JPH09182878A - 手巻き式ゼンマイ駆動ユニット - Google Patents
手巻き式ゼンマイ駆動ユニットInfo
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- JPH09182878A JPH09182878A JP34252795A JP34252795A JPH09182878A JP H09182878 A JPH09182878 A JP H09182878A JP 34252795 A JP34252795 A JP 34252795A JP 34252795 A JP34252795 A JP 34252795A JP H09182878 A JPH09182878 A JP H09182878A
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- Japan
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- mainspring
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゼンマイの露出と巻き過ぎを防止する。
【解決手段】 フレーム内に収容したゼンマイ5を、ゼ
ンマイ5の中心側端に連結された巻き上げ軸を手動回転
させて巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットにおい
て、第1フレーム2に設けられ、ゼンマイ5を径方向か
ら全周に亘って囲む周壁2aと、周壁2aに形成された
凹部8と、ゼンマイ5の外側端に設けられ、このゼンマ
イ5の弾性力によって凹部8にはまり込んでゼンマイ5
の外側の端部を係止する外向きの係留凸部9を有し、ゼ
ンマイ5の過剰な巻き上げ時には係留凸部9を凹部8か
ら外して周壁2aに沿って移動させる。
ンマイ5の中心側端に連結された巻き上げ軸を手動回転
させて巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットにおい
て、第1フレーム2に設けられ、ゼンマイ5を径方向か
ら全周に亘って囲む周壁2aと、周壁2aに形成された
凹部8と、ゼンマイ5の外側端に設けられ、このゼンマ
イ5の弾性力によって凹部8にはまり込んでゼンマイ5
の外側の端部を係止する外向きの係留凸部9を有し、ゼ
ンマイ5の過剰な巻き上げ時には係留凸部9を凹部8か
ら外して周壁2aに沿って移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動でゼンマイを
巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットに関する。
巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ゼンマイを動力源とする従来の手巻き式
ゼンマイ駆動ユニットは、増速ギヤ列や出力軸などと共
にフレーム内に収容されたゼンマイの中心に巻き上げ軸
を配置し、ゼンマイの内側の端部を巻き上げ軸に巻き付
けると共に外側の端部をフレームの外に突出させてフレ
ームに係止させるように設けられている。例えば、ゼン
マイの外側の端部をL形に折り曲げてこのL形の端部を
フレームの外側に配置することで、巻き上げ軸を手動回
転させてゼンマイを巻き上げた場合にゼンマイの外側の
端部がフレーム内に引き込まれてしまうのを防止してい
た。
ゼンマイ駆動ユニットは、増速ギヤ列や出力軸などと共
にフレーム内に収容されたゼンマイの中心に巻き上げ軸
を配置し、ゼンマイの内側の端部を巻き上げ軸に巻き付
けると共に外側の端部をフレームの外に突出させてフレ
ームに係止させるように設けられている。例えば、ゼン
マイの外側の端部をL形に折り曲げてこのL形の端部を
フレームの外側に配置することで、巻き上げ軸を手動回
転させてゼンマイを巻き上げた場合にゼンマイの外側の
端部がフレーム内に引き込まれてしまうのを防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手巻き式ゼンマイ駆動ユニットでは、巻き上げ軸を誤っ
て逆方向に回転させた場合、フレームに引っ掛けられて
いたゼンマイの端部が巻き上げとは逆方向の力でフレー
