JPH09199837A - 印刷パターンの形成方法 - Google Patents

印刷パターンの形成方法

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JPH09199837A
JPH09199837A JP2293496A JP2293496A JPH09199837A JP H09199837 A JPH09199837 A JP H09199837A JP 2293496 A JP2293496 A JP 2293496A JP 2293496 A JP2293496 A JP 2293496A JP H09199837 A JPH09199837 A JP H09199837A
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JP2293496A
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Masaaki Watanabe
正明 渡辺
Mitsuo Iwamura
満夫 岩村
Masaaki Sato
正昭 佐藤
Koichi Nakajima
康一 中島
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Citizen Watch Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度の導電性の無機粉末を含有するペース
トを印刷し、基板に密着性良好な導電性の印刷パターン
の形成を行う。 【解決手段】 導電性無機粉末を含むペ−スト3の基板
9上への印刷パタ−ン形成方法において、ペ−スト3を
弾性体6の表面にスクリ−ン印刷を行いパタ−ン5を形
成し、スクリーンマスク1を弾性体6から離してから図
示しない回転駆動部の制御により、弾性体ホルダー7ご
と弾性体6を一旦上昇させ半回転させてから下降させ
て、弾性体6の上に印刷されたパタ−ン5を基板ホルダ
ー10上の配置した基板9の表面に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器、特に小
型精密機器に用いる安定した導電性の印刷パターンを提
供する印刷パターンの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に使用する導体回路の形成には
種々の技術が応用されている。その中で、近年の製造に
対するコストダウンの市場要求に対応して、印刷技術を
応用した導電性のパターン形成が増加している。従来の
印刷パターン形成方法について図8を用いて説明する。
図8はスクリーン印刷技術を用いたパターン形成を示す
断面図である。図8において、1はスクリーンマスクで
あり、スクリーンマスク1には印刷パターン形状の孔部
1aが形成されている。また、2はスキージ、3はペー
スト、9は小型の回路基板(以下、単に基板と言う)で
あり、10の基板ホルダーで印刷位置を決めて保持され
る。
【0003】スクリーンマスク1と基板9との間にある
程度の間隔hをもたせ、スクリーンマスク1の上方から
スキージ2を下降させ、スクリーンマスク1を基板9に
接触させ押圧する。続いてスキージ2はスクリーンマス
ク1を基板9へ押圧した状態でスクリーンマスク上を摺
動し、パターン孔1aからペースト3を基板9に転写す
る。
【0004】スキージ2が基板9を通過した位置まで摺
動するときに、スクリーンマスク1と基板9との間隔h
により生じる反力によって基板9からスクリーンマスク
1が離れるという構造であった。スクリーンマスク1が
離れた後には、回路パターンが基板9上に形成され、印
刷が完了するというものであった。
【0005】次に従来行われていたパッド印刷について
図9を用いて説明する。図9の(a)〜(e)はパッド
印刷の工程断面図を示している。図9において、3は球
状、フレーク状(あるいは鱗片状)の導電性無機粉末を
高濃度に含んだペースト、9は基板、10は基板ホルダ
ー、11は版であり、版11には印刷パターン形状の凹
部11aが形成されている。22はペースト3を凹部1
1aに充填する為のドクターブレードであり、44は弾
性体で形成されたパッドで、55はパッドホルダーであ
る。
【0006】ペースト3に含まれる導電性無機粉末の粒
径は7〜15μであり、金、銀、銅、ニッケル、アルミ
の単独あるいは2種類以上の混合粉末である。
【0007】印刷パターンとして使用されるペースト3
には75〜98重量%の導電性無機粉末が含まれる。ま
た、ガラス、セラミック等の不導体粉末表面を金、銅等
の良導体金属でメタライズしても使用できる。
【0008】はじめに、版11にパターン形状の凹部1
