JPH09181780A - 変調装置 - Google Patents

変調装置

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JPH09181780A
JPH09181780A JP7335032A JP33503295A JPH09181780A JP H09181780 A JPH09181780 A JP H09181780A JP 7335032 A JP7335032 A JP 7335032A JP 33503295 A JP33503295 A JP 33503295A JP H09181780 A JPH09181780 A JP H09181780A
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Hiroaki Sudo
浩章 須藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル乗算器を用いないディジタル化直
交変調器を構成することによって、D/A変換器の処理
速度の1/2の周波数の直交変調信号を出力することが
できるようにする。 【解決手段】 ディジタル帯域制限フィルタ1,2でも
って入力されたベースバンドI,Q信号13,14に対し帯
域制限を行い、パラレル/シリアル変換器31,32と極性
反転器29,30と遅延回路33とD/A変換器34,35とアナ
ログ加算器36によって構成されるディジタル化直交変調
器により、アナログ直交変調信号24を得る。このアナロ
グ直交変調信号24の不要周波数成分をローパスフィルタ
10で除去し、このローパスフィルタ10によって出力され
たアナログ直交変調信号25をアナログミキサー11により
局部発振信号26と混合しアップコンバートする。前記ア
ナログミキサー11によって出力されたアナログ信号27の
不要周波数成分はバンドパスフィルタ12で除去されて変
調信号28を得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動体
通信などの無線機に使用する変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の変調装置の構成を示すブロ
ック図である。図11において、1,2はベースバンド
I,Q信号13,14をそれぞれ帯域制限するディジタル帯
域制限フィルタである。3,4はベースバンドI,Q信
号とキャリア信号を乗算するディジタル乗算器、5はS
IN波形信号及びCOS波形信号を呼び出すカウンタ、
6はCOS波形信号を出力するROM、7はSIN波形
信号を出力するROM、8はベースバンドI,Q信号を
加算する加算器、9はディジタル変調信号をアナログ変
調信号に変換するD/A変換器であり、これらディジタ
ル乗算器3,4ないしD/A変換器9によりディジタル
化直交変調器を構成する。
【0003】10はアナログ変調信号の不要周波数成分を
除去するローパスフィルタ、11はローパスフィルタ10に
よって出力されたアナログ信号を局部発振信号26と混合
しアップコンバートするアナログミキサー、12はアナロ
グミキサー11によって出力されたアナログ信号の不要周
波数成分を除去するバンドパスフィルタである。
【0004】以上のように構成された変調装置では、ま
ず、ベースバンドI信号13,ベースバンドQ信号14がそ
れぞれディジタル帯域制限フィルタ1,2に入力され、
帯域制限される。次に、帯域制限されたベースバンドI
信号15,ベースバンドQ信号16がそれぞれディジタル乗
算器3,4に入力される。また、サンプリング周波数ク
ロック17がカウンタ5とD/A変換器9にそれぞれ入力
され、カウンタ5から制御信号18が出力される。この制
御信号18はCOS波形発生ROM6とSIN波形発生R
OM7に入力され、それぞれCOS波形信号19,SIN
波形信号20が出力され、ディジタル乗算器3,4に入力
される。帯域制限されたベースバンドI信号15とCOS
波形信号19はディジタル乗算器3によって乗算され、I
信号21が出力される。また、帯域制限されたベースバン
ドQ信号16とSIN波形信号20はディジタル乗算器4に
よって乗算され、Q信号22が出力される。
【0005】次に、I信号21とQ信号22は加算器8によ
って加算され、ディジタル変調信号23が出力される。次
に、このディジタル変調信号23はD/A変換器9に入力
され、アナログ直交変調信号24が得られる。このアナロ
グ直交変調信号24はローパスフィルタ10によって不要周
波数成分を除去され、アナログ直交変調信号25が得られ
る。このアナログ直交変調信号25はアナログミキサー11
に入力され、局部発振信号26と混合されてアップコンバ
