JPH09186786A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH09186786A
JPH09186786A JP7351988A JP35198895A JPH09186786A JP H09186786 A JPH09186786 A JP H09186786A JP 7351988 A JP7351988 A JP 7351988A JP 35198895 A JP35198895 A JP 35198895A JP H09186786 A JPH09186786 A JP H09186786A
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隆志 坂山
Masahiro Mochizuki
昌宏 望月
Kosuke Sakaki
浩亮 榊
Hirotaka Kawabata
広隆 川畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側装置から通信パラメータを通知する伝
送方式において、送信側装置の希望するパラメータに対
応する能力を受信側装置が持っていない場合でも、問題
なくネゴシエーションができる通信装置を提供するこ
と。 【解決手段】 通信速度や解像度等の通信指示パラメー
タをコマンドに設定して送信する手段を有する通信装置
において、1つの通信指示パラメータに対して複数の指
示内容設定する設定手段を備える。従って、送信側の有
する能力を全て受信側に通知可能となるので、受信側が
送信側より能力が低く、一部のパラメータについて解釈
する能力が無くても、解釈可能な能力の中から最も高い
ものを選択することにより、受信側装置の能力に合わせ
た送信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置、パソコン、モデム等の通信装置に関し、特に、通信
指示パラメータのネゴシエーションを行う機能を有する
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばファクシミリ装置におい
て、送信しようとしている通信パラメータが受信機が宣
言してくる能力と一致しない場合の技術としては以下の
ようなものがあった。特公平5−31343号公報に
は、送信装置が受信装置から用紙幅の信号を受信し、送
信装置の原稿サイズを自動的に受信装置側の用紙幅に変
換して送信し、受信原稿サイズが用紙幅より大きい場合
には縮小して印刷する技術が開示されており、特開平4
−159859号公報、特開平6−326850号公報
にも類似の技術が開示されている。また、特開昭60−
64572号公報には、蓄積した符号化データを相手装
置が復元可能な符号化データに変換して伝送する技術が
開示されており、特開昭60−182257号公報にも
類似の技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の通
信装置における、送信しようとしている通信パラメータ
が受信機が宣言してくる能力と一致しない場合の技術
は、まず受信側から受信能力を宣言し、該宣言に対して
送信側装置が送信パラメータを決定して通信を行う手順
であった。従って、まず送信側から送信したいパラメー
タを受信側に通知し、その後受信側から受信能力が通知
されるようなプロトコルを採用しようとした場合には、
以下のような問題点があった。
【0004】送信側装置の方が能力が上であり、受信側
装置は自分の能力以上の指示を解析できない場合、例え
ば送信側が14.4kbpsの通信速度を指示するが、
受信側では9.6kbpsしか能力が無い場合に、DC
Sコマンドによって送信側の能力を通知しようとする
と、DCSにおける14.4kbpsの指示はビット番
号14、13、12、11が(1、0、0、0)とな
る。ところが、受信側で9.6kbpsまでしか解析し
ない場合には、ビット12、11しか認識せず、ビット
14、13は無視される。上記の場合にはビット12、
11は(0、0)であり、これは2.4kbpsの指示
と解釈される。つまり、送信側は14.4kbpsを指
示したにもかかわらず、受信側は2.4kbpsを指示
されたと認識し、9.6kbpsで通信可能であるにも
かかわらず、2.4kbpsになってしまうという問題
点があった。
【0005】この問題点は解像度についても生じ、標準
