JPH09190245A - 情報処理装置及び該装置における省電力制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び該装置における省電力制御方法

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JPH09190245A
JPH09190245A JP8003796A JP379696A JPH09190245A JP H09190245 A JPH09190245 A JP H09190245A JP 8003796 A JP8003796 A JP 8003796A JP 379696 A JP379696 A JP 379696A JP H09190245 A JPH09190245 A JP H09190245A
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JP8003796A
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Satoshi Ono
聡 小野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの視線の方向を検出して、オペレ
ータが表示画面を連続して所定時間以上連続して眺めて
いない場合に表示部の表示を消すことにより、省電力を
達成した情報処理装置及び該装置を用いた省電力制御方
法を提供することにある。 【構成】 スカウタの座標入力部425によりオペレー
タの視線方向が表示部422の方向であるか否かを検出
し、そのオペレータの視線方向が表示部422の方向で
ないと検出されると、タイマ411により、その視線方
向が表示部422の方向でない連続する時間を計時す
る。このタイマ411による計時時間が所定時間以上に
なると、ビデオグラフィクスコントローラ408により
表示部422における表示を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ等の情報処理装置及び該装置における省電
力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等におい
て、ノート型パソコンなどのようにバッテリにより駆動
される装置が増えてきている。このようなパソコンで
は、入出力デバイス毎にタイマを持っており、これらタ
イマは、プログラムによって、その計時値を指定できる
ように構成されている。このようなパソコンでは、キー
ボードコントローラ、シリアルポート、パラレルポー
ト、フロッピィディスクコントローラ、ハードディスク
・コントローラ、ビデオグラフィックス・コントローラ
等を備え、これらの入出力デバイスに対応して入出力用
タイマが設けられている。そして、このタイマから割込
みが発生する毎に、そのそのデバイスが動作していない
時には計時値をカウントダウンして、そのカウント値が
“0”になったところで、その計時値が“0”になった
タイマに対応するデバイスの電源を落とすように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
ソコンの省電力方法は、キーボードやマウス或はハード
ディスクなどの入出力デバイスが、予め定められている
所定時間連続してアクセスされない場合に、対応するデ
バイスへの供給電力を遮断することが基本となってい
る。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、従来にない新規な省電力方法を提供できる情報処理
装置及び該装置を用いた省電力制御方法を提供すること
を目的とする。
【0005】本発明の目的は、オペレータの視線の方向
を検出して、オペレータが表示画面を連続して所定時間
以上連続して眺めていない場合に表示部の表示を消すこ
とにより、省電力を達成した情報処理装置及び該装置を
用いた省電力制御方法を提供することにある。
【0006】本発明の目的は、オペレータが所定時間以
上連続して目を閉じている場合に表示部の表示を消すこ
とにより、省電力を達成した情報処理装置及び該装置を
用いた省電力制御方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、オペレータの頭の傾
きを検出して、オペレータが表示画面を連続して所定時
間以上連続して眺めていない場合に表示部の表示を消す
ことにより、省電力を達成した情報処理装置及び該装置
を用いた省電力制御方法を提供することにある。
【0008】また本発明の目的は、オペレータが表示画
面を再度見ることにより、自動的に表示部における表示
をオンさせて表示を復帰できるようにした情報処理装置
