JPH09189553A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH09189553A
JPH09189553A JP8000575A JP57596A JPH09189553A JP H09189553 A JPH09189553 A JP H09189553A JP 8000575 A JP8000575 A JP 8000575A JP 57596 A JP57596 A JP 57596A JP H09189553 A JPH09189553 A JP H09189553A
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JP
Japan
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piezoelectric
angular velocity
layer
velocity sensor
vibrating body
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Pending
Application number
JP8000575A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Yoshida
登美男 吉田
Masami Tamura
雅已 田村
Jiro Terada
二郎 寺田
Nobuhisa Atoji
信久 跡地
Hidemi Yasu
英美 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電振動型角速度センサの大きな問題点であ
るオフセット温度特性向上のための主要な課題は、第1
に振動体と圧電体との間の接着層をなくすことであり、
第2に振動体として温度特性の良好な材料を使用するこ
とである。 【解決手段】 振動体の表面に金属または金属酸化物よ
りなる結合層6を設け、この結合層6上に圧電体層7を
設け、この圧電体層7上に表面電極層8を設けた駆動部
4および検出部5を構成することにより、振動体として
温度特性の良好な非圧電体の選定を可能にし、その表面
上での接着によらない圧電体の形成を実現したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーナビゲーション
や車姿勢制御用などに用いられる角速度センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種、角速度センサとして、振動型の
ものは支持固定部をもつ振動体に圧電体薄板を接着した
り、振動体そのものを水晶などの圧電性の材料によって
構成することが従来より行われてきた。
【0003】図8、図9に従来の振動型の角速度センサ
を示す。図8、図9において、1は金属音叉よりなる振
動体、2,3は音叉の左右の振動腕、4,5は振動体1
に接着された圧電体による駆動部と検出部であり、圧電
体表面は電極用の金属膜が形成されている。
【0004】ここで、角速度センサとしての動作につい
て簡単に説明すると、駆動部4の発生する圧電駆動力の
作用を通して音叉の振動腕2,3は常時、音叉振動つま
り音叉の巾方向の振動をしている。その状態で音叉の長
手方向の角速度が入力すると、音叉の振動速度を持つ部
分に音叉の厚み方向のコリオリの力が発生し、各振動腕
2,3は音叉の厚み方向に左右逆極性の振動を誘起す
る。この振動を検出部5の圧電作用を通して電荷として
検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】角速度センサに対する
オフセット温度特性の仕様は年々高性能化が要求されて
きている。オフセット温度特性の主要因としては振動体
材料や圧電体の材料定数の温度特性や、振動体と圧電体
間の接着層の温度特性が掲げられており、従来例に代表
される振動型の角速度センサの大きな問題点とされてき
た。
【0006】この問題を解決するために必要な条件は、
第1に接着層をなくすことであり、第2に振動体として
温度特性の良好な材料を使用することである。
【0007】接着層をなくす手段としては、振動体その
ものに圧電体を使用すれば良いが、この種圧電体として
材料温度特性の優れた水晶を採用した場合、この問題は
かなり改善されるが、水晶の圧電変換係数は通常のセラ
ミック系圧電材料の1/50以下と著しく小さく、駆動
回路からの駆動振動への駆動変換、検出振動からの検出
回路への検出変換を経た角速度センサの感度としては1
/2500以下になってしまうという大きな欠点があっ
た。また、振動体材料として圧電変換係数の大きなセラ
ミック圧電体を採用した場合は圧電体材料の弾性スチフ
ネスや圧電定数、誘電率の温度特性がオフセットの温度
特性を悪化させるという問題があった。
【0008】また、振動体として温度特性の良好な非圧