解像度(8×3.85)および高解像度(8×7.7)
を指示するビットと、それ以上の超高解像度を指示する
ビットが異なる位置に割り当てられているために、超高
解像度を指示しても相手装置に該指示を解釈する能力が
ない場合には、相手装置は標準解像度なのか高解像度な
のかが判断できないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を解決し、送信側装置から通信パラメータを通知する
伝送方式において、送信側装置の希望するパラメータに
対応する能力を受信側装置が持っていない場合でも、問
題なくネゴシエーションができる通信装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、通信速度や解像度等の通信指示パラメー
タをコマンドに設定して送信する手段を有する通信装置
において、1つの通信指示パラメータに対して複数の指
示内容設定する設定手段を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明は、上記のような構成により、送信
側装置から通信パラメータを通知する伝送方式におい
て、送信側の有する能力を全て受信側に通知可能となる
ので、受信側が送信側より能力が低く、一部のパラメー
タについて解釈する能力が無くても、解釈可能な能力の
中から最も高いものを選択することにより、受信側装置
の能力に合わせた送信が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明を適用したファクシ
ミリ装置のシステム構成例を示すブロック図である。こ
のファクシミリ装置は、ファクシミリ装置全体の制御処
理を行うCPU1、制御プログラム実行時に使用するワ
ークエリアとしてのRAM2、ファクシミリ装置を操作
するための表示画面と操作スイッチが設けられた操作表
示装置3、送信原稿を読み取る読取装置4、受信画情報
等を印刷して出力する印字装置5、符号化・復号化・拡
大・縮小等の画像処理を行う画像処理装置6、送信する
画情報または受信した画情報を格納する画像蓄積装置
7、ファクシミリ装置全体を制御するプログラムを記憶
したROM8を備える。
【0010】更にこのファクシミリ装置は、デジタル網
(ISDN網等)における通信(G4等)を制御するた
めの回路およびプログラムを記憶したROMから構成さ
れた第1の通信制御部9、アナログ網(G3等)におけ
る通信を制御するための回路およびプログラムを記憶し
たROMから構成された第2の通信制御部10、デジタ
ル網へ接続するためのデジタル網制御装置11、および
切換えによって複数の外部回線インタフェースと複数の
内部通信回路とを接続するための回線切換え制御装置1
5を備えており、以上の装置はシステムバス14により
相互に接続されている。
【0011】第1の通信制御部9は回線切換え制御装置
15と直接接続され、第2の通信制御部10は低速モー
ドと高速モードとを備えたモデム12を介して回線切換
え制御装置15と接続されている。該回線切換え制御装
置15はさらにデジタル網制御装置11およびアナログ
網制御装置13と接続されている。
【0012】上記の構成のファクシミリ装置は、これと
同一構成のファクシミリ装置、アナログ網にのみ接続可
能なファクシミリ装置、デジタル網のみに接続可能なフ
ァクシミリ装置等の相手機と回線を介して接続される。
このファクシミリ装置をアナログ網にのみ接続する場合
には、第1の通信制御部9およびデジタル網制御装置1
1を省略することができ、また、デジタル網のみに接続
する場合には、第2の通信制御部10、モデム12およ
びアナログ網制御装置13を省略することができる。
【0013】図2(a)、(b)、図3はそれぞれ本発
明の前提となる、TCFを使用しない短縮手順への移行
手順の例を示す手順図である。例えば図2(a)の手順
においては、送信側装置が発呼し、受信側装置が応答す
ると、送信側装置は応答を検出し、短縮手順移行制御信
号20を送出する。その後高速モデムを使用し、所定の
速度、例えばV29の9.6kbpsでトレーニング信
号21および高速NSS信号22を送出する。
【0014】図5は本発明の高速NSS信号のフォーマ
ット例を示す説明図である。NSS信号30はHDLC
フレームを使用して伝送され、インフォメーション領域
の最初のバイトであるファクシミリコントロールフィー
