JPH09192573A - 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成方法及び薄膜形成装置Info
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- JPH09192573A JPH09192573A JP8008098A JP809896A JPH09192573A JP H09192573 A JPH09192573 A JP H09192573A JP 8008098 A JP8008098 A JP 8008098A JP 809896 A JP809896 A JP 809896A JP H09192573 A JPH09192573 A JP H09192573A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗布液の利用効率を向上し、周囲環境変動の
影響を受けにくい膜形成方法及び薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 塗布液を貯蔵するタンク13と、被塗布
基板11上にタンク13からの塗布液を吐出する吐出手
段12と、被塗布基板11を吐出手段12に対して塗布
液の吐出が開始される第1の位置及び塗布液の吐出が終
了する第2の位置を経由するように相対的に移動する移
動手段10bと、被塗布基板11を回転する回転手段1
0aと、被塗布基板11の吐出手段12に対する相対的
な移動を、第1の位置から第2の位置までの少なくとも
一部において、被塗布基板11の回転運動により塗布液
が流動する流動方向と反対向きであるように移動手段1
0bを制御する制御手段とを有する薄膜形成装置及び薄
膜形成方法。
影響を受けにくい膜形成方法及び薄膜形成装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 塗布液を貯蔵するタンク13と、被塗布
基板11上にタンク13からの塗布液を吐出する吐出手
段12と、被塗布基板11を吐出手段12に対して塗布
液の吐出が開始される第1の位置及び塗布液の吐出が終
了する第2の位置を経由するように相対的に移動する移
動手段10bと、被塗布基板11を回転する回転手段1
0aと、被塗布基板11の吐出手段12に対する相対的
な移動を、第1の位置から第2の位置までの少なくとも
一部において、被塗布基板11の回転運動により塗布液
が流動する流動方向と反対向きであるように移動手段1
0bを制御する制御手段とを有する薄膜形成装置及び薄
膜形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜形成方法、装
置に関し、特に液状物質を複数の微少ノズルより吐出し
て基板に付着させ、付着した液状物質を乾燥・硬化させ
て薄膜(広義には100μm以下で一般には10μm以
下の膜厚のものをさす)を形成する方法、装置に関する
ものである。
置に関し、特に液状物質を複数の微少ノズルより吐出し
て基板に付着させ、付着した液状物質を乾燥・硬化させ
て薄膜(広義には100μm以下で一般には10μm以
下の膜厚のものをさす)を形成する方法、装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜技術の応用分野は多岐にわた
り、その形成方法もスパッタや蒸着のように真空装置を
用いる方法以外に、高価な真空装置を必要としない、ス
ピン塗布,印刷,ダイコート等の方法によっても作製さ
れている。
り、その形成方法もスパッタや蒸着のように真空装置を
用いる方法以外に、高価な真空装置を必要としない、ス
ピン塗布,印刷,ダイコート等の方法によっても作製さ
れている。
【0003】特に、スピン塗布は、半導体製造工程にお
いてレジスト膜の形成やSOGなどの層間絶縁膜の形成
等に利用されているだけでなく、光ディスクの製造工程
においても保護膜の形成技術として広く利用されてい
る。
いてレジスト膜の形成やSOGなどの層間絶縁膜の形成
等に利用されているだけでなく、光ディスクの製造工程
においても保護膜の形成技術として広く利用されてい
る。
【0004】以下、従来のスピン塗布装置(スピンコー
タ)について説明する。図7は、従来のスピンコータに
よる薄膜形成工程を示したものである。
タ)について説明する。図7は、従来のスピンコータに
よる薄膜形成工程を示したものである。
【0005】図7において、100はスピンコータ本体
の回転軸,200は資料固定基板である。また、300
は塗布用の液体500を吐出するノズルであり、400
は資料固定基板200上に載置された薄膜形成用の基板
である。
の回転軸,200は資料固定基板である。また、300
は塗布用の液体500を吐出するノズルであり、400
は資料固定基板200上に載置された薄膜形成用の基板
である。
【0006】このようなスピンコータでは、まず図7
(a)に示すように、ノズル300により、基板400
に液体500を吐出させる。
(a)に示すように、ノズル300により、基板400
に液体500を吐出させる。
【0007】ついで、図7(b)に示すように、スピン
コータを低速回転ω1(例えば60rpm)で回転させ
て、液体500を基板400になじませる。
コータを低速回転ω1(例えば60rpm)で回転させ
て、液体500を基板400になじませる。
【0008】そして、図7(c)に示すように、高速回
転ω2(例えば4500rpm)で基板400を回転さ
せることにより、余分な液体を飛散液700として基板
400から除去し、所望の膜厚の薄膜600を形成す
る。
転ω2(例えば4500rpm)で基板400を回転さ
せることにより、余分な液体を飛散液700として基板
400から除去し、所望の膜厚の薄膜600を形成す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のような
スピン塗布において、ノズル300より供給される液体
500のうち実際に基板400上に薄膜として残るの
は、基板と液体の相性にも依存するが、一般に供給され
た液体の20%以下であり、供給された液体のほとんど
が飛散液700となり基板より除去されることになる。
スピン塗布において、ノズル300より供給される液体
500のうち実際に基板400上に薄膜として残るの
は、基板と液体の相性にも依存するが、一般に供給され
た液体の20%以下であり、供給された液体のほとんど
が飛散液700となり基板より除去されることになる。
【0010】これは、基板400上に液体500を充分
量供給しないと、液体500と基板400の充分ななじ
みが得られず、仮に液体500の量を減らした場合、液
体500と基板400のなじみの悪い部分に塗り残しや
膜圧の不均一な分布を発生させてしまうからである。
量供給しないと、液体500と基板400の充分ななじ
みが得られず、仮に液体500の量を減らした場合、液
体500と基板400のなじみの悪い部分に塗り残しや
膜圧の不均一な分布を発生させてしまうからである。
【0011】更に、このような膜厚の不均一性を除去
し、スピン塗布装置周囲の環境変数が変化した場合でも
良好な塗布面を得るためには、必要量よりはるかに多い
液量が供給されなければならない。
し、スピン塗布装置周囲の環境変数が変化した場合でも
良好な塗布面を得るためには、必要量よりはるかに多い
液量が供給されなければならない。
【0012】例えば、外径120mmの光ディスク(基
板400に相当)に膜厚3μmの保護膜を形成する場
合、紫外線(UV)硬化樹脂溶液(液体500に相当)
をノズル300より約2gをディスク上に供給するが、
実際に3μmの膜厚を形成するのに必要な液量は40m
g程度であり、供給液量の98%に相当する約1.96
gもの液が飛散液700として捨てられてしまうことに
なる。
板400に相当)に膜厚3μmの保護膜を形成する場
合、紫外線(UV)硬化樹脂溶液(液体500に相当)
をノズル300より約2gをディスク上に供給するが、
実際に3μmの膜厚を形成するのに必要な液量は40m
g程度であり、供給液量の98%に相当する約1.96
gもの液が飛散液700として捨てられてしまうことに
なる。
【0013】液の種類によれば、飛散液700を再回収
し何度も利用する方式を採用することもできるが、再回
収装置にという新たな設備投資が必要なうえに、回収を
繰り返すうちに液の劣化や濡れ性,表面張力などの性質
が変化する恐れがあり、実用性は限定される。
し何度も利用する方式を採用することもできるが、再回
収装置にという新たな設備投資が必要なうえに、回収を
繰り返すうちに液の劣化や濡れ性,表面張力などの性質
が変化する恐れがあり、実用性は限定される。
【0014】以上のように従来のスピンコータで薄膜を
形成する場合は、液体の利用効率が大変悪く、生産コス
トを上昇させるという課題を有していた。
形成する場合は、液体の利用効率が大変悪く、生産コス
トを上昇させるという課題を有していた。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題を解決するもので、基板に塗布液を供給する吐出
ヘッドとして印刷装置のインクの吐出に使用可能なイン
クジェットヘッドを用い、塗布液の吐出領域における基
板のインクジェットヘッドに対する相対的な移動は、基
板の回転運動により塗布液が流動する流動方向と反対向
きであるような構成を有する薄膜形成方法と薄膜形成装
置である。
の課題を解決するもので、基板に塗布液を供給する吐出
ヘッドとして印刷装置のインクの吐出に使用可能なイン
