JPH09199177A - 電 池 - Google Patents
電 池Info
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- JPH09199177A JPH09199177A JP8010056A JP1005696A JPH09199177A JP H09199177 A JPH09199177 A JP H09199177A JP 8010056 A JP8010056 A JP 8010056A JP 1005696 A JP1005696 A JP 1005696A JP H09199177 A JPH09199177 A JP H09199177A
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- Japan
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- battery
- current collector
- electrode
- thickness
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】充填率が高く、高容量かつサイクル特性が良好
で、安全性の高い電池を提供する。 【解決手段】正極シート、負極シートの少なくともひと
つの電極シートの集電体の厚さを、シート長さ方向で変
化させる。
で、安全性の高い電池を提供する。 【解決手段】正極シート、負極シートの少なくともひと
つの電極シートの集電体の厚さを、シート長さ方向で変
化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極、負極、セパ
レータをスパイラル状に巻いた電極体を用いた電池に関
するものである。
レータをスパイラル状に巻いた電極体を用いた電池に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、携帯電話、ノート
型パソコン等のポータブル機器の普及に伴い、小型かつ
軽量で高容量の二次電池に対する需要が高まりつつあ
る。現在使用されている二次電池の多くはアルカリ電解
液を用いたニッケル−カドミウム電池であるが、平均電
池電圧が1.2Vと低いため、エネルギー密度を高くするこ
とは困難である。そのため、負極に金属リチウムを使用
した高エネルギー二次電池の研究が行われてきた。
型パソコン等のポータブル機器の普及に伴い、小型かつ
軽量で高容量の二次電池に対する需要が高まりつつあ
る。現在使用されている二次電池の多くはアルカリ電解
液を用いたニッケル−カドミウム電池であるが、平均電
池電圧が1.2Vと低いため、エネルギー密度を高くするこ
とは困難である。そのため、負極に金属リチウムを使用
した高エネルギー二次電池の研究が行われてきた。
【0003】ところが、金属リチウムを負極に使用する
二次電池では充放電の繰り返しによってリチウムが樹枝
状(デンドライト)に成長し、短絡を起こして発火する危
険性がある。また、活性の高い金属リチウムを使用する
ため、本質的に危険性が高く、民生用として使用するに
は問題が多い。近年、このような安全上の問題を解決
し、かつリチウム電極特有の高エネルギーが可能なもの
として、各種炭素質材料を用いたリチウムイオン二次電
池が考案されている。この方法では、充電時、炭素質材
料にリチウムイオンが吸蔵(ドーピング)され、金属リチ
ウムと同電位になり金属リチウムの代わりに負極に使用
することができることを利用したものである。また、放
電時にはドープされたリチウムイオンが負極から放出
(脱ドーピング)されて元の正極材料に戻る。このよう
な、リチウムイオンをドーピング可能な炭素質材料を負
極として用いた場合には、デンドライト生成の問題も小
さく、また金属リチウムが存在しないため、安全性にも
優れており、現在、活発に研究が行われている。
二次電池では充放電の繰り返しによってリチウムが樹枝
状(デンドライト)に成長し、短絡を起こして発火する危
険性がある。また、活性の高い金属リチウムを使用する
ため、本質的に危険性が高く、民生用として使用するに
は問題が多い。近年、このような安全上の問題を解決
し、かつリチウム電極特有の高エネルギーが可能なもの
として、各種炭素質材料を用いたリチウムイオン二次電
池が考案されている。この方法では、充電時、炭素質材
料にリチウムイオンが吸蔵(ドーピング)され、金属リチ
ウムと同電位になり金属リチウムの代わりに負極に使用
することができることを利用したものである。また、放
電時にはドープされたリチウムイオンが負極から放出
(脱ドーピング)されて元の正極材料に戻る。このよう
な、リチウムイオンをドーピング可能な炭素質材料を負
極として用いた場合には、デンドライト生成の問題も小
さく、また金属リチウムが存在しないため、安全性にも
優れており、現在、活発に研究が行われている。
【0004】上記の炭素質材料へのリチウムイオンのド
ーピングを利用した電極を利用した二次電池としては、
特開昭57-208079、特開昭58-93176、特開昭58-192266、
特開昭62-90863、特開昭62-122066、特開平2-66856等が
公知であり、リチウムイオン二次電池に用いられる電極
体の形状としては、正極、負極、セパレータをスパイラ
ル状に巻き込んだ形状が一般的である。
ーピングを利用した電極を利用した二次電池としては、
特開昭57-208079、特開昭58-93176、特開昭58-192266、
特開昭62-90863、特開昭62-122066、特開平2-66856等が
公知であり、リチウムイオン二次電池に用いられる電極
体の形状としては、正極、負極、セパレータをスパイラ
ル状に巻き込んだ形状が一般的である。
【0005】しかしながら、スパイラル状の電極体を用
いる場合、正極、負極それぞれの電極シートのリード端
子付近の集電体は、リード端子と逆サイドの集電体に比
較して電流量が多いので、リード付近の集電体は、抵抗
を小さくして発熱をおさえるため、ある一定以上の厚み
を必要とする。このため、電池内部の集電体の占める体
積や重量は無視できず、エネルギー密度の高い電池を製
造するうえでの制約となっていた。
いる場合、正極、負極それぞれの電極シートのリード端
子付近の集電体は、リード端子と逆サイドの集電体に比
較して電流量が多いので、リード付近の集電体は、抵抗
を小さくして発熱をおさえるため、ある一定以上の厚み
を必要とする。このため、電池内部の集電体の占める体