ルド(FCF)31にはNSSであることを示すコード
が設定される。その後のFIF32には各社独自のフォ
ーマットで能力等の指定情報が設定される。この例にお
いては、3つの変調規格であるV27ter 、V29、V
17についてそれぞれ独立した2ビットあるいは4ビッ
トの能力設定領域33、34が設けられており、それぞ
れの伝送能力を独立して設定可能である。
【0015】図4は図5のNSS信号に速度情報を設定
するための処理を示すフローチャートである。ステップ
S201においては、自機のモデムの能力を認識した
り、過去の同一相手装置との通信履歴情報等を参照する
ことにより指示する送信速度を判断する。ステップS2
02〜209においては、速度を高速な順に判断し、指
示すべき送信速度に応じて対応するステップS210〜
217のいずれかに移行する。なお、通常モデムにおい
て、ステップS202〜209の順序における、ある速
度の能力が有る場合には、それより下位の能力は全て備
えているものとする。
【0016】例えばV17の14.4kbpsであった
場合にはステップS210に移行し、ステップS210
においては、図5のV17−1の領域に(1、0)を設
定する。その後はステップS212に移行し、V17−
2の領域に(1、0)を、ステップS214においては
V29の領域に(1、0)を、ステップS216におい
ては、V27ter の領域に(1、0)をそれぞれ設定す
る。従って、もし受信側において、V29までの能力し
かなく、V17の解析能力が無い場合においても、V2
9の能力表示が(1、0)、即ち9.6kbpsの能力
を有していることを認識可能であるので、適正な判断が
可能となる。
【0017】図7は、本発明の高速NSS信号のフォー
マットの第2の実施例を示す説明図である。この例は解
像度の能力表示を行う例であり、図7においては、複数
の解像度規格のそれぞれについて独立した1ビットの能
力設定領域35、36が設けられている。従って、それ
ぞれの解像度を独立して設定可能である。
【0018】図6は図7のNSS信号に解像度情報を設
定するための処理を示すフローチャートである。ステッ
プS301においては、パネルからの指示や過去の同一
相手装置との通信履歴情報等を参照することにより指示
する解像度を判断する。ステップS302〜309にお
いては、解像度を精細な順に判断し、指示すべき解像度
に応じて対応するステップS310〜317のいずれか
に移行する。なお、通常はステップS302〜309の
順序における、ある解像度の能力が有る場合には、それ
より下位の能力は全て備えている。またインチ系である
かミリ系であるかを識別するビットは信号中に別に存在
する。
【0019】例えば300ppi ×300ppi であった場
合にはステップS311に移行し、ステップS311に
おいては、図5の300ppi ×300ppi に対応する領
域に”1”を設定する。また、ステップS312、31
3、314においては、それぞれ8dot ×15.4l/m
m、200ppi ×400ppi 、8dot ×7.7l/mm、8d
ot ×3.85l/mmに対応する領域に”1”を設定す
る。従って、もし受信側において、8dot ×7.7l/mm
までの能力しか無い場合においても、NSSの能力表示
から8dot ×7.7l/mm、8dot ×3.85l/mmの能力
を有していることを認識可能であるので、適正な判断が
可能となる。
【0020】以下、本発明を適用した短縮手順における
送信側および受信側装置の処理の詳細を説明する。図8
〜図12は送信側の処理を示すフローチャートである。
図8のステップS1では、操作表示装置3から入力され
た電話番号に従って発呼を行う。電話番号がRAM2に
予め短縮ダイヤルとして記憶されている場合には、その
短縮番号を読み込んで発呼を行う。ステップS2,3で
は、RAM2をサーチして前記短縮ダイヤルに対応して
登録されている相手機の能力に短縮手順受信能力が記憶
されているかを判断する。相手機の能力は予め登録して
おくこともできるが、プロトコル手順の結果によって登
録することもできる。以下は、プロトコル手順を実行し
た結果によって登録する場合について説明する。
【0021】初めての相手装置との通信においてはステ
ップS3の判定結果は否定となり、ステップS4に進ん
でCNG(呼出音)を送出する。CNGを送出しつつ、
ステップS5ではCED(被呼局識別)信号または何ら