ムから突き出されてしまう。このため、玩具の中にギヤ
ユニットを収容せず、むき出しとするような使われ方を
する場合にゼンマイ端が使用者の手等に触れる虞があ
る。
手巻き式ゼンマイ駆動ユニットでは、巻き上げ軸を誤っ
て逆方向に回転させた場合、フレームに引っ掛けられて
いたゼンマイの端部が巻き上げとは逆方向の力でフレー
ムから突き出されてしまう。このため、玩具の中にギヤ
ユニットを収容せず、むき出しとするような使われ方を
する場合にゼンマイ端が使用者の手等に触れる虞があ
る。
【0004】また、手巻き式ゼンマイ駆動ユニットで
は、巻き上げ軸を指先で摘んで回すため、ゼンマイの巻
き上げ完了を巻き上げ軸の回転抵抗によって感じ取るこ
とは可能ではあるが、巻き上げ軸を勢い良く回転させた
場合等には回転抵抗を感じ取る前に巻き上げ過ぎてゼン
マイ等を破損させることがあった。
は、巻き上げ軸を指先で摘んで回すため、ゼンマイの巻
き上げ完了を巻き上げ軸の回転抵抗によって感じ取るこ
とは可能ではあるが、巻き上げ軸を勢い良く回転させた
場合等には回転抵抗を感じ取る前に巻き上げ過ぎてゼン
マイ等を破損させることがあった。
【0005】本発明は、ゼンマイの端部のフレームの外
への飛び出しを防止すると共に、その巻き過ぎを防止す
ることができる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットを提供す
ることを目的とする。
への飛び出しを防止すると共に、その巻き過ぎを防止す
ることができる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、増速ギヤ列を介して出力軸を回転させる
動力源となるフレーム内のゼンマイを、該ゼンマイの内
側の端部に巻き付けられた巻き上げ軸を手動回転させて
巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットにおいて、ゼ
ンマイを径方向から全周に亘って囲むと共に少なくとも
1つの凹部を有する周壁をフレームに設ける一方、ゼン
マイの外側の端部にこのゼンマイの弾性力によって凹部
にはまり込んで係止される外向きの係留凸部を設け、ゼ
ンマイの過剰な巻き上げ時には係留凸部が凹部を乗り越
えて周壁に沿って移動するようにしている。
めに本発明は、増速ギヤ列を介して出力軸を回転させる
動力源となるフレーム内のゼンマイを、該ゼンマイの内
側の端部に巻き付けられた巻き上げ軸を手動回転させて
巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットにおいて、ゼ
ンマイを径方向から全周に亘って囲むと共に少なくとも
1つの凹部を有する周壁をフレームに設ける一方、ゼン
マイの外側の端部にこのゼンマイの弾性力によって凹部
にはまり込んで係止される外向きの係留凸部を設け、ゼ
ンマイの過剰な巻き上げ時には係留凸部が凹部を乗り越
えて周壁に沿って移動するようにしている。
【0007】したがって、ゼンマイを巻き上げ過ぎる
と、巻き締められたゼンマイの外側の端部の係留凸部が
凹部を乗り越えて周壁に沿って移動し、巻き上げ軸と同
方向にゼンマイ全体が回転してそれ以上巻き上げられな
い。巻き上げ軸がゼンマイ巻き上げ方向とは逆方向に回
されると、ギヤ列と出力軸を回転させながらある程度は
自由に回転できるが、次第に外径へ向けて広がるゼンマ
イが周壁に押しつけられてゼンマイの動きを阻止して巻
き上げ軸が回転できないようにする。
と、巻き締められたゼンマイの外側の端部の係留凸部が
凹部を乗り越えて周壁に沿って移動し、巻き上げ軸と同
方向にゼンマイ全体が回転してそれ以上巻き上げられな
い。巻き上げ軸がゼンマイ巻き上げ方向とは逆方向に回
されると、ギヤ列と出力軸を回転させながらある程度は
自由に回転できるが、次第に外径へ向けて広がるゼンマ
イが周壁に押しつけられてゼンマイの動きを阻止して巻
き上げ軸が回転できないようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1〜図3に本発明に係る手巻き式ゼンマ
イ駆動ユニットの実施形態の一例を示している。この手
巻き式ゼンマイ駆動ユニット(以下、単にゼンマイ駆動
ユニットと略す。)1は、動力源となるゼンマイ5と、
