JPH09181786A - ディジタル直交変調器およびディジタル直交復調器 - Google Patents

ディジタル直交変調器およびディジタル直交復調器

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JPH09181786A
JPH09181786A JP7338530A JP33853095A JPH09181786A JP H09181786 A JPH09181786 A JP H09181786A JP 7338530 A JP7338530 A JP 7338530A JP 33853095 A JP33853095 A JP 33853095A JP H09181786 A JPH09181786 A JP H09181786A
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digital
digital filter
tap
acyclic
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JP7338530A
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English (en)
Inventor
Ippei Jinno
一平 神野
Seiji Sakashita
誠司 坂下
Daisuke Hayashi
大介 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル直交変復調に必要なexp(jω
s t)の乗算を行う演算回路を不要とする回路構成を提
供する。 【解決手段】 4fs で設計された(4N−1)タップ
のロールオフフィルタ係数の2K番目のタップを非巡回
ディジタルフィルタ3に、(2K+1)番目のタップを
非巡回ディジタルフィルタ4に割り当て、ディジタルフ
ィルタ3,4のタップ係数の符号を1個おきに反転す
る。多重回路はディジタルフィルタ3,4の出力を交互
に時分割多重して出力する。 【効果】 ディジタルフィルタの畳込み演算と同時に変
復調の演算も行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、QAM(Quadra
ture Amplitude Modulation),VSB(VestigialSideBa
nd)などの直交変調を利用したディジタル伝送に使用さ
れるディジタル直交変調器およびディジタル直交復調器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、64QAM,8VSBなどの直交
変調を用いたディジタル伝送が広く普及しはじめてお
り、高精度な直交変復調をディジタル信号処理により行
うディジタル直交変復調器は、必須の技術となってきて
いる。以下、図面を参照しながら、上述した従来の直交
変調器の一例について説明する。
【0003】図7および図8は、従来のディジタル直交
変調器のブロック図である。図7および図8において、
1および2はサンプリング周波数変換器、12,13,
3,4は非巡回形ディジタルフィルタ、14,15,1
9,20は乗算器、16,17,21,22は発振器、
18は加算器、9は多重回路、11はレジスタ、30,
31はベースバンド信号の入力端子、32は変調信号の
出力端子である。
【0004】以上のように構成されたディジタル直交変
調器について、以下その動作について説明する。例え
ば、64QAMでは一定のシンボルレート(周波数fs
)で等間隔の正方形上に配置された64点のいずれか
一点を伝送する。これをI軸,Q軸の直交する2軸に分
解すると、それぞれ8レベルの信号になる。入力端子3
0にはI軸の8レベルの信号(R0,R1,・・・)
が、入力端子31にはQ軸の8レベルの信号(I0,I
1,・・・)がそれぞれ1/fs の周期で、ディジタル
値で入力される。なお、通常この8レベルは、8〜10
ビット空間上に設定される。
【0005】サンプリング周波数変換器1および2で
は、入力端子30,31から入力された信号を4倍にオ
ーバーサンプリングする。具体的には、データ1個に対
して0を3個挿入し、周期1/fs の信号から周期1/
4fs の信号を出力する。したがって、サンプリング周
波数変換器1の出力は、0,0,0,R0,0,0,
0,R1,・・・となり、サンプリング周波数変換器2
の出力は、0,0,0,I0,0,0,0,I1,・・
・となる。
【0006】非巡回型ディジタルフィルタ12,13の
フィルタタップ係数は、復調側とルート配分されたロー
ルオフ・フィルタ特性の時間軸インパルス応答波形を1
/4fs の時間間隔でサンプリングしたものである。Q
AM信号では搬送波に対してスペクトルが線対称となる
ので、ロールオフ・フィルタ特性の時間軸インパルス応
答は実数となり、非巡回型ディジタルフィルタ12,1
3のフィルタタップ係数は同一となる。なお、以後の説
明では簡単のためにタップ数は7タップとし、非巡回型
ディジタルフィルタの出力端子側のフィルタタップ係数
をC0(0番目)、入力端子側のフィルタタップ係数を
C6(6番目)とする。
【0007】非巡回型ディジタルフィルタ12の出力
は、乗算器14で発振器16の出力COSωs tと乗算
される。一方、非巡回型ディジタルフィルタ13の出力
は、乗算器15で発振器17の出力SINωs tと乗算
される。乗算器14,15の出力は加算器18で加算さ
れて、出力端子32にシンボルレートfs を搬送波とす
るQAMの変調信号(Y0,Y1,Y2,・・・)を周
期1/4fs で出力する。この直交変調の過程を数学的
に表現すれば、ベースバンド信号(α+jβ)と搬送波
exp(jωs t)の積の実数部Re[(α+jβ)e
xp(jωs t)]が変調信号となる。
【0008】ここで、発振器16,17は周期1/fs
のSIN波およびCOS波を4fsでサンプリングした
ものであるので、0,1,0,−1の繰り返しとなり、
容易に実現できる。また乗算器14,15も0,1,−
1との乗算であるので容易に実現可能である。出力端子
32に得られる信号列を表現すると、(数1)になる。
【0009】
【数1】
【0010】(数1)を整理すると、(数2)になる。
【0011】
【数2】
【0012】(数2)に基づいて、図7の構成を簡素化
すると、図8のブロック図となる。サンプリング周波数
変換器1,2は、入力端子30,31から入力された信
号を2倍にオーバーサンプリングする機能に変わる。具
体的には、データ1個に対して0を1個挿入し、周期1
/fs の信号から周期1/2fs の信号を出力する。し
たがって、サンプリング周波数変換器1の出力は、0,
R0,0,R1,・・・となり、サンプリング周波数変
換器2の出力は、0,I0,0,I1,・・・となる。
【0013】ここで、図7における非巡回形ディジタル
フィルタ12,13と図8における非巡回形ディジタル
フィルタ3,4の具体構成を図12ないし図14に示
す。図12は非巡回形ディジタルフィルタ12,13
(同じ構成)の構成を示している。図12において、1
01は入力端子、102は出力端子、103〜108は
それぞれ1クロック遅延回路を構成するレジスタ、10
9〜115はそれぞれ入力端子101への入力およびレ
ジスタ103〜108の出力に対して定数C6,C5,
C4,C3,C2,C1,C0をそれぞれ乗算する乗算
する乗算器、116は乗算器109〜115の出力を加
算する加算器である。
【0014】図13は非巡回形ディジタルフィルタ3の
構成を示している。図13において、121は入力端
子、122は出力端子、123〜125はそれぞれ1ク
ロック遅延回路を構成するレジスタ、126〜129は
それぞれ入力端子121への入力およびレジスタ123
〜125の出力に対して定数C6,C4,C2,C0を
それぞれ乗算する乗算する乗算器、130は乗算器12
6〜129の出力を加算する加算器である。
【0015】図14は非巡回形ディジタルフィルタ4の
構成を示している。図14において、131は入力端
