JPH09190423A - 情報処理単位、情報処理構造単位及び情報処理構造体並びにメモリ構造単位及び半導体記憶装置 - Google Patents

情報処理単位、情報処理構造単位及び情報処理構造体並びにメモリ構造単位及び半導体記憶装置

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JPH09190423A
JPH09190423A JP8278089A JP27808996A JPH09190423A JP H09190423 A JPH09190423 A JP H09190423A JP 8278089 A JP8278089 A JP 8278089A JP 27808996 A JP27808996 A JP 27808996A JP H09190423 A JPH09190423 A JP H09190423A
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JP8278089A
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Hiroshi Goto
寛 後藤
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、分散型情報処理システムをデバイ
スレベルで実現する情報処理単位又はメモリ構造単位、
又はこのメモリ構造単位を備える半導体記憶装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 外部から第1情報が入力される入力部1
と、ここから入力される第1情報を演算して第2情報を
生成する演算部2と、この第2情報を格納する記憶部3
と、この記憶部に格納された第2情報を外部に出力する
出力部4と、記憶部を制御して第2情報の格納及び出力
を可能にする制御部5とを備える情報処理単位。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
を含む情報処理装置の基本構造及び全体構造に関し、詳
しくは、外部との間で情報の入出力を行い、それ自体の
内部で情報の演算及び格納を行う情報処理単位、情報を
移動させて相互作用しあう複数の情報処理単位により構
成される情報処理構造単位並びにその情報処理単位若し
くは情報処理構造単位により構成される半導体記憶装置
に代表される情報処理構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、画像情報処理、情報記憶等に代表
される情報処理装置が開発され、製品化されている。例
えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRA
M)等の半導体記憶装置のような情報処理装置は既に量
産化され各種の仕様で使用に供されている。こうした情
報処理装置においては、読み出される情報は、書き込ま
れる情報と全く同一であることが基本的原則であり、書
き込まれる情報に対して何らかの演算処理を施すという
発想が元来欠如している。
【0003】これに対して、量子現象を利用したセルを
実現して、このセルを演算要素としてマトリクス状に配
列し、目的に応じて設定したルールに従う近接相互作用
をセル間で行わしめるという、一種の分散型情報処理シ
ステムをデバイス化する概念が提唱されている(雨宮好
仁・赤沢正道、「量子効果デバイスでLSIを作るには
−量子現象と情報処理をいかに結びつけるか−」、応用
物理 第64巻 第8号 第765〜768頁)。この
概念により実現されるデバイスでは、例えば、8個のセ
ルに囲まれた中心のセルが”1”のとき隣接する”1”
のセルが4つならば、次にステップではその中心のセル
が”0”に変化し、隣接する”1”のセルが2つなら
ば、”1”の状態を保ち、一方その中心のセルが”0”
ならば隣接する”1”のセルが2つであっても”1”に
は変化しない等々、中心セルの状態変化、ひいてはデバ
イス内の情報の変化を実現することができると言われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
においては、分散型情報処理システムのデバイスの実現
に関する極めて概念的教示が認められるに過ぎない。従
って、具体的な装置として考慮したときにその形態がデ
バイスレベルでどのようなものとなるかという問題があ
る。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みて成されたも
のであり、一種の分散型情報処理システムをデバイスレ
ベルで実現する技術、具体的にはこの技術を実現する特
殊な情報処理単位又はメモリ構造単位、当該情報処理単
位を複数配置して構成される情報処理構造単位、当該情
報処理単位、又は当該情報処理構造単位を備える情報処
理構造体並びに当該メモリ構造単位を備える半導体記憶
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理単
位は、外部から第1情報が入力される入力手段と、その
第1情報を演算して第2情報を生成する演算手段と、第
2情報を格納する記憶手段と、その第2情報を記憶手段
から外部に出力する出力手段と、記憶手段を制御して第
2情報の格納及び出力を可能にする制御手段とを基本的
に備えている。
【0007】この情報処理単位においては、第2情報を
再現する情報再現手段を備えていても構わない。更に、
この情報処理単位は、外部から第3情報を入力し、それ
を第2情報として記憶手段に書き込む書き込み手段や記
憶手段に格納された情報を読み出す読み出し手段を備え
ていても構わない。この情報処理単位の演算手段は、恒
等論理回路、反転論理回路、排他的論理和回路、論理和
回路及び論理積回路から成る論理回路の群のうち何れか
一つの論理回路であってよく、恒等論理回路、反転論理
回路、排他的論理和回路、論理和回路及び論理積回路か
ら成る論理回路の群のうち少なくとも二つの論理回路を
備え、その少なくとも二つの論理回路の出力から一つを
第2情報として選択する選択手段とを備えていても構わ
ない。
【0008】本発明に係る第1の情報処理構造単位は、
二つの上記情報処理単位で構成され、一方の情報処理単
位の出力手段が他方の情報処理単位の入力手段と電気的
に結合している二重体型(dimer-like)の構造単位であ
る。更に、これらの二つの情報処理単位は、互いに隣接
して配置する態様が好適である。
【0009】本発明に係る第2の情報処理構造単位は、
第1、第2及び第3の上記情報処理単位で構成され、第
1の情報処理単位の出力手段が第2の情報処理単位の入
力手段と、第2の情報処理単位の出力手段が第3の情報
処理単位の入力手段とそれぞれ電気的に結合している三
重体型(trimer-like)の情報処理構造単位である。こ
の三重体型の情報処理構造単位では、第1及び第2の情
報処理単位並びに前記第2及び第3の情報処理単位が、
それぞれ互いに隣接して配置するのが好適である。
【0010】本発明に係る第1の情報処理構造体は、上
記情報処理単位を複数個備え、各情報処理単位の第1情
報は一又は二以上の情報であり、その全部又は一部は、
別の一又は二以上の情報処理単位の出力手段から出力さ
れる前記第2情報である構造体である。この第1の情報
処理構造体は、各情報処理単位のそれぞれの入力手段と
当該各情報処理単位以外の情報処理単位の出力手段とを
電気的に結合する接続手段を備えるのが好適である。
【0011】本発明に係る第2の情報処理構造体は、二
つの上記二重体の情報処理構造単位を備え、一方の情報
処理構造単位内の第1又は第2の情報処理単位の出力手
段と他方の情報処理構造単位内の第1又は第2の情報処
理単位の入力手段とを電気的に結合する接続手段とを備
えている。
【0012】本発明に係る第3の情報処理構造体は、二
つの上記三重体型の情報処理構造単位を備え、一方の情
報処理構造単位内の第1、第2又は第3の情報処理単位
の出力手段と他方の情報処理構造単位内の第1、第2又
は第3の情報処理単位の入力手段とを電気的に結合する
接続手段とを備えている。
【0013】二重体型及び三重体型を含む多重体型(po
lymer-like)の情報処理構造単位により構成される第2
及び第3の情報処理構造体においては、二つの情報処理
構造単位が互いに隣接してアレイ状に配置することが好
ましい。これらの情報処理構造体が複数のビット線とこ
れに交差する複数のワード線を備えている場合には、情
報処理構造単位内の情報処理単位をビット線とワ−ド線
の交差位置に配置するのが好適である。
【0014】本発明に係る第4の情報処理構造体は、複
数の情報処理単位を備えており、各情報処理単位が、当
該各情報処理単位以外の一又は二以上の情報処理単位か
ら入力される第1情報を、恒等、反転、排他的論理和、
論理和及び論理積から成る論理演算群のうち何れか一つ
で演算して第2情報を生成する演算手段と、第2情報を
格納する記憶手段と、この記憶手段に格納された第2情
報を当該各情報処理単位以外の一又は二以上の情報処理
単位に出力する出力手段と、記憶手段を制御して第2情
報の格納及び出力を可能にする制御手段とを備えてい
る。
【0015】本発明に係る第5の情報処理構造体は、複
数の情報処理単位を備えており、各情報処理単位は、当
該各情報処理単位以外の一又は二以上の情報処理単位か
ら入力される第1情報を、恒等、反転、排他的論理和、
論理和及び論理積から成る論理演算群のうち少なくとも
二つで演算して、その演算結果から一つを第2情報とし
て選択する演算手段と、第2情報を格納する記憶手段
と、この記憶手段に格納された第2情報を当該各情報処
理単位以外の一又は二以上の情報処理単位に出力する出
力手段と、記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力
を可能にする制御手段とを備えている。
【0016】尚、上記の第4及び第5の情報処理構造体
では、更に第2情報を記憶手段に再現する手段、各情報
処理単位の外部から第3情報を入力し、第2情報として
記憶手段に書き込む手段或いは記憶手段に格納された情
報を読み出す読み出し手段を備えていても構わない。
【0017】本発明に係る第6の情報処理構造体は、外
部から第3情報を入力し、それを第2情報として記憶手
段に書き込む書き込み手段と記憶手段に格納された情報
を読み出す読み出し手段を備えている情報処理単位が占
有する第1の領域とそのような書き込み手段と読み出し
手段を備えていない情報処理単位が占有する第2の領域
とが画定されており、第1及び第2の領域内の一又は二
以上の情報処理単位の出力手段及び入力手段とを電気的
に結合する接続手段とを備えている。
【0018】本発明に係る第1の半導体記憶装置は、複
数のビット線と、複数のワ−ド線と、ビット線とワ−ド
線の交差位置に互いに隣接配置する第1及び第2のメモ
リ構造単位で構成され、第1及び第2のメモリ構造単位
のそれぞれは、外部から第1情報が入力される入力手段
と、その入力手段から入力される第1情報を演算して第
2情報を生成する演算手段と、第2情報を格納する記憶
手段と、その記憶手段に格納された第2情報を外部に出
力する出力手段と、記憶手段を制御して第2情報の格納
及び出力を可能にする制御手段と、ワード線により記憶
手段とビット線との接続と非接続が制御されるスイッチ
手段と、第1のメモリ構造単位の入力手段と第2のメモ
リ構造単位の出力手段とを電気的に結合する接続手段と
を備えている。
【0019】本発明に係る第2の半導体記憶装置は、複
数のビット線と、複数のワ−ド線と、ビット線とワ−ド
線の交差位置に配置する第1、第2及び第3のメモリ構
造単位から構成され、第1、第2及び第3のメモリ構造
単位のそれぞれは、外部から第1情報が入力される入力
手段と、その入力手段から入力される第1情報を演算し
て第2情報を生成する演算手段と、その第2情報を格納
する記憶手段と、記憶手段に格納された第2情報を外部
に出力する出力手段と、記憶手段を制御して第2情報の
格納及び出力を可能にする制御手段と、ワード線により
記憶手段とビット線との接続と非接続が制御されるスイ
ッチ手段と、第1のメモリ構造単位の入力手段と第2の
メモリ構造単位の出力手段並びに第2のメモリ構造単位
の入力手段と第3のメモリ構造単位の出力手段とをそれ
ぞれ電気的に結合する接続手段とを備えている。この場
合、第1及び第2のメモリ構造単位並びに第2及び第3
のメモリ構造単位が互いに隣接しているのが好適であ
る。
【0020】本発明に係る第3の半導体記憶装置は、複
数のビット線と、複数のワ−ド線と、ビット線とワ−ド
線の交差位置に互いに隣接配置する複数のメモリ構造単
位から構成され、各メモリ構造単位は、外部から複数の
第1情報が入力される複数の入力端子と、複数の入力端
子から入力される複数の第1情報を演算して第2情報を
生成する演算手段と、第2情報を格納する記憶手段と、
記憶手段に格納された第2情報を外部に出力する出力端
子と、記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を可
能にする制御手段と、ワード線により記憶手段とビット
線との接続と非接続が制御されるスイッチ手段と、メモ
リ構造単位の複数の入力端子とそのメモリ構造単位に隣