このゼンマイ5を巻き上げる巻き上げ軸6と、この巻き
上げ軸6の回転を出力軸7に伝達する増速ギヤ列と、出
力軸7の回転を一定にする定速機構と、これらを収容す
るフレームとから構成されている。フレームは、分離可
能な第1フレーム2と第3フレーム4及びこれらの間を
仕切る第2フレーム3とから成り、ピン18の穴19へ
の圧入によって分離可能に相互に連結されている。
イ駆動ユニットの実施形態の一例を示している。この手
巻き式ゼンマイ駆動ユニット(以下、単にゼンマイ駆動
ユニットと略す。)1は、動力源となるゼンマイ5と、
このゼンマイ5を巻き上げる巻き上げ軸6と、この巻き
上げ軸6の回転を出力軸7に伝達する増速ギヤ列と、出
力軸7の回転を一定にする定速機構と、これらを収容す
るフレームとから構成されている。フレームは、分離可
能な第1フレーム2と第3フレーム4及びこれらの間を
仕切る第2フレーム3とから成り、ピン18の穴19へ
の圧入によって分離可能に相互に連結されている。
【0010】ゼンマイ5は、第1フレーム2と第2フレ
ーム3との間の空間に収容されている。第1フレーム2
には、ゼンマイ5を径方向から全周に亘って囲む周壁2
aが一体成形によって設けられている。この周壁2aに
は、少なくとも1つ以上の凹部8が形成されている。凹
部8は、周壁2aの周方向に沿って好ましくは等間隔で
例えば4箇所に設けられている。各凹部8は、図3から
も明らかなように、平面形状がほぼ長方形を成す第1フ
レーム2の半分を占める正方形の四隅の位置に形成され
ている。この場合、第1フレーム2の大きさに対して周
壁2aの大きさを可能な限り大きくし得る。各凹部8
は、ゼンマイ5の巻き上げ方向には比較的鋭角に立ち上
がり、逆方向には緩やかな角度で段差なく周壁2aの内
周壁面と繋がっている。
ーム3との間の空間に収容されている。第1フレーム2
には、ゼンマイ5を径方向から全周に亘って囲む周壁2
aが一体成形によって設けられている。この周壁2aに
は、少なくとも1つ以上の凹部8が形成されている。凹
部8は、周壁2aの周方向に沿って好ましくは等間隔で
例えば4箇所に設けられている。各凹部8は、図3から
も明らかなように、平面形状がほぼ長方形を成す第1フ
レーム2の半分を占める正方形の四隅の位置に形成され
ている。この場合、第1フレーム2の大きさに対して周
壁2aの大きさを可能な限り大きくし得る。各凹部8
は、ゼンマイ5の巻き上げ方向には比較的鋭角に立ち上
がり、逆方向には緩やかな角度で段差なく周壁2aの内
周壁面と繋がっている。
【0011】ゼンマイ5の外側の端部には、末端が折り
返されて円形ないし三角形の係留凸部9が外向きに形成
されている。係留凸部9はゼンマイ5の弾性力によって
常時径方向外側に押し出されて凹部8にはまり込み、摩
擦力でゼンマイ5の外側端を周壁2aに係止する。
返されて円形ないし三角形の係留凸部9が外向きに形成
されている。係留凸部9はゼンマイ5の弾性力によって
常時径方向外側に押し出されて凹部8にはまり込み、摩
擦力でゼンマイ5の外側端を周壁2aに係止する。
【0012】また、ゼンマイ5はその内側の端部が巻き
上げ軸6のゼンマイ止め爪20に巻き付けられて、巻き
上げ軸6の回転によって巻き上げられる。この巻き上げ
軸6とその回転をギヤ列に伝達する巻き上げ軸6上の第
1ギヤ11とはクラッチ10を介して連結されている。
クラッチ10は、例えば巻き上げ軸6に圧入などによっ
て固着されているS字形のアーム10aと、このアーム
10aがゼンマイ5の巻き上げ方向とは逆方向に回転す
る際に係合する鋸歯状の内歯11aを有する第1ギヤ1
1とから構成されている。したがって、クラッチ10
は、ゼンマイ巻き上げ時には切断状態になって第1ギヤ
11への回転力伝達を断つ一方、ゼンマイ解放時には接
続状態になって第1ギヤ11への回転力伝達を行う。
尚、本実施例の場合、S字アーム10aとゼンマイ止め
爪20とはプラスチック成形品によって一体成形されて
いる。
上げ軸6のゼンマイ止め爪20に巻き付けられて、巻き
上げ軸6の回転によって巻き上げられる。この巻き上げ
軸6とその回転をギヤ列に伝達する巻き上げ軸6上の第
1ギヤ11とはクラッチ10を介して連結されている。
クラッチ10は、例えば巻き上げ軸6に圧入などによっ
て固着されているS字形のアーム10aと、このアーム
