JPH09195703A - ガスタービン冷却動翼 - Google Patents
ガスタービン冷却動翼Info
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- JPH09195703A JPH09195703A JP386196A JP386196A JPH09195703A JP H09195703 A JPH09195703 A JP H09195703A JP 386196 A JP386196 A JP 386196A JP 386196 A JP386196 A JP 386196A JP H09195703 A JPH09195703 A JP H09195703A
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Abstract
却したガスタービン冷却動翼の提供。 【解決手段】 動翼1の翼幅方向に穿設された冷却通路
2に、冷却通路2を流れる冷却空気3の流れ方向と交叉
する方向に複数列配列されたタービュレータ8相互の間
に、タービュレータ8の背高より低い補助タービュレー
タ11を、タービュレータ8の配列方向に対して所定の
角度傾けて配置した。これにより、タービュレータ8に
より発生する2次流れ9が乱され、2次流れの動翼1と
の熱交換量も大きくでき、動翼1を効果的に冷却できる
ようになり、ガスタービンプラントの熱効率を向上させ
る。
Description
ガスに曝され、高温になるガスタービン動翼の内部に冷
却通路を穿設し、この冷却通路に導入され、通過する圧
縮空気等の冷却媒体により、ガスタービン動翼を内方か
ら冷却するようにしたガスタービン冷却動翼に関する。
にもなる高温ガス中で作動するガスタービン動翼は、高
温化による強度低下を防止するため、その内部に翼根部
より翼端部の方向、いわゆる翼幅方向に、冷却通路を穿
設し、ロータの内部に穿設した流体通路を介して、外部
から取入れた高圧の冷却空気を、この冷却通路に導入
し、内部から冷却することが行われている。
けた従来のガスタービン動翼を示す図である。図2
(a)の横断面図に示すように、動翼1の内部には、翼
幅方向に3列の冷却通路2が、それぞれ連通して設けら
れている。図示しない、動翼1を外周に植設するロータ
の内部に穿設した流体通路から、動翼1の翼根部の冷却
通路2に導入された冷却空気3は、翼端部方向へ流れ、
翼端部で180°旋回して翼根部方向へ流れ、翼根部で
再び180°旋回して翼端部方向へ流れ、翼端部に設け
た開口4から動翼1の外周縁を流れる高温ガス5中へ流
出する。この冷却通路2を流れる冷却空気3と熱交換す
ることによって、動翼1は冷却され、高温化による強度
低下が防止でき、強度を維持できる。
る方向と直交させて、直交タービュレータ6が冷却通路
2の幅全体に突設されている。この直交タービュレータ
6は、図2(b)に示すように、直交タービュレータ6
の後方に生じるはく離渦7で、冷却空気3の流れに攪乱
を生じさせて、冷却通路2を流れる冷却空気3の熱伝達
率を向上させるためのものであり、冷却通路2面に沿っ
て流れる冷却空気3の境界層の厚さより上端が高くなる
ように、冷却通路2面から突設されている。
の例を示す図である。この例では、図3(a)の横断面
図に示すように、動翼1の冷却通路2に、冷却空気3の
流れ方向から傾斜させた斜めタービュレータ8を冷却通
路2の幅全体に突設している。この斜めタービュレータ
8を用いて、図3(b)に示すように、前述した直交タ
ービュレータ6と同様、斜めタービュレータ8の後方に
生じるはく離渦7で、冷却空気3の流れに攪乱を生じさ
せて、冷却通路2を流れる冷却空気3の熱伝達率を向上
させるとともに、更に、冷却空気3の流れ方向から傾け
て配置することにより、斜めタービュレータ8に沿って
2次流れ9が発生し、熱伝達率をさらに向上させること
ができるようにしたものである。
レータは、初期には、図2に示す直交タービュレータ6
が用いられ、通過する冷却空気に乱流を発生させ、この
流れの遷移により、熱伝達を大きくするだけであったも
のが、最近の高温ガスタービンでは、図3に示す斜めタ
ービュレータ8が用いられ、冷却空気3の流れを乱流に
遷移させ、熱伝達率を大きくすることに加え、2次流れ
9を生じさせることにより、直交タービュレータより、
さらに熱伝達率は大きくするようにしている。
に沿って流れる2次流れ9、すなわち、冷却空気3と交
叉する方向に流れる2次流れは、平滑な面に沿って流れ
るだけであり、平滑な面に沿って流れる流れに循環が生
じないために、冷却通路3面との熱交換がさほどでな
く、熱伝達率の飛躍的な向上は望めないという不具合が
あった。すなわち、冷却空気3と交叉する2次流れは、
流速自体が小さく、層流状態に容易に遷移するため、冷
却通路3面との熱交換が少なく、2次流れによる熱伝達
率の向上はさほどでなく、折角の2次流れの発生に拘わ
らず、熱伝達率の向上への寄与が多く望めないという不
具合があった。
タービン冷却動翼の不具合を解消するため、動翼の内部
に穿設した冷却通路に、冷却空気の流れの方向と交叉す
る方向に流れる2次流れを、乱流状態に強制的に遷移さ
せて、冷却通路面との熱交換量を大きくして、熱伝達率
を、斜めタービュレータの熱伝達率より、更に高めるこ
とのできるガスタービン冷却動翼を提供することを課題
とする。
タービン冷却動翼は、次の手段とした。ガスタービン動
翼の内部を翼幅方向に穿設された、冷却通路を流れる冷
却空気の流れの方向と交叉する方向に複数列配置され、
