
いるが、微細な量子閉じ込め構造を形成することは困難
であった。
ので、その目的とするところは、シリコンとシリコンゲ
ルマニウムとのヘテロ接合を用いて微細な量子閉じ込め
構造を容易に形成できるヘテロ接合構造を有する半導体
装置を提供することにある。
体装置(請求項1)は、シリコン領域上に形成されたス
トライプ状の絶縁膜と、この絶縁膜が形成されていない
前記シリコン領域の露出面上に選択的に形成された非歪
シリコン膜と、このシリコン膜および前記絶縁膜上に非
選択的に形成された歪シリコンゲルマニウム膜とを備え
たことを特徴とする。
にシリコン膜を設けることが好ましい。本発明に係る他
の半導体装置(請求項2)は、シリコン領域上に形成さ
れたストライプ状の絶縁膜と、この絶縁膜が形成されて
いない前記シリコン領域の露出面上に選択的に形成され
た非歪シリコンゲルマニウム膜と、このシリコンゲルマ
ニウム膜および前記絶縁膜上に非選択的に形成された歪
シリコン膜とを備えたことを特徴とする。
ルマニウム膜を設けたり、または前記絶縁膜下がストラ
イプ状のシリコン膜であることが好ましい。本発明に係
る他の半導体装置(請求項3)は、シリコン領域上に形
成された絶縁膜と、この絶縁膜上に選択的に形成された
ストライプ状の非歪シリコンゲルマニウム膜と、この非
歪シリコンゲルマニウム膜上に選択的に形成された歪シ
リコン膜とを備えたことを特徴とする。
状のシリコン膜上に選択的に形成することが好ましい。
本発明に係る他の半導体装置(請求項4)は、シリコン
領域上に形成され、ストライプ状の開口部を有する絶縁
膜と、前記開口部内の前記シリコン領域の露出面上に選
択的に形成された歪シリコンゲルマニウム膜と、この歪
シリコンゲルマニウム膜および前記絶縁膜上に非選択的
に形成された非歪シリコン膜とを備えたことを特徴とす
る。
は、シリコン領域上に形成され、ストライプ状の開口部
を有する絶縁膜と、前記開口部内の前記シリコン領域の
露出面上に選択的に形成された歪シリコン膜と、この歪
シリコン膜および前記絶縁膜上に非選択的に形成された
非歪シリコンゲルマニウム膜とを備えたことを特徴とす
る。
コン基板やシリコン膜の表面のように、表面がシリコン
である領域という。 [作用]本発明(請求項1)によれば、非歪シリコン膜
と歪シリコンゲルマニウム膜との界面にキャリアを蓄積
でき、さらに、シリコン領域を介してストライプ状の絶
縁膜上の非歪シリコン膜に適用な電圧を印加することに
より、歪シリコンゲルマニウム膜と絶縁膜との界面にキ
ャリアを蓄積できる。
されるストライプ状の微細領域にキャリアを閉じ込める
ことができる微細な量子閉じ込め構造を容易に実現でき
るようになる。
シリコンゲルマニウム膜と歪シリコン膜との界面にキャ
リアを蓄積でき、さらに、シリコン領域を介してストラ
イプ状の絶縁膜上の歪シリコン膜に適用な電圧を印加す
ることにより、歪シリコン膜と絶縁膜との界面にキャリ
アを蓄積できる。
されるストライプ状の微細領域にキャリアを閉じ込める
ことができる微細な量子閉じ込め構造を容易に実現でき
るようになる。
ば、ファセットが形成されるように非歪シリコンゲルマ
ニウム膜を選択成長し、さらに、ファセットが形成され
るように歪シリコン膜を成長形成することにより、非歪
シリコンゲルマニウム膜と歪シリコン膜との界面を加工
限界よりも小さくできる。
膜、歪シリコン膜の加工限界によりも微細なストライプ
状の非歪シリコンゲルマニウム膜と歪シリコン膜との界
面にキャリアを閉じ込めることができる微細な量子閉じ
込め構造を容易に実現できるようになる。
リコンゲルマニウム膜と非歪シリコン膜との界面にキャ
リアを蓄積できるので、絶縁膜の加工限界により決定さ
れるストライプ状の微細領域にキャリアを閉じ込めるこ
とができる微細な量子閉じ込め構造を容易に実現できる
ようになる。
リコン膜と非歪シリコンゲルマニウム膜との界面にキャ
リアを蓄積できるので、絶縁膜の加工限界により決定さ
れるストライプ状の微細領域にキャリアを閉じ込めるこ
とができる微細な量子閉じ込め構造を容易に実現できる
ようになる。
