JPH09199559A - 半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法 - Google Patents
半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法Info
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- JPH09199559A JPH09199559A JP832896A JP832896A JPH09199559A JP H09199559 A JPH09199559 A JP H09199559A JP 832896 A JP832896 A JP 832896A JP 832896 A JP832896 A JP 832896A JP H09199559 A JPH09199559 A JP H09199559A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホモエピタキシャル成長又はヘテロエピタキ
シャル成長した半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価する。 【解決手段】 KOH融液12の上方にこの融液12の
液面と所定の間隙h1,h2又はh3をあけて半導体単結晶
基板10上にエピタキシャル成長した半導体単結晶膜1
1をこの単結晶膜11の表面を下向きにして配置してこ
の単結晶膜11の結晶欠陥を評価する。KOH融液の液
面から立ち上るKOHの蒸気が単結晶膜11に触れる
と、単結晶膜11の厚さが極めて薄くても、この蒸気が
単結晶膜11のみをエッチングし、単結晶膜のエッチピ
ットを露呈する。
シャル成長した半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価する。 【解決手段】 KOH融液12の上方にこの融液12の
液面と所定の間隙h1,h2又はh3をあけて半導体単結晶
基板10上にエピタキシャル成長した半導体単結晶膜1
1をこの単結晶膜11の表面を下向きにして配置してこ
の単結晶膜11の結晶欠陥を評価する。KOH融液の液
面から立ち上るKOHの蒸気が単結晶膜11に触れる
と、単結晶膜11の厚さが極めて薄くても、この蒸気が
単結晶膜11のみをエッチングし、単結晶膜のエッチピ
ットを露呈する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエピタキシャル成長
した半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価する方法に関す
る。更に詳しくはヘテロエピタキシャル成長した半導体
単結晶膜の結晶欠陥を評価するに適する、溶融KOHを
用いた選択エッチング法に関するものである。
した半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価する方法に関す
る。更に詳しくはヘテロエピタキシャル成長した半導体
単結晶膜の結晶欠陥を評価するに適する、溶融KOHを
用いた選択エッチング法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体シリコンウェーハの結晶欠
陥を評価する方法として、SC-1と呼ばれるH2O-H2
O2-NH4OH混合液を用い、このSC-1洗浄液でシリ
コンウェーハを洗浄してウェーハの表面マイクロラフネ
スを増大させ、結晶欠陥を評価する方法が提案されてい
る(J.Ryuta et al.,"Crystal-originated singulariti
es on Si wafer surface after SC1 cleaning",Jpn.J.A
ppl.Phys.,29,L1947-L1949)。この方法ではSC-1洗
浄液中のH2O2の強い酸化作用と、NH4OHの溶解作
用と化合物生成反応によりシリコンウェーハ表面の有機
汚染物や一部の金属不純物を除去することにより、底の
浅いエッチピットを観察し、そのピットの原因を結晶成
長中に導入された空孔クラスタとして評価している。ま
た育成されたままの(as-grown)CZシリコンウェーハ
を30分程度Seccoエッチャント中に鉛直方向に浸
漬し、その化学エッチング時にウェーハ表面に現れるフ
ローパターンから結晶内に分布する欠陥(フローパター
ン欠陥)を評価する方法が知られている(H.Yamagishi
et al.,"D-defects in silicon single crystals and t
heir effects on gate oxide integrity",Proc.Symp.on
Advanced Science and Technology of Silicon Materi
als,pp.83-88,Japan Society for the Promotion of Sc
ience,The 145th Committee(1991))。
陥を評価する方法として、SC-1と呼ばれるH2O-H2
O2-NH4OH混合液を用い、このSC-1洗浄液でシリ
コンウェーハを洗浄してウェーハの表面マイクロラフネ
スを増大させ、結晶欠陥を評価する方法が提案されてい
る(J.Ryuta et al.,"Crystal-originated singulariti
es on Si wafer surface after SC1 cleaning",Jpn.J.A