接する複数のメモリ構造単位の出力端子とを電気的に結
合する接続手段とを備えている。
【0021】尚、上記の第1〜第3の半導体記憶装置の
メモリ構造単位内の演算手段は、恒等、反転、排他的論
理和、論理和及び論理積から成る論理演算群のうち何れ
か一つで第1情報を演算して第2情報を生成する論理演
算手段であっても構わないし、恒等、反転、排他的論理
和、論理和及び論理積から成る論理演算群のうち少なく
とも二つで第1情報を演算する論理演算手段と、この論
理演算手段による演算結果の中から一つを第2情報とし
て選択する選択手段とを備えているものであっても構わ
ない。
【0022】本発明によれば、メモリ構造単位又はメモ
リセルに代表される情報処理単位それ自体が外部からの
情報を自律的に演算してその結果を更新して格納し、外
部に出力することができる(以下、このような情報処理
単位内の情報処理の機能を「自律的情報処理機能」と呼
ぶ)。それ故、外部と相互作用し合う単位を実現するこ
とができ、この結果外部と当該情報処理単位との関係に
おいて分散型情報処理を実現することができる。ここで
言う「外部」とは、当該情報処理単位以外の環境を意味
する。従って、別の情報処理単位、当該情報処理単位を
内蔵する半導体記憶装置のような情報処理構造体の内部
に組み込まれた当該情報処理単位以外の情報処理部分
(クロック回路も含む)、或いはその情報処理構造体の
外部等々を総て包含することは勿論であるが、当該情報
処理単位から出力手段を介して外部に出力される情報も
「外部」からの情報として取り込み、当該処理単位内で
再度自律的情報処理に供する場合、即ち、演算処理の一
種である恒等論理演算をも含むものであることに注意さ
れたい。
【0023】この情報処理単位は、上記のような自律的
情報処理機能のみを果たすようにすることもできるが、
周知の半導体記憶装置におけるメモリセルの場合のよう
にアドレス指定による情報の書き込み・読み出しを可能
とする基本的な情報格納機能を果たすようにすることも
できる(以下、このような機能を「基本的情報処理機
能」と呼ぶ)。
【0024】更に、記憶手段を制御して情報の格納及び
出力を可能にする制御手段は、情報処理単位の小面積化
という物理的な要請に鑑みるに、当該記憶手段に制御コ
マンドを外部から供給する手段であることが好ましい。
この場合の「外部」とは、当該情報処理単位を内蔵する
情報処理構造体の内部であっても良いし、その外部であ
っても構わない。又、その制御手段の一態様として、当
該情報処理単位を内蔵する情報処理構造体の内部に別に
組み込まれた制御回路であって、当該情報処理構造体の
外部からの信号により制御され、記憶手段に制御コマン
ドを供給するものであっても構わない。
【0025】又、本発明によれば、相互作用し合う二つ
の処理単位で構成される二重体型の情報処理構造単位及
び相互作用し合う三つの処理単位で構成される三重体型
の情報処理構造単位を実現することができる。但し、単
一の処理単位並びに二重体型及び三重体型の情報処理構
造単位を任意に組み合わせて四重体型以上の情報処理構
造単位を構成することも当然可能である。多重体型の情
報処理構造単位は、複数個の情報処理単位を電気的に結
合することにより実現することができる。このような情
報処理構造単位では、一つの情報処理単位が、例えば単
に自律的情報処理機能のみを果たし、別の処理単位が基
本的情報処理機能又は基本的情報処理機能と自律的情報
処理機能の両方を果たすようにすることもできるし、総
ての処理単位がこれら二つの情報処理機能を果たすよう
にすることもできる。
【0026】本願において、情報処理単位における「演
算」は、情報の「加工」と言い換えることもできるが、
反転、排他的論理和、論理和及び論理積に代表される基
本論理演算は言うまでもなく、恒等論理演算も包含する
点で厳密な意味での情報の加工よりもむしろ広い概念で
ある。恒等論理演算とは、入力された情報を実質的或い
は結果的に変化させることなく出力する演算処理を意味
する。従って、情報の単なる転送も恒等論理演算に包含
される。この恒等演算は、記憶手段に格納され、外部に
出力される情報をその後再現する場合に有用である。
又、例えば、外部から又は情報処理構造体内部のクロッ
ク回路から供給される基準クロックの周波数を情報処理
単位に内蔵した別のクロック回路により変更する場合や
遅延させる場合も、時間軸上では入力信号に一種の「加
工」を施しているのと等価であり、従ってこのような分
周処理も「演算」の概念に含まれるものとする。
【0027】上記の複数の論理演算から適当な一つを選
択する選択手段は、上記の制御手段の場合と同様、情報
処理単位の小面積化という物理的な要請に鑑みて、外部
から供給される選択コマンドによりその選択を実行する
手段であって構わない。この場合の「外部」とは、上記
の制御手段の場合と同様に、当該処理単位を内蔵する情
報処理構造体の内部であっても良いし、その外部であっ
ても構わない。又、選択手段の一態様として、情報処理
単位を内蔵する情報処理構造体の外部から供給される信
号により制御されて選択ゲートに選択コマンドを供給す
るような当該情報処理構造体の内部に組み込まれた選択
回路であっても構わない。
【0028】情報処理単位と外部との電気的結合は、当
該情報処理単位の入力手段と外部との結線で実現でき
る。多重体型の情報処理構造単位における処理単位間の
電気的結合は、一方の処理単位の入力手段と他方の処理
単位の出力手段又は当該一方の処理単位自体の出力手段
との結線で実現することができる。そして結線の物理的
要請、情報処理構造体の小型化の要請、演算速度上の要
請及びその他の設計上の要請に鑑みて、隣接する、望ま
しくは最近接に配置する情報処理単位間で多重体型の情
報処理構造単位を構成するのが好適である。
【0029】又、情報処理における「多重体」という発
想により、より高度の分散型情報処理を実現することが
できる。例えば単一の情報処理単位内の演算としては複
雑過ぎる論理演算が要望されている場合には、その論理
演算に要求される複数の要素演算を多重体型の情報処理
構造単位を構成する二以上の情報処理単位に分配して、
その論理演算を当該多重体全体で実施することが可能と
なる。このように、本発明に係る新たな発想により分散
型情報処理の設計の柔軟性と自由度を大幅に広げること
が可能になる。
【0030】又、多重体型の情報処理単位の一部が書き
込み/読み出し手段を備えることなく自律的情報処理機
能のみを果たし、残りの情報処理単位が自律的情報処理
機能及び基本的情報処理機能の両方を果たすような場合
には、機能別に領域を画定することも可能である。従っ
て、回路設計の第1段階で各領域毎に設計を行い、引き
続く第2段階で各領域間の電気的接続を考えることがで
きるので、分散型情報処理の設計の柔軟性と自由度を拡
大できる。
【0031】又、本発明は、その情報処理単位等が量子
素子により形成される場合を排除するものではなく、量
子素子により形成された場合も同等の作用・効果を持っ
て実施が可能であることは言うまでもない。
【0032】本発明ではより商業的でない形態を排除す
るものではないが、本発明に係るより現実的な形態は、
例えば、複数のビット線と複数のワード線との交差位置
に情報処理単位を配置してメモリセルのアレイを構成す
る場合である。このメモリセルアレイにおいては、各メ
モリセルは、基本的情報処理機能を果たす、即ち、通常
のメモリセルの場合のように、ビット線及びワード線を
介してのアドレス指定による情報の書き込み若しくは格
納及び読み出し若しくは出力を行うと共に、本発明の特
徴である自律的情報処理機能を果たすことができる。即
ち、当該各メモリセルとは別のメモリセルとの間で記憶
情報を交換し合い、受け取った情報を演算処理を施し、
その演算結果を当初記憶していた情報の代わりに記憶し
直すか或いは当初記憶していた情報を再記憶するかし
て、後にこのメモリセルが指定されたときその演算結果
を出力することができる。
【0033】尚、ビット線とワ−ド線とが交差する二次
元型メモリセルアレイでは、特定のメモリセルに最近接
配置するメモリセルは通常二個乃至四個であり、当該特
定のメモリセルに隣接するメモリセルは通常八個以上で
ある。メモリセルが三次元配置するメモリセルアレイで
は特定のメモリセルに最近接又は隣接するメモリセルの
数は通常の二次元配置の場合以上になることは明らかで
ある。実際問題としては「最近接」と「隣接」の概念の
違いは、具体的なメモリセルアレイにおける複数のメモ
リセルの具体的配置に応じて個別的に判断されるだろ
う。本発明に係る情報処理単位、情報処理構造単位及び
情報処理体は、それぞれメモリセル、メモリセルアレイ
及びメモリ装置に、これらに限定されることなく、たと
えて考えることができる。本発明における「最近接」と
「隣接」の概念及びこれらの違いも、同様に、メモリセ
ル、メモリセルアレイ及びメモリ装置の場合を参考にし
て考えることができる。
【0034】このメモリセルアレイを備える半導体記憶
装置に代表される情報処理構造体が複数の情報処理構造
単位を内蔵する場合には、これらの情報処理構造単位間
を電気的に結合して、情報のやりとりを行うようにして
も構わない。この情報処理構造単位間の結合は、多重体
型の情報処理構造単位内における処理単位間の結合と同
様の目的でなされる。即ち、例えば単一の情報処理構造
単位だけでは演算処理の負荷が大き過ぎるような場合、
当該複数の情報処理構造単位に、ひいては当該複数の構
造単位の各々を構成する一又は二以上の情報処理単位に
当該演算処理を構成する処理要素を分配して、当該多重
体全体で目的の演算処理を実行することができる。従っ
て、この例が意味するように、構造単位間の結合という
発想は、分散型情報処理の設計の柔軟性と自由度を更に
広げることを可能にする。尚、やはり結線の物理的要
請、情報処理構造体の小型化の要請、演算処理上の要請
及びその他設計上の要請に鑑みて、隣接して配置する、
望ましくは最近接で配置する情報処理構造単位間で電気
的結合を行うのが好適である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明に係
る好適な実施形態を説明する。尚、以下の複数の図面で
は、特に区別している場合を除き、共通又は類似する要
素について共通の参照番号を付している。
【0036】[第1の実施形態]図1は、本発明に係る
第1の実施形態、即ち、自律的情報処理機能を有する単
一の情報処理単位の基本構造を示すブロック図である。
この図に示すように、単一の情報処理単位は、入力手段
1、演算手段2、記憶手段3、出力手段4及び制御手段
5を必須の構成要素とし、外部と区別される。外部から
供給される情報は、入力手段1に入力される。入力手段
1から出力される情報は第1情報として演算手段2に供
給される。演算手段2は、供給された第1情報を演算し
て第2情報を生成する。第2情報は演算手段2から記憶
手段3に供給され、この記憶手段3に格納される。記憶
手段3に格納された第2情報は、出力手段4に供給さ
れ、更に外部に供給される。制御手段5は記憶手段3を
制御して、当該記憶手段3における第2情報の格納と出
力を可能にする。入力手段1は、入力端子若しくは入力
端子群で構成されていれば充分であるが、引き続く情報
処理の為に入力される情報を符号化するデコーダを備え
ていても構わない。演算手段2は、好ましい態様におい
ては、恒等、反転、排他的論理和、論理和及び論理積に
代表される基本論理演算を行う回路若しくは回路群又は
それら以外の情報加工のための回路若しくは回路群を備
えている。記憶手段3は、ダイナミック又はスタティッ
クな情報格納手段である。ダイナミックな情報格納手段
は、DRAM(DYNAMIC RANDOM ACCESS MEMORY)セルに
代表されるようにデ−タ格納用キャパシタとそれに接続
するスイッチ素子を基本構成とするもので足りる。スタ
ティックな情報格納手段は、SRAM(STATIC RANDOM
ACCESS MEMORY)セルやラッチ回路に代表される一時的
記憶手段である。出力手段4は、出力端子若しくは出力
端子群で構成されている。尚、記憶手段3がダイナミッ
クな情報格納手段の場合には、制御手段5は図示しない
リフレッシュ回路を包含する。このリフレッシュ回路は
DRAMにおける公知の構造の回路で足りるが、情報処
理単位毎に一個あるというのは装置の小規模化の要請に
反するので希であり、複数の情報処理単位に対して共通
に一個あるのが普通であることは周知の通りである。
【0037】[第2の実施形態]図2は、本発明に係る
第2の実施形態に関し、自律的情報処理機能を有する単
一の情報処理単位の他の基本構造を示すブロック図であ
る。第2の実施形態は、第1の実施形態に情報再現手段
6を付加した構造を有する。この情報再現手段6は、記
憶手段3からの出力を当該記憶手段の入力として帰還さ
せる機能を有する。但し、記憶手段3からの出力は演算
手段2の入力として帰還させ、当該演算手段において恒
等演算を施し、この結果を記憶手段3に入力するもので
あっても構わない(図2中の破線矢印a参照)。又、こ
の情報再現手段への入力は、上記のような記憶手段3か
らの出力である必要はなく、出力手段4からの直接出力
(同図中破線b参照)であっても構わないし、当該出力
手段が外部に出力する端子から分岐する出力(同図中破
