JPH09197160A - 光ファイバ接続工具 - Google Patents

光ファイバ接続工具

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JPH09197160A
JPH09197160A JP876296A JP876296A JPH09197160A JP H09197160 A JPH09197160 A JP H09197160A JP 876296 A JP876296 A JP 876296A JP 876296 A JP876296 A JP 876296A JP H09197160 A JPH09197160 A JP H09197160A
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connector
fiber connector
connection
optical
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JP876296A
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Yuichi Yoshida
裕一 吉田
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Toshiyuki Tanaka
利行 田中
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二つ割り構造の接続器本体の間に光ファイバ
の対を突き合わせ接続して挟持するタイプの光ファイバ
接続器を利用した光ファイバの突き合わせ接続を容易に
なし得る光ファイバ接続工具の開発が求められていた。 【解決手段】 光ファイバ接続器1を支持する支持機構
11と、楔20と、楔20を光ファイバ接続器1に向け
て押圧する押圧機構30とを具備してなり、楔20は、
一方の光ファイバの挟持だけを解除するよう、光ファイ
バ接続器1の長さ方向にスライド可能に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ接続器
を利用した光ファイバの突き合わせ接続に用いて好適な
光ファイバ接続工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ接続器においては、突
き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固
定する構造となっている。このような光ファイバ接続器
の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、
「マイクロキャピラリー」)内にその両端から光ファイ
バを挿入して突き合わせる構造、(2)V溝において光
ファイバどうしを突き合わせる構造、(3)3本の精密
ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを
担持して位置決めする構造などがある。このような光フ
ァイバ接続器においては、一対の光ファイバは、調心、
突き合わされた状態で接着により、あるいは機械的な挟
持により固定されるようになっている。
【0003】ところで、前記のような光ファイバ接続器
の場合、光ファイバを単にハウジング内に固定する構造
であることに起因して以下のような問題が生じていた。
すなわち、突き合わせた光ファイバを固定しているハウ
ジングと光ファイバとの熱膨張率の差によって、温度変
化を受けた際に光ファイバの突き合わせ状態が変化して
しまう。これにより、光ファイバの接続損失が変動する
という問題があった。また、前記ハウジングにおいては
弾性体によって光ファイバを保持しているが、この弾性
体の経年劣化により光ファイバの保持力が低下して、光
ファイバの突き合わせ状態が変化して接続損失が変動す
るといった問題もあった。
【0004】さらに、接続損失の変動を抑えることがで
きる手段を設けた場合、構造が複雑になることが考えら
れ、前述の調心位置決め構造を用いた光ファイバの接続
に手間がかかることが懸念される。特に、光ファイバネ
ットワークにおける断線や光部品の故障等の支障が発生
した時の接続に使用する場合には、迅速に接続作業を完
了することが要求されるので、光ファイバを簡単かつ正
確に接続し得る光ファイバ接続器の開発が要望されてい
た。
【0005】このような要望に応じて、近年では、例え
ば特願平7−216371号に示すような光ファイバ接
続器が提案されている。図6および図7に示す光ファイ
バ接続器1は、互いの長さ方向を揃えて配置された二つ
割り構造の接続器本体2、2と、接続器本体2、2の間
に突き合わせ接続可能に調心位置決めされた光ファイバ
