JPH09192499A - 電気加熱式触媒装置用メタル担体 - Google Patents
電気加熱式触媒装置用メタル担体Info
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- JPH09192499A JPH09192499A JP8010008A JP1000896A JPH09192499A JP H09192499 A JPH09192499 A JP H09192499A JP 8010008 A JP8010008 A JP 8010008A JP 1000896 A JP1000896 A JP 1000896A JP H09192499 A JPH09192499 A JP H09192499A
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- honeycomb
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気加熱式触媒装置用メタル担体10を形成
するロール状の第2のハニカム体12の上流に直列に配
設され、接合されない電気絶縁用波板を有する、軸方向
に短いロール状の電気加熱式の第1のハニカム体11
の、テレスコーピングを防止する。 【解決手段】 直列に配設された第2のハニカム体12
と電気加熱式第1のハニカム体11との間の間隔Cの中
にロール状ハニカム体をなすストッパ組立体13を配設
し、電気加熱式第1のハニカム体11に生じるテレスコ
ーピングを第2のハニカム体12によって抑える。第2
のハニカム体12は軸方向長さが長いのでテレスコーピ
ングを生じない。ストッパ組立体13は薄い金属の平板
材と波板材とを重ねロール状に巻いて形成し、少なくと
も第1のハニカム体11に当接する端面13aの側に電
気絶縁性被膜層を施す。ストッパ組立体13の網目状通
気路の密度は、第1のハニカム体11の密度と等しいか
それ以下とする。
するロール状の第2のハニカム体12の上流に直列に配
設され、接合されない電気絶縁用波板を有する、軸方向
に短いロール状の電気加熱式の第1のハニカム体11
の、テレスコーピングを防止する。 【解決手段】 直列に配設された第2のハニカム体12
と電気加熱式第1のハニカム体11との間の間隔Cの中
にロール状ハニカム体をなすストッパ組立体13を配設
し、電気加熱式第1のハニカム体11に生じるテレスコ
ーピングを第2のハニカム体12によって抑える。第2
のハニカム体12は軸方向長さが長いのでテレスコーピ
ングを生じない。ストッパ組立体13は薄い金属の平板
材と波板材とを重ねロール状に巻いて形成し、少なくと
も第1のハニカム体11に当接する端面13aの側に電
気絶縁性被膜層を施す。ストッパ組立体13の網目状通
気路の密度は、第1のハニカム体11の密度と等しいか
それ以下とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の排気ガス
浄化装置に用いられるハニカム体をなす触媒装置用メタ
ル担体に関し、特に電気加熱式触媒装置用メタル担体に
関する。
浄化装置に用いられるハニカム体をなす触媒装置用メタ
ル担体に関し、特に電気加熱式触媒装置用メタル担体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ガス浄化装置に用いられる触
媒装置用メタル担体は、薄い金属の平板と波板の間にろ
う材を介在させて、平板と波板を重ねて中心からロール
状に巻き込んでハニカム体を形成し、高真空炉を使用し
てろう材を溶融させ、板材の接触部分において接合を行
っていた。ろう材にはNi基ろう材を用い、平板と波板
にはフェライト系ステンレス材料が使用されていた。そ
のようにして形成されたハニカム体を金属製外筒内に収
容したものが触媒装置用メタル担体として知られている
(例えば特開昭65−4373号公報)。
媒装置用メタル担体は、薄い金属の平板と波板の間にろ
う材を介在させて、平板と波板を重ねて中心からロール
状に巻き込んでハニカム体を形成し、高真空炉を使用し
てろう材を溶融させ、板材の接触部分において接合を行
っていた。ろう材にはNi基ろう材を用い、平板と波板
にはフェライト系ステンレス材料が使用されていた。そ
のようにして形成されたハニカム体を金属製外筒内に収
容したものが触媒装置用メタル担体として知られている
(例えば特開昭65−4373号公報)。
【0003】ハニカム体のハニカム通路表面には触媒担
持層が形成され、その触媒担持層に貴金属触媒が担持さ
れて排気ガス浄化触媒の役目をなす。そして内燃機関の
排気通路に配設されて排気ガス中のHC、CO、NOx
などを浄化する。なお限られた容積中にできるだけ多く
のハニカム通路面積を確保する必要から、平板および波
板の厚さは強度を維持できる範囲内でできるだけ薄くな
っている。
持層が形成され、その触媒担持層に貴金属触媒が担持さ
れて排気ガス浄化触媒の役目をなす。そして内燃機関の
排気通路に配設されて排気ガス中のHC、CO、NOx
などを浄化する。なお限られた容積中にできるだけ多く
のハニカム通路面積を確保する必要から、平板および波
板の厚さは強度を維持できる範囲内でできるだけ薄くな
っている。
【0004】上述した触媒担持層に担持された貴金属触
媒は、ある程度の高温環境下で触媒反応が促進されるの
で、触媒装置はできるだけ、高温の排気ガスに曝される
ように内燃機関の排気弁の近くに設けられている。
媒は、ある程度の高温環境下で触媒反応が促進されるの
で、触媒装置はできるだけ、高温の排気ガスに曝される
ように内燃機関の排気弁の近くに設けられている。
【0005】また、ハニカム体を通過する排気ガスの流
速がハニカム体の外層部より内層部に至るほど大きく、
したがってハニカム体では高温の排気ガスとの接触、触
媒反応による発熱および外筒からの熱放散により、内層
部ほど高温で外層部ほど低温となる温度分布を生じる。
この温度分布により、温度の高いハニカム体の内層部の
膨張・収縮量が、温度の低い外層部の膨張・収縮量より
大となるため、内層部と外層部との間に熱応力が発生す
る。この熱応力は、ハニカム体の膨張・収縮の度に繰り
返されるが、従来の触媒装置用メタル担体においては、
全ての平板材と波板材とがろう材を介して一体にろう付
けされているため熱応力を逃がすことができず、長期間
の使用により平板材と波板材との接合箇所が破断すると
いう欠点がある。
速がハニカム体の外層部より内層部に至るほど大きく、
したがってハニカム体では高温の排気ガスとの接触、触
媒反応による発熱および外筒からの熱放散により、内層
