JPH09195565A - 可動蓋体 - Google Patents
可動蓋体Info
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- JPH09195565A JPH09195565A JP563096A JP563096A JPH09195565A JP H09195565 A JPH09195565 A JP H09195565A JP 563096 A JP563096 A JP 563096A JP 563096 A JP563096 A JP 563096A JP H09195565 A JPH09195565 A JP H09195565A
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- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 30
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 両構造物間の間隔が変化する場合に一方の構
造物を越えることなく両構造物間の隙間を確実に覆う。 【解決手段】 上端に自在キャスタ23を有する可動板
体21は、下端が擁壁16の上端面に蝶番24によって
回動自在に取り付けられて、擁壁16から建物11の外
壁11aに向かって上方に傾斜して架設される。下端に
自在キャスタ27を有する覆体22は、上端が建物11
に蝶番26によって回動自在に取り付けられて、建物1
1から可動板体21の上面に向かって下方に傾斜して架
設される。こうして、建物11と擁壁16との間隔が変
動する際に、可動板体21と覆体22とが揺動する一
方、両自在キャスタ23,27が外壁11a又は可動板体
21上を滑らかに移動して、建物11の擁壁16に対す
る相対移動を阻害しない。また、可動板体21は擁壁1
6を越えることはない。
造物を越えることなく両構造物間の隙間を確実に覆う。 【解決手段】 上端に自在キャスタ23を有する可動板
体21は、下端が擁壁16の上端面に蝶番24によって
回動自在に取り付けられて、擁壁16から建物11の外
壁11aに向かって上方に傾斜して架設される。下端に
自在キャスタ27を有する覆体22は、上端が建物11
に蝶番26によって回動自在に取り付けられて、建物1
1から可動板体21の上面に向かって下方に傾斜して架
設される。こうして、建物11と擁壁16との間隔が変
動する際に、可動板体21と覆体22とが揺動する一
方、両自在キャスタ23,27が外壁11a又は可動板体
21上を滑らかに移動して、建物11の擁壁16に対す
る相対移動を阻害しない。また、可動板体21は擁壁1
6を越えることはない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば免震構造
物と非免震構造物との間に架設されて、両構造物間の隙
間を覆う蓋体の改良に関する。
物と非免震構造物との間に架設されて、両構造物間の隙
間を覆う蓋体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎上に免震装置を介して支持さ
れる免震建物においては、通常、図4に示すように、免
震アイソレータ2や免震ダンパ3等で成る免震装置を保
護するために、地盤4に設けた凹部5内や保護壁で囲わ
れた領域内に建物1の下部が納められる。そして、地震
時や強風時に建物1が水平方向に移動可能なように、上
記凹部5の擁壁6や保護壁から所定の距離を隔てて建物
1が建てられる。
れる免震建物においては、通常、図4に示すように、免
震アイソレータ2や免震ダンパ3等で成る免震装置を保
護するために、地盤4に設けた凹部5内や保護壁で囲わ
れた領域内に建物1の下部が納められる。そして、地震
時や強風時に建物1が水平方向に移動可能なように、上
記凹部5の擁壁6や保護壁から所定の距離を隔てて建物
1が建てられる。
【0003】そのために、上記擁壁6や保護壁等で成る
非免震構造物と免震建物1との間には隙間が生じ、この
隙間への人や物の落下防止の目的、および、上記隙間を
通じて免震装置2,3に影響を及ぼす風雨等の外部環境
から免震装置を保護する目的から、上記非免震構造物6
と免震構造物1との間には隙間を遮蔽するための蓋体が
架設される。
非免震構造物と免震建物1との間には隙間が生じ、この
隙間への人や物の落下防止の目的、および、上記隙間を
通じて免震装置2,3に影響を及ぼす風雨等の外部環境
から免震装置を保護する目的から、上記非免震構造物6
と免震構造物1との間には隙間を遮蔽するための蓋体が
架設される。
【0004】上記非免震構造物6と免震構造物1との隙
間は、地震時や強風時等には両構造物1,6の位置関係
