JPH09192372A - オーバーロックミシン - Google Patents

オーバーロックミシン

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Publication number
JPH09192372A
JPH09192372A JP30514596A JP30514596A JPH09192372A JP H09192372 A JPH09192372 A JP H09192372A JP 30514596 A JP30514596 A JP 30514596A JP 30514596 A JP30514596 A JP 30514596A JP H09192372 A JPH09192372 A JP H09192372A
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JP
Japan
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looper
sewing machine
needle
shaft
upper looper
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Application number
JP30514596A
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English (en)
Inventor
Kikuo Aida
喜久雄 会田
Takehisa Anzai
武久 安斎
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本針であっても、針が針板に垂直に針落ち
することが可能であり、かつ、目飛びの生じることのな
い、オーバーロックミシンを提供する。 【解決手段】 上ルーパ1に連結されている上ルーパ軸
2は、その径方向平面内で上ルーパ1を揺動し、その軸
はミシン後部側から前部側に向かってミシン下部側に傾
斜しつつ延出している。これにより、上ルーパ1の揺動
運動軌跡は、側方から見て、上ルーパ軸2の傾斜に応じ
て傾斜する直線上を上昇して針の上下経路と交差する。
また、上方から見て、針上下経路に対してミシン後部側
から針上下経路よりもミシン前部まで穏やかな弧状軌跡
上を移動し、かつ、その針上下経路を越えてからの上死
点近辺では、さらに穏やかな弧状軌跡上を移動する。ま
た、正面から見ても上ルーパ1は、その上死点近辺にお
いて上下方向の移動幅が小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、針とルーパとの
協動により縁かがり縫いなどを行うオーバーロックミシ
ン、特に、針板に垂直に針落ちしても糸の捕捉などに支
障のないオーバーロックミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオーバーロックミシンは、図17
に示すように、針131の針落ち軌跡101が針板上面
102におけるミシン前後方向(矢示a)に沿ってミシ
ン後部(布送り方向先方)側上方から前部(布送り方向
手前)側下方に斜めとなるように(70°程度)針落ち
させていた。
【0003】しかしながら、これだと、針板上面102
上の被縫物に落ちる針の圧力Fは、針板上面102に垂
直な方向の分力F2の他に、ミシンの後部側から前部側
に被縫物を押圧する分力F1も持つこととなる。このた
め、針折れ、針曲がり、針先つぶれ等の原因となる。
【0004】また、前記分力F1は、被縫物に対しては
布送り方向とは逆方向への作用力となるため、この分力
を打ち消すために押え足の下方への押圧力を大きくする
必要があり、このため、被縫物が送られるときに延ばさ
れた状態で針落ちがなされ、適正な縫目が得られなくな
ると共に、上の被縫物は押え足下面に接しているために
押え足の抵抗力が加わるのに対して、下の被縫物に送り
歯による送り方向への作用力が直接加わるため、上記し
たように押え足の下方への押圧力が大きくなると、上下
の被縫物の布ずれが大きくなる原因となっていた。
【0005】そこで、針板に対する垂直の針落ちを可能
にしようとするのが実開平3−13981号公報に開示
のオーバーロックミシンである。図18は、このオーバ
ーロックミシンを説明する斜視図である。
【0006】同図に示すように、ミシンモータ(図示せ
ず)に連結した主軸111には、この主軸111の回転
運動に伴い偏心運動するカム112と回転運動をするク
ランク部113が設けられている。符号114はミシン
前後方向(布送り方向)と平行に設けられた揺動軸であ
り、この揺動軸114の布送り方向手前端部には下ルー
パ支え115が固定支持され、下ルーパ支え115の上
端には下ルーパ116が固定される。
【0007】クランク部113の回転運動は該クランク
部113に連結されたロッド117及び揺動軸114に
固定された下ルーパ腕118を介して揺動軸114に伝
達され、これにより揺動軸114は矢示b方向(ミシン
前後方向と直行する方向)に揺動運動する。
【0008】カム112には下ルーパ前後ロッド119
が取り付けられている。符号120は布送り方向と直角
の方向の軸であり、図示しない機枠に支持されている。
符号121は軸120に揺動可能に支持されている前後
腕であり、下ルーパ前後ロッド119は、前後腕121
に連結され、カム112の偏心運動により軸120を中
心に前後腕121を図面の矢示c方向(ミシン前後方
向)に揺動する。
【0009】前後腕121の先端には偏心ピン122を
介して角駒123が支持されている。偏心ピン122