部ほど高温で外層部ほど低温となる温度分布を生じる。
この温度分布により、温度の高いハニカム体の内層部の
膨張・収縮量が、温度の低い外層部の膨張・収縮量より
大となるため、内層部と外層部との間に熱応力が発生す
る。この熱応力は、ハニカム体の膨張・収縮の度に繰り
返されるが、従来の触媒装置用メタル担体においては、
全ての平板材と波板材とがろう材を介して一体にろう付
けされているため熱応力を逃がすことができず、長期間
の使用により平板材と波板材との接合箇所が破断すると
いう欠点がある。
【0006】この欠点を除くため、ハニカム体を形成す
る平板を2枚以上重ね、それら平板同志の間は接合せず
単に重ねられており、さらに2枚の平板の間に第2の波
板を接合することなく配設して、接合されない平板の間
および平板と第2の波板の間が、互いに自由に滑って熱
応力が緩和されるメタル担体が開示されている。
る平板を2枚以上重ね、それら平板同志の間は接合せず
単に重ねられており、さらに2枚の平板の間に第2の波
板を接合することなく配設して、接合されない平板の間
および平板と第2の波板の間が、互いに自由に滑って熱
応力が緩和されるメタル担体が開示されている。
【0007】しかしながら、このような触媒装置用メタ
ル担体においては、内燃機関の始動時には排気ガスの温
度が低いため触媒反応が充分に行われず、そのため排気
ガス中のHC,CO,NOxなどを浄化する能力が不充
分となる。この欠点を除くため種々の電気加熱式触媒装
置用メタル担体が開示されていて、始動時にメタル担体
を電気的に加熱して触媒反応を促進するようになってい
る。
ル担体においては、内燃機関の始動時には排気ガスの温
度が低いため触媒反応が充分に行われず、そのため排気
ガス中のHC,CO,NOxなどを浄化する能力が不充
分となる。この欠点を除くため種々の電気加熱式触媒装
置用メタル担体が開示されていて、始動時にメタル担体
を電気的に加熱して触媒反応を促進するようになってい
る。
【0008】上述のように、複数の平板とそれら平板の
間に第2の波板を装入した形式のハニカム体において
は、第2の波板の表面に酸化アルミニウムなどの被膜層
を施して、ハニカム体のロール状に巻き回された層の間
を電気的に絶縁し、ハニカム体の巻き始めと巻き終りの
板材の端部にそれぞれ電源と接続するための電極を設け
て、ハニカム体の巻き取り方向に電流を流す方式が採用
されている。このようなハニカム体全体を加熱する電気
加熱式メタル担体では、同じ外形の場合に軸方向の長さ
が短い方が同じ消費電力に対して所要温度までの加熱時
間は短くなる。
間に第2の波板を装入した形式のハニカム体において
は、第2の波板の表面に酸化アルミニウムなどの被膜層
を施して、ハニカム体のロール状に巻き回された層の間
を電気的に絶縁し、ハニカム体の巻き始めと巻き終りの
板材の端部にそれぞれ電源と接続するための電極を設け
て、ハニカム体の巻き取り方向に電流を流す方式が採用
されている。このようなハニカム体全体を加熱する電気
加熱式メタル担体では、同じ外形の場合に軸方向の長さ
が短い方が同じ消費電力に対して所要温度までの加熱時
間は短くなる。
【0009】したがって、容量の大きいメタル担体や、
容量は小さいがより少ない消費電力で有効な電気加熱を
行わんとする電気加熱式メタル担体では、図4に示すよ
うにメタル担体30の中のハニカム体を2分割して、電
気加熱するのに適当な容量の第1のメタル担体31と、
加熱部分を含まない主要なメタル担体を形成する第2の
メタル担体32とを直列に配設したものが開示されてい
る。
容量は小さいがより少ない消費電力で有効な電気加熱を
行わんとする電気加熱式メタル担体では、図4に示すよ
うにメタル担体30の中のハニカム体を2分割して、電
気加熱するのに適当な容量の第1のメタル担体31と、
加熱部分を含まない主要なメタル担体を形成する第2の
メタル担体32とを直列に配設したものが開示されてい
る。
【0010】図4において、第1のメタル担体31の容
量が小さく、軸方向の長さが例えば20mm以下のよう
に短い場合には、第1のメタル担体は絶縁用波板に施さ
れた絶縁層のために、絶縁用波板はろう材による接合が
行なわれず、さらにまた、複数枚の平板の間も熱応力を
逃すため通常接合を行なわないので、使用中に層がずれ
て所謂テレスコーピングが生じるという欠点がある。こ
の現象を防止するため、図5に示すように、電気加熱式
の第1のハニカム体21の中心部に設けられた中心電極
26を延長して第2のハニカム体22の中心部に装入
し、第1のハニカム体21の中心部と第2のハニカム体
22の中心部とを結合することによってテレスコーピン
グを防止している。
量が小さく、軸方向の長さが例えば20mm以下のよう
に短い場合には、第1のメタル担体は絶縁用波板に施さ
れた絶縁層のために、絶縁用波板はろう材による接合が
行なわれず、さらにまた、複数枚の平板の間も熱応力を
逃すため通常接合を行なわないので、使用中に層がずれ
て所謂テレスコーピングが生じるという欠点がある。こ
の現象を防止するため、図5に示すように、電気加熱式
の第1のハニカム体21の中心部に設けられた中心電極
26を延長して第2のハニカム体22の中心部に装入
し、第1のハニカム体21の中心部と第2のハニカム体
22の中心部とを結合することによってテレスコーピン
グを防止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1のハニカム
体の中心部の中心電極を延長して第2のハニカム体に結
合し、第1のハニカム体のテレスコーピングを防止する
方法において、第1のハニカム体のうち軸方向に固定さ
れている部分は、中心電極に近い部分と外筒に近い部分
だけで、その他の部分は充分に固定されていないためテ
レスコーピングを完全に防止できないという欠点がある
ほか、第1と第2のハニカム体の中心部分の位置がそれ
ぞれのハニカム体で異なるために、保持筒に装入する場
合無理な心合わせを行うため、加熱の際に第1のハニカ
ム体が変形するという欠点がある。さらに電気加熱を行
わない第2のハニカム体においても絶縁を考慮する必要
があるため構造が複雑になるという欠点がある。
体の中心部の中心電極を延長して第2のハニカム体に結
合し、第1のハニカム体のテレスコーピングを防止する
方法において、第1のハニカム体のうち軸方向に固定さ
れている部分は、中心電極に近い部分と外筒に近い部分
だけで、その他の部分は充分に固定されていないためテ
レスコーピングを完全に防止できないという欠点がある
ほか、第1と第2のハニカム体の中心部分の位置がそれ
ぞれのハニカム体で異なるために、保持筒に装入する場