冷却通路面から突出されて設けられた、タービュレータ
の配設方向に対し、所定の角度をなし、さらに、隣接し
て設けられたタービュレータの間に配置され、タービュ
レータの冷却通路面からの突出量より小さい背高にされ
た補助タービュレータを設けた。
する方向に設けるが、冷却通路を流れる冷却空気の流れ
の方向とは直交させず、傾斜させて設けることが望まし
く、また、補助タービュレータを配列する方向は、この
タービュレータの配列方向と直交する方向に設けること
が望ましい。また、補助タービュレータの背高、すなわ
ち冷却通路面からの突出量は、補助タービュレータによ
り、冷却通路を流れる冷却空気が整流されることなく、
タービュレータによる2次流れが充分発生できるように
するため、タービュレータの背高より小さくするととも
に、補助タービュレータの後流側にも2次流れのはく離
渦が発生できる程度の大きさに設定することが望まし
い。
手段により、冷却通路に交叉させて設けたタービュレー
タ、特に、冷却通路の方向に対して傾斜させた斜めター
ビュレータを設けることによって、隣接したタービュレ
ータの間には、2次流れが生じるとともに、この2次流
れは、隣接するタービュレータの間に設けた補助タービ
ュレータによって、補助タービュレータ後方にはく離渦
が生じ、攪乱が生じ、乱流に強制的に遷移させることが
できる。
なわち、冷却通路面を流れる冷却空気の冷却効果が飛躍
的に向上する。従来のタービュレータ、例えば斜めター
ビュレータでは、斜めタービュレータ後方のはく離渦に
よる攪乱、及び斜めタービュレータに沿った2次流れで
熱伝達率が向上するだけであるのに対して、本発明で
は、更に、補助タービュレータ後方のはく離渦による攪
乱が新たに追加され、従来の斜めタービュレータの熱伝
達率より、更に熱伝達率が向上する冷却空気の流れとす
ることができる。
ュレータの背高より小さくしたことにより、補助タービ
ュレータにより冷却空気が整流されることがなく、ター
ビュレータ後方に充分はくり渦を発生できるとともに、
タービュレータによる2次流れの発生は、従来通り十分
確保できる。
動翼の実施の一形態を、図面にもとづき説明する。図1
は本発明のガスタービン冷却動翼の実施の第1形態を示
す図で、図1(a)は横断面図、図1(b)は図1
(a)の矢視A−Aにおける断面図、図1(c)は図1
(a)の矢視B−Bにおける断面図である。なお、図に
おいて図2、図3に示す符番と同一符番のものは、同
一、若しくは類似の部材につき、説明は省略する。
作動する動翼1の内部には、冷却通路2が翼幅方向に設
けられており、この冷却通路2に、ロータ内部に設けた
流体通路から導入した冷却空気3を通過させ、動翼1を
内部から冷却するようにしている。この動翼1の内部
に、互いに連通して設けた3列の冷却通路2には、冷却
空気3の流れの方向と傾斜させた、複数の斜めタービュ
レータ8が流れの方向に等ピッチに配置され、冷却通路
2の全幅にわたり設けられている。
(b)に示すように、この斜めタービュレータ8が冷却
通路2の内壁面より高さhだけ突出され、しかも冷却空
気3の流れ方向、すなわち冷却通路の設置方向と傾斜さ
せて設けられているので、斜めタービュレータ8の後流
側には、はく離渦7を発生するとともに、図1(a)に
示すように、冷却空気3の流れの方向と交叉する方向に
流れる2次流れ9が発生する。
チに配置された斜めタービュレータ8の間には、隣接す
る斜めタービュレータ8のそれぞれに直交させて、両端
を斜めタービュレータ8の側部に連結された、補助ター
ビュレータ11が設けられている。この補助タービュレ
ータ11は、その高さh′が斜めタービュレータ8の背
高hより小さくされるとともに、隣接する斜めタービュ
レータ8の間に2列づつ設けられている。
により、斜めタービュレータ8の設置により発生した、
冷却通路2と交叉する方向に流れる2次流れ9にも、図
1(c)に示すように、補助タービュレータ11の後流
側にはく離渦10が発生し、2次流れ9も乱流状態に遷
移する。このように、斜めタービュレータ8によるはく
離7の発生とともに、補助タービュレータ11によるは
く離渦10の発生により、冷却通路2を流れる冷却空気
3は、冷却通路2の方向、交叉する方向の流れとともに
乱流状態となり、外周を流れる高温ガス5によって加熱
された動翼1の内部に設けた冷却通路面との熱交換量が
大きくなり、動翼1を内部から効率良く冷却し、動翼1
の高温化を防止し、構造強度を保持することができる。
を斜めタービュレータ8の背高hより小さくしたので、
斜めタービュレータ8による2次流れ9の発生が阻害さ
れることがなく、従来通り2次流れ9の発生による冷却
効果は維持されるとともに、斜めタービュレータ8の後
方のはくり渦の発生が阻害されることなく、このはくり
渦の発生による冷却効果の向上も維持される。
ビン冷却動翼によれば、特許請求の範囲に示す構成によ
り、動翼の冷却通路を通過する冷却空気の熱伝達率が、
従来使用されている斜めタービュレータを設けただけの
ものより更に向上する。
し、ガスタービン動翼材料の耐熱温度が同じであれば、
より高温ガス温度を高めることができ、これによりガス
タービンの熱効率を向上させることができる。また、高
温ガスの温度、およびガスタービン動翼の材料の耐熱温
度が同じであれば、冷却通路に流す冷却空気の流量を少
なくでき、これにより、同様にガスタービンの熱効率を
向上させることができる。
翼は、ガスタービンの熱効率の向上に寄与できるもので
ある。
態を示す図で、図1(a)は横断面図、図1(b)は図
1(a)に示す矢視A−Aにおける断面図、図1(c)
