JPH09188152A - 車軸駆動装置 - Google Patents
車軸駆動装置Info
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- JPH09188152A JPH09188152A JP2181597A JP2181597A JPH09188152A JP H09188152 A JPH09188152 A JP H09188152A JP 2181597 A JP2181597 A JP 2181597A JP 2181597 A JP2181597 A JP 2181597A JP H09188152 A JPH09188152 A JP H09188152A
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 HST式変速装置を具備した車軸駆動装置に
おいて、従来はミッションケースとHST式変速装置と
を連結するパイプや油路を特別に構成する必要があった
のである。本発明はこのような連結するパイプや油路を
極力無くした。 【解決手段】 HST式変速装置の油圧モーターMも油
圧ポンプPも共に、車軸駆動装置のケースの内部に配置
し、油圧モーターMと油圧ポンプPを連結する油路板3
も内部に配置した。
おいて、従来はミッションケースとHST式変速装置と
を連結するパイプや油路を特別に構成する必要があった
のである。本発明はこのような連結するパイプや油路を
極力無くした。 【解決手段】 HST式変速装置の油圧モーターMも油
圧ポンプPも共に、車軸駆動装置のケースの内部に配置
し、油圧モーターMと油圧ポンプPを連結する油路板3
も内部に配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクターの推進装
置として使用されるHST式車軸駆動装置に関するもの
である。
置として使用されるHST式車軸駆動装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、車軸駆動装置のケースを上下
に分割し、該分割面に車軸を軸受支持すると共に該車軸
を、ケースに付設したHST式変速装置により駆動する
車軸駆動装置は公知とされているのである。例えば同一
出願人の出願である実公昭62−44198号公報の如
くである。
に分割し、該分割面に車軸を軸受支持すると共に該車軸
を、ケースに付設したHST式変速装置により駆動する
車軸駆動装置は公知とされているのである。例えば同一
出願人の出願である実公昭62−44198号公報の如
くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし該従来の技術に
おいては、車軸駆動装置とは全く別に用意したHST式
変速装置が車軸駆動装置のケースの外側に露出支持され
ているので、全体が大型化し総重量も大きく、また外部
に垂直に配置した油圧モーターのモーター軸より、水平
に配置した車軸を駆動する為には、両者の駆動系統中に
おいて、ベベルギア装置を介装する必要があったのであ
る。更には、該HST式変速装置内の作動油の減少を補
給する為の予備タンクが必要であったり、駆動ケース内
の潤滑油を作動油として使用する為には、駆動ケースと
HST式変速装置とを連結するパイプや油路を特別に構
成する必要があるという不具合があったのである。本発
明においては、上記従来の不具合を解消すべく、HST
式変速装置の油圧モーターMも油圧ポンプPも共に、車
軸駆動装置のケースの内部に配置し、油圧モーターMと
油圧ポンプPを連結する油路板3も内部に配置したもの
である。また上記油路板3は、L型部材により構成し
て、互いに直角方向に延びる第1と第2の脚部から構成
したものである。また油路板3において、油圧ポンプP
から油圧モーターMへの油路を直交方向に曲げることに
より、モーター軸を車軸の方向と同じにし、従来はベベ
ルギアで回転方向を変更していたものを、油路板内の油
路により伝達方向の転換を行ったものである。
おいては、車軸駆動装置とは全く別に用意したHST式
変速装置が車軸駆動装置のケースの外側に露出支持され
ているので、全体が大型化し総重量も大きく、また外部
に垂直に配置した油圧モーターのモーター軸より、水平
に配置した車軸を駆動する為には、両者の駆動系統中に
おいて、ベベルギア装置を介装する必要があったのであ
る。更には、該HST式変速装置内の作動油の減少を補
給する為の予備タンクが必要であったり、駆動ケース内