子、132は出力端子、133,134はそれぞれ1ク
ロック遅延回路を構成するレジスタ、135〜137は
それぞれ入力端子131への入力およびレジスタ13
3,134への出力に対して定数C5,C3,C1を乗
算する乗算器、138は乗算器135〜137の出力を
加算する加算器である。
【0016】非巡回型ディジタルフィルタ3,4のフィ
ルタタップ係数の総数は(4N−1)個(ただし、Nは
2以上の整数であり、図7,図8の場合はN=2であ
る)で、復調側とルート配分されたロールオフ・フィル
タ特性の時間軸インパルス応答波形を1/4fs の時間
間隔でサンプリングしたものの2K番目(ただし、K=
0,1,…,(2N−1))を非巡回型ディジタルフィ
ルタ3に割り当て、(2K+1)番目(ただし、K=
0,1,…,(2N−2))を非巡回型ディジタルフィ
ルタ4に割り当てる。したがって、非巡回型ディジタル
フィルタ3,4のフィルタタップ係数の時間軸上の間隔
は1/2fs となり、非巡回型ディジタルフィルタの演
算周期は1/2fs となる。なお、レジスタ11は、2
fs のクロックで動作するレジスタで、非巡回型ディジ
タルフィルタ3,4のタップ数の差によるフィルタ出力
の遅延差をなくすために配置されている。なお、フィル
タタップ係数中の数字が番号に対応しており、同フィル
タタップ係数は、0番から始まる。
【0017】乗算器19と発振器21はCOSωs tに
よる変調を、乗算器20と発振器22はSINωs tに
よる変調を行っているが、0を乗算する演算を省略して
図7に比べその演算をより簡素化している。したがって
この演算の周期は1/2fsとなる。多重回路9は乗算
器20の出力と、乗算器19の出力を、この順序で交互
に選択して時間軸多重出力する。この操作により、図7
の構成で得られる周期1/4fs のQAMの変調信号
(Y0,Y1,Y2,・・・)と同一の信号が得られる
(例えば、HSP43216データシート:HARRI
S SEMICONDUCTOR)。
【0018】なお、この直交変調器は、VSBスペクト
ルを実現する複素フィルタのタップ係数の実数部をディ
ジタルフィルタ12に、虚数部をディジタルフィルタ1
3に割り当てて、入力を−軸(入力端子30のみ)にす
れば、VSB用にも同じ構成で使用できる。以下、図面
を参照しながら、従来のQAM用の直交復調器の一例に
ついて説明する。
【0019】図9および図10は、従来のQAM伝送用
のディジタル直交復調器のブロック図である。図9およ
び図10において、55および56はサンプリング周波
数変換器、61,62,67,68は非巡回形ディジタ
ルフィルタ、65,66,71,72は乗算器、63,
64,69,70は発振器、57,58,59,60は
レジスタ、90は変調信号の入力端子、91および92
はベースバンド信号の出力端子である。
【0020】以上のように構成されたディジタル直交復
調器について、以下その動作について説明する。変調信
号入力端子90から入力された周期1/4fs でサンプ
リングされた搬送波周波数fs のQAM信号(X0,X
1,X2,・・・)は、そのまま乗算器65,66に入
力される。
【0021】乗算器65では、発振器63で発生したC
OS(−ωs t)との乗算が行われ、乗算器66では、
発振器64で発生したSIN(−ωs t)との乗算が行
われる。この操作により直交復調が行われ、I軸および
Q軸のベースバンド信号が取り出され、それぞれ非巡回
型ディジタルフィルタ61,62に入力される。この直
交復調の過程を数学的に表現すれば、変調信号(α+j
β)exp(jωs t)と再生搬送波exp(−jωs
t)の積(α+jβ)が復調されたベースバンド信号と
なる。
【0022】ここで、発振器63,64は周期1/fs
のSIN波およびCOS波を1/4fs でサンプリング
したものであるので、0,1,0,−1の繰り返しとな
り、容易に実現できる。また、乗算器65,66も0,
1,−1との乗算であるので容易に実現可能である。非
巡回型ディジタルフィルタ61,62のフィルタタップ
係数は、変調側とルート配分されたロールオフ・フィル
タ特性の時間軸インパルス応答波形を1/4fs の時間
間隔でサンプリングしたものである。QAM信号では搬
送波に対してスペクトルが線対称となるので、ロールオ
フ・フィルタ特性の時間軸インパルス応答は実数とな
り、非巡回型ディジタルフィルタ61,62のフィルタ
タップ係数は同一となる。なお、以後の説明では簡単の
ためにタップ数は7タップとし、非巡回型ディジタルフ
ィルタ61,62の出力端子側のフィルタタップ係数を
C0(0番目)、入力端子側のフィルタタップ係数をC
6(6番目)とする。
【0023】ここまでの処理はすべて周期1/4fs で
行われる。変調側の処理で説明したように、伝送路では
1シンボルに対して4倍のオーバーサンプリングを行っ
ているので、最終出力は非巡回型ディジタルフィルタ6
1,62の出力をサブサンプリングして、4サンプルか
ら1サンプルを選択してシンボルレートfs の信号を得
る。復調器では、変調側のシンボルレートfs をクロッ
ク再生回路で再生するので、どの1サンプルを選択する
かは一意に決定される。この処理を行っているのが、サ
ンプリング周波数変換器55,56である。サブサンプ
リングされたされた出力はI軸側は(R0,R4,・・
・)、Q軸側は(I0,I4,・・・)となって、それ
ぞれベースバンド信号出力端子91,92から出力され
る。
【0024】ベースバンド信号出力端子91,92に得
られる信号列を表現すると(数3)となる。
【0025】
【数3】
【0026】(数3)を整理すると(数4)になる。
【0027】
【数4】
【0028】(数4)に基づいて、図9の構成を簡素化
すると、図10のブロック図となる。変調信号入力端子
90から入力された周期1/4fs でサンプリングされ
た搬送波周波数fs のQAM信号(X0,X1,X2,
・・・)は、周期1/4fsのクロックで動作するレジ
スタ57で1クロック遅延される。レジスタ58,59
ではクロック2fs でラッチするので、結局レジスタ5
8の出力は(X0,X2,X4,・・・),レジスタ5
9の出力は(X1,X3,X5,・・・)となり、とも
に周期1/2fs の信号列になる。
【0029】乗算器71と発振器69はCOS(−ωs
t)による検波を、乗算器72と発振器70はSIN
(−ωs t)による検波を行っているが、0を乗算する
演算を省略して図9に比べその演算をより簡素化してい
る。したがってこの演算の周期は1/2fs となる。非
巡回型ディジタルフィルタ67,68のフィルタタップ
係数の総数は(4N−1)個で、変調側とルート配分さ
れたロールオフ・フィルタ特性の時間軸インパルス応答
波形を1/4fs の時間間隔でサンプリングしたものの
2K番目を非巡回型ディジタルフィルタ67に割り当
て、(2K+1)番目を非巡回型ディジタルフィルタ6
8に割り当てる。したがって、非巡回型ディジタルフィ
ルタ67,68のフィルタタップ係数の時間軸上の間隔
は1/2fs となる。したがって非巡回型ディジタルフ
ィルタ67,68の演算周期は1/2fs となる。なお
レジスタ60は、周期1/2fs のクロックで動作する
レジスタで、非巡回型ディジタルフィルタ67,68の
タップ数の差によるフィルタ出力の遅延差をなくすため
に配置されている。
【0030】非巡回型ディジタルフィルタ67,68の
出力は周期1/2fs の信号列になるので、サンプリン
グ周波数変換器55,56の機能は、2サンプルから1
サンプルを選択して出力する機能に変わる。この操作に
より、図9の構成で得られる周期1/fs のQAMの復
調信号(R0,R4,・・・)および(I0,I4,・
・・)と同一の信号が得られる(例えば、HSP432
16データシート:HARRIS SEMICONDU
CTOR)。
【0031】つぎに、以下図面を参照しながら、従来の
VSB用のディジタル直交復調器の一例について説明す
る。図11は、従来のVSB伝送用のディジタル直交復
調器のブロック図である。図11において、55および