1aを設け、その凹部11aを含む版11表面にペース
ト3を載置する(a)。次にドクターブレード22で余
剰のペースト3を掻き取り、前記凹部11aにペースト
3が充填される(b)。続いてパッド44を版11に押
しつける。パッド44で押圧されたペースト3は含有す
る高濃度の導電性無機粉末も圧縮されペースト3外周部
には樹脂分が増加し接着層を形成する(c)。
【0009】その後、パッドホルダー55を上昇させる
ことによりペースト3が付着したパッド44を凹部11
aから離間する(d)。続いて版11を移動、更にペー
スト3の位置に基板ホルダー10を移動し基板9を位置
決めする(e)。続いてパッドホルダー55を下降させ
てパッド44を基板9へ押圧、ペースト3を基板9に転
写して印刷が完了することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術には次のような欠点があった。まずスクリー
ン印刷では、はじめにスキージ2を下降させスクリーン
マスク1を基板9に押圧しながら摺動させるとき、基板
9の厚みのばらつきにより生じる基板ホルダー10と基
板9との段差部で、基板9が凸状の場合は基板9のエッ
ジ9aに強圧されたスクリーンマスク1に傷が入るとい
う現象が生じた。また基板9が薄く、基板9の表面が基
板ホルダー10の表面より低くなった場合は、スキージ
2の押圧力が基板表面へ伝わる状態が不十分となり、印
刷にむらが生じたり、印刷ができないという箇所が生じ
たりした。
【0011】また、スキージは一定の押し力と一定の速
度でスクリーンマスク1上を移動し基板9を押圧する
為、基板9の表面に凹凸があると、前述の基板9と基板
ホルダー10の段差部で生じる現象と同様の問題があっ
た。また、表面に凹凸が形成されたプラスチック基板に
おいては前述の問題で印刷が不可能であった。
【0012】また、パッド印刷では、パッド44に高濃
度の導電性無機粉末を含んだペースト3を付着させる際
に、押圧によりペースト3の外周部である凹部11a表
面とパッド44表面の近傍に樹脂分が増加した接着層が
形成され、ペースト3の内部は樹脂分の極端に少ない導
電性無機粉末の多い層となる。
【0013】パッド44を版11と離間すると、凹部1
1aに充填されていたペースト3は樹脂分の少ない中間
部で破断する。ペースト3の前記接着層がパッド44に
接触する表面積は凹部11aの表面積より少なく、パッ
ド44に付着するペースト3は少量となり、またペース
ト3の表面は樹脂分が少なく接着力も低下しいる。
【0014】また、前記のようにペースト3の基板9へ
転写する表面は、樹脂分が少なく接着力の低下した状態
となっている為に、パッド44を下降させ基板9を押圧
しペースト3を基板9へ転写しても、ペースト3は微量
となり含有する導電性無機粉末の保持力も弱くなり、当
然の結果として導電性無機粉末の導通は悪く、ペースト
3の基板9への転写は不十分で導電性も満足出来ない状
態であった。
【0015】本発明は、前記課題を解消し基板ホルダー
に載置した基板に、導電性があり、密着性の良い印刷パ
ターンの形成方法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、導電性無機
粉末を含むペ−ストの印刷パタ−ン形成方法において、
前記ペ−ストを弾性体表面にスクリ−ン印刷によりパタ
−ン形成を行い、前記弾性体のパタ−ンを基板表面に転
写することを特徴とするものである。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明のうち、スクリーンマスク上に前記ペーストを
配置し、その下方に前記弾性体を配置し、更にその下方
に前記基板を配置したことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明のうち、前記弾性体のパターンを前記基板表面
に転写させる際に、前記弾性体の回転を制御することを
特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態1である印刷パタ
ーンの形成方法を図面に基づいて説明する。図1
(a),(b)は、本発明の実施の形態1である印刷パ
ターンの形成方法を示す断面図である。図1において、
1は回路パターン形状の孔部1aが形成されたスクリー
ンマスク、2はスキージ、3は従来例のパッド印刷に用
いたものと同じペースト、4はスクリーンマスクを固定
するスクリーン枠、5はペースト3で形成されるパター
ン、6はペースト3を転写する平板状の弾性体、7は上
下両面に弾性体6を保持する弾性体ホルダー、8は弾性
体ホルダー7の回転を支持する弾性体ホルダー7の両側
面のそれぞれ中央部に設けた回転軸、9は印刷パターン
を形成する基板、10は基板9を位置決めし保持する基
