JPH09189253A - 多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 - Google Patents
多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路Info
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- JPH09189253A JPH09189253A JP169296A JP169296A JPH09189253A JP H09189253 A JPH09189253 A JP H09189253A JP 169296 A JP169296 A JP 169296A JP 169296 A JP169296 A JP 169296A JP H09189253 A JPH09189253 A JP H09189253A
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Abstract
のスイッチング素子を削減する。 【解決手段】 各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動される
ことのないグループに分ける(1,3,5気筒と2,
4,6気筒)。そして、各燃料噴射弁の開弁時に、各コ
イル3−1〜3−6に高電圧電源1から高電圧を印加す
るために用いる開弁用ハイサイド側スイッチング素子4
−A,4−Bをグループ毎に設ける。また、開弁状態の
保持時に、各コイル3−1〜3−6に車載バッテリ2か
らの電圧を印加するために用いる開弁状態保持用ハイサ
イド側スイッチング素子5−A,5−Bもグループ毎に
設ける。また、閉弁時に、各コイル3−1〜3−6に高
電圧電源1から高電圧を逆方向に印加するために用いる
閉弁用ハイサイド側スイッチング素子7−A,7−Bも
グループ毎に設ける。
Description
噴射弁より直接燃料を噴射する多気筒直噴エンジンの燃
料噴射弁駆動回路に関する。
エンジン(筒内噴射・火花点火式エンジン)の概略図で
ある。燃焼室101 はシリンダヘッド102 とピストン103
とにより画成されている。そして、シリンダヘッド102
側には中心部に点火栓104 が配置されると共に、これを
囲んで吸気ポート105 及び排気ポート106 が形成され、
それぞれに吸気弁107及び排気弁108 が装着されるよう
になっている。
室101 内に直接燃料を噴射するように備えられ、燃料は
燃料タンク110 から低圧燃料ポンプ111 及び高圧燃料ポ
ンプ112 により全気筒共通の燃料ギャラリ113 を経て供
給され、その圧力はプレッシャレギュレータ(図示せ
ず)により調整されるようになっている。図22は燃料噴
射弁の構成を示し、コイル201 、ヨーク202 、ステータ
203 、プランジャ204 、針弁205 、閉弁付勢ばね206 等
から構成されている。
の噴口が直接筒内に臨んでおり、基本的には吸気行程の
みの短い期間に燃料を噴射しなければならない。特に、
最小噴射量近くとなるアイドル回転時には 0.2〜 0.4ms
という極めて短い時間に燃料を噴射しなければならな
い。このため、非常に応答性の高い針弁の開閉を必要と
する。
ときには、コイルに50〜 200Vの高電圧を印加して電流
を速く立ち上げ、吸引力発生の応答を速くして、針弁を
速く開弁させる。また、閉弁時、ばね力で針弁を着座さ
せるときには、コイルに負高電圧を印加してコイルの磁
束を急速に減少させ、吸引力消滅の応答を速くして、針
弁を速く閉弁させる。
械力学・計測制御講演論文集(Vol.B)〔'93.7.21〜23
・東京〕「729. 高速電磁弁の高速化に関する研究」に
記載されている。また、特許文献では、開弁時にDC−
DCコンバータを用いてコンデンサにチャージした高電
圧を印加する方式として、特開平6−299890号、
特開昭59−85434号等がある。これらは閉弁時に
は負高電圧を印加していないが、コイルの電圧印加端子
を逆にすればよいので、モータ等で正逆転させるために
コイル電流を双方向に流す手段として一般的に知られて
いるスイッチング素子のHブリッジ構成を用いればよ
い。
ている1気筒分の燃料噴射弁駆動回路を示している。先
ず構成を説明する。1は高電圧を発生する高電圧電源、
2は車載バッテリ、3は燃料噴射弁のコイルである。
であり、高電圧電源1とコイル3の一端との間に設けら
れて、開弁時に高電圧を印加すべく導通する。5は開弁
状態保持用ハイサイド側スイッチング素子であり、車載
バッテリ2とコイル3の一端との間に設けられて、開弁
後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値となるように
オンオフ制御(PWM制御)される。
であり、コイル3の他端と接地との間に設けられて、開
弁時及び開弁状態保持時に導通する。7は閉弁用ハイサ
イド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とコイル
3の他端との間に設けられて、閉弁時に負高電圧を印加
すべく導通する。8は閉弁用ローサイド側スイッチング
素子であり、コイル3の一端と接地との間に設けられ
て、閉弁時に導通する。
