JPH09199975A - 弾性表面波装置及びこれを用いた受信装置と通信システム - Google Patents
弾性表面波装置及びこれを用いた受信装置と通信システムInfo
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- JPH09199975A JPH09199975A JP8003925A JP392596A JPH09199975A JP H09199975 A JPH09199975 A JP H09199975A JP 8003925 A JP8003925 A JP 8003925A JP 392596 A JP392596 A JP 392596A JP H09199975 A JPH09199975 A JP H09199975A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パッケージ内部において、入出力間のアイソ
レーション(別離性)の向上を可能とする弾性表面波装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 圧電基板上に少なくとも1つの入力電極
と少なくとも1つの出力電極を形成してなる弾性表面波
素子と該弾性表面波素子を収納するためのパッケージと
からなる弾性表面波装置において、該弾性表面波素子の
上記入力電極と上記パッケージの入力信号用リード端子
とを接続するためのワイヤおよび上記出力電極と上記パ
ッケージの出力信号用リード端子とを接続するためのワ
イヤのうち、少なくとも入力信号用ワイヤまたは出力信
号用ワイヤのどちらか一方のワイヤの周囲をシールド用
部材で囲い、上記シールド用部材を基準電位に接続す
る。
レーション(別離性)の向上を可能とする弾性表面波装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 圧電基板上に少なくとも1つの入力電極
と少なくとも1つの出力電極を形成してなる弾性表面波
素子と該弾性表面波素子を収納するためのパッケージと
からなる弾性表面波装置において、該弾性表面波素子の
上記入力電極と上記パッケージの入力信号用リード端子
とを接続するためのワイヤおよび上記出力電極と上記パ
ッケージの出力信号用リード端子とを接続するためのワ
イヤのうち、少なくとも入力信号用ワイヤまたは出力信
号用ワイヤのどちらか一方のワイヤの周囲をシールド用
部材で囲い、上記シールド用部材を基準電位に接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾性表面波装置およ
びそれを用いた受信装置および通信システムに関する。
びそれを用いた受信装置および通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波装置は圧電基板の表面を伝搬
する弾性表面波を利用するもので、フィルタやコンボル
バ等として多くの分野で用いられて、使用周波数帯域も
ビデオ帯から高周波帯にまで広がっている。しかし、高
周波帯域においては、入出力間の電磁的な結合によって
入力信号の出力端子への回り込みが生じ、入力−出力間
のアイソレーション(別離性)の低下を引き起こすとい
う問題があった。
する弾性表面波を利用するもので、フィルタやコンボル
バ等として多くの分野で用いられて、使用周波数帯域も
ビデオ帯から高周波帯にまで広がっている。しかし、高
周波帯域においては、入出力間の電磁的な結合によって
入力信号の出力端子への回り込みが生じ、入力−出力間
のアイソレーション(別離性)の低下を引き起こすとい
う問題があった。
【0003】これに対する解決方法のひとつとして、特
開平5−218792が提案されている。
開平5−218792が提案されている。
【0004】図10はこの種の一従来例を示すもので、
弾性表面波装置を実装してある基板の裏面図である。図
において31はシールドフレーム、32は実装基板、3
3は弾性表面波装置入力リード端子、34は弾性表面波
装置入力導電パターン、35は弾性表面波装置出力リー
ド端子、36は弾性表面波装置出力導電パターン、37
a,37bは弾性表面波装置アース用リード端子、38
はシールド板、39はアース用導電パターンである。
弾性表面波装置を実装してある基板の裏面図である。図
において31はシールドフレーム、32は実装基板、3
3は弾性表面波装置入力リード端子、34は弾性表面波
装置入力導電パターン、35は弾性表面波装置出力リー
ド端子、36は弾性表面波装置出力導電パターン、37
a,37bは弾性表面波装置アース用リード端子、38
はシールド板、39はアース用導電パターンである。
【0005】実装基板32に実装された弾性表面波装置
のリード端子のうち、アース用リード端子37a,37
bに接続された実装基板32のアース用導電パターン3
9を、弾性表面波装置の入出力リード端子33,35を
横切るように配置する。さらに、前記入出力リード端子
間に配置されたアース用導電パターン39の直上にシー
ルド板38を配置し、ハンダを用いてアース用導電パタ
ーン39と接続することにより、入力信号の出力端子へ
の回り込みを押さえ、入出力間のアイソレーション(別
離性、絶縁性)の向上を図っている。
のリード端子のうち、アース用リード端子37a,37
bに接続された実装基板32のアース用導電パターン3
9を、弾性表面波装置の入出力リード端子33,35を
横切るように配置する。さらに、前記入出力リード端子
間に配置されたアース用導電パターン39の直上にシー
ルド板38を配置し、ハンダを用いてアース用導電パタ
ーン39と接続することにより、入力信号の出力端子へ
の回り込みを押さえ、入出力間のアイソレーション(別
離性、絶縁性)の向上を図っている。
【0006】このように、弾性表面波装置において、入
力と出力との間のアイソレーションに注目するのは、入
力信号レベルに比較して出力レベルが極めて低いため、
入力信号が空間的に直接、出力信号に誘導、伝達するの
を防止するためである。
力と出力との間のアイソレーションに注目するのは、入
力信号レベルに比較して出力レベルが極めて低いため、
入力信号が空間的に直接、出力信号に誘導、伝達するの
を防止するためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の弾性表面波装置では、保持部材として用いているパ
ッケージ内部において生じる入力信号による出力端子側
への回り込みを押さえられないという問題があった。
成の弾性表面波装置では、保持部材として用いているパ
ッケージ内部において生じる入力信号による出力端子側
への回り込みを押さえられないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッケージ内
部において、入出力間のアイソレーション(別離性)の
向上を可能とする弾性表面波装置を提供することを目的
とする。
部において、入出力間のアイソレーション(別離性)の
向上を可能とする弾性表面波装置を提供することを目的
とする。
【0009】本発明によれば、上記目的は、弾性表面波
素子と弾性表面波素子を収納するためのパッケージと、
該弾性表面波素子の前記入力電極と前記パッケージの入
力信号用リード端子とを接続するための入力信号用ワイ
ヤと、前記出力電極と前記パッケージの出力信号用リー
ド端子とを接続するための出力信号用ワイヤとからなる
弾性表面波装置において、少なくとも前記入力信号用ワ
イヤまたは前記出力信号用ワイヤのどちらか一方の周囲
をシールド用部材で囲い、前記シールド用部材を基準電
位に接続することで達成される。
素子と弾性表面波素子を収納するためのパッケージと、
該弾性表面波素子の前記入力電極と前記パッケージの入
力信号用リード端子とを接続するための入力信号用ワイ
ヤと、前記出力電極と前記パッケージの出力信号用リー
ド端子とを接続するための出力信号用ワイヤとからなる
弾性表面波装置において、少なくとも前記入力信号用ワ
イヤまたは前記出力信号用ワイヤのどちらか一方の周囲
をシールド用部材で囲い、前記シールド用部材を基準電
位に接続することで達成される。
【0010】
【作用】本発明の上記構成によれば、入力信号成分が出
力信号へ混入することをシールド用部材を用いることで
抑制できるので、入出力信号用ワイヤの間に生じる電磁
結合による不要波の回り込みを抑さえ、入出力間のアイ
ソレーションを向上することができる。
力信号へ混入することをシールド用部材を用いることで
抑制できるので、入出力信号用ワイヤの間に生じる電磁
結合による不要波の回り込みを抑さえ、入出力間のアイ
ソレーションを向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しつつ詳細に説明する。
面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】[第1の実施例]図1は本発明による弾性
表面波装置の第1の実施例を示す概略図である。本実施
例では、弾性表面波素子として、弾性表面波コンボルバ
素子を用いた場合を例に挙げている。図中、1はYカッ
トZ伝搬ニオブ酸リチウムなどの圧電基板、2,3は圧
電基板1の表面上に形成した櫛形入力電極、4a,4b
は入力信号用ワイヤ、5は圧電基板1の表面上に形成し
