JPH0919801A - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ

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Publication number
JPH0919801A
JPH0919801A JP17329095A JP17329095A JPH0919801A JP H0919801 A JPH0919801 A JP H0919801A JP 17329095 A JP17329095 A JP 17329095A JP 17329095 A JP17329095 A JP 17329095A JP H0919801 A JPH0919801 A JP H0919801A
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JP
Japan
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eccentric shaft
tool
piece
moving member
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP17329095A
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English (en)
Inventor
Hajime Mizutani
肇 水谷
Masaki Shimonosono
勝紀 下之薗
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Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切削工具の半径方向位置を調節可能で寿命の長
い工具ホルダを得る。 【解決手段】偏心軸18は、中心線Lから偏心した先端
部28を備えており、先端部28には駒36を介してア
ダプタ13が嵌合されている。先端部28と駒36とは
ころがり軸受け40を介して嵌合され、駒36は両側面
45,46においてアダプタ13にリニアベアリング4
8,49を介して嵌合されている。偏心軸18が中心線
L回りに回転させられると、先端部28が中心線L回り
に公転させられ、アダプタ13が直径方向に移動させら
れ、切削工具の半径方向における位置が変えられる。こ
ろがり軸受け40,リニアベアリング48,49によっ
て、偏心軸18,駒36,アダプタ13の摩耗が防止さ
れ、耐久性が向上する。ころがり軸受け40,リニアベ
アリング48,49をネガティブクリアランスとするこ
とにより、加工精度も向上させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具のホルダ
本体に対する半径方向の位置を調節し得る工具ホルダに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、切削工具のホルダ本体に対す
る半径方向の位置を調節し得る工具ホルダが知られてい
る。その一例として、図6に示す工具ホルダがある。こ
の工具ホルダにおいては、ホルダ本体300に軸方向に
摺動可能に嵌合された中心軸301が、先端部302の
外周面に中心線Aに対して傾斜して設けられた第一係合
突部304と、中間部306の外周面に中心線Aに対し
て第一係合突部304とは反対方向に傾斜して設けられ
た第二係合突部308とを有している。先端部302に
は、工具取付部を備えてホルダ本体300に直径方向に
移動可能に保持された移動部材310が係合させられ、
中間部306には、ホルダ本体300に直径方向に移動
可能に保持されたバランサ312が係合させられてい
る。移動部材310は、先端部302の第一係合突部3
04に係合する図示しない係合凹部を有し、バランサ3
12も、同様に、第二係合突部308に係合する図示し
ない係合凹部を有している。
【0003】したがって、中心軸301が軸方向に移動
させられると、移動部材310がホルダ本体300の直
径方向に移動させられるとともに、バランサ312もホ
ルダ本体300の直径方向に移動部材310とは中心線
Aに対して反対向きに移動させられる。移動部材310
の直径方向の移動に伴って切削工具が半径方向に移動さ
せられる。また、移動部材310とバランサ312と
が、互いに中心線Aに対して反対向きに移動させられる
ため、切削工具の半径方向における位置が変化しても工
具ホルダ全体のバランスが保たれ、あるいはバランスの
低下が抑制される。そのため、切削工具を高速で回転さ
せて被加工物に加工を行う場合にも、被加工物の加工精
度の低下を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記工具ホル
ダを製作する場合には、高い加工精度が要求されるとい