3の対に挟持力(図7において矢印Xで示している)を
付与して光ファイバ3を挟持、固定するためのC型バネ
4とを備えて構成されている。この場合、一方および他
方の光ファイバ3、3は、接続器本体2、2の長さ方向
一端側および他端側において、突き合わせられかつ調心
位置決めされた状態で、それぞれ個別に挟持されてい
る。
【0006】また、接続器本体2には、長さ方向に延在
してV溝、U溝等の案内溝2a(図7にはV溝の例を示
している。)が形成されている。光ファイバ3は、案内
溝2aに案内されて接続器本体2、2間に収容され、そ
の調心位置決めが確実になされるようになっている。
【0007】さらに、接続器本体2およびC型バネ4に
は、それぞれ開口部2bおよび開口部4aが、位置を合
わせて光ファイバ接続器1の長さ方向に沿って複数形成
されている。この構成により、光ファイバ接続器1の長
さ方向に直行する方向(図7において矢印Yで示してい
る)から、楔5が開口部2b、4a内に差し込まれたと
きには、楔5は、C型バネ4の挟持力に抗して接続器本
体2、2どうしを互いに離間する方向に押し広げる。こ
れにより、光ファイバ接続器1の長さ方向側方からの光
ファイバ3の挿入、光ファイバ接続器1の長さ方向側方
への光ファイバ3の引き抜き、あるいは光ファイバ3の
交換等の作業が容易に達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
ファイバ接続器1は、サイズが小さいために、C型バネ
4を押し広げる作業が大変であり、しかも、光ファイバ
3の挿入時においては、C型バネ4を押し広げつつ接続
器本体2に光ファイバ3を挿入しなければならない。よ
って、所望の接続損失で光ファイバ3どうしを光接続す
る際に、作業が困難であった。このため、光ファイバ接
続器1での光ファイバ3の突き合わせ接続を容易に行う
ための専用の工具の開発が求められていた。
【0009】光ファイバ3どうしの光接続においては、
切替接続が要求される場合が多い。すなわち、一方の光
ファイバ3はそのままで、他方の光ファイバ3のみを交
換することがしばしば要求される。よって、上記光ファ
イバ接続器1のための工具としては、切替接続が容易に
行い得ることが望ましい。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、二つ割り構造の接続器本体の間に光ファイバの対を
突き合わせ接続して挟持するタイプの光ファイバ接続器
を利用した光ファイバの突き合わせ接続を容易になし得
る光ファイバ接続工具を提供することを目的とする。し
かも、その場合において、光ファイバの切替接続を容易
になし得る光ファイバ接続工具を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ接続
工具においては、互いの長さ方向を揃えて配置されかつ
付勢手段により互いの接近方向に付勢されている二つ割
り構造の接続器本体を有しかつ該接続器本体の長さ方向
一端側および他端側においてそれぞれ個別に一方および
他方の光ファイバを該接続器本体の間に挟持して前記光
ファイバどうしを突き合わせ接続可能に調心位置決めす
る光ファイバ接続器を利用して、前記光ファイバを突き
合わせ接続するに際して使用される光ファイバ接続工具
であって、前記光ファイバ接続器を支持する支持機構
と、前記光ファイバ接続器の長さ方向に直交する方向か
ら前記接続器本体間に差し込まれたときには前記付勢手
段の付勢力に抗して前記接続器本体どうしを離間させる
方向に押し広げることにより前記光ファイバの挟持を解
除する分離部材と、該分離部材を光ファイバ接続器に向
けて押圧することにより前記分離部材を前記接続器本体
間に差し込む押圧機構とを具備してなり、前記分離部材
は、一方の光ファイバの挟持だけを解除するよう、前記
光ファイバ接続器の長さ方向にスライド可能に設けられ
ていることを特徴としている。
【0012】上記本発明の光ファイバ接続工具の構成に
よると、分離部材は、光ファイバ接続器の長さ方向にス
ライド可能に設けられているので、接続器本体の押し広
げるべき長さ方向領域に応じて、長さ方向の位置が選択
される。よって、一方の光ファイバの挟持だけを解除
し、かつ、他方の光ファイバの挟持は維持したままとす
ることが可能とされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ファイバ接続工
具の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0014】図1ないし図5は、本発明の光ファイバ接
続工具10の一実施形態を示すものである。図におい
て、符号11は支持機構、20は楔(分離部材)、30
は押圧機構、40は係止機構、50は突き合わせ機構、