が相対的に変位するために変化する。その際における隙
間の変化量は、地盤4の振動や免震構造物1の揺れの大
小によって異なり、変化の程度も大きい。
間は、地震時や強風時等には両構造物1,6の位置関係
が相対的に変位するために変化する。その際における隙
間の変化量は、地盤4の振動や免震構造物1の揺れの大
小によって異なり、変化の程度も大きい。
【0005】従来、上記非免震構造物6と免震構造物1
との隙間を遮蔽する蓋体として、免震建物1の下部から
擁壁6と建物1との隙間を覆うように突設される跳出床
7がある。そして、地震時や強風時に建物1が跳出床7
によって邪魔されることなく上下左右に移動できるよう
に、跳出床7の下面と擁壁6の上端面との間には隙間を
形成しておく。
との隙間を遮蔽する蓋体として、免震建物1の下部から
擁壁6と建物1との隙間を覆うように突設される跳出床
7がある。そして、地震時や強風時に建物1が跳出床7
によって邪魔されることなく上下左右に移動できるよう
に、跳出床7の下面と擁壁6の上端面との間には隙間を
形成しておく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の免震構造物用の蓋体には以下のような問題がある。
すなわち、地震時や強風時における建物1の水平移動を
考慮すると、跳出床7の建物1の外壁からの突出量は、
少なくとも建物1の水平移動量a分だけ擁壁6と建物1
の外壁との隙間よりも余計に設定しておく必要がある。
ところが、建物が密集する都市部では、建物が隣地境界
線8に近接して建てられることが多く、隣地側に水平移
動量aを確保できない場合がある。さらに、跳出床7が
隣地境界線8内に納まったとしても、地震時や強風時等
における建物1の水平移動によって跳出床7の先端が隣
地境界線8を越えて隣の建物を破損する場合もある。
来の免震構造物用の蓋体には以下のような問題がある。
すなわち、地震時や強風時における建物1の水平移動を
考慮すると、跳出床7の建物1の外壁からの突出量は、
少なくとも建物1の水平移動量a分だけ擁壁6と建物1
の外壁との隙間よりも余計に設定しておく必要がある。
ところが、建物が密集する都市部では、建物が隣地境界
線8に近接して建てられることが多く、隣地側に水平移
動量aを確保できない場合がある。さらに、跳出床7が
隣地境界線8内に納まったとしても、地震時や強風時等
における建物1の水平移動によって跳出床7の先端が隣
地境界線8を越えて隣の建物を破損する場合もある。
【0007】また、上述のように、地震時や強風時にお
ける建物1の移動を容易にするために設けられた跳出床
7の下面と擁壁6の上端との間の隙間から風雨が入り込
み、免震装置2,3に悪影響を及ぼす。特に、冬場や夏
場には、アイソレータ2に用いられるゴム部材が上記隙
間から入り込む冷風や熱風による影響によって硬化ある
いは軟化し、免震装置2,3が適用範囲から逸脱して正
常に作動しない恐れが生ずる。
ける建物1の移動を容易にするために設けられた跳出床
7の下面と擁壁6の上端との間の隙間から風雨が入り込
み、免震装置2,3に悪影響を及ぼす。特に、冬場や夏
場には、アイソレータ2に用いられるゴム部材が上記隙
間から入り込む冷風や熱風による影響によって硬化ある
いは軟化し、免震装置2,3が適用範囲から逸脱して正
常に作動しない恐れが生ずる。
【0008】そこで、この発明の目的は、両構造物間の
隙間間隔が変化する場合に一方の構造物を越えることな
く両構造物間の隙間を確実に覆うことができる可動蓋体
を提供することにある。
隙間間隔が変化する場合に一方の構造物を越えることな
く両構造物間の隙間を確実に覆うことができる可動蓋体
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、隙間間隔が変化する隣接し
た2つの構造物間に架設されて,両構造物間の隙間の上
部を蓋する可動蓋体であって、一方の構造物における他
方の構造物と対向する位置に下端が回動自在に取り付け
られると共に、上端は上記他方の構造物における外壁の
壁面上を滑らかに移動可能になっており、上記他方の構
造物における垂直方向に延在する外壁に向かって上記一
方の構造物から上方に傾斜して架設される可動板体を備
えたことを特徴としている。
め、請求項1に係る発明は、隙間間隔が変化する隣接し
た2つの構造物間に架設されて,両構造物間の隙間の上
部を蓋する可動蓋体であって、一方の構造物における他
方の構造物と対向する位置に下端が回動自在に取り付け
られると共に、上端は上記他方の構造物における外壁の
壁面上を滑らかに移動可能になっており、上記他方の構
造物における垂直方向に延在する外壁に向かって上記一
方の構造物から上方に傾斜して架設される可動板体を備
えたことを特徴としている。