た導波路としての出力電極、6は出力信号用ワイヤ、7
a,7bは入力用接続電極としての入力用リードピン、
8は出力用接続電極としての出力用リードピン、9はス
テム、10はシールド用部材である。
表面波装置の第1の実施例を示す概略図である。本実施
例では、弾性表面波素子として、弾性表面波コンボルバ
素子を用いた場合を例に挙げている。図中、1はYカッ
トZ伝搬ニオブ酸リチウムなどの圧電基板、2,3は圧
電基板1の表面上に形成した櫛形入力電極、4a,4b
は入力信号用ワイヤ、5は圧電基板1の表面上に形成し
た導波路としての出力電極、6は出力信号用ワイヤ、7
a,7bは入力用接続電極としての入力用リードピン、
8は出力用接続電極としての出力用リードピン、9はス
テム、10はシールド用部材である。
【0013】なお、実際には導電体のステム9は上部に
封止キャップがあり、ステム9と気密封止した状態で使
用されるが、図において封止キャップは省略している。
封止キャップがあり、ステム9と気密封止した状態で使
用されるが、図において封止キャップは省略している。
【0014】上記入出力電極はアルミニウムなどの導電
性材料からなり、通常フォトリソグラフィー技術を用い
て圧電基板1の表面上に直接形成される。
性材料からなり、通常フォトリソグラフィー技術を用い
て圧電基板1の表面上に直接形成される。
【0015】また、櫛形入力電極2,3と入力用リード
ピン7a,7bとは入力信号用ワイヤ4a,4bにより
電気的に接続される。同様にして出力電極5と出力用リ
ードピン8は出力信号用ワイヤ6によって電気的に接続
される。
ピン7a,7bとは入力信号用ワイヤ4a,4bにより
電気的に接続される。同様にして出力電極5と出力用リ
ードピン8は出力信号用ワイヤ6によって電気的に接続
される。
【0016】また、シールド用部材10はハンダなどを
用いてステム9上の基準電位に接続される。該シールド
用部材10の材質としては、金属、導電性樹脂モール
ド、導電性フィルム、導電性膜によるコーティングを施
した非金属体、導電性ゴムなどが挙げられる。
用いてステム9上の基準電位に接続される。該シールド
用部材10の材質としては、金属、導電性樹脂モール
ド、導電性フィルム、導電性膜によるコーティングを施
した非金属体、導電性ゴムなどが挙げられる。
【0017】ここで、金属としては、鉄、銅、ニッケ
ル、コバール(鉄とニッケルの合金)などを用いること
ができる。
ル、コバール(鉄とニッケルの合金)などを用いること
ができる。
【0018】導電性樹脂モールドとしては、シリコン系
樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂などの絶縁性樹脂の中に導電性を持つ物質、例
えば、銀、カーボン、グラファイト、銅などを拡散させ
て形成したものを用いることができる。
樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂などの絶縁性樹脂の中に導電性を持つ物質、例
えば、銀、カーボン、グラファイト、銅などを拡散させ
て形成したものを用いることができる。
【0019】樹脂フィルムとしては、例えば、銅箔、銀
箔、アルミ箔、ポリエステルフィルムなどに、シリコン
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの絶縁性樹脂を塗布したものが挙げられ
る。
箔、アルミ箔、ポリエステルフィルムなどに、シリコン
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの絶縁性樹脂を塗布したものが挙げられ
る。
【0020】導電性膜によりコーティングを施した非金
属としては、たとえば、プラスチックやシリコン系樹
脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル
系樹脂などの絶縁性物質に、銅箔、銀箔、アルミ箔など
の導電箔を貼り合わせたものや、上記導電性樹脂を塗布
したものなどを用いることができる。
属としては、たとえば、プラスチックやシリコン系樹
脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル
系樹脂などの絶縁性物質に、銅箔、銀箔、アルミ箔など
の導電箔を貼り合わせたものや、上記導電性樹脂を塗布
したものなどを用いることができる。
【0021】また、導電性ゴムとしては、例えば、シリ
コン系ゴムに、銀フィラー、銀メッキを施した銅フィラ
ー、銀メッキを施したアルミフィラー、銀メッキを施し
たガラスフィラーなどの導電性充填材を充填させたもの
を用いることができる。
コン系ゴムに、銀フィラー、銀メッキを施した銅フィラ
ー、銀メッキを施したアルミフィラー、銀メッキを施し
たガラスフィラーなどの導電性充填材を充填させたもの
を用いることができる。
【0022】図1に示すような構成の弾性表面波コンボ
ルバ素子を用いた弾性表面波装置において、櫛形入力電
極2に搬送角周波数ωの電気信号を入力すると、基板の
圧電効果により弾性表面波が励振される。同様にして、
櫛形入力電極3に搬送角周波数ωの電気信号を入力する
と弾性表面波が励振される。
ルバ素子を用いた弾性表面波装置において、櫛形入力電
極2に搬送角周波数ωの電気信号を入力すると、基板の
圧電効果により弾性表面波が励振される。同様にして、
櫛形入力電極3に搬送角周波数ωの電気信号を入力する
と弾性表面波が励振される。
【0023】これら2つの弾性表面波は、出力電極5が
導波路として作用し、出力電極内に閉じ込められながら
圧電基板1上を互いに逆方向に伝搬する。この2つの弾
性表面波が出力電極5上で重なり合うと、圧電基板1の
物理的非線形効果によりこれら2つの弾性表面波のコン
ボリューション(角周波数2ω)が生ずる。このように
して生じたコンボリューション信号は出力電極5より電
気信号として取り出される。出力電極5で生じたコンボ
リューション信号はワイヤ6及び出力用リードピン8を
介してステム9の外部に取り出される。
導波路として作用し、出力電極内に閉じ込められながら
圧電基板1上を互いに逆方向に伝搬する。この2つの弾
性表面波が出力電極5上で重なり合うと、圧電基板1の
物理的非線形効果によりこれら2つの弾性表面波のコン
ボリューション(角周波数2ω)が生ずる。このように
して生じたコンボリューション信号は出力電極5より電
気信号として取り出される。出力電極5で生じたコンボ
リューション信号はワイヤ6及び出力用リードピン8を
介してステム9の外部に取り出される。
【0024】ここで、前記入力信号用ワイヤ4a,4b
を伝搬する信号の一部は空中に放射されるが、出力信号
用ワイヤ6の周囲にはシールド用部材10が配置されて
いる。シールド用部材10はステム9の基準電位に接続
されているので、入出力信号用ワイヤ間の電磁結合を防
止する。したがって、その遮蔽効果により、入出力信号
用ワイヤの間での不要波の回り込みを抑さえ、入出力間
のアイソレーションを向上することが可能となる。
を伝搬する信号の一部は空中に放射されるが、出力信号
用ワイヤ6の周囲にはシールド用部材10が配置されて
いる。シールド用部材10はステム9の基準電位に接続
されているので、入出力信号用ワイヤ間の電磁結合を防
止する。したがって、その遮蔽効果により、入出力信号
用ワイヤの間での不要波の回り込みを抑さえ、入出力間
のアイソレーションを向上することが可能となる。
【0025】尚、上記実施例ではシールド用部材を出力
信号用ワイヤに用いたが、入力信号用ワイヤに用いても
よい。入力信号用ワイヤに用いた場合でも、シールド用
部材はパッケージステムの基準電位に接続されるので、
入力信号用ワイヤ自体からの放射を抑えることができ
る。さらに、入出力信号用ワイヤ共にシールド用部材を
適用すれば、入力信号が出力信号に混入するのを更に抑
圧できる。また、封止キャップで密封することで、本弾
性表面波装置外からの妨害信号の混入を防止できる。
信号用ワイヤに用いたが、入力信号用ワイヤに用いても
よい。入力信号用ワイヤに用いた場合でも、シールド用
部材はパッケージステムの基準電位に接続されるので、
入力信号用ワイヤ自体からの放射を抑えることができ
る。さらに、入出力信号用ワイヤ共にシールド用部材を
適用すれば、入力信号が出力信号に混入するのを更に抑
圧できる。また、封止キャップで密封することで、本弾
性表面波装置外からの妨害信号の混入を防止できる。
【0026】[第2実施例]図2は本発明の第2の実施
例を示す概略図で、シールド用部材としてボンディング
ワイヤを用いた場合を示す。同図において図1と同一部
分は同一符号を付して、重複する説明を一部省略する。
例を示す概略図で、シールド用部材としてボンディング
ワイヤを用いた場合を示す。同図において図1と同一部
分は同一符号を付して、重複する説明を一部省略する。
【0027】図中、11は圧電基板1上に形成された基
準電位用電極、12は基準電位接続用ワイヤである。図
では、シールド用部材10はボンディングワイヤの本数
を減らし簡略化してある。
準電位用電極、12は基準電位接続用ワイヤである。図
では、シールド用部材10はボンディングワイヤの本数
を減らし簡略化してある。
【0028】本発明の基本的な作用は、図1で説明した
前実施例と同様で、入力信号用ワイヤ4a,4bを伝搬
