JPH10119005A - ソリの防止された木質系板状体または該木質系板状体を用いたフラッシュパネル - Google Patents

ソリの防止された木質系板状体または該木質系板状体を用いたフラッシュパネル

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JPH10119005A
JPH10119005A JP28355996A JP28355996A JPH10119005A JP H10119005 A JPH10119005 A JP H10119005A JP 28355996 A JP28355996 A JP 28355996A JP 28355996 A JP28355996 A JP 28355996A JP H10119005 A JPH10119005 A JP H10119005A
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JP
Japan
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film
wood
plate
flash panel
based plate
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Pending
Application number
JP28355996A
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English (en)
Inventor
Akira Miyagawa
昭 宮川
Masakado Hisamitsu
正門 久光
Tomohiro Kondo
朋広 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間の使用にも耐えられ、しかも安価なソ
リの発生を防止することができる合板パーチクルボー
ド、MDF、ダンボールなどの木質系板状体または該木
質系板状体を用いたフラッシュパネルを提供する。 【構成】 木質系基材の少なくとも一方の面にエチレン
酢酸ビニル共重合体樹脂100〜30重量%及びポリエ
チレン系樹脂0〜70重量%よりなるフィルムを貼着
し、更に該フィルム上に薄用紙を貼着したソリの防止さ
れた木質系板状体、または該木質系板状体を芯材または
枠材の両面に貼着したフラッシュパネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリの防止された
木質系板状体あるいは該木質系板状体を用いたフラッシ
ュパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合板、パーティクルボード、中密
度繊維板(以下MDFという)のソリを防止するために
その両面に酢酸ビニル樹脂エマルジョンなどの塗料の塗
布したり、ポリエチレンフイルムと紙の複合シートある
いはアルミニウム箔と紙の複合シートを貼着することが
行われていた。しかし、板状体に上記塗料を塗布するこ
とにより湿度を遮断するためには塗布量を多くする必要
があったが、塗料面が乾燥によりひび割れを起こすこと
があり湿度の遮断には不適当であった。またポリエチレ
ンフイルム単独では接着性に劣るため、ポリエチレンフ
イルムと紙の複合シートを貼着するものであるが、この
場合は、湿度の浸透により合成樹脂フイルムと紙との接
着部が剥離し易いという問題点があった。また、アルミ
ニウム箔と紙の複合シートを貼着したものは木質板状体
のソリの防止には優れるが、木質板状体の端縁部を面取
り加工を行うと該端縁部にアルミニウム箔が現れ、接着
剤、塗料を塗布する際刷毛などがアルミニウム箔で切れ
ることがあり作業性に劣るという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、生産性
がよく安価でしかも透湿性、接着性に優れた合成樹脂フ
ィルムを板状体に貼着することにより、湿度によるソリ
を防止した板状体を得ることを見いだし本発明に到達し
たものである。本発明は上記従来の技術の問題点に鑑み
なされたもので、長時間の使用にも耐えられ、しかも安
価なソリの発生を防止することができる合板、パーティ
クルボード、MDF,ダンボールなどの木質系板状体及
び該木質系板状体を用いたフラッシュパネルを提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、木質系
基材の少なくとも一方の面にエチレン酢酸ビニル共重合
体樹脂100〜30重量%及びポリエチレン系樹脂0〜
70重量%よりなるフィルムを貼着し、更に一方の面の
フィルム上に薄用紙を貼着することを特徴とするソリの
防止された木質系板状体が提供され、前記薄用紙に木目
模様、石目模様、抽象柄模様などの印刷柄模様が施され
ていることを特徴とするソリの防止された木質系板状体
が提供され、フラッシュパネルを形成する芯材または枠
材の両面にソリの防止された木質系板状体に印刷柄模様
の施された薄用紙(以下化粧紙という)を貼着した面が
