JPH09199273A - マイクロ波解凍加熱装置 - Google Patents
マイクロ波解凍加熱装置Info
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- JPH09199273A JPH09199273A JP8028530A JP2853096A JPH09199273A JP H09199273 A JPH09199273 A JP H09199273A JP 8028530 A JP8028530 A JP 8028530A JP 2853096 A JP2853096 A JP 2853096A JP H09199273 A JPH09199273 A JP H09199273A
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Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷凍丼等、ある程度厚みのある被加熱物につ
いて、中央部まで均一に温めるような良好な解凍加熱を
実現する。 【解決手段】 オーブン11に、導波管12を介してマ
グネトロン14が配置され、このオーブン11内には被
加熱物15を載せるターンテーブル16が設けられる。
このターンテーブル16には、載置面の下側に、導体材
料からなる十字状のアンテナ20が配置される。このア
ンテナ20は、導体棒と誘電体棒の組合せとしてもよ
く、またこのアンテナを回転自在に支持し、回転駆動手
段で回転制御してもよい。これによれば、アンテナ20
によるマイクロ波の集中、再放射作用及び攪拌作用によ
り、被加熱物15の底面側の加熱効率を高めることがで
きる。
いて、中央部まで均一に温めるような良好な解凍加熱を
実現する。 【解決手段】 オーブン11に、導波管12を介してマ
グネトロン14が配置され、このオーブン11内には被
加熱物15を載せるターンテーブル16が設けられる。
このターンテーブル16には、載置面の下側に、導体材
料からなる十字状のアンテナ20が配置される。このア
ンテナ20は、導体棒と誘電体棒の組合せとしてもよ
く、またこのアンテナを回転自在に支持し、回転駆動手
段で回転制御してもよい。これによれば、アンテナ20
によるマイクロ波の集中、再放射作用及び攪拌作用によ
り、被加熱物15の底面側の加熱効率を高めることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波解凍加熱
装置、特に比較的厚みのある被加熱物について底面部か
らの加熱効率を改善する装置の構成に関する。
装置、特に比較的厚みのある被加熱物について底面部か
らの加熱効率を改善する装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭用或いは業務用のマイク
ロ波解凍加熱装置(又は電子レンジ)が周知であり、こ
の解凍加熱装置は、マイクロ波の照射により冷凍食品等
を解凍し、又は所定の温度まで加熱することができる。
この種の装置では、一般に食品等の被加熱物をターンテ
ーブルにて回転させ、上記マイクロ波を均一に与えるこ
とが行われ、またスターラを用いてマイクロ波を攪拌す
ることも行われており、これらの工夫によって、被加熱
物を均一な温度に解凍・加熱するようになっている。
ロ波解凍加熱装置(又は電子レンジ)が周知であり、こ
の解凍加熱装置は、マイクロ波の照射により冷凍食品等
を解凍し、又は所定の温度まで加熱することができる。
この種の装置では、一般に食品等の被加熱物をターンテ
ーブルにて回転させ、上記マイクロ波を均一に与えるこ
とが行われ、またスターラを用いてマイクロ波を攪拌す
ることも行われており、これらの工夫によって、被加熱
物を均一な温度に解凍・加熱するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被加熱
物が冷凍丼等に代表されるように、厚みがある程度ある
食品の場合では、丼物の表面部分は解凍加熱されるが、
中心部や具の裏側等に未解凍部が残るという問題があ
る。
物が冷凍丼等に代表されるように、厚みがある程度ある
食品の場合では、丼物の表面部分は解凍加熱されるが、
中心部や具の裏側等に未解凍部が残るという問題があ
る。
【0004】図9には、従来のターンテーブル方式の電
子レンジで冷凍のカツ丼を解凍加熱した結果が示されて
いる。この測定は、図10に示されるように、容器1に
詰めた半径約55mm、深さ約60mmの冷凍カツ丼2
において、中心点Aから25mm間隔でずらした点B〜
Eの5点を、表面部101(深さ約10mm)、中央部
102(深さ約30mm)、底面部103(深さ約50
mm)について行ったものである。また、冷凍カツ丼2
の初期温度は−20℃で、マイクロ波出力500W、加
熱時間9分の加熱条件とした。
子レンジで冷凍のカツ丼を解凍加熱した結果が示されて
いる。この測定は、図10に示されるように、容器1に
詰めた半径約55mm、深さ約60mmの冷凍カツ丼2
