JPH09195074A - 酸洗方法および酸洗装置 - Google Patents

酸洗方法および酸洗装置

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JPH09195074A
JPH09195074A JP262396A JP262396A JPH09195074A JP H09195074 A JPH09195074 A JP H09195074A JP 262396 A JP262396 A JP 262396A JP 262396 A JP262396 A JP 262396A JP H09195074 A JPH09195074 A JP H09195074A
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JP
Japan
Prior art keywords
pickling
round bar
lifting
solution
bellows
Prior art date
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Pending
Application number
JP262396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Wada
田 善 行 和
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸棒の酸洗を行なうに際して、酸洗の程度に
ばらつきが生じずかつまた酸洗時間の短縮を図ることが
可能であるようにする。 【解決手段】 吊り具6により支持した丸棒5を吊り具
6と共に酸洗槽3内の酸洗液2中に浸漬することにより
丸棒5の酸洗を行うに際し、酸洗槽3内の酸洗液2中に
傾斜部材4を設けて、丸棒5を支持した吊り具6を傾斜
部材4の頂部よりも下方に降下させ、圧縮空気供給源1
5からの圧縮空気を切換弁14を介してベローズ12に
送給してベローズ12を伸張させることにより吊り具6
を上昇させると共に切換弁14を介してベローズ12か
ら圧縮空気を排出してベローズ12を収縮させることに
より吊り具6を降下させることとした吊り具6の昇降を
数秒毎に切り換えて、丸棒5を傾斜部材4の傾斜面4S
上で回動させることにより丸棒5の酸洗されない部分を
なくすようにすると共に丸棒5の表面での酸洗液2の停
滞を阻止して酸洗を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸形の条鋼や棒鋼
などの丸棒を酸洗して表面を清浄化するのに利用される
酸洗方法および酸洗装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、丸形の条鋼や棒鋼などの丸棒を酸
洗して表面のスケールなどを除去することにより表面を
清浄化するに際しては、酸洗液を収容した酸洗槽を使用
し、丸棒を吊り具に支持して前記丸棒を吊り具と共に酸
洗槽内の酸洗液中に浸漬させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の酸洗処理にあっては、吊り具上で支持された
数多くの丸棒において隣接する上下ないしは左右の丸棒
と丸棒とが密着していることが多く、このような密着部
分には酸洗液が接触しないことから、酸洗が行なわれな
いか行なわれたとしても不十分なものになり、酸洗の程
度にばらつきを生じたり酸洗に必要な時間が長くなった
りすることがあるという問題点があり、酸洗の程度にば
らつきを生じずかつまた酸洗時間の短縮をはかることが
望まれているという課題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、丸棒の酸洗を行なうに際
して、酸洗の程度にばらつきを生じずかつまた酸洗時間
の短縮を図ることが可能である丸棒の酸洗方法およびこ
の酸洗の実施に使用する酸洗装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる酸洗方法
は、請求項1に記載しているように、吊り具により支持
