JPH0919857A - スライシング装置により切り出されるウェハの面取り方法及び装置並びに面取り用砥石 - Google Patents
スライシング装置により切り出されるウェハの面取り方法及び装置並びに面取り用砥石Info
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- JPH0919857A JPH0919857A JP17343495A JP17343495A JPH0919857A JP H0919857 A JPH0919857 A JP H0919857A JP 17343495 A JP17343495 A JP 17343495A JP 17343495 A JP17343495 A JP 17343495A JP H0919857 A JPH0919857 A JP H0919857A
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェハ保持装置や回転駆動装置、さらにはこ
れらへウェハを搬送する装置を特設することなく、スラ
イシング装置から切り出されるウェハを良好に面取りす
る。 【解決手段】 ワーク保持駆動手段19によってワーク
30を保持しかつ回転させながら、回転駆動されるブレ
ード10の内周刃11に対して切断送りすることによ
り、上記ワーク30からウェハを切り出すスライシング
装置において、上記ウェハの切り出しを完了する前に、
上記ワーク30を回転させながらその外周面に面取り用
砥石42を押付けることにより、上記ウェハの面取り形
状を予め形成しておく方法、及び、そのための装置並び
に面取り用砥石42。
れらへウェハを搬送する装置を特設することなく、スラ
イシング装置から切り出されるウェハを良好に面取りす
る。 【解決手段】 ワーク保持駆動手段19によってワーク
30を保持しかつ回転させながら、回転駆動されるブレ
ード10の内周刃11に対して切断送りすることによ
り、上記ワーク30からウェハを切り出すスライシング
装置において、上記ウェハの切り出しを完了する前に、
上記ワーク30を回転させながらその外周面に面取り用
砥石42を押付けることにより、上記ウェハの面取り形
状を予め形成しておく方法、及び、そのための装置並び
に面取り用砥石42。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライシング装置
によって半導体インゴット等のワークから切り出された
ウェハを面取りするための方法及び装置並びに面取り用
砥石に関するものである。
によって半導体インゴット等のワークから切り出された
ウェハを面取りするための方法及び装置並びに面取り用
砥石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体等からなるウェハは、ス
ライシング装置により円柱状のインゴット(ワーク)か
ら切り出され、その後、外周部分に面取りが施されるこ
とにより製造される。このウェハを面取りするための方
法としては、スライシング装置から切り出されたウェハ
を真空チャックもしくはクランプ装置で保持し、これら
保持装置及びウェハを一体に回転させながら、ウェハの
外周面に面取り用砥石を押付けるものが従来から知られ
ている(特開平6−262505号公報、特公平6−1
04297号公報等参照)。
ライシング装置により円柱状のインゴット(ワーク)か
ら切り出され、その後、外周部分に面取りが施されるこ
とにより製造される。このウェハを面取りするための方
法としては、スライシング装置から切り出されたウェハ
を真空チャックもしくはクランプ装置で保持し、これら
保持装置及びウェハを一体に回転させながら、ウェハの
外周面に面取り用砥石を押付けるものが従来から知られ
ている(特開平6−262505号公報、特公平6−1
04297号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法には、次
のような解決すべき課題がある。
のような解決すべき課題がある。
【0004】a)ウェハの面取りを行うのに、ウェハを
保持する装置並びにこの保持装置とウェハとを一体に回
転駆動する装置が必要であり、設備コストが高い。
保持する装置並びにこの保持装置とウェハとを一体に回
転駆動する装置が必要であり、設備コストが高い。
【0005】b)極めて肉厚の小さいウェハをスライシ
ング装置からウェハ保持装置まで搬送するのは容易でな
く、搬送に手間がかかり、また、搬送中にウェハを破損
するおそれもある。
ング装置からウェハ保持装置まで搬送するのは容易でな
く、搬送に手間がかかり、また、搬送中にウェハを破損
するおそれもある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、ウェハ
保持装置や回転駆動装置、さらにはこれらへウェハを搬
送する装置を特設することなく、スライシング装置から
切り出されるウェハを破損させずにその面取りを良好に
行うことができる方法及び装置並びに面取り用砥石を提
供することを目的とする。
保持装置や回転駆動装置、さらにはこれらへウェハを搬
送する装置を特設することなく、スライシング装置から
切り出されるウェハを破損させずにその面取りを良好に
行うことができる方法及び装置並びに面取り用砥石を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークを保持
して回転させるワーク保持駆動手段と、このワーク保持
駆動手段及びこのワーク保持駆動手段により保持される
ワークをスライシング用のブレードに対してスライシン
グ方向に相対移動させる切断送り手段とを備えたスライ
シング装置により上記ワークから切り出されるウェハを
面取りするための方法であって、上記ワーク保持駆動手
段にワークを保持させた後、このワークからのウェハの
切出しを完了する時点よりも前の段階で、上記ワーク保
持駆動手段によりワークを回転させながらこのワークの
外周面に上記ウェハの面取り形状に対応する周面形状を
もつ面取り用砥石の周面を押付けることによりこのワー
ク外周面に予めウェハの面取り形状を形成しておくもの
である。
して回転させるワーク保持駆動手段と、このワーク保持
駆動手段及びこのワーク保持駆動手段により保持される
ワークをスライシング用のブレードに対してスライシン
グ方向に相対移動させる切断送り手段とを備えたスライ
シング装置により上記ワークから切り出されるウェハを