かのコマンドの受信を待つ。コマンドを受信したならば
ステップS6に進み、NSF(非標準機能信号)の受信
有無を判断する。NSFを受信したならばステップS7
に進み、このNSFが自機と同一社種のものかを判別す
る。自機と同一社種と判別されたならばステップS8に
進み、短縮手順(短縮プロトコル:図中「短プロ」と示
す)の受信能力の有無を判断し、短縮手順受信能力があ
ればステップS9に進み、前記短縮ダイヤルに対応させ
て「短縮手順受信能力あり」という情報をRAM2に登
録する。相手機能力を登録したならば、ステップS14
の送信フェーズBに進む。送信フェーズBの詳細は図1
0に示す。この短縮手順への移行ケース3は図3の手順
図に対応する。
【0022】NSFを受信しなかった場合、およびNS
Fを受信したが自機と同一会社のNSFでなかった場
合、相手機に短縮手順受信能力がない場合、つまりステ
ップS6〜S8の判断が否定の場合はステップS10に
進み、前記短縮ダイヤルに対応させて「短縮手順受信能
力なし」をRAM2に登録する。相手機能力を登録した
ならば、ステップS11の通常の送信モードつまり短縮
手順でない送信モードへ移行する。
【0023】相手機が短縮手順受信能力を有しているこ
とが登録されていれば、ステップS3の判断は肯定とな
り、ステップS12の送信フェーズAに進む。送信フェ
ーズAの詳細は図9に関して後述する。
【0024】ステップS13では、短縮手順モードでの
送信か通常の送信かを判断する。これは送信フェーズA
(ステップS12)の実行結果により判断する。通常の
送信ならばステップS6に進む。短縮手順モードでの送
信ならばステップS14の送信フェーズB(図10)に
進む。送信フェーズBを実行したならば、ステップS1
5に進み、送信フェーズB(ステップS14)の実行結
果により再び短縮手順モードでの送信か否かを判断す
る。短縮手順モードならばステップS16およびステッ
プS17でそれぞれ送信フェーズC,Dを実行する。ス
テップS18およびステップS19では、送信フェーズ
Dの実行結果に基づき、それぞれ送信フェーズC,Bへ
進むか否かを判断する。送信フェーズCまたはBに進ま
ない場合、つまりフェーズEへ移行したときはステップ
S20で低速のDCNを送出して送信を終了する。
【0025】次に、送信フェーズAを説明する。図9に
おいて、ステップS21では、自機の極性反転検知機能
の有無を判断する。極性反転検知機能がある場合は、ス
テップS22でCNG送出開始タイマをスタートさせ、
ステップS23で極性反転が検知されたか否かを判断す
る。極性反転が検知されたならばステップS29に進
み、短縮手順モードへ移行する。この移行ケース1は図
2(a)の手順図に対応する。極性反転の検知は前記タ
イマがタイムアウトするまで行い(ステップS24)、
タイムアウトしたならばステップS25に進んでCNG
(呼出音)を送出する。
【0026】ステップS26では極性反転が検知された
か否かを判断する。極性反転が検知されたならばステッ
プS29に進み、短縮手順モードへ移行する。極性反転
が検知されない場合は、ステップS27に進んでCED
(被呼局識別)の受信有無を判断する。CEDが受信さ
れたならばステップS29に進み、短縮手順モードへ移
行する。この移行ケース2は図2(b)の手順図に対応
する。CEDが受信されなかったならばステップS28
に進み、NSF/DIS等の低速コマンドの受信有無を
判断する。低速コマンドが受信されなかったならばステ
ップS25に進む。低速コマンドが受信されたならばス
テップS33に進み、通常送信モードへ移行する。
【0027】一方、ステップS21で極性反転検知機能
がないと判断されたならば、ステップS30に進んでC
NG(呼出音)を送出する。ステップS31ではCED
の受信有無を判断する。CEDが受信されたならばステ
ップS29に進んで短縮手順モードへ移行する。CED
が受信されなかったならばステップS32に進み、低速
コマンドの受信有無を判断する。CEDが受信されたな
らばステップS33に進み、通常の送信モードへ移行す
る。CEDが受信されなかったならばステップS30に
進む。このように、送信フェーズAでは、極性反転また
はCEDが検知されたならば直ちに短縮手順モードへ移
行するように構成している。
【0028】次に、送信フェーズBを説明する。図10
において、ステップS34でポーリングか否かを判断