線c参照)であっても構わない。
【0038】この情報再現手段6は、記憶手段3が第2
情報を外部に出力した後にその第2情報と等価又は同一
の情報を当該記憶手段に再格納させる機能を有する。こ
の結果、記憶手段3は第2情報を単純に一時的格納する
ラッチ機能に限らず、長期間格納するメモリ機能を有す
ることとなる。このようなメモリ機能が強調される場合
には本発明に係る情報処理単位はメモリ構造単位と呼ば
れるのが妥当かも知れない。
【0039】[第3の実施形態]図3は、本発明に係る
第3の実施形態に関し、外部からの情報を記憶手段3に
書き込む書き込み手段7を第1の実施形態に更に付加し
た構造のブロック図である。記憶手段3がメモリセルで
あり、このメモリセルにビット線を介して情報が書き込
まれる場合、当該ビット線及びこのビット線を駆動する
回路が最も分かり易い書き込み手段であり、その場合に
は当該メモリセルをアドレス指定する手段(例えばワー
ド線やこのワード線を駆動する回路)は制御手段5に包
含されることとなる。
【0040】[第4の実施形態]図4は、本発明に係る
第4の実施形態に関し、記憶手段8の格納する第2情報
を外部に読み出す読み出し手段8を第1の実施形態に更
に付加した構造のブロック図である。記憶手段3がメモ
リセルであり、このメモリセルにビット線を介して情報
がセンス回路により読み出される場合、当該ビット線及
びこのビット線を駆動する回路が最も分かり易い読み出
し手段であり、その場合には当該メモリセルをアドレス
指定する手段(例えばワード線やこのワード線を駆動す
る回路)は制御手段5に包含されることとなる。
【0041】なお、ビット線とワード線との交差位置に
配置するメモリセルが記憶手段3である場合は、図4中
に破線で示したように、第3実施形態に示した書き込み
手段7を読み出し手段8とともに備えるのが普通であ
り、好適である。
【0042】[第5の実施形態]図5は、本発明に係る
第5の実施形態に関し、第1の実施形態の変形に相当す
る自律的情報処理機能を有する情報処理単位の基本構造
のブロック図である。同図において、外部から複数の第
1情報が入力手段1を介して演算手段2に入力される。
この実施形態では、演算手段2は第1情報が入力され、
第1情報を論理演算して1又は2以上の演算結果を出力
する論理演算回路21と、当該論理演算回路の出力を選
択する選択手段22を備える。選択手段22の動作は、
選択制御手段23により制御される。論理演算回路21
は、第1情報がそれぞれ独立に入力され、それぞれ独立
に論理演算結果を出力するNANDゲート21aとNO
Rゲート21bとを並列に配置する構造を有する。しか
し、論理ゲートはNANDやNORに限定されず、AN
D、OR、排他的論理和、排他的論理積或いは反転であ
っても構わないし、第1情報をそのまま無変更のまま維
持する恒等論理であっても構わない。回路の小型化の要
請にもよるが、これら論理ゲートの結合体を論理演算回
路21aとしても構わない。
【0043】更に、選択手段22の最も簡単な構成は、
ゲート電極が選択制御手段23と接続し、当該選択制御
手段からの制御信号によりゲートの開閉を行い、残る2
つの電極が論理演算回路21aの出力端と記憶手段3の
入力端に接続した、論理ゲートに対応する数のパストラ
ンジスタである。選択手段22は、選択制御手段23に
よりタイミング制御されるマルチプレクサであっても構
わない。如何なる態様の選択手段であれ、この選択手段
22は、1又は2以上の論理ゲートの出力の中から一つ
だけを選択して第2情報として記憶手段3に出力する。
選択制御手段23は、実施形態5に係る情報処理単位を
内蔵する装置内に別に設けた回路又は外部に設けた回路
から図示しない制御線を介して選択手段22の動作を制
御する。尚、選択手段23の動作と記憶手段3の動作と
は同期しているので、制御手段5と選択制御手段23と
は同期的に駆動するのが普通である。
【0044】選択手段22の別の構成は、プログラム可
能なロジックアレイ回路である。このプログラム可能な
ロジック回路は、入力された複数の演算結果から予めプ
ログラムされた論理に基づき、必要な演算結果を選択的
に出力する。この場合、選択制御手段23に相当するの
は、このプログラム可能なロジック回路を予めプログラ
ムするためのプログラム信号を生成し供給する回路であ
る。
【0045】[第6の実施形態]図6は、本発明に係る
第6の実施形態に関し、第2の実施形態又は第5の実施
形態の変形に相当する自律的情報機能を有する情報処理
単位の基本構想のブロック図である。同図において外部
から複数の第1情報が入力手段1を介して演算手段2に
入力される。この演算手段2には記憶手段3の出力が帰
還的に入力される。複数の第1情報は論理演算回路21
内のAND論理ゲートに入力され、その論理演算結果は
選択手段22に出力される。又、記憶手段3からの帰還
的入力はそのまま又は直列接続した2つの反転論理ゲー
トを介して当該選択手段に出力される。選択制御手段2
3で制御される選択手段22は入力された情報を択一的
に記憶手段3に第2情報として出力する。第1情報を処
理する論理ゲートはこの実施形態のようにAND論理ゲ
ート一つだけである必要はなく、論理演算結果が選択手
段22に出力される限り、第5の実施形態のように複
数、異種の論理ゲートであって構わない。
【0046】第6の実施形態によれば、選択制御手段2
3及び制御手段5により、外部からの第1情報を論理演
算して所望の結果を選択し、これを第2情報として記憶
手段3に格納し、当該記憶手段から外部に出力すること
ができ、更に、出力して第2情報を演算手段2を介して
帰還し、記憶手段3に復元することができる。尚、第2
情報は演算手段2を介して記憶手段3に格納される必要
はなく、図6に破線で示した書き込み手段7により直
接、記憶手段3に書き込まれても構わない。又、第2情
報の外部への出力は出力手段4を介する必要はなく、同
図中破線で示した読み出し手段8により行われても構わ
ない。読み出し手段8で第2情報が外部に出力される場
合は、第2情報の記憶手段3への当該情報の復元は、読
み出し手段8と記憶手段3との間の信号線の分岐線81
を介して行えばよい。
【0047】[第7の実施形態]図7は、本発明に係る
第7の実施形態に関し、それぞれが自律的情報処理機能
を有する第1及び第2の情報処理単位(メモリ機能を重
視する場合にはメモリ構造単位)を直列に接続して構成
される二重体型の情報処理構造単位の基本構造を示すブ
ロック図である。
【0048】第1及び第2の情報処理単位ともに上記の
第1の実施形態に係る情報処理単位であるが、上記第2
〜第6の実施形態に係る情報処理単位の何れであっても
構わない。この図において、入力手段101、102は
外部から第1情報を入力し、演算手段201、202は
入力された第1情報に所定の演算を施して第2情報を生
成しこれを出力する。又、演算手段は、図示してないが
例えば上記第5の実施形態のように論理演算回路、選択
手段及び選択制御手段を包含しても構わない。記憶手段
301、302は出力された第2情報を格納し、出力手
段401、402は記憶手段に格納された第2情報を外
部に出力する。制御手段501、502は、それぞれ記
憶手段301、302の第2情報の格納、出力の動作を
制御するものである。情報再現手段601、602は、
それぞれ記憶手段301、302から出力された第2情
報を当該記憶手段に再現又は再格納するものである。書
込手段701、702は、外部から第3情報を入力して
第1及び第2情報処理単位の記憶手段301、302の
それぞれに書き込む手段である。当該記憶手段は、当該
第3情報を第2情報として格納、出力する。読出し手段
801、802は、出力手段401、402とは別に設
けた、それぞれ記憶手段301、302に格納された第
2情報を外部に読み出す手段である。第1情報処理単位
の出力手段401は、第2情報処理単位の入力手段10
2の一つに電気的に接続される。この接続を実現する接
続手段9は、半導体装置においては通常は金属層や不純
物注入により高導電性になったポリシリコン層のような
導電性材料により形成される配線である。
【0049】第2情報処理単位の入力手段102は第1
情報処理単位の出力以外の外部からも第1情報の入力を
受ける。このような二重体型情報処理構造単位において
は第1情報処理単位と第2情報処理単位の各動作は互い
に同期するのが通常である。この意味から制御手段50
1、502を一つの制御手段500として扱うのがより
好ましく現実的でもある。書き込み手段701、702
及び読み出し手段801、802については、情報処理
構造単位がアレイ状に配置する場合、通常は特定の情報
処理単位がアドレス指定されてデータの書き込みや読み
出しが成されるので、それらをそれぞれ一つの書き込み
手段700及び読み出し手段800として扱うのがより
好ましい。
【0050】このような二重体型の情報処理構造単位に
よれば、一つの演算処理を二つの演算手段に分配して全
体として当該一つの演算処理を実行することができるの
で、一方の情報処理単位の面積が他方の情報処理単位に
比べて過度に大きくなることがなく、バランスのとれた
構造となる。この為、複数の情報処理単位のアレイ配置
により構成される情報処理体の設計に好適な構造単位と
なる。又、二つの情報処理単位を一体として扱うことが
できるので、情報処理体の全体設計を容易にすることが
できる。
【0051】このような二重体型情報処理構造単位の、
演算機能に着目した具体例を図21に示す。つまり図2
1に示す具体例では、本発明の二重体型情報処理単位3
6の演算機能201、202にイクスクルーシブOR回
路a,b,c,dを複数用いて図23のような回路構成
を実現することにより、パリティ設定回路を形成するこ
とができる。
【0052】この論理回路を図中破線で示す2つの領域
に分割して、当該2領域を二重体型情報処理構造単位を
構成する2つの情報処理単位の演算手段201、202
に分配し、当該2領域間に必要な結線を接続手段9で行
なう。これにより完成する図21に示された二重体情報
処理構造単位は、図23に示された論理回路53と実際
に実行される演算の内容の点で等価である。つまり、信
号D0〜D8はそれぞれの回路において動作的に対応し
ている。
【0053】このパリティ回路の動作は、偶数/奇数入
力をLとした場合、データ入力が奇数パリティのときに
出力QはHとなり、逆に偶数/奇数入力をHとしたとき
には、データ入力が偶数であれば出力はHとなるという
ものである。
【0054】又更に図22においては、三重体型情報処
理構造単位40により同様のパリティ設定回路を実現し
たものであり情報処理構造単位39、41、43の三重
体型である。図22と図23の各回路において信号D0
〜D8が対応していることはいうまでもない。又、各情
報処理構造単位39、41、43の信号端子D4は、接
続手段901、902によりそれぞれ接続されている。
【0055】又図24は、他のパリティ回路の実施形態
を示している。図においてこのようなパリティ回路55
は、基本的にはパリティ・ツリーとして何段にも積み上
げることができる。図の例においては4段の場合が示さ
れており12ビットのデータのパリティチェックが可能
となっているが、このようなパリティ回路は他の論理回
路をもつ構造体の中に組み込むことも容易に可能であ
る。
【0056】[第8の実施形態]図8は、本発明に係る
第8の実施形態に関し、それぞれが自律的情報処理機能
を有する第1、第2及び第3の情報処理単位(又はメモ
リ構造単位)を直列に接続して構成される三重体型の情
報処理構造単位の基本構造を示すブロック図である。こ
の図における三つの情報処理単位は上記第1〜第6の実
施形態に係る情報処理単位の何れであっても構わない。
三つの情報処理単位は、それぞれの入力手段101、1
02、103、演算手段201、202、203、記憶
手段301、302、303、出力手段401、40
2、403、情報再現手段601、602、603を各
々有している。
【0057】第1、第2及び第3の情報処理単位の各手
段をまとめてそれぞれ入力手段100、演算手段20
0、記憶手段300、出力手段400及び情報再現手段
600として破線で現している。これにより、全体とし
て一つの情報処理単位のように理解することができる。
この点は上記の二重体型情報処理構造単位の場合も同様
である。尚、記憶手段301、302、303を制御す
る制御手段500が更に書込手段700及び読出し手段
800が図7の場合と同様にまとめて表記したものとし
て示される。接続手段901は第1情報処理単位の出力
手段401と第2情報処理単位の入力手段102とを電
気的に接続し、接続手段902は第2情報処理単位の出
力手段402と第3情報処理単位の入力手段103とを
電気的に接続する。接続手段は、先述の通り、半導体装
置においては通常は導電性材料により形成される配線で
ある。
【0058】[第9の実施形態]図9は、本発明に係る
第9の実施形態に関し、第8の実施形態の変形に相当す
る三重体型の情報処理構造単位の基本構造を示すブロッ
ク図である。この図における情報処理単位構造は、第1
及び第2の情報処理単位が第3の情報処理単位に対して
並列に接続している点で、図8のそれとは異なる。即
ち、第1及び第2情報処理単位の出力手段と第3情報処
