JPH09197216A - 架空光ケーブル - Google Patents

架空光ケーブル

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JPH09197216A
JPH09197216A JP8004062A JP406296A JPH09197216A JP H09197216 A JPH09197216 A JP H09197216A JP 8004062 A JP8004062 A JP 8004062A JP 406296 A JP406296 A JP 406296A JP H09197216 A JPH09197216 A JP H09197216A
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cable
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cable body
optical cable
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JP8004062A
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Kazuo Imamura
一雄 今村
Takashi Kaneko
隆 金子
Kazuya Koo
一也 小尾
Seiro Oizumi
晴郎 大泉
Koji Tsuji
貢司 辻
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバが収納されているケーブル本体の
部分には余分な張力が加わらず、しかも、光ファイバの
分岐作業を容易に行える架空光ケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明の架空光ケーブル1は、ケーブル
本体2と吊り線4とを備え、ケーブル本体2は、吊り線
4の単位長さよりも軸長が長くなるように若干の撚りを
かけた状態で吊り線4に沿って配置されるとともに、ケ
ーブル本体2と吊り線4とが保護シース6で一体に被覆
されてなり、ケーブル本体2は、スロットロッド12の
外周部において複数の溝16が設けられ、これらの各溝
16は、スロットロッド12の軸方向に沿って延びかつ
スロットロッド12の周面に沿って左右交互に巻き方向
が所定ピッチごとに反転するように形成されており、こ
れらの各溝16内にテープ心線18が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空光ケーブルに
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルを電柱に架設する場
合、ケーブル単体だけでは引っ張り強度が不十分で断線
したり、引っ張り力によって伝送特性が劣化するなどの
不都合を生じる。
【0003】そのため、従来は、図5に示すように、光
ファイバケーブルaを、鋼より線等からなる補強用の吊
り線bにケーブルリングcを用いて結合し、これらを電柱
hに架設するようにしている。
【0004】しかし、図5のように、ケーブルリングc
を用いて光ファイバケーブルaを吊り線bに結合させる作
業を現場で行うのは、手間がかかり効率的でない。
【0005】そこで、従来技術では、予め工場などで光
ファイバケーブルaと吊り線bとを一体化して、搬送、架
設を容易に行えるようにした架空光ケーブルが提供され
ている。
【0006】従来の架空光ケーブルは、図6に示すよう
に、光ファイバを有するケーブル本体eと吊り線fとを互
いに平行に軸方向に沿って直線状に配置した状態で両者
e,fをポリエチレン等の保護シースgによって一体化す
るとともに、この保護シースgのくびれ部分jに風による
振動防止用の窓kを形成したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す構成の従来の架空光ケーブルは、ケーブル本体eと
吊り線fとが互いに平行して直線状に並んでいるので、
両者e,fの長さが同じであり、このため、電柱に固定さ
れる吊り線fに余分な張力が加わって伸びが生じた場合
には、これがケーブル本体eに直接に影響して、ケーブ
ル本体e内の光ファイバに歪みが生じて、特性が劣化す
るおそれがある。
【0008】しかも、ケーブル本体eから所要本数の光
ファイバを取り出してこれを分岐しようとした場合、ケ
ーブル本体eには余長部分がないため、保護シースgを除
去して光ファイバを取り出す作業スペースが十分に確保
できず、分岐接続に手間がかかる等の不都合がある。
【0009】したがって、本発明においては、ケーブル
本体の部分には余分な張力が加わらず、しかも、光ファ
イバの分岐作業を容易に行える架空光ケーブルを提供す
ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、次の構成を採用している。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明の架空光ケ