う問題があった。移動部材310およびバランサ312
は、上述のように、ホルダ本体300に直径方向に移動
可能に保持させるとともに、中心軸301の第一,第二
係合突部304,308と係合する係合凹部をそれぞれ
形成するのであるが、その場合に各嵌合部間のクリアラ
ンスを小さくしなければならず、係合凹部と第一,第二
係合突部304,308との傾斜角度を正確に一致させ
なければならないのである。
【0005】第一,第二係合突部304,308と移動
部材310およびバランサ312の、ホルダ本体300
および中心軸301との嵌合部のクリアランスが大きい
と、ホルダ本体300および中心軸301に対する移動
部材310やバランサ312のがたつきが大きくなり、
振動発生の原因になるとともに、切削工具の半径方向に
おける位置決め精度が低下し、被加工物の加工精度が低
下してしまうのである。そして、クリアランスを小さく
すれば、各係合凹部の傾斜角度と第一,第二係合突部3
04,306の傾斜角度とを正確に合致させないと、移
動部材310やバランサ312をホルダ本体300や中
心軸301に対して移動させることができない。
【0006】上記問題を解決するために、上述のよう
に、中心軸を軸方向に移動させることによって切削工具
を半径方向に移動させるのではなく、偏心軸を回転させ
ることによって切削工具を半径方向に移動させる工具ホ
ルダを開発した。このバランサ付き偏心軸式工具ホルダ
は、(1) ホルダ本体と、(2) そのホルダ本体に第一軸線
回りに回転可能に保持され、第一軸線から偏心した第二
軸線を有する第一偏心軸部と、第一軸線に対して第二軸
線とは反対側へ偏心して設けられた第二偏心軸部とを備
えた偏心軸と、(3) その第一偏心軸部に相対回転可能か
つ相対移動可能に嵌合する嵌合溝と、切削工具が取り付
けられる工具取付部とを備えた移動部材と、(4) その移
動部材を前記ホルダ本体の端面に嵌合溝とほぼ直交する
方向に相対移動可能に取り付ける取付装置と、(5) 前記
第二偏心軸部に、前記移動部材の移動方向と平行な方向
に移動可能に係合させられたバランサとを含むものであ
る。
【0007】この工具ホルダにおいては、偏心軸が第一
軸線回りに回転させられると第一偏心軸部が第二軸線回
りに自転しつつ第一軸線回りに公転させられる。それに
伴って、移動部材が嵌合溝とほぼ直交する方向に移動さ
せられるとともにバランサが移動部材とは反対側に移動
させられる。移動部材の移動に伴って、工具取付部に取
り付られた切削工具がホルダ本体の半径方向に移動させ
られる。
【0008】つまり、本工具ホルダにおいては、偏心軸
の回転によって移動部材が直径方向に移動させられるた
め、従来の工具ホルダほど高い加工精度は要求されな
い。また、バランサが、移動部材とは反対側に移動させ
られるため、切削工具が半径方向に移動させられても、
工具ホルダ全体のバランス低下が抑制または防止され
る。そのため、切削工具を高速で回転させて被加工物に
加工を行う場合にも、被加工物の加工精度の低下が抑制
される。
【0009】しかし、上記工具ホルダには、移動部材が
嵌合溝において偏心軸と線接触しているため摩耗し易
く、加工精度か低下して移動部材や偏心軸の寿命が短い
という問題があった。この問題は、バランサの有無とは
無関係に偏心軸式の工具ホルダにおいて一般に生じる問
題である。切削工具を回転させないで被加工物の加工を
行う場合にはバランサは不要であり、切削工具を回転さ
せる場合でも回転速度が低い場合にはバランサを省略し
得るのであって、バランサを有しない工具ホルダも使用
されているのであり、この種の偏心軸式工具ホルダにお
いても、上記寿命不足の問題は同様に生じるのである。
【0010】そこで第一発明は、偏心軸式工具ホルダに
おいて、移動部材や偏心軸の寿命を長くすることを課題
としてなされたものである。第二発明の課題は、第一発
明に係る工具ホルダの加工精度を向上させることであ
る。第三発明の課題は、第一発明および第二発明に係る
工具ホルダの回転時における振動発生を良好に回避する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして第一発明の要旨
は、工具ホルダを、(1) ホルダ本体と、(2) そのホルダ
本体に第一軸線回りに回転可能に保持され、第一軸線か
ら偏心した第二軸線を有する第一偏心軸部と、第一軸線
に対して第二軸線とは反対側へ偏心して設けられた第二
偏心軸部とを備えた偏心軸と、(3) 偏心軸部に、嵌合穴
において相対回転可能に嵌合され、前記第二軸線に直角
な一直線に平行に延びる2側面を備えた駒と、(4) その
駒の2側面と相対移動可能に嵌合する嵌合溝と切削工具
が取り付けられる工具取付部とを備えた移動部材と、
(5) その移動部材を前記ホルダ本体の端面に前記嵌合溝
とほぼ直交する方向に相対移動可能に取り付ける取付装
置とを含むものとすることにある。