において、中心点Aから25mm間隔でずらした点B〜
Eの5点を、表面部101(深さ約10mm)、中央部
102(深さ約30mm)、底面部103(深さ約50
mm)について行ったものである。また、冷凍カツ丼2
の初期温度は−20℃で、マイクロ波出力500W、加
熱時間9分の加熱条件とした。
【0005】この測定結果によれば、表面部101、中
央部102、底面部103のグラフに示されるように、
中心点Aが他の点よりも低くなった。これは、カツ丼2
が厚み(高さ)と幅を有し、しかもご飯の上に具が載せ
られており、マイクロ波が表面部で吸収され、中央部ま
で浸透しないからである。
央部102、底面部103のグラフに示されるように、
中心点Aが他の点よりも低くなった。これは、カツ丼2
が厚み(高さ)と幅を有し、しかもご飯の上に具が載せ
られており、マイクロ波が表面部で吸収され、中央部ま
で浸透しないからである。
【0006】このようなことから、従来では、マイクロ
波を導入する導波管の位置を変える等、解凍加熱室への
マイクロ波の供給方法を改善することも行われている
が、これらの方法では十分な効果が得られない状況にあ
る。
波を導入する導波管の位置を変える等、解凍加熱室への
マイクロ波の供給方法を改善することも行われている
が、これらの方法では十分な効果が得られない状況にあ
る。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、冷凍丼等、ある程度厚み
のある被加熱物について、中央部まで均一に温めるよう
な良好な解凍加熱が実現できるマイクロ波解凍加熱装置
を提供することにある。
れたものであり、その目的は、冷凍丼等、ある程度厚み
のある被加熱物について、中央部まで均一に温めるよう
な良好な解凍加熱が実現できるマイクロ波解凍加熱装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項の発明は、マイクロ波発生手段と、マイ
クロ波が供給される解凍加熱室と、この解凍加熱室内に
配置され、被加熱物を載せて回転するターンテーブル
と、を有するマイクロ波解凍加熱装置において、上記タ
ーンテーブルの載置面の下側に、マイクロ波を捉えるア
ンテナを配置したことを特徴とする。第2請求項の発明
は、上記アンテナをターンテーブルに回転自在に配置す
ると共に、回転駆動手段により回転制御するようにした
ことを特徴とする。
に、第1請求項の発明は、マイクロ波発生手段と、マイ
クロ波が供給される解凍加熱室と、この解凍加熱室内に
配置され、被加熱物を載せて回転するターンテーブル
と、を有するマイクロ波解凍加熱装置において、上記タ
ーンテーブルの載置面の下側に、マイクロ波を捉えるア
ンテナを配置したことを特徴とする。第2請求項の発明
は、上記アンテナをターンテーブルに回転自在に配置す
ると共に、回転駆動手段により回転制御するようにした
ことを特徴とする。
【0009】作用 上記の構成によれば、アンテナが解凍加熱室内に放射さ
れたマイクロ波を捉えることになり、テーブルに載置さ
れた被加熱物の底面側のマイクロ波強度を高めることが
可能となる。また、このアンテナは、ターンテーブルの
回転により回転するので、スターラと同様にマイクロ波
の攪拌作用もあり、これらの作用によって、被加熱物の
下部側の加熱効率が高められることになる。従って、丼
物等のように厚みのある被加熱物は、上側又は側面側か
らだけでなく底面側からも良好に加熱され、この結果、
被加熱物のほぼ全体において均一な温度の解凍加熱が可
能となる。また、アンテナを回転駆動手段で回転させれ
ば、ターンテーブルとは独立して任意の回転速度又は方
向で駆動でき、しかもスターラとしての作用が一層、効
果的となり、その結果、マイクロ波分布が更に均一とな
るように調整することが可能となる。
れたマイクロ波を捉えることになり、テーブルに載置さ
れた被加熱物の底面側のマイクロ波強度を高めることが
可能となる。また、このアンテナは、ターンテーブルの
回転により回転するので、スターラと同様にマイクロ波
の攪拌作用もあり、これらの作用によって、被加熱物の
下部側の加熱効率が高められることになる。従って、丼
物等のように厚みのある被加熱物は、上側又は側面側か
らだけでなく底面側からも良好に加熱され、この結果、
被加熱物のほぼ全体において均一な温度の解凍加熱が可
能となる。また、アンテナを回転駆動手段で回転させれ
ば、ターンテーブルとは独立して任意の回転速度又は方
向で駆動でき、しかもスターラとしての作用が一層、効
果的となり、その結果、マイクロ波分布が更に均一とな
るように調整することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に係るマイクロ
波解凍加熱装置の第1例の構成が示され、図2には図1
のターンテーブルの部分の構成が示されている。図1に
おいて、解凍加熱装置(電子レンジ)10では、解凍加
熱室(オーブン)11に導波管12を介してマグネトロ