及び該装置を用いた省電力制御方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の情報処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、オペレータの視線方向が表示部方向であるか否か
を検出する検出手段と、前記検出手段により前記オペレ
ータの視線方向が表示部方向でないと検出される時間を
計時する計時手段と、前記計時手段による計時に応じて
前記表示部における表示を消去する消去手段とを有す
る。
【0010】上記目的を達成するために本発明の情報処
理装置における省電力制御方法は以下のような工程を備
える。即ち、情報処理装置の電力消費量を節減して省電
力制御を行う情報処理装置における省電力制御方法であ
って、オペレータが目を閉じているか否かを検出する工
程と、前記オペレータが連続して目を閉じている時間を
計時する工程と、前記計時に応じて前記表示部における
表示を消去する工程とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】尚、本実施の形態におけるスカウタは眼鏡
状の形をした装置であって、以下に示す機能を有してい
る。 (1)眼鏡状のレンズ部分に映像を表示する手段を持
ち、そのレンズ部分のどこに視線が注がれているかを検
知する手段を持つ。 (2)外界を透視できる眼鏡状の装置で、レンズ部分に
電子映像を表示する手段を持ち、そのレンズ部分のどこ
に視線が注がれているかを検知する手段を有している。
【0013】このように、本実施の形態のスカウタは、
表示された映像のみを見ることができるものと、外界を
透視できるシースルー型とに分類される。更に、このよ
うなスカウタを装備した使用者の頭部の傾きを検出する
機能を付加したものもある。
【0014】以下、図を参照して、これらのスカウタの
構造について説明する。
【0015】<通常のスカウタの構造とその原理>図1
は、一般的なスカウタの構造を表す図である。
【0016】図1において、101は、第1の光学作用
面A、第2の光学作用面B、第3の光学作用面Cを有
し、全体として、正の屈折率を有する観察光学素子であ
る。102は液晶画像表示素子などの画像表示手段(表
示画面)、103は、観察者の眼球を赤外光で照明する
赤外光源である。104は、観察者の眼及び目の角膜反
射像を縮小する結像レンズ系で、105は、結像レンズ
系104で形成された像を検出する光学変換素子などに
よる受光素子である。
【0017】観察光学系素子101の第2の光学作用面
Bは、観察者の目の上下方向に傾斜しており、表示画面
102は、観察者の上方(または下方)に位置してい
る。また、第2の光学作用面Bの内側には、光を反射す
るための反射層が設けられており、そのほぼ中央近傍に
は開口部106が設けられている。赤外光源103は、
光軸を含み、紙面に平行な平対称に2個、少なくとも1
対設けられ、これら1対の光源より観察者の目の下方か
ら照明光が観察者の眼を照明するように配置されてい
る。
【0018】次に、観察者の光学作用について説明す
る。
【0019】画像表示画面102からの光は第3の光学
作用面Cで屈折透過し、第1の光学作用面Aで全反射さ
れ、第2の光学作用面Bの反射層で反射されて、再び第
1の光学作用面Aを屈折透過する。これにより、観察者
の視度に適合した広がり角(収束角、平行)の光束とな
り、観察者の眼に射出される。ここでは、観察者の眼と
画像表示画面102のほぼ中心とを結ぶ線を基本光軸L
として示している。そして観察者の視度に対する調整
は、画像表示画面102を観察光学素子101の光軸に
沿って平行移動することにより可能となる。
【0020】次に、視線検出系の光学作用について説明
する。
【0021】赤外光源103から発せられた光は、視線
検出系の光学軸とは異なる方向から観察者の眼を照明す
る。この照明光は、観察者の角膜、瞳孔で反射散乱さ
れ、角膜で反射された光はプルキンエ像を形成し、瞳孔
で散乱した光は、瞳孔像を形成する。これらの光は、第
2の光学作用面Bに設けられた開口部106を通して、
結像レンズ系104により受光素子105上に結像され
る。この受光素子105から得られるプルキンエ像と瞳
孔の画像を基に、不図示の視線検出回路において、観察
者の視線方向を検出することができる。
【0022】この観察光学素子101は、像性能と歪み
を補正し、テレセントリックな系とするために、3つの
作用面をそれぞれ回転対称軸を有しない3次元曲面で構
成するのが望ましく、本実施の形態では基本光軸Lを含
み、紙面に平行な平面のみが対称な曲面構造をしてい
る。
【0023】結像レンズ系101のレンズ104a,b
は、共にくさび形状をしたレンズで、これにより結像レ
ンズ系104を少ない数のレンズで構成することができ
るため、小型化に適している。そして、これらレンズ1
