JPH0919052A - 変換器保護装置 - Google Patents

変換器保護装置

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JPH0919052A
JPH0919052A JP7161153A JP16115395A JPH0919052A JP H0919052 A JPH0919052 A JP H0919052A JP 7161153 A JP7161153 A JP 7161153A JP 16115395 A JP16115395 A JP 16115395A JP H0919052 A JPH0919052 A JP H0919052A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/10Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for converters; for rectifiers
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for AC mains or AC distribution networks
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    • H02J3/1807Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks using series compensators, e.g. thyristor-controlled series capacitors [TCSC]
    • H02J3/1814Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks using series compensators, e.g. thyristor-controlled series capacitors [TCSC] having reactive elements actively controlled by bridge converters, e.g. unified power flow controllers [UPFC] or controlled series voltage compensators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力ラインに流れる系統電流より電力系統の
故障検出時に、系統電流に直交して交流電圧を出力する
電力変換器の出力電圧を零とするように制御し、事故時
の変換器電流を電力変換器のフライホーイルダイオード
にバイパスする。 【構成】 電力系統1の各電力ライン1a〜1cに直列
に挿入された変圧器2と、各変圧器2の二次巻線に接続
された変換器3と、電力ライン1a〜1cに流れる系統
電流I0を検出する電流検出器11と、二次巻線より変
換器3に流れる変換器電流Iを検出する電流検出器7c
と、系統電流I0に基づいて系統事故判定時に判定信号
を出力する高速判定回路12と、判定信号入力時に、変
換器3に出力電圧零指令を発するスイッチ12aと、系
統事故時の変換器電流Iが変換器の許容遮断電流以下に
なった時に出力電圧零指令に基づき、変換器3の出力を
零とするゲートパルス信号PGを変換器3に出力するパ
ルス発生回路15を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統に直列或い
は並列に接続されて電力系統の安定化を図る変換器を、
系統事故或いは短絡事故より保護する変換器保護装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば平成5年電気学会産業
応用部門全国大会、No.103、p444に示された
電力系統に直列接続された変換器の構成図であり。電力
系統1に一次側巻線が挿入された直列変圧器2の二次巻
線に自励式SVC(以下、変換器と記載する)3が接続
されている。変換器3はそれぞれダイオードDが逆並列
接続されたGTO3C1〜3C6が三相ブリッジ接続さ
れ、各直流入力ライン間には直流電圧供給用の直流コン
デサ3が接続され、交流出力ラインは直列変圧器2の二
次側に接続されいる。
【0003】次に動作について説明する。従来、変換器
3は、電力系統1に並列に接続され、電力系統を安定化
させるために無効電力の発生及び無効電力を消費するも
のである。そして、変換器3を電力系統1に直列に接続
すれば、電力系統1のインピーダンスを変えることがで
きため、変換器保護装置として更に有効な装置となる。
【0004】即ち、変換器3を働かせて電力系統に流れ
る系統電流に常に直交した交流電圧を発生させ、その振
幅値を変えることで見かけ上の電力系統のインピーダン
スを変えることができる。これは、電力系統1に直列接
続されるコンデンサの容量の連続制御にあたるものであ
り、非常に大きな系統安定化の効果が得られる。又、変
換器3は、常に系統電流に直交した交流電圧を発生させ
ているため、変換器3の直流側に有効電力源を設けるこ
とは不要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の変換器保護装置
に以上のように構成されているため、電力系統に直列接
続された変換器は系統安定化に対して非常に大きな効果
の有する装置であるが、直列機器ゆえに系統事故時、ま
たは変換器故障時、更に変換器が停止して系統電流が流
れなくなった場合に電力系統に過電圧が発生する恐れが
ある。その結果、変換器の保護、制御が困難になるとい
った問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、電力系統の事故時であって
も系統電流を継続して流すことで、電力系統に直列接続
された変換器の制御を行うことができる変換器保護装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る変
換器保護装置は、電力系統の各電力ラインに直列に挿入
された変圧器と、これら各変圧器の二次巻線に接続され
た電力変換器と、電力ラインに流れる系統電流を検出す
る第1の電流検出器と、二次巻線より前記電力変換器に
流れる変換器電流を検出する第2の電流検出器と、前記
系統電流に基づいて系統事故判定時に判定信号を出力す
る事故判定手段と、判定信号入力時に、電力変換器に出
力電圧零指令を発する出力電圧指令手段と、前記検出さ
れた系統事故時の変換器電流が前記電力変換器の許容遮
断電流以下になった時に前記出力電圧零指令に基づき、
前記電力変換器の出力を零とする制御信号を前記電力変
換器に出力する制御信号出力手段とを備えたものであ
る。
【0008】請求項2の発明に係る変換器保護装置は、
請求項1において各変圧器の二次巻線毎に並列に接続さ
れた回路遮断器と、事故判定回路より一定時間以上継続
して判定信号入力時に前記回路遮断器にオン信号を出力
する遅延回路を備えたものである。