は、角駒123を挿通する軸部122aと、複数個の止
め穴が設けられている基部122bを備え、この止め穴
に嵌合する止めネジ又は止めピン(図示せず)により前
後腕121に対して固定される。符号124は揺動軸1
14に固定された角駒支えであり、角駒123を上下運
動可能に保持する。前後腕121が矢示c方向に揺動運
動すると、揺動軸114が図面d方向(ミシン前後方
向)に往復運動する。
【0010】これにより、矢示b方向、矢示d方向の運
動が合成されて下ルーパ116は斜め直線軌跡(矢示
e)を描いで往復運動する。
【0011】図19を参照して、針131並びに上下ル
ーパ132及び116の相対動作を説明すると、まず、
下ルーパ116は針131の後方を通って、図面右方向
(ミシン前後方向及び上下方向と直交する方向)に運動
する(図19(A)及び(D))。次に、上ルーパ132が
下ルーパ116の後方を通って図面左方向に運動する
(図19(B)及び(E))。このとき、下ルーパ116
は、前記の矢示b方向の運動により、図19(A)及び
(D)の場合の位置より前方に移動している。続いて、針
131が下ルーパ6の後方を通って下降する(図19
(C)及び(F))。このように、針131並びに上下ルー
パ132及び116の相対位置関係は変わらないが、図
19(B)及び(E)に示す下ルーパ116の位置は、図1
9(A)及び(D)に示す下ルーパ116の位置よりも前方
にあるので、図19(C)及び(F)における針落ちの位置
は図19(A)及び(D)に示す場合と同じにすることがで
きる。なお、符号151は被縫物である。
【0012】このように、上記従来技術では、下ルーパ
116をミシン前後方向に往復運動させることにより、
針落ちの位置を不変とすることができるので、図20に
示すように、針131を傾けず、同図において図示しな
い針板に対して垂直に上下動させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオーバーロックミシンでは、次のような問題があ
る。
【0014】すなわち、図21は、2本針を備えたオー
バーロックミシンに、上記従来技術を用いて、下ルーパ
116をミシン前後方向に往復運動させ、下ルーパ11
6を両針141及び142の直近を通過させる場合を示
している。そして、針141及び142並びに上下ルー
パ116及び132は、それぞれの糸を交絡させるため
に、一般に図21に示すように配置される。すなわち、
ルーパが針糸を確実に捕捉する、あるいは、針がルーパ
糸を捕捉するためには、ルーパが針落ち位置の直近を通
過しなければならない。
【0015】しかし、下ルーパ116が前進するときに
ミシン前後方向に所定量(L2)移動することにより、
下ルーパ116が直線的な軌跡を描いて針141及び1
42の直近を通過できるように、両針141及び142
間には間隔L1が生じてしまい、上ルーパ132は針1
42の直近を移動することができない。このため、上ル
ーパ132と針142との関係では、糸の捕捉が確実と
はならず、目飛びの原因となる問題を生じていた。
【0016】上記実開平3−13981号公報には、下
ルーパの運動が、曲線又は偏平楕円などの軌跡を描くよ
うなものであってもよい旨の記載があるが、具体的にど
のような軌跡であるかについては、何ら示唆されていな
い。
【0017】また、本発明者は、上記従来技術とは別
に、図22に示すような考え方により、上ルーパをミシ
ン前後方向に往復運動させて針を針板に垂直に針落ちさ
せることも考えられた。
【0018】図22は、2本針を備えたオーバーロック
ミシンにおいて、上ルーパをミシン前後方向に往復運動
させ、上ルーパを両針の直近を通過させる場合を示して
いる。
【0019】この場合も、上ルーパ132と針142と
の間隔L3を大きくとって、針141と上ルーパ132
又は下ルーパ116とが衝突しないようにして、上ルー
パ132をミシン前後方向に所定量(L4)変位させて
いる。
【0020】しかしながら、この場合においても、針1
42と上ルーパ132との間隔L3が大きくなるため、
上ルーパ132は針141及び針142の両方の直近を
移動することができず、上ルーパ132と針142との
関係では、糸の捕捉が困難であり、やはり、縫目が形成
されずに目飛び状態になるという問題がある。
【0021】また、上記実開平3−13981号公報に
開示の技術では、下ルーパをミシン前後方向に変位させ
るために、図18を参照して説明したような特別の機構
を必要とし、当然節も多くなるために、ミシン運転の高
速化、製品の信頼性などの点で妨げとなるという問題も
ある。
【0022】そこで、この発明の目的は、2本針であっ
ても、針が針板に垂直に針落ちすることが可能であり、
かつ、目飛びの生じることのない、オーバーロックミシ
ンを提供することにある。
【0023】また、この発明の別の目的は、このような
オーバーロックミシンを、ミシン運転の高速化、製品の
信頼性などに優れたものとすることにある。
【0024】この発明の別の目的は、このようなオーバ
ーロックミシンを、低い製造コストで製造することにあ
る。
【0025】この発明の別の目的は、このようなオーバ
ーロックミシンについて、下ルーパの剛性を損なうこと
なく、上ルーパによる下ルーパ糸の捕捉を確実とするこ
とができるようにすることである。
【0026】この発明の別の目的は、被縫物に安全縫い
を施す2本針オーバーロックミシンにおいても、前記の
各目的を実現できるようにすることにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段を、後述する発明の実施の形態の対応する符号