積や重量は無視できず、エネルギー密度の高い電池を製
造するうえでの制約となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、充填率が高
く、高容量かつエネルギー密度の高い電池を得ることを
目的とする。
く、高容量かつエネルギー密度の高い電池を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、充填率が
高く、高容量かつサイクル特性が良好で、安全性の高い
電池を検討した結果、本発明を達成した。
高く、高容量かつサイクル特性が良好で、安全性の高い
電池を検討した結果、本発明を達成した。
【0008】すなわち、本発明は、正極シート、負極シ
ートをスパイラル状に巻回してなる電極体を用いた電池
において、正極シート、負極シートの少なくともひとつ
の電極シートの集電体の厚さが、シート長さ方向で変化
することを特徴とする電池に関する。
ートをスパイラル状に巻回してなる電極体を用いた電池
において、正極シート、負極シートの少なくともひとつ
の電極シートの集電体の厚さが、シート長さ方向で変化
することを特徴とする電池に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者らは鋭意検討を行った結
果、電流の集中するリード部分において集電体の厚さを
最も大きくし、リードから遠ざかるほど集電体の厚さを
薄くすることにより、集電体で生じる抵抗や発熱を最小
限にとどめることが可能となることを見出した。
果、電流の集中するリード部分において集電体の厚さを
最も大きくし、リードから遠ざかるほど集電体の厚さを
薄くすることにより、集電体で生じる抵抗や発熱を最小
限にとどめることが可能となることを見出した。
【0010】さらに、本発明者らが鋭意検討した結果、
スパイラル状電極体においては、電極シート長さ方向の
端部にリードを取り付け、リードに近いほど集電体の厚
みが厚くなっている形状がさらに望ましいことを見出し
た。
スパイラル状電極体においては、電極シート長さ方向の
端部にリードを取り付け、リードに近いほど集電体の厚
みが厚くなっている形状がさらに望ましいことを見出し
た。
【0011】すなわち、電極シートをスパイラル状に巻
き込む過程で電極に段差を生じさせず、かつ、短絡の原
因となる可能性を排除し、その上、生産性を向上させる
には、電極シート長さ方向の端部にリードを取り付け、
リードに近いほど集電体の厚みが厚くなっている形状が
望ましい。
き込む過程で電極に段差を生じさせず、かつ、短絡の原
因となる可能性を排除し、その上、生産性を向上させる
には、電極シート長さ方向の端部にリードを取り付け、
リードに近いほど集電体の厚みが厚くなっている形状が
望ましい。
【0012】本発明では、集電体は、シート長さ方向で
厚みの変化する集電体が用いられ、好ましくは、最も厚
い部分の集電体の厚さは最も薄い部分の厚さの1.5倍
以上3倍以下である。最も厚い部分の集電体の厚さを最
も薄い部分の厚さの1.5倍以上にすることにより、集
電体で生じる抵抗や発熱を最小限にとどめることがより
可能となる。一方、最も厚い部分の集電体の厚さを最も
薄い部分の厚さの3倍より厚くすると、集電体の製造が
困難になる傾向がある。
厚みの変化する集電体が用いられ、好ましくは、最も厚
い部分の集電体の厚さは最も薄い部分の厚さの1.5倍
以上3倍以下である。最も厚い部分の集電体の厚さを最
も薄い部分の厚さの1.5倍以上にすることにより、集
電体で生じる抵抗や発熱を最小限にとどめることがより
可能となる。一方、最も厚い部分の集電体の厚さを最も
薄い部分の厚さの3倍より厚くすると、集電体の製造が
困難になる傾向がある。
【0013】集電体の厚みを変化させる方法は、特に限
定されるものではないが、常温もしくは加温状態におけ
る圧延を施し、その強度によって集電体の厚みを制御す
る方法が好ましい。
定されるものではないが、常温もしくは加温状態におけ
る圧延を施し、その強度によって集電体の厚みを制御す
る方法が好ましい。
【0014】本発明における集電体は、金属が好まし
く、金属を箔状、網状、ラス状などの形態で用いること
が可能であるが、特にこれらに限定されるものではな
い。
く、金属を箔状、網状、ラス状などの形態で用いること
が可能であるが、特にこれらに限定されるものではな
い。
【0015】さらに、スパイラル状の電極体では、正
極、負極のそれぞれの電極シートが渦巻き状に変形し、
正極シート、負極シートともに外周面では電極材料に引
張りの力がかかり、反対に内周面は圧縮の力がかかる。
従って、電極材料は平板の状態で塗布されるにもかかわ
らず、外周面では電極材料は引き延ばされ、内周面の電
極材料は縮められる。
極、負極のそれぞれの電極シートが渦巻き状に変形し、
正極シート、負極シートともに外周面では電極材料に引
張りの力がかかり、反対に内周面は圧縮の力がかかる。
従って、電極材料は平板の状態で塗布されるにもかかわ
らず、外周面では電極材料は引き延ばされ、内周面の電
極材料は縮められる。
【0016】したがって、平板の状態で外周面と内周面
が同一の塗布量で塗布されたスパイラル状電極体では、
外周面では電極材料は引き延ばされるので、スパイラル
状態での単位面積当たりの塗布量が減少するため、正極
外周面では、正極にかかる負担が大きくなり正極電位が
上昇して、正極活物質や電解液の分解を招く危険性が生
じる。また、内周面では電極材料は縮められるので、ス
パイラル状態での単位面積当たりの塗布量が増加し、正
極内周面では、正極活物質量が過剰になるので、正極か
ら放出されるリチウムイオンが負極で吸蔵しきれなくな
りリチウムイオンが樹枝状金属(デンドライト)となっ
て析出して短絡の原因となる。
が同一の塗布量で塗布されたスパイラル状電極体では、
外周面では電極材料は引き延ばされるので、スパイラル
状態での単位面積当たりの塗布量が減少するため、正極
外周面では、正極にかかる負担が大きくなり正極電位が
上昇して、正極活物質や電解液の分解を招く危険性が生
じる。また、内周面では電極材料は縮められるので、ス
パイラル状態での単位面積当たりの塗布量が増加し、正
極内周面では、正極活物質量が過剰になるので、正極か
ら放出されるリチウムイオンが負極で吸蔵しきれなくな
りリチウムイオンが樹枝状金属(デンドライト)となっ
て析出して短絡の原因となる。
【0017】すなわち、中心部に近い部分ほどスパイラ
ルの曲率が大きく、例えば、最内周面では曲率が大きい
ので電極物質が縮められる割合が大きい。また、最外周
