JPH0919598A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0919598A
JPH0919598A JP7167489A JP16748995A JPH0919598A JP H0919598 A JPH0919598 A JP H0919598A JP 7167489 A JP7167489 A JP 7167489A JP 16748995 A JP16748995 A JP 16748995A JP H0919598 A JPH0919598 A JP H0919598A
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JP
Japan
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heating
rotary drum
clothes
antibacterial
drug
Prior art date
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Pending
Application number
JP7167489A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kamisaki
昌芳 上崎
Hiroari Matsui
宏有 松井
Morinori Fukuda
守記 福田
Shunji Imai
俊次 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7167489A priority Critical patent/JPH0919598A/ja
Publication of JPH0919598A publication Critical patent/JPH0919598A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性
のいずれか1種の性状を有する薬剤を気化させて、一般
の衣類や、寝装、寝具に効率よく抗菌、抗黴、防臭、防
虫処理をする。 【構成】 少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性
のいずれか1種の性状を有する薬剤を担持した担持体を
薬剤供給用ヒータ16により加熱して衣類を転動攪拌す
る回転ドラム1内に薬剤を気化供給する。回転ドラム1
と薬剤供給用ヒータ16のの動作を制御する制御手段2
1は、回転ドラム1を間欠駆動する間欠駆動行程とほぼ
並行して薬剤供給用ヒータ16により担持体を加熱する
行程を実行するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも抗菌性、抗
黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬
剤を揮発拡散させて衣類に抗菌、抗黴、防臭、防虫処理
ができる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類乾燥機は、回転ドラム内に衣
類を入れ、衣類を転動攪拌しながら温風を衣類内に通す
ことによって、洗濯などによって湿った衣類を乾燥する
ように構成している。
【0003】近年、このような衣類乾燥機において、殺
菌および殺ダニ機能を有するものがある。これは乾燥行
程における恒率乾燥時に衣類を所定の温度以上に維持す
ることによる湿熱乾燥によって殺菌および殺ダニ効果を
発揮するものである。
【0004】一方、抗菌、抗黴、抗ダニ作用を有する薬
剤を吸着処理した衣類が市販されている。この抗菌処理
衣類はその購入前に抗菌剤によって処理されているもの
であり、洗濯を繰り返すとその機械力によって抗菌剤が
洗い落とされ、抗菌効果が徐々に低下するものが多く、
選択方法として手洗い表示となっている。さらに市販の
抗菌処理衣料は、シミ状の汚れが付着しても、漂白剤が
抗菌剤を分解するために漂白は禁止事項となっている。
【0005】中でも抗菌性を有する天然系植物油を利用
した抗菌処理衣料では、天然系植物油が気化することで
その抗菌作用を発揮するものであるから、衣類上の天然
系植物油は徐々に少なくなる。このことから明らかなよ
うに、初期性能を長期的に維持することはきわめて困難
である。このため大変高価なものとなるが、抗菌剤をマ
イクロカプセル化し、着用時に摩擦などによる物理作用
によってマイクロカプセルが徐々に壊れ、気化する構成
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の殺菌および殺ダ
ニ効果がある衣類乾燥機では、衣類は衛生的に乾燥でき
るが、乾燥を終了した後、箪笥などに収納している期間
中に、また着用中にダニや雑菌の汚染を受ける。つま
り、せっかく衛生的に乾燥できても、その状態を継続的
に維持できない一過性の効果である。
【0007】また、市販の抗菌処理衣料では、一般的に
洗濯などを繰り返すと、徐々に抗菌作用が低下していく
という耐久性の問題を有している。抗菌性を長期にわた
って発揮するためには、初期に薬剤を大量に吸着させて