の潤滑油を作動油として使用する為には、駆動ケースと
HST式変速装置とを連結するパイプや油路を特別に構
成する必要があるという不具合があったのである。本発
明においては、上記従来の不具合を解消すべく、HST
式変速装置の油圧モーターMも油圧ポンプPも共に、車
軸駆動装置のケースの内部に配置し、油圧モーターMと
油圧ポンプPを連結する油路板3も内部に配置したもの
である。また上記油路板3は、L型部材により構成し
て、互いに直角方向に延びる第1と第2の脚部から構成
したものである。また油路板3において、油圧ポンプP
から油圧モーターMへの油路を直交方向に曲げることに
より、モーター軸を車軸の方向と同じにし、従来はベベ
ルギアで回転方向を変更していたものを、油路板内の油
路により伝達方向の転換を行ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、車
軸駆動装置のミッションケースの内部に別体で取り付け
るための油路板が次のものから構成されている;互いに
直角に配置された油圧ポンプPと油圧モーターMの取付
面をその上に具備した略L形の部材;前記の油圧ポンプ
Pと油圧モーターMの、取付面にそれぞれに設けられた
一対の流体ポート;及び、前記取付面の一方における前
記流体ポートのそれぞれを前記取付面の他方における前
記流体ポートの1つと連結する前記L形部材の中の内部
油路;前記L形部材は、不可欠なものとして結合され
て、互いに直角に延びる第1と第2の脚部から成り、前
記第1の脚部は、通常水平方向に延び、また、前記第2
の脚部は通常、通常垂直方向に延びる;前記第1の脚部
は、上面と下面を備え、前記ポンプ取付面は、前記上面
に置かれる;前記第2の脚部は、前記第1の脚部の前記
の上面に位置する面から上方へ延びる第1の面と、前記
第2の脚部の第1の面の反対側で、かつ、平行な第2の
面を備え、前記モーター取付面は、前記第2の脚部の前
記第2の面上にある油路板;より構成される車軸駆動装
置である。
軸駆動装置のミッションケースの内部に別体で取り付け
るための油路板が次のものから構成されている;互いに
直角に配置された油圧ポンプPと油圧モーターMの取付
面をその上に具備した略L形の部材;前記の油圧ポンプ
Pと油圧モーターMの、取付面にそれぞれに設けられた
一対の流体ポート;及び、前記取付面の一方における前
記流体ポートのそれぞれを前記取付面の他方における前
記流体ポートの1つと連結する前記L形部材の中の内部
油路;前記L形部材は、不可欠なものとして結合され
て、互いに直角に延びる第1と第2の脚部から成り、前
記第1の脚部は、通常水平方向に延び、また、前記第2
の脚部は通常、通常垂直方向に延びる;前記第1の脚部
は、上面と下面を備え、前記ポンプ取付面は、前記上面
に置かれる;前記第2の脚部は、前記第1の脚部の前記
の上面に位置する面から上方へ延びる第1の面と、前記
第2の脚部の第1の面の反対側で、かつ、平行な第2の
面を備え、前記モーター取付面は、前記第2の脚部の前
記第2の面上にある油路板;より構成される車軸駆動装
置である。
【0005】請求項2においては、車軸駆動装置であっ
て、次のように構成されている;ミッションケース;前
記ミッションケース内のHST式変速装置;前記ミッシ
ョンケースが少なくとも2つの分離自在な要素かy構成
されており、少なくとも当該2つの要素が水平分割面で
分割自在としている;前記ミッションケース内のデフギ
ア装置D;前記HST式変速装置が、回転軸線が互いに
概略直角なシリンダーブロック、及び、前記ミッション
ケースと別体の油路板であって、完全に該ミッションケ
ース内部に配置されるもので、前記シリンダーブロック
のそれぞれを接続するものを備えるものより構成される
油路板を具備した車軸駆動装置である。
て、次のように構成されている;ミッションケース;前
記ミッションケース内のHST式変速装置;前記ミッシ
ョンケースが少なくとも2つの分離自在な要素かy構成
されており、少なくとも当該2つの要素が水平分割面で
分割自在としている;前記ミッションケース内のデフギ
ア装置D;前記HST式変速装置が、回転軸線が互いに
概略直角なシリンダーブロック、及び、前記ミッション
ケースと別体の油路板であって、完全に該ミッションケ
ース内部に配置されるもので、前記シリンダーブロック
のそれぞれを接続するものを備えるものより構成される