は、相対的に曲率が小さいので、電極物質が延ばされる
程度が小さい。そこで、スパイラルの曲率に応じて最適
なバランスを得るため、電極材料の塗布量を電極シート
の長さ方向で変化させることにより最適バランスとなる
ことを見出した。
ルの曲率が大きく、例えば、最内周面では曲率が大きい
ので電極物質が縮められる割合が大きい。また、最外周
は、相対的に曲率が小さいので、電極物質が延ばされる
程度が小さい。そこで、スパイラルの曲率に応じて最適
なバランスを得るため、電極材料の塗布量を電極シート
の長さ方向で変化させることにより最適バランスとなる
ことを見出した。
【0018】本発明では、電極材料の塗布量は、内周面
の電極材料の厚みを変化させる場合は、外周側が薄く、
内周側、つまり中心側にいくにつれて厚みが増すような
集電体を用い、リードを内周側につける形状にするのが
好ましく、図1にその例を示した。この場合、クリアラ
ンスを一定とした最も単純なナイフコーターで電極材料
を内周面に先に塗布した後、外周面を塗布することが可
能である。一方、外周面の電極材料の厚みを変化させる
場合は、外周側が厚く、内周側にいくにつれて薄くなる
ような集電体を用い、リードを外周側につける図2に例
示したような形状にするのが好ましい。
の電極材料の厚みを変化させる場合は、外周側が薄く、
内周側、つまり中心側にいくにつれて厚みが増すような
集電体を用い、リードを内周側につける形状にするのが
好ましく、図1にその例を示した。この場合、クリアラ
ンスを一定とした最も単純なナイフコーターで電極材料
を内周面に先に塗布した後、外周面を塗布することが可
能である。一方、外周面の電極材料の厚みを変化させる
場合は、外周側が厚く、内周側にいくにつれて薄くなる
ような集電体を用い、リードを外周側につける図2に例
示したような形状にするのが好ましい。
【0019】上述したように、集電体の厚みを長さ方向
に変化させることにより、電極シート長さ方向で塗布量
を容易に変化させることができる。正極、負極シートの
内周面、外周面の少なくともいずれか一つの面におい
て、シートの外周面では外周側にいくほど、また、内周
面では内周側(中心側)にいくほど電極材料の塗布量を
多くすることが望ましい。
に変化させることにより、電極シート長さ方向で塗布量
を容易に変化させることができる。正極、負極シートの
内周面、外周面の少なくともいずれか一つの面におい
て、シートの外周面では外周側にいくほど、また、内周
面では内周側(中心側)にいくほど電極材料の塗布量を
多くすることが望ましい。
【0020】本発明に用いられる電池は、スパイラル状
に巻回された電極体を使用する電池であれば特に制限は
ないが、高エネルギー密度を要求する携帯用機器搭載用
の電池としては、負極材料としてアルカリ金属を用いた
電池や、炭素質材料へのカチオンあるいはアニオンのド
ーピングを利用した二次電池が効果的である。
に巻回された電極体を使用する電池であれば特に制限は
ないが、高エネルギー密度を要求する携帯用機器搭載用
の電池としては、負極材料としてアルカリ金属を用いた
電池や、炭素質材料へのカチオンあるいはアニオンのド
ーピングを利用した二次電池が効果的である。
【0021】本発明では正極に塗布される電極材料とし
て、炭素繊維、人造あるいは天然の黒鉛粉末などの炭素
質材料、フッ化カーボン、金属あるいは金属酸化物など
の無機化合物や有機高分子化合物などを用いることがで
きる。
て、炭素繊維、人造あるいは天然の黒鉛粉末などの炭素
質材料、フッ化カーボン、金属あるいは金属酸化物など
の無機化合物や有機高分子化合物などを用いることがで
きる。
【0022】さらに、本発明では正極に塗布される電極
材料として、通常の二次電池において用いられる正極活
物質を挙げることができる。このような正極活物質とし
ては、アルカリ金属を含む遷移金属酸化物や遷移金属カ
ルコゲンなどの無機化合物、ポリアセチレン、ポリパラ
フェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアニリン、
ポリピロール、ポリチオフェンなどの共役系高分子、ジ
スルフィド結合を有する架橋高分子、塩化チオニルなど
が挙げられる。本発明では電解質としてリチウム塩が好
ましく用いられるが、この場合には、コバルト、ニッケ
ル、マンガン、モリブデン、バナジウム、クロム、鉄、
銅、チタンなどの遷移金属酸化物や遷移金属カルコゲン
などの遷移金属化合物が好ましく用いられる。特に、L
iCoO2、LiNiO2、LiMn2O4、LiyNi1-x
MxO2(M:Ti、V、Mn、Fe のいずれか)、L
i1-x-aAxNi1-y-bByO2(ただし、Aは少なくとも、
1種類のアルカリもしくはアルカリ土類金属元素、とく
に、Bは少なくとも1種類の遷移金属元素である)は、
エネルギー密度も大きいために、最も好ましく使用され
る。その中で特に、Li1-x-aAxNi1-y-bByO2は、0
<x≦0.1、0≦y≦0.3、-0.1≦a≦0.1、-0.15≦b≦0.15
(ただし、A、Bが2種類以上の元素からなる場 合
は、xはLiを除くアルカリもしくはアルカリ土類金属
の総モル数、yはNiを除く全遷移金属元素の総モル数
であり、y=0の場合はAは少なくとも1種類以上 のアル
カリ土類金属を含む)場合、優れた特性の正極材を得る
ことができる。
材料として、通常の二次電池において用いられる正極活
物質を挙げることができる。このような正極活物質とし
ては、アルカリ金属を含む遷移金属酸化物や遷移金属カ
ルコゲンなどの無機化合物、ポリアセチレン、ポリパラ
フェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアニリン、
ポリピロール、ポリチオフェンなどの共役系高分子、ジ
スルフィド結合を有する架橋高分子、塩化チオニルなど
が挙げられる。本発明では電解質としてリチウム塩が好
ましく用いられるが、この場合には、コバルト、ニッケ
ル、マンガン、モリブデン、バナジウム、クロム、鉄、
銅、チタンなどの遷移金属酸化物や遷移金属カルコゲン
などの遷移金属化合物が好ましく用いられる。特に、L
iCoO2、LiNiO2、LiMn2O4、LiyNi1-x
MxO2(M:Ti、V、Mn、Fe のいずれか)、L
i1-x-aAxNi1-y-bByO2(ただし、Aは少なくとも、
1種類のアルカリもしくはアルカリ土類金属元素、とく
に、Bは少なくとも1種類の遷移金属元素である)は、
エネルギー密度も大きいために、最も好ましく使用され