04a,104bの斜めの面に曲率をつけることで、第
2の光学作用面Bで発生する偏心収差を有効に補正する
ことができる。更に結像レンズ系104において、少な
くとも非球面を1面設けると、軸外の結像性能を補正す
る上で有効である。また結像レンズ系104の絞りは、
第2の光学作用面Bに設けた開口部106に近い方が開
口部を小さくすることができ、観察者に対する中抜けを
防ぐのに有効である。またできれば、開口絞りが一致し
ているのが望ましい。開口部106の径を2mmより小
さく設定した方が眼の瞳孔よりも小さくなり、更に観察
系に対する中抜けを防ぐのに有効である。ここで観察者
の眼を照明する光としては、眼感度の低い波長の光が良
く、赤外光が適している。この時、結像レンズ系104
に可視光を遮断する部材で構成されたレンズを少なくと
も1個設けることにより、視線の検出精度をより向上す
ることができる。
【0024】また、照明光源103を観察光学素子10
1に対して、観察者の眼と反対の側に配置すると、観察
光学素子101の屈折力を大きくし、視野を広くした場
合でも、眼を適切に照明することができるので望まし
い。この時、第2の光学作用面Bの開口部106を透過
し、第1の光学作用面Aを透過し、視線検出系の光学軸
とは、異なる方向から観察者の眼を照明する。
【0025】<視線検出方法>図2〜図4は、本実施の
形態における視線検出方法を説明する図である。
【0026】図3は、本実施の形態における視線検出方
法の原理図(上面図)、図4は、視線検出方法の原理図
(側面図)である。
【0027】図3において、206a,206bは、観
察者(操作者)に対して不感の赤外光を放射する発光ダ
イオード(IRED)などの光源であり、各光源206
a,206bは、結像レンズ211の光軸220に対し
て、x方向(水平方向)に対して略対象に(図3)、ま
たy方向(垂直方向)に対してやや下側に(図4)配置
され、観察者の眼球208を発散照明している。これら
光源206a,206bより照射され眼球208で反射
された照明光の一部は、結像レンズ211によってイメ
ージセンサ212上に結像される。
【0028】図2において、230は、イメージセンサ
212に投影される眼球像の概略図を示し、231は、
イメージセンサ212の出力信号の強度を示す図であ
る。
【0029】以下、これら図を用いて、観察者の視線の
検出方法を説明する。
【0030】まず、水平面で考えると、図3において、
光源206bより放射された赤外光は、観察者の眼球2
08の角膜210を照明する。この時、角膜210の表
面で反射された赤外光により形成される角膜反射像d
(虚像)は、結像レンズ211により集光され、イメー
ジセンサ212上の位置d’に結像される。同様に、光
源206aより放射された赤外光は、眼球208の角膜
210を照明する。このとき、角膜210の表面で反射
された赤外光により形成された角膜反射膜e(虚像)
は、結像レンズ211により集光され、イメージセンサ
212上の位置e’に結像される。また、虹彩204の
端部a,bからの光束は、結像レンズ211を介して、
イメージセンサ212上の位置a’b’に、端部a,b
の像として結像される。
【0031】ここで結像レンズ211の光軸220に対
する眼球208の光軸221の回転角θが小さい場合を
考える。虹彩204の端部a,bのx座標をxa,xb
とすると、xa,xbは、イメージセンサ212上で多
数点求めることができる(図2の×印)。そこで、ま
ず、円の最小自乗法にて瞳孔201の中心xcを算出す
る。一方、角膜210の曲率中心oのx座標をxoとす
ると、眼球208の光軸220に対する回転角θxは、 oc× sinθx=xc−xo …(1) となる。また、角膜反射像dとeの中点kに所定の補正
値δxを考慮して、xoを求めると、 xk=(xd+xe)/2 xk=(xd+xe)/2+δx (2) ここで、δxは装置の設定方法/眼球距離等から幾何学
的に求められる数値であり、その算出方法は、省略す
る。よって、(1)を(2)へ代入し、θxを求める
と、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc] (3) さらに、イメージセンサ212に投影された各々の特徴
点の座標を、“’”(ダッシュ)をつけて(4)式に書
き換えると、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc/β] …(4) となる。ここで、βは、結像レンズ211に対する眼球
の距離szeにより決まる倍率で、実際は、角膜反射像の
間隔|xd’−xe’|の関数として求められる。
【0032】図4に示す垂直面で考えると、光源206
a,206bにより生じる角膜反射像は同位置に発生