油路板を具備した車軸駆動装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の目的・構成は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した発明の実施の形態を説
明する。図1は本発明の車軸駆動装置を付設した小形の
トラクターの側面図、図2は本発明の車軸駆動装置の前
面断面図、図3は同じく半割上部ケース1を取り外した
状態の図2のI−I矢視断面図、図4は図2のII−II面
矢視図、図5,図6は油路板3の他の構成を示す斜視図
である。
であり、次に添付の図面に示した発明の実施の形態を説
明する。図1は本発明の車軸駆動装置を付設した小形の
トラクターの側面図、図2は本発明の車軸駆動装置の前
面断面図、図3は同じく半割上部ケース1を取り外した
状態の図2のI−I矢視断面図、図4は図2のII−II面
矢視図、図5,図6は油路板3の他の構成を示す斜視図
である。
【0007】図1においては、垂直クランク軸を具備し
たエンジンEを載置した小形トラクターを示している。
該エンジンEの垂直クランク軸にプーリーを固設し、本
発明の車軸駆動装置から上方に突出した油圧ポンプPの
ポンプ軸4に固設したプーリーへ、ベルトにより動力伝
達しているのである。該トラクターには、前部または腹
部にロータリーモアR,R’を付設して芝生の刈取作業
等を行うものである。本発明は該トラクターの車軸13
を駆動する車軸駆動装置に関するものである。
たエンジンEを載置した小形トラクターを示している。
該エンジンEの垂直クランク軸にプーリーを固設し、本
発明の車軸駆動装置から上方に突出した油圧ポンプPの
ポンプ軸4に固設したプーリーへ、ベルトにより動力伝
達しているのである。該トラクターには、前部または腹
部にロータリーモアR,R’を付設して芝生の刈取作業
等を行うものである。本発明は該トラクターの車軸13
を駆動する車軸駆動装置に関するものである。
【0008】図2,図3,図4において、車軸駆動装置
の構成について詳細に説明する。車軸駆動装置のケース
を上下の半割ケース1,2に構成し、両ケースを接合す
ることにより、1個の密閉式のミッションケースに構成
しているのである。そして該半割上部ケース1と半割下
部ケース2の接合面において車軸13,13とモーター
軸5の軸受を挟持しているのである。また該半割上部ケ
ース1の下面に取付面を構成し、該取付面に、油圧ポン
プPと油圧モーターMを固設支持した状態の油路板3を
下からボルト39により取付け可能としているのであ
る。該油圧モーターMと油圧ポンプPを固設した状態の
油路板3を半割上部ケース1の下面に取付けた状態で、
下から半割下部ケース2を蓋する如く接合し、半割上部
ケース1と半割下部ケース2の間をボルトにより締結す
るのである。該半割上部ケース1も半割下部ケース2も
アルミダイカストにより構成することにより、機械加工
の部分を少なくしてコストを安くしているのである。
の構成について詳細に説明する。車軸駆動装置のケース
を上下の半割ケース1,2に構成し、両ケースを接合す
ることにより、1個の密閉式のミッションケースに構成
しているのである。そして該半割上部ケース1と半割下
部ケース2の接合面において車軸13,13とモーター
軸5の軸受を挟持しているのである。また該半割上部ケ
ース1の下面に取付面を構成し、該取付面に、油圧ポン
プPと油圧モーターMを固設支持した状態の油路板3を
下からボルト39により取付け可能としているのであ
る。該油圧モーターMと油圧ポンプPを固設した状態の
油路板3を半割上部ケース1の下面に取付けた状態で、
下から半割下部ケース2を蓋する如く接合し、半割上部
ケース1と半割下部ケース2の間をボルトにより締結す
るのである。該半割上部ケース1も半割下部ケース2も
アルミダイカストにより構成することにより、機械加工
の部分を少なくしてコストを安くしているのである。
【0009】本発明の車軸駆動装置の内部に格納配置す
るHST式変速装置は、油圧ポンプPと油路板3と油圧
モーターMにより構成されており、該油路板3は、L型
部材により構成されており、互いに直交した延びる第1
の脚部と、第2の脚部から構成している。油路板3に
は、直交した第1の脚部と第2の逆部を平面として、ポ
ンプ取付面3dとモーター取付面3eを構成しているの
である。ポンプ取付面3d及びモーター取付面3eの取
付面内には一対の半月形油路が形成され、モーター取付
面3eの一対の半月形油路に直接、油路3a,3bを穿
設し、ポンプ取付面3dの一対の半月形油路からは油路
3a’,3b’が下向きに穿設され、油路3a,3bに