電体を使用した場合は駆動検出手段として圧電体薄板を
強固に接続する必要があり、接着層を介さざるを得なか
った。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、小型、安価で良好なオフセット温度特性を持つ高感
度な角速度センサを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の角速度センサ
は、支持固定部をもつ振動体の表面に形成した金属また
は金属酸化物よりなる結合層、この結合層の表面に形成
した圧電体層、この圧電体層の表面に形成した表面電極
層とを含み構成した駆動部および検出部を備えるもので
あり、振動体として温度特性の良好な非圧電体の材料選
定を可能にし、その振動体表面上での接着によらない圧
電体よりなる駆動部および検出部の形成を実現すること
ができるものである。
【0011】接着によらずに振動体表面に圧電体を形成
する方法の一つとして、所望の圧電体の主成分である金
属またはその金属を含む金属酸化物をメッキ法またはイ
オンプレーティング法、その他の方法で振動体の表面に
結合層として最初に形成し、その表面に後述する水熱法
により所望の圧電体を圧電層として形成し、最後に圧電
体の表面に蒸着、印刷等の方法で表面電極層を形成す
る。振動体およびその表面に形成する結合層が非導電性
の材料であれば、結合層の形成の前に振動体表面に下部
電極層として導電性の膜を形成すれば良い。この場合次
に形成する結合層は下部電極層の表面に形成することに
なる。水熱法により形成する圧電体の主成分の金属また
はその金属を含む金属酸化物をあらかじめ振動体の表面
に形成することにより、これが圧電体の水熱法の形成の
基材となり、振動体と圧電体の機械的結合の役割を果た
すことになる。これによって、温度特性の良い振動体材
料を任意に選ぶ事ができ、さらに接着層を介さずに圧電
体を形成でき、全体として温度特性の良好な角速度セン
サを実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、支持固定部をもつ振動体と、この振動体の表面に形
成した金属または金属酸化物よりなる結合層、この結合
層の表面に形成した圧電体層、この圧電体層の表面に形
成した表面電極層とを含み構成した駆動部および検出部
を備えた角速度センサであり、接着層を介することなく
駆動部および検出部を形成できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、支持固
定部をもつ振動体と、この振動体の表面に形成した下部
電極層、この下部電極層の表面に形成した金属または金
属酸化物よりなる結合層、この結合層の表面に形成した
圧電体層、この圧電体の表面に形成した表面電極層とを
含み構成した駆動部および検出部を備えた角速度センサ
であり、接着層を介することなく駆動部および検出部を
形成することができ、駆動部および検出部としての圧電
体層への交流電圧の供給、検出信号の導出を円滑に行う
ことができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、上記結
合層としての金属が、チタン、鉛、バリウム、ジルコニ
ア、マグネシウム、ニオブ、錫、ストロンチウムのいず
れかよりなる角速度センサであり、圧電体層を強固に結
合することができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、上記結
合層としての金属酸化物が、酸化亜鉛、酸化チタン、チ
タン酸バリウム、酸化錫、酸化インジウムのいずれかよ
りなる角速度センサであり、圧電体層を強固に結合する
ことができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、上記圧
電体層が、PZT、チタン酸バリウム、酸化亜鉛、タン
タル酸リチウム、ニオブ酸リチウムのいずれかよりなる
角速度センサであり、結合層と強固に結合されるという
作用を有する。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、上記結
合層または上記振動体と上記圧電体層の表面に形成した
表面電極層とを2端子とし、前記駆動部としての2端子
に入力回路を、前記検出部としての2端子に出力回路を
それぞれ接続したことを特徴とする角速度センサであ
り、請求項7に記載の発明は、上記下地電極層と上記表
面電極層とを2端子とし、前記駆動部としての2端子に
入力回路を、前記検出部としての2端子に出力回路をそ
れぞれ接続したことを特徴とする角速度センサであり、
駆動部に交流電圧を供給し、検出部より角速度信号を導
出することができる作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、上記振
動体が金属弾性体および圧電体でなく、導電性を有しな
