JPH09193326A - 反り防止ポリエステル化粧板 - Google Patents

反り防止ポリエステル化粧板

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JPH09193326A
JPH09193326A JP756796A JP756796A JPH09193326A JP H09193326 A JPH09193326 A JP H09193326A JP 756796 A JP756796 A JP 756796A JP 756796 A JP756796 A JP 756796A JP H09193326 A JPH09193326 A JP H09193326A
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JP
Japan
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base material
decorative board
decorative
layer
sealer
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Pending
Application number
JP756796A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Niina
勝之 新名
Ikumasa Nishimura
生眞 西村
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で軽比重の基材を用いてかつ、反りの少な
いポリエステル化粧板を提供すること。 【解決手段】基材上に熱重合開始剤を含有する不飽和ポ
リエステル樹脂を主成分とする化粧層を有するポリエス
テル化粧板において、前記基材に無機質基材を用い、基
材裏面にシーラー層を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル建築や店舗等の建築
内装材に使用される化粧板、特に基材として珪酸カルシ
ウム板や石綿セメント板、石膏スラグセメント板等の繊
維セメント板を用いたポリエステル化粧板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から繊維セメント板等の無機質基材
にポリエステル化粧加工を行い化粧板とするものは存在
しており、それらの化粧板はビル建築、店舗内装等に用
いられていた。
【0003】しかし、その多くは化粧板表面のポリエス
テル樹脂の硬化収縮により化粧板に反りを生じてしまっ
ていた。解決策としては、比重の大きい基材を用いて反
りを防止するのが一般的であるが、その反面、基材重量
の増加、基材価格上昇等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点を解決するためになされたものであり、その課題
とするところは、安価で軽比重の基材を用いてかつ、反
りの少ないポリエステル化粧板を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、基材上に熱重合開始剤を含有する不飽和ポリ
エステル樹脂を主成分とする化粧層を有するポリエステ
ル化粧板において、前記基材に無機質基材を用い、基材
裏面にシーラー層を設けてなることを特徴とする反り防
止ポリエステル化粧板を提供する。また、そのシーラー
層が110〜160g/m2 であることを特徴とし、無
機質基材の比重が1.0未満であり、その厚みが6mm
以下であることを特徴とする反り防止ポリエステル化粧
板を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1に本発明の化粧板の一実施例の断面の構造を示す。
本発明における無機質基材1としては、珪酸カルシウム
板や石綿セメント板、石膏スラグセメント板等の繊維セ
メント板が使用可能ある。また、基材の比重が1.0未
満であり、その厚みが6mm以下であると、従来の反り
防止のため高比重で厚みのある基材を使用した化粧板と
比較して、そのコスト差は明確に本発明のものが好まし
いものとなる。
【0007】本発明における基材裏面のシーラー層2に
用いる樹脂としては、例えば湿気硬化型ウレタン等の一
液型の樹脂が、シーラー層を塗工により設ける場合など
の作業上容易であるので好ましい。
【0008】基材裏面のシーラー層に用いる樹脂の塗布
量としては、表面の化粧層3の厚みにもよるが、表面が
平坦な化粧層の場合は110g/m2 以上、表面が凹凸
の化粧層の場合は150g/m2 以上が適当である。た
だし、塗布量が160g/m 2 より多いと、塗工後の養
生時間の遅れや、基材表面への基材裏面のシーラー層に
用いた樹脂の回り込み等があり、塗工自体が困難とな
る。
【0009】シーラー層に用いる樹脂の塗工粘度は15
〜20秒((株)離合社製:「ザーンカップNo.3」によ
る)程度が適当であり、裏面にシーラー層を形成しなが
ら基材にも適当に浸透し、密着性を確保することが可能
である。10秒前後だと基材内部に浸透してしまい裏面
に樹脂層を形成することができず、また20秒を超える
と全く基材に浸透せずシーラー層が容易に基材から剥離
してしまう。
【0010】本発明における熱重合開始剤を含有した不
飽和ポリエステル樹脂を主成分とする化粧層としては、
基材表面にシーラー処理をした上に熱重合開始剤を添加
した不飽和ポリエステル樹脂5を塗工するか、或いは、
シーラー処理した上に接着剤層3を設けた後化粧紙4を
貼り合わせ、その上に熱重合開始剤を添加した不飽和ポ
リエステル樹脂5を塗工するかして、その後その上から
ビニロン、セロファン等の賦型フィルムで被覆、ゴムロ
ールで圧延、脱泡した後、樹脂を熱硬化させて化粧層を
形成することが可能である。
【0011】以上に示したように、本発明により、基材
裏面にシーラー層を形成している為、表面のポリエステ
ル樹脂層の硬化収縮による反りを低減することが可能に
なり、軽比重の安価な基材でも、反りの少ない化粧板に
することが可能である。また、裏面にシーラー層がある