クジェットヘッドを用い、塗布液の吐出領域における基
板のインクジェットヘッドに対する相対的な移動は、基
板の回転運動により塗布液が流動する流動方向と反対向
きであるような構成を有する薄膜形成方法と薄膜形成装
置である。
【0016】このような構成により、基板上への供給液
量を下げながらも基板の全面に均一に滑らかな薄膜を形
成して、塗布液の利用効率の向上、ひいては生産コスト
の抑制を実現する。
量を下げながらも基板の全面に均一に滑らかな薄膜を形
成して、塗布液の利用効率の向上、ひいては生産コスト
の抑制を実現する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
被塗布基板を吐出トヘッドから塗布液が吐出され始める
第1の位置まで前記吐出ヘッドと相対的に移動する第1
の移動工程と、前記第1の位置の被塗布基板を前記吐出
トヘッドから塗布液が吐出され終わる第2の位置まで前
記吐出ヘッドと相対的に移動する第2の移動工程と、前
記第2の位置の被塗布基板を更に前記吐出ヘッドと相対
的に移動する第3の移動工程と、少なくとも前記第2の
移動工程と時間的に重複して前記被塗布基板を回転運動
させる回転工程と、前記第2の移動工程及び前記回転工
程と時間的に重複して前記被塗布基板上に前記吐出ヘッ
ドから塗布液を吐出して薄膜を形成する薄膜形成工程と
を有する薄膜形成方法であって、前記第2の移動工程に
おける相対的な移動は、前記被塗布基板の回転運動によ
り塗布液が流動する流動方向と反対向きである薄膜形成
方法である。
被塗布基板を吐出トヘッドから塗布液が吐出され始める
第1の位置まで前記吐出ヘッドと相対的に移動する第1
の移動工程と、前記第1の位置の被塗布基板を前記吐出
トヘッドから塗布液が吐出され終わる第2の位置まで前
記吐出ヘッドと相対的に移動する第2の移動工程と、前
記第2の位置の被塗布基板を更に前記吐出ヘッドと相対
的に移動する第3の移動工程と、少なくとも前記第2の
移動工程と時間的に重複して前記被塗布基板を回転運動
させる回転工程と、前記第2の移動工程及び前記回転工
程と時間的に重複して前記被塗布基板上に前記吐出ヘッ
ドから塗布液を吐出して薄膜を形成する薄膜形成工程と
を有する薄膜形成方法であって、前記第2の移動工程に
おける相対的な移動は、前記被塗布基板の回転運動によ
り塗布液が流動する流動方向と反対向きである薄膜形成
方法である。
【0018】ここで、請求項2記載のように、第2の移
動工程における相対的な移動は、被塗布基板の回転運動
により塗布液が流動する流動方向と反対向きであり、相
対的な移動の速度の大きさが前記流動する速度と略等し
いことが好適である。
動工程における相対的な移動は、被塗布基板の回転運動
により塗布液が流動する流動方向と反対向きであり、相
対的な移動の速度の大きさが前記流動する速度と略等し
いことが好適である。
【0019】又は、請求項14記載のように、塗布液を
貯蔵するタンクと、被塗布基板上に前記タンクからの塗
布液を吐出する吐出手段と、前記被塗布基板を前記吐出
手段に対して前記塗布液の吐出が開始される第1の位置
及び前記塗布液の吐出が終了する第2の位置を経由する
ように相対的に移動する移動手段と、前記被塗布基板を
回転する回転手段と、前記被塗布基板と前記吐出手段と
の相対的な移動を、前記第1の位置から前記第2の位置
までの少なくとも一部において、前記被塗布基板の回転
運動により塗布液が流動する流動方向と反対向きである
ように前記移動手段を制御する制御手段とを有する薄膜
形成装置である。
貯蔵するタンクと、被塗布基板上に前記タンクからの塗
布液を吐出する吐出手段と、前記被塗布基板を前記吐出
手段に対して前記塗布液の吐出が開始される第1の位置
及び前記塗布液の吐出が終了する第2の位置を経由する
ように相対的に移動する移動手段と、前記被塗布基板を
回転する回転手段と、前記被塗布基板と前記吐出手段と
の相対的な移動を、前記第1の位置から前記第2の位置
までの少なくとも一部において、前記被塗布基板の回転
運動により塗布液が流動する流動方向と反対向きである
ように前記移動手段を制御する制御手段とを有する薄膜
形成装置である。
【0020】このような構成により、被塗布基板に塗布
された塗布液の膜面が均一に滑らかになる。
された塗布液の膜面が均一に滑らかになる。
【0021】更に、請求項3や請求項4記載のように、
第1の位置及び/又は第2の位置において、被塗布基板
上に単位面積当たりに吐出された塗布液の量が、前記第
1の位置から第2の位置までの被塗布基板上の単位面積
当りに吐出された塗布液の量よりも多い構成が好適であ
る。
第1の位置及び/又は第2の位置において、被塗布基板
上に単位面積当たりに吐出された塗布液の量が、前記第
1の位置から第2の位置までの被塗布基板上の単位面積
当りに吐出された塗布液の量よりも多い構成が好適であ
る。
【0022】より具体的には、請求項5記載のように、
塗布液の吐出開始後所定期間及び/又は前記塗布液の吐
出終了後所定期間において、被塗布基板の相対的な移動
が停止されており、更に、請求項6記載のように、塗布
液の吐出開始前所定期間から及び/又は前記塗布液の吐
出終了後所定期間まで、被塗布基板が回転運動されてい
る構成が好適である。
塗布液の吐出開始後所定期間及び/又は前記塗布液の吐
出終了後所定期間において、被塗布基板の相対的な移動
が停止されており、更に、請求項6記載のように、塗布
液の吐出開始前所定期間から及び/又は前記塗布液の吐
出終了後所定期間まで、被塗布基板が回転運動されてい
る構成が好適である。
【0023】換言すれば、請求項7記載のように、第2
の移動工程は、第1の移動工程が終了し所定期間経過後
開始され、第3の移動工程は、前記第2の移動工程が終
了し所定期間経過後開始され、回転工程は、前記第2の
移動工程の開始前に開始され前記第2の移動工程の終了
後に終了される構成が好適である。
の移動工程は、第1の移動工程が終了し所定期間経過後
開始され、第3の移動工程は、前記第2の移動工程が終
了し所定期間経過後開始され、回転工程は、前記第2の
移動工程の開始前に開始され前記第2の移動工程の終了
後に終了される構成が好適である。
【0024】更に、好適には、請求項8記載のように、
塗布液の吐出終了後に被塗布基板を回転させる第2の回
転工程を有し、第2の回転工程における回転数の大きさ
は、前記第2の回転工程以前の回転運動の回転数の大き
さよりも大きい構成を有し、更に、請求項9記載のよう
に、第2の回転工程と第3の移動工程とが時間的に重複
させてもよい。
塗布液の吐出終了後に被塗布基板を回転させる第2の回
転工程を有し、第2の回転工程における回転数の大きさ
は、前記第2の回転工程以前の回転運動の回転数の大き
さよりも大きい構成を有し、更に、請求項9記載のよう
に、第2の回転工程と第3の移動工程とが時間的に重複
させてもよい。
【0025】より詳細には、請求項10記載のように、
被塗布基板は円盤状基板であり、第2の移動工程におけ
る相対的な移動は、前記円盤状基板の中心を通る等速直
線運動であり、回転工程における回転運動は等速回転運
動である構成である。
被塗布基板は円盤状基板であり、第2の移動工程におけ
る相対的な移動は、前記円盤状基板の中心を通る等速直
線運動であり、回転工程における回転運動は等速回転運
動である構成である。
【0026】以上のような構成により、請求項11記載
のように、被塗布基板は、第1の材料の基体上に第2の
材料の層を部分的に有し、前記基体と前記第2の材料の
層との境界部も塗布液で被覆され、より好適には、請求
項12記載のように、被塗布基板は、前記被塗布基板の
側面も塗布液で被覆される構成である。
のように、被塗布基板は、第1の材料の基体上に第2の
材料の層を部分的に有し、前記基体と前記第2の材料の
層との境界部も塗布液で被覆され、より好適には、請求
項12記載のように、被塗布基板は、前記被塗布基板の
側面も塗布液で被覆される構成である。
【0027】このような構成により、基板の基体(光デ
ィスクの場合はポリカーボネート基体)と基体上の別材
料の層(光ディスクの場合は金属蒸着膜)との境界部の
被覆性や、バリが発生し易い基板端部の被覆性が向上
し、その後の第2の回転工程がレベリング工程となり、
基板上に均一な薄膜を形成する。
ィスクの場合はポリカーボネート基体)と基体上の別材
料の層(光ディスクの場合は金属蒸着膜)との境界部の
被覆性や、バリが発生し易い基板端部の被覆性が向上
し、その後の第2の回転工程がレベリング工程となり、
基板上に均一な薄膜を形成する。
【0028】ここで、吐出ヘッドは、請求項13記載の
ような複数の微細なノズルから塗布液を吐出し、更に、
前記塗布液の吐出量を制御する制御工程を有することが
好適である。
ような複数の微細なノズルから塗布液を吐出し、更に、
前記塗布液の吐出量を制御する制御工程を有することが
好適である。
【0029】一方、請求項14記載の被塗布基板と吐出
手段との相対的な移動を、第1の位置から第2の位置ま
での少なくとも一部において、前記被塗布基板の回転運
動により塗布液が流動する流動方向と反対向きであるよ
うに前記移動手段を制御する制御手段は、請求項15記
載のように、吐出手段からの塗布液の吐出量をも制御す
ることもできる。
手段との相対的な移動を、第1の位置から第2の位置ま
での少なくとも一部において、前記被塗布基板の回転運
動により塗布液が流動する流動方向と反対向きであるよ
うに前記移動手段を制御する制御手段は、請求項15記
載のように、吐出手段からの塗布液の吐出量をも制御す
ることもできる。
【0030】この塗布液の吐出量の制御は、請求項16