る。その中で特に、Li1-x-aAxNi1-y-bByO2は、0
<x≦0.1、0≦y≦0.3、-0.1≦a≦0.1、-0.15≦b≦0.15
(ただし、A、Bが2種類以上の元素からなる場 合
は、xはLiを除くアルカリもしくはアルカリ土類金属
の総モル数、yはNiを除く全遷移金属元素の総モル数
であり、y=0の場合はAは少なくとも1種類以上 のアル
カリ土類金属を含む)場合、優れた特性の正極材を得る
ことができる。
【0023】本発明では負極に塗布される電極材料とし
て、炭素繊維、人造あるいは天然の黒鉛粉末、フッ化カ
ーボンなどの炭素質材料、金属あるいは金属酸化物など
の無機化合物や有機高分子化合物などを用いることがで
きる。
て、炭素繊維、人造あるいは天然の黒鉛粉末、フッ化カ
ーボンなどの炭素質材料、金属あるいは金属酸化物など
の無機化合物や有機高分子化合物などを用いることがで
きる。
【0024】本発明では負極に塗布される電極材料とし
ては、好ましくは、炭素質材料、より好ましくは、炭素
繊維が用いられる。この場合、炭素繊維は、特に限定さ
れるものではないが、一般に有機物を繊維状に焼成した
ものが用いられる。本発明で用いられる炭素繊維として
は、例えば、ポリアクリロニトリル(PAN)から得られるP
AN系炭素繊維、石炭もしくは石油などのピッチから得ら
れるピッチ系炭素繊維、セルロースから得られるセルロ
ース系炭素繊維、低分子量有機物の気体から得られる気
相成長炭素繊維、ポリビニルアルコール、リグニン、ポ
リ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、フェノール樹
脂、フルフリルアルコールなどを焼成して得られる炭素
繊維などが挙げられ、電極および電池の特性に応じて、
その特性を満たす炭素繊維が適宜選択される。さらに、
これらの炭素繊維の中では、PAN 系炭素繊維、ピッチ系
炭素繊維がより好ましく用いられる。特に、リチウムな
どのアルカリ金属塩を含む非水電解液を用いた二次電池
の負極に使用する場合には、PAN系炭素繊維が特に好ま
しい。
ては、好ましくは、炭素質材料、より好ましくは、炭素
繊維が用いられる。この場合、炭素繊維は、特に限定さ
れるものではないが、一般に有機物を繊維状に焼成した
ものが用いられる。本発明で用いられる炭素繊維として
は、例えば、ポリアクリロニトリル(PAN)から得られるP
AN系炭素繊維、石炭もしくは石油などのピッチから得ら
れるピッチ系炭素繊維、セルロースから得られるセルロ
ース系炭素繊維、低分子量有機物の気体から得られる気
相成長炭素繊維、ポリビニルアルコール、リグニン、ポ
リ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、フェノール樹
脂、フルフリルアルコールなどを焼成して得られる炭素
繊維などが挙げられ、電極および電池の特性に応じて、
その特性を満たす炭素繊維が適宜選択される。さらに、
これらの炭素繊維の中では、PAN 系炭素繊維、ピッチ系
炭素繊維がより好ましく用いられる。特に、リチウムな
どのアルカリ金属塩を含む非水電解液を用いた二次電池
の負極に使用する場合には、PAN系炭素繊維が特に好ま
しい。
【0025】さらに、本発明で好ましく使用される炭素
繊維の長さは、特に制限はないが、通例、好ましくは10
0μm以下、さらに好ましくは50μm以下にする。炭素繊
維の長さが、100μmを越えるとはコーターを用いて均一
に塗布しづらくなるので好ましくはない。また、炭素繊
維の長さを炭素繊維の直径より短くすると、繊維方向に
破壊する危険性が生じるので、炭素繊維の長さは炭素繊
維直径以上であることがより好ましい。
繊維の長さは、特に制限はないが、通例、好ましくは10
0μm以下、さらに好ましくは50μm以下にする。炭素繊
維の長さが、100μmを越えるとはコーターを用いて均一
に塗布しづらくなるので好ましくはない。また、炭素繊
維の長さを炭素繊維の直径より短くすると、繊維方向に
破壊する危険性が生じるので、炭素繊維の長さは炭素繊
維直径以上であることがより好ましい。
【0026】本発明で好ましく使用される炭素繊維の直
径は、それぞれの電極または電池の形態により適宜決め
られるが、一般的には、直径1 〜100μmの炭素繊維が好
ましくは用いられ、直径3〜20μmの炭素繊維がさらに好
ましい。また、必要に応じて直径の異なった炭素繊維を
数種類用いることも可能である。
径は、それぞれの電極または電池の形態により適宜決め
られるが、一般的には、直径1 〜100μmの炭素繊維が好
ましくは用いられ、直径3〜20μmの炭素繊維がさらに好
ましい。また、必要に応じて直径の異なった炭素繊維を
数種類用いることも可能である。
【0027】本発明の電池に使用可能な導電材として
は、炭素材料、金属粉末などが挙げられ、とくに好まし
い導電材としては、各種カーボンブラック、人工黒鉛が
挙げられる。さらに、リチウムイオン電池の場合、負極
の導電材としては、炭素材料が特に好ましい。
は、炭素材料、金属粉末などが挙げられ、とくに好まし
い導電材としては、各種カーボンブラック、人工黒鉛が
挙げられる。さらに、リチウムイオン電池の場合、負極
の導電材としては、炭素材料が特に好ましい。
【0028】また、リチウムイオンの吸蔵による正負極
のバランス制御などを行わせる場合、導電材の特性を制
御する好ましい方法として、導電材を焼成することが挙
げられ、焼成温度や時間、雰囲気条件などにより、最適
の特性を示す導電材を得ることができる。さらに、導電
材の添加量は、好ましく0.5〜30wt%、さらに好ましく
は0.7〜20wt%である。導電材の粒径は、好ましくは、
一次粒子径が1nm〜100μm、さらに好ましくは5nm〜20μ
mの微粒子が用いられる。
のバランス制御などを行わせる場合、導電材の特性を制
御する好ましい方法として、導電材を焼成することが挙
げられ、焼成温度や時間、雰囲気条件などにより、最適
の特性を示す導電材を得ることができる。さらに、導電
材の添加量は、好ましく0.5〜30wt%、さらに好ましく
は0.7〜20wt%である。導電材の粒径は、好ましくは、
一次粒子径が1nm〜100μm、さらに好ましくは5nm〜20μ
mの微粒子が用いられる。
【0029】本発明の電池に用いられる結着材として
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれであってもよ
く、特に限定されない。また、結着材を溶液やエマルジ
