JPH09199072A - イオンビーム投射方法および装置 - Google Patents
イオンビーム投射方法および装置Info
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- JPH09199072A JPH09199072A JP8007954A JP795496A JPH09199072A JP H09199072 A JPH09199072 A JP H09199072A JP 8007954 A JP8007954 A JP 8007954A JP 795496 A JP795496 A JP 795496A JP H09199072 A JPH09199072 A JP H09199072A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】試料面で歪やボケの小さい良質のイオンビーム
投射像を得ることのできるイオンビーム投射方法および
装置を提供すること。 【解決手段】イオン源1からのイオンビーム4を照射レ
ンズ2を介して開口パターンを有するステンシルマスク
8上に照射し、ステンシルマスク8を通過したイオンビ
ーム4を投射レンズ3によって試料9の表面上に投射す
るイオンビーム投射方法において、投射レンズ3のレン
ズ強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に伴う
上記開口パターン像の像位置揺動量をビーム検出器14
を用いて測定し、この像位置揺動量が最小となるよう
に、イオン源1からのイオンビームの軌道をアライナ1
2,12’を用いて修正する。 【効果】イオンビームを投射レンズの中心軸上に通すこ
とができるため、良質のイオンビーム投射像が得られ
る。
投射像を得ることのできるイオンビーム投射方法および
装置を提供すること。 【解決手段】イオン源1からのイオンビーム4を照射レ
ンズ2を介して開口パターンを有するステンシルマスク
8上に照射し、ステンシルマスク8を通過したイオンビ
ーム4を投射レンズ3によって試料9の表面上に投射す
るイオンビーム投射方法において、投射レンズ3のレン
ズ強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に伴う
上記開口パターン像の像位置揺動量をビーム検出器14
を用いて測定し、この像位置揺動量が最小となるよう
に、イオン源1からのイオンビームの軌道をアライナ1
2,12’を用いて修正する。 【効果】イオンビームを投射レンズの中心軸上に通すこ
とができるため、良質のイオンビーム投射像が得られ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンシルマスク
を用いてパターン成形したイオンビームを被加工試料の
表面に投射して、該試料表面の微細加工を行なうように
したイオンビーム投射方法およびそのための装置の改良
に関する。
を用いてパターン成形したイオンビームを被加工試料の
表面に投射して、該試料表面の微細加工を行なうように
したイオンビーム投射方法およびそのための装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明で対象としているイオンビーム投
射装置は、イオンビームを通過させるための開口パター
ンを有するステンシルマスク上にイオンビームを照射し
て、該ステンシルマスクを通過したイオンビームをレン
ズで縮小して試料表面上に投射することによって、該試
料表面上に上記開口パターンの縮小像を形成する装置で
ある。このパターン成形されたイオンビームの投射によ
って試料表面上で生じる物理的または化学的な変化を利
用して、試料表面上に微細なパターン加工を施すことが
できる。
射装置は、イオンビームを通過させるための開口パター
ンを有するステンシルマスク上にイオンビームを照射し
て、該ステンシルマスクを通過したイオンビームをレン
ズで縮小して試料表面上に投射することによって、該試
料表面上に上記開口パターンの縮小像を形成する装置で
ある。このパターン成形されたイオンビームの投射によ
って試料表面上で生じる物理的または化学的な変化を利
用して、試料表面上に微細なパターン加工を施すことが
できる。
【0003】従来例として、ステンシルマスク上の開口
パターンを通過したイオンビームを試料(表面にホトレ
ジスト膜を塗布したウエハ)上に投射して、上記開口パ
ターンの縮小像を上記ホトレジスト膜上に焼付けるよう
にしたイオン投射リソグラフィ装置が、例えば特開平2
−65117号公報に開示されている。
パターンを通過したイオンビームを試料(表面にホトレ
ジスト膜を塗布したウエハ)上に投射して、上記開口パ
ターンの縮小像を上記ホトレジスト膜上に焼付けるよう
にしたイオン投射リソグラフィ装置が、例えば特開平2
−65117号公報に開示されている。
【0004】この種のイオンビーム投射装置の一構成例
を説明する。図17は半導体製造時のイオン露光に用い
られる投射型イオンリソグラフィー装置170の概略構
成図である。イオン源171より引出したイオンビーム
172を、照射レンズ173を介してマスクステージ1
75上に保持された開口パターンを有するステンシルマ
スク174上に照射する。ステンシルマスク174の開
口部を通過したイオンビーム172は、投射光学系17
6により試料179表面上に投射される。本例では、投
射光学系176は集束レンズ177と投射レンズ178
とで構成されていて、ステンシルマスク174に設けら
れた開口パターンの像を試料179表面上に縮小投射す
る。試料179は、精密移動可能な試料ステージ180
上に保持されている。
を説明する。図17は半導体製造時のイオン露光に用い
られる投射型イオンリソグラフィー装置170の概略構
成図である。イオン源171より引出したイオンビーム
172を、照射レンズ173を介してマスクステージ1
75上に保持された開口パターンを有するステンシルマ
スク174上に照射する。ステンシルマスク174の開
口部を通過したイオンビーム172は、投射光学系17
6により試料179表面上に投射される。本例では、投
射光学系176は集束レンズ177と投射レンズ178
とで構成されていて、ステンシルマスク174に設けら
れた開口パターンの像を試料179表面上に縮小投射す
る。試料179は、精密移動可能な試料ステージ180
上に保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】まず、本発明に関係す
るイオンビーム投射装置30の概略構成を図2に示す。
図2において、イオン源31より引き出されたイオンビ
ーム32は、照射光学系33を介してマスクステージ3
5上に保持されたステンシルマスク34上に照射され
る。ステンシルマスク34にはイオンビームを通過させ
るための開口パターンが設けられていて、ステンシルマ
スク34を通過したイオンビーム32は投射光学系36
により試料37上に縮小投射される。これにより、試料
37表面上にはステンシルマスク34の開口パターンの
縮小像が形成される。試料37は移動可能な試料ステー
ジ38上に保持されている。
るイオンビーム投射装置30の概略構成を図2に示す。
図2において、イオン源31より引き出されたイオンビ
ーム32は、照射光学系33を介してマスクステージ3
5上に保持されたステンシルマスク34上に照射され
る。ステンシルマスク34にはイオンビームを通過させ
るための開口パターンが設けられていて、ステンシルマ
スク34を通過したイオンビーム32は投射光学系36
により試料37上に縮小投射される。これにより、試料
37表面上にはステンシルマスク34の開口パターンの
縮小像が形成される。試料37は移動可能な試料ステー
ジ38上に保持されている。
【0006】照射光学系33は、照射レンズ40(3枚
電極の静電レンズ)と、引出レンズ41(2枚電極の静
電レンズ)と、制限アパーチャ42とから構成されてい
る。引出レンズ41はイオン源31からイオンビーム3
2を必要十分な強度で引出すためのもので、引出された
イオンビームのうち引出角度の大きな不要部分は制限ア
パーチャ42でカットされる。照射レンズ40はイオン
源の像を約1倍で結像するようにイオンビーム32を集
束しながらステンシルマスク34上に照射している。
電極の静電レンズ)と、引出レンズ41(2枚電極の静
電レンズ)と、制限アパーチャ42とから構成されてい
る。引出レンズ41はイオン源31からイオンビーム3
2を必要十分な強度で引出すためのもので、引出された
イオンビームのうち引出角度の大きな不要部分は制限ア
パーチャ42でカットされる。照射レンズ40はイオン
源の像を約1倍で結像するようにイオンビーム32を集
束しながらステンシルマスク34上に照射している。
【0007】投射光学系36は、投射レンズ43(3枚
電極の静電レンズ)と、ブランキング偏向器44(2極
の静電偏向器)と、ブランキングアパーチャ45とから
構成されている。ブランキング偏向器44によりイオン
ビーム32を偏向してブランキングアパーチャ45でイ
オンビーム32を遮断することによって、試料37上へ
のイオンビームの投射を中断させることができ、それに
より、試料37上へのイオンビームの間歇的な投射を可
能にしている。投射レンズ43は、ステンシルマスク3
4の開口パターンの像を試料37上に1/2に縮小して
結像するようにイオンビーム32を集束する。
電極の静電レンズ)と、ブランキング偏向器44(2極
の静電偏向器)と、ブランキングアパーチャ45とから
構成されている。ブランキング偏向器44によりイオン
ビーム32を偏向してブランキングアパーチャ45でイ
オンビーム32を遮断することによって、試料37上へ
のイオンビームの投射を中断させることができ、それに
より、試料37上へのイオンビームの間歇的な投射を可
能にしている。投射レンズ43は、ステンシルマスク3
4の開口パターンの像を試料37上に1/2に縮小して
結像するようにイオンビーム32を集束する。
【0008】本例で特徴的なことは、投射光学系36に
1段のみの投射レンズ43を設けると共に、照射光学系
33に照射レンズ40を設けてステンシルマスク34を
通過したイオンビーム32を投射レンズ43のほぼ中心
位置に集束させるようにしている点である。これによ
り、試料37表面上に投射されるステンシルマスク34
の開口パターン像は、従来例(図17)の場合に比べて像
歪みが格段に小さくなるので、試料37表面の微細加工
の精度が向上する。
1段のみの投射レンズ43を設けると共に、照射光学系
33に照射レンズ40を設けてステンシルマスク34を
通過したイオンビーム32を投射レンズ43のほぼ中心
位置に集束させるようにしている点である。これによ
り、試料37表面上に投射されるステンシルマスク34
の開口パターン像は、従来例(図17)の場合に比べて像
歪みが格段に小さくなるので、試料37表面の微細加工
の精度が向上する。
【0009】上記のような構成のイオンビーム投射装置
30を用いて、試料37表面上へのイオンビーム32の
間歇的な投射と試料ステージ38のステップ・アンド・
リピート方式での移動動作とによって、試料(例えばウ
エハ)37の表面全体に同一の開口パターン像を多数個
並べて形成することができる。
30を用いて、試料37表面上へのイオンビーム32の
間歇的な投射と試料ステージ38のステップ・アンド・
リピート方式での移動動作とによって、試料(例えばウ
エハ)37の表面全体に同一の開口パターン像を多数個
並べて形成することができる。
【0010】図3は、図2における重要な構成要素だけ
を抽出して模式的に示したもので、ここでは、イオンビ
ーム投射装置として一般化して説明する。51はイオン
源、52は照射レンズ、53はステンシルマスク、54
は投射レンズ、55は試料である。イオン源51から引
出されたイオンビーム56は照射レンズ52によって集
束されステンシルマスク53に照射される。ステンシル
マスク53を通過したイオンビーム56は、投射レンズ
54の中心位置(光学軸57上)にクロスオーバ58を形
成した後、投射レンズ54によって試料55の表面に縮
小投射される。これによって、ステンシルマスク53に
設けられた開口パターンの縮小像が試料55表面上に形
成される。
を抽出して模式的に示したもので、ここでは、イオンビ
ーム投射装置として一般化して説明する。51はイオン
源、52は照射レンズ、53はステンシルマスク、54
は投射レンズ、55は試料である。イオン源51から引
出されたイオンビーム56は照射レンズ52によって集
束されステンシルマスク53に照射される。ステンシル
マスク53を通過したイオンビーム56は、投射レンズ
54の中心位置(光学軸57上)にクロスオーバ58を形
成した後、投射レンズ54によって試料55の表面に縮