56はサンプリング周波数変換器、73,74,75,
76は非巡回形ディジタルフィルタ、65,66は乗算
器、63,64は発振器、77および78は加算器であ
る。90は変調信号の入力端子、91および92はベー
スバンド信号の出力端子である。
【0032】以上のように構成されたディジタル直交復
調器について、以下その動作について説明する。変調信
号入力端子90から入力された周期1/4fs でサンプ
リングされた搬送波周波数fs のVSB信号(X0,X
1,X2,・・・)は、乗算器65,66と発振器6
3,64で直交検波される。
【0033】非巡回形ディジタルフィルタ73,74,
75,76と加算器77,78は、複素非巡回形ディジ
タルフィルタを構成する。VSB信号では搬送波に対し
てスペクトルが非対称となるので、ロールオフ・フィル
タ特性の時間軸インパルス応答は複素数となり、複素非
巡回形ディジタルフィルタが必要となる。非巡回型ディ
ジタルフィルタ73,76は、時間軸インパルス応答の
実数部を係数とする。また、非巡回型ディジタルフィル
タ74,75は、時間軸インパルス応答の虚数部を係数
とする。
【0034】直交検波出力の実数部である乗算器65の
出力と時間軸インパルス応答の実数部の演算結果と、直
交検波出力の虚数部である乗算器66の出力と時間軸イ
ンパルス応答の虚数部の演算結果の差が複素非巡回型デ
ィジタルフィルタの実数部となる。また、直交検波出力
の実数部である乗算器65の出力と時間軸インパルス応
答の虚数部の演算結果と、直交検波出力の虚数部である
乗算器66の出力と時間軸インパルス応答の実数部の演
算結果の和が複素非巡回型ディジタルフィルタの虚数部
となる。なお、各フィルタタップ係数は、変調側とルー
ト配分されたロールオフ・フィルタ特性の時間軸インパ
ルス応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプリングし
たものである。以後の説明では簡単のためにタップ数は
7タップとし、非巡回型ディジタルフィルタ73,7
4,75,76の出力端子側のフィルタタップ係数をC
R0,CI0(0番目)、入力端子側のフィルタタップ
係数をCR6,CI6(6番目)とする。
【0035】複素非巡回型ディジタルフィルタの出力
は、図9の場合と同様に周期1/4fs でデータを出力
するので、サンプリング周波数変換器55,56で4サ
ンプルから1サンプルを選択してシンボルレートfs の
データとして復調信号出力端子91,92から出力す
る。なお、VSB変調では、I軸にしか信号をのせてい
ないので、(R0,R4,・・・)のみが復調信号で、
(I0,I4,・・・)は無意味な復調信号となる。た
だし、搬送波再生が出力端子91,92で得られる信号
について完了していない場合には、(I0,I4,・・
・)も搬送波再生に利用することができる。
【0036】出力端子91,92に得られる信号列を表
現すると(数5)となる。
【0037】
【数5】
【0038】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、簡素化されてはいるが、変調に関して
はSINωs tおよびCOSωs tを乗算するという演
算回路が必要となり、復調に関してはSIN(−ωs
t)およびCOS(−ωs t)を乗算するという演算回
路が必要となるという問題点を有していた。
【0039】この発明は上記問題点に鑑み、変復調に関
してSINωs t、COSωs tなどを乗算するという
演算回路を不要にするディジタル直交変調器およびディ
ジタル直交復調器を提供するものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディジタ
ル直交変調器は、第1の信号を入力する2Nタップ(た
だし、Nは2以上の整数)の第1の非巡回形ディジタル
フィルタと、第2の信号を入力する(2N−1)タップ
の第2の非巡回形ディジタルフィルタと、第1および第
2の非巡回形ディジタルフィルタの出力を交互に時間軸
多重する多重回路とを備えている。そして、4倍オーバ
ーサンプリングで設計された(4N−1)個の実数のフ
ィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=0,1,
…,(2N−1))を第1の非巡回形ディジタルフィル
タに、(2K+1)番目(ただし、K=0,1,…,
(2N−2))を第2の非巡回形ディジタルフィルタに
それぞれ割り当て、第1および第2の非巡回形ディジタ
ルフィルタにそれぞれ割り当てられたフィルタタップ係
数の符号を1個おきに反転している。
【0041】請求項2記載のディジタル直交変調器は、
第1の信号を入力するNタップ(ただし、Nは2以上の
整数)の第1の非巡回形ディジタルフィルタと、第1の
信号を入力するNタップの第2の非巡回形ディジタルフ
ィルタと、第2の信号を入力するNタップの第3の非巡
回形ディジタルフィルタと、第2の信号を入力する(N
−1)タップの第4の非巡回形ディジタルフィルタと、
第1,第2,第3および第4の非巡回形ディジタルフィ
ルタの出力を順に時間軸多重する多重回路とを備えてい
る。そして、4倍オーバーサンプリングで設計された
(4N−1)個の実数のフィルタタップ係数の4K番目
(ただし、K=0,1,…,(N−1))を第1の非巡
回形ディジタルフィルタに、(4K+2)番目(ただ
し、K=0,1,…,(N−1))を第2の非巡回形デ
ィジタルフィルタに、(4K+1)番目(ただし、K=
0,1,…,(N−1))を第3の非巡回形ディジタル
フィルタに、(4K+3)番目(ただし、K=0,1,
…(N−2))を第4の非巡回形ディジタルフィルタに
それぞれ割り当て、第1,第2,第3および第4の非巡
回形ディジタルフィルタのうちの2個の非巡回形ディジ
タルフィルタのフィルタタップ係数の符号を全て反転し
ている。
【0042】請求項3記載のディジタル直交変調器は、
第1の信号を入力する2Nタップ(ただし、Nは2以上
の整数)の第1の非巡回形ディジタルフィルタと、第1
の信号を入力する(2N−1)タップの第2の非巡回形
ディジタルフィルタと、第1および第2の非巡回形ディ
ジタルフィルタの出力を交互に時間軸多重する多重回路
とを備えている。そして、4倍オーバーサンプリングで
設計された(4N−1)個の複素数のフィルタタップ係
数の2K番目(ただし、K=0,1,…,(2N−
1))の実数部を第1の非巡回形ディジタルフィルタ
に、(2K+1)番目(ただし、K=0,1,…,(2
N−2))の虚数部を第2の非巡回形ディジタルフィル
タにそれぞれ割り当てるか、または(4N−1)個の複
素数のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=
0,1,…,(2N−1))の虚数部を第1の非巡回形
ディジタルフィルタに、(2K+1)番目(ただし、K
=0,1,…,(2N−2))の実数部を第2の非巡回
形ディジタルフィルタにそれぞれ割り当て、第1および
第2の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞれ割り当て
られたフィルタタップ係数の符号を1個おきに反転して
いる。
【0043】請求項4記載のディジタル直交変調器は、
第1の信号を入力するNタップ(ただし、Nは2以上の
整数)の第1の非巡回形ディジタルフィルタと、第1の
信号を入力するNタップの第2の非巡回形ディジタルフ
ィルタと、第1の信号を入力するNタップの第3の非巡
回形ディジタルフィルタと、第1の信号を入力する(N
−1)タップの第4の非巡回形ディジタルフィルタと、
第1,第2,第3および第4の非巡回形ディジタルフィ
ルタの出力を順に時間軸多重する多重回路とを備えてい
る。そして、4倍オーバーサンプリングで設計された
(4N−1)個の複素数のフィルタタップ係数の4K番
目(ただし、K=0,1,…,(N−1))の実数部を
第1の非巡回形ディジタルフィルタに、(4K+2)番
目(ただし、K=0,1,…,(N−1))の実数部を
第2の非巡回形ディジタルフィルタに、(4K+1)番