ン14が配置され、このオーブン11内には、被加熱物
15を載せるための円形のターンテーブル16が設けら
れる。このターンテーブル16には、駆動軸17を介し
てモータ18が取り付けられ、このモータ18によって
ターンテーブル16は所定の速度で回転する。
波解凍加熱装置の第1例の構成が示され、図2には図1
のターンテーブルの部分の構成が示されている。図1に
おいて、解凍加熱装置(電子レンジ)10では、解凍加
熱室(オーブン)11に導波管12を介してマグネトロ
ン14が配置され、このオーブン11内には、被加熱物
15を載せるための円形のターンテーブル16が設けら
れる。このターンテーブル16には、駆動軸17を介し
てモータ18が取り付けられ、このモータ18によって
ターンテーブル16は所定の速度で回転する。
【0011】図2において、上述したターンテーブル1
6は、内部が中空とされており、この中空部の中心(軸
17と同軸上)に導体材料から形成された十字状のアン
テナ20が固定軸21にて取り付けられる。このアンテ
ナ20は、ターンテーブル16内に固定されており、タ
ーンテーブル16の回転と共に回転することになる。
6は、内部が中空とされており、この中空部の中心(軸
17と同軸上)に導体材料から形成された十字状のアン
テナ20が固定軸21にて取り付けられる。このアンテ
ナ20は、ターンテーブル16内に固定されており、タ
ーンテーブル16の回転と共に回転することになる。
【0012】このような第1例の構成によれば、図1の
マグネトロン14から出力されたマイクロ波が上面側か
らオーブン11内に放射され、このマイクロ波はオーブ
ン11の内壁で多重反射をしながら、ターンテーブル1
6によってゆっくり回転する被加熱物15へ与えられ
る。そして、この際には、ターンテーブル16と共に回
転するアンテナ20で捉えられたマイクロ波が再放射さ
れることにより、厚みのある被加熱物15でもほぼ全体
において均一な加熱が行われる。
マグネトロン14から出力されたマイクロ波が上面側か
らオーブン11内に放射され、このマイクロ波はオーブ
ン11の内壁で多重反射をしながら、ターンテーブル1
6によってゆっくり回転する被加熱物15へ与えられ
る。そして、この際には、ターンテーブル16と共に回
転するアンテナ20で捉えられたマイクロ波が再放射さ
れることにより、厚みのある被加熱物15でもほぼ全体
において均一な加熱が行われる。
【0013】即ち、一般にオーブン11内に配置された
金属等の導体部材は、その近傍のマイクロ波強度を強く
する作用があり、上記のアンテナ20も同様であり、こ
のアンテナ20の存在によって被加熱物15の下側にマ
イクロ波が集中する。また、このアンテナ20は回転し
ており、スターラと同様にマイクロ波を攪拌する作用を
する。従って、図1の装置では、マイクロ波を集めて再
放射し、かつ攪拌するという2つの作用により、被加熱
物15の下側の加熱効率が高められることになる。
金属等の導体部材は、その近傍のマイクロ波強度を強く
する作用があり、上記のアンテナ20も同様であり、こ
のアンテナ20の存在によって被加熱物15の下側にマ
イクロ波が集中する。また、このアンテナ20は回転し
ており、スターラと同様にマイクロ波を攪拌する作用を
する。従って、図1の装置では、マイクロ波を集めて再
放射し、かつ攪拌するという2つの作用により、被加熱
物15の下側の加熱効率が高められることになる。
【0014】そして、冷凍丼等においては、底面部が十
分に加熱されると、底面側のご飯で生じた蒸気が上側へ
上がり、この蒸気が中央部分の解凍加熱を促進するとい
う作用もあり、これによって丼全体の温度が均一にな
る。
分に加熱されると、底面側のご飯で生じた蒸気が上側へ
上がり、この蒸気が中央部分の解凍加熱を促進するとい
う作用もあり、これによって丼全体の温度が均一にな
る。
【0015】図3には、第1例の構成で冷凍丼(カツ
丼)を解凍加熱した結果が示されており、この場合の測
定条件は上記図9の場合の条件と同一となっている。こ
の図の表面部201、中央部202、底面部203のグ
ラフから明らかなように、全体的に温度が均一化され、
中心部の温度も良好となっている。
丼)を解凍加熱した結果が示されており、この場合の測
定条件は上記図9の場合の条件と同一となっている。こ
の図の表面部201、中央部202、底面部203のグ
ラフから明らかなように、全体的に温度が均一化され、
中心部の温度も良好となっている。
【0016】図4乃至図7には、本発明の第2例の構成
が示されており、この第2例は複数のアンテナを配置し
たものである。即ち、図示されるように、ターンテーブ
ル23は、例えば誘電体であるポリプロピレンからなる
上面板24と下面板(これは他の材料でもよい)25か
らなり、駆動軸26に接続された下面板25に上面板が
固定軸27等で固定されている。上記駆動軸26は、モ
ータ28に接続される。そして、この上面板24と下面
板25の間に、アンテナ29が4個等間隔で配置されて
おり、このアンテナ29は支持ピン30により回転自在