の実施の形態(実施形態)を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る量子細線を示す断面図である。
成された幅(x方向の長さ)50nm、長さ(x方向お
よびy方向に垂直な方向)500nmのストライプ状の
シリコン酸化膜(SiO2 膜)12と、選択成長法によ
りシリコン酸化膜12を避けるようにシリコン基板11
の露出面上に選択的に形成され、ファセットを有する厚
さ(y方向の長さ)100nmのn型シリコン膜13
と、非選択成長法によりn型シリコン膜13およびシリ
コン酸化膜12の全面に形成された厚さ10nmのシリ
コンゲルマニウム膜(Ge組成20%)14と、非選択
成長によりシリコンゲルマニウム膜14の全面に形成さ
れた厚さ10nmのアンドープのシリコン膜15とから
構成されている。
リコン膜13に比べて薄いので、歪が加わった状態で形
成されている(以下、歪シリコンゲルマニウム膜14と
いう)。この結果、SiとSiGeの禁制帯幅の差はそ
のほとんどが価電子帯に分配されので、x方向に歪シリ
コンゲルマニウム膜14にホールを閉じ込めることがで
きる。さらに、薄いシリコン膜15により、y方向に歪
シリコンゲルマニウム膜14にホールの閉じ込めること
ができる。したがって、x方向およびy方向にホールを
閉じ込める量子細線が実現される。
マニウム膜14のほとんどの部分がシリコン膜13,1
5により囲まれた構造となっているが、一部(微細な領
域)だけが直接シリコン酸化膜12に接接している。
とし、シリコン酸化膜12をゲート酸化膜とし、そし
て、歪シリコンゲルマニウム膜14を半導体基板とする
MOS構造が形成されている。
を印加することにより、シリコン酸化膜12と歪シリコ
ンゲルマニウム膜14との界面にホールを効果的に閉じ
込めることができる。
ば、確実にシリコン酸化膜12の加工限界により決定さ
れるストライプ状の微細領域にホールを閉じ込めること
ができる非常に幅の狭い量子細線を容易に実現できるよ
うになる。 (第2の実施形態)図2は、本発明の第2の実施形態に
係る電界効果トランジスタ(FET)の平面図である。
また、図3、図4は、それぞれ、図2のFETのA−A
´断面図、B−B´断面図である。なお、図1の量子細
線と対応する部分には図1と同一符号を付してある。
量子細線をチャネルに利用したものである。以下に本実
施形態のFETの製造方法の一例を説明する。まず、低
抵抗のp型シリコン基板21の表面にゲート酸化膜22
となる熱酸化膜を形成する。
板21の表面にn型ドーパント(例えばヒ素)をイオン
注入し、チャネル領域を規定するn型領域23,24を
形成する。これらn型領域23,24に挟まれた幅の狭
いストライプ状の領域がチャネル領域となる。
を除去する。この結果、図2に示すパターンのように、
ゲート酸化膜22としての熱酸化膜が残置する。このと
き、図2に示すように、n型領域23,24上の熱酸化
膜は除去されるので、n型のシリコン領域が露出する。
面上に第1の実施形態と同様のn型シリコン膜13を選
択的に形成した後、非選択成長法により全面に第1の実
施形態と同様の歪みが加わったシリコンゲルマニウム膜
(以下、歪みシリコンゲルマニウム膜という)14、シ
リコン膜15を順次形成する。
にソース電極25、ドレイン電極26を形成し、ソース
電極25側のp型シリコン基板21上にゲート電極27
を形成する。本実施形態の場合、ゲート電極27はチャ
ネル領域とは別の領域に形成されている。すなわち、ゲ
ート電極27に印加されたゲート電圧は、p型シリコン
基板21を介してチャネル領域に印加されるようになっ
ている。
3のFETのX−X´断面図、Y−Y´断面におけるバ
ンド図である。図中、実線はゲート電圧を印加していな
いとき、破線はゲート電圧を印加したときのバンド図を
示している。ゲート電圧は負電圧である。
型シリコン膜13と歪シリコンゲルマニウム膜14との
界面にホールが蓄積され、チャネルが形成されるので、
ソース・ドレイン間が導通状態となり、素子はオン状態
となる。このとき、n型領域23,24に空乏層が伸び
るので、ホールの閉じ込め領域の狭化が期待できる。
の狭い量子細線をチャネルとして利用でき、キャリアの