ド側スイッチング素子6と接地との間に設けられて、開
弁状態保持時のコイル電流を検出する。ここで、開弁状
態保持時には、この電流検出抵抗9にて検出される電流
をフィードバックして、電流制御回路(図示せず)によ
り所定の電流値となるようにPWM(パルス幅変調)制
御で開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5を
オンオフする。
る。開弁時は、スイッチング素子4,5,6を同時にオ
ンする。すると、高電圧がコイル3に印加され、図24
(1)の矢印Aのように電流が流れて、コイル電流は急
速に立ち上がる(図25のイ)。その後、高電圧電源1内
のコンデンサに充電していた電荷が放電するため、電流
は徐々に下がる(図25のロ)。
ッチング素子4をオフする。すると、スイッチング素子
5,6を通して、車載バッテリ2からの電圧がコイル3
に印加され、図24(2)の矢印Bのように電流が流れ
る。このとき、電流検出抵抗9にて検出される電流が所
定値になるようにスイッチング素子5をPWM制御する
(図25のハ)。
し、スイッチング素子7,8をオンする。すると、負高
電圧がコイル3に印加され、電流が急速に減少して、図
24(3)の矢印Cのように逆方向となり、磁束の減少す
なわち消磁が速められる(図25のニ)。消磁が終わる
と、スイッチング素子7,8をオフし、ばね力にて針弁
が閉じて、全ての行程を終了する。
た6気筒エンジンの場合の燃料噴射弁駆動回路を示す。
うな従来の燃料噴射弁駆動回路にあっては、1個の燃料
噴射弁を駆動するのに5個のスイッチング素子が必要
で、4気筒エンジンでは20個、6気筒エンジンでは30個
(図26参照)にもなり、非常に多くのスイッチング素子
が必要であるため、スイッチング素子の破壊による故障
率が高くなる。さらに駆動回路全体の大きさが大きくな
り過ぎて、車両のレイアウト上、搭載できない場合もあ
りうる。
抵抗を用いた電流制御を燃料噴射弁毎に行っているが、
各燃料噴射弁毎に電流制御回路が必要となる。さらに、
電流検出抵抗は、開弁時の大電流が流れるため、許容電
力の大きいものが必要となり、大きさが大きくなってし
まう。本発明は、このような従来の問題点に鑑み、同時
に複数の燃料噴射弁が駆動されるのは2本(ないし3
本)までであることを考慮し、燃料噴射弁のコイルのハ
イサイド側のスイッチング素子をグループ化して、スイ
ッチング素子の個数を削減するなどにより、多気筒直噴
エンジンの燃料噴射弁駆動回路を簡素化することを目的
とする。
る発明では、各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されるこ
とのないグループに分ける一方、車載バッテリに比べ、
高電圧を発生する高電圧電源と、各グループ毎に、高電
圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの一端との
導通・遮断を制御する開弁用ハイサイド側スイッチング
素子と、各グループ毎に、車載バッテリと各グループ内
の燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する
開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃
料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との
導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチング
素子と、各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の
燃料噴射弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する閉
弁用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎
に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地との導通・遮断
を制御する閉弁用ローサイド側スイッチング素子とを設
けて、多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路を構成
する。
は、同一グループの開弁用ハイサイド側スイッチング素
子と、当該気筒の開弁用ローサイド側スイッチング素子
とを導通させて、高電圧電源より高電圧をコイルに印加
する。開弁後は、開弁状態を保持するため、同一グルー
プの開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、
当該気筒の開弁用ローサイド側スイッチング素子とを導
通させて、車載バッテリの電圧をコイルに印加する。
ド側スイッチング素子と、当該気筒の閉弁用ローサイド
側スイッチング素子とを導通させて、高電圧電源より高
電圧を逆方向に印加して、負高電圧を印加する。これに
より、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチン
グ素子をグループ化して、スイッチング素子の個数を削
減することができる。
と2,4,6気筒との2グループ、又は、1,4気筒と
2,5気筒と3,6気筒との3グループに分ければよ