小投射される。これによって、ステンシルマスク53に
設けられた開口パターンの縮小像が試料55表面上に形
成される。
【0011】上述したような構成のイオンビーム投射装
置おいて、試料面55表面上にボケや歪みの少ない所望
の開口パターン像を得るためには、照射レンズ52から
出たイオンビーム56が投射レンズ54の中心軸上を通
り、かつ該投射レンズ54の中心位置にクロスオーバ5
8を形成するようにしなければならない。照射レンズ5
2からのイオンビーム56が、投射レンズ54の中心軸
上を通らなかったり、投射レンズ54の中心位置でクロ
スオーバを形成せずに試料55表面に到達した場合に
は、試料表面上に形成される開口パターン像は大きな歪
みやボケを有するものとなり、また、所望の縮小率の開
口パターン像を得ることができなくなる。
置おいて、試料面55表面上にボケや歪みの少ない所望
の開口パターン像を得るためには、照射レンズ52から
出たイオンビーム56が投射レンズ54の中心軸上を通
り、かつ該投射レンズ54の中心位置にクロスオーバ5
8を形成するようにしなければならない。照射レンズ5
2からのイオンビーム56が、投射レンズ54の中心軸
上を通らなかったり、投射レンズ54の中心位置でクロ
スオーバを形成せずに試料55表面に到達した場合に
は、試料表面上に形成される開口パターン像は大きな歪
みやボケを有するものとなり、また、所望の縮小率の開
口パターン像を得ることができなくなる。
【0012】照射レンズ52からのビームが投射レンズ
54の中心軸上を通らない原因は、照射レンズ52の中
心が光学軸上に正確に設置されていると仮定した場合、
次の2点である。一つは、イオン源51の設置位置不良
のため、イオン源軸が光学軸からズレている場合
()。もう一つは、投射レンズ54設置位置不良のた
め、投射レンズ軸が光学軸と一致していない場合()
である。
54の中心軸上を通らない原因は、照射レンズ52の中
心が光学軸上に正確に設置されていると仮定した場合、
次の2点である。一つは、イオン源51の設置位置不良
のため、イオン源軸が光学軸からズレている場合
()。もう一つは、投射レンズ54設置位置不良のた
め、投射レンズ軸が光学軸と一致していない場合()
である。
【0013】また、照射レンズ52からのビームが投射
レンズ54の中心でクロスオーバを作らない直接の原因
は、照射レンズ強度が適正でないこと()であるが、
照射レンズへの印加電圧に対して試料表面に投射される
ビーム形状が適正か不適正であるかの判断手段がないた
めに、照射レンズへの厳密には正確でない印加電圧によ
って形成される像で満足せざるを得なかった。
レンズ54の中心でクロスオーバを作らない直接の原因
は、照射レンズ強度が適正でないこと()であるが、
照射レンズへの印加電圧に対して試料表面に投射される
ビーム形状が適正か不適正であるかの判断手段がないた
めに、照射レンズへの厳密には正確でない印加電圧によ
って形成される像で満足せざるを得なかった。
【0014】上記、およびの場合のビーム軌道を
図示して説明する。まず、の場合のビーム軌道の概略
を図4に示す。光学軸57からズレて設置されているイ
オン源51’から放出されたイオンビーム56’は、照
射レンズ52により集束されて投射レンズ54内におい
てクロスオーバ58’を形成するが、照射レンズ52の
ピントが正確であっても、このクロスオーバ58’の位
置は投射レンズ54のレンズ中心(光学軸57上)から
外れた地点となる。このため、試料表面に投射される像
の歪みやボケが大きくなり、所望の像を得ることができ
ない。
図示して説明する。まず、の場合のビーム軌道の概略
を図4に示す。光学軸57からズレて設置されているイ
オン源51’から放出されたイオンビーム56’は、照
射レンズ52により集束されて投射レンズ54内におい
てクロスオーバ58’を形成するが、照射レンズ52の
ピントが正確であっても、このクロスオーバ58’の位
置は投射レンズ54のレンズ中心(光学軸57上)から
外れた地点となる。このため、試料表面に投射される像
の歪みやボケが大きくなり、所望の像を得ることができ
ない。
【0015】次に、の場合のビーム軌道を図5に示
す。イオン源51の軸が光学軸57と一致してはいる
が、投射レンズ軸59が光学軸57に一致していない場
合には、照射レンズ52からのイオンビーム56”のク
ロスオーバ58”は投射レンズ軸59からズレた位置で
形成され、この場合も、形成される像に大きな歪みやボ
ケが生じる。
す。イオン源51の軸が光学軸57と一致してはいる
が、投射レンズ軸59が光学軸57に一致していない場
合には、照射レンズ52からのイオンビーム56”のク
ロスオーバ58”は投射レンズ軸59からズレた位置で
形成され、この場合も、形成される像に大きな歪みやボ
ケが生じる。
【0016】また、上記の場合のビーム軌道を図6、
図7に示す。図6は照射レンズ52がオーバフォーカス
の場合であり、イオン源60からのイオンビーム61は
照射レンズ52で集束されてステンシルマスク53を照
射し、ステンシルマスク53を通過したイオンビーム6
1は投射レンズ54の中心位置67よりも上方の光学軸
64上でクロスオーバ65を形成した上で、投射レンズ
54によって試料55表面上に投射される。また、図7
は照射レンズ52がアンダーフォーカス状態であって、
イオンビーム61が投射レンズ54の中心位置67より
も下方においてクロスオーバ69を形成している様子を
示している。いずれも、照射レンズ強度が最適ではない
ため、クロスオーバの形成位置が投射レンズの中心位置
から光軸方向にズレてしまっている。これらの場合も、
試料表面上に形成される像は歪みを持つと共に、所望の
縮小率の像を形成できない。
図7に示す。図6は照射レンズ52がオーバフォーカス
の場合であり、イオン源60からのイオンビーム61は
照射レンズ52で集束されてステンシルマスク53を照
射し、ステンシルマスク53を通過したイオンビーム6
1は投射レンズ54の中心位置67よりも上方の光学軸
64上でクロスオーバ65を形成した上で、投射レンズ
54によって試料55表面上に投射される。また、図7
は照射レンズ52がアンダーフォーカス状態であって、
イオンビーム61が投射レンズ54の中心位置67より
も下方においてクロスオーバ69を形成している様子を
示している。いずれも、照射レンズ強度が最適ではない
ため、クロスオーバの形成位置が投射レンズの中心位置
から光軸方向にズレてしまっている。これらの場合も、
試料表面上に形成される像は歪みを持つと共に、所望の
縮小率の像を形成できない。
【0017】従って、上記問題点、を解決するため
には、照射レンズ52からのビームが投射レンズ54の
中心軸上を通るようにビーム軌道を修正してやることが
必要である。照射レンズ52からのイオンビームを正確
に投射レンズの中心軸上に通すためには、試料面上に形
成される投射像のパターン形状と、照射レンズ強度、投
射レンズ強度、さらには、上記両レンズやイオン源のそ
れぞれの軸の相対位置関係を検知し、最適条件を見つけ
出さなければならない。この作業は非常に経験を必要と
すると共に多くの時間を要する。従って、照射レンズ5
2からのイオンビームを容易かつ正確に投射レンズ54
の中心軸上に通す方法が望まれていた。また、上記問題
点を解決するためには、照射レンズ52からのイオン
ビームのクロスオーバが投射レンズ54の中心位置に形
成されるように、照射レンズ強度を調整してやる必要が
ある。従って、照射レンズ52からのイオンビームを容
易かつ正確に投射レンズ54の中心位置に集束させる方
法が望まれていた。
には、照射レンズ52からのビームが投射レンズ54の
中心軸上を通るようにビーム軌道を修正してやることが
必要である。照射レンズ52からのイオンビームを正確
に投射レンズの中心軸上に通すためには、試料面上に形
成される投射像のパターン形状と、照射レンズ強度、投
射レンズ強度、さらには、上記両レンズやイオン源のそ
れぞれの軸の相対位置関係を検知し、最適条件を見つけ
出さなければならない。この作業は非常に経験を必要と
すると共に多くの時間を要する。従って、照射レンズ5
2からのイオンビームを容易かつ正確に投射レンズ54
の中心軸上に通す方法が望まれていた。また、上記問題
点を解決するためには、照射レンズ52からのイオン
ビームのクロスオーバが投射レンズ54の中心位置に形
成されるように、照射レンズ強度を調整してやる必要が
ある。従って、照射レンズ52からのイオンビームを容
易かつ正確に投射レンズ54の中心位置に集束させる方
法が望まれていた。
【0018】従って、本発明の第1の目的は、歪やボケ
の小さい投射像を容易に得るためのイオンビーム投射方
法を提供することにあり、また、本発明の第2の目的
は、上記第1の目的を実現するための装置を提供するこ
とである。
の小さい投射像を容易に得るためのイオンビーム投射方
法を提供することにあり、また、本発明の第2の目的
は、上記第1の目的を実現するための装置を提供するこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、
(1).イオン源からのイオンビームを照射レンズを介し
て開口パターンを有するステンシルマスク上に照射し、
上記のステンシルマスクを通過したイオンビームを投射
レンズの略中心位置に集束させて、上記投射レンズによ
って形成される上記開口パターンの像を試料表面上に投
射するイオンビーム投射方法において、上記投射レンズ
の強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に伴う
上記開口パターン像の像位置の揺動量を測定する工程を
含ませることにより達成され得る。なお、(2).上記
(1)のイオンビーム投射方法において、さらに、上記の
開口パターン像の像位置の揺動量がより小さくなるよう
に、上記イオン源から上記照射レンズへのイオンビーム
の軌道を修正する工程を含ませることができる。さら
に、(3).上記(2)のイオンビーム投射方法において、
上記のイオンビーム軌道を修正する工程は、上記イオン
源と上記照射レンズとの間に設置されたアライナを用い
て行なわれるものとすることができる。
(1).イオン源からのイオンビームを照射レンズを介し
て開口パターンを有するステンシルマスク上に照射し、
上記のステンシルマスクを通過したイオンビームを投射
レンズの略中心位置に集束させて、上記投射レンズによ
って形成される上記開口パターンの像を試料表面上に投
射するイオンビーム投射方法において、上記投射レンズ
の強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に伴う
上記開口パターン像の像位置の揺動量を測定する工程を
含ませることにより達成され得る。なお、(2).上記
(1)のイオンビーム投射方法において、さらに、上記の
開口パターン像の像位置の揺動量がより小さくなるよう
に、上記イオン源から上記照射レンズへのイオンビーム
の軌道を修正する工程を含ませることができる。さら
に、(3).上記(2)のイオンビーム投射方法において、
上記のイオンビーム軌道を修正する工程は、上記イオン
源と上記照射レンズとの間に設置されたアライナを用い
て行なわれるものとすることができる。
【0020】また、上記第1の目的は、(4).イオン源
からのイオンビームを照射レンズを介して開口パターン
を有するステンシルマスク上に照射し、上記のステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを投射レンズの略中心
位置に集束させて、上記投射レンズによって形成される
上記開口パターンの像を試料表面上に投射するイオンビ
ーム投射方法において、上記投射レンズの強度を揺動さ
せて、この投射レンズ強度の揺動に伴う上記開口パター
ン像の像中心位置付近における像倍率の変動量を計測す
る工程を含ませることにより達成される。なお、(5).
上記(4)のイオンビーム投射方法において、上記の開口
パターン像の像中心位置付近における像倍率の変動量が
より小さくなるように、上記照射レンズの強度を調整す
る工程をさらに含ませることができる。
からのイオンビームを照射レンズを介して開口パターン
を有するステンシルマスク上に照射し、上記のステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを投射レンズの略中心
位置に集束させて、上記投射レンズによって形成される
上記開口パターンの像を試料表面上に投射するイオンビ
ーム投射方法において、上記投射レンズの強度を揺動さ
せて、この投射レンズ強度の揺動に伴う上記開口パター
ン像の像中心位置付近における像倍率の変動量を計測す
る工程を含ませることにより達成される。なお、(5).