【0012】駒は、嵌合溝に嵌合される2側面を備えて
いれば、どのような形状を成していてもよく、直方体状
を成していても、曲面部を備えた形状を成していてもよ
い。また、駒の2側面と嵌合する移動部材の嵌合溝に
は、凹部も含まれる。凹部は、溝の両端が塞がれている
ものとみなすことができるからである。
【0013】第二発明の要旨は、偏心軸部と駒の嵌合穴
との間、駒の2側面と移動部材の嵌合溝との間の少なく
とも一方にころがり軸受をネガティブクリアランスで配
設したことにある。ころがり軸受は、偏心軸部と駒との
間のみに配設しても、駒と移動部材との間のみに配設し
ても、これら両方にそれぞれ配設してもよい。
【0014】また、第三発明の要旨は、偏心軸を、偏心
軸部である第一偏心軸部とは軸方向に隔たった位置に、
第二偏心軸部を第一軸線に対して第一偏心軸部とは反対
側へ偏心した状態で備えたものとし、その第二偏心軸部
に、ホルダ本体に移動部材の移動方向と平行な方向に移
動可能に保持させたバランサを、そのバランサの移動方
向と第一軸線とに直角な方向に延びた係合溝において係
合させたことにある。つまり、切削工具を高速で回転さ
せて被加工物に加工を行う場合に、切削工具が半径方向
に移動させられても工具ホルダ全体のバランスの低下が
抑制または防止されるように、移動部材と逆向きに移動
するバランサを設けたのであり、見方を変えれば、前述
のバランサ付き偏心軸式工具ホルダに第一発明に係る駒
を追加したものであるとも言える。
【0015】
【作用】第一発明の工具ホルダにおいては、偏心軸が第
一軸線回りに回転させられると偏心軸部が第二軸線回り
に自転しつつ第一軸線回りに公転させられる。それに伴
って駒が嵌合溝に沿って移動させられ、その駒と共に移
動部材が嵌合溝と直交する方向、すなわち、取付装置に
よって移動が許容される方向に移動させられる。移動部
材の移動に伴って、工具取付部に取り付けられた切削工
具の半径方向における位置が変わる。
【0016】この工具ホルダにおいては、駒が、移動部
材の嵌合溝に2側面において係合するため、嵌合溝や駒
が摩耗し難くなる。従来の工具ホルダにおいては、偏心
軸と移動部材とが線接触しつつ滑ったため摩耗し易かっ
たのであるが、本工具ホルダにおいては、偏心軸と移動
部材との間に駒が配設され、駒と移動部材とが面同士で
係合させられるため摩耗し難いのである。また、偏心軸
と駒との間においても、偏心軸の外周面と駒の嵌合穴の
内周面とが面同士で係合させられるため、これらが摩耗
し難くなり、寿命が長くなる。
【0017】第二発明の工具ホルダにおいては、偏心軸
部と移動部材との間,駒の2側面と移動部材との間の少
なくとも一方にころがり軸受が配設され、これらの間が
ネガティブクリアランスとされる。そのため、これら少
なくとも一方におけるがたつきが実質的になくなり、移
動部材の直径方向における位置決め精度が向上する。ま
た、ころがり軸受の配設によって、係合部が一層摩耗し
難くなり、寿命も延びる。
【0018】第三発明の工具ホルダにおいては、偏心軸
が第一偏心軸部とは軸方向に隔たった位置に第一偏心軸
部とは反対側に偏心した第二偏心軸部を備え、その第二
偏心軸部にバランサが係合させられている。そのため、
偏心軸の回転に伴って、移動部材とバランサとが、互い
に逆の向きに移動させられ、切削工具が半径方向に移動
させられても、工具ホルダ全体のバランスの低下が抑制
される。
【0019】また、バランサは、工具ホルダに、移動部
材の移動方向と平行な方向に移動可能に保持され、偏心
軸の第二偏心軸部に、バランサ自体に設けられた上述の
移動部材の移動方向と第一軸線とに直交する方向に延び
た係合溝において係合させられる。そのため、バランサ
の偏心軸への係合が容易となる。
【0020】
【発明の効果】第一発明においては、移動部材と偏心軸
との間に駒が配設され、偏心軸と駒、駒と移動部材とが
それぞれ面同士で係合させられるため、これらが摩耗し
難くなり、寿命が長くなる効果が得られる。第二発明に
おいては、偏心軸と駒との間,駒と移動部材との間の少
なくとも一方のがたつきが小さくされるため、第一発明
の効果に加え、切削工具の半径方向における位置決め精
度が向上し、被加工物の加工精度が向上する効果が得ら
れる。また、ころがり軸受によって、各部材の係合部が
一層摩耗し難くなるため、さらに寿命が長くなる。第三
発明の工具ホルダにおいては、切削工具が半径方向に移
動させられても工具ホルダ全体のバランスの低下が抑制
または防止される。そのため、第一発明の効果に加え、
切削工具を高速で回転して被加工物の加工を行う場合に
も、被加工物の加工精度の低下を抑制または防止し得
る。
【0021】
【発明の補足説明】本発明は請求項に記載の態様の他、
以下に列挙する態様でも実施することができる。 (1)前記ころがり軸受が、前記偏心軸部と前記駒の嵌
合穴との間と、駒の前記2側面と前記移動部材の嵌合溝