ートされ、アナログ信号27が得られる。最後にこのアナ
ログ信号27はバンドパスフィルタ12に入力され、不要周
波数成分を除去されることによって、変調信号28が得ら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した変調装置から
出力される変調信号は、一般的に後段部でアナログ直交
変調信号25が局部発振信号26と混合されてアナログミキ
サー11でもってアップコンバートされ、必要な信号成分
以外はバンドパスフィルタ12で除去される。しかし、ア
ナログ直交変調信号24の周波数が低くなるにつれて急峻
なバンドパスフィルタ12が要求され、バンドパスフィル
タ12の実現が困難になるため、変調装置から出力される
変調信号28の高周波化を図る必要がある。
【0007】しかし、ディジタル化直交変調器によって
出力されるアナログ直交変調信号24の周波数はディジタ
ル乗算器3,4の演算速度で決まるため、上記の構成の
ディジタル化直交変調器では、直交変調周波数はディジ
タル乗算器3,4の処理速度の1/4が限界である。例
えば、演算ビット数を10ビットとした場合、現状の市販
10ビットディジタル乗算器の処理速度は40MHz程度が限
界であるため、直交変調信号周波数は10MHz程度が限界
であるという欠点があった。
【0008】本発明はこのような従来の欠点を解決する
もので、D/A変換器の処理速度の1/2の周波数の直
交変調信号を出力することができる変調装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、パラレル/シリアル変換器と極性反転器と遅
延回路とD/A変換器とアナログ加算器によってディジ
タル化直交変調器を構成し、従来のようなディジタル乗
算器を用いずにディジタル化直交変調器を構成したもの
である。
【0010】本発明によれば、D/A変換器の処理速度
の1/2の周波数の直交変調信号を出力することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、ディジタ
ル乗算器を用いず、パラレル/シリアル変換器と極性反
転器と遅延回路とD/A変換器とアナログ加算器によっ
てディジタル化直交変調器が構成されている。以下、各
実施の形態について図1から図10を用いて説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における変調装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1,2はベースバンドI,Q信号13,14
をそれぞれ帯域制限するディジタル帯域制限フィルタ、
31,32は2つの系統の信号を時間順に合成して1つの系
統の信号とするパラレル/シリアル変換器(以下、P/
S変換器と記す)、29,30は入力信号に対し極性反転を
行う極性反転器、33は入力信号に対しサンプリング周期
/2だけ遅延を行う遅延回路、34,35はディジタル変調
信号をアナログ変調信号に変換するD/A変換器、36は
アナログ加算器であり、遅延回路29,30ないしアナログ
加算器36によりディジタル化直交変調器を構成する。10
はアナログ変調信号の不要周波数成分を除去するローパ
スフィルタ、11はローパスフィルタ10によって出力され
たアナログ信号を局部発振信号26と混合しアップコンバ
ートするアナログミキサー、12はアナログミキサー11に
よって出力された信号の不要周波数成分を除去するバン
ドパスフィルタである。
【0013】図9は図1及び後述する図2ないし図8の
ディジタル化直交変調器のタイミングチャートを示すも
のである。Aはサンプリングクロックで図1の17に対応
する。BはベースバンドI信号で図1の15に対応する。
CはベースバンドQ信号で図1の16に対応する。Dはベ
ースバンドI信号を極性反転した信号で図1の37に対応
する。EはベースバンドQ信号を極性反転した信号で図
1の38に対応する。FはBのベースバンドI信号15とD
のベースバンドI信号37を極性反転した信号を時間順に
合成し1つの系統とした信号で図1の39に対応する。G
はCのベースバンドQ信号16とEのベースバンドQ信号
38を極性反転した信号を時間順に合成し1つの系統とし
た信号で図1の40に対応する。Hは信号Gをサンプリン
グ周期/2だけ遅延させた信号で図1の41に対応する。
Iは信号F(39)をアナログ信号に変換した信号で図1の
42に対応する。Jは信号H(41)をアナログ信号に変換し
た信号で図1の43に対応する。Kは直交変調信号で図1
の24に対応する。
【0014】以上のように構成された変調装置では、ま
ず、ベースバンドI信号13、ベースバンドQ信号14がそ