目(ただし、K=0,1,…,(N−1))の虚数部を
第3の非巡回形ディジタルフィルタに、(4K+3)番
目(ただし、K=0,1,…(N−2))の虚数部を第
4の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞれ割り当てる
か、または(4N−1)個の複素数のフィルタタップ係
数の4K番目(ただし、K=0,1,…,(N−1))
の虚数部を第1の非巡回形ディジタルフィルタに、(4
K+2)番目(ただし、K=0,1,…,(N−1))
の虚数部を第2の非巡回形ディジタルフィルタに、(4
K+1)番目(ただし、K=0,1,…,(N−1))
の実数部を第3の非巡回形ディジタルフィルタに、(4
K+3)番目(ただし、K=0,1,…,(N−2))
の実数部を第4の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞ
れ割り当て、第1,第2,第3および第4の非巡回形デ
ィジタルフィルタのうちの2個の非巡回形ディジタルフ
ィルタのフィルタタップ係数の符号を全て反転してい
る。
【0044】請求項5記載のディジタル直交復調器は、
4倍オーバーサンプリングで離散化された入力信号の2
L番目(ただし、L=0,1,…,(2N−1))を入
力する2Nタップ(ただし、Nは2以上の整数)の第1
の非巡回形ディジタルフィルタと、離散化された入力信
号の(2L+1)番目(ただし、L=0,1,…,(2
N−2))を入力する(2N−1)タップの第2の非巡
回形ディジタルフィルタとを備えている。そして、4倍
オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個の実
数のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=0,
1,…,(2N−1))を第1の非巡回形ディジタルフ
ィルタに、(2K+1)番目(ただし、K=0,1,
…,(2N−2))を第2の非巡回形ディジタルフィル
タにそれぞれ割り当て、第1および第2の非巡回形ディ
ジタルフィルタにそれぞれ割り当てられたフィルタタッ
プ係数の符号を1個おきに反転している。
【0045】請求項6記載のディジタル直交復調器は、
4倍オーバーサンプリングで離散化した信号を入力する
(2N−1)タップの第1および第2の非巡回形ディジ
タルフィルタとを備えている。そして、4倍オーバーサ
ンプリングで設計された(2N−1)個(ただし、Nは
2以上の整数)の複素数のフィルタタップ係数の2K番
目(ただし、K=0,1,…,(2N−1))の実数部
を第1の非巡回形ディジタルフィルタの2K番目のタッ
プに、虚数部を第2の非巡回形ディジタルフィルタの2
K番目のタップにそれぞれ割り当て、(2N−1)個の
複素数のフィルタタップ係数の(2K+1)番目(ただ
し、K=0,1,…,(2N−2))の虚数部を第1の
非巡回形ディジタルフィルタの(2K+1)番目のタッ
プに、実数部を第2の非巡回形ディジタルフィルタの
(2K+1)番目のタップにそれぞれ割り当てるか、ま
たは(2N−1)個の複素数のフィルタタップ係数の2
K番目(ただし、K=0,1,…,(2N−1))の虚
数部を第1の非巡回形ディジタルフィルタの2K番目の
タップに、実数部を第2の非巡回形ディジタルフィルタ
の2K番目のタップにそれぞれ割り当て、(2N−1)
個の複素数のフィルタタップ係数の(2K+1)番目
(ただし、K=0,1,…,(2N−2))の実数部を
第1の非巡回形ディジタルフィルタの(2K+1)番目
のタップに、虚数部を第2の非巡回形ディジタルフィル
タの(2K+1)番目のタップにそれぞれ割り当て、第
1および第2の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞれ
割り当てられたフィルタタップ係数の符号を2個おきに
2個ずつ反転している。
【0046】これらの各請求項の構成によると、直交変
復調に必要なSINωs t、COSωs tなどを乗算す
るという演算が非巡回型ディジタルフィルタでの畳込み
演算と同時に行われることになるので、SINωs t、
COSωs tなどを乗算するという演算回路が不要にな
る。
【0047】
【発明の実施の形態】
〔ディジタル直交変調器の実施の形態〕以下、この発明
の実施の形態におけるディジタル直交変調器について、
図面を参照しながら説明する。図1はQAM用のディジ
タル直交変調器の第1の実施の形態を示す。図1におい
て、1,2はサンプリング周波数変換器、3,4は非巡
回形ディジタルフィルタ、9は多重回路、11はレジス
タ、30,31はベースバンド信号入力端子、32は変
調信号出力端子である。
【0048】動作は図8のディジタル直交変調器とほぼ
同じで、異なる点は図8の乗算器19,20と発振器2
1,22を削除した点と、非巡回型ディジタルフィルタ
3,4のフィルタタップ係数である。非巡回型ディジタ
ルフィルタ3,4のフィルタタップ係数の数はそれぞれ
2N個と(2N−1)個(ただし、Nは2以上の整数)
である。そのフィルタタップ係数は、復調側とルート配
分されたロールオフ・フィルタ特性の時間軸インパルス
応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプリングした
(4N−1)個のフィルタタップ係数の2K番目(ただ
し、K=0,1,…,(2N−1))を非巡回型ディジ
タルフィルタ3に割り当て、(2K+1)番目(ただ
し、K=0,1,…,(2N−2))を非巡回型ディジ
タルフィルタ4に割り当てる。ただし、非巡回型ディジ
タルフィルタ3,4の各々の入力側から見て偶数番目の
フィルタタップ係数の符号を反転する。
【0049】また、(4N−1)個のフィルタタップ係
数を有する1個の非巡回型ディジタルフィルタを2個に
分解したので、各ディジタルフィルタの利得が1/2に
なる。したがって、非巡回型ディジタルフィルタ3,4
の各フィルタタップ係数を2倍にすることにより補償す
る。以上述べた構成を備えることにより、この第1の実
施の形態のディジタル直交変調器は図7および図8の従
来例と同一の変調信号を得ることができる。これは(数
2)が(数6)に変形できることから明らかである。
【0050】
【数6】
【0051】以上のように、フィルタタップ係数の符号
を周期的に反転した非巡回型ディジタルフィルタ3,4
を備えることにより、QAM変調に関するSINωs
t、COSωs tを乗算するという演算回路を不要にす
ることができ、ディジタル直交変調器の構成を簡略化で
きる。なお、SINωs t、COSωs tの位相の選び
方により、フィルタタップ係数の符号を反転する位置
と、非巡回型ディジタルフィルタ3,4へのフィルタタ
ップ係数の割り当て方が変化するが、本質的な差はな
い。
【0052】図2はQAM用のディジタル直交変調器の
第2の実施の形態を示す。図2において、5,6,7,
8は非巡回形ディジタルフィルタ、10は多重回路、1
1はレジスタ、30,31はベースバンド信号入力端
子、32は変調信号出力端子である。入力端子30から
入力されたI軸のベースバンド信号(R0,R1,・・
・)は、非巡回型ディジタルフィルタ5,6に入力され
る。また、入力端子31から入力されたQ軸のベースバ
ンド信号(I0,I1,・・・)は、非巡回型ディジタ
ルフィルタ7,8に入力される。
【0053】非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,
8のタップ数はそれぞれN個,N個,N個,(N−1)
個(ただし、Nは2以上の整数)である。復調側とルー
ト配分されたロールオフ・フィルタ特性の時間軸インパ
ルス応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプリングし
た(4N−1)個のフィルタタップ係数の4K番目(た
だし、K=0,1,…,(N−1))を非巡回型ディジ
タルフィルタ5に、(4K+1)番目(ただし、K=
0,1,…,(N−1))を非巡回型ディジタルフィル
タ7に、(4K+2)番目(ただし、K=0,1,…,