ppl.Phys.,29,L1947-L1949)。この方法ではSC-1洗
浄液中のH2O2の強い酸化作用と、NH4OHの溶解作
用と化合物生成反応によりシリコンウェーハ表面の有機
汚染物や一部の金属不純物を除去することにより、底の
浅いエッチピットを観察し、そのピットの原因を結晶成
長中に導入された空孔クラスタとして評価している。ま
た育成されたままの(as-grown)CZシリコンウェーハ
を30分程度Seccoエッチャント中に鉛直方向に浸
漬し、その化学エッチング時にウェーハ表面に現れるフ
ローパターンから結晶内に分布する欠陥(フローパター
ン欠陥)を評価する方法が知られている(H.Yamagishi
et al.,"D-defects in silicon single crystals and t
heir effects on gate oxide integrity",Proc.Symp.on
Advanced Science and Technology of Silicon Materi
als,pp.83-88,Japan Society for the Promotion of Sc
ience,The 145th Committee(1991))。
【0003】しかし、これらの方法は主としてシリコン
ウェーハ自体の欠陥の評価法であるため、シリコンウェ
ーハ上にエピタキシャル成長させた半導体単結晶膜の結
晶欠陥を評価するには適さない。特にシリコンウェーハ
上にヘテロエピタキシャル成長させたSiC膜のような
半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価するには不適であっ
た。また半導体単結晶膜をホモエピタキシャル成長した
場合でも、GaAsウェーハ上にGaAs膜をエピタキ
シャル成長させた場合には、通常用いられるGaAs
(100)面のエピタキシャル成長させた膜の結晶欠陥
を的確に顕示するウエットエッチング液が存在しないた
めに、GaAs膜の結晶欠陥を実質的に評価することが
できなかった。
ウェーハ自体の欠陥の評価法であるため、シリコンウェ
ーハ上にエピタキシャル成長させた半導体単結晶膜の結
晶欠陥を評価するには適さない。特にシリコンウェーハ
上にヘテロエピタキシャル成長させたSiC膜のような
半導体単結晶膜の結晶欠陥を評価するには不適であっ
た。また半導体単結晶膜をホモエピタキシャル成長した
場合でも、GaAsウェーハ上にGaAs膜をエピタキ
シャル成長させた場合には、通常用いられるGaAs
(100)面のエピタキシャル成長させた膜の結晶欠陥
を的確に顕示するウエットエッチング液が存在しないた
めに、GaAs膜の結晶欠陥を実質的に評価することが
できなかった。
【0004】このGaAsのような半導体単結晶膜につ
いては、従来より溶融KOHを用いた選択エッチング法
が開示されている(特開昭55−27671)。この方
法は、Ga1-xAlxAs(0≦x≦1)からなる複数の
結晶層を溶融KOH中に浸漬させ、混晶比で決定される
エッチング速度に基づいて上記結晶層を選択的にエッチ
ング加工する方法である。バルク結晶のGaAsウェー
ハのKOHエッチング速度は図9に示すように、KOH
融液が420℃において約1μm/分である。この方法
に準じて、ウェーハ上にヘテロエピタキシャル成長した
SiC半導体単結晶膜を有するシリコンウェーハをサン
プルとして溶融KOHに浸漬し、所定の時間経過後にサ
ンプルを溶融KOHから取り出し、洗浄してエッチング
表面を観察することが考えられる。
いては、従来より溶融KOHを用いた選択エッチング法
が開示されている(特開昭55−27671)。この方
法は、Ga1-xAlxAs(0≦x≦1)からなる複数の
結晶層を溶融KOH中に浸漬させ、混晶比で決定される
エッチング速度に基づいて上記結晶層を選択的にエッチ
ング加工する方法である。バルク結晶のGaAsウェー
ハのKOHエッチング速度は図9に示すように、KOH
融液が420℃において約1μm/分である。この方法
に準じて、ウェーハ上にヘテロエピタキシャル成長した
SiC半導体単結晶膜を有するシリコンウェーハをサン
プルとして溶融KOHに浸漬し、所定の時間経過後にサ
ンプルを溶融KOHから取り出し、洗浄してエッチング
表面を観察することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記溶融KO
Hにヘテロエピタキシャル成長したSiC半導体単結晶
膜を有するシリコンウェーハを浸漬する方法は、次の表
1に示すように、シリコンウェーハのエッチング速度に
比べてSiCのエッチング速度が極めて高いため、浸漬
と同時に基板であるシリコンウェーハが優先してエッチ
ング液に溶けてしまうか、或いはSiC膜が基板から剥
離してその後の取扱いが至難となる。このため、溶融K
OHへの浸漬法はエピタキシャル成長した半導体単結晶
膜の結晶欠陥を評価するにはやはり不適であった。
Hにヘテロエピタキシャル成長したSiC半導体単結晶
膜を有するシリコンウェーハを浸漬する方法は、次の表
1に示すように、シリコンウェーハのエッチング速度に
比べてSiCのエッチング速度が極めて高いため、浸漬
と同時に基板であるシリコンウェーハが優先してエッチ
ング液に溶けてしまうか、或いはSiC膜が基板から剥
離してその後の取扱いが至難となる。このため、溶融K
OHへの浸漬法はエピタキシャル成長した半導体単結晶