板ホルダーである。
【0020】また、回転軸8の両端面に対向するところ
に、図示しない回転駆動部を備えている。そしてこの回
転駆動部は回転軸8に係合して、弾性体ホルダー7を1
80°づつ回転させるとともに、弾性体ホルダー7を水
平に保ちつつ上下移動をさせる機能を有する。
【0021】弾性体6の材質としては、ウレタンゴム、
シリコンゴム、ポリエステルエラストマーあるいはゼラ
チン等といったものが基板9の凹凸に対して適応できる
ため妥当である。
【0022】スクリーン枠4でスクリーンマスク1を固
定し、スクリーンマスク1と弾性体6とに間隔hをと
り、スキージ2をスクリーンマスク1上方から接触さ
せ、そのままスキージ2に押圧をかけ、スクリーンマス
ク1を撓ませ弾性体6に接触させ、更にスクリーンマス
ク1上のスキージ2を摺動させ弾性体6にペースト3を
転写しパターン5を形成する(a)。
【0023】パターン5が形成された後に、スクリーン
マスク1より弾性体6を離し、弾性体ホルダー7ごと弾
性体6を一旦上昇させ半回転させてから、弾性体6を基
板ホルダー10上に配置された基板9に対向させ(b)
て押し下げ、パターン5を弾性体6の上から基板9に転
写し、パターン5が形成された基板9が得られる。
【0024】更に、基板9にペースト3を印刷する別の
方法としては、図1(b)の状態の後、基板9を載置し
た基板ホルダー10をエアーシリンダー等の図示しない
押圧装置により押し上げ、基板9を弾性体6上のパター
ン5に押圧する。この方法によっても、基板9へのパタ
ーン形成が可能となる。また、図1(b)の状態の際に
は、下部にあった基板へのパターン形成を終わった弾性
体6は上部に移動しており次の転写の準備が行われる。
【0025】以上の方法によれば、スキージ2でスクリ
ーンマスク1を押圧しつつ摺動させて、スクリーンマス
ク1上のペースト3を転写する際、スキージ2によりス
クリーンマスクが押圧されて接触する相手が弾性体6で
あるため、スクリーンマスク1が傷つくことなくペース
ト3の転写が可能となる。
【0026】このようにパターン形成された基板9の使
用の例を図5に示す。図5は本発明を応用した生産(I
Cチップを基板へ実装)を示す図である。図において、
ICチップ20を基板9(回路基板)上に実装する。
【0027】上述の方法によって形成された導電性無機
粉末を含むペーストの印刷パターンを加熱硬化させ回路
パターン33とし、さらに回路パターン33はメッキ3
3aが施されている。前記回路パターン33を配置した
基板9の上側に位置決め枠21で位置決めしICチップ
20を載せる。ICチップ20の半田バンプ24は回路
パターン33と接触している。
【0028】ICチップ20の上方に加熱装置31配置
し、ICチップ20に対して上方より熱(熱風31a)
を加える。ICチップ20の半田バンプ24が溶け回路
パターン22と接着する。これより、IC基板が完成す
るというものである。
【0029】(実施の形態2)他の実施の形態のパター
ン印刷方法を図2,図3及び図4に基づいて説明する。
図2はペーストの弾性体ローラーへの転写状況を示す側
面図、図3は弾性体6から基板9へのペースト3の転写
状況を示した側面図、図4は、弾性体6の上下方向の動
作を示した側面図である。図において、前述の実施の形
態1の弾性体6の形状は平板状であるのに対して本発明
の実施の形態2の弾性体6は円筒状で形成されている。
また、弾性体ホルダー7は弾性体6の内径に嵌合し、中
心に回転軸8を有する。さらに機械本体には回転軸8
(弾性体6)の回転と移動を制御する図示しない回転駆
動部があり、該回転駆動部には印刷位置検出装置、圧力
検出装置が装着されている。その他の実施の形態1と同
じ構成要素には同じ名称と符号とを用いて説明を省略す
る。
【0030】図2に示すように、スクリーン枠4で固定
されたスクリーンマスク1上をスキージ2がペースト3
を刷り込みながら摺動する。また、スキージ2と回転軸
8の位置は垂直方向で一致しており、スクリーンマスク
1をスキージ2と弾性体6で狭持した状態で転写が進行
する。スキージ2の摺動と同時に弾性体6もスキージ2
と同期してスクリーンマスク下面に接触状態で回転し移
動する。その過程で、スクリーンマスク1よりペースト
3が弾性体6の表面に回転転写される。転写されたペー
スト3は弾性体6の回転によってスクリーンマスク1と
剥離しパターン5が形成される。スキージ2が所定の距
離移動し、弾性体6上に所定のパターン5が形成される
と、スキージ2及び弾性体6は停止する。
【0031】その後の動作は、図3に示すように、図示
しない機械本体の回転駆動部が下降することによって回
転軸8は下降し弾性体6はスクリーンマスク1から離れ