する信号の一部は空中に放射されるが、出力信号用ワイ
ヤ6の周囲にはシールド用部材10が配置されている。
シールド用部材10は圧電基板1上に形成された基準電
位用電極11と基準電位接続用ワイヤ12を用いて、導
電体のステム9の基準電位に接続されているので、入出
力信号用ワイヤ間の電磁結合を防止する。したがって、
その遮蔽効果により、入出力信号用ワイヤの間での不要
波の回り込みを抑さえ、入出力間のアイソレーションを
向上することが可能となる。
前実施例と同様で、入力信号用ワイヤ4a,4bを伝搬
する信号の一部は空中に放射されるが、出力信号用ワイ
ヤ6の周囲にはシールド用部材10が配置されている。
シールド用部材10は圧電基板1上に形成された基準電
位用電極11と基準電位接続用ワイヤ12を用いて、導
電体のステム9の基準電位に接続されているので、入出
力信号用ワイヤ間の電磁結合を防止する。したがって、
その遮蔽効果により、入出力信号用ワイヤの間での不要
波の回り込みを抑さえ、入出力間のアイソレーションを
向上することが可能となる。
【0029】また、シールド用部材10としてボンディ
ングワイヤを用いることで、入出力用ワイヤをボンディ
ングするときに同時にシールドを形成することが可能と
なり作業工程が簡略化できる。
ングワイヤを用いることで、入出力用ワイヤをボンディ
ングするときに同時にシールドを形成することが可能と
なり作業工程が簡略化できる。
【0030】上述の第1及び第2実施例においては、弾
性表面波素子として上記出力電極の1カ所よりコンボリ
ューション出力信号を取り出す構造の弾性表面波コンボ
ルバを示したが、複数箇所から出力信号を取り出す構造
のものでもよい。
性表面波素子として上記出力電極の1カ所よりコンボリ
ューション出力信号を取り出す構造の弾性表面波コンボ
ルバを示したが、複数箇所から出力信号を取り出す構造
のものでもよい。
【0031】また弾性表面波素子としてエラスティック
コンボルバを用いた例が示したが、AEコンボルバなど
他のコンボルバを用いてもよい。
コンボルバを用いた例が示したが、AEコンボルバなど
他のコンボルバを用いてもよい。
【0032】[第3実施例]図3は本発明による弾性表
面波装置の第3の実施例を示す概略図である。同図にお
いて、図1と同一部分は同一符号を付し、重複する説明
は一部省略する。
面波装置の第3の実施例を示す概略図である。同図にお
いて、図1と同一部分は同一符号を付し、重複する説明
は一部省略する。
【0033】本実施例では、弾性表面波素子として弾性
表面波マッチドフィルタ素子を用いたところが実施例1
と異なる。
表面波マッチドフィルタ素子を用いたところが実施例1
と異なる。
【0034】本実施例においても、入力電極2と入力用
リードピン7とは入力信号用ワイヤ4により電気的に接
続される。同様にして出力電極5と出力用リードピン8
は出力信号用ワイヤ6によって電気的に接続される。入
力信号用ワイヤ4を伝搬する信号の一部は空中に放射さ
れるが、出力信号用ワイヤ6の周囲にはシールド用部材
10が配置されている。シールド用部材10はステム9
の基準電位に接続されているので、入出力信号用ワイヤ
間の電磁結合を防止する。したがって、その遮蔽効果に
より、入出力信号用ワイヤの間での不要波の回り込みを
抑さえ、入出力間のアイソレーションを向上することが
可能となる。
リードピン7とは入力信号用ワイヤ4により電気的に接
続される。同様にして出力電極5と出力用リードピン8
は出力信号用ワイヤ6によって電気的に接続される。入
力信号用ワイヤ4を伝搬する信号の一部は空中に放射さ
れるが、出力信号用ワイヤ6の周囲にはシールド用部材
10が配置されている。シールド用部材10はステム9
の基準電位に接続されているので、入出力信号用ワイヤ
間の電磁結合を防止する。したがって、その遮蔽効果に
より、入出力信号用ワイヤの間での不要波の回り込みを
抑さえ、入出力間のアイソレーションを向上することが
可能となる。
【0035】該シールド用部材10の材質としては、金
属、導電性樹脂モールド、導電性フィルム、導電性膜に
よるコーティングを施した非金属、導電性ゴムなどが挙
げられる。
属、導電性樹脂モールド、導電性フィルム、導電性膜に
よるコーティングを施した非金属、導電性ゴムなどが挙
げられる。
【0036】ここで、金属としては、鉄、銅、ニッケ
ル、コバール(鉄とニッケルの合金)などを用いること
ができる。
ル、コバール(鉄とニッケルの合金)などを用いること
ができる。
【0037】導電性樹脂モールドとしては、シリコン系
樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂などの絶縁性樹脂の中に導電性を持つ物質、例
えば、銀、カーボン、グラファイト、銅などを拡散させ
て形成したものを用いることができる。
樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂などの絶縁性樹脂の中に導電性を持つ物質、例
えば、銀、カーボン、グラファイト、銅などを拡散させ
て形成したものを用いることができる。
【0038】樹脂フィルムとしては、例えば、銅箔、銀
箔、アルミ箔、ポリエステルフィルムなどに、シリコン
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの絶縁性樹脂を塗布したものが挙げられ
る。
箔、アルミ箔、ポリエステルフィルムなどに、シリコン
系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの絶縁性樹脂を塗布したものが挙げられ
る。
【0039】導電性膜によりコーティングを施した非金
属としては、たとえば、プラスチックやシリコン系樹
脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル
系樹脂などの絶縁性物質に、銅箔、銀箔、アルミ箔など
の導電箔を貼り合わせたものや、上記導電性樹脂を塗布
したものなどを用いることができる。
属としては、たとえば、プラスチックやシリコン系樹
脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリエステル
系樹脂などの絶縁性物質に、銅箔、銀箔、アルミ箔など
の導電箔を貼り合わせたものや、上記導電性樹脂を塗布
したものなどを用いることができる。
【0040】また、導電性ゴムとしては、例えば、シリ
コン系ゴムに、銀フィラー、銀メッキを施した銅フィラ
ー、銀メッキを施したアルミフィラー、銀メッキを施し
たガラスフィラーなどの導電性充填材を充填させたもの
を用いることができる。
コン系ゴムに、銀フィラー、銀メッキを施した銅フィラ
ー、銀メッキを施したアルミフィラー、銀メッキを施し
たガラスフィラーなどの導電性充填材を充填させたもの
を用いることができる。
【0041】なお、本実施例において、出力信号用ワイ
ヤ6の周囲にシールド用部材10を配置しているが、シ
ールド用部材10は入力信号用ワイヤの周囲に配置して
もよい。また、入出力用ワイヤの両方の周囲に配置して
もよい。
ヤ6の周囲にシールド用部材10を配置しているが、シ
ールド用部材10は入力信号用ワイヤの周囲に配置して
もよい。また、入出力用ワイヤの両方の周囲に配置して
もよい。
【0042】上述の第1乃至第3実施例において、出力
信号用ワイヤ6の周囲にシールド用部材10を配置して
いるが、シールド用部材10は入力信号用ワイヤ4a,
4b,4の周囲に配置してもよい。また、入出力用ワイ
ヤの両方の周囲に配置してもよい。
信号用ワイヤ6の周囲にシールド用部材10を配置して
いるが、シールド用部材10は入力信号用ワイヤ4a,
4b,4の周囲に配置してもよい。また、入出力用ワイ
ヤの両方の周囲に配置してもよい。
【0043】つまり、どのような弾性表面波素子を用い
た場合でも、少なくとも入力信号用ワイヤまたは出力信
号用ワイヤのどちらか一方のワイヤの周囲をシールド用
部材で囲い、該シールド用部材を基準電位に接続する構
造のものは、実施例に限らず本発明の技術的範囲に属す
るものである。
た場合でも、少なくとも入力信号用ワイヤまたは出力信
号用ワイヤのどちらか一方のワイヤの周囲をシールド用
部材で囲い、該シールド用部材を基準電位に接続する構
造のものは、実施例に限らず本発明の技術的範囲に属す
るものである。
【0044】また上記各実施例においては、弾性表面波
コンボルバ素子、または弾性表面波マッチドフィルタ素
子を用いた場合を示したが、弾性表面波素子として帯域
通過フィルタやディレーラインなどに用いる場合にも、
入力信号が出力信号に混入することを防止するために、
本発明を適用してもよいことは勿論である。
コンボルバ素子、または弾性表面波マッチドフィルタ素
子を用いた場合を示したが、弾性表面波素子として帯域
通過フィルタやディレーラインなどに用いる場合にも、
入力信号が出力信号に混入することを防止するために、
本発明を適用してもよいことは勿論である。
【0045】[第4実施例]図4は、第1又は第2実施
例に示したような弾性表面波装置を用いた通信システム
の一例を示すブロック図である。
例に示したような弾性表面波装置を用いた通信システム
の一例を示すブロック図である。
【0046】図において、100は送信装置を示す。こ
