JPH09194935A - ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造法およびガスケット材 - Google Patents

ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造法およびガスケット材

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JPH09194935A
JPH09194935A JP1822896A JP1822896A JPH09194935A JP H09194935 A JPH09194935 A JP H09194935A JP 1822896 A JP1822896 A JP 1822896A JP 1822896 A JP1822896 A JP 1822896A JP H09194935 A JPH09194935 A JP H09194935A
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rolling
cold
steel sheet
gasket material
hot
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JP1822896A
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Daizo Sato
台三 佐藤
Shinichi Aoki
晋一 青木
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Toyo Kohan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kohan Co Ltd
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  • Metal Rolling (AREA)
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  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却水用開口、潤滑油用開口およびボルト孔等
の開口部について好適に用いられるシール性能が優れた
ガスケット材の提供。 【解決手段】重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.0
%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸可
溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部F
eおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、熱
間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍において
鋼板を再結晶温度以上に加熱し、1秒から60秒間均
熱,焼鈍し、その後30〜70%の圧下率で2次冷延を施す
ことを特徴とする、ばね性に優れたガスケット材および
それに用いられる冷延鋼板の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関におい
て、シリンダを始めとする各開口部のシール材として使
用される、ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製
造法およびその方法により製造されたガスケット材に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジン回りには、シリンダー
ヘッドガスケットをはじめとして多くのガスケットが使
用されている。このガスケット用材料として、従来はア
スベストが使用されてきたが、環境問題およびエンジン
の高性能化等に対処するため非アスベスト材料が模索さ
れている。上記アスベスト代替材料として、アラミド繊
維や黒鉛を用い、軟鋼板との複合加工としたものが使用
されている。また、従来のガスケット構造と全く異なる
ものとして、ステンレス鋼にゴム塗料を塗装したものも
使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記アラミド
繊維や黒鉛を用いたものや、ステンレス鋼にゴム塗料を
塗装したものは、他の材料との複合加工となるためコス
トアップとなるという問題がある。図4はガスケット材
の使用態様を示す模式断面図である。この図に示すよう
に、ガスケット材41は、シール性を向上させるため、
ビード部42が形成されている。このため、ガスケット
材としての要求は、ビード加工時の加工性とばね性であ
る。この加工性とばね性とは金属学上相反する性質であ
る。即ち一般に加工性を向上させるには鋼材を軟化する
のがよく、一方ばね性を向上させるためには、鋼材を硬
化させるのがよい。従って、本発明においては、かかる
加工性とばね性との調和をとりながら、すぐれたガスシ
ール性を有するガスケット材用冷延鋼板の製造法を提供
することを目的とする。さらに本発明の他の目的は、シ
リンダ用開口部のシール性能に必要なばね性が特に良好