し、これをiとする。眼球の垂直方向の回転角θyの算
出方法は、水平面のときとほぼ同一であるが、(2)式
のみ異なり、角膜曲率中心oのy座標をyoとすると、 yo=yi+δy (5) となる。ここで、δyは、装置の配置方法、眼球距離sz
eなどから幾何学に求められる数値であり、その算出方
法は省略する。よって、垂直方向の回転角θyは、 θy=arcsin[{yc’−yi’+δy’)}/oc/β] (6) となる。
【0033】さらに、スカウタのファインダ画面上の位
置座標(xn,yn)は、ファインダ光学系で決まる定
数mを用いると、水平面上、垂直面上のそれぞれに対
し、 xn=m×arcsin[{xc'-(xd'+xe')/2+δx'}]/oc/β] (7) yn=m×arcsin[{yc'-(yi'+δy')/oc/β] (8) となる。
【0034】図2で明らかなように、瞳孔エッジの検出
は、イメージセンサ212の出力波形の立ち上がり(x
b’)、立ち下がり(xa’)を利用する。また、角膜
反射像の座標は、鋭い立ち上がり部(xe’及びx
d’)を利用する。
【0035】<頭の角度を検出する原理>次に、スカウ
タをつけた頭部の傾きを検出する原理について説明す
る。
【0036】これは、振動ジャイロ等の角度センサを用
いた方法である。
【0037】図5は、本実施の形態における方位検知手
段の構成を示すブロック図である。
【0038】図5において、300は、ジャイロセンサ
301に加わる角度変化を模式的に描いたもので、その
変位の角速度に比例した電圧がジャイロセンサ301か
ら出力される。このジャイロセンサ301の出力電圧
は、現状では、ある程度のオフセット電圧成分が重畳さ
れてしまっているため、この不要成分を除去するために
高域通過フィルタ(HPF)302を通している。さら
に、現状では、ジャイロセンサ301の出力振幅が微小
であるため、十分な振幅電圧を得るために適当な倍率の
増幅回路(アンプ)303を用いて信号を増幅する。次
に、ジャイロセンサ301により検出された角速度信号
を角度情報に変換するために、増幅器303で増幅され
た信号は積分回路304に加えられる。この増幅器30
4の出力は初期化信号306が入力された時に“0”と
なり、その後、ジャイロセンサ301の角度変位に応じ
た信号305を出力する。
【0039】図6は、図5の回路の実際の回路例を示す
回路図で、アナログ回路で角度検知手段を構成した例を
示している。
【0040】308は、アンプA301、抵抗R30
1,R302で構成される反転増幅回路である。309
は、アンプA302、抵抗R303、コンデンサC30
1で構成される積分回路である。アンプA302の出力
が、アンプA301の正入力に加えられ、アンプA30
1の出力がR303に加えられる構成で、HPF302
とアンプ303の機能を実現している。
【0041】積分回路304は、アンプA303、抵抗
R304、コンデンサC302、アナログスイッチSW
301で構成されており、抵抗R304に加えられる電
圧を積分した出力電圧305を発生する。抵抗R305
は、所定の時定数で出力電圧305を“0”に戻す働き
があり、大きな変化がない時にゆっくりと基準状態に戻
るようにしたい場合に抵抗値の大きい抵抗を用いる。
【0042】以上で示した構成は、1系統であるが、実
際には、縦(ピッチ)方向と、横方向の2つの次元につ
いての変化を検出したい場合がほとんどであるため、上
記の構成が2系統必要となる。
【0043】その場合、ジャイロセンサ301の検出軸
は、縦方向の検出には左右に走るように、横方向の検出
には上下に走るようにジャイロ301を配置することに
よって、各々方向への検出が可能になる。また、傾き
(ロール)方向まで検出する場合には、更に1系統が必
要となり、ジャイロセンサ301の配置は検出軸が前後
方向に走るようにする。
【0044】上記構成で示したようなジャイロ角の角度
変化検出手段を用いる場合では、回転角度の検知である
ため、平行移動に対しては、検出できない。
【0045】<スカウタを利用したパワーマネージメン
トの説明>次に、本実施の形態のコンピュータ機器の動
作を説明する。
【0046】図7は、本実施の形態のパーソナルコンピ
ュータ(パソコン)の構成を示すブロック図である。
【0047】401はシステムバスで、このパソコン内
の各デバイス同士を接続しており、データやアドレス、
及び制御信号等を含んでいる。402はCPU(中央演
算処理装置)で、ROM406やRAM407に格納さ
れたプログラムに従って、各種制御処理の実行や各種デ
ータの演算処理等を行なっている。403はCPU40
2のクロック発振器(OSC)で、CPU402はこの
クロック発振器403より出力されるクロック信号に同
期してプログラムの実行や演算処理等を行なっている。
