JPH09197696A - 感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法 - Google Patents

感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法

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JPH09197696A
JPH09197696A JP8003200A JP320096A JPH09197696A JP H09197696 A JPH09197696 A JP H09197696A JP 8003200 A JP8003200 A JP 8003200A JP 320096 A JP320096 A JP 320096A JP H09197696 A JPH09197696 A JP H09197696A
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JP
Japan
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pipe
roll
photosensitive drum
recessed
burnishing
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JP8003200A
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English (en)
Inventor
Masaaki Oide
雅章 大出
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真用感光ドラムにおいて、レーザ光の
ような可干渉性の単色光により静電潜像を記録する際の
干渉による画像の濃淡ムラを防止しうる感光ドラム基体
用アルミニウム管の製造方法の提供を目的とする。 【解決手段】 アルミニウム素管の表面に、微細凹凸模
様が形成されたロールによりバニシング加工を施して該
凹凸模様を転写し、素管表面を微細に粗面化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザビームプ
リンタ、LEDプリンタ、液晶プリンタ、レーザファク
シミリ、複写機等の電子写真装置の感光ドラム基体とし
て用いられるアルミニウム管の製造方法に関する。
【0002】なお、この明細書において、アルミニウム
の語はアルミニウム及びアルミニウム合金の両方を含む
意味で用いる。
【0003】
【従来の技術】一般に、電子写真用感光ドラムは、アル
ミニウムからなる基体に感光層が被覆されたものに構成
されるが、かかる感光層として、セレン等の無機系光導
電材料に代えて有機物系材料を用いた有機感光体(いわ
ゆるOPC感光体)が、成膜性、軽量性、低価格性等の
面で優れているところから用いられるようになってい
る。
【0004】そして、有機感光体の機能、特性をさらに
向上させるために、近時、感光層を電荷発生層(CG
L)と電荷輸送層(CTL)を有するものに構成した積
層型と称される有機感光体が提供されている。また、高
感度の感光ドラムを得るため、前記電荷発生層を薄膜に
塗工することも行われるようになってきている。
【0005】一方、基体となるアルミニウム管は、前記
電荷発生層を薄くかつ均一な厚さに塗工するために、塗
工面が鏡面に仕上げられたものが必要とされる。このよ
うな基体として、近年、良好な表面平滑性が得られかつ
加工コストも低減できることから、EI管,ED管,D
I管等の無切削管が多用されている。
【0006】ところで、上記の積層型感光体等の感光ド
ラムを用いてデジタル画像情報を記録する方法として、
レーザビームプリンタ(LBP)の場合のように、レー
ザ光で感光体表面を光学的に走査することにより静電潜
像を記録するものがある。この際のレーザとして、一般
に半導体レーザ(発光波長650〜820nm程度)が
使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レーザ光が可
干渉性の単色光であり、かつ基体表面が鏡面であるが故
に、感光層を透過した光の基体表面での反射光と、感光
層表面での反射光とが干渉を起こすことがあり、ベタ画
像(特に中間調)の場合、干渉縞状の濃淡ムラが現れる
という問題があった。前述の無切削管においても、加工
によって発生するしわを除き、成形用金型との間でしご
き、押し付け等の加工が加わって高水準の鏡面に形成さ
れているため、このような問題が発生している。
【0008】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、電子写真用感光ドラムにおいて、
レーザ光のような可干渉性の単色光により静電潜像を記
録する際の干渉による画像の濃淡ムラを防止しうる感光
ドラム基体用アルミニウム管の製造方法の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、アルミニウム素管の表面に、微細凹凸
模様が形成されたロールによりバニシング加工を施して
該凹凸模様を転写し、素管表面を微細に粗面化すること
を特徴とする。
【0010】前記素管を構成するアルミニウム材の種類
は特に限定されるものではなく、切削性、強度、硬さ等
を考慮して各種アルミニウム材の中から適宜のものを選
択使用することができる。一般的には、純アルミニウム
系、A3000系、A6000系等のアルミニウム展伸
材が好適に用いられる。
【0011】また、アルミニウム素管としては、バニシ
ング加工後により微細に粗面化されるとはいえ、薄膜の