60は突上げ機構、70は吊持部材である。
【0015】支持機構11は、光ファイバ接続器1を光
ファイバ接続工具10内において定位置に支持するため
のもので、図1および図3に示すように、支持台12、
保持バネ13から主に構成されている。支持台12は、
光ファイバ接続器1を載置するためのものである。保持
バネ13は、支持台12に光ファイバ接続器1が載置さ
れた際に、光ファイバ接続器1の両側方に対応する位置
に配置されているもので、上部には光ファイバ接続器1
側を向く凸部13aを有している。
【0016】楔20は、例えば図7に示すような鋭利な
先端形状を有する複数の刃体21が一体的に形成されて
なるものである。そして、光ファイバ接続器1の長さ方
向に直交する方向から開口2bを通して接続器本体2、
2間に差し込まれたときにはC型バネ(付勢手段)4の
付勢力に抗して接続器本体2、2どうしを離間させる方
向に押し広げることにより光ファイバ3の挟持を解除す
るためのものである。楔20には、図1および図3に示
すように、つまみ20aが一体的に固定されている。そ
して、楔20は、抑え板22と移動台35(後述)との
間において、光ファイバ接続器1の長さ方向にスライド
自在かつ摺動自在に保持されている。さらに、抑え板2
2には、つまみ20aを拘束することにより、楔20の
光ファイバ接続器1の長さ方向へのスライドを案内する
ためのガイド溝22aが光ファイバ接続器1の長さ方向
に延在して形成されている。
【0017】押圧機構30は、図3に示すように、ハン
ドル31、軸32、押し釦33、バネ34、移動台3
5、ストッパ36を備えて構成されている。ハンドル3
1は、光ファイバ接続工具10を手動で握るための部分
であり、ハンドル31には、上下孔31aが形成されて
いる。軸32は、上下孔31a内を上下方向に移動可能
に設けられたものである。軸32には、長孔32aおよ
び係止孔32bが形成されている。押し釦33は、軸3
2に固定されており、軸32とともに上下方向に移動可
能なものである。押し釦33には、光ファイバ接続器1
の長さ方向と同じ方向に延在する軸体33aが設けられ
ており、さらに軸体33aには、軸体33aの軸線回り
に回転自在にころ33bが取り付けられている。バネ3
4は、押し釦33とハンドル31との間に介装されたも
ので、押し釦33をハンドル31に対して上向きに付勢
している。移動台35は、光ファイバ接続器1の長さ方
向に直交する方向に移動可能とされたもので、移動台3
5とストッパ36との間に配置された付勢手段(図示せ
ず)により図示右方向に付勢されている。移動台35
は、プランジャ35aを介することにより、移動台35
と抑え板22との間において楔20をスライド自在に保
持している。また、移動台35のころ33aと当接する
部分は、傾斜面35bとされている。
【0018】係止機構40は、図4に示すように、係止
棒41、バネ42を備えて構成されている。係止棒41
は、つまみ41aと、軸32の上下移動の際に長孔32
a内に干渉することなく収納され得る細さとされた軸4
1bと、軸41bよりも拡径して形成されかつ係止孔3
2bに収容され得る大きさとされた拡径部41cとが順
に連接されてなるものである。バネ42は、つまみ41
aとハンドル31との間に介装されたもので、つまみ4
1aをハンドル31に対して外方に付勢している。
【0019】突き合わせ機構50は、図2に示すよう
に、クランプ体51、蓋52を備えて構成されている。
クランプ体51は、長さ方向軸51aに案内されて長さ
方向(図示A方向)にスライド自在とされている。蓋5
2は、クランプ体51の一端において図示B方向に揺動
自在に取り付けられている。
【0020】突上げ機構60は、図2および図5に示す
ように、つまみ部材61、連動部材62を備えて構成さ
れている。つまみ部材61は、つまみ61a、跳上げ部
61b、ギヤ部61cを備えて構成され、つまみ61a
を回転させたときには、軸61d回りにつまみ61a、
跳上げ部61b、ギヤ部61cが同じ方向に回転するよ
うになっている。連動部材62は、跳上げ部62a、ギ
ヤ部62bを備えて構成され、つまみ61aを回転させ
たときには、ギヤ部62bがギヤ部61cと噛合するこ
とにより、軸62c回りに跳上げ部62aが回転するよ
うになっている。
【0021】吊持部材70は、略J字状に湾曲した先端
を有するもので、この先端により光ファイバ接続工具1
0全体を他のものに吊持させることができる。また、吊
持部材70は、図示C方向に回動自在とされており、使
用しない場合には、ハンドル31の側に向けて収納する
ことができるようになっている。
【0022】〔第1接続例〕さて、次に、上記構成を有
する光ファイバ接続工具10を使用した場合の光ファイ
バ接続器1を利用した光ファイバ3を突き合わせ接続す