表面になるように貼着することを特徴とするフラッシュ
パネルが提供される。
【0005】すなわち、本発明はエチレン酢酸ビニル共
重合体樹脂及びポリエチレンよりなるフイルムを板状基
材の少なくとも一方の面に貼着し、一方の面のフィルム
上に薄用紙を貼着したものであって、該フイルムは接着
性に優れているので長時間の使用に対しても剥離せず、
湿度が浸透しないのでソリの発生を防止できるものであ
る。また、フラッシュパネルを形成する芯材または枠材
の両面に前記ソリの防止された木質系板状体を貼着する
ことによりフラッシュパネルのソリの発生が防止される
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を示す図
面に基づいて詳細に説明する。まず、図1は本発明のソ
リの防止された木質系板状体1の側面図であり、合板、
パーティクルボード、MDF、ダンボールよりなる板状
基材3の両面にエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂及びポ
リエチレン系樹脂よりなるフイルム(以下合成樹脂フィ
ルムという)4を貼着し一方の面の合成樹脂フィルム上
に薄用紙を貼着し、他方の面の合成樹脂フィルム上に化
粧紙を貼着したものである。前記合成樹脂フィルムは木
質系板状体の一方の面のみに貼着されていてもよいが、
該木質系板状体の表裏のバランスの点から両面に同材質
で同厚みのフィルムが貼着され、更にその上に同材質で
同厚みの薄用紙が貼着されているものが好ましい。
【0007】図2は、図1に示したように板状基材3の
両面に合成樹脂フィルム4を貼着して得た木質系板状体
1を芯材5の両側に接着剤を介して化粧紙の貼着された
面が表側になるように貼着したフラッシュパネル2の部
分側面図である。
【0008】前記フィルムを構成するポリエチレン系樹
脂としては、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、酸無水物による変性ポリエチレン、エチレン−α−
オレフィン共重合体などを挙げることができる。エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体としては、酢酸ビニル含有量が
5〜40重量%好ましくは10〜30重量%のものが好
適に用いられる。酢酸ビニル含有量が5重量%未満の場
合は接着性が劣り、40重量%を越す場合は作業性が悪
くなるので好ましくない。
【0009】前記合成樹脂フィルムはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とポリエチレン系樹脂が100〜30:0
〜70重量%好ましくは90〜40〜:10〜60重量
%の割合で構成されたものである。ポリエチレン系樹脂
が混合されている方が製膜時あるいは合成樹脂フィルム
の貼着時取り扱い易く好ましい。エチレン−酢酸ビニル
共重合体の割合が30重量%未満の場合は接着性が弱く
なるのであらかじめフィルム表面にコロナ処理を施すな
ど前処理が必要となり作業性、コスト面で好ましくな
い。
【0010】次に前記合成樹脂フィルム4の上に薄用紙
を貼着する。該合成樹脂フィルムと木質系板状体との接
着、該合成樹脂フィルムと薄用紙との接着に際してはた
とえば酢酸ビニル系などの接着剤を用いるのが好まし
い。薄用紙としては20〜35g/m2 の紙が用いら
れ、木質系板状体あるいはフラッシュパネルの表側にな
る面に貼着される薄用紙には各種印刷により木目模様、
石目模様、抽象柄模様などが適宜施されている化粧紙が
用いられる。
【0011】上記合成樹脂フイルムは、インフレーショ
ン法またはTダイ法により製造することができる。該フ
イルムの厚みは特に限定されないが、10〜100μm
が好ましく、20〜70μmがさらに好ましい。該合成
樹脂フィルムには顔料、染料、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、水酸化マグネシウム、マイカ、タルク、クレー
などの充填剤、その他難燃剤などを適宜添加してもよ
い。
【0012】次に、上記合成樹脂フイルムを上記板状基
材の表面に酢酸ビニル系樹脂の接着剤を用いて貼着して
ソリの防止された木質系板状体を得、該木質系板状体を
フラシュパネルの芯材または枠材の両面に酢酸ビニル系
樹脂の接着剤を用いて貼着してフラッシュパネルを形成
する。
【0013】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を詳細に説明す
る。ソリの発生試験は次の要領で行った。ソリの程度は
凹状にソッた部分の深さ(mm)で表す。幅900m
m、長さ1800mmの木質系板状体またはフラッシュ
パネルを下端部を固定し、上端部は固定せずに気密性を
保持するようにして支持する。そして試料の一方の面を
温度30℃、湿度30%、他方の面を温度5℃、湿度7
0%に保ち24時間放置する。
【0014】〔実施例1〕酢酸ビニル含有量18重量
%、密度0.932のエチレン酢酸ビニル共重合体を9