おかなければならないため、抗菌処理衣料を着用したと
きに、有益な皮膚常在菌まで殺菌してしまう恐れがあ
る。また、薬剤として天然系植物油をマイクロカプセル
化する高度な技術手段がとられ、高価な衣類となってい
る。これらの結果、抗菌衣料としては、病院内のMRS
Aを対象とした院内衣料やアトピー性皮膚炎を対象とし
た天然系の抗菌剤で抗菌性を付与したパジャマなどの限
られた衣料しか提供されていないという問題がある。
【0008】さらに、小児アトピー性皮膚炎などを対象
とした天然系の抗菌剤で抗菌処理した衣類では、成長の
早い小児の成長に合わせて抗菌処理衣類を新しく購入す
る必要がある。抗菌剤をスプレーなどによって直接振り
かけて抗菌作用を発揮する方法も考えられるが、安全性
と効果の点から適量を付着させなければならないが、衣
類に必要量だけ均一に抗菌剤を付着させることはきわめ
て困難である。また、抗菌剤を吸い込んだり、他のもの
に抗菌剤を付着してしまったりする危険性もある。
【0009】また、高齢化社会を迎えようとしている今
日、老人の弱い肌(乾燥肌)や寝たきり老人の増加、そ
して老人ホームなどを背景として、快適で衛生的な衣生
活をするために、抗菌防臭処理した寝装、寝具は期待さ
れるところである。
【0010】本発明は、上記の課題を解決するもので、
一般家庭において、簡単に一般衣類や寝装、寝具を効率
よく抗菌処理をできるようにすることを第1の目的とし
ている。
【0011】また、上記第1の目的を達成するととも
に、薬剤供給手段から揮発拡散した薬剤が回転ドラムの
内壁に結露する量を低く抑え、揮発拡散された薬剤を効
率よく衣類に付着させるようにすることを第2の目的と
している。
【0012】また、上記第1の目的を達成するととも
に、衣類に付着した薬剤を定着させるとともに、使用者
が衣類を取り出した直後に着用する場合に高温による違
和感なしで着用できるようにすることを第3の目的とし
ている。
【0013】また、上記第1の目的を達成するととも
に、薬剤を揮発拡散する最適の温度を得るとともに、衣
類に薬剤を安定して付着できるようにすることを第4の
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
この回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭
性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手
段により加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回
転ドラム、加熱手段の動作を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記回転ドラムを間欠駆動する間
欠駆動行程とほぼ並行して前記加熱手段により薬剤供給
手段を加熱する行程を実行するようにしたことを第1の
課題解決手段としている。
【0015】また、第2の目的を達成するために、衣類
を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内に温風
を供給する温風供給手段と、前記回転ドラム内に少なく
とも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の
性状を有する薬剤を加熱手段により加熱して気化供給す
る薬剤供給手段と、前記回転ドラム、温風供給手段およ
び加熱手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記温風供給手段による予熱行程と、この予
熱行程後またはこの予熱行程の途中から前記加熱手段に
より薬剤供給手段を加熱する行程を実行するようにした
ことを第2の課題解決手段としている。
【0016】また、第3の目的を達成するために、衣類
を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内に少な
くとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種
の性状を有する薬剤を加熱手段により加熱して気化供給
する薬剤供給手段と、前記回転ドラム、加熱手段の動作
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記加
熱手段により薬剤供給手段を加熱して薬剤を気化供給す
る行程の後、前記回転ドラムを連続運転する行程を実行
するようにしたことを第3の課題解決手段としている。
【0017】また、第4の目的を達成するために、衣類
を転動攪拌する回転ドラムと、この回転ドラム内に少な
くとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種
の性状を有する薬剤を加熱手段により加熱して気化供給
する薬剤供給手段とを備え、前記加熱手段は正特性を有
するセラミック素子などの自己制御型ヒータで構成し、
その加熱面の温度は180〜200℃に設定したことを
第4の課題解決手段としている。
【0018】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