散乱を効果的に防止できる。したがって、動作速度が非
常に速いFETを実現できるようになる。 (第3の実施形態)図6は、本発明の第3の実施形態に
係る量子細線を示す断面図である。
1上に形成されたストライプ状のシリコン酸化膜32
と、選択成長法によりシリコン酸化膜32を避けるよう
にシリコン基板31の露出面上に選択的に形成され、フ
ァセットを有する厚さ200nmの第1のシリコンゲル
マニウム膜(Ge組成35%)33と、非選択成長法に
よりシリコン酸化膜32およびシリコンゲルマニウム膜
33の全面に順次形成された厚さ5nmの歪シリコン膜
34、厚さ15nmの第2のシリコンゲルマニウム膜3
5、厚さ5nmのシリコン膜36とから構成されてい
る。
形成されたシリコン膜である歪シリコン膜34の歪は以
下のようにして発生する。シリコンゲルマニウム膜33
は、厚さが臨界膜厚より厚いため、格子緩和を起こして
いる。したがって、シリコンゲルマニウム膜33上に形
成されるシリコン膜はシリコンゲルマニウム膜33によ
り引っ張り応力を受け、歪が発生する。
のそれとは異なり、シリコンゲルマニウム膜33と歪シ
リコン膜34との界面に電子が閉じ込められる量子井戸
が形成される。本実施形態でも第1の本実施形態と同様
な効果が得られる。また、本実施形態の量子細線第を用
いても、第2の実施形態と同様に、FETを形成でき
る。 (第4の実施形態)図7は、本発明の第4の実施形態に
係る量子細線の製造工程を示す工程断面図である。
を用意する。すなわち、シリコン支持板41上に厚さ1
μmのシリコン酸化膜42、厚さ100μmのシリコン
膜43が順次設けられた構造のSOI基板を用意する。
シリコン膜43の主面は(100)面である。
43を長辺100nm、短辺10nmのストライプ状に
エッチング加工する。このとき、ストライプ状のシリコ
ン膜43の厚さが5nmとなり、また、ストライプ状の
シリコン膜43以外の基板表面ではシリコン酸化膜42
が露出するようにする。
によりシリコン膜43上に厚さ100nmのシリコンゲ
ルマニウム膜(Ge組成30%)44を選択的に形成し
た後、選択成長法によりシリコンゲルマニウム膜44上
に厚さ10nmの歪シリコン膜45を選択的に形成す
る。
で、その上に成長させたシリコンゲルマニウム膜44は
容易に格子緩和を起こす。この結果、シリコンゲルマニ
ウム膜44上の歪シリコン膜45は引っ張り応力による
歪が加わった状態となる。
iGeの伝導帯は歪Siのそれよりもエネルギーが高
い。したがって、電子は歪シリコン膜45側に蓄積され
る。ここで、従来は、次のようにしてSiとSiGeと
のヘテロ接合を形成している。
当)の全面にシリコン酸化膜を形成し、このシリコン酸
化膜に微細なストライプ状の開口部を形成した後、上記
シリコン膜の表面を露出させる。
の露出面上にシリコンゲルマニウム膜(シリコンゲルマ
ニウム膜44に相当)、シリコン膜(歪シリコン膜45
に相当)を形成して、SiとSiGeとのヘテロ接合が
得られる。
ニウム膜が格子緩和を起こし、かつ転移密度の低減をす
るためには、シリコンゲルマニウム膜の厚さは数100
nm以上であることが必要である。
形成すると、シリコンゲルマニウム膜はシリコン酸化膜
上にも形成されるので、シリコン膜の露出面上にシリコ
ンゲルマニウム膜を選択的に形成することができなくな
り、量子細線の形成が困難になるという問題が生じる。
0nm以下の厚さでは、シリコンゲルマニウム膜が格子
緩和を起こさないため、電子を閉じ込める量子井戸を形
成することができない。
3、シリコンゲルマニウム膜44、歪シリコン膜45の
各膜はそれぞれ成長の進行とともにファセットと呼ばれ
る特有の面が形成される。
状は、図7(c)に示すように台形になり、シリコンゲ
ルマニウム膜44と歪シリコン膜45との界面の幅は、
シリコン膜43とシリコンゲルマニウム膜44との界面
の幅よりも狭くなる。
法の限界より決定される量子細線よりも細い量子細線が
得られるようになる。 (第5の実施形態)図8は、本発明の第5の実施形態に
係る電界効果トランジスタ(FET)の斜視図である。