や部材名もカッコ書きで付して説明する。
【0028】(1)請求項1に記載の発明は、「針板に対
して垂直に上下動する2本針(左右針32及び33又は
ロック針36及び2重環針37)と、下ルーパ揺動機構
(連結機構13及び下ルーパ軸12、73など)と、こ
の下ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する下ルーパ
(11、61、71、81)と、上ルーパ揺動機構(連
結機構3及び上ルーパ軸2など)と、この上ルーパ揺動
機構に連結されて揺動運動する上ルーパ(1)とを備
え、前記上ルーパ揺動機構は、前記上ルーパに連結され
ている第1の揺動軸(上ルーパ軸2)を備えていて、こ
の第1の揺動軸はその径方向平面内で前記上ルーパを揺
動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシン
下部側に傾斜しつつ延出しており、前記下ルーパ揺動機
構は、前記下ルーパに連結されている第2の揺動軸(下
ルーパ軸12)を備えていて、この第2の揺動軸はその
径方向平面内で前記下ルーパを揺動し、該軸はミシン後
部側から前部側に向かってミシン下部側に傾斜しつつ延
出していること、を特徴とするオーバーロックミシン」
である。
【0029】なお、この明細書において、ミシン前後方
向、あるいは、ミシン前部側、ミシン後部側とは、ミシ
ンの正面からみて操作者側を前部側、その反対側を後部
側としている。また、ミシン左右方向、あるいは、ミシ
ン右部側、ミシン左部側とは、ミシン正面に対峙した操
作者から見てのミシンの左右である。さらに、ミシン上
下方向、あるいは、ミシン上部側、ミシン下部側とは、
針板の表側をミシン上部側、裏側をミシン下部側として
いる。
【0030】請求項1に記載のオーバーロックミシンに
よれば、第1の揺動軸はその径方向平面内で上ルーパを
揺動し、また、ミシン後部側から前部側に向かってミシ
ン下部側に傾斜しつつ延出しているから、ミシン上部よ
り見た上ルーパの揺動運動軌跡は、上ルーパの下死点か
ら針による上ルーパ糸捕捉位置又はその近傍の上死点ま
で移動する間に、ミシン後部側から前部側に向けて移動
するようにすることができるので、針板に垂直に針落ち
させても、上ルーパが針のミシン後方側で針糸を捕捉
し、針が上ルーパのミシン後方側で上ルーパ糸を捕捉す
ることができる。
【0031】この軌跡は、上ルーパの下死点から針によ
る上ルーパ糸捕捉位置又はその近傍の上死点まで移動す
る間に、針側に向けてミシン左右方向に漸増又は漸減す
るように移動し且つミシン前後方向に向けて漸増又は漸
減するように移動する弧状の軌跡とできるので、この弧
状軌跡中の所定部位で上ルーパを2本針と交叉させるこ
とで上ルーパが2本針の何れの直近も通過することが可
能となり、これにより、糸の捕捉を確実とすることが可
能となる。
【0032】この軌跡は、上ルーパの下死点から針によ
る上ルーパ糸捕捉位置又はその近傍の上死点まで移動す
る間に、針側に向けてミシン左右方向を漸増的に移動し
且つミシン後部側から前部側に向けて漸減的に移動する
弧状の軌跡であるから、針がミシン左右方向に並列して
いる2本針であっても、この2本針の近傍では、ミシン
前後方向に上ルーパはあまり移動しないので、上ルーパ
を一方の針のミシン前部側直近を通過させれば、さら
に、他方の針のミシン前部側直近を通過することが可能
となり(図7(A)参照)、糸の捕捉に支障は生じない。
【0033】従って、2本針であっても、針が針板に垂
直に針落ちすることが可能であり、かつ、目飛びの生じ
ることのない、オーバーロックミシンを提供することが
できる。
【0034】また、針を針板に垂直に針落ちさせるため
に、前記従来のオーバーロックミシンのようなルーパを
ミシン前後方向に往復運動させるための特別の機構(図
18参照)を設ける必要がないので、針が針板に垂直に
針落ち可能としつつも、ミシン運転の高速化、製品の信
頼性などに優れた、オーバーロックミシンを提供するこ
とができる。
【0035】さらに、第2の揺動軸は、第1の揺動軸と
同様に、その軸がミシン後部側から前部側に向かってミ
シン下部側に傾斜しつつ延出している。2本針であって
も、針が針板に垂直に針落ちできて、かつ、目飛びが生
じないようにするために、第2の揺動軸の軸線をミシン
後部側から前部側に向かってミシン下部側に傾斜しつつ
延出させる必然性はないが、第1の揺動軸に第2の揺動
軸がならうことで、あとは、これにあわせて各部材の配
置を変更すれば、第1及び第2の揺動軸を揺動する機構
(クランクシャフト43)、この揺動機構を駆動する機
構(針駆動機構41、連結機構42)、第1の揺動軸と
上ルーパとの連結機構(ロッド4、上ルーパ抱き5)、
及び、第2の揺動軸と下ルーパとの連結機構(14)な
どの従来からの各部材をそのまま用いることができる。
【0036】従って、針が針板に垂直に針落ちでき、か
つ、目飛びの生じないオーバーロックミシンを、低い製
造コストで製造することができる。
【0037】(2)請求項2に記載の発明は、「針板に対
して垂直に上下動するロック針(36)及び二重環針
(37)と、下ルーパ揺動機構(連結機構13及び下ル
ーパ軸12、73など)と、この下ルーパ揺動機構に連
結されて揺動運動する下ルーパ(11、61、71、8
1)と、上ルーパ揺動機構(連結機構3及び上ルーパ軸
2など)と、この上ルーパ揺動機構に連結されて揺動運
動する上ルーパ(1)と、2重環ルーパ揺動機構(連結
機構23及び2重環ルーパ軸22など)と、この2重環
ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する2重環ルーパ
(21)とを備え、前記上ルーパ揺動機構は、前記上ル