合無理な心合わせを行うため、加熱の際に第1のハニカ
ム体が変形するという欠点がある。さらに電気加熱を行
わない第2のハニカム体においても絶縁を考慮する必要
があるため構造が複雑になるという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、軸方向長さが短くテレス
コーピングを生じ易い電気加熱式メタル担体のテレスコ
ーピングを防止することにある。
コーピングを生じ易い電気加熱式メタル担体のテレスコ
ーピングを防止することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電気加熱式触媒
装置用メタル担体は、帯状をなす薄い金属板を折曲げて
連続的な波形の凹凸を形成した1枚の波板材と、平坦な
帯状をなす薄い金属板からなる複数枚の平板材とが相互
に当接して重なり合い、かつ複数枚の平板材の中の隣り
合う2枚の間に、電気絶縁性被膜層を有する絶縁用波板
が接合されることなく配設され、ロール状に巻かれて形
成されて多数の網目状通気路を備えたハニカム体をな
し、ハニカム体のロール状に巻き回された層間が電気的
に絶縁され、ハニカム体の中心部に中心電極を有し、ハ
ニカム体の外周部に中心電極と逆性の外周電極を有す
る、軸方向長さが短い第1のハニカム体と、帯状をなす
薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波
板材と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材と
が相互に当接して重なり合い、ロール状に巻かれて形成
されて多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなし、
第1のハニカム体の下流に直列にかつ間隔を置いて配設
された第2のハニカム体と、第1と第2のハニカム体を
覆って両ハニカム体を保持する保持筒とを含む、電気加
熱式触媒装置用メタル担体において、第1のハニカム体
と第2のハニカム体の間の所定の間隔内に配設されて保
持筒に保持され、両ハニカム体の対向する軸方向両端面
に当接し、また少なくとも第1のハニカム体に当接する
部分が電気的に絶縁された、第1のハニカム体が第2の
ハニカム体の方向へ軸方向に移動するのを防止するため
の、ストッパ組立体を有している。
装置用メタル担体は、帯状をなす薄い金属板を折曲げて
連続的な波形の凹凸を形成した1枚の波板材と、平坦な
帯状をなす薄い金属板からなる複数枚の平板材とが相互
に当接して重なり合い、かつ複数枚の平板材の中の隣り
合う2枚の間に、電気絶縁性被膜層を有する絶縁用波板
が接合されることなく配設され、ロール状に巻かれて形
成されて多数の網目状通気路を備えたハニカム体をな
し、ハニカム体のロール状に巻き回された層間が電気的
に絶縁され、ハニカム体の中心部に中心電極を有し、ハ
ニカム体の外周部に中心電極と逆性の外周電極を有す
る、軸方向長さが短い第1のハニカム体と、帯状をなす
薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波
板材と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材と
が相互に当接して重なり合い、ロール状に巻かれて形成
されて多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなし、
第1のハニカム体の下流に直列にかつ間隔を置いて配設
された第2のハニカム体と、第1と第2のハニカム体を
覆って両ハニカム体を保持する保持筒とを含む、電気加
熱式触媒装置用メタル担体において、第1のハニカム体
と第2のハニカム体の間の所定の間隔内に配設されて保
持筒に保持され、両ハニカム体の対向する軸方向両端面
に当接し、また少なくとも第1のハニカム体に当接する
部分が電気的に絶縁された、第1のハニカム体が第2の
ハニカム体の方向へ軸方向に移動するのを防止するため
の、ストッパ組立体を有している。
【0014】前述のストッパ組立体は、帯状をなす薄い
金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波板材
と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材とが、
相互に当接して重なり合って、ロール状に巻かれて形成
された多数の網目状通気路を備え、軸方向長さが所定の
間隔に等しいハニカム体をなし、別のストッパ組立体
は、第1と第2のハニカム体の対向する両端面に当接す
る長辺と、保持筒に内接する短辺とを有する長方形の、
薄い金属板からなる複数の平板と、長方形の平板の間を
連結して平板を第1と第2のハニカム体の対向する両端
面に垂直に保持する、中心軸とほぼ同心に配設された薄
い金属板からなる少なくとも1個の円筒とを含んで形成
されている。
金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波板材
と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材とが、
相互に当接して重なり合って、ロール状に巻かれて形成
された多数の網目状通気路を備え、軸方向長さが所定の
間隔に等しいハニカム体をなし、別のストッパ組立体
は、第1と第2のハニカム体の対向する両端面に当接す
る長辺と、保持筒に内接する短辺とを有する長方形の、
薄い金属板からなる複数の平板と、長方形の平板の間を
連結して平板を第1と第2のハニカム体の対向する両端
面に垂直に保持する、中心軸とほぼ同心に配設された薄
い金属板からなる少なくとも1個の円筒とを含んで形成
されている。
【0015】またハニカム体をなすストッパ組立体の網
目状通気路の密度は、第1のハニカム体の網目状通気路
の密度に等しいか又はそれ以下であることが好ましい。
目状通気路の密度は、第1のハニカム体の網目状通気路
の密度に等しいか又はそれ以下であることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電気加熱式触媒装置用メ
タル担体は、巾の狭い金属板で形成された1枚の波板材
と複数枚の平板材とを重ね合わせ、さらに複数枚の平板
材の中の隣り合う2枚の間に、電気絶縁被膜層を有する
絶縁用波板を接合されることなく配設して、ロール状に
巻き回して軸方向長さが短いハニカム体を形成し、ロー
ルの巻き始めと巻き終りにそれぞれ電極を設けて電気加
熱を可能とした第1のハニカム体を形成し、別の波板材