した丸棒を前記吊り具と共に酸洗槽内の酸洗液中に浸漬
することにより前記丸棒の酸洗を行うに際し、前記酸洗
槽内の酸洗液中に傾斜部材を設けて、前記丸棒を支持し
た吊り具を前記傾斜部材の頂部よりも下方に降下させて
前記丸棒を前記傾斜部材の傾斜面上で回動させることに
より前記丸棒の酸洗されない部分をなくすようにしたこ
とを特徴としている。
【0006】そして、本発明に係わる酸洗方法の実施態
様においては、請求項2に記載しているように、丸棒を
支持した吊り具を前記傾斜部材の傾斜面高さ位置で昇降
を繰り返して前記丸棒の前記傾斜面上での回動を繰り返
すようになすことができる。
【0007】また、本発明に係わる酸洗装置は、請求項
3に記載しているように、酸洗液を収容した酸洗槽と、
酸洗槽内の酸洗液中に浸漬された傾斜部材と、丸棒を支
持し且つ前記丸棒を酸洗液中に浸漬させて前記丸棒を前
記傾斜部材の傾斜面上で回動させる吊り具をそなえた構
成としたことを特徴としている。
【0008】そして、本発明に係わる酸洗装置の実施態
様においては、請求項4に記載しているように、丸棒を
支持した吊り具を前記傾斜部材の傾斜面高さ位置で昇降
を繰り返して前記丸棒の前記傾斜面上での回動を繰り返
す吊り具昇降機構をそなえた構成とすることができ、ま
た、請求項5に記載しているように、傾斜部材はそのほ
ぼ中央が最も高くなり且つ両側に行くに従って次第に低
くなる形状をなす構成のものとすることが可能であり、
同じく実施態様においては請求項6に記載しているよう
に、吊り具昇降機構は、内部に流体が圧送されて吊り具
を上昇させ且つ内部から流体が排出されて吊り具を降下
させるベローズないしはシリンダであるものとすること
が可能である。
【0009】
【発明の作用】本発明に係わる丸棒の酸洗方法および酸
洗装置は、上述した構成としたから、丸棒を支持した吊
り具が傾斜部材の頂部よりも下方に降下することによっ
て、吊り具上の丸棒は傾斜部材の傾斜面上で回動するこ
ととなるので、隣接する丸棒と丸棒とが密着する状態が
生じているとしても、丸棒の回動によってこの密着部分
は変わることとなり、酸洗液が接触しない部分がなくな
ると共に酸洗液は丸棒の表面の各部位において平均的に
接触されることとなるため、丸棒に対する酸洗のばらつ
きが生じないと共に、丸棒表面の酸洗液に停滞が生じな
くなって丸棒表面は流動状態の酸洗液に接触することと
なるので酸洗に必要な時間はかなり短縮されることとな
る。
【0010】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係わる丸棒の酸洗
方法の実施に使用する丸棒の酸洗装置の一実施例を示す
ものであって、図に示す丸棒の酸洗装置1は、酸洗液2
を収容した酸洗槽3と、酸洗槽3内の酸洗液2中に浸漬
された傾斜部材4をそなえている。
【0011】この傾斜部材4は、中央に頂部を有し且つ
両側に行くに従って低くなるほぼ五角形状をなす左右対
称の支持盤4Aと、この支持盤4Aの傾斜辺に沿って設
けた傾斜丸棒材4Bをそなえ、傾斜丸棒材4Bの両端側
はわん曲部4B−aを介して上向き部4B−bに形成さ
れている。
【0012】また、この実施例による丸棒の酸洗装置1
は、丸棒5を支持するL字型の吊り具6をそなえてお
り、このL字型の吊り具6はその上端が長手方向梁7に
固定してあると共に下部自由端側には丸棒止め部6Aが
設けてある。
【0013】さらに、長手方向梁7は短手方向梁8の上
面で支持されるものとなっていて、短手方向梁8の上面
に鋼索掛止具8Aを固定していて、鋼索9を掛止し得る
ようになっている。
【0014】さらにまた、酸洗槽3の両側には吊り具保
持支柱11が設けてあり、この吊り具保持支柱11の上
端には吊り具昇降機構としてのベローズ12が設けてあ
ると共にベローズ保護用カバー13が被せてあり、この
ベローズ12内に圧縮空気を送り込むことによってベロ
ーズ12を上方向に伸張させ且つベローズ12内の圧縮
空気を排出することによってベローズ12を下方向に収
縮させるための切換弁14および圧縮空気供給源15を
吊り具昇降機構としてそなえ、このベローズ12の上端