れぞれディジタル帯域制限フィルタ1,2に入力され、
帯域制限される。
【0015】次に、帯域制限されたベースバンドI信号
15は、極性反転器29によって極性反転された信号37が得
られる。ベースバンドI信号15と信号37は、P/S変換
器31によって時間順に合成されて1つの系統の信号とさ
れ、39で示す信号Il(nT)が得られる。この信号Il(n
T)は(数1)で示される。
【0016】
【数1】
【0017】ただし、I(nT);ベースバンドI信号 k ;0,1,2…… T ;サンプリング周期 同様に、帯域制限されたベースバンドQ信号16は、極性
反転器30によって極性反転された信号38が得られる。ベ
ースバンドQ信号16と信号38は、P/S変換器32によっ
て時間順に合成されて1つの系統の信号とされ、信号40
が得られる。次に信号40は遅延回路33によってサンプリ
ング周期/2だけ遅延され、41で示す信号Ql(nT)が
得られる。この信号Ql(nT)は(数2)で示される。
【0018】
【数2】
【0019】ただし、Q(nT);ベースバンドQ信号 k ;0,1,2…… T ;サンプリング周期 次に、信号39,信号41は、それぞれD/A変換器34,35
に入力され、アナログI,Q信号42,43に変換される。
このアナログI,Q信号42,43はアナログ加算器36によ
って加算され、24に示すアナログ直交変調信号S(nT/
2)が得られる。このアナログ直交変調信号S(nT/2)
は(数3)で示される。
【0020】
【数3】
【0021】このアナログ直交変調信号24はローパスフ
ィルタ10によって不要周波数成分を除去され、アナログ
直交変調信号25が得られる。このアナログ直交変調信号
SS(t)は(数4)で示される。
【0022】
【数4】SS(t)=I(t)COS{2π(1/2T)t}+Q
(t)SIN{2π(1/2T)t} このアナログ直交変調信号25はアナログミキサー11に入
力され、局部発振信号26と混合されてアップコンバート
され、アナログ信号27が得られる。最後に、このアナロ
グ信号27はバンドパスフィルタ12に入力され、不要周波
数成分を除去されることによって、変調信号28が得られ
る。
【0023】以上のように、ベースバンドI,Q信号に
対し帯域制限を行うディジタル帯域制限フィルタと、パ
ラレル/シリアル変換器,極性反転器,遅延回路,D/
A変換器,アナログ加算器によって構成されるディジタ
ル化直交変調器と、このディジタル化直交変調器からの
直交変調信号の不要周波数成分を除去するローパスフィ
ルタと、前記ローパスフィルタによって出力されたアナ
ログ信号を局部発振信号と混合しアップコンバートする
アナログミキサーと、前記アナログミキサーによって出
力されたアナログ信号の不要周波数成分を除去するバン
ドパスフィルタとから変調装置を構成し、D/A変換器
の処理速度の1/2の周波数の直交変調信号を出力する
ことができる。
【0024】一例として演算ビット数を10ビットとした
場合、現状の市販ディジタル乗算器の演算速度は40MHz
程度であり、市販D/A変換器の処理速度は400MHz程度
である。したがって、従来構成では直交変調周波数は10
MHz程度が限界であったが、実施の形態1では、直交変
調周波数を200MHz程度とすることができ、従来構成の20
倍程度の周波数の直交変調信号を得ることができる。
【0025】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態2が実施の形態1と異なるところは、ア
ナログ信号27に対し帯域制限を行うアナログ帯域制限フ
ィルタ44を後段に備え、前段にあったベースバンドI,
Q信号13,14のディジタル帯域制限フィルタ1,2を除
いた構成にある。その他、図1と同じ機能のブロック,
信号等については同一符号を付して、詳しい説明は省略
する。
【0026】次に、実施の形態2の動作を図2を用いて
説明すると、アナログ信号27を得るまでは、前記実施の
形態1と同じである。アナログ信号27はアナログ帯域制
限フィルタ44によって帯域制限され、変調信号28が得ら
れる。
【0027】以上のように本実施の形態2は、後段部に
おいて帯域制限フィルタを用いて帯域制限を行うことに
よって、演算ビット数を削減し、さらにディジタル化直
交変調器の高速化と直交変調信号の高周波化を図ること
ができる。
【0028】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態3が実施の形態1(図1)と異なるところ
は、アナログ直交変調信号24の高次高調波成分を希望信
号として取り出し、不要周波数成分を除去するバンドパ