る方法について説明する。ここでは、光ファイバ接続器
1を利用して新規に2本の光ファイバ3、3を光接続す
る場合について説明する。
【0023】突き合わせ接続に際しては、まず、光ファ
イバ接続器1を支持台12上に載置する。このとき、光
ファイバ接続器1は、保持バネ13、13の凸部13
a、13a間に確実かつ堅固に保持されることになる。
【0024】次に、楔20を所定位置に移動させる。こ
こでは、まず、長さ方向両側方から2本の光ファイバ
3、3を新規に挿入するので、楔20は、図1(a)に
示す標準位置とする。
【0025】そして、押し釦33を図示下方に押し込
む。すると、図3(b)に示すように押し釦33および
軸34は、バネ34の付勢力に抗して図示下方に移動す
ることになる。これにより、ころ33bが回転しながら
移動台35を図示しない付勢手段の付勢力に抗して移動
台35を図示左方に押すことになる。移動台35が押さ
れると、楔20が、光ファイバ接続器1の長さ方向に直
交する方向から開口2bを通して接続器本体2、2間に
差し込まれ、C型バネ4の付勢力に抗して接続器本体
2、2どうしを離間させる方向に押し広げることにな
る。さらに、この場合、押し釦33が所定位置にまで押
し込まれると、図4(b)に示すように、バネ42の付
勢力により、拡径部41cが係止孔32b内に引き込ま
れる。すなわち、拡径部41cが係止孔32bに係合す
ることにより、押し釦33および軸34の上下方向への
移動が阻止される。
【0026】この状態で、クランプ体51、51に案内
させて、長さ方向両側方から光ファイバ3、3を光ファ
イバ接続器1内に挿入する。このとき、クランプ体51
を長さ方向(図示A方向)にスライドさせて、光ファイ
バ3、3どうしの突き合わせ力を高めておく。
【0027】そして、図4(b)において、つまみ41
aをバネ42の付勢力に抗して図示右方に押す。する
と、拡径部41cが係止孔32b内から押し出され、拡
径部41cの係止孔32bに対する係合が解除され、押
し釦33および軸34がバネ34の付勢力により上方へ
と押し上げられる。これにより、図3(b)から図3
(a)の状態へと移行する。すなわち、楔20が光ファ
イバ接続器1から引き抜かれ、光ファイバ3、3どうし
は、調心かつ突き合わされた状態でC型バネ4によりク
ランプされる。
【0028】その後、図5に示すように、つまみ部材6
1のつまみ61aを回転させる。すると、ギヤ部61
c、62bの噛合により、跳上げ部61b、62aが共
に上方に跳ね上げられ、孔部61e、62dから図示奥
方に向けて延在させたピン(図示せず)により光ファイ
バ接続器1が持ち上げられて、光ファイバ接続工具10
の外部へと突き上げられ、取り出される。
【0029】以上により、光ファイバ接続工具10を使
用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光ファイバ
3の突き合わせ接続を完了する。
【0030】以上説明したように、光ファイバ接続工具
10を使用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光
ファイバ3を突き合わせ接続においては、以下の有利な
効果がある。 支持機構11により、光ファイバ接続工具10内にお
いて、光ファイバ接続器1を確実に支持することができ
る。 押圧機構30により、楔20を光ファイバ接続器1の
接続器本体2、2間に容易かつ確実に差し込んで、C型
バネ4の挟持力に抗して接続器本体2、2を容易に押し
広げることができる。 係止機構40により、楔20を差し込んで接続器本体
2、2を押し広げた状態を容易に維持することができ
る。 突き合わせ機構50により、光ファイバ3、3どうし
の突き合わせ力を容易に高めることができる。 突上げ機構60により、光ファイバ接続工具10から
光ファイバ接続器1を容易に外部へと取り出すことがで
きる。 吊持部材70により、光ファイバ接続工具10全体を
他のものに吊持させることができる。これは、接続作業
を、例えば、電柱の上で行う場合などのように高所で行
う場合に、特に有効である。
【0031】〔第2接続例〕さらに、上記構成を有する
光ファイバ接続工具10を使用した場合の光ファイバ接
続器1を利用した光ファイバ3を突き合わせ接続する他
の方法について説明する。ここでは、既に2本の光ファ
イバ3、3が光ファイバ接続器1に接続されている場合
において、一方の光ファイバ3のみを交換する場合、す
なわち、”切替接続”する場合の例について説明する。
【0032】突き合わせ接続に際しては、まず、既に2
本の光ファイバ3、3が接続されている光ファイバ接続
器1を支持台12上に載置する。このとき、光ファイバ
接続器1が、確実かつ堅固に保持されることは、上記第
1接続例と同様である。