い。4気筒エンジンでは、1,3気筒と、2,4気筒と
の2グループに分ければよい。請求項2に係る発明で
は、各気筒の燃料噴射弁の全てが同時に駆動されること
がない場合に、車載バッテリに比べ、高電圧を発生する
高電圧電源と、高電圧電源と各燃料噴射弁のコイルの一
端との導通・遮断を制御する単一の開弁用ハイサイド側
スイッチング素子と、車載バッテリと各燃料噴射弁のコ
イルの一端との導通・遮断を制御する単一の開弁状態保
持用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎
に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との導通・遮断
を制御する開弁用ローサイド側スイッチング素子と、高
電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端と
の導通・遮断を制御する単一の閉弁用ハイサイド側スイ
ッチング素子と、各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコ
イルの一端と接地との導通・遮断を制御する閉弁用ロー
サイド側スイッチング素子とを設けて、多気筒直噴エン
ジンの燃料噴射弁駆動回路を構成する。
同時に駆動されることがない場合に、燃料噴射弁のコイ
ルのハイサイド側のスイッチング素子を全気筒間で共通
化して、スイッチング素子の個数をさらに削減すること
ができる。請求項3に係る発明では、各燃料噴射弁のコ
イルに流れる電流を検出するコイル電流検出手段と、開
弁状態保持時に、検出される電流が所定値となるように
開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子をオンオ
フ制御する電流制御回路とを備えることを特徴とする。
段は、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と
直列に設けた電流検出抵抗であることを特徴とする。こ
れにより、この電流検出抵抗についてもグループ化で
き、電流制御回路のグループ化が可能となる。また、ハ
イサイド側の電流検出抵抗は開弁保持電流が流れるのみ
であるので小型化できる。
発明の場合に、前記電流制御回路は、前記開弁状態保持
用ハイサイド側スイッチング素子のオン時に前記電流検
出抵抗により検出される電流が所定の上限値以下となる
ように制御するものであることを特徴とする。ハイサイ
ド側の電流検出抵抗の場合、開弁状態保持用ハイサイド
側スイッチング素子をオンオフ制御すると、オフ時には
電流検出抵抗に電流が流れないので、オン時に検出した
電流に基づいて上限値を規制することで、電流制御を行
う。
段は、複数の開弁用ローサイド側スイッチング素子と接
地との間に共通に設けた電流検出抵抗であることを特徴
とする。これにより、この電流検出抵抗についてもグル
ープ化でき、電流制御回路のグループ化が可能となる。
また、ローサイド側の電流検出抵抗は大電流が流れるも
のの常に電流検出が可能である。
は、50〜 250Vの高電圧を発生するものであることを特
徴とする。この範囲の高電圧を印加することで、非常に
応答性の高い針弁の開閉を実現できる。
ンジンの燃料噴射弁駆動回路の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例を示している。この実施例は、
6気筒直噴エンジンの例で、1,3,5気筒の燃料噴射
弁は同時に駆動されることがなく、また、2,4,6気
筒の燃料噴射弁も同時に駆動されることがないことを前
提として、1,3,5気筒の燃料噴射弁と、2,4,6
気筒の燃料噴射弁との2グループに分けている。
50V)を発生する高電圧電源、2は車載バッテリ(例え
ば12V)、3−1〜3−6は1〜6気筒の燃料噴射弁の
コイルである。4−Aは第1グループ(1,3,5気筒
の燃料噴射弁)の開弁用ハイサイド側スイッチング素子
であり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−1,3
−3,3−5の一端との間に設けられて、開弁時に高電
圧を印加すべく導通する。
燃料噴射弁)の開弁用ハイサイド側スイッチング素子で
あり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−2,3−
4,3−6の一端との間に設けられて、開弁時に高電圧
を印加すべく導通する。5−Aは第1グループ(1,
3,5気筒の燃料噴射弁)の開弁状態保持用ハイサイド
側スイッチング素子であり、車載バッテリ2とグループ
内のコイル3−1,3−3,3−5の一端との間に設け
られて、開弁後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値
となるようにオンオフ制御(PWM制御)される。
燃料噴射弁)の開弁状態保持用ハイサイド側スイッチン
グ素子であり、車載バッテリ2とグループ内のコイル3
−2,3−4,3−6の一端との間に設けられて、開弁
後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値となるように
オンオフ制御(PWM制御)される。6−1〜6−6は
開弁用ローサイド側スイッチング素子であり、各コイル