なお、図7の量子細線と対応する部分には図7と同一符
号を付してある。
量子細線をチャネルに利用したものである。以下に本実
施形態のFETの製造方法の一例を説明する。まず、第
4の実施形態と同様に、ストライプ状のシリコン膜43
上にシリコンゲルマニウム膜44、歪シリコン膜45を
順次形成した後、選択成長法により歪シリコン膜45上
に厚さ15nmのn型シリコンゲルマニウム膜46、厚
さ8nmのシリコン膜47を順次選択的に形成する。
歪シリコン膜45およびn型シリコンゲルマニウム膜4
6からなる量子井戸構造が得られる。この場合、歪シリ
コン膜45が量子井戸層となり、n型シリコンゲルマニ
ウム膜46から供給される電子により2次元電子ガスが
形成される。このような量子井戸構造により電子は膜厚
方向に閉じ込められるが、第4の実施形態と同様に、量
子細線構造により幅方向にも閉じ込められる。
膜(不図示)を形成した後、多結晶シリコンからなるゲ
ート電極48を形成する。最後に、イオン注入によりソ
ース領域、ドレイン領域(不図示)を形成し、ソース電
極49、ドレイン電極50を形成して完成する。
みにゲート電極48を形成したが、量子細線の上面およ
び側面にもゲート酸化膜を形成して、量子細線の上面お
よび側面にゲート電極48を形成しても良い。これによ
り、量子細線の電子の閉じ込め効果をより高くできるよ
うになる。
のそれとは異なり、ゲート電極48に電圧を印加しない
状態で、既に量子井戸構造内に2次元電子ガスが存在し
ており、ソース・ドレイン間は導通状態となっている。
すなわち、本実施形態のFETはノーマリオンタイプで
ある。したがって、ゲート電極48に電圧を印加するこ
とにより、素子をオフ状態とすることができる。
代わりにアンドープのシリコンゲルマニウム膜を用いる
ことにより、第2の実施形態と同様に、ノーマリオフタ
イプのFETに変えることもできる。この場合、チャネ
ルが容易に形成されるように、ソース領域、ドレイン領
域をゲート電極48に近接させる必要がある。 (第6の実施形態)図9は、本発明の第6の実施形態に
係る電界効果トランジスタ(FET)の斜視図である。
なお、図8の量子細線と対応する部分には図8と同一符
号を付してある。
て形成したものである。すなわち、3本の量子細線51
を平行に配列形成し、これら量子細線51に共通なゲー
ト電極48、ソース電極49、ドレイン電極50を設け
ている。なお、図では量子細線51の構造は省略してあ
る。また、図中、52は量子細線51間を絶縁する絶縁
膜を示している。
度が高いが幅が狭いので、FETに利用する場合には電
子の総量が不十分で、所望の相互コンダクタンスを得る
のが難しくなる可能性がある。
細線51を結合することにより、容易に所望の相互コン
ダクタンスを有するFETを実現できるようになる。な
お、本実施形態では、図8の量子細線を用いたが、他の
量子細線を用いても同様の効果が得られる。 (第7の実施形態)図10は、本発明の第7の実施形態
に係る電界効果トランジスタ(FET)の形成方法を示
す工程断面図である。
ルマの択成長・非選択成長技術の組み合わせで、FET
を形成する例である。まず、図10(a)に示すよう
に、厚さ1μmのシリコン酸化膜61上に厚さ100n
mの低抵抗のp型シリコン膜62が形成されてなるSO
I基板を用意する。
によりp型シリコン膜62の表面にゲート酸化膜として
の厚さ5nmの熱酸化シリコン膜63を形成した後、こ
の熱酸化シリコン膜63、p型シリコン膜62を幅15
nm×長さ100nmのストライプ状に加工する。この
ストライプ状のp型シリコン膜62は、ゲートとして用
いられる。また、p型シリコン膜62の幅は100nm
以下であることが好ましい。
シリコン膜62を5nm程度残してシリコン酸化膜61
が露出しないようにする。なお、p型シリコン膜62の
加工は、エッチング溶液等により直接エッチングするの
ではなく、例えば、除去する部分のp型シリコン膜62
を選択的に酸化した後、この酸化部分をHF溶液等でエ
ッチング除去しても良い。
法によりp型シリコン膜62の露出面上に厚さ200n
mのn型シリコンゲルマニウム膜(Ge組成25%)6