膜の結晶欠陥を評価するにはやはり不適であった。
【0006】
【表1】
【0007】本発明の目的は、ホモエピタキシャル成長
又はヘテロエピタキシャル成長した半導体単結晶膜の結
晶欠陥を評価し得る方法を提供することにある。
又はヘテロエピタキシャル成長した半導体単結晶膜の結
晶欠陥を評価し得る方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本願
請求項1に係る発明は、KOH融液12の上方にこの融
液12の液面と所定の間隙h1,h2又はh3をあけて半導
体単結晶基板10上にエピタキシャル成長した半導体単
結晶膜11をこの単結晶膜11の表面を下向きにして配
置することにより選択エッチングしてこの単結晶膜11
の結晶欠陥を評価する方法である。KOH融液の液面か
ら立ち上るKOHの蒸気が単結晶膜11に触れると、単
結晶膜11の厚さが1〜10μm程度で薄くても、この
蒸気が単結晶膜11のみをエッチングし、単結晶膜のエ
ッチピットを露呈する。
請求項1に係る発明は、KOH融液12の上方にこの融
液12の液面と所定の間隙h1,h2又はh3をあけて半導
体単結晶基板10上にエピタキシャル成長した半導体単
結晶膜11をこの単結晶膜11の表面を下向きにして配
置することにより選択エッチングしてこの単結晶膜11
の結晶欠陥を評価する方法である。KOH融液の液面か
ら立ち上るKOHの蒸気が単結晶膜11に触れると、単
結晶膜11の厚さが1〜10μm程度で薄くても、この
蒸気が単結晶膜11のみをエッチングし、単結晶膜のエ
ッチピットを露呈する。
【0009】本願請求項2に係る発明は、請求項1に係
る発明であって、所定の間隔h1,h2又はh3が高々3c
mであって、KOH融液12の温度が450℃以下であ
って、かつエピタキシャル成長した半導体単結晶膜11
の配置時間が20〜30分であることにある。所定の間
隔をあけずに単結晶膜11をKOH融液12に直接接触
させると、単結晶膜11のエッチング速度が急激に高ま
り、所望のエッチピットを形成できない。所定の間隔が
3cmを越えると、単結晶膜11に触れるKOHの蒸気
量が少なくなりやはり所望のエッチピットを形成できに
くい。無用のエネルギ消費を避けるためにKOH融液の
温度は450℃以下が好ましい。更に所望のエッチピッ
トを形成するために、上記所定の間隔に応じて配置時間
を20〜30分の範囲に設定する。
る発明であって、所定の間隔h1,h2又はh3が高々3c
mであって、KOH融液12の温度が450℃以下であ
って、かつエピタキシャル成長した半導体単結晶膜11
の配置時間が20〜30分であることにある。所定の間
隔をあけずに単結晶膜11をKOH融液12に直接接触
させると、単結晶膜11のエッチング速度が急激に高ま
り、所望のエッチピットを形成できない。所定の間隔が
3cmを越えると、単結晶膜11に触れるKOHの蒸気
量が少なくなりやはり所望のエッチピットを形成できに
くい。無用のエネルギ消費を避けるためにKOH融液の
温度は450℃以下が好ましい。更に所望のエッチピッ
トを形成するために、上記所定の間隔に応じて配置時間
を20〜30分の範囲に設定する。
【0010】本願請求項3に係る発明は、請求項1又は
2に係る発明であって、半導体単結晶膜11が半導体単
結晶基板10上にヘテロエピタキシャルにより成長した
膜であることにある。KOH融液の液面から立ち上るK
OHの蒸気は単結晶膜11に主として接触し、単結晶膜
11の背面に位置する半導体単結晶基板10には実質的
に触れないため、ヘテロエピタキシャル成長した単結晶
膜に対して溶解速度が速い半導体単結晶基板であって
も、その基板を溶解しない。
2に係る発明であって、半導体単結晶膜11が半導体単
結晶基板10上にヘテロエピタキシャルにより成長した
膜であることにある。KOH融液の液面から立ち上るK
OHの蒸気は単結晶膜11に主として接触し、単結晶膜
11の背面に位置する半導体単結晶基板10には実質的
に触れないため、ヘテロエピタキシャル成長した単結晶
膜に対して溶解速度が速い半導体単結晶基板であって
も、その基板を溶解しない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明のKO
H融液によりエピタキシャル成長した半導体単結晶膜表
面の結晶欠陥を観察するには、先ず粒状のKOHをグラ
ファイト製の広口のルツボ13に入れ、KOHの融点
(360℃)以上450℃以下の温度に電熱ヒータ14
により加熱する。次いでKOHが融液12になり、その
温度が所定の温度に達したところで、一対のサンプル保
持具15a,15bをルツボ13を挟むように設置す
る。サンプル保持具15a,15bのルツボの上端縁近
傍には、それぞれ同一の高さにスリット16a,16b
が複数段設けられる。KOH融液12の液量、単結晶膜
11の材質、膜厚等に応じて、適切なスリット16a,
16bを選定し、そこにサンプル(エピタキシャル成長
した半導体単結晶膜11付き半導体単結晶基板10)を
配置する。サンプルとKOH融液の液面とは選択したス
リットにより、所定の間隔h1,h2又はh3が決められ
る。スリット16a,16bに配置した状態で、単結晶
膜11をKOHの蒸気に所定時間曝す。このようにKO
H蒸気でエッチング処理すると、KOH融液が420℃
であって、GaAsウェーハ上にGaAs膜をエピタキ
シャル成長させたサンプルの場合には、図3に示すよう
な所定の間隔に対するエッチング速度の関係を生じる。
