JPH0938388A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0938388A
JPH0938388A JP7198507A JP19850795A JPH0938388A JP H0938388 A JPH0938388 A JP H0938388A JP 7198507 A JP7198507 A JP 7198507A JP 19850795 A JP19850795 A JP 19850795A JP H0938388 A JPH0938388 A JP H0938388A
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JP
Japan
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clothes
medicine
drying air
rotary drum
supply
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Pending
Application number
JP7198507A
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English (en)
Inventor
Hiroari Matsui
宏有 松井
Masayoshi Kamisaki
昌芳 上崎
Shunji Imai
俊次 今井
Kentaro Yari
健太郎 鑓
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラム内で衣類を転動攪拌して乾燥させ
るする衣類乾燥機において、衣類を乾燥する乾燥用空気
によって衣類表面にむらなく、抗菌、抗黴、防臭、防虫
機能を付与する。 【構成】 衣類を転動攪拌する回転ドラム1内へ乾燥用
空気を供給し、乾燥用空気を供給する循環ダクト13に
乾燥用空気を加熱するヒータ7を設け、回転ドラム1内
に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれ
か1種の性状を有する薬剤を気化供給する担持体20を
備える。担持体20は、乾燥用空気がもつ熱により加熱
され薬剤を気化供給するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラムに温風を供
給して衣類を乾燥させるとともに、少なくとも抗菌性、
抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する
薬剤を揮発拡散させて衣類に抗菌、抗黴、防臭、防虫処
理ができる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類乾燥機は、回転ドラム内に衣
類を入れ、衣類を転動攪拌しながら温風を衣類内に通す
ことによって、洗濯などによって湿った衣類を乾燥する
ように構成している。
【0003】近年、このような衣類乾燥機において、殺
菌および殺ダニ機能を有するものがある。これは乾燥行
程における恒率乾燥時に衣類を所定の温度以上に維持す
ることによる湿熱乾燥によって殺菌および殺ダニ効果を
発揮するものである。
【0004】一方、抗菌、抗黴、抗ダニ作用を有する薬
剤を吸着処理した衣類が市販されている。この抗菌処理
衣類はその購入前に抗菌剤によって処理されているもの
であり、洗濯を繰り返すとその機械力によって抗菌剤が
洗い落とされ、抗菌効果が徐々に低下するものが多く、
選択方法として手洗い表示となっている。さらに市販の
抗菌処理衣料は、シミ状の汚れが付着しても、漂白剤が
抗菌剤を分解するために漂白は禁止事項となっている。
【0005】中でも抗菌性を有する天然系植物油を利用
した抗菌処理衣料では、天然系植物油が気化することで
その抗菌作用を発揮するものであるから、衣類上の天然
系植物油は徐々に少なくなる。このことから明らかなよ
うに、初期性能を長期的に維持することはきわめて困難
である。このため大変高価なものとなるが、抗菌剤をマ
イクロカプセル化し、着用時に摩擦などによる物理作用
によってマイクロカプセルが徐々に壊れ、気化する構成
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の殺菌および殺ダ
ニ効果がある衣類乾燥機では、衣類は衛生的に乾燥でき
るが、乾燥を終了した後、箪笥などに収納している期間
中に、また着用中にダニや雑菌の汚染を受ける。つま
り、せっかく衛生的に乾燥できても、その状態を継続的
に維持できない一過性の効果である。
【0007】また、市販の抗菌処理衣料では、一般的に
洗濯などを繰り返すと、徐々に抗菌作用が低下していく
という耐久性の問題を有している。抗菌性を長期にわた
って発揮するためには、初期に薬剤を大量に吸着させて
おかなければならないため、抗菌処理衣料を着用したと
きに、有益な皮膚常在菌まで殺菌してしまう恐れがあ