【0010】上記構成において、上記両構造物間の隙間
に向かって上方から落下してくる物体は、上記両構造物
間に架設されている可動板体によって遮られて、上記隙
間に入り込むのが阻止される。その状態において、上記
両構造物間の隙間間隔が変化すると、上記可動板体の下
端は上記一方の構造物に回動自在に取り付けられる一
方、上端は上記他方の構造物における外壁の壁面上を滑
らかに移動可能になっているので、傾斜角が変動され
る。こうして、両構造物の相対的な移動が上記可動蓋体
の存在によって阻害されることなく上記両構造物間の隙
間が蓋される。
に向かって上方から落下してくる物体は、上記両構造物
間に架設されている可動板体によって遮られて、上記隙
間に入り込むのが阻止される。その状態において、上記
両構造物間の隙間間隔が変化すると、上記可動板体の下
端は上記一方の構造物に回動自在に取り付けられる一
方、上端は上記他方の構造物における外壁の壁面上を滑
らかに移動可能になっているので、傾斜角が変動され
る。こうして、両構造物の相対的な移動が上記可動蓋体
の存在によって阻害されることなく上記両構造物間の隙
間が蓋される。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の可動蓋体において、上記他方の構造物に上端
が回動自在に取り付けられると共に、上記他方の構造物
から上記可動板体の上面に向かって下方に傾斜して架設
されて、下端が上記可動板体の上面上を滑らかに移動す
る覆体を備えたことを特徴としている。
係る発明の可動蓋体において、上記他方の構造物に上端
が回動自在に取り付けられると共に、上記他方の構造物
から上記可動板体の上面に向かって下方に傾斜して架設
されて、下端が上記可動板体の上面上を滑らかに移動す
る覆体を備えたことを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記可動板体の自由端
である上端が、上記覆体によって、動きを阻害されるこ
となく覆われる。こうして、上記可動板体の上端の隙間
からの上記両構造物間の隙間に対する雨の侵入が防止さ
れる。
である上端が、上記覆体によって、動きを阻害されるこ
となく覆われる。こうして、上記可動板体の上端の隙間
からの上記両構造物間の隙間に対する雨の侵入が防止さ
れる。
【0013】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の可動蓋体において、上記他方の構造物に上端が固
定されると共に、上記他方の構造物から上記可動板体の
上面に向かって下方に傾斜して架設されて、下部の下面
が弾性力によって上記可動板体の上面に密着されている
板バネで成る覆体を備えたことを特徴としている。
記載の可動蓋体において、上記他方の構造物に上端が固
定されると共に、上記他方の構造物から上記可動板体の
上面に向かって下方に傾斜して架設されて、下部の下面
が弾性力によって上記可動板体の上面に密着されている
板バネで成る覆体を備えたことを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、上記可動板体の自由端
である上端が、板バネで成る覆体によって、動きを阻害
されることなく且つ上記覆体における下部の下面が上記
可動板体の上面に密着されて覆われる。こうして、上記
可動板体と覆体との隙間からの風雨の侵入が防止され
る。
である上端が、板バネで成る覆体によって、動きを阻害
されることなく且つ上記覆体における下部の下面が上記
可動板体の上面に密着されて覆われる。こうして、上記
可動板体と覆体との隙間からの風雨の侵入が防止され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態の可動蓋
体が架設された免震建物の図であり、図1(a)は側面
図、図1(b)は平面図である。
態により詳細に説明する。図1は本実施の形態の可動蓋
体が架設された免震建物の図であり、図1(a)は側面
図、図1(b)は平面図である。
【0016】建物11は、地盤14に設けた凹部15内
の基礎上に設置された免震アイソレータ12および免震
ダンパ13等で成る免震装置上に建てられて、凹部15
によって免震装置12,13が保護されている。その際
に、建物11は、地震時に水平方向に移動可能なよう
に、凹部15の擁壁16から所定の距離を隔てて建てら
れている。図1(b)に示すように、建物11の外壁11a
と隣地境界線19との間に余裕がある場合には、従来の
蓋体としての跳出床17を、建物11の下部から擁壁1
6と建物11の外壁11aとの隙間を覆うように突出さ
せて設ける。
の基礎上に設置された免震アイソレータ12および免震
ダンパ13等で成る免震装置上に建てられて、凹部15