部分に形成した三角錐座部12Aに前記短手方向梁8の
下面に設けた三角錐突部8Bが位置決め載置されるよう
になっている。
【0015】さらに、吊り具保持支柱11の側方には支
柱側ストッパ11Sが設けてあると共に短手方向梁8に
は梁側ストッパ8Sが設けてあり、両ストッパ8S,1
1Sが当たることによって、短手方向梁8の下がり過
ぎ、すなわち、吊り具6の下がり過ぎが防止されるよう
になっている。
【0016】このような構成をもつ丸棒の酸洗装置1を
使用して丸棒5の酸洗を行なうに際しては、図示しない
丸棒のストックヤードにおいて吊り具6上に多数の丸棒
5を載置し、鋼索9で吊り上げて丸棒5を搬送し、酸洗
液2を収容した酸洗槽3内に吊り具6を降下させて丸棒
5を酸洗液2中に浸漬する。
【0017】このとき、短手方向梁8の下面に設けた三
角錐突部8Bをベローズ12の上端に形成した三角錐座
部12Aに嵌めることによって短手方向梁8および吊り
具6等の位置決めを行なう。
【0018】次いで、切換弁14を例えば数秒毎に切換
え作動させると、図1に実線で示す切換弁14の位置で
は圧縮空気供給源15から切換弁14を通してベローズ
12内に圧縮空気が送り込まれることとなるので短手方
向梁8が吊り具6および丸棒5などと共に上昇すること
となり、図1に仮想線で示す切換弁14の位置ではベロ
ーズ12内の圧縮空気が排出されることとなるので短手
方向梁8が吊り具6および丸棒5などと共に降下するこ
ととなる。
【0019】したがって、吊り具5を傾斜部材4の傾斜
面4Sの高さ位置で上記のごとく数秒毎に昇降させるこ
とによって、丸棒5は傾斜部材4の傾斜面4Sに沿って
回動することとなるので、隣接する丸棒5同士の密着状
態は絶えずその密着位置が変更されることとなるので、
酸洗液2は常に接触することとなり、酸洗不足となる部
分がなくなって、酸洗のばらつきは発生しないこととな
る。
【0020】また、丸棒5の表面での酸洗液2の停滞が
なくなり、酸洗液2は丸棒5の表面で絶えず流動してい
ることとなるため、酸洗に必要な時間がかなり短縮され
ることとなる。
【0021】そして、吊り具6の過剰な降下は梁側スト
ッパ8Sと支持側ストッパ11Sとの当接によって防止
されるので、ベローズ12の保護に役立つと共にベロー
ズ12の損傷発生の際にも不具合を生じない。
【0022】
【発明の効果】本発明に係わる酸洗方法では、吊り具に
より支持した丸棒を前記吊り具と共に酸洗槽内の酸洗液
中に浸漬することにより前記丸棒の酸洗を行うに際し、
前記酸洗槽内の酸洗液中に傾斜部材を設けて、前記丸棒
を支持した吊り具を前記傾斜部材の頂部よりも下方に降
下させて前記丸棒を前記傾斜部材の傾斜面上で回動させ
るようにしたから、隣接する丸棒と丸棒とが密着する状
態が生じているとしても、丸棒の回動によってこの密着
部分を変えることが可能となり、酸洗液が接触しない部
分がなくなると共に酸洗液は丸棒の表面の各部位におい
て平均的に接触されることとなるため、丸棒に対する酸
洗のばらつきが生じないと共に、丸棒表面の酸洗液に停
滞を生じるのを阻止することが可能となって丸棒表面に
は流動状態の酸洗液を接触させることが可能となるので
酸洗に必要な時間をかなり短縮することが可能になると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
【0023】また、本発明に係わる酸洗装置では、酸洗
液を収容した酸洗槽と、酸洗槽内の酸洗液中に浸漬され
た傾斜部材と、丸棒を支持し且つ前記丸棒を酸洗液中に
浸漬させて前記丸棒を前記傾斜部材の傾斜面上で回動さ
せる吊り具をそなえた構成としたから、上記した酸洗方
法の実施に適する酸洗装置であり、丸棒に対する酸洗を
ばらつきなくしかも短時間のうちに行うことが可能であ
るという著しく優れた効果がもたらされる。
【0024】そして、丸棒を支持した吊り具を前記傾斜
部材の傾斜面高さ位置で昇降を繰り返して前記丸棒の前
記傾斜面上での回動を繰り返す吊り具昇降機構をそなえ
たものとすることによって、適宜の間隔による丸棒の酸
洗液中での昇降ならびに傾斜部材の傾斜面上での回動が
可能となって丸棒に対する酸洗をばらつきなく短時間の