0重量%、密度0.920g/cm3 、メルトインデッ
クス2.0g/10分の低密度ポリエチレンを10重量
%混合し、インフレーション法にて厚み30μm、幅1
000mmのフィルムを製膜した。該フイルムを酢酸ビ
ニル系接着剤で厚さ3mm、幅900mm、長さ180
0mmのMDFの両面に貼着した。該フイルムの貼着さ
れたMDFで上記ソリの試験を行った。ソリは3mmで
あった。
【0015】〔実施例2〕酢酸ビニル含有量18重量
%、密度0.932のエチレン酢酸ビニル共重合体を6
0重量%、密度0.920g/cm3 、メルトインデッ
クス2.0g/10分の低密度ポリエチレンを40重量
%混合し、インフレーション法にて厚み30μm、幅1
000mmのフィルムを製膜した。該フイルムを厚さ3
mm、幅900mm、長さ1800mmのMDFの両面
に酢酸ビニル系接着剤で貼着した。該フイルムの貼着さ
れたMDFで上記ソリの試験を行ったが、ソリは3mm
であった。
【0016】〔実施例3〕実施例1で得られた多層フイ
ルムの貼着されたMDFをパネル芯の両面に酢酸ビニル
系接着剤で貼着し、フラッシュパネルを作製した。該フ
ラッシュパネルで上記ソリの試験を行ったがソリはほと
んど発生しなかった。
【0017】〔実施例4〕実施例2で得られた多層フイ
ルムの貼着されたMDFをパネル芯の両面に酢酸ビニル
系接着剤で貼着し、フラッシュパネルを作製した。該フ
ラッシュパネルを上記ソリの試験を行ったがソリはほと
んど発生しなかった。
【0018】〔比較例1〕Tダイ法にて密度0.920
g/cm3 、メルトインデックス2.0g/10分の低
密度ポリエチレンで厚み50μmのフイルムを製膜し、
該フイルムが冷却する前に30g/m2 の薄葉紙を両面
に押し当てて貼着し、ポリエチレンと薄葉紙の積層シー
トを得た。該シートを酢酸ビニル系接着剤で実施例1と
同様にMDFに貼着し実施例1と同様にしてソリのテス
トを行った。まず、湿度が70%に接したポリエチレン
フイルムの外側の薄葉紙が剥離し、該フイルムと板状基
材との接着面の薄葉紙の剥離がシートの周囲から進行
し、試験期間中に全面積の約50%に剥離が見られた。
ソリは50mmであった。
【0019】〔比較例2〕比較例1で得られたポリエチ
レンフイルムと薄葉紙の積層シートを貼着したMDFで
実施例3と同様にしてフラッシュパネルを作製し、実施
例1と同様にして反りのテストを行った。まず、湿度が
70%に接したポリエチレンフイルムの外側の薄葉紙が
剥離し、該フイルムと板状基材との接着面の薄葉紙の剥
離がシートの周囲から進行し、試験期間中に全面積の約
20%に剥離が見られた。その剥離部分にソリが見られ
た。ソリの程度は35mmであった。
【0020】
【発明の効果】上述のごとく本発明のソリの防止された
木質系板状体または該木質系板状体を用いたフラッシュ
パネルは、透湿防止性に優れ、接着性にも優れているの
で過酷な湿度変化の生じる雰囲気下においても板状基材
と多層フイルムとが吸湿により剥離することがなく、ま
た、膨潤してソリが発生することがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソリの防止された木質系板状体の断面
図である。
【図2】本発明のソリの防止された木質系板状体を用い
たフラッシュパネルの断面図である。
【符号の説明】
1 木質系板状体 2 フラッシュパネル 3 板状基材 4 合成樹脂フイルム 5 薄葉紙 5’化粧紙 6 芯材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質系基材の少なくとも一方の面にエチ
    レン酢酸ビニル共重合体樹脂100〜30重量%及びポ
    リエチレン系樹脂0〜70重量%よりなるフィルムを貼
    着し、更に該フィルム上に薄用紙を貼着することを特徴
    とするソリの防止された木質系板状体。
  2. 【請求項2】 前記薄用紙に木目模様、石目模様、抽象
    柄模様などの印刷柄模様が施されていることを特徴とす
    る請求項1記載のソリの防止された木質系板状体。
  3. 【請求項3】 フラッシュパネルを形成する芯材または
    枠材の両面に請求項1または2記載のソリの防止された
    木質系板状体を貼着することを特徴とするフラッシュパ
    ネル。
JP28355996A 1996-10-25 1996-10-25 ソリの防止された木質系板状体または該木質系板状体を用いたフラッシュパネル Pending JPH10119005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171200A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Panasonic Corp 木質板とその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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