上記(4)のイオンビーム投射方法において、上記の開口
パターン像の像中心位置付近における像倍率の変動量が
より小さくなるように、上記照射レンズの強度を調整す
る工程をさらに含ませることができる。
【0021】さらに、上記第1の目的は、(6).イオン
源からのイオンビームを照射レンズを介して開口パター
ンを有するステンシルマスク上に照射し、上記ステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを投射レンズの略中心
位置に集束させて、上記投射レンズによって形成される
上記開口パターンの像を試料表面上に投射するイオンビ
ーム投射方法において、上記投射レンズの強度を揺動さ
せて、この投射レンズ強度の揺動に伴う上記開口パター
ン像の像中心位置近傍における像位置の揺動量を検出
し、この像位置揺動量が予め定められた像位置揺動量の
許容範囲内に入るように、上記イオン源から上記照射レ
ンズに向かうイオンビームの軌道を修正する工程と、上
記投射レンズの強度を揺動させて、この投射レンズ強度
の揺動に伴う上記開口パターン像の像中心位置近傍にお
ける像倍率の変動量を計測し、この像倍率変動量が予め
定められた像倍率変動量の許容範囲内に入るように上記
照射レンズの強度を調整する工程とを含ませることによ
り達成される。なお、(7).上記(1)〜(6)のいずれか
のイオンビーム投射方法において、さらに、上記の試料
表面上に投射されるべき開口パターン像をイオンビーム
検出器上に投射して、該イオンビーム検出器からの検出
信号に基づいて上記開口パターン像を画像表示する工程
を含ませることができる。
源からのイオンビームを照射レンズを介して開口パター
ンを有するステンシルマスク上に照射し、上記ステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを投射レンズの略中心
位置に集束させて、上記投射レンズによって形成される
上記開口パターンの像を試料表面上に投射するイオンビ
ーム投射方法において、上記投射レンズの強度を揺動さ
せて、この投射レンズ強度の揺動に伴う上記開口パター
ン像の像中心位置近傍における像位置の揺動量を検出
し、この像位置揺動量が予め定められた像位置揺動量の
許容範囲内に入るように、上記イオン源から上記照射レ
ンズに向かうイオンビームの軌道を修正する工程と、上
記投射レンズの強度を揺動させて、この投射レンズ強度
の揺動に伴う上記開口パターン像の像中心位置近傍にお
ける像倍率の変動量を計測し、この像倍率変動量が予め
定められた像倍率変動量の許容範囲内に入るように上記
照射レンズの強度を調整する工程とを含ませることによ
り達成される。なお、(7).上記(1)〜(6)のいずれか
のイオンビーム投射方法において、さらに、上記の試料
表面上に投射されるべき開口パターン像をイオンビーム
検出器上に投射して、該イオンビーム検出器からの検出
信号に基づいて上記開口パターン像を画像表示する工程
を含ませることができる。
【0022】また、上記第2の目的は、(8).イオンビ
ームを生成するためのイオン源と、上記イオン源からの
イオンビームを通過させ得る開口パターンを有するステ
ンシルマスクと、上記イオン源からのイオンビームを上
記ステンシルマスク上に照射するための少なくとも照射
レンズを含むイオンビーム照射光学系と、上記ステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを試料表面上に投射す
るための一段の投射レンズを含むイオンビーム投射光学
系とを備え、上記ステンシルマスクを通過したイオンビ
ームを上記投射レンズのほぼ中心位置に集束させて上記
試料表面上に上記開口パターンの像を投射させるイオン
ビーム投射装置において、上記試料表面上に投射される
上記開口パターン像を検出するためのイオンビーム検出
手段と、上記投射レンズのレンズ強度を揺動させるため
のレンズ強度揺動手段と、上記ステンシルマスクを通過
したイオンビームが上記投射レンズの中心軸上を通るよ
うに、上記イオン源から上記投射レンズに到る間のイオ
ンビームの軌道を修正するためのイオンビーム軌道修正
手段とをさらに付加させることにより達成される。な
お、(9).上記(8)のイオンビーム投射装置において、
上記のイオンビーム検出手段は蛍光板とCCDとの組み
合わせからなるイオンビーム検出器を含んだものとする
ことができる。また、(10).上記(8)のイオンビーム
投射装置において、上記のイオンビーム検出手段は微小
なファラデーカップをアレイ状に配列してなるイオンビ
ーム検出器を含んだものとすることもできる。さらに、
(11).上記(8)のイオンビーム投射装置において、上
記のレンズ強度揺動手段は、上記投射レンズに供給され
るレンズ電圧に変動電圧を重畳させるための変動電圧供
給用電源を含んだものとすることができる。さらにま
た、(12).上記(8)のイオンビーム投射装置におい
て、上記のイオンビーム軌道修正手段は、上記イオン源
と上記投射レンズとの間に設置されたアライナを含んで
なるものとすることができる。(13).上記(8)のイオ
ンビーム投射装置において、上記のイオンビーム軌道修
正手段は、上記投射レンズおよびまたは上記イオン源を
光学軸に対して垂直な面内で微動させるための微動手段
を含んでなるものとすることができる。さらに、(1
4).上記(8)〜(13)のいずれかのイオンビーム投射
装置において、上記イオンビーム検出手段からの検出信
号を取り込んで上記開口パターン像の像形状および像位
置を検知するための信号処理を行なう信号処理手段をさ
らに付加させることができる。さらには、(15).上記
(8)〜(14)のいずれかのイオンビーム投射装置におい
て、上記イオンビーム検出手段からの検出信号に基づい
て上記開口パターン像を画像表示するための画像表示手
段をさらに付加させることができる。さらにはまた、
(16).上記(8)〜(15)のいずれかのイオンビーム投
射装置において、上記のイオン源として、液体金属イオ
ン源、電界電離イオン源、および微小放出点を持つプラ
ズマイオン源のうちいずれか一つを用いることができ
る。
ームを生成するためのイオン源と、上記イオン源からの
イオンビームを通過させ得る開口パターンを有するステ
ンシルマスクと、上記イオン源からのイオンビームを上
記ステンシルマスク上に照射するための少なくとも照射
レンズを含むイオンビーム照射光学系と、上記ステンシ
ルマスクを通過したイオンビームを試料表面上に投射す
るための一段の投射レンズを含むイオンビーム投射光学
系とを備え、上記ステンシルマスクを通過したイオンビ
ームを上記投射レンズのほぼ中心位置に集束させて上記
試料表面上に上記開口パターンの像を投射させるイオン
ビーム投射装置において、上記試料表面上に投射される
上記開口パターン像を検出するためのイオンビーム検出
手段と、上記投射レンズのレンズ強度を揺動させるため
のレンズ強度揺動手段と、上記ステンシルマスクを通過
したイオンビームが上記投射レンズの中心軸上を通るよ
うに、上記イオン源から上記投射レンズに到る間のイオ
ンビームの軌道を修正するためのイオンビーム軌道修正
手段とをさらに付加させることにより達成される。な
お、(9).上記(8)のイオンビーム投射装置において、
上記のイオンビーム検出手段は蛍光板とCCDとの組み
合わせからなるイオンビーム検出器を含んだものとする
ことができる。また、(10).上記(8)のイオンビーム
投射装置において、上記のイオンビーム検出手段は微小
なファラデーカップをアレイ状に配列してなるイオンビ
ーム検出器を含んだものとすることもできる。さらに、
(11).上記(8)のイオンビーム投射装置において、上
記のレンズ強度揺動手段は、上記投射レンズに供給され
るレンズ電圧に変動電圧を重畳させるための変動電圧供
給用電源を含んだものとすることができる。さらにま
た、(12).上記(8)のイオンビーム投射装置におい
て、上記のイオンビーム軌道修正手段は、上記イオン源
と上記投射レンズとの間に設置されたアライナを含んで
なるものとすることができる。(13).上記(8)のイオ
ンビーム投射装置において、上記のイオンビーム軌道修
正手段は、上記投射レンズおよびまたは上記イオン源を
光学軸に対して垂直な面内で微動させるための微動手段
を含んでなるものとすることができる。さらに、(1
4).上記(8)〜(13)のいずれかのイオンビーム投射
装置において、上記イオンビーム検出手段からの検出信
号を取り込んで上記開口パターン像の像形状および像位
置を検知するための信号処理を行なう信号処理手段をさ
らに付加させることができる。さらには、(15).上記
(8)〜(14)のいずれかのイオンビーム投射装置におい
て、上記イオンビーム検出手段からの検出信号に基づい
て上記開口パターン像を画像表示するための画像表示手
段をさらに付加させることができる。さらにはまた、
(16).上記(8)〜(15)のいずれかのイオンビーム投
射装置において、上記のイオン源として、液体金属イオ
ン源、電界電離イオン源、および微小放出点を持つプラ
ズマイオン源のうちいずれか一つを用いることができ
る。
【0023】上記した本願発明の構成原理およびそれに
よって得られる作用効果について、以下に説明する。先
ず、照射レンズからのイオンビームを投射レンズの中心
軸上に通す方法について説明し、次に、投射レンズの中
心位置でクロスオーバを形成する方法について説明す
る。
よって得られる作用効果について、以下に説明する。先
ず、照射レンズからのイオンビームを投射レンズの中心
軸上に通す方法について説明し、次に、投射レンズの中
心位置でクロスオーバを形成する方法について説明す
る。
【0024】1.投射レンズの中心軸上にイオンビーム
を通す方法 図8は、イオン源軸と投射レンズ軸が光学軸に一致した
理想的な場合におけるステンシルマスクの光軸上の一点
を基準にしたイオンビーム軌道を示している。光学軸8
4上のイオン源81から放出したイオンビーム82は、
照射レンズ83が最適レンズ強度の時に、ステンシルマ
スク85の光学軸84上の一点に集束する。ステンシル
マスク85を通過したイオンビーム82は、あたかもス
テンシルマスク85上の一点から放出したかのような軌
道を通り投射レンズ86によって試料面87上に投射さ
れる。この投射レンズ強度が最適な時、イオンビーム8
2は試料面87の光学軸84上の一点Aにピントが合
う。ここで、投射レンズ強度をその最適値を中心に強,
弱させると、投射レンズ86のピントは試料面87を挾
んで光軸上の上,下で形成される。つまり、投射レンズ
強度が最適値より弱い場合にはピントは試料面の下方の
一点Bで形成され、強い場合には試料面の上方の一点C
でピントが合う。試料面上に形成される像の形状は、図
の最下段に示す如くであり、照射レンズ強度が適正強度
の時には一点88に集束した像が形成され、それよりも
弱い時には領域89、強い時には領域90のように拡が
った像が形成される。何れの場合にも像は一点88を中
心にしており、これより、ビームが光学軸上を通ってい
れば、投射レンズ強度を強,弱させても、像の中心部分
は試料面内で移動しないことがわかる。
を通す方法 図8は、イオン源軸と投射レンズ軸が光学軸に一致した
理想的な場合におけるステンシルマスクの光軸上の一点
を基準にしたイオンビーム軌道を示している。光学軸8
4上のイオン源81から放出したイオンビーム82は、
照射レンズ83が最適レンズ強度の時に、ステンシルマ
スク85の光学軸84上の一点に集束する。ステンシル
マスク85を通過したイオンビーム82は、あたかもス
テンシルマスク85上の一点から放出したかのような軌
道を通り投射レンズ86によって試料面87上に投射さ
れる。この投射レンズ強度が最適な時、イオンビーム8
2は試料面87の光学軸84上の一点Aにピントが合
う。ここで、投射レンズ強度をその最適値を中心に強,
弱させると、投射レンズ86のピントは試料面87を挾
んで光軸上の上,下で形成される。つまり、投射レンズ
強度が最適値より弱い場合にはピントは試料面の下方の
一点Bで形成され、強い場合には試料面の上方の一点C
でピントが合う。試料面上に形成される像の形状は、図
の最下段に示す如くであり、照射レンズ強度が適正強度
の時には一点88に集束した像が形成され、それよりも
弱い時には領域89、強い時には領域90のように拡が
った像が形成される。何れの場合にも像は一点88を中
心にしており、これより、ビームが光学軸上を通ってい
れば、投射レンズ強度を強,弱させても、像の中心部分