【0009】請求項3の発明に係る変換器保護装置は、
電力系統の各電力ラインに直列に挿入された変圧器と、
各変圧器の二次巻線に接続された電力変換器と、各二次
巻線に並列接続された半導体スイッチング素子と、各電
力ラインに流れる系統電流を検出する第1の電流検出器
と、前記検出された系統電流より系統事故の判定を行な
い事故判定時に、系統事故発生の電力ラインに接続され
た電力変換器にオフ信号を出力する共に、前記半導体ス
イッチング素子にオン信号を出力する系統事故判定回路
とを備えたものである。
【0010】請求項4の発明に係る変換器保護装置は、
請求項3において各変圧器の二次巻線に並列に接続され
た回路遮断器と、系統事故判定回路より一定時間以上継
続して事故判定信号を入力時に前記回路遮断器にオフ信
号を出力する遅延回路とを備えたものである。
【0011】請求項5の発明に係る変換器保護装置は、
請求項1ないし4のいずれかにおいて各変圧器の二次側
巻線にアレスタを備えて電力変換器への過電圧印加を防
止するものである。
【0012】請求項6の発明に係る変換器保護装置は、
電力系統の各電力ラインに一次巻線が直列に挿入されそ
の二次巻線が複数段に分割された変圧器と、各変圧器の
二次巻線に接続された各電力ライン毎の電力変換器群
と、各電力ライン毎の変圧器で同一段の二次巻線に接続
された電力変換器の一方の直流入力ラインを共通接続し
て直流コンデンサに接続する保護ヒューズと、各電力変
換器に設けた短絡検出器と、この短絡検出器より出力さ
れた短絡検出信号に基づい何段目の二次巻線に接続され
た電力変換器が短絡事故を起こしたかを判定する短絡判
定回路と、短絡事故が発生した電力変換器判定時に、他
の電力ラインにおいてこの電力変換器と同一段の二次巻
線に接続された電力変換器を強制点弧して直流入力ライ
ンに共通接続された保護ヒューズを遮断する強制点弧回
路とを備え、直流回路から短絡した電力変換器と同一段
の二次巻線に接続された電力変換器を切り離し残りの段
の二次巻線に接続された電力変換器にて運転を継続する
ようにしたものである。
【0013】請求項7の発明に係る変換器保護装置は、
請求項6において各二次巻線に並列に接続した遮断器
と、短絡判定回路による短絡判定後、一定時間遅延して
前記遮断器にオン信号を出力する遅延回路とを備えたも
のである。
【0014】請求項8の発明に係る変換器保護装置は、
請求項7において各電力ラインに流れる系統電流を検出
する第1の電流検出器と、二次巻線より電力変換器に流
れる変換器電流を検出する第2の電流検出器と、前記検
出された系統電流より系統事故判定に判定信号を出力す
る事故判定手段と、判定信号入力時に、系統事故が発生
時に電力変換器に出力電圧零指令を発する出力電圧指令
手段と、前記検出された系統事故時の変換器電流が前記
電力変換器の許容遮断電流以下になった時に前記出力電
圧零指令に基づき、前記電力変換器の出力を零とする制
御信号を前記電力変換器に出力する制御信号出力手段
と、短絡判定回路による短絡判定後に一定時間遅延し
て、或いは事故判定手段による系統事故判定後に一定時
間遅延して変圧器の二次巻線に並列接続された遮断器に
オン信号を出力する遅延回路とを備えたものである。
【0015】請求項9の発明に係る変換器保護装置は、
請求項7または8において各電力変換器に直流入力ライ
ンと交流出力ラインのそれぞれに直列に断路器を挿入し
たものである。
【0016】請求項10の発明に係る変換器保護装置
は、請求項1ないし9のいずれかにおいて電力系統に直
列接続される電力変換器に代えて電力系統に並列接続さ
れた電力変換器の系統事故保護、及び短絡事故保護を行
うものである。
【0017】
【作用】請求項1における変換器保護装置は、電力ライ
ンに流れる系統電流より電力系統の故障検出時に、系統
電流に直交して交流電圧を出力する電力変換器の出力電
圧を零とするように制御し、事故時の変換器電流を電力
変換器のフライホーイルダイオードにバイパスする。
【0018】請求項2における変換器保護装置は、系統
事故が電力変換器を構成するスイッチング素子の通電電
流許容時間以上継続したならば、電力変換器の出力電圧
を零に制御すると共に、変圧器の二次巻線に並列接続さ
れた遮断器をオン状態にして事故時に変換器に流れる変
換器電流を遮断器にバイパスする。
【0019】請求項3における変換器保護装置は、電力
ラインに流れる系統電流より電力系統の故障検出時に、
変圧器の二次巻線に並列接続された導体スイッチング素
子をオンすると同時に、電力変換器を構成するスイッチ
ング素子をオフすることで事故時の変換器電流をパイパ
スして電力変換器の出力電圧を零にすることができる。
【0020】請求項4における変換器保護装置は、電力
ラインに流れる系統電流より電力系統の故障検出時に、
変圧器の二次巻線に並列接続された導体スイッチング素
子をオンすると同時に、電力変換器を構成するスイッチ
ング素子をオフすることで事故時の変換器電流をパイパ
スして電力変換器の出力電圧を零にした後、系統事故が
スイッチング素子の許容通電時間以上継続したならば変
圧器に二次巻線に並列接続された遮断器をオンして変換
器電流をスイッチング素子より遮断器にバイパスする。
【0021】請求項5における変換器保護装置は、電力
変換器の故障等により変圧器の二次側がオープンとなり
過電圧が発生した場合に、この過電圧は二次巻線に並列
接続されたアレスタに拘束されて電力変換器にかかるこ
とはない。
【0022】請求項6における変換器保護装置は、各電
力ラインに直列に挿入された変圧器の二次巻線を複数段
に分割して各電力ライン毎に複数段の電力変換器を備え
て冗長システムを構成し、所定の電力変換器が短絡事故
を起こした場合に当電力変換器が接続される二次巻線と
同一段の二次巻線に接続されている他の電力ラインの電
力変換器の素子を全点弧し直流保護ヒューズを遮断し、
同一段の全電力変換器を直流回路より切り離す。
【0023】請求項7における変換器保護装置は、各電
力ライン毎に複数段の電力変換器を備えて冗長システム
を構成したものおいて、所定の電力変換器が短絡事故を
起こした場合に当電力変換器と同一段の二次巻線に接続
されている他の電力ラインの電力変換器の素子を全点弧
し直流保護ヒューズを遮断し、同一段の全電力変換器を
直流回路より切り離した後に同一段の二次巻線に並列接
続されている遮断器をオンして電力変換器への短絡電流
をバイパスする。
【0024】請求項8における変換器保護装置は、各電
力ライン毎に複数段の電力変換器を備えて冗長システム
を構成したものおいて、系統事故が電力変換器を構成す
るスイッチング素子の通電電流許容時間以上継続したな
らば、同一段の電力変換器の出力電圧を零に制御すると
共に、同一段の二次巻線に並列接続された遮断器をオン
状態にして事故時に変換器に流れる変換器電流を遮断器
にバイパスし、また、所定の電力変換器が短絡事故を起
こした場合に当電力変換器と同一段の二次巻線に接続さ
れている他の電力ラインの電力変換器の素子を全点弧し
直流保護ヒューズを遮断し、同一段の全電力変換器を直