の送信装置100は送信すべき信号を拡散符号を用いて
スペクトラム拡散変調し、アンテナ1001より送信す
る。送信された信号は、受信装置101で受信され、復
調される。受信装置101は、アンテナ1011、高周
波信号処理部1012、同期回路1013、符号発生器
1014、拡散復調回路1015、復調回路1016よ
り構成される。
の送信装置100は送信すべき信号を拡散符号を用いて
スペクトラム拡散変調し、アンテナ1001より送信す
る。送信された信号は、受信装置101で受信され、復
調される。受信装置101は、アンテナ1011、高周
波信号処理部1012、同期回路1013、符号発生器
1014、拡散復調回路1015、復調回路1016よ
り構成される。
【0047】アンテナ1011において受信された受信
信号は、高周波信号処理部1012にて所定の帯域内に
フィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号のま
ま、もしくは適当な中間周波数帯信号に変換され出力さ
れる。該信号は同期回路1013に入力される。
信号は、高周波信号処理部1012にて所定の帯域内に
フィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号のま
ま、もしくは適当な中間周波数帯信号に変換され出力さ
れる。該信号は同期回路1013に入力される。
【0048】同期回路1013は、本発明の上述の第1
又は第2実施例にて示した弾性表面波装置10131
と、符号発生器1014より入力される参照用拡散符号
を変調する変調回路10132と、弾性表面波装置10
131から出力された信号を処理し、送信信号に対する
拡散符号信号およびクロック同期信号を符号発生器10
14に出力する信号処理回路10133からなる。弾性
表面波装置10131には高周波信号処理部1012か
らの出力信号と変調回路10132からの出力信号が弾
性表面波装置10131に入力され、2つの入力信号の
コンボリューション演算が行われる。ここで符号発生器
1014より変調回路10132に入力される参照用拡
散符号が送信側から送信される拡散符号を時間反転させ
た符号とすると、弾性表面波コンボルバ素子を用いた弾
性表面波装置10131では、受信信号に含まれる同期
専用拡散符号成分と変調回路10132からの参照用拡
散符号とが、弾性表面波装置10131の出力電極の導
波路上にて一致した時に相関ピークが出力される。
又は第2実施例にて示した弾性表面波装置10131
と、符号発生器1014より入力される参照用拡散符号
を変調する変調回路10132と、弾性表面波装置10
131から出力された信号を処理し、送信信号に対する
拡散符号信号およびクロック同期信号を符号発生器10
14に出力する信号処理回路10133からなる。弾性
表面波装置10131には高周波信号処理部1012か
らの出力信号と変調回路10132からの出力信号が弾
性表面波装置10131に入力され、2つの入力信号の
コンボリューション演算が行われる。ここで符号発生器
1014より変調回路10132に入力される参照用拡
散符号が送信側から送信される拡散符号を時間反転させ
た符号とすると、弾性表面波コンボルバ素子を用いた弾
性表面波装置10131では、受信信号に含まれる同期
専用拡散符号成分と変調回路10132からの参照用拡
散符号とが、弾性表面波装置10131の出力電極の導
波路上にて一致した時に相関ピークが出力される。
【0049】この際、出力用ワイヤをシールド用部材で
シールドしているので、入力信号レベルに対して10-5
〜10-6程度とレベルの低い相関ピーク信号に、入力信
号が混入することを抑制・防止できるので、相関ピーク
信号に混入しているノイズ成分の除去比を向上し、安定
した相関ピーク信号が得られる。従って、この相関ピー
ク信号を検出して同期を正確に捕捉できる。
シールドしているので、入力信号レベルに対して10-5
〜10-6程度とレベルの低い相関ピーク信号に、入力信
号が混入することを抑制・防止できるので、相関ピーク
信号に混入しているノイズ成分の除去比を向上し、安定
した相関ピーク信号が得られる。従って、この相関ピー
ク信号を検出して同期を正確に捕捉できる。
【0050】次に、信号処理回路10133では、弾性
表面波装置10131から入力される信号から、相関ピ
ークを検出し、相関ピークの信号レベルに応じて、符号
同期のずれ量を割り出し、符号同期信号及びクロック信
号が符号発生器1014に出力される。この際、弾性表
面波装置10131と信号処理回路10133と符号発
生器1014及び変調回路10132とから構成される
負帰還ループにより、高周波信号処理部1012からの
同期専用拡散符号成分に対して、コンボリューション出
力信号のレベルがノイズ成分に対して高いことから、高
速に安定な同期ループを確立でき、同期を確実に取るこ
とができる。
表面波装置10131から入力される信号から、相関ピ
ークを検出し、相関ピークの信号レベルに応じて、符号
同期のずれ量を割り出し、符号同期信号及びクロック信
号が符号発生器1014に出力される。この際、弾性表
面波装置10131と信号処理回路10133と符号発
生器1014及び変調回路10132とから構成される
負帰還ループにより、高周波信号処理部1012からの
同期専用拡散符号成分に対して、コンボリューション出
力信号のレベルがノイズ成分に対して高いことから、高
速に安定な同期ループを確立でき、同期を確実に取るこ
とができる。
【0051】同期確立後、符号発生器1014は送信側
の拡散符号に対し、クロック及び拡散符号位相が一致し
た拡散符号を発生する。この拡散符号は拡散復調回路1
015に入力され、高周波信号処理部1012からの同
期専用拡散符号成分と乗積され、拡散変調される前の信
号が復元される。拡散変復調回路1015から出力され
る信号は、いわゆる周波数変調、位相変調などの変調方
式により変調されている信号なので、対応する復調回路
1016により、データ復調がなされる。
の拡散符号に対し、クロック及び拡散符号位相が一致し
た拡散符号を発生する。この拡散符号は拡散復調回路1
015に入力され、高周波信号処理部1012からの同
期専用拡散符号成分と乗積され、拡散変調される前の信
号が復元される。拡散変復調回路1015から出力され
る信号は、いわゆる周波数変調、位相変調などの変調方
式により変調されている信号なので、対応する復調回路
1016により、データ復調がなされる。
【0052】[第5実施例]図5、図6は、上記第1、
第2実施例で説明した弾性表面波装置を用いた通信シス
テムの送信装置及び受信装置の一例を示すブロック図で
ある。
第2実施例で説明した弾性表面波装置を用いた通信シス
テムの送信装置及び受信装置の一例を示すブロック図で
ある。
【0053】送信装置のブロック図を示す図5におい
て、1101は直列に入力されるデータをn個の並列デ
ータに変換する直並列変換器、1102−1〜nは並列
化された各データと拡散符号発生器から出力されるn個
の拡散符号とを乗算する乗算器群、1103はn個のそ
れぞれ異なる拡散符号PN1〜PNnと同期専用の拡散符
号PN0を発生する拡散符号発生器、1104は拡散符
号発生器1103から出力される同期専用拡散符号PN
0と乗算器群1102−1〜nのn個の出力を加算する
加算器、1105は加算器1104の出力を送信周波数
信号に変換するための高周波段、1106は送信アンテ
ナである。
て、1101は直列に入力されるデータをn個の並列デ
ータに変換する直並列変換器、1102−1〜nは並列
化された各データと拡散符号発生器から出力されるn個
の拡散符号とを乗算する乗算器群、1103はn個のそ
れぞれ異なる拡散符号PN1〜PNnと同期専用の拡散符
号PN0を発生する拡散符号発生器、1104は拡散符
号発生器1103から出力される同期専用拡散符号PN
0と乗算器群1102−1〜nのn個の出力を加算する
加算器、1105は加算器1104の出力を送信周波数
信号に変換するための高周波段、1106は送信アンテ
ナである。
【0054】また、受信装置のブロック図を示す図6に
おいて、1201は受信アンテナ、1202は高周波信
号処理部、1203は送信側の拡散符号とクロックに対
する同期を捕捉し同期追跡を維持する同期回路、120
4は同期回路1203より入力される符号同期信号及び
クロック信号により、送信側の拡散符号群と同一のn+
1個の拡散符号及び参照用拡散符号を発生する拡散符号
発生器、1205は拡散符号発生器1204より出力さ
れるキャリア再生用拡散符号PN0と高周波信号処理部
1202の出力から搬送波信号を再生するキャリア再生
回路、1206はキャリア再生回路1205の出力と高
周波信号処理部1202の出力と拡散符号発生器120
4の出力であるn個の拡散符号PN1〜PNnを用いてベ
ースバンドの復調を行うベースバンド復調回路、120
7はベースバンド復調回路1206の出力であるn個の
並列復調データを並直列変換する並直列変換器である。
おいて、1201は受信アンテナ、1202は高周波信
号処理部、1203は送信側の拡散符号とクロックに対
する同期を捕捉し同期追跡を維持する同期回路、120
4は同期回路1203より入力される符号同期信号及び
クロック信号により、送信側の拡散符号群と同一のn+