は試料面内で移動しないことがわかる。
【0025】一方、イオン源が光学軸からズレて設置さ
れている場合、図9に示すように、イオン源の一点91
から放出したイオンビーム92が、照射レンズ83によ
ってステンシルマスク85の光学軸84上の一点に焦点
を合わされ、ステンシルマスク85を通過したイオンビ
ーム92が、投射レンズ86によって試料面87上に投
射される。この時、投射レンズ強度が最適の場合、イオ
ンビーム92は試料面87上の一点Dにピントが合う。
ここで、投射レンズの強度を最適値を中心にして強,弱
させると、投射レンズ86によるクロスオーバは試料面
87の上,下で形成されるが、ビームが投射レンズ86
の中心を通っていないため、投射レンズ強度の強,弱に
よってビームは大きく屈折し、投射レンズ強度が弱い時
には点Eで、強い時には点Fでクロスオーバを形成す
る。この時、試料面上に形成される像は、図の最下段に
示すように、最適レンズ強度の時に一点93に集束し、
レンズ強度が弱い時には領域94で、強い時には領域9
5で示すように拡がって形成される。このように、イオ
ン源91が光学軸84からズレて設置されている場合に
は、試料面87上に形成される像は、投射レンズ強度の
搖動に呼応して試料面内で移動し、それぞれの像の中心
位置は一致しないことがわかる。
れている場合、図9に示すように、イオン源の一点91
から放出したイオンビーム92が、照射レンズ83によ
ってステンシルマスク85の光学軸84上の一点に焦点
を合わされ、ステンシルマスク85を通過したイオンビ
ーム92が、投射レンズ86によって試料面87上に投
射される。この時、投射レンズ強度が最適の場合、イオ
ンビーム92は試料面87上の一点Dにピントが合う。
ここで、投射レンズの強度を最適値を中心にして強,弱
させると、投射レンズ86によるクロスオーバは試料面
87の上,下で形成されるが、ビームが投射レンズ86
の中心を通っていないため、投射レンズ強度の強,弱に
よってビームは大きく屈折し、投射レンズ強度が弱い時
には点Eで、強い時には点Fでクロスオーバを形成す
る。この時、試料面上に形成される像は、図の最下段に
示すように、最適レンズ強度の時に一点93に集束し、
レンズ強度が弱い時には領域94で、強い時には領域9
5で示すように拡がって形成される。このように、イオ
ン源91が光学軸84からズレて設置されている場合に
は、試料面87上に形成される像は、投射レンズ強度の
搖動に呼応して試料面内で移動し、それぞれの像の中心
位置は一致しないことがわかる。
【0026】また、照射レンズ軸と投射レンズ軸が一致
していない場合には、図10により説明できる。ここ
で、イオン源軸と照射レンズ軸とは、共に光学軸102
に一致せしめられている。イオン源の一点101から放
出したイオンビーム104は、適正強度に調節された照
射レンズ83によってステンシルマスク85の光学軸上
の一点に集束される。ステンシルマスク85を通過した
イオンビーム104は、投射レンズ86によって試料面
87上に投射される。この時、投射レンズ86が最適強
度ならば、イオンビーム104は試料面87上の一点G
にピントが合う。ここで、投射レンズ強度をその最適値
を中心に強,弱させると、投射レンズ86によるクロス
オーバは試料面87の上,下に形成されるが、投射レン
ズ軸105が光学軸(照射レンズ軸)102と一致して
いないため、投射レンズ強度が強い時には点Jで、弱い
時には点Hで示す位置となる。この時、試料面上に形成
される像は、図の最下段に示すように、投射レンズ強度
が最適の場合には一点106で示すような集束像となる
が、強い時には領域108で、弱い時には領域107で
示すような拡がった像となる。このように、照射レンズ
軸102と投射レンズ軸105が一致していない場合に
も、試料面87上に投射される像は、投射レンズ強度の
揺動に呼応して試料面内で移動し、それぞれの像中心は
一致しないことになる。
していない場合には、図10により説明できる。ここ
で、イオン源軸と照射レンズ軸とは、共に光学軸102
に一致せしめられている。イオン源の一点101から放
出したイオンビーム104は、適正強度に調節された照
射レンズ83によってステンシルマスク85の光学軸上
の一点に集束される。ステンシルマスク85を通過した
イオンビーム104は、投射レンズ86によって試料面
87上に投射される。この時、投射レンズ86が最適強
度ならば、イオンビーム104は試料面87上の一点G
にピントが合う。ここで、投射レンズ強度をその最適値
を中心に強,弱させると、投射レンズ86によるクロス
オーバは試料面87の上,下に形成されるが、投射レン
ズ軸105が光学軸(照射レンズ軸)102と一致して
いないため、投射レンズ強度が強い時には点Jで、弱い
時には点Hで示す位置となる。この時、試料面上に形成
される像は、図の最下段に示すように、投射レンズ強度
が最適の場合には一点106で示すような集束像となる
が、強い時には領域108で、弱い時には領域107で
示すような拡がった像となる。このように、照射レンズ
軸102と投射レンズ軸105が一致していない場合に
も、試料面87上に投射される像は、投射レンズ強度の
揺動に呼応して試料面内で移動し、それぞれの像中心は
一致しないことになる。
【0027】上述したように、照射レンズからのイオン
ビームが投射レンズの中心軸上を通っていれば、投射レ
ンズ強度を揺動させても投射像の中心位置は動かないた
め、試料面上に形成される投射像を観察しながら投射レ
ンズ強度を揺動させて、投射像の中心位置が移動するか
どうかを識別することによって、イオンビームが投射レ
ンズの中心軸上を通っているか否かを容易に判定するこ
とができる。
ビームが投射レンズの中心軸上を通っていれば、投射レ
ンズ強度を揺動させても投射像の中心位置は動かないた
め、試料面上に形成される投射像を観察しながら投射レ
ンズ強度を揺動させて、投射像の中心位置が移動するか
どうかを識別することによって、イオンビームが投射レ
ンズの中心軸上を通っているか否かを容易に判定するこ
とができる。
【0028】次に、図9,図10を用いて説明したよう
な投射レンズ強度の揺動に呼応しての像移動、つまり、
光学軸とイオン源軸との不一致、照射レンズ軸と投射レ
ンズ軸との不一致を無くすためのビーム軌道の修正方法
について、図11,図12を用いて具体的に説明する。
な投射レンズ強度の揺動に呼応しての像移動、つまり、
光学軸とイオン源軸との不一致、照射レンズ軸と投射レ
ンズ軸との不一致を無くすためのビーム軌道の修正方法
について、図11,図12を用いて具体的に説明する。
【0029】図11は光学軸とイオン源軸とが一致して
いない場合のビーム軌道の修正方法を説明する図であ
る。イオン源の実放出部91から放出したイオンビーム
112は、アライナ113,114によってそのビーム
中心軸115が光学軸116に一致するように軌道修正
され、あたかも光学軸上の仮想放出部111から放出し
たかのようなビーム軌道を通って、照射レンズ83の中
心軸上に導かれる。この照射レンズ83の中心軸(光学
軸)に軸合わせされたビーム112が、適正レンズ強度
の照射レンズ83によって、ステンシルマスク85上に
焦点を合わせて照射される。ステンシルマスク85を通
過したビームは投射レンズ86によって試料面87上に
焦点を合わせて投射される。図中のA’,B’,C’
は、投射レンズ強度の違いによる投射ビームのクロスオ
ーバ位置の変化を示している。アライナ113,114
によって、照射レンズ83に入射する前のイオンビーム
が光学軸116上に乗るように軌道修正された結果、照
射レンズ83以下では、ビームは常に光学軸上を通るた
め、図8の場合と全く同様になる。投射レンズ86によ
る投射ビームのクロスオーバは、投射レンズが最適レン
ズ強度の時にはA’点に、それよりも強度が小さい場合
にはB’点に、強度が大きい場合にはC’点にそれぞれ
形成されるが、いずれの場合も、試料面上に投射される
像は、点117や領域119,118で示されるよう
に、光学軸116上の一点を像中心にして形成され、こ
の像中心が試料面内で動き回ることはない。
いない場合のビーム軌道の修正方法を説明する図であ
る。イオン源の実放出部91から放出したイオンビーム
112は、アライナ113,114によってそのビーム
中心軸115が光学軸116に一致するように軌道修正
され、あたかも光学軸上の仮想放出部111から放出し
たかのようなビーム軌道を通って、照射レンズ83の中
心軸上に導かれる。この照射レンズ83の中心軸(光学
軸)に軸合わせされたビーム112が、適正レンズ強度
の照射レンズ83によって、ステンシルマスク85上に
焦点を合わせて照射される。ステンシルマスク85を通
過したビームは投射レンズ86によって試料面87上に
焦点を合わせて投射される。図中のA’,B’,C’
は、投射レンズ強度の違いによる投射ビームのクロスオ
ーバ位置の変化を示している。アライナ113,114
によって、照射レンズ83に入射する前のイオンビーム
が光学軸116上に乗るように軌道修正された結果、照
射レンズ83以下では、ビームは常に光学軸上を通るた
め、図8の場合と全く同様になる。投射レンズ86によ
る投射ビームのクロスオーバは、投射レンズが最適レン
ズ強度の時にはA’点に、それよりも強度が小さい場合
にはB’点に、強度が大きい場合にはC’点にそれぞれ
形成されるが、いずれの場合も、試料面上に投射される
像は、点117や領域119,118で示されるよう
に、光学軸116上の一点を像中心にして形成され、こ
の像中心が試料面内で動き回ることはない。
【0030】次に、図12に照射レンズ軸と投射レンズ
軸とが一致していない場合のビーム軌道の修正方法を示
す。イオン放出部121から放出したイオンビーム12
2はアライナ113,114によりそのビーム中心軸1
23が照射レンズ83の中心124と投射レンズ86の
中心125の双方を通るように軌道修正される。照射レ
ンズ83は、イオンビーム122がステンシルマスク8
5上で焦点が合うように、そのレンズ強度を調整され
る。投射レンズ86は、ステンシルマスク85を通過し
たイオンビームが投射レンズ86の中心125を通って
試料面87上で焦点を結ぶように、そのレンズ強度を調
整される。D’,E’,F’は投射レンズ86のレンズ
強度を揺動させた時の投射ビームのクロスオーバ位置の
変化を示している。アライナ113,114によってビ
ーム中心軸123が照射レンズ中心と投射レンズ中心と
の双方を通るように軌道修正されたため、試料面87上
に形成される投射ビームの像は、点126や領域12
7,128で示されるように、いずれもビーム中心軸1
23上の一点を像中心にして形成され、該像中心が試料
面上で動き回ることはない。
軸とが一致していない場合のビーム軌道の修正方法を示
す。イオン放出部121から放出したイオンビーム12
2はアライナ113,114によりそのビーム中心軸1
23が照射レンズ83の中心124と投射レンズ86の
中心125の双方を通るように軌道修正される。照射レ
ンズ83は、イオンビーム122がステンシルマスク8
5上で焦点が合うように、そのレンズ強度を調整され
る。投射レンズ86は、ステンシルマスク85を通過し
たイオンビームが投射レンズ86の中心125を通って
試料面87上で焦点を結ぶように、そのレンズ強度を調
整される。D’,E’,F’は投射レンズ86のレンズ
強度を揺動させた時の投射ビームのクロスオーバ位置の
変化を示している。アライナ113,114によってビ
ーム中心軸123が照射レンズ中心と投射レンズ中心と
の双方を通るように軌道修正されたため、試料面87上
に形成される投射ビームの像は、点126や領域12
7,128で示されるように、いずれもビーム中心軸1
23上の一点を像中心にして形成され、該像中心が試料
面上で動き回ることはない。
【0031】このように、試料面87上に投射される像
を観察しながら、投射レンズ強度を揺動させた時に、像
中心が投射レンズ強度の揺動に呼応して移動する場合に
は、イオン源と照射レンズとの間に設けたアライナを動
作させてイオンビーム軌道を修正して上記した像中心の
移動量が最小になるようにアライナ電圧を設定した上
で、さらに試料面上での投射像のボケが最小になるよう
に投射レンズ強度を調整すれば、ボケや歪が極めて小さ
いパターン投射像を得ることができる。
を観察しながら、投射レンズ強度を揺動させた時に、像
中心が投射レンズ強度の揺動に呼応して移動する場合に
は、イオン源と照射レンズとの間に設けたアライナを動
