JPH09199320A - 電磁ソレノイド - Google Patents
電磁ソレノイドInfo
- Publication number
- JPH09199320A JPH09199320A JP8004685A JP468596A JPH09199320A JP H09199320 A JPH09199320 A JP H09199320A JP 8004685 A JP8004685 A JP 8004685A JP 468596 A JP468596 A JP 468596A JP H09199320 A JPH09199320 A JP H09199320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil case
- iron core
- electromagnetic solenoid
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮断器などの操作に用いられる電磁ソレノイ
ドにおいて、衝撃力に弱い、電磁力が弱い、ノイズが漏
洩する、などの課題があった。 【解決手段】 コイル2を外装するコイルケース15を
粘弾性樹脂層を間に有する制振鋼板を用いて製作する。
コイルケース15の下端に固定鉄心3の底板16の下面
に折り曲げられて接する爪15bを設ける。コイルケー
ス15の配線引き出し穴32からコイルケース15の下
端に達するスリット26を設ける。
ドにおいて、衝撃力に弱い、電磁力が弱い、ノイズが漏
洩する、などの課題があった。 【解決手段】 コイル2を外装するコイルケース15を
粘弾性樹脂層を間に有する制振鋼板を用いて製作する。
コイルケース15の下端に固定鉄心3の底板16の下面
に折り曲げられて接する爪15bを設ける。コイルケー
ス15の配線引き出し穴32からコイルケース15の下
端に達するスリット26を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は遮断器の操作機構
に使用する電磁ソレノイドに関するものである。
に使用する電磁ソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7、図8は直線運動する電磁ソレノイ
ド50の一例で、例えば新電元株式会社のソレノイドカ
タログX109-13(1993年7月発行)の12頁に記載のも
のと類似のものであり、図7は断面図、図8は外観図で
ある。この電磁ソレノイドは例えば遮断器や電磁弁の開
閉、あるいは機械設備の操作などにアクチエータとして
用いられている。この種電磁ソレノイドには直流で駆動
されるものと交流で駆動されるものがあるが基本的な構
造に差は少ない。この発明の電磁ソレノイドも駆動電源
の交、直を問わない。図において、3は中心に操作軸穴
30を有する固定鉄心である。2は固定鉄心3の周囲に
巻回されたコイルであり、一般に円筒状のコイルボビン
(図示しない)に巻かれている。4は一端が固定鉄心3
の中心の操作軸穴30を貫通し滑動するように挿入され
ている操作軸であり、その先端(図の下方)には図示し
ていないが被駆動機器が接続されており、他端は可動鉄
心1に圧入されている。
ド50の一例で、例えば新電元株式会社のソレノイドカ
タログX109-13(1993年7月発行)の12頁に記載のも
のと類似のものであり、図7は断面図、図8は外観図で
ある。この電磁ソレノイドは例えば遮断器や電磁弁の開
閉、あるいは機械設備の操作などにアクチエータとして
用いられている。この種電磁ソレノイドには直流で駆動
されるものと交流で駆動されるものがあるが基本的な構
造に差は少ない。この発明の電磁ソレノイドも駆動電源
の交、直を問わない。図において、3は中心に操作軸穴
30を有する固定鉄心である。2は固定鉄心3の周囲に
巻回されたコイルであり、一般に円筒状のコイルボビン
(図示しない)に巻かれている。4は一端が固定鉄心3
の中心の操作軸穴30を貫通し滑動するように挿入され
ている操作軸であり、その先端(図の下方)には図示し
ていないが被駆動機器が接続されており、他端は可動鉄
心1に圧入されている。
【0003】可動鉄心1は操作軸4とともに固定鉄心3
に対して動くことができる。6は固定鉄心3の下部に設
けられたつば状の底板である。7は可動鉄心1を固定鉄
心3に対して保持するスプリングである。9は操作軸4