(N−1))を非巡回型ディジタルフィルタ6に、(4
K+3)番目(ただし、K=0,1,…,(N−2))
を非巡回型ディジタルフィルタ8に割り当てる。さら
に、非巡回型ディジタルフィルタ5と非巡回型ディジタ
ルフィルタ8のフィルタタップ係数の符号を反転する。
【0054】また、(4N−1)個のフィルタタップ係
数を有する1個の非巡回型ディジタルフィルタを4個に
分解したので、各ディジタルフィルタの利得が1/4に
なる。したがって、非巡回型ディジタルフィルタ5,
6,7,8の各フィルタタップ係数を4倍にして補償す
る。非巡回型ディジタルフィルタ8のみが、他の非巡回
型ディジタルフィルタよりも1タップだけタップ数が小
さくなるので、フィルタでの遅延を補償するレジスタ1
1を挿入する。レジスタ11はクロックfs で動作す
る。なお、非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,8
はすべてシンボルレートfs で処理を行う。図2には、
従来例と同様に(4N−1)が7タップ(N=2)の場
合でフィルタタップ係数の割り当てを記入してある。図
2と(数6)から、非巡回型ディジタルフィルタ8の出
力はY0、非巡回型ディジタルフィルタ6の出力はY
1、非巡回型ディジタルフィルタ7の出力はY2、非巡
回型ディジタルフィルタ5の出力はY3に一致すること
がわかる。したがって、非巡回型ディジタルフィルタ
8,6,7,5の順にフィルタ出力を多重回路10にて
時間軸多重して、周期1/4fs の信号として多重すれ
ば変調信号が得られる。変調出力(Y0,Y1,Y2,
・・・)は、非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,
8のタップ数によらず(数6)の4パターンの繰り返し
となるので、図2の構成で直交変調器を実現できる。な
お、上記において、構成はタップ数に依存しないが、従
来例におけるタップ数に応じて、各ディジタルフィルタ
5,6,7,8のタップ数を変化させる必要がある。例
えば、従来のディジタル直交変調器のNが3の場合に
は、図2の回路もN=3の構成にする必要がある。
【0055】以上のように、非巡回型ディジタルフィル
タのフィルタタップ係数を4組に分割し、そのうちの2
組のフィルタタップ係数の符号を反転することにより、
つまり、非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,8の
うち、非巡回型ディジタルフィルタ5,8のフィルタタ
ップ係数の符号を反転することにより、QAM変調に関
するSINωs t、COSωs tを乗算するという演算
回路を不要にすることができ、ディジタル直交変調器の
構成を簡略化できる。また、図2の構成では非巡回型デ
ィジタルフィルタ5,6,7,8がすべてシンボルレー
トfs での処理となるので、高ビットレートのディジタ
ル直交変調器を実現するのに適している。
【0056】なお、SINωs t、COSωs tの位相
の選び方により、フィルタタップ係数の符号を反転すべ
き非巡回型ディジタルフィルタと、非巡回型ディジタル
フィルタ5,6,7,8へのフィルタタップ係数の割り
当て方が変化するが、本質的な差はない。図3はVSB
用のディジタル直交変調器の第1の実施の形態を示す。
図3において、1はサンプリング周波数変換器、3,4
は非巡回形ディジタルフィルタ、9は多重回路、11は
レジスタ、30はベースバンド信号入力端子、32は変
調信号出力端子である。
【0057】動作は図1とほぼ同じである。異なる点は
VSB変調で、ベースバンド信号がI軸のみしかないの
でI軸側の非巡回型ディジタルフィルタ3とQ軸側の非
巡回型ディジタルフィルタ4の入力をサンプリング周波
数変換器1の出力に一本化した点である。VSB変調波
は搬送波に対して非対称なスペクトルを有するので、そ
の波形整形フィルタは複素数のフィルタタップ係数を持
つ非巡回型ディジタルフィルタが必要となる。したがっ
て、非巡回型ディジタルフィルタ3には複素係数の実数
部を、非巡回型ディジタルフィルタ4には複素係数の虚
数部を割り当てる。
【0058】ただし、従来例の図7と図8から導かれた
本発明の図1の方法が利用できる。非巡回型ディジタル
フィルタ3,4のフィルタタップ係数はそれぞれ2N個
と(2N−1)個(ただし、Nは2以上の整数)であ
る。復調側とルート配分されたロールオフ・フィルタ特
性の時間軸上の複素インパルス応答波形を1/4fs の
時間間隔でサンプリングした(4N−1)個のフィルタ
タップ係数の2K番目(ただし、K=0,1,…,(2
N−1))の実数部を非巡回型ディジタルフィルタ3に
割り当て,(2K+1)番目(ただし、K=0,1,
…,(2N−2))の虚数部を非巡回型ディジタルフィ
ルタ4に割り当てる。さらに、非巡回型ディジタルフィ
ルタ3,4の各々の入力側から見て偶数番目のフィルタ
タップ係数の符号を反転する。
【0059】また、(4N−1)個のフィルタタップ係
数を有する1個の非巡回型ディジタルフィルタを2個に
分解したので、各ディジタルフィルタの利得が1/2に
なる。したがって、非巡回型ディジタルフィルタ3,4
の各フィルタタップ係数を2倍にすることにより補償す
る。以上述べた構成を備えることにより、この実施の形
態のディジタル直交変調器はシンボル周波数fs を搬送
波とするVSB変調信号(Y0,Y1,Y2,・・・)
を発生することができる。
【0060】以上のように、フィルタタップ係数の符号
を周期的に反転した非巡回型ディジタルフィルタを備え
ることにより、VSB変調に関するSINωs t、CO
Sωs tを乗算するという演算回路を不要にすることが
でき、ディジタル直交変調器の構成を簡略化できる。な
お、SINωs t、COSωs tの位相の選び方によ
り、フィルタタップ係数の符号を反転する位置と、非巡
回型ディジタルフィルタ3,4へのフィルタタップ係数
の割り当て方が変化するが、本質的な差はない。上記の
割り当てとは逆に、復調側とルート配分されたロールオ
フ・フィルタ特性の時間軸上の複素インパルス応答波形
を1/4fs の時間間隔でサンプリングした(4N−
1)個のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=
0,1,…,(2N−1))の虚数部を非巡回型ディジ
タルフィルタ3に割り当て、(2K+1)番目(ただ
し、K=0,1,…,(2N−2))の実数部を非巡回
型ディジタルフィルタ4に割り当ててもよい。この場合
の構成は図15に示すようになる。
【0061】図4はVSB用のディジタル直交変調器の
第2の実施の形態を示す。図4において、5,6,7,
8は非巡回形ディジタルフィルタ、10は多重回路、1
1はレジスタ、30はベースバンド信号入力端子、32
は変調信号出力端子である。図3と同様にVSB変調を
行うので、ベースバンド信号はI軸のみであり、一系統
の入力信号が非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,
8に共通に入力される。
【0062】非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,
8のタップ数はそれぞれN個,N個,N個,(N−1)
個(Nは2以上の整数)である。復調側とルート配分さ
れたロールオフ・フィルタ特性の時間軸上の複素インパ
ルス応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプリングし
た(4N−1)個のフィルタタップ係数の4K番目(た
だし、K=0,1,…,(N−1))の実数部を非巡回
型ディジタルフィルタ5に、(4K+1)番目(ただ
し、K=0,1,…,(N−1))の虚数部を非巡回型
ディジタルフィルタ7に、(4K+2)番目(ただし、
K=0,1,…,(N−1))の実数部を非巡回型ディ
ジタルフィルタ6に、(4K+3)番目(ただし、K=
0,1,…,(N−2))の虚数部を非巡回型ディジタ
ルフィルタ8に割り当てる。
【0063】また、(4N−1)個のフィルタタップ係