記載のように、吐出手段周囲の温度及び/又は被塗布基
板周囲の温度を制御したり、タンク内の塗布液の液面の
高さを制御したり、空気流を利用して複数の微細なノズ
ルから塗布液を吐出するインクジェットヘッドの前記空
気流を制御することにより行なわれる。
記載のように、吐出手段周囲の温度及び/又は被塗布基
板周囲の温度を制御したり、タンク内の塗布液の液面の
高さを制御したり、空気流を利用して複数の微細なノズ
ルから塗布液を吐出するインクジェットヘッドの前記空
気流を制御することにより行なわれる。
【0031】このような制御手段により、更に、周囲の
環境に左右されずに塗布液の塗布を実行する。
環境に左右されずに塗布液の塗布を実行する。
【0032】また、周囲の環境変動を排除したり補償す
ることを目的とするのであれば、請求項19記載のよう
に、塗布液を貯蔵するタンクと、前記タンクからの塗布
液を空気流を利用して複数の微細なノズルから被塗布基
板上に吐出する吐出手段と、前記被塗布基板を前記吐出
手段に対して前記塗布液の吐出が開始される第1の位置
及び前記塗布液の吐出が終了する第2の位置を経由する
ように相対的に移動する移動手段と、前記被塗布基板を
回転する回転手段と、前記吐出手段の周囲の温度及び/
又は前記被塗布基板の周囲の温度を制御して、及び/又
は前記タンク内の塗布液の液面の高さを制御して、及び
/又は前記空気流を制御して、前記吐出手段からの塗布
液の吐出量を制御する制御手段とを有する構成も採用し
得る。
ることを目的とするのであれば、請求項19記載のよう
に、塗布液を貯蔵するタンクと、前記タンクからの塗布
液を空気流を利用して複数の微細なノズルから被塗布基
板上に吐出する吐出手段と、前記被塗布基板を前記吐出
手段に対して前記塗布液の吐出が開始される第1の位置
及び前記塗布液の吐出が終了する第2の位置を経由する
ように相対的に移動する移動手段と、前記被塗布基板を
回転する回転手段と、前記吐出手段の周囲の温度及び/
又は前記被塗布基板の周囲の温度を制御して、及び/又
は前記タンク内の塗布液の液面の高さを制御して、及び
/又は前記空気流を制御して、前記吐出手段からの塗布
液の吐出量を制御する制御手段とを有する構成も採用し
得る。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながらより詳細に説明する。
を参照しながらより詳細に説明する。
【0034】(実施の形態)図1は本実施の形態におけ
る塗布装置の概略構成図である。
る塗布装置の概略構成図である。
【0035】図1において、10aはθステージ、10
bはXステージであり、被塗布基板11に回転運動と並
進運動を各々独立に与えることができる。
bはXステージであり、被塗布基板11に回転運動と並
進運動を各々独立に与えることができる。
【0036】ここで、本実施形態における被塗布基板1
1は、光ディスクとし、後述するように、この表面は、
ポリカーボネート基板の信号記録領域付近のみに金属蒸
着膜が施された構造をしている。
1は、光ディスクとし、後述するように、この表面は、
ポリカーボネート基板の信号記録領域付近のみに金属蒸
着膜が施された構造をしている。
【0037】次に、12は空圧制御方式に代表されるイ
ンクジェットヘッド、13は塗布液を貯蔵する塗布液タ
ンク、14は圧力制御系である。この圧力制御系14
は、図示のように配管されており、インクジェットヘッ
ド12から所定の吐出量が得られるように、空気圧力や
空気流量)を制御する。
ンクジェットヘッド、13は塗布液を貯蔵する塗布液タ
ンク、14は圧力制御系である。この圧力制御系14
は、図示のように配管されており、インクジェットヘッ
ド12から所定の吐出量が得られるように、空気圧力や
空気流量)を制御する。
【0038】ここで、本実施形態における塗布液は、U
V硬化性樹脂溶液であり、後述するように光ディスクの
金属蒸着膜の劣化防止用保護膜を形成するのに用いられ
るものである。
V硬化性樹脂溶液であり、後述するように光ディスクの
金属蒸着膜の劣化防止用保護膜を形成するのに用いられ
るものである。
【0039】また、この空圧制御方式のインクジェット
ヘッド12は、加圧空気が供給されている間は、絶えず
多量の空気を下方に噴射し続けているので、インクジェ
ットヘッドが基板にあまりにも近接していると、塗布膜
の膜厚によっては塗布後の液面を空気流で荒らす場合が
ある。
ヘッド12は、加圧空気が供給されている間は、絶えず
多量の空気を下方に噴射し続けているので、インクジェ
ットヘッドが基板にあまりにも近接していると、塗布膜
の膜厚によっては塗布後の液面を空気流で荒らす場合が
ある。
【0040】一方で、あまりにも基板から遠ざけた位置
にインクジェットヘッドがあると、ノズルからの液滴が
基板面に到達するまでに拡散してしまい、塗りはじめの
境界が不明瞭になったり、塗布膜の必要のない領域まで
塗布液が散布されたりすることがあるため、両者の距離
はこれらの考慮の上決定するが、本実施の形態では、距
離は3mm〜5mmに設定した。
にインクジェットヘッドがあると、ノズルからの液滴が
基板面に到達するまでに拡散してしまい、塗りはじめの
境界が不明瞭になったり、塗布膜の必要のない領域まで
塗布液が散布されたりすることがあるため、両者の距離
はこれらの考慮の上決定するが、本実施の形態では、距
離は3mm〜5mmに設定した。
【0041】次に、15は集中制御系であり、θステー
ジ10aとXステージ10bの運動の制御や、塗布液吐
出のオン・オフのタイミング管理を行うのであるが、そ
れ以外に符号16〜18で示す環境制御系a〜cと前述
の圧力制御系14と協働して、温度・湿度・気圧などの
塗布装置周囲の環境変動による塗布装置への影響を打ち
消すようにも動作する。
ジ10aとXステージ10bの運動の制御や、塗布液吐
出のオン・オフのタイミング管理を行うのであるが、そ
れ以外に符号16〜18で示す環境制御系a〜cと前述
の圧力制御系14と協働して、温度・湿度・気圧などの
塗布装置周囲の環境変動による塗布装置への影響を打ち
消すようにも動作する。
【0042】具体的には、塗布液の吐出量は、主に、以
下のパラメータに依存する。 (1)塗布液の粘度、表面張力; (2)インクジェットヘッドに供給される空気流量;及
び (3)インクジェットヘッドのノズル面の高さを基準に
したときの塗布液タンクの液面高さである。
下のパラメータに依存する。 (1)塗布液の粘度、表面張力; (2)インクジェットヘッドに供給される空気流量;及
び (3)インクジェットヘッドのノズル面の高さを基準に
したときの塗布液タンクの液面高さである。
【0043】そこで、(1)から(3)のパラメータ
が、周囲環境の変動に影響されるのを防ぐ目的で、集中
制御系15は、環境制御系16と18を介して、(1)
の塗布液の粘度と表面張力を制御すべくインクジェット
ヘッド12と被塗布基板11の近辺での温度管理を行
い、圧力制御系14を介して(2)の空圧制御と空気流
量制御を行い、そして環境制御系17を介して(3)の
液面の高さ管理を行っている。
が、周囲環境の変動に影響されるのを防ぐ目的で、集中
制御系15は、環境制御系16と18を介して、(1)
の塗布液の粘度と表面張力を制御すべくインクジェット
ヘッド12と被塗布基板11の近辺での温度管理を行
い、圧力制御系14を介して(2)の空圧制御と空気流
量制御を行い、そして環境制御系17を介して(3)の
液面の高さ管理を行っている。
【0044】また、塗布液の物性値は、ロット依存性が
なく、経時変化が発生せず、常に一定であることが望ま
しいが、実際には必ず多少のばらつきがある。
なく、経時変化が発生せず、常に一定であることが望ま
しいが、実際には必ず多少のばらつきがある。
【0045】この対策としては、塗布液の物性値をロッ
ト毎あるいは日常的にモニタリングして調整したり、所
定の範囲の物性値を持つ塗布液をあらかじめ選別して使
用すればよいが、製造コストの上昇を招いてしまう。
ト毎あるいは日常的にモニタリングして調整したり、所
定の範囲の物性値を持つ塗布液をあらかじめ選別して使
用すればよいが、製造コストの上昇を招いてしまう。
【0046】しかし、本実施形態のように、環境制御系
を設ければ、このような塗布液の物性値のばらつきを効
果的に吸収され、無用なコスト上昇を招かない。
を設ければ、このような塗布液の物性値のばらつきを効
果的に吸収され、無用なコスト上昇を招かない。
【0047】さらに、異なった液種の塗布液の塗布をす
る場合には、液種によって異なる物性値を環境制御系を
操作することにより変化させ、大幅な工程の変更を伴わ
ずに良好な塗布面を得られるようにすることも可能にな
る。
る場合には、液種によって異なる物性値を環境制御系を
操作することにより変化させ、大幅な工程の変更を伴わ
ずに良好な塗布面を得られるようにすることも可能にな
る。
【0048】これは、他の製品ラインへ簡便に転用でき
ることをも示唆しており、設備投資の削減や装置稼働率
の向上という大きな利益を得ることも可能であることを
意味している。
ることをも示唆しており、設備投資の削減や装置稼働率
の向上という大きな利益を得ることも可能であることを
意味している。
【0049】次に、図1に記載のインクジェットヘッド
12の具体的な構造と動作原理について、図2を用いて
説明する。
12の具体的な構造と動作原理について、図2を用いて
説明する。
【0050】ここで、本実施形態のインクジェットヘッ
ドは、微小なノズルが多数1次元あるいは2次元的に分
布しているのであるが、図2はそのうちの1つを代表的