は図1(a)に示す矢視B−Bにおける断面図、
で、図2(a)は横断面図、図2(b)は図2(a)に
示す矢視A−Aにおける断面図、
で、図3(a)は横断面図、図3(b)は図3(a)に
示す矢視A−Aにおける断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガスタービン動翼の内部を翼幅方向に穿
設された、冷却通路と交叉する方向にタービュレータを
複数列配設し、前記冷却通路を通過させる流体で冷却を
行うようにしたガスタービン冷却動翼において、前記タ
ービュレータの配設方向と所定の角度をなして、隣接す
る前記タービュレータの間に配設され、前記タービュレ
ータの背高より小さい背高にされた補助タービュレータ
を設けたことを特徴とするガスタービン冷却動翼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00386196A JP3396360B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ガスタービン冷却動翼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00386196A JP3396360B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ガスタービン冷却動翼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09195703A true JPH09195703A (ja) | 1997-07-29 |
| JP3396360B2 JP3396360B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=11568987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00386196A Expired - Lifetime JP3396360B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ガスタービン冷却動翼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3396360B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000199404A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-07-18 | General Electric Co <Ge> | タ―ビン翼形部及び翼形部冷却方法 |
| JP2001214702A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-08-10 | General Electric Co <Ge> | 金属線を有する製品表面及びその製法 |
| WO2001071164A1 (de) * | 2000-03-22 | 2001-09-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Versteifungs- und kühlstruktur einer turbinenschaufel |
| JP2010509535A (ja) * | 2006-11-09 | 2010-03-25 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービン翼 |
| US8556583B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-10-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Blade cooling structure of gas turbine |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP00386196A patent/JP3396360B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN100376766C (zh) * | 2000-03-22 | 2008-03-26 | 西门子公司 | 涡轮叶片的加固和冷却结构 |
| JP2010509535A (ja) * | 2006-11-09 | 2010-03-25 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | タービン翼 |
| US8556583B2 (en) | 2007-08-30 | 2013-10-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Blade cooling structure of gas turbine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3396360B2 (ja) | 2003-04-14 |
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| Date | Code | Title | Description |
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