数を有する1個の非巡回型ディジタルフィルタを4個に
分解したので、各ディジタルフィルタの利得が1/4に
なる。したがって、非巡回型ディジタルフィルタ5,
6,7,8の各フィルタタップ係数を4倍にして補償す
る。さらに、非巡回型ディジタルフィルタ5,8のフィ
ルタタップ係数の符号を反転する。非巡回型ディジタル
フィルタ8のみが他の非巡回型ディジタルフィルタより
も1タップだけタップ数が小さくなるので、フィルタで
の遅延を補償するレジスタ11を挿入する。レジスタ1
1はクロックfsで動作する。なお、非巡回型ディジタ
ルフィルタ5,6,7,8はすべてシンボルレートfs
で処理を行う。
【0064】図4には従来例と同様に(4M−1)が7
タップの場合で、フィルタタップ係数の割り当てを記入
してある。図2と(数6)の関係の類推から、非巡回型
ディジタルフィルタ8の出力はY0、非巡回型ディジタ
ルフィルタ6の出力はY1、非巡回型ディジタルフィル
タ7の出力はY2、非巡回型ディジタルフィルタ5の出
力はY3に一致することがわかる。したがって、非巡回
型ディジタルフィルタ8,6,7,5の順にフィルタ出
力を多重回路10にて時間軸多重して、周期1/4fs
の信号として多重すれば変調信号が得られる。変調出力
(Y0,Y1,Y2,...)は、非巡回型ディジタル
フィルタのタップ数によらず(数6)の4パターンの繰
り返しとなるので、図4の構成で直交変調器を実現でき
る。
【0065】以上のように、非巡回型ディジタルフィル
タのフィルタタップ係数を4組に分割し、そのうちの2
組のフィルタタップ係数の符号を反転することにより、
つまり、非巡回型ディジタルフィルタ5,6,7,8の
うち、非巡回型ディジタルフィルタ5,8のフィルタタ
ップ係数の符号を反転することにより、VSB変調に関
するSINωs t、COSωs tを乗算するという演算
回路を削除することができ、ディジタル直交変調器の構
成を簡略化できる。また、図4の構成では非巡回型ディ
ジタルフィルタがすべてシンボルレートfs での処理と
なるので、高ビットレートの変調器を実現するのに適し
ている。
【0066】なお、SINωs t、COSωs tの位相
の選び方により、フィルタタップ係数の符号を反転すべ
き非巡回型ディジタルフィルタと、非巡回型ディジタル
フィルタ5,6,7,8へのフィルタタップ係数の割り
当て方が変化するが、本質的な差はない。上記の割り当
てとは逆に、復調側とルート配分されたロールオフ・フ
ィルタ特性の時間軸上の複素インパルス応答波形を1/
4fs の時間間隔でサンプリングした(4N−1)個の
フィルタタップ係数の4K番目(ただし、K=0,1,
…,(N−1))の虚数部を非巡回型ディジタルフィル
タ5に、(4K+1)番目(ただし、K=0,1,…,
(N−1))の実数部を非巡回型ディジタルフィルタ7
に、(4K+2)番目(ただし、K=0,1,…,(N
−1))の虚数部を非巡回型ディジタルフィルタ6に、
(4K+3)番目(ただし、K=0,1,…,(N−
2))の実数部を非巡回型ディジタルフィルタ8に割り
当ててもよい。
【0067】〔ディジタル直交復調器の実施の形態〕以
下、この発明の実施の形態におけるディジタル直交復調
器について、図面を参照しながら説明する。図5はQA
M用のディジタル直交復調器の実施の形態を示す。図5
において、51,52は非巡回形ディジタルフィルタ、
55,56はサンプリング周波数変換器、57,58,
59,60はレジスタ、90は変調信号入力端子、9
1,92はベースバンド信号出力端子である。
【0068】動作は図10のディジタル直交復調器とほ
ぼ同じで、異なる点は図10の乗算器71,72と発振
器69,70を除去した点と、非巡回型ディジタルフィ
ルタのフィルタタップ係数である。非巡回型ディジタル
フィルタ51,52のフィルタタップ係数はそれぞれ2
N個と(2N−1)個(ただし、Nは2以上の整数)で
ある。変調側とルート配分されたロールオフ・フィルタ
特性の時間軸インパルス応答波形を1/4fs の時間間
隔でサンプリングした(4N−1)個のフィルタタップ
係数の2K番目(ただし、K=0,1,…,(2N−
1))を非巡回型ディジタルフィルタ51に割り当て、
(2K+1)番目(ただし、K=0,1,…,(2N−
2))を非巡回型ディジタルフィルタ52に割り当て
る。
【0069】ただし、非巡回型ディジタルフィルタ5
1,52の各々の入力側から見て偶数番目のフィルタタ
ップ係数の符号を反転する。また、(4N−1)個のフ
ィルタタップ係数を有する1個の非巡回型ディジタルフ
ィルタを2個に分解したので、各ディジタルフィルタの
利得が1/2になる。したがって、非巡回型ディジタル
フィルタ51,52の各フィルタタップ係数を2倍にす
ることにより補償する。
【0070】以上述べた構成を備えることにより、この
実施の形態のディジタル直交復調器は図9および図10
の従来例と同一の復調信号を得ることができる。これは
(数4)が(数7)に変形できることから明らかであ
る。
【0071】
【数7】
【0072】以上のように、フィルタタップ係数の符号
を周期的に反転した非巡回型ディジタルフィルタを備え
ることにより、QAM復調に関するSIN(−ωs
t)、COS(−ωs t)を乗算するという演算回路を
不要にすることができ、ディジタル直交復調器の構成を
簡略化できる。なお、SIN(−ωs t)、COS(−
ωs t)の位相の選び方により、フィルタタップ係数の
符号を反転する位置と、非巡回型ディジタルフィルタ5
1,52へのフィルタタップ係数の割り当て方が変化す
るが、本質的な差はない。
【0073】また、QAMの直交復調では非巡回型ディ
ジタルフィルタのフィルタタップ係数が対称型になるの
で、図5の例ではC0=C6、C2=C4、C1=C5
であることを利用すれば、(数7)はさらに(数8)に
変形できる。
【0074】
【数8】
【0075】すなわち、入力信号列の加算の際の符号
と、フィルタタップ係数の符号に細工をすることによ
り、QAM復調に関するSIN(−ωs t)、COS
(−ωs t)を乗算するという演算回路を不要にすると
同時に非巡回型ディジタルフィルタの乗算器の数を半減
することが可能である。この場合、非巡回形ディジタル
フィルタ51の構成が図16に示すようになり、非巡回
形ディジタルフィルタ52の構成が図17に示すように
なる。図16において、141は入力端子、142は出
力端子、143〜145は1クロック遅延回路を構成す
るレジスタ、146,147は加算器、148,149
は定数C0,C2を乗算する乗算器、150は加算器で
ある。図17において、153,154は1クロック遅
延回路を構成するレジスタ、155は加算器、156,
157は定数−C1,C3を乗算する乗算器、158は
加算器である。
【0076】図6はVSB用のディジタル直交復調器の
実施の形態を示す。図6において、53,54は非巡回
形ディジタルフィルタ、55,56はサンプリング周波
数変換器、90は変調信号入力端子、91,92はベー
スバンド信号出力端子である。図11の説明で得られた
VSB変調信号の復調ベースバンド信号は(数5)で表
現されるが、これを整理すると(数9)となる。
【0077】
【数9】
【0078】(数9)を実現するブロック図は、図6に
なる。すなわち、周期1/4fs でサンプリングされた
搬送波周波数をfs とするVSB変調信号(X0,X
1,X2,・・・)は、非巡回形ディジタルフィルタ5
3,54に入力される。非巡回型ディジタルフィルタ5
3,54のフィルタタップ係数はそれぞれ(4N−1)
個(ただし、Nは2以上の整数)である。変調側とルー
ト配分されたロールオフ・フィルタ特性の時間軸上の複
素インパルス応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプ
リングした(4N−1)個のフィルタタップ係数の2K
番目(ただし、K=0,1,…,(2N−1))の実数
部を非巡回型ディジタルフィルタ53の2K番目のタッ
プに、虚数部を非巡回型ディジタルフィルタ54の2K