に示したものであり、塗布液の吐出方向を含む平面での
ノズルの断面図である。
ドは、微小なノズルが多数1次元あるいは2次元的に分
布しているのであるが、図2はそのうちの1つを代表的
に示したものであり、塗布液の吐出方向を含む平面での
ノズルの断面図である。
【0051】まず、19は塗布液吐出口を、20は気体
吐出口を示している。また、21は図1の塗布液タンク
13よりインクジェットヘッド12に供給されている塗
布液を、22は図1の圧力制御系4より供給された空気
等の気体の流れ(気流)を示している。
吐出口を示している。また、21は図1の塗布液タンク
13よりインクジェットヘッド12に供給されている塗
布液を、22は図1の圧力制御系4より供給された空気
等の気体の流れ(気流)を示している。
【0052】安定した気流を液体吐出口19近辺に生成
するために、気体吐出口20の吐出側の周囲に土手状の
凸部を設けるとともに、液体体吐出口19と気体吐出口
20の距離も適当に調整してある。
するために、気体吐出口20の吐出側の周囲に土手状の
凸部を設けるとともに、液体体吐出口19と気体吐出口
20の距離も適当に調整してある。
【0053】この液体吐出口19の凸部は、塗布液が液
体吐出口19の出口で形成するメニスカス面の安定性を
向上させる役割をも有する。
体吐出口19の出口で形成するメニスカス面の安定性を
向上させる役割をも有する。
【0054】また、液体吐出口19と気体吐出口20は
同軸上に配置され、気体吐出口20からは一定流速の気
流22が流出しており、気流22の流れにともない液体
吐出口19直前の領域には安定した圧力Paが生じる。
同軸上に配置され、気体吐出口20からは一定流速の気
流22が流出しており、気流22の流れにともない液体
吐出口19直前の領域には安定した圧力Paが生じる。
【0055】一方、図1の塗布液タンク13は、圧力制
御系14により加圧されているため、液体吐出口19の
塗布液21の液面には圧力Piが生じる。
御系14により加圧されているため、液体吐出口19の
塗布液21の液面には圧力Piが生じる。
【0056】図2(a)は、PaとPiがほぼ等しく、
塗布液吐出口19に保持された状態を示し、図2(b)
は、図1の圧力制御系14の圧力制御により液体吐出口
19に加わる圧力がPaとつりあったPiより小さな圧
力Pbに調節されたために、圧力差(Pi−Pb)によ
って塗布液が吐出する様子を示している。
塗布液吐出口19に保持された状態を示し、図2(b)
は、図1の圧力制御系14の圧力制御により液体吐出口
19に加わる圧力がPaとつりあったPiより小さな圧
力Pbに調節されたために、圧力差(Pi−Pb)によ
って塗布液が吐出する様子を示している。
【0057】今、塗布液タンク13の液面に圧力pが加
えられており、液面とメニスカス面の高さの差がh、塗
布液の密度をρ、メニスカス面が破れる時のメニスカス
表面に加わる圧力の最大値をPmaxとすると、液面高
さhと圧力pが一定の場合、以下の(数1)の圧力Pb
となるように調整すれば、それに対応して塗布液が吐出
される。なお、塗布液供給経路における圧力損失はない
ものとする。
えられており、液面とメニスカス面の高さの差がh、塗
布液の密度をρ、メニスカス面が破れる時のメニスカス
表面に加わる圧力の最大値をPmaxとすると、液面高
さhと圧力pが一定の場合、以下の(数1)の圧力Pb
となるように調整すれば、それに対応して塗布液が吐出
される。なお、塗布液供給経路における圧力損失はない
ものとする。
【0058】
【数1】 つまり、塗布液の単位時間当たりの吐出量は、装置構成
が同一の場合、塗布液の粘度、表面張力及び密度という
物性値と、幾何学的なパラメータである液面高さh、そ
れと液面に加わる圧力pと気体圧力Pbにより決定され
ることになる。
が同一の場合、塗布液の粘度、表面張力及び密度という
物性値と、幾何学的なパラメータである液面高さh、そ
れと液面に加わる圧力pと気体圧力Pbにより決定され
ることになる。
【0059】この内のいずれかのパラメータを用いても
吐出量の管理が可能であるが、本実施の形態では、主に
調整が容易で広く変化させることの可能な液面高さhと
圧力Pbにより、吐出量の増減を行なった。
吐出量の管理が可能であるが、本実施の形態では、主に
調整が容易で広く変化させることの可能な液面高さhと
圧力Pbにより、吐出量の増減を行なった。
【0060】なお、残りのパラメータは、環境制御系で
耐環境変動のために用いられることになる。
耐環境変動のために用いられることになる。
【0061】ここで、液面高さhの調整をする場合、実
際にはある範囲内で行わなければならない。
際にはある範囲内で行わなければならない。
【0062】というのは、メニスカス面に比べ液面が余
りにも低すぎると、圧力制御系14により、PbがPi
とバランスするはずのPaになり、塗布液の吐出が停止
しても、メニスカス面が塗布液吐出口19で安定に存在
せず内側に破れることがあり、空気が塗布液供給経路を
逆流することがある。
りにも低すぎると、圧力制御系14により、PbがPi
とバランスするはずのPaになり、塗布液の吐出が停止
しても、メニスカス面が塗布液吐出口19で安定に存在
せず内側に破れることがあり、空気が塗布液供給経路を
逆流することがある。
【0063】一方で、余りにも液面がメニスカス面より
高すぎると、PbがPaになり塗布液の吐出が停止する
はずの圧力になっても、メニスカス面が塗布液吐出口1
9で安定に存在せず外側に破れることがあり、吐出し続
けることになるからである。
高すぎると、PbがPaになり塗布液の吐出が停止する
はずの圧力になっても、メニスカス面が塗布液吐出口1
9で安定に存在せず外側に破れることがあり、吐出し続
けることになるからである。
【0064】本実施形態の塗布装置を、実際の製造ライ
ンに導入し安定して動作させるためには、吐出のオン・
オフが正確で機敏に行えることが不可欠であるので、上
記のような吐出オフ時におけるメニスカスの破れや自然
吐出があってはならない。
ンに導入し安定して動作させるためには、吐出のオン・
オフが正確で機敏に行えることが不可欠であるので、上
記のような吐出オフ時におけるメニスカスの破れや自然
吐出があってはならない。
【0065】よって、吐出がない場合において、メニス
カス面が常に安定に存在し続けるために液面高さhは、
以下の(数2)を満足する必要があることになる。
カス面が常に安定に存在し続けるために液面高さhは、
以下の(数2)を満足する必要があることになる。
【0066】
【数2】 次に、本実施形態の塗布装置の塗布工程中の動作につい
て図3を用いて説明する。
て図3を用いて説明する。
【0067】図3(a)は、本実施の形態における被塗
布基板11である光ディスクの金属蒸着膜面上への、塗
布液であるUV硬化樹脂溶液の塗布工程中のXステージ
とθステージの動作と、吐出のオン・オフのタイミング
とを説明する図であり、図3(b)は、光ディスク11
とインクジェットヘッド12の相対移動を示すための図
である。
布基板11である光ディスクの金属蒸着膜面上への、塗
布液であるUV硬化樹脂溶液の塗布工程中のXステージ
とθステージの動作と、吐出のオン・オフのタイミング
とを説明する図であり、図3(b)は、光ディスク11
とインクジェットヘッド12の相対移動を示すための図
である。
【0068】図3(a)において、横軸は時間、縦軸は
θステージの回転数とXステージの移動速度に対応し、
実線がXステージの移動速度の時間変化を、点線がθス
テージの回転数の時間変化を、また太い実線の延びてい
る時間帯は吐出状態が継続していることを示す。
θステージの回転数とXステージの移動速度に対応し、
実線がXステージの移動速度の時間変化を、点線がθス
テージの回転数の時間変化を、また太い実線の延びてい
る時間帯は吐出状態が継続していることを示す。
【0069】ここで、本実施形態における塗布工程は、
前半の「塗布液供給工程」と後半の「レベリング工程」
とに2分される。
前半の「塗布液供給工程」と後半の「レベリング工程」
とに2分される。
【0070】まず、塗布液供給工程においては、インク
ジェットヘッドから光ディスクに向けて塗布液を噴霧
し、むらなく塗布液を光ディスクに載せる動作を主体と
する。
ジェットヘッドから光ディスクに向けて塗布液を噴霧
し、むらなく塗布液を光ディスクに載せる動作を主体と
する。
【0071】そして、レベリング工程においては、慣性
力(遠心力)によって発生する塗布液の光ディスクの動
径方向への流れを利用し、塗布液供給工程で残った膜厚
の不均一性の除去と膜厚の追い込みを行う動作を主体と
する。
力(遠心力)によって発生する塗布液の光ディスクの動
径方向への流れを利用し、塗布液供給工程で残った膜厚
の不均一性の除去と膜厚の追い込みを行う動作を主体と
する。
【0072】以下、各工程における動作について順次説
明をする。まず、図3(b)で示すように、被塗布基板
11である光ディスクをθステージ10a上に装着し、
Xステージ10bを、速度v1でインクジェットヘッド
12の直下に向けて移動する。もちろんここでの移動
は、インクジェットヘッド12の方を移動してもかまわ
ない。
明をする。まず、図3(b)で示すように、被塗布基板
11である光ディスクをθステージ10a上に装着し、
Xステージ10bを、速度v1でインクジェットヘッド
12の直下に向けて移動する。もちろんここでの移動
は、インクジェットヘッド12の方を移動してもかまわ
ない。
【0073】次に、インクジェットヘッド12のノズル
が、塗り始めの位置r1に来る時刻t2より前(t1<