エッチング処理されたサンプルは純水で洗浄し、更にア
セトンのような有機溶剤で洗浄し、乾燥した後、光学顕
微鏡で単結晶膜の表面のエッチピットが観察され、結晶
欠陥の有無が判断される。
H融液によりエピタキシャル成長した半導体単結晶膜表
面の結晶欠陥を観察するには、先ず粒状のKOHをグラ
ファイト製の広口のルツボ13に入れ、KOHの融点
(360℃)以上450℃以下の温度に電熱ヒータ14
により加熱する。次いでKOHが融液12になり、その
温度が所定の温度に達したところで、一対のサンプル保
持具15a,15bをルツボ13を挟むように設置す
る。サンプル保持具15a,15bのルツボの上端縁近
傍には、それぞれ同一の高さにスリット16a,16b
が複数段設けられる。KOH融液12の液量、単結晶膜
11の材質、膜厚等に応じて、適切なスリット16a,
16bを選定し、そこにサンプル(エピタキシャル成長
した半導体単結晶膜11付き半導体単結晶基板10)を
配置する。サンプルとKOH融液の液面とは選択したス
リットにより、所定の間隔h1,h2又はh3が決められ
る。スリット16a,16bに配置した状態で、単結晶
膜11をKOHの蒸気に所定時間曝す。このようにKO
H蒸気でエッチング処理すると、KOH融液が420℃
であって、GaAsウェーハ上にGaAs膜をエピタキ
シャル成長させたサンプルの場合には、図3に示すよう
な所定の間隔に対するエッチング速度の関係を生じる。
エッチング処理されたサンプルは純水で洗浄し、更にア
セトンのような有機溶剤で洗浄し、乾燥した後、光学顕
微鏡で単結晶膜の表面のエッチピットが観察され、結晶
欠陥の有無が判断される。
【0012】なお、サンプルを配置するに際して、サン
プル保持具を用いずにサンプルをルツボの上端に置い
て、ルツボを蓋するようにしてもよいが、単結晶膜11
のエッチング終了後、KOH融液の温度が低下していく
ときに、サンプルがルツボ上端に接着してしまう恐れが
あるため、また所定の間隔を適宜選択できることからサ
ンプル保持具を用いることが好ましい。また図2に示す
ように、下端にスリット17a,17bが形成されたサ
ンプル保持具17を上方から吊り下げ、スリット17
a,17bにサンプル10を水平に配置した後、その高
さを図示しない昇降装置により、実線矢印に示すように
所望の位置まで下降させ、そこで所定時間KOHの蒸気
に曝し、更に破線矢印に示すように上昇させてサンプル
10を配置具17より取り出すようにしてもよい。
プル保持具を用いずにサンプルをルツボの上端に置い
て、ルツボを蓋するようにしてもよいが、単結晶膜11
のエッチング終了後、KOH融液の温度が低下していく
ときに、サンプルがルツボ上端に接着してしまう恐れが
あるため、また所定の間隔を適宜選択できることからサ
ンプル保持具を用いることが好ましい。また図2に示す
ように、下端にスリット17a,17bが形成されたサ
ンプル保持具17を上方から吊り下げ、スリット17
a,17bにサンプル10を水平に配置した後、その高
さを図示しない昇降装置により、実線矢印に示すように
所望の位置まで下降させ、そこで所定時間KOHの蒸気
に曝し、更に破線矢印に示すように上昇させてサンプル
10を配置具17より取り出すようにしてもよい。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。本発明はこ
の実施例に限定されるものではない。 <実施例1>GaAsウェーハ上にGaAsの単結晶膜
をエピタキシャル成長させた半導体基板をサンプルとし
た。GaAs膜の厚さは約10μmであり、その結晶方
位は(100)であった。図1に示すように、420℃
に維持されたKOH融液の上方にこの融液の液面と約1
cmの間隙をあけてGaAs膜を下向きにしてこのサン
プルを水平に配置した。20分間KOHの蒸気にサンプ
ルのGaAs膜を曝した後、サンプルを純水で洗浄し、
更にアセトンで洗浄し乾燥した。乾燥後、サンプルを5
0倍の倍率で光学顕微鏡により観察した。その結晶構造
を図4の顕微鏡写真図により示す。図5はGaAs膜を
エピタキシャル成長させた後エッチングする前のGaA
sウェーハの表面の結晶構造を示す顕微鏡写真図であ
る。殆ど結晶欠陥が観察されない図5の写真図に対し
て、エピタキシャル結晶のエッチピットが図4の写真図
に明瞭に観察された。エッチング速度を比較するため
に、従来法に基づき、上記エピタキシャル成長する前の
GaAsウェーハを420℃に維持されたKOH融液に
上記と同じ20分間浸漬した後、引上げ、水洗しアセト
ン洗浄した。このサンプルを同様に50倍の光学顕微鏡
により観察した。その結晶構造を図6に示す。この実施
例1の方法(図4)によるエッチング密度は従来法(図
6)によるエッチング密度がより小さかったが、実施例
1のKOHエッチング法が妥当な方法であることが分か
った。
の実施例に限定されるものではない。 <実施例1>GaAsウェーハ上にGaAsの単結晶膜
をエピタキシャル成長させた半導体基板をサンプルとし
た。GaAs膜の厚さは約10μmであり、その結晶方
位は(100)であった。図1に示すように、420℃
に維持されたKOH融液の上方にこの融液の液面と約1
cmの間隙をあけてGaAs膜を下向きにしてこのサン
プルを水平に配置した。20分間KOHの蒸気にサンプ
ルのGaAs膜を曝した後、サンプルを純水で洗浄し、
更にアセトンで洗浄し乾燥した。乾燥後、サンプルを5