1個の拡散符号及び参照用拡散符号を発生する拡散符号
発生器、1205は拡散符号発生器1204より出力さ
れるキャリア再生用拡散符号PN0と高周波信号処理部
1202の出力から搬送波信号を再生するキャリア再生
回路、1206はキャリア再生回路1205の出力と高
周波信号処理部1202の出力と拡散符号発生器120
4の出力であるn個の拡散符号PN1〜PNnを用いてベ
ースバンドの復調を行うベースバンド復調回路、120
7はベースバンド復調回路1206の出力であるn個の
並列復調データを並直列変換する並直列変換器である。
【0055】上記構成において、送信側では、まず入力
されたデータが直並列変換器1101によって符号分割
多重数に等しいn個の並列データに変換される。一方、
拡散符号発生器1103はn+1個の符号周期が同一で
それぞれ異なる拡散符号PN0〜PNnを発生してい
る。このうちPN0は同期及びキャリア再生専用であ
り、上記並列データによって変調されず、直接加算器1
104に入力される。残りのn個の拡散符号PN1〜P
Nnは乗算器群1102−1〜nにてn個の並列データ
により乗算変調され、それぞれ占有周波数帯域を拡散
し、加算器1104に入力される。加算器1104は入
力されたn+1個の信号を線形に加算し、高周波段11
05に加算されたベースバント信号を出力する。該ベー
スバンド信号は続いて高周波段1105にて適当な中心
周波数を持つ高周波信号に変換され、送信アンテナ11
06より送信される。
されたデータが直並列変換器1101によって符号分割
多重数に等しいn個の並列データに変換される。一方、
拡散符号発生器1103はn+1個の符号周期が同一で
それぞれ異なる拡散符号PN0〜PNnを発生してい
る。このうちPN0は同期及びキャリア再生専用であ
り、上記並列データによって変調されず、直接加算器1
104に入力される。残りのn個の拡散符号PN1〜P
Nnは乗算器群1102−1〜nにてn個の並列データ
により乗算変調され、それぞれ占有周波数帯域を拡散
し、加算器1104に入力される。加算器1104は入
力されたn+1個の信号を線形に加算し、高周波段11
05に加算されたベースバント信号を出力する。該ベー
スバンド信号は続いて高周波段1105にて適当な中心
周波数を持つ高周波信号に変換され、送信アンテナ11
06より送信される。
【0056】次に、受信側では、受信アンテナ1201
で受信された信号は高周波信号処理部1202に適当に
フィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま
若しくは適当な中間周波数帯信号に変換され出力され
る。該信号は同期回路1203に入力される。同期回路
1203は本発明の実施例に記載の弾性表面波装置12
031と、符号発生器1204より入力される参照用拡
散符号を変調する変調回路12032と、弾性表面波装
置12031から出力された信号を処理し、送信信号に
対する拡散符号同期信号およびクロック同期信号を、拡
散符号発生器1204に出力する信号処理回路1203
3からなる。
で受信された信号は高周波信号処理部1202に適当に
フィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま
若しくは適当な中間周波数帯信号に変換され出力され
る。該信号は同期回路1203に入力される。同期回路
1203は本発明の実施例に記載の弾性表面波装置12
031と、符号発生器1204より入力される参照用拡
散符号を変調する変調回路12032と、弾性表面波装
置12031から出力された信号を処理し、送信信号に
対する拡散符号同期信号およびクロック同期信号を、拡
散符号発生器1204に出力する信号処理回路1203
3からなる。
【0057】弾性表面波装置12031には、上記第
1、第2実施例で示したいずれかの弾性表面波コンボル
バ素子を具備する弾性表面波装置を用いる。高周波信号
処理部1202からの信号と変調回路12032からの
信号が入力され、2つの入力信号のコンボリューション
演算が行われる。
1、第2実施例で示したいずれかの弾性表面波コンボル
バ素子を具備する弾性表面波装置を用いる。高周波信号
処理部1202からの信号と変調回路12032からの
信号が入力され、2つの入力信号のコンボリューション
演算が行われる。
【0058】ここで符号発生器1204より変調回路1
2032に入力される参照用拡散符号の符号列が、送信
側から送信される同期専用拡散符号を時間反転させた符
号列とすると、弾性表面波装置12031では、受信信
号に含まれる同期専用拡散符号成分の符号列と参照用拡
散符号の符号列とが、弾性表面波装置12031の出力
電極の導波路上にて一致した時に相関ピークが出力され
る。
2032に入力される参照用拡散符号の符号列が、送信
側から送信される同期専用拡散符号を時間反転させた符
号列とすると、弾性表面波装置12031では、受信信
号に含まれる同期専用拡散符号成分の符号列と参照用拡
散符号の符号列とが、弾性表面波装置12031の出力
電極の導波路上にて一致した時に相関ピークが出力され
る。
【0059】次に、信号処理回路12033では、弾性
表面波装置12031から出力される信号により、相関
ピークを検出し、参照用拡散符号の符号開始から相関ピ
ーク出力までの時間から、符号同期のずれ量を割り出
し、符号同期信号及びクロック信号を発生し、拡散符号
発生器1204に出力する。
表面波装置12031から出力される信号により、相関
ピークを検出し、参照用拡散符号の符号開始から相関ピ
ーク出力までの時間から、符号同期のずれ量を割り出
し、符号同期信号及びクロック信号を発生し、拡散符号
発生器1204に出力する。
【0060】同期確立後、拡散符号発生器1204は送
信側の拡散符号群に対し、クロック及び拡散符号位相が
一致した拡散符号群を発生する。これらの符号群のうち
同期専用の拡散符号PN0はキャリア再生回路1205
に入力される。キャリア再生回路1205では同期専用
拡散符号PN0により高周波信号処理部1202の出力
である送信周波数帯若しくは中間周波数帯に変換された
受信信号を逆拡散し、送信周波数帯若しくは中間周波数
帯の搬送波を再生する。
信側の拡散符号群に対し、クロック及び拡散符号位相が
一致した拡散符号群を発生する。これらの符号群のうち
同期専用の拡散符号PN0はキャリア再生回路1205
に入力される。キャリア再生回路1205では同期専用
拡散符号PN0により高周波信号処理部1202の出力
である送信周波数帯若しくは中間周波数帯に変換された
受信信号を逆拡散し、送信周波数帯若しくは中間周波数
帯の搬送波を再生する。
【0061】キャリア再生回路1205の構成は、たと
えば位相ロックループを利用した回路が用いられる。受
信信号と同期専用拡散符号PN0は乗算器にて乗算され
る。同期確立後は受信信号中の同期専用拡散符号と参照
用の同期専用拡散符号PN0のクロック及び符号位相は
一致しており、送信側の同期専用拡散符号はデータで変
調されていないため、乗算器で逆拡散され、その出力に
は搬送波の成分が現れる。該出力は続いて帯域通過フィ
ルタに入力され搬送波成分のみが取り出され出力され
る。該出力は次に位相検出器、ループ・フィルタ及び電
圧制御発振器にて構成されるよく知られた位相ロックル
ープに入力され、該電圧制御発振器より帯域通過フィル
タを介して出力される搬送波成分に位相のロックした信
号が再生搬送波として出力される。
えば位相ロックループを利用した回路が用いられる。受
信信号と同期専用拡散符号PN0は乗算器にて乗算され
る。同期確立後は受信信号中の同期専用拡散符号と参照
用の同期専用拡散符号PN0のクロック及び符号位相は
一致しており、送信側の同期専用拡散符号はデータで変
調されていないため、乗算器で逆拡散され、その出力に
は搬送波の成分が現れる。該出力は続いて帯域通過フィ
ルタに入力され搬送波成分のみが取り出され出力され
る。該出力は次に位相検出器、ループ・フィルタ及び電
圧制御発振器にて構成されるよく知られた位相ロックル
ープに入力され、該電圧制御発振器より帯域通過フィル
タを介して出力される搬送波成分に位相のロックした信
号が再生搬送波として出力される。
【0062】再生された搬送波はベースバンド復調回路
1206に入力される。ベースバンド復調回路1206
では該再生搬送波と高周波信号処理部1202の出力よ
りベースバンド信号が生成される。該ベースバンド信号
はn個に分配され拡散符号発生器1204の出力である
拡散符号群PN1〜PNnにより各符号分割チャネル毎に
逆拡散され、続いてデータ復調がなされる。復調された
n個の並列復調データは並直列変換器1207にて直列
データに変換され、送信装置に入力された信号を出力さ
れる。
1206に入力される。ベースバンド復調回路1206
では該再生搬送波と高周波信号処理部1202の出力よ
りベースバンド信号が生成される。該ベースバンド信号
はn個に分配され拡散符号発生器1204の出力である
拡散符号群PN1〜PNnにより各符号分割チャネル毎に
逆拡散され、続いてデータ復調がなされる。復調された
n個の並列復調データは並直列変換器1207にて直列
データに変換され、送信装置に入力された信号を出力さ
れる。
【0063】本実施例は2値変調の場合であるが、直交
