JPH0918186A - 高周波シールド構造及びそのプリント板 - Google Patents

高周波シールド構造及びそのプリント板

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JPH0918186A
JPH0918186A JP7188592A JP18859295A JPH0918186A JP H0918186 A JPH0918186 A JP H0918186A JP 7188592 A JP7188592 A JP 7188592A JP 18859295 A JP18859295 A JP 18859295A JP H0918186 A JPH0918186 A JP H0918186A
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    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 多層プリント板1の表面側に表ケース2が、
裏面側に裏ケース3が設けられ、これらはネジ4で一体
に固定されている。多層プリント板1には各種の電気・
電子部品5が搭載されている。多層プリント板1は、ベ
ース層11にスルーホール12が形成され、ベース層1
1の表面全体及びスルーホール12には銅はく層13が
メッキされブラインド・ビア・ホール(以下、BVHと
いう)が形成されている。ベース層11の内側にはプリ
プレグ層14が積層されており、プリプレグ層14の一
部はスルーホール12を通ってベース層11の表面に突
出している。プリプレグ層14の突出部分及び銅はく層
13にメッキ層15が形成され、プリプレグ層14の突
出部分はBVH突起16となっている。 【効果】 プリント板とケースとの接触が良好になり充
分に良好なシールド効果を得ることができ、また、良好
な高周波数特性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置等に使用
される高密度実装の高周波シールド構造及びそのプリン
ト板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線通信装置等に使用さ
れる高周波回路の実装構造としては、特開平1−225
200号公報、特開平5−251583号公報等で提案
されているものがあった。例えば、特開平1−2252
00号公報で提案されている実装構造は、図10及び図
11で示されるように、各種電気・電子部品81が実装
されたプリント板82と、プリント板81の表面側に装
着された表カバー83と、プリント板81の裏面側に装
着されたシールドプレート84及び裏カバー85とがネ
ジ86により貫通固定されているものである。ここで表
カバー83はユニットの筐体として形成され、プリント
板82の電気・電子部品81が収納されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の高周波
回路の実装構造は、組立・加工が簡単であり好ましいも
のである。しかしながら、シールド効果はプリント板と
カバーとの接触で決定されるので、プリント板とカバー
双方の平面度が必要であるが、ネジ止めしている部分の
周辺でしか充分に接触しないものであった。したがっ
て、実際にシールドが必要な場所でのプリント板とカバ
ーとの接触が不十分で、シールド効果が半減したり、コ
ネクタ等のカバーに取り付ける部品とプリント板との接
触が充分でなく高周波特性が悪くなってしまうという問
題点があった。
【0004】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
ものであり、簡単な構成でシールド効果を充分に発揮す
ることができ、かつ、ケースに取りつける部品とプリン
ト板との接触を確実にして高周波特性が悪化することが
ない高周波シールド構造の提供を目的とし、また、極め
て簡単かつ安価に製作することができる高周波シールド
構造に使用するプリント板の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の高周波シールド構造は、電気・電子部品が搭載
されたプリント板と、このプリント板の表面側に装着さ
れた表ケースと、前記プリント板の裏面側に装着された
裏ケースと、これらプリント板、表ケース及び裏ケース
を貫通して一体に固定したネジと、前記プリント板の表
裏両面の少なくとも一方に形成されたブラインド・ビア
・ホール突起とを有し、このブラインド・ビア・ホール
突起が表ケース及び裏ケースの少なくとも一方と接触し
た構成としてある。また、本発明のプリント板は、ベー
ス層と、このベース層に穿設されたスルーホールと、こ
のスルーホールに形成された銅はく層と、前記ベース層
に積層され一部がスルーホールを通って突出したプリプ
レグ層とを有し、このプリプレグ層の突出部分にメッキ
層が施されてブラインド・ビア・ホール突起が形成され
た構成としてある。
【0006】
【作用】上記構成からなる本発明の高周波シールド構造
によれば、プリント板に形成されたブラインド・ビア・
ホール突起が表ケース及び裏ケースの少なくとも一方と