によって免震装置12,13が保護されている。その際
に、建物11は、地震時に水平方向に移動可能なよう
に、凹部15の擁壁16から所定の距離を隔てて建てら
れている。図1(b)に示すように、建物11の外壁11a
と隣地境界線19との間に余裕がある場合には、従来の
蓋体としての跳出床17を、建物11の下部から擁壁1
6と建物11の外壁11aとの隙間を覆うように突出さ
せて設ける。
【0017】一方、建物11の外壁11aと隣地境界線
19との間に余裕がない場合には、建物11と擁壁16
との相対位置の変動に連れて可動して、擁癖16および
建物11に対する取り付け位置を移動することなく擁壁
16と建物11の外壁11aとの隙間を覆うことが可能
な可動蓋体18を設ける。
19との間に余裕がない場合には、建物11と擁壁16
との相対位置の変動に連れて可動して、擁癖16および
建物11に対する取り付け位置を移動することなく擁壁
16と建物11の外壁11aとの隙間を覆うことが可能
な可動蓋体18を設ける。
【0018】図2は、上記可動蓋体18の一例を示す図
である。この可動蓋体18は、擁壁16と建物11の外
壁11aとの間に架け渡される可動板体21とこの可動
板体21の上面と建物11の外壁11aとの間に架け渡
される覆体22とから概略構成される。
である。この可動蓋体18は、擁壁16と建物11の外
壁11aとの間に架け渡される可動板体21とこの可動
板体21の上面と建物11の外壁11aとの間に架け渡
される覆体22とから概略構成される。
【0019】上記可動板体21は、上端21aに設けら
れた自在キャスタ23の車を建物11の外壁11aに当
接させる一方、下端21bは蝶番24によって擁壁16
の上端面に回動可能に取り付けられて、擁壁16から建
物11の外壁11aに向かって上方に傾斜して架設され
る。したがって、地震や強風によって建物11の外壁1
1aと擁壁16との間隔が変化しても、可動板体21の
上端21aは自由端となっているために、可動板体21
が蝶番24のピン位置を中心として揺動することによっ
て建物11の外壁11aと擁壁16との間を完全に覆う
ことができるのである。
れた自在キャスタ23の車を建物11の外壁11aに当
接させる一方、下端21bは蝶番24によって擁壁16
の上端面に回動可能に取り付けられて、擁壁16から建
物11の外壁11aに向かって上方に傾斜して架設され
る。したがって、地震や強風によって建物11の外壁1
1aと擁壁16との間隔が変化しても、可動板体21の
上端21aは自由端となっているために、可動板体21
が蝶番24のピン位置を中心として揺動することによっ
て建物11の外壁11aと擁壁16との間を完全に覆う
ことができるのである。
【0020】但し、上記自在キャスタ23や蝶番24の
存在によって、可動板体21の上端21aと下端21bと
に僅かな隙間が生じてしまう。そこで、以下のことによ
って上記僅かな隙間に対処するのである。先ず、上記上
端21aの隙間に対しては、上記覆体22によって対処
する。すなわち、建物11の外壁11aの上部には庇2
5を設け、この庇25の下面に蝶番26によって覆体2
2の上端を回動自在に取り付ける。そして、覆体22の
下端に設けられた自在キャスタ27の車を可動板体21
の上面に当接させて、覆体22を建物11の外壁11a
から可動板体21の上面に向かって下方に傾斜して架け
渡して、可動板体21の上端21aの隙間を完全に覆う
のである。尚、覆体22は、その重量によって可動板体
21を上から押さえ付けて、可動板体21が揺動する際
に自在キャスタ23が建物11の外壁11aから離間す
るのを防止する。
存在によって、可動板体21の上端21aと下端21bと
に僅かな隙間が生じてしまう。そこで、以下のことによ
って上記僅かな隙間に対処するのである。先ず、上記上
端21aの隙間に対しては、上記覆体22によって対処
する。すなわち、建物11の外壁11aの上部には庇2
5を設け、この庇25の下面に蝶番26によって覆体2
2の上端を回動自在に取り付ける。そして、覆体22の
下端に設けられた自在キャスタ27の車を可動板体21
の上面に当接させて、覆体22を建物11の外壁11a
から可動板体21の上面に向かって下方に傾斜して架け
渡して、可動板体21の上端21aの隙間を完全に覆う
のである。尚、覆体22は、その重量によって可動板体
21を上から押さえ付けて、可動板体21が揺動する際
に自在キャスタ23が建物11の外壁11aから離間す
るのを防止する。
【0021】また、上記下端21bの隙間に対しては、
擁壁16の上端面における蝶番24の内側に設けた溝2
8によって対処する。つまり、可動板体21の下端21
bの隙間を通過した雨を溝28に受けて、雨が擁壁16
内に侵入しないようにするのである。