ョンなどの状態で使用することも可能である。結着材と
しての添加量は、電極材料中に通常0.01wt%〜40wt%、
用いられる。結着材としては、例えば、各種エポキシ樹
脂、セルロース樹脂、有機フッ素系ポリマ、およびコポ
リマ、アクリル樹脂、有機クロル系樹脂、ポリイミド、
ポリアミド、ポリカーボネートなどが挙げられる。特
に、安定性の点から有機フッ素系ポリマおよびコポリマ
が好ましく、中でもポリテトラフルオロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、六フッ化プロピレンポリマおよびコ
ポリマが好ましい結着材として挙げられる。
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれであってもよ
く、特に限定されない。また、結着材を溶液やエマルジ
ョンなどの状態で使用することも可能である。結着材と
しての添加量は、電極材料中に通常0.01wt%〜40wt%、
用いられる。結着材としては、例えば、各種エポキシ樹
脂、セルロース樹脂、有機フッ素系ポリマ、およびコポ
リマ、アクリル樹脂、有機クロル系樹脂、ポリイミド、
ポリアミド、ポリカーボネートなどが挙げられる。特
に、安定性の点から有機フッ素系ポリマおよびコポリマ
が好ましく、中でもポリテトラフルオロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、六フッ化プロピレンポリマおよびコ
ポリマが好ましい結着材として挙げられる。
【0030】本発明で用いられるセパレータは、正極と
負極が短絡することを防止するためのものであれば特に
制限はない。電解液の浸透性がよく、電子やイオンの移
動抵抗にならないことが望ましく、代表的な素材として
は、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ
アクリレート、ポリメタクリレート、ポリスルホン、ポ
リカーボネート、ポリテトラフルオロエチレンなどが挙
げられる。この中でも、とくに、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリスルホンなどが強度、安全性に優れてお
り好ましい。セパレータの形状としては、多孔性膜や不
織布などが一般的にあげられるが、電池缶への充填率を
上げやすいことから、多孔性膜が好ましい。さらに、多
孔性膜は、対称膜,非対称膜が一般的であるが、強度,
安全性を向上させるために、複数種類の膜を積層した複
合膜とすることも可能である。多孔膜の空孔率は、電子
やイオンの透過性を高めるためになるべく高い方がよい
が、膜の強度低下を招く危険性があるため、素材や膜厚
に応じて決定されるべきである。一般的には、膜厚は20
〜100μm、空孔率は30〜80%が望ましい。また、孔の径
は電極シートより脱離した活物質、結着材、導電材が透
過しない範囲であることが望ましく、具体的には、平均
孔径が0.01〜1μmのものが好ましい。
負極が短絡することを防止するためのものであれば特に
制限はない。電解液の浸透性がよく、電子やイオンの移
動抵抗にならないことが望ましく、代表的な素材として
は、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ
アクリレート、ポリメタクリレート、ポリスルホン、ポ
リカーボネート、ポリテトラフルオロエチレンなどが挙
げられる。この中でも、とくに、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリスルホンなどが強度、安全性に優れてお
り好ましい。セパレータの形状としては、多孔性膜や不
織布などが一般的にあげられるが、電池缶への充填率を
上げやすいことから、多孔性膜が好ましい。さらに、多
孔性膜は、対称膜,非対称膜が一般的であるが、強度,
安全性を向上させるために、複数種類の膜を積層した複
合膜とすることも可能である。多孔膜の空孔率は、電子
やイオンの透過性を高めるためになるべく高い方がよい
が、膜の強度低下を招く危険性があるため、素材や膜厚
に応じて決定されるべきである。一般的には、膜厚は20
〜100μm、空孔率は30〜80%が望ましい。また、孔の径
は電極シートより脱離した活物質、結着材、導電材が透
過しない範囲であることが望ましく、具体的には、平均
孔径が0.01〜1μmのものが好ましい。
【0031】正極材料、負極材料を集電体に塗布して電
極シートを作製する方法は特に限定されず、集電体の片
面もしくは両面に電極材料を塗布することにより得るこ
とができる。集電体の片面に電極材料を塗布した場合
は、2枚を集電体同士重ねることによって両面に塗布し
た場合と同じ形態をとることが好ましい。しかし、片面
塗布の場合電極シートの熱処理やプレスをおこないにく
く、また、スパイラル状に巻回する際に巻きずれを起こ
しやすいので、集電体の両面に電極材料を塗布すること
が望ましい。
極シートを作製する方法は特に限定されず、集電体の片
面もしくは両面に電極材料を塗布することにより得るこ
とができる。集電体の片面に電極材料を塗布した場合
は、2枚を集電体同士重ねることによって両面に塗布し
た場合と同じ形態をとることが好ましい。しかし、片面
塗布の場合電極シートの熱処理やプレスをおこないにく
く、また、スパイラル状に巻回する際に巻きずれを起こ
しやすいので、集電体の両面に電極材料を塗布すること
が望ましい。
【0032】正極活物質が、金属あるいは金属酸化物な
どの無機化合物の場合は、カチオンのドープと脱ドープ
による充放電反応が生じ、有機高分子化合物の場合は、
アニオンのドープと脱ドープによる充放電反応が生じる
が、これらは必要とされる電池の正極特性に応じて適宜
選択され、特に限定されることはない。
どの無機化合物の場合は、カチオンのドープと脱ドープ
による充放電反応が生じ、有機高分子化合物の場合は、
アニオンのドープと脱ドープによる充放電反応が生じる
が、これらは必要とされる電池の正極特性に応じて適宜
選択され、特に限定されることはない。
【0033】また、これらの電極材料は、各種電池の活
電極として利用可能であり、一次電池、二次電池など、
どのような電池に利用されるかは特に限定されるもので
はない。
電極として利用可能であり、一次電池、二次電池など、
どのような電池に利用されるかは特に限定されるもので
はない。
【0034】アルカリ金属塩を含む非水電解液二次電池
に用いる場合には、アルカリ金属やカチオンがドープさ
れる炭素質材料を負極に、アニオンがドープされる材料