と平板材とを重ね合わせてロール状に巻いて第2のハニ
カム体を形成して、第1のハニカム体の下流に直列に、
所定の間隔を隔てて配設し、所定の間隔内には、対向す
る両ハニカム体の端部に当接する1個のストッパ組立体
を配設して、第1、第2のハニカム体およびストッパ組
立体を、それらの外径と等しい内径を有する保持筒の中
に収容して形成される。
タル担体は、巾の狭い金属板で形成された1枚の波板材
と複数枚の平板材とを重ね合わせ、さらに複数枚の平板
材の中の隣り合う2枚の間に、電気絶縁被膜層を有する
絶縁用波板を接合されることなく配設して、ロール状に
巻き回して軸方向長さが短いハニカム体を形成し、ロー
ルの巻き始めと巻き終りにそれぞれ電極を設けて電気加
熱を可能とした第1のハニカム体を形成し、別の波板材
と平板材とを重ね合わせてロール状に巻いて第2のハニ
カム体を形成して、第1のハニカム体の下流に直列に、
所定の間隔を隔てて配設し、所定の間隔内には、対向す
る両ハニカム体の端部に当接する1個のストッパ組立体
を配設して、第1、第2のハニカム体およびストッパ組
立体を、それらの外径と等しい内径を有する保持筒の中
に収容して形成される。
【0017】第2のハニカム体は、触媒を担持する主担
体であるため、通常軸方向長さを外径よりも大きくとる
ので、ガス流による軸方向下流へ向かってテレスコーピ
ングが発生することは極めて少ない。これに反し第1の
ハニカム体は、上述の如く電気加熱式ハニカム体であっ
て、より少ない消費電力で有効な電気加熱を行なう必要
があるため、軸方向長さを外径に比べて極めて短くし、
さらにまた互いに接合されない複数の平板材を有する平
板多重構造や、平板材と波板材を重ね合わせた層が2層
以上積み重ねられて形成される多層構造のハニカム体の
ような、板材の軸方向の拘束力が極めて小さい構造をと
るので、ガス流によるテレスコーピングが発生し易い構
造となっている。
体であるため、通常軸方向長さを外径よりも大きくとる
ので、ガス流による軸方向下流へ向かってテレスコーピ
ングが発生することは極めて少ない。これに反し第1の
ハニカム体は、上述の如く電気加熱式ハニカム体であっ
て、より少ない消費電力で有効な電気加熱を行なう必要
があるため、軸方向長さを外径に比べて極めて短くし、
さらにまた互いに接合されない複数の平板材を有する平
板多重構造や、平板材と波板材を重ね合わせた層が2層
以上積み重ねられて形成される多層構造のハニカム体の
ような、板材の軸方向の拘束力が極めて小さい構造をと
るので、ガス流によるテレスコーピングが発生し易い構
造となっている。
【0018】本発明による上述のストッパ組立体は、第
1のハニカム体と第2のハニカム体の間の所定の間隔内
に配設されて、両ハニカム体の対向する端面に当接して
保持筒の中に収容されているから、第1のハニカム体が
ガス流により第2のハニカム体に向ってテレスコーピン
グを起こしたとき、これを防止することができる。
1のハニカム体と第2のハニカム体の間の所定の間隔内
に配設されて、両ハニカム体の対向する端面に当接して
保持筒の中に収容されているから、第1のハニカム体が
ガス流により第2のハニカム体に向ってテレスコーピン
グを起こしたとき、これを防止することができる。
【0019】本発明によるストッパ組立体の構造は、 1.波板材と平板材とを重ね合せてロール状に巻いて形
成したハニカム構造であって、外径が第1、第2のハニ
カム体と同一であり、軸方向長さが第1と第2のハニカ
ム体の間の所定の間隔と同じで、かつ両端面に於て第1
と第2のハニカム体の対向する端面に当接するように形
成され、かつ少なくとも第1のハニカム体に接する端面
の部分には電気絶縁層が施されており、または、 2.第1と第2のハニカム体の対向する両端面に当接す
る長辺と、保持筒に内接する短辺とを有する長方形の薄
い金属板からなる複数の平板と、これら平板の間を連結
して平板を第1と第2のハニカム体の対向する両端面に
垂直に保持する少なくとも1個の、中心軸と同軸に配設
された円筒とを含んで形成されている。
成したハニカム構造であって、外径が第1、第2のハニ
カム体と同一であり、軸方向長さが第1と第2のハニカ
ム体の間の所定の間隔と同じで、かつ両端面に於て第1
と第2のハニカム体の対向する端面に当接するように形
成され、かつ少なくとも第1のハニカム体に接する端面
の部分には電気絶縁層が施されており、または、 2.第1と第2のハニカム体の対向する両端面に当接す
る長辺と、保持筒に内接する短辺とを有する長方形の薄
い金属板からなる複数の平板と、これら平板の間を連結
して平板を第1と第2のハニカム体の対向する両端面に
垂直に保持する少なくとも1個の、中心軸と同軸に配設
された円筒とを含んで形成されている。
【0020】上述のストッパ組立体は、ガス流に対する
通気抵抗が出来るだけ小さい方が好ましく、ハニカム体
をなすストッパ組立体の網目状通気路の密度は、第1の
ハニカム体の密度に対し、等しいか又はそれ以下とす
る。
通気抵抗が出来るだけ小さい方が好ましく、ハニカム体
をなすストッパ組立体の網目状通気路の密度は、第1の
ハニカム体の密度に対し、等しいか又はそれ以下とす
る。
【0021】さらに、本発明によるメタル担体を上述の
構成としたため、電気的に加熱される第1のハニカム体
の構造が、互いに接合されない複数の平板材を有する平
板多重構造の場合や、2層以上の層が重ね合わされて形
成された多層構造の場合のような、板材の軸方向の拘束
力が極めて小なる場合であっても、テレスコーピングが
発生することはない。
構成としたため、電気的に加熱される第1のハニカム体
の構造が、互いに接合されない複数の平板材を有する平
板多重構造の場合や、2層以上の層が重ね合わされて形
成された多層構造の場合のような、板材の軸方向の拘束
力が極めて小なる場合であっても、テレスコーピングが
発生することはない。
【0022】従って、第1のハニカム体の消費電力を設
計するに際し、多層構造において積み重ねる層の数の増
減や、さらに各層の板材の全長の増減によって、比較的
大幅な消費電力の増減を行なうことができ、また平板多
重構造において平板の枚数の増減によって比較的小幅の
消費電力の増減が可能となるので、これらの組み合せに
よって更に細かい客先の消費電力のニーズに合致したハ
ニカム体を提供することが出来る。
計するに際し、多層構造において積み重ねる層の数の増
減や、さらに各層の板材の全長の増減によって、比較的
大幅な消費電力の増減を行なうことができ、また平板多
重構造において平板の枚数の増減によって比較的小幅の
消費電力の増減が可能となるので、これらの組み合せに
よって更に細かい客先の消費電力のニーズに合致したハ