流回路より切り離した後に同一段の二次巻線に並列接続
されている遮断器をオンして電力変換器への短絡電流を
バイパスする。
【0025】請求項9における変換器保護装置は、遮断
器により短絡電流をバイパスしている状態で電力変換器
に直流入力側と交流出力側のそれぞれに接続された断路
器を開放することで、電力系統の稼働を停止することな
く故障した電力変換器を取り外すことができる。
【0026】請求項10における変換器保護装置は、電
力系統に直列接続される電力変換器に代えて電力系統に
並列接続された電力変換器の系統事故保護、及び短絡事
故保護を行う。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1は本実施例に係る変換器保護装置の構成図
である。電力系統の各相毎の電力ライン1a〜1cに一
次巻線が直列接続された直列変圧器2a〜2cの二次巻
線には図14に示した構成の変換器3a〜3cが接続さ
れ二次側電流(変換器電流)Iが流れ込む。各変換器3
a〜3cのプラス入力ラインは共通接続され、保護用ヒ
ューズ5を通して直流コンデサ6の一端に接続され、ま
た、各変換器3a〜3cのマイナス入力ラインは共通接
続されて直流コンデサ6の他端に接続されている。
【0028】例えば、変換器3cの保護回路として、直
列変圧器2cの変換器電流Iを検出する第2の電流検出
器としての電流検出器7c、変換器電流Iの瞬時値が許
容電流値以下の時にパルス信号Pを出力する電流判定回
路8、系統電流I0を検出する第1の電流検出器として
の電流検出器11、電流検出器11で検出された系統電
流I0より系統事故を判定し、判定信号Sを出力する事
故判定手段としての高速判定回路12、判定信号Sの入
力時に変換器3cの出力電圧指令E0を接点切り替えに
より入力し、判定信号Sの無入力時には通常出力電圧指
令回路(出力電圧指令手段)14より通常出力電圧指令
Vを接点を通して入力するスイッチ12a、スイッチ
12aを通して出力電圧指令E0を入力した時に、1サ
イクルに1つゲートパルス(1パルス)を発生させるた
めの三角波を選択し、また通常出力電圧指令を入力した
時に通常出力電圧指令EVに応じた位相を有する複数の
ゲートパルス(多パルス)を1サイクル中に発生させる
三角波を選択し、選択された三角波と出力電圧指令を決
める制御電圧との比較でPWM変調によるゲートパルス
Gを発生するパルス発生回路15、電流判定回路8よ
りパルス信号Pが入力された時に、パルス発生回路15
より出力されたゲートパルスPGを点弧信号3c1〜3
c4として各GTO3C1〜3C4に出力するアンド回
路9より構成されている。尚、電流判定回路8、AND
回路9、パルス発生回路15で制御信号出力手段を構成
する。
【0029】次に本実施例の動作について説明する。
電力系統1の各相毎の電力ライン1a〜1cに直列変圧
器2を挿入した場合、直列変圧器2cは直列機器のた
め、直列変圧器2cの二次側には直列変圧器2cの巻数
比で決まった値の変換器電流Iが流れる。従って直列変
圧器2は変流器とよく似た動作をする。この装置は、系
統電流I0に直交した交流電圧を変換器3cにて生成制
御することで、電力系統に見かけ上可変インピーダンス
を挿入したと同等となり電力系統安定化を図ることがで
きる。
【0030】以下、電力系統の正常時の変換器3の動作
を図2のタイミングチャートに従って説明する。高速判
定回路12は電流検出器11で検出された変換器電流I
より、電力系統1の事故を判定しなければ、判定信号S
によりスイッチ12aを通常出力電圧指令回路14に切
り換え、通常出力電圧指令EVに基づく制御電圧をスイ
ッチ12aを通してパルス発生回路15に入力させる。
【0031】パルス発生回路15は制御電圧と予め設定
された三角波とを比較して図2に示すタイミングで各G
TO3c1〜3c4毎に、1パルス を例にとった点弧
信号3c1S〜3c4Sを出力する。これら4つの点弧
信号3c1S〜3c4Sの内、点弧信号3c1Sと3c
2S、点弧信号3c3Sと3c4Sはそれぞれオン周期
の位相が180°ずれ、且つ、同パルス幅で排他的の関
係となっている。
【0032】即ち、上下のGOT3c1、3c2が同時
にオンとなって直流ラインを短絡しないように各点弧信
号の幅、信号出力タイミングが決まっている。また、通
常出力電圧指令Evに従った出力電圧Vを発生させるた
めは、点弧信号3c2Sと3c4Sの位相をずらす。そ
の結果、点弧信号3c1Sと3c4S,及び点弧信号3
c2Sと3c3Sが所定期間だけ点弧信号出力期間が重
なる。
【0033】これら点弧信号3c1S〜3c4Sを入力
したGOT3c1〜3c4のオン動作により、直流電圧
の正負の電圧が発生し出力電圧指令値Evに従った変換
器出力電圧Vが発生する。変換器出力電圧Vの制御は点
弧信号3c1Sと3c4S、及び点弧信号3c2Sと3
c3Sの出力期間で重なる部分を伸縮することで行え
る。各点弧信号3c1S〜3c4Sは図2に示す周期で
各GTO3c1〜3c4に出力され、その信号出力周期
で各GTO3c1〜3c4は点弧、遮断を繰り返す。そ
して、遮断時にはその時点の電流値の変換器電流Iを遮
断することになる。1パルスの場合は図2に示す時点の
電流値の変換器電流Iを遮断するが、多パルスの場合は
いたる時点でGTO3c1〜3c4の点弧、遮断を繰り
返して変換器電流の遮断動作を行っている。
【0034】系統事故時に定格の数倍以上の系統電流I
0が流れると、直列変圧器2の二次側にも直列変圧器2
の巻数比で通常の数倍以上の変換器電流Iが変換器3に
流れる。この時、多パルスで各GTO3c1〜3c4の
点弧、遮断を繰り返すと系統電流I0の瞬時値の大きさ
に拘わりなく遮断を行う。そのため、遮断電流がGOT
の許容電流を超えると変換器3の保護レベルにかかり動
作を停止したり、遮断を失敗することがある。その結
果、直列変圧器2は無負荷状態となり二次側に過電圧が
発生することがあった。
【0035】以下、系統事故時における変換器の保護動
作を図3のタイミングチャートに従って説明する。高速
判定回路2は電流検出器11で検出された系統電流I0
の値より系統事故が発生したか否かを判定する。系統事
故が判定された場合は、判定信号Sによりスイッチ12
aを切り換えて出力電圧零指令E0に相応する制御電圧
をパルス発生回路15に入力させる。この時、パルス発
生回路15は、判定信号12aに従って多パルス発生用
の三角波より1パルス発生用の三角波に切り換える。
【0036】そして、パルス発生器15は制御電圧と三
角波を比較してPWM変調による1パルスを発生する。
変換器電流Iの瞬時値が図3に示すように0近傍に至り
許容値内に入ると、電流判定回路8はハイレベルのパル
ス信号PをAND回路9に出力する。
【0037】AND回路9にはパルス発生回路15より
1パルスが入力されているため、変換器電流Iが許容値
内に至ると、1パルスを点弧信号3c1S〜3c4Sと
して変換器3に出力する。図3に系統事故時の各GTO
3c1〜3c4毎の点弧信号3c1S〜3c4Sと変換
器電流Iを示す。すなわち、4個のGTO3c1〜3c