ーパに連結されている第1の揺動軸(上ルーパ軸2)を
備えていて、この第1の揺動軸はその径方向平面内で前
記上ルーパを揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に
向かってミシン下部側に傾斜しつつ延出しており、前記
下ルーパ揺動機構は、前記下ルーパに連結されている第
2の揺動軸(下ルーパ軸12)を備えていて、この第2
の揺動軸はその径方向平面内で前記下ルーパを揺動し、
該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシン下部側
に傾斜しつつ延出しており、前記2重環ルーパ揺動機構
は、この2重環ルーパ揺動機構の一部をなす第3の揺動
軸(2重環ルーパ軸22)を備えていて、この第3の揺
動軸はその径方向平面内で前記2重環ルーパを揺動し、
該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシン下部側
に傾斜しつつ延出していること、を特徴とするオーバー
ロックミシン」である。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、第3の揺
動軸(2重環ルーパ軸22)は、第1及び、又は第2の
揺動軸(上ルーパ軸2及び、又は下ルーパ軸12)と同
様に、その軸がミシン後部側から前部側に向かってミシ
ン下部側に傾斜しつつ延出している。ロック針及び上下
ルーパの協動により縁かがり縫いを形成し、2重環針及
び2重環ルーパの協動により2重環縫いを形成すること
で、被縫物に安全縫い(インターロック)を施す2本針
オーバーロックミシンにおいても、針が針板に垂直に針
落ちできて、かつ、目飛びが生じないようにするため
に、第3の揺動軸の軸線をミシン後部側から前部側に向
かってミシン下部側に傾斜しつつ延出させる必然性はな
い。
【0039】しかしながら、第1及び、又は第2の揺動
軸に第3の揺動軸がならうことで、あとは、これにあわ
せて各部材の配置を変更すれば、第1及び第2の揺動軸
を揺動する機構、この揺動機構を駆動する機構、第1の
揺動軸と上ルーパとの連結機構、及び、第2の揺動軸と
下ルーパとの連結機構など、請求項3に記載のオーバー
ロックミシンと共通する部材のほか、第3の揺動軸を揺
動するための機構(連結機構23)、二重環ルーパと第
3の揺動軸との連結機構(24)など、安全縫い用2本
針オーバーロックミシン特有の部材についても従来から
の各部材をそのまま用いることができる。
【0040】従って、請求項2に記載のオーバーロック
ミシンによれば、被縫物に安全縫いを施す2本針オーバ
ーロックミシンにおいても、針が針板に垂直に針落ちで
き、かつ、目飛びの生じないオーバーロックミシンを、
低い製造コストで製造することができ、しかも、ミシン
運転の高速化、製品の信頼性などにも優れている。
【0041】(3)請求項3に記載の発明は、「下ルーパ
(61、71、81)の上ルーパ(1)対向面(62、
72、82)が上ルーパの移動軌跡にほぼ沿うように、
下ルーパ(61、81)又は下ルーパ腕(73)を傾斜
させていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載のオーバーロックミシン」である。
【0042】前記のとおり、第1の揺動軸(上ルーパ軸
2)はその径方向平面内で上ルーパを揺動するもので、
しかも該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシン
下部側に傾斜しつつ延出しているから、上ルーパの揺動
軌跡は傾いている。
【0043】この傾きのため、上下ルーパが交叉するに
際して、上ルーパと下ルーパとの交叉部に間隙が生じる
可能性がある。そして、このような間隙が生じると上ル
ーパが下ルーパ糸を捕捉し難くなり、目飛びの原因とな
るという問題がある。
【0044】この対策として、下ルーパの上端部で上ル
ーパを極力接近させるようにしても、交叉している上下
ルーパの下側位置では隙間が大きくなり(図15参
照)、上ルーパで下ルーパ糸を捕捉しにくい。
【0045】下ルーパを上ルーパの揺動軌跡の傾斜角度
に合わせた形状に、斜めに削ることも本発明者らは考え
たが、これだと下ルーパの剛性が低下し、折損に至るお
それがある。
【0046】しかし、請求項3に記載の発明によれば、
下ルーパの上ルーパ対向面が上ルーパの移動軌跡にほぼ
沿うように、下ルーパ又は下ルーパ腕を傾斜させている
から(図9、図10、図11、図16参照)、下ルーパ
の剛性を損なうことなく、上ルーパは下ルーパ糸を確実
に捕捉することができ、目飛びを確実に防止することが
できる。
【0047】(4)請求項4に記載の発明は、「前記上ル
ーパの揺動運動軌跡は、ミシン側方から見て、前記第1
の揺動軸の傾斜に応じて傾斜する直線上を上昇して針の
上下経路と交叉するものであり、又、ミシン上部から見
て、針上下経路に対してミシン後部側からミシン前部側
まで穏やかな弧状軌跡上を移動し、且つ、その針上下経
路を越えてからの上死点近辺では更に穏やかな弧状軌跡
上を移動するものであることを特徴とする請求項1〜請
求項3の何れかに記載のオーバーロックミシン」であ
る。
【0048】請求項4に記載のオーバーロックミシンに
よれば、上ルーパの揺動運動軌跡は、ミシン側方から見
て、上ルーパ軸の傾斜に応じて傾斜する直線上を上昇し
て針の上下経路と交差し(図7(C)参照)、また、ミシ
ン上方から見て、針上下経路に対してミシン後部側から
針上下経路よりもミシン前部側まで穏やかな弧状軌跡上
を移動し、かつ、その針上下経路を越えてからの上死点
近辺では、さらに穏やかな弧状軌跡上(近似直線上)を