ニカム体を提供することが出来る。
【0023】導電性の金属材料から作られるストッパ組
立体は、少なくとも電気加熱式の第1のハニカム体に当
接する側の部分に、電気絶縁性被膜層を施す必要があ
る。電気絶縁性被膜層をストッパ組立体に施す方法には
下記の方法がある。すなわち、 イ.物理的方法(PVD)例えば真空蒸着、スパッタ、
イオンプレーティングによって絶縁被膜をコーティン
グ、 ロ.化学的方法(CVD)によって絶縁被膜をコーティ
ング、 ハ.大気焼成によって絶縁性被膜層に変化する材料、例
えばアルミニウムをコーティングした後大気焼成、 ニ.波板又はストッパ組立体の母材に、アルミニウムを
含有するステンレスを用い、形成後大気焼成するか又は
ろう付け後大気焼成して、酸化アルミニウム被膜を析
出、 ホ.形成後又はろう付け後の状態で溶融アルミニウム中
に浸漬し、浸漬中にアルミニウム(Al)と母材中の鉄
(Fe)とを相互拡散させることによって表面に合金層
を形成し、その後大気焼成して酸化アルミニウム被膜を
析出させるなどの方法がある。
立体は、少なくとも電気加熱式の第1のハニカム体に当
接する側の部分に、電気絶縁性被膜層を施す必要があ
る。電気絶縁性被膜層をストッパ組立体に施す方法には
下記の方法がある。すなわち、 イ.物理的方法(PVD)例えば真空蒸着、スパッタ、
イオンプレーティングによって絶縁被膜をコーティン
グ、 ロ.化学的方法(CVD)によって絶縁被膜をコーティ
ング、 ハ.大気焼成によって絶縁性被膜層に変化する材料、例
えばアルミニウムをコーティングした後大気焼成、 ニ.波板又はストッパ組立体の母材に、アルミニウムを
含有するステンレスを用い、形成後大気焼成するか又は
ろう付け後大気焼成して、酸化アルミニウム被膜を析
出、 ホ.形成後又はろう付け後の状態で溶融アルミニウム中
に浸漬し、浸漬中にアルミニウム(Al)と母材中の鉄
(Fe)とを相互拡散させることによって表面に合金層
を形成し、その後大気焼成して酸化アルミニウム被膜を
析出させるなどの方法がある。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1(A)は本発明の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の一実施例の軸を含む断面略図、図1(B)
はロール状のハニカム体をなすストッパ組立体の外観の
斜視図、図1(C)は、図1(A)の電気加熱式第1の
ハニカム体の板材の構成を示す模式的断面図である。
説明する。図1(A)は本発明の電気加熱式触媒装置用
メタル担体の一実施例の軸を含む断面略図、図1(B)
はロール状のハニカム体をなすストッパ組立体の外観の
斜視図、図1(C)は、図1(A)の電気加熱式第1の
ハニカム体の板材の構成を示す模式的断面図である。
【0025】図1(A)において、電気加熱式触媒装置
用メタル担体10には、電気加熱式の第1のハニカム体
11と、第1のハニカム体11の下流に同軸に所定の間
隔Cを隔てて第2のハニカム体12が配設されており、
所定の間隔Cには、ロール状のハニカム体をなすストッ
パ組立体13が設けられている。第1のハニカム体11
と第2のハニカム体12の外側面は、それぞれ外筒11
a,12aで覆われ、さらに電気絶縁体14を介して共
通の保持筒15内に装入されている。
用メタル担体10には、電気加熱式の第1のハニカム体
11と、第1のハニカム体11の下流に同軸に所定の間
隔Cを隔てて第2のハニカム体12が配設されており、
所定の間隔Cには、ロール状のハニカム体をなすストッ
パ組立体13が設けられている。第1のハニカム体11
と第2のハニカム体12の外側面は、それぞれ外筒11
a,12aで覆われ、さらに電気絶縁体14を介して共
通の保持筒15内に装入されている。
【0026】第1のハニカム体11は、図1(C)に示
すような、帯状をなす薄い金属板を折り曲げて連続的な
波形の凹凸を形成した1枚の波板材1と、平坦な帯状を
なす薄い金属板からなる1枚の平板材21 とで形成され
る層と、1枚の平板材22 と帯状をなす薄い金属板を折
り曲げて連続的な波形の凹凸を形成した電気絶縁性被膜
層を有する絶縁用波板3とで形成される層とが積み重ね
られ、平板材21 ,2 2 と絶縁用波板3との間はろう材
で接合されることなく、ロール状に巻かれて形成されて
いる。第1のハニカム体11の中心部には、断面が円形
で細長い棒状の中心電極16が配設されて、波板材1お
よび平板材21 ,22 の端部に接合されている。第1の
ハニカム体11のロール状の各層は、絶縁用波板3によ
って絶縁されているから、波板材1と平板材21 ,22
のロールの外周部の端末に外周電極17を設けることに
より、中心電極16と外周電極17との間の板材はロー
ル状の電気抵抗体を形成する。したがって、中心電極1
6と外周電極17とをそれぞれ不図示の電源に接続すれ
ば、第1のハニカム体11は電気加熱が可能なハニカム
体となる。
すような、帯状をなす薄い金属板を折り曲げて連続的な
波形の凹凸を形成した1枚の波板材1と、平坦な帯状を
なす薄い金属板からなる1枚の平板材21 とで形成され
る層と、1枚の平板材22 と帯状をなす薄い金属板を折
り曲げて連続的な波形の凹凸を形成した電気絶縁性被膜
層を有する絶縁用波板3とで形成される層とが積み重ね
られ、平板材21 ,2 2 と絶縁用波板3との間はろう材
で接合されることなく、ロール状に巻かれて形成されて
いる。第1のハニカム体11の中心部には、断面が円形
で細長い棒状の中心電極16が配設されて、波板材1お
よび平板材21 ,22 の端部に接合されている。第1の
ハニカム体11のロール状の各層は、絶縁用波板3によ
って絶縁されているから、波板材1と平板材21 ,22
のロールの外周部の端末に外周電極17を設けることに
より、中心電極16と外周電極17との間の板材はロー
ル状の電気抵抗体を形成する。したがって、中心電極1
6と外周電極17とをそれぞれ不図示の電源に接続すれ
ば、第1のハニカム体11は電気加熱が可能なハニカム
体となる。
【0027】第2のハニカム体12は、第1のハニカム
体11と同様に、波板材と平板材とを重ねてロール状に
巻き回して形成したハニカム体であるが、必ずしも平板
二重構造や多層構造である必要はない。また絶縁用波板
は配設されない。第2のハニカム体12は主要な触媒装
置用メタル担体としての役目を果たすものであるから、
第1のハニカム体11に比べ軸方向長さは長くなってい
る。したがって一部の板材間がろう材によって接合され
ていない場合、または平板二重構造や多層構造の場合で