4の内、上側のGTO3c1,3c3が同時にON/O
FFし、下側もGTO3c2,3c4も同時にON/O
FFする。従って、GTO3c1と3c4、及びGTO
3c2と3c3でオン期間が重なり部分はなくなり変換
器出力電圧Vは0となる。この結果、変換器3はフライ
ホイールモードのみとなり、変換器電流Iは各GTO3
c1〜3c4に逆接続されたフライホイールダイオード
に流れる。
【0038】又、変換器電流Iは、系統事故時の系統電
流I0の従った大きな値で流れているが、図3のよう
に、変換器電流Iのほぼ零付近で、各GTO3c1〜3
c4はON/OFFするため過電流遮断とはならない。
又、通電電流で短時間(4〜8cycle)の事故電流に耐
えうる仕様で変換器素子(GTO)を決めておけば、全
く問題のないことになる。この現象は、系統側からみれ
ば、直列変圧器2の2次側を短絡したことに相当する。
従って、二次巻線に高速動作する短絡装置を新たに備え
なくても変換器の保護が行える。
【0039】このように、本実施例によれば系統事故時
の大電流によって変換器を停止したり破壊することはな
い。又、直列変圧器2の二次巻線側に短絡装置を設ける
ことなく、系統事故時の大電流をフライホイールダイオ
ードにバイパスさせ、事故解除後、即座に運転を再開で
きる装置を信頼度高く、しかも低コスト化を実現でき
る。
【0040】実施例2.なお、上記実施例1では、GT
O3c1〜3c4の通電許容電流を事故時の4〜8cycl
eとして考えたが、このサイクルの間に事故が解除され
ない場合等にGTO3c1〜3c4の通電許容電流を超
過することも考えられる。
【0041】従って、実施例1の機能に加えて、系統事
後が4〜8cycle以上継続した場合には直列変圧器2の
二次側を短絡して変換器電流Iを零し、GOT3c1〜
3c4の通電電流を許容通電電流に抑える機能を設けて
も良い。
【0042】図4は本実施例に係る変換器保護装置の構
成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相
当部分を示す。図において、4は変換器3の交流出力ラ
イン間に接続された回路遮断器としての遮断器、16は
高速判定回路12より事故判定時の判定信号Sを一定時
間継続して入力した時に遮断信号SCを遮断器4に入力
し、判定信号Sが解除されて時に遮断信号SCをオフす
る遅延回路である。
【0043】以下、本実施例の動作を図5のタイミング
チャートに従って説明する。多パルスによって変換器3
の各GTO3c1〜3c4を繰り返し点弧、遮断して通
常出力電圧指令Evに従った変換器電圧Vを発生させて
時点で、高速判定回路12が系統故障を判定すると出力
電圧零指令E0に従って1パルスが図3に示すタイミン
グで各GTO3c1〜3c4に出力され、変換器出力電
圧を0とする。
【0044】この時、高速判定回路12からの判定信号
Sは遅延回路16にも入力される。遅延回路16は判定
信号Sを一定時間(4〜8cycle)以上継続して入力す
ると、遮断器4に対して遮断信号SCを出力して遮断器
4をオン動作させる。その結果、事故時の変換器電流I
は遮断器4側にバイパスされて変換器3への電流Iは0
となり、GTO遮断時の通電電流を許容通電電流に抑え
ることができる。そして、変換器電流Iが0となるため
に系統事故が長引き大きな系統電流I0が流れている間
でもゲートパルスをオフして各GTO3c1〜3c4を
遮断することができる。
【0045】その後、事故が除去された後、図3のタイ
ミングチャートに示すよに変換器3におけるのGTO3
c1〜3c4を繰り返し点弧、遮断しながら出力電圧指
令0制御をして、遅延回路16からの遮断信号SCを解
除する。そして、遮断器4は開放されて変換器電流Iが
変換器に流れ、通常出力電圧指令Evに基づく運転に復
帰する。 このように、本実施例には系統事故が長時間
継続した時に変換器の保護動作をバックアップする機能
を付加したことで、事故時に備えて許容通電電流の大き
な装置を備える必要がなく装置が安価になる。
【0046】実施例3.上記、実施例1,2では系統事
故判定時に、変換器を出力電圧を0にさせる動作を通し
て系統事故時の電流を変換器の各GTO3c1〜3c4
に流したが、系統事故判定時に直列変圧器2の二次側を
短絡すると共に、各GTO3c1〜3c4をオフにして
も上記実施例と同様な効果が得られる。
【0047】図6は本実施例に係る変換器保護装置の構
成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一または相
当部分を示す。図において、10は2個の高速半導体ス
イッチング素子、例えばサイリスタを逆並列接続して構
成した高速半導体スイッチ、17は電流検出器11より
入力した系統電流より系統事故判定時に高速半導体スイ
ッチ10に点弧信号SGを出力してオン動作させると共
に、変換器3の各GTO3c1〜3c4を遮断させるオ
フ信号を出力する事故判定回路としての高速判定回路で
ある。
【0048】以下、本実施例の動作を説明する。高速判
定回路17は電流検出器11により検出された系統電流
0より系統事故の発生か否かを高速に判定する。そし
て、系統事故判定時には、高速判定回路17は高速半導
体スイッチ10に点弧信号SGを出力してオン動作させ
ると同時に、変換器3の各GTO3c1〜3c4にオフ
信号を出力して各GTO3c1〜3c4を遮断する。
【0049】この結果、系統事故電流7は高速半導体ス
イッチ10にバイパスされて変換器3への変換器電流I
は0となり、GTO遮断時の通電電流を許容通電電流に
抑えることができる。従って、変換器電流Iが0となる
ために系統事故が長引き大きな系統電流I0が流れてい
る間でも各GTO3c1〜3c4を遮断することができ
る。系統事故解除後、高速判定回路17は各GTO3c
1〜3c4を図3に示すタイミンングで点弧、遮断制御
して出力電圧を0制御すると共に、高速半導体スイッチ
10をオフして運転を再開する。以上のような構成であ
れば、コンパクトで、しかも比較的簡単な構成で、系統
事故電流を変換器よりバイパスすることができる。
【0050】実施例4.実施例3では、高速半導体スイ
ッチ10を直列変圧器2の二次側に設け系統事故電流を
バイパスしたが、系統事故が長引いた場合には高速半導
体スイッチ10の電流容量がもたない場合が生じる。そ
こで、系統事故が長引いた場合には高速半導体スイッチ
10に流れる系統事故電流を電流容量の大きな遮断器に
バイパスさせるようにしても良い。
【0051】図7は本実施例に係る変換器保護装置の構
成図である。尚、図中、図6と同一符号は同一又は相当
部分を示す。図において、4は高速半導体スイッチ10
に並列接続された遮断器、11は高速判定回路17を通
して系統事故電流が一定時間以上継続されて入力された
時に遮断器4に遮断信号SCを出力し、系統事故解消時
に遮断信号SCを解除する遅延回路である。
【0052】以下、本実施例の動作について説明する。
高速判定回路17は電流検出器11で検出された系統電
流I0より系統事故の発生か否かを高速に判定する。そ