る。また、薬剤として天然系植物油をマイクロカプセル
化する高度な技術手段がとられ、高価な衣類となってい
る。これらの結果、抗菌衣料としては、病院内のMRS
Aを対象とした院内衣料やアトピー性皮膚炎を対象とし
た天然系の抗菌剤で抗菌性を付与したパジャマなどの限
られた衣料しか提供されていないという問題がある。
【0008】さらに、小児アトピー性皮膚炎などを対象
とした天然系の抗菌剤で抗菌処理した衣類では、成長の
早い小児の成長に合わせて抗菌処理衣類を新しく購入す
る必要がある。抗菌剤をスプレーなどによって直接振り
かけて抗菌作用を発揮する方法も考えられるが、安全性
と効果の点から適量を付着させなければならないが、衣
類に必要量だけ均一に抗菌剤を付着させることはきわめ
て困難である。また、抗菌剤を吸い込んだり、他のもの
に抗菌剤を付着してしまったりする危険性もある。
【0009】また、高齢化社会を迎えようとしている今
日、老人の弱い肌(乾燥肌)や寝たきり老人の増加、そ
して老人ホームなどを背景として、快適で衛生的な衣生
活をするために、抗菌防臭処理した寝装、寝具は期待さ
れるところである。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、衣類
を乾燥する乾燥用空気によって衣類表面にむらなく、抗
菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与することを第1の目的
としている。
【0011】また、衣類表面に均一に効率よく抗菌、抗
黴、防臭、防虫機能を付与することを第2の目的として
いる。
【0012】また、短時間で薬剤を気化供給して衣類に
抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与するとともに、簡単
な操作で薬剤加熱手段を装着できるようにすることを第
3の目的としている。
【0013】また、気化した薬剤を衣類に均一に付着さ
せることを第4の目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
前記回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥
用空気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラム内に少な
くとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種
の性状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段とを備
え、前記薬剤供給手段は、前記乾燥用空気がもつ熱によ
り加熱され薬剤を気化供給するようにしたことを第1の
課題解決手段としている。
【0015】また、第2の目的を達成するために、衣類
を転動攪拌する回転ドラムと、前記回転ドラム内への乾
燥用空気の供給経路に設け乾燥用空気を加熱する加熱手
段と、前記回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、
防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を気
化供給する薬剤供給手段とを備え、前記薬剤供給手段
は、前記加熱手段の熱により加熱され薬剤を気化供給す
るようにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0016】また、第3の目的を達成するために、衣類
を転動攪拌する回転ドラムと、前記回転ドラム内への乾
燥用空気の供給経路に設け乾燥用空気を加熱する加熱手
段と、前記回転ドラムを回転支持するとともに乾燥用空
気の供給経路の端部を連通したリング状のドラム前支持
板と、前記回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、
防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を気
化供給する薬剤供給手段と、前記ドラム前支持板の連通
部近傍に配設した薬剤加熱手段とを備え、前記薬剤供給
手段は、前記薬剤加熱手段により加熱され薬剤を気化供
給するようにしたことを第3の課題解決手段としてい
る。
【0017】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、回転ドラムは、内面に乾
燥用空気の供給経路を形成するバッフルを備え、前記バ
ッフルに薬剤供給手段を装着したことを第4の課題解決
手段としている。
【0018】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
薬剤供給手段は、乾燥用空気がもつ大きな熱量の熱によ
り加熱され、乾燥用空気により回転ドラム内の衣類に薬
剤を気化供給することができ、しかも、乾燥用空気は風
量が多く、回転ドラム内の衣類にまんべんなく当たるた