変調など、他の変調方式でも良い。
変調など、他の変調方式でも良い。
【0064】また、上記実施例では、送信装置と受信装
置とを別体として通信システムとする例を説明したが、
同一パッケージに格納して通信装置としてもよい。
置とを別体として通信システムとする例を説明したが、
同一パッケージに格納して通信装置としてもよい。
【0065】[第6実施例]図7は、上記第3実施例に
て説明した弾性表面波装置を用いた通信システムの一例
を示すブロック図である。図において、上段の40は送
信装置を示す。この送信装置は送信すべき信号を拡散符
号を用いて、スペクトラム拡散変調して、アンテナ40
1より送信する。送信された信号は、受信装置41で受
信され、送信されたベースバンド信号を復調される。受
信装置41は、アンテナ411、高周波信号処理部41
2、同期回路413、符号発生器414、拡散復調回路
415、復調回路416により構成される。
て説明した弾性表面波装置を用いた通信システムの一例
を示すブロック図である。図において、上段の40は送
信装置を示す。この送信装置は送信すべき信号を拡散符
号を用いて、スペクトラム拡散変調して、アンテナ40
1より送信する。送信された信号は、受信装置41で受
信され、送信されたベースバンド信号を復調される。受
信装置41は、アンテナ411、高周波信号処理部41
2、同期回路413、符号発生器414、拡散復調回路
415、復調回路416により構成される。
【0066】受信装置41において、アンテナ411に
て受信された受信信号は高周波信号処理部412にて適
当にフィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号の
まま若しくは適当な中間周波数帯(IF)信号に変換さ
れ出力される。該信号は同期回路413に入力される。
て受信された受信信号は高周波信号処理部412にて適
当にフィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号の
まま若しくは適当な中間周波数帯(IF)信号に変換さ
れ出力される。該信号は同期回路413に入力される。
【0067】同期回路413は本発明の上記第3実施例
に記載の弾性表面波装置を用いた弾性表面波装置413
1と、弾性表面波装置4131から出力された信号を処
理し、送信信号に対する拡散符号同期信号とクロック同
期信号を符号発生器414に出力する信号処理回路41
33からなる。SAWマッチドフィルタを用いた弾性表
面波装置4131には高周波信号処理部412から入力
信号として入力され、受信信号に含まれる同期専用拡散
符号成分と弾性表面波装置4131の出力電極の各電極
指対の符号配列の極性とが一致したときに相関ピークが
出力される。この場合、この入力信号の信号レベルに対
して相関ピーク信号の信号レベルは低いが、上述の出力
用ワイヤをシールド用部材で覆ってシールドするので、
入力信号が相関ピーク信号に混入することを防止できる
ので、安定した相関ピーク信号が得られる。
に記載の弾性表面波装置を用いた弾性表面波装置413
1と、弾性表面波装置4131から出力された信号を処
理し、送信信号に対する拡散符号同期信号とクロック同
期信号を符号発生器414に出力する信号処理回路41
33からなる。SAWマッチドフィルタを用いた弾性表
面波装置4131には高周波信号処理部412から入力
信号として入力され、受信信号に含まれる同期専用拡散
符号成分と弾性表面波装置4131の出力電極の各電極
指対の符号配列の極性とが一致したときに相関ピークが
出力される。この場合、この入力信号の信号レベルに対
して相関ピーク信号の信号レベルは低いが、上述の出力
用ワイヤをシールド用部材で覆ってシールドするので、
入力信号が相関ピーク信号に混入することを防止できる
ので、安定した相関ピーク信号が得られる。
【0068】信号処理回路4133では、弾性表面波装
置4131から出力される相関ピークとして得られる同
期信号を検出し、クロック信号を再生し、拡散符号同期
信号及びクロック信号を生成して符号発生器414に出
力される。同期確立後、符号発生器414は送信側の拡
散符号に対しクロック及び拡散符号位相が一致した拡散
符号を発生する。この拡散符号は拡散復調回路415に
出力され、拡散復調回路415では該拡散符号と高周波
信号処理部412の出力信号とを乗算し、拡散変調され
る前のベースバンド信号が復元される。拡散復調回路4
15から出力される信号は、いわゆる周波数変調、位相
変調などの変調方式により変調されている信号なので、
対応する復調回路416により、データ復調がなされ
る。
置4131から出力される相関ピークとして得られる同
期信号を検出し、クロック信号を再生し、拡散符号同期
信号及びクロック信号を生成して符号発生器414に出
力される。同期確立後、符号発生器414は送信側の拡
散符号に対しクロック及び拡散符号位相が一致した拡散
符号を発生する。この拡散符号は拡散復調回路415に
出力され、拡散復調回路415では該拡散符号と高周波
信号処理部412の出力信号とを乗算し、拡散変調され
る前のベースバンド信号が復元される。拡散復調回路4
15から出力される信号は、いわゆる周波数変調、位相
変調などの変調方式により変調されている信号なので、
対応する復調回路416により、データ復調がなされ
る。
【0069】[第7実施例]図8、図9は、第3実施例
にて説明した弾性表面波装置を用いた通信システムの送
信装置及び受信装置の一例を示すブロック図である。図
8において、501は直列に入力されるデータをn個の
並列データに変換する直並列変換器、502−1〜nは
並列化された各データと拡散符号発生器503から出力
されるn個の拡散符号とを乗算する乗算器群、503は
n個のそれぞれ異なる拡散符号と同期専用の拡散符号を
発生する拡散符号発生器、504は拡散符号発生器50
3から出力される同期専用拡散符号と乗算器群502−
1〜nのn個の出力を加算する加算器、505は加算器
504の出力を送信周波数信号に変換するための高周波
段、506は送信アンテナである。
にて説明した弾性表面波装置を用いた通信システムの送
信装置及び受信装置の一例を示すブロック図である。図
8において、501は直列に入力されるデータをn個の
並列データに変換する直並列変換器、502−1〜nは
並列化された各データと拡散符号発生器503から出力
されるn個の拡散符号とを乗算する乗算器群、503は
n個のそれぞれ異なる拡散符号と同期専用の拡散符号を
発生する拡散符号発生器、504は拡散符号発生器50
3から出力される同期専用拡散符号と乗算器群502−
1〜nのn個の出力を加算する加算器、505は加算器
504の出力を送信周波数信号に変換するための高周波
段、506は送信アンテナである。
【0070】また、図9において、601は受信アンテ
ナ、602は高周波信号処理部、603は同期回路で、
送信側の拡散符号とクロックに対する同期を捕捉し追跡
・維持する上記実施例で説明したSAWマッチドフィル
タで構成された弾性表面波装置を用いている。604は
同期回路603より入力される符号同期信号及びクロッ
ク信号により、送信側の拡散符号群と同期の取れた同一
のn+1個の拡散符号PN及び参照用拡散符号PN0を
発生する拡散符号発生器、605は拡散符号発生器60
4より出力されるキャリア再生用拡散符号PN0と高周
波信号処理部602の出力から搬送波信号を再生するキ
ャリア再生回路、606はキャリア再生回路605の出
力と高周波信号処理部602の出力と拡散符号発生器6
04の出力であるn個の拡散符号PNを用いてベースバ
ンド信号の復調を行うベースバンド復調回路、607は
ベースバンド復調回路606の出力であるn個の並列復
調データを並直列変換する並直列変換器である。
ナ、602は高周波信号処理部、603は同期回路で、
送信側の拡散符号とクロックに対する同期を捕捉し追跡
・維持する上記実施例で説明したSAWマッチドフィル
タで構成された弾性表面波装置を用いている。604は
同期回路603より入力される符号同期信号及びクロッ
ク信号により、送信側の拡散符号群と同期の取れた同一
のn+1個の拡散符号PN及び参照用拡散符号PN0を
発生する拡散符号発生器、605は拡散符号発生器60
4より出力されるキャリア再生用拡散符号PN0と高周
波信号処理部602の出力から搬送波信号を再生するキ
ャリア再生回路、606はキャリア再生回路605の出
力と高周波信号処理部602の出力と拡散符号発生器6
04の出力であるn個の拡散符号PNを用いてベースバ
ンド信号の復調を行うベースバンド復調回路、607は
ベースバンド復調回路606の出力であるn個の並列復
調データを並直列変換する並直列変換器である。
【0071】上記構成において、送信側ではまず入力さ
れたデータが直並列変換器501によって符号分割多重
数に等しいn個の並列データに変換される。一方、拡散
符号発生器503はn+1個の符号周期が同一でそれぞ
れ異なる拡散符号PN0 〜PNn を発生している。この
うち拡散符号PN0 は同期及びキャリア再生専用であ
り、前記並列データによって変調されず直接加算器50
4に入力される。残りのn個の拡散符号PN1〜nは乗算
器群502−1〜nにてn個の並列データにより乗算・
変調され、加算器504に入力される。加算器504は