面取りするための方法であって、上記ワーク保持駆動手
段にワークを保持させた後、このワークからのウェハの
切出しを完了する時点よりも前の段階で、上記ワーク保
持駆動手段によりワークを回転させながらこのワークの
外周面に上記ウェハの面取り形状に対応する周面形状を
もつ面取り用砥石の周面を押付けることによりこのワー
ク外周面に予めウェハの面取り形状を形成しておくもの
である。
【0008】この方法では、上記ワーク保持駆動手段に
ワークを保持させた後、このワークからのウェハの切出
しを完了する時点よりも前の段階で、上記ワーク保持駆
動手段を利用してワークを回転させることにより予め面
取り形状を形成しておき、その後にウェハを切り出すよ
うにしているので、従来のように完全にウェハを切り出
してからその面取りを行うものと異なり、専用のウェハ
保持装置や回転駆動装置、さらにはこれらへウェハを搬
送する装置が不要になる。
ワークを保持させた後、このワークからのウェハの切出
しを完了する時点よりも前の段階で、上記ワーク保持駆
動手段を利用してワークを回転させることにより予め面
取り形状を形成しておき、その後にウェハを切り出すよ
うにしているので、従来のように完全にウェハを切り出
してからその面取りを行うものと異なり、専用のウェハ
保持装置や回転駆動装置、さらにはこれらへウェハを搬
送する装置が不要になる。
【0009】より具体的には、まだブレードにより切り
込まれていないワーク外周面に上記面取り用砥石を押付
けてウェハの面取り形状を予め形成しておき、その後に
この面取り形状を形成した部分をウェハとして切り出す
ようにすれば、ブレードによる切り込みが全く行われて
いない段階でワーク外周面にウェハの面取り形状が予め
形成され、その後にこの面取り形状の形成部分がウェハ
として切り出されることになるので、既に切り出された
ウェハを保持しながらその面取りを行う場合に比べ、よ
り安定した状態で面取りができる。この場合、上記ワー
ク保持駆動手段によりワークを回転させながら、このワ
ークにおいて先端部分よりも後方の部分の外周面に上記
面取り用砥石を押付けてウェハの面取り形状を形成する
作業と、既に面取り形状が形成されているワーク先端部
分を上記ブレードにより切り出す作業とを同時実行で
き、これにより作業能率は大幅に高まる。
込まれていないワーク外周面に上記面取り用砥石を押付
けてウェハの面取り形状を予め形成しておき、その後に
この面取り形状を形成した部分をウェハとして切り出す
ようにすれば、ブレードによる切り込みが全く行われて
いない段階でワーク外周面にウェハの面取り形状が予め
形成され、その後にこの面取り形状の形成部分がウェハ
として切り出されることになるので、既に切り出された
ウェハを保持しながらその面取りを行う場合に比べ、よ
り安定した状態で面取りができる。この場合、上記ワー
ク保持駆動手段によりワークを回転させながら、このワ
ークにおいて先端部分よりも後方の部分の外周面に上記
面取り用砥石を押付けてウェハの面取り形状を形成する
作業と、既に面取り形状が形成されているワーク先端部
分を上記ブレードにより切り出す作業とを同時実行で
き、これにより作業能率は大幅に高まる。
【0010】また、ワークを回転させながらこのワーク
の先端部分を上記ブレードにより途中まで切り込んだ
後、その切り込み個所よりも先端側の部分の外周面に上
記面取り用砥石を押付けてこの部分を面取りしてから、
上記切り込みを再開して上記面取りをした部分をウェハ
としてワークから切り離すようにしてもよい。
の先端部分を上記ブレードにより途中まで切り込んだ
後、その切り込み個所よりも先端側の部分の外周面に上
記面取り用砥石を押付けてこの部分を面取りしてから、
上記切り込みを再開して上記面取りをした部分をウェハ
としてワークから切り離すようにしてもよい。
【0011】また本発明は、ワークを保持して回転させ
るワーク保持駆動手段と、このワーク保持駆動手段及び
このワーク保持駆動手段により保持されるワークをスラ
イシング用のブレードに対してスライシング方向に相対
移動させる切断送り手段とを備えたスライシング装置に
設けられ、このスライシング装置により上記ワークから
切り出されるウェハを面取りする装置であって、上記ワ
ーク保持駆動手段により回転駆動されるワーク外周面に
押付けられることによりこのワーク外周面にウェハの面
取り形状を形成する面取り用砥石と、この面取り用砥石
を支持する砥石支持部材とを備えるとともに、この砥石
支持部材を、上記面取り用砥石が上記ワーク保持駆動手
段により保持されるワークの外周面に押付けられる押付
け位置とこの押付け位置からワークの径方向外側に退避
する退避位置との間で上記ワークに対して相対移動可能
となるように上記スライシング装置に設置したものであ
る。
るワーク保持駆動手段と、このワーク保持駆動手段及び
このワーク保持駆動手段により保持されるワークをスラ
イシング用のブレードに対してスライシング方向に相対
移動させる切断送り手段とを備えたスライシング装置に
設けられ、このスライシング装置により上記ワークから
切り出されるウェハを面取りする装置であって、上記ワ
ーク保持駆動手段により回転駆動されるワーク外周面に
押付けられることによりこのワーク外周面にウェハの面
取り形状を形成する面取り用砥石と、この面取り用砥石
を支持する砥石支持部材とを備えるとともに、この砥石
支持部材を、上記面取り用砥石が上記ワーク保持駆動手
段により保持されるワークの外周面に押付けられる押付
け位置とこの押付け位置からワークの径方向外側に退避
する退避位置との間で上記ワークに対して相対移動可能
となるように上記スライシング装置に設置したものであ
る。
【0012】この装置では、ワーク保持駆動手段にワー
クを保持させた状態で、砥石支持部材を押付け位置に移
動させて上記ワークの外周面に面取り用砥石を押付ける
とともに、上記ワーク保持駆動手段によってワークを回
転させることにより、ウェハを完全に切り出す前にその
面取り形状をワークに形成することができる。
クを保持させた状態で、砥石支持部材を押付け位置に移
動させて上記ワークの外周面に面取り用砥石を押付ける
とともに、上記ワーク保持駆動手段によってワークを回
転させることにより、ウェハを完全に切り出す前にその
面取り形状をワークに形成することができる。
【0013】この装置において、上記面取り用砥石の外
周形状を、上記ウェハの面取り形状にほぼ対応する形状
の仕上げ加工用溝とこの溝よりも浅い前加工用溝とが上