作させてイオンビーム軌道を修正して上記した像中心の
移動量が最小になるようにアライナ電圧を設定した上
で、さらに試料面上での投射像のボケが最小になるよう
に投射レンズ強度を調整すれば、ボケや歪が極めて小さ
いパターン投射像を得ることができる。
【0032】2.投射レンズ中心にクロスオーバを作る
方法 次に、投射レンズの中心位置に照射レンズからのイオン
ビームのクロスオーバを形成する方法について説明す
る。ビームが投射レンズの中心軸上を通っていても、ク
ロスオーバがレンズ中心に形成されてなければ、試料面
上に投射される像は大きな歪を有し、また所望の縮小率
の像とはならない。
方法 次に、投射レンズの中心位置に照射レンズからのイオン
ビームのクロスオーバを形成する方法について説明す
る。ビームが投射レンズの中心軸上を通っていても、ク
ロスオーバがレンズ中心に形成されてなければ、試料面
上に投射される像は大きな歪を有し、また所望の縮小率
の像とはならない。
【0033】図6は、照射レンズ52の強度が強すぎて
イオンビーム61が投射レンズ54の中心位置67より
も上方でクロスオーバ65を形成している、所謂、オー
バーフォーカスの状態のビーム軌道を示している。ま
た、図7は逆に照射レンズ強度が弱すぎて投射レンズ5
4の中心位置67よりも下方でクロスオーバ69を形成
しているアンダーフォーカスの状態のビーム軌道を示し
ている。これらの場合、投射レンズ強度が変動すると、
試料面上に形成される投射像の歪が大きくなると共に、
投射像の大きさそのものが変わり、ステンシルマスク5
3の開口パターンに対する縮小率自体が変動することに
なる。
イオンビーム61が投射レンズ54の中心位置67より
も上方でクロスオーバ65を形成している、所謂、オー
バーフォーカスの状態のビーム軌道を示している。ま
た、図7は逆に照射レンズ強度が弱すぎて投射レンズ5
4の中心位置67よりも下方でクロスオーバ69を形成
しているアンダーフォーカスの状態のビーム軌道を示し
ている。これらの場合、投射レンズ強度が変動すると、
試料面上に形成される投射像の歪が大きくなると共に、
投射像の大きさそのものが変わり、ステンシルマスク5
3の開口パターンに対する縮小率自体が変動することに
なる。
【0034】図3に示したように、イオンビーム56が
適正に投射レンズ54の中心軸57上を通り、かつレン
ズ中心でクロスオーバを形成する場合に、投射レンズ強
度を揺動させると、試料面上に形成される投射像には、
投射レンズ強度の揺動に対応してボケが発生するが、像
の縮小率自体は変わらない。このことを図13,14を
用いて説明する。図13はビームが投射レンズの中心軸
上を通る場合、図14はビームが投射レンズの中心軸上
を通らずにステンシルマスクの最外部から投射レンズ中
心に入射する場合について、それぞれ投射レンズ強度を
最適値を中心に揺動(強弱)させた場合における、ビー
ム軌道および試料面上での投射像位置の変化を示してい
る。
適正に投射レンズ54の中心軸57上を通り、かつレン
ズ中心でクロスオーバを形成する場合に、投射レンズ強
度を揺動させると、試料面上に形成される投射像には、
投射レンズ強度の揺動に対応してボケが発生するが、像
の縮小率自体は変わらない。このことを図13,14を
用いて説明する。図13はビームが投射レンズの中心軸
上を通る場合、図14はビームが投射レンズの中心軸上
を通らずにステンシルマスクの最外部から投射レンズ中
心に入射する場合について、それぞれ投射レンズ強度を
最適値を中心に揺動(強弱)させた場合における、ビー
ム軌道および試料面上での投射像位置の変化を示してい
る。
【0035】図13,14において、最適照射レンズ強
度でステンシルマスク130に照射されたイオンビーム
は、該マスクの開口部を通過後に、投射レンズ133の
中心位置に入射する。ステンシルマスク130上の一点
131,140から出射したイオンビーム132,14
1は、投射レンズ133によって集束されて、試料面1
34上にそれぞれ投射される。この時に、投射レンズ強
度が最適値であれば、イオンビーム132,141は、
試料面134上の一点135,142においてそれぞれ
焦点を結び、従って投射像にボケは生じない。ここで、
投射レンズ強度を揺動(強弱)させると、投射レンズ強
度が強い時には、試料面よりも上方の点136,143
で、弱い時には試料面よりも下方の点137,144で
それぞれ焦点を結び、いずれの場合にも試料面上形成さ
れる投射像にボケが生じる。両図の最下段に、試料面上
の投射像を試料面の上方から見た様子を図示したよう
に、投射レンズ強度が最適値の時の投射像はいずれも点
135,145で示すような集束像となり、レンズ強度
が強い時の投射像は円形領域136,146で、逆に弱
い時の投射像は円形領域137,147で示すような拡
がった(ボケた)像となるが、これら投射像の像中心は
点135,145と同じである。つまり、投射レンズ強
度を揺動させても、投射像にボケは生じるものの、投射
像の縮小率自体は変わらないことが判る。
度でステンシルマスク130に照射されたイオンビーム
は、該マスクの開口部を通過後に、投射レンズ133の
中心位置に入射する。ステンシルマスク130上の一点
131,140から出射したイオンビーム132,14
1は、投射レンズ133によって集束されて、試料面1
34上にそれぞれ投射される。この時に、投射レンズ強
度が最適値であれば、イオンビーム132,141は、
試料面134上の一点135,142においてそれぞれ
焦点を結び、従って投射像にボケは生じない。ここで、
投射レンズ強度を揺動(強弱)させると、投射レンズ強
度が強い時には、試料面よりも上方の点136,143
で、弱い時には試料面よりも下方の点137,144で
それぞれ焦点を結び、いずれの場合にも試料面上形成さ
れる投射像にボケが生じる。両図の最下段に、試料面上
の投射像を試料面の上方から見た様子を図示したよう
に、投射レンズ強度が最適値の時の投射像はいずれも点
135,145で示すような集束像となり、レンズ強度
が強い時の投射像は円形領域136,146で、逆に弱
い時の投射像は円形領域137,147で示すような拡
がった(ボケた)像となるが、これら投射像の像中心は
点135,145と同じである。つまり、投射レンズ強
度を揺動させても、投射像にボケは生じるものの、投射
像の縮小率自体は変わらないことが判る。
【0036】このように、照射レンズからのイオンビー
ムのクロスオーバが投射レンズ中心に形成されていれ
ば、投射レンズ強度を揺動させても、ステンシルマスク
上の各開口部に対応する投射像部分の中心位置は変動せ
ず、従って開口パターン像全体としての倍率(縮小率)
は変動しない。このことを利用して、照射レンズからの
イオンビームのクロスオーバが投射レンズ中心に正確に
形成されているか否かを判断できる。つまり、試料面上
に投射される開口パターン像の中心近傍を観察しながら
投射レンズ強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺
動に伴う投射像の中心近傍の位置変動が最小になるよう
に照射レンズ強度を調整してやれば、投射レンズ中心に
クロスオーバを形成させることができる。
ムのクロスオーバが投射レンズ中心に形成されていれ
ば、投射レンズ強度を揺動させても、ステンシルマスク
上の各開口部に対応する投射像部分の中心位置は変動せ
ず、従って開口パターン像全体としての倍率(縮小率)
は変動しない。このことを利用して、照射レンズからの
イオンビームのクロスオーバが投射レンズ中心に正確に
形成されているか否かを判断できる。つまり、試料面上
に投射される開口パターン像の中心近傍を観察しながら
投射レンズ強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺
動に伴う投射像の中心近傍の位置変動が最小になるよう
に照射レンズ強度を調整してやれば、投射レンズ中心に
クロスオーバを形成させることができる。
【0037】なお、上記した投射レンズ強度を揺動させ
るには、投射レンズ電圧の直流成分を供給するための可
変直流電源からの出力直流電圧に、該投射レンズ電圧の
揺動成分を供給するための適当な振幅を持った変動電圧
源からの出力変動電圧を重畳し、この重畳された電圧を
投射レンズ電圧としてやればよい。また、試料面上に形
成される投射像の観察手段としては、試料表面と同一面
内に配置した蛍光板とその直下に配置したCCDカメラ
との組合せを用いて、蛍光板上にイオンビームが投射さ
れて発生する蛍光像をCCDカメラで画像として検出・
表示させる方式が採用できる。これにより、試料面上に
形成される投射像を明確に目視観察することができ、該
投射像位置が投射レンズ強度の揺動に呼応して変動する
か否かを容易に検知することができる。
るには、投射レンズ電圧の直流成分を供給するための可
変直流電源からの出力直流電圧に、該投射レンズ電圧の
揺動成分を供給するための適当な振幅を持った変動電圧
源からの出力変動電圧を重畳し、この重畳された電圧を
投射レンズ電圧としてやればよい。また、試料面上に形
成される投射像の観察手段としては、試料表面と同一面
内に配置した蛍光板とその直下に配置したCCDカメラ
との組合せを用いて、蛍光板上にイオンビームが投射さ
れて発生する蛍光像をCCDカメラで画像として検出・
表示させる方式が採用できる。これにより、試料面上に
形成される投射像を明確に目視観察することができ、該
投射像位置が投射レンズ強度の揺動に呼応して変動する
か否かを容易に検知することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して詳細に説明する。
き、図面を参照して詳細に説明する。
【0039】<実施例1>図15に本発明が適用される
イオンビーム投射装置の基本構成を示す。図中、1はイ
オン源、2は照射レンズ、3は投射レンズであり、イオ
ン源1にはイオンビーム4を引出して加速するための電
圧を供給するための電源5が、照射レンズ2には照射レ
ンズ電圧を供給するための電源6が、投射レンズ3には
投射レンズ電圧を供給するための電源7が、それぞれ接
続されており、イオン源1から放出したイオンビーム4
は照射レンズ2によってステンシルマスク8上に照射さ
れ、ステンシルマスク8の開口パターンを通過したイオ
ンビーム4は投射レンズ3の中心付近にクロスオーバP
を形成して、試料9上に投射される。これによって、ス
テンシルマスク8の開口パターンが試料10の表面に縮
小投射される。ステンシルマスク8はマスクステージ1
0上に保持され、試料9は微動可能な試料ステージ11
上に保持されている。
イオンビーム投射装置の基本構成を示す。図中、1はイ
オン源、2は照射レンズ、3は投射レンズであり、イオ
ン源1にはイオンビーム4を引出して加速するための電
圧を供給するための電源5が、照射レンズ2には照射レ
ンズ電圧を供給するための電源6が、投射レンズ3には
投射レンズ電圧を供給するための電源7が、それぞれ接
続されており、イオン源1から放出したイオンビーム4
は照射レンズ2によってステンシルマスク8上に照射さ
れ、ステンシルマスク8の開口パターンを通過したイオ
ンビーム4は投射レンズ3の中心付近にクロスオーバP
を形成して、試料9上に投射される。これによって、ス
テンシルマスク8の開口パターンが試料10の表面に縮
小投射される。ステンシルマスク8はマスクステージ1
0上に保持され、試料9は微動可能な試料ステージ11
上に保持されている。
【0040】図1に、本発明を適用したイオンビーム投
射装置の構成を示す。本構成では、図15に示した基本
構成に対し、さらに、イオン源1から放出したイオンビ
ーム4の軌道を修正するためのアライナ12,12’
と、アライナ12,12’の各電極にアライナ電圧を供
給するための電源13,13’と、試料9上に形成され
る投射ビーム像の形状および位置を検出するためのビー
ム検出器14とが付加されている。
射装置の構成を示す。本構成では、図15に示した基本
構成に対し、さらに、イオン源1から放出したイオンビ
ーム4の軌道を修正するためのアライナ12,12’
と、アライナ12,12’の各電極にアライナ電圧を供
給するための電源13,13’と、試料9上に形成され
る投射ビーム像の形状および位置を検出するためのビー
ム検出器14とが付加されている。
【0041】アライナ12,12’としては、8電極構
成のものを上下2段に配列したものをイオン源1と照射
レンズ2との間に設置して用いているが、これは4電極