404はDMAコントローラで、CPU402を介さず
に、メモリからI/O装置、或はメモリ間でのデータ転
送を行うことができる。405はメモリコントローラ
で、ROM406やRAM407へのデータの書き込
み、或はデータの読み出しを行なう。406はROM
で、通常は、初期自己診断やOSのブートを行なうBI
OSなどのプログラムが書き込まれている。407はR
AMで、システムのOSやアプリケーション・プログラ
ムなどがロードされたり、またCPU402による制御
に実行時に、各種ワークエリアとして使われる。
【0048】408はビデオグラフィックス・コントロ
ーラで、CPU402によってビデオRAM409に書
かれた内容を、ビデオグラフィックス・コントローラ4
08に接続された表示部422に表示する。尚、このビ
デオグラフィックス・コントローラ408においては、
表示部422にCRTディスプレイの代わりにスカウタ
内蔵の液晶表示装置を接続する。また、このビデオグラ
フィックスコントローラ408が表示装置が2台接続で
きるものであれば、一方に一般的なCRTディスプレイ
装置を、他方にスカウタ内蔵の液晶表示装置を接続して
もよい。
【0049】410は割り込みコントローラで、パソコ
ン内の各種入出力装置やタイマ411等からの割込を制
御する。411はタイマで、一定周期のタイマ割込を発
生させたり、所定時間の計測を行ったりする。412
は、日付や時刻を管理するクロックとシステムのデータ
を保存するCMOSメモリである。このCMOSメモリ
は、電池によりバックアップされており、パソコンの電
源を落としても、その記憶内容は保存されている。41
3はキーボード(KB)420やマウス421などのデ
バイスのコントローラで、このコントローラ413にキ
ーボード420やマウス421等が接続される。
【0050】414はフロッピィディスク・コントロー
ラで、このコントローラ414にフロッピディスク・ド
ライブ423が接続されている。フロッピディスクドラ
イブ423は、フロッピィディスクにシステムのデータ
のバックアップを取ったり、パソコンに新しいOSやア
プリケーションプログラムをインストールする時等に使
用される。415はシリアルポートで、通常は、RS2
32C・インターフェース等として、外部装置とシリア
ル通信を行なう時に使用する。416はパラレルポート
で、通常は、プリンタにデータを出力するポートとして
使用される。417はハードディスク・コントローラ
で、このコントローラ417にハードディスク424が
接続されている。ハードディスク424は、大容量の外
部記憶装置で、OSやアプリケーションプログラム、更
には各種データを格納しておくのに使用される。
【0051】以上の構成により、システムリセット時に
は、ROM406に格納されているBIOSにより、ハ
ードディスク424に格納されているOSがRAM40
7にロードされ、RAM407に格納されたOSが、使
用者の指示に従ってアプリケーションプログラムをハー
ドディスクからRAM407にロードし、そのアプリケ
ーション・プログラムが実行される。418はI/Oチ
ャネルで、ここに各種周辺装置の制御用のドライバ基板
が接続され、パソコンにいろいろな周辺装置を接続する
ことができる。この実施の形態では、このI/Oチャネ
ル418に、スカウタの位置座標入力425(図1)と
頭部の傾きの座標を取得できる傾き検出部426(図
5、図6)が接続されている。尚、これらスカウタの位
置座標入力425と傾き検出部426が、単にデータの
転送だけ行うのであれば、このような専用のインターフ
ェースを使用しなくても、例えばシリアルポート415
に接続されてもよい。尚、本実施の形態では、スカウタ
の座標入力部425と傾き検出部426の両方を設けた
場合を示しているが、本実施の形態はこれに限定される
ものでなく、例えばそのいずれか一方のみが設けられて
いても良い。
【0052】<I/Oアドレスとメモリマップ>これら
のデバイスは、デバイス毎にそれぞれ固有のI/Oアド
レスを持っており、割り当てられたI/Oアドレスをア
クセスすることにより行なう。図8に、I/Oアドレス
の割り当ての一例を示し、図9に、このパソコンにおけ
るメモリマップを示す。
【0053】以下、図10〜図12のフローチャートを
参照して、本実施の形態のコンピュータにおける視線入
力を利用したパワーマネージメント(省電力処理)の例
について説明する。尚、これらのプログラムは、実際の
アプリケーションプログラムとは別に、一定時間毎にタ
イマ411による割込みで起動されるプログラムであ
り、普通は、このコンピュータの動作が終了するまで動
作している。
【0054】第1の例として、スカウタ内の表示装置4
22から、観察者の視線が一定時間外れているならば表
示を消す場合の処理を図10のフローチャートを用いて