接続するようにしている。該ポンプ取付面3dに油圧ポ
ンプPのシリンダーブロック10が回転可能に装着され
ており、該シリンダーブロック10の複数のピストン孔
の内部に上下にスライド可能にピストン12を嵌装して
いる。
るHST式変速装置は、油圧ポンプPと油路板3と油圧
モーターMにより構成されており、該油路板3は、L型
部材により構成されており、互いに直交した延びる第1
の脚部と、第2の脚部から構成している。油路板3に
は、直交した第1の脚部と第2の逆部を平面として、ポ
ンプ取付面3dとモーター取付面3eを構成しているの
である。ポンプ取付面3d及びモーター取付面3eの取
付面内には一対の半月形油路が形成され、モーター取付
面3eの一対の半月形油路に直接、油路3a,3bを穿
設し、ポンプ取付面3dの一対の半月形油路からは油路
3a’,3b’が下向きに穿設され、油路3a,3bに
接続するようにしている。該ポンプ取付面3dに油圧ポ
ンプPのシリンダーブロック10が回転可能に装着され
ており、該シリンダーブロック10の複数のピストン孔
の内部に上下にスライド可能にピストン12を嵌装して
いる。
【0010】半割上部ケース1の軸受とポンプ取付面3
dの球面ブッシュとに支持されたポンプ軸4を回転させ
るとシリンダーブロック10、ピストン12が回転し、
該ピストン12の上端に接当したスラスト軸受15を斜
板9により角度変更することにより、該油圧ポンプPの
吐出量と吐出方向を変更し、該吐出圧油を、油路板3の
油路3a’,3b’より3a,3bを介して、油圧モー
ターMに送油しているのである。前記斜板9を変速レバ
ー軸6の回動に連動して角度変更可能としており、該変
速レバー軸6の中立位置において、デテント装置20が
構成されているのである。
dの球面ブッシュとに支持されたポンプ軸4を回転させ
るとシリンダーブロック10、ピストン12が回転し、
該ピストン12の上端に接当したスラスト軸受15を斜
板9により角度変更することにより、該油圧ポンプPの
吐出量と吐出方向を変更し、該吐出圧油を、油路板3の
油路3a’,3b’より3a,3bを介して、油圧モー
ターMに送油しているのである。前記斜板9を変速レバ
ー軸6の回動に連動して角度変更可能としており、該変
速レバー軸6の中立位置において、デテント装置20が
構成されているのである。
【0011】また図2,図3において図示する如く、吐
出側と戻り側の2本の油路3a,3b間を短絡させる短
絡弁25が配置されており、トラクターの機体を牽引す
る場合等において、油圧モーターM側が駆動されて、油
圧ポンプP側に圧油を送油する状態が発生するのを回避
できるように構成しているのである。7は短絡弁25を
操作する操作部である。短絡弁25と操作部7とは接当
状態で操作可能とすべく、係合状態を無くした押し操作
式としているのである。該構成としたことにより組み立
てが可能となったものである。また油路板3の油路3
a,3bの間にチェック弁26,27を介装して補給油
路30を構成し、該チェック弁26,27の間に下方に
延びる作動油吸入孔3cが穿設されているのである。
出側と戻り側の2本の油路3a,3b間を短絡させる短
絡弁25が配置されており、トラクターの機体を牽引す
る場合等において、油圧モーターM側が駆動されて、油
圧ポンプP側に圧油を送油する状態が発生するのを回避
できるように構成しているのである。7は短絡弁25を
操作する操作部である。短絡弁25と操作部7とは接当
状態で操作可能とすべく、係合状態を無くした押し操作
式としているのである。該構成としたことにより組み立
てが可能となったものである。また油路板3の油路3
a,3bの間にチェック弁26,27を介装して補給油
路30を構成し、該チェック弁26,27の間に下方に
延びる作動油吸入孔3cが穿設されているのである。
【0012】そして該作動油吸入口3cの下端に、スポ
ンジ状のオイルフィルタ8を嵌装し、該オイルフィルタ
8の下方への抜け止めを半割下部ケース2を接当するこ
とにより行っているのである。該構成としてオイルフィ
ルタ8と作動油吸入孔3cとチェック弁26,27を設
け、油路3a,3b内にチェック弁26,27を介して
連通したので、油圧モーターMや油圧ポンプPの運転に
より内部に作動油が減少した場合には、油路3a,3b
内に負圧が発生して、ケース内の潤滑油を作動油として
吸引するものである。なお、Oはミッションケース内に
満たされる潤滑油のオイルレベルを示したものである。
ンジ状のオイルフィルタ8を嵌装し、該オイルフィルタ