が抜け落ちるのを防止するための止め輪である。
に対して動くことができる。6は固定鉄心3の下部に設
けられたつば状の底板である。7は可動鉄心1を固定鉄
心3に対して保持するスプリングである。9は操作軸4
が抜け落ちるのを防止するための止め輪である。
【0004】5はコイル2を覆うとともに固定鉄心3の
底板6に圧入により固着された鉄製のコイルケースであ
り、上部には穴31があって、この穴31に前述の可動
鉄心1が隙間を有する状態で挿入されている。32はコ
イルケース5の側面に設けられた配線引き出し穴であり
コイル2のリード線10が引き出されている。
底板6に圧入により固着された鉄製のコイルケースであ
り、上部には穴31があって、この穴31に前述の可動
鉄心1が隙間を有する状態で挿入されている。32はコ
イルケース5の側面に設けられた配線引き出し穴であり
コイル2のリード線10が引き出されている。
【0005】14は固定鉄心3の下面に取り付けられた
ソレノイド50の固定用ねじであり、一般に複数個設け
られている。電磁ソレノイド50は固定鉄心3、可動鉄
心1、操作軸4、コイル2、コイルケース5、固定用ね
じ14などで構成されている。
ソレノイド50の固定用ねじであり、一般に複数個設け
られている。電磁ソレノイド50は固定鉄心3、可動鉄
心1、操作軸4、コイル2、コイルケース5、固定用ね
じ14などで構成されている。
【0006】次に動作について説明する。コイル2に電
流を流すことにより、コイル2が励磁され可動鉄心1と
操作軸4とがコイル2を貫通して発生する磁力により固
定鉄心3の側に吸引され、操作軸4が動いて接続されて
いる遮断器などを操作する。操作軸4は動作する際には
被駆動機器の側から激しい振動、衝撃を受けることがあ
り、圧入されている可動鉄心1との間で位置のずれが生
じてしまい正常な駆動ができなくなることがある。
流を流すことにより、コイル2が励磁され可動鉄心1と
操作軸4とがコイル2を貫通して発生する磁力により固
定鉄心3の側に吸引され、操作軸4が動いて接続されて
いる遮断器などを操作する。操作軸4は動作する際には
被駆動機器の側から激しい振動、衝撃を受けることがあ
り、圧入されている可動鉄心1との間で位置のずれが生
じてしまい正常な駆動ができなくなることがある。
【0007】コイルケース5はコイル2を固定するとと
もに保護するものであり、閉じた磁気回路を構成して磁
気回路抵抗を減らし、また、磁力線が外部に漏洩するの
を防止して磁気損失を減らす役目もある。図7では固定
鉄心3、可動鉄心1、コイルケース5、底板6、固定鉄
心3のルートで閉じた磁気回路が構成されている。
もに保護するものであり、閉じた磁気回路を構成して磁
気回路抵抗を減らし、また、磁力線が外部に漏洩するの
を防止して磁気損失を減らす役目もある。図7では固定
鉄心3、可動鉄心1、コイルケース5、底板6、固定鉄
心3のルートで閉じた磁気回路が構成されている。
【0008】即ち、コイルケース5は固定鉄心3の底板
6と機械的に強固に接続されているとともに磁気的にも
磁気回路抵抗が少なくなるような接続のし方がなされて
いることが必要である。
6と機械的に強固に接続されているとともに磁気的にも
磁気回路抵抗が少なくなるような接続のし方がなされて
いることが必要である。
【0009】なお、磁気回路における磁気抵抗並びに磁
気損失は、一般的に磁路の断面積で決定されることは周
知であり、底板6とコイルケース5との間に隙間があれ
ばそれだけ抵抗が大きくなる。
気損失は、一般的に磁路の断面積で決定されることは周
知であり、底板6とコイルケース5との間に隙間があれ
ばそれだけ抵抗が大きくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁ソレノイド
は以上のように構成されているので、遮断器の駆動のよ
うな大きな衝撃の加わる用途では長年の間に、圧入部
分、即ちコイルケースと底板の間や可動鉄心と操作軸と
の間に緩みを生じるという問題があった。コイルケース
と固定鉄心の間で生じる緩みは磁気回路抵抗を増大させ
操作力を弱めることにもなり、さらには、ここで生じる
隙間のためコイルケースの肉厚を大きくしても磁気回路
抵抗がそれほど減少しないという問題があった。
は以上のように構成されているので、遮断器の駆動のよ