説明する。
【0055】まずステップS701において、スカウタ
の各デバイスを初期化する。次にステップS702に進
み、RAM407のワークエリア内に確保した視線位置
タイマデータ値を初期値にセットする。次にステップS
703に進み、スカウタの座標入力部425に対して視
線位置座標取得コマンドを発行し、スカウタの視線位置
座標を取得する。そしてステップS704において、ス
カウタ内の液晶表示装置422の表示範囲から、ステッ
プS703で取得した視線位置座標が外れているかを判
断する。外れていればステップS705に進み、外れて
いなければステップS703に戻る。
【0056】ステップS705において、タイマ411
により所定時間を計時するとRAM407のタイマデー
タ値を1だけカウントダウンし、ステップS706にお
いて、そのタイマデータ値が“0”になったか否かを判
断する。そのタイマ値が“0”でなければステップS7
03に戻る。こうしてRAM407におけるタイマ値が
“0”になるとステップS707に進み、ビデオグラフ
ィックス・コントローラ408を操作して、表示部42
2の表示を消灯する。
【0057】次にステップS708に進み、ステップS
703と同様にして視線位置座標取得コマンドを発行
し、スカウタの視線位置座標を取得する。次にステップ
S709に進み、ステップS704と同様にして、スカ
ウタ内の液晶表示装置422の表示範囲から、ステップ
S708で取得した観察者の視線位置座標が外れている
かを判断する。外れていればステップS708に戻り、
表示部422を消灯したままとする。そして外れていな
ければステップS710に進み、ビデオグラフィックス
・コントローラ408を操作して表示部422を点灯し
てステップS702に戻る。
【0058】以上説明したように上述の処理によれば、
表示部422より観察者の視線が外れた状態が所定時間
以上連続すると自動的に表示部422の表示をオフする
ことにより、実施の形態のパソコン(コンピュータ機
器)の消費電力を少なく抑えることができる。
【0059】次に図11のフローチャートを参照して、
本実施の形態の第2の例を説明する。ここでは、観察者
が所定時間以上連続して眼を閉じていると、表示部42
2の表示を消すという場合を説明する。前述の<視線検
出方法>で説明したように、観察者が眼を閉じると、イ
メージセンサ212で観察者の角膜による反射像が検出
できないため、観察者が眼を閉じているか否かは簡単に
検出できる。
【0060】以下、この場合の処理を図11のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0061】まずステップS801において、前述のス
テップS701と同様に、スカウタの各デバイスを初期
化する。次にステップS802において、RAM407
のワークエリア内に確保した視線位置タイマデータ値を
初期値にセットする。次にステップS803において、
スカウタの座標入力部425に視線位置座標取得コマン
ドを発行し、スカウタの視線位置座標を取得する。次に
ステップS804において、イメージセンサ212より
の信号により観察者が眼を閉じたことが検出されたなら
ばステップS805に進み、眼が閉じられていないなら
ばステップS803に戻る。
【0062】ステップS805において、タイマ411
により所定時間が計時されるとRAM407のタイマデ
ータ値を1だけカウントダウンする。次にステップS8
06に進み、RAM407のタイマデータ値が“0”に
なったか否かを判断し、タイマ値が“0”でなければス
テップS803に戻って、前述の処理を実行する。
【0063】RAM407のタイマ値が“0”になった
ならステップS807に進み、ビデオグラフィックス・
コントローラ408を操作して、表示部422の表示を
消灯する。次にステップS808に進み、ステップS8
01と同様にして、スカウタの座標入力部425に視線
位置座標取得コマンドを発行し、スカウタの視線位置座
標を取得する。そしてステップS809において、イメ
ージセンサ212よりの信号に基づいて、観察者が眼を
閉じていることが検出されたならばステップS808に
戻り、眼が閉じられていないならばステップS810に
進む。ステップS810では、ビデオグラフィックス・
コントローラ408を操作して、表示部422の表示を
点灯してステップS802に戻る。
【0064】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、観察者が所定時間連続して目を閉じることによ
り、自動的に表示部422の表示がオフされて、装置の
消費する電力を低減できる効果がある。
【0065】次に本実施の形態の第3の例として、所定
時間観察者の頭の傾きを検出したら表示部422の表示