して、系統事故判定時には、高速判定回路17は高速半
導体スイッチ10に点弧信号SGを出力してオン動作さ
せると同時に、変換器3の各GTO3c1〜3c4にオ
フ信号を出力して各GTO3c1〜3c4をオン動作さ
せる。
【0053】この結果、系統事故が長時間化した場合
は、事故時の変換器電流は遮断器4によってバイパスさ
れる。そして、系統事故解除後、高速判定回路17は各
GTO3c1〜3c4を遮断、点弧制御して出力電圧零
制御すると共に、遅延回路16より出力された遮断信号
Cを解除し、遮断器4をオフして運転を再開する。
【0054】以上のような構成であれば、比較的簡単な
構成で、しかも電流容量及び冷却機構の大きな高速半導
体スイッチを使用せずに系統事故電流をバイパスするこ
とができる。
【0055】実施例5.上記実施例4では、直列変圧器
2の二次巻線に高速半導体スイッチ10及び遮断器4を
並列接続し、事故時の変換器電流が大きくなる以前に高
速半導体スイッチ10に変換器電流Iをバイパスし、そ
の後に遮断器4に変換電流をバイパスさせてGTOを遮
断するものであった。
【0056】しかしながら、系統事故発生時のみなら
ず、変換器3の故障で各GTO3c1〜3c4がオフと
なると、直列変圧器2の二次側はオープンとなり過電圧
が生じる場合もありうる。また、系統事故時であっても
遮断器4の故障により直列変圧器2の二次側はオープン
となり過電圧が生じる場合もありうる。
【0057】図8はこのような不具合を解消するための
本実施例に係る変換器保護装置の構成図である。尚、図
中、各実施例と同一符号は同一または相当部分を示す。
図において、13は遮断器4と共に直列変圧器2の二次
巻線に並列接続されたアレスタである。今、高速判定回
路18で系統事故が判定されたならば、高速判定回路1
8は遮断信号SCを出力して遮断器4をオンして変換器
電流Iを遮断器4にバイパスし、且つ、変換器3の各G
TO3c1〜3c4をオフする。
【0058】この時、変換器3が故障して直列変圧器2
の二次側がオープンとなったり、変換器3のオフ後に遮
断器4が故障してオン状態とならず直列変圧器2の二次
側がオープンとなって過電圧が発生しても、発生した過
電圧はレスタ13によって一定電圧値にクリップされる
ため変換器3に過電圧がかかることはない。
【0059】このように、直列変圧器2の二次側に遮断
器4と共にアレスタ13を並列接続することで、系統事
故が発生してもアレスタ13が動作する制限時間内で遮
断器4を投入することができる。従って、変換器3の保
護回路をアレスタ13と遮断器13とを組み合わせる構
成することで、簡易な構成で変換器3にかかる過電圧を
抑えることができる。
【0060】実施例6.実施例1〜5において、系統事
故時のバイパス回路について説明したが、所定の変換器
が故障した場合でもその影響を系統に及ぼさない方法を
考慮しておく必要がある。即ち、ブリッジ接続されてい
る上アームのGTOと下アームのGTOがそれぞれオン
故障して直流入力ラインが短絡した場合、系統に悪影響
をおよぼすことになる。これを防ぐため各電力ライン毎
に複数の変換器を備え、何れかの変換器が故障した場合
はこの変換器を系統より切り離し、残りの正常な変換器
で動作を継続することで系統全体の保護を図る冗長シス
テムを構成する。
【0061】図9は本実施例に係る変換器保護装置の構
成図である。本実施例では各相の電力ライン1a〜1c
毎に直列に挿入した直列変圧器2a〜2cの二次巻線を
n段に分割し、各二次巻線毎に変換器3を接続すること
で、各電力ライン1a〜1c毎にn段の変換器が接続さ
れて冗長システム構成を行することができる。
【0062】そして、各直列変圧器2a〜2cの二次巻
線群の内,同一段の二次巻線に接続された各変換器のプ
ラス入力ラインは共通接続されて保護用ヒューズ5aを
通してコンデンサ6の一端に接続され、またマイナス入
力ラインは共通接続されてコンデンサ6の他端に接続さ
れる。また、各変換器中、上下一対のGTO(3c1と
3c2、3c3と3c4)の接続線に電流検出コイルC
が巻回されている。
【0063】電流検出コイルCに短絡電流が流れ、電圧
が発生すると短絡検出器19で検出される。短絡検出回
路19は、短絡検出信号SSを故障した変換器3が接続
された二次巻線の接続段を識別する形態で短絡判定回路
20に出力する。短絡判定回路20は短絡検出信号SS
を強制点弧回路21に入力すると、強制点弧回路21は
故障した変換器が接続された二次巻線と同一段の二次巻
線に接続された全ての変換器のGTOに点弧信号を出力
する。
【0064】尚、変換器の直流入力ラインに並列接続さ
れた直流コンデンサ6は大容量のものが通常設置されて
おり、直流回路のインピーダンスが小さいため変換器を
構成するGTO素子がたて短絡した場合には大電流が流
れGTOを保護することができない。
【0065】以下、本実施例の動作を説明する。今、電
力ライン1cに直列接続された直列変圧器2c1の1段
目の二次巻線に接続された変換器のGTO3c1、3c
2が同時にオン故障してたて短絡を起こすと、短絡電流
が電流検出コイルCに流れて電圧が発生する。この発生
電圧が短絡検出器19で検出されると、短絡故障を起こ
した変換器が接続されている1段目の二次巻線を識別さ
せる形態で短絡検出信号SSが短絡判定回路20に出力
される。
【0066】短絡判定回路20は入力された短絡検出信
号SSよりどの段の二次巻線に接続された変換器でたて
短絡が発生したかを判定する。そして、短絡事故が1段
目の二次巻線に接続された変換器で発生した判定された
ならば、強制点弧回路21を起動して各相の直列変圧器
の1段目の二次巻線に接続された変換器の全てのGTO
に点弧信号3c1S〜3c4Sを出力する。
【0067】このように、上下のGTOが同時オンして
1つのアームが直流短絡した場合には、同一段の二次巻
線に接続された他の変換器のGTOを全点弧させること
により、保護用ヒューズ5aに流れる電流の2乗の時間
積(I2t)を増加させてGTO許容電流に至る前の短
絡電流で保護用ヒューズ5aを遮断する。保護用ヒュー
ズ5aが遮断されると各電力ラインで1段目の二次巻線
に接続された変換器は直流コンデンサ6から切り離され
る。全てのGTOを強制的にオンすると直列変圧器2の
二次側は短絡された状態となるが、系統電流の変圧比で
しか2次側巻線に電流は流れないため、過電流は流れな
い。
【0068】このように直列変圧器2の二次巻線をn分
割して保護用ヒューズ5aと強制点弧回路21を組み合
わせることにより、変換器のGTOの保護が可能とな
る。又、短絡故障の場合は、短絡故障した変換器が接続
される二次巻線と同一段の他の二次巻線に接続される変
換器を直流コンデンサより切り離し、他の(n−1)段
分の変換器で装置の運転を継続する。この結果、信頼度
の高い冗長構成の変換装置をコンパクトかつ低コストで
実現することができる効果がある。
【0069】これまでの説明では、各1段目の二次巻線
に接続された変換器を例にとって説明したが、n段のど
の二次巻線に接続した変換器ついても同一回路で冗長構