うな大きな衝撃の加わる用途では長年の間に、圧入部
分、即ちコイルケースと底板の間や可動鉄心と操作軸と
の間に緩みを生じるという問題があった。コイルケース
と固定鉄心の間で生じる緩みは磁気回路抵抗を増大させ
操作力を弱めることにもなり、さらには、ここで生じる
隙間のためコイルケースの肉厚を大きくしても磁気回路
抵抗がそれほど減少しないという問題があった。
【0011】また、コイルをコイルケース内に挿入する
場合に、コイル端子がコイルとコイルケースの壁の内側
との間に挟まれないよう、コイルを斜めにして挿入する
必要があるため、コイルの外形寸法はコイルケースの内
側寸法よりやや小さめにしておく必要があり、コイルケ
ースの内側いっぱいに巻いた大きいコイルを使用するこ
とができないという問題があった。
場合に、コイル端子がコイルとコイルケースの壁の内側
との間に挟まれないよう、コイルを斜めにして挿入する
必要があるため、コイルの外形寸法はコイルケースの内
側寸法よりやや小さめにしておく必要があり、コイルケ
ースの内側いっぱいに巻いた大きいコイルを使用するこ
とができないという問題があった。
【0012】また、コイルケースにはコイルに流れる電
流によって生じる磁力線が流れるため、コイル電流の投
入、切断時のノイズ特にその高周波成分などがそのまま
外部に漏れて出るとか、逆に外部の電磁ノイズを拾い易
いなどの問題があった。
流によって生じる磁力線が流れるため、コイル電流の投
入、切断時のノイズ特にその高周波成分などがそのまま
外部に漏れて出るとか、逆に外部の電磁ノイズを拾い易
いなどの問題があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、振動、衝撃に強く、磁気回路抵
抗並びに磁気損失が小さく、ノイズを外部に放射したり
ノイズの影響を受けることが少なく、大きさの割に操作
力の大きい電磁ソレノイドを得ることを目的とする。
ためになされたもので、振動、衝撃に強く、磁気回路抵
抗並びに磁気損失が小さく、ノイズを外部に放射したり
ノイズの影響を受けることが少なく、大きさの割に操作
力の大きい電磁ソレノイドを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電磁ソ
レノイドはコイルケースに積層構造の制振鋼板を用い、
コイルケースの下端部に固定鉄心の底板の下面に沿って
折り曲げられる複数の爪部を有するものである。積層構
造の制振鋼板は磁気回路抵抗を減少させ、また爪部は固
定鉄心の底板とコイルケースとの間の磁気回路抵抗を減
少し、かつ振動衝撃によって磁気回路抵抗が変動するこ
とをなくすことができる。
レノイドはコイルケースに積層構造の制振鋼板を用い、
コイルケースの下端部に固定鉄心の底板の下面に沿って
折り曲げられる複数の爪部を有するものである。積層構
造の制振鋼板は磁気回路抵抗を減少させ、また爪部は固
定鉄心の底板とコイルケースとの間の磁気回路抵抗を減
少し、かつ振動衝撃によって磁気回路抵抗が変動するこ
とをなくすことができる。
【0015】第2の発明に係る電磁ソレノイドは、コイ
ルケースの配線引き出し穴からコイルケースの下端に達
するスリットを設けたものである。このスリットはコイ
ルをコイルケースに挿入する際にコイルを斜めにする必
要をなくすのでコイルケースの内側いっぱいのコイルを
使用することができるようになる。
ルケースの配線引き出し穴からコイルケースの下端に達
するスリットを設けたものである。このスリットはコイ
ルをコイルケースに挿入する際にコイルを斜めにする必
要をなくすのでコイルケースの内側いっぱいのコイルを
使用することができるようになる。
【0016】第3の発明による電磁ソレノイドは第2の
発明のスリットの両側でコイルケースの下端部に爪部を
設けたものである。スリットの両側に設けた爪部はコイ
ルケースの固定鉄心への密着性をよくし、磁気回路抵抗
を減少し、機械的強度を向上する。
発明のスリットの両側でコイルケースの下端部に爪部を
設けたものである。スリットの両側に設けた爪部はコイ
ルケースの固定鉄心への密着性をよくし、磁気回路抵抗
を減少し、機械的強度を向上する。
【0017】第4の発明による電磁ソレノイドは、その
底板の周囲にコイルケースの爪がかみ合う切り込みを有
し、また底板の下面にコイルケースの板厚とほぼ等しい
高さの段付き部を有する。