3−1〜3−6の他端と接地との間に設けられて、開弁
時及び開弁状態保持時に導通する。
燃料噴射弁)の閉弁用ハイサイド側スイッチング素子で
あり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−1,3−
3,3−5の他端との間に設けられて、閉弁時に負高電
圧を印加すべく導通する。7−Bは第2グループ(2,
4,6気筒の燃料噴射弁)の閉弁用ハイサイド側スイッ
チング素子であり、高電圧電源1とグループ内のコイル
3−2,3−4,3−6の他端との間に設けられて、閉
弁時に負高電圧を印加すべく導通する。
ッチング素子であり、各コイル3−1〜3−6の一端と
接地との間に設けられて、閉弁時に導通する。9−Aは
第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)の電流検
出抵抗であり、当該グループの開弁状態保持用ハイサイ
ド側スイッチング素子5−Aと直列に設けられて、開弁
状態保持時のコイル電流を検出する。
燃料噴射弁)の電流検出抵抗であり、当該グループの開
弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5−Bと直
列に設けられて、開弁状態保持時のコイル電流を検出す
る。ここで、開弁状態保持時には、電流検出抵抗9−
A,9−Bにて検出される電流をフィードバックして、
それぞれの電流制御回路(図示せず)により所定の電流
値となるようにPWM(パルス幅変調)制御で開弁状態
保持用ハイサイド側スイッチング素子5−A,5−Bを
オンオフする。
用のダイオードが適宜挿入されている。次に作用を図2
の信号波形図と図3〜図8の状態図とを参照して説明す
る。1気筒の燃料噴射弁は、時刻t1(図2)にて、燃
料噴射開始する。1気筒の燃料噴射弁の開弁時は、スイ
ッチング素子4−A,5−A,6−1を同時にオンす
る。すると、高電圧が1気筒の燃料噴射弁のコイル3−
1に印加され、図3の矢印のように電流が流れて、コイ
ル電流は急速に立ち上がる。その後、高電圧電源1内の
コンデンサに充電していた電荷が放電するため、電流は
徐々に下がる。
ッチング素子4−Aをオフする。すると、スイッチング
素子5−A,6−1を通して、車載バッテリ2からの電
圧がコイル3−1に印加され、図4の矢印のように電流
が流れる。このとき、電流検出抵抗9−Aにて検出され
る電流が所定値になるようにスイッチング素子5−Aを
PWM制御する。
料噴射開始時期からクランク角 120°後の時刻t2(図
2)にて、燃料噴射開始する。2気筒の燃料噴射弁の開
弁時は、スイッチング素子4−B,5−B,6−2を同
時にオンする。すると、高電圧が2気筒の燃料噴射弁の
コイル3−2に印加され、図5の矢印のように電流が流
れて、コイル電流は急速に立ち上がる。その後、高電圧
電源1内のコンデンサに充電していた電荷が放電するた
め、電流は徐々に下がる。このとき、1気筒の燃料噴射
弁は開弁保持状態にあるため、スイッチング素子5−
A,6−1も同時にオンして、車載バッテリ2からコイ
ル3−1へ電流が流れている。
ッチング素子4−Bをオフする。すると、スイッチング
素子5−B,6−2を通して、車載バッテリ2からの電
圧がコイル3−2に印加され、図6の矢印のように電流
が流れる。このとき、電流検出抵抗9−Bにて検出され
る電流が所定値になるようにスイッチング素子5−Bを
PWM制御する。このとき、1気筒の燃料噴射弁も開弁
保持状態にあるため、車載バッテリ2からコイル3−1
へも電流が流れている。
E)は、スイッチング素子5−A,6−1をオフし、ス
イッチング素子7−A,8−1をオンする。すると、負
高電圧がコイル3−1に印加され、電流が急速に減少し
て、図7の矢印のように逆方向となり、磁束の減少すな
わち消磁が速められる。消磁が終わると、スイッチング
素子7−A,8−1をオフし、ばね力にて針弁が閉じ
て、燃料噴射を終了する。
E)は、スイッチング素子5−B,6−2をオフし、ス
イッチング素子7−B,8−2をオンする。すると、負
高電圧がコイル3−2に印加され、電流が急速に減少し
て、図8の矢印のように逆方向となり、磁束の減少すな
わち消磁が速められる。消磁が終わると、スイッチング
素子7−B,8−2をオフし、ばね力にて針弁が閉じ
て、燃料噴射を終了する。このときには、既に3気筒の
燃料噴射弁が開弁し、開弁保持状態に入って、スイッチ
ング素子5−A,6−3がオンし、車載バッテリ2から
コイル3−3へ電流が流れている。
以上の燃料噴射弁が駆動されないことに着目して、コイ
ルのハイサイド側スイッチング素子4−AとA−B、5
Aと5B、7Aと7Bを交互にスイッチングすることに
より、従来6系統あったハイサイド側スイッチング素子
群を2系統に減少させることができる。従って、6気筒
でのスイッチング素子の総数を30個→18個に減少させる
ことができるため、スイッチング素子の破壊による故障
率が低くなる。さらに駆動回路全体の大きさを小さくす
ることができるので、車両のレイアウト上、搭載できる
場所の自由度が高くなる。
側に電流検出抵抗9−A,9−Bを設けているが、この
場合の電流制御方法について説明する。図9(1)に示
すように、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素