8の下方への抜け止めを半割下部ケース2を接当するこ
とにより行っているのである。該構成としてオイルフィ
ルタ8と作動油吸入孔3cとチェック弁26,27を設
け、油路3a,3b内にチェック弁26,27を介して
連通したので、油圧モーターMや油圧ポンプPの運転に
より内部に作動油が減少した場合には、油路3a,3b
内に負圧が発生して、ケース内の潤滑油を作動油として
吸引するものである。なお、Oはミッションケース内に
満たされる潤滑油のオイルレベルを示したものである。
【0013】上記油路板3のポンプ取付面3dは、油圧
ポンプPの取り付け面であると共に、該同一平面をやや
広く構成し、該面により油路板3を半割上部ケース1の
下面に取付けする面に構成しているのである。油路板3
のモーター取付け面3eの面にはシリンダーブロック1
1が回転可能に装着しており、油路3a,3bからの圧
油によりピストン14を押圧し、該ピストン14がスラ
スト軸受16に接当することより、シリンダーブロック
11とモーター軸5が回転するものである。モーター軸
5の油路板3側の軸支部には球面ブッシュが用いられ、
また他端側にも球面ブッシュが用いられ、上下の半割ケ
ース1,2に挟持されている。該モーター軸5上に歯車
17が刻設されており、該歯車17がカウンター軸24
上の歯車21と噛合している。
ポンプPの取り付け面であると共に、該同一平面をやや
広く構成し、該面により油路板3を半割上部ケース1の
下面に取付けする面に構成しているのである。油路板3
のモーター取付け面3eの面にはシリンダーブロック1
1が回転可能に装着しており、油路3a,3bからの圧
油によりピストン14を押圧し、該ピストン14がスラ
スト軸受16に接当することより、シリンダーブロック
11とモーター軸5が回転するものである。モーター軸
5の油路板3側の軸支部には球面ブッシュが用いられ、
また他端側にも球面ブッシュが用いられ、上下の半割ケ
ース1,2に挟持されている。該モーター軸5上に歯車
17が刻設されており、該歯車17がカウンター軸24
上の歯車21と噛合している。
【0014】該カウンター軸24の上の小径歯車22が
デフギア装置Dのリングギア23と噛合しており、該デ
フギア装置Dにて差動回転が与えられて車軸13,13
を駆動するものである。またモーター軸5の先端にはブ
レーキドラム18が固設されており、該ブレーキドラム
18に対して、ブレーキレバー19によりブレーキシュ
ーが開拡されて接触し制動を行うのである。図4におい
ては、油圧モーターMのシリンダーブロック11が接当
するモーター取付面3eの部分が図示されている。
デフギア装置Dのリングギア23と噛合しており、該デ
フギア装置Dにて差動回転が与えられて車軸13,13
を駆動するものである。またモーター軸5の先端にはブ
レーキドラム18が固設されており、該ブレーキドラム
18に対して、ブレーキレバー19によりブレーキシュ
ーが開拡されて接触し制動を行うのである。図4におい
ては、油圧モーターMのシリンダーブロック11が接当
するモーター取付面3eの部分が図示されている。
【0015】図5,図6においては、油路板3の他の構
成を図示している。油路板3’の場合には、ポンプ取付
け面3’dと、モーター取付面3’eを左右に平行に構
成しており、ポンプ軸4が車軸13,13と平行方向に
突出するタイプの場合に使用するものである。油路板
3”の場合には、ポンプ取付面3”dが、前後方向に突
出され、モーター取付面3”eは、車軸13,13と平
行に突出された構成を示している。この場合には、水平
クランク軸のエンジンが、車軸13,13の上方に配置
されている場合において、ベルト駆動が容易となるので
ある。以上の如く油路板3の構成を変化することによ
り、ポンプ軸4の突出方向を変更することが出来るもの
である。
成を図示している。油路板3’の場合には、ポンプ取付
け面3’dと、モーター取付面3’eを左右に平行に構
成しており、ポンプ軸4が車軸13,13と平行方向に
突出するタイプの場合に使用するものである。油路板
3”の場合には、ポンプ取付面3”dが、前後方向に突
出され、モーター取付面3”eは、車軸13,13と平
行に突出された構成を示している。この場合には、水平
クランク軸のエンジンが、車軸13,13の上方に配置
されている場合において、ベルト駆動が容易となるので
ある。以上の如く油路板3の構成を変化することによ
り、ポンプ軸4の突出方向を変更することが出来るもの
である。
【0016】図7はチェック弁26,27の配置を変更