スフィルタ45を備えた構成にある。その他、図1と同じ
機能のブロック,信号等については同一符号を付して、
詳しい説明は省略する。
【0029】次に、実施の形態3の動作を図3を用いて
説明すると、アナログ直交変調信号24を得るまでは、前
記実施の形態1と同じである。アナログ直交変調信号24
はバンドパスフィルタ45によって高次高調波成分を希望
信号として取り出され、不要周波数成分を除去され、ア
ナログ直交変調信号25が得られる。このアナログ直交変
調信号25はアナログミキサー11に入力され、局部発振信
号26と混合されてアップコンバートされ、アナログ信号
27が得られる。このアナログ信号27はバンドパスフィル
タ12に入力され、不要周波数成分を除去されることによ
って、変調信号28が得られる。
【0030】以上のように本実施の形態3は、アナログ
直交変調信号の高次高調波成分を希望信号とすることに
よって、さらに直交変調信号の高周波化を図ることがで
きる。
【0031】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態4が実施の形態1(図1)と異なるところ
は、アナログ直交変調信号24の折り返し雑音成分を希望
信号として取り出し、不要周波数成分を除去するバンド
パスフィルタ48と、入力信号に対し極性反転を行う極性
反転器46,47を備えた構成にある。その他、図1と同じ
機能のブロック,信号等については同一符号を付して、
詳しい説明は省略する。
【0032】次に実施の形態4の動作を図4を用いて説
明すると、パラレル/シリアル変換器31,32からの信号
39,41を得るまでは前記実施形態1(図1)と同じであ
る。この信号39,41はそれぞれ極性反転器46,47によっ
て極性反転され、それぞれ信号49,50が得られる。次に
信号49,50は、それぞれD/A変換器34,35に入力され
アナログI,Q信号42,43に変換される。このアナログ
信号42,43はアナログ加算器36によって加算され、アナ
ログ直交変調信号24が得られる。
【0033】アナログ直交変調信号24はバンドパスフィ
ルタ48によって折り返し雑音成分を希望信号として取り
出され、不要周波数成分を除去され、アナログ直交変調
信号25が得られる。ここで、折り返し雑音成分は、基本
波成分を極性反転した信号であるため、折り返し雑音成
分を取り出すことにより、直交変調信号を取り出すこと
ができる。
【0034】アナログ直交変調信号25はアナログミキサ
ー11に入力され、局部発振信号26と混合されてアップコ
ンバートされ、アナログ信号27が得られる。最後にアナ
ログ信号27はバンドパスフィルタ12に入力され、不要周
波数成分を除去されることによって、変調信号28が得ら
れる。
【0035】以上のように本実施の形態4は、アナログ
直交変調信号の折り返し雑音成分を希望信号とすること
によって、さらに直交変調信号の高周波化を図ることが
できる。
【0036】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態5が実施の形態1(図1)と異なるところ
は、アナログミキサー11の代わりに、アップコンバート
後に生じるイメージ波を減衰させることができるイメー
ジ除去ミキサー51を備えた構成にある。その他、図1と
同じ機能のブロック,信号等については同一符号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0037】次に実施の形態5の動作を図5を用いて説
明すると、アナログ直交変調信号25を得るまでは、前記
実施の形態1と同じである。このアナログ直交変調信号
25はイメージ除去ミキサー51に入力され、局部発振信号
26と混合されてアップコンバートされ、アナログ信号27
が得られる。
【0038】図5に示すイメージ除去ミキサー51の構成
を図10を用いて説明する。まず、局部発振信号26は90度
移相器52とアナログミキサー53に入力され、90度移相器
52からは信号57が得られる。次にアナログ直交変調信号
25はアナログミキサー53,54に入力され、それぞれ局部
発振信号26,信号57がミキシングされてアップコンバー
トされ、それぞれ信号58と信号59が得られる。次に、信
号59は−90度移相器55よって90度移相され、信号60が得
られる。最後に信号58と信号60はアナログ加算器56によ
って加算され、アナログ信号27が得られる。
【0039】イメージ除去ミキサー51をアップミキサー
として用いることにより、アップコンバート後に生じる
イメージ波を減衰させることができる。このイメージ除
去ミキサーは原理的にはアナログ直交変調器と同じであ
るため、イメージ波を30dB程度は減衰できる。