め、衣類表面にむらなく、抗菌、抗黴、防臭、防虫機能
を付与することができる。
【0019】また、第2の課題解決手段により、乾燥用
空気を加熱する加熱手段の熱により加熱することによっ
て、乾燥用空気の温度より高い温度で薬剤を気化供給す
ることができ、回転ドラム内の衣類の温度より気化した
薬剤の温度を高くできるため、気化した薬剤が衣類に接
触したとき結露し、衣類表面に均一に効率よく抗菌、抗
黴、防臭、防虫機能を付与することができる。また、乾
燥用空気を加熱する加熱手段が薬剤を気化供給するため
の薬剤加熱手段を兼用することによって、安価な構成で
薬剤を加熱することができる。
【0020】また、第3の課題解決手段により、薬剤供
給手段は、薬剤加熱手段により加熱されて薬剤を気化す
るため、薬剤供給手段の薬剤を気化するのに最適の温度
で加熱することができ、短時間で薬剤を気化供給するこ
とができる。また、薬剤供給手段はドラム前支持板の連
通部近傍に配設した薬剤加熱手段の近傍に装着するた
め、使用者は蓋体を開け、薬剤供給手段を挿入するとい
う簡単な操作で薬剤加熱手段に当接して確実に装着する
ことができる。また、薬剤加熱手段は、ドラム前支持板
によって保護され、使用者の手に触れるのを防止するこ
とができる。
【0021】また、第4の課題解決手段により、薬剤供
給手段はバッフルを通る乾燥用空気により加熱されて薬
剤を気化供給することができ、しかも、バッフルは回転
ドラムの回転により回転ドラム内の衣類を転動攪拌する
ため、気化した薬剤を衣類に均一に付着させることがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
【0023】図1に示すように、回転ドラム1は、乾燥
機本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面でリング
状のドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持さ
れ、モータ4とドラムベルト5によって回転駆動され
る。蓋体6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口
を開閉自在に覆っている。ヒータ(加熱手段)7は、P
TCヒータで形成し、回転ドラム1内に流入する乾燥用
空気を加熱する。
【0024】熱交換型ファン8は、回転ドラム1の後部
に回転自在に配設され、モータ4とファンベルト9によ
って回転駆動され、この熱交換型ファン8は乾燥機本体
2内における加熱循環空気の送風機能を有し、かつ乾燥
機本体2内外の熱交換機能を有している。ファンケーシ
ング10は、熱交換型ファン8の表裏両面から排出され
る空気の流れの循環経路と冷却経路を形成している。
【0025】フィルター11は回転ドラム1の後面に設
け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後面は裏板1
2で覆っている。循環ダクト13は、ファンケーシング
10の循環側排気をヒータ7を通して回転ドラム1内へ
の乾燥用空気の供給経路を構成し、この循環ダクト13
の一部に排水口14を形成し、熱交換型ファン8の熱交
換作用によって生じた凝縮水を排出するようにしてい
る。
【0026】ヒータ7は、図2に示すように、循環ダク
ト13の一部を形成し、樹脂で形成したヒータ支持部材
16に固着し、ドラム前支持板3のヒータ7を取り付け
た箇所には、多数の貫通孔17を設け、ヒータ7のより
加熱された乾燥用空気を回転ドラム1内に供給するよう
にしている。担持体装着部18は、ドラム前支持板3の
多数の貫通孔17を設けた箇所に配設し、多数の貫通孔
19を設けている。
【0027】担持体20は、薬剤供給手段を構成するも
ので、パルプ材、発泡合成樹脂、金属焼結体などの多孔
質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、塩化ベンザルコニ
ウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の少なくともいずれ
か1種の性状を有する薬剤を適量担持したもので、使用
者が担持体装着部18に装着し、乾燥用空気がもつ熱に
より加熱され薬剤を気化して回転ドラム1内に供給する
ようにしている。
【0028】上記構成において、衣類に薬剤を付着する
ときの動作を説明する。使用者はまず、担持体20を担
持体装着部18に装着する。その後、運転を開始する
と、モータ4を駆動して、回転ドラム1を駆動するとと
もに熱交換型ファン8を駆動し、循環ダクト13、ドラ
ム前支持板3の貫通孔17を通して乾燥用空気を循環さ
せる。同時にヒータ7に通電し、乾燥用空気を加熱す
る。
【0029】ヒータ7により加熱された乾燥用空気がド
ラム前支持板3の貫通孔17を通るとき、その一部は担
持体装着部18に装着した担持体20を加熱する。この
ため、担持体20に担持した薬剤成分を気化し、貫通孔
19から揮発拡散され、回転ドラム1内に拡散供給する