擁壁16の上端面における蝶番24の内側に設けた溝2
8によって対処する。つまり、可動板体21の下端21
bの隙間を通過した雨を溝28に受けて、雨が擁壁16
内に侵入しないようにするのである。
【0022】上述のように可動蓋体18を構成すること
によって、上記可動板体21の上端21aに設けられた
自在キャスタ23は建物11の外壁11a上を自由に移
動できる一方、覆体22の下端に設けられた自在キャス
タ27は可動板体21上を自由に移動できる。さらに、
上記可動板体21は、建物11の外壁11aと擁壁16
との間隔の変動に連れて下端21bの取り付け角度を自
由に変化できる。その結果、建物11は、可動蓋体18
の存在に邪魔されることなく擁壁16に対して上下左右
に移動できる。したがって、建物11の外壁11aと擁
壁16との間隔が変動しても、可動板体21は擁壁16
に取り付けられたままの状態で建物11の外壁11aと
擁壁16との間隔を完全に覆うことができる。すなわ
ち、地震時や強風時に建物11の外壁11aと擁壁16
との間隔が変動しても、可動蓋体18が隣地境界線19
内に侵入することがないのである。
によって、上記可動板体21の上端21aに設けられた
自在キャスタ23は建物11の外壁11a上を自由に移
動できる一方、覆体22の下端に設けられた自在キャス
タ27は可動板体21上を自由に移動できる。さらに、
上記可動板体21は、建物11の外壁11aと擁壁16
との間隔の変動に連れて下端21bの取り付け角度を自
由に変化できる。その結果、建物11は、可動蓋体18
の存在に邪魔されることなく擁壁16に対して上下左右
に移動できる。したがって、建物11の外壁11aと擁
壁16との間隔が変動しても、可動板体21は擁壁16
に取り付けられたままの状態で建物11の外壁11aと
擁壁16との間隔を完全に覆うことができる。すなわ
ち、地震時や強風時に建物11の外壁11aと擁壁16
との間隔が変動しても、可動蓋体18が隣地境界線19
内に侵入することがないのである。
【0023】上記可動蓋体18を、図2の如く構成する
ことによって、可動蓋体18は、隣地境界線19内に侵
入することなく建物11の外壁11aと擁壁16との隙
間を覆うことができる。しかしながら、免震装置12,
13を外部環境から完全に保護する観点から見れば、可
動板体21と覆体22との間には未だ隙間が存在するた
めに完全とは言い難い。
ことによって、可動蓋体18は、隣地境界線19内に侵
入することなく建物11の外壁11aと擁壁16との隙
間を覆うことができる。しかしながら、免震装置12,
13を外部環境から完全に保護する観点から見れば、可
動板体21と覆体22との間には未だ隙間が存在するた
めに完全とは言い難い。
【0024】そこで、図3においては、上記可動蓋体1
8を上述の可動板体21と板バネ31とで構成するので
ある。上記板バネ31は、上端を金具32によって建物
11の庇25の下面に固定されて、弾性力によって下部
の下面を可動板体21の上面に密着されている。そし
て、板バネ31の下面と可動板体21の上面との間は、
板バネ31の下面先端に張り付けられた隙間埋め材33
によって塞がれている。こうすることによって、可動板
体21と板バネ31との間には隙間がなく、アイソレー
タ12を冬場や夏場の外気から保護して、ゴム部材の硬
化や軟化を防ぐことができるのである。また、上記可動
板体21は板バネ31の弾性力によって建物11の外壁
11a側に押し付けられている。したがって、可動板体
21が強風によってあおられてがたつくことを防止でき
る。
8を上述の可動板体21と板バネ31とで構成するので
ある。上記板バネ31は、上端を金具32によって建物
11の庇25の下面に固定されて、弾性力によって下部
の下面を可動板体21の上面に密着されている。そし
て、板バネ31の下面と可動板体21の上面との間は、
板バネ31の下面先端に張り付けられた隙間埋め材33
によって塞がれている。こうすることによって、可動板
体21と板バネ31との間には隙間がなく、アイソレー
タ12を冬場や夏場の外気から保護して、ゴム部材の硬
化や軟化を防ぐことができるのである。また、上記可動
板体21は板バネ31の弾性力によって建物11の外壁
11a側に押し付けられている。したがって、可動板体
21が強風によってあおられてがたつくことを防止でき
る。
【0025】尚、上記可動蓋体18の材質については特
に限定するものではないが、ステンレス材を用いること
によって雨に対する耐久性が向上して、半永久的に使用
可能となる。
に限定するものではないが、ステンレス材を用いること
によって雨に対する耐久性が向上して、半永久的に使用
可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の可動蓋体は、下端が一方の構造物に回動自在に