確実に接触し、シールド効果を良好に発揮させ、また、
ケースに取りつける部品とプリント板との接触を良好に
行わせる。また、上記構成からなる本発明の高周波シー
ルド構造のプリント板によれば、ブラインド・ビア・ホ
ール突起がケースとの接触を良好にし、また、通常のS
VH工法でプリント板を製作するのとほとんど同様の作
業でブラインド・ビア・ホール突起を形成させることで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の高周波シールド構造及びその
プリント板の一実施例について、図面を参照して説明す
る。図1は本発明による高周波シールド構造の一実施例
の断面図、図2は本発明による高周波シールド構造に使
用するプリント板の平面図、図3は本発明による高周波
シールド構造に使用するプリント板の拡大部分断面図を
示す。図1において、1はサーフィス・ビア・ホール
(以下、SVHという)工法で作製された多層プリント
板であり、この多層プリント板1の表面側に表ケース2
が、裏面側に裏ケース3が設けられ、これらはネジ4で
一体に固定されている。
【0008】また、多層プリント板1には各種の電気・
電子部品5が搭載されている。多層プリント板1は、図
2に示すように、ベース層11にスルーホール12が形
成され、このベース層11の表面全体及びスルーホール
12には銅はく層13がメッキされブラインド・ビア・
ホール(以下、BVHという)が形成されている。ベー
ス層11の内側にはプリプレグ層14が積層されてお
り、このプリプレグ層14の一部はスルーホール12を
通ってベース層11の表面に突出している。
【0009】また、このプリプレグ層14の突出部分及
び銅はく層13にメッキ層15が形成され、プリプレグ
層14の突出部分はBVH突起16となっている。そし
て、このようなBVH突起16は、図3に示すように、
多層プリント板1の電気・電子部品5(図示せず)を搭
載しないしきり部分の表面及び裏面(図示せず)に規則
的に略等間隔で設けられている。
【0010】以上のような高周波シールド構造において
は、多層プリント板1を表ケース2及び裏ケース3で挟
んでネジ4で固定すると、BVH突起16が表ケース2
及び裏ケース3に完全に接触し、従来のようにネジ止め
の近傍のみならず多層プリント板1の全面にわったて表
ケース2及び裏ケース3と接触する。したがって、シー
ルドが必要な個所のシールドを良好に行え、かつ、コネ
クタ等の部品の接触も良好になる。
【0011】次に、上記多層プリント板1を作製する方
法について、図4(a)、(b)、(c)、(d)及び
(e)を参照して説明する。図4(a)、(b)、
(c)、(d)及び(e)はそれぞれ本発明の高周波シ
ールド構造に使用するプリント板の作製工程を示す図で
ある。まず、図4(a)に示すように、スルーホール1
2が形成されたベース層11を用意し、このベース層1
1の表面全面及びスルーホール12に約18μmの厚み
で銅はく層13をメッキし、BVHを形成する。
【0012】次に、図4(b)に示すように、ベース1
1裏面をプリプレグ層14に積層させ、プリプレグ層1
4の樹脂をスルーホール12を通して表面に突出させ、
さらに、図4(c)に示すように、ベース11表面を数
μm研磨してプリプレグ層14の突出部分を平滑にす
る。そして、図4(d)に示すように、エッチング液で
表面の銅はく層13を2〜3μm溶解してプリプレグ層
14を2〜3μm突出させ、さらに、図4(e)に示す
ように、プリプレグ層14の突出部分及び銅はく層13
にメッキ層15を施し、BVH突起16を形成する。そ
して、以上のようなものを2枚用意し、プリプレグ層1
4同士を接着し、図2に示すような多層プリント板1が
完成する。
【0013】なお、ベース層11に回路パターンの形成
するには、上記図4(a)、(b)、(c)及び(d)
のどの段階で形成してもよく、図4(e)のメッキ層1
5の形成の際、回路パターンがメッキされないようにマ
スク等で保護して行う。また、図4(e)において銅は
く層13の全面にメッキ層15を形成し、その後、エッ
チングで回路パターンを形成することもできる。
【0014】上記実施例においては、一方の面にのみB
VH突起16が形成されたものを2枚用意し、それらを
重ね合わせることにより表面側及び裏面側にBVH突起
16が形成された多層プリント板1を作製したが、予め
ベース層を2枚用意し、プリプレグ層14を挟むように
積層して作製してもよい(他の工程は、上記実施例を同
様である)。このような方法で作製すると、材料費を節
約でき、かつ、作製作業も簡単になる。
【0015】本発明の高周波シールド構造をRFコネク
タ部との接続に適用した実施例を図5及び図6を参照し
て説明する。図5は高周波シールド構造の部分横断面
図、図6は高周波シールド構造の部分縦断面図を示す。
これらの図において、61はプリント板で、このプリン
ト板61の表面側及び裏面側にはBVH突起62が形成
されており、また表面側にはマイクロストリップライン
63が形成されている。そして、このプリント板61は
表ケース64及び裏ケース65で挟まれ、ネジ(図示せ
ず)で一体に固定されている。また、表ケース64及び
