JPH09188616A - 尻部洗浄用錠剤 - Google Patents

尻部洗浄用錠剤

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JPH09188616A
JPH09188616A JP8018340A JP1834096A JPH09188616A JP H09188616 A JPH09188616 A JP H09188616A JP 8018340 A JP8018340 A JP 8018340A JP 1834096 A JP1834096 A JP 1834096A JP H09188616 A JPH09188616 A JP H09188616A
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JP
Japan
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tablet
washing
water
present
cleaning
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Pending
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JP8018340A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sugimoto
憲一 杉本
Hiromi Minamino
博美 南野
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯用として用いることができ、安価で、洗浄
性に優れた尻部洗浄用錠剤の提供。 【解決手段】炭酸塩と有機酸の重量比が1:4〜4:1
の範囲からなるガス発生剤を組成物全量に対して10〜
90重量%含有し,界面活性剤を0.05〜10重量%
含有することを特徴とする尻部洗浄用錠剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、噴射ノズルを有す
る耐圧容器に水とともに添加し、尻部等の洗浄に用いる
ための尻部洗浄用錠剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、トイレ等で排便等の用を足した
後、尻部(肛門及びその周囲を指す)を拭く際に、トイ
レットペーパー等の紙で拭くのではなく、水で洗浄でき
るようにした洗浄器がみられる。これらの水による洗浄
は、尻部をめがけて水を噴射させるようにした装置を便
器に取り付けることによって実施され、尻部をきれいに
洗える事ができる上に、紙で尻部を拭くよりも気持ちが
良く、且つ下痢等の際に拭き取りによる痛みを伴わない
ことから各種施設や一般家庭にも徐々に普及してきてい
る。
【0003】ところが、上記の装置が取り付けられてい
ない便器もまだまだ多くあり、そのような便器で用を足
す場合には、トイレットペーパー等の紙で尻部を拭かな
ければならず、水で尻部を洗浄することになれた人にと
っては、不快感や不潔感を感じることは極まりない。そ
こで、どこにでも持ち運ぶ事ができ、手軽に尻部を洗浄
できる携帯用の洗浄剤が強く所望されており、このよう
なものとして電動式で水を噴射する洗浄装置が提案され
ている。しかしながら、これらの洗浄装置は、非常に高
価であり、また洗浄力も決して優れたものではない。そ
こで、噴射力、洗浄性に優れ、携帯用として用いること
ができ、安価で、洗浄性に優れた尻部洗浄用の商品の実
現が強く要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたものであって、携帯用として用いるこ
とができ、安価で、洗浄性に優れた尻部洗浄用錠剤の提
供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ガス発生剤と界面
活性剤を含有することを特徴とする尻部洗浄用錠剤によ
りその目的を達成しうることを見出し、本発明を完成す
るに至った。即ち本発明の請求項1は、炭酸塩と有機酸
の重量比が1:4〜4:1の範囲からなるガス発生剤を
組成物全量に対して10〜90重量%含有し,界面活性
剤を0.05〜10重量%含有することを特徴とする尻
部洗浄用錠剤である。また、本発明の請求項2は、噴射
ノズルを有する耐圧容器に充填するための錠剤であっ
て、使用時に10〜200倍の重量の水と混合して用い
るものである請求項1記載の尻部洗浄用錠剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を詳述す
る。本発明におけるガス発生剤は炭酸塩と有機酸からな
るものであって、炭酸塩としては、例えば炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニウムなどが
挙げられる。これらは一種又は二種以上を混合して用い
ることができる。また、有機酸としては、例えばクエン
酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、シュウ酸、クロ
トン酸、安息香酸、乳酸、リンゴ酸、アジピン酸などが
挙げられる。これらは一種又は二種以上を混合して用い
ることができる。
【0007】前記炭酸塩と有機酸との配合割合は、重量
比で1:4〜4:1の範囲で選ばれる。好ましい割合
は、50倍量の水に溶解した時のpHが3.0〜7.0
になる範囲であり、この範囲を越えると肛門部の刺激が
発生したり、発泡性が損なわれ本発明の効果が十分に発
揮されない。炭酸塩と有機酸からなる発泡剤の配合量
は、通常本組成物中に10〜90重量%の割合で配合さ
れる。
【0008】本発明における界面活性剤としては、通
常、洗剤として一般に市販されている粉末状の界面活性
剤が適宜用いられる。粉末状の界面活性剤を用いる理由
は、本発明の尻部洗浄用錠剤を安定に製造するためであ
り、水溶液に溶解した界面活性剤は製剤の安定性上好ま
しくない。これら界面活性剤の種類としては、ノニオン
性、アニオン性、カチオン性、両性のいずれでもよく、
特にノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤が
望ましい。
【0009】望ましい界面活性剤の具体例としては、ア
ルキル硫酸塩型界面活性剤、アルキルエーテル硫酸塩型
界面活性剤、α−オレフィンスルホン酸塩型界面活性
剤、リン酸エステル型界面活性剤、アルキルエーテルカ
ルボン酸塩型界面活性剤、アミノ酸塩型界面活性剤(サ
ルコシン塩型、β−アラニン塩型、グルタミン酸塩型、
アスパラギン酸塩型など)、スルホコハク酸塩型界面活
性剤、タウリン型界面活性剤等のアニオン性界面活性
剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルベタイ
ン型両性界面活性剤、アミドプロピルベタイン型両性界
面活性剤、イミダゾリニウムベタイン型両性界面活性剤
等の両性界面活性剤、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジベヘニルジヒドロキシアンモニウムクロライ
ド、ベンザルコニウムクロライド、エチル硫酸ラノリン
脂肪酸アミノプロピルジメチルアンモニウムなどのカチ
オン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステルなどのノニオン性界面活性剤な
どが挙げられる。
【0010】これらの界面活性剤は、一種または二種以
上を混合して用いることができ、通常、本発明組成物中
に0.05〜10重量%配合される。0.05重量%よ
り少ないと洗浄性が低下し、また、10重量%を越える
と炭酸塩の安定性及び使用後の皮膚刺激が発生するため
好ましくない。
【0011】本発明の尻部洗浄用錠剤は所望により、錠
剤形成に一般に配合される成分、例えばデンプン、ヒド
ロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、結晶セルロース、ポリエチレングリコール等の結合
剤、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム等の無機塩、金属
イオン封鎖剤、殺菌剤、抗炎症剤、pH調整剤、酸化防
止剤、色素及び香料等を含むことができる。
【0012】このようにして得られた組成物は、通常用
いられているダブレット成形法に従って容易に錠剤化す
ることができる。
【0013】本発明の尻部洗浄用錠剤は、噴射ノズルを
有する耐圧容器に使用時に水とともに添加され、発生し
た炭酸ガスによる圧力で洗浄液を噴射させる形態で使用
される。本発明の尻部洗浄用錠剤は使用する際に水に添
加して使用されるが、その際の尻部洗浄用錠剤と水との
混合重量比は1:200〜1:10の範囲が好ましい。
この範囲外では十分な噴射力を得ることができなかった
り、溶解性及び圧力が異常に上昇して本発明の効果が十
分に発揮されない。
【0014】上記実施の形態では尻部洗浄用のものが例
示されているが、本発明においてはこれをビデ用のもの
として実施することもできる。
【0015】次に本発明を実施例をもって詳細に説明す
るが、本発明はこれにより限定されるものではない。実
施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説
明する。
【0016】(1)噴射力試験 噴射力試験は、図1に示す噴射ノズルを有する耐圧容器
に水とともに、本発明の尻部洗浄用錠剤を添加し、5分
間放置して錠剤を溶解させた後、3秒間隔で噴射ボタン
を押して洗浄液を噴射し,噴射状態を評価した。なお、