理単位の入力手段とがそれぞれ接続手段903、902
を介して電気的に結合している。しかし、このような場
合であっても、この三重体型情報処理構造単位は、入力
手段100、演算手段200、記憶手段300、出力手
段400、制御手段500を必須要素とし、情報再現手
段600、書き込み手段700及び読み出し手段800
を付加的な要素として、全体として一つの情報処理単位
とみなすこともできる。尚、図8及び9における情報処
理構造体は、3個の情報処理単位で構成されているが、
4以上の情報処理単位で情報処理構造体乃至は情報処理
構造体を構成する情報処理構造単位を構成するとしても
構わないことは帰納法的に明らかである。
【0059】このような三重体型又はそれ以上の多重型
の情報処理構造単位によれば、一つの演算処理を3以上
の演算処理の要素に分解して各々の要素を3以上の演算
手段に分配して全体として当該一つの演算処理を実行す
ることができる。このことは、このような多重体情報処
理構造単位では、特定の一つの情報処理単位の面積が他
の情報処理単位に較べて過度に大きくなることを回避す
ることができ、物理的にバランスのとれた局所的構造と
なる。又、このような構造単位によれば、複数の情報処
理単位のアレイ配置により構成される情報処理全体の設
計に好適な設計単位が提供される。
【0060】尚、一つの演算処理を3以上の演算処理の
要素に分配して各々要素を3以上の演算手段に分配して
全体として当該一つの演算処理を実行させる例を図Cに
示す。この図では、三重体型情報処理構造単位が描かれ
ており、この構造単位全体で実現される一つの演算処理
は、パリティ設定である。このパリティ設定の処理を実
行する論理回路を図Dに示す。この論理回路を図中破線
で示す3つの領域Z1,Z2,Z3に分割して、当該3
領域を三重体型情報処理構造単位を構成する3つの情報
処理単位の演算手段201、202、203に分配し、
当該3領域間に必要な結線を接続手段9により行う。こ
れにより完成する図Cに示された三重体が多情報処理構
造単位は、図Dに示された論理回路と、実際に実行され
る演算の内容の点で等価である。
【0061】図10は、図1〜6に示す情報処理単位又
は図7〜9に示す情報処理構造単位がS11〜Sklの位
置にアレイ状又はマトリックス状に配置して構成される
情報処理構造体の要部を示す。尚、図10は、S11〜
Sklの位置に配置する図1〜6に示す情報処理単位にお
いて、隣接する複数個の情報処理単位をもって図7〜9
に示す情報処理構造単位が配置するように描かれている
と理解することもできる。
【0062】図10では、従来の半導体記憶装置のメモ
リセルアレイと同様に、ビット線BL1〜BLl及びワ
ード線WL1〜WLkの交差位置にS11〜Sklがあ
り、任意のSmnに配置する情報処理単位又は情報処理
構造単位が配置する。各情報処理単位又は情報処理構造
単位は四つの入力手段又は入力端101〜104と入力
手段又は入力端と出力手段又は出力端を兼ねた一つのパ
ッド部410を備えている。パッド部410はビット線
BLm(図中ではBL1)と接続して外部からの情報の
入出力に関与するとともに、接続配線941a、941
b、941c、...を介して隣接する情報処理単位又は
情報処理構造単位の入力手段又は入力端に接続し、当該
隣接する情報処理単位又は情報処理構造単位への外部か
らの情報入力を可能にする。又、四つの入力手段又は入
力端101〜104の各々は、隣接する情報処理単位又
は情報処理構造単位のパッド部410a、410b、4
10c、...と接続配線911〜914を介して接続
し、演算処理に必要な情報を受ける。この図に示す実施
形態では、S11〜Sklの位置で画定されるマトリッ
クスの端部に位置する情報処理単位又は情報処理構造単
位の入力手段又は入力端(例えば101)は接地されて
いる。
【0063】尚、図10では、k=4、l=4、従って
合計16個のSが認められるが、本発明はこの具体的態
様に限定されない。又、任意の位置における情報処理単
位Smn又は情報処理構造単位Smnが備える入力手段
又は入力端又は入力手段としてのパッド部の個数や配置
は、この図に示される態様に限定されない。
【0064】図11は、図10の情報処理構造体の要部
を組み込んだ半導体記憶装置の全体を示す図である。図
11において、複数のマトリックス状の記憶手段300
は、接続ラインTL1〜TLlを介してTCS供給回路
31、ワードラインWL1〜WLkを介して行デコーダ
RD、接続ラインCL1〜CLkを介してSCS供給回
路33、ビットラインBL1〜BLlを介してセンスア
ンプSA、列デコーダCDに接続されている。更に行デ
コーダRDは行アドレスバッファRABに接続され、列
デコーダCDは、列アドレスバッファCABに接続され
ている。
【0065】上記した構成において、情報処理単位Sm
n又は情報処理構造体Smnの領域は、図10に示すよ
うにマトリックス状に配置される。行アドレスバッファ
及び行デコーダRDを介して、又列アドレスバッファ及
び列デコーダCDを介して情報処理単位Smn又は情報
処理構造体Smnの任意番地がアドレス指定され、当該
番地の記憶手段に格納されている情報をセンスアンプS
Aで外部に読み出す点や、アドレス指定された任意番地
Smnに外部から情報が書き込まれる点は、従来の半導
体記憶装置と同様である。
【0066】本発明に係る実施形態として特徴的なの
は、任意番地に配置する情報処理単位Smn又は情報処
理構造単位Smnの記憶手段3mnにおける情報の格
納、読み出し及び書き込みといった動作を制御するため
の記憶手段動作制御信号TCSを、制御手段6mnとし
て、信号供給線TLnを介して当該情報処理単位又は情
報処理構造単位に対して供給するTCS供給回路と、任
意番地Smnに配置する情報処理単位又は情報処理構造
単位の選択手段22mnの動作を制御するための選択手
段動作制御信号SCSを、選択制御手段23mnとし
て、信号供給線CLnを介して当該情報処理単位又は情
報処理構造単位に対して供給するSCS供給回路とを有
する点である。図中、TCS供給回路及びSCS供給回
路は、それぞれ列線BLnと平行なTLn及び行線WL
nと平行なCLnを介して信号を供給するのであるが、
TLn及びCLnがそれぞれ列線方向及び行線方向に配
置している必要はない。又、後述の図12に示す本発明
に係る他の実施形態が典型例であるが、SCS供給回路
33と同等の機能を果たす部分が他に存在するのなら
ば、SCS供給回路33とそのための接続ラインCL1
〜CLkは設けなくとも構わない。
【0067】尚、図11に示された情報処理構造体の各
構成回路は図示しない基本クロック信号を基準としてタ
イミング制御されている。
【0068】図12は、図10における任意の位置Sm
nに配置する情報処理単位の具体例を示す。
【0069】この部分の情報処理単位は、図10におい
ても示した、入力端121〜124、出力端412、ビ
ット線BLn、ワード線WLmを備え、図10において
示さなかった次に列挙する多くの構成要素を示してい
る。即ち、演算手段2mn、情報再現手段6mn、記憶
手段としてのラッチ回路3mn、ラッチ回路の動作(一
般に情報の格納、外部からの情報の書き込み及び外部へ
の情報の読み出しであるが、図12の場合は主として情
報の格納及び外部からの情報の書き込み)又はその動作
のタイミングを制御する制御手段5mnの一部であっ
て、この制御のために必要なラッチトリガー信号、より
一般的には記憶手段動作制御信号TCS(図11参照)
の第n列対応成分TCSnを当該ラッチ回路に入力する
為のラッチトリガー線TLn、ラッチ回路の出力線La
と出力端412への引出線Lb及び演算手段2mn、情
報再現手段6mn等に接続する配線Lcとの交点にある
接続ノードNmnとビット線BLnとの接続を可能にす
る接続スイッチ素子512である。更に、入力端121
〜124からの入力される第1情報を演算して、ラッチ
回路3mnに格納され得る第2情報の候補の一つを生成
する演算回路(この図では排他的論理和回路)2112
aと、ラッチ回路3mnからの第2情報の出力を第2情
報の候補の一つとして再現する恒等論理回路2112b
とを備える演算手段2mn、この演算手段からの出力の
中から、ラッチトリガー信号TCSに応じてラッチ回路
3mnに格納される第2情報を選択する選択手段221
2、当該選択手段の動作を制御する選択制御手段231
2である。選択手段2212は、選択制御手段2312
がONとなるときには、恒等論理回路2112bの出力
を選択し、選択制御手段2312がOFFとなるときに
は、排他的論理和回路2112aの出力を選択するよう
に動作する。
【0070】ワード線WLmは、接続スイッチ素子51
2の動作を制御するという点からすると制御手段5mn
の一部であり、選択制御手段2312の動作を制御する
という点からすると当該選択制御手段の一部でもある。
ビット線BLnは、外部からの第3情報をラッチ回路3
mnに第2情報として書き込むという点からすると書き
込み手段7mnの一部であり、ラッチ回路3mnからの
第2情報を外部に出力するという点からすると読み出し
手段8mnの一部でもある。
【0071】ラッチ回路3mnに格納されている第2情
報は、ワード線WLm上で入力されるトリガー信号に応
じて接続スイッチ素子512がONとなる場合に、ラッ
チトリガー線TLn上で入力されるラッチトリガー信号
TCSに拘わらず当該ラッチ回路から出力線Laを介し
てビット線BLnに出力され読み出される。この時、出
力される第2情報は、出力端412からも外部に読み出
すことができる。又、この時、同時に選択制御手段23
12を構成するスイッチ素子もONとなるので、当該第
2情報は、配線Lcを介して情報再現手段6mn又は恒
等演算回路2112bにより、更には選択手段2212
を介して、ラッチトリガー信号TCSにより活性にされ
たラッチ回路3mnに再度格納させることができる。
【0072】上記のワード線WLm上で入力されるトリ
ガー信号は、選択制御手段2312を制御することで選
択手段2212を最終的に制御する、選択手段動作制御
信号SCS(図11参照)の第m行対応成分SCSmで
あると考えられる。この意味から、この実施形態ではワ
ード線WLは選択命令線SLを兼ねているということが
できる。
【0073】ビット線BLn上で外部から入力される第
3情報は、ワード線WLm上で入力されるトリガー信号
に応じて接続スイッチ素子512及び選択制御手段23
12を構成するスイッチ素子がONとなる場合に、ビッ
ト線BLnから接続ノードNmn、配線La、情報再現
手段6mn又は恒等演算回路2112b並びに選択手段
2212を介して、即ち、ラッチ回路3mnの情報を再
現する場合の情報の流れと概ね同じルートを辿って、当
該ラッチ回路3mnに第2情報として書き込まれる。
【0074】尚、図12では単一の情報処理単位を描い
ているが、この図における出力端412が別の、好まし
くは隣接する、更に好ましくは最近接の情報処理単位の
入力端と金属配線や導電性ポリシリコンのような電気的
接続手段を介して結合することにより、多重体型の情報
処理構造単位を構成することができる。このような情報
処理構造単位の複数個を更に電気的接続手段により結合
することで、情報処理構造体が形成されることは言うま
でもない。
【0075】次に、図12の情報構造単位の動作を更に
図13に示すタイムチャートによって説明する。理解の
便のために図13では波高が高い場合を活性状態として
定義しているが、実際には、逆に波高が低い場合を活性
状態と定義しても構わない。又、この図には3つの動作
モードが時間的に連続なものとして描かれているが、こ
れは飽くまでも例示的なものに過ぎず、実際には各モー
ドは独立なものであっても構わない。
【0076】外部からのデータの書き込みを行うモー
ド、換言すれば、外部から入力された第3情報を第2情
報として格納するするモードにおいては、従来の半導体
記憶装置と同様に、アドレス信号端子(図12では図示
せず)にアドレス信号が入力される。このアドレス信号
は、行アドレスバッファ及び行デコーダ並びに列アドレ
スバッファ及び列デコーダを通じて任意のワード線WL
m及びビット線BLnの交差位置にある任意の領域Sm
nの情報処理単位又は情報処理構造単位が書き込み対象
として指定される(a1)。一方、データ入力端子(図
12では図示せず)から書き込まれるべきデータがビッ
ト線BLn上に入力される(a2)。このデータは、デ
ータの書き込み命令としての記憶手段動作制御信号TC
Snがラッチトリガー線TLnに入力されてラッチ回路
3mnが書き込み可能状態に活性化されたとき(a
3)、接続スイッチ素子512、接続ノードNmn、配
線La、情報再現手段6mn又は恒等論理回路2112
b並びに選択手段2212を介して当該ラッチ回路に格
納される。ラッチ回路3mnに格納されている第2情報
は、出力端412から外部(別の情報処理単位の入力端
又は入力手段を含む)へ出力される(a4)。
【0077】外部への読み出しを行うモード、換言すれ
ばビット線BLnのような読み出し手段により外部へ第
2情報を出力するモードにおいては、アドレス信号によ
りワード線WLm及びビット線BLnの交差位置の情報
処理単位又は情報処理構造単位が指定される(b1)。