底板の周囲にコイルケースの爪がかみ合う切り込みを有
し、また底板の下面にコイルケースの板厚とほぼ等しい
高さの段付き部を有する。
【0018】第5の発明による電磁ソレノイドは一端に
雄ねじを有する操作軸と、この操作軸の雄ねじがねじ込
まれる雌ねじが切られた操作軸穴と、この操作軸穴に直
交して設けられた止めねじ穴とを有する可動鉄心と、こ
の止めねじ穴に挿入された強磁性体の止めねじとを有す
るものである。これらのねじ構造により操作軸と可動鉄
心とは強固に結合され振動や衝撃によって緩むことがな
くなる。
雄ねじを有する操作軸と、この操作軸の雄ねじがねじ込
まれる雌ねじが切られた操作軸穴と、この操作軸穴に直
交して設けられた止めねじ穴とを有する可動鉄心と、こ
の止めねじ穴に挿入された強磁性体の止めねじとを有す
るものである。これらのねじ構造により操作軸と可動鉄
心とは強固に結合され振動や衝撃によって緩むことがな
くなる。
【0019】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1は本発明における遮断器の操作など
に用いられる電磁ソレノイド51の断面図であり、取り
付け板12に取り付けた状態を示している。図2は図1
の電磁ソレノイド51の側面図、図3は底面図である。
いて説明する。図1は本発明における遮断器の操作など
に用いられる電磁ソレノイド51の断面図であり、取り
付け板12に取り付けた状態を示している。図2は図1
の電磁ソレノイド51の側面図、図3は底面図である。
【0020】図1において21は可動鉄心であり、その
側面には雌ねじが切られた止めねじ穴33を、また下部
には雌ねじが切られた操作軸挿入ねじ部35を有してい
る。止めねじ穴33は操作軸挿入ねじ部35に達してい
るとともに互いにほぼ直交している。2はコイルで円筒
状のコイルボビン40に巻かれており、リード線10を
有している。3は固定鉄心であり中心に操作軸穴30を
有するとともに下部には、つば状の底板16と取り付け
ねじ13とを有している。
側面には雌ねじが切られた止めねじ穴33を、また下部
には雌ねじが切られた操作軸挿入ねじ部35を有してい
る。止めねじ穴33は操作軸挿入ねじ部35に達してい
るとともに互いにほぼ直交している。2はコイルで円筒
状のコイルボビン40に巻かれており、リード線10を
有している。3は固定鉄心であり中心に操作軸穴30を
有するとともに下部には、つば状の底板16と取り付け
ねじ13とを有している。
【0021】24は固定鉄心3の操作軸穴30を貫通し
て滑動可能に設けられた操作軸で、その上端には雄ねじ
が設けられ可動鉄心21の操作軸挿入ねじ部35にねじ
込まれている。15はコイルケースであり鉄板の2つの
層15cの間に粘弾性樹脂層15aを有する制振鋼板で
つくられている。またコイルケース15は側面にスリッ
ト26を有しておりこのスリット26の幅はリード線1
0の太さより大きい。コイルケース26はまた下部に複
数個の爪15b、上部には穴31を有している。
て滑動可能に設けられた操作軸で、その上端には雄ねじ
が設けられ可動鉄心21の操作軸挿入ねじ部35にねじ
込まれている。15はコイルケースであり鉄板の2つの
層15cの間に粘弾性樹脂層15aを有する制振鋼板で
つくられている。またコイルケース15は側面にスリッ
ト26を有しておりこのスリット26の幅はリード線1
0の太さより大きい。コイルケース26はまた下部に複
数個の爪15b、上部には穴31を有している。
【0022】つば状の底板26は前記爪に対応する周囲
の位置に、切り欠き27を複数個有している。7は可動
鉄心21と固定鉄心3間のギャップを保持するスプリン
グ、8は操作軸24の緩み防止用止めねじであり強磁性
体で作られている。9は操作軸4の止め輪、10はコイ
ル2のリード線、11はねじ13にはめ込まれた止めナ
ット、12は説明のために図示する取り付け板である。
の位置に、切り欠き27を複数個有している。7は可動
鉄心21と固定鉄心3間のギャップを保持するスプリン
グ、8は操作軸24の緩み防止用止めねじであり強磁性
体で作られている。9は操作軸4の止め輪、10はコイ
ル2のリード線、11はねじ13にはめ込まれた止めナ
ット、12は説明のために図示する取り付け板である。
【0023】次に動作について説明する。コイル2を外
装するコイルケース15は、鉄板15c例えば厚み0.