薬剤供給手段を加熱手段により加熱して薬剤を回転ドラ
ム内に気化供給するとき、回転ドラムを間欠駆動するこ
とによって、回転ドラムの回転によって生じる回転ドラ
ム内から回転ドラム外への空気の洩れが連続運転時と比
較して減少できるので、薬剤供給手段の加熱によって揮
発拡散する薬剤が回転ドラム外へ洩れる量を少なくでき
る。
【0019】また、第2の課題解決手段により、薬剤供
給手段より回転ドラム内に薬剤を気化供給する前に、回
転ドラムを含む衣類の温度を室温より高くすることがで
き、薬剤供給手段から揮発拡散した薬剤が回転ドラムの
内壁に結露する量を低く抑えることができる。
【0020】また、第3の課題解決手段により、薬剤供
給行程終了後に、回転ドラム内の衣類を冷却することで
衣類に付着した抗菌性を有する薬剤を定着させることが
できるとともに、使用者が衣類を取り出した直後に着用
する場合に高温による違和感なしで着用することができ
る。
【0021】また、第4の課題解決手段により、薬剤を
気化する温度を180〜200℃のほぼ一定にすること
ができるため、加熱手段の加熱面の温度が低い場合に、
必要以上に揮発に長時間を要し、使用者が所望する時間
以内に処理を行えなかったり、加熱手段の加熱面の温度
が高い場合に薬剤の変質や周囲の樹脂材料の変形を伴う
ことのない最適の温度が得られる。また、自己制御型の
ヒータで構成することで特に加熱手段の温度を検出して
通電を制御する必要がないため、薬剤供給手段を安定し
て加熱することができ、衣類に薬剤を安定して付着する
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1から図3
を参照しながら説明する。
【0023】図2に示すように、回転ドラム1は、乾燥
機本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面で円環状
のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持され、
モータ4とドラムベルト5によって回転駆動される。蓋
体6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口を開閉
自在に覆っている。乾燥用ヒータ7は、回転ドラム1内
に流入する乾燥用空気を加熱する。
【0024】熱交換型ファン8は、回転ドラム1の後部
に回転自在に配設され、モータ4とファンベルト9によ
って回転駆動され、この熱交換型ファン8は乾燥機本体
2内における加熱循環空気の送風機能を有し、かつ乾燥
機本体2内外の熱交換機能を有している。乾燥用ヒータ
7と熱交換型ファン8とで温風供給手段を構成してい
る。ファンケーシング10は、熱交換型ファン8の表裏
両面から排出される空気の流れの循環経路と冷却経路を
形成している。
【0025】フィルター11は回転ドラム1の後面に設
け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後面は裏板1
2で覆っている。循環ダクト13は、ファンケーシング
10の循環側排気を乾燥用ヒータ7に導く通風路を構成
し、この循環ダクト13の一部に排水口14を形成し、
熱交換型ファン8の熱交換作用によって生じた凝縮水を
排出するようにしている。
【0026】担持体15は、薬剤供給手段を構成するも
ので、パルプ材、発泡合成樹脂、金属焼結体などの多孔
質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、塩化ベンザルコニ
ウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれ
か1種の性状を有する薬剤を適量担持したものである。
【0027】薬剤供給用ヒータ(加熱手段)16は、こ
の担持体15を加熱して担持された薬剤を気化するもの
で、図3に示すように、この薬剤供給用ヒータ16の前
後をヒータ支持部材17と薬剤供給用ヒータ16の端子
16aを覆うように設けたヒータカバー18とで狭持し
ている。蓋内面部材19は、衣類投入口を開閉する蓋体
6の内面を構成するもので、略中央部に回転ドラム1側
に膨出し担持体15を装着するためのベース部20を一
体に設けている。担持体15は薬剤供給用ヒータ16の
加熱面16bと、ベース部20の一部からなり、複数の
貫通孔20aを備えたカバー部20bとの隙間で狭持さ
れている。
【0028】つぎに、図1に示すように、制御手段21
は、モータ4の動作を制御して回転ドラム1の動作を制
御するとともに熱交換型ファン8の動作を制御し、ま
た、乾燥用ヒータ7の動作を制御することにより、乾燥
用ヒータ7と熱交換型ファン8とで構成した温風供給手
段の動作を制御するようにしている。さらに、薬剤供給
用ヒータ16を制御して回転ドラム1内への薬剤の供給
を制御するようにしている。温度検知手段22は、熱交
換型ファン8の入口の温度を検知し、回転ドラム1内の
衣類の温度を検知するようにしている。
【0029】また、制御手段21は、モータ4を間欠駆
動(たとえば、10秒オン、10秒オフ)して回転ドラ
ム1を間欠駆動し、この間欠駆動行程とほぼ並行して薬