そしてこの情報処理単位又は情報処理構造単位に格納さ
れている情報は、接続ノードNmnの電位としてビット
線BLn上でセンス回路により読み出される(b2)。
【0078】更にもう一つのモードである入力/演算/
選択/格納/出力モードにおいては、入力端121〜1
24に、演算されるべき4種類の第1情報が外部から同
時に又は概ね同時に入力される(c1)。尚、演算及び
演算結果の選択並びに選択された情報の格納といった信
号処理によって生ずる時間的遅延を考慮しない又は当該
時間的遅延が無視しうる程小さいのならば、入力端から
の第1情報の入力(c1、d1、e1、f1)と出力端
からの第2情報の出力(a4、c3、d3、e3)はほ
ぼ同時に起こる。
【0079】c1のタイミングで入力された第1情報は
排他的論理和回路2112aで演算処理され、その演算
結果は、恒等論理回路2112bの出力とともに選択手
段2212に入力される。この選択手段2212は、選
択制御手段2312がOFFとなるときには排他的論理
和回路2112aの演算結果を、選択制御手段2312
がONとなるときには恒等論理回路2112bの出力を
第2情報としてラッチ回路3mnに向けて出力する。当
該ラッチ回路3mnへの第2情報の格納は、データの書
き込み命令としての記憶手段動作制御信号TCSnがラ
ッチトリガー線TLnに入力されてラッチ回路3mnが
書き込み可能状態に活性化されたとき(c2)実行され
る。この時の接続ノードNmnの電位は、ラッチ回路N
mnに格納された第2情報に対応しているので、出力端
412から第2情報と等価な情報が外部に出力される
(c3)。出力端412から外部に出力される第2情報
は、適当な電気的接続手段9(例えば図8では901、
902、図9では902、903)を介して別の、好ま
しくは隣接する情報処理単位又は情報処理構造単位の入
力端又は入力手段に第1情報として入力され得る。
【0080】以上の説明と同様に、入力端121〜12
4からの第1情報の入力が引き続き起こると(d1、e
1、f1、...)、ラッチ回路3mnが書き込み可能状
態に活性化する場合に(d2、e2、f2、...)出力
端401から第2情報と等価な情報が外部に出力される
(c3、d3、e3、...)。
【0081】図14は、図10における任意の位置Sm
nに配置する情報処理単位の他の具体例を示す。この具
体例は図12に示す具体例よりも複雑であり、選択手段
としてデコード回路を用い、コマンド線上の選択制御信
号により、当該選択手段を制御する点で異なる。
【0082】図14に示す情報処理単位は、入力端14
1〜144、出力端414、ビット線BLn、ワード線
WLmを備え、更に、演算手段2mn、情報再現手段6
mn、記憶手段としてのラッチ回路3mn、ラッチ回路
の動作(一般に情報の格納、外部からの情報の書き込み
及び外部への情報の読み出しであるが、図13の場合は
主として情報の格納及び外部からの情報の書き込み)又
はその動作のタイミングを制御する制御手段5mnの一
部であって、この制御のために必要なラッチトリガー信
号、より一般的には記憶手段動作制御信号TCSの第n
列対応成分TCSnを当該ラッチ回路に入力する為のラ
ッチトリガー線TLn、ラッチ回路の出力線Laと出力
端414への引出線Lb及び演算手段2mn、情報再現
手段6mn等に接続する配線Lcとの交点にある接続ノ
ードNmnとビット線BLnとの接続を可能にする接続
スイッチ素子514である。更に、排他的論理和回路2
114a、論理和回路2114b、論理積回路2114
c、反転論理回路2114d及び恒等論理回路2114
eを備える論理演算回路群であって、恒等論理回路21
13eを除く各論理演算回路が、入力端141〜144
からの入力される第1情報を演算して、ラッチ回路3m
nに格納され得る第2情報の候補の一つを生成する。更
に、ラッチトリガー信号TCSに応じてラッチ回路3m
nに格納されるべき第2情報を選択する選択手段である
デコーダ回路2214が設けられる。この図における恒
等論理回路2114eは、ラッチ回路3mnからの第2
情報の出力を第2情報の候補の一つとして再現する機能
を有する。デコーダ回路2214は、選択手段としての
機能のみならず、選択命令線SLの第m行成分であるS
Lmを通じて入力される選択手段動作制御信号SCSの
第m行対応成分SCSmにより駆動され、当該選択手段
としての動作を制御する選択制御手段2314としての
機能を併せ持つ。要するに、選択手段動作制御信号SC
Smによってデコーダ回路2214/2314を制御す
ることにより、任意の演算結果を、ラッチ回路3mnに
格納されるべき第2情報として選択することができる。
【0083】尚、図14では選択命令線SLmが3本描
かれているが、コマンド線が3本の場合には、最多で8
種類の論理演算回路の出力の選択をデコーダ回路221
4/2314で行うことができる。しかし、より現実的
な態様では、半導体基板上で領域Smnが占有する面積
が過度に増加しないことを要件の一つとして情報処理構
造体が設計されるので、この図に示すように8個未満の
論理演算回路で情報処理単位又は情報処理構造単位が構
成されるだろう。
【0084】図12に示した実施形態の場合と同様に、
図14に示した実施形態について次のことが言える。ワ
ード線WLmは、接続スイッチ素子514の動作を制御
するという点からすると制御手段5mnの一部である。
ビット線BLnは、外部からの第3情報を第2情報とし
てラッチ回路3mnに書き込むという点からすると書き
込み手段7mnの一部であり、ラッチ回路3mnからの
第2情報を外部に出力するという点からすると読み出し
手段8mnの一部でもある。ラッチ回路3mnに格納さ
れている第2情報は、ワード線WLm上で入力されるト
リガー信号に応じて接続スイッチ素子514がONとな
る場合に、ラッチトリガー線TLn上で入力されるラッ
チトリガー信号TCSに拘わらず当該ラッチ回路から出
力線Laを介してビット線BLn上に読み出される。こ
の時、読み出される第2情報は、出力端414からも外
部に読み出すことができる。又、当該第2情報は、配線
Lcを介して情報再現手段6mn又は恒等演算回路21
12eにより、更には選択命令線SLm上の信号SCS
mにより制御されるデコーダ回路2214/2314を
介して、ラッチトリガー信号TCSにより活性にされた
ラッチ回路3mnに再度格納させることができる。
【0085】ビット線BLn上で外部から入力される第
3情報は、ワード線WLm上で入力されるトリガー信号
に応じて接続スイッチ素子512がONと成り、しかも
デコーダ回路2214/2314が活性化する場合に、
ビット線BLnから接続ノードNmn、配線La、情報
再現手段6mn又は恒等演算回路2114e並びにデコ
ーダ回路2214/2314を介して、即ち、ラッチ回
路3mnの情報を再現する場合の情報の流れと概ね同じ
ルートを辿って、当該ラッチ回路3mnに第2情報とし
て書き込まれる。
【0086】尚、図12の場合同様、図14では単一の
情報処理単位を描いているが、この図における出力端4
14が別の、好ましくは隣接する、更に好ましくは最近
接の情報処理単位の入力端と金属配線や導電性ポリシリ
コンのような電気的接続手段を介して結合することによ
り、多重体型の情報処理構造単位を構成することができ
る。
【0087】次に、図14の情報構造単位の動作を更に
図15に示すタイムチャートによって説明する。図13
の場合と同様、理解の便のために図15では波高が高い
場合を活性状態として定義しているが、実際には、逆に
波高が低い場合を活性状態と定義しても構わない。又、
この図には3つの動作モードが時間的に連続なものとし
て描かれているが、これは飽くまでも例示的なものに過
ぎず、実際には各モードは独立なものであっても構わな
い。
【0088】外部からのデータの書き込みを行うモード
においては、アドレス信号端子(図14では図示せず)
にアドレス信号が入力される。このアドレス信号は、行
アドレスバッファ及び行デコーダ並びに列アドレスバッ
ファ及び列デコーダを通じて任意のワード線WLm及び
ビット線BLnの交差位置にある任意の領域Smnの情
報処理単位又は情報処理構造単位が書き込み対象として
指定される(a10)。一方、データ入力端子(図14
では図示せず)から書き込まれるべきデータがビット線
BLn上に入力される(a20)。このデータは、選択
データの書き込み命令としての記憶手段動作制御信号T
CSnがラッチトリガー線TLnに入力されて当該ラッ
チ回路が書き込み可能状態に活性化され(a30)、更
に恒等論理演算結果の選択命令としての選択制御信号S
CSmがデコーダ回路2214/2314に入力されて
当該デコーダ回路が活性化されたとき(a40)、接続
スイッチ素子512、接続ノードNmn、配線La、情
報再現手段6mn又は恒等論理回路2114e並びにデ
コーダ回路2214/2314を介して当該ラッチ回路
に第2情報として格納される。当該第2情報と等価な情
報は、出力端414を通じて外部に出力され得る(a5
0)。
【0089】外部への読み出しを行うモードにおいて
は、アドレス信号によりワード線WLm及びビット線B
Lnの交差位置の情報処理単位又は情報処理構造単位が
指定される(b10)。そしてこの情報処理単位又は情
報処理構造単位に格納されている情報は、接続ノードN
mnの電位としてビット線BLn上でセンス回路により
読み出される(b20)。
【0090】入力/演算/選択/格納/出力モードにお
いては、入力端141〜144に、演算されるべき4種
類の第1情報が外部から同時に又は概ね同時に入力され
る(c10)。尚、演算及び演算結果の選択並びに選択
された情報の格納といった信号処理によって生ずる時間
的遅延を考慮しない又は当該時間的遅延が無視しうる程
小さいのならば、入力端からの第1情報の入力(c1
0、d10、e10、f10)と出力端からの第2情報
の出力(a50、c40、d40、e40)はほぼ同時
に起こる。
【0091】入力端141〜144から入力された第1
情報は、恒等演算回路2114eを除く論理演算回路群
2114a〜2114dにおいて処理され、それぞれの
演算結果が、恒等演算回路2114eの演算結果ととも
にデコーダ回路2214/2314に入力される。デコ
ーダ回路2214/2314は、選択命令線SLm上の
選択命令信号SCSmにより制御され、任意の論理演算
結果を第2情報としてラッチ回路3mnに向けて出力す
る(c20)。当該ラッチ回路3mnへの第2情報の格
納は、一般に、データの書き込み命令としての記憶手段
動作制御信号TCSnがラッチトリガー線TLnに入力
されてラッチ回路3mnが書き込み可能状態に活性化さ
れたとき(c30)実行される。この時の接続ノードN
mnの電位は、ラッチ回路3mnに格納された第2情報
に対応しているので、出力端414から第2情報と等価
な情報が外部に出力される(c40)。出力端401か
ら外部に出力される第2情報は、適当な電気的接続手段
9(例えば図8では901、図9では903)を介して
別の、好ましくは隣接する情報処理単位又は情報処理構
造単位の入力端又は入力手段に第1情報として入力され
得る。以上の説明と同様に、引き続く入力端101〜1
04からの第1情報の入力が起こると(d10、e1
0、f10、...)、デコーダ回路2214/2314
が選択動作を行い(d20、e20、f20、...)、
更にラッチ回路3mnが書き込み可能状態に活性化する
場合に(d30、e30、f30、...)出力端401
から第2情報と等価な情報が外部に出力される(d4
0、e40、f40、...)。
【0092】図16は、本発明に係る情報処理単位又は
情報処理単位構造の各例を示す回路図である。図16に
おいて、任意の選択命令線SLmn、ラッチトリガー線
TLmn、及び領域Smnとの配置関係がそれぞれ示さ
れる。上述したように、領域Smnには情報処理単位又
は情報処理構造単位が配置されるが、選択命令線やラッ
チトリガー線との関係においては、一つの(共通の)選
択命令線やラッチトリガー線に対して、2つ、3つ又は
それ以上の複数の情報処理単位又は情報処理構造単位が
接続していてもかまわない。
【0093】図16の(1)は、任意の行方向に配置す
る領域内の情報処理単位又は情報処理構造単位におい
て、選択命令線TLmn及びラッチトリガー線SLmn
が共通になっている場合を示している。図16の(2)
は、任意の行方向に配置する領域内の情報処理単位又は
情報処理構造単位において、選択命令線TLmn…が共
通である場合を示している。又、図16の(3)は、任
意の列方向に配置する領域内の情報処理単位又は情報処
理構造単位において、選択命令線TLmn及びラッチト
リガー線Smn…が共通になっている場合である。
【0094】これらの例において、隣接する情報処理単
位又は情報処理構造単位の全てが共通の命令線(選択命
令線及び/又はラッチトリガー線)に接続している必要
はない。一つおきに共通の命令線に配置していても構わ
ないし、それ以上離隔した複数の情報処理単位又は情報
処理構造単位が共通の命令線に接続されていても構わな
い。
【0095】又、図17及び図18は、本発明に係る情
報処理単位又は情報処理構造単位の構成例をそれぞれ示
している。
【0096】図17において、選択命令線TLmn…と