であり、冷却水用開口、潤滑油用開口、およびボルト孔
等の各種開口部についてもよく適応した、ばね性の良好
なシール性能が得られるガスケット材を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のガスケット材用冷延鋼板の製造法は、重量%
で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.0%,Mn:0.5〜2.0
%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸可溶Al:0.02〜0.1
%,N:0.0010〜0.0150%,残部Feおよび不可避的な
不純物より成る連続鋳造鋳片を、熱間圧延,酸洗,冷間
圧延を施した後、連続焼鈍において鋼板を再結晶温度以
上に加熱し、1秒から60秒間均熱,焼鈍し、その後30
〜70%の圧下率で2次冷延を施すことを特徴とし、上記
2次冷延後、更に表面にZnまたはNiめっきを施すこ
とが望ましい。
【0005】さらに、本発明のガスケット材用冷延鋼板
の製造法は、重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.0
%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸可
溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部F
eおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、熱
間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍において
鋼板を750〜900℃の間のフェライト−オーステナイトの
二相領域に加熱し、1秒から60秒間均熱し、その後10
00〜2000℃/秒の冷却速度で、前記二相領域から200℃
以下の温度まで冷却することを特徴とし、上記200℃以
下の温度まで冷却した後、ZnまたはNiめっきを施す
ことが望ましい。
【0006】本発明のガスケット材は、重量%で、C:
0.10〜0.35%,Si≦2.0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦
0.06%,S≦0.06%,酸可溶Al:0.02〜0.1%,N:
0.0010〜0.0150%,残部Feおよび不可避的な不純物よ
り成る連続鋳造鋳片を、熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施
した後、連続焼鈍において鋼板を再結晶温度以上に加熱
し、1秒から60秒間均熱,焼鈍し、その後30〜70%の
圧下率で2次冷延を施してなることを特徴とし、上記2
次冷延後、更に表面にZnまたはNiめっきを施すこと
が望ましい。
【0007】また、本発明のガスケット材は、重量%
で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.0%,Mn:0.5〜2.0
%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸可溶Al:0.02〜0.1
%,N:0.0010〜0.0150%,残部Feおよび不可避的な
不純物より成る連続鋳造鋳片を、熱間圧延,酸洗,冷間
圧延を施した後、連続焼鈍において鋼板を750〜900℃の
間のフェライト−オーステナイトの二相領域に加熱し、
1秒から60秒間均熱し、その後1000〜2000℃/秒の冷
却速度で、前記二相領域から200℃以下の温度まで冷却
してなることを特徴とし、上記200℃以下の温度まで冷
却した後、ZnまたはNiめっきを施すことが望まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】原板の鋼成分 本発明の原板の鋼成分は、重量%で、C:0.10〜0.35
%,Si≦2.0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S
≦0.06%,酸可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0
150%,残部Feおよび不可避的な不純物より成る。
【0010】Cは原板に高い調質度を与えるために重要
な成分である。少なくともCは0.10%に達しないと本発
明目的において必要な原板の耐力を保証出来ない。従っ
てC成分下限値を0.10%とした。一方でC成分が0.35%
を超えると炭化物析出量が増大し原板の加工性の低下を
もたらすと同時に、冷間圧延の負荷の増大、形状の劣
化、連続焼鈍工程での通板性阻害等、生産性低下の原因
となる。そのため本発明ではC成分の上限値を0.35%と
する。
【0011】Mnは不純物であるSによる熱延中の赤熱
脆性を防止するために必要な成分である。本発明では原
板の耐力保証の見地からMn成分は0.5%以上とし、一
方2.0%を超えるとスラブ圧延中に割れを生ずるので、
上限値を2.0%とする。
【0012】Pは結晶粒微細化成分であり、また原板の
強度を高めることから一定の割合で添加されるが、一方
で耐食性を阻害する。本発明用途としては、Pが0.06%
を超えると耐食性、特に耐孔明性が著しく低下するため
上限値を0.06%とする。