噴射状態の評価の基準は次のように設定した。 ○・・・噴射状態が極めて良好 △・・・全量噴射するが噴射量が徐々に低下する ×・・・洗浄液が全量噴射せず残る、又は殆ど噴射しな
【0017】(2)洗浄力試験 洗浄力試験は噴射力試験と同様に,図1に示す噴射ノズ
ルを有する耐圧容器に水とともに、本発明の尻部洗浄用
錠剤を添加し、5分間放置して錠剤を溶解させる。次に
3×3cmの範囲に人工汚物1gを塗布した上腕内側部
に3秒間隔で5回噴射ボタンを押して洗浄液の噴射を行
い、その洗浄性を評価した。なお、評価の基準はつぎの
ように設定した。 ○・・・洗浄力が良好(汚れが全くない) △・・・洗浄力がやや劣る(一部汚れが残っている) ×・・・洗浄力が劣る(全面に汚れが残っている)
【0018】(3)溶解性試験 溶解性試験は水100mlに本発明の尻部洗浄用錠剤1
0gを添加し、5分間放置して錠剤を溶解を評価した。
なお、評価の基準はつぎのように設定した。 ○・・・溶解性が良好 △・・・溶解性がやや劣る(一部錠剤が残っている) ×・・・溶解性が劣る(半分以上の錠剤が残っている)
【0019】実施例1〜3及び比較例1〜3 表1に記載の配合組成よりなる尻部洗浄用錠剤を調製
し、水200mlに対して尻部洗浄用錠剤10gを添加
し,その噴射力、洗浄力及び溶解性について調べた。そ
の結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1より明らかなように、本発明の成分を
用いた実施例1〜3の尻部洗浄用錠剤はいずれも優れた
性能を示していた。一方、必須成分である界面活性剤を
欠いた場合,或いは特定の範囲外である比較例1〜3で
は、噴射力、洗浄力及び溶解性のいずれかの面で劣って
おり、本発明の目的を達成できなかった。
【0022】実施例4〜6及び比較例4〜5 表2に記載の配合組成よりなる尻部洗浄用錠剤を調製
し、水200mlに対して、尻部洗浄用錠剤10gを添
加して,その噴射力、洗浄力及び溶解性について調べ
た。その結果を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】表2より明らかなように、本発明の成分を
用いた実施例4〜6の尻部洗浄用錠剤はいずれも優れた
性能を示していた。一方、必須成分である発泡成分を欠
いた比較例4〜5では、噴射力、洗浄力及び溶解性のい
ずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなか
った。
【0025】実施例7〜9及び比較例6〜7 表3に記載の配合組成よりなる尻部洗浄用錠剤を調製
し、尻部洗浄用錠剤と水の混合比を1:5〜1:400
の割合で調整し、その噴射力、洗浄力及び溶解性につい
て調べ、その結果を表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】表3より明らかなように、実施例7〜9の
尻部洗浄用錠剤はいずれも優れた性能を示していた。一
方、比較例6〜7では、噴射力、洗浄力及び溶解性のい
ずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなか
った。
【0028】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明は、噴射力、
洗浄性にすぐれ、且つ携帯用として用いることができ、
安価で、洗浄性に優れた尻部洗浄用錠剤を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 噴射ノズルを有する耐圧容器に水とともに、
本発明の尻部洗浄用錠剤を添加し、錠剤を溶解させたも
のを表す図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 キャップ 3 洗浄液 4 キャップ本体 5 弁体 6 噴射口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7/26 C11D 7/26 17/00 17/00 17/06 17/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸塩と有機酸の重量比が1:4〜4:
    1の範囲からなるガス発生剤を組成物全量に対して10
    〜90重量%含有し,界面活性剤を0.05〜10重量
    %含有することを特徴とする尻部洗浄用錠剤。
  2. 【請求項2】 噴射ノズルを有する耐圧容器に充填する
    ための錠剤であって、使用時に10〜200倍の重量の
    水と混合して用いるものである請求項1記載の尻部洗浄
    用錠剤。
JP8018340A 1996-01-08 1996-01-08 尻部洗浄用錠剤 Pending JPH09188616A (ja)

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