0倍の倍率で光学顕微鏡により観察した。その結晶構造
を図4の顕微鏡写真図により示す。図5はGaAs膜を
エピタキシャル成長させた後エッチングする前のGaA
sウェーハの表面の結晶構造を示す顕微鏡写真図であ
る。殆ど結晶欠陥が観察されない図5の写真図に対し
て、エピタキシャル結晶のエッチピットが図4の写真図
に明瞭に観察された。エッチング速度を比較するため
に、従来法に基づき、上記エピタキシャル成長する前の
GaAsウェーハを420℃に維持されたKOH融液に
上記と同じ20分間浸漬した後、引上げ、水洗しアセト
ン洗浄した。このサンプルを同様に50倍の光学顕微鏡
により観察した。その結晶構造を図6に示す。この実施
例1の方法(図4)によるエッチング密度は従来法(図
6)によるエッチング密度がより小さかったが、実施例
1のKOHエッチング法が妥当な方法であることが分か
った。
【0014】<実施例2>シリコンウェーハ上にSiC
の単結晶膜をエピタキシャル成長させた半導体基板をサ
ンプルとした。SiC膜は約1μm厚の非常に薄いエピ
タキシャル結晶膜であり、その結晶方位は(100)で
あった。実施例1と同様に、420℃に維持されたKO
H融液の上方にこの融液の液面と約1cmの間隙をあけ
てSiC膜を下向きにしてこのサンプルを水平に配置し
た。30分間KOHの蒸気にサンプルのSiC膜を曝し
た後、サンプルを純水で洗浄し、更にアセトンで洗浄し
乾燥した。乾燥後、サンプルを50倍の倍率で光学顕微
鏡により観察した。その結晶構造を図7の顕微鏡写真図
により示す。図8はKOH融液の上方に配置する前(K
OHエッチング前)の同一サンプルの結晶構造を示す顕
微鏡写真図である。図7と図8を対比すると、図8の写
真図には現れていなかった、珪素原子と炭素原子の原子
配列が不揃いとなるアンチフェーズ欠陥が図7の写真図
に多数の島状に明瞭に観察された。
の単結晶膜をエピタキシャル成長させた半導体基板をサ
ンプルとした。SiC膜は約1μm厚の非常に薄いエピ
タキシャル結晶膜であり、その結晶方位は(100)で
あった。実施例1と同様に、420℃に維持されたKO
H融液の上方にこの融液の液面と約1cmの間隙をあけ
てSiC膜を下向きにしてこのサンプルを水平に配置し
た。30分間KOHの蒸気にサンプルのSiC膜を曝し
た後、サンプルを純水で洗浄し、更にアセトンで洗浄し
乾燥した。乾燥後、サンプルを50倍の倍率で光学顕微
鏡により観察した。その結晶構造を図7の顕微鏡写真図
により示す。図8はKOH融液の上方に配置する前(K
OHエッチング前)の同一サンプルの結晶構造を示す顕
微鏡写真図である。図7と図8を対比すると、図8の写
真図には現れていなかった、珪素原子と炭素原子の原子
配列が不揃いとなるアンチフェーズ欠陥が図7の写真図
に多数の島状に明瞭に観察された。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、単結晶半導体基板上にエピタキシャル成長し
た単結晶膜の結晶欠陥について、バルク結晶の結晶欠陥
と同程度に基板全面にわたってその欠陥密度の分布を測
定する等の評価を行うことができる。また請求項2に係
る発明によれば、KOH融液の液面に対するサンプルの
間隔を適切にあけ、KOH融液の温度を適切に維持し、
かつ適切な時間サンプルにKOHの蒸気を曝すことによ
り、エッチング速度が極めて高いエピタキシャル結晶膜
でもその結晶欠陥を観察することができる。更に請求項
3に係る発明によれば、単結晶膜がヘテロエピタキシャ
ル結晶膜の場合に、KOHの蒸気は単結晶膜に主として
接触し、単結晶膜の背面に位置する半導体単結晶基板に
は実質的に触れないため、この単結晶膜に対して溶解速
度が速い半導体単結晶基板であっても、その基板を溶解
しない利点がある。
によれば、単結晶半導体基板上にエピタキシャル成長し
た単結晶膜の結晶欠陥について、バルク結晶の結晶欠陥
と同程度に基板全面にわたってその欠陥密度の分布を測
定する等の評価を行うことができる。また請求項2に係
る発明によれば、KOH融液の液面に対するサンプルの
間隔を適切にあけ、KOH融液の温度を適切に維持し、
かつ適切な時間サンプルにKOHの蒸気を曝すことによ
り、エッチング速度が極めて高いエピタキシャル結晶膜
でもその結晶欠陥を観察することができる。更に請求項
3に係る発明によれば、単結晶膜がヘテロエピタキシャ
ル結晶膜の場合に、KOHの蒸気は単結晶膜に主として
接触し、単結晶膜の背面に位置する半導体単結晶基板に
は実質的に触れないため、この単結晶膜に対して溶解速
度が速い半導体単結晶基板であっても、その基板を溶解
しない利点がある。
【図1】本発明の半導体単結晶基板にエピタキシャル成
長した単結晶膜のエッチング装置の構成図。
長した単結晶膜のエッチング装置の構成図。
【図2】本発明の別のエッチング装置の構成図。
【図3】KOH融液の液面とサンプルとの間隔とGaA
s(100)のエッチング速度の関係を示す図。
s(100)のエッチング速度の関係を示す図。
【図4】GaAsウェーハにエピタキシャル成長したG
aAs膜を実施例1の方法によりエッチングした後のG
aAs膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
aAs膜を実施例1の方法によりエッチングした後のG
aAs膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
【図5】比較のためにエッチングする前のエピタキシャ