移動する(図7(A)及び図7(C)参照)ことで、2本針
であっても、針が針板に垂直に針落ちすることが可能で
あり、かつ、目飛びの生じることのない、オーバーロッ
クミシンを提供することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】
〔発明の実施の形態1〕まず、構成について説明する。
【0050】図1は、この発明の実施の形態1であるオ
ーバーロックミシンの機構線図である。
【0051】符号32は右針、符号33は左針であり、
ミシン左右方向(布送り方向との直交方向)に沿ってに
並列して配置されている。符号41は、軸中心に揺動す
る針駆動軸であり、連結機構31を介して、下端に右針
32及び左針33を固定した針棒31aと連結され、右
針32及び左針33を針板(図1において図示せず)に
対して垂直に往復上下動する。右針32及び左針33は
上ルーパ1の後方で上ルーパ糸を捕捉する。
【0052】クランクシャフト43はミシンモータ(図
示せず)に連結され、このクランクシャフト43と針駆
動軸41は、連結機構42で連結され、針駆動軸41を
揺動する。
【0053】クランクシャフト43と上ルーパ軸2とは
連結機構3で連結され、上ルーパ軸2を揺動する。上ル
ーパ軸2にはロッド4の基端部が固定され、ロッド4の
尾端部には上ルーパ抱き5の基端部が回転自在に設けら
れ、上ルーパ抱き5の尾端部には上ルーパ1が固定され
ている。図3に示すように、上ルーパ軸2はミシン後部
(布送り方向先方)側から前部側に向かってミシン下部
側に傾斜しつつ延出している。図5〜図7に示したよう
に上ルーパ1は上ルーパ軸2の揺動により、この上ルー
パ軸2の径方向面内を揺動し、下ルーパ11のミシン後
方側で下ルーパ糸を捕捉する。
【0054】クランクシャフト43と下ルーパ軸12と
は連結機構13で連結され、下ルーパ軸12を揺動す
る。下ルーパ軸12には下ルーパ腕14の基端部が固定
され、下ルーパ腕14の尾端部には下ルーパ11が固定
されている。図4に示すように、下ルーパ軸12はミシ
ン後部側から前部側に向かってミシン下部側に傾斜しつ
つ延出している。下ルーパ11は下ルーパ軸12の揺動
により、この下ルーパ軸12の径方向に揺動し、右針3
2及び左針33のミシン後方側で針糸を捕捉する。
【0055】図2〜図4は、上記のオーバーロックミシ
ンの針、上ルーパ及び下ルーパと、針板との位置関係を
示すもので、図2は左右針32及び33並びに上下ルー
パ1及び11の正面図であり、図3は上ルーパ1の左側
面図であり、図4は左右針32及び33並びに下ルーパ
11の左側面図である。なお、符号51は針板上面であ
り、符号34は右針32の針落ち軌跡であり、符号35
は左針33の針落ち軌跡であり、符号6は上ルーパ軌跡
であり、符号15は下ルーパ軌跡である。
【0056】次に、作用について説明する。
【0057】図5はミシン前部(正面)側から見た右針
32の針落ち軌跡34、左針33の針落ち軌跡35、上
ルーパ軌跡6及び下ルーパ軌跡15を示す図であり、図
6はミシン左部側から見た針落ち軌跡34及び35並び
に上ルーパ軌跡6を示す図である。
【0058】上ルーパ軸2はミシン後部側から前部側に
向かってミシン下部側に傾斜しつつ延出し、上ルーパ1
は上ルーパ軸2の揺動により上ルーパ軸2の径方向に揺
動するから、図6に示すように、上ルーパ1は下ルーパ
11のミシン後方側で下ルーパ糸を捕捉し、針32及び
33は上ルーパ1のミシン後方側で上ルーパ糸を捕捉す
ることが可能となる。下ルーパ11は、針32及び33
のミシン後方側で針糸を捕捉する。
【0059】左右針32及び33並びに上下ルーパ1及
び11の協動により、被縫物に縁かがり縫いを形成する
が、この縁かがり縫いの形成については従来より周知で
あるため、詳細な説明は省略する。
【0060】上ルーパ1の揺動運動軌跡については、よ
り詳細に説明する。図7は上ルーパ1の揺動運動軌跡を
示す図であり、(A)はミシン上部側から見た軌跡、(B)
はミシン前部(正面)側から見た軌跡、(C)はミシン左
部側から見た軌跡である。図7においては上ルーパ1の
単位時間毎の位置を白丸で示している。この軌跡は、上
ルーパ1が、下死点から上死点に達し、さらに、左針3
3を通過した直後(上ルーパ1の到達位置を符号1´で
示している)迄の軌跡である。
【0061】図7から明らかなように、上ルーパ1の揺
動運動軌跡は、側方から見て、上ルーパ軸2の傾斜に応
じて傾斜する直線上を上昇して針の上下経路と交差し
(図7(C))、また、上方から見て、針上下経路に対し
てミシン後部(布送り方向先方)側から針上下経路より
もミシン前部(布送り方向手前)側まで穏やかな弧状軌
跡上を移動し、かつ、その針上下経路を越えてからの上
死点近辺では、さらに穏やかな弧状軌跡上(近似直線
上)を移動する(図7(A)及び図7(C))。また、正面
から見ても上ルーパ1は、その上死点近辺において上下
方向の移動幅(L5)が小さい(図7(B))。
【0062】すなわち、上ルーパ1の下死点から右針3
2による上ルーパ糸捕捉位置又はその近傍の上死点まで
移動する間に、右針32及び左針33側に向けてミシン
左右方向に漸増的に移動し、且つ、ミシン後部側から前
部側に向けて漸減的に移動する弧状の軌跡であるから、
この2本針32及び33の近傍では、ミシン前後方向に
上ルーパ1はあまり移動しないので、上ルーパ1を右針
32のミシン前部側直近を通過させれば、さらに、左針
33のミシン前部側直近を通過することが可能となり、
針やルーパによる糸の捕捉に支障は生じない。
【0063】従って、上記オーバーロックミシンによれ
ば、2本針であっても、針が針板に垂直に針落ちするこ