剤供給用ヒータ16により担持体15を加熱するように
している。
【0030】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、使用者が担持体15を薬剤供給用ヒータ
16とカバー部20bとの間にセットして運転を開始す
ると、制御手段21は予熱行程を行った後、モータ4を
一定の周期で運転停止を繰り返して回転ドラム1を間欠
駆動する。この回転ドラム1の間欠駆動と同時に、薬剤
供給用ヒータ16に連続通電し、担持体15を加熱し、
担持体15に担持された薬剤を揮発拡散させる薬剤供給
行程を行う。
【0031】担持体15より揮発拡散した薬剤は、担持
体16を覆うカバー部20bに設けた多数の貫通孔20
aより蓋体6の内側に広がり、回転ドラム1内に投入さ
れた衣類が撹拌されるときにランダムに接触し、衣類表
面に付着する。この結果、回転ドラム1内に投入された
衣類の表面に抗菌機能を付与することができる。回転ド
ラム1を間欠運転することにより、連続運転した場合に
比べ、回転ドラム1の継ぎ目などの隙間、回転ドラム1
とファンケーシング10との隙間、熱交換型ファン8の
外周部とファンケーシング10との隙間などから漏洩す
る薬剤量を減少することができる。そして、所定時間
(たとえば、20分)経過すると薬剤供給行程を終了す
る。
【0032】なお、本実施例では、制御手段21は、所
定時間経過後に薬剤供給行程を終了するようにしている
が、運転を開始した直後の温度検出手段22の温度を室
温と判断し、室温が比較的低い場合は、薬剤供給行程を
長時間行うようにしてもよい。この場合は、衣類への薬
剤付着量を増やすために有効である。
【0033】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。図1における制御手段21は、温風供給手段に
よる予熱行程と、この予熱行程後薬剤供給用ヒータ16
により担持体15を加熱する行程を実行するようにして
いる。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0034】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、使用者が担持体15を薬剤供給用ヒータ
16とカバー部20bとの間にセットして運転を開始す
ると、制御手段21はモータ4を連続運転して回転ドラ
ム1を駆動し、同時に乾燥用ヒータ7に連続通電して、
回転ドラム1内の衣類を加熱する予熱行程を実行する。
温度検知手段22の温度が所定温度T(たとえば、40
℃)になると、制御手段21は予熱行程を終了する。
【0035】そして、乾燥用ヒータ14への通電を停止
し、薬剤供給用ヒータ16に連続通電するとともに回転
ドラム1を間欠運転させる薬剤供給行程を行う。この薬
剤供給行程により担持体15より揮発拡散した薬剤は、
蓋体6の内側に広がり、回転ドラム1内に投入された衣
類が撹拌されるときにランダムに接触し、衣類表面に付
着する。この結果、回転ドラム1内に投入された衣類の
表面に抗菌機能を付与することができる。
【0036】この予熱行程を行うことにより、回転ドラ
ム1を含めた循環風経路の中が昇温されるため、薬剤供
給行程時に揮発拡散された薬剤が回転ドラム1の内壁な
どに結露する量を減少させることができ、もって衣類に
付着する薬剤量を増加することができる。また、温度検
知手段22の温度が所定温度になると、予熱行程を終了
するようにしているため、室温が比較的低い場合に昇温
が不足して回転ドラム1の内壁に薬剤が多く結露するの
を防止することができる。
【0037】なお、本実施例では、予熱行程を終了した
後、薬剤供給用ヒータ16に連続通電するとともに回転
ドラム1を間欠運転させる薬剤供給行程を行うようにし
ているが、予熱行程の途中から薬剤供給行程を行うよう
にしてもよい。
【0038】つぎに、本発明の第3の実施例について説
明する。図1における制御手段21は、薬剤供給用ヒー
タ16により担持体15を加熱して薬剤を回転ドラム1
内に気化供給する行程の後、回転ドラム1を連続運転す
る行程を実行するようにしている。他の構成は上記第1
の実施例と同じである。
【0039】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、使用者が担持体15を薬剤供給用ヒータ
16とカバー部20bとの間にセットして運転を開始す
ると、制御手段21は予熱行程を行った後、モータ4を
一定の周期で運転停止を繰り返して回転ドラム1を間欠
駆動すると同時に、薬剤供給用ヒータ16に連続通電
し、担持体15を加熱し、担持体15に担持された薬剤
を揮発拡散させる薬剤供給行程を行い、この薬剤供給行
程終了後に薬剤供給用ヒータ16への通電を停止し、回
転ドラム1を回転させるモータ4を連続運転する冷却行
程を行い、衣類と衣類に付着した薬剤を冷却し、所定時
間(たとえば、3分)経過すると冷却行程を終了する。
【0040】この冷却行程により、衣類に付着した薬剤
は衣類の表面に定着し、衣類表面から再揮発することを
少なくすることができる。また、使用者が抗菌処理終了