を消す場合の処理を図12のフローチャートを参照して
説明する。
【0066】図12における、ステップS901,S9
02,S905,S906,S907及びステップS9
10の処理は、前述のステップS701(S801),
S702(S802),S705(S805),S70
6(S806),S707(S807)及びS710
(S810)における処理と同一であるため、それらの
説明を省略する。
【0067】ステップS903において、スカウタの傾
き検出部426に頭部角度座標取得コマンドを発行し、
スカウタの頭部角度座標を取得する。次にステップS9
04において、ステップS903で取得した頭部角度座
標によって、観察者の頭が下に傾いているかを判断す
る。下に傾いていればステップS905に進むが、下に
傾いていなければステップS903に戻る。
【0068】ステップS905において、タイマ411
により所定時間が計時されるとRAM407のタイマデ
ータ値を1だけカウントダウンする。そしてステップS
906において、RAM407のタイマデータ値が
“0”になったか否かを判断し、“0”でなければステ
ップS903に戻る。ステップS906でカウンタが
“0”になったならばステップS907に進み、ビデオ
グラフィックス・コントローラ408を操作して表示部
422の表示を消灯する。
【0069】ステップS908において、ステップS9
03と同様に、傾き検出部426に頭部角度座標取得コ
マンドを発行し、スカウタの頭部角度座標を取得する。
次にステップS909に進み、ステップS908で取得
した頭部角度座標に基づいて観察者の頭部が下に傾いて
いるか否かを判断する。観察者の頭が下に傾いていれば
ステップS908に戻って、表示部422の表示を消し
たままにする。また、観察者の頭が下に傾いていなけれ
ばステップS910に進み、ビデオグラフィックス・コ
ントローラ408を操作して表示部422の表示を点灯
してステップS902に戻る。
【0070】このように本実施の形態によれば、観察者
の頭が傾いていて表示部422を見ていないと判断され
るときは、自動的にその装置の電源をオフすることによ
り、装置の消費電力を少なく抑えることができる。
【0071】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0072】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、パーソナルコンピュータにおいて、視線入力検知技
術を用いて省電力を実現することができる。このような
装置は、特に電池等により駆動されるパーソナル・コン
ピュータ等で有用である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ペレータの視線の方向を検出して、オペレータが表示画
面を連続して所定時間以上連続して眺めていない場合に
表示部の表示を消すことにより、情報処理装置における
省電力制御を達成できる効果がある。
【0074】また本発明によれば、オペレータが所定時
間以上連続して目を閉じている場合に表示部の表示を消
すことにより、情報処理装置における省電力制御を達成
できる効果がある。
【0075】また本発明によれば、オペレータの頭の傾
きを検出して、オペレータが表示画面を連続して所定時
間以上連続して眺めていない場合に表示部の表示を消す
ことにより、情報処理装置における省電力制御を達成で
きる効果がある。
【0076】更に本発明によれば、オペレータが表示画
面を再度見ることにより、自動的に表示部における表示
をオンさせて表示を復帰できるという効果がある。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なスカウタの構造を表す図である。
【図2】本実施の形態のスカウタにおける視線検出方法
を説明する図である。
【図3】本実施の形態のスカウタにおける視線検出方法
を説明する図である。
【図4】本実施の形態のスカウタにおける視線検出方法
を説明する図である。
【図5】本実施の形態の方位検知手段の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本実施の形態の方位検知手段の具体的な回路構
成例を示す回路図である。
【図7】本実施の形態のパーソナルコンピュータの構成
を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態のパーソナルコンピュータのメモ
リマップの一例を示す図である。
【図9】本実施の形態のパーソナルコンピュータのI/
Oアドレスの割り当ての一例を示す図である。
【図10】本実施の形態のパーソナルコンピュータにお
いて、観察者の視線が表示画面より所定時間連続して外