とが可能であり、かつ、目飛びの生じることのない、オ
ーバーロックミシンを提供することができる。
【0064】また、左右針32及び33を針板に垂直に
針落ちさせるために、前記従来のオーバーロックミシン
のようなルーパをミシン前後方向に往復運動させるため
の特別の機構(図10参照)を設ける必要がないから、
左右針32及び33が針板に垂直に針落ちできて、か
つ、ミシン運転の高速化、製品の信頼性などに優れた、
オーバーロックミシンを提供することができる。
【0065】さらに、下ルーパ軸12は、上ルーパ軸2
と同様に、その軸がミシン後部側から前部側に向かって
ミシン下部側に傾斜しつつ延出している。これにより、
図7(A)に示すように、下ルーパ11は、針32及び3
3に対してミシン後部(布送り方向先方)側において、
両針32及び33に近接して両針の配列方向に沿い略直
線上の経路を移動するようになる。このように下ルーパ
軸12を傾斜させる必然性はないが、上ルーパ軸2に下
ルーパ軸12がならうことで、上下ルーパ1及び11あ
るいは針32及び33による、より確実な各々の糸の捕
捉が可能となる。
【0066】また、この上下ルーパ2及び12の傾斜角
度を略等しくした場合には、図6に示すように、傾斜す
る直線上を上昇する上ルーパ1に対して下ルーパ11も
略同角度傾斜しているので、下ルーパ11の側面に対し
て上ルーパ1が沿うように移動できるので、より確実な
糸の捕捉が可能である。
【0067】あとは、これにあわせて、針駆動軸41
や、針駆動軸41と上ルーパ軸2及び下ルーパ軸12と
を連結するクランクシャフト43並びに連結機構3及び
13や、上ルーパ軸2と上ルーパ1とを連結しているロ
ッド4及び上ルーパ抱き5や、下ルーパ軸12と下ルー
パ11とを連結する下ルーパ腕14など、従来からの各
部材をそのまま用いることができる。
【0068】従って、上記オーバーロックミシンによれ
ば、針が針板に垂直に針落ちでき、かつ、目飛びの生じ
ないオーバーロックミシンを、低い製造コストで製造す
ることができる。
【0069】〔発明の実施の形態2〕まず、構成につい
て説明する。
【0070】図8は、この発明の実施の形態2であるオ
ーバーロックミシンの機構線図である。図1〜図7と同
一符号の部材は、前記の発明の実施の形態1であるオー
バーロックミシンと同様の部材であるため、詳細な説明
は省略する。
【0071】発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンと構成上異なる点について説明すると、まず、右
針32及び左針33に代えて、ミシン左右方向に並列し
て配置されているロック針36及び2重環針37が設け
られ、このロック針36及び2重環針37は連結機構4
2により針駆動軸41と連結され、針板(図示せず)に
対して垂直に往復上下動する。
【0072】また、下ルーパ軸12と二重環ルーパ軸2
2とは連結機構23で連結され、二重環ルーパ軸22を
揺動する。二重環ルーパ軸22には二重環ルーパ腕24
の基端部が固定され、二重環ルーパ腕24の尾端部には
二重環ルーパ21が固定されている。二重環ルーパ軸2
2はミシン後部側から前部側に向かってミシン下部側に
傾斜しつつ延出している。二重環ルーパ21は二重環ル
ーパ軸22の揺動により、この二重環ルーパ軸22の径
方向面内を揺動し、2重環針37の後方で針糸を捕捉す
る。
【0073】次に、作用について説明する。
【0074】発明の実施の形態2にかかるオーバーロッ
クミシンによれば、ロック針36並びに上下ルーパ1及
び11の協動により縁かがり縫いを形成し、2重環針3
7及び2重環ルーパ21の協動により2重環縫いを形成
することで、被縫物に安全縫い(インターロック)を施
すことができるが、この安全縫いの形成については従来
より周知であるため、詳細な説明は省略する。
【0075】このオーバーロックミシンによれば、発明
の実施の形態1にかかるオーバーロックミシンと同様、
2本針であっても、針が針板に垂直に針落ちすることが
可能であり、かつ、目飛びの生じることのない、オーバ
ーロックミシンを提供することができる。また、同様
に、2本針が針板に垂直に針落ちできて、かつ、ミシン
運転の高速化、製品の信頼性などに優れた、オーバーロ
ックミシンを提供することができる。さらに、同様に、
2本針が針板に垂直に針落ちでき、かつ、目飛びの生じ
ないオーバーロックミシンを、低い製造コストで製造す
ることができる。
【0076】そのうえ、二重環ルーパ軸22は、上ルー
パ軸2及び下ルーパ軸12と同様に、その軸がミシン後
部側から前部側に向かってミシン下部側に傾斜しつつ延
出しているので、上記下ルーパ11の場合と同様、連結
機構23及び二重環ルーパ腕24など、従来からの各部
材をそのまま用いることができ、製造コストの低減を図
ることができる。
【0077】従って、この点でも、針が針板に垂直に針
落ちでき、かつ、目飛びの生じないオーバーロックミシ
ンを、低い製造コストで製造することができる。
【0078】〔発明の実施の形態3〕まず、構成につい
て説明する。
【0079】この発明の実施の形態3は、下ルーパ1
1、あるいは、下ルーパ腕14に代えて、後述する下ル
ーパ、あるいは、下ルーパ腕が用いられている点で、前
記発明の実施の形態1、2と構成上相違する。その他の
構成については、前記の発明の実施の形態1、あるいは
発明の実施の形態2にであるオーバーロックミシンと同
様であるため、詳細な説明は省略する。
【0080】すなわち、この発明の実施の形態3におけ
るオーバーロックミシンでは、下ルーパの上ルーパ対向
面が上ルーパの移動軌跡にほぼ沿うように、下ルーパ又
は下ルーパ腕を傾斜させている。