【0040】次に図5に戻りアナログ信号27はバンドパ
スフィルタ12は入力され、不要周波数成分を除去される
ことによって変調信号28が得られる。
【0041】以上のように本実施の形態5は、イメージ
除去ミキサーをアップミキサーとして用いることによ
り、実施の形態1(図1)の構成よりも直交変調周波数を
低減することができるとともに、さらに消費電力の削減
を図ることができる。
【0042】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態6が実施の形態2(図2)と異なるところ
は、アナログミキサー11の代わりに、アップコンバート
後に生じるイメージ波を減衰させることができるイメー
ジ除去ミキサー51を備えた構成にある。その他、図2と
同じ機能のブロック,信号等については同一符号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0043】次に実施の形態6の動作を図6を用いて説
明すると、アナログ直交変調信号25を得るまでは、前記
実施の形態2と同じである。このアナログ直交変調信号
25はイメージ除去ミキサー51に入力され、局部発振信号
26と混合されてアップコンバートされ、アナログ信号27
が得られる。イメージ除去ミキサー51は前記実施の形態
5と同様に図10に示す構成で実現できる。イメージ除去
ミキサー51をアップミキサーとして用いることにより、
アップコンバート後に生じるイメージ波を減衰させるこ
とができる。このイメージ除去ミキサーは原理的にはア
ナログ直交変調器と同じであるため、イメージ波を30dB
程度は減衰できる。
【0044】次にアナログ信号27はアナログ帯域制限フ
ィルタ44に入力され、帯域制限されることによって、変
調信号28が得られる。
【0045】以上のように本実施の形態6は、イメージ
除去ミキサーをアップミキサーとして用いることによ
り、実施の形態2(図2)の構成よりも直交変調周波数を
低減することができるとともに、さらに消費電力の削減
を図ることができる。
【0046】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態7が実施の形態3(図3)と異なるところ
は、アナログミキサー11の代わりに、アップコンバート
後に生じるイメージ波を減衰させることができるイメー
ジ除去ミキサー51を備えた構成にある。その他、図3と
同じ機能のブロック,信号等については同一符号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0047】次に実施の形態7の動作を図7を用いて説
明すると、アナログ直交変調信号25を得るまでは、前記
実施の形態3と同じである。このアナログ直交変調信号
25はイメージ除去ミキサー51に入力され、局部発振信号
26と混合されてアップコンバートされ、アナログ信号27
が得られる。イメージ除去ミキサー51は前記実施の形態
5と同様に図10に示す構成で実現できる。イメージ除去
ミキサー51をアップミキサーとして用いることにより、
アップコンバート後に生じるイメージ波を減衰させるこ
とができる。このイメージ除去ミキサーは原理的にはア
ナログ直交変調器と同じであるため、イメージ波を30dB
程度は減衰できる。
【0048】アナログ信号27はバンドパスフィルタ12に
入力され、不要周波数成分を除去されることによって、
変調信号28が得られる。
【0049】以上のように本実施の形態7は、イメージ
除去ミキサーをアップミキサーとして用いることによ
り、実施の形態3(図3)の構成よりも直交変調周波数を
低減することができるとともに、さらに消費電力の削減
を図ることができる。
【0050】(実施の形態8)図8は本発明の実施の形
態8における変調装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態8が実施の形態4(図4)と異なるところ
は、アナログミキサー11の代わりに、アップコンバート
後に生じるイメージ波を減衰させることができるイメー
ジ除去ミキサー51を備えた構成にある。その他、図4と
同じ機能のブロック,信号等については同一符号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0051】次に実施の形態8の動作を図8を用いて説
明すると、アナログ直交変調信号25を得るまでは、前記
実施の形態4と同じである。このアナログ直交変調信号
25はイメージ除去ミキサー51に入力され、局部発振信号
26と混合されてアップコンバートされ、アナログ信号27
が得られる。イメージ除去ミキサー51は前記実施の形態
5と同様に図10に示す構成で実現できる。イメージ除去