との間との両方に設けられた請求項2または3に記載の
工具ホルダ。偏心軸と駒との間と、駒と移動部材との間
との両方をネガティブクリアランスとすることによっ
て、これらの間のがたつきをなくし得、被加工物の加工
精度の向上を図ることができる。また、耐久性をさらに
向上させることができる。 (2)前記第一偏心軸部が前記偏心軸の先端部に形成さ
れ、第二偏心軸部が中間部に形成された請求項3または
態様1に記載の工具ホルダ。 (3)さらに、前記移動部材の工具取付部に取り外し可
能に取り付けられる工具部保持材を含み、その工具部保
持材が前記切削工具をほぼ第一軸線からの放射方向であ
ってかつほぼ前記嵌合溝の長手方向に直角な向きで保持
する工具保持部を備えた請求項1ないし3,態様1,2
のいずれか1つに記載の工具ホルダ。移動部材の工具取
付部には、切削工具を直接取り付けることも可能である
が、本態様においては、切削工具を保持する工具保持部
を備えた工具部保持材が取り付けられることになる。工
具部保持材が着脱可能とされているため、切削工具の交
換が容易である。また、嵌合溝の長手方向に直角な向き
は移動部材の移動方向である。本態様においては、工具
保持材が工具取付部に取り付けられた状態では、切削工
具が工具保持部に第一軸線からの放射方向であってかつ
移動部材の移動方向に平行な方向に保持されることにな
る。切削工具が嵌合溝の長手方向に平行な方向、すなわ
ち、移動部材の移動方向と直交する方向に保持されてい
る場合には、移動部材が直径方向に移動しても切削工具
の第一軸線からの隔たりは殆ど変化しない。そこで本態
様のように、切削工具を保持させて切削工具の第一軸線
からの隔たりの変化量を大きくすることが望ましいので
ある。 (4)前記偏心軸が前記ホルダ本体にネガティブクリア
ランスの軸受を介して回転可能に保持されている請求項
1ないし3,態様1ないし3のいずれか1つに記載の工
具ホルダ。偏心軸のホルダ本体に対するがたつきを小さ
くし得、加工精度を向上させることができる。 (5)前記偏心軸がボールねじ装置により回転させられ
る請求項1ないし3,態様1ないし4のいずれか1つに
記載の工具ホルダ。ボールねじ装置は、直線運動を回転
運動に変換する装置である。ボールねじ装置の軸方向移
動軸を軸方向に移動させれば、偏心軸を回転させること
ができる。軸方向移動軸の軸方向の移動量の調節によっ
て偏心軸の回転量を調節し得、移動部材の直径方向の移
動量を調節することができる。 (6)前記偏心軸が、さらに、軸方向に第二偏心軸部に
対して第一偏心軸部とは反対側の位置に、第一軸線に対
して第二偏心軸部とは反対側へ偏心した状態で第三偏心
軸部を備え、その第三偏心軸部に、前記ホルダ本体に前
記移動部材の移動方向と平行な方向に移動可能なバラン
サが保持された請求項3,態様1〜5のいずれか1つに
記載の工具ホルダ。請求項3記載の工具ホルダにおいて
は、第二偏心軸部に保持されたバランサの質量,偏心量
(第二偏心軸部の中心線の第一軸線からの隔たり)およ
び移動部材,切削工具等の質量,偏心量(第一軸線と第
二軸線との隔たり)等を適切に選定すれば、切削工具が
半径方向に移動させられても、工具ホルダ全体の静バラ
ンスが保たれるようにすることが可能である。回転体で
ある工具ホルダ全体の重心を、常に、回転軸である第一
軸線上にあるようにすることが可能なのである。しか
し、工具ホルダの静バランスが保たれても、回転時に
は、遠心力によって第一軸線に直角な軸回りのモーメン
ト(不釣合いモーメント)が生じる場合がある。それに
対して、本態様の工具ホルダは、第三偏心軸部を備えて
おり、その第三偏心軸部には、バランサが保持されてい
る。そのため、本態様の工具ホルダにおいて、上記各要
件の他に、第三偏心軸部に保持されたバランサの質量お
よび偏心量(第三偏心軸部の中心線の第一軸線からの隔
たり)と、第一偏心軸部,第二偏心軸部および第三偏心
軸部の軸方向における相対位置等を適切に設定すれば、
切削工具が半径方向に移動させられても不釣合いモーメ
ントが生じることを回避することができる。切削工具が
半径方向に移動させられても、工具ホルダ全体の動バラ
ンスが保たれるようにすることが可能なのであり、その
結果、加工精度を、さらに向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、第一発明ないし第三発明に
共通の一実施形態である工具ホルダを図面に基づいて詳
細に説明する。図1において、工具ホルダは、ホルダ本
体10の後端(図における右端)の嵌合部12において
図示しない主軸に嵌合され、ボルト等適宜の固定手段で
固定される。ホルダ本体10の先端(図における左端)
にはアダプタ13が取り付けられており、このアダプタ
13は工具取付部14を備えていて、この工具取付部1
4に図示しない工具保持部材が取り外し可能に取り付け
られる。工具部保持部材は切削工具を保持する切削工具
保持部を備えている。主軸の回転に伴って、ホルダ本体
10およびアダプタ13が回転させられ、アダプタ13
に工具保持部材を介して取り付けられている切削工具も
回転させられて、図示しない被加工物に中ぐり加工が施
される。
【0023】ホルダ本体10には、第一軸線としての中
心線Lに沿って貫通穴16が形成され、その貫通穴16
には、偏心軸18が、ころがり軸受20,21を介して
中心線Lの回りに回転可能に保持されている。また、ホ
ルダ本体10の先端部には矢印P方向に延びる嵌合溝2
4(図2,3参照)が形成され、その嵌合溝24の底面
26から偏心軸18の先端部28が突出させられてい
る。先端部28は、中心線Lから偏心した第二軸線とし
ての中心線Mを有し、特許請求の範囲にいう第一偏心部
となっている。偏心軸18は、また、第一偏心部として
の先端部28とは中心線L方向に隔たった位置に、第二
偏心部としての中間部32を備えている。中間部32の
中心線Nは、中心線Lに対して、中心線Mとは反対側に
偏心している。
【0024】偏心軸18の先端部28には、概して直方
体状を成した駒36が嵌合穴38において相対回転可能
に嵌合している。先端部28と嵌合穴38との間には、
ころがり軸受40が配設されている。ころがり軸受40
はインナレースとアウタレースとの間に複列のボールが
配設されたものであり、インナレースとアウタレースと
の隙間がボールの直径より僅かに小さくされたネガティ
ブクリアランスのボール軸受である。そして、インナレ
ースは先端部28に、アウタレースは嵌合穴38にそれ
ぞれしまり嵌合されているため、先端部28と駒36と
の嵌合部には隙間が存在しない。
【0025】駒36は、中心線Mと直交する2組の相対
向する2側面を有している。それらのうち、矢印P方向
に延びる両側面を側面42,43とし、その側面42,
43と直交する方向(矢印Q方向)に延びる両側面を側
面45,46とする。駒36の、側面45,46には、
リニアベアリング48,49を介して前記アダプタ13
の嵌合溝52が相対移動可能に嵌合しているが、側面4
2,43は他の部材によって拘束されない自由側面であ
る。換言すれば、駒36とアダプタ13とは、図2にお
ける矢印Q方向の相対移動が許容され、矢印P方向の相
対移動が阻止された状態で、互いに嵌合されているので
ある。
【0026】アダプタ13は、上記嵌合溝52を有する
嵌合部54と、工具取付部14とを備えたものであり、
嵌合部54において、前記ホルダ本体10の嵌合溝24
に相対移動可能に嵌合されている。嵌合部54は断面が
四角形の矢印P方向に延びる長手形状を成しており、そ
の中央部に嵌合溝52が矢印Q方向に延びて形成されて
いる。前記駒36の側面45,46が、この嵌合溝52
の内側面56,58にリニアベアリング48,49を介
して係合させられているのである。また、嵌合部54の
先端面60の両縁には、図3に示すように、矢印Qと直
角な方向(矢印Pの方向)に延びた切欠62,63が形
成されており、その切欠62,63およびホルダ本体1
0の嵌合溝24の両側壁65,66の端面68,69と
に跨がって押さえ板71,72が配設されている。押さ
え板71,72は、ホルダ本体10の端面68,69に
ボルト74,75によって固定され、嵌合部54の切欠
62,63に係合させられているのである。
【0027】アダプタ13は、嵌合部54において嵌合
溝52に、それの両側壁65,66に沿った方向(矢印
P方向)に移動可能に嵌合され、押さえ板71,72に
よってホルダ本体10からの抜け出しが防止されてい
る。つまり、切欠62,63,押さえ板71,72,ボ
ルト74,75等がアダプタ13を矢印P方向に相対移
動可能にホルダ本体10に取り付ける取付装置を構成し
ているのである。アダプタ13がホルダ本体10に取り
付けられた状態では、アダプタ13の嵌合溝52の底面
と偏心軸18および駒36の端面との間に隙間が生じ、
偏心軸18の回転,駒36の移動が許容されるようにな
っている。
【0028】アダプタ13の嵌合溝52の内側面56と
駒36の側面45との間に設けられたリニアベアリング
48は、アウタレース78が側面56に形成された嵌合
凹部に、両端が曲げられた支持板80を介して嵌合さ
れ、インナレース82が側面45に形成された嵌合凹部
に嵌合されている。アウタレース78とインナレース8
2との互いに対向する面にはそれぞれは頂角が90度の
V溝が形成されており、これら両V溝に跨がって、複数
個の円筒形のローラ84が、各ローラ84の軸線が交互
に90度異なる2方向を向く状態で配設されている。隣
接するローラ84同士は互いに接触することなく、各々
回転可能にリテーナ86に保持されている。リテーナ8
6は両端部がV字形に屈曲させられて弾性変形部88と
されており、この弾性変形部88が上記支持板80の曲
げられた両端部に当接させられている。したがって、リ
テーナ86およびそれに保持されているローラ84はア
ウタレース78の長手方向の中央部に位置する状態で組
み付けられることが保証され、アダプタ13の移動につ
れてリテーナ86が移動することは弾性変形部88の弾
性変形により許容される。
【0029】リニアベアリング49もリニアベアリング
48と同じ構造を備えており、両リニアベアリング4
8,49が組み付けられた状態ではローラ84の外周面
とアウタレース78およびインナレース82のV溝の溝
側面とが互いに押し付けられてネガティブクリアランス
となるように各部の寸法が決定されている。なお、ロー
ラ84の軸方向の寸法は直径より僅かに小さくされてお
り、ローラ84が軸方向の両側からアウタレース78と
インナレース82とに強く挟まれて回転を妨げられるこ
とはない。
【0030】工具取付部14には、前述のように、図示
しない工具部保持材が取り付けられるが、その工具部保
持材の工具保持部は、切削工具を嵌合溝52の長手方向
に直角な方向(矢印P方向)に保持する位置および形状
で形成される。本実施形態においては、切削工具が板状
のスローアウェイチップであり、それのすくい面がホル
ダ本体10の中心線Lからの放射線の1本にほぼ沿う姿
勢で工具保持部材の工具保持部に保持されるのである
が、その1本の放射線が矢印Pの方向となるようにされ
るのである。換言すれば、切削工具がアダプタ13の移
動方向と平行な方向に保持されるのである。したがっ
て、アダプタ13の移動に伴う切削工具の中心線Lから
の隔たりの変化量は、アダプタ13の移動量とほぼ等し
いことになり、偏心軸18の回転に伴う切削工具の刃先
位置の半径方向における変化量を大きくすることができ
る。
【0031】ホルダ本体10の、前記偏心軸18の中間
部32に対応する部分には、上述のアダプタ13の嵌合
溝52の長手方向と直交する方向(矢印P方向)、すな
わち、アダプタ13の移動方向と平行な方向に延びる嵌
合穴90が形成され、その嵌合穴90には、バランサ9
2が移動可能に保持されている。バランサ92の中央部
にはU字型の係合溝94が、バランサ92の移動方向
(矢印P方向)および中心線Lと直交する方向(矢印Q
方向)、すなわち、嵌合溝52の長手方向と平行な方向
に延びて形成されており、その係合溝94に中間部32
が係合させられている。
【0032】偏心軸18の後端部96には、ボールねじ
装置98のナット100が固定されている。ナット10
0にはねじ軸102が図示しないボールを介して嵌合さ
れており、ナット100の軸方向の移動は偏心軸18に
より防止され、ねじ軸102の回転は図示しない回転防
止手段により防止されている。したがって、ねじ軸10
2が図示しない軸方向駆動装置により軸方向に移動させ
られれば、ナット100および偏心軸18が中心線Lの
回りに回転させられる。
【0033】以上のように構成された工具ホルダは、前
述のように、工具取付部14に図示しない工具保持部材
を取り付けて使用される。工具保持部材はテーパ嵌合穴
においてテーパ軸状の工具取付部14にしまり嵌合され
るとともに、端面が嵌合部54の端面に当接させられ、
強固にかつ高精度でアダプタ13に固定される。その状
態で、偏心軸18が中心線Lの回りに回転させられれ
ば、先端部28が中心線Mの回りに自転しつつ中心線L
の回りに公転し、中間部32が中心線Nの回りに自転し
つつ中心線Lの回りに公転する。先端部28の回転に伴
って、アダプタ13が駒36を介して矢印P方向に移動
させられるとともに、バランサ92が矢印P方向のアダ
プタ13とは中心線Lに対して反対向きに移動させられ
る。アダプタ13の移動に伴って、工具保持部材および
切削工具が移動させられ、刃先の半径方向位置が変えら
れる。ねじ軸102の軸方向の移動量を調節することに
より、偏心軸18の回転量および切削工具の半径方向の
移動量を調節し得るのであって、本実施形態においては
アダプタ13が請求項1にいう移動部材として機能す
る。
【0034】主軸の回転に伴ってホルダ本体10が回転
させられると、工具取付部14に取付られた切削工具が
回転させられ、図示しない被加工物に中ぐり加工が行わ
れる。本実施形態においては切削工具の半径方向におけ
る位置が偏心軸18の回転によって変えられるため、被
加工物に形成される穴の内径を変化させたり、内径加工
後に切削工具を加工穴の内周面に接触しない位置へリト
ラクトさせたりすることができる。
【0035】また、偏心軸18と駒36との間には、ネ
ガティブクリアランスのころがり軸受40が配設され、
アダプタ13と駒36との間にはリニアベアリング4
8,49がネガティブクリアランスで配設されているた
め、これら偏心軸18と駒36、駒36とアダプタ13
との間に遊びがなく、切削工具の半径方向の位置決めを
精度良く行うことができ、被加工物の加工精度を向上さ
せることができる。さらに、これらの接触部において、
これら偏心軸18,駒36,アダプタ13の各部材が摩
耗することがないため、これら各部材の寿命を長くする
ことができる。
【0036】また、バランサ92が、アダプタ13(切
削工具)とは逆向きに移動させられるため、工具ホルダ
全体のバランスを良好に保つことができ、加工精度を向
上させることができる。
【0037】なお、上記実施形態においては、偏心軸1
8と駒36との間,駒36とアダプタ13との間の両方
にころがり軸受が配設され、ネガティブクリアランスと
されていたが、いずれか一方のみにころがり軸受が配設
され、ネガティブクリアランスとされてもよい。いずれ
か一方がネガティブクリアランスとされれば、その分、
被加工物の加工精度を向上させることができるからであ
る。また、これら接触部における両部材が摩耗しなくな
るため、寿命を長くすることができる。ただし、ネガテ
ィブクリアランスにするためにはころがり軸受を配設す
ることが不可欠であるが、ころがり軸受を配設するから
と言って必ずネガティブクリアランスにしなければなら
ないわけではない。ネガティブクリアランスにしなくて
も寿命延長効果は得られるのである。
【0038】また、第一発明においては、ころがり軸受
40,リニアベアリング48,49は不可欠ではない。
ころがり軸受40,リニアベアリング48,49が設け
られなくても、偏心軸とアダプタ13等の移動部材との
間に駒が配設されることによって、これら各部材の耐久
性が向上する。偏心軸および駒,駒および移動部材がそ
れぞれ面同士で接触するため、線接触の場合に比較し
て、摩耗し難くなるからである。
【0039】さらに、上記実施形態においては、バラン
サ92が配設されていたが、第一,第二発明において
は、バランサ92は不可欠ではない。バランサ92が設
けられていなくても、切削工具の回転速度が遅い場合、
切削工具が回転させられないで被加工物が回転させられ
る場合等には支障はないのである。
【0040】また、上記実施形態においては、偏心軸1
8が、ボールねじ装置98によって回転させられるよう
になっていたが、偏心軸18に回転モータ等を接続し
て、モータによって回転させられるようにすることもで
きる。
【0041】さらに、バランサ92と偏心軸18との間
にも駒ところがり軸受との両方を配設することもでき
る。これにより、バランサ92のがたつきを小さくし
て、被加工物の加工精度を向上させることができる。バ
ランサ92と偏心軸18との間に、駒ところがり軸受と
のいずれか一方のみを配設することもできる。駒のみを
配設する場合には、中間部32に駒を相対回転可能に嵌
合してその駒をバランサ92の係合溝94に面接触させ
るのであり、ころがり軸受のみを配設する場合には、イ
ンナレースを中間部32にしまり嵌合し、アウタレース
をバランサ92の係合溝に線接触させるのであり、いず
れによっても摩耗を低減させることができる。ただし、
中間部32にころがり軸受のインナレースを嵌合するた
めには、偏心軸18の、軸方向において中間部32の両
側に位置する部分の少なくも一方の直径を、中間部32
の直径より小さくし、その直径の小さい部分を通過させ
てころがり軸受を中間部32に嵌合し得るようにするこ
とが必要である。駒についても同様であるが、駒の場合
は、嵌合穴の位置直径上において二つに分割すればその
必要がなくなる。また、アダプタ13とホルダ本体10
および押さえ板71,72との間にリニアベアリングを
配設してもよい。
【0042】さらに、上記実施形態においては、アダプ
タ13をホルダ本体10に矢印P方向に相対移動可能に
取り付ける取付装置が、切欠62,63,押さえ板7
1,72,ボルト74,75等によって構成されていた
が、取付装置を他の態様のものとすることができる。図
4,5において、移動部材としてのアダプタ150は、
概して円盤状を成した嵌合部152と工具取付部14と
を備えている。嵌合部152の中央部には、矢印Q方向
に延びる嵌合溝154が形成されるとともに、その嵌合
部152の外周縁部には、嵌合溝154の長手方向と直
交する方向(矢印P方向)に延びるU字形の切欠15
6,158が形成されている。
【0043】それに対して、ホルダ本体160の端面1
62の、アダプタ150の切欠156,158に対応す
る位置には、雌ねじ穴164,166が形成され、切欠
156,158を経て、ボルト170,172がそれぞ
れ螺合されている。ボルト170,172の軸部は雄ね
じ部より太くされて軸部と雄ねじ部との間に形成された
段付面がホルダ本体160の端面に当接しており、か
つ、軸部の直径が切欠156,158の幅より僅かに小
さいのみとされて、アダプタ150は切欠156,15
8の幅方向には実質的に移動不能となっている。つま
り、アダプタ150は、嵌合溝154の長手方向と直交
する方向に相対移動可能にホルダ本体160に取り付け
られていることになる。また、ボルト170,172に
はそれぞれ皿ばね174,176および平ワッシャ17
8,180が嵌合されており、皿ばね174,176の
弾性力によりアダプタ150がホルダ本体160に押し
付けられている。
【0044】本実施形態においては、ホルダ本体160
の先端部には、嵌合溝が形成されておらず、平面である
端面162から偏心軸18の先端部28が突出させら
れ、その先端部28に駒36を介して上述のアダプタ1
50が嵌合する。上述のように、アダプタ150の矢印
P方向の相対移動が、切欠156,158およびボルト
170,172によってガイドされるため、ホルダ本体
160の先端部にアダプタ150の移動をガイドする溝
(側壁)を設ける必要がないのである。
【0045】本実施形態においても、上記実施形態と同
様に、偏心軸18の回転に伴って、アダプタ150が矢
印P方向に移動させられ、切削工具の半径方向における
位置が変えられる。なお、上記実施形態においてはアダ
プタ150に嵌合溝154が形成されていたが、駒36
の矢印Q方向の相対移動を許容し得る大きさの嵌合穴が
形成されてもよい。その他、いちいち例示することはし
ないが、特許請求の範囲を逸脱することなく当業者の知
識に基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明ないし第三発明に共通の一実施形態で
ある工具ホルダの正面断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図2のIII −III 断面図である。
【図4】第一発明ないし第三発明に共通の別の一実施形
態である工具ホルダの正面断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】従来の工具ホルダの正面断面図である。
【符号の説明】 10,160 ホルダ本体 13,150 アダプタ(移動部材) 14 工具取付部 18 偏心軸 28 先端部 32 中間部 36 駒 38 嵌合穴 40 ころがり軸受 45,46 側面 48,49 リニアベアリング 52,154 嵌合溝 62,63 切欠 71,72 押さえ板 74,75 ボルト 92 バランサ 156,158 切欠 170,172 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ本体と、 そのホルダ本体に第一軸線回りに回転可能に保持され、
    第一軸線から偏心した第二軸線を有する偏心軸部を備え
    た偏心軸と、 その偏心軸部に、嵌合穴において相対回転可能に嵌合さ
    れ、前記第二軸線に直角な一直線に平行に延びる2側面
    を備えた駒と、 その駒の2側面と相対移動可能に嵌合する嵌合溝と切削
    工具が取り付けられる工具取付部とを備えた移動部材
    と、 その移動部材を前記ホルダ本体の端面に前記嵌合溝とほ
    ぼ直交する方向に相対移動可能に取り付ける取付装置と
    を含むことを特徴とする工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記偏心軸部と前記駒の嵌合穴との間、
    駒の前記2側面と前記移動部材の嵌合溝との間の少なく
    とも一方にころがり軸受がネガティブクリアランスで配
    設されたことを特徴とする請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記偏心軸が、前記偏心軸部である第一
    偏心軸部とは軸方向に隔たった位置に、第二偏心軸部を
    前記第一軸線に対して第一偏心軸部とは反対側へ偏心し
    た状態で備え、その第二偏心軸部に、前記ホルダ本体に
    前記移動部材の移動方向と平行な方向に移動可能に保持
    されたバランサが、そのバランサの移動方向と前記第一
    軸線とに直角な方向に延びた係合溝において係合させら
    れたことを特徴とする請求項1または2記載の工具ホル
    ダ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315147A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Seishin Kiko:Kk ボーリング主軸装置
JP2010194673A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Link:Kk タレットnc旋盤の加工具取付具および加工具の軸芯調整方法
CN115673360A (zh) * 2022-10-28 2023-02-03 武昌船舶重工集团有限公司 一种凸轮式可调镗刀
WO2025229819A1 (ja) * 2024-05-01 2025-11-06 京セラ株式会社 工具アセンブル及び切削加工物の製造方法

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