を正極に用いられる。
に用いる場合には、アルカリ金属やカチオンがドープさ
れる炭素質材料を負極に、アニオンがドープされる材料
を正極に用いられる。
【0035】このようにして得られた電極材料は、各種
の電池の電極として利用可能であり、電池の種類は特に
限定されないが、好ましくは二次電池の電極に用いられ
る。特に好ましい二次電池としては、過塩素酸リチウ
ム、硼フッ化リチウム、6フッ化リン・リチウムのよう
にアルカリ金属塩を含む非水電解液を用いた二次電池を
挙げることができる。
の電池の電極として利用可能であり、電池の種類は特に
限定されないが、好ましくは二次電池の電極に用いられ
る。特に好ましい二次電池としては、過塩素酸リチウ
ム、硼フッ化リチウム、6フッ化リン・リチウムのよう
にアルカリ金属塩を含む非水電解液を用いた二次電池を
挙げることができる。
【0036】本発明の電池に使用される電解液に含まれ
る電解質としては、アルカリ金属のハロゲン化物、過塩
素酸塩、チオシアン塩、ホウフッ化塩、リンフッ化塩、
砒素フッ化塩、アルミニウムフッ化塩、トリフルオロメ
チル硫酸塩などが好ましく用いられる。特にリチウム塩
は、標準電極電位が最も低く、大きな電位差を得ること
ができるので、電解液に含まれる電解質としては、リチ
ウム塩を使用することがより好ましい。
る電解質としては、アルカリ金属のハロゲン化物、過塩
素酸塩、チオシアン塩、ホウフッ化塩、リンフッ化塩、
砒素フッ化塩、アルミニウムフッ化塩、トリフルオロメ
チル硫酸塩などが好ましく用いられる。特にリチウム塩
は、標準電極電位が最も低く、大きな電位差を得ること
ができるので、電解液に含まれる電解質としては、リチ
ウム塩を使用することがより好ましい。
【0037】本発明に使用される電解液に用いられる溶
媒は、特に限定されず、従来の溶媒が用いられ、例えば
酸あるいはアルカリ水溶液、または非水溶媒などが挙げ
られる。この中で、アルカリ金属塩を含む非水電解液か
らなる二次電池の電解液の溶媒としては、プロピレンカ
ーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネ
ート、γ-ブチロラクトン、N- メチルピロリドン、アセ
トニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
フォキシド、テトラヒドロフラン、1,3-ジオキソラン、
ギ酸メチル、スルホラン、オキサゾリドン、塩化チオニ
ル、1,2-ジメトキシエタン、ジエチレンカーボネート、
及びこれらの誘導体や混合物などが好ましく用いられ
る。
媒は、特に限定されず、従来の溶媒が用いられ、例えば
酸あるいはアルカリ水溶液、または非水溶媒などが挙げ
られる。この中で、アルカリ金属塩を含む非水電解液か
らなる二次電池の電解液の溶媒としては、プロピレンカ
ーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネ
ート、γ-ブチロラクトン、N- メチルピロリドン、アセ
トニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
フォキシド、テトラヒドロフラン、1,3-ジオキソラン、
ギ酸メチル、スルホラン、オキサゾリドン、塩化チオニ
ル、1,2-ジメトキシエタン、ジエチレンカーボネート、
及びこれらの誘導体や混合物などが好ましく用いられ
る。
【0038】さらに、本発明におけるスパイラルの形状
は、必ずしも真円筒形である必要はなく、スパイラル断
面が楕円である長円筒形やスパイラル断面が長方形をは
じめとする角柱の様な形状をとってもかまわない。この
場合、電池缶も電極体の形状に応じた形状をとることが
可能である。代表的な使用形態としては、筒状で底のあ
る電池缶にスパイラル状電極体と電解液を装填し、電極
シートから取り出したリードがキャップと電池缶に溶接
された状態で封がされている形態が最も一般的な形態と
して挙げられるが、特にこの形態に限定されない。
は、必ずしも真円筒形である必要はなく、スパイラル断
面が楕円である長円筒形やスパイラル断面が長方形をは
じめとする角柱の様な形状をとってもかまわない。この
場合、電池缶も電極体の形状に応じた形状をとることが
可能である。代表的な使用形態としては、筒状で底のあ
る電池缶にスパイラル状電極体と電解液を装填し、電極
シートから取り出したリードがキャップと電池缶に溶接
された状態で封がされている形態が最も一般的な形態と
して挙げられるが、特にこの形態に限定されない。
【0039】本発明に用いられる電池は、スパイラル状
に巻回された電極体を使用する電池であれば特に制限は
ないが、高エネルギー密度を要求する携帯用機器搭載用
の電池としては、負極材料としてアルカリ金属を用いた
電池や、炭素質材料へのカチオンあるいはアニオンのド
ーピングを利用した二次電池が効果的である。
に巻回された電極体を使用する電池であれば特に制限は
ないが、高エネルギー密度を要求する携帯用機器搭載用
の電池としては、負極材料としてアルカリ金属を用いた
電池や、炭素質材料へのカチオンあるいはアニオンのド
ーピングを利用した二次電池が効果的である。
【0040】また、スパイラル状電極体を装填する電池
缶は、特に限定されるものではないが、耐腐食のため鉄
にメッキを施した電池缶、ステンレス鋼製電池缶など
が、強度、耐食性、加工性に優れるので好ましい。ま
た、アルミ合金や各種エンジニアリングプラスチックス
を使用して軽量化をはかることも可能であり、各種エン
ジニアリングプラスチックスと金属との併用も可能であ
る。
缶は、特に限定されるものではないが、耐腐食のため鉄
にメッキを施した電池缶、ステンレス鋼製電池缶など
が、強度、耐食性、加工性に優れるので好ましい。ま
た、アルミ合金や各種エンジニアリングプラスチックス
を使用して軽量化をはかることも可能であり、各種エン
ジニアリングプラスチックスと金属との併用も可能であ
る。
【0041】
【実施例】以下実施例をもって本発明をさらに具体的に
説明する。ただし、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。
説明する。ただし、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。
【0042】実施例1 正極活物質としてLiCoO2を80wt%、結着材として
ポリフッ化ビニリデン(呉羽化学株式会社製、KF1100)を
5wt%、導電材として人造黒鉛(日本黒鉛工業株式会社