構成や16電極構成等他の構成のものでもよい。ビーム
検出器14は、例えば蛍光板とCCDとの組み合わせか
らなっており、蛍光板上へのビーム投射によって発生さ
れる蛍光をCCDで検出・増幅することによって、投射
ビーム像の形状および位置を知ることができる。なお、
投射レンズ3に投射レンズ電圧を供給するための電源と
して、図15では直流電圧電源7のみを用いているが、
図1では直流電圧を発生するための直流電圧電源7’と
変動電圧を発生するための変動電圧電源7”とを直列接
続して用いている。ただし、電源そのものを別々に設け
る必要はなく、直流電圧とそれに重畳する変動電圧とを
出力できるものであれば単一構成の電源であってもよ
い。また、必要に応じて検出器14上に投射されるビー
ム像を画像表示するための画像表示手段15が付加され
得る。信号処理装置16は、電源5,6,7’,7”,
13,13’の制御、ビーム検出器14からの検出信号
の受信、該受信信号に基づいての種々の信号処理、さら
には画像表示手段15への画像信号の供給などを行なう
ためのものである。
成のものを上下2段に配列したものをイオン源1と照射
レンズ2との間に設置して用いているが、これは4電極
構成や16電極構成等他の構成のものでもよい。ビーム
検出器14は、例えば蛍光板とCCDとの組み合わせか
らなっており、蛍光板上へのビーム投射によって発生さ
れる蛍光をCCDで検出・増幅することによって、投射
ビーム像の形状および位置を知ることができる。なお、
投射レンズ3に投射レンズ電圧を供給するための電源と
して、図15では直流電圧電源7のみを用いているが、
図1では直流電圧を発生するための直流電圧電源7’と
変動電圧を発生するための変動電圧電源7”とを直列接
続して用いている。ただし、電源そのものを別々に設け
る必要はなく、直流電圧とそれに重畳する変動電圧とを
出力できるものであれば単一構成の電源であってもよ
い。また、必要に応じて検出器14上に投射されるビー
ム像を画像表示するための画像表示手段15が付加され
得る。信号処理装置16は、電源5,6,7’,7”,
13,13’の制御、ビーム検出器14からの検出信号
の受信、該受信信号に基づいての種々の信号処理、さら
には画像表示手段15への画像信号の供給などを行なう
ためのものである。
【0042】イオン源1としては、ステンシルマスク8
を通過後のイオンビーム4の広がりが投射像のシャープ
さに大きく影響するためできるだけ良好な点源であるこ
とが望ましく、従って液体金属イオン源、電界電離イオ
ン源、もしくは微細放出部を有するプラズマイオン源の
いずれかを用いるのが良い。本実施例では、金(Au)を
イオン源材料とした液体金属イオン源を用いた。ただ
し、イオン源材料を加熱溶融させるための加熱電源等
は、図1では図示省略されている。
を通過後のイオンビーム4の広がりが投射像のシャープ
さに大きく影響するためできるだけ良好な点源であるこ
とが望ましく、従って液体金属イオン源、電界電離イオ
ン源、もしくは微細放出部を有するプラズマイオン源の
いずれかを用いるのが良い。本実施例では、金(Au)を
イオン源材料とした液体金属イオン源を用いた。ただ
し、イオン源材料を加熱溶融させるための加熱電源等
は、図1では図示省略されている。
【0043】次に、照射レンズ2からのイオンビーム4
を投射レンズ3の中心に通す手順について、図1,図1
6を用いて説明する。図1において、まず、アライナ1
2,12’は動作させずに、イオン源1から引出したイ
オンビーム4を照射レンズ2によってステンシルマスク
8上に照射し、ステンシルマスク8を通過したイオンビ
ーム4をレンズ電圧を大凡に調整された投射レンズ3に
よって検出器14上に投射する。検出器14の検出面は
試料9の表面と同一平面内に設定されている。検出器1
4からの検出信号を信号処理装置16で信号処理して画
像表示手段15に投射像パターンを表示させる。この表
示パターンを観察しながら、照射レンズ2および投射レ
ンズ3の強度を粗調整する。次に、像中心付近の特徴的
な1点に注目しながら投射レンズ電圧に時間とともに変
動する電圧を重畳させる。図16の上段は、この時の投
射レンズ電圧を時間軸を横軸にして模式的に示したグラ
フである。画像表示手段15に表示された投射像パター
ンは、この投射レンズ強度の揺動に同期してボケを生じ
る。ここで、パターンにボケは生じるが、その位置が移
動しなければ照射レンズ2からのイオンビーム4が投射
レンズ3の中心位置を通っていることが確認でき、パタ
ーン位置が移動すればビーム4が投射レンズ3の中心を
通っていないことが判る。
を投射レンズ3の中心に通す手順について、図1,図1
6を用いて説明する。図1において、まず、アライナ1
2,12’は動作させずに、イオン源1から引出したイ
オンビーム4を照射レンズ2によってステンシルマスク
8上に照射し、ステンシルマスク8を通過したイオンビ
ーム4をレンズ電圧を大凡に調整された投射レンズ3に
よって検出器14上に投射する。検出器14の検出面は
試料9の表面と同一平面内に設定されている。検出器1
4からの検出信号を信号処理装置16で信号処理して画
像表示手段15に投射像パターンを表示させる。この表
示パターンを観察しながら、照射レンズ2および投射レ
ンズ3の強度を粗調整する。次に、像中心付近の特徴的
な1点に注目しながら投射レンズ電圧に時間とともに変
動する電圧を重畳させる。図16の上段は、この時の投
射レンズ電圧を時間軸を横軸にして模式的に示したグラ
フである。画像表示手段15に表示された投射像パター
ンは、この投射レンズ強度の揺動に同期してボケを生じ
る。ここで、パターンにボケは生じるが、その位置が移
動しなければ照射レンズ2からのイオンビーム4が投射
レンズ3の中心位置を通っていることが確認でき、パタ
ーン位置が移動すればビーム4が投射レンズ3の中心を
通っていないことが判る。
【0044】次いで、イオンビーム4が投射レンズ3の
中心を通っていない場合には、アライナ12,12’に
緩やかに電圧を印加する。まず、アライナ12のうちの
対向する一対の電極に対して、図16の中段に示すよう
に、一方の電極に正電圧V1を0(V)から徐々に印加す
る。他方の電極には負電圧V2を0(V)から徐々に印加
する。この時、他の電極対には電圧を印加しない。これ
と同時に、下段のアライナ12’には、上段のアライナ
12で電圧を印加した電極対と同じ面内位置にある電極
対に対して、上記とは逆に、一方の電極に負電圧V2
を、他方の電極には正電圧V1をそれぞれ0(V)から徐
々に印加して行く。その際、画像表示手段15に表示さ
れるパターン像の中心付近に注目していると、像中心の
移動量は、図16の下段に示すように投射レンズ強度に
依存して変動するが、上記したアライナ12,12’の
動作によって、像中心の移動量が無くなるか、あるいは
予め定めた許容範囲内に入ってくる。
中心を通っていない場合には、アライナ12,12’に
緩やかに電圧を印加する。まず、アライナ12のうちの
対向する一対の電極に対して、図16の中段に示すよう
に、一方の電極に正電圧V1を0(V)から徐々に印加す
る。他方の電極には負電圧V2を0(V)から徐々に印加
する。この時、他の電極対には電圧を印加しない。これ
と同時に、下段のアライナ12’には、上段のアライナ
12で電圧を印加した電極対と同じ面内位置にある電極
対に対して、上記とは逆に、一方の電極に負電圧V2
を、他方の電極には正電圧V1をそれぞれ0(V)から徐
々に印加して行く。その際、画像表示手段15に表示さ
れるパターン像の中心付近に注目していると、像中心の
移動量は、図16の下段に示すように投射レンズ強度に
依存して変動するが、上記したアライナ12,12’の
動作によって、像中心の移動量が無くなるか、あるいは
予め定めた許容範囲内に入ってくる。
【0045】上記のような手順によって像中心の移動量
が許容範囲内に収まった時、イオンビーム4が投射レン
ズ3の中心位置を通るように軌道修正されたことにな
る。ここで、アライナ12,12’のそれぞれの電極対
に印加するアライナ電圧の調整を停止し、その時のアラ
イナ電圧Va、−Vaを維持するとともに、投射レンズ
3への変動電圧の印加も停止して、その時のレンズ電圧
を維持する。このような手順によって、投射レンズ3の
ピントが正確に設定され、シャープなパターン像を試料
面上に形成することが可能となる。
が許容範囲内に収まった時、イオンビーム4が投射レン
ズ3の中心位置を通るように軌道修正されたことにな
る。ここで、アライナ12,12’のそれぞれの電極対
に印加するアライナ電圧の調整を停止し、その時のアラ
イナ電圧Va、−Vaを維持するとともに、投射レンズ
3への変動電圧の印加も停止して、その時のレンズ電圧
を維持する。このような手順によって、投射レンズ3の
ピントが正確に設定され、シャープなパターン像を試料
面上に形成することが可能となる。
【0046】上記のような操作手順を予めプログラムと
して定めておき、信号処理装置16による各部の制御を
このプログラムに従って自動的に行なわせるようにすれ
ば、イオンビームの軌道修正を短時間で済ませることが
できるので、効率的である。また、上記説明ではイオン
ビームの軌道修正をアライナによる電気的作用のみによ
って行なったが、例えばイオン源1を光学軸に対して垂
直な面内で微動できるステージ上に設置し、上記した投
射レンズ強度の揺動に伴う像移動が小さくなるようにこ
のステージを微動させてイオンビーム軌道を粗調整した
後に、上記したアライナによる高精度のビーム軌道補正
を行うようにしても良い。さらに、投射レンズ3を光学
軸に対して垂直な面内で微動できるステージ上に設置
し、該ステージを微動させて、逆に投射レンズ中心をイ
オンビーム軌道上に合わせることによってイオンビーム
が投射レンズ中心を通るようにしても良い。
して定めておき、信号処理装置16による各部の制御を
このプログラムに従って自動的に行なわせるようにすれ
ば、イオンビームの軌道修正を短時間で済ませることが
できるので、効率的である。また、上記説明ではイオン
ビームの軌道修正をアライナによる電気的作用のみによ
って行なったが、例えばイオン源1を光学軸に対して垂
直な面内で微動できるステージ上に設置し、上記した投
射レンズ強度の揺動に伴う像移動が小さくなるようにこ
のステージを微動させてイオンビーム軌道を粗調整した
後に、上記したアライナによる高精度のビーム軌道補正
を行うようにしても良い。さらに、投射レンズ3を光学
軸に対して垂直な面内で微動できるステージ上に設置
し、該ステージを微動させて、逆に投射レンズ中心をイ
オンビーム軌道上に合わせることによってイオンビーム
が投射レンズ中心を通るようにしても良い。
【0047】このように、照射レンズからのイオンビー
ムが投射レンズの中心位置を通っていれば投射レンズの
強度を変動させても投射像全体の中心が動かないことを
利用して、イオンビームが投射レンズの中心を通ってい
るか否かを知ることができるという本発明の基本思想が
開示された以上、この基本思想を上記以外の光学系に適
用することは当業者なら容易である。また、上記の如き
イオンビーム投射方法を用いることで、例えば試料とし
てシリコンウエハ、試料に投射すべきイオン種をホウ
素、ヒ素、リンのいずれかを用いて、イオンの加速電圧
を適当に設定することによって、試料(ウエハ)表面上
に所望の開口パターンのイオン注入領域を形成すること
ができる。また、ウエハ表面のイオンビーム投射部に反
応性ガスを導入することにより、開口パターンの縮小図
形状に試料をエッチングすることができ、さらに、有機
金属ガスを導入することで開口パターンの縮小図形状に
金属デポジションすることができるため、半導体素子上
の配線の削除や追加も可能である。さらには、マイクロ
マシンの作成などにも用いることができる。
ムが投射レンズの中心位置を通っていれば投射レンズの
強度を変動させても投射像全体の中心が動かないことを
利用して、イオンビームが投射レンズの中心を通ってい
るか否かを知ることができるという本発明の基本思想が
開示された以上、この基本思想を上記以外の光学系に適
用することは当業者なら容易である。また、上記の如き
イオンビーム投射方法を用いることで、例えば試料とし
てシリコンウエハ、試料に投射すべきイオン種をホウ
素、ヒ素、リンのいずれかを用いて、イオンの加速電圧
を適当に設定することによって、試料(ウエハ)表面上
に所望の開口パターンのイオン注入領域を形成すること
ができる。また、ウエハ表面のイオンビーム投射部に反
応性ガスを導入することにより、開口パターンの縮小図