ことができる。
【0030】そして、このとき同時に衣類を回転ドラム
1で攪拌することで、高温となった薬剤の蒸気は回転ド
ラム1内で衣類とむらなく接触し、その際に生じる温度
差によって、薬剤蒸気は衣類表面で結露し付着する。こ
の結果、使用者にとっては、担持体20をセットし、運
転を開始するだけの簡単な操作で、投入された衣類表面
にむらなく、抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与するこ
とができる。
【0031】つぎに、本発明の第2の実施例を図3およ
び図4を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0032】図に示すように、ヒータ21は、複数のP
TCヒータで構成し、第1の電極22a、22bと第2
の電極23a、23bとで挟圧し、循環ダクト13の一
部を形成するヒータ支持部材24に取り付け、第1の電
極22a、22bと第2の電極23a、23bとを通し
て通電し、循環ダクト13、ヒータ支持部材24の貫通
孔25、ドラム前支持板3の貫通孔17を通して回転ド
ラム1内の供給される乾燥用空気を加熱する。
【0033】第2の電極23a、23bの一部に互いに
対向するように凸部26を設け、この凸部26とヒータ
支持部材24に設けた担持体挿入孔27とで担持体装着
部28を形成し、この担持体装着部28に装着した担持
体20をヒータ21の熱により第2の電極23a、23
bを通して加熱するようにしている。担持体装着部28
には、回転ドラム1側および反対側ともに多数の貫通孔
29を設けている。また、ドラム前支持板30に担持体
挿入孔31を設けている。32はヒータ支持部材カバー
である。
【0034】上記構成において、衣類に薬剤を付着する
ときの動作を説明する。使用者はまず、担持体20をド
ラム前支持板30の担持体挿入孔31を通して担持体装
着部28に装着する。その後、運転を開始すると、モー
タ4を駆動して、回転ドラム1を駆動するとともに熱交
換型ファン8を駆動し、循環ダクト13、ドラム前支持
板3の貫通孔17を通して乾燥用空気を循環させる。同
時にヒータ21に通電し、乾燥用空気を加熱する。
【0035】このとき、担持体20はヒータ21の熱に
より第2の電極23a、23bを通して加熱される。こ
のため、担持体20に担持した薬剤成分を気化し、担持
体装着部28の貫通孔29、ドラム前支持板3の貫通孔
17を通して揮発拡散され、回転ドラム1内に拡散供給
することができる。
【0036】そして、このとき同時に衣類を回転ドラム
1で攪拌することで、高温となった薬剤の蒸気は回転ド
ラム1内で衣類とむらなく接触し、担持体20はヒータ
21の熱により加熱されているため、薬剤の蒸気の温度
と衣類の温度との温度差が大きく、その温度差によって
薬剤蒸気は衣類表面で結露し付着する。この結果、使用
者にとっては、担持体20をセットし、運転を開始する
だけの簡単な操作で、投入された衣類表面にむらなく、
抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与することができる。
【0037】つぎに、本発明の第3の実施例を図5およ
び図6を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0038】図に示すように、ヒータ支持部材33は、
乾燥用空気を加熱するヒータ7を固着するとともに、担
持体20を加熱する薬剤供給用ヒータ(薬剤加熱手段)
34を設け、ドラム前支持板35と連通している。薬剤
供給用ヒータ34は、PTCヒータで形成し、このPT
Cヒータのスイッチング温度は薬剤を気化するのに最適
な温度である180〜200℃に設定している。担持体
20は、ドラム前支持板35とヒータ支持部材33とに
それぞれ設けた担持体挿入孔36、37を通して挿入
し、薬剤供給用ヒータ34により加熱され、薬剤を気化
し、ドラム前支持板35の貫通孔37を通して回転ドラ
ム1内に供給するようにしている。
【0039】上記構成において、衣類に薬剤を付着する
ときの動作を説明する。使用者はまず、担持体20を担
持体挿入孔36、37より挿入して薬剤供給用ヒータ3
4に密着させる。その後、薬剤供給用ヒータ34に通電
すると、担持体20は薬剤供給用ヒータ34で加熱さ
れ、その薬剤成分を気化し、ドラム前支持板35の貫通
孔38から揮発拡散され、回転ドラム1内に拡散供給す
ることができる。
【0040】そして、このとき同時に衣類を回転ドラム
1で攪拌することで、高温となった薬剤の蒸気は回転ド
ラム1内で衣類とむらなく接触し、その際に生じる温度
差によって、薬剤蒸気は衣類表面で結露し付着する。こ
の結果、使用者にとっては、担持体15をセットし、運
転を開始するだけの簡単な操作で、投入された衣類表面
にむらなく、抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与するこ
とができる。