取り付けられると共に、上端は他方の構造物における垂
直な壁面上を滑らかに移動可能になっており、上記一方
の構造物から他方の構造物の壁面に向かって上方に傾斜
して架設された可動板体で構成されているので、上記両
構造物間の隙間に向かって落下してくる物体を遮ること
ができる。さらに、上記可動板体は、その上端が上記他
方の構造物の壁面上を滑らかに移動して傾斜角を変動で
きるので、地震や強風等によって上記両構造物間の隙間
間隔が変動する際に、上記可動蓋体の存在が両構造物の
相対的な移動を阻害することがなく、可動板体が上記一
方の構造物を越えて隣地境界内に入り込むこともない。
る発明の可動蓋体は、下端が一方の構造物に回動自在に
取り付けられると共に、上端は他方の構造物における垂
直な壁面上を滑らかに移動可能になっており、上記一方
の構造物から他方の構造物の壁面に向かって上方に傾斜
して架設された可動板体で構成されているので、上記両
構造物間の隙間に向かって落下してくる物体を遮ること
ができる。さらに、上記可動板体は、その上端が上記他
方の構造物の壁面上を滑らかに移動して傾斜角を変動で
きるので、地震や強風等によって上記両構造物間の隙間
間隔が変動する際に、上記可動蓋体の存在が両構造物の
相対的な移動を阻害することがなく、可動板体が上記一
方の構造物を越えて隣地境界内に入り込むこともない。
【0027】また、請求項2に係る発明の可動蓋体は、
上記他方の構造物に上端が回動自在に取り付けられて上
記可動板体の上面に向かって下方に傾斜して架設される
覆体を設けて、上記可動板体の上端部を覆うので、上記
可動板体の上端の隙間から上記両構造物間の隙間に侵入
しようとする雨を阻止できる。したがって、この発明に
よれば、上記他方の構造物が免震建造物である場合に
は、建物の下部に設置された免震装置を上記建物と上記
一方の構造物との隙間から侵入する雨から保護して、上
記免震装置の耐用年数の長期化を図ることができる。
上記他方の構造物に上端が回動自在に取り付けられて上
記可動板体の上面に向かって下方に傾斜して架設される
覆体を設けて、上記可動板体の上端部を覆うので、上記
可動板体の上端の隙間から上記両構造物間の隙間に侵入
しようとする雨を阻止できる。したがって、この発明に
よれば、上記他方の構造物が免震建造物である場合に
は、建物の下部に設置された免震装置を上記建物と上記
一方の構造物との隙間から侵入する雨から保護して、上
記免震装置の耐用年数の長期化を図ることができる。
【0028】また、請求項3に係る発明の可動蓋体は、
上記他方の構造物に上端が固定されて上記可動板体の上
面に向かって下方に傾斜して架設される覆体を、下部の
下面が弾性力によって上記可動板体の上面に密着された
板バネで構成しているので、上記可動板体と覆体との隙
間から侵入しようとする風雨を阻止できる。したがっ
て、この発明によれば、上記他方の構造物が免震建造物
である場合には、建物の下部に設置された免震装置を冬
場や夏場の外部環境から保護して、適用範囲から逸脱す
ることなく正常に作動させることができる。さらに、上
記免震装置の耐用年数の更なる長期化を図ることができ
る。
上記他方の構造物に上端が固定されて上記可動板体の上
面に向かって下方に傾斜して架設される覆体を、下部の
下面が弾性力によって上記可動板体の上面に密着された
板バネで構成しているので、上記可動板体と覆体との隙
間から侵入しようとする風雨を阻止できる。したがっ
て、この発明によれば、上記他方の構造物が免震建造物
である場合には、建物の下部に設置された免震装置を冬
場や夏場の外部環境から保護して、適用範囲から逸脱す
ることなく正常に作動させることができる。さらに、上
記免震装置の耐用年数の更なる長期化を図ることができ
る。
【図1】この発明の可動蓋体が架設された免震建物を示
す図である。
す図である。
【図2】上記可動蓋体の構成例を示す図である。
【図3】上記可動蓋体の図2とは異なる構成例を示す図
である。
である。
【図4】従来の免震建物用の蓋体の説明図である。
11…建物、 11a…外壁、1
2…免震アイソレータ、 13…免震ダンパ、
15…凹部、 16…擁壁、18
…可動蓋体、 19…隣地境界線、2
1…可動板体、 22…覆体、23,
27…自在キャスタ、 24,26,32…蝶
番、25…庇、 31…板バ
ネ、33…隙間埋め材。
2…免震アイソレータ、 13…免震ダンパ、
15…凹部、 16…擁壁、18
…可動蓋体、 19…隣地境界線、2
1…可動板体、 22…覆体、23,
27…自在キャスタ、 24,26,32…蝶
番、25…庇、 31…板バ