し、ポーリングの場合はステップS44〜S52の手順
を実行する。ポーリングでない場合は、ステップS35
に進んで、所定の単一トーンを送出する。この単一トー
ンは短縮手順移行信号であると共に、ステップS36で
送出する高速のNSS(非標準機能設定)の伝送速度と
対応する周波数を有する。ステップS36では、例えば
9600bpsのトレーニング信号および高速NSSを
送出する。この高速NSSは図1におけるトレーニング
信号21およびNSS22であり、そのフォーマットは
図5あるいは図7に示される。また能力設定処理は図4
あるいは図6に示される。
【0029】ステップS37では、NSSに対する相手
機からのレスポンスの有無を判断する。レスポンスがあ
ればステップS38に進み、そのレスポンスが高速NS
F(非標準機能)か否かを判断する。高速NSFを受信
したならばステップS39に進み、短縮手順モードへ移
行する。高速NSFを受信しなかった場合、つまり低速
コマンドならばステップS40に進んで通常の送信モー
ドへ移行する。
【0030】また、ステップS37でレスポンスを受信
しないと判断されたならば、ステップS41に進んで極
性反転を検知したか否かを判断する。これはステップS
23あるいはS26における反転検出が誤検出である場
合があるためである。極性反転を検知しない場合は、ス
テップS43に進んでフォールバックパラメータをセッ
トしてステップS35に進む。極性反転を検知した場合
は、ステップS42に進んで伝送速度の初期値にセット
し直す。従って、ステップS43のフォールバックによ
り一旦低下された速度が、高速に戻される。なお、ここ
でフォールバックした場合には画情報の伝送速度もフォ
ールバックした速度となる。
【0031】ポーリングの場合は、ステップS44〜S
52を実行する。ステップS44〜S51は受信のため
の手順であり、前記ステップS34〜S38およびS4
0〜S43とほぼ同様の内容であるため、説明は省略す
る。なお、ステップS52では後述する受信フェーズB
(図14)を実行する。
【0032】次に、送信フェーズCを説明する。この送
信フェーズCでは、ECM(エラー訂正モード)による
フレームに分割し、第1フレーム(フレームNo.0)
には、第2フレーム以降の画情報を示すパラメータまた
はNSSの情報を設定し、第2フレーム以降に画情報を
設定して送出する。図11において、まず、ステップS
53では画情報の再送か否かを判断する。再送の場合は
ステップS54において再送対象の画情報をフレームに
設定して送出する。ステップS55では再送が終了した
か否かを判断し、再送終了ならばステップS59に進
む。
【0033】画情報の再送でない場合、つまり最初の送
信の場合はステップS56に進み、フレームNo.0に
NSSの情報を設定して送出する。このNSSの情報は
相手機とのネゴシェーションの結果により最終的に決定
したものであり、先に、ステップS36で送出したNS
Sの内容そのものの場合もあるし、ネゴシェーションの
結果で変更する場合もある。なお、ステップS36でN
SSを送出しているので、ここでは少なくとも原稿サイ
ズおよび画質情報が含まれていればよい。
【0034】ステップS57では、第2フレーム以降つ
まりフレームNo.1以降に画情報を設定して送出す
る。ステップS58ではすべての画情報の送出が終了し
たか否かを判断し、終了と判断されたならばステップS
59に進む。ステップS59では、図2(a)のRCP
フレーム24のFIFにポストメッセージコマンドの内
容を設定して送出し、レスポンスコマンド受信待ちフェ
ーズ(送信フェーズD)へ進む。
【0035】次に、送信フェーズDを説明する。図12
において、ステップS60ではレスポンス受信の有無を
判断する。レスポンスを受信しない場合は、ステップS
61に進んで低速のポストメッセージコマンド(PPS
・QまたはPPS・Pri−Q)を送出する。レスポン
スが検出されたならばステップS62に進み、そのレス
ポンスの内容が低速のMCF(メッセージ確認信号)か
否かを判断する。低速のMCFを受信した場合は、ステ
ップS76に進む。一方、レスポンスが低速のMCFで
ない場合は、ステップS63に進み、レスポンスが低速
のPPR(部分ページ要求)か否かを判断する。この判
断が否定の場合はステップS64に進み、レスポンスが
低速のPIP(手順中断肯定)か否かを判断する。PI