も、テレスコーピングを起こすことはない。
体11と同様に、波板材と平板材とを重ねてロール状に
巻き回して形成したハニカム体であるが、必ずしも平板
二重構造や多層構造である必要はない。また絶縁用波板
は配設されない。第2のハニカム体12は主要な触媒装
置用メタル担体としての役目を果たすものであるから、
第1のハニカム体11に比べ軸方向長さは長くなってい
る。したがって一部の板材間がろう材によって接合され
ていない場合、または平板二重構造や多層構造の場合で
も、テレスコーピングを起こすことはない。
【0028】ストッパ組立体13は、第2のハニカム体
と同様に、波板材と平板材とを重ねてロール状に巻き回
して形成したハニカム体であって、板材間のろう付けは
必ずしも必要としない。ストッパ組立体13の外形寸法
は、直径が絶縁体14又は保持筒15に内接する寸法
で、軸方向長さは第1のハニカム体11と第2のハニカ
ム体12の間に形成される所定の間隔Cと同一とする。
したがってストッパ組立体13は、軸方向端面13a、
13bがそれぞれ第1のハニカム体11と第2のハニカ
ム体12との対向する端面に当接するから、第1のハニ
カム体11がガス流によって第2のハニカム体12に向
かって軸方向に移動したりテレスコーピングを生じるの
を防止することができる。
と同様に、波板材と平板材とを重ねてロール状に巻き回
して形成したハニカム体であって、板材間のろう付けは
必ずしも必要としない。ストッパ組立体13の外形寸法
は、直径が絶縁体14又は保持筒15に内接する寸法
で、軸方向長さは第1のハニカム体11と第2のハニカ
ム体12の間に形成される所定の間隔Cと同一とする。
したがってストッパ組立体13は、軸方向端面13a、
13bがそれぞれ第1のハニカム体11と第2のハニカ
ム体12との対向する端面に当接するから、第1のハニ
カム体11がガス流によって第2のハニカム体12に向
かって軸方向に移動したりテレスコーピングを生じるの
を防止することができる。
【0029】第1と第2のハニカム体の間の間隔Cの寸
法、すなわちストッパ組立体13の軸方向長さは、両ハ
ニカム体間の絶縁および加熱式メタル担体としての熱効
率を考慮して2〜30mmの間に設定することが望まし
い。
法、すなわちストッパ組立体13の軸方向長さは、両ハ
ニカム体間の絶縁および加熱式メタル担体としての熱効
率を考慮して2〜30mmの間に設定することが望まし
い。
【0030】ハニカム体をなすストッパ組立体13の材
質に鉄、ステンレスなどの導電性のある材料を使用する
ので、電気加熱式の第1のハニカム体11と接する少な
くとも一方の端面13aに電気絶縁処理を施す必要があ
る。電気絶縁処理の方法として、ストッパ組立体単独に
行う場合には、PVD,CVDまたはイオンプレーティ
ング法によって、酸化アルミニウム(Al2 O3 )また
はその他の絶縁性被膜層をコーティングするか、または
アルミニウムを含有する材料や、溶融アルミニウム中に
浸漬して鉄とアルミニウムの合金層を生成させた材料を
用いてストッパ組立体を形成し、大気焼成することによ
って絶縁性被膜層を得る。
質に鉄、ステンレスなどの導電性のある材料を使用する
ので、電気加熱式の第1のハニカム体11と接する少な
くとも一方の端面13aに電気絶縁処理を施す必要があ
る。電気絶縁処理の方法として、ストッパ組立体単独に
行う場合には、PVD,CVDまたはイオンプレーティ
ング法によって、酸化アルミニウム(Al2 O3 )また
はその他の絶縁性被膜層をコーティングするか、または
アルミニウムを含有する材料や、溶融アルミニウム中に
浸漬して鉄とアルミニウムの合金層を生成させた材料を
用いてストッパ組立体を形成し、大気焼成することによ
って絶縁性被膜層を得る。
【0031】ハニカム体をなすストッパ組立体13に形
成された網目状通気路の密度は、第1のハニカム体11
の網目状通気路の密度に等しいか、又はそれ以下として
通気抵抗を極力減らすことが好ましい。
成された網目状通気路の密度は、第1のハニカム体11
の網目状通気路の密度に等しいか、又はそれ以下として
通気抵抗を極力減らすことが好ましい。
【0032】第1のハニカム体11と第2のハニカム体
12及びストッパ組立体13を配設するには、図1
(A)に示すような保持筒15が用いられるが、保持筒
15の使用方法には、さらに図2(A)、(B)、
(C)に示すようなものがある。図2(A)に示す実施
例では、第1のハニカム体11の外筒を延長して第2の
ハニカム体12の外筒12aを覆い、保持筒15を形成
するものであり、図2(B)に示す実施例では、第2の
ハニカム体12の外筒を延長して第1のハニカム体11
の外筒11aを覆い、保持筒15を形成するものであ
る。これらの保持筒15はそれぞれの外筒12aまたは
11aと溶接などによって固定する。図2(C)に示す
実施例は、図2(B)に示すストッパ組立体13の外周
を絶縁性のある材料例えばセラミックスペーパーなどよ
りなる環状の保持体18によって保持している。
12及びストッパ組立体13を配設するには、図1
(A)に示すような保持筒15が用いられるが、保持筒
15の使用方法には、さらに図2(A)、(B)、
(C)に示すようなものがある。図2(A)に示す実施
例では、第1のハニカム体11の外筒を延長して第2の
ハニカム体12の外筒12aを覆い、保持筒15を形成
するものであり、図2(B)に示す実施例では、第2の
ハニカム体12の外筒を延長して第1のハニカム体11
の外筒11aを覆い、保持筒15を形成するものであ
る。これらの保持筒15はそれぞれの外筒12aまたは
11aと溶接などによって固定する。図2(C)に示す
実施例は、図2(B)に示すストッパ組立体13の外周
を絶縁性のある材料例えばセラミックスペーパーなどよ
りなる環状の保持体18によって保持している。
【0033】触媒担持を行うには、第1と第2のハニカ
ム体を組み付け後同時に行うことも可能であるが、第1
と第2のハニカム体について別個の触媒担持を行って異
なる担持仕様とし、または第1のハニカム体に触媒担持
を行わないなど、種々の方法をとることができる。
ム体を組み付け後同時に行うことも可能であるが、第1
と第2のハニカム体について別個の触媒担持を行って異
なる担持仕様とし、または第1のハニカム体に触媒担持
を行わないなど、種々の方法をとることができる。
【0034】本発明の第2の実施例として、図3に示す
ような、金属の薄板で形成された種々の形式のストッパ
組立体131ないし134を使用することができる。これ
らのストッパ組立体は、長方形の薄い金属板からなる複
数の平板2aと、これら平板の間を連結して平板を第1