る。前述の回転駆動部には図示しない印刷位置検出装置
が内蔵されており、前述のパターン5の印刷開始位置を
認識し回転軸8を回転させ、弾性体6上のパターン5の
基板9への転写開始位置で回転を停止する。更に回転駆
動部は下降し基板ホルダー10上の基板9に弾性体6が
接触する。回転駆動部の軸受けに装着されている圧力検
出装置が前記の接触圧(100g〜500g)を検知し
て回転駆動部の下降は停止する。その状態で回転軸8を
回転し、弾性体6上のパターン5を基板9に回転転写す
る。パターン5と基板9の位置合わせは、最初にテスト
基板に印刷をし位置測定の後、所定の位置に基板ホルダ
ー10を移動し固定する事によって行われる。基板ホル
ダー10には基板9の位置決めガイドが設けてあるので
確実に位置合わせされる。基板ホルダー10の位置移動
で調整不可の場合は弾性体6を回転軸8により所定の角
度回転し制御する。パターン5を基板9に転写する動作
に同期して、スキージ2もスクリーンマスク1から離
れ、弾性体6とともに、印刷開始の位置に戻る。つま
り、構造としては、スキージ2の動作と弾性体6の水平
方向の動作が同期するものである。
【0032】さらに、図3および図4に示すように、ス
キージ2が印刷開始の位置に戻る際に、スキージ2の近
傍に設置されたインク返し11がスクリーンマスク上に
下がり、スクリーンマスク1表面に接触した状態でスキ
ージ2と同期して移動することによって、ペースト3を
図4に示す印刷開始の位置に戻す。この動作を行うこと
によって、弾性体6に転写すべきペースト3が準備され
ることとなる。続いて弾性体6が基板9から離れ、スク
リーンマスク1に接触し、印刷開始の状態に戻る。
【0033】このようにスキージ2と弾性体6が印刷開
始の位置に戻った時点で基板9へのパターン印刷工程は
終了することになる。以上のような印刷パターンの形成
方法によっても、スクリーンマスク1を傷つけることな
くパターン形成が可能となる。
【0034】(実施の形態3)上述の発明の実施の形態
2においては、ペースト3を基板9に押圧、転写する方
法として、弾性体6の回転動作によってスクリーンマス
ク1に形成されたパターン形状の全てを一工程で転写
(スクリーンマスク1から弾性体6、弾性体6から基板
9)するという作業効率面から考えた構造であるのに対
し、本実施の形態3においては、弾性体6の回転を停止
してペースト3を転写する構造である。転写の際にペー
スト3を所望の位置に転写すべく回転軸8の制御を行
い、基板9の所定の位置に転写しパターン形成を行うと
いう転写位置の正確性向上を加味した例である。
【0035】本発明の実施の形態3における転写の方法
を図6に基づいて説明する。図6において、弾性体6の
形状は円筒状で実施の形態2の説明図(図2)では、側
面図(スキージの移動を側面より観察)であるが、実施
の形態3(図6)においては正面図(スキージの移動方
向手前より観察)であり、複数のパターンを一列毎に転
写する状態を示す。構成要素は実施の形態2と同じであ
り、説明図(図2)と同じ構成要素には同じ名称と符号
を用いて説明を省略する。
【0036】図6に示すようにスキージ2を手前から前
方へ摺動可能なものとし、スキージ2の摺動によりスク
リーンマスク1を介してペースト3が弾性体6に転写さ
れる。 まず、回転を停止した弾性体6が上昇しスクリ
ーンマスク1のパターン形状の孔部1aに接触するまで
押圧する。スキージ2は下降しスクリーンマスク1に接
触する。更に印刷可能な位置迄下降し印刷手前から前方
に摺動する。スキージ2が弾性体6の位置を通過する
と、スキージ2は停止して弾性体6は下降しスクリーン
マスク1と離れる。
【0037】前記の動作により弾性体6にペースト3が
転写され弾性体6の軸方向にペースト3が1列に転写さ
れパターン5が形成される(a)。パターン5が微細な
場合は複数列の転写も可能である。
【0038】その後、回転軸8を回転させる。この時点
で基板9に転写すべきパターン5が、下の基板ホルダー
10に保持位置決めされた基板9に対向する様に回転が
制御され弾性体6は停止する。この時スクリーンマスク
1よりスキージ2は離れ、図示していないインク返しが
下降しスクリーンマスク1に触れる(b)。本実施の形
態においては、90度毎に回転軸8を回転し制御してい
るが、90度に限定するものではなく任意の角度を設定
できるものである。
【0039】次に、基板9にペースト3を転写する工程
について説明する。転写された未硬化のペースト3で、
弾性体6に形成されたパターン5を基板9に押圧し、基
板9にパターン5が形成される。押圧は停止した弾性体
6を下降させて行うか、図示されない押圧装置によっ
て、基板9が位置決めされた基板ホルダー10を上昇さ
せて行う。この時スクリーンマスク1上ではスキージ2