入力されたn+1個の信号を線形に加算し、高周波段5
05に加算されたベースバンド信号を出力する。該ベー
スバンド信号は続いて高周波段505にて適当な中心周
波数を持つ高周波信号に変換され、送信アンテナ506
より送信される。
れたデータが直並列変換器501によって符号分割多重
数に等しいn個の並列データに変換される。一方、拡散
符号発生器503はn+1個の符号周期が同一でそれぞ
れ異なる拡散符号PN0 〜PNn を発生している。この
うち拡散符号PN0 は同期及びキャリア再生専用であ
り、前記並列データによって変調されず直接加算器50
4に入力される。残りのn個の拡散符号PN1〜nは乗算
器群502−1〜nにてn個の並列データにより乗算・
変調され、加算器504に入力される。加算器504は
入力されたn+1個の信号を線形に加算し、高周波段5
05に加算されたベースバンド信号を出力する。該ベー
スバンド信号は続いて高周波段505にて適当な中心周
波数を持つ高周波信号に変換され、送信アンテナ506
より送信される。
【0072】受信側では、受信アンテナ601で受信さ
れた信号は高周波信号処理部602にて適当にフィルタ
リング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま若しくは
適当な中間周波数帯(IF)信号に変換され出力され
る。該信号は同期回路603に入力される。同期回路6
03は本発明の上記実施例で説明したSAWマッチドフ
ィルタである弾性表面波装置6031と、弾性表面波装
置6031から出力された信号を処理し、送信信号に対
する拡散符号同期信号およびクロック同期信号を拡散符
号発生器604に出力する信号処理回路6033からな
る。
れた信号は高周波信号処理部602にて適当にフィルタ
リング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま若しくは
適当な中間周波数帯(IF)信号に変換され出力され
る。該信号は同期回路603に入力される。同期回路6
03は本発明の上記実施例で説明したSAWマッチドフ
ィルタである弾性表面波装置6031と、弾性表面波装
置6031から出力された信号を処理し、送信信号に対
する拡散符号同期信号およびクロック同期信号を拡散符
号発生器604に出力する信号処理回路6033からな
る。
【0073】弾性表面波装置6031には高周波信号処
理部602からの出力信号が入力される。ここで弾性表
面波装置6031では、受信信号に含まれる同期専用拡
散符号成分と、弾性表面波装置6031の出力電極の各
電極指対の符号配列の極性とが一致したときに相関ピー
クが出力される。
理部602からの出力信号が入力される。ここで弾性表
面波装置6031では、受信信号に含まれる同期専用拡
散符号成分と、弾性表面波装置6031の出力電極の各
電極指対の符号配列の極性とが一致したときに相関ピー
クが出力される。
【0074】この場合、弾性表面波装置6031の入力
電極への入力用ワイヤなどから出力用ワイヤへの信号漏
洩を防止するためにシールド部材を設けている。またパ
ッケージステムは封止用キャップで封止しているので、
弾性表面波装置6031の内外からの出力信号へのノイ
ズ混入を防止し、相関ピークレベルとノイズレベルの差
異を大きく取ることができる。従って、正確な同期捕捉
及び同期追跡を安定に且つ信頼性高く取ることができ
る。
電極への入力用ワイヤなどから出力用ワイヤへの信号漏
洩を防止するためにシールド部材を設けている。またパ
ッケージステムは封止用キャップで封止しているので、
弾性表面波装置6031の内外からの出力信号へのノイ
ズ混入を防止し、相関ピークレベルとノイズレベルの差
異を大きく取ることができる。従って、正確な同期捕捉
及び同期追跡を安定に且つ信頼性高く取ることができ
る。
【0075】信号処理回路6033では、弾性表面波装
置6031から入力される同期信号から相関ピークを検
出し、送信された拡散符号PN0のクロック信号を再生
し、符号同期信号及びクロック信号が拡散符号発生器6
04に出力される。
置6031から入力される同期信号から相関ピークを検
出し、送信された拡散符号PN0のクロック信号を再生
し、符号同期信号及びクロック信号が拡散符号発生器6
04に出力される。
【0076】同期確立後、拡散符号発生器604は送信
側の拡散符号に対しクロック及び拡散符号位相が一致し
た拡散符号を発生する。これらの符号群のうち同期専用
の拡散符号PN0 はキャリア再生回路605に入力され
る。キャリア再生回路605では同期専用拡散符号PN
0 により、高周波信号処理部602の出力である送信周
波数帯若しくは中間周波数帯に変換された受信信号を逆
拡散し、送信周波数帯若しくは中間周波数帯の搬送波を
再生する。キャリア再生回路605の構成は、たとえば
位相ロックループを利用した回路が用いられる。受信信
号と同期専用拡散符号PN0 は乗算器にて乗算される。
同期確立後は受信信号中の同期専用拡散符号と参照用の
同期専用拡散符号のクロック及び符号位相は一致してお
り、送信側の同期専用拡散符号PN0はデータで変調さ
れていないため、乗算器で逆拡散され、その出力には搬
送波の成分が現れる。該出力は続いて帯域通過フィルタ
に入力され、搬送波成分のみが取り出され出力される。
該出力は次に位相検出器、ループ・フィルタ及び電圧制
御発振器にて構成されるよく知られた位相ロックループ
に入力され、電圧制御発振器より帯域通過フィルタより
出力される搬送波成分に位相のロックした信号が再生搬
送波として出力される。
側の拡散符号に対しクロック及び拡散符号位相が一致し
た拡散符号を発生する。これらの符号群のうち同期専用
の拡散符号PN0 はキャリア再生回路605に入力され
る。キャリア再生回路605では同期専用拡散符号PN
0 により、高周波信号処理部602の出力である送信周
波数帯若しくは中間周波数帯に変換された受信信号を逆
拡散し、送信周波数帯若しくは中間周波数帯の搬送波を
再生する。キャリア再生回路605の構成は、たとえば
位相ロックループを利用した回路が用いられる。受信信
号と同期専用拡散符号PN0 は乗算器にて乗算される。
同期確立後は受信信号中の同期専用拡散符号と参照用の
同期専用拡散符号のクロック及び符号位相は一致してお
り、送信側の同期専用拡散符号PN0はデータで変調さ
れていないため、乗算器で逆拡散され、その出力には搬
送波の成分が現れる。該出力は続いて帯域通過フィルタ
に入力され、搬送波成分のみが取り出され出力される。
該出力は次に位相検出器、ループ・フィルタ及び電圧制
御発振器にて構成されるよく知られた位相ロックループ
に入力され、電圧制御発振器より帯域通過フィルタより
出力される搬送波成分に位相のロックした信号が再生搬
送波として出力される。
【0077】再生された搬送波はベースバンド復調回路
606に入力される。ベースバンド復調回路606では
キャリア再生回路605からの該再生搬送波と高周波信
号処理部602の出力よりベースバンド信号が生成され
る。該ベースバンド信号はn個に分配され拡散符号発生
器604の出力である拡散符号群PN1 〜PNn により
各符号分割チャネル毎に逆拡散され、続いて並列信号と
してデータ復調がなされる。復調されたn個の並列復調
データは並直列変換器607にて直列データに変換され
出力される。
606に入力される。ベースバンド復調回路606では
キャリア再生回路605からの該再生搬送波と高周波信
号処理部602の出力よりベースバンド信号が生成され
る。該ベースバンド信号はn個に分配され拡散符号発生
器604の出力である拡散符号群PN1 〜PNn により
各符号分割チャネル毎に逆拡散され、続いて並列信号と
してデータ復調がなされる。復調されたn個の並列復調
データは並直列変換器607にて直列データに変換され
出力される。
【0078】本実施例は2値変調の場合であるが、直交
変調など、他の変調方式でも良い。また、本通信システ
ムに上記弾性表面波マッチドフィルタ素子を用いること
により、直接相関ピークを検出でき、簡単な構成となる
ことから、小型化を要求される移動体通信システムに極
めて有効である。
変調など、他の変調方式でも良い。また、本通信システ
ムに上記弾性表面波マッチドフィルタ素子を用いること
により、直接相関ピークを検出でき、簡単な構成となる
ことから、小型化を要求される移動体通信システムに極
めて有効である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、弾性表面波装置の入力
または出力信号用のボンディングワイヤの少なくとも片
方のボンディングワイヤの周囲にシールド用部材を配置
し、該シールド用部材を保持部材の基準電位に接続する
ことで、入出力信号用のボンディングワイヤ間に生じる
電磁結合による不要波の回り込みを抑さえ、入出力間の
アイソレーションを向上することが可能となる。
または出力信号用のボンディングワイヤの少なくとも片
方のボンディングワイヤの周囲にシールド用部材を配置
し、該シールド用部材を保持部材の基準電位に接続する
ことで、入出力信号用のボンディングワイヤ間に生じる
電磁結合による不要波の回り込みを抑さえ、入出力間の
アイソレーションを向上することが可能となる。
【0080】また、前記弾性表面波装置を用いた受信装