成を実現している。
【0070】実施例7.実施例6では、所定の二次巻線
に接続された変換器がたて短絡すると、各直列変圧器3
において、この変換器3が接続されたと同一段の他の二
次巻線に接続された各変換器3のGTO3c1〜3c4
を全点弧させて直流ヒューズ5aを遮断し、全ての変換
器3を直流回路より切り離してGTOを保護していた。
【0071】しかしながら、たて短絡を起こした変換器
を直流回路より切り離しても、この変換器に二次巻線よ
り過大な短絡電流が流れ正常GTOがダメージを受ける
ことがあるため、変換器への短絡電流の流入を阻止する
必要がある。また、短絡事故を起こした変換器を系統よ
り取り外すためには電力系統に流れる電流を遮断しない
ほうが望ましい。
【0072】図10はこのように変換器の保護及びメン
テナンスを容易とした変換器保護装置の構成図である。
尚、図中、図9と同一符号は同一または相当部分を示
す。図において、23は変換器の各直流ラインに挿入さ
れた断路器、24は変換器3の交流出力ラインと二次巻
線間に挿入された断路器、4は二次巻線に並列に接続さ
れた遮断器、22は短絡判定回路20より短絡判定信号
S入力後に一定時間遅延して遮断信号SCを遮断器4に
出力する遅延回路である。これら断路器23、24、遮
断器4、遅延回路22は各二次巻線に接続された変換器
毎に設けられている。
【0073】次に、本実施例の動作について説明する。
例えば電力ライン1cの直列変圧器2の1段目の 二次
巻線に接続された変換器がたて短絡事故を起こすと短絡
判定回路20及び強制点弧回路21の動作により全ての
直列変圧器2において1段目の二次巻線に接続された変
換器3をオン動作し、保護用ヒューズ5aを遮断して、
各1段目の二次巻線に接続される全ての変換器3を直流
回路より切り離す。
【0074】この時、たて短絡事故を起こした変換器3
を二次巻線に接続した状態に置くと、二次巻線より変換
器3に短絡電流が流れ、正常なGTOがダメージを受け
ることがある。そこで、遅延回路22は短絡判定回路2
0より一定時間以上短絡判定信号SSを入力したなら
ば、遮断信号SCをたて短絡事故を起こした変換器の交
流出力側に接続された遮断器に出力して二次巻線を短絡
する。この結果、短絡電流を遮断器4にバイパスするこ
とができる。
【0075】また、たて短絡事故を起こした変換器の直
流入力側、交流出力側に接続した各断路器23、24を
開放することで事故を起こした変換器を電力系統から切
り離すことができるため、電力系統を通電状態して変換
器の修理が可能となる。
【0076】実施例8.実施例7では、所定の二次巻線
に接続された変換器がたて短絡すると、各直列変圧器に
おいて、この変換器が接続されたと同一段の各直列変圧
器の二次巻線に接続された各変換器のGTOを全点弧さ
せて直流ヒューズ5を遮断し、全ての変換器を直流回路
より切り離してGTOを保護していた。また、事故変換
器への短絡電流を流入を遮断器をオンして阻止してい
た。
【0077】このような回路構成を有する変換器保護装
置に実施例1で説明した系統事故に対する保護回路を備
えても良い。図11はたて短絡保護回路と系統事故保護
回路を備えた変換器保護装置の構成図である。尚、図
中、図1及び図11と同一符号は同一又は相当部分を示
す。図において、25は高速判定回路12より入力され
た判定信号Sまたは短絡判定回路20より入力された短
絡判定信号SSにより一定時間遅延して遮断信号を遮断
器4に出力する遮断器投入指令器である。
【0078】高速判定回路12が系統故障を判定すると
出力電圧零指令E0に従って点弧信号3c1S〜3c4
Sが図3に示すように各GTOに出力され、変換器出力
電圧を0とする。
【0079】この時、高速判定回路12からの判定信号
Sは遮断器投入指令器25にも入力される。遮断器投入
指令器25は判定信号Sを一定時間(4〜8cycle)以
上、継続して入力すると遮断器4に対して遮断信号SC
を出力して遮断器4をオン動作させる。その結果、事故
時の変換器電流Iは遮断器4側にバイパスされて変換器
3への電流Iは0となり、GTO遮断時の通電電流を許
容通電電流に抑えることができる。
【0080】或いは、電力ライン1cの直列変圧器2の
1段目の 二次巻線に接続された変換器3がたて短絡事
故を起こすと短絡判定回路20及び強制点呼回路21の
動作により全ての直列変圧器2において1段目の二次巻
線に接続された変換器3をオン動作し、保護用ヒューズ
5aを遮断して、各1段目の二次巻線に接続される全て
の変換器3を直流回路より切り離す。
【0081】更に、遮断器投入指令器25が短絡判定回
路20より一定時間以上短絡判定信号SSを入力したな
らば、遮断信号SCをたて短絡事故を起こした変換器3
の交流出力側に接続された遮断器4に出力して二次巻線
を短絡する。この結果、短絡電流を遮断器4にバイパス
することができる。
【0082】以上のように実施例2と実施例7を組み合
わせることで変換器を系統事故時及び短絡事故より保護
すると共に、装置の運転を継続することができる。
【0083】実施例9.上記、実施例1〜8は、電力系
統に直列に接続される変換器の保護について説明した
が、電力系統に並列に接続される変換器の保護にも本保
護回路を適用することができる。
【0084】図12は電力系統に並列に接続された各変
換器のたて短絡保護動作を説明する変換器保護装置の構
成図である。尚、構成は二次巻線がn断構成となってい
る変圧器2の接続構成以外は実施例6の構成と同一であ
る。電力系統に並列に接続されている所定の変換器3が
たて短絡した場合、たて短絡したことを短絡検出器19
が検出する。短絡判定回路20は短絡検出器19より出
力された短絡検出信号SSよりどの段の二次巻線に接続
された変換器3がたて短絡を起こしたか判定する。判定
の結果、強制点弧回路21は各同一段の二次巻線に接続
された全ての変換器3に強制点弧信号3s1S〜3s4
Sを発生し、実施例6と同様の動作を行なわす。
【0085】実施例10.図13は電力系統に並列に接
続された各変換器のたて短絡保護動作を説明する変換器
保護装置の構成図である。尚、構成は二次巻線がn断構
成となっている変圧器の接続構成以外は実施例7の構成
と同一である。例えば電力ライン1cの直列変圧器2の
1段目の 二次巻線に接続された変換器3がたて短絡事
故を起こすと短絡判定回路20及び強制点呼回路21の
動作により全ての直列変圧器において1段目の二次巻線
に接続された変換器3をオン動作し、保護用ヒューズ5
aを遮断して、各1段目の二次巻線に接続される全ての
変換器3を直流回路より切り離す。
【0086】この時、たて短絡事故を起こした変換器3
を二次巻線に接続した状態に置くと、二次巻線より変換
器3に短絡電流が流れ、正常なGTOがダメージを受け
ることがある。そこで、遅延回路22は短絡判定回路2
0よ一定時間以上短絡判定信号SSを入力したならば、
遮断信号SCをたて短絡事故を起こした変換器3の交流
出力側に接続された遮断器4に出力して二次巻線を短絡
する。この結果、短絡電流を遮断器4にバイパスするこ