ラッチトリガー線SLmn…とが交差し、その交差位置
に任意の領域Smnが配置する構成をとっている。例え
ば、S11〜S14に配置する情報処理単位又は情報処
理構造単位は共通の選択命令線SL1nに接続詞、S1
4,S24,S34,S44に配置するものは共通のラ
ッチトリガー線TLm4に接続する。この結果、共通の
命令線に接続する限り、それらの情報処理単位又は情報
処理構造単位は、共通の命令信号により自律的情報処理
を概ね同時に実行することになる。全ての命令線に同時
に命令信号を入力すれば全領域に渡って自律的情報処理
が同時に実行されることとなる。
【0097】又、図18においては、選択命令線とラッ
チトリガー線とが平行に配置し、その方向に沿って任意
の領域Smnが配置する構成を採っている。例えば、S
11〜S14に配置する情報処理単位又は情報処理構造
単位は共通の選択命令線SL1n及びラッチトリガー線
TL1nに接続する。この結果、共通の命令線に接続す
る限り、それらの情報処理単位又は情報処理構造単位
は、共通の命令信号により自律的情報処理を概ね同時に
実行することとなる。全ての命令線に同時に命令信号を
入力すれば全領域に渡って自律的情報処理が同時的に実
行されることは、図17の場合と同様である。
【0098】[第10の実施形態]図19の(A)は、
本発明に係る第10の実施形態に関し、4個以上の情報
処理単位で構成される情報処理構造体の基本構造を示す
ブロック図である。同図における情報処理構造体は、少
なくとも情報処理単位を構成する必須要素、即ち入力手
段1、演算手段2、記憶手段3、出力手段4、制御手段
5、付加手段即ち情報再現手段6、書き込み手段7、及
び読み出し手段8で構成されている。ここで、行列状に
アレイ配置する複数の記憶手段3のそれぞれが入力手段
1と出力手段4を備え(模式的に描いた同図の(D)参
照)、記憶手段3、入力手段1、出力手段4がそれぞれ
群を成して記憶領域300、入力領域100、出力領域
400を形成している(同図の(B)、(C)も参
照)。又、演算手段2並びにこれを構成する論理演算回
路21、選択手段22、選択制御回路23は、当該複数
の記憶手段の外部に共通に設けられ、全体として外部演
算領域200を形成している。外部演算領域200にお
ける演算結果は、後述するように、アドレス指定された
情報処理単位に再入力され得ることに注意を要する。
【0099】記憶領域300内の特定アドレスの記憶手
段3ijへのアクセスを可能にするために、この実施形
態に係る情報構造体は、通常のDRAM装置やSRAM
装置同様、アドレス信号のうちの行アドレスを一時的に
蓄積する行アドレスバッファRABと、この行アドレス
バッファRABに接続して行アドレスをデコードする行
デコーダRDと、アドレス信号のうちの列アドレスを一
時的に蓄積する列アドレスバッファCABと、この列ア
ドレスバッファCABに接続して列アドレスをデコード
する列デコーダCDと、この列デコーダCDに接続する
センスアンプSAを備える。
【0100】センスアンプSAは複数個のセンス回路を
備え、列デコーダCDの出力信号で対応するセンス回路
が活性化され、行アドレスに対応する行線又はワード線
i(図示せず)と列アドレスに対応する列線又はビット
線j(図示せず)との交差位置にある任意の記憶手段3
ijへのアクセスが可能になる。この場合、予め入力さ
れたアドレス信号に基づき必要なセンス回路を事前に活
性化しておくためのアドレス遷移検出回路(図示せず)
をセンスアンプSAに接続して設けても構わない。セン
スアンプSAは、出力回路OC及び入力回路ICに更に
接続する。図示されている系の外部からの入力情報IN
は入力回路ICでインピーダンス変換に代表される適当
な前処理を施されて、引き続きセンスアンプSAを介し
て記憶手段3ijに書き込まれる。この場合、入力情報
INは記憶手段3ijの入力手段1ijを介して当該記
憶手段に書き込まれるようにしても構わない。記憶手段
3ijに蓄積されている情報はセンスアンプSAを介し
て取り出され、出力回路OCで適当な処理を施されて図
示されている系の外部へ出力情報OUTとして読み出さ
れる。出力回路OC及び入力回路ICの動作は制御回路
CNTにより制御されている。この制御回路CNTは、
アドレス信号及び組み込み済みの情報、或いは図示しな
い別の入力情報に基づき必要な制御信号を生成する。
【0101】この実施形態は、仮に記憶手段をメモリセ
ルと考えてみると理解し易いだろう。例えば、記憶手段
をSRAMセルとして考えてみると、ビット線とワード
線との交差位置に一つずつSRAMセルを配置して構成
されるアレイは、記憶領域300に相当することにな
る。又、特定の記憶手段3pqにおける入力手段1pq
及び出力手段4ijは、ワード線及びビット線を介して
アクセスされる任意のSRAMセルに情報を格納した
り、そこから格納された情報を読み出したりする場合
の、当該SRAMセルに定常的に結合する出力端、ビッ
ト線と選択的に結合することができるパッドのような入
力端又は出力端に相当することになる。
【0102】第10の実施形態においては、任意の数の
情報処理単位の各記憶手段に格納されている情報はそれ
ぞれの出力手段から外部演算領域200に第1情報とし
て送られる。記憶手段に格納されている情報は、当該記
憶手段に再現された第2情報であっても構わない。但
し、特定の情報処理単位の記憶手段3pq以外の記憶手
段の格納している情報は、当該特定の情報処理単位から
すると外部から入力される第1情報である。これらの情
報以外に、図示した系の外部からの入力信号INに対応
する入力回路ICの出力のうち一部の信号INaが入力
手段1aを介して外部演算領域200に第1情報として
入力される。入力信号INのうちの一部の信号INb
(図示せず)が直接入力手段1aに第1信号として入力
されるようにしても構わないが、この場合には、入力手
段1aは入力回路ICと同様にインピーダンス変換に代
表される適当な前処理を行う。外部からの入力信号IN
のうちの残りの信号は第3信号であり、入力回路IC及
びセンスアンプSAを介して記憶手段3ijに第2信号
として書き込むことができる。
【0103】外部演算領域200に入力された一又は二
以上の第1情報は、論理演算回路21で演算される。こ
の論理演算回路21は、他の実施形態の場合と同様、恒
等、反転、排他的論理和、排他的論理積、論理和、論理
積に代表される論理演算回路要素を備えている。どの回
路要素を含めるか、何個の回路要素を含めるか、或いは
どのような論理演算を行うかは、要求される情報処理演
算の内容は勿論、情報処理構造体の大きさや構造体の簡
素化の要請等の外的要因を考慮して決定される。論理演
算回路21における一又は二以上の演算結果は選択回路
22により1又は二以上選択され、出力回路OC及び入
力回路ICに入力される。選択回路22は選択制御回路
23により制御される。選択制御回路23は、入力され
るアドレス信号に対応する論理演算回路21の演算結果
を選択する。選択された演算結果は、出力回路OCを介
して出力情報OUTとして系外へ読み出されるか、入力
回路ICを介して入力情報INとしてアドレス信号に対
応する記憶手段に書き込まれる。この意味から、入力信
号INには、外部から供給される信号と内部で生成され
る演算結果としての信号の二種類があると言える。但
し、この実施形態では、当該内部で生成される演算結果
は、制御回路CNTで制御される入力回路IC及び出力
回路OCを介して、出力情報OUTとして系外へ読み出
すことが可能である。
【0104】本発明に係る第10の実施形態によれば、
各情報処理単位の演算手段に排他的論理和、論理積等の
基本論理演算要素としての役割を分担させて、全体で一
つの情報処理を実現することができる。これに加えて、
複数の情報処理単位により構造単位を構成して、当該構
造単位を複数個用いて目的とする情報処理機能を果たす
情報処理構造体を構成することもできる。即ち、目的と
する情報処理機能を複数のやや複雑な論理演算要素(基
本論理演算要素が数個集まって構成される比較的大きな
要素)に分解して、当該やや複雑な論理演算要素の機能
をそれに対応する情報処理構造単位内で実現するように
回路設計を行い、次いで、かかる構造単位を適宜配列又
は配線して情報処理構造体を完成させる回路設計を行う
ことができる。先述の二重体型及び三重体型情報処理構
造単位はこのような回路設計を実践する上で重要な設計
単位となる。このような設計手法は、分散型情報処理の
設計の柔軟性と自由度を拡大できる点で非常に重要であ
る。
【0105】特定の情報処理構造体が何個の情報処理単
位を情報処理構造単位として構成されるかは、設計上の
問題ではあるが、通常のメモリ素子の場合のように記憶
手段3ijがアレイ状に配置するこの第10の実施形態
に特に着目した場合、幾何学的対称性の見地から、同図
(B)に示したように一つの記憶手段とこれに最近接に
配置する4つの記憶手段の合計5つにより情報処理構造
単位が構成されても構わないし、同図(C)に示したよ
うに一つの記憶手段とこれに一次的に最近接する4つの
記憶手段及び二次的に最近接する4つの記憶手段の合計
9個により情報処理構造単位が構成されても構わない。
【0106】図20は、排他的論理和回路を備えるメモ
リセルにより構成された半導体記憶装置により演算さ
れ、それ自体に格納される演算処理結果の一例を示すデ
ータ図である。メモリセルアレイに当初記憶されている
画像データPは、データ値 ”1”で表される所定の画
像P0と、周辺のデータ値 ”0”(図中では ”・”で
簡略化されている)とから成る。これらの画像データ”
1”、”0”は、第1情報として、本発明に係る半導体
記憶装置内の自律的演算処理に供される。この演算処理
の結果、任意のメモリセルの持つ第2情報としてのデー
タ値は、近接する周囲のメモリセルと同じデータ値であ
る場合には、”0”となり、異なる場合には”1”とな
る。このため、所定画像P0は、この演算処理により当
該所定画像P0の輪郭のみを ”1”とする画像Q0に
変換され、当該半導体記憶装置内に格納される。即ち、
この例における本発明に係る半導体記憶装置によれば、
例えば外部から半導体チップ内に取り込んだ画像情報
を、当該半導体チップ内で演算処理してノイズを除去
し、その演算結果を輪郭画像データとして格納し、その
後変読み出し手段8により半導体記憶装置外に設けた出
力装置(表示装置を含む)にその輪郭画像データを読み
出して、更なる画像処理演算に供したり、必要に応じて
可視化することもできる。この意味から、当該半導体記
憶装置は、ノイズフィルタ機能を内蔵した半導体記憶装
置であるとも言える。
【0107】本発明に係る半導体記憶装置又は情報処理
構造体が、どのような付加的な機能を備えることができ
るかは、どのように回路設計を行うか、特にどのような
論理演算を行うかによるのであり、設計者が本発明に係
る技術思想に基づき随意に決定できる事項である。
【0108】本発明は、その主旨の範囲で種々の変形例
が考えられ、同様の効果を生ずることは言うまでもな
い。例えば、情報処理構造体としてのSRAM装置に本
発明を適用した場合であっても、DRAM装置に本発明
を適用した場合であっても、両者において同様な発明の
効果が生じることは明白であり、かかる変形例は本発明
の技術的範囲に属する点について議論を要しない。更
に、本発明に係る情報処理単位、情報処理構造単位、情
報処理構造体及び又は半導体記憶装置を量子効果デバイ
スで実現した場合であっても、かかる量子効果デバイス
が本発明に係る技術思想に属することも明白である。
【0109】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、従
来の基本的情報処理機能、即ち単にデータの書き込みと
読み出しを行う機能だけでなく、外部から入力されたデ
ータを加工又は演算処理して、それ自体内に格納し、必
要に応じて外部に出力する自律的情報処理機能を有する
情報処理単位又はメモリ構造単位を実現することができ
る。このような情報処理単位又はメモリ構造単位を複数
個結合することにより、互いに相互作用し合い、外部と
の関係において分散型情報処理を行う情報処理構造単位
を実現することができる。
【0110】更にこのような情報処理単位、メモリ構造
単位及び/又は情報処理構造単位を複数個結合すること
により、その内部に自律的情報処理機能に起因する特殊
な機能を有する情報処理構造体又は半導体記憶装置を実
現することができる。更に、情報処理単位及び情報処理
構造単位を多重体化することにより、情報処理機能別或
いは構成要素別に配置領域を画定化することにより、更
には目的とする演算処理を複数の処理要素に細分化し、
その複数の処理要素を複数の情報処理単位や情報処理構
造単位に分配することで全体として目的の演算処理を実
現することにより、又これらを行う過程で回路設計を多
段階化することにより、分散型情報処理の設計の柔軟性
と自由度を大幅に広げることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態である自律的情報
処理機能を有する単一の情報処理単位の基本構造を示す
ブロック図。
【図2】本発明に係る第2の実施形態である自律的情報
処理機能を有する単一の情報処理単位の他の基本構造を