Pが検出されたならば、ステップS65でラインホール
ド手順を実行してステップS76に進む。レスポンスが
低速のMCF,PPR,PIPのいずれでもない場合
は、エラーと判断してステップS66に進み、エラー処
理をする。
【0036】低速のPPRを受信したならば、ステップ
S63からステップS67に移行してCTC(訂正続
行)の送出が必要か否かを判断する。必要ならばステッ
プS68に進んで低速のCTCを送出する。これは、ス
テップS69で低速のCTR(訂正続行応答)を受信す
るまで行われる。そうして、低速のCTRを受信したな
らばフェーズCに移行する。
【0037】ステップS67でCTCの送出が不要と判
断されれば、ステップS71でEOR(再送終了)の送
出が必要か否かを判断する。EORの送出が必要ない場
合はステップS76に進む。EORの送出を要する場合
は、ステップS72に進み、低速のEORを送出する。
ステップS73では低速のERR(再送終了応答)を受
信したか否かを判断し、低速のERRを受信したならば
ステップS76に進む。低速のERRが受信されない場
合は、低速のPIN(手順中断否定)を受信したか否か
を判断する。この判断は、ITU−T勧告T.30の手
順に定められているようにEORを3回送出してT4タ
イマがタイムアウトするとDCN(回線切断命令)を送
出して回線を切断する。低速のPINを受信した場合は
ステップS75に進んでラインホールド手順を行う。
【0038】ステップS76では、ステップS59(送
信フェーズC)で送出したポストメッセージコマンドに
基づき、次に移行するフェーズを判断する。この判断に
より、ステップS77,S78,S79のいずれかに進
み、フェーズC,D,Eのいすれかに移行する。
【0039】次に、図13〜図16を参照して受信プロ
トコルについて説明する。まず、図13において、ステ
ップS80では着信の有無を判断し、着信があったなら
ばステップS81に進み、1.8秒のタイマをスタート
させる。このタイマはITU−勧告T.30に規定され
ているものである。ステップS82では、短縮手順モー
ドへの移行を指示する信号、即ち高速のNSSの伝送速
度を示す単一トーンの受信有無を判断する。そして、該
信号を受信した場合は短縮手順モードへ移行する(移行
ケース1:図2(a))。ステップS83では、受信フ
ェーズB(図14)を実行する。受信フェーズBに続い
てステップS84の受信フェーズC(図15)を実行
し、さらにステップS85では受信フェーズD(図1
6)を実行する。ステップS86ではフェーズCに進む
か否かを判断し、ステップS87ではフェーズBへ進む
か否かを判断する。ステップS86の判断が肯定の場合
はステップS84に進み、ステップS87の判断が肯定
の場合はステップS83に進む。フェーズC,Bのいず
れにも移行しない場合はステップS88に進んで低速の
DCNを受信して通信を終了する。
【0040】ステップS82で信号が受信されなかった
ならば、ステップS89でCNGの受信有無を判断す
る。CNGが受信できない場合はステップS90でタイ
ムアウトと判断されるまでステップS82,S89の判
断を繰り返す。CNGが受信された場合、またはタイム
アウトになった場合はステップS91に進んでCEDを
送出する。ステップS92では短縮手順モードへの移行
を指示する信号が受信されたか否かを判断する。短縮手
順モードへの移行を指示する信号が受信されたならばス
テップS93に進んでCEDの送出を停止し、短縮手順
モード(移行ケース2:図2(b))へ移行してステッ
プS83に進む。
【0041】ステップS92で信号が受信できなかった
ならば、ステップS94に進んでCED送出終了か否か
を判断する。CEDの送出を終了した場合はステップS
95に進み、NSF/DISを送出する。ステップS9
6では短縮手順モードへの移行を指示する信号を受信し
たか否かを判断する。短縮手順モードへの移行を指示す
る信号を受信したならば、短縮手順モード(移行ケース
3:図3)へ移行してステップS83に進み、該信号を
受信しなかった場合は、ステップS97に進んで通常の
受信モードへ移行する。
【0042】次に、受信フェーズBを説明する。図14
において、ステップS98では高速のNSSを受信した
か否かを判断する。高速NSSを受信したならばステッ
プS99に進み、NSSの内容を参照して速度等を決定
し、高速NSFを送出する。送信機から高速NSSを受