形状に試料をエッチングすることができ、さらに、有機
金属ガスを導入することで開口パターンの縮小図形状に
金属デポジションすることができるため、半導体素子上
の配線の削除や追加も可能である。さらには、マイクロ
マシンの作成などにも用いることができる。
【0048】<実施例2>本実施例は、特に、照射レン
ズからのイオンビームを投射レンズの中心位置にフォー
カスさせる手法に関する。使用する装置の概略構成は図
1と同じである。以下、投射レンズ中心に照射レンズか
らのイオンビームをフォーカスさせる手順について、図
1を参照して説明する。
ズからのイオンビームを投射レンズの中心位置にフォー
カスさせる手法に関する。使用する装置の概略構成は図
1と同じである。以下、投射レンズ中心に照射レンズか
らのイオンビームをフォーカスさせる手順について、図
1を参照して説明する。
【0049】実施例1で説明した照射レンズ2からのイ
オンビーム4を投射レンズ3の中心軸上に通すための一
連の手順を経た後、再度イオンビーム4をビーム検出器
14上に投射する。ビーム検出器14は、実施例1の場
合と同様に蛍光板とCCDとの組み合わせで構成してビ
ーム電流強度分布を測定するようにしたものでも良い
し、微小なファラデーカップをアレイ状に集積して構成
したビーム電流強度分布測定器でも良い。このようにビ
ーム電流強度分布を測定して画像化表示することで投射
像の形状や歪、倍率を明確に確認することができる。こ
こでは、この時点ではまだ、照射レンズ2の強度と投射
レンズ3の強度は、厳密には適正ではないものとして説
明を進める。
オンビーム4を投射レンズ3の中心軸上に通すための一
連の手順を経た後、再度イオンビーム4をビーム検出器
14上に投射する。ビーム検出器14は、実施例1の場
合と同様に蛍光板とCCDとの組み合わせで構成してビ
ーム電流強度分布を測定するようにしたものでも良い
し、微小なファラデーカップをアレイ状に集積して構成
したビーム電流強度分布測定器でも良い。このようにビ
ーム電流強度分布を測定して画像化表示することで投射
像の形状や歪、倍率を明確に確認することができる。こ
こでは、この時点ではまだ、照射レンズ2の強度と投射
レンズ3の強度は、厳密には適正ではないものとして説
明を進める。
【0050】ビーム検出器14からの検出信号を信号処
理装置16に導いて投射像の画像化信号処理を行ない、
得られた画像信号を画像表示手段15に送ってイオンビ
ーム投射像を映像表示させる。この状態で、投射レンズ
3に前述した変動電圧を重畳し、その時のビーム投射像
の変化を観測する。その際、特に像の中心部分の変動に
注目し、上記した投射レンズ電圧の変動にも拘らず、像
がステンシルマスク8のパターンに対して所望の縮小率
となるように、照射レンズ2のレンズ強度を微調整す
る。所望の像縮小率が得られたら、その時の照射レンズ
強度を一定に維持した上で、投射レンズ電圧の変動速度
を鈍速にして、像のシャープさが最も良好となった時に
投射レンズへの変動電圧の印加をやめて、投射レンズ電
圧を一定に維持する。このような手順により、イオンビ
ーム4を投射レンズ3の中心位置にフォーカスさせるこ
とができる。
理装置16に導いて投射像の画像化信号処理を行ない、
得られた画像信号を画像表示手段15に送ってイオンビ
ーム投射像を映像表示させる。この状態で、投射レンズ
3に前述した変動電圧を重畳し、その時のビーム投射像
の変化を観測する。その際、特に像の中心部分の変動に
注目し、上記した投射レンズ電圧の変動にも拘らず、像
がステンシルマスク8のパターンに対して所望の縮小率
となるように、照射レンズ2のレンズ強度を微調整す
る。所望の像縮小率が得られたら、その時の照射レンズ
強度を一定に維持した上で、投射レンズ電圧の変動速度
を鈍速にして、像のシャープさが最も良好となった時に
投射レンズへの変動電圧の印加をやめて、投射レンズ電
圧を一定に維持する。このような手順により、イオンビ
ーム4を投射レンズ3の中心位置にフォーカスさせるこ
とができる。
【0051】イオンビーム投射像の倍率測定で、さらに
詳細な計測を行なうためには、投射像のほぼ中央と思わ
れる地点を含んでこの地点を端点とする直線上の3点に
注目する。そして、上記した投射レンズ強度の揺動に伴
なうこれら3点間での距離比と、マスク8上の対応する
3点間での距離比とを比較する。投射像の倍率が変動す
ると投射像上での上記3点間での距離比は著しく変化す
るため、像倍率の変動を容易に定量的に確認することが
できる。
詳細な計測を行なうためには、投射像のほぼ中央と思わ
れる地点を含んでこの地点を端点とする直線上の3点に
注目する。そして、上記した投射レンズ強度の揺動に伴
なうこれら3点間での距離比と、マスク8上の対応する
3点間での距離比とを比較する。投射像の倍率が変動す
ると投射像上での上記3点間での距離比は著しく変化す
るため、像倍率の変動を容易に定量的に確認することが
できる。
【0052】上記したような、投射レンズ3の中心にイ
オンビーム4のクロスオーバを形成するための操作手順
や実施例1で示した投射レンズ3の中心軸上にイオンビ
ーム4を通すための操作手順、および、投射レンズ強度
の揺動に伴なうイオンビーム投射像の像位置変動量の許
容範囲、レンズ電圧の調節に際しての昇圧速度、降圧速
度、投射レンズ電圧に重畳させる変動電圧の振幅および
中心電圧などの諸条件を、信号処理装置16内に予めプ
ログラムとして入力しておき、このプログラムに従って
装置各部の制御を自動的に行なわせるようにすれば、目
的とするイオンビームの軌道修正を短時間で自動的に行
なわせることができ、より一層効率的である。
オンビーム4のクロスオーバを形成するための操作手順
や実施例1で示した投射レンズ3の中心軸上にイオンビ
ーム4を通すための操作手順、および、投射レンズ強度
の揺動に伴なうイオンビーム投射像の像位置変動量の許
容範囲、レンズ電圧の調節に際しての昇圧速度、降圧速
度、投射レンズ電圧に重畳させる変動電圧の振幅および
中心電圧などの諸条件を、信号処理装置16内に予めプ
ログラムとして入力しておき、このプログラムに従って
装置各部の制御を自動的に行なわせるようにすれば、目
的とするイオンビームの軌道修正を短時間で自動的に行
なわせることができ、より一層効率的である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、照射レンズからのイオ
ンビームを投射レンズ中心軸上に容易かつ正確に通し、
かつ、投射レンズ中心位置に容易かつ正確に照射レンズ
からのイオンビームのクロスオーバを形成させることが
できるため、試料表面上にボケや歪の小さな高精度のパ
ターン投射像を容易に形成することができる。
ンビームを投射レンズ中心軸上に容易かつ正確に通し、
かつ、投射レンズ中心位置に容易かつ正確に照射レンズ
からのイオンビームのクロスオーバを形成させることが
できるため、試料表面上にボケや歪の小さな高精度のパ
ターン投射像を容易に形成することができる。
【図1】本発明を適用してなるイオンビーム投射装置の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図2】本発明によるイオンビーム投射装置のイオン光
学系部分の概略構成を示す図である。
学系部分の概略構成を示す図である。
【図3】図2のイオン光学系において、イオン源軸と投
射レンズ軸との双方が光学軸に一致していて試料面への
イオンビーム投射が理想的な場合のイオンビーム軌道を
示す図である。
射レンズ軸との双方が光学軸に一致していて試料面への
イオンビーム投射が理想的な場合のイオンビーム軌道を
示す図である。
【図4】図2のイオン光学系において、イオン源軸が光
学軸(照射レンズ軸)からズレている場合のイオンビーム
軌道を示す図である。
学軸(照射レンズ軸)からズレている場合のイオンビーム
軌道を示す図である。
【図5】図2のイオン光学系において、投射レンズ軸が
光学軸(照射レンズ軸)からズレている場合のイオンビー
ム軌道を示す図である。
光学軸(照射レンズ軸)からズレている場合のイオンビー
ム軌道を示す図である。
【図6】図2のイオン光学系において、照射レンズがオ
ーバーフォーカス状態の場合のイオンビーム軌道を示す
図である。
ーバーフォーカス状態の場合のイオンビーム軌道を示す
図である。
【図7】図2のイオン光学系において、照射レンズがア
ンダーフォーカス状態の場合のイオンビーム軌道を示す
図である。
ンダーフォーカス状態の場合のイオンビーム軌道を示す
図である。
【図8】図3に示したイオン源軸と投射レンズ軸との双
方が光学軸に一致している理想的な光学系において、投
射レンズ強度を揺動させた時のイオンビーム軌道および
投射像の変化を示す図である。
方が光学軸に一致している理想的な光学系において、投
射レンズ強度を揺動させた時のイオンビーム軌道および
投射像の変化を示す図である。
【図9】図4に示したイオン源軸が光学軸からズレてい
る光学系において、投射レンズ強度を揺動させた時のイ
オンビーム軌道および投射像の変化を示す図である。
る光学系において、投射レンズ強度を揺動させた時のイ
オンビーム軌道および投射像の変化を示す図である。
【図10】図5に示した投射レンズ軸が光学軸からズレ
ている光学系において、投射レンズ強度を揺動させた時
のイオンビーム軌道および投射像の変化を示す図であ
る。
ている光学系において、投射レンズ強度を揺動させた時
のイオンビーム軌道および投射像の変化を示す図であ
る。
【図11】図9における問題点を解決するための本発明
による方法を説明するための図である。
による方法を説明するための図である。
【図12】図10における問題点を解決するための本発
明による方法を説明するための図である。
明による方法を説明するための図である。
【図13】図3に示したイオン源軸と投射レンズ軸との
双方が光学軸に一致している理想的なイオン光学系にお
いて、照射レンズ強度が適正である場合に投射レンズ強
度を揺動させた時の、光学軸上を通るイオンビームの軌
道およびその像位置の変化を示す図である。
双方が光学軸に一致している理想的なイオン光学系にお
いて、照射レンズ強度が適正である場合に投射レンズ強
度を揺動させた時の、光学軸上を通るイオンビームの軌
道およびその像位置の変化を示す図である。
【図14】図3に示したイオン源軸と投射レンズ軸との
双方が光学軸に一致している理想的なイオン光学系にお
いて、照射レンズ強度が適正である場合に投射レンズ強
度を揺動させた時の、ステンシルマスクの最外部から投
射レンズに入射するイオンビームの軌道およびその像位
置の変化を示す図である。
双方が光学軸に一致している理想的なイオン光学系にお
いて、照射レンズ強度が適正である場合に投射レンズ強
度を揺動させた時の、ステンシルマスクの最外部から投
射レンズに入射するイオンビームの軌道およびその像位
置の変化を示す図である。
【図15】本発明が適用されるべきイオンビーム投射装
置の従来の基本構成を示す図である。
置の従来の基本構成を示す図である。
【図16】本発明の実施例をより明瞭に理解するため
に、投射レンズ電圧,アライナ電圧および像移動量の変
化の関係を示した図である。
に、投射レンズ電圧,アライナ電圧および像移動量の変
化の関係を示した図である。
【図17】従来のイオンビーム投射装置の一構成例を示
す図である。
す図である。
1,31,51,51’,60,171……イオン源、 2,40,52,83,173……照射レンズ、 3,43,54,86,133,178……投射レン
ズ、 4,32,56,56’,56”,61……イオンビー
ム、 82,92,102,112,122……イオンビー
ム、 132,141,172……イオンビーム、 5……加速電源、 6……照射レンズ電源、 7,7’7”……投射レンズ電源、 8,34,53,85,130,174……ステンシル
マスク、 9,37,55,179……試料、 87,134……試料面、 10,175……マスクステージ、 11,180……試料ステージ、 12,12’,113,114……アライナ、 14……ビーム検出器、 15……画像表示手段、 16……信号処理装置。
ズ、 4,32,56,56’,56”,61……イオンビー
ム、 82,92,102,112,122……イオンビー
ム、 132,141,172……イオンビーム、 5……加速電源、 6……照射レンズ電源、 7,7’7”……投射レンズ電源、 8,34,53,85,130,174……ステンシル