ミキサー51をアップミキサーとして用いることにより、
アップコンバート後に生じるイメージ波を減衰させるこ
とができる。このイメージ除去ミキサーは原理的にはア
ナログ直交変調器と同じであるため、イメージ波を30dB
程度は減衰できる。
【0052】アナログ信号27はバンドパスフィルタ12に
入力され、不要周波数成分を除去されることによって、
変調信号28が得られる。
【0053】以上のように本実施の形態8は、イメージ
除去ミキサーをアップミキサーとして用いることによ
り、実施の形態4(図4)の構成よりも直交変調周波数を
低減することができるとともに、さらに消費電力の削減
を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パラレル
/シリアル変換器,極性反転器,遅延回路,D/A変換
器,アナログ加算器によってディジタル化直交変調器を
構成し、ディジタル乗算器を用いずにディジタル化直交
変調器を構成することによって、D/A変換器の処理速
度の1/2の周波数の直交変調信号を出力することがで
きる。
【0055】また、演算ビット数を10ビットとした場
合、現状の市販ディジタル乗算器の演算速度は40MHz程
度であり、市販のD/A変換器の処理速度は400MHz程度
である。従って、従来構成では直交変調周波数は100MHz
程度が限界であったが、本発明では、直交変調周波数を
200MHz程度とすることができ、従来構成の20倍程度の周
波数の直交変調信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態6における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態7における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態8における変調装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】図1ないし図8のディジタル化直交変調器のタ
イミングチャートである。
【図10】本発明の実施の形態5〜6における変調装置
を構成するイメージ除去ミキサーの構成図である。
【図11】従来の変調装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2…ディジタル帯域制限フィルタ、 10…ローパス
フィルタ、 11,53,54…アナログミキサー、 12,4
5,48…バンドパスフィルタ、 13…ベースバンドI信
号、 14…ベースバンドQ信号、 15…帯域制限された
ベースバンドI信号、 16…帯域制限されたベースバン
ドQ信号、 17…サンプリング周波数クロック、 24…
アナログ直交変調信号、 25…アナログ直交変調信号24
の不要周波数成分を除去したアナログ直交変調信号、
26…局部発振信号、 27…アナログ直交変調信号24のア
ップコンバートしたアナログ信号、 28…変調信号、
29,30,46,47…極性反転器、 31,32…パラレル/シ
リアル変換器、 33…遅延回路、 34,35…D/A変換
器、 36,56…アナログ加算器、 37…ベースバンドI
信号を極性反転した信号、 38…ベースバンドQ信号を
極性反転した信号、 39…I信号とI信号を極性反転し
た信号を時間順に合成し1つの系統にした信号、40…Q
信号とQ信号を極性反転した信号を時間順に合成し1つ
の系統にした信号、 41…信号40をサンプリング周期/
2だけ遅延させた信号、 42…アナログI信号、 43…
アナログQ信号、 44…アナログ帯域制限フィルタ、
49…信号39を極性反転した信号、 50…信号51を極性反
転した信号、 51…イメージ除去ミキサー、 52…90度
移相器、 55…−90度移相器、 57…局部発振信号26を
90度移相した信号、 58…信号25と信号26をミキシング
した信号、 59…信号25と信号57をミキシングした信
号、 60…信号59を−90度移相した信号。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンドI,Q信号に対し帯域制限
    を行うディジタル帯域制限フィルタと、前記ディジタル
    帯域制限フィルタからの出力信号の極性反転を行う極性
    反転器、前記ディジタル帯域制限フィルタ及び極性反転
    器から信号を時間順に合成して1系統の信号とするパラ
    レル/シリアル変換器、前記ベースバンドQ信号のパラ
    レル/シリアル変換器からの出力信号をサンプリング周
    期/2だけ遅延を行う遅延回路、前記遅延回路からのベ
    ースバンドQ信号及び前記パラレル/シリアル変換器か