4を選択的に形成する。n型シリコンゲルマニウム膜6
4には1×1019m-3のn型ドーパント(例えばAs)
が添加されている。n型シリコンゲルマニウム膜64の
厚さは100〜300nmであることが好ましい。
長されているので、n型シリコンゲルマニウム膜64は
格子緩和する。また、n型シリコンゲルマニウム膜64
は薄く残ったp型シリコン膜62の露出面上からはみ出
して、熱酸化シリコン膜63上にも形成される。この結
果、熱酸化シリコン膜63の露出面は、n型シリコンゲ
ルマニウム膜64の成長開始前のそれよりも小さくなっ
ている。
長法により熱酸化シリコン膜63およびn型シリコンゲ
ルマニウム膜64の全面に厚さ10nmのアンドープの
歪シリコン膜65を形成して、量子細線が完成する。歪
シリコン膜65の厚さは、熱酸化シリコン膜63、n型
シリコンゲルマニウム膜64上で同じになる。
で、熱酸化シリコン膜63上のシリコン膜65は、n型
シリコンゲルマニウム膜64からの横方向の固相成長に
より、単結晶シリコンとすることも可能である。
ウム膜64が格子緩和し、歪シリコン膜65が形成され
るので、この歪シリコン膜65側に2次元電子ガスが形
成される。
コンゲルマニウム膜64にn型ドーパントをイオン注入
して高濃度のn型コンタクト領域66,67を形成す
る。本実施形態の量子細線の場合、量子細線の両端では
なく、両脇にソース、ドレインを形成する。したがっ
て、チャネル長を非常に小さくできる。
ンタクト領域66,67上にそれぞれソース電極68、
ドレイン電極69を形成し、ストライプ状のp型シリコ
ン膜62に電圧を印加するためのゲート電極(不図示)
を形成して完成する。
い歪シリコン膜65をチャネル領域として利用できる
上、SOI基板上に素子を作製することにより寄生容量
を低減できるので、非常に高速な動作が可能となる。
となるインパクトイオン化によるホール発生の問題は、
本実施形態の場合、ソース・ドレイン領域(n型シリコ
ンゲルマニウム膜64)がチャネル領域(歪シリコン膜
65)よりもバンドギャップが小さいので、解決できて
いる。
選択成長時に、熱酸化シリコン膜63上にn型シリコン
ゲルマニウム膜64が食い込むので、実効的にリソグラ
フィーの精度以上に狭いゲート長をセルフアライン的に
達成できる。
加することにより、熱酸化シリコン膜63上のストライ
プ状のp型シリコン膜62に反転層3が形成され、電子
が蓄えられ、ソース・ドレイン間が導通状態になる。
トライプ状のp型シリコン膜62に近接していないが、
n型シリコンゲルマニウム膜64から供給される電子が
その上のSi膜歪シリコン膜65中に溜め込まれる。し
たがって、n型コンタクト領域66,67とストライプ
状のp型シリコン膜62との間は低抵抗となり、安定し
たFET動作が可能となる。したがって、従来のように
ゲート加工の精度の他にソース・ドレイン形成の精度を
高める必要がない。
同様に歪シリコン膜に電子を溜め込む構造を採用した
が、第1の実施形態の場合と同様に、歪みシリコンゲル
マニウム膜にホールを溜め込む形でFETを形成するこ
ともできる。 (第8の実施形態)図11は、本発明の第8の実施形態
に係る電界効果トランジスタ(FET)の断面図であ
る。
例を説明する。まず、低抵抗のp型シリコン基板71の
表面に厚さ10nmの熱酸化シリコン膜72を形成す
る。
m×長さ1200nmのストライプ状の開口部を形成し
て、p型シリコン基板71の表面を露出させる。ただ
し、開口部を形成する前に、開口部が形成される領域以
外の熱酸化シリコン膜72の下部のp型シリコン基板7
1の表面にn型ドーパントをイオン注入して、ゲートし
てのn型領域73を形成しておく。
の露出面上に厚さ15nmの歪シリコンゲルマニウム膜
74を選択的に形成する。なお、歪シリコンゲルマニウ
ム膜74を直接形成せずに、p型シリコン基板71の露
出面上に薄いp型シリコン膜を成長した後、歪シリコン
ゲルマニウム膜74を形成しても良い。
mのシリコン膜75を形成する。この工程で、ストライ
プ状の開口部上に量子細線が完成する。そして、この量
子細線の両端にソース電極、ドレイン電極を形成し、n