t2)に、θステージ10aの回転数がθ1に到達する
ように、時刻t0からθステージ10aの回転運動を開
始する。
が、塗り始めの位置r1に来る時刻t2より前(t1<
t2)に、θステージ10aの回転数がθ1に到達する
ように、時刻t0からθステージ10aの回転運動を開
始する。
【0074】これは、特別な配慮をしない限り、Xステ
ージ10bに比べθステージ10aの方が、加減速に時
間がかかるため、θステージ10aの加速を時間的に早
くに開始して、塗布工程全体の時間短縮を図るためであ
る。
ージ10bに比べθステージ10aの方が、加減速に時
間がかかるため、θステージ10aの加速を時間的に早
くに開始して、塗布工程全体の時間短縮を図るためであ
る。
【0075】そして、θステージ10aが回転数θ1に
なり、インクジェットヘッド12が塗りはじめの位置r
1に位置されると、Xステージ10bは停止され、塗布
液の吐出が始まる。
なり、インクジェットヘッド12が塗りはじめの位置r
1に位置されると、Xステージ10bは停止され、塗布
液の吐出が始まる。
【0076】この状態で、Xステージ10bは、時刻t
2から時刻t3まで、移動をしない待ち状態になるが、
この待ち時間が必要な理由について、図4(a)〜
(c)を参照しながら説明する。
2から時刻t3まで、移動をしない待ち状態になるが、
この待ち時間が必要な理由について、図4(a)〜
(c)を参照しながら説明する。
【0077】待ち時間は、以下の目的で設けている。つ
まり: (a)塗り始めの位置の被覆性を向上させること; (b)塗り始めの塗布液の形状をなめらかにすること;
及び (c)塗布液の動径方向への流動の発端をつくること、
である。
まり: (a)塗り始めの位置の被覆性を向上させること; (b)塗り始めの塗布液の形状をなめらかにすること;
及び (c)塗布液の動径方向への流動の発端をつくること、
である。
【0078】まず、図4(a)に示すように、被塗布基
板11である光ディスク表面は、ポリカーボネート基板
の信号記録領域付近のみに金属蒸着膜が施された構造を
しており、塗布工程前の光ディスクには、ポリカーボネ
ート素面が露出した領域と、金属蒸着膜の領域とが隣接
して存在している。
板11である光ディスク表面は、ポリカーボネート基板
の信号記録領域付近のみに金属蒸着膜が施された構造を
しており、塗布工程前の光ディスクには、ポリカーボネ
ート素面が露出した領域と、金属蒸着膜の領域とが隣接
して存在している。
【0079】そして、UV硬化性樹脂は、金属蒸着膜の
劣化防止用保護膜として機能するため、金属蒸着膜の領
域を完全に被覆して密封しなければならない。
劣化防止用保護膜として機能するため、金属蒸着膜の領
域を完全に被覆して密封しなければならない。
【0080】そのため、UV硬化性樹脂を金属蒸着膜の
領域の外側、つまりポリカーボネート素面側から塗布し
ていかなければならないが、ポリカーボネート素面と金
属蒸着膜表面ではUV硬化性樹脂に対する濡れ性が異な
るため、両領域の境界での塗布液のはじきが発生し、塗
布液の被覆性や膜の均一性が悪化することがある。
領域の外側、つまりポリカーボネート素面側から塗布し
ていかなければならないが、ポリカーボネート素面と金
属蒸着膜表面ではUV硬化性樹脂に対する濡れ性が異な
るため、両領域の境界での塗布液のはじきが発生し、塗
布液の被覆性や膜の均一性が悪化することがある。
【0081】それを防ぐため、それ以降の塗布領域に比
べ、塗り始めに単位面積当りに多くの塗布液を供給する
ことによって被覆性を向上させることが必要である。
べ、塗り始めに単位面積当りに多くの塗布液を供給する
ことによって被覆性を向上させることが必要である。
【0082】次に、レベリング工程においては、一般的
に用いられる工程と同様であるが、遠心力によって発生
する塗布液の動径方向への流れを利用して被覆膜を形成
する必要がある。
に用いられる工程と同様であるが、遠心力によって発生
する塗布液の動径方向への流れを利用して被覆膜を形成
する必要がある。
【0083】ここで、仮に塗布液の塗り始めの境界が、
θステージ10aの回転軸を対称軸とする円状でなけれ
ば、塗り始めの位置の塗布液に加わる遠心力が部分的に
異なることになり、塗布液の動径方向への均一な流れが
生じなくなるために、図4(b)に示したようなスポー
ク状の膜厚分布の塗布状態となってしまう。
θステージ10aの回転軸を対称軸とする円状でなけれ
ば、塗り始めの位置の塗布液に加わる遠心力が部分的に
異なることになり、塗布液の動径方向への均一な流れが
生じなくなるために、図4(b)に示したようなスポー
ク状の膜厚分布の塗布状態となってしまう。
【0084】そこで、塗り始めの境界の形状を円形状に
するためにも、それ以降塗布される他の領域に比べ、塗
り始めに単位面積当り多くの塗布液を供給することが必
要でもある。
するためにも、それ以降塗布される他の領域に比べ、塗
り始めに単位面積当り多くの塗布液を供給することが必
要でもある。
【0085】更に、光ディスクの信号記録領域には、ピ
ットと呼ばれる微少な窪みが多数存在し、光ディスクに
記録されるデータの種類によってその分布状態が異な
る。
ットと呼ばれる微少な窪みが多数存在し、光ディスクに
記録されるデータの種類によってその分布状態が異な
る。
【0086】これは、塗布液の濡れ性が一定でない分布
を持つことを意味しており、良好な塗布膜面を得るため
には、ピットによる表面の濡れ性に影響されない塗布液
の流れが必要である。
を持つことを意味しており、良好な塗布膜面を得るため
には、ピットによる表面の濡れ性に影響されない塗布液
の流れが必要である。
【0087】そのためには、動径方向の塗布液の流れを
生じやすくして、基板外周まで行き渡らせることが必要
となる。
生じやすくして、基板外周まで行き渡らせることが必要
となる。
【0088】そこで、図4(c)のように塗り始めの膜
厚を、それ以降の他の領域より増加させることによって
流動の発端をつくることが必要となる。
厚を、それ以降の他の領域より増加させることによって
流動の発端をつくることが必要となる。
【0089】さて、再び、図3にもどって、このような
効果を有する時刻t2からt3までの待ち状態の後、X
ステージ10bは、速度v2で塗り終わり位置r2まで
移動して停止する(時刻t4)。もちろんここでの移動
も、インクジェットヘッド12の方を移動してもよい。
効果を有する時刻t2からt3までの待ち状態の後、X
ステージ10bは、速度v2で塗り終わり位置r2まで
移動して停止する(時刻t4)。もちろんここでの移動
も、インクジェットヘッド12の方を移動してもよい。
【0090】この塗布中の速度v2は、インクジェット
ヘッドの吐出量と一枚の基板塗布に必要な液量から下の
(数3)で算出される。
ヘッドの吐出量と一枚の基板塗布に必要な液量から下の
(数3)で算出される。
【0091】
【数3】 ここで、tは最終的な保護膜膜厚,nは光ディスクの塗
布液供給量と、最終的に膜として残る液量との比,ρは
塗布液密度,πは円周率,vはインクジェットヘッドか
らの単位時間当たりに吐出される塗布液質量,kは硬化
時における体積収縮率を表すが、本実施形態において
は、各々、t=3μm,n=2,ρ=1.07g/cm
3,v=0.8g/min,k=0.098,(t3−
t2)=0.1sec,(t5−t4)=0.2se
c,r1=17.5mm,r2=59.5mmとした。
布液供給量と、最終的に膜として残る液量との比,ρは
塗布液密度,πは円周率,vはインクジェットヘッドか
らの単位時間当たりに吐出される塗布液質量,kは硬化
時における体積収縮率を表すが、本実施形態において
は、各々、t=3μm,n=2,ρ=1.07g/cm
3,v=0.8g/min,k=0.098,(t3−
t2)=0.1sec,(t5−t4)=0.2se
c,r1=17.5mm,r2=59.5mmとした。
【0092】このように本実施形態においては、塗布液
供給量は、必要液量の2倍(n=2)に抑えられおり、
従来のスピンコータの50倍と比較すると、供給量が顕
著に減少していることがわかる。
供給量は、必要液量の2倍(n=2)に抑えられおり、
従来のスピンコータの50倍と比較すると、供給量が顕
著に減少していることがわかる。
【0093】なお、本実施形態において塗布液供給量を
さらに減らすことも可能であるが、工程の信頼性を考慮
してn=2としたものである。
さらに減らすことも可能であるが、工程の信頼性を考慮
してn=2としたものである。
【0094】そして、このようなパラメータを採用した
場合、インクジェットヘッドの塗布中の速度v2は、約
480mm/minとなる。
場合、インクジェットヘッドの塗布中の速度v2は、約
480mm/minとなる。
【0095】さて、最終的な保護膜の面の滑らかさを決
定する重要なパラメータの1つに、塗布液供給工程のθ
ステージ10aの回転数θ1があげられる。
定する重要なパラメータの1つに、塗布液供給工程のθ
ステージ10aの回転数θ1があげられる。
【0096】従来技術のスピンコート法では、塗布液供
給工程で形成される塗布液の厚みの不均一な分布を、後
のレベリング工程の振り切りで補えないきれないため、
供給液量を減らすと塗布膜の面精度が極端に落ちる傾向
にある。
給工程で形成される塗布液の厚みの不均一な分布を、後
のレベリング工程の振り切りで補えないきれないため、
供給液量を減らすと塗布膜の面精度が極端に落ちる傾向
にある。
【0097】つまり、本実施形態においても、供給液量
をn=2と極端に減少させたため、塗布膜の面精度は、