に支持される。
が示されており、この第2例は複数のアンテナを配置し
たものである。即ち、図示されるように、ターンテーブ
ル23は、例えば誘電体であるポリプロピレンからなる
上面板24と下面板(これは他の材料でもよい)25か
らなり、駆動軸26に接続された下面板25に上面板が
固定軸27等で固定されている。上記駆動軸26は、モ
ータ28に接続される。そして、この上面板24と下面
板25の間に、アンテナ29が4個等間隔で配置されて
おり、このアンテナ29は支持ピン30により回転自在
に支持される。
【0017】また、このアンテナ29は、導体棒31と
誘電体(例えばポリプロピレン)棒32を十字状に組み
付けて構成されており、この導体棒31がアンテナとし
ての役目をする。この場合、上記アンテナ29において
も、第1例の場合と同様に導体棒のみで構成することも
できるが、当該第2例では、導体棒31の上側に誘電体
棒32を配置し、この両者の組合せで電界分布を第1例
とは異なるものとしている。即ち、上記の導体棒31
は、マイクロ波を集めて再放射する作用があるが、上記
誘電体棒32には、マイクロ波を集中させ、その近傍の
マイクロ波の分布を変更する作用がある。このため、第
1例とは異なった加熱効果で被加熱物15の底面を加熱
することになる。
誘電体(例えばポリプロピレン)棒32を十字状に組み
付けて構成されており、この導体棒31がアンテナとし
ての役目をする。この場合、上記アンテナ29において
も、第1例の場合と同様に導体棒のみで構成することも
できるが、当該第2例では、導体棒31の上側に誘電体
棒32を配置し、この両者の組合せで電界分布を第1例
とは異なるものとしている。即ち、上記の導体棒31
は、マイクロ波を集めて再放射する作用があるが、上記
誘電体棒32には、マイクロ波を集中させ、その近傍の
マイクロ波の分布を変更する作用がある。このため、第
1例とは異なった加熱効果で被加熱物15の底面を加熱
することになる。
【0018】更に、上記ターンテーブル23の外周部
に、アンテナ29の回転位置を変換するためのアンテナ
回転駆動部34が配置される。即ち、このアンテナ回転
駆動部34は、モータ35、駆動軸36、この駆動軸3
6にギヤ等を介して接続されたローラ37及びこのロー
ラ37で進退動作をする棒状の駆動部材38から構成さ
れる。この駆動部材38は、ローラ37の正逆回転によ
りアンテナ29の側面に接触するように進退し、これに
よって上記ターンテーブル23の回転時に、アンテナ2
9を回転させることができる。この場合の駆動部材38
は、その突出量によりアンテナ29の回転量を90度以
内の角度で調整することが可能であり、ターンテーブル
23の1回転に対し、90度、60度、30度等と回転
角度を変えることができる。
に、アンテナ29の回転位置を変換するためのアンテナ
回転駆動部34が配置される。即ち、このアンテナ回転
駆動部34は、モータ35、駆動軸36、この駆動軸3
6にギヤ等を介して接続されたローラ37及びこのロー
ラ37で進退動作をする棒状の駆動部材38から構成さ
れる。この駆動部材38は、ローラ37の正逆回転によ
りアンテナ29の側面に接触するように進退し、これに
よって上記ターンテーブル23の回転時に、アンテナ2
9を回転させることができる。この場合の駆動部材38
は、その突出量によりアンテナ29の回転量を90度以
内の角度で調整することが可能であり、ターンテーブル
23の1回転に対し、90度、60度、30度等と回転
角度を変えることができる。
【0019】上記の構成によれば、図6及び図7に示さ
れるように、4つのアンテナ29の上部に被加熱物40
が4個配置できる。また、これらのアンテナ29は、例
えば図7(A),(B)に示されるように、上記アンテ
ナ回転駆動部34により、ターンテーブル23或いは被
加熱物40に対する上記導体棒31及び誘電体棒32の
位置を90度毎に変えることができる。
れるように、4つのアンテナ29の上部に被加熱物40
が4個配置できる。また、これらのアンテナ29は、例
えば図7(A),(B)に示されるように、上記アンテ
ナ回転駆動部34により、ターンテーブル23或いは被
加熱物40に対する上記導体棒31及び誘電体棒32の
位置を90度毎に変えることができる。
【0020】このような第2例の装置の場合も、上記第
1例と同様に、上記ターンテーブル23が解凍加熱室に
配置され、マグネトロンから出力されたマイクロ波によ
りターンテーブル23上の被加熱物40を解凍加熱す
る。このときには、上述したように、ターンテーブル2
3の回転に伴い、アンテナ回転駆動部34によってアン
テナ29の位置が図7(A),(B)のように90度ず
つ変えられ、結果として被加熱物40の下側からも加熱
されるように、マイクロ波を与えることが可能となる。
そして、上記の第1例と同様に、アンテナ29(特に導
体棒31)によるマイクロ波の集中及び再放射作用と攪
拌作用により、また誘電体棒32によるマイクロ波の集
中作用により、被加熱物40のほぼ全体を良好に解凍加