直後に衣類を着用する場合においても、高温による違和
感なしに着用することができる。
【0041】なお、本実施例では、冷却行程は、所定時
間経過とき終了するようにしているが、運転を開始した
直後の温度検出手段22の温度を室温と判断し、室温が
比較的低い場合は、冷却行程を短時間で終了するように
してもよい。この場合は、短時間で衣類に抗菌機能を付
与するために有効である。
【0042】つぎに、本発明の第4の実施例について説
明する。図1から図3における薬剤供給用ヒータ16
は、正特性を有するセラミック素子などの自己制御型ヒ
ータで構成し、その加熱面の温度は180〜200℃に
設定している。他の構成は上記第1から第3の実施例と
同じである。
【0043】上記構成において動作を説明すると、薬剤
供給用ヒータ16は、加熱面16bの温度を180〜2
00℃に設定しているため、薬剤供給用ヒータ16の加
熱面16bに当たっている抗菌性を有する薬剤を担持し
た担持体15の加熱面側の温度もほぼ180〜200℃
に保たれる。したがって、薬剤供給用ヒータ16の加熱
面16bの温度が低い場合に、必要以上に揮発に長時間
を要し、使用者が所望する時間以内に処理を行えなかっ
たり、薬剤供給用ヒータ16の加熱面16bの温度が高
い場合に薬剤の変質や周囲の樹脂材料の変形を伴うこと
のない最適の温度が得られる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を転動攪拌
する回転ドラムと、この回転ドラム内に少なくとも抗菌
性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有
する薬剤を加熱手段により加熱して気化供給する薬剤供
給手段と、前記回転ドラム、加熱手段の動作を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、前記回転ドラムを
間欠駆動する間欠駆動行程とほぼ並行して前記加熱手段
により薬剤供給手段を加熱する行程を実行するようにし
たから、一般家庭で所有している衣類に、簡単に抗菌
性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれかの性状を付与す
ることができ、乾燥を終了した後、箪笥などにしまった
り、または着用によって雑菌の汚染を受けないで、その
状態を継続的に維持する性能を衣類に付与することがで
きる。また、洗濯などによって抗菌作用が低下しても、
再び処理をすれば抗菌の性状を付与することができ、経
済的である。また、一度に何枚も投入できる衣類乾燥機
で処理することができ、着替えるための衣類を一括処理
できる。
【0045】また、回転ドラムを間欠駆動することによ
って、回転ドラムの回転によって生じる回転ドラム内か
ら回転ドラム外への空気の洩れを減少できるので、薬剤
供給手段の加熱によって揮発拡散する薬剤が回転ドラム
外へ洩れる量を少なくでき、揮発拡散された薬剤を効率
よく衣類に付着させることができる。
【0046】また、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
この回転ドラム内に温風を供給する温風供給手段と、前
記回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、
防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手段に
より加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回転ド
ラム、温風供給手段および加熱手段の動作を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記温風供給手段に
よる予熱行程と、この予熱行程後またはこの予熱行程の
途中から前記加熱手段により薬剤供給手段を加熱する行
程を実行するようにしたから、薬剤供給手段より回転ド
ラム内に薬剤を気化供給する前に、回転ドラムを含む衣
類の温度を室温より高くすることができ、薬剤供給手段
から揮発拡散した薬剤が回転ドラムの内壁に結露する量
を低く抑えることができ、揮発拡散された薬剤を効率よ
く衣類に付着させることができる。
【0047】また、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
この回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭
性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手
段により加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回
転ドラム、加熱手段の動作を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記加熱手段により薬剤供給手段
を加熱して薬剤を気化供給する行程の後、前記回転ドラ
ムを連続運転する行程を実行するようにしたから、薬剤
供給行程終了後に、回転ドラム内の衣類を冷却すること
で衣類に付着した抗菌性を有する薬剤を定着させること