8mmの鋼板2枚の間に、粘弾性樹脂層15a平均50
μmの粘弾性樹脂をサンドイッチ構成した制振鋼板で製
作することにより、プレス加工で簡単に成形することが
できる。コイル2のコイルケース15内への挿入はコイ
ル2のリード線10をスリット26に通すことにより、
コイル2を斜めにするまでもなく真っ直ぐに挿入できる
ので、コイル2の大きさをコイルケース15の内径いっ
ぱいに大きくしても挿入は容易である。
装するコイルケース15は、鉄板15c例えば厚み0.
8mmの鋼板2枚の間に、粘弾性樹脂層15a平均50
μmの粘弾性樹脂をサンドイッチ構成した制振鋼板で製
作することにより、プレス加工で簡単に成形することが
できる。コイル2のコイルケース15内への挿入はコイ
ル2のリード線10をスリット26に通すことにより、
コイル2を斜めにするまでもなく真っ直ぐに挿入できる
ので、コイル2の大きさをコイルケース15の内径いっ
ぱいに大きくしても挿入は容易である。
【0024】また、可動鉄心21に操作軸4がねじ接続
され、さらに磁性体の止めねじ8により横方向から堅く
固定している。さらに、コイルケース15の鋼板の板厚
が薄くなったことと、板の内部に粘弾性樹脂からなる絶
縁体層を持つことから、発生する磁束も均一になり磁気
抵抗並びに磁気損失が少なくなり発生する磁力が大きく
なる。
され、さらに磁性体の止めねじ8により横方向から堅く
固定している。さらに、コイルケース15の鋼板の板厚
が薄くなったことと、板の内部に粘弾性樹脂からなる絶
縁体層を持つことから、発生する磁束も均一になり磁気
抵抗並びに磁気損失が少なくなり発生する磁力が大きく
なる。
【0025】電磁石単体としては板厚が厚いものほど磁
気抵抗が小さくなり特性はよいが、この発明では同一厚
さでも内部に絶縁体層を持つことにより絶縁体層より内
側で形成される磁気回路は外側の鉄板でシールドされ、
外乱ノイズなどを受けずに安定した磁気回路を形成する
ため、機器に搭載した場合このような薄肉の場合には同
一厚さの従来のコイルケースに比べて磁束も均一になり
発生磁力の大きなものとなる。
気抵抗が小さくなり特性はよいが、この発明では同一厚
さでも内部に絶縁体層を持つことにより絶縁体層より内
側で形成される磁気回路は外側の鉄板でシールドされ、
外乱ノイズなどを受けずに安定した磁気回路を形成する
ため、機器に搭載した場合このような薄肉の場合には同
一厚さの従来のコイルケースに比べて磁束も均一になり
発生磁力の大きなものとなる。
【0026】コイルケース15の爪15bは、つば状の
底板16の切り欠き27と対応した位置に切り欠き27
の個数と同数が設けられている。切り欠き27の幅寸法
は爪15bの幅より数mm広い程度であり、切り欠きの
深さはコイルケース15の板の厚みより1〜2mm程度
深い。
底板16の切り欠き27と対応した位置に切り欠き27
の個数と同数が設けられている。切り欠き27の幅寸法
は爪15bの幅より数mm広い程度であり、切り欠きの
深さはコイルケース15の板の厚みより1〜2mm程度
深い。
【0027】コイルケース15には上部からスプリング
7を介して押圧力がかかっているが、爪15bは取り付
け板12とつば状の底板16の間に挟まれるように固定
されているので押圧力がかかっても底板16とコイルケ
ース15との位置関係がずれることはない。
7を介して押圧力がかかっているが、爪15bは取り付
け板12とつば状の底板16の間に挟まれるように固定
されているので押圧力がかかっても底板16とコイルケ
ース15との位置関係がずれることはない。
【0028】実施の形態2.図4に図1のソレノイド5
1の可動鉄心21と操作軸24との組立詳細を示す。こ
こで操作軸24は可動鉄心21を貫通していてもよい。
41は操作軸24の上部の雄ねじに近い位置に設けられ
たつばであり、操作軸24を可動鉄心21の操作軸挿入
ねじ部35にねじ込んだとき、このつば41が可動鉄心
21に当たり固定されるものである、操作軸24が可動
鉄心21を貫通しない場合は、つば41を用いず操作軸
24の上端が操作軸挿入ねじ部35の奥に当たるように
してもよい。止めねじ8は操作軸の緩み、即ち回転を防
止するものであるから、ねじでなくても操作軸24に横
穴を設けてピンを通すようにしてもよい。図2ではスリ
ット26の幅はリード線10の太さよりも大きく書いて
いるが、リード線10を通すだけの幅があればよい。
1の可動鉄心21と操作軸24との組立詳細を示す。こ
こで操作軸24は可動鉄心21を貫通していてもよい。
41は操作軸24の上部の雄ねじに近い位置に設けられ
たつばであり、操作軸24を可動鉄心21の操作軸挿入
ねじ部35にねじ込んだとき、このつば41が可動鉄心
21に当たり固定されるものである、操作軸24が可動
鉄心21を貫通しない場合は、つば41を用いず操作軸
24の上端が操作軸挿入ねじ部35の奥に当たるように
してもよい。止めねじ8は操作軸の緩み、即ち回転を防
止するものであるから、ねじでなくても操作軸24に横