10aがゼンマイ5の巻き上げ方向とは逆方向に回転す
る際に係合する鋸歯状の内歯11aを有する第1ギヤ1
1とから構成されている。したがって、クラッチ10
は、ゼンマイ巻き上げ時には切断状態になって第1ギヤ
11への回転力伝達を断つ一方、ゼンマイ解放時には接
続状態になって第1ギヤ11への回転力伝達を行う。
尚、本実施例の場合、S字アーム10aとゼンマイ止め
爪20とはプラスチック成形品によって一体成形されて
いる。
【0013】出力軸7と同軸上には第1ギヤ11との間
で増速ギヤ列を構成するピニオン12aが設けられ、ク
ラッチ10を介して第1ギヤ11に伝達された回転が増
速されて出力軸7に伝達される。ここで、出力軸7上に
は大径歯車12bが設けられ、ピニオン12aと大径歯
車12b及び出力軸7が一体成形されて第2ギヤ12を
構成している。また、第2ギヤ12の回転は、同時に大
径歯車12b→第3歯車13のピニオン13a→大径歯
車13b→第4ギヤ14のピニオン14aを介して星形
歯車14bにも伝達される。星形歯車14bの隣には、
セコンド15が配置されている。このセコンド15は、
二股部の2本のピン21,21を星形歯車14bの歯に
交互に当ててピン22を中心に揺動する。そして、セコ
ンド15が揺動する間にのみ星形歯車14bが回転する
ように設けられている。即ち、星形歯車14bの回転が
セコンド15の揺動に支配されるため、出力軸7の回転
速度が定速回転に維持される。
で増速ギヤ列を構成するピニオン12aが設けられ、ク
ラッチ10を介して第1ギヤ11に伝達された回転が増
速されて出力軸7に伝達される。ここで、出力軸7上に
は大径歯車12bが設けられ、ピニオン12aと大径歯
車12b及び出力軸7が一体成形されて第2ギヤ12を
構成している。また、第2ギヤ12の回転は、同時に大
径歯車12b→第3歯車13のピニオン13a→大径歯
車13b→第4ギヤ14のピニオン14aを介して星形
歯車14bにも伝達される。星形歯車14bの隣には、
セコンド15が配置されている。このセコンド15は、
二股部の2本のピン21,21を星形歯車14bの歯に
交互に当ててピン22を中心に揺動する。そして、セコ
ンド15が揺動する間にのみ星形歯車14bが回転する
ように設けられている。即ち、星形歯車14bの回転が
セコンド15の揺動に支配されるため、出力軸7の回転
速度が定速回転に維持される。
【0014】ここで、本実施例の星形歯車14bは、転
移量をプラス側に限界まで大きく設定し、歯の形状をと
がらすことで星形に形成されている。このようにするこ
とで、ホブ盤による星形歯車14bの金型の製造が可能
になり、作業者の熟練度に影響されずに、しかも大掛か
りな装置を使用することなく一定品質のものを製造する
ことができ、またメンテナンスを容易に行うことができ
る。この場合、圧力角を20度に設定しているので、星
形歯車14bの回転とセコンド15の揺動はスムーズで
ある。
移量をプラス側に限界まで大きく設定し、歯の形状をと
がらすことで星形に形成されている。このようにするこ
とで、ホブ盤による星形歯車14bの金型の製造が可能
になり、作業者の熟練度に影響されずに、しかも大掛か
りな装置を使用することなく一定品質のものを製造する
ことができ、またメンテナンスを容易に行うことができ
る。この場合、圧力角を20度に設定しているので、星
形歯車14bの回転とセコンド15の揺動はスムーズで
ある。
【0015】なお、図1中の符号16は、ゼンマイ駆動
ユニット1を、例えば歩行人形おもちゃとして使用した
場合に、その足を前後に動かすためのクランクである。
ユニット1を、例えば歩行人形おもちゃとして使用した
場合に、その足を前後に動かすためのクランクである。
【0016】このように構成されたゼンマイ駆動ユニッ
ト1では、次のようにしてゼンマイ5が巻き上げられ
る。
ト1では、次のようにしてゼンマイ5が巻き上げられ
る。
【0017】ゼンマイ5を巻き上げ過ぎた場合、ゼンマ
イ5は巻き上げによってゼンマイ5が周壁2aから離れ
るように締まるため、凹部8に嵌合している外端の係留
凸部9が内方へ向けて変形可能となり、ゼンマイ5を巻
き締める力で凹部8を乗り越えて周壁2aに沿って移動
する。したがって、ゼンマイ5が巻き上げ軸6と共に回
転して、それ以上巻き上げられないようにする。即ち、