熱することが可能となる。
1例と同様に、上記ターンテーブル23が解凍加熱室に
配置され、マグネトロンから出力されたマイクロ波によ
りターンテーブル23上の被加熱物40を解凍加熱す
る。このときには、上述したように、ターンテーブル2
3の回転に伴い、アンテナ回転駆動部34によってアン
テナ29の位置が図7(A),(B)のように90度ず
つ変えられ、結果として被加熱物40の下側からも加熱
されるように、マイクロ波を与えることが可能となる。
そして、上記の第1例と同様に、アンテナ29(特に導
体棒31)によるマイクロ波の集中及び再放射作用と攪
拌作用により、また誘電体棒32によるマイクロ波の集
中作用により、被加熱物40のほぼ全体を良好に解凍加
熱することが可能となる。
【0021】図8には、第2例の構成で冷凍丼(4個の
被加熱物40)を解凍加熱した結果が示されており、こ
れは図6の被加熱物40の中央部の3点につき測定した
もので、加熱条件は図3の場合と同一とした。この図
で、グラフ301〜304は、4個の被加熱物40の結
果であり、図示のように全体的にばらつきなく均一な温
度が得られ、中心部の温度も良好となった。
被加熱物40)を解凍加熱した結果が示されており、こ
れは図6の被加熱物40の中央部の3点につき測定した
もので、加熱条件は図3の場合と同一とした。この図
で、グラフ301〜304は、4個の被加熱物40の結
果であり、図示のように全体的にばらつきなく均一な温
度が得られ、中心部の温度も良好となった。
【0022】上記第2例では、駆動部材38を利用した
アンテナ回転駆動部34でアンテナ29を回転移動する
ようにしたが、このアンテナ29は、モータ駆動によ
り、或いは送風を利用した構造で回転するようにしても
よい。また、上記第1例のアンテナ20についても、第
2例と同様に、導体棒と誘電体棒の組合せとしてもよ
い。
アンテナ回転駆動部34でアンテナ29を回転移動する
ようにしたが、このアンテナ29は、モータ駆動によ
り、或いは送風を利用した構造で回転するようにしても
よい。また、上記第1例のアンテナ20についても、第
2例と同様に、導体棒と誘電体棒の組合せとしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、ターンテーブルの載置面の下側に、マイ
クロ波を捉え、再放射するアンテナを配置したので、マ
イクロ波を被加熱物の下側にも十分に供給し、しかもタ
ーンテーブルの回転によりマイクロ波を攪拌することが
でき、被加熱物の下側からの加熱効率を高めて、厚みの
ある丼物等の冷凍食品であっても中央部まで温めること
ができ、良好な解凍加熱が可能となる。
発明によれば、ターンテーブルの載置面の下側に、マイ
クロ波を捉え、再放射するアンテナを配置したので、マ
イクロ波を被加熱物の下側にも十分に供給し、しかもタ
ーンテーブルの回転によりマイクロ波を攪拌することが
でき、被加熱物の下側からの加熱効率を高めて、厚みの
ある丼物等の冷凍食品であっても中央部まで温めること
ができ、良好な解凍加熱が可能となる。
【0024】第2請求項記載の発明によれば、上記アン
テナをターンテーブルに回転自在に配置すると共に、回
転駆動手段により回転制御したので、アンテナによるマ
イクロ波の集中及び攪拌作用を被加熱物全体に及ぼすこ
とが可能となり、均一な加熱を更に促進することができ
る。
テナをターンテーブルに回転自在に配置すると共に、回
転駆動手段により回転制御したので、アンテナによるマ
イクロ波の集中及び攪拌作用を被加熱物全体に及ぼすこ
とが可能となり、均一な加熱を更に促進することができ
る。
【図1】本発明の実施形態の第1例に係るマイクロ波解
凍加熱装置の構成を示す図である。
凍加熱装置の構成を示す図である。
【図2】図1のターンテーブルの部分の構成を示し、図
(A)は上面図、図(B)は側面(一部断面)図であ
る。
(A)は上面図、図(B)は側面(一部断面)図であ
る。
【図3】第1例の装置にて冷凍丼を解凍加熱したときの
測定結果を示すグラフ図である。
測定結果を示すグラフ図である。
【図4】第2例のマイクロ波解凍加熱装置におけるター
ンテーブル部分の構成を示す斜視図である。
ンテーブル部分の構成を示す斜視図である。
【図5】第2例の装置の構成を示す側面図である。
【図6】第2例のターンテーブルに被加熱物を配置した
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図7】第2例のターンテーブルにおいてアンテナの回
転位置を変えた状態を示す説明図である。
転位置を変えた状態を示す説明図である。
【図8】第2例の装置にて冷凍丼を解凍加熱したときの
測定結果を示すグラフ図である。
測定結果を示すグラフ図である。
【図9】従来のマイクロ波解凍加熱装置にて冷凍丼を処
理したときの測定結果を示すグラフ図である。
理したときの測定結果を示すグラフ図である。
【図10】図9の測定における冷凍丼の測定位置を示す
説明図である。
説明図である。