製、SP-20)を10wt%を混合して、正極用電極材料を得
た。
ポリフッ化ビニリデン(呉羽化学株式会社製、KF1100)を
5wt%、導電材として人造黒鉛(日本黒鉛工業株式会社
製、SP-20)を10wt%を混合して、正極用電極材料を得
た。
【0043】アルミニウム箔(厚さ20μm)を長さ方向に
圧力を上げながら延伸し、片端部20μm、反対端部10μm
の集電体を得た。この集電体に正極用電極材料をナイフ
コーターを用いて一定クリアランスで塗布を行い、乾燥
させたところ、塗布厚みは片端部で120μm、反対端部で
125μmであった。さらに、反対面を同様にして塗布厚み
が130μmとなるように塗布し、150℃の熱処理を行った
後、500kgf/cmの圧力でプレスを行い、正極シートを得
た。このときの正極の活物質の平均塗布量は、外周面が
221g/m2、内周面が平均207g/m2であった。
圧力を上げながら延伸し、片端部20μm、反対端部10μm
の集電体を得た。この集電体に正極用電極材料をナイフ
コーターを用いて一定クリアランスで塗布を行い、乾燥
させたところ、塗布厚みは片端部で120μm、反対端部で
125μmであった。さらに、反対面を同様にして塗布厚み
が130μmとなるように塗布し、150℃の熱処理を行った
後、500kgf/cmの圧力でプレスを行い、正極シートを得
た。このときの正極の活物質の平均塗布量は、外周面が
221g/m2、内周面が平均207g/m2であった。
【0044】つづいて負極活物質としてPAN系炭素繊維
(東レ株式会社製、トレカT300)を平均長さが約20μmと
なるように短繊維化したのち窒素雰囲気下1200℃で4時
間焼成したものを用い、正極と同じ結着材、導電材を正
極と同じ比率で混練した後、集電体として一定の厚さの
銅箔(厚さ10μm)に、活物質活物質量が外周側、内周側
ともに70g/m2をとなるように塗布し負極シートを作製し
た。
(東レ株式会社製、トレカT300)を平均長さが約20μmと
なるように短繊維化したのち窒素雰囲気下1200℃で4時
間焼成したものを用い、正極と同じ結着材、導電材を正
極と同じ比率で混練した後、集電体として一定の厚さの
銅箔(厚さ10μm)に、活物質活物質量が外周側、内周側
ともに70g/m2をとなるように塗布し負極シートを作製し
た。
【0045】これらの電極シートを、多孔質ポリプロピ
レンフィルム(ダイセル化学株式会社製、セルガード#25
00)のセパレータを介して重ね合わせ、巻回することに
よって円筒状の電極体を得た。この際、正極シートは集
電体の最も厚い側にリードを取り付け、この側すなわち
リードが内周部(中心)になり、後に塗布した面(塗布
厚みが一定)が外周面となるように巻き込んだ。
レンフィルム(ダイセル化学株式会社製、セルガード#25
00)のセパレータを介して重ね合わせ、巻回することに
よって円筒状の電極体を得た。この際、正極シートは集
電体の最も厚い側にリードを取り付け、この側すなわち
リードが内周部(中心)になり、後に塗布した面(塗布
厚みが一定)が外周面となるように巻き込んだ。
【0046】この電極体を内容積5ccの電池缶に装填
し、電解液として1M6弗化リンリチウムを含有するジ
メチルカーボネートとエチレンカーボネートの1:1混
合液を用いた電池を作製した。この電池を、充電電流40
0mA、定電圧値4.2V、充電時間2.5時間で定電流定電圧充
電し、放電電流200mA、放電終止電圧2.5Vで容量試験を
行ったところ、電池容量は初回392mAhで、100サイクル
経過後の容量保持率は86% であった。
し、電解液として1M6弗化リンリチウムを含有するジ
メチルカーボネートとエチレンカーボネートの1:1混
合液を用いた電池を作製した。この電池を、充電電流40
0mA、定電圧値4.2V、充電時間2.5時間で定電流定電圧充
電し、放電電流200mA、放電終止電圧2.5Vで容量試験を
行ったところ、電池容量は初回392mAhで、100サイクル
経過後の容量保持率は86% であった。
【0047】実施例2 正極活物質量を、外周面が221g/m2、内周面が207g/m2と
なるように均一厚みで塗布した他は実施例1と同様の電
池を作製し、実施例1と同条件で容量試験を行ったとこ
ろ、電池容量は初回390mAhで、100サイクル経過後の容
量保持率は84%であった。
なるように均一厚みで塗布した他は実施例1と同様の電
池を作製し、実施例1と同条件で容量試験を行ったとこ
ろ、電池容量は初回390mAhで、100サイクル経過後の容
量保持率は84%であった。
【0048】比較例1 正極の集電体として厚み20μmであるアルミニウム箔を
用いた他は、実施例2と同条件で容量試験を行ったとこ
ろ、電池容量は初回377mAhで、100サイクル経過後の容
量保持率は84%であり、初回の電気容量が低かった。
用いた他は、実施例2と同条件で容量試験を行ったとこ
ろ、電池容量は初回377mAhで、100サイクル経過後の容
量保持率は84%であり、初回の電気容量が低かった。
【0049】
【発明の効果】正極シート、負極シートの少なくともひ
とつの電極シートの集電体の厚さが、シート長さ方向で
変化させることにより、集電体で生じる抵抗や発熱を最
小限にとどめ、さらに、電池内部の集電体の占める体積
や重量を低減することによって充填率が高く、高容量か
つエネルギー密度の高く、安全性の高い電池を製造する
ことができる。
とつの電極シートの集電体の厚さが、シート長さ方向で
変化させることにより、集電体で生じる抵抗や発熱を最
小限にとどめ、さらに、電池内部の集電体の占める体積
や重量を低減することによって充填率が高く、高容量か
つエネルギー密度の高く、安全性の高い電池を製造する
ことができる。
【図1】 電極シートの断面図の一例である。
【図2】 電極シートの断面図の一例である。
1:集電体 2:電極材料(内周面の内周方向) 3:電極材料(内周面の外周方向) 4:電極材料(外周面の内周方向) 5:電極材料(外周面の外周方向) 6:リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/36 H01M 10/36 A
Claims (12)
- 【請求項1】 正極シート、負極シートをスパイラル状
に巻回してなる電極体を用いた電池において、正極シー
ト、負極シートの少なくともひとつの電極シートの集電
体の厚さが、シート長さ方向で変化することを特徴とす
る電池。 - 【請求項2】 集電体の厚さが、端子接続用リードに近
いほど厚くなることを特徴とする請求項1に記載の電