ゼンマイ5の過巻きを防止する。係留凸部9は、巻き上
げが過剰な間は凹部8を1つ1つ乗り越えてゼンマイ5
に蓄えられている動力(捩り力)が十分に残っている状
態でスリップが停止するように設けられている。
イ5は巻き上げによってゼンマイ5が周壁2aから離れ
るように締まるため、凹部8に嵌合している外端の係留
凸部9が内方へ向けて変形可能となり、ゼンマイ5を巻
き締める力で凹部8を乗り越えて周壁2aに沿って移動
する。したがって、ゼンマイ5が巻き上げ軸6と共に回
転して、それ以上巻き上げられないようにする。即ち、
ゼンマイ5の過巻きを防止する。係留凸部9は、巻き上
げが過剰な間は凹部8を1つ1つ乗り越えてゼンマイ5
に蓄えられている動力(捩り力)が十分に残っている状
態でスリップが停止するように設けられている。
【0018】なお、ゼンマイ5の巻き上げが正常な範囲
の時には、係留凸部9はゼンマイ5の弾性力により凹部
8にはまり込み、ゼンマイ5の外側の端部を摩擦力で係
止する。
の時には、係留凸部9はゼンマイ5の弾性力により凹部
8にはまり込み、ゼンマイ5の外側の端部を摩擦力で係
止する。
【0019】また、巻き上げ軸6が巻き上げ方向とは逆
方向に回転された場合、ゼンマイ5が外側に広がる力が
作用する。そして、ゼンマイ5の最も外側の層が周壁2
aに押しつけられて更に内側の層が広がってそれを内側
から押しつけるため、ゼンマイの大部分が周壁2aに密
着するような形でそれ以上の回転を阻止する。この場合
においても、ゼンマイ5は周壁2aによって全周面が包
囲されているため、フレーム2の外に突き出ることがな
い。
方向に回転された場合、ゼンマイ5が外側に広がる力が
作用する。そして、ゼンマイ5の最も外側の層が周壁2
aに押しつけられて更に内側の層が広がってそれを内側
から押しつけるため、ゼンマイの大部分が周壁2aに密
着するような形でそれ以上の回転を阻止する。この場合
においても、ゼンマイ5は周壁2aによって全周面が包
囲されているため、フレーム2の外に突き出ることがな
い。
【0020】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、凹部8を4箇所に設けて
その間を円弧状の周壁面で繋げられているがこの数に限
るものではないことは勿論である。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、凹部8を4箇所に設けて
その間を円弧状の周壁面で繋げられているがこの数に限
るものではないことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手巻き式
ゼンマイ駆動ユニットは、増速ギヤ列を介して出力軸を
回転させる動力源となるフレーム内のゼンマイを、該ゼ
ンマイの内側の端部に巻き付けられた巻き上げ軸を手動
回転させて巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットに
おいて、ゼンマイを径方向から全周に亘って囲むと共に
少なくとも1つの凹部を有する周壁をフレームに設ける
一方、ゼンマイの外側の端部にこのゼンマイの弾性力に
よって凹部にはまり込んで係止される外向きの係留凸部
を設け、ゼンマイの過剰な巻き上げ時には係留凸部が凹
部を乗り越えて周壁に沿って移動するので、ゼンマイが
巻き上げられ過ぎると外側のゼンマイ端の凸部が凹部を
乗り越えて周壁に沿って移動し、過巻きを防止する。即
ち、ゼンマイ端の凸部が周壁に沿って滑り、ゼンマイの
回転を許容するので、巻き過ぎによるゼンマイ等の破損
を防止することができる。また、ゼンマイは周壁によっ
て外側が完全に包囲されており、巻き上げ方向とは逆方
向に巻き上げ軸が回されても、ゼンマイが周壁に向けて
押し広げられるだけなのでフレームの外にゼンマイの外
側の端部が露出することがなく安全性が向上する。
ゼンマイ駆動ユニットは、増速ギヤ列を介して出力軸を
回転させる動力源となるフレーム内のゼンマイを、該ゼ
ンマイの内側の端部に巻き付けられた巻き上げ軸を手動
回転させて巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットに
おいて、ゼンマイを径方向から全周に亘って囲むと共に
少なくとも1つの凹部を有する周壁をフレームに設ける