型領域73に電圧を印加するゲート電極を形成してFE
Tが完成する。
マニウム膜74を用いて量子細線を形成しているので、
SiとSiGeの禁制帯幅の差はそのほとんどが価電子
帯に分配されるので、p型シリコン基板71から供給さ
れるホールは歪シリコンゲルマニウム膜74側に2次元
ホールガスとして蓄えられる。
ると、n型領域73からストライプ状の開口部の歪シリ
コンゲルマニウム膜74に向けて空乏層が延びるので、
量子細線の閉じ込め効果が増す。そして、ゲート電極に
印加する電圧を増すと、歪シリコンゲルマニウム膜74
に供給されるホールが減少し、ソース・ドレイン間は非
導通状態になる。 (第9の実施形態)図12は、本発明の第9の実施形態
に係る電界効果トランジスタ(FET)の断面図であ
る。
て形成した第8の実施形態と逆導電型のFETである。
以下に本実施形態のFETの製造方法の一例を説明す
る。まず、シリコン酸化膜80上に厚さ5nmのシリコ
ン膜81が形成されたSOI基板を用意する。
mのシリコンゲルマニウム膜(Ge組成25%)82を
形成した後、このシリコンゲルマニウム膜82の全面に
厚さ20nmのシリコン膜83を形成する。
結晶換算)を熱酸化して熱酸化シリコン膜84を形成す
る。この熱酸化シリコン膜84の膜厚は酸化される前の
シリコン膜83よりも厚くなる。
ウ素(B)を添加した厚さ200nmのSiO2 膜、つ
まり、BSG膜(不図示)を形成した後、このBSG
膜、熱酸化シリコン膜84に幅50nm×長さ1000
nmのストライプ状の開口部85を形成する。
ウ素をシリコンゲルマニウム膜82、シリコン膜81に
拡散させてゲートとしてのp型領域86を形成した後、
BSG膜を除去する。
mのn型シリコンゲルマニウム膜(Ge組成25%)8
7を形成し、引き続き、非選択成長法により全面に厚さ
10nmのシリコン膜88を形成する。
7は厚く、シリコン膜83は薄いので、シリコンゲルマ
ニウム膜82,87は格子緩和する。したがって、シリ
コン膜83は歪が加わった状態で形成となる(以下、歪
シリコン膜83という)。その結果、SiとSiGeの
禁制帯幅の差はそのほとんどが価電子帯に分配される。
85上の幅が狭い歪シリコン膜83をシリコンゲルマニ
ウム膜82、n型シリコンゲルマ87で取り囲んだ構造
は、n型シリコンゲルマ87から供給される電子を歪シ
リコン膜83側に2次元電子ガスとして蓄える量子細線
となる。
線の両端にソース電極、ドレイン電極(不図示)を形成
し、そして、p型領域86に電圧を印加するゲート電極
(不図示)を形成して、量子細線を利用したFETが完
成する。
ゲート電極に電圧を印加すると、p領域86からストラ
イプ状の開口部85の歪シリコン膜83に向けて空乏層
が延びるので、量子細線の閉じ込め効果が増す。そし
て、ゲート電極に印加する電圧を増すと、歪シリコン膜
83に供給される電子は減少し、ソース・ドレイン間は
非導通状態になる。
の両脇にソース電極、ドレイン電極を形成しても良い。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では、具体的な素子としてFE
Tの場合について説明したが、本発明は他の素子にも適
用できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々変形して実施できる。
コンとシリコンゲルマとのヘテロ接合を用いて微細な量
子閉じ込め構造を容易に形成できるヘテロ接合構造を有
する半導体装置を実現できるようになる。
断面図
断面図
工程を示す工程断面図
方法を示す工程断面図
図
図
Claims (5)
- 【請求項1】シリコン領域上に形成されたストライプ状
の絶縁膜と、 この絶縁膜が形成されていない前記シリコン領域の露出
面上に選択的に形成された非歪シリコン膜と、 このシリコン膜および前記絶縁膜上に非選択的に形成さ
れた歪シリコンゲルマニウム膜とを具備してなることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】シリコン領域上に形成されたストライプ状
の絶縁膜と、 この絶縁膜が形成されていない前記シリコン領域の露出