ネ、33…隙間埋め材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前場 知之 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 坂本 克己 青森県八戸市城下3丁目13−17 讃建築設 計同人内
Claims (3)
- 【請求項1】 隙間間隔が変化する隣接した2つの構造
物間に架設されて、両構造物間の隙間の上部を蓋する可
動蓋体であって、 一方の構造物における他方の構造物と対向する位置に下
端が回動自在に取り付けられると共に、上端は上記他方
の構造物における外壁の壁面上を滑らかに移動可能にな
っており、上記他方の構造物における垂直方向に延在す
る外壁に向かって上記一方の構造物から上方に傾斜して
架設される可動板体を備えたことを特徴とする可動蓋
体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の可動蓋体において、 上記他方の構造物に上端が回動自在に取り付けられると
共に、上記他方の構造物から上記可動板体の上面に向か
って下方に傾斜して架設されて、下端が上記可動板体の
上面上を滑らかに移動する覆体を備えたことを特徴とす
る可動蓋体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の可動蓋体において、 上記他方の構造物に上端が固定されると共に、上記他方
の構造物から上記可動板体の上面に向かって下方に傾斜
して架設されて、下部の下面が弾性力によって上記可動
板体の上面に密着されている板バネで成る覆体を備えた
ことを特徴とする可動蓋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00563096A JP3320967B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 可動蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00563096A JP3320967B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 可動蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195565A true JPH09195565A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3320967B2 JP3320967B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=11616484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00563096A Expired - Fee Related JP3320967B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 可動蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3320967B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2924151A1 (es) * | 2021-03-17 | 2022-10-04 | Univ Europea De Madrid S A U | Sistema antisismico para construcciones |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014035019A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Ohbayashi Corp | 免震装置の変位抑制構造 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP00563096A patent/JP3320967B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2924151A1 (es) * | 2021-03-17 | 2022-10-04 | Univ Europea De Madrid S A U | Sistema antisismico para construcciones |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3320967B2 (ja) | 2002-09-03 |
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