一方、ゼンマイの外側の端部にこのゼンマイの弾性力に
よって凹部にはまり込んで係止される外向きの係留凸部
を設け、ゼンマイの過剰な巻き上げ時には係留凸部が凹
部を乗り越えて周壁に沿って移動するので、ゼンマイが
巻き上げられ過ぎると外側のゼンマイ端の凸部が凹部を
乗り越えて周壁に沿って移動し、過巻きを防止する。即
ち、ゼンマイ端の凸部が周壁に沿って滑り、ゼンマイの
回転を許容するので、巻き過ぎによるゼンマイ等の破損
を防止することができる。また、ゼンマイは周壁によっ
て外側が完全に包囲されており、巻き上げ方向とは逆方
向に巻き上げ軸が回されても、ゼンマイが周壁に向けて
押し広げられるだけなのでフレームの外にゼンマイの外
側の端部が露出することがなく安全性が向上する。
【図1】本発明に係る手巻き式ゼンマイ駆動ユニットの
実施形態の一例を示すギヤ列の展開図である。
実施形態の一例を示すギヤ列の展開図である。
【図2】図1の手巻き式ゼンマイ駆動ユニットのギヤ列
を手前側のフレームを除いて示す側面図である。
を手前側のフレームを除いて示す側面図である。
【図3】図1の手巻き式ゼンマイ駆動ユニットの第1フ
レームの内側を示す図である。
レームの内側を示す図である。
1 手巻き式ゼンマイ駆動ユニット 2〜4 フレーム 2a 周壁 5 ゼンマイ 6 巻き上げ軸 7 出力軸 8 凹部 9 保留凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 増速ギヤ列を介して出力軸を回転させる
動力源となるフレーム内のゼンマイを、該ゼンマイの内
側の端部に巻き付けられた巻き上げ軸を手動回転させて
巻き上げる手巻き式ゼンマイ駆動ユニットにおいて、前
記ゼンマイを径方向から全周に亘って囲むと共に少なく
とも1つの凹部を有する周壁を前記フレームに設ける一
方、前記ゼンマイの外側の端部にこのゼンマイの弾性力
によって前記凹部にはまり込んで係止される外向きの係
留凸部を設け、前記ゼンマイの過剰な巻き上げ時には前
記係留凸部が前記凹部を乗り越えて前記周壁に沿って移
動することを特徴とする手巻き式ゼンマイ駆動ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34252795A JPH09182878A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 手巻き式ゼンマイ駆動ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34252795A JPH09182878A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 手巻き式ゼンマイ駆動ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182878A true JPH09182878A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18354443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34252795A Pending JPH09182878A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 手巻き式ゼンマイ駆動ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09182878A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075701A (ja) * | 2010-08-19 | 2016-05-12 | イーティーエー エスエー マニュファクチュア ホルロゲア スイス | 自動巻き時計の香箱 |
| CN108026901A (zh) * | 2015-09-18 | 2018-05-11 | 远藤工业株式会社 | 发条式驱动装置以及自行式脚轮 |
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1995
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