池。 - 【請求項3】 集電体の厚さが、連続的に変化すること
を特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項4】 最も厚い部分の集電体の厚さが最も薄い
部分の集電体の厚さの1.5倍以上3倍以下であること
を特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項5】 集電体が金属であることを特徴とする請
求項1に記載の電池。 - 【請求項6】 リチウム塩を電解質とすることを特徴と
する請求項1に記載の電池。 - 【請求項7】 正極に塗布される電極材料に遷移金属化
合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の電
池。 - 【請求項8】 負極に塗布される電極材料に炭素質材料
を含有することを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項9】 炭素質材料が炭素繊維であることを特徴
とする請求項8に記載の電池。 - 【請求項10】 炭素繊維がポリアクリロニトリル系炭
素繊維であることを特徴とする請求項9に記載の電池。 - 【請求項11】 炭素繊維の直径が1μm〜100μm、
長さが100μm以下であることを特徴とする請求項1
0に記載の電池。 - 【請求項12】 炭素繊維の長さが該炭素繊維の直径以
上であることを特徴とする請求項11に記載の電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010056A JPH09199177A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電 池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8010056A JPH09199177A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電 池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199177A true JPH09199177A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11739740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8010056A Pending JPH09199177A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | 電 池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199177A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1079245A (ja) * | 1996-07-10 | 1998-03-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 電池用電極とこれを用いた電池 |
| JPH11214027A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-06 | Samsung Display Devices Co Ltd | 陽極と陰極の容量比を補償した二次電池 |
| JP2000195556A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解液二次電池 |
| JP2006099973A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 二次電池 |
| WO2008010364A1 (en) | 2006-07-19 | 2008-01-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Secondary battery, layer-built secondary battery and battery pack |
| JP2008159330A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置 |
| US8110302B2 (en) | 2009-10-26 | 2012-02-07 | Panasonic Corporation | Battery pack |
| KR20150049635A (ko) * | 2013-10-30 | 2015-05-08 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차전지 |
| CN107978761A (zh) * | 2016-10-25 | 2018-05-01 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于存储电能的蓄能电池的集电器 |
| KR20200136203A (ko) * | 2019-05-27 | 2020-12-07 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 전극부재 제조방법 및 제조장치 |
| CN115084667A (zh) * | 2021-03-10 | 2022-09-20 | 荣盛盟固利新能源科技股份有限公司 | 一种电芯结构、锂离子电池及锂离子电池制备方法 |
| JPWO2023058294A1 (ja) * | 2021-10-06 | 2023-04-13 | ||
| CN116544346A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-04 | 深圳海辰储能控制技术有限公司 | 正极极片、储能装置及用电设备 |
| CN119852307A (zh) * | 2025-01-10 | 2025-04-18 | 安徽得壹能源科技有限公司 | 一种负极极片、其制备方法及电池 |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP8010056A patent/JPH09199177A/ja active Pending
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