塗布液供給工程で光ディスク全面に如何に均一に塗布液
を塗れるかにかかっていることにはかわりない。
をn=2と極端に減少させたため、塗布膜の面精度は、
塗布液供給工程で光ディスク全面に如何に均一に塗布液
を塗れるかにかかっていることにはかわりない。
【0098】そこで、本実施形態では、基本的に微少量
の液体を広い領域に均一に散布する能力を有するインク
ジェットヘッドを使用することとした。
の液体を広い領域に均一に散布する能力を有するインク
ジェットヘッドを使用することとした。
【0099】併せて、インクジェットヘッドからの塗布
液の吐出時に、インクジェットヘッドの位置を固定化し
て考えた場合、光ディスク上で塗布液が流動される向き
と反対側に光ディスクが相対移動されている(つまり光
ディスクの位置を固定化して考えた場合、塗布液が流動
する方向にインクジェットヘッドが相対移動されてい
る)ようにし、塗布液が流れる方向に次々と塗っていく
ことにした。
液の吐出時に、インクジェットヘッドの位置を固定化し
て考えた場合、光ディスク上で塗布液が流動される向き
と反対側に光ディスクが相対移動されている(つまり光
ディスクの位置を固定化して考えた場合、塗布液が流動
する方向にインクジェットヘッドが相対移動されてい
る)ようにし、塗布液が流れる方向に次々と塗っていく
ことにした。
【0100】ところが、この本実施形態におけるインク
ジェットヘッドのノズルは、図3(b)に示したように
1次元的に配列されており、その配列方向はXステージ
の移動方向に対し垂直方向である。
ジェットヘッドのノズルは、図3(b)に示したように
1次元的に配列されており、その配列方向はXステージ
の移動方向に対し垂直方向である。
【0101】今、回転数θ1が小さ過ぎて、ノズルから
吐出した塗布液が、光ディスク上で流動しずらい場合に
は、塗布液は光ディスク上でレコード盤状の軌跡を描
き、レベリング工程を工夫しても塗布面の面精度は向上
しない。
吐出した塗布液が、光ディスク上で流動しずらい場合に
は、塗布液は光ディスク上でレコード盤状の軌跡を描
き、レベリング工程を工夫しても塗布面の面精度は向上
しない。
【0102】一方で、回転数θ1が大き過ぎて、塗布液
の流動が激しいと、塗布液供給工程中から供給した塗布
液の一部が振り切られ、結局、図4(b)に示したよう
なスポーク状の塗りむらが現れてしまう。
の流動が激しいと、塗布液供給工程中から供給した塗布
液の一部が振り切られ、結局、図4(b)に示したよう
なスポーク状の塗りむらが現れてしまう。
【0103】つまり、回転数θ1には、使用可能な適当
な領域が存在することがわかる。本実施形態において
は、具体的にθ1=1500rpmに設定して、従来の
スピンコート法と比較しても遜色のない良好な塗布面が
得られた。
な領域が存在することがわかる。本実施形態において
は、具体的にθ1=1500rpmに設定して、従来の
スピンコート法と比較しても遜色のない良好な塗布面が
得られた。
【0104】というのは、この回転数においては、塗布
液供給工程終了時に膜厚分布の少ない良好な塗布面が得
られるため、レベリング工程中に異常な流れが発生せず
最終的な面形状が良好になるのであるが、より詳細に検
討した結果、この回転数においては、インクジェットヘ
ッドから塗布液が吐出される吐出領域において、インク
ジェットヘッドの位置を固定化して考えた場合、光ディ
スク上で塗布液が流動される向きと反対側に光ディスク
が相対移動されていること(つまり光ディスクの位置を
固定化して考えた場合、塗布液が流動する方向にインク
ジェットヘッドが相対移動されていること)に加え、そ
れらの速度の大きさがほぼ等しくなっていることが確認
された。
液供給工程終了時に膜厚分布の少ない良好な塗布面が得
られるため、レベリング工程中に異常な流れが発生せず
最終的な面形状が良好になるのであるが、より詳細に検
討した結果、この回転数においては、インクジェットヘ
ッドから塗布液が吐出される吐出領域において、インク
ジェットヘッドの位置を固定化して考えた場合、光ディ
スク上で塗布液が流動される向きと反対側に光ディスク
が相対移動されていること(つまり光ディスクの位置を
固定化して考えた場合、塗布液が流動する方向にインク
ジェットヘッドが相対移動されていること)に加え、そ
れらの速度の大きさがほぼ等しくなっていることが確認
された。
【0105】つまり、塗布液が被塗布基板上に吐出され
る吐出領域において、この被塗布基板上での塗布液の流
動方向と被塗布基板を載置したXステージがインクジェ
ットヘッドに対して相対移動方向が逆の向きであって、
かつ塗布液の流動速度とXステージとインクジェットヘ
ッドとの相対移動速度がほぼ等しくなっていることが、
塗布液供給工程終了時に最も良好な膜面が形成される条
件であることが確認されたわけである。
る吐出領域において、この被塗布基板上での塗布液の流
動方向と被塗布基板を載置したXステージがインクジェ
ットヘッドに対して相対移動方向が逆の向きであって、
かつ塗布液の流動速度とXステージとインクジェットヘ
ッドとの相対移動速度がほぼ等しくなっていることが、
塗布液供給工程終了時に最も良好な膜面が形成される条
件であることが確認されたわけである。
【0106】次に、再び、図3に戻り説明を続ける。図
3において、Xステージ10bは、時刻t4において、
位置r2まで移動して停止する。
3において、Xステージ10bは、時刻t4において、
位置r2まで移動して停止する。
【0107】そして、この塗布終了位置r2で、待ち状
態のまま時刻t5まで吐出を継続する。
態のまま時刻t5まで吐出を継続する。
【0108】この停止待ち状態も、前述した図4(a)
の塗りはじめの停止待ち状態と同様に、塗り終わりの位
置の被覆性を向上させるために設けたものであるが、よ
り詳細には、金属蒸着膜とポリカーボネート素面との境
界領域における被覆性を向上することに加え、図5
(a)に示したように基板側面の被覆をも含む。
の塗りはじめの停止待ち状態と同様に、塗り終わりの位
置の被覆性を向上させるために設けたものであるが、よ
り詳細には、金属蒸着膜とポリカーボネート素面との境
界領域における被覆性を向上することに加え、図5
(a)に示したように基板側面の被覆をも含む。
【0109】更に、図5(b)に示すように、基板成形
時において基板のエッジ近傍に盛り上がった被覆性の悪
い領域(バリ)が形成されることがあるが、これを補う
ためにも時刻t4から時刻t5の停止待ち状態は必要で
ある。
時において基板のエッジ近傍に盛り上がった被覆性の悪
い領域(バリ)が形成されることがあるが、これを補う
ためにも時刻t4から時刻t5の停止待ち状態は必要で
ある。
【0110】ついで、待ち状態の終了時刻t5になると
塗布液の吐出もオフになり、ここで塗布液供給工程は終
了する。
塗布液の吐出もオフになり、ここで塗布液供給工程は終
了する。
【0111】その後、Xステージは付図示の次工程の装
置に向けて光ディスクを速度v3で搬送を開始し、一方
θステージは所望膜厚への追い込みと膜面の平坦化を行
なうためのレベリング工程のために回転数を変化させ始
める。
置に向けて光ディスクを速度v3で搬送を開始し、一方
θステージは所望膜厚への追い込みと膜面の平坦化を行
なうためのレベリング工程のために回転数を変化させ始
める。
【0112】具体的は、時刻t6にから時刻t7の間に
回転を加速し、回転数をθ1からθ2に上げる。
回転を加速し、回転数をθ1からθ2に上げる。
【0113】この場合、搬送工程とレベリング工程とは
同時に行なう必要はないが、同時に行なうと搬送中に膜
厚の追込み、平坦化が行えるためより効率的である。
同時に行なう必要はないが、同時に行なうと搬送中に膜
厚の追込み、平坦化が行えるためより効率的である。
【0114】そして、時刻t8まで回転数θ2にて等速
回転を継続して、所望膜厚への追い込みと膜面の平坦化
を終了した後、時刻t9までに減速をして回転運動を停
止し、レベリング工程は終了する。
回転を継続して、所望膜厚への追い込みと膜面の平坦化
を終了した後、時刻t9までに減速をして回転運動を停
止し、レベリング工程は終了する。
【0115】ここで、Xステージに比べθステージの速
度変化が緩慢なのは、構造上、急激な加速度に対するθ
ステージの追従性が悪いということに加え、急激な加減
速は塗布液の方位角方向への異常な流れを引き起こす可
能性があることを考慮し加減速を緩やかにしたものであ
る。
度変化が緩慢なのは、構造上、急激な加速度に対するθ
ステージの追従性が悪いということに加え、急激な加減
速は塗布液の方位角方向への異常な流れを引き起こす可
能性があることを考慮し加減速を緩やかにしたものであ
る。
【0116】このようにレベリング工程を用いて形成さ
れる膜厚の均一性を得ようとした場合、本来の基板上の
塗布に必要な塗布液の液量より多めの液を基板上に乗せ
余剰の液を振り切ることにはなる。
れる膜厚の均一性を得ようとした場合、本来の基板上の
塗布に必要な塗布液の液量より多めの液を基板上に乗せ
余剰の液を振り切ることにはなる。
【0117】しかし、このレベリング工程を用いた場合
には、十分な振り切りの回転数と時間を与えることによ
り、レベリング工程後の膜厚分布は、レベリング工程開
始時の膜厚分布に実質的に依存しないため、事前の塗布
工程のみで非常に均一な膜厚分布を形成するよりも、こ
のレベリング工程を用いることを前提とし、その前段階
では、均一な動径方向への塗布液の流れが発生し易いよ
うな膜厚分布にしておくほうが効率的である。
には、十分な振り切りの回転数と時間を与えることによ