ーブルは、ケーブル本体と吊り線とを備え、ケーブル本
体は、吊り線の単位長さよりも軸長が長くなるように若
干の撚りをかけた状態で吊り線に沿って配置されるとと
もに、ケーブル本体と吊り線とが保護シースで一体に被
覆されてなり、前記ケーブル本体は、スロットロッドの
外周部において複数の溝が設けられ、これらの各溝は、
スロットロッドの軸方向に沿って延びかつスロットロッ
ドの周面に沿って左右交互に巻き方向が反転するように
形成されており、これらの各溝内にテープ心線が収納さ
れていることを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の構成において、前記ケーブル本体の吊り線に対す
る撚りピッチと、前記スロットロッドに形成された溝の
左右巻きピッチとが互いに整数倍とならないように設定
されている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る架
空光ケーブルの側面図、図2は同ケーブルの底面図、図
3は図1のA−A線に沿う断面図である。
【0014】この架空光ケーブル1は、ケーブル本体2
と吊り線4とを備える。そして、ケーブル本体2が吊り
線4の単位長さよりも軸長が長くなるように所定のピッ
チPcで撚りをかけた状態(平面上は図2に示すような蛇
行状態となる)で吊り線4に沿って配置されるととも
に、両者2,4がポリエチレン(PE)やポリ塩化ビニル
(PVC)等からなる保護シース6で一体に被覆されてお
り、保護シース6のケーブル本体2と吊り線4との間の
厚みが薄くなったくびれ部8には、ケーブル軸長に沿っ
てケーブル本体2のよりピッチPcに合わせた間隔で切
り込み10が形成されている。
【0015】上記のケーブル本体2は、ポリエチレン樹
脂などでできたスロットロッド12を備え、このスロッ
トロッド12の中心には、本例では鋼撚線からなるテン
ションメンバ14が埋設され、また、スロットロッド1
2の外周部の複数箇所(本例では5箇所)には溝16が設
けられている。
【0016】これらの各溝16は、スロットロッド12
の軸方向に沿って延びており、しかも、スロットロッド
12の周面に沿って左右交互に巻き方向が反転するよう
に形成されている。
【0017】すなわち、いま、一つの溝16に着目した
とき、この溝16は、図4に示すように、スロットロッ
ド12に対してたとえば糸をピッチPiで左巻きする
と、次にピッチPiで右巻きするというように、左巻き
と右巻きとを反転させながら巻き付けるような形状とな
るように形成されている。
【0018】そして、各溝16内には、テープ心線18
が本例では5層にわたって積層されて収納されている。
これらの各テープ心線18は、複数(本例では4本)の光
ファイバ素線22を並列配置した状態で紫外線樹脂など
の被覆体24で一体化されたものである。また、スロッ
トロッド12の外周には、各溝16を封鎖する状態で押
さえ巻層20が巻回されている。
【0019】さらに、この実施形態では、ケーブル本体
2の吊り線4に対するよりピッチPc(図2参照)と、ス
ロットロッド12に形成された溝16の左右巻きピッチ
Pi(図4参照)とが互いに整数倍とならないように、す
なわちPc/Pi≠n(nは整数)となるように設定されてい
る。たとえば、Pc=900mm、Pi=500mmに設定さ
れる。
【0020】この構成の架空光ケーブル1は、上述のよ
うに、ケーブル本体2が吊り線4の単位長さよりも軸長
が長くなるように所定のピッチPcで撚りをかけている
ので、電柱に固定される吊り線4に余分な張力が加わっ
て伸びが生じた場合でも、ケーブル本体2が蛇行状態か
ら直線状態に伸長することできる。このため、ケーブル
本体2内のテープ心線18にまで直接に歪みが生じるこ
とがない。
【0021】また、ケーブル本体2から所要本数のテー
プ心線18を取り出してこれを分岐しようとした場合、
保護シース6のくびれ部8を切断すれば、ケーブル本体
2側に余長ができるために、ケーブル本体2側の保護シ
ース6を剥離してテープ心線18を取り出す作業スペー
スを十分に確保できる。
【0022】しかも、この架空光ケーブル1は、ケーブ
ル本体2のスロットロッド12に形成されている各溝1
6が周面に沿って左右交互に巻き方向が反転するように
形成され、その溝16内にテープ心線18が収納されて
いるから、左巻きあるいは右巻きの一方向のみの溝内に
テープ心線18を収納する場合に比べてより多くの余長
が確保されていることになる。よって、保護シース6お
よび押さえ巻層20を取り除いて溝16を露出すれば、
その露出した溝16から簡単にテープ心線18を取り出
すことができる。これらのことから、分岐接続を容易に
行うことができる。
【0023】図2に示したように、ケーブル本体2に余
長をもたせるために吊り線4に対して蛇行させているの
で、その湾曲した箇所ではその内部のテープ心線18に
若干の曲げ応力が加わることになる。また、スロットロ
ッド12に形成された溝16も螺旋形状になっているの
で、その湾曲した箇所に収納されているテープ心線18
に若干の曲げ応力が加わることになる。そして、ケーブ
ル本体2の湾曲箇所とスロットロッド12に形成された