が移動し最初の位置へ戻る。また、スキージ2の移動と
同期して前記のインク返しがスクリーンマスク1上を摺
動しペースト3を印刷前の状態に戻す。
【0040】基板9へのパターン5の形成が完了する
と、続いて弾性体6に加えられていた押圧を解除し、弾
性体6は上昇し、基板9と離れてスクリーンマスク1へ
接触する。次にスキージ2が下降しペースト3の印刷が
開始される(c)。さらにパターン5の形成された基板
9の排出に続いて、基板ホルダー10には新規の基板9
が挿入位置決めされる。
【0041】以上の工程を繰り返し行う事によって、位
置精度の良いパターン5が連続的に形成され、基板9の
量産が可能になる。
【0042】本発明の実施の形態3による印刷パターン
の形成方法を、次の様に生産工程へ応用することができ
る。量産の作業工程において、まずはじめに、本発明に
よる印刷工程で印刷作業を行う。この印刷作業工程で高
精度の印刷が可能となり、1枚の基板に多数の印刷パタ
ーンを形成する。
【0043】なお、前記の基板には予め基準穴が設けら
れており、前記の印刷工程での基板は基準穴を用いて基
板ホルダーの位置決めピンに装着されるので、大量の基
板を印刷しても各々の基板に印刷された多数の印刷パタ
ーンは、同一位置に精度良く形成されてる。
【0044】次に多数のパターンが印刷された基板を乾
燥器に入れて加熱硬化させた後、プレス工程で製品形状
を打ち抜き、パターン印刷された回路基板が多数製造さ
れることになる。
【0045】このように、前記の印刷パターンの形成方
法を使用することによってパターン印刷された回路基板
の大量生産の方法としても役立てることが可能である。
【0046】(実施の形態4)以上説明した本発明の実
施の形態1〜3においては、スクリーンマスク1の下方
に弾性体6を配置し、更ににその下方に基板9を配置し
ているのに対して本実施の形態4では、弾性体6にペー
スト3のパターンを形成した後に、スクリーンマスク1
から弾性体6を離間させ、その空間に基板ホルダー10
へ下向きに保持された基板9を挿入し配置している。即
ち、本実施の形態4では、図7に示すように、弾性体6
に形成したパターン5に上方より基板を押圧し、パター
ン5を基板9に転写するものである。
【0047】図7(a)〜(e)は本実施の形態4によ
る基板9の製造を工程順に示す断面図である。図7にお
いて、実施の形態1の説明図(図1)と同じ構成要素に
は同じ名称と符号を用いて説明を省略する。まず最初
に、弾性体6に、実施の形態1〜3と同様の方法でパタ
ーンの形成を行い(a)、続いて弾性体6をスクリーン
マスクより離反させ、さらに弾性体6のパターン5の位
置に基板9を下向きにセットした基板ホルダーを挿入す
る。
【0048】前記基板ホルダー10を下降させ、また
は、弾性体ホルダー7を上昇させて、パターン5を基板
9へ押圧することによって弾性体6のパターン5を基板
9に転写する。その後押圧を解除し基板ホルダー10を
上昇させると、基板9にパターン5が形成される
(b)。
【0049】さらに、基板ホルダー10を上昇させ
(c)、回転軸8によって基板ホルダー10を回転させ
て基板9が上向きで水平となった時、基板ホルダーと基
板9の結合を解除(d)し、取り出しロボットなどの搬
送方法によって基板9を取り出した後、パターン5を加
熱硬化して、基板9へ印刷パターン5が形成される
(e)。
【0050】本発明の実施の形態1〜4は従来例と異な
り、形成されたパターンは2回の転写によって逆転した
パターンとなる。従って、スクリーンマスク1に形成す
る孔部1aは逆パターンで形成する。また弾性体を介し
てペーストを転写するのでスクリーンマスク1は傷ま
ず、安定した印刷パターンの形成方法が提供できる。
【0051】以上、回路基板への印刷パターンの形成方
法として述べたが、本発明の基板は特に回路基板へ限定
するわけではなく、他の樹脂成形品への導電性パターン
の形成が可能である。また、弾性体6の形状は上述した
形状に限らず、半円柱(蒲鉾)状、多角柱状等各種形状
が採用できることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、弾性体
を介してペーストを転写するので従来問題となっていた
スキージと基板の角にスクリーンマスクが挟まれマスク
が傷つくということもなく安全確実に印刷パターンを形
成することが出来る。更に、大量に印刷パターンを形成
する場合においても容易に行うことが出来る。
【0053】また、基板への転写部材の材質が弾性体で
あるため、基板の表面に凹凸があっても、均一な力で押
圧されるとその凹凸の形状に応じて弾性体が変形し、基
板表面に一様にペーストを転写することが可能となる。
それ故、従来のような印刷むら或いは印刷ができない箇