信しなかったときは、ステップS100に進んで高速N
SCを受信したか否かを判断する。これは、短縮手順で
ポーリングを実行するか否かを判断するためである。こ
うして高速NSSか高速NSCを受信するまでステップ
S98とS100を繰り返す。ステップS100の判断
が肯定となった場合は、ステップS101でポールド準
備ができたか否かを判断する。準備ができていればステ
ップS102に進み、原稿を送信するため、送信フェー
ズB(図10)を実行する。ポールド準備ができていな
い場合は、ステップS103に所定のエラー手順を実行
して終了する。
【0043】次に、受信フェーズCを説明する。この受
信フェーズCではECMによるフレームに分割して送出
されてくる画情報を受信する。フレーム構成は第1フレ
ーム(フレームNo.0)には画情報を示すパラメータ
が設定され、第2フレーム以降には画情報が設定され
る。
【0044】図15において、ステップS104ではF
CD(ファクシミリ符号化データ)フレーム、つまり画
情報フレームを受信したか否かを判断する。この判断が
肯定ならばステップS105に進み、フレームNo.0
つまり第1フレームのNSSを受信したか否かを判断す
る。第1フレームを受信したならばステップS105の
判断は肯定となり、ステップS106でNSSを解析す
る。第1フレームを受信しなかったならば、第2フレー
ム以降、つまり画情報のフレームを受信したと判断して
ステップS107に進み、受信した画情報を画像蓄積装
置7に蓄積する。ステップS108ではフレームの受信
を終了したか否かを判断し、この判断が肯定となるまで
ステップS104に進む。ステップS108が肯定とな
らずに、FCDフレームの受信が終了したならば、最後
のフレームにRCPフレームがある場合であり、ステッ
プS109に進んでRCPフレームのポストメッセージ
コマンドを解析する。ポストメッセージコマンドの解析
またはフレームの受信を終了したならば該受信フェーズ
Cを抜ける。
【0045】次に、受信フェーズDを説明する。ステッ
プS110ではRCPを受信しているか否かを判断す
る。RCPを受信していないでこのフェーズDに移行し
た場合は、ステップS111に進んで低速コマンドを待
つ。RCPを受信していた場合、または低速コマンドを
受信した場合はステップS112に進み、受信したFC
Dフレームにエラーがないか否かを判断する。FCDフ
レームにエラーがない場合はステップS113に進み、
ラインホールドか否かを判断し、この判断が肯定ならば
ステップS114でラインホールド手順を実行する。ラ
インホールドでない場合は、ステップS115に進んで
低速MCFを送出し、ステップS124に進む。
【0046】FCDフレームにエラーがある場合は、ス
テップS116に進んで低速のPPR(部分ページ要
求)を送出する。ステップS117ではCTCを受信し
たか否かを判断する。CTCを受信したならばステップ
S118に進み、低速CTRを送出する。CTCを受信
しなかったならばステップS119に進み、EORを受
信したか否かを判断する。そして、EORを受信しなか
ったならばフェーズCへ移行するが、EORを受信した
ならばステップS121に進み、ラインホールドか否か
を判断し、この判断が肯定ならばステップS122でラ
インホールド手順を実行する。ラインホールドでない場
合は、ステップS123に進んで低速ERRを送出し、
ステップS124に進む。ステップS124では、受信
したポストメッセージコマンドに基づき、次に移行する
フェーズを判断する。この判断により、ステップS12
5,S126,S127のいずれかに進み、フェーズ
C,D,Eのいずれかに移行する。
【0047】図2、図3は、上述のプロトコル手順の手
順図である。図2(a)は、極性反転を検知して短縮手
順モードへ移行する場合(移行ケース1)の手順を示
す。同図において、「信号」は短縮手順モードへの移行
を示す信号であり、RCPフレーム(PPS・MPS)
24はRCPフレーム内にポストメッセージコマンドの
PPS・MPSを設定することを示し、RCPフレーム
(PPS・EOP)はRCPフレーム内にポストメッセ
ージコマンドのPPS・EOPを設定することを示す。
また、FCDフレーム(PIX)はFCDフレームに画
情報PIXを設定することを示し、EPT23はITU
−T勧告V.27ter、V.29(option)、