ル成長したGaAs膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
ル成長したGaAs膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
【図6】比較のためにGaAs膜をエピタキシャル成長
する前のGaAsウェーハを従来の方法によりエッチン
グした後のGaAsウェーハ表面の結晶構造を示す顕微
鏡写真図。
する前のGaAsウェーハを従来の方法によりエッチン
グした後のGaAsウェーハ表面の結晶構造を示す顕微
鏡写真図。
【図7】シリコンウェーハにエピタキシャル成長したS
iC膜を実施例2の方法によりエッチングした後のSi
C膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
iC膜を実施例2の方法によりエッチングした後のSi
C膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
【図8】比較のためにエッチングする前のエピタキシャ
ル成長したSiC膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
ル成長したSiC膜の結晶構造を示す顕微鏡写真図。
【図9】GaAsをKOH融液でエッチングする際の融
液温度とエッチング速度の関係を示す図。
液温度とエッチング速度の関係を示す図。
10 半導体単結晶基板 11 エピタキシャル成長した半導体単結晶膜 12 KOH融液 13 ルツボ 15a,15b,17 サンプル保持具 h1,h2,h3 所定の間隔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記溶融KO
Hにヘテロエピタキシャル成長したSiC半導体単結晶
膜を有するシリコンウェーハを浸漬する方法は、次の表
1に示すように、シリコンウェーハのエッチング速度が
SiCのエッチング速度に比べて極めて高いため、浸漬
と同時に基板であるシリコンウェーハが優先してエッチ
ング液に溶けてしまうか、或いはSiC膜が基板から剥
離してその後の取扱いが至難となる。このため、溶融K
OHへの浸漬法はエピタキシャル成長した半導体単結晶
膜の結晶欠陥を評価するにはやはり不適であった。
Hにヘテロエピタキシャル成長したSiC半導体単結晶
膜を有するシリコンウェーハを浸漬する方法は、次の表
1に示すように、シリコンウェーハのエッチング速度が
SiCのエッチング速度に比べて極めて高いため、浸漬
と同時に基板であるシリコンウェーハが優先してエッチ
ング液に溶けてしまうか、或いはSiC膜が基板から剥
離してその後の取扱いが至難となる。このため、溶融K
OHへの浸漬法はエピタキシャル成長した半導体単結晶
膜の結晶欠陥を評価するにはやはり不適であった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。本発明はこ
の実施例に限定されるものではない。 <実施例1>GaAsウェーハ上にGaAsの単結晶膜
をエピタキシャル成長させた半導体基板をサンプルとし
た。GaAs膜の厚さは約10μmであり、その結晶方
位は(100)であった。図1に示すように、420℃
に維持されたKOH融液の上方にこの融液の液面と約1
cmの間隙をあけてGaAs膜を下向きにしてこのサン
プルを水平に配置した。20分間KOHの蒸気にサンプ
ルのGaAs膜を曝した後、サンプルを純水で洗浄し、
更にアセトンで洗浄し乾燥した。乾燥後、サンプルを5
00倍の倍率で光学顕微鏡により観察した。その結晶表
面を図4の顕微鏡写真図により示す。図5はGaAs膜
をエピタキシャル成長させた後エッチングする前のGa
Asウェーハの表面の状態を示す顕微鏡写真図である。
図5の写真図に対して、エピタキシャル結晶のエッチピ
ットが図4の写真図に明瞭に観察された。エッチング速
度を比較するために、従来法に基づき、上記エピタキシ
ャル成長する前のGaAsウェーハを420℃に維持さ
れたKOH融液に上記と同じ20分間浸漬した後、引上
げ、水洗しアセトン洗浄した。このサンプルを同様に5
0倍の光学顕微鏡により観察した。その結晶表面を図6
に示す。この実施例1の方法(図4)によるエッチピッ
ト密度は従来法(図6)によるエッチピット密度より小
さかったが、実施例1のKOHエッチング法が妥当な方
法であることが分かった。
の実施例に限定されるものではない。 <実施例1>GaAsウェーハ上にGaAsの単結晶膜
をエピタキシャル成長させた半導体基板をサンプルとし
た。GaAs膜の厚さは約10μmであり、その結晶方
位は(100)であった。図1に示すように、420℃
に維持されたKOH融液の上方にこの融液の液面と約1
cmの間隙をあけてGaAs膜を下向きにしてこのサン
プルを水平に配置した。20分間KOHの蒸気にサンプ
ルのGaAs膜を曝した後、サンプルを純水で洗浄し、
更にアセトンで洗浄し乾燥した。乾燥後、サンプルを5
00倍の倍率で光学顕微鏡により観察した。その結晶表
面を図4の顕微鏡写真図により示す。図5はGaAs膜
をエピタキシャル成長させた後エッチングする前のGa
Asウェーハの表面の状態を示す顕微鏡写真図である。
図5の写真図に対して、エピタキシャル結晶のエッチピ
ットが図4の写真図に明瞭に観察された。エッチング速
度を比較するために、従来法に基づき、上記エピタキシ
ャル成長する前のGaAsウェーハを420℃に維持さ