と第2のハニカム体の対向する端面に垂直に保持するよ
うに配設された円筒4aとが、溶接等で固定されて形成
されている。この円筒4aは平板2aと同様の薄い金属
板からなり、円筒4aの中心軸は第1、第2のハニカム
体の中心軸にほぼ一致するように配設されている。
ような、金属の薄板で形成された種々の形式のストッパ
組立体131ないし134を使用することができる。これ
らのストッパ組立体は、長方形の薄い金属板からなる複
数の平板2aと、これら平板の間を連結して平板を第1
と第2のハニカム体の対向する端面に垂直に保持するよ
うに配設された円筒4aとが、溶接等で固定されて形成
されている。この円筒4aは平板2aと同様の薄い金属
板からなり、円筒4aの中心軸は第1、第2のハニカム
体の中心軸にほぼ一致するように配設されている。
【0035】図3(A)に示すストッパ組立体131
は、中心軸に於て互いに等しい角度で交叉する4枚の長
方形の平板2aの両端を、保持筒15又は絶縁体14に
内接しうる円筒4aの内面に於て溶接などにより接合し
て形成されたものであり、図3(B)に示すストッパ組
立体132 は、長さの異る長方形の4枚の平板2aの両
端を円筒4aの内面に溶接等により接合して、中心軸と
平行にかつ等間隔に保持して形成されたものであり、図
3(C)に示すストッパ組立体133 は、図3(B)に
使用した平板2aを井げた状に組んで、円筒4aの内側
に於て平板2aの両端を接合し形成されたものであり、
図3(D)に示すストッパ組立体134 は、直径の長さ
が異る4個の円筒4aを同心に配設して、1枚の平板2
aによって保持し接合して形成されたものである。
は、中心軸に於て互いに等しい角度で交叉する4枚の長
方形の平板2aの両端を、保持筒15又は絶縁体14に
内接しうる円筒4aの内面に於て溶接などにより接合し
て形成されたものであり、図3(B)に示すストッパ組
立体132 は、長さの異る長方形の4枚の平板2aの両
端を円筒4aの内面に溶接等により接合して、中心軸と
平行にかつ等間隔に保持して形成されたものであり、図
3(C)に示すストッパ組立体133 は、図3(B)に
使用した平板2aを井げた状に組んで、円筒4aの内側
に於て平板2aの両端を接合し形成されたものであり、
図3(D)に示すストッパ組立体134 は、直径の長さ
が異る4個の円筒4aを同心に配設して、1枚の平板2
aによって保持し接合して形成されたものである。
【0036】上述の第2の実施例の各ストッパ組立体
の、少なくとも第1のハニカム体11に当接する部分に
は、第1の実施例にて述べたものと同様の方法で電気絶
縁性被膜層を施す。
の、少なくとも第1のハニカム体11に当接する部分に
は、第1の実施例にて述べたものと同様の方法で電気絶
縁性被膜層を施す。
【0037】上述の図3に示した第2の実施例と同様の
形状を有する各ストッパ組立体を焼結金属によって成形
し、その後焼結して形成することもできる。
形状を有する各ストッパ組立体を焼結金属によって成形
し、その後焼結して形成することもできる。
【0038】本発明によるストッパ組立体を、第1と第
2のハニカム体の間に設けることにより、電気加熱式の
第1のハニカム体のテレスコーピングの発生を防止する
ことができるので、第1のハニカム体を電気加熱するに
適した形状とするとともに、さらに客先の消費電力のニ
ーズに合致するように、軸方向長さの短縮を図ったり、
多層構造や平板多重構造のハニカム体を自由に採用する
ことができる。
2のハニカム体の間に設けることにより、電気加熱式の
第1のハニカム体のテレスコーピングの発生を防止する
ことができるので、第1のハニカム体を電気加熱するに
適した形状とするとともに、さらに客先の消費電力のニ
ーズに合致するように、軸方向長さの短縮を図ったり、
多層構造や平板多重構造のハニカム体を自由に採用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1枚の波
板材と複数枚の平板材とが重なり合い、かつ隣り合う2
枚の平板材の間に電気絶縁性被膜を施された絶縁用波板
が接合されることなく配設され、ロール状に巻かれて形
成された、軸方向長さが短い電気加熱式の第1のハニカ
ム体を形成し、その下流に直列に所定の間隔を隔てて、
主要な触媒担体をなす第2のハニカム体を配設して、両
ハニカム体の対向する端部の間に絶縁性を有するストッ
パ組立体を設けたため、第1のハニカム体がガス流によ
ってテレスコーピングを発生するのを防止できるという
効果がある。
板材と複数枚の平板材とが重なり合い、かつ隣り合う2
枚の平板材の間に電気絶縁性被膜を施された絶縁用波板
が接合されることなく配設され、ロール状に巻かれて形
成された、軸方向長さが短い電気加熱式の第1のハニカ
ム体を形成し、その下流に直列に所定の間隔を隔てて、
主要な触媒担体をなす第2のハニカム体を配設して、両
ハニカム体の対向する端部の間に絶縁性を有するストッ
パ組立体を設けたため、第1のハニカム体がガス流によ
ってテレスコーピングを発生するのを防止できるという
効果がある。
【0040】したがって第1のハニカム体に設けた中心
電極を、従来のように第2のハニカム体まで延長して保
持させる必要がないため、第2のハニカム体に電気的絶
縁を考慮する必要がなくて構造が簡単となり、かつ第1
のハニカム体と第2のハニカム体を同一の保持筒の中へ
無理なく装入でき、また両ハニカム体の熱による膨張・
収縮に際しても無理がかからないため、耐久性が向上す
るという効果を奏する。
電極を、従来のように第2のハニカム体まで延長して保
持させる必要がないため、第2のハニカム体に電気的絶
縁を考慮する必要がなくて構造が簡単となり、かつ第1
のハニカム体と第2のハニカム体を同一の保持筒の中へ
無理なく装入でき、また両ハニカム体の熱による膨張・
収縮に際しても無理がかからないため、耐久性が向上す
るという効果を奏する。
【0041】また従来の中心電極を延長するタイプでは
不可能であった触媒の担持仕様、すなわち第1のハニカ
ム体には触媒を担持しない仕様や、第1と第2のハニカ
ム体に別個の触媒を担持させる仕様が可能となるほか、
さらに第1と第2のハニカム体を別々の工程で触媒担持
させることが可能となるため、製作工程の自由度が大き
くなるという効果を奏する。
不可能であった触媒の担持仕様、すなわち第1のハニカ
ム体には触媒を担持しない仕様や、第1と第2のハニカ
ム体に別個の触媒を担持させる仕様が可能となるほか、
さらに第1と第2のハニカム体を別々の工程で触媒担持
させることが可能となるため、製作工程の自由度が大き
くなるという効果を奏する。