ため、基材裏面からの水分の侵入を防ぐことが可能にな
り、耐水性が向上する。同時に施工時においてシーラー
層が形成されている為、壁への貼付が容易になり密着性
も向上するまた、シーラー層の厚みを限定することで、
塗布後の養生時間や基材表面への基材裏面のシーラー層
に用いた樹脂の回り込み等を防ぐことができる。また、
無機質基材の比重、厚みを限定することで、従来の反り
防止のため高比重で厚みのある基材を使用した化粧板と
比較して、そのコスト差は明確に本発明のものが好まし
いものとなる。
【0012】
【実施例】無機質基材として基材比重0.8の繊維混入
珪酸カルシウム板を用い、この表面に湿気硬化型ウレタ
ンシーラー(大谷塗料(株)製:「2000−AA」)
を110g/m2 、塗工粘度11秒((株)離合社製:
「ザーンカップNo.3」による)で塗布し、その後裏面
に、湿気硬化型ウレタンシーラー(大谷塗料(株)製:
「2000−AA」)を150g/m2 、塗工粘度20
秒((株)離合社製:「ザーンカップNo.3」による)で
塗布し、30分常温乾燥した。
【0013】この後、表面に酢酸ビニル系エマルジョン
接着剤を30g/m2 塗布し、木目絵柄を施した30g
/m2 の薄紙化粧紙を貼り合わせ、100℃、10kg
/cm2 で60秒間プレスし接着した。この化粧紙上
に、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して熱重
合開始剤(メチルエチルケトンパーオキサイド)を1.
5重量部を含んだ樹脂を120g/m2 塗布し、この上
に賦型フィルムを被覆し、ゴムロールで圧延、脱泡し、
加熱により不飽和ポリエステル樹脂を硬化させた後、賦
型フィルムを剥離し、本発明の化粧板を得た。
【0014】<比較例(裏面のシーラなし)>基材比重
0.8の(実施例と同じ)繊維混入珪酸カルシウム板の
表面のみに、湿気硬化型ウレタンシーラー(大谷塗料
(株)製:「2000AA」)を110g/m2 、塗工
粘度11秒((株)離合社製:「ザーンカップNo.3」に
よる)で塗布し、30分常温乾燥した。
【0015】この後、表面に酢酸ビニル系エマルジョン
接着剤を30g/m2 塗布し、木目絵柄を施した30g
/m2 の薄紙化粧紙を貼り合わせ、100℃、10kg
/cm2 で60秒間プレスし接着した。この化粧紙上に
不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して熱重合開
始剤(メチルエチルケトンパーオキサイド)1.5重量
部を含んだ樹脂を120g/m2 塗布し、この上に賦型
フィルムを被覆し、ゴムロールで圧延、脱泡し、不飽和
ポリエステル樹脂を硬化させた後、賦型フィルムを剥離
し、化粧板を得た。
【0016】以上の実施例、比較例の化粧板を40℃、
90%の雰囲気中に168時間放置した後図2に示す様
な測定方法で化粧板の反りを測定した。以上の結果を表
1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】以上の実施例、比較例の化粧板から、図3
に示すような50mm角の試料を切り出し、60℃の雰
囲気中に24時間放置した後、周囲をシリコン系シーリ
ング剤(セメダイン(株)製:「バスコーク」)でシー
リングし、周辺部からの水分吸収を防止した上で常温水
中に24時間浸漬した。侵漬後、試料を取り出し水分を
拭き取った後表面の化粧層をナイフで剥がし、コンクリ
ート水分系((株)ケット化学研究所製:「HI−50
0」)で含水率を測定した。以上の結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】また、試料を切り出した残りのサンプルを
300mm角に切り出し、裏面全面に両面テープ(日東
電工(株)製:「No.500」)を貼り、10mm厚のベニ
ヤ板に貼り付けた。24時間常温放置後ベニヤ板から引
き剥がしたところ、実施例では最終的にベニヤ基材の材
料破壊となったが、比較例では容易に両面テープとサン
プル基材間で界面剥離を起こしてしまった。
【0021】
【発明の効果】以上に示したように、本発明は基材裏面
にシーラー層を形成している為、表面のポリエステル樹
脂層の硬化収縮による反りを低減することが可能にな
り、軽比重の安価な基材でも、反りの少ない化粧板にす
ることが可能である。また、裏面にシーラー層があるた
め、基材裏面からの水分の侵入を防ぐことが可能にな
り、耐水性が向上する。同時に施工時においてシーラー
層が形成されている為、壁への貼付が容易になり密着性
も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧板の一実施例の断面の構造を示す
説明図である。
【図2】本実施例、比較例の化粧板の反りの測定方法を
示す説明図である。
【図3】本実施例、比較例の化粧板の耐水性の測定方法
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…無機質基材 2…シーラー層 3…接着剤層 4…
化粧紙 5…熱重合開始剤を含有した不飽和ポリエステル樹脂層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に熱重合開始剤を含有する不飽和ポ
    リエステル樹脂を主成分とする化粧層を有するポリエス
    テル化粧板において、前記基材に無機質基材を用い、基
    材裏面にシーラー層を設けてなることを特徴とする反り
    防止ポリエステル化粧板。
  2. 【請求項2】前記裏面のシーラー層が110〜160g
    /m2 であることを特徴とする請求項1記載の反り防止
    ポリエステル化粧板。
  3. 【請求項3】前記無機質基材の比重が1.0未満であ
    り、その厚みが6mm以下であることを特徴とする請求
    項1記載の反り防止ポリエステル化粧板。
JP756796A 1996-01-19 1996-01-19 反り防止ポリエステル化粧板 Pending JPH09193326A (ja)

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