【0041】つぎに、本発明の第4の実施例を図7およ
び図8を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0042】図7に示すように、回転ドラム39は、内
面に乾燥用空気の供給経路を形成するバッフル40を設
けている。ファンケーシング41は、熱交換型ファン8
の表裏両面から排出される空気の流れの循環経路と冷却
経路を形成し、回転ドラム39からの循環側排気を貫通
孔42、ヒータ7を通して加熱し、回転ドラム1内へバ
ッフル40に設けた貫通孔43を通して乾燥用空気を循
環するように構成している。このファンケーシング41
の一部に排水口44を形成し、熱交換型ファン8の熱交
換作用によって生じた凝縮水を排出するようにしてい
る。
【0043】バッフル40に、図8に示すように、担持
体装着部45を設け、この担持体装着部45に担持体2
0を装着し、乾燥用空気がもつ熱により担持体20を加
熱し、薬剤を気化して貫通孔46より回転ドラム39内
に供給するようにしている。
【0044】上記構成において、衣類に薬剤を付着する
ときの動作を説明する。使用者はまず、担持体20を担
持体装着部45に装着する。その後、運転を開始する
と、モータ4を駆動して、回転ドラム39を駆動すると
ともに熱交換型ファン8を駆動し、ファンケーシング4
1の貫通孔42、バッフル40、バッフル40の貫通孔
43を通して乾燥用空気を循環させる。同時にヒータ7
に通電し、乾燥用空気を加熱する。
【0045】ヒータ7により加熱された乾燥用空気がバ
ッフル40を通って回転ドラム39に供給されるとき、
その一部は担持体装着部45に装着した担持体20を加
熱する。このため、担持体20に担持した薬剤成分を気
化し、貫通孔46から揮発拡散され、回転ドラム39内
に拡散供給することができる。
【0046】そして、このとき回転ドラム39内の衣類
は回転ドラム39の回転によってバッフル40により転
動攪拌されるため、薬剤の蒸気は回転ドラム39内で衣
類とむらなく接触し、その際に生じる温度差によって、
薬剤蒸気は衣類表面で結露し付着する。この結果、使用
者にとっては、担持体20をセットし、運転を開始する
だけの簡単な操作で、投入された衣類表面にむらなく、
抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を転動攪拌
する回転ドラムと、前記回転ドラム内への乾燥用空気の
供給経路に設け乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記
回転ドラム内に少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防
虫性のいずれか1種の性状を有する薬剤を気化供給する
薬剤供給手段とを備え、前記薬剤供給手段は、前記乾燥
用空気がもつ熱により加熱され薬剤を気化供給するよう
にしたから、薬剤供給手段は、乾燥用空気がもつ大きな
熱量の熱により加熱され、乾燥用空気により回転ドラム
内の衣類に薬剤を気化供給することができ、しかも、乾
燥用空気は風量が多く、回転ドラム内の衣類にまんべん
なく当たるため、衣類表面にむらなく、抗菌、抗黴、防
臭、防虫機能を付与することができる。
【0048】また、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
前記回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥
用空気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラム内に少な
くとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種
の性状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段とを備
え、前記薬剤供給手段は、前記加熱手段の熱により加熱
され薬剤を気化供給するようにしたから、乾燥用空気の
温度より高い温度で薬剤を気化供給することができ、回
転ドラム内の衣類の温度より気化した薬剤の温度を高く
できるため、気化した薬剤が衣類に接触したとき結露
し、衣類表面に均一に効率よく抗菌、抗黴、防臭、防虫
機能を付与することができる。また、乾燥用空気を加熱
する加熱手段が薬剤を気化供給するための薬剤加熱手段
を兼用することによって、安価な構成で薬剤を加熱する
ことができる。
【0049】また、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
前記回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥
用空気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラムを回転支
持するとともに乾燥用空気の供給経路の端部を連通した
リング状のドラム前支持板と、前記回転ドラム内に少な
くとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種
の性状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段と、前
記ドラム前支持板の連通部近傍に配設した薬剤加熱手段
とを備え、前記薬剤供給手段は、前記薬剤加熱手段によ
り加熱され薬剤を気化供給するようにしたから、薬剤供
給手段は、薬剤加熱手段により薬剤供給手段の薬剤を気
化するのに最適の温度で加熱することができ、短時間で
薬剤を気化供給することができ、また、薬剤供給手段は
ドラム前支持板の連通部近傍に配設した薬剤加熱手段の
近傍に装着するため、使用者は蓋体を開け、薬剤供給手
段を挿入するという簡単な操作で薬剤加熱手段に当接し
て確実に装着することができる。また、薬剤加熱手段
は、ドラム前支持板によって保護され、使用者の手に触
れるのを防止することができる。
【0050】また、回転ドラムは、内面に乾燥用空気の
供給経路を形成するバッフルを備え、前記バッフルに薬
剤供給手段を装着したから、薬剤供給手段はバッフルを
通る乾燥用空気により加熱されて薬剤を気化供給するこ
とができ、しかも、バッフルは回転ドラムの回転により
回転ドラム内の衣類を転動攪拌するため、気化した薬剤
を衣類に均一に付着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類乾燥機の断面図
【図2】同衣類乾燥機の一部切欠した要部拡大分解斜視
【図3】本発明の第2の実施例の衣類乾燥機の要部分解
斜視図
【図4】同衣類乾燥機の要部拡大断面図
【図5】本発明の第3の実施例の衣類乾燥機の要部分解
斜視図
【図6】同衣類乾燥機の要部拡大断面図
【図7】本発明の第4の実施例の衣類乾燥機の断面図
【図8】同衣類乾燥機の回転ドラムの一部切欠した斜視
【符号の説明】
1 回転ドラム 7 ヒータ(加熱手段) 13 循環ダクト(供給経路) 20 担持体(薬剤供給手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鑓 健太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、前記
    回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥用空
    気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラム内に少なくと
    も抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性
    状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段とを備え、
    前記薬剤供給手段は、前記乾燥用空気がもつ熱により加
    熱され薬剤を気化供給するようにした衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、前記
    回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥用空
    気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラム内に少なくと
    も抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性
    状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段とを備え、
    前記薬剤供給手段は、前記加熱手段の熱により加熱され
    薬剤を気化供給するようにした衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、前記
    回転ドラム内への乾燥用空気の供給経路に設け乾燥用空
    気を加熱する加熱手段と、前記回転ドラムを回転支持す
    るとともに乾燥用空気の供給経路の端部を連通したリン
    グ状のドラム前支持板と、前記回転ドラム内に少なくと
    も抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性
    状を有する薬剤を気化供給する薬剤供給手段と、前記ド
    ラム前支持板の連通部近傍に配設した薬剤加熱手段とを
    備え、前記薬剤供給手段は、前記薬剤加熱手段により加
    熱され薬剤を気化供給するようにした衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 回転ドラムは、内面に乾燥用空気の供給
    経路を形成するバッフルを備え、前記バッフルに薬剤供
    給手段を装着した請求項1記載の衣類乾燥機。
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