【0013】Sは熱延中において赤熱脆性を生じる不純
物成分であり、極力少ないことが望ましいが、鉄鋼石等
からの混入を完全に防止することができず、工程中の脱
硫も困難なことからある程度の残留もやむをえない。少
量の残留Sによる赤熱脆性はMnにより軽減できるた
め、S成分の上限値は0.06%とする。
【0014】Alは製鋼に際し脱酸剤として鋼浴中に添
加されるが、添加量が少ないと安定した脱酸効果が得ら
れないため、0.02%以上必要である。またAlは固溶N
と反応してAlNとして析出し結晶粒の細粒化に寄与す
る。一方で0.10%を超える添加はNの固定が著しくな
り、Nの固溶強化が低減するので、最大量は0.10%とす
る。
【0015】NはC,Mnと同様に原板に高い調質度を
与える。耐力強化のために必要な成分であるが、0.001
%より少なくすることは製鋼上の困難を生じ、また一方
0.0150%を超える添加は製鋼時に添加するフェロ窒化物
の歩留の低下が著しく、安定性に欠けると同時に、プレ
ス成形時の異方性を著しく劣化させる。さらに連続鋳造
片の表面に割れが生じ、鋳造欠陥となるため本発明では
N成分範囲を0.001〜0.0150%とする。
【0016】Siは本発明の主要な特徴であるばね性を
得るのに有効な元素であり、その目的を達成するために
は多い程良いが、2.0%を超えると冷間圧延の負荷の増
大、形状の劣化を招くため上限値を2.0%とする。
【0017】熱間圧延 熱間圧延工程における鋼片加熱温度は本発明において特
定するものではないが、Nの積極的分解固溶および熱間
仕上圧延温度の安定的確保の見地から1100℃以上と
するのが望ましい。熱間圧延仕上温度をAr3 点以下に
すると、熱間鋼帯の結晶組織が混粒化するとともに粗大
化し、製品冷延鋼板において肌荒れが生じかつ耐力が低
下するので熱間圧延仕上温度はAr3 点以上とするのが
望ましい。
【0018】巻き取り温度は450℃〜650℃とす
る。熱延時のコイルの幅方向および長手方向の品質安定
性を考慮して450℃を下限とする。また巻取温度が6
50℃を超えると、熱延時および連続焼鈍時で結晶粒径
が大きくなり、ガスケットビード加工時の不良原因とな
るため、巻取温度は650℃以下とするのが望ましい。
【0019】連続焼鈍 焼鈍温度が高くなるほど引張強さは増加するが、本発明
の目的のガスケット材を得るためには最低750℃以上
で焼鈍する必要がある。また焼鈍温度の上限は900℃
である。この範囲を外れると各々フェライト分率、オー
ステナイト分率が高くなり過ぎ、本発明の目的とする高
強度鋼板が得られない。
【0020】均熱時間は1〜60秒とする。1秒以上あ
れば焼入れ効果が得られるが、60秒を超えて均熱する
と、セメンタイトの固溶が多くなり、焼入れ時に目的と
する微細なコロニー状のマルテンサイトが分散した組織
が得られないばかりか経済上好ましくない。
【0021】図3に冷却速度と引張強さとの関係を示
す。この図から、焼鈍における均熱後の冷却速度と引張
強さとの関係は、冷却速度が速いほど引張強さは上昇す
る。本発明のガスケット材(約1200N/mm2 以上
の強度を有するガスケット材)を得るためには1000
〜2000℃/秒の範囲が適性な冷却速度である。10
00℃未満では本発明の目的とする高強度を有する鋼板
が得られない。一方2000℃を超える冷却速度は工業
上不経済となるからである。
【0022】冷却開始温度は750℃以下とする。冷却
開始温度は焼入れ効果に強く影響し、750℃より下で
はオーステナイト分率が低くなり、目標とする強度がえ
られない。冷却終点温度が200℃を超えては鋼板が軟
質化し、本発明の目的とする高強度鋼板が得られない。
従って二相域からの冷却は200℃以下にまですること
とした。
【0023】その後、30〜70%の圧下率で2次冷延を施
す。30%未満の圧下率ではガスケットとしての必要な強
度が得られず、70%を超えると硬度が上昇し過ぎてビー
ド加工性の点で問題が生ずる。
【0024】つぎに、本発明に用いられる鋼板として
は、シ−ト状およびコイル状の鋼板、鋼箔およびそれら
の鋼板に表面処理を施したものがあげられる。特に、下
層が金属クロム、上層がクロム水和酸化物の2層構造を
もつ電解クロム酸処理鋼板あるいは極薄錫めっき鋼板、
ニッケルめっき鋼板、亜鉛めっき鋼板およびこれらのめ
っき鋼板にクロム水和酸化物あるいは上層がクロム水和
酸化物、下層が金属クロム層からなる2層構造をもつ表
面処理をほどこしたものが耐食性の点で優れている。
【0025】
【実施例】本発明製品を比較例との関係において表1を
もって説明する。表1において本発明品であるNo1〜
5は、高強度でかつ高いばね性を示している(表中評価
の欄に○印を記載)。一方比較例No6〜10は本発明
条件のいずれかを満足しておらず、いずれも加工性ある
いはばね性において劣っている(表中評価の欄のいずれ
かの項目に×印を記載)。
【0026】
【表1】
【0027】加工性およびばね性の評価 本発明のガスケットについての加工性およびばね性の評
価は下記のようにして行った。まず、図1に示すような
断面形状に鋼板をプレス加工(フランジ付きビード溝加
工)し、幅w,高さtのビード部を形成する。このビード
加工時にビード部に割れが発生するものは、加工性不合
格として評価×とした。
【0028】図2は、ばね性を評価するための試験法で