した他の実施例の後面断面図、図8は同じく平面図、図
9は図7の油路板3のIII −III 矢視断面図、図10は
図7のIV−IV矢視断面図である。図2,図3の図面に示
す実施例においては、油路3a,3bと補給油路30を
同じ平面位置に並設していたのであるが、該構成の如く
油路3a,3bと補給油路を並設するとポンプ取付面3
dに対してモーター取付面3eを離さざるを得ず、それ
だけ油路板3をコンパクトにすることが出来ず、それと
共にケースも大きくなっていたので、図7から図10の
実施例においては、油路3a,3bの下方の油路板3の
厚み内に、油路3a,3bと重複するように、補給油路
30を配置しているのである。
した他の実施例の後面断面図、図8は同じく平面図、図
9は図7の油路板3のIII −III 矢視断面図、図10は
図7のIV−IV矢視断面図である。図2,図3の図面に示
す実施例においては、油路3a,3bと補給油路30を
同じ平面位置に並設していたのであるが、該構成の如く
油路3a,3bと補給油路を並設するとポンプ取付面3
dに対してモーター取付面3eを離さざるを得ず、それ
だけ油路板3をコンパクトにすることが出来ず、それと
共にケースも大きくなっていたので、図7から図10の
実施例においては、油路3a,3bの下方の油路板3の
厚み内に、油路3a,3bと重複するように、補給油路
30を配置しているのである。
【0017】補給油路30は、その上半部を、油路3
a,3bの下半部に重ねて連通するように穿設されてい
る。これにより、両者間を結ぶ為の油路を不要にし、油
路板3の厚さを極力薄くすることができるのである。そ
して該補給油路30の中央に下方のオイルフィルタ8に
向けて作動油吸入孔3cを開口し、該作動油吸入孔3c
を挟んで、補給油路30の両側に、油路3a,3bとを
連通部を開閉するチェック弁26,27を介装したもの
である。そして該作動油吸入孔3cからの補給油がチェ
ック弁26,27を通過した位置の補給油路30におい
て、油路3a,3bへ流れているのである。このように
油路板3内に油路3a,3bと補給油路30とオイルフ
ィルタ8を重複配置することにより、ポンプ取付面3d
に対してモーター取付面3eを接近させるように形成で
き、油路板3をコンパクトに構成することが出来たもの
である。その他の構成においては、図1,図2の実施例
の構成と同じである。
a,3bの下半部に重ねて連通するように穿設されてい
る。これにより、両者間を結ぶ為の油路を不要にし、油
路板3の厚さを極力薄くすることができるのである。そ
して該補給油路30の中央に下方のオイルフィルタ8に
向けて作動油吸入孔3cを開口し、該作動油吸入孔3c
を挟んで、補給油路30の両側に、油路3a,3bとを
連通部を開閉するチェック弁26,27を介装したもの
である。そして該作動油吸入孔3cからの補給油がチェ
ック弁26,27を通過した位置の補給油路30におい
て、油路3a,3bへ流れているのである。このように
油路板3内に油路3a,3bと補給油路30とオイルフ
ィルタ8を重複配置することにより、ポンプ取付面3d
に対してモーター取付面3eを接近させるように形成で
き、油路板3をコンパクトに構成することが出来たもの
である。その他の構成においては、図1,図2の実施例
の構成と同じである。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、車軸
駆動装置のミッションケースの内部に別体で取り付ける
ための油路板が次のものから構成されている;互いに直
角に配置された油圧ポンプPと油圧モーターMの取付面
をその上に具備した略L形の部材;前記の油圧ポンプP
と油圧モーターMの取付面を、それぞれに設けられた一
対の流体ポート;及び、前記取付面の一方における前記
流体ポートのそれぞれを前記取付面の他方における前記
流体ポートの1つと連結する前記L形部材の中の内部油
路;前記L形部材は、不可欠なものとして結合されて、
互いに直角に延びる第1と第2の脚部から成り、前記第
1の脚部は、通常水平方向に延び、また、前記第2の脚
部は通常、通常垂直方向に延びる;前記第1の脚部は、
上面と下面を備え、前記ポンプ取付面は、前記上面に置
かれる;前記第2の脚部は、前記第1の脚部の前記の上
面に位置する面から上方へ延びる第1の面と、前記第2
の脚部の第1の面の反対側で、かつ、平行な第2の面を
備え、前記モーター取付面は、前記第2の脚部の前記第
2の面上にある油路板;より構成される車軸駆動装置で
あるから、ミッションケース内部に配置した油路板3に