裏ケース65にはRFコネクタ66が取りつけられてい
る。
【0016】このようなプリント板61の入出力として
RFコネクタ66を使用する場合、RFコネクタ66と
マイクロストリップライン63間の接続が良好でない
と、リターンロスが悪くなり高周波特性が悪くなる。し
たがって、RFコネクタ66は表ケース64及び裏ケー
ス65に取りつけられているので、表ケース64及びケ
ースー65との接続が重要になる。
【0017】この実施例では、プリント板61と裏ケー
ス65がBVH突起62で接触し、表ケース64と裏ケ
ース65とで挟み込まれているので、RFコネクタ66
の近傍で充分な接触が得られ、良好なRF特性を得るこ
とができる。
【0018】本発明の高周波シールド構造をRFアンプ
に適用した実施例を図7、図8及び図9を参照して説明
する。図7はRFアンプの回路図、図8は高周波シール
ド構造の部分横断面図、図9は高周波シールド構造の部
分縦断面図を示す。図7において、71はトランジスタ
で、このトランジスタ71にコンデンサ72及び抵抗7
3が接続されるとともに、コンデンサ74及び抵抗75
が接続されている。そして、このような回路が図8及び
図9に示すように実装されている。
【0019】図8及び図9において、76はプリント板
で、このプリント板76のトランジスタ71が搭載され
る個所の近傍にはBVH突起77が形成されている。ま
た、プリント板76にはケース78がネジ79で固定さ
れている。このような高周波で動作するRFアンプで
は、トランジスタ71のエミッタの接地が充分でないと
ゲインがでなかったり、異常発振したりする。しかし、
この実施例では、プリント板76とカバー78はトラン
ジスタ71の近傍に配置されたBVH突起77で接触し
ているので、高周波的に良好な接地を得ることができ、
良好な特性のRFアンプを構築できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高周波シー
ルド構造は、プリント板上にBVH突起を形成し、表ケ
ースと裏ケースとでプリント板を挟み込む構成とするこ
とにより、プリント板とケースとの接触が良好になり充
分に良好なシールド効果を得ることができ、また、ケー
スに取りつける部品とプリント板との接触が良好になる
ので、良好な高周波数特性を得ることができる。また、
本発明のプリント板は、ケースとの接触を良好にでき、
また、通常のSVH工法で製作するのと同様の作業で製
作することでき、簡単かつ安価に製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波シールド構造の一実施例の
断面図を示す。
【図2】本発明による高周波シールド構造に使用するプ
リント板の平面図を示す。
【図3】本発明による高周波シールド構造に使用するプ
リント板の拡大部分断面図を示す。
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)及び(e)
は、本発明による高周波シールド構造に使用するプリン
ト板の作製工程をそれぞれ示す。
【図5】本発明による高周波シールド構造をRFコネク
タ部との接続に適用した実施例の部分横断面図を示す。
【図6】本発明による高周波シールド構造をRFコネク
タ部との接続に適用した実施例の部分縦断面図を示す。
【図7】RFアンプの回路図を示す。
【図8】本発明による高周波シールド構造をRFアンプ
に適用した実施例の部分横断面図を示す。
【図9】本発明による高周波シールド構造をRFアンプ
に適用した実施例の部分縦断面図を示す。
【図10】従来の高周波シールド構造の分解斜視図を示
す。
【図11】従来の高周波シールド構造の断面図を示す。
【符号の説明】
1 プリント板 2 表ケース 3 裏ケース 4 ネジ 5 電気・電子部品 11 ベース層 12 スルーホール 13 銅はく層 14 プリプレグ層 15 メッキ層 16 BVH突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気・電子部品が搭載されたプリント板
    と、このプリント板の表面側に装着された表ケースと、
    前記プリント板の裏面側に装着された裏ケースと、これ
    らプリント板、表ケース及び裏ケースを貫通して一体に
    固定したネジと、前記プリント板の表裏両面の少なくと
    も一方に形成されたブラインド・ビア・ホール突起とを
    有し、このブラインド・ビア・ホール突起が表ケース及
    び裏ケースの少なくとも一方と接触していることを特徴
    とする高周波シールド構造。
  2. 【請求項2】 ベース層と、このベース層に穿設された
    スルーホールと、このスルーホールに形成された銅はく
    層と、前記ベース層に積層され一部がスルーホールを通
    って突出したプリプレグ層とを有し、このプリプレグ層
    の突出部分にメッキ層が施されてブラインド・ビア・ホ
    ール突起が形成されていることを特徴とするプリント
    板。
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