ができるとともに、使用者が衣類を取り出した直後に着
用する場合に高温による違和感なしで着用することがで
きる。
【0048】また、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
この回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭
性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手
段により加熱して気化供給する薬剤供給手段とを備え、
前記加熱手段は正特性を有するセラミック素子などの自
己制御型ヒータで構成し、その加熱面の温度は180〜
200℃に設定したから、薬剤を気化する温度を180
〜200℃のほぼ一定にすることができるため、加熱手
段の加熱面の温度が低い場合に、必要以上に揮発に長時
間を要し、使用者が所望する時間以内に処理を行えなか
ったり、加熱手段の加熱面の温度が高い場合に薬剤の変
質や周囲の樹脂材料の変形を伴うことのない最適の温度
が得られる。また、自己制御型のヒータで構成すること
で特に加熱手段の温度を検出して通電を制御する必要が
ないため、薬剤供給手段を安定して加熱することがで
き、衣類に薬剤を安定して付着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機のブロック
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の一部切欠した要部拡大断面図
【図4】同衣類乾燥機の動作を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 回転ドラム 15 担持体(薬剤供給手段) 16 薬剤供給用ヒータ(加熱手段) 21 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 俊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防
    虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手段によ
    り加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回転ドラ
    ム、加熱手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記
    制御手段は、前記回転ドラムを間欠駆動する間欠駆動行
    程とほぼ並行して前記加熱手段により薬剤供給手段を加
    熱する行程を実行するようにした衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラム内に温風を供給する温風供給手段と、前記回
    転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫
    性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手段により
    加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回転ドラ
    ム、温風供給手段および加熱手段の動作を制御する制御
    手段とを備え、前記制御手段は、前記温風供給手段によ
    る予熱行程と、この予熱行程後またはこの予熱行程の途
    中から前記加熱手段により薬剤供給手段を加熱する行程
    を実行するようにした衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防
    虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手段によ
    り加熱して気化供給する薬剤供給手段と、前記回転ドラ
    ム、加熱手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記
    制御手段は、前記加熱手段により薬剤供給手段を加熱し
    て薬剤を気化供給する行程の後、前記回転ドラムを連続
    運転する行程を実行するようにした衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防
    虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を加熱手段によ
    り加熱して気化供給する薬剤供給手段とを備え、前記加
    熱手段は正特性を有するセラミック素子などの自己制御
    型ヒータで構成し、その加熱面の温度は180〜200
    ℃に設定した衣類乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104006049A (zh) * 2014-06-05 2014-08-27 常州市南飞机械有限公司 多功能便利弹簧螺钉

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