とができる。
【0087】また、たて短絡事故を起こした変換器の直
流入力側、交流出力側に接続した各断路器23、24を
開放することで事故変換器を電力系統から切り離すこと
ができるため、電力系統に通電した状態で変換器に修理
が可能となる。
【0088】尚、上記、実施例9、10では、系統電圧
が(n−1)段巻線にかかるため、あらかじめn/n−
1倍の電圧が印加することを考慮して変圧器、変換器変
換器を設計しておけば電力系統を冗長構成とすることが
でき、且つ、安価で信頼性の高い変換器保護装置を実現
することができる。
【0089】又、実施例1〜10は変換器を変換器とし
たため、直流回路をDCコンデンサで現したが、自励式
BTBなど有効電力源か接続される場合も全く同一の構
成で同一の効果が得られる。
【0090】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電力系統の各
電力ラインに直列に挿入された変圧器と、これら変圧器
の二次巻線に接続された電力変換器と、電力ラインに流
れる系統電流を検出する第1の電流検出器と、二次巻線
より前記電力変換器に流れる変換器電流を検出する第2
の電流検出器と、系統電流に基づいて系統事故の判定時
に判定信号を出力する事故判定手段と、判定信号入力時
に、電力変換器の出力電圧零指令を発する出力電圧指令
手段と、前記検出された系統事故に変換器電流が電力変
換器の許容遮断電流以下の時に前記主力電圧零指令に基
づき、前記電力変換器の出力を零とする制御信号を前記
電力変換器に出力する制御信号出力手段とを備えたの
で、系統事故時の大電流により電力変換器を破壊するこ
となく、また、新たな装置を付加しなくても事故時の大
電流を電力変換装置よりバイパスさせ事故解消後に即座
に装置の運転を再開できるため装置を信頼度を高めるこ
とができると共に低コスト化できるという効果がある。
【0091】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て各変圧器の二次巻線毎に並列に接続された回路遮断器
と、事故判定回路より一定時間以上継続して判定信号入
力時に前記回路遮断器にオン信号を出力する遅延回路を
備えたので、請求項1の効果に加えて系統事故が長引く
場合であっても装置を大電流による破壊から保護できる
ため信頼性がより向上するという効果がある。
【0092】請求項3の発明によれば、電力系統の各相
毎の電力ラインに直列に挿入された変圧器と、各変圧器
の二次巻線に接続された電力変換器と、各二次巻線に並
列接続された半導体スイッチング素子と、各電力ライン
に流れる系統電流を検出する第1の電流検出器と、前記
検出された系統電流より系統事故判定時に、前記半導体
スイッチング素子にオン信号を出力すると共に、電力変
換器にオフ信号を出力する系統事故判定回路とを備えた
ので、簡易な構成で事故時の大電流をバイパスできると
共に、電力変換器の保護を行えるという効果がある。
【0093】請求項4の発明によれば、請求項3におい
て各変圧器の二次巻線に並列に接続された回路遮断器
と、系統事故判定回路より一定時間以上継続して事故判
定信号を入力時に前記回路遮断器にオン信号を出力する
遅延回路とを備えたので、請求項3の効果に加えて半導
体スイッチング素子の電流容量、及び熱容量を小さくす
ることができるため装置を安価で小型化することができ
るという効果がある。
【0094】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかにおいて各変圧器の二次側巻線にアレスタ
を備えて電力変換器への過電圧印加を防止するようにし
たので、変圧器の二次巻線に並列接続された機器のオー
プン故障により電力変換器に過大電圧がかかることがな
いため装置の過電圧保護機能が拡充させるという効果が
ある。
【0095】請求項6の発明によれば、電力系統の各電
力ラインに一次巻線が直列に挿入されその二次巻線が複
数段に分割された変圧器と、各変圧器の二次巻線に接続
された各相毎の電力変換器群と、各相毎の変圧器の同一
段の二次巻線に接続された電力変換器の一方の直流入力
ラインを共通接続する保護ヒューズと、各電力変換器に
設けた短絡検出器と、この短絡検出器より出力された短
絡検出信号に基づい何段目の二次巻線に接続された電力
変換器が短絡事故を起こしたかを判定する短絡判定回路
と、短絡事故が発生した電力変換器判定時に、他の電力
ラインにおいてこの電力変換器と同一段の二次巻線に接
続された他の電力変換器を強制点弧して直流入力ラオン
に共通接続された直流ヒューズを遮断する強制点弧回路
とを備え、直流回路から短絡した電力変換器と同一段の
二次巻線に接続された電力変換器を切り離し残りの段の
二次巻線に接続された電力変換器にて運転を継続するよ
うにしたので、所定の電力変換器が故障しても他の電力
変換器に切り替えて装置の運転を継続する冗長システム
を小規模構成で安価に構成できるという効果がある。
【0096】請求項7の発明によれば、請求項6におい
て各二次巻線に並列に接続した遮断器と、短絡判定回路
による短絡判定後、一定時間遅延して前記遮断器にオン
信号を出力する遅延回路とを備えたので、請求項6の効
果に加えて短絡事故が長引いても短絡電流により健全な
電力変換器が破壊されることがないため装置の信頼性が
向上する。
【0097】請求項8の発明によれば、請求項7におい
て各電力ラインに流れる系統電流を検出する第1の電流
検出器と、二次巻線より電力変換器に流れる変換器電流
を検出する第2の電流検出器と、前記検出された系統電
流より系統事故判定時に判定信号を出力する事故判定手
段と、判定信号入力時に、電力変換器に出力電圧零指令
を発する出力電圧指令手段と、前記検出された系統事故
に変換器電流が電力変換器の許容遮断電流以下の時に前
記主力電圧零指令に基づき、前記電力変換器の出力を零
とする制御信号を前記電力変換器に出力する制御信号出
力手段と、短絡判定回路による短絡判定後に一定時間遅
延して、或いは事故判定手段による系統事故判定後に一
定時間遅延して前記遮断器にオン信号を出力する遅延回
路とを備えたので、請求項7の効果に加えて系統事故お
よび短絡事故の双方に対して装置を保護できるという効
果がある。
【0098】請求項9の発明によれば、請求項7または
8において各電力変換器に直流入力ラインと交流出力ラ
インのそれぞれに直列に断路器を挿入したので、請求項
7または8の効果に加えて、装置を稼働させた状態で故
障した電力変換器を取り外すことができるため保守性が
向上するという効果がある。
【0099】請求項10の発明によれば、請求項1ない
し9のいずれかにおいて電力系統に直列接続される電力
変換器に代えて電力系統に並列接続された電力変換器の
系統事故保護、及び短絡事故保護を行うようにしたの
で、電力系統に並列接続された電力変換器を系統事故及
び短絡事故より保護することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による変換器保護装置の
構成図である。