れている場合における処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】本実施の形態のパーソナルコンピュータにお
いて、観察者が所定時間連続して目を閉じている場合に
おける処理を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態のパーソナルコンピュータにお
いて、観察者の頭が傾いていて所定時間連続して表示画
面を見ていない場合における処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
101 観察光学素子 102 画像表示手段 103 赤外光源 104 結像レンズ系 105 受光素子 301 ジャイロ 302 高域通過フィルタ(HPF) 303 アンプ 304 積分回路 402 CPU 411 タイマ 422 表示部 425 スカウタの座標入力部 426 傾き検出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの視線方向が表示部方向であ
    るか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記オペレータの視線方向が表示部
    方向でないと検出される時間を計時する計時手段と、 前記計時手段による計時に応じて前記表示部における表
    示を消去する消去手段と、を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 オペレータが目を閉じているか否かを検
    出する検出手段と、前記検出手段により前記オペレータ
    が目を閉じている時間を計時する計時手段と、 前記計時手段による計時に応じて前記表示部における表
    示を消去する消去手段と、を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 オペレータの頭の方向を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出された方向に応じて時間を計時
    する計時手段と、 前記計時手段による計時に応じて前記表示部における表
    示を消去する消去手段と、を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記計時手段は、同じ状態が連続する時
    間を計時することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記消去手段による表示の消去後、前記
    検出手段による検出がなくなると前記表示部における表
    示を復帰させる手段を更に有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報処理装置の電力消費量を節減して省
    電力制御を行う情報処理装置における省電力制御方法で
    あって、 オペレータの視線方向が表示部方向であるか否かを検出
    する工程と、 前記オペレータの視線方向が表示部方向でないと連続し
    て検出される時間を計時する工程と、 前記計時に応じて前記表示部における表示を消去する工
    程と、を有することを特徴とする情報処理装置における
    省電力制御方法。
  7. 【請求項7】 情報処理装置の電力消費量を節減して省
    電力制御を行う情報処理装置における省電力制御方法で
    あって、 オペレータが目を閉じているか否かを検出する工程と、 前記オペレータが連続して目を閉じている時間を計時す
    る工程と、 前記計時に応じて前記表示部における表示を消去する工
    程と、を有することを特徴とする情報処理装置における
    省電力制御方法。
  8. 【請求項8】 情報処理装置の電力消費量を節減して省
    電力制御を行う情報処理装置における省電力制御方法で
    あって、 オペレータの頭の方向を検出する工程と、 検出されたオペレータの頭の方向に方向に応じて時間を
    計時する工程と、 前記計時に応じて前記表示部における表示を消去する工
    程と、を有することを特徴とする情報処理装置における
    省電力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記消去する工程による表示の消去後、
    前記検出する工程において検出しなくなると前記表示部
    における表示を復帰させる工程を更に有することを特徴
    とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理
    装置における省電力制御方法。
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