子(例えば5−A)がオン状態で矢印のように電流が流
れている場合は、電流検出抵抗(例えば9−A)に電流
が流れるが、図9(2)に示すように、開弁状態保持用
ハイサイド側スイッチング素子(例えば5−A)がオフ
状態で矢印のように電流が流れている場合には、電流検
出抵抗(例えば9−A)に電流が流れないので、電流を
検出できない。
値のみを制御し、下限値はスイッチング素子のオフ時間
を管理することにより電流制御する。図10はその場合の
電流制御回路の構成を示している。この電流制御回路
は、電流増幅器10、第1コンパレータ11、第2コンパレ
ータ12、充放電回路13、第3コンパレータ14等から構成
されている。
A)の両端の電位差より、コイル電流に対応した信号を
出力する。第1コンパレータ11は、電流増幅器10からの
コイル電流と、予め定めた電流上限値とを比較し、コイ
ル電流が上限値以下のときはHレベルの信号を出力し、
コイル電流が上限値を超えるとLレベルの信号を出力す
る。
けて、噴射期間中、Hレベルの信号を出力する。充放電
回路13は、抵抗R1 とコンデンサC1 との直列回路から
なり、それらの接続点に、第1コンパレータ11の出力端
子と第2コンパレータ12の出力端子とが接続されてい
る。
けるコンデンサC1 の端子電圧と、オフ時間決定基準値
として予め定めた基準電圧とを比較し、コンデンサC1
の端子電圧が基準電圧以下のときはLレベルの信号を出
力し、コンデンサC1 の端子電圧が基準電圧を超えると
Hレベルの信号を出力する。ここで、第3コンパレータ
14の出力端子は、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチ
ング素子(5−A)に接続され、第3コンパレータ13の
出力がHレベルのときに開弁状態保持用ハイサイド側ス
イッチング素子(5−A)をオンするようになってい
る。
明する。時刻t1にてコイル電流が上限値を一瞬超える
と、第1コンパレータ11の出力が反転してLレベルとな
り、充放電回路13のコンデンサC1 が急速放電する結
果、第3コンパレータ14の出力が反転してLレベルとな
ることで、スイッチング素子(5−A)がオフし、コイ
ル電流が減少していく。
タ11の出力が再反転してHレベルとなると、充放電回路
13における抵抗R1 とコンデンサC1 との組合わせによ
る充電により、コンデンサC1 の端子電圧が徐々に上昇
する。そして、オフ時間決定基準値に達すると、時刻t
2にて第3コンパレータ14が再反転してHレベルとなる
ことで、スイッチング素子(5−A)がオンし、コイル
電流が上昇していく。
みに電流検出抵抗9−A,9−Bを設けただけで、6個
の燃料噴射弁の電流を制御できるので、大きさの大きい
電流検出抵抗の数を減らし、かつ電流制御回路を2系統
のみに減少させることができるので、スイッチング素子
の減少効果に加えて回路の大きさを小さくでき、信頼性
を向上できる。
し、ローサイド側2系統のみに電流検出抵抗9−A,9
−Bを設けた場合である。電流検出抵抗9−Aは、第1
グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)内の開弁用ロ
ーサイド側スイッチング素子6−1,6−3,6−5と
接地との間に共通に設けている。
(2,4,6気筒の燃料噴射弁)内の開弁用ローサイド
側スイッチング素子6−2,6−4,6−6と接地との
間に共通に設けている。この場合には、常に電流を検出
しながら、電流をPWM制御することが可能である。
期間がクランク角で 240°以内(最大噴射量が 120〜 2
40°)の場合を示したが、最大噴射量が少なく噴射期間
がクランク角で 120°以内の場合には、複数の燃料噴射
弁が同時に噴射する重なり期間を生じないので、ハイサ
イド側のスイッチング素子は1系統にてまかなえる(6
気筒1グループ)。
弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング
素子4,5,7で全ての気筒の燃料噴射弁を駆動するこ
とになる。一方、最大噴射量が多く、噴射期間がクラン
ク角 240°以上の場合には、3本の燃料噴射弁が同時に
噴射する期間が生じるので、逆にハイサイド側のスイッ
チング素子は3系統になる(6気筒3グループ)。
弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング
素子4−A,5−A,7−Aで1,4気筒の燃料噴射
弁、スイッチング素子4−B,5−B,7−Bで2,5
気筒の燃料噴射弁、スイッチング素子4−C,5−C,
7−Cで3,6気筒の燃料噴射弁を駆動することにな
る。
ンの場合を示したが、次に4気筒エンジンの場合につい
て説明する。4気筒エンジンの場合、最大噴射量が多く
て、噴射期間がクランク角 180°以上の場合には、2本
の燃料噴射弁が同時に噴射する期間が生じるので、ハイ
サイド側のスイッチング素子は2系統になる(4気筒2
グループ)。
弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング
素子4−A,5−A,7−Aで1,3気筒の燃料噴射
弁、スイッチング素子4−B,5−B,7−Bで2,4
気筒の燃料噴射弁を駆動することになる。よって、スイ