10 … 解凍加熱装置、 11 … 解凍加熱室、 14 … マグネトロン、 15,40 … 被加熱物、 16,23 … ターンテーブル、 20,29 … アンテナ、 31 … 導体棒、 32 … 誘電体棒。
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロ波発生手段と、マイクロ波が供
給される解凍加熱室と、この解凍加熱室内に配置され、
被加熱物を載せて回転するターンテーブルと、を有する
マイクロ波解凍加熱装置において、 上記ターンテーブルの載置面の下側に、マイクロ波を捉
えるアンテナを配置したことを特徴とするマイクロ波解
凍加熱装置。 - 【請求項2】 上記アンテナはターンテーブルに回転自
在に配置すると共に、回転駆動手段により回転制御する
ようにしたことを特徴とする上記第1請求項記載のマイ
クロ波解凍加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8028530A JPH09199273A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | マイクロ波解凍加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8028530A JPH09199273A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | マイクロ波解凍加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199273A true JPH09199273A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12251231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8028530A Pending JPH09199273A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | マイクロ波解凍加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199273A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2344501A (en) * | 1999-07-02 | 2000-06-07 | Merrychef Ltd | Antenna disposition in microwave heating apparatus |
| US7019265B2 (en) * | 2001-12-11 | 2006-03-28 | Ceramaspeed Limited | Turntable incorporating heating means and oven incorporating the same |
| JP2022152257A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 国立大学法人東京農工大学 | 加熱装置および加熱方法 |
| WO2023175738A1 (ja) * | 2022-03-15 | 2023-09-21 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波処理装置 |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP8028530A patent/JPH09199273A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2344501A (en) * | 1999-07-02 | 2000-06-07 | Merrychef Ltd | Antenna disposition in microwave heating apparatus |
| US7019265B2 (en) * | 2001-12-11 | 2006-03-28 | Ceramaspeed Limited | Turntable incorporating heating means and oven incorporating the same |
| JP2022152257A (ja) * | 2021-03-29 | 2022-10-12 | 国立大学法人東京農工大学 | 加熱装置および加熱方法 |
| WO2023175738A1 (ja) * | 2022-03-15 | 2023-09-21 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波処理装置 |
| JPWO2023175738A1 (ja) * | 2022-03-15 | 2023-09-21 |
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