    らのベースバンドI信号のディジタル信号をアナログ信
    号に変換するD/A変換器、前記アナログ変換されたベ
    ースバンドI,Q信号の加算を行い直交変調信号を得る
    アナログ加算器にて構成されるディジタル化直交変調器
    と、前記ディジタル化直交変調器からの直交変調信号の
    不要周波数成分を除去するローパスフィルタと、前記ロ
    ーパスフィルタによって出力されたアナログ信号を局部
    発振信号と混合しアップコンバートするアナログミキサ
    ーと、前記アナログミキサーによって出力されたアナロ
    グ信号の不要周波数成分を除去してアナログ変調信号を
    得るバンドパスフィルタとを有することを特徴とする変
    調装置。
  2. 【請求項2】 前記アナログミキサーからのアナログ信
    号に対し帯域制限を、前記アナログミキサーの後段にお
    いてアナログ帯域制限フィルタを用いて行うことを特徴
    とする請求項1記載の変調装置。
  3. 【請求項3】 ベースバンドI,Q信号に対し帯域制限
    を行うディジタル帯域制限フィルタと、前記ディジタル
    帯域制限フィルタからの出力信号の極性反転を行う極性
    反転器、前記ディジタル帯域制限フィルタ及び極性反転
    器から信号を時間順に合成して1系統の信号とするパラ
    レル/シリアル変換器、前記ベースバンドQ信号のパラ
    レル/シリアル変換器からの出力信号をサンプリング周
    期/2だけ遅延を行う遅延回路、前記遅延回路からのベ
    ースバンドQ信号及び前記パラレル/シリアル変換器か
    らのベースバンドI信号のディジタル信号をアナログ信
    号に変換するD/A変換器、前記アナログ変換されたベ
    ースバンドI,Q信号の加算を行い直交変調信号を得る
    アナログ加算器にて構成されるディジタル化直交変調器
    と、前記ディジタル化直交変調器からの直交変調信号に
    対し高次高調波成分を希望信号として取り出し、不要周
    波数成分を除去するバンドパスフィルタと、前記バンド
    パスフィルタによって出力されたアナログ信号を局部発
    振信号と混合しアップコンバートするアナログミキサー
    と、前記アナログミキサーによって出力されたアナログ
    信号の不要周波数成分を除去するバンドパスフィルタと
    を有することを特徴とする変調装置。
  4. 【請求項4】 ベースバンドI,Q信号に対し帯域制限
    を行うディジタル帯域制限フィルタと、前記ディジタル
    帯域制限フィルタからの出力信号の極性反転を行う極性
    反転器、前記ディジタル帯域制限フィルタ及び極性反転
    器から信号を時間順に合成して1系統の信号とするパラ
    レル/シリアル変換器、前記ベースバンドQ信号のパラ
    レル/シリアル変換器からの出力信号をサンプリング周
    期/2だけ遅延を行う遅延回路、前記遅延回路からのベ
    ースバンドQ信号及び前記パラレル/シリアル変換器か
    らのベースバンドI信号のディジタル信号を極性反転す
    る極性反転器、前記極性反転器からのディジタル信号を
    アナログ信号に変換するD/A変換器、前記アナログ変
    換されたベースバンドI,Q信号の加算を行い直交変調
    信号を得るアナログ加算器にて構成されるディジタル化
    直交変調器と、前記ディジタル化直交変調器からの直交
    変調信号の不要周波数成分を除去するバンドパスフィル
    タと、前記バンドパスフィルタによって出力されたアナ
    ログ信号を局部発振信号と混合しアップコンバートする
    アナログミキサーと、前記アナログミキサーによって出
    力されたアナログ信号の不要周波数成分を除去してアナ
    ログ変調信号を得るバンドパスフィルタとを有すること
    を特徴とする変調装置。
  5. 【請求項5】 イメージ除去ミキサーをアップコンバー
    ト用ミキサーとして用いることを特徴とする請求項1記
    載の変調装置。
  6. 【請求項6】 イメージ除去ミキサーをアップコンバー
    ト用ミキサーとして用いることを特徴とする請求項2記
    載の変調装置。
  7. 【請求項7】 イメージ除去ミキサーをアップコンバー
    ト用ミキサーとして用いることを特徴とする請求項3記
    載の変調装置。
  8. 【請求項8】 イメージ除去ミキサーをアップコンバー
    ト用ミキサーとして用いることを特徴とする請求項4記
    載の変調装置。
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