【0033】次に、楔20を所定位置に移動させる。こ
の場合、交換するべき一方の光ファイバが図示右側に位
置しているものと仮定して説明を行う。この場合には、
図1(b)に示すように、楔20を図示右側にスライド
させ、光ファイバ接続器1の4つの開口21bのうち、
右側3つに楔20の刃体21を対応させた配置とする。
【0034】そして、押し釦33を図示下方に押し込
む。このとき、図3(b)に示すように押し釦33およ
び軸34が、下方に移動すること、さらには、移動台3
5が左方に押すれて、楔20が、光ファイバ接続器1の
長さ方向に直交する方向から開口2bを通して接続器本
体2、2間に差し込まれることは、上記第1接続例と同
様である。
【0035】ただし、本接続例においては、楔20が、
光ファイバ接続器1の4つの開口21bのうち、右側3
つに対応した配置とされていることから、楔20が差し
込まれるのは、右側3つの開口2bだけである。よっ
て、交換するべき上記一方の光ファイバについてだけ挟
持力が解除され、他方の光ファイバについては、挟持力
の解除はなされず、依然としてC型バネ4によって挟持
されたままである。
【0036】そして、この場合、押し釦33が所定位置
にまで押し込まれるときには、図4(b)に示すよう
に、拡径部41cと係止孔32bとの係合により押し釦
33および軸34の上下方向への移動が阻止されること
は、上記第1接続例と同様である。
【0037】この状態で、まず、挟持力の解除された上
記一方の光ファイバを引き抜く。次に、交換により新た
に挿入するべき光ファイバをクランプ体51に案内させ
て、長さ方向側方から光ファイバ接続器1内に挿入す
る。このとき、クランプ体51を長さ方向(図示A方
向)にスライドさせて、光ファイバ3、3どうしの突き
合わせ力を高めることは、上記第1接続例と同様であ
る。
【0038】そして、図4(b)において、つまみ41
aをバネ42の付勢力に抗して図示右方に押す。このと
き、拡径部41cと係止孔32bとの係合が解除され、
押し釦33および軸34がバネ34の付勢力により上方
へと押し上げられ、さらには、楔20が光ファイバ接続
器1から引き抜かれ、光ファイバ3、3どうしが、調心
かつ突き合わされた状態でC型バネ4によりクランプさ
れることは、上記第1接続例と同様である。
【0039】その後、図5に示すように、つまみ部材6
1のつまみ61aを回転させて、光ファイバ接続器1を
光ファイバ接続工具10の外部へと突き上げて取り出す
ことは、上記第1接続例と同様である。
【0040】以上により、光ファイバ接続工具10を使
用した場合の光ファイバ接続器1を利用した光ファイバ
3の”切替接続”を完了する。
【0041】以上の説明から明かなように、本接続例に
おいては、上記第1接続例と同様の効果を奏することが
できる。加えて、楔20は、光ファイバ接続器1の長さ
方向にスライド可能に設けられているので、接続器本体
2の押し広げるべき長さ方向領域に応じて長さ方向の位
置を選択することができ、よって、一方の光ファイバの
挟持だけを解除し、かつ、他方の光ファイバの挟持は維
持したままとすることができる。すなわち、光ファイバ
の切替接続に適用した場合には、切り替える必要のない
他方の光ファイバに一切影響を与えることなく、一方の
側の光ファイバのみを交換することができ、光ファイバ
の切替接続に好適に適用することができる。
【0042】なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)本発明の光ファイバ接続工具10を光ファイバ接続
器1に対して適用することに代えて、開口の数、全体形
状、大きさ、直径等において設計変更のなされた光ファ
イバ接続器に対して適用すること。その場合には、光フ
ァイバ接続工具10は、光ファイバ接続器に合わせて、
適宜設計変更されることはもちろんである。 b)第2接続例において、交換するべき光ファイバを図
示右側とすることに代えて、図示左側とすること。 c)第2接続例において、図示右側の光ファイバを交換
する場合に、楔20を光ファイバ接続器1の4つの開口
21bのうち右側3つに対応させて配置することに代え
て、右側2つに対応させて配置すること。これは、交換
するべき光ファイバが図示左側であっても全く同様であ
る。 d)支持機構11に代えて、同様の機能を有する他の任
意の支持機構を使用すること。 e)図示形状の楔20に代えて、同様の機能を有する他
の任意形状の楔20を使用すること。 f)押圧機構30に代えて、同様の機能を有する他の任
意の押圧機構を使用すること。 g)係止機構40に代えて、同様の機能を有する他の任
意の係止機構を使用すること。 h)突き合わせ機構50に代えて、同様の機能を有する
他の任意の突き合わせ機構を使用すること。 i)突上げ機構60に代えて、同様の機能を有する他の