面上に選択的に形成された非歪シリコンゲルマニウム膜
と、 このシリコンゲルマニウム膜および前記絶縁膜上に非選
択的に形成された歪シリコン膜とを具備してなることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】シリコン領域上に形成された絶縁膜と、 この絶縁膜上に選択的に形成されたストライプ状の非歪
シリコンゲルマニウム膜と、 この非歪シリコンゲルマニウム膜上に選択的に形成され
た歪シリコン膜とを具備してなることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項4】シリコン領域上に形成され、ストライプ状
の開口部を有する絶縁膜と、 前記開口部内の前記シリコン領域の露出面上に選択的に
形成された歪シリコンゲルマニウム膜と、 この歪シリコンゲルマニウム膜および前記絶縁膜上に非
選択的に形成された非歪シリコン膜とを具備してなるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】シリコン領域上に形成され、ストライプ状
の開口部を有する絶縁膜と、 前記開口部内の前記シリコン領域の露出面上に選択的に
形成された歪シリコン膜と、 この歪シリコン膜および前記絶縁膜上に非選択的に形成
された非歪シリコンゲルマニウム膜とを具備してなるこ
とを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33887395A JP3484005B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33887395A JP3484005B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09181330A true JPH09181330A (ja) | 1997-07-11 |
| JP3484005B2 JP3484005B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=18322200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33887395A Expired - Fee Related JP3484005B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3484005B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005122272A1 (ja) * | 2004-06-08 | 2008-04-10 | 日本電気株式会社 | 歪みシリコンチャネル層を有するmis型電界効果トランジスタ |
| JP2008210836A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sanken Electric Co Ltd | 電界効果半導体装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33887395A patent/JP3484005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005122272A1 (ja) * | 2004-06-08 | 2008-04-10 | 日本電気株式会社 | 歪みシリコンチャネル層を有するmis型電界効果トランジスタ |
| JP2008210836A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sanken Electric Co Ltd | 電界効果半導体装置及びその製造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3484005B2 (ja) | 2004-01-06 |
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