ッチング素子の総数を20個→14個に減少させることがで
きる。
クランク角で 180°以内の場合は、複数の燃料噴射弁が
同時に噴射する重なり期間を生じないので、ハイサイド
側のスイッチング素子は1系統にてまかなえる(4気筒
1グループ)。図16は4気筒1グループの場合の燃料噴
射弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチン
グ素子4,5,7で全ての気筒の燃料噴射弁を駆動する
ことになる。よって、スイッチング素子の総数を20個→
11個に減少させることができる。
の場合の電流検出抵抗の他の配置例、図18には6気筒3
グループ(図14)の場合の電流検出抵抗の他の配置例、
図19には4気筒2グループ(図15)の場合の電流検出抵
抗の他の配置例、図19には4気筒1グループ(図16)の
場合の電流検出抵抗の他の配置例を示している。
明によれば、各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されるこ
とのないグループに分けて、燃料噴射弁のコイルのハイ
サイド側のスイッチング素子をグループ化したことによ
り、スイッチング素子の総数を減少でき、スイッチング
素子の破壊による故障率を低減できると共に、駆動回路
全体の大きさを小さくすることができるので、車両のレ
イアウト上、搭載できる場所の自由度が高くなるという
効果が得られる。
料噴射弁の全てが同時に駆動されることがない場合に、
燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子
を全気筒間で共通化して、スイッチング素子の個数をさ
らに削減できるという効果が得られる。請求項3に係る
発明によれば、開弁状態保持のために電流制御を行う
が、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子の削
減に伴って、電流制御回路を削減できるという効果が得
られる。
抗をハイサイド側に設けて、この電流検出抵抗について
もグループ化できると共に、ハイサイド側の電流検出抵
抗は開弁保持電流が流れるのみであるので小型化できる
という効果が得られる。請求項5に係る発明によれば、
ハイサイド側の電流検出抵抗の場合、開弁状態保持用ハ
イサイド側スイッチング素子のオフ時には電流検出がで
きないが、オン時に検出した電流に基づいて上限値を規
制することで、十分な電流制御が可能となるという効果
が得られる。
抗をローサイド側に設けて、この電流検出抵抗について
もグループ化できると共に、ローサイド側の電流検出抵
抗は大電流が流れるものの常に電流検出が可能であるの
で電流制御が容易となるという効果が得られる。請求項
7に係る発明によれば、50〜 250Vの高電圧を印加する
ことで、非常に応答性の高い針弁の開閉を実現できると
いう効果が得られる。
場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
駆動回路の構成図
路の構成図
路の構成図
路の構成図
路の構成図
図
図
図
図
成図
成図
ッチング素子 5,5−A,5−B,5−C 開弁状態保持用ハイサイ
ド側スイッチング素子 6−1〜6−6 開弁用ローサイド側スイッチング素子 5,5−A,5−B,5−C 開弁状態保持用ハイサイ
ド側スイッチング素子 7,7−A,7−B,7−C 閉弁用ハイサイド側スイ
ッチング素子 8−1〜8−6 閉弁用ローサイド側スイッチング素子 9,9−A,9−B,9−C 電流検出抵抗
Claims (7)
- 【請求項1】各気筒内に各燃料噴射弁より直接燃料を噴
射する多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路であっ
て、 各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されることのないグル
ープに分ける一方、 車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、 各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射
弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁用ハイ
サイド側スイッチング素子と、 各グループ毎に、車載バッテリと各グループ内の燃料噴
射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁状態
保持用ハイサイド側スイッチング素子と、 各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地
との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチ
ング素子と、 各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射
弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する閉弁用ハイ
サイド側スイッチング素子と、 各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地