番目のタップに割り当て、(2K+1)番目(ただし、
K=0,1,…,(2N−2))の虚数部を非巡回型デ
ィジタルフィルタ53の(2K+1)番目のタップに、
実数部を非巡回型ディジタルフィルタ54の(2K+
1)番目のタップに割り当てる。さらに、非巡回型ディ
ジタルフィルタの出力側をタップ番号の0番として、非
巡回型ディジタルフィルタ53の(4K+2)番目およ
び(4K+3)番目(ただし、K=0,1,…,(N−
1))のフィルタタップ係数の符号を反転し、非巡回型
ディジタルフィルタ54の(4K+1)番目および(4
K+2)番目(ただし、K=0,1,…,(N−1))
のフィルタタップ係数の符号を反転する。また、(4N
−1)個のフィルタタップ係数を有する1個の非巡回型
ディジタルフィルタを2個に分解したので、各フィルタ
の利得が1/2になる。したがって、非巡回型ディジタ
ルフィルタ53,54の各フィルタタップ係数を2倍に
することにより補償する。
【0079】非巡回型ディジタルフィルタ53,54は
周期1/4fs で演算を行うので、4サンプルから1サ
ンプルを選択して出力するサンプリング周波数変換器5
5,56を通して、I軸の復調出力(R0,R4,・・
・)が出力端子91に、Q軸の復調出力(I0,I4,
・・・)が出力端子92に出力される。以上のように、
フィルタタップ係数の符号を周期的に反転すると同時
に、複素フィルタの実数部と虚数部を交互に配列した非
巡回型ディジタルフィルタを備えることにより、VSB
復調に関するSIN(−ωs t)、COS(−ωs t)
を乗算するという演算回路を不要にすると同時に複素フ
ィルタの構成を簡素化でき、ディジタル直交復調器の構
成を簡略化できる。
【0080】なお、SIN(−ωs t)、COS(−ω
s t)の位相の選び方により、フィルタタップ係数の符
号を反転する位置と、非巡回型ディジタルフィルタ5
3,54へのフィルタタップ係数の割り当て方が変化す
るが、本質的な差はない。上記とは逆に、変調側とルー
ト配分されたロールオフ・フィルタ特性の時間軸上の複
素インパルス応答波形を1/4fs の時間間隔でサンプ
リングした(4N−1)個のフィルタタップ係数の2K
番目(ただし、K=0,1,…,(2N−1))の虚数
部を非巡回型ディジタルフィルタ53の2K番目のタッ
プに、実数部を非巡回型ディジタルフィルタ54の2K
番目のタップに割り当て、(2K+1)番目(ただし、
K=0,1,…,(2N−2))の実数部を非巡回型デ
ィジタルフィルタ53の(2K+1)番目のタップに、
虚数部を非巡回型ディジタルフィルタ54の(2K+
1)番目のタップに割り当ててもよい。この場合の構成
は図18に示すようになる。
【0081】
【発明の効果】以上のように、この発明のディジタル直
交変調器およびディジタル直交復調器によれば、非巡回
型ディジタルフィルタのフィルタタップ係数の符号を周
期的に反転することにより、直交変復調に関してSIN
ωs t、COSωs tなどを乗算する演算回路を不要と
し、これにより、構成が簡単なディジタル直交変復調器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のQAM用ディジ
タル直交変調器のブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態のQAM用ディジ
タル直交変調器のブロック図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態のVSB用ディジ
タル直交変調器のブロック図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態のVSB用ディジ
タル直交変調器のブロック図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態のQAM用ディジ
タル直交復調器のブロック図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態のVSB用ディジ
タル直交復調器のブロック図である。
【図7】第1の従来例のQAM用ディジタル直交変調器
のブロック図である。
【図8】第2の従来例のQAM用ディジタル直交変調器
のブロック図である。
【図9】第1の従来例のQAM用ディジタル直交復調器
のブロック図である。
【図10】第2の従来例のQAM用ディジタル直交復調
器のブロック図である。
【図11】従来例のVSB用ディジタル直交復調器のブ
ロック図である。
【図12】図7における非巡回形ディジタルフィルタ1
2,13の具体的な構成を示すブロック図である。
【図13】図8における非巡回形ディジタルフィルタ3
の具体的な構成を示すブロック図である。
【図14】図8における非巡回形ディジタルフィルタ4
の具体的な構成を示すブロック図である。
【図15】図3のVSB用ディジタル直交変調器の変形
例の構成を示すブロック図である。
【図16】図5における非巡回形ディジタルフィルタ5
1の変形例の構成を示すブロック図である。
【図17】図5における非巡回形ディジタルフィルタ5
2の変形例の構成を示すブロック図である。
【図18】図6のVSB用ディジタル直交復調器の変形
例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 サンプリング周波数変換器 3,4,5,6,7,8 非巡回型ディジタルフィルタ 9,10 多重回路 11 レジスタ 30,31 ベースバンド信号入力端子 32 変調信号出力端子 51,52,53,54 非巡回型ディジタルフィルタ 55,56 サンプリング周波数変換器 57,58,59,60 レジスタ 90 変調信号入力端子 91,92 ベースバンド信号出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の信号を入力する2Nタップ(ただ
    し、Nは2以上の整数)の第1の非巡回形ディジタルフ
    ィルタと、第2の信号を入力する(2N−1)タップの
    第2の非巡回形ディジタルフィルタと、前記第1および
    第2の非巡回形ディジタルフィルタの出力を交互に時間
    軸多重する多重回路とを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    の実数のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=
    0,1,…,(2N−1))を前記第1の非巡回形ディ
    ジタルフィルタに、(2K+1)番目(ただし、K=
    0,1,…,(2N−2))を前記第2の非巡回形ディ
    ジタルフィルタにそれぞれ割り当て、 前記第1および前記第2の非巡回形ディジタルフィルタ
    にそれぞれ割り当てられたフィルタタップ係数の符号を
    1個おきに反転したことを特徴とするディジタル直交変
    調器。
  2. 【請求項2】 第1の信号を入力するNタップ(ただ
    し、Nは2以上の整数)の第1の非巡回形ディジタルフ
    ィルタと、前記第1の信号を入力するNタップの第2の
    非巡回形ディジタルフィルタと、第2の信号を入力する
    Nタップの第3の非巡回形ディジタルフィルタと、前記
    第2の信号を入力する(N−1)タップの第4の非巡回
    形ディジタルフィルタと、前記第1,第2,第3および
    第4の非巡回形ディジタルフィルタの出力を順に時間軸
    多重する多重回路とを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    の実数のフィルタタップ係数の4K番目(ただし、K=
    0,1,…,(N−1))を前記第1の非巡回形ディジ
    タルフィルタに、(4K+2)番目(ただし、K=0,
    1,…,(N−1))を前記第2の非巡回形ディジタル
    フィルタに、(4K+1)番目(ただし、K=0,1,
    …,(N−1))を前記第3の非巡回形ディジタルフィ
    ルタに、(4K+3)番目(ただし、K=0,1,…