任意の突上げ機構を使用すること。 j)図示形状の吊持部材70に代えて、同様の機能を有
する他の任意形状の吊持部材を使用すること。あるい
は、吊持部材を省略すること。
【0043】
【発明の効果】本発明の光ファイバ接続工具によれば、
分離部材は、光ファイバ接続器の長さ方向にスライド可
能に設けられているので、接続器本体の押し広げるべき
長さ方向領域に応じて長さ方向の位置を選択することが
でき、よって、一方の光ファイバの挟持だけを解除し、
かつ、他方の光ファイバの挟持は維持したままとするこ
とができる。すなわち、光ファイバの切替接続に好適に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバ接続工具の一実施形態を
示す平面図であって、特に、楔(分離部材)のスライド
の様子を示すものであり、(a)は標準位置、(b)は
移動した状態を示している。
【図2】 図1に示す光ファイバ接続工具を示す斜視図
である。
【図3】 図1に示す光ファイバ接続工具を示すIII−I
II線矢視断面図であって、特に、押圧機構の作動状況を
示すものであり、(a)は押圧前、(b)は押圧後を示
している。
【図4】 図1に示す光ファイバ接続工具を示すIV−IV
線矢視断面図であって、特に、係止機構の作動状況を示
すものであり、(a)は係止前、(b)は係止後を示し
ている。
【図5】 図1に示す光ファイバ接続工具における突上
げ機構を示す説明図であって、(a)は標準時、(b)
は突上げ時を示している。である。
【図6】 本発明の光ファイバ接続工具が適用される光
ファイバ接続器の一例を示す斜視図である。
【図7】 図6に示す光ファイバ接続器の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…光ファイバ接続器、2…接続器本体、3…光ファイ
バ、4…C型バネ(付勢手段)、10…光ファイバ接続
工具、11…支持機構、20…分離部材、30…押圧機
構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの長さ方向を揃えて配置されかつ付
    勢手段(4)により互いの接近方向に付勢されている二
    つ割り構造の接続器本体(2)を有しかつ該接続器本体
    の長さ方向一端側および他端側においてそれぞれ個別に
    一方および他方の光ファイバ(3、3)を該接続器本体
    の間に挟持して前記光ファイバどうしを突き合わせ接続
    可能に調心位置決めする光ファイバ接続器(1)を利用
    して、前記光ファイバを突き合わせ接続するに際して使
    用される光ファイバ接続工具(10)であって、 前記光ファイバ接続器を支持する支持機構(11)と、
    前記光ファイバ接続器の長さ方向に直交する方向から前
    記接続器本体間に差し込まれたときには前記付勢手段の
    付勢力に抗して前記接続器本体どうしを離間させる方向
    に押し広げることにより前記光ファイバの挟持を解除す
    る分離部材(20)と、該分離部材を光ファイバ接続器
    に向けて押圧することにより前記分離部材を前記接続器
    本体間に差し込む押圧機構(30)とを具備してなり、 前記分離部材は、一方の光ファイバの挟持だけを解除す
    るよう、前記光ファイバ接続器の長さ方向にスライド可
    能に設けられていることを特徴とする光ファイバ接続工
    具。
JP876296A 1995-09-29 1996-01-22 光ファイバ接続工具 Pending JPH09197160A (ja)

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KR1019980702213A KR100329544B1 (ko) 1995-09-29 1996-09-27 광섬유접속공구및광섬유접속방법
EP96932034A EP0874253B1 (en) 1995-09-29 1996-09-27 Optical fiber connecting tool and method
US09/043,388 US6190054B1 (en) 1995-09-29 1996-09-27 Optical fiber connection device and optical fiber connection method
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118169814A (zh) * 2024-02-29 2024-06-11 泗阳腾晖光电有限公司 一种光纤连接器

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