れたKOH融液に上記と同じ20分間浸漬した後、引上
げ、水洗しアセトン洗浄した。このサンプルを同様に5
0倍の光学顕微鏡により観察した。その結晶表面を図6
に示す。この実施例1の方法(図4)によるエッチピッ
ト密度は従来法(図6)によるエッチピット密度より小
さかったが、実施例1のKOHエッチング法が妥当な方
法であることが分かった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】<実施例2>シリコンウェーハ上にSiC
の単結晶膜をエピタキシャル成長させた半導体基板をサ
ンプルとした。SiC膜は約1μm厚の非常に薄いエピ
タキシャル結晶膜であり、その結晶方位は(100)で
あった。実施例1と同様に、420℃に維持されたKO
H融液の上方にこの融液の液面と約1cmの間隙をあけ
てSiC膜を下向きにしてこのサンプルを水平に配置し
た。30分間KOHの蒸気にサンプルのSiC膜を曝し
た後、サンプルを純水で洗浄し、更にアセトンで洗浄し
乾燥した。乾燥後、サンプルを1000倍の倍率で光学
顕微鏡により観察した。その結晶表面を図7の顕微鏡写
真図により示す。図8はKOH融液の上方に配置する前
(KOHエッチング前)の同一サンプルの表面状態を示
す顕微鏡写真図である。図7と図8を対比すると、図8
の写真図には現れていなかった、珪素原子と炭素原子の
原子配列が不揃いとなるアンチフェーズ欠陥が図7の写
真図に多数の島状に明瞭に観察された。
の単結晶膜をエピタキシャル成長させた半導体基板をサ
ンプルとした。SiC膜は約1μm厚の非常に薄いエピ
タキシャル結晶膜であり、その結晶方位は(100)で
あった。実施例1と同様に、420℃に維持されたKO
H融液の上方にこの融液の液面と約1cmの間隙をあけ
てSiC膜を下向きにしてこのサンプルを水平に配置し
た。30分間KOHの蒸気にサンプルのSiC膜を曝し
た後、サンプルを純水で洗浄し、更にアセトンで洗浄し
乾燥した。乾燥後、サンプルを1000倍の倍率で光学
顕微鏡により観察した。その結晶表面を図7の顕微鏡写
真図により示す。図8はKOH融液の上方に配置する前
(KOHエッチング前)の同一サンプルの表面状態を示
す顕微鏡写真図である。図7と図8を対比すると、図8
の写真図には現れていなかった、珪素原子と炭素原子の
原子配列が不揃いとなるアンチフェーズ欠陥が図7の写
真図に多数の島状に明瞭に観察された。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、単結晶半導体基板上にエピタキシャル成長し
た単結晶膜の結晶欠陥について、バルク結晶の結晶欠陥
と同程度に基板全面にわたってその欠陥密度の分布を測
定する等の評価を行うことができる。また請求項2に係
る発明によれば、KOH融液の液面に対するサンプルの
間隔を適切にあけ、KOH融液の温度を適切に維持し、
かつ適切な時間サンプルにKOHの蒸気を曝すことによ
り、エッチング速度が基板と異なるエピタキシャル結晶
膜でもその結晶欠陥を観察することができる。更に請求
項3に係る発明によれば、単結晶膜がヘテロエピタキシ
ャル単結晶膜の場合に、KOHの蒸気は単結晶膜に主と
して接触し、単結晶膜の背面に位置する半導体単結晶基
板には実質的に触れないため、この単結晶膜に対して溶
解速度が速い半導体単結晶基板であっても、その基板を
溶解しない利点がある。
によれば、単結晶半導体基板上にエピタキシャル成長し
た単結晶膜の結晶欠陥について、バルク結晶の結晶欠陥
と同程度に基板全面にわたってその欠陥密度の分布を測
定する等の評価を行うことができる。また請求項2に係
る発明によれば、KOH融液の液面に対するサンプルの
間隔を適切にあけ、KOH融液の温度を適切に維持し、
かつ適切な時間サンプルにKOHの蒸気を曝すことによ
り、エッチング速度が基板と異なるエピタキシャル結晶
膜でもその結晶欠陥を観察することができる。更に請求
項3に係る発明によれば、単結晶膜がヘテロエピタキシ
ャル単結晶膜の場合に、KOHの蒸気は単結晶膜に主と
して接触し、単結晶膜の背面に位置する半導体単結晶基
板には実質的に触れないため、この単結晶膜に対して溶
解速度が速い半導体単結晶基板であっても、その基板を
溶解しない利点がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】GaAsウェーハにエピタキシャル成長したG
aAs膜を実施例1の方法によりエッチングした後のG
aAs膜の結晶表面を示す顕微鏡写真図。
aAs膜を実施例1の方法によりエッチングした後のG
aAs膜の結晶表面を示す顕微鏡写真図。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】比較のためにエッチングする前のエピタキシャ
ル成長したGaAs膜の表面状態を示す顕微鏡写真図。
ル成長したGaAs膜の表面状態を示す顕微鏡写真図。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】比較のためにGaAs膜をエピタキシャル成長
する前のGaAsウェーハを従来の方法によりエッチン
グした後のGaAsウェーハ表面の結晶表面を示す顕微
鏡写真図。
する前のGaAsウェーハを従来の方法によりエッチン
グした後のGaAsウェーハ表面の結晶表面を示す顕微
鏡写真図。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】シリコンウェーハにエピタキシャル成長したS