うちに終了することが可能であるという著しく優れた効
果がもたらされる。
【0025】さらに、傾斜部材はそのほぼ中央が最も高
くなり且つ両側に行くに従って低くなる形状をなすもの
であるようになすことによって、丸棒の重量が両側に分
散されるようになすことが可能であってよりバランスの
とれた酸洗を行うことが可能であるという著しく優れた
効果がもたらされる。
【0026】また、吊り具昇降機構は、内部に流体が圧
送されて吊り具を上昇させ且つ内部から流体が排出され
て吊り具を降下させるベローズないしはシリンダである
ものとすることによって、吊り具の昇降を例えば数秒毎
に繰り返し行うことが可能であり、丸棒の昇降ならびに
回転を円滑なものとして酸洗を効率良く行うことが可能
であるという著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる丸棒の酸洗方法の実施に使用さ
れる丸棒の酸洗装置の一実施例を示す短手方向の説明図
である。
【図2】本発明に係わる丸棒の酸洗方法の実施に使用さ
れる丸棒の酸洗装置の一実施例を示す長手方向の説明図
である。
【図3】本発明に係わる丸棒の酸洗方法の実施に使用さ
れる丸棒の酸洗装置の一実施例を示す平面方向の説明図
である。
【図4】図1ないし図3における吊り具および梁部分の
説明図である。
【符号の説明】
1 丸棒の酸洗装置 2 酸洗液 3 酸洗槽 4 傾斜部材 4S 傾斜部材の傾斜面 5 丸棒 6 吊り具 7 長手方向梁 8 短手方向梁 8A 鋼索掛止具 9 鋼索 11 吊り具保持支柱 12 ベローズ(吊り具昇降機構) 13 ベローズ保護カバー 14 切換弁(吊り具昇降機構) 15 圧縮空気供給源(吊り具昇降機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り具により支持した丸棒を前記吊り具
    と共に酸洗槽内の酸洗液中に浸漬することにより前記丸
    棒の酸洗を行うに際し、前記酸洗槽内の酸洗液中に傾斜
    部材を設けて、前記丸棒を支持した吊り具を前記傾斜部
    材の頂部よりも下方に降下させて前記丸棒を前記傾斜部
    材の傾斜面上で回動させることにより前記丸棒の酸洗さ
    れない部分をなくすことを特徴とする酸洗方法。
  2. 【請求項2】 丸棒を支持した吊り具を前記傾斜部材の
    傾斜面高さ位置で昇降を繰り返して前記丸棒の前記傾斜
    面上での回動を繰り返す請求項1に記載の酸洗方法。
  3. 【請求項3】 酸洗液を収容した酸洗槽と、酸洗槽内の
    酸洗液中に浸漬された傾斜部材と、丸棒を支持し且つ前
    記丸棒を酸洗液中に浸漬させて前記丸棒を前記傾斜部材
    の傾斜面上で回動させる吊り具をそなえたことを特徴と
    する酸洗装置。
  4. 【請求項4】 丸棒を支持した吊り具を前記傾斜部材の
    傾斜面高さ位置で昇降を繰り返して前記丸棒の前記傾斜
    面上での回動を繰り返す吊り具昇降機構をそなえた請求
    項3に記載の酸洗装置。
  5. 【請求項5】 傾斜部材はそのほぼ中央が最も高くなり
    且つ両側に行くに従って低くなる形状をなすものである
    請求項3または4に記載の酸洗装置。
  6. 【請求項6】 吊り具昇降機構は、内部に流体が圧送さ
    れて吊り具を上昇させ且つ内部から流体が排出されて吊
    り具を降下させるベローズないしはシリンダである請求
    項3ないし5のいずれかに記載の酸洗装置。
JP262396A 1996-01-10 1996-01-10 酸洗方法および酸洗装置 Pending JPH09195074A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288333A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Materials Polycrystalline Silicon Corp 多結晶シリコンの洗浄方法と洗浄装置
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