い材料より選択された角速度センサであり、振動体とし
ての最適化を図り、温度特性の良好な角速度センサを実
現できるという作用を有する。
【0019】(実施の形態1)図1〜図6は本発明の第
1の実施形態における角速度センサを示す。図1におい
て、1は音叉構造の振動体であり、左右の振動腕2,3
を有する。この振動体1はSiO2を主体としたガラス
セラミック材料より構成されるものであり、具体的に独
国ショット(schott)社の商品名ゼロジョアが使
用される。この振動体1は振動損失が少なく温度特性が
良好で、異方性がないという性質を有し、角速度センサ
の振動体として有用である。この振動体1としては他に
石英ガラスが使用可能である。
【0020】上記振動体1の左右の振動腕2,3は断面
を長方形または正方形に形成してある。4と5は圧電体
を形成してある部分であって、4は駆動部、5は検出部
である。
【0021】ここで、角速度センサの動作について簡単
に説明すると、駆動部4の発生する圧電駆動力の作用を
通して音叉の振動腕2,3は常時、音叉振動つまり音叉
の巾方向の振動をしている。その状態で音叉の長手方向
の角速度が入力すると、音叉の振動速度を持つ部分に音
叉の厚み方向のコリオリの力が発生し、各振動腕2,3
は音叉の厚み方向に左右逆極性の振動を誘起する。この
振動を検出部の圧電作用をとおして電荷として検出す
る。
【0022】次に角速度センサの構成に戻って説明を続
ける。上記音叉の振動腕2,3に設けた駆動部4、検出
部5は図3に示すように結合層6、圧電体層7、表面電
極層8より構成されている。上記結合層6はメッキ法に
より形成したチタンの結合層で、下部電極層を兼ねてお
り、振動体1の全表面にまたがって形成してある。上記
圧電体層7は水熱法により形成され、上記結合層6上に
成長したPZTの圧電体層である。上記表面電極層8は
印刷により圧電体層7上に形成してある。ここで、上記
駆動部4および検出部5は図5に示すように、4aがプ
ラス側駆動電極、4bがマイナス側駆動電極、5aがプ
ラス側検出電極、5bがマイナス側検出電極となり、下
部電極層を兼ねる結合層6は電気回路信号系全体の基準
電位9に接続する。また、10は駆動電極4a,4bに
互いに逆相の交流電圧を印加するボルテージアンプ等の
入力回路、11は検出電極5a,5bから発生した電荷
を検出するカレントアンプまたはチャージアンプ等の出
力回路である。
【0023】以上の様に構成された角速度センサにおい
て、特徴である結合層6の役割について述べる。通常、
圧電体を水熱法で形成する場合には基材としてその圧電
体の主成分である金属元素よりなる金属またはその金属
元素を含む化合物よりなる物体の表面に圧電体を形成成
長させるのが通常であり、角速度センサの様な振動体で
は、振動体そのものが水熱法形成の基材となる。これは
基材の主成分と成長させる圧電材料の金属主成分を同一
にしてポリクリスタルの膜を成長形成させて、圧電体と
基材の結合を強固にすると共に、圧電体層に層状という
形状的な異方性を持たせることによってその厚さ方向に
自然に圧電分極させるという水熱法の特徴的な効果を得
るためである。
【0024】しかしながら、角速度センサの振動体とし
ては温度特性に優れた特性値をもつ材料を使用するとい
う条件を最優先した場合、圧電材料の水熱法による形成
の基材として温度特性の優れた振動体は必ずしも存在す
るわけではない。本実施形態では振動体として好適な材
料として等方性や弾性係数の温度特性が非常に優れたS
iO2を主体としたガラスセラミック素材を素材として
いるが、これは圧電材料の主成分であるチタン元素を含
まない。そこで水熱法で圧電材料を形成することができ
るように振動体と圧電体層の間に圧電体の金属主成分に
よる結合層を設けることにより、所望の材料で振動体を
構成することが主眼となる。この結合層の形成法として
は通常のイオンプレーティング法やメッキ法の様な形成
法を選ぶことができる。イオンプレーティング法では振
動体の表面深部に結合層の素材イオンを打ち込むことに
より、メッキ法では振動体表面をあらかじめエッチング
により表面処理しておいて、メッキ材料を入り組ませて
密着力を強固にする事ができる。尚、振動体の表面エッ
チングは振動体の機械加工により生じる加工変質による
材料特性の変質層を除去できる効果もある。次に結合層
と圧電体層との間の密着強度であるが、同一元素を両層
に含むため、非常に大きな密着強度を得ることができ、
これが水熱法の最大の効果となっている。尚、圧電体層
の膜厚は角速度センサとしての所望の感度に応じて最適
設計され、本実施形態では約20μmに設定している。
【0025】以上により、温度特性の良い振動体材料を
任意に選ぶ事ができ、さらに接着層を介さずに強固に圧
電体を形成でき、全体として温度特性の良好な角速度セ
ンサを実現できる。
【0026】(実施の形態2)以下に本発明の第2の実