穴を設けてピンを通すようにしてもよい。図2ではスリ
ット26の幅はリード線10の太さよりも大きく書いて
いるが、リード線10を通すだけの幅があればよい。
【0029】実施の形態3.図1、図2、図3、図5、
図6において34は底板6の底面に設けられた段付き部
である。段付き部34の高さはコイルケース15の板の
厚みとほぼ同じである。図1に明らかなようにコイルケ
ース15の爪15bは底板の下面へと折り曲げられるの
で、電磁ソレノイド51を取り付け板12に取り付けた
とき、取り付け板12と底板16のつば状の部分との間
に挟み込まれ、ナット11で堅く締め付けられて固定さ
れる。このときコイルケース15の鉄板15cの外側の
ものは取り付け板12に接触しアースされてシールドケ
ースとなる。そしてコイル電流の投入、遮断時にコイル
に流れる電流の高周波成分によるノイズが外部に漏れ出
る量を減少させる効果がある。
図6において34は底板6の底面に設けられた段付き部
である。段付き部34の高さはコイルケース15の板の
厚みとほぼ同じである。図1に明らかなようにコイルケ
ース15の爪15bは底板の下面へと折り曲げられるの
で、電磁ソレノイド51を取り付け板12に取り付けた
とき、取り付け板12と底板16のつば状の部分との間
に挟み込まれ、ナット11で堅く締め付けられて固定さ
れる。このときコイルケース15の鉄板15cの外側の
ものは取り付け板12に接触しアースされてシールドケ
ースとなる。そしてコイル電流の投入、遮断時にコイル
に流れる電流の高周波成分によるノイズが外部に漏れ出
る量を減少させる効果がある。
【0030】実施の形態4 図5、図6に本発明の実施の形態4による電磁ソレノイ
ド51の側面図及び底面図を示す。32は配線引き出し
穴である。図5では図1のスリット26が幅の狭いスリ
ット36となっていて配線引き出し穴32に達してい
る。そして、幅の狭いスリット36の両側に爪15bが
追設されている。図5、6の電磁ソレノイド51はコイ
ル2を挿入する場合、いったんスリット36を開いてリ
ード線10を開いたスリット36を通すようにしながら
コイル2を挿入する。
ド51の側面図及び底面図を示す。32は配線引き出し
穴である。図5では図1のスリット26が幅の狭いスリ
ット36となっていて配線引き出し穴32に達してい
る。そして、幅の狭いスリット36の両側に爪15bが
追設されている。図5、6の電磁ソレノイド51はコイ
ル2を挿入する場合、いったんスリット36を開いてリ
ード線10を開いたスリット36を通すようにしながら
コイル2を挿入する。
【0031】コイル2の挿入後は幅の狭いスリット36
を閉じる。スリット36の両側に接して設けられた爪1
5bを折り曲げることによりスリット36が完全に閉じ
る。図5、図6のソレノイド51ではスリット36の両
側に設けた爪15bがスリット36を閉じた状態に維持
することに役立っている。スリット36の幅が狭いほど
磁気回路の抵抗が減少し操作力が強くなることはいうま
でもない。
を閉じる。スリット36の両側に接して設けられた爪1
5bを折り曲げることによりスリット36が完全に閉じ
る。図5、図6のソレノイド51ではスリット36の両
側に設けた爪15bがスリット36を閉じた状態に維持
することに役立っている。スリット36の幅が狭いほど
磁気回路の抵抗が減少し操作力が強くなることはいうま
でもない。
【0032】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、コイ
ルケースを構成する鋼板に内部に絶縁体層を有し外部と
内部に鋼板層を有する制振鋼板を用い、且つコイルケー
スの下端に固定鉄心の底板の下部に沿って折り曲げられ
る爪を設けたので、磁気回路抵抗が小さくなり、またノ
イズが外部に漏れたり、外部のノイズの影響を受けるこ
とが少なくなる。
ルケースを構成する鋼板に内部に絶縁体層を有し外部と
内部に鋼板層を有する制振鋼板を用い、且つコイルケー
スの下端に固定鉄心の底板の下部に沿って折り曲げられ
る爪を設けたので、磁気回路抵抗が小さくなり、またノ
イズが外部に漏れたり、外部のノイズの影響を受けるこ
とが少なくなる。
【0033】第2の発明によれば、コイルケースにコイ
ルを挿入する際に、コイルのリード線がじゃまになるこ
とがないので、コイルを斜めにして挿入するなどの配慮
が不要となり、コイルケースの内径いっぱいの大きさの
コイルを使用することが可能となる。
ルを挿入する際に、コイルのリード線がじゃまになるこ
とがないので、コイルを斜めにして挿入するなどの配慮
が不要となり、コイルケースの内径いっぱいの大きさの
コイルを使用することが可能となる。
【0034】第3の発明によれば、スリットの両側に接
して設けた爪を折り曲げることによりスリットが完全に
閉じ、磁気回路抵抗が小さくなる。
して設けた爪を折り曲げることによりスリットが完全に
閉じ、磁気回路抵抗が小さくなる。
【0035】第4の発明によればコイルケースを構成し