り、レベリング工程後の膜厚分布は、レベリング工程開
始時の膜厚分布に実質的に依存しないため、事前の塗布
工程のみで非常に均一な膜厚分布を形成するよりも、こ
のレベリング工程を用いることを前提とし、その前段階
では、均一な動径方向への塗布液の流れが発生し易いよ
うな膜厚分布にしておくほうが効率的である。
【0118】例えば、光ディスクのような平面状の被塗
布基板上に、所定の均一の厚さで粘性の高いUV硬化性
樹脂溶液が付着している場合、基板が加速度運動を始め
るとその慣性力による液体のいわゆるずり運動がはじま
るが、このずり運動による液体の流量は、厚みの3乗と
加速度の積に比例する。また、加速度運動が回転運動で
ある場合、この慣性力は中心からの距離に反比例するた
め、レベリング工程におけるずり運動による塗布液の流
量は中心からの距離に比例して減少することになる。つ
まり、中心部ほど塗布液の流れが起こりやすいことを意
味している。
布基板上に、所定の均一の厚さで粘性の高いUV硬化性
樹脂溶液が付着している場合、基板が加速度運動を始め
るとその慣性力による液体のいわゆるずり運動がはじま
るが、このずり運動による液体の流量は、厚みの3乗と
加速度の積に比例する。また、加速度運動が回転運動で
ある場合、この慣性力は中心からの距離に反比例するた
め、レベリング工程におけるずり運動による塗布液の流
量は中心からの距離に比例して減少することになる。つ
まり、中心部ほど塗布液の流れが起こりやすいことを意
味している。
【0119】よって、レベリング工程では、多めの塗布
量は必要となるが、塗布液の流れ量を適宜調節すること
は可能であり、結果的に効率よく均一な膜厚分布を得る
ことが可能となる。
量は必要となるが、塗布液の流れ量を適宜調節すること
は可能であり、結果的に効率よく均一な膜厚分布を得る
ことが可能となる。
【0120】より具体的に検討するために、膜厚分布を
中心からの距離に無関係に一定にしたもの、比例して減
少するもの、及び2乗に比例して減少するものを作製
し、各々同一のレベリング工程を実施した。
中心からの距離に無関係に一定にしたもの、比例して減
少するもの、及び2乗に比例して減少するものを作製
し、各々同一のレベリング工程を実施した。
【0121】すると、膜厚一定のものは外周部にスポー
ク状の不均一性が発生し、2乗に比例して減少したもの
は中心部にスポーク状の不均一性が観測されたが、比例
して減少したものは方位角方向に対する均一性の良い膜
が形成された。
ク状の不均一性が発生し、2乗に比例して減少したもの
は中心部にスポーク状の不均一性が観測されたが、比例
して減少したものは方位角方向に対する均一性の良い膜
が形成された。
【0122】これは、膜厚一定のものは基板の外周に急
激なずり運動が発生し、2乗に比例したものは塗りはじ
めのの領域にずり運動が発生したのに対して、比例した
膜厚分布をもつものは、レベリング工程時に塗布領域全
体がうまく層状の流動現象を起こしたため、均一な膜が
形成されたためと考えれる。
激なずり運動が発生し、2乗に比例したものは塗りはじ
めのの領域にずり運動が発生したのに対して、比例した
膜厚分布をもつものは、レベリング工程時に塗布領域全
体がうまく層状の流動現象を起こしたため、均一な膜が
形成されたためと考えれる。
【0123】ここで、本実施形態においては、塗布液供
給工程で、インクジェットヘッドから塗布液が吐出され
る吐出領域において、被塗布基板上で塗布液が流動され
る向きに塗布液を吐出しているインクジェットヘッドを
相対移動し、かつそれらの速度の大きさをほぼ等しくす
ることにより、この塗布液供給工程終了時に形成されて
いる薄膜の膜厚分布は、図6に示すように実質的に中心
から比例して減少するものとなった。
給工程で、インクジェットヘッドから塗布液が吐出され
る吐出領域において、被塗布基板上で塗布液が流動され
る向きに塗布液を吐出しているインクジェットヘッドを
相対移動し、かつそれらの速度の大きさをほぼ等しくす
ることにより、この塗布液供給工程終了時に形成されて
いる薄膜の膜厚分布は、図6に示すように実質的に中心
から比例して減少するものとなった。
【0124】従って、本実施形態においては、レベリン
グ工程時に塗布領域全体がうまく層状の流動現象を起こ
し、結果的に、きわめて均一な薄膜が形成されることと
なった。
グ工程時に塗布領域全体がうまく層状の流動現象を起こ
し、結果的に、きわめて均一な薄膜が形成されることと
なった。
【0125】ところで、本実施形態によって形成された
UV硬化樹脂膜は、一般に方位角方向の均一性はよいの
であるが、レベリング工程が十分でないと中心からの距
離に比例して膜厚が増加する場合がある。
UV硬化樹脂膜は、一般に方位角方向の均一性はよいの
であるが、レベリング工程が十分でないと中心からの距
離に比例して膜厚が増加する場合がある。
【0126】この膜厚分布は、レベリング工程で、余剰
の塗布液を振り切ることによって緩和させることができ
るが、塗布液の粘度が低い場合には、目標とする膜厚と
膜厚の均一性が両立しないことがある。
の塗布液を振り切ることによって緩和させることができ
るが、塗布液の粘度が低い場合には、目標とする膜厚と
膜厚の均一性が両立しないことがある。
【0127】このような場合は、塗布液の粘度を増加す
ればよいわけであるが、具体的には、例えば、図1の環
境制御系16と環境制御系18を用いて被塗布基板と塗
布液の温度を下げればよいことになる。
ればよいわけであるが、具体的には、例えば、図1の環
境制御系16と環境制御系18を用いて被塗布基板と塗
布液の温度を下げればよいことになる。
【0128】なお、本実施形態とは異なり、θステージ
10aが固定であっても、相対的にインクジェットヘッ
ド12をθステージ10aに対し1次元的に掃引するこ
とによっても同様の効果を実現させることが可能であ
る。但し、インクジェットヘッド12への空気と塗布液
の配管や次の工程への基板搬送などを考慮すると、イン
クジェットヘッド12の掃引機構の実現は、装置構成上
煩雑である。
10aが固定であっても、相対的にインクジェットヘッ
ド12をθステージ10aに対し1次元的に掃引するこ
とによっても同様の効果を実現させることが可能であ
る。但し、インクジェットヘッド12への空気と塗布液
の配管や次の工程への基板搬送などを考慮すると、イン
クジェットヘッド12の掃引機構の実現は、装置構成上
煩雑である。
【0129】なお、本実施形態では、空気流制御方式に
よるインクジェットヘッドを使用した場合についてのも
のであるが、塗布液が吐出できれば、もちろん他の吐出
方式のインクジェットヘッドを用いてもよい。
よるインクジェットヘッドを使用した場合についてのも
のであるが、塗布液が吐出できれば、もちろん他の吐出
方式のインクジェットヘッドを用いてもよい。
【0130】また、吐出量の制御は、前述の3つのパラ
メータの内の1つのみ、あるいは2つの組合せで原理的
には可能であり、図1に示した環境制御系16〜18の
全てが必ず必要というわけではなく、任意の1つあるい
は2つの組合せで、塗布装置周囲の環境変動に対する吐
出量の変動をおさえることは可能である。
メータの内の1つのみ、あるいは2つの組合せで原理的
には可能であり、図1に示した環境制御系16〜18の
全てが必ず必要というわけではなく、任意の1つあるい
は2つの組合せで、塗布装置周囲の環境変動に対する吐
出量の変動をおさえることは可能である。
【0131】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、局所的
な膜厚の不均一性のないなめらかな薄膜を形成すること
が可能になった。
な膜厚の不均一性のないなめらかな薄膜を形成すること
が可能になった。
【0132】そして、同時に、塗布液の使用効率を大幅
に向上させることが可能となり、薄膜形成時のコストを
大幅に減少することができた。
に向上させることが可能となり、薄膜形成時のコストを
大幅に減少することができた。
【0133】更に、環境制御系を設ければ、温度・湿度
・気圧などの薄膜形成装置の周囲の環境変動による薄膜
形成への影響を効果的に排除し、安定した品質の薄膜を
形成可能とした。
・気圧などの薄膜形成装置の周囲の環境変動による薄膜
形成への影響を効果的に排除し、安定した品質の薄膜を
形成可能とした。
【0134】そして、同時に、塗布液のロット毎の物性
値変化を効果的に排除することによりロット管理が簡素
化可能で、異なった液種への適用自由度の高い薄膜の形
成を実現した。
値変化を効果的に排除することによりロット管理が簡素
化可能で、異なった液種への適用自由度の高い薄膜の形
成を実現した。
【図1】本発明の実施の形態における薄膜形成装置の概
略構成図
略構成図
【図2】同薄膜形成装置のインクジェットヘッドのノズ
ル部を示す断面図
ル部を示す断面図
【図3】同薄膜形成工程中のXステージとθステージの
動作を説明する説明図
動作を説明する説明図
【図4】同薄膜形成工程中の塗りはじめの待ち時間の必
要性を説明する説明図
要性を説明する説明図
【図5】同薄膜形成工程中の塗りおわりの待ち時間の必
要性を説明する説明図
要性を説明する説明図
【図6】同薄膜形成工程中の塗布液供給工程を終了した
光ディスクの動径方向に対する塗布液の膜厚分布を示す
説明図
光ディスクの動径方向に対する塗布液の膜厚分布を示す
説明図
【図7】従来の薄膜形成方法の動作説明図
10a θステージ 10b Xステージ 11 被塗布基板(光ディスク) 12 インクジェットヘッド 13 塗布液タンク 14 圧力制御系 15 集中制御系 16 環境制御系a 17 環境制御系b 18 環境制御系c 19 塗布液吐出口 20 気体吐出口 21 塗布液 22 気体の流れ