マスク、 9,37,55,179……試料、 87,134……試料面、 10,175……マスクステージ、 11,180……試料ステージ、 12,12’,113,114……アライナ、 14……ビーム検出器、 15……画像表示手段、 16……信号処理装置。
Claims (16)
- 【請求項1】イオン源からのイオンビームを照射レンズ
を介して開口パターンを有するステンシルマスク上に照
射し、上記ステンシルマスクを通過したイオンビームを
投射レンズの略中心位置に集束させて、上記投射レンズ
によって形成される上記開口パターンの像を試料表面上
に投射するイオンビーム投射方法において、上記投射レ
ンズの強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に
伴う上記開口パターン像の像位置の揺動量を測定する工
程を含んでなることを特徴とするイオンビーム投射方
法。 - 【請求項2】上記の開口パターン像の像位置揺動量がよ
り小さくなるように、上記イオン源から上記照射レンズ
へのイオンビームの軌道を修正する工程をさらに含んで
なることを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム投
射方法。 - 【請求項3】上記のイオンビーム軌道を修正する工程
が、上記イオン源と上記照射レンズとの間に設置された
アライナを用いて行なわれることを特徴とする請求項2
に記載のイオンビーム投射方法。 - 【請求項4】イオン源からのイオンビームを照射レンズ
を介して開口パターンを有するステンシルマスク上に照
射し、上記ステンシルマスクを通過したイオンビームを
投射レンズの略中心位置に集束させて、上記投射レンズ
によって形成される上記開口パターンの像を試料表面上
に投射するイオンビーム投射方法において、上記投射レ
ンズの強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に
伴う上記開口パターン像の像中心位置付近における像倍
率の変動量を計測する工程を含んでなることを特徴とす
るイオンビーム投射方法。 - 【請求項5】上記の開口パターン像の像中心位置付近に
おける像倍率の変動量がより小さくなるように上記照射
レンズの強度を調整する工程をさらに含んでなることを
特徴とする請求項4に記載のイオンビーム投射方法。 - 【請求項6】イオン源からのイオンビームを照射レンズ
を介して開口パターンを有するステンシルマスク上に照
射し、上記ステンシルマスクを通過したイオンビームを
投射レンズの略中心位置に集束させて、上記投射レンズ
によって形成される上記開口パターンの像を試料表面上
に投射するイオンビーム投射方法において、上記投射レ
ンズの強度を揺動させて、この投射レンズ強度の揺動に
伴う上記開口パターン像の像中心位置近傍における像位
置の揺動量を検出し、この像位置揺動量が予め定められ
た像位置揺動量の許容範囲内に入るように、上記イオン
源から上記照射レンズに向かうイオンビームの軌道を修
正する工程と、上記投射レンズの強度を揺動させて、こ
の投射レンズ強度の揺動に伴う上記開口パターン像の像
中心位置近傍における像倍率の変動量を計測し、この像
倍率変動量が予め定められた像倍率変動量の許容範囲内
に入るように上記照射レンズの強度を調整する工程とを
含んでなることを特徴とするイオンビーム投射方法。 - 【請求項7】上記の試料表面上に投射されるべき開口パ
ターン像をイオンビーム検出器上に投射し、該イオンビ
ーム検出器からの検出信号に基づいて上記開口パターン
像を画像表示する工程をさらに含んでなることを特徴と
する請求項1〜6のいずれかに記載のイオンビーム投射
方法。 - 【請求項8】イオンビームを生成するためのイオン源
と、上記イオン源からのイオンビームを通過させ得る開
口パターンを有するステンシルマスクと、上記イオン源
からのイオンビームを上記ステンシルマスク上に照射す
るための少なくとも照射レンズを含むイオンビーム照射
光学系と、上記ステンシルマスクを通過したイオンビー
ムを試料表面上に投射するための一段の投射レンズを含
むイオンビーム投射光学系とを備え、上記ステンシルマ
スクを通過したイオンビームを上記投射レンズのほぼ中
心位置に集束させて上記試料表面上に上記開口パターン
の像を投射させるイオンビーム投射装置において、上記
試料表面上に投射される上記開口パターンの像を検出す
るためのイオンビーム検出手段と、上記投射レンズのレ
ンズ強度を揺動させるためのレンズ強度揺動手段と、上
記ステンシルマスクを通過したイオンビームが上記投射
レンズの中心軸上を通るように上記イオン源から上記投
射レンズに到る間のイオンビームの軌道を修正するため
のイオンビーム軌道修正手段とがさらに付加されてなる
ことを特徴とするイオンビーム投射装置。 - 【請求項9】上記イオンビーム検出手段が、蛍光板とC
CDとの組み合わせからなるイオンビーム検出器を含ん
でなることを特徴とする請求項8に記載のイオンビーム
投射装置。 - 【請求項10】上記イオンビーム検出手段が、微小なフ
ァラデーカップをアレイ状に配列してなるイオンビーム
検出器を含んでなることを特徴とする請求項8に記載の
イオンビーム投射装置。 - 【請求項11】上記のレンズ強度揺動手段が、上記投射
レンズに供給されるレンズ電圧に変動電圧を重畳させる
ための変動電圧供給用電源を含んでなることを特徴とす
る請求項8に記載のイオンビーム投射装置。 - 【請求項12】上記のイオンビーム軌道修正手段が、上
記イオン源と上記投射レンズとの間に設置されたアライ
ナを含んでなることを特徴とする請求項8に記載のイオ
ンビーム投射装置。 - 【請求項13】上記のイオンビーム軌道修正手段が、上
記投射レンズおよびまたは上記イオン源を光学軸に対し
て垂直な面内で微動させるための微動手段であることを
特徴とする請求項8に記載のイオンビーム投射装置。 - 【請求項14】上記イオンビーム検出手段からの検出信
号を取り込んで上記開口パターン像の像形状および像位
置を検知するための信号処理を行なう信号処理手段がさ
らに付加されてなることを特徴とする請求項8〜13の
いずれかに記載のイオンビーム投射装置。 - 【請求項15】上記のイオンビーム検出手段からの検出
信号に基づいて上記開口パターン像を画像表示するため
の画像表示手段がさらに付加されてなることを特徴とす
る請求項8〜14のいずれかに記載のイオンビーム投射
装置。 - 【請求項16】上記イオン源が、液体金属イオン源、電
界電離イオン源、および微小放出点を持つプラズマイオ
ン源のうちのいずれかであることを特徴とする請求項8
〜15のいずれかに記載のイオンビーム投射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007954A JPH09199072A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | イオンビーム投射方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8007954A JPH09199072A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | イオンビーム投射方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199072A true JPH09199072A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11679896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8007954A Pending JPH09199072A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | イオンビーム投射方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199072A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520409A (ja) * | 2000-01-21 | 2003-07-02 | フェイ カンパニ | 成形され、低密度な集束イオンビーム |
| JP2007103173A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Canon Inc | イオンビーム加工方法及び加工装置 |
| JP2007242605A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-09-20 | Hitachi High-Technologies Corp | 走査型電子顕微鏡 |
| JP2014138175A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Nuflare Technology Inc | 荷電粒子ビーム描画装置、試料面へのビーム入射角調整方法、および荷電粒子ビーム描画方法 |
| JP2019133978A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 偏向感度算出方法および偏向感度算出システム |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP8007954A patent/JPH09199072A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520409A (ja) * | 2000-01-21 | 2003-07-02 | フェイ カンパニ | 成形され、低密度な集束イオンビーム |
| JP2007103173A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Canon Inc | イオンビーム加工方法及び加工装置 |
| JP2007242605A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-09-20 | Hitachi High-Technologies Corp | 走査型電子顕微鏡 |
| JP2014138175A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Nuflare Technology Inc | 荷電粒子ビーム描画装置、試料面へのビーム入射角調整方法、および荷電粒子ビーム描画方法 |
| US9824849B2 (en) | 2013-01-18 | 2017-11-21 | Nuflare Technology, Inc. | Charged particle beam writing apparatus, method of adjusting beam incident angle to target object surface, and charged particle beam writing method |
| US10192712B2 (en) | 2013-01-18 | 2019-01-29 | Nuflare Technology, Inc. | Charged particle beam writing apparatus, method of adjusting beam incident angle to target object surface, and charged particle beam writing method |
| US11145483B2 (en) | 2013-01-18 | 2021-10-12 | Nuflare Technology, Inc. | Charged particle beam writing apparatus, method of adjusting beam incident angle to target object surface, and charged particle beam writing method |
| JP2019133978A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 株式会社荏原製作所 | 偏向感度算出方法および偏向感度算出システム |
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