    (N−2))を前記第4の非巡回形ディジタルフィルタ
    にそれぞれ割り当て、 前記第1,第2,第3および第4の非巡回形ディジタル
    フィルタのうちの2個の非巡回形ディジタルフィルタの
    フィルタタップ係数の符号を全て反転したことを特徴と
    するディジタル直交変調器。
  3. 【請求項3】 第1の信号を入力する2Nタップ(ただ
    し、Nは2以上の整数)の第1の非巡回形ディジタルフ
    ィルタと、前記第1の信号を入力する(2N−1)タッ
    プの第2の非巡回形ディジタルフィルタと、前記第1お
    よび第2の非巡回形ディジタルフィルタの出力を交互に
    時間軸多重する多重回路とを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    の複素数のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K
    =0,1,…,(2N−1))の実数部を前記第1の非
    巡回形ディジタルフィルタに、(2K+1)番目(ただ
    し、K=0,1,…,(2N−2))の虚数部を前記第
    2の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞれ割り当てる
    か、または(4N−1)個の複素数のフィルタタップ係
    数の2K番目(ただし、K=0,1,…,(2N−
    1))の虚数部を前記第1の非巡回形ディジタルフィル
    タに、(2K+1)番目(ただし、K=0,1,…,
    (2N−2))の実数部を前記第2の非巡回形ディジタ
    ルフィルタにそれぞれ割り当て、 前記第1および第2の非巡回形ディジタルフィルタにそ
    れぞれ割り当てられたフィルタタップ係数の符号を1個
    おきに反転したことを特徴とするディジタル直交変調
    器。
  4. 【請求項4】 第1の信号を入力するNタップ(ただ
    し、Nは2以上の整数)の第1の非巡回形ディジタルフ
    ィルタと、前記第1の信号を入力するNタップの第2の
    非巡回形ディジタルフィルタと、前記第1の信号を入力
    するNタップの第3の非巡回形ディジタルフィルタと、
    前記第1の信号を入力する(N−1)タップの第4の非
    巡回形ディジタルフィルタと、前記第1,第2,第3お
    よび第4の非巡回形ディジタルフィルタの出力を順に時
    間軸多重する多重回路とを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    の複素数のフィルタタップ係数の4K番目(ただし、K
    =0,1,…,(N−1))の実数部を前記第1の非巡
    回形ディジタルフィルタに、(4K+2)番目(ただ
    し、K=0,1,…,(N−1))の実数部を前記第2
    の非巡回形ディジタルフィルタに、(4K+1)番目
    (ただし、K=0,1,…,(N−1))の虚数部を前
    記第3の非巡回形ディジタルフィルタに、(4K+3)
    番目(ただし、K=0,1,…(N−2))の虚数部を
    前記第4の非巡回形ディジタルフィルタにそれぞれ割り
    当てるか、または(4N−1)個の複素数のフィルタタ
    ップ係数の4K番目(ただし、K=0,1,…,(N−
    1))の虚数部を前記第1の非巡回形ディジタルフィル
    タに、(4K+2)番目(ただし、K=0,1,…,
    (N−1))の虚数部を前記第2の非巡回形ディジタル
    フィルタに、(4K+1)番目(ただし、K=0,1,
    …,(N−1))の実数部を前記第3の非巡回形ディジ
    タルフィルタに、(4K+3)番目(ただし、K=0,
    1,…,(N−2))の実数部を前記第4の非巡回形デ
    ィジタルフィルタにそれぞれ割り当て、 前記第1,第2,第3および第4の非巡回形ディジタル
    フィルタのうちの2個の非巡回形ディジタルフィルタの
    フィルタタップ係数の符号を全て反転したことを特徴と
    するディジタル直交変調器。
  5. 【請求項5】 4倍オーバーサンプリングで離散化され
    た入力信号の2L番目(ただし、L=0,1,…,(2
    N−1))を入力する2Nタップ(ただし、Nは2以上
    の整数)の第1の非巡回形ディジタルフィルタと、前記
    離散化された入力信号の(2L+1)番目(ただし、L
    =0,1,…,(2N−2))を入力する(2N−1)
    タップの第2の非巡回形ディジタルフィルタとを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    の実数のフィルタタップ係数の2K番目(ただし、K=
    0,1,…,(2N−1))を前記第1の非巡回形ディ
    ジタルフィルタに、(2K+1)番目(ただし、K=
    0,1,…,(2N−2))を前記第2の非巡回形ディ
    ジタルフィルタにそれぞれ割り当て、 前記第1および第2の非巡回形ディジタルフィルタにそ
    れぞれ割り当てられたフィルタタップ係数の符号を1個
    おきに反転したことを特徴とするディジタル直交復調
    器。
  6. 【請求項6】 4倍オーバーサンプリングで離散化した
    信号を入力する(4N−1)タップの第1および第2の
    非巡回形ディジタルフィルタとを備え、 4倍オーバーサンプリングで設計された(4N−1)個
    (ただし、Nは2以上の整数)の複素数のフィルタタッ
    プ係数の2K番目(ただし、K=0,1,…,(2N−
    1))の実数部を前記第1の非巡回形ディジタルフィル
    タの2K番目のタップに、虚数部を前記第2の非巡回形
    ディジタルフィルタの2K番目のタップにそれぞれ割り
    当て、前記(4N−1)個の複素数のフィルタタップ係
    数の(2K+1)番目(ただし、K=0,1,…,(2
    N−2))の虚数部を前記第1の非巡回形ディジタルフ
    ィルタの(2K+1)番目のタップに、実数部を前記第
    2の非巡回形ディジタルフィルタの(2K+1)番目の
    タップにそれぞれ割り当てるか、または前記(4N−
    1)個の複素数のフィルタタップ係数の2K番目(ただ
    し、K=0,1,…,(2N−1))の虚数部を前記第
    1の非巡回形ディジタルフィルタの2K番目のタップ
    に、実数部を前記第2の非巡回形ディジタルフィルタの
    2K番目のタップにそれぞれ割り当て、前記(4N−
    1)個の複素数のフィルタタップ係数の(2K+1)番
    目(ただし、K=0,1,…,(2N−2))の実数部
    を前記第1の非巡回形ディジタルフィルタの(2K+
    1)番目のタップに、虚数部を前記第2の非巡回形ディ
    ジタルフィルタの(2K+1)番目のタップにそれぞれ
    割り当て、 前記第1および第2の非巡回形ディジタルフィルタにそ
    れぞれ割り当てられたフィルタタップ係数の符号を2個
    おきに2個ずつ反転したことを特徴とするディジタル直
    交復調器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0940955A3 (en) * 1998-03-06 2002-08-28 Hitachi Denshi Kabushiki Kaisha Filtering for transmission using quadrature modulation
JP2010268233A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デジタル直交変調器
JP2017028626A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 アンリツ株式会社 信号処理装置及び信号処理方法

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