示すブロック図。
【図3】本発明に係る第3の実施形態である自律的情報
処理機能を有する単一の情報処理単位の他の基本構造を
示すブロック図。
【図4】本発明に係る第4の実施形態である自律的情報
処理機能を有する単一の情報処理単位の他の基本構造を
示すブロック図。
【図5】本発明に係る第5の実施形態である第1の実施
形態の変形に相当する自律的情報処理機能を有する情報
処理単位の基本構造のブロック図。
【図6】本発明に係る第6の実施形態である、第2の実
施形態若しくは第5の実施形態の変形に相当する自律的
情報機能を有する情報処理単位の基本構想のブロック
図。
【図7】本発明に係る第7の実施形態である二重体型の
情報処理構造単位の基本構造を示すブロック図。
【図8】本発明に係る第8の実施形態である三重体型の
情報処理構造単位の基本構造を示すブロック図。
【図9】本発明に係る第9の実施形態である他の三重体
型の情報処理構造単位の基本構造を示すブロック図。
【図10】情報処理単位又は情報処理構造単位が配置し
て構成される情報処理構造体の要部を示す図。
【図11】図10の情報処理構造体の要部を組み込んだ
当該情報処理構造体の全容図。
【図12】図10における任意の位置に配置する情報処
理単位の具体例を示す図。
【図13】図12の情報構造単位の動作を示すタイムチ
ャート。
【図14】図10における任意の位置に配置する情報処
理単位の他の具体例を示す図。
【図15】図14の情報構造単位の動作を示すタイムチ
ャート。
【図16】本発明に係る情報処理単位又は情報処理単位
構造の各例を示す回路図である。
【図17】本発明に係る情報処理単位又は情報処理単位
構造の各例を示す回路図である。
【図18】本発明に係る情報処理単位又は情報処理単位
構造の各例を示す回路図である。
【図19】本発明に係る第10の実施形態である4個以
上の情報処理単位で構成される情報処理構造体の基本構
造を示すブロック図。
【図20】本発明に係る半導体記憶装置により演算さ
れ、それ自体に格納される演算処理結果の一例を示すデ
ータ図。
【図21】本発明に係る二重体型情報処理単位にパリテ
ィ設定回路を組み込んだ例を示すブロック図。
【図22】本発明に係る三重体型情報処理単位にパリテ
ィ設定回路を組み込んだ例を示すブロック図。
【図23】パリティ設定回路の一例を示した回路図。
【図24】パリティ設定回路の他の一例を示した回路
図。
【符号の説明】
1、100〜104、121〜124、141〜144
… 入力手段又は入力端、 2、200〜202 … 演算手段 3、300〜302 … 記憶手段 4、400〜402、410、412、414 … 出
力手段又は出力端5、500〜502 … 制御手段 6、600〜602 … 情報再現手段 7、700〜702 … 書き込み手段 8、800〜802 … 読み出し手段 9、901〜903、911〜914、941 … 接
続手段 21、2112〜2114 … 論理演算回路 22、2212 … 選択手段 23、2312 … 選択制御手段 81 … 分岐線 512、514 … 接続スイッチ素子 2214/2314 … デコーダ回路 Smn … 情報処理単位又は情報処理構造単位が配置
する領域 Nmn … 接続ノード TL … 信号供給線 SL … 選択命令線 BL … ビット線 WL … ワード線

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から第1情報が入力される入力手段
    と、前記第1情報を演算して第2情報を生成する演算手
    段と、前記第2情報を格納する記憶手段と、該記憶手段
    に格納された第2情報を外部に出力する出力手段と、前
    記記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を可能に
    する制御手段とを備える情報処理単位。
  2. 【請求項2】 出力された前記第2情報を前記記憶手段
    に再現する情報再現手段を更に備えることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理単位。
  3. 【請求項3】 外部から第3情報を入力し、前記第2情
    報として前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、前記
    記憶手段に格納された情報を外部に読み出す読み出し手
    段を更に備える請求項1記載の情報処理単位。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、恒等論理回路、反転論
    理回路、排他的論理和回路、排他的論理積回路、論理和
    回路及び論理積回路から成る論理回路の群のうちの何れ
    か一つの論理回路であることを特徴とする請求項1記載
    の情報処理単位。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、恒等論理回路、反転論
    理回路、排他的論理和回路、排他的論理積回路、論理和
    回路及び論理積回路から成る論理回路の群のうち少なく
    とも二つの論理回路を備え、該少なくとも二つの論理回
    路の出力から一つを前記第2情報として選択する選択手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    単位。
  6. 【請求項6】 前記恒等論理演算回路は、外部から入力
    された第3情報を演算する回路であることを特徴とする
    請求項5記載の情報処理単位。
  7. 【請求項7】 外部から第1情報が入力される入力手段
    と、前記第1情報を演算して第2情報を出力する演算手
    段と、前記演算手段からの第2情報を記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段に記憶されている前記第2情報を再現
    する情報再現手段と、前記情報再現手段で再現された前
    記第2情報を出力する出力手段とを有する情報処理単
    位。
  8. 【請求項8】 前記演算手段から出力される第2情報
    と、前記情報再現手段から出力される第2情報とを択一
    的に選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項
    7記載の情報処理単位。
  9. 【請求項9】 外部から第3情報を入力し、前記第2情
    報として前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、前記
    記憶手段に格納された情報を外部に読み出す読み出し手
    段を更に備える請求項7記載の情報処理単位。
  10. 【請求項10】 外部から第1情報が入力される入力手
    段と、該入力手段から入力される第1情報を演算して第
    2情報を生成する演算手段と、前記第2情報を格納する
    記憶手段と、該記憶手段に格納された第2情報を外部に
    出力する出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報
    の格納及び出力を可能にする制御手段を有する複数の情
    報処理単位と、前記複数の情報処理単位のうちの第1情
    報処理単位の出力手段と第2情報処理単位の入力手段と
    を電気的に結合する手段とを有する情報処理構造単位。
  11. 【請求項11】 前記複数の情報処理単位のうちの第1
    及び第2の情報処理単位が備える選択手段が共通の命令
    信号により動作することを特徴とする請求項10記載の
    情報処理構造単位。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2の情報処理単位の少
    なくとも記憶手段は、互いに隣接してアレイ状に配置す
    ることを特徴とする請求項10記載の情報処理構造単
    位。
  13. 【請求項13】 外部から第1情報が入力される入力手
    段と、該入力手段から入力される第1情報を演算して第
    2情報を生成する演算手段と、前記第2情報を格納する
    記憶手段と、該記憶手段に格納された第2情報を外部に
    出力する出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報
    の格納及び出力を可能にする制御手段とを備える3以上
    の複数の情報処理単位と、 前記複数の情報処理単位の内の第1情報処理単位の出力
    手段と第2情報処理単位の入力手段とを電気的に結合す
    る手段と、前記複数の情報処理単位の内の第2情報処理
    単位の出力手段と第3情報処理単位の入力手段とを電気
    的に結合する手段とを有する情報処理構造単位。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の情報処理単位並び
    に前記第2及び第3の情報処理単位は、互いに隣接して
    アレイ状に配置することを特徴とする請求項13記載の
    情報処理構造単位。
  15. 【請求項15】 前記複数の情報処理単位の内の各情報
    処理単位の前記第1情報は一又は二以上の情報であり、
    その全部又は一部は、異なる一又は二以上の情報処理単
    位の出力手段から出力される前記第2情報であることを
    特徴とする請求項13記載の情報処理構造単位。
  16. 【請求項16】 一又は二以上の情報である第1情報は
    その全部又は一部は別の一又は二以上の情報処理単位の
    出力手段から出力される第2情報である前記第1情報が
    外部から入力される入力手段と、該入力手段から入力さ
    れる前記第1情報を演算して前記第2情報を生成する演
    算手段と、前記第2情報を格納する記憶手段と、該記憶
    手段に格納された前記第2情報を外部に出力する前記出
    力手段と、前記記憶手段を制御して前記第2情報の格納
    及び出力を可能にする制御手段とを備える複数の前記情
    報処理単位を有する情報処理構造体。
  17. 【請求項17】 前記複数の情報処理単位の入力手段と
    他の情報処理単位の前記出力手段とを電気的に結合する
    接続手段を備えることを特徴とする請求項16の情報処
    理構造体。
  18. 【請求項18】 外部から第1情報が入力される入力手
    段と、該入力手段から入力される第1情報を演算して第
    2情報を生成する演算手段と、前記第2情報を格納する
    記憶手段と、該記憶手段に格納された第2情報を外部に
    出力する出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報
    の格納及び出力を可能にする制御手段とを備える複数の
    情報処理単位を備える複数の情報処理構造単位と、 前記複数の情報処理構造単位の内の第1情報処理構造単
    位の内の第1又は第2情報処理構造単位の出力手段と、
    前記複数の情報処理構造単位の内の第2情報処理構造単
    位の内の第1又は第2情報処理構造単位の入力手段とを
    電気的に接続する接続手段とを有する情報処理構造体。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2の情報処理構造単位
    は互いに隣接して配置することを特徴とする請求項18
    記載の情報処理構造体。
  20. 【請求項20】 複数のビット線と複数のワ−ド線とを
    有し、前記ビット線と前記ワ−ド線の交差位置に前記第
    1及び第2情報処理単位の少なくとも一つを配置する請
    求項18記載の情報処理構造体。
  21. 【請求項21】 外部から第1情報が入力される入力手
    段と、該入力手段から入力される第1情報を演算して第
    2情報を生成する演算手段と、前記第2情報を格納する
    記憶手段と、該記憶手段に格納された第2情報を外部に
    出力する出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報
    の格納及び出力を可能にする制御手段とを備える3以上
    の複数の情報処理単位を備える複数の情報処理構造単位
    と、 前記複数の情報処理構造単位の内の第1情報処理構造単
    位の前記複数の情報処理単位の内の第1、第2又は第3
    の情報処理単位の出力手段と前記複数の情報処理構造単
    位の内の第2情報処理構造単位の内の第1、第2又は第
    3の情報処理単位の入力手段とを電気的に結合する結合
    手段とを備える情報処理構造体。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2の情報処理構造単位
    と前記第2及び第3の情報処理構造単位は、それぞれ互
    いに隣接して配置することを特徴とする請求項21記載
    の情報処理構造体。
  23. 【請求項23】 複数のビット線と複数のワ−ド線とを
    有し、前記ビット線と前記ワ−ド線の交差位置に前記第
    1、第2及び第3の情報処理単位の少なくとも一つを配