V.17等に定義されている無変調キャリア信号である
エコープロテクトトーンを示す。
【0048】図2(b)は、極性反転を検知する前にC
EDを検出して短縮手順モードへ移行する場合(移行ケ
ース2)の手順を示す。図3は、相手機の能力の登録内
容に短縮手順モードの受信能力が記憶されていない場合
であって、相手機からのNSFコマンドによって短縮手
順の受信能力を判断した後、短縮手順モードへ移行する
場合の手順を示す。図2、図3において、短縮手順モー
ドへの移行後、つまり送信側から「信号」を送出する段
階から後の手順は互いに共通である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
通信速度や解像度等の通信指示パラメータをコマンドに
設定して送信する手段を有する通信装置において、1つ
の通信指示パラメータに対して複数の指示内容設定する
設定手段を備えたので、送信側の有する能力を全て受信
側に通知可能となる。従って、受信側が送信側より能力
が低く、一部のパラメータについて解釈する能力が無く
ても、解釈可能な能力の中から最も高いものを選択する
ことにより、受信側装置の能力に合わせた送信が可能と
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】短縮手順への移行手順の例を示す手順図1であ
る。
【図3】短縮手順への移行手順の例を示す手順図2であ
る。
【図4】NSSに速度情報を設定する処理を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の高速NSS信号のフォーマット例を示
す説明図である。
【図6】NSSに解像度を設定する処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明のNSSフォーマットの第2実施例を示
す説明図である。
【図8】送信側の処理を示すフローチャート1である。
【図9】送信側の処理を示すフローチャート2である。
【図10】送信側の処理を示すフローチャート3であ
る。
【図11】送信側の処理を示すフローチャート4であ
る。
【図12】送信側の処理を示すフローチャート5であ
る。
【図13】受信側の処理を示すフローチャート1であ
る。
【図14】受信側の処理を示すフローチャート2であ
る。
【図15】受信側の処理を示すフローチャート3であ
る。
【図16】受信側の処理を示すフローチャート4であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…ROM、9…通信制御部1、10…通信制御
部2、11…デジタル網制御装置、12…モデム、13
…アナログ網制御装置、14…システムバス、15…回
線切換え制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 広隆 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信指示パラメータをコマンドに設定し
    て送信する手段を有する通信装置において、 1つの通信指示パラメータに対して複数の指示内容設定
    する設定手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信指示パラメータを設定するコマ
    ンドは、各通信速度あるいは通信規格毎に独立した設定
    領域を有し、 前記設定手段は、複数の通信速度の指示パラメータを通
    信速度毎に独立して前記コマンドに設定することを特徴
    とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信指示パラメータを設定するコマ
    ンドは、各解像度毎に独立した設定領域を有し、 前記設定手段は、複数の解像度の指示パラメータを解像
    度毎に独立して前記コマンドに設定することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11122458A (ja) * 1997-10-16 1999-04-30 Murata Mach Ltd 電子メール機能付通信端末装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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