記ワーク先端から後端に向かう方向に順に並んだ形状と
することにより、ワークを後方から前方に向けて割出し
ていくことにより、ワーク外周面の前加工、仕上げ加
工、ブレードによるスライシングの順に円滑に各工程を
進めていくことができる。
周形状を、上記ウェハの面取り形状にほぼ対応する形状
の仕上げ加工用溝とこの溝よりも浅い前加工用溝とが上
記ワーク先端から後端に向かう方向に順に並んだ形状と
することにより、ワークを後方から前方に向けて割出し
ていくことにより、ワーク外周面の前加工、仕上げ加
工、ブレードによるスライシングの順に円滑に各工程を
進めていくことができる。
【0014】また、この装置において、上記面取り用砥
石に請求項7記載の面取り用砥石、すなわち、外周面
に、上記ウェハの面取り形状にほぼ対応する形状の仕上
げ加工用溝と、この溝よりも浅い前加工用溝とが並べて
形成されていることを特徴とするスライシング装置によ
り切り出される砥石を用いた場合には、まず前加工用溝
をワーク外周面に押付けて前加工を行い、その後、同じ
個所に仕上げ加工用溝を押付けることにより、最終的に
ワーク外周面に所望の面取り形状を円滑に形成すること
ができる。
石に請求項7記載の面取り用砥石、すなわち、外周面
に、上記ウェハの面取り形状にほぼ対応する形状の仕上
げ加工用溝と、この溝よりも浅い前加工用溝とが並べて
形成されていることを特徴とするスライシング装置によ
り切り出される砥石を用いた場合には、まず前加工用溝
をワーク外周面に押付けて前加工を行い、その後、同じ
個所に仕上げ加工用溝を押付けることにより、最終的に
ワーク外周面に所望の面取り形状を円滑に形成すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0016】図1〜3に示すスライシング装置は、基台
1を備え、この基台1上にガイドレール2が設置されて
いる。このガイドレール2に沿って切断送り方向(図1
の奥行き方向、図2の矢印A1の方向)にスライド可能
にスライドテーブル3が支持されており、このスライド
テーブル3上には、ワーク支持台3aが立設されてい
る。
1を備え、この基台1上にガイドレール2が設置されて
いる。このガイドレール2に沿って切断送り方向(図1
の奥行き方向、図2の矢印A1の方向)にスライド可能
にスライドテーブル3が支持されており、このスライド
テーブル3上には、ワーク支持台3aが立設されてい
る。
【0017】上記基台1上において、上記ワーク支持台
3aに対向する位置には主軸台4が設置されている。こ
の主軸台4の上部には主軸受4aが設けられ、この主軸
受4aによって主軸6が回転可能に支持されるととも
に、この主軸6にベルト伝動機構7を介して主軸駆動モ
ータ8(図2)の出力軸が連結されている。主軸6の先
端部にはテンションディスク9が固着され、このテンシ
ョンディスク9が、上記主軸6、ベルト伝動機構7、及
び主軸駆動モータ8からなる回転駆動手段5により回転
駆動されるようになっている。
3aに対向する位置には主軸台4が設置されている。こ
の主軸台4の上部には主軸受4aが設けられ、この主軸
受4aによって主軸6が回転可能に支持されるととも
に、この主軸6にベルト伝動機構7を介して主軸駆動モ
ータ8(図2)の出力軸が連結されている。主軸6の先
端部にはテンションディスク9が固着され、このテンシ
ョンディスク9が、上記主軸6、ベルト伝動機構7、及
び主軸駆動モータ8からなる回転駆動手段5により回転
駆動されるようになっている。
【0018】テンションディスク9の周縁部には、ドー
ナツ状の薄板からなるブレード10が装着され、このブ
レード10の内周縁にダイヤモンド粒子等からなる内周
刃11が固着されている。
ナツ状の薄板からなるブレード10が装着され、このブ
レード10の内周縁にダイヤモンド粒子等からなる内周
刃11が固着されている。
【0019】上記基台1上には、切断送り手段14が設
置されている。この切断送り手段14は、スライドテー
ブル3側のナットに螺合されたボールねじ12と、この
ボールねじ12を回転駆動する切断送りモータ13とを
備え、この切断送り手段14によって、上記スライドテ
ーブル3全体がガイドレール2に沿って前記切断送り方
向にスライド駆動されるようになっている。
置されている。この切断送り手段14は、スライドテー
ブル3側のナットに螺合されたボールねじ12と、この
ボールねじ12を回転駆動する切断送りモータ13とを
備え、この切断送り手段14によって、上記スライドテ
ーブル3全体がガイドレール2に沿って前記切断送り方
向にスライド駆動されるようになっている。
【0020】上記ワーク支持台3aには、ワーク割出し
方向(図1の矢印A2方向)にスライド可能に割出し移
動部材15が設けられるとともに、この割出し移動部材
15を移動させる割出し送り手段18が設けられてい
る。割出し送り手段18は、割出し移動部材15側のナ
ットとに螺合されたボールねじ16と、このボールねじ
16を回転駆動する保持部材駆動モータ17とを備え、
この割出し送り手段18によって上記割出し移動部材1
5が上記ワーク割出し方向に移送されるようになってい
る。
方向(図1の矢印A2方向)にスライド可能に割出し移
動部材15が設けられるとともに、この割出し移動部材
15を移動させる割出し送り手段18が設けられてい
る。割出し送り手段18は、割出し移動部材15側のナ
ットとに螺合されたボールねじ16と、このボールねじ
16を回転駆動する保持部材駆動モータ17とを備え、
この割出し送り手段18によって上記割出し移動部材1
5が上記ワーク割出し方向に移送されるようになってい
る。
【0021】上記割出し移動部材15上には、ワーク保
持駆動手段19が設置されている。このワーク保持駆動
手段19は、ワーク回転軸受20を備え、このワーク回
転軸受20に、上記ワーク割出し方向に延びるワーク回
転軸21が回転可能に支持されており、このワーク回転
軸21の後端(図1では右端)は、減速機22を介して
ワーク回転駆動モータ23の出力軸に連結され、前端に
は、複数(図例では4つ)の爪24aをもつワーク把持
用のチャック24が固定されている。
持駆動手段19が設置されている。このワーク保持駆動
手段19は、ワーク回転軸受20を備え、このワーク回
転軸受20に、上記ワーク割出し方向に延びるワーク回
転軸21が回転可能に支持されており、このワーク回転
軸21の後端(図1では右端)は、減速機22を介して