より結合した油圧ポンプPと油圧モーターMを、車軸駆
動装置のケース内に収納したので、小形のトラクター等
のように車体への取付けスペースが狭い場合にも車軸駆
動装置の取付けが可能となったものである。また、ミッ
ションケース内部に配置した油路板3に油圧モーター
と、油圧ポンプの取付け面を直交して構成したので、垂
直クランク軸を持つエンジンEを載置した小形のトラク
ターの場合において、プーリーとベルトに簡単に動力伝
達が可能となったものである。
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、車軸
駆動装置のミッションケースの内部に別体で取り付ける
ための油路板が次のものから構成されている;互いに直
角に配置された油圧ポンプPと油圧モーターMの取付面
をその上に具備した略L形の部材;前記の油圧ポンプP
と油圧モーターMの取付面を、それぞれに設けられた一
対の流体ポート;及び、前記取付面の一方における前記
流体ポートのそれぞれを前記取付面の他方における前記
流体ポートの1つと連結する前記L形部材の中の内部油
路;前記L形部材は、不可欠なものとして結合されて、
互いに直角に延びる第1と第2の脚部から成り、前記第
1の脚部は、通常水平方向に延び、また、前記第2の脚
部は通常、通常垂直方向に延びる;前記第1の脚部は、
上面と下面を備え、前記ポンプ取付面は、前記上面に置
かれる;前記第2の脚部は、前記第1の脚部の前記の上
面に位置する面から上方へ延びる第1の面と、前記第2
の脚部の第1の面の反対側で、かつ、平行な第2の面を
備え、前記モーター取付面は、前記第2の脚部の前記第
2の面上にある油路板;より構成される車軸駆動装置で
あるから、ミッションケース内部に配置した油路板3に
より結合した油圧ポンプPと油圧モーターMを、車軸駆
動装置のケース内に収納したので、小形のトラクター等
のように車体への取付けスペースが狭い場合にも車軸駆
動装置の取付けが可能となったものである。また、ミッ
ションケース内部に配置した油路板3に油圧モーター
と、油圧ポンプの取付け面を直交して構成したので、垂
直クランク軸を持つエンジンEを載置した小形のトラク
ターの場合において、プーリーとベルトに簡単に動力伝
達が可能となったものである。
【0019】請求項2の如く、車軸駆動装置であって、
次のように構成されている;ミッションケース;前記ミ
ッションケース内のHST式変速装置;前記ミッション
ケースが少なくとも2つの分離自在な要素から構成され
ており、少なくとも当該2つの要素が水平分割面で分割
自在としている;前記ミッションケース内のデフギア装
置D;前記HST式変速装置が、回転軸線が互いに概略
直角なシリンダーブロック、及び、前記ミッションケー
スと別体の油路板であって、完全に該ミッションケース
内部に配置されるもので、前記シリンダーブロックのそ
れぞれを接続するものを備えるものより構成される油路
板;より構成される車軸駆動装置であるので、モーター
軸5から車軸へ至る動力伝達構造が、歯車やチェーン等
でもって簡単に構成でき、従来の如くベベルギア装置を
用いて動力伝達の方向転換を図る必要がない。
次のように構成されている;ミッションケース;前記ミ
ッションケース内のHST式変速装置;前記ミッション
ケースが少なくとも2つの分離自在な要素から構成され
ており、少なくとも当該2つの要素が水平分割面で分割
自在としている;前記ミッションケース内のデフギア装
置D;前記HST式変速装置が、回転軸線が互いに概略
直角なシリンダーブロック、及び、前記ミッションケー
スと別体の油路板であって、完全に該ミッションケース
内部に配置されるもので、前記シリンダーブロックのそ
れぞれを接続するものを備えるものより構成される油路
板;より構成される車軸駆動装置であるので、モーター
軸5から車軸へ至る動力伝達構造が、歯車やチェーン等
でもって簡単に構成でき、従来の如くベベルギア装置を
用いて動力伝達の方向転換を図る必要がない。
【図1】本発明の車軸駆動装置を付設した小形のトラク
ターの側面図。
ターの側面図。
【図2】本発明の車軸駆動装置の前面断面図。
【図3】同じく半割上部ケース1を取り外した状態の図
2のI−I矢視断面図。
2のI−I矢視断面図。
【図4】図2のII−II面矢視図。
【図5】油路板3の他の構成を示す斜視図。
【図6】油路板3の他の構成を示す斜視図。
【図7】チェック弁26,27の配置を変更した他の実
施例の後面断面図。
施例の後面断面図。