置及び通信システムでは、弾性表面波コンボルバや弾性
表面波マッチドフィルタのノイズレベルを抑圧し、安定
した相関ピークが得られるので、同期信号の捕捉や追跡
を安定して確保でき、信頼性の高い通信システムを構築
できる。
置及び通信システムでは、弾性表面波コンボルバや弾性
表面波マッチドフィルタのノイズレベルを抑圧し、安定
した相関ピークが得られるので、同期信号の捕捉や追跡
を安定して確保でき、信頼性の高い通信システムを構築
できる。
【図1】本発明による弾性表面波装置の第1実施例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】本発明による弾性表面波装置の第2実施例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図3】本発明による弾性表面波装置の第3実施例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図4】第1実施例または第2実施例で説明した弾性表
面波装置を用いた通信システムの一例を示すブロック図
である。
面波装置を用いた通信システムの一例を示すブロック図
である。
【図5】第1実施例または第2実施例で説明した弾性表
面波装置を用いた通信システムの送信装置の一例を示す
ブロック図である。
面波装置を用いた通信システムの送信装置の一例を示す
ブロック図である。
【図6】第1実施例または第2実施例で説明した弾性表
面波装置を用いた通信システムの受信装置の一例を示す
ブロック図である。
面波装置を用いた通信システムの受信装置の一例を示す
ブロック図である。
【図7】第3実施例で説明した弾性表面波装置を用いた
通信システムの一例を示すブロック図である。
通信システムの一例を示すブロック図である。
【図8】第3実施例で説明した弾性表面波装置を用いた
通信システムの送信装置の一例を示すブロック図であ
る。
通信システムの送信装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図9】第3実施例で説明した弾性表面波装置を用いた
通信システムの受信装置の一例を示すブロック図であ
る。
通信システムの受信装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図10】従来の弾性表面波装置を示す概略図である。
1 圧電基板 2,3 圧電基板1の表面上に形成した櫛形入力電極 4a,4b 入力信号用ワイヤ 5 圧電基板1の表面上に形成した出力電極 6 出力信号用ワイヤ 7a,7b 入力用リードピン 8 出力用リードピン 9 パッケージステム 10 シールド用部材 11 基準電位用電極 12 基準電位接続用ボンディングワイヤ 31 シールドフレーム 32 実装基板 33 弾性表面波装置入力リード端子 34 弾性表面波装置入力導電パターン 35 弾性表面波装置出力リード端子 36 弾性表面波装置入力導電パターン 37a,37b 弾性表面波装置アース用リード端子 38 シールド板 39 アース用導電パターン 100 送信機 1001 送信用アンテナ 101 受信機 1011 受信用アンテナ 1012 高周波信号処理部 1013 同期回路 1014 符号発生器 1015 拡散復調回路 1016 復調回路 1101 直列に入力されるデータをn個の並列データ
に変換する直並列変換器 1102−1〜n 乗算器群 1103 拡散符号発生器 1104 加算器 1105 高周波段 1106 送信アンテナ 1201 受信アンテナ 1202 高周波信号処理部 1203 同期回路 1204 拡散符号発生器 1205 キャリア再生回路 1206 ベースバンド復調回路 1207 並直列変換器 40 送信機 401 送信用アンテナ 41 受信機 411 受信用アンテナ 412 高周波信号処理部 413 同期回路 414 符号発生器 415 拡散復調回路 416 復調回路 501 直列に入力されるデータをn個の並列データに
変換する直並列変換器 502−1〜n 乗算器群 503 拡散符号発生器 504 加算器 505 高周波段 506 送信アンテナ 601 受信アンテナ 602 高周波信号処理部 603 同期回路 604 拡散符号発生器 605 キャリア再生回路 606 ベースバンド復調回路 607 並直列変換器
に変換する直並列変換器 1102−1〜n 乗算器群 1103 拡散符号発生器 1104 加算器 1105 高周波段 1106 送信アンテナ 1201 受信アンテナ 1202 高周波信号処理部 1203 同期回路 1204 拡散符号発生器 1205 キャリア再生回路 1206 ベースバンド復調回路 1207 並直列変換器 40 送信機 401 送信用アンテナ 41 受信機 411 受信用アンテナ 412 高周波信号処理部 413 同期回路 414 符号発生器 415 拡散復調回路 416 復調回路 501 直列に入力されるデータをn個の並列データに
変換する直並列変換器 502−1〜n 乗算器群 503 拡散符号発生器 504 加算器 505 高周波段 506 送信アンテナ 601 受信アンテナ 602 高周波信号処理部 603 同期回路 604 拡散符号発生器 605 キャリア再生回路 606 ベースバンド復調回路 607 並直列変換器
フロントページの続き (72)発明者 蜂巣 高弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小山 晃広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鳥沢 章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 圧電基板上に少なくとも1つの入力電極
と少なくとも1つの出力電極を形成してなる弾性表面波
素子と、該弾性表面波素子を収納するためのパッケージ
と、該弾性表面波素子の前記入力電極と前記パッケージ
の入力信号用リード端子とを接続するための入力信号用
ワイヤと、前記出力電極と前記パッケージの出力信号用
リード端子とを接続するための出力信号用ワイヤとから
なる弾性表面波装置において、 少なくとも前記入力信号用ワイヤまたは前記出力信号用
ワイヤのどちらか一方の周囲をシールド用部材で囲い、
前記シールド用部材を基準電位に接続することを特徴と
する弾性表面波装置。 - 【請求項2】 前記シールド用部材の材質として、金
属、導電性樹脂モールド、導電性フィルム、導電性膜に
よるコーティングを施した非金属、導電性ゴムのうちの
少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1に記
載の弾性表面波装置。 - 【請求項3】 前記弾性表面波素子として、弾性表面波
コンボルバ素子を用いることを特徴とする請求項1又は
2に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項4】 前記弾性表面波素子として、弾性表面波
マッチドフィルタ素子を用いることを特徴とする請求項
1又は2に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載の弾性表面波装置
を受信側の同期検出素子として用いたことを特徴とする
受信装置。 - 【請求項6】 請求項3又は4に記載の弾性表面波装置
を受信部の同期検出素子に用いたことを特徴とする通信
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003925A JPH09199975A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 弾性表面波装置及びこれを用いた受信装置と通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003925A JPH09199975A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 弾性表面波装置及びこれを用いた受信装置と通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199975A true JPH09199975A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11570729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8003925A Pending JPH09199975A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 弾性表面波装置及びこれを用いた受信装置と通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199975A (ja) |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8003925A patent/JPH09199975A/ja active Pending
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