ある圧縮試験の工程を示す。図2の(a)は、加工ビー
ド部の圧縮前の状態を示し、同図(b)は、圧縮荷重を
負荷した状態を示し、同図(c)は、圧縮荷重を除荷し
た状態を示す。図2に示すように、圧縮試験機にてビー
ド部に上方から圧縮荷重を負荷した。荷重除荷後、圧縮
量(T)に対し復元量(T1)が40%を超えたもの
を、ばね性が合格とした。即ち表1に示すばね性の値
は、(復元量T1/圧縮量T)×100の値である。
【0029】
【発明の効果】本発明のガスケット材は、加工性とばね
性との調和がとれ、すぐれたガスシール性を有する。さ
らに表面処理を施したガスケット材は、高温状態にさら
されてもすぐれた耐食性を示し、長期間安定したガスシ
ール性を示す。また、本発明のガスケット材は、シリン
ダ用開口部のシール性能に必要なばね特性が特に良好で
あり、冷却水用開口、潤滑油用開口、およびボルト孔等
の各種開口部についても好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスケットについての加工性の評価法の概略図
を示す。
【図2】ばね性を評価するための試験法の概略図を示
す。
【図3】冷却速度と引張強さとの関係を示す。
【図4】ガスケット材の使用態様を示す模式断面図であ
る。
【符号の説明】
T 圧縮量 T1 復元量 41 ガスケット材 42 ビード部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/06 C22C 38/06 F16J 15/08 F16J 15/08 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を再結晶温度以上に加熱し、1秒から60秒間均
    熱,焼鈍し、その後30〜70%の圧下率で2次冷延を施す
    ことを特徴とする、ばね性に優れたガスケット材用冷延
    鋼板の製造法。
  2. 【請求項2】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を再結晶温度以上に加熱し、1秒から60秒間均
    熱,焼鈍し、その後30〜70%の圧下率で2次冷延を施
    し、更に表面にZnまたはNiめっきを施すことを特徴
    とする、ばね性に優れたガスケット材用冷延鋼板の製造
    法。
  3. 【請求項3】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を750〜900℃の間のフェライト−オーステナイト
    の二相領域に加熱し、1秒から60秒間均熱し、その後
    1000〜2000℃/秒の冷却速度で、前記二相領域から200
    ℃以下の温度まで冷却することを特徴とする、ばね性に
    優れたガスケット材用冷延鋼板の製造法。
  4. 【請求項4】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を750〜900℃の間のフェライト−オーステナイト
    の二相領域に加熱し、1秒から60秒間均熱し、その後
    1000〜2000℃/秒の冷却速度で、前記二相領域から200
    ℃以下の温度まで冷却し、その後ZnまたはNiめっき
    を施すことを特徴とする、ばね性に優れたガスケット材
    用冷延鋼板の製造法。
  5. 【請求項5】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を再結晶温度以上に加熱し、1秒から60秒間均
    熱,焼鈍し、その後30〜70%の圧下率で2次冷延を施し
    てなる、ばね性に優れたガスケット材。
  6. 【請求項6】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を再結晶温度以上に加熱し、1秒から60秒間均
    熱,焼鈍し、その後30〜70%の圧下率で2次冷延を施
    し、更に表面にZnまたはNiめっきを施してなる、ば
    ね性に優れたガスケット材。
  7. 【請求項7】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を750〜900℃の間のフェライト−オーステナイト
    の二相領域に加熱し、1秒から60秒間均熱し、その後
    1000〜2000℃/秒の冷却速度で、前記二相領域から200
    ℃以下の温度まで冷却してなる、ばね性に優れたガスケ
    ット材。
  8. 【請求項8】 重量%で、C:0.10〜0.35%,Si≦2.
    0%,Mn:0.5〜2.0%,P≦0.06%,S≦0.06%,酸
    可溶Al:0.02〜0.1%,N:0.0010〜0.0150%,残部
    Feおよび不可避的な不純物より成る連続鋳造鋳片を、
    熱間圧延,酸洗,冷間圧延を施した後、連続焼鈍におい
    て鋼板を750〜900℃の間のフェライト−オーステナイト
    の二相領域に加熱し、1秒から60秒間均熱し、その後
    1000〜2000℃/秒の冷却速度で、前記二相領域から200
    ℃以下の温度まで冷却し、その後ZnまたはNiめっき
    を施してなる、ばね性に優れたガスケット材。 【0001】
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