iC膜を実施例2の方法によりエッチングした後のSi
C膜の結晶表面を示す顕微鏡写真図。
iC膜を実施例2の方法によりエッチングした後のSi
C膜の結晶表面を示す顕微鏡写真図。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】比較のためにエッチングする前のエピタキシャ
ル成長したSiC膜の表面状態を示す顕微鏡写真図。
ル成長したSiC膜の表面状態を示す顕微鏡写真図。
Claims (3)
- 【請求項1】 KOH融液(12)の上方に前記融液(12)の
液面と所定の間隙(h1,h2,h3)をあけて半導体単結晶基板
(10)上にエピタキシャル成長した半導体単結晶膜(11)を
前記単結晶膜(11)の表面を下向きにして配置することに
より選択エッチングして前記単結晶膜(11)の結晶欠陥を
評価する半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法。 - 【請求項2】 所定の間隙(h1,h2,h3)が高々3cmであ
って、KOH融液(12)の温度が450℃以下であって、
かつエピタキシャル成長した半導体単結晶膜(11)の配置
時間が20〜30分である請求項1記載の半導体単結晶
膜の結晶欠陥評価方法。 - 【請求項3】 半導体単結晶膜(11)が半導体単結晶基板
(10)上にヘテロエピタキシャルにより成長した膜である
請求項1又は2記載の半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP832896A JPH09199559A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP832896A JPH09199559A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199559A true JPH09199559A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11690127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP832896A Withdrawn JPH09199559A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 半導体単結晶膜の結晶欠陥評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199559A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013211547A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Toyota Motor Corp | SiC結晶の検査方法及びそれを用いたSiC結晶の製造方法 |
| CN103866398A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-18 | 山东天岳晶体材料有限公司 | 一种碳化硅晶片腐蚀的方法和装置 |
| JP2014160753A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nippon Steel Sumikin Materials Co Ltd | エッチング装置およびエッチング方法 |
| CN116539397A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-08-04 | 深圳市重投天科半导体有限公司 | 碳化硅腐蚀装置和碳化硅缺陷观测方法 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP832896A patent/JPH09199559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013211547A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Toyota Motor Corp | SiC結晶の検査方法及びそれを用いたSiC結晶の製造方法 |
| JP2014160753A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nippon Steel Sumikin Materials Co Ltd | エッチング装置およびエッチング方法 |
| CN103866398A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-18 | 山东天岳晶体材料有限公司 | 一种碳化硅晶片腐蚀的方法和装置 |
| CN103866398B (zh) * | 2014-03-26 | 2016-09-28 | 山东天岳晶体材料有限公司 | 一种碳化硅晶片腐蚀的方法和装置 |
| CN116539397A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-08-04 | 深圳市重投天科半导体有限公司 | 碳化硅腐蚀装置和碳化硅缺陷观测方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |