JPH09196152A - 回転力伝達装置 - Google Patents
回転力伝達装置Info
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- JPH09196152A JPH09196152A JP8004890A JP489096A JPH09196152A JP H09196152 A JPH09196152 A JP H09196152A JP 8004890 A JP8004890 A JP 8004890A JP 489096 A JP489096 A JP 489096A JP H09196152 A JPH09196152 A JP H09196152A
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Abstract
ヤ列に掛かる負荷の変動に基づくギヤのバックラッシュ
やガタつきによるギヤ騒音を低減すること。 【解決手段】 駆動モータM1の回転力を回転作動部材
であるフィードローラ2aに伝達するギヤ列GAと、フィ
ードローラ2aから前記ギヤ列GAに伝達される負荷を変
動させる負荷変動装置としてのクラッチCR2と、前記
クラッチCR2によるギヤ列GAの負荷の変動に応じて前
記ギヤ列GAの末端側に配置されたギヤG5〜G8の負荷
を常時所定値以上に保持する負荷調節装置T1とを備え
た回転力伝達装置。
Description
動モータの回転力を回転作動部材に伝達する回転力伝達
装置に関し、特に、前記回転作動部材から出力ギヤに伝
達される負荷を変動させる負荷変動装置を有する回転力
伝達装置に関する。
おいてはギヤ騒音が問題になっている。ギヤ騒音対策と
しては、一般的な方法としてギヤ表面に潤滑剤を塗布す
る方法、歯形をはすば歯車にする方法等が採用されてい
る。前記回転力伝達装置の騒音対策の一般的方法以外の
方法としては、次の技術(J01)、(J02)が知られて
いる。 (J01)特開平4−27961号公報記載の技術 この公報には、単一共通の駆動源から回転力伝達装置を
介して駆動される画像露光のための像担持体および画像
形成のための各種回転部材を有する画像形成装置におい
て、回転力伝達装置と噛み合う像担持体の歯車に弾性材
料歯車を採用して上記回転部材の振動に起因する像担持
体の振動による画像の劣化を防ぐ技術が述べられている
が、これにはコスト増と伝達効率の低下の問題が付随す
る。
載の技術 この公報には、往復動部材の急激な移動開始による移動
方向の振動および騒音の発生を防止するため、移動開始
時の駆動力を小さくする技術が記載されているが、この
方法では必要な作業時間が長くなり、作業効率が低下す
るという問題点がある。
記載の技術 この公報には、単一の駆動源により回転力伝達装置(歯
車)を介して駆動される正逆転切替を要する複数の回転
部材を有する画像形成装置等において、歯車に常時軽い
制動力を作用させておいて、上記複数回転部材の正逆転
切替え時に発生する回転力伝達装置(歯車)のバックラ
ッシュ等による騒音を防止する技術が述べられている。
この方法では常時余分な負荷が作用することとなり、負
荷増大によるステップモータにの脱調等を招く恐れがあ
るとともに、モータの容量増が必要となり、それによる
モータ自身の騒音増加が生ずる。
み、下記(O01)の記載内容を課題とする。 (O01)ギヤ列を用いた回転力伝達装置において、ギヤ
列に掛かる負荷の変動に基づくギヤのバックラッシュや
ガタつきによるギヤ騒音を低減すること。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する(対
応する実施例の要素が複数ある時は併記する)。なお、
本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由
は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範
囲を実施例に限定するためではない。
本出願の第1発明の回転力伝達装置は、下記の要件を備
えたことを特徴とする、(Y01)駆動モータ(M1;M
2)の回転力を回転作動部材(2a;72a)に伝達する
ギヤ列(GA;GB)、(Y02)前記回転作動部材(2
a;72a)から前記ギヤ列(GA;GB)に伝達される負
荷を変動させる負荷変動装置(CR2;CR5)、(Y0
3)前記負荷変動装置(CR2;CR5)によるギヤ列
(GA;GB)の負荷の変動に応じて前記ギヤ列(GA;
GB)の末端側に配置されたギヤ(G5〜G8;G12〜G1
4)の負荷を常時所定値以上に保持する負荷調節装置。
転力伝達装置は、前記第1発明の回転力伝達装置におい
て、下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y04)複
写機(F)の給紙トレイ(36〜40)から取出しロー
ラ(1;78)により取り出された用紙を搬送するフィ
ードローラ(2a;72a)により構成された前記回転作
動部材(2a;72a)、(Y05)前記フィードローラ
(2a;72a)の軸とこの軸に装着されたギヤ(G8;
G14)との間に設けられたクラッチ(CR2;CR5)に
より構成された前記負荷変動装置(CR2;CR5)、
(Y06)前記駆動モータ(M1;M2)の回転力により回
転する前記ギヤ列(GA;GB)の末端のギヤ(G8;G1
4)の回転力が伝達される末端側回転部材(1,2a,3
a,G9〜G11;71,72a,72b,78,G16〜G2
4)および前記ギヤ列(GA;GB)の末端側に配置され
たギヤ(G5〜G8;G12〜G14)のいずれかに回転制動
力を作用させる回転制動装置(T1;T2)と、前記クラ
ッチ(CR2;CR5)のオン、オフにより発生する前記
フィードローラ(2a;72a)から前記ギヤ列(GA;
GB)に伝達される負荷の変動に応じて、前記ギヤ列
(GA;GB)の末端側に配置されたギヤ(G5〜G8;G
12〜G14)の負荷を常時所定値以上に保持するように前
記回転制動装置( T1;T2)の作動を制御する制動制
御装置とにより構成された前記負荷調節装置。
前記「ギヤ列(GA;GB)の末端側に配置されたギヤ
(G5〜G8;G12〜G14)」は、ギヤ列(GA;GB)全
体の騒音抑制の効果上から、ギヤ列(GA;GB)を構成
する全ギヤの中で駆動モータに近い半数のギヤを除いた
ギヤ(すなわち、駆動モータに対して最遠端に配置され
たギヤに近い半数のギヤ)を意味するものとする。
する。 (第1発明の作用)駆動モータ(M1;M2)の回転力
は、ギヤ列(GA;GB)を介して回転作動部材(2a;
72a)に伝達される。回転作動部材(2a;72a)に
作用する負荷は、前記ギヤ列(GA;GB)に伝達され
る。負荷変動装置(CR2;CR5)は、前記回転作動部
材(2a;72a)から前記ギヤ列(GA;GB)に伝達さ
れる負荷を変動させる。この負荷変動装置(CR2;C
R5)による回転作動部材(2a;72a)からギヤ列
(GA;GB)に伝達される負荷の変動、例えば突然の無
負荷状態への変化が生じると、前記駆動モータ(M1;
M2)から前記出力ギヤ(G7;G13)に至るギヤ間でバ
ックラッシュ等が発生し、騒音や振動の悪影響を与える
ことがある。負荷調節装置は、前記負荷変動装置(CR
2;CR5)によるギヤ列(GA;GB)の負荷の変動に応
じて前記ギヤ列(GA;GB)の末端側に配置されたギヤ
(G5〜G8;G12〜G14)の負荷を常時所定値以上に保
持する。このように、前記ギヤ列(GA;GB)の末端側
に配置されたギヤ(G5〜G8;G12〜G14)に、常時所
定値以上の負荷が作用すると、前記負荷が作用する末端
側に配置されたギヤ(G5〜G8;G12〜G14)よりも、
駆動モータ(M1;M2)側に配置されたギヤにも常時所
定値以上の負荷が作用することになる。前記所定値以上
の負荷が作用するギヤでは、バックラッシュ等による騒
音の発生が無くなる。
72a)はフィードローラにより構成されており、前記
複写機(F)の給紙トレイ(36〜40)から取出しロ
ーラ(1;78)により取り出された用紙は、前記フィ
ードローラ(2a;72a)により搬送される。負荷変動
装置(CR2;CR5)は、前記フィードローラ(2a;
72a)の軸とこの軸に装着されたギヤ(G8;G14)と
の間に設けられたクラッチ(CR2;CR5)により構成
されている。すなわち、フィードローラ(2a;72a)
により間欠的に用紙を搬送するため、前記クラッチ(C
R2;CR5)は所定の時間間隔でオン、オフされる。ク
ラッチ(CR2;CR5)がオンからオフになった時には
前記ギヤ列(GA;GB)のギヤのバックラッシュにより
騒音が発生するおそれがある。
クラッチ(CR2;CR5)のオン、オフにより発生する
前記フィードローラ(2a;72a)から前記ギヤ列(G
A;GB)に伝達される負荷の変動に応じて、前記回転制
動装置( T1;T2)の作動を制御する。回転制動装置
(T1;T2)は、前記駆動モータ(M1;M2)の回転力
により回転する前記ギヤ列(GA;GB)の末端のギヤ
(G8;G14)の回転力が伝達される末端側回転部材
(1,2a,3a,G9〜G11;71,72a,72b,7
8,G16〜G24)および前記ギヤ列(GA;GB)の末端
側に配置されたギヤ(G5〜G8;G12〜G14)のいずれ
かに回転制動力を作用させる。このとき、前記ギヤ列
(GA;GB)の末端側に配置されたギヤ(G5〜G8;G
12〜G14)の負荷は常時所定値以上に保持される。この
場合、前記負荷が作用する末端側に配置されたギヤ(G
5〜G8;G12〜G14)よりも、駆動モータ(M1;M2)
側に配置されたギヤにも常時所定値以上の負荷が作用す
ることになる。前記所定値以上の負荷が作用するギヤで
は、バックラッシュ等による騒音の発生が無くなる。
の実施の形態の例(すなわち、実施例)を説明するが、
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。な
お、以後の説明の理解を容易にするために、図面におい
て互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に直交座標軸X
軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前方、矢印Y方
向を左方、 矢印Z方向を上方とする。この場合、X方
向(前方)と逆向き(−X方向)は後方、Y方向(左
方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向(上方)と逆
向き(−Z方向)は下方となる。また、前方(X方向)
及び後方(−X方向)を含めて前後方向又はX軸方向と
いい、左方(Y方向)及び右方(−Y方向)を含めて左
右方向又はY軸方向といい、上方(Z方向)及び下方
(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方向ということ
にする。さらに図中、「○」の中に「・」が記載された
ものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の
中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう
矢印を意味するものとする。
の回転力伝達装置の実施例1および2について説明す
る。図1は本発明の回転力伝達装置の実施例1が組み込
まれた自動原稿搬送装置Bおよび実施例2が組み込まれ
た複写機本体Aを有する複写機Fの全体説明図であ。図
2は自動原稿搬送装置の原稿取り出し部分に組み込まれ
た実施例1の回転力伝達装置の平面説明図である。図3
は図2の回転力伝達装置の伝動機構の正面断面説明図で
ある。図4は同実施例2が組み込まれた給紙ユニットの
説明図で、前記図1の要部拡大図である。図5は同実施
例2が組み込まれた給紙ユニットの斜視図である。図6
は前記図4の給紙ユニットに組み込まれた回転力伝達装
置の実施例2の要部斜視図で、フィードローラへのリタ
ードローラの押圧機構等を示す図である。図7は同実施
例2の伝動機構の説明図である。図8は同実施例2のフ
ィードローラへの回転制動装置用クラッチの配置の説明
図であり、図6の要部平面図である。図9は同実施例2
のリタードローラの支持構造の説明図である。
ンガラスA1を有する複写機本体Aと、複写機本体A上
面に回動可能に支持された自動原稿搬送装置Bとから構
成されている。この自動原稿搬送装置Bは、複写しよう
とする各種サイズの原稿Kiが重ねて載置される原稿給
紙トレイTRkと、複写済みの原稿Kiが排出される原稿
排出トレーTRhとを備えている。前記原稿排出トレー
TRhは、トレー本体と、このトレー本体の先端部に大
型の原稿Kiを収納する場合に図1の二点鎖線位置まで
伸長させ得るように支持された補助トレーとを備えてい
る。
トレイTRkに載置された原稿Kiの有無を検出する原稿
有無センサS1および前記原稿給紙トレイTRkに載置さ
れた複数の原稿Kiを上側から取り出して搬送方向下流
側に搬送する原稿取出ローラ1を有している。また、自
動原稿搬送装置Bは、前記原稿取出ローラ1から取り出
された原稿を一枚ずつ捌いて下流側に搬送する捌きロー
ラ装置2、捌きローラ装置2の下流側に順次配置された
テイクアウェイローラ3、原稿レジローラ4、搬送ベル
ト装置6、排出側搬送ローラ7、および排出ローラ8等
を有する。図1,3において、前記取出しローラ1は、
重力による押圧力で原稿Kiに摩擦接触しながら回転
し、原稿Kiを原稿給紙トレイTRhから取出すように構
成されている。前記捌きローラ装置2は、駆動モータM
1(図2参照)から回転力が伝達される回転作動部材と
してのフィードローラ2aおよびこれに当接する回転不
能のリタードローラ2bにより構成されており、前記テ
イクアウェイローラ3は駆動ローラ3aおよび従動ロー
ラ3bにより構成されている。また、前記原稿レジロー
ラ4、搬送ベルト装置6、排出側搬送ローラ7、および
排出ローラ8等は、それぞれ駆動ローラおよび従動ロー
ラにより構成されている。そして、前記原稿給紙トレイ
TRkから取り出された原稿Kiは、プラテンガラスA1
上の所定の複写位置で停止した状態で複写された後、下
流側に搬送されて前記原稿排出トレーTRhに排出され
るように構成されている。
はステップモータにより構成されており、自動原稿搬送
装置Bの後部フレームFr(図2参照)に支持されてい
る。前記駆動モータM1からの回転力を、回転作動部材
としての前記フィードローラ2aに伝達する回転力伝達
装置は、駆動モータM1の出力軸に装着された駆動モー
タ軸装着ギヤG1、前記ギヤG1に順次噛み合って回転力
が伝達されるギヤG2〜G11を有している。前記取出ロ
ーラ1の軸とその軸に装着された前記ギヤ(取出ローラ
軸装着ギヤ)G10との間にはクラッチCR1が設けられ
ており、前記フィードローラ2aの軸とその軸に装着さ
れたギヤ(フィードローラ軸装着ギヤ)G8との間には
クラッチCR2が設けられている。前記ギヤG10,G8は
それぞれクラッチCR1,CR2がオフの時にはそれらの
軸上で自由回転可能であるが、オンの時にはそれらの軸
と一体的に回転可能である。
GAのギヤ(G1〜G8)は、前記駆動モータM1の回転力
を前記回転作動部材としてのフィードローラ2aに伝達
する機能を有している。前記ギヤ列GAを構成する複数
のギヤ(G1〜G8)の末端側のギヤG7は、その軸にク
ラッチCR3を介して支持されており、クラッチCR3が
オフの場合は自由回転するが、クラッチCR3がオンの
場合は軸と一体的に回転するように構成されている。ま
た、ギヤG11は、テイクアウェイローラ3の駆動ローラ
3aの軸上にクラッチCR4を介して支持されており、ク
ラッチCR4がオフの場合は自由回転するが、クラッチ
CR4がオンの場合は軸と一体的に回転するように構成
されている。すなわちクラッチCR4がオフの場合はテ
イクアウェイローラ3の駆動ローラ3aは停止するよう
に構成されている。
を受けて原稿Kiの取出し、搬送の作動をする取出しロ
ーラ1、フィードローラ2a、およびテイクアウェイロ
ーラ3の駆動ローラ3aのうち、フィードローラ2aは、
前記回転不能のリタードローラ2bに当接しながら原稿
Kiを搬送するため、作動時の負荷が一番大きい。した
がって、フィードローラ軸とこれに装着されたギヤ(フ
ィードローラ軸装着ギヤ)G8との間に配置されたクラ
ッチCR2がオンの時とオフの時とではフィードローラ
2aから前記ギヤ列GAのギヤ(G1〜G8)に伝達される
負荷が大きく変動する。
イクアウェイローラ3の駆動ローラ3aおよび前記クラ
ッチCR1がオンの時の取出しローラ1のそれぞれの回
転作動時の負荷も前記ギヤ列GAに伝達されるが、それ
らの伝達負荷は小さく、伝達負荷の変動も前記フィード
ローラ2aに比較して小さい。このため、取出しローラ
1およびテイクアウェイローラ3の駆動ローラ3aから
前記ギヤ列GAに伝達される負荷の減少時にギヤ列GAの
ギヤ(G1〜G8)で発生する騒音は、前記フィードロー
ラ2aから前記ギヤ列GAに伝達される負荷の減少時に前
記ギヤ列GAのギヤ(G1〜G8)で発生する騒音の大き
さに比較して問題とはならない。すなわち、前記フィー
ドローラ2aのクラッチCR2におけるオン、オフによる
負荷変動影響の方が、取出しローラ1のクラッチCR1お
よびテイクアウェイローラ3のクラッチCR4の影響よ
りも前記ギヤ列GAのギヤ(G1〜G8)における騒音の
発生に関して支配的である。したがって、本実施例1で
は、前記フィードローラ(回転作動部材)2aから前記
ギヤ列GAに伝達される負荷の変動に応じて前記ギヤ列
GAを構成するギヤ(G1〜G8)の末端側のギヤG7に制
動力を作用させている。すなわち、クラッチCR2のオ
ン、オフに応じて前記ギヤG7に制動力を作用させてい
る。したがって、本実施例1では、前記クラッチCR2
が本発明の負荷変動装置に対応している。
介して支持されている。すなわち、クラッチCR3がオ
フの時にはギヤG7はその軸G7aに対して自由に回転可
能であり、クラッチCR3がオンの時にはギヤG7はその
軸G7aと一体的に回転するように構成されている。前記
軸G7aには制動板P1が固定されている。制動板P1はフ
レームFに固定された摩擦制動部材P2に押圧されてい
る。したがって、前記クラッチCR3がオンとなって、
ギヤG7の回転がその軸G7aおよび制動板P1に伝達され
ると、制動板P1と摩擦制動部材P2の摩擦接触により、
前記ギヤG7には制動力が作用するように構成されてい
る。したがって、前記制動板P1および摩擦制動部材P2
により、前記駆動モータM1の回転力により回転する前
記ギヤ列GAの末端側に配置されたギヤG7に回転制動力
を作用させるブレーキBR1が構成されている。
た時の負荷変動(例えば負荷の瞬間的消失)の発生と逆
のタイミングで前記クラッチCR3を接続してブレーキ
BR1による回転制動力をギヤG7の回転軸に作用させ、
ギヤG7およびそれより駆動源側に連結されているギヤ
G1〜G6に掛かる負荷を常時所定値以上の一定値に保持
するように構成されている。したがって、前記クラッチ
CR3およびブレーキBR1によりギヤ列GAの末端側ギ
ヤG7に作用する負荷を常時所定値以上に保持するため
の回転制動装置T1が構成されている。また、前記回転
制動装置T1およびこの回転制動装置T1の作動を制御す
る前記制動制御装置により、前記ギヤ列GAの末端側に
配置されたギヤG7の負荷を常時所定値以上に保持する
負荷調節装置が構成されている。
の軸G7aに設ける代わりに、ギヤG6〜G10のいずれか
の軸に設けることも可能である。そして、制動装置BR
1が設けられたギヤよりも駆動モータM1側に配置された
ギヤには常時所定値以上の負荷を作用させることができ
る。前記常時所定値以上の負荷が作用するギヤに対して
は、バックラッシュ、ガタ等に起因する騒音の発生を防
止することが可能である。したがって、前記ブレーキB
R1は、駆動モータM1から遠いギヤに設ける程騒音防止
効果が大きい。
1において、前記プラテンガラスA1の下側には、プラ
テンガラスA1上の原稿を照明しながら走査する原稿照
明ユニット11が配置されている。原稿照明ユニット1
1は、原稿照明用光源12および第1ミラー13を有し
ている。また、プラテンガラスA1の下側には、ミラー
ユニット14が配置されており、ミラーユニット14
は、原稿反射光の結像位置までの光路長を一定とするた
めに前記原稿照明ユニット11の移動速度の1/2の速
度で移動するように構成されている。ミラーユニット1
4は、前記照明用光源から出射して原稿Kiで反射し、
前記第1ミラー13で反射した原稿画像光を反射する第
2ミラー16および第3ミラー17を有している。前記
第3ミラー17で反射した原稿画像光は結像レンズ18
を通り、さらに固定ミラー19,21,22を通ってド
ラム状の像担持体23表面に結像されるようになってい
る。前記符号11〜23で示された要素からIIT(イ
メージインプットターミナル)が構成されている。
入力ターミナルIITの下方に配置されたIOT(イメ
ージアウトプットターミナル)について説明する。前記
像担持体(感光ドラム)23は回転駆動されながら、潜
像書込位置Q1において結像される前記原稿画像光によ
り表面に静電潜像が形成されるように配置されている。
前記像担持体23の周囲には、像担持体23表面を一様
に帯電させる帯電用チャージャ24が配置されている。
また、前記像担持体23表面に沿って、前記潜像書込位
置Q1の下流側には、順次、前記静電潜像をトナー像に
現像する赤色現像ユニット26、黒色現像ユニット2
7、転写位置Q2において像担持体23上のトナー像を
用紙に転写する転写器28、および、用紙に転写されず
に像担持体23上に残留したトナーを掻き取るクリーナ
ユニット29等が配置されている。前述のように図1に
示す複写機Fは2色分の現像ユニット26,27を有し
ているが1色分、または4色分の現像ユニットを設ける
ことが可能である。また、図1中、前記転写位置Q2の
左方には、用紙に転写されたトナー像を加熱定着するた
めの定着装置31が配置されている。そして、転写位置
Q2と定着装置31との間には未定着トナー像が転写さ
れた用紙を搬送する未定着用紙搬送路32が設けられて
いる。
ており、その用紙供給装置Hは、用紙の種類に対応した
複数の給紙トレイ36〜40および両面複写時に使用さ
れる反転トレイ42と、それらの各トレイ36〜40か
ら送り出された用紙を、前記転写位置(前記転写器28
と像担持体23の間)Q2に搬送する用紙搬入路43を
有している。用紙搬入路43には、複数の用紙搬送ロー
ラRが配置されている。図4において、用紙搬送ローラ
Rは、駆動ローラR1および従動ローラR2により構成さ
れている。
ナー像が定着された用紙(すなわち、定着用紙)を反転
させてから前記反転トレイ42に搬送する反転搬送路4
4および用紙排出路46が接続されている。なお、反転
搬送路44および用紙排出路46の分岐部には切換ゲー
ト47が設けられている。前記用紙排出路46の終端に
は、用紙を排出トレイ49に排出する排出ローラ48が
配置されている。
6〜40の底板52の上面には、用紙が載置される用紙
載置プレート53が収容されている。用紙載置プレート
53は、その左端部が各給紙トレイ36〜40の内部底
面に回転可能に支持されている。また、この用紙載置プ
レート53上に載置された用紙が送り出される際、その
用紙の搬送方向に沿った両側端は用紙側端位置決め部材
54によってガイドされるように構成されている。
40の前記用紙の搬送方向の前端(図で右端)は用紙前
端支持壁56により支持されている。この用紙前端支持
壁56の下部にはレバー貫通孔57が形成されており、
その外側には用紙上昇用回転軸58が配置されている。
この用紙上昇用回転軸58にはL字型の用紙上昇レバー
59の一端が固着されており、その他端は、前記レバー
貫通孔57を貫通して前記用紙載置プレート53下面に
スライド可能に当接している。前記用紙上昇用回転軸5
8は後述の給紙ユニット(給紙ユニット)U1の駆動モ
ータM2により逆回転伝達用ワンウェイクラッチを介し
て図4で時計方向に回転された時、用紙上端位置を適切
な位置に保持するように構成されている。
給紙装置としての給紙ユニットU1が配置されている。
この給紙ユニットU1は複写機Fの本体フレーム(図示
せず)に固定支持されている。図5において、給紙ユニ
ットU1は、ユニットフレーム61を有している。ユニ
ットフレーム61はフロントフレーム62、枠状のリア
フレーム63およびそれらを連結する連結フレーム64
等を有している。前記連結フレーム64にはサポータ
(支持部材)66が支持されている。前記枠状のリアフ
レーム63は、前記各給紙トレイ36〜40および反転
トレイ42の用紙搬送方向に沿う側面(後側面すなわ
ち、−X側の側面)の外側(後側)に配置されている。
3にはステップモータにより構成された駆動モータM
2、ソレノイドSL等が支持されている。また図7に示
すように、前記リアフレーム63には、前記駆動モータ
M2によって回転駆動される複数のギヤGb、および前記
複数のギヤGbを介して回転駆動されるギヤG12〜ギヤ
G14等により構成されるギヤ列GBが支持されている。
すなわち、前記ギヤ列GBは、複数のギヤGbおよびギヤ
G12〜G14により構成されている。
(図5参照)によりフィードローラ軸71が回転自在に
支持されており、フィードローラ軸71には回転作動部
材としてのフィードローラ72aが固着されている。前
記フィードローラ72aおよび後述のリタードローラ7
2bにより捌きローラ装置72が構成されている。前記
フィードローラ軸71は、前記駆動モータM2により前
記複数のギヤ(駆動モータM2とギヤG12間に配置され
た図7に示す複数のギヤ)GbおよびギヤG12〜G14等
を介して回転駆動されるように構成されている。図8に
おいて、ギヤG14は、フヘードローラ72aと一体的に
回転するフィードローラ軸71上にクラッチCR5を介
して支持されており、クラッチCR5がオフの時にフィ
ードローラ軸71上で自由に回転可能であり、オンの時
にはフィードローラ軸71と一体的に回転するようにな
っている。したがって、前記クラッチCR5がオンの時
にはフィードローラ72aに作用する負荷が前記フィー
ドローラ軸71、クラッチCR5、ギヤG14を介して前
記ギヤG13,G12、および前記複数のギヤ(ギヤG12と
駆動モータM2との間に設けられた複数のギヤ)Gbに伝
達される。しかしながら、前記フィードローラ軸71に
作用する負荷は、前記クラッチCR5がオフの時には、
前記ギヤG14,G13,G12および前記複数のギヤGb
(図7参照)には伝達されない。
作動部材としてのフィードローラ72aから前記ギヤG1
4,G13,G12および前記複数のギヤGb(図7参照)に
より構成されるギヤ列GBへ伝達される負荷を変動させ
る負荷変動装置としての機能を有している。すなわち、
前記クラッチCR5は本発明の回転力伝達装置の実施例
2における負荷変動装置CR5である。また、ギヤG13
は、その回転可能な軸G13a上にクラッチCR6を介して
支持されており、クラッチCR6がオフの時に軸G13a上
で自由に回転可能であり、オンの時には軸G13aと一体
的に回転するようになっている。
動板P3が固着され、前記制動板P3はリアフレーム63
に固着された摩擦制動部材P4と摩擦接触している。前
記軸G13a上の制動板P3および摩擦制動部材P4によ
り、ブレーキBR2が構成されている。また前記ブレー
キBR2とクラッチCR5とにより、前記駆動モータM2
とフィードローラ軸71との間のギヤ列GB(図7、図
8参照)の末端側に配置されたギヤG13に回転制動力を
作用させる回転制動装置T2が構成されている。前記回
転制動装置T2の作動を制御する制御装置は、前記クラ
ッチ(負荷変動装置)CR5がオフとなって、フィード
ローラ(回転作動)72aに作用する負荷が前記ギヤG1
4〜G12および前記複数のギヤGbから構成されるギヤ列
GBに伝達されなくなった時に、前記回転制動装置T2を
作動させて、前記ギヤ列GBの末端側に配置されたギヤ
G13の負荷を常時所定値以上に保持する。前記回転制動
装置T2およびその制御装置により、本発明の回転力伝
達装置の実施例2の負荷調節装置が構成されている。
71には揺動アーム73が回転可能に支持されている。
揺動アーム73は平坦な上面プレートとその側端から下
方に折れ曲がった側面プレートを有している。そして、
揺動アーム73は、重力および弱いばね(図示せず)の
作用によって下方に回動する力を受けているが、揺動ア
ーム73の後端部(−X側端部)の下面は、下方への回
動を制御するアーム位置制御部材としての昇降用レバー
74によって支持されている。昇降用レバー74は、前
後方向に延びるアーム昇降軸75に固着されている。図
6においてアーム昇降軸75は、後端部(−X側端部)
が前記リアフレーム63(図5参照)により回転可能に
支持されている。
の端部)に、前記ソレノイドSLの伸縮ロッド(図示せ
ず)に連結するレバー(図示せず)が固着されており、
ソレノイドSLの伸縮によって軸回りに一定角度だけ回
転されるように構成されている。そして図6から分かる
ように、アーム昇降軸75はその軸回りの回転により、
ソレノイドSLがオフのときには昇降用レバー74を上
昇位置に保持し、ソレノイドSLがオンのときには昇降
用レバー74を下降位置に保持するようになっている。
前記昇降用レバー74が下降位置に保持された状態で
は、前記揺動アーム73は重力および図示しないばねに
よって下方に揺動するようになっている。
方向(Y方向)に延びる位置制御用突出片73aが設け
られている。この位置制御用突出片73aは揺動アーム
73の揺動に応じて上下に移動する。この位置制御用突
出片73aの移動経路を前後方向(X軸方向)から挟む
位置に発光素子Saおよび受光素子Sbから成るピックア
ップローラ位置センサとしての揺動アーム姿勢センサS
が配置されている。前記揺動アーム73の揺動姿勢が所
定位置以下に下がったときには前記位置制御用突出片7
3aが前記発光素子Saおよび受光素子Sb間の下方に移
動して、揺動アーム姿勢センサSがOFFからONとな
るように構成されている。なお、揺動アーム姿勢センサ
Sは各給紙トレイ36〜40に対応してそれぞれ配置さ
れている。
は前方(X方向)に延びる取出ローラ軸77が回転自在
に支持されている。この取出ローラ軸77には前後一対
の取出ローラ78およびギヤG15が固着されている。用
紙高さ検知のための前記揺動アーム姿勢センサSは、取
出ローラ78がその上昇位置のわずか下方に設定された
用紙取出位置以上の位置でOFFとなり、用紙取出位置
よりも下側に下降したときにONとなるように構成され
ている。したがって、用紙送り出しは、前記揺動アーム
姿勢センサSがOFFの状態で行われ、ONになったと
きにはOFFとなるまで用紙を持ち上げるように構成さ
れている。前記ギヤG15は、前記揺動アーム73に回転
自在に装着されたギヤG16〜G18(図5,6参照)を介
して前記フィードローラ軸71に固着されたギヤ(フィ
ードローラ軸装着ギヤ)G19と噛み合っている。したが
って、前記フィードローラ軸71が回転するとき、フィ
ードローラ軸71に固着されたフィードローラ72aお
よびギヤG19が回転し、同時に、前記ギヤG19、ギヤG
18〜G16を介してギヤG15が回転する。ギヤG15が回転
するとき取出ローラ軸77および取出ローラ78が回転
する。
2aの下方には前記ユニットフレーム61(図5参照)
に固定支持された揺動軸81回りに揺動可能な揺動支持
部材82(図6,9参照)が配置されている。揺動支持
部材82(図6,9参照)に固定された前記リタードロ
ーラ軸83上には、ギヤG21と一体に形成されたハブ8
4(図9参照)が回転可能に支持されている。前記ギヤ
G21のハブ84上にはリタードローラ72bが固着され
ている。したがって、前記リタードローラ72bおよび
ギヤG21は、前記リタードローラ軸83上で一体的に回
転可能である。図5において、前記揺動支持部材82
は、一端が前記連結フレーム64に連結された引張ばね
86(図6参照)により揺動軸81周りに回転力を付与
されている。前記引張ばね86の作用により前記リター
ドローラ72bは、前記フィードローラ72aに押圧され
ている。
持された前記揺動軸81には、トルクリミッタ87が装
着されている。図8において、前記トルクリミッタ87
は、前記回転不能の揺動軸81に固着されたアウトプッ
トハブ87aと、前記アウトプットハブ87aの周囲に配
置されたインプットハブ87bと、インプットハブ87b
の内周面に固着されたマグネット87cと、マグネット
87cおよびアウトプットハブ87a間に収容された磁性
パウダー87dにより構成されている。前記ギヤG21は
前記揺動支持部材82に支持されたギヤG22,G23を介
して、前記インプットハブ87bと一体的に回転するギ
ヤG24に噛み合っている。
ードローラ72bの回転力がギヤG21,G22,G23を介
してトルクリミッタ87のインプットハブ87bに伝達
されると、アウトプットハブ87aが回転不能であるの
で、インプットハブ87bは空回りする。その際、イン
プットハブ87bおよびアウトプットハブ87a間の磁性
パウダ87dが互いに摩擦接触しながら移動するため、
インプットハブ87bには制動力が作用する。この制動
力は前記ギヤG24〜G21を介してリタードローラ72b
に伝達され、このリタードローラ72bに当接する前記
フィードローラ72aに負荷として作用する。
装置の実施例1(前記自動原稿搬送装置Bに組み込まれ
た回転力伝達装置の実施例)の作用を説明する。図10
は図2における同実施例1のフィードローラ2aから前
記ギヤ列GAに伝達される負荷を前記クラッチCR2によ
りオン、オフした場合に前記ギア列GAに発生する負荷
と騒音が変化する状態を示す図であり、図10Aは負荷
調節装置を使用しない場合の状態を示す図で、図10B
は負荷調節装置を使用した場合の状態を示す図である。
インターフェースからの操作指令で複写が開始される
と、駆動モータM1が図3の例で示すと反時計方向にま
わる。その回転力は、図2、図3に示すギヤG1〜G11
により構成される回転力伝達装置により、テイクアウェ
イローラ3の駆動ローラ3a、フィードローラ2a、取出
しローラ1等に伝達される。前記取出ローラ1およびフ
ィードローラ2aにより原稿給紙トレイTRkから原稿K
iを取出して搬送する場合には、前記取出ローラ1のク
ラッチCR1,フィードローラ2aのクラッチCR2、テ
イクアウェイローラ3の駆動ローラ3aのクラッチCR4
をオンにするとともに、回転制動装置T1のクラッチC
R3をオフにする。このクラッチCR3がオフの時は、ギ
ヤG7はその軸G7a上で自由に回転し、軸G7aは回転し
ない。また、前記クラッチCR1およびCR2がオンであ
るので、取出ローラ1および回転作動部材としてのフィ
ードローラ2aが回転して原稿を取出し、搬送する。前
記クラッチCR1,CR2、CR4は、それぞれ所定のタ
イミング(原稿の取出、搬送または停止タイミング)で
オン、オフ駆動される。
はフィードローラ2aは、回転不能のリタードローラ2b
に押圧された状態で回転するため、フィードローラ2a
には負荷(制動力)が作用している。前記原稿Kiが重
なって取出された場合には、リタードローラ2bの摩擦
制動力によって下側の原稿Kiを制止し、1枚づつに捌
いてテイクアウェイローラ3に搬送する。前記取出ロー
ラ1およびフィードローラ2aによる原稿の取出し、搬
送は間欠的に行われる。したがって、フィードローラ2
aの作動のタイミングチャートは図10A、図10Bに
示すようである。
ーラ(回転作動部材)2aの回転中(クラッチCR2がオ
ンの間)は、フィードローラ2aに負荷が作用し、この
負荷は制動力として前記フィードローラ(回転作動部
材)2aから前記ギヤ列GAに伝達される。仮に、前記ブ
レーキBR1およびクラッチCR3により構成される回転
制動装置T1が作動しない場合は、図10Aに示すよう
に、負荷変動装置としてのクラッチCR2がオフの間
は、ギヤG1〜G8のバックラッシュやガタつきにより騒
音や振動が発生する。しかしながら、本発明の回転力伝
達装置の実施例1では、前記負荷変動装置としてのクラ
ッチCR2がオフの間は、前記回転制動装置T1が作動し
て前記ギヤ列GAに作用する負荷が、図10Bに示すよ
うに常時所定値以上に保持される。このため、ギヤ列G
AのギヤG1〜G8のバックラッシュやガタつきにより発
生する騒音や振動を防止することができる。
(前記複写機本体Aの給紙ユニットU1に組み込まれた
回転力伝達装置の実施例)の作用を説明する。複写機F
の図示しないユーザインタフェースの操作に応じて複写
が開始されると、図5、図6に示すように、所定サイズ
の用紙が収容された給紙トレイ36〜40に対応する給
紙ユニットU1の駆動モータM2が正回転されるととも
に、ソレノイドSLがオンとなり、通常は取出しローラ
上昇位置に保持されている取出ローラ78は給紙トレイ
36〜40上面の用紙に接触可能な下降位置(用紙取出
位置)に降りる。その間、逆回転伝達用ワンウェイクラ
ッチ(図示せず)を介して駆動モータM2に連結された
用紙上昇用回転軸58および用紙載置プレート53は停
止している。
よび取出ローラ78は、負荷変動装置としてのクラッチ
CR4のオン、オフにより駆動モータM2の正転回転力を
間欠的に受けながら、1枚給紙毎に回転、停止の動作を
繰り返す。その間、取出ローラ78はこの回転、停止に
同期するソレノイドSL(図5参照)のオン、オフによ
り1枚給紙毎に昇降され、給紙トレイ36〜40内の最
上紙に対して離接を繰り返す。すなわち1枚毎にソレノ
イドSLが通電され、ソレノイドSLの図示しない伸縮
ロッドに連結するレバーが吸引されてアーム昇降軸75
が回転し、揺動アーム73がフリーとなって取出ローラ
78が回転しながら最上紙に降下する。
ーラ72aに伝達された駆動モータM2の回転力を連結さ
れたギヤG18〜G16を経由して受け、適度の圧力で最上
紙に接しながら給紙方向に回転して最上紙のものから順
にフィードローラ72aとリタードローラ72bのニップ
部に向けて送り出す(図6参照)。前記リタードローラ
72bはフィードローラ72aまたはニップ部に進入した
用紙の移動に引きずられて回転し、その回転力はギヤG
23〜G20を介してトルクリミッタ87の入力ハブ87b
に伝達される。この伝達されたトルクは、入力ハブ87
b内の円筒状マグネット87cと金属製微粒子である磁性
パウダー87d間の適度の摩擦抵抗で回転エネルギーを
吸収されるとともに、一定限度の回転トルクは出力ハブ
87bに伝えられ、前記回転不能の揺動軸81の変形等
により吸収される。前記回転トルクはリタードローラ7
2bに回転制動力として作用するが、それでも吸収し切
れぬ超過トルクは、入力ハブ87aの空回りの形で逃さ
れる。
込まれた場合、フィードローラ72aに従動回転するリ
タードローラ72bには適度の回転制動力が作用するこ
とになるので、下側の用紙はその先端がニップ部をいく
らか通過した位置で停止し、上側の用紙のみが搬送され
る。このようにして1枚に捌かれた用紙はさらに下流側
に搬送され、用紙搬送路43に沿って配置された複数の
前記用紙搬送ローラRによってさらに下流側(上方)に
搬送され、前記転写位置Q2(図1参照)へと搬送され
る。このようにして給紙を行いながら複写が行われる。
なお、複数枚の給紙が行われて前記用紙上面の位置が下
がり、前記揺動アーム姿勢センサSがオンになると、前
記駆動モータM2が一定量だけ逆回転して用紙上昇用回
転軸58を回転させると、それに固着されている用紙上
昇レバー59の持ち上げにより用紙載置プレート53と
その中の用紙とが持ち上げられ、取出ローラ78が用紙
に押し上げられる。その結果揺動アーム姿勢センサSが
オフとなると、駆動モータM2の逆回転が停止され、そ
の位置で用紙の取出しが実行される。
72aによる用紙の取出し、搬送は間欠的に行われる。
したがって、フィードローラ72aの作動のタイミング
チャートは図10A、図10Bに示すようである。図1
0A、図10Bにおいて、フィードローラ(回転作動部
材)72aの回転中(クラッチCR5がオンの間)は、フ
ィードローラ72aに負荷が作用し、この負荷は制動力
として前記フィードローラ(回転作動部材)72aから
前記ギヤ列GB(ギヤG14〜G12および前記複数のギヤ
Gb等)に伝達される。
CR6により構成される回転制動装置T2が作動しない場
合は、図10Aに示すように、負荷変動装置としてのク
ラッチCR5がオフの間は、前記ギヤ列GBを構成するギ
ヤG14〜G12,Gbのバックラッシュやガタつきにより
騒音や振動が発生する。しかしながら、本発明の回転力
伝達装置の実施例2では、前記負荷変動装置としてのク
ラッチCR5がオフの間は、前記回転制動装置T2が作動
して前記ギヤ列GBに作用する負荷が、図10Bに示す
ように常時所定値以上に保持される。このため、前記ギ
ヤ列GBを構成するギヤG14〜G12および前記複数の図
示しないギヤのバックラッシュやガタつきにより発生す
る騒音や振動を防止することができる。なお、前記取出
ローラ78が下降して用紙に接触する用紙取出し時と、
上昇して用紙から離れた位置に有る時とでは、取出ロー
ラ78から、取出ローラ78および駆動モータM2間の
ギヤ列GBへ伝達される負荷の変動が発生する。しかし
ながら、この負荷変動は、前記クラッチCR5の接断に
よる変動に比べてその影響は小さい。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)実施例のリタードローラ軸装着ギヤとトルクリ
ミッタ軸装着ギヤとの間には、適当な数(0を含む)の
アイドラギヤを配置することが可能である。 (H02)給紙ユニットにおける本発明の適用において、
取出しローラを用紙に対して接触または離すための機構
は省略することが可能である。その場合、取出しローラ
を常時用紙に接触させておき、クラッチにより必要なと
きのみ回転駆動するように構成することが可能である。 (H03)回転制動装置T1,T2を構成するブレーキBR
1,BR2としては、従来公知の種々の制動手段を採用す
ることが可能である。 (H04)本発明は複写機以外の技術分野においても、ギ
ヤ列に作用する負荷を変動させる負荷変動装置と前記ギ
ヤ列とを備えた技術に適用可能である。 (H05)前記回転制動装置T1を構成するブレーキBR1
は、ギヤ列GAの末端側に配置されたギヤG7に作用させ
る代わりに、前記ギヤ列GAの末端のギヤG8によって回
転される末端側回転部材(1,2a,3a,G9〜G11)
および前記ギヤ列GAの末端側に配置されたギヤ(G5,
G6,G8)のいずれかに作用させることが可能である。 (H06)前記回転制動装置T2を構成するクラッチCR5
は、前記フィードローラ軸71とギヤG14との間に設け
る代わりに、フィードローラ軸71とフィードローラ7
2aとの間に設けたり、リタードローラ軸83とリター
ドローラ72bとの間に設けたりすることが可能であ
る。その場合、クラッチCR5がオフになっても、フィ
ードローラ軸71は回転し続けるので、ギヤG15〜G19
も回転し続ける。この場合、前記回転制動装置T2を構
成するブレーキBR2は、ギヤ列GBの末端側に配置され
たギヤG7,G13に作用させる代わりに、前記ギヤ列G
A;GBの末端のギヤG14によって回転される末端側回転
部材(71,72a,72b,78,G16〜G24)および
前記ギヤ列GBの末端側に配置されたギヤ(G12,G1
4)のいずれかに作用させることが可能である。 (H07)前記ギヤ列(GA;GB)は、ギヤのみで構成さ
れている必要はなく、プーリとタイミングベルトを含む
構成とすることが可能である。
の効果を奏することができる。 (E01)ギヤ列を用いた回転力伝達装置において、ギヤ
列にかかる負荷の変動に基づくギヤのバックラッシュや
ガタつきによるギヤ騒音や振動が低減される。 (E02)前項の騒音低減を、駆動モータの容量増加やギ
ヤ材料の使用なしに実現することができる。
組み込まれた自動原稿搬送装置Bおよび実施例2が組み
込まれた複写機本体Aを有する複写機Fの全体説明図で
あ。
し部分の回転力伝達装置の平面説明図である。
面断面説明図である。
前記図1の要部拡大図である。
る。
で、フィードローラへのリタードローラの押圧機構等を
示す図である。
説明図である。
ーラへの回転制動装置用クラッチの配置の説明図であ
り、図6の要部平面図である。
の説明図で、図6に対応する図である。
ドローラ2aから前記ギヤ列GAに伝達される負荷を前記
クラッチCR2によりオン、オフした場合に前記ギア列
GAに発生する負荷と騒音が変化する状態を示す図であ
り、図10Aは負荷調節装置を使用しない場合の状態を
示す図で、図10Bは負荷調節装置を使用した場合の状
態を示す図である。
キ、CR2…クラッチ(負荷変動装置)、CR5…クラッ
チ(負荷変動装置)、F…複写機、G…ギヤ列、G1〜
G24…ギヤ、G8…フィードローラ軸装着ギヤ、Ki(i
=1,2,・・・)…原稿、M1…駆動モータ、M2…駆動モ
ータ、TRk…原稿給紙トレイ、U1…給紙ユニット(給
紙装置)、T1…回転制動装置(BR1+CR2)、T2…
回転制動装置(BR2+CR5)、1…取出しローラ、2a
…フィードローラ(回転作動部材)、2b…リタードロ
ーラ、36〜40…給紙トレイ、71…フィードローラ
軸、72a…フィードローラ、72b…リタードローラ、
78…取出しローラ、
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする回
転力伝達装置、(Y01)駆動モータの回転力を回転作動
部材に伝達するギヤ列、(Y02)前記回転作動部材から
前記ギヤ列に伝達される負荷を変動させる負荷変動装
置、(Y03)前記負荷変動装置によるギヤ列の負荷の変
動に応じて前記ギヤ列の末端側に配置されたギヤの負荷
を常時所定値以上に保持する負荷調節装置。 - 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
求項1記載の回転力伝達装置、(Y04)複写機の給紙ト
レイから取出しローラにより取り出された用紙を搬送す
るフィードローラにより構成された前記回転作動部材、
(Y05)前記フィードローラの軸とこの軸に装着された
フィードローラ軸装着ギヤとの間に設けられたクラッチ
により構成された前記負荷変動装置、(Y06)前記駆動
モータの回転力により回転する前記ギヤ列の末端のギヤ
の回転力が伝達される末端側回転部材および前記ギヤ列
の末端側に配置されたギヤのいずれかに回転制動力を作
用させる回転制動装置と、前記クラッチのオン、オフに
より発生する前記フィードローラから前記ギヤ列に伝達
される負荷の変動に応じて、前記ギヤ列の末端側に配置
されたギヤの負荷を常時所定値以上に保持するように前
記回転制動装置の作動を制御する制動制御装置とにより
構成された前記負荷調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004890A JPH09196152A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 回転力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004890A JPH09196152A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 回転力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196152A true JPH09196152A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11596280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004890A Pending JPH09196152A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 回転力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196152A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001323966A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 回転力伝達機構 |
| JP2002255377A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-09-11 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置及び画像形成装置 |
| JP2007223705A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Brother Ind Ltd | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 |
| JP2018186390A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004890A patent/JPH09196152A/ja active Pending
Cited By (5)
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| JP2007223705A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Brother Ind Ltd | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 |
| US8113502B2 (en) | 2006-02-22 | 2012-02-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet feeding device and image forming apparatus |
| JP2018186390A (ja) * | 2017-04-26 | 2018-11-22 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
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