【0081】より具体的には、第1に、図9に示すよう
な下ルーパ61を用いることが考えられる。この下ルー
パ61は、比較例としての従来の下ルーパ116(図1
2)と比べて傾いており、これにより先端部分の上ルー
パ対向面62の傾斜角度を変えている。
【0082】第2に、図10に示すように、下ルーパ7
1を支える下ルーパ腕73を用いることが考えられる。
この下ルーパ腕73は、比較例としての従来の下ルーパ
腕115(図13)と比べて傾いており、これにより下
ルーパ71の先端部分における上ルーパ対向面72の傾
斜角度を変えている。
【0083】第3に、図11に示すように、前記下ルー
パ61(図12)の変形例である下ルーパ81を用いる
ことが考えられる。この下ルーパ81は先端部83部分
のみが傾いており、これにより先端部分の上ルーパ対向
面82の傾斜角度を変えている。
【0084】次に、作用について説明する。
【0085】従来の上下ルーパ132、116を前記発
明の実施の形態1、2の場合に適用した場合、図14に
示すように上下ルーパ132、116が交叉すると、図
15(図14の状態の上下ルーパ132、116を矢示
A方向から見た図である)に示すように、図中の連続的
な白丸で示されている上ルーパ132の軌跡が傾いてい
ることから、上下ルーパ132、116の下側の隙間α
が大きくなり、下ルーパ糸116aが捕捉しにくくなる
おそれがある。
【0086】しかし、この発明の実施の形態3では、下
ルーパ61、71、又は81の先端部分の上ルーパ対向
面62、72、又は82が傾いているため、図14に示
す交叉状態では、下ルーパ61、71、又は81は、図
16に示す上ルーパ1の軌跡(白丸で示している)の傾
きとほぼ合わせたものとすることができるので、上ルー
パ1に下ルーパ61、71、又は81に最も接近させる
ことが可能となる。これにより、図16に示すように、
上ルーパ1と、下ルーパ61、71、又は81との間に
は、平行な比較的狭い隙間βが生じるだけで済み、下ル
ーパ糸Iを確実に捕捉して、目飛びを防止することがで
きる。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、2本針
であっても、針が針板に垂直に針落ちすることが可能で
あり、かつ、目飛びの生じることのない、オーバーロッ
クミシンを提供することができる。
【0088】また、このようなオーバーロックミシン
を、ミシン運転の高速化、製品の信頼性などに優れたも
のとすることができる。
【0089】さらに、このようなオーバーロックミシン
を、低い製造コストで製造することができる。
【0090】請求項2に記載の発明によれば、被縫物に
安全縫いを施す2本針オーバーロックミシンにおいて
も、針が針板に垂直に針落ちすることが可能であり、か
つ、目飛びの生じることのない、オーバーロックミシン
を提供することができる。
【0091】また、このようなオーバーロックミシン
を、ミシン運転の高速化、製品の信頼性などに優れたも
のとすることができる。
【0092】さらに、このようなオーバーロックミシン
を、低い製造コストで製造することができる。
【0093】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するほか、
下ルーパの剛性を損なうことなく、上ルーパによる下ル
ーパ糸の捕捉を確実とすることができるようにすること
ができる。
【0094】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3に記載の発明と同様の効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンの機構線図。
【図2】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンの針及び上下ルーパの正面図。
【図3】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンの上ルーパの左側面図。
【図4】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンの針及び下ルーパの左側面図。
【図5】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンによるミシン前部側から見た針落ち軌跡及び上下
ルーパ軌跡を示す図。
【図6】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンによるミシン左部側から見た針落ち軌跡及び上ル
ーパ軌跡を示す図。
【図7】この発明の実施の形態1であるオーバーロック
ミシンによる上ルーパ軌跡を示す図であり、(A)はミシ
ン上部側から見た図、(B)はミシン前部側から見た図、
(C)はミシン左部側から見た図である。
【図8】この発明の実施の形態2であるオーバーロック
ミシンの機構線図。
【図9】この発明の実施の形態3であるオーバーロック
ミシンの下ルーパを説明する図であり、(A)は左側面
図、(B)は正面図。
【図10】この発明の実施の形態3であるオーバーロッ
クミシンの下ルーパ腕を説明する図であり、(A)は左側
面図、(B)は正面図。
【図11】この発明の実施の形態3であるオーバーロッ
クミシンの下ルーパを説明する図。
【図12】従来の下ルーパを説明する図であり、(A)は
左側面図、(B)は正面図。
【図13】従来の下ルーパ腕を説明する図であり、(A)
は左側面図、(B)は正面図。
【図14】この発明の実施の形態3であるオーバーロッ
クミシンの作用を説明する図であり、(A)は平面図、
(B)は正面図。