ている制振鋼板の外側の鋼板をシールドケースとして使
用することができ、ノイズの漏洩が少なくなる。
ている制振鋼板の外側の鋼板をシールドケースとして使
用することができ、ノイズの漏洩が少なくなる。
【0036】第5の発明によれば、可動鉄心と操作軸と
の結合が緩むことがなく、且つ磁気抵抗が減少すること
もないという効果を有する。
の結合が緩むことがなく、且つ磁気抵抗が減少すること
もないという効果を有する。
【図1】 この発明の実施の形態1による電磁ソレノイ
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図2】 図1の電磁ソレノイドの側面図である。
【図3】 図1の電磁ソレノイドの底面図である。
【図4】 実施の形態2による電磁ソレノイドの部分詳
細図である。
細図である。
【図5】 実施の形態3による電磁ソレノイドの側面図
である。
である。
【図6】 図5の電磁ソレノイドの底面図である。
【図7】 従来の電磁ソレノイドの断面図である。
【図8】 図7の電磁ソレノイドの外観図である。
2:コイル 3:固定鉄心 7:スプリング 8:止めねじ 9:止め輪 10:リード線 11:ナット 12:取り付け板 13:ねじ 15:コイルケース 15a:粘弾性樹脂層 15b:爪 15c:鉄板 16:底板 21:可動鉄心 24:操作軸 26、36:スリット 30:操作軸穴 31:コイルケース
の穴 32:配線引き出し穴 33:止めねじ穴 34:段付き部 35:操作軸挿入ね
じ部 40:コイルボビン 41:つば 51:電磁ソレノイド
の穴 32:配線引き出し穴 33:止めねじ穴 34:段付き部 35:操作軸挿入ね
じ部 40:コイルボビン 41:つば 51:電磁ソレノイド
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒状のコイルボビンに巻回され、外方
に引き出されたリード線を有するコイル、前記コイルボ
ビン内に嵌挿され中心に操作軸穴を有し下端部につば状
の底板を有する円筒状の固定鉄心、前記固定鉄心の前記
操作軸穴に滑動可能に挿入された操作軸、この操作軸の
上端に固着され前記コイルボビン内を前記操作軸ととも
に滑動する可動鉄心、この可動鉄心を通すための穴を上
部に有し下端が前記つば状の底板の周囲に接し前記コイ
ルを覆うコイルケースを有する電磁ソレノイドにおい
て、 前記コイルケースは鉄板で構成した上下層と粘弾性樹脂
からなる中間層からなる制振鋼板で構成され、かつ、前
記つば状の底板の下面にそって折り曲げられる複数の爪
部を有することを特徴とする電磁ソレノイド。 - 【請求項2】 コイルケースはコイルのリード線を引き
出す配線引き出し穴と、前記コイルケースの下端から前
記配線引き出し穴に至るスリットとを有することを特徴
とする請求項1記載の電磁ソレノイド。 - 【請求項3】 コイルケースはこのコイルケースの下端
でスリットの両側の前記スリットに接する位置に、つば
状の底板の下面に沿って折り曲げられる爪部を1っずつ
有することを特徴とする請求項2記載の電磁ソレノイ
ド。 - 【請求項4】 つば状の底板は、その側面にコイルケー
スの爪部が折り曲げられてこの爪部の一部が収納される
切り込み部を、また、前記底板の底面には前記コイルケ
ースの板厚とほぼ等しい高さの段付き部とを有するもの
であることを特徴とする請求項1に記載の電磁ソレノイ
ド。 - 【請求項5】 操作軸は一端に雄ねじを有するものであ
り、可動鉄心は前記操作軸の雄ねじが挿入され内面に前
記操作軸の雄ねじに合う雌ねじを有する操作軸穴と、前
記可動鉄心の外面から前記操作軸にほぼ直交する角度で
前記操作軸が挿入される穴の側面に向かって貫通する止
めねじ穴と、前記止めねじ穴に挿入された強磁性体のね
じとを有するものであることを特徴とする請求項1記載
の電磁ソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004685A JPH09199320A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電磁ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004685A JPH09199320A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電磁ソレノイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199320A true JPH09199320A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11590757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004685A Pending JPH09199320A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 電磁ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199320A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013118342A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Shindengen Mechatronics Co Ltd | ソレノイド |