所が生じるということもなく均一な印刷パターンを基板
に形成することが可能となった。
【0054】更に、従来のパッド印刷のように版に載置
されたペーストをパッドに付着させるという作業は行わ
ず、スクリーン印刷でスキージによりペーストを転写す
る構造を採用しているため、ペーストの基板へ接着する
面は樹脂分の多い層を形成するので、付着力が不足した
状態で基板への転写が行われるということもなくなっ
た。
【0055】また、作業効率という点を考慮すれば、弾
性体6の回転によって転写することで、多数のパターン
形成を一時に行うことが可能となり、基板を量産する場
合などには特に、印刷パターンの作成時間の短縮を図る
ことができ、作業効率のアップをも可能とするものであ
る。
【0056】弾性体の回転制御を行うことによって、基
板の所定の位置にパターン形成を正確に行えるので、小
型機器或いは精密機器の回路基板の作成には特に適する
印刷パターンの形成方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である印刷方法の断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態2である印刷方法を示す図
であり、ペーストの弾性体ローラーへの転写状況を示す
断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2のペーストを弾性体ロー
ラーから基板への転写状況を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2である印刷方法を示す図
であり、弾性体ローラーの上下方向の移動の状況を示す
断面図である。
【図5】本発明を応用した生産(ICチップを基板へ実
装)を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3である印刷方法を示す側
面図である。
【図7】本発明の実施の形態4である印刷方法を示す側
面図である。
【図8】従来のスクリーン印刷を示す断面図である。
【図9】従来のパッド印刷を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スクリーンマスク 2 スキージ 3 ペースト 4 スクリーン枠 5 パターン 6 弾性体 7 弾性体ホルダー 8 回転軸 9 基板 10 基板ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正昭 山梨県南都留郡河口湖町船津6663番地の2 河口湖精密株式会社内 (72)発明者 中島 康一 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性無機粉末を含むペ−ストの基板上
    への印刷パタ−ン形成方法において、前記ペ−ストを弾
    性体表面にスクリ−ン印刷によりパタ−ン形成を行い、
    前記弾性体の上に印刷されたパタ−ンを前記基板表面に
    転写することを特徴とする印刷パタ−ンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記スクリーン印刷で用いるスクリーン
    マスクの下方に前記弾性体を配置し、更にその下方に前
    記基板を配置したことを特徴とする請求項1記載の印刷
    パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記弾性体の上に印刷されたパターンを
    前記基板表面に転写させる際に、前記弾性体の回転を制
    御することを特徴とする請求項1記載の印刷パターンの
    形成方法。
JP2293496A 1996-01-17 1996-01-17 印刷パターンの形成方法 Pending JPH09199837A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278845A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Toppan Printing Co Ltd 導電性パターンの形成方法
JP2015168229A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社ミノグループ 印刷方法
JP2016090795A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 株式会社豊光社 回路パターンの形成方法、フォトマスク、フォトマスクの製造方法、及び電気電子機器の製造方法

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