ワーク回転駆動モータ23の出力軸に連結され、前端に
は、複数(図例では4つ)の爪24aをもつワーク把持
用のチャック24が固定されている。
【0022】この実施形態では、スライシングされるワ
ーク30として、円柱状のシリコン製半導体インゴット
が使用される。このワーク30の後端(図1では右端)
には、被把持プレート25が接着され、この被把持プレ
ート25が上記チャック24で把持されることにより、
ワーク30がその割出し方向と平行な状態で保持される
ようになっている。そして、上記割出し送り手段18の
作動により、ワーク30が図1実線の退避位置と同図二
点鎖線に示される切断位置(ワーク前端がブレード10
中央の穴内に臨む位置)との間を進退するとともに、上
記ワーク回転駆動モータ23の作動で被把持プレート2
5と一体にワーク30が低速で回転駆動されるようにな
っている。
ーク30として、円柱状のシリコン製半導体インゴット
が使用される。このワーク30の後端(図1では右端)
には、被把持プレート25が接着され、この被把持プレ
ート25が上記チャック24で把持されることにより、
ワーク30がその割出し方向と平行な状態で保持される
ようになっている。そして、上記割出し送り手段18の
作動により、ワーク30が図1実線の退避位置と同図二
点鎖線に示される切断位置(ワーク前端がブレード10
中央の穴内に臨む位置)との間を進退するとともに、上
記ワーク回転駆動モータ23の作動で被把持プレート2
5と一体にワーク30が低速で回転駆動されるようにな
っている。
【0023】なお、図1及び図2において26は、蛇腹
状のカバーである。
状のカバーである。
【0024】上記スライドテーブル3上において、上記
ワーク支持台3aの一側方(図2では上方)には、ウェ
ハ回収装置32が設置されている。このウェハ回収装置
32は、ワーク軸方向と平行な方向に移動可能に設置さ
れ、ワーク30の先端部分から切り出されるウェハを吸
着保持して回収するものである。
ワーク支持台3aの一側方(図2では上方)には、ウェ
ハ回収装置32が設置されている。このウェハ回収装置
32は、ワーク軸方向と平行な方向に移動可能に設置さ
れ、ワーク30の先端部分から切り出されるウェハを吸
着保持して回収するものである。
【0025】上記ワーク支持台3aの他側方(図2では
下方)には、面取り用砥石42が配設されている。詳し
くは、前記主軸受4aに、この主軸受4aからワーク3
0の側方まで延びる形状のアーム38が固定され、この
アーム38の先端に砥石軸受(砥石支持部材)40が設
けられており、この砥石軸受40に、ワーク軸方向と平
行に延びる砥石軸43が回転可能に支持されている。そ
して、この砥石軸43の先端(図1及び図2では左端)
に上記面取り用砥石42が固定され、後端に砥石駆動モ
ータ44の出力軸が連結されている。
下方)には、面取り用砥石42が配設されている。詳し
くは、前記主軸受4aに、この主軸受4aからワーク3
0の側方まで延びる形状のアーム38が固定され、この
アーム38の先端に砥石軸受(砥石支持部材)40が設
けられており、この砥石軸受40に、ワーク軸方向と平
行に延びる砥石軸43が回転可能に支持されている。そ
して、この砥石軸43の先端(図1及び図2では左端)
に上記面取り用砥石42が固定され、後端に砥石駆動モ
ータ44の出力軸が連結されている。
【0026】上記面取り用砥石42の形状を図4に示
す。この面取り用砥石42の外周面には、ワーク後端か
ら先端に向かう方向(図4では下から上に向かう方向)
に順に、前加工用溝42a、小幅の円筒面42d、前加
工用溝42b、小幅の円筒面42e、仕上げ加工用溝4
2c、及び小幅の円筒面42fが並べて形成されてい
る。
す。この面取り用砥石42の外周面には、ワーク後端か
ら先端に向かう方向(図4では下から上に向かう方向)
に順に、前加工用溝42a、小幅の円筒面42d、前加
工用溝42b、小幅の円筒面42e、仕上げ加工用溝4
2c、及び小幅の円筒面42fが並べて形成されてい
る。
【0027】このうち、仕上げ加工用溝42cは、最終
的に得たいウェハ外周面の面取り形状(この実施形態で
は断面半円状)にほぼ合致する形状とされており、前加
工用溝42bは上記仕上げ加工用溝42cよりも浅い溝
とされ、前加工用溝42aは前加工用溝42bよりもさ
らに浅い溝とされている。ただし、各溝42a〜42c
の最低直径(すなわち溝底部の直径)は全てほぼ同等に
設定されており、よって、円筒面42f、42e、42
dの順にその直径が大きくなっている。また、円筒面4
2fの幅は、前記ブレード10の内周刃による切り込み
幅と略同等に設定されている。
的に得たいウェハ外周面の面取り形状(この実施形態で
は断面半円状)にほぼ合致する形状とされており、前加
工用溝42bは上記仕上げ加工用溝42cよりも浅い溝
とされ、前加工用溝42aは前加工用溝42bよりもさ
らに浅い溝とされている。ただし、各溝42a〜42c
の最低直径(すなわち溝底部の直径)は全てほぼ同等に
設定されており、よって、円筒面42f、42e、42
dの順にその直径が大きくなっている。また、円筒面4
2fの幅は、前記ブレード10の内周刃による切り込み
幅と略同等に設定されている。
【0028】次に、このスライシング装置によるウェハ
の切り出し方法並びに面取り方法を説明する。
の切り出し方法並びに面取り方法を説明する。
【0029】チャック24によりワーク30後端の被
把持プレート25を把持させ、ワーク30全体を水平に
保持させる。この時、ワーク30の外周面が面取り用砥
石42から径方向に離間する(図2では上方に離間す
る)ようにその切断送り位置を決めておく。また、割出
し送り手段18を作動させることにより、ワーク30の
先端部分が面取り用砥石42の前加工用溝42aと横に
並ぶ位置までワーク30を後退させておく。
把持プレート25を把持させ、ワーク30全体を水平に
保持させる。この時、ワーク30の外周面が面取り用砥
石42から径方向に離間する(図2では上方に離間す
る)ようにその切断送り位置を決めておく。また、割出
し送り手段18を作動させることにより、ワーク30の
先端部分が面取り用砥石42の前加工用溝42aと横に
並ぶ位置までワーク30を後退させておく。
【0030】ワーク回転駆動モータ23、砥石駆動モ
ータ44により、ワーク30、砥石42をそれぞれ回転
駆動するとともに、切断送り手段14を作動させてワー
ク支持台3a及びワーク30を一体に図1の手前側に移
動させ、ワーク30の外周面を面取り用砥石42に押付
ける。これにより、ワーク先端部分は、面取り用砥石4
2の前加工溝42aをトレースした形状(略太鼓状)に
加工される。
ータ44により、ワーク30、砥石42をそれぞれ回転
駆動するとともに、切断送り手段14を作動させてワー
ク支持台3a及びワーク30を一体に図1の手前側に移
動させ、ワーク30の外周面を面取り用砥石42に押付
ける。これにより、ワーク先端部分は、面取り用砥石4
2の前加工溝42aをトレースした形状(略太鼓状)に
加工される。
【0031】切断送り手段14によって、一旦ワーク
外周面と面取り用砥石42とを離間させ、割出し駆動手
段18によって、切り出し予定のウェハの厚み寸法とブ
レード10による切り込み幅寸法との和に相当する寸法
だけワーク30を前方に割出した後、再びワーク外周面
に面取り用砥石42を押付ける。これにより、の段階
で前加工用溝42aにより加工されたワーク先端部分は
次の前加工用溝42bにより加工され、このワーク先端
部分のすぐ後方の部分が前加工用溝42aによって加工
される。このの動作を繰り返すことにより、前加工用
溝42a、前加工用溝42b、仕上げ加工用溝42cを
順に用いてワーク30の外周面を加工でき、その結果、
ワーク外周面には、図4に示すように、仕上げ加工用溝
42cがトレースされた形状(すなわち所望の面取り形
状)をもつ面取り加工済部分30aと、円筒面42fに
より削られた小幅の円筒溝30bとが交互に形成される
ことになる。
外周面と面取り用砥石42とを離間させ、割出し駆動手
段18によって、切り出し予定のウェハの厚み寸法とブ
レード10による切り込み幅寸法との和に相当する寸法
だけワーク30を前方に割出した後、再びワーク外周面
に面取り用砥石42を押付ける。これにより、の段階
で前加工用溝42aにより加工されたワーク先端部分は
次の前加工用溝42bにより加工され、このワーク先端
部分のすぐ後方の部分が前加工用溝42aによって加工
される。このの動作を繰り返すことにより、前加工用
溝42a、前加工用溝42b、仕上げ加工用溝42cを
順に用いてワーク30の外周面を加工でき、その結果、
ワーク外周面には、図4に示すように、仕上げ加工用溝
42cがトレースされた形状(すなわち所望の面取り形
状)をもつ面取り加工済部分30aと、円筒面42fに
より削られた小幅の円筒溝30bとが交互に形成される
ことになる。
【0032】上記のようにしてワーク外周面の面取り
加工が終了した後、ウェハの切り出し工程に入る。ま
ず、切断送り手段14の作動によってワーク30をこの
ワーク30がブレード内周刃11の内側に挿入可能な位
置まで移動させる一方、主軸駆動モータ8を作動させ、
主軸6と一体にテンションディスク9及びブレード10
を回転駆動する。そして、ワーク30を回転させたま
ま、割出し送り手段18によって、最も先端側の円筒溝
30bとブレード内周刃11とが横に並ぶ位置までワー
ク30を前進させる(すなわちワーク30の先端部のみ
をブレード内周刃11の内側に挿入する)。そして、こ
のワーク30をスライドテーブル3と一体に切断送りす
ることにより、図5に示すように、上記円筒溝30bで
ワーク30の切り込みを行う。
加工が終了した後、ウェハの切り出し工程に入る。ま
ず、切断送り手段14の作動によってワーク30をこの
ワーク30がブレード内周刃11の内側に挿入可能な位
置まで移動させる一方、主軸駆動モータ8を作動させ、
主軸6と一体にテンションディスク9及びブレード10
を回転駆動する。そして、ワーク30を回転させたま
ま、割出し送り手段18によって、最も先端側の円筒溝
30bとブレード内周刃11とが横に並ぶ位置までワー
ク30を前進させる(すなわちワーク30の先端部のみ
をブレード内周刃11の内側に挿入する)。そして、こ
のワーク30をスライドテーブル3と一体に切断送りす
ることにより、図5に示すように、上記円筒溝30bで
ワーク30の切り込みを行う。
【0033】切り込みがほぼ完了した時点、すなわ
ち、ワーク30の中心部分を残して外周部分がスライシ
ングされた時点でワーク30の回転及び切断送りを一旦
止め、ウェハ回収装置32の吸着部材34によってワー
ク先端面を吸着する。次いで、ワーク30を回転させる
ことなく切断送りのみを再開し、上記中心部分を切断す
ることにより、面取り加工済部分30aをウェハとして
ワーク30から完全に切り離す。このウェハは、上記ウ
ェハ回収装置32によって所定のウェハ搬送装置へ引き
渡す。この動作を繰り返すことにより、1本のワーク3
0から面取り加工済みのウェハを次々と切り出すことが
できる。従って、切り出し後にウェハを面取りする必要
はなく、この面取りのためのウェハ保持装置や回転駆動
装置、さらにはウェハ搬送装置も不要になる。
ち、ワーク30の中心部分を残して外周部分がスライシ
ングされた時点でワーク30の回転及び切断送りを一旦
止め、ウェハ回収装置32の吸着部材34によってワー
ク先端面を吸着する。次いで、ワーク30を回転させる
ことなく切断送りのみを再開し、上記中心部分を切断す
ることにより、面取り加工済部分30aをウェハとして
ワーク30から完全に切り離す。このウェハは、上記ウ
ェハ回収装置32によって所定のウェハ搬送装置へ引き
渡す。この動作を繰り返すことにより、1本のワーク3
0から面取り加工済みのウェハを次々と切り出すことが
できる。従って、切り出し後にウェハを面取りする必要
はなく、この面取りのためのウェハ保持装置や回転駆動
装置、さらにはウェハ搬送装置も不要になる。
【0034】以上の動作を繰り返すことにより、ワーク
30からのウェハの切り出し並びにその回収を続けるこ
とができる。
30からのウェハの切り出し並びにその回収を続けるこ
とができる。
【0035】なお、本発明方法では、面取り用砥石42
の具体的な形状を問わず、上記のように複数の溝42a
〜42cを有するものではなく、例えば単一の溝のみを
もつものを用いてもよい。ただし、図4に示すような面
取り用砥石42を用いれば、前加工用溝42a,42
b、仕上げ加工用溝42cの順にワーク外周面に押付け
ることにより、比較的深い面取り形状も徐々に無理なく
加工することが可能になる。特に、図例のように、ワー
クの後端から先端に向かう方向に順に、前加工用溝42
a,42b、仕上げ加工用溝42cを並べれば、割出し
送り手段18によってワーク30を前進方向にのみ移動
させるだけで、ワーク30の前加工、仕上げ加工、及び
ウェハの切り出しの各工程を順に円滑に進行させること
ができる。
の具体的な形状を問わず、上記のように複数の溝42a
〜42cを有するものではなく、例えば単一の溝のみを
もつものを用いてもよい。ただし、図4に示すような面
取り用砥石42を用いれば、前加工用溝42a,42
b、仕上げ加工用溝42cの順にワーク外周面に押付け
ることにより、比較的深い面取り形状も徐々に無理なく
加工することが可能になる。特に、図例のように、ワー
クの後端から先端に向かう方向に順に、前加工用溝42
a,42b、仕上げ加工用溝42cを並べれば、割出し
送り手段18によってワーク30を前進方向にのみ移動
させるだけで、ワーク30の前加工、仕上げ加工、及び
ウェハの切り出しの各工程を順に円滑に進行させること
ができる。
【0036】次に、第2実施形態を図6に基づいて説明
する。
する。
【0037】上記実施形態では、主軸受4a側に砥石軸
受40が固定されていたが、この実施形態では、切断送
りされるスライドテーブル3上にワーク径方向(図6の
左右方向)にスライド可能に砥石軸受40が設置されて
おり、図の実線のように面取り用砥石42がワーク30
の外周面に押付けられる押付け位置と、同図二点鎖線の
ように上記押付け位置から退避する退避位置とに切換可
能とされている。
受40が固定されていたが、この実施形態では、切断送
りされるスライドテーブル3上にワーク径方向(図6の
左右方向)にスライド可能に砥石軸受40が設置されて
おり、図の実線のように面取り用砥石42がワーク30
の外周面に押付けられる押付け位置と、同図二点鎖線の
ように上記押付け位置から退避する退避位置とに切換可
能とされている。
【0038】この装置において、ワーク30を回転させ
ながら、このワーク30の外周面に面取り用砥石42を
押付けるのと同時に、この面取り用砥石42によって形
成された円筒溝30bをブレード10によって切り込む
ようにすれば、面取り作業とウェハ切り出し作業とを同
時進行で行うことができ、作業能率を大幅に高めること
ができる。
ながら、このワーク30の外周面に面取り用砥石42を
押付けるのと同時に、この面取り用砥石42によって形
成された円筒溝30bをブレード10によって切り込む
ようにすれば、面取り作業とウェハ切り出し作業とを同
時進行で行うことができ、作業能率を大幅に高めること
ができる。
【0039】次に、第3実施形態を図7(a)(b)に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0040】上記各実施形態では、全く切り込みがなさ
れていないワーク外周面に面取り用砥石42を押付けて
面取り形状を形成し、その後にウェハの切り出しを開始
するようにしているが、この実施形態では、まず、ワー
ク30を途中まで切り込むことにより、図7(a)に示
すように、切り出されるウェハWがワーク30に中心部
分30cのみでつながった状態にし、この状態で、図7
(b)に示すように、ワーク30を回転させながらウェ
ハWに対応する部分の外周面に面取り用砥石42を押付
けて面取りした後、上記切り込みを再開して上記中心部
分30cを切断し、ウェハWを完全に切り出すようにし
ている。
れていないワーク外周面に面取り用砥石42を押付けて
面取り形状を形成し、その後にウェハの切り出しを開始
するようにしているが、この実施形態では、まず、ワー
ク30を途中まで切り込むことにより、図7(a)に示
すように、切り出されるウェハWがワーク30に中心部
分30cのみでつながった状態にし、この状態で、図7
(b)に示すように、ワーク30を回転させながらウェ
ハWに対応する部分の外周面に面取り用砥石42を押付
けて面取りした後、上記切り込みを再開して上記中心部
分30cを切断し、ウェハWを完全に切り出すようにし
ている。
【0041】このように、本発明方法では、少なくとも
ウェハWの切り出し完了時点よりも前の段階で面取りを
行えばよく、これにより、面取り加工用のウェハ保持装
置や回転駆動装置、搬送装置を省略できるという効果を
得ることができる。
ウェハWの切り出し完了時点よりも前の段階で面取りを
行えばよく、これにより、面取り加工用のウェハ保持装
置や回転駆動装置、搬送装置を省略できるという効果を
得ることができる。
【0042】なお、上記実施形態では、ワーク30及び
ワーク保持駆動手段19を実際に切断送り方向に移動さ
せるものを示しているが、テンションディスク9を切断
送り方向に移動させるスライシング装置にも本発明は適
用可能である。
ワーク保持駆動手段19を実際に切断送り方向に移動さ
せるものを示しているが、テンションディスク9を切断
送り方向に移動させるスライシング装置にも本発明は適
用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明方法は、上記ワーク
保持駆動手段にワークを保持させた後、このワークから
のウェハの切出しを完了する時点よりも前の段階で、上
記ワーク保持駆動手段を利用してワークを回転させるこ
とにより予め面取り形状を形成しておくことにより、ス
ライシング用のワーク保持駆動手段を面取り用として有
効利用するようにしたものであるので、従来のように完
全にウェハを切り出してからその面取りを行うものと異
なり、専用のウェハ保持装置や回転駆動装置、さらには
これらへウェハを搬送する装置も不要にできる。このた
め、設備コストを大幅に削減することができるととも
に、搬送中でのウェハの破損も回避できる効果がある。
保持駆動手段にワークを保持させた後、このワークから
のウェハの切出しを完了する時点よりも前の段階で、上
記ワーク保持駆動手段を利用してワークを回転させるこ
とにより予め面取り形状を形成しておくことにより、ス
ライシング用のワーク保持駆動手段を面取り用として有
効利用するようにしたものであるので、従来のように完
全にウェハを切り出してからその面取りを行うものと異
なり、専用のウェハ保持装置や回転駆動装置、さらには
これらへウェハを搬送する装置も不要にできる。このた
め、設備コストを大幅に削減することができるととも
に、搬送中でのウェハの破損も回避できる効果がある。
【0044】この方法では、請求項3記載のように、上
記ワーク保持駆動手段によりワークを回転させながら、
このワークにおいて先端部分よりも後方の部分の外周面
に上記面取り用砥石を押付けてウェハの面取り形状を形
成する作業と、既に面取り形状が形成されているワーク
先端部分を上記ブレードにより切り出す作業とを同時実
行することもでき、これにより、作業能率も大幅に高め
ることができる。
記ワーク保持駆動手段によりワークを回転させながら、
このワークにおいて先端部分よりも後方の部分の外周面
に上記面取り用砥石を押付けてウェハの面取り形状を形
成する作業と、既に面取り形状が形成されているワーク
先端部分を上記ブレードにより切り出す作業とを同時実
行することもでき、これにより、作業能率も大幅に高め
ることができる。
【0045】また、請求項5記載の装置は、砥石支持部
材を、上記面取り用砥石が上記ワーク保持駆動手段によ
り保持されるワークの外周面に押付けられる押付け位置
とこの押付け位置からワークの径方向外側に退避する退
避位置との間で上記ワークに対して相対移動可能となる
ようにスライシング装置に設置したものであるので、ワ
ークを回転させた状態で上記砥石支持部材を押付け位置
に移動させるだけの簡単な操作で、ウェハ切り出し完了
前にワーク外周面に所望の面取り形状を形成できる効果
がある。
材を、上記面取り用砥石が上記ワーク保持駆動手段によ
り保持されるワークの外周面に押付けられる押付け位置
とこの押付け位置からワークの径方向外側に退避する退
避位置との間で上記ワークに対して相対移動可能となる
ようにスライシング装置に設置したものであるので、ワ
ークを回転させた状態で上記砥石支持部材を押付け位置
に移動させるだけの簡単な操作で、ウェハ切り出し完了
前にワーク外周面に所望の面取り形状を形成できる効果
がある。
【0046】この装置において、上記面取り用砥石に請
求項7記載の面取り用砥石を用いた場合には、面取り用
砥石に形成された溝のうち、まず前加工用溝をワーク外
周面に押付けて前加工を行い、その後、同じ個所に仕上
げ加工用溝を押付けることにより、面取り形状が比較的
深い場合にも、この形状を徐々に無理なく加工できる効
果がある。
求項7記載の面取り用砥石を用いた場合には、面取り用
砥石に形成された溝のうち、まず前加工用溝をワーク外
周面に押付けて前加工を行い、その後、同じ個所に仕上
げ加工用溝を押付けることにより、面取り形状が比較的
深い場合にも、この形状を徐々に無理なく加工できる効
果がある。
【0047】特に、請求項6記載の面取り装置では、上
記仕上げ加工用溝と前加工用溝とを上記ワーク先端から
後端に向かう方向に順に並べているので、ワークを後方
から前方に向かう一方向に割り出すだけで、ワーク外周
面の前加工、仕上げ加工、ブレードによるスライシング
の各工程をこの順に円滑に進めていくことができ、作業
能率をさらに高めることができる効果がある。
記仕上げ加工用溝と前加工用溝とを上記ワーク先端から
後端に向かう方向に順に並べているので、ワークを後方
から前方に向かう一方向に割り出すだけで、ワーク外周
面の前加工、仕上げ加工、ブレードによるスライシング
の各工程をこの順に円滑に進めていくことができ、作業
能率をさらに高めることができる効果がある。
【図1】本発明の第1実施形態におけるスライシング装
置の全体側面図である。
置の全体側面図である。
【図2】上記スライシング装置の全体平面図である。
【図3】上記スライシング装置においてスライシングさ
れるワークとその面取り用砥石とを示す断面正面図であ
る。
れるワークとその面取り用砥石とを示す断面正面図であ
る。
【図4】上記スライシング装置においてワーク外周面に
面取り用砥石を押付けている状態を示す一部断面平面図
である。
面取り用砥石を押付けている状態を示す一部断面平面図
である。
【図5】上記面取り用砥石で面取り形状を形成した部分
をウェハとして切り出している状態を示す一部断面平面
図である。
をウェハとして切り出している状態を示す一部断面平面
図である。
【図6】本発明の第2実施形態におけるスライシング装
置及びウェハの面取り装置の要部を示す一部断面平面図
である。
置及びウェハの面取り装置の要部を示す一部断面平面図
である。
【図7】(a)は本発明の第3実施形態においてワーク
先端部分を途中まで切り込んだ状態を示す一部断面平面
図、(b)は上記切り込みにより形成されたウェハ切り
出し予定部分の外周面に面取り用砥石を押付けている状
態を示す一部断面平面図である。
先端部分を途中まで切り込んだ状態を示す一部断面平面
図、(b)は上記切り込みにより形成されたウェハ切り
出し予定部分の外周面に面取り用砥石を押付けている状
態を示す一部断面平面図である。
10 ブレード 11 内周刃 14 切断送り手段 18 割出し送り手段 19 ワーク保持駆動手段 30 ワーク 40 砥石軸受(砥石支持部材) 42 面取り用砥石 42a,42b 前加工用溝 42c 仕上げ加工用溝
Claims (7)
- 【請求項1】 ワークを保持して回転させるワーク保持
駆動手段と、このワーク保持駆動手段及びこのワーク保
持駆動手段により保持されるワークをスライシング用の
ブレードに対してスライシング方向に相対移動させる切
断送り手段とを備えたスライシング装置により上記ワー
クから切り出されるウェハを面取りするための方法であ
って、上記ワーク保持駆動手段にワークを保持させた
後、このワークからのウェハの切出しを完了する時点よ
りも前の段階で、上記ワーク保持駆動手段によりワーク
を回転させながらこのワークの外周面に上記ウェハの面
取り形状に対応する周面形状をもつ面取り用砥石の周面
を押付けることによりこのワーク外周面に予めウェハの
面取り形状を形成しておくことを特徴とするスライシン
グ装置により切り出されるウェハの面取り方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り方法において、まだブレー
ドにより切り込まれていないワーク外周面に上記面取り
用砥石を押付けてウェハの面取り形状を予め形成してお
き、その後にこの面取り形状を形成した部分をウェハと
して切り出すことを特徴とするスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り方法。 - 【請求項3】 請求項2記載のスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り方法において、上記ワーク
保持駆動手段によりワークを回転させながら、このワー
クにおいて先端部分よりも後方の部分の外周面に上記面
取り用砥石を押付けてウェハの面取り形状を形成するの
と同時に、既に面取り形状が形成されているワーク先端
部分を上記ブレードによりウェハとして切り出すことを
特徴とするスライシング装置により切り出されるウェハ
の面取り方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り方法において、ワークを回
転させながらこのワークの先端部分を上記ブレードによ
り途中まで切り込んだ後、その切り込み個所よりも先端
側の部分の外周面に上記面取り用砥石を押付けてこの部
分を面取りしてから、上記切り込みを再開して上記面取
りをした部分をウェハとしてワークから切り離すことを
特徴とするスライシング装置により切り出されるウェハ
の面取り方法。 - 【請求項5】 ワークを保持して回転させるワーク保持
駆動手段と、このワーク保持駆動手段及びこのワーク保
持駆動手段により保持されるワークをスライシング用の
ブレードに対してスライシング方向に相対移動させる切
断送り手段とを備えたスライシング装置に設けられ、こ
のスライシング装置により上記ワークから切り出される
ウェハを面取りする装置であって、上記ワーク保持駆動
手段により回転駆動されるワーク外周面に押付けられる
ことによりこのワーク外周面にウェハの面取り形状を形
成する面取り用砥石と、この面取り用砥石を支持する砥
石支持部材とを備えるとともに、この砥石支持部材を、
上記面取り用砥石が上記ワーク保持駆動手段により保持
されるワークの外周面に押付けられる押付け位置とこの
押付け位置からワークの径方向外側に退避する退避位置
との間で上記ワークに対して相対移動可能となるように
上記スライシング装置に設置したことを特徴とするスラ
イシング装置により切り出されるウェハの面取り装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り装置において、上記面取り
用砥石の外周形状を、上記ウェハの面取り形状にほぼ対
応する形状の仕上げ加工用溝とこの溝よりも浅い前加工
用溝とが上記ワーク先端から後端に向かう方向に順に並
んだ形状としたことを特徴とするスライシング装置によ
り切り出されるウェハの面取り装置。 - 【請求項7】 請求項2記載のスライシング装置により
切り出されるウェハの面取り方法に用いられる面取り用
砥石であって、その外周面に、上記ウェハの面取り形状
にほぼ対応する形状の仕上げ加工用溝と、この溝よりも
浅い前加工用溝とが並べて形成されていることを特徴と
するスライシング装置により切り出されるウェハの面取
り用砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17343495A JPH0919857A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | スライシング装置により切り出されるウェハの面取り方法及び装置並びに面取り用砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17343495A JPH0919857A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | スライシング装置により切り出されるウェハの面取り方法及び装置並びに面取り用砥石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0919857A true JPH0919857A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15960398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17343495A Pending JPH0919857A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | スライシング装置により切り出されるウェハの面取り方法及び装置並びに面取り用砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0919857A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007250962A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Disco Abrasive Syst Ltd | ウエーハの製造方法 |
| JP2007326191A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | ウェーハの製造方法 |
| WO2016207276A1 (de) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | Siltectra Gmbh | Verfahren zum führen eines risses im randbereich eines spendersubstrats |
| WO2023112345A1 (ja) * | 2021-12-14 | 2023-06-22 | 有限会社サクセス | 半導体結晶ウェハの製造装置および製造方法 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17343495A patent/JPH0919857A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2016207276A1 (de) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | Siltectra Gmbh | Verfahren zum führen eines risses im randbereich eines spendersubstrats |
| CN107820453A (zh) * | 2015-06-23 | 2018-03-20 | 西尔特克特拉有限责任公司 | 用于引导供体基底的边缘区域中的裂纹的方法 |
| US10280107B2 (en) | 2015-06-23 | 2019-05-07 | Siltectra, GmbH | Method for guiding a crack in the peripheral region of a donor substrate |
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