フロントページの続き (72)発明者 岩澤 利幸 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 中 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (19)
- 【請求項1】 被塗布基板を吐出トヘッドから塗布液が
吐出され始める第1の位置まで前記吐出ヘッドと相対的
に移動する第1の移動工程と、前記第1の位置の被塗布
基板を前記吐出トヘッドから塗布液が吐出され終わる第
2の位置まで前記吐出ヘッドと相対的に移動する第2の
移動工程と、前記第2の位置の被塗布基板を更に前記吐
出ヘッドと相対的に移動する第3の移動工程と、少なく
とも前記第2の移動工程と時間的に重複して前記被塗布
基板を回転運動させる回転工程と、前記第2の移動工程
及び前記回転工程と時間的に重複して前記被塗布基板上
に前記吐出ヘッドから塗布液を吐出して薄膜を形成する
薄膜形成工程とを有する薄膜形成方法であって、前記第
2の移動工程における相対的な移動は、前記被塗布基板
の回転運動により塗布液が流動する流動方向と反対向き
である薄膜形成方法。 - 【請求項2】 第2の移動工程における相対的な移動
は、被塗布基板の回転運動により塗布液が流動する流動
方向と反対向きであり、相対的な移動の速度の大きさが
前記流動する速度と略等しい請求項1記載の薄膜形成方
法。 - 【請求項3】 第1の位置において、被塗布基板上に単
位面積当たりに吐出された塗布液の量が、前記第1の位
置から第2の位置までの被塗布基板上の単位面積当りに
吐出された塗布液の量よりも多い請求項1又は2記載の
薄膜形成方法。 - 【請求項4】 第2の位置において、被塗布基板上に単
位面積当たりに吐出された塗布液の量が、第1の位置か
ら前記第2の位置までの被塗布基板上の単位面積当りに
吐出された塗布液の量よりも多い請求項1から3のいず
れかに記載の薄膜形成方法。 - 【請求項5】 塗布液の吐出開始後所定期間及び/又は
前記塗布液の吐出終了後所定期間、被塗布基板の相対的
な移動が停止されている請求項1から4のいずれかに記
載の薄膜形成方法。 - 【請求項6】 塗布液の吐出開始前所定期間から及び/
又は前記塗布液の吐出終了後所定期間まで、被塗布基板
が回転運動されている請求項1から5のいずれかに記載
の薄膜形成方法。 - 【請求項7】 第2の移動工程は、第1の移動工程が終
了し所定期間経過後開始され、第3の移動工程は、前記
第2の移動工程が終了し所定期間経過後開始され、回転
工程は、前記第2の移動工程の開始前に開始され前記第
2の移動工程の終了後に終了される請求項1から6のい
ずれかに記載の薄膜形成方法。 - 【請求項8】 更に、塗布液の吐出終了後に被塗布基板
を回転させる第2の回転工程を有し、第2の回転工程に
おける回転数の大きさは、前記第2の回転工程以前の回
転運動の回転数の大きさよりも大きい請求項1から7の
いずれかに記載の薄膜形成方法。 - 【請求項9】 第2の回転工程と第3の移動工程とが時
間的に重複する請求項8記載の薄膜形成方法。 - 【請求項10】 被塗布基板は円盤状基板であり、第2
の移動工程における相対的な移動は、前記円盤状基板の
中心を通る等速直線運動であり、回転工程における回転
運動は等速回転運動である請求項1から9のいずれかに
記載の薄膜形成方法。 - 【請求項11】 被塗布基板は、第1の材料の基体上に
第2の材料の層を部分的に有し、前記基体と前記第2の
材料の層との境界部も塗布液で被覆される請求項3から
10のいずれかに記載の薄膜形成方法。 - 【請求項12】 被塗布基板は、前記被塗布基板の側面
も塗布液で被覆される請求項11記載の薄膜形成方法。 - 【請求項13】 吐出ヘッドは、複数の微細なノズルか
ら塗布液を吐出し、更に、前記塗布液の吐出量を制御す
る制御工程を有する請求項1から12のいずれかに記載
の薄膜形成方法。 - 【請求項14】 塗布液を貯蔵するタンクと、被塗布基
板上に前記タンクからの塗布液を吐出する吐出手段と、
前記被塗布基板を前記吐出手段に対して前記塗布液の吐
出が開始される第1の位置及び前記塗布液の吐出が終了
する第2の位置を経由するように相対的に移動する移動
手段と、前記被塗布基板を回転する回転手段と、前記被
塗布基板の前記吐出手段に対する相対的な移動を、前記
第1の位置から前記第2の位置までの少なくとも一部に
おいて、前記被塗布基板の回転運動により塗布液が流動
する流動方向と反対向きであるように前記移動手段を制
御する制御手段とを有する薄膜形成装置。 - 【請求項15】 制御手段は、吐出手段からの塗布液の
吐出量をも制御する請求項14記載の薄膜形成装置。 - 【請求項16】 制御手段は、吐出手段周囲の温度及び
/又は被塗布基板周囲の温度を制御して、前記吐出手段
からの塗布液の吐出量を制御する請求項15記載の薄膜
形成装置。 - 【請求項17】 制御手段は、タンク内の塗布液の液面
の高さを制御して、前記吐出手段からの塗布液の吐出量
を制御する請求項15又は16記載の薄膜形成装置。 - 【請求項18】 吐出手段は、空気流を利用して複数の
微細なノズルから塗布液を吐出し、制御手段は、前記空
気流を制御して、前記吐出手段からの塗布液の吐出量を
制御する請求項15から17のいずれかに記載の薄膜形
成装置。 - 【請求項19】 塗布液を貯蔵するタンクと、前記タン
クからの塗布液を空気流を利用して複数の微細なノズル
から被塗布基板上に吐出する吐出手段と、前記被塗布基
板を前記吐出手段に対して前記塗布液の吐出が開始され
る第1の位置及び前記塗布液の吐出が終了する第2の位
置を経由するように相対的に移動する移動手段と、前記
被塗布基板を回転する回転手段と、前記吐出手段の周囲
の温度及び/又は前記被塗布基板の周囲の温度を制御し
て、及び/又は前記タンク内の塗布液の液面の高さを制
御して、及び/又は前記空気流を制御して、前記吐出手
段からの塗布液の吐出量を制御する制御手段とを有する
薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008098A JPH09192573A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008098A JPH09192573A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192573A true JPH09192573A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11683840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8008098A Pending JPH09192573A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 薄膜形成方法及び薄膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192573A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005026612A1 (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-24 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | 面光源装置及びそれに用いる導光体及びその製造方法 |
| JP2010016405A (ja) * | 2005-11-04 | 2010-01-21 | Asml Netherlands Bv | インプリントリソグラフィ |
| US7878791B2 (en) | 2005-11-04 | 2011-02-01 | Asml Netherlands B.V. | Imprint lithography |
| CN102085506A (zh) * | 2010-10-26 | 2011-06-08 | 南京工业大学 | 一种自动溶胶凝胶制膜装置 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP8008098A patent/JPH09192573A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005026612A1 (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-24 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | 面光源装置及びそれに用いる導光体及びその製造方法 |
| JP2010016405A (ja) * | 2005-11-04 | 2010-01-21 | Asml Netherlands Bv | インプリントリソグラフィ |
| US7878791B2 (en) | 2005-11-04 | 2011-02-01 | Asml Netherlands B.V. | Imprint lithography |
| CN102085506A (zh) * | 2010-10-26 | 2011-06-08 | 南京工业大学 | 一种自动溶胶凝胶制膜装置 |
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