溝16の湾曲箇所とが一致したときには、テープ心線1
8に加わる曲げ応力が倍増し、テープ心線18の伝送損
失が増えるおそれがある。
【0024】しかし、本例の架空光ケーブル1において
は、ケーブル本体2の吊り線4に対する撚りピッチPc
と、スロットロッド12に形成された溝16の左右巻き
ピッチPiとが互いに整数倍とならないように設定され
ているから、テープ心線18に加わる曲げ応力がケーブ
ルの一カ所で集中するのが回避され、伝送損失の増加を
抑えることができる。
【0025】なお、ケーブル本体2のスロットロッド1
2に形成される溝16の数は、本例に限定されず、複数
あるものは本発明に含まれる。また、各溝16に収納さ
れるテープ心線18の数も本例に限定されず、一枚のみ
収納されたものであってもよい。また、テープ心線18
を構成する光ファイバ素線22の本数も本例に限定され
ず、複数本あるものは本発明に含まれる。さらに、本例
では、溝16の左右の巻きピッチは同じPiとしている
が、ケーブル本体2の吊り線4に対する撚りピッチPc
の整数倍にならなければ、左巻きと右巻きとでピッチを
異ならせたものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0027】(1) 請求項1記載の発明に係る架空光ケ
ーブルは、ケーブル本体の部分には余分な張力が加わら
ないので、テープ心線の特性が損なわれず、しかも、テ
ープ心線の分岐作業を容易に行うことができる。
【0028】(2) 請求項2記載の発明では、テープ心
線に加わる曲げ応力がケーブルの一カ所に集中するのが
回避され、伝送損失の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る架空光ケーブルの側面
図である。
【図2】図1の架空光ケーブルの底面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】スロットロッドに形成された溝の形状を説明す
るための図である。
【図5】光ファイバケーブルを吊り線とケーブルリング
を使用して電柱に取り付けた状態を示す側面図である。
【図6】従来の架空光ケーブルを示す側面図である。
【符号の説明】 1…架空光ケーブル、2…ケーブル本体、4…吊り線、
6…保護シース、8…くびれ部、10…窓、12…スロ
ットロッド、16…溝、18…テープ心線、Pc…撚り
ピッチ、Pi…溝の左右巻きピッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大泉 晴郎 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 辻 貢司 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル本体と吊り線とを備え、ケーブ
    ル本体は、吊り線の単位長さよりも軸長が長くなるよう
    に若干の撚りをかけた状態で吊り線に沿って配置される
    とともに、ケーブル本体と吊り線とが保護シースで一体
    に被覆されてなり、前記ケーブル本体は、スロットロッ
    ドの外周部において複数の溝が設けられ、これらの各溝
    は、スロットロッドの軸方向に沿って延びかつスロット
    ロッドの周面に沿って左右交互に巻き方向が所定ピッチ
    ごとに反転するように形成されており、これらの各溝内
    にテープ心線が収納されていることを特徴とする架空光
    ケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の架空光ケーブルにおい
    て、 前記ケーブル本体の吊り線に対する撚りピッチと、前記
    スロットロッドに形成された溝の左右巻きピッチとが互
    いに整数倍とならないように設定されていることを特徴
    とする架空光ケーブル。
JP00406296A 1996-01-12 1996-01-12 架空光ケーブル Expired - Lifetime JP3667851B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106324782A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 广东亨通光电科技有限公司 一种御冰雪架空光缆
CN121050040A (zh) * 2025-11-06 2025-12-02 常熟迅联光电科技有限公司 一种防鸟啄引入光缆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106324782A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 广东亨通光电科技有限公司 一种御冰雪架空光缆
CN121050040A (zh) * 2025-11-06 2025-12-02 常熟迅联光电科技有限公司 一种防鸟啄引入光缆

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