    置する情報処理構造単位を備える請求項21の情報処理
    構造体。
  24. 【請求項24】 複数の情報処理単位を備え、各情報処
    理単位は、前記各情報処理単位以外の一又は二以上の情
    報処理単位から入力される第1情報を、恒等、反転、排
    他的論理和、排他的論理積、論理和及び論理積から成る
    論理演算群のうち何れか一つで演算して第2情報を生成
    する演算手段と、前記第2情報を格納する記憶手段と、
    該記憶手段に格納された第2情報を当該各メモリ構造単
    位以外の一又は二以上の情報処理単位に出力する出力手
    段と、前記記憶手段を制御して第2情報の格納を可能に
    する制御手段とを備える情報処理構造体。
  25. 【請求項25】 出力された前記第2情報を前記記憶手
    段に再現する情報再現手段を更に有する請求項24記載
    の情報処理構造体。
  26. 【請求項26】 前記各情報処理単位の外部から第3情
    報を入力し、前記第2情報として前記記憶手段に書き込
    む書き込み手段と、前記記憶手段に格納された情報を読
    み出す読み出し手段を備える請求項24記載の情報処理
    構造体。
  27. 【請求項27】 複数の情報処理単位を備え、各情報処
    理単位は、前記各複数の情報処理単位以外の一又は二以
    上の情報処理単位から入力される第1情報を、恒等、反
    転、排他的論理和、排他的論理積、論理和及び論理積か
    ら成る論理演算群のうち少なくとも二つで演算して、そ
    の演算結果から一つを第2情報として選択する演算手段
    と、前記第2情報を格納する記憶手段と、該記憶手段に
    格納された第2情報を前記各情報処理単位以外の一又は
    二以上の情報処理単位に出力する出力手段と、前記記憶
    手段を制御して第2情報の格納及び出力を可能にする制
    御手段とを備える情報処理構造体。
  28. 【請求項28】 前記各情報処理単位の外部から第3情
    報を入力し、前記第2情報として前記記憶手段に書き込
    む書き込み手段と、前記記憶手段に格納された情報を読
    み出す読み出し手段を備える請求項27記載の情報処理
    構造体。
  29. 【請求項29】 外部から第1情報が入力される入力手
    段と、該入力手段から入力される第1情報を演算して第
    2情報を生成する演算手段と、前記第2情報を格納する
    記憶手段と、該記憶手段に格納された第2情報を外部に
    出力する出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報
    の格納及び出力を可能にする制御手段とを備える第1情
    報処理単位が占有的に配置される第1の群と、 外部から第1情報が入力される入力手段と、該入力手段
    から入力される第1情報を演算して第2情報を生成する
    演算手段と、前記第2情報を格納する記憶手段と、該記
    憶手段に格納された第2情報を外部に出力する出力手段
    と、前記記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を
    可能にする制御手段と、外部から第3情報を入力し、前
    記第2情報として前記記憶手段に書き込む書き込み手段
    と、前記記憶手段に格納された情報を読み出す読み出し
    手段を備える第2情報処理単位とを備える第2情報処理
    単位が占有的に配置される第2の群と、 前記第1の群の内の少なくとも一つの第1情報処理単位
    の入力手段と前記第2の群の内の少なくとも一つの第2
    情報処理単位の出力手段とを電気的に結合する接続手段
    とを備える情報処理構造体。
  30. 【請求項30】 複数のビット線と、複数のワ−ド線
    と、ビット線とワ−ド線の交差位置に第1及び第2のメ
    モリ構造単位を配置する半導体記憶装置であって、前記
    第1及び第2のメモリ構造単位のそれぞれは、外部から
    第1情報が入力される入力手段と、該入力手段から入力
    される第1情報を演算して第2情報を生成する演算手段
    と、前記第2情報を格納する記憶手段と、当該記憶手段
    に格納された第2情報を外部に出力する出力手段と、前
    記記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を可能に
    する制御手段と、ワード線により前記記憶手段とビット
    線との接続と非接続が制御されるスイッチ手段と、前記
    第1のメモリ構造単位の入力手段と前記第2のメモリ構
    造単位の出力手段とを電気的に結合する接続手段とを備
    える半導体記憶装置。
  31. 【請求項31】 前記第1のメモリ構造単位の記憶手段
    と前記第2のメモリ構造単位の記憶手段とが配置する第
    1の領域と、前記第1のメモリ構造単位の演算手段と前
    記第2のメモリ構造単位の演算手段とが配置し、前記第
    1の領域とは異なる第2の領域とを備える請求項30記
    載の半導体記憶装置。
  32. 【請求項32】 前記演算手段は、恒等、反転、排他的
    論理和、排他的論理積、論理和及び論理積から成る論理
    演算群のうち少なくとも二つで前記第1情報を演算する
    論理演算手段と、該論理演算手段による演算結果の中か
    ら一つを第2情報として選択する選択手段とを備える請
    求項30記載の半導体記憶装置。
  33. 【請求項33】 前記第1及び第2のメモリ構造単位が
    備える選択手段が共通の命令信号により動作することを
    特徴とする請求項30に記載の半導体記憶装置。
  34. 【請求項34】 前記記憶手段に格納されている前記第
    2情報を再現する情報再現手段を備えることを特徴とす
    る請求項30記載の半導体記憶装置。
  35. 【請求項35】 前記演算手段から出力される第2情報
    と、前記情報再現手段から出力される第2情報とを択一
    的に選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項
    34記載の半導体記憶装置。
  36. 【請求項36】 前記情報再現手段は、前記記憶手段の
    出力ノードと接続して、前記第2情報を帰還する恒等論
    理演算手段であることを特徴とする請求項34記載の半
    導体記憶装置。
  37. 【請求項37】 前記出力ノードは前記ビット線と前記
    スイッチ手段を介して選択的に接続し、前記情報再現手
    段は前記ビット線から供給される情報を前記記憶手段に
    格納することを特徴とする請求項36記載の半導体記憶
    装置。
  38. 【請求項38】 前記選択手段は、前記ワード線上の制
    御命令により制御されることを特徴とする請求項35記
    載の半導体記憶装置。
  39. 【請求項39】 複数のビット線と、複数のワ−ド線
    と、ビット線とワ−ド線の交差位置に第1、第2及び第
    3のメモリ構造単位を配置する半導体記憶装置であっ
    て、前記第1、第2及び第3のメモリ構造単位のそれぞ
    れは、外部から第1情報が入力される入力手段と、該入
    力手段から入力される第1情報を演算して第2情報を生
    成する演算手段と、前記第2情報を格納する記憶手段
    と、当該記憶手段に格納された第2情報を外部に出力す
    る出力手段と、前記記憶手段を制御して第2情報の格納
    及び出力を可能にする制御手段と、ワード線により前記
    記憶手段とビット線との接続と非接続が制御されるスイ
    ッチ手段と、前記第1のメモリ構造単位の入力手段と前
    記第2のメモリ構造単位の出力手段並びに前記第2のメ
    モリ構造単位の入力手段と前記第3のメモリ構造単位の
    出力手段とをそれぞれ電気的に結合する接続手段とを備
    える半導体記憶装置。
  40. 【請求項40】 前記第1及び第2のメモリ構造単位並
    びに前記第2及び第3のメモリ構造単位が互いに隣接し
    て配置することを特徴とする請求項39記載の半導体記
    憶装置。
  41. 【請求項41】 複数のビット線と、複数のワ−ド線
    と、ビット線とワ−ド線の交差位置に配置する複数のメ
    モリ構造単位を備える半導体記憶装置であって、各メモ
    リ構造単位は、外部から複数の第1情報が入力される複
    数の入力端子と、該複数の入力端子から入力される複数
    の第1情報を演算して第2情報を生成する演算手段と、
    前記第2情報を格納する記憶手段と、当該記憶手段に格
    納された第2情報を外部に出力する出力端子と、前記記
    憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を可能にする
    制御手段と、ワード線により前記記憶手段とビット線と
    の接続と非接続が制御されるスイッチ手段と、前記各メ
    モリ構造単位の複数の入力端子と該各メモリ構造単位に
    隣接する複数のメモリ構造単位の出力端子とを対応させ
    て電気的に結合する接続手段とを備える半導体記憶装
    置。
  42. 【請求項42】 前記演算手段は、前記第1情報を、恒
    等、反転、排他的論理和、論理和及び論理積から成る論
    理演算群のうち何れか一つで演算して第2情報を生成す
    る論理演算手段を備える請求項41記載の半導体記憶装
    置。
  43. 【請求項43】 前記複数のメモリ構造単位が備える選
    択手段が、共通の命令信号により動作することを特徴と
    する請求項41記載の半導体記憶装置。
  44. 【請求項44】 前記演算手段は、恒等、反転、排他的
    論理和、排他的論理積、論理和及び論理積から成る論理
    演算群のうち少なくとも二つで前記第1情報を演算する
    論理演算手段と、該論理演算手段による演算結果の中か
    ら一つを第2情報として選択する選択手段とを備える請
    求項41記載の半導体記憶装置。
  45. 【請求項45】 外部から複数の第1情報が入力される
    複数の入力手段と、前記複数の第1情報を演算して第2
    情報を生成する第1の演算手段と、外部から供給される
    第3情報を恒等論理演算して別の第2情報を生成する第
    2の演算手段と、前記第2情報と前記別の第2情報の中
    から一つの第2情報を選択する選択手段と、該選択手段
    により選択された第2情報を格納する記憶手段と、該記
    憶手段に格納された第2情報を外部に出力する出力手段
    と、前記記憶手段を制御して第2情報の格納及び出力を
    可能にする制御手段と、外部から入力される第3情報及
    び前記記憶手段から出力される第2情報が供給され、前
    記出力手段及び前記第2の演算手段が接続される接続ノ
    ードとを備えることを特徴とする情報処理単位。
  46. 【請求項46】 前記接続ノードに前記第3情報を供給
    する書込手段と、前記接続ノードから前記記憶手段に格
    納されている第2情報を読み出す読出し手段と、前記書
    込手段と前記読出し手段とを選択的に前記接続ノードに
    接続するスイッチ手段とを備えることを特徴とする請求
    項45記載の情報処理単位。
  47. 【請求項47】 複数の情報処理単位のそれぞれが、外
    部から複数の第1情報が入力される複数の入力手段と、
    前記複数の第1情報を演算して第2情報を生成する第1
    の演算手段と、外部から供給される第3情報を恒等論理
    演算して別の第2情報を生成する第2の演算手段と、前
    記第2情報と前記別の第2情報の中から一つの第2情報
    を選択する選択手段と、該選択手段により選択された第
    2情報を格納する記憶手段と、該記憶手段に格納された
    第2情報を外部に出力する出力手段と、前記記憶手段を
    制御して第2情報の格納及び出力を可能にする制御手段
    とを備え、前記複数の情報処理単位の複数の記憶手段が
    アレイ配置する第1の領域と、前記複数の情報処理単位
    の複数の演算手段が主面上で配置し、前記第1の領域と
    は異なる第2の領域とを主面上に備える情報処理構造
    体。
  48. 【請求項48】 前記複数の記憶手段は、複数のビット
    線及び複数のワード線との交差位置に配置し、アドレス
    指定された記憶手段に対してビット線から第3情報が供
    給され、アドレス指定された記憶手段から格納されてい
    る情報をビット線を通じて読み出されることを特徴とす
    る請求項47記載の情報処理構造体。
  49. 【請求項49】 前記第2の領域は、恒等、反転、排他
    的論理積、排他的論理和、論理和及び論理積の内から選
    択される一つの論理回路又は複数の論理回路の組み合わ
    せによって実現される論理演算を実行する領域であるこ
    とを特徴とする請求項47記載の情報処理構造体。
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