【図2】 実施例1の動作を説明する点弧信号と通常系
統電流との関係を示す図である。
【図3】 実施例1の動作を説明する点弧信号と事故時
系統電流との関係を示す図である。
【図4】 この発明の実施例2による変換器保護装置の
構成図である。
【図5】 実施例2の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図6】 この発明の実施例3による変換器保護装置の
構成図である。
【図7】 この発明の実施例4による変換器保護装置の
構成図である。
【図8】 この発明の実施例5による変換器保護装置の
構成図である。
【図9】 この発明の実施例6による変換器保護装置の
構成図である。
【図10】 この発明の実施例7による変換器保護装置
の構成図である。
【図11】 この発明の実施例8による変換器保護装置
の構成図である。
【図12】 この発明の実施例9による変換器保護装置
の構成図である。
【図13】 この発明の実施例10による変換器保護装
置の構成図である。
【図14】 従来の変換器保護装置。
【符号の説明】
1 電力系統、1a〜1c 電力ライン、2a〜2c,
2a1,2b1,2c1 直列変圧器、3a〜3c 自
励式SVC(変換器)、3c1〜3c4 変換器素子
(GTO)、4 遮断器、5,5a 保護用ヒューズ、
6 直流コンデンサ、7c,11 電流検出器、8 電
流判定回路、10 高速半導体スイッチ、12,18
高速判定回路、13 アレスタ、14 通常出力電圧指
令回路、15 パルス発生回路、16,18 遅延回
路、19 短絡検出器、20 短絡判定回路、21 強
制点弧回路、23,24 断路器、25 遮断器投入指
令器、2a2,2b2,2c2 並列変圧器。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の各電力ラインに直列に挿入さ
    れた変圧器と、これら各変圧器の二次巻線に接続された
    電力変換器と、電力ラインに流れる系統電流を検出する
    第1の電流検出器と、二次巻線より前記電力変換器に流
    れる変換器電流を検出する第2の電流検出器と、前記系
    統電流に基づいて系統事故判定時に判定信号を出力する
    事故判定手段と、判定信号入力時に、電力変換器に出力
    電圧零指令を発する出力電圧指令手段と、前記検出され
    た系統事故時の変換器電流が前記電力変換器の許容遮断
    電流以下になった時に前記出力電圧零指令に基づき、前
    記電力変換器の出力を零とする制御信号を前記電力変換
    器に出力する制御信号出力手段とを備えたことを特徴と
    する変換器保護装置。
  2. 【請求項2】 各変圧器の二次巻線毎に並列に接続され
    た回路遮断器と、事故判定回路より一定時間以上継続し
    て判定信号を入力した時に前記回路遮断器にオン信号を
    出力する遅延回路を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の変換器保護装置。
  3. 【請求項3】 電力系統の各相毎の電力ラインに直列に
    挿入された変圧器と、各変圧器の二次巻線に接続された
    電力変換器と、各二次巻線に並列接続された半導体スイ
    ッチング素子と、各電力ラインに流れる系統電流を検出
    する第1の電流検出器と、前記検出された系統電流より
    系統事故判定時に、前記半導体スイッチング素子にオン
    信号を出力すると同時に電力変換器にオフ信号を出力す
    る系統事故判定回路とを備えたことを特徴とする変換器
    保護装置。
  4. 【請求項4】 各変圧器の二次巻線に並列に接続された
    回路遮断器と、系統事故判定回路より一定時間以上継続
    して事故判定信号を入力した時に前記回路遮断器にオン
    信号を出力する遅延回路とを備えたことを特徴とする請
    求項3に記載の変換器保護装置。
  5. 【請求項5】 各変圧器の二次側巻線にアレスタを備え
    て電力変換器への過電圧印加を防止することを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の変換器保護装
    置。
  6. 【請求項6】 電力系統の各電力ラインに一次巻線が直
    列に挿入されその二次巻線が複数段に分割された変圧器
    と、各変圧器の二次巻線に接続された各電力ライン毎の
    電力変換器群と、各電力ライン毎の変圧器で同一段の二
    次巻線に接続された電力変換器の一方の直流入力ライン
    を共通接続して直流コンデンサに接続する保護ヒューズ
    と、各電力変換器に設けた短絡検出器と、この短絡検出
    器より出力された短絡検出信号に基づい何段目の二次巻
    線に接続された電力変換器が短絡事故を起こしたかを判
    定する短絡判定回路と、短絡事故が発生した電力変換器
    判定時に、他の電力ラインにおいてこの電力変換器と同
    一段の二次巻線に接続された電力変換器を強制点弧して
    直流入力ラインに共通接続された保護ヒューズを遮断す
    る強制点弧回路とを備えたことを特徴とする変換器保護
    装置。
  7. 【請求項7】 各二次巻線に並列に接続した遮断器と、
    短絡判定回路による短絡判定後、一定時間遅延して前記
    遮断器にオン信号を出力する遅延回路とを備えたことを
    特徴とする請求項6に記載の変換器保護装置。
  8. 【請求項8】 各電力ラインに流れる系統電流を検出す
    る第1の電流検出器と、二次巻線より電力変換器に流れ
    る変換器電流を検出する第2の電流検出器と、前記検出
    された系統電流より系統事故判定に判定信号を出力する
    事故判定手段と、判定信号入力時に、系統事故が発生時
    に電力変換器に出力電圧零指令を発する出力電圧指令手
    段と、前記検出された系統事故時の変換器電流が前記電
    力変換器の許容遮断電流以下になった時に前記出力電圧
    零指令に基づき、前記電力変換器の出力を零とする制御
    信号を前記電力変換器に出力する制御信号出力手段と、
    短絡判定回路による短絡判定後に一定時間遅延して、或
    いは事故判定手段による系統事故判定後に一定時間遅延
    して変圧器の二次巻線に並列接続された遮断器にオン信
    号を出力する遅延回路とを備えたことを特徴とする請求
    項7に記載の変換器保護装置。
  9. 【請求項9】 各電力変換器に直流入力ラインと交流出
    力ラインのそれぞれに直列に断路器を挿入したことを特
    徴とする請求項7または8に記載の変換器保護装置。
  10. 【請求項10】 電力系統に直列接続される電力変換器
    に代えて電力系統に並列接続された電力変換器の系統事
    故保護、及び短絡事故保護を行うことを特徴とする請求
    項1ないし9のいずれかに記載の変換器保護装置。
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