施形態として、長方形断面の音片を用いた角速度センサ
について図6、図7に示す。
【0027】図6、7において、12は振動体で、実施
形態1の音叉振動体1から振動腕2,3の片方だけを取
りだして音片形状の振動体としたもので、駆動部4、検
出部5およびその内部構造、電気的配線はすべて実施形
態1と同一である。本実施形態の特徴としては音片構造
としたことにより音叉構造の場合のコスト、性能課題と
なる音叉内側の駆動部の形成を不要にし、構造を単純化
して振動体の加工精度を相対的に向上し、角速度入力が
無いときの検出方向の不要な振動を低減するところにあ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の様に本発明により、温度特性の良
い振動体材料を任意に選ぶ事ができ、さらに接着層を介
さずに振動体に強固に圧電体を形成でき、全体として温
度特性の良好な角速度センサを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における角速度センサ
を示す斜視図
【図2】同センサの要部断面図
【図3】同センサの要部拡大断面図
【図4】図3の要部拡大図
【図5】同角速度センサの回路図
【図6】本発明の第2の実施形態における角速度センサ
を示す斜視図
【図7】同センサの要部断面図
【図8】従来の角速度センサの斜視図
【図9】同センサの要部断面図
【符号の説明】
1 振動体(音叉) 2,3 振動腕 4 駆動部 5 検出部 6 結合層(兼 下部電極) 7 圧電体層 8 表面電極層 9 基準電位 10 入力回路 11 出力回路 12 振動体(音片)
フロントページの続き (72)発明者 跡地 信久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安 英美 神奈川県横浜市神奈川区片倉町740

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持固定部をもつ振動体と、この振動体
    の表面に形成した金属または金属酸化物よりなる結合
    層、この結合層の表面に形成した圧電体層、この圧電体
    層の表面に形成した表面電極層とを含み構成した駆動部
    および検出部を備えた角速度センサ。
  2. 【請求項2】 支持固定部をもつ振動体と、この振動体
    の表面に形成した導電性の下部電極層、この下部電極層
    の表面に形成した金属または金属酸化物よりなる結合
    層、この結合層の表面に形成した圧電体層、この圧電体
    の表面に形成した表面電極層とを含み構成した駆動部お
    よび検出部を備えた角速度センサ。
  3. 【請求項3】 上記結合層としての金属が、チタン、
    鉛、バリウム、ジルコニア、マグネシウム、ニオブ、
    錫、ストロンチウムのいずれかよりなる請求項1または
    2記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 上記結合層としての金属酸化物が、酸化
    亜鉛、酸化チタン、チタン酸バリウム、酸化錫、酸化イ
    ンジウムのいずれかよりなる請求項1または2記載の角
    速度センサ。
  5. 【請求項5】 上記圧電体層が、PZT、チタン酸バリ
    ウム、酸化亜鉛、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウ
    ムのいずれかよりなる請求項1〜4のいずれかに記載の
    角速度センサ。
  6. 【請求項6】 上記結合層または上記振動体と上記圧電
    体層の表面に形成した表面電極層とを2端子とし、前記
    駆動部としての2端子に入力回路を、前記検出部として
    の2端子に出力回路をそれぞれ接続したことを特徴とす
    る請求項1記載の角速度センサ。
  7. 【請求項7】 上記下地電極層と上記表面電極層とを2
    端子とし、前記駆動部としての2端子に入力回路を、前
    記検出部としての2端子に出力回路をそれぞれ接続した
    ことを特徴とする請求項2記載の角速度センサ。
  8. 【請求項8】 上記振動体は、金属弾性体および圧電体
    でなく、導電性を有しない材料から選択されたことを特
    徴とする請求項1または2記載の角速度センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067598A1 (en) * 1998-06-22 1999-12-29 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Two-axis yaw rate sensor and manufacturing method thereof
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