| CN103617863A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-03-05 | 郑州飞机装备有限责任公司 | 旋转电磁铁 |
| JP2019165107A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 新電元メカトロニクス株式会社 | ソレノイド |
| WO2021199296A1 (ja) | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 電磁アクチュエータおよびこの電磁アクチュエータを用いる回路遮断器 |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004685A patent/JPH09199320A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013118342A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Shindengen Mechatronics Co Ltd | ソレノイド |
| CN103617863A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-03-05 | 郑州飞机装备有限责任公司 | 旋转电磁铁 |
| JP2019165107A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 新電元メカトロニクス株式会社 | ソレノイド |
| WO2021199296A1 (ja) | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 電磁アクチュエータおよびこの電磁アクチュエータを用いる回路遮断器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7280019B2 (en) | Single coil solenoid having a permanent magnet with bi-directional assist | |
| US20090322455A1 (en) | Contact device | |
| US8228150B2 (en) | Electromagnetic actuating apparatus | |
| EP2717287A1 (en) | Electromagnetic relay | |
| JP5263282B2 (ja) | リニアソレノイド | |
| US20120092098A1 (en) | Electromagnetic switching apparatus | |
| JP2010010058A (ja) | 電磁石装置 | |
| EP1340233A2 (en) | Latching solenoid with improved pull force | |
| JP2009036328A (ja) | リニアソレノイド | |
| US5796193A (en) | Disk driving motor | |
| JP2008039120A (ja) | バルブユニット | |
| JP3985187B2 (ja) | スピーカの磁気回路構造及びスピーカ | |
| JPS58173437A (ja) | 電磁石的に力を補償するはかり | |
| JP2017139194A (ja) | 電磁継電器 | |
| JPS6350819Y2 (ja) | ||
| JPH06132115A (ja) | ソレノイド | |
| JPH0227258Y2 (ja) | ||
| JPH0447925Y2 (ja) | ||
| JPH07147209A (ja) | 電磁アクチュエータ | |
| JP6049335B2 (ja) | 電磁操作機構 | |
| KR920003075Y1 (ko) | 유극전자석장치 | |
| JPH0644881A (ja) | 電磁継電器 | |
| JPH08203731A (ja) | ソレノイド | |
| JP4250912B2 (ja) | 高周波リレー | |
| KR200163019Y1 (ko) | 전자개폐기의 이물질 유입 방지장치 |