との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチ
ング素子と、 を設けてなる多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回
路。 - 【請求項2】各気筒内に各燃料噴射弁より直接燃料を噴
射する多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路であっ
て、 車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、 高電圧電源と各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮
断を制御する単一の開弁用ハイサイド側スイッチング素
子と、 車載バッテリと各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・
遮断を制御する単一の開弁状態保持用ハイサイド側スイ
ッチング素子と、 各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地
との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチ
ング素子と、 高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端
との導通・遮断を制御する単一の閉弁用ハイサイド側ス
イッチング素子と、 各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地
との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチ
ング素子と、 を設けてなる多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回
路。 - 【請求項3】各燃料噴射弁のコイルに流れる電流を検出
するコイル電流検出手段と、開弁状態保持時に、検出さ
れる電流が所定値となるように開弁状態保持用ハイサイ
ド側スイッチング素子をオンオフ制御する電流制御回路
とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。 - 【請求項4】前記電流検出手段は、開弁状態保持用ハイ
サイド側スイッチング素子と直列に設けた電流検出抵抗
であることを特徴とする請求項3記載の多気筒直噴エン
ジンの燃料噴射弁駆動回路。 - 【請求項5】前記電流制御回路は、前記開弁状態保持用
ハイサイド側スイッチング素子のオン時に前記電流検出
抵抗により検出される電流が所定の上限値以下となるよ
うに制御するものであることを特徴とする請求項4記載
の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。 - 【請求項6】前記電流検出手段は、複数の開弁用ローサ
イド側スイッチング素子と接地との間に共通に設けた電
流検出抵抗であることを特徴とする請求項3記載の多気
筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。 - 【請求項7】前記高電圧電源は、50〜 250Vの高電圧を
発生するものであることを特徴とする請求項1〜請求項
6のいずれか1つに記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴
射弁駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00169296A JP3694950B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00169296A JP3694950B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09189253A true JPH09189253A (ja) | 1997-07-22 |
| JP3694950B2 JP3694950B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=11508587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00169296A Expired - Lifetime JP3694950B2 (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | 多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3694950B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-01-09 JP JP00169296A patent/JP3694950B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3694950B2 (ja) | 2005-09-14 |
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