感光層を形成するために一定水準の表面平滑性が必要で
ある。この点で、EI管,ED管,DI管等の無切削管
を使用するのが良い。
【0012】バニシング加工は、硬質の工具をアルミニ
ウム素管の表面に押し付けながら摩擦することにより、
アルミニウム素管の表面に塑性変形を生じさせる加工方
法である。この発明においては、前記工具として表面に
微細な凹凸模様を形成したロールを使用し、素管の表面
を転圧することにより該凹凸模様を転写し、素管表面を
微細に粗面化して基体表面への入射光あるいは基体表面
からの反射光を不規則に屈折させる。
【0013】前記ロールに形成する模様は、入射光等を
乱反射させて干渉縞を解消できる微細なものであれば特
に限定されず、図1に示すような、スジ状(a)、斜線
状(b)、網目状(c)、斑点状(d)等を例示でき
る。入射光等を乱反射させるためには不規則な模様の方
が有効であるため、これらのうちでは(d)のランダム
な斑点状が好ましい。また、2種以上のロールを併用し
て模様の周期性を乱すことにより、より良好な干渉縞解
消効果が得られる。また、不規則な模様であっても粗す
ぎると乱反射させる効果に乏しいため、例えば(d)の
斑点状のものを単独で使用する場合、斑点間隔を平均5
0μm以下にすることが好ましい。
【0014】前記ロール表面への模様付けは、切削、研
磨、転造等により適宜行えば良く、図1(d)の斑点状
のものはショットブラストによっても形成することもで
きる。また、ロールの材質により微細な模様付けが困難
な場合は、軟質材のロールを用いて、模様付後にPV
D,CVD等により表面を硬化させても良い。
【0015】このようなロールを用いたバニシング加工
によりアルミニウム素管表面に転写形成される凹凸模様
の深さ、換言すればバニシング加工後の表面粗さは、R
max1〜5μmの範囲が好ましい。Rmax 1μm未満で
は鏡面仕上げとの差が少ないため、入射光を有効に乱反
射させることができず干渉縞を解消することができな
い。一方、Rmax 5μmを超えると表面が荒れすぎて、
OPCを薄くかつ均一に塗工することが困難となる。特
に好ましい深さの下限値は2μm、上限値は4μmであ
る。
【0016】
【実施例】A3003−H14からなるアルミニウムを
用い、これを押出したのち引抜いて、外径30mm×長
さ254mmの複数本のアルミニウム素管(ED管)を
製作した。
【0017】これらのアルミニウム素管に対して、表1
に示す各種ロールを用いてバニシング加工を施し、感光
ドラム基体を作製した。加工は、株式会社スギノマシン
製の19本ロールのローラーバニシング機「スパロー
ル」により、締め代50μm、送り速度2m/分の同一
条件で行った。なお、比較例2についてはバニシング加
工を行わなかった。各基体の表面粗さを表1に示す。
【0018】次に、各基体に電荷発生層と電荷輸送層と
を有する感光層を以下のようにして被覆形成して、感光
ドラムとした。即ち、電荷発生層は、無金属フタロシア
ニンをテトラヒドロフランにて4%に希釈して、膜厚が
約0.5μmになるように塗工し乾燥して形成した。次
に、CT剤(ヒドラゾン化合物)とCT樹脂(ポリカー
ボネート)を1:2の比率で塩化メチレンに溶解して、
膜厚が20μmになるように塗工し乾燥して電荷輸送層
とした。
【0019】そして、作製した各感光ドラムを、レーザ
ビームプリンタに組み込み、ドットパターンによる中間
色(灰色)のベタ焼き画像を印刷し、干渉縞状の濃淡ム
ラの有無を目視観察により調べた。結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果から、鏡面のロールでバニシン
グ加工したものあるいはバニシング加工をしなかった比
較例では干渉縞が認められたのに対して、凹凸模様が形
成されたロールでバニシング加工した各実施例ではいず
れも干渉縞が認められなかった。
【0022】
【発明の効果】以上の次第で、この発明の感光ドラム基
体用アルミニウム管の製造方法は、アルミニウム素管の
表面に、微細凹凸模様が形成されたロールによりバニシ
ング加工を施して該凹凸模様を転写するものであるか
ら、管表面が微細に粗面化された状態となっている。こ
のため、このアルミニウム管を基体として使用し、表面
に感光層を塗工して感光ドラムを形成した際には、基体
表面への入射光あるいは基体表面からの反射光を不規則
に屈折させることができ、感光層表面の反射光との干渉
を抑制することができる。その結果、レーザ光の如き可
干渉性の単色光で感光ドラム表面を走査して静電潜像を
記録する方式の有機感光体において、基体表面からの反
射光と感光層表面での反射光との干渉に起因して生じて
いたベタ画像(特に中間調)の干渉縞状の濃淡ムラの発
生を抑制することができ、画像品質を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、バニシング加工に用いるロ
ール表面の微細凹凸模様の例である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム素管の表面に、微細凹凸模
    様が形成されたロールによりバニシング加工を施して該
    凹凸模様を転写し、素管表面を微細に粗面化することを
    特徴とする感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方
    法。
JP8003200A 1996-01-11 1996-01-11 感光ドラム基体用アルミニウム管の製造方法 Pending JPH09197696A (ja)

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