【図15】この発明の実施の形態3であるオーバーロッ
クミシンの作用を説明する図。
【図16】この発明の実施の形態3であるオーバーロッ
クミシンの作用を説明する図。
【図17】従来のオーバーロックミシンの針板に対する
針落ちを説明する図。
【図18】従来のオーバーロックミシンの下ルーパ駆動
機構を説明する斜視図。
【図19】従来のオーバーロックミシンの作用を説明す
る図。
【図20】従来のオーバーロックミシンの針と上下ルー
パの位置関係を説明する図。
【図21】この発明が解決する課題を説明する図。
【図22】この発明が解決する課題を説明する図。
【符号の説明】
1 上ルーパ 2 上ルーパ軸 3 連結機構 4 ロッド 5 上ルーパ抱き 6 上ルーパ軌跡 11 下ルーパ 12 下ルーパ軸 13 連結機構 14 下ルーパ腕 15 下ルーパ軌跡 21 二重環ルーパ 22 二重環ルーパ軸 23 連結機構 24 二重環ルーパ腕 32 右針 33 左針 34 右針の針落ち軌跡 35 左針の針落ち軌跡 36 ロック針 37 2重環針 43 クランクシャフト 51 針板上面 61 下ルーパ 62 下ルーパの上ルーパ対向面 71 下ルーパ 72 下ルーパの上ルーパ対向面 73 下ルーパ腕 81 下ルーパ 82 下ルーパの上ルーパ対向面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針板に対して垂直に上下動する2本針と、 下ルーパ揺動機構と、 この下ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する下ルー
    パと、 上ルーパ揺動機構と、 この上ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する上ルー
    パとを備え、 前記上ルーパ揺動機構は、 前記上ルーパに連結されている第1の揺動軸を備えてい
    て、 この第1の揺動軸はその径方向平面内で前記上ルーパを
    揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシ
    ン下部側に傾斜しつつ延出しており、 前記下ルーパ揺動機構は、 前記下ルーパに連結されている第2の揺動軸を備えてい
    て、 この第2の揺動軸はその径方向平面内で前記下ルーパを
    揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシ
    ン下部側に傾斜しつつ延出していること、を特徴とする
    オーバーロックミシン。
  2. 【請求項2】針板に対して垂直に上下動するロック針及
    び二重環針と、 下ルーパ揺動機構と、 この下ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する下ルー
    パと、 上ルーパ揺動機構と、 この上ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する上ルー
    パと、 2重環ルーパ揺動機構と、 この2重環ルーパ揺動機構に連結されて揺動運動する2
    重環ルーパとを備え、 前記上ルーパ揺動機構は、 前記上ルーパに連結されている第1の揺動軸を備えてい
    て、 この第1の揺動軸はその径方向平面内で前記上ルーパを
    揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシ
    ン下部側に傾斜しつつ延出しており、 前記下ルーパ揺動機構は、 前記下ルーパに連結されている第2の揺動軸を備えてい
    て、 この第2の揺動軸はその径方向平面内で前記下ルーパを
    揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かってミシ
    ン下部側に傾斜しつつ延出しており、 前記2重環ルーパ揺動機構は、 この2重環ルーパ揺動機構の一部をなす第3の揺動軸を
    備えていて、 この第3の揺動軸はその径方向平面内で前記2重環ルー
    パを揺動し、該軸はミシン後部側から前部側に向かって
    ミシン下部側に傾斜しつつ延出していること、を特徴と
    するオーバーロックミシン。
  3. 【請求項3】下ルーパの上ルーパ対向面が上ルーパの移
    動軌跡にほぼ沿うように、下ルーパ又は下ルーパ腕を傾
    斜させていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のオーバーロックミシン。
  4. 【請求項4】前記上ルーパの揺動運動軌跡は、ミシン側
    方から見て、前記第1の揺動軸の傾斜に応じて傾斜する
    直線上を上昇して針の上下経路と交叉するものであり、
    又、ミシン上部から見て、針上下経路に対してミシン後
    部側からミシン前部側まで穏やかな弧状軌跡上を移動
    し、且つ、その針上下経路を越えてからの上死点近辺で
    は更に穏やかな弧状軌跡上を移動するものであることを
    特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のオーバ
    ーロックミシン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100900367B1 (ko) * 2001-08-03 2009-06-02 쥬키 가부시키가이샤 오버록 재봉틀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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