【図1】(A)は本発明の電気加熱式触媒装置用メタル
担体の軸を含む断面略図、(B)はハニカム体をなすス
トッパ組立体の外観の斜視図、(C)は、(A)の第1
のハニカム体の板材の構成を示す摸式的断面図である。
担体の軸を含む断面略図、(B)はハニカム体をなすス
トッパ組立体の外観の斜視図、(C)は、(A)の第1
のハニカム体の板材の構成を示す摸式的断面図である。
【図2】(A),(B),(C)は本発明において保持
筒の使用方法を示す断面略図である。
筒の使用方法を示す断面略図である。
【図3】本発明のストッパ組立体の第2の実施例を示す
斜視略図である。
斜視略図である。
【図4】従来の技術による電気加熱式触媒装置用メタル
担体の軸を含む断面略図である。
担体の軸を含む断面略図である。
【図5】従来の技術による別の電気加熱式触媒装置用メ
タル担体の軸を含む断面略図である。
タル担体の軸を含む断面略図である。
1 波板材 21 ,22 平板材 2a 平板 3 絶縁用波板 4a 円筒 10,30 メタル担体 11 第1のハニカム体 12 第2のハニカム体 11a,12a 外筒 13,131 ,132 ,133 ,134 ストッパ組
立体 13a,13b 端面 14 絶縁体 15 保持筒 16 中心電極 17 外周電極 18 保持体 31 第1のメタル担体 32 第2のメタル担体 C 間隔
立体 13a,13b 端面 14 絶縁体 15 保持筒 16 中心電極 17 外周電極 18 保持体 31 第1のメタル担体 32 第2のメタル担体 C 間隔
Claims (4)
- 【請求項1】 帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的
な波形の凹凸を形成した1枚の波板材と、平坦な帯状を
なす薄い金属板からなる複数枚の平板材とが相互に当接
して重なり合い、かつ前記複数枚の平板材の中の隣り合
う2枚の間に、電気絶縁性被膜層を有する絶縁用波板が
接合されることなく配設され、ロール状に巻かれて形成
されて多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなし、
該ハニカム体のロール状に巻き回された層間が電気的に
絶縁され、前記ハニカム体の中心部に中心電極を有し、
前記ハニカム体の外周部に前記中心電極と逆性の外周電
極を有する、軸方向長さが短い第1のハニカム体と、 帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を
形成した波板材と、平坦な帯状をなす薄い金属板からな
る平板材とが相互に当接して重なり合い、ロール状に巻
かれて形成されて多数の網目状通気路を備えたハニカム
体をなし、前記第1のハニカム体の下流に直列にかつ所
定の間隔を置いて配設された第2のハニカム体と、 前記第1と第2のハニカム体を覆って両ハニカム体を保
持する保持筒とを含む、電気加熱式触媒装置用メタル担
体において、 前記第1と第2のハニカム体の間の前記所定の間隔内に
配設されて前記保持筒に保持され、前記両ハニカム体の
対向する軸方向両端面に当接し、また少なくとも第1の
ハニカム体に当接する部分が電気的に絶縁された、前記
第1のハニカム体が第2のハニカム体の方向へ移動する
ことを防止するための、ストッパ組立体を有することを
特徴とする、電気加熱式触媒装置用メタル担体。 - 【請求項2】 前記ストッパ組立体は、帯状をなす薄い
金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した波板材
と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる平板材とが、
相互に当接して重なり合ってロール状に巻かれて形成さ
れた多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなし、該
ハニカム体の軸方向長さが前記所定の間隔に等しい、請
求項1に記載の電気加熱式触媒装置用メタル担体。 - 【請求項3】 前記ストッパ組立体は、前記第1と第2
のハニカム体の対向する両端面に当接する長辺と、前記
保持筒に内接する短辺とを有する長方形の薄い金属板か
らなる複数の平板と、 該長方形の平板の間を連結して該平板を前記第1と第2
のハニカム体の対向する両端面に垂直に保持する、前記
第1と第2のハニカム体の中心軸とほぼ同心に配設され
た薄い金属板からなる少なくとも1個の円筒とを含む、
請求項1に記載の電気加熱式触媒装置用メタル担体。 - 【請求項4】 前記ストッパ組立体の網目状通気路の密
度は、前記第1のハニカム体の網目状通気路の密度に等
しいか又はそれ以下である、請求項2に記載の電気加熱
式触媒装置用メタル担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010008A JPH09192499A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電気加熱式触媒装置用メタル担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010008A JPH09192499A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電気加熱式触媒装置用メタル担体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192499A true JPH09192499A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11738381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010008A Pending JPH09192499A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電気加熱式触媒装置用メタル担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192499A (ja) |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP8010008A patent/JPH09192499A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031224 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040414 |