【図8】同じく平面図。
【図9】図7の油路板3のIII −III 矢視断面図。
【図10】図7のIV−IV矢視断面図。
1 半割上部ケース 2 半割下部ケース 3 油路板 3a,3b 油路 3c 作動油吸入孔 3d ポンプ取付面 3e モーター取付面 4 ポンプ軸 5 モーター軸 24 カウンター軸 P 油圧ポンプ M 油圧モーター
Claims (2)
- 【請求項1】 車軸駆動装置のミッションケースの内部
に別体で取り付けるための油路板が次のものから構成さ
れている;互いに直角に配置された油圧ポンプPと油圧
モーターMの取付面を、その上に具備した略L形の部
材;前記の油圧ポンプPと油圧モーターMの取付面に、
それぞれに設けられた一対の流体ポート;及び、前記取
付面の一方における前記流体ポートのそれぞれを前記取
付面の他方における前記流体ポートの1つと連結する前
記L形部材の中の内部油路;前記L形部材は、不可欠な
ものとして結合されて、互いに直角に延びる第1と第2
の脚部から成り、前記第1の脚部は、通常水平方向に延
び、また、前記第2の脚部は通常、通常垂直方向に延び
る;前記第1の脚部は、上面と下面を備え、前記ポンプ
取付面は、前記上面に置かれる;前記第2の脚部は、前
記第1の脚部の前記の上面に位置する面から上方へ延び
る第1の面と、前記第2の脚部の第1の面の反対側で、
かつ、平行な第2の面を備え、前記モーター取付面は、
前記第2の脚部の前記第2の面上にある油路板;より構
成される車軸駆動装置。 - 【請求項2】 車軸駆動装置であって、次のように構成
されている;ミッションケース;前記ミッションケース
内のHST式変速装置;前記ミッションケースが少なく
とも2つの分離自在な要素から構成されており、少なく
とも当該2つの要素が水平分割面で分割自在としてい
る;前記ミッションケース内のデフギア装置D;前記H
ST式変速装置が、回転軸線が互いに概略直角なシリン
ダーブロック、及び、前記ミッションケースと別体の油
路板であって、完全に該ミッションケース内部に配置さ
れるもので、前記シリンダーブロックのそれぞれを接続
するものを備えるものより構成される油路板;より構成
される車軸駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181597A JP2944556B2 (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 車軸駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181597A JP2944556B2 (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 車軸駆動装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63055828A Division JP2672962B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-03-09 | 車軸駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188152A true JPH09188152A (ja) | 1997-07-22 |
| JP2944556B2 JP2944556B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=12065569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2181597A Expired - Lifetime JP2944556B2 (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | 車軸駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944556B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-04 JP JP2181597A patent/JP2944556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2944556B2 (ja) | 1999-09-06 |
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