JPH09201115A - 移植機の苗取出装置 - Google Patents
移植機の苗取出装置Info
- Publication number
- JPH09201115A JPH09201115A JP1227396A JP1227396A JPH09201115A JP H09201115 A JPH09201115 A JP H09201115A JP 1227396 A JP1227396 A JP 1227396A JP 1227396 A JP1227396 A JP 1227396A JP H09201115 A JPH09201115 A JP H09201115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- claw
- soil
- seedlings
- claws
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗トレイのポット部より土付苗を確実に取り
出し、また移送ができるようにした移植機の苗取出装置
を提供する。 【解決手段】 苗トレイにおけるポット部3内の土付苗
5に対して突入可能で且つ退出することで土付苗5をポ
ット部3より取出可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備
え、該苗取出爪4は一対の外爪15と、該外爪15間に
配置される少なくとも一本の中間爪とからなっている。
出し、また移送ができるようにした移植機の苗取出装置
を提供する。 【解決手段】 苗トレイにおけるポット部3内の土付苗
5に対して突入可能で且つ退出することで土付苗5をポ
ット部3より取出可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備
え、該苗取出爪4は一対の外爪15と、該外爪15間に
配置される少なくとも一本の中間爪とからなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移植機の苗取出装
置に係り、キャベツ、レタス等の野菜移植に利用され
る。
置に係り、キャベツ、レタス等の野菜移植に利用され
る。
【0002】
【従来の技術】縦横格子状の配列でポット部を有する苗
トレイに苗を育苗させておき、前記ポット部から土付苗
を取出して移植する野菜移植機は公知であり、農作業の
機械化を図っている。この種の野菜移植機の苗取出装置
は、特開平4−330211号公報に開示されているよ
うに、主要構成が、苗トレイにおけるポット部の土付苗
に突入可能な一対の苗取出爪と、この一対の苗取出爪を
互いに離して先端に設けた爪支持体と、一対の苗取出爪
の進退を案内する一対の爪ガイドと、前記爪支持体及び
爪ガイドをそれぞれ往復動自在に支持する保持体と、爪
支持体及び爪ガイドを往復動させる爪動作機構とを有し
ている。そして、一対の苗取出爪は爪支持体に対して枢
支されていて、その先端側が遠近移動(開閉)するよう
になっている。
トレイに苗を育苗させておき、前記ポット部から土付苗
を取出して移植する野菜移植機は公知であり、農作業の
機械化を図っている。この種の野菜移植機の苗取出装置
は、特開平4−330211号公報に開示されているよ
うに、主要構成が、苗トレイにおけるポット部の土付苗
に突入可能な一対の苗取出爪と、この一対の苗取出爪を
互いに離して先端に設けた爪支持体と、一対の苗取出爪
の進退を案内する一対の爪ガイドと、前記爪支持体及び
爪ガイドをそれぞれ往復動自在に支持する保持体と、爪
支持体及び爪ガイドを往復動させる爪動作機構とを有し
ている。そして、一対の苗取出爪は爪支持体に対して枢
支されていて、その先端側が遠近移動(開閉)するよう
になっている。
【0003】そして、ポット部の開口側から苗取出爪を
土付苗に突入し、この突入した苗取出爪を閉鎖して土付
苗を挟持し、そして退出することでポット部の開口から
土付苗を取出し、この取出した土付苗を植付装置の上方
まで移送し、爪支持体及び爪ガイドを植付筒に対応した
略下向きの姿勢にした後苗取出爪の先端を開き、爪ガイ
ドを苗取出爪先端側へ移動して、苗取出爪で取出した土
付苗を苗取出爪から離脱して植付装置に落下供給するよ
うになっている。
土付苗に突入し、この突入した苗取出爪を閉鎖して土付
苗を挟持し、そして退出することでポット部の開口から
土付苗を取出し、この取出した土付苗を植付装置の上方
まで移送し、爪支持体及び爪ガイドを植付筒に対応した
略下向きの姿勢にした後苗取出爪の先端を開き、爪ガイ
ドを苗取出爪先端側へ移動して、苗取出爪で取出した土
付苗を苗取出爪から離脱して植付装置に落下供給するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、苗トレイの
ポット部に育苗される土付苗には土中の根張りが悪いも
の等があり、このような土付苗はその土部分の形成が十
分になされていない、即ち土部分が固まったブロック状
となっていないことがある。このような場合にあっては
苗取出爪による苗取出の際や、また、苗の移送中におい
て土部分が崩れる恐れがあり、欠株や植付不良の原因と
なることがある。
ポット部に育苗される土付苗には土中の根張りが悪いも
の等があり、このような土付苗はその土部分の形成が十
分になされていない、即ち土部分が固まったブロック状
となっていないことがある。このような場合にあっては
苗取出爪による苗取出の際や、また、苗の移送中におい
て土部分が崩れる恐れがあり、欠株や植付不良の原因と
なることがある。
【0005】上記の従来の苗取出装置では苗取出爪の先
端を閉鎖することにより土付苗を挟持するため、ある程
度の苗保持力の向上を図るものの、上記のような土部の
形成が十分になされていない場合にはこれだけでは十分
な苗の保持を行えなえず、欠株、植付不良となる恐れが
あり、また逆に土付苗に突入した状態で先端を閉じるこ
とにより土部分の崩れを促す恐れもあった。
端を閉鎖することにより土付苗を挟持するため、ある程
度の苗保持力の向上を図るものの、上記のような土部の
形成が十分になされていない場合にはこれだけでは十分
な苗の保持を行えなえず、欠株、植付不良となる恐れが
あり、また逆に土付苗に突入した状態で先端を閉じるこ
とにより土部分の崩れを促す恐れもあった。
【0006】そこで本発明は上記問題点に鑑み、あらゆ
る土付苗に対して苗の取り出し及び移送を確実に行うこ
とで欠株や植付不良の防止を図る移植機の苗取出装置を
提供することを目的とする。
る土付苗に対して苗の取り出し及び移送を確実に行うこ
とで欠株や植付不良の防止を図る移植機の苗取出装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的達成
のために以下の技術的手段を講じている。すなわち、本
発明は、苗トレイ2におけるポット部3内の土付苗5に
対して突入可能で且つ退出することで土付苗5をポット
部3より取り出し可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備
え、該苗取出爪4は、一対の外爪15と、該一対の外爪
15間に配置される少なくとも一本の中間爪16とから
なることを特徴としている。
のために以下の技術的手段を講じている。すなわち、本
発明は、苗トレイ2におけるポット部3内の土付苗5に
対して突入可能で且つ退出することで土付苗5をポット
部3より取り出し可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備
え、該苗取出爪4は、一対の外爪15と、該一対の外爪
15間に配置される少なくとも一本の中間爪16とから
なることを特徴としている。
【0008】これによれば、苗取出爪4を外爪15及び
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることによ
って、土付苗5の保持力が増し、土付苗の土部分の形成
が十分でない場合であっても確実に土付苗5を保持して
ポット部3から取り出し、移送をすることが可能であ
る。また、本発明は、苗トレイ2におけるポット部3内
の土付苗5に対して突入可能で且つ退出することで土付
苗5をポット部3より取り出し可能な棒状体よりなる苗
取出爪4を備え、該苗取出爪4は、それぞれの基端部側
が互いに離れて回動自在に枢支され且つ進退動作に伴っ
てそれぞれの先端側が互いに遠近移動する一対の外爪1
5と、該一対の外爪15間に配置されて外爪15ととも
に進退動作する少なくとも一本の中間爪16とからなる
ことを特徴としている。
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることによ
って、土付苗5の保持力が増し、土付苗の土部分の形成
が十分でない場合であっても確実に土付苗5を保持して
ポット部3から取り出し、移送をすることが可能であ
る。また、本発明は、苗トレイ2におけるポット部3内
の土付苗5に対して突入可能で且つ退出することで土付
苗5をポット部3より取り出し可能な棒状体よりなる苗
取出爪4を備え、該苗取出爪4は、それぞれの基端部側
が互いに離れて回動自在に枢支され且つ進退動作に伴っ
てそれぞれの先端側が互いに遠近移動する一対の外爪1
5と、該一対の外爪15間に配置されて外爪15ととも
に進退動作する少なくとも一本の中間爪16とからなる
ことを特徴としている。
【0009】これによれば、苗取出爪4を外爪15及び
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることで、
土付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付苗
5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と
一対の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5か
らの外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に
土付苗5を取り出すことができ、また、移送中にも確実
な保持が可能となる。
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることで、
土付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付苗
5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と
一対の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5か
らの外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に
土付苗5を取り出すことができ、また、移送中にも確実
な保持が可能となる。
【0010】そして、本発明は、苗トレイ2におけるポ
ット部3内の土付苗5に、該土付苗5の中心線Sに対し
て表面側で遠く底面側で近づくように傾斜して突入可能
であって且つ退出することで土付苗5をポット部3より
取り出し可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備え、該苗
取出爪4は、それぞれの基端部側が互いに離れて回動自
在に枢支され且つ進退動作に伴ってそれぞれの先端側が
互いに遠近移動する左右一対の外爪15と、該一対の外
爪15間に配置されて外爪15とともに進退動作し且つ
その先端が外爪15の先端よりも突入方向に後退した位
置に配置される少なくとも1本の中間爪16とからなる
ことを特徴としている。
ット部3内の土付苗5に、該土付苗5の中心線Sに対し
て表面側で遠く底面側で近づくように傾斜して突入可能
であって且つ退出することで土付苗5をポット部3より
取り出し可能な棒状体よりなる苗取出爪4を備え、該苗
取出爪4は、それぞれの基端部側が互いに離れて回動自
在に枢支され且つ進退動作に伴ってそれぞれの先端側が
互いに遠近移動する左右一対の外爪15と、該一対の外
爪15間に配置されて外爪15とともに進退動作し且つ
その先端が外爪15の先端よりも突入方向に後退した位
置に配置される少なくとも1本の中間爪16とからなる
ことを特徴としている。
【0011】これによれば、苗取出爪4を外爪15及び
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることで土
付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付苗5
に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態(閉
鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と一対
の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5からの
外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に土付
苗5を取り出すことができ、移送中にも確実な保持が可
能となる。更に、外爪15及び中間爪16を土付苗5へ
突入した際に、中間爪16が土付苗5の根を突き刺しに
くくなり、苗の損傷を防いでいる。
中間爪16とからなる3本以上の複数本とすることで土
付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付苗5
に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態(閉
鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と一対
の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5からの
外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に土付
苗5を取り出すことができ、移送中にも確実な保持が可
能となる。更に、外爪15及び中間爪16を土付苗5へ
突入した際に、中間爪16が土付苗5の根を突き刺しに
くくなり、苗の損傷を防いでいる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図14において、野菜移植機21
は、走行車両(走行体)22の後部に操縦ハンドル20
を有する歩行型であって、畝7を跨いでその長手方向に
走行しつつ、土付苗5をマルチフィルムで覆われた畝7
に所定間隔をおいて植付けるものである。
に基づいて説明する。図14において、野菜移植機21
は、走行車両(走行体)22の後部に操縦ハンドル20
を有する歩行型であって、畝7を跨いでその長手方向に
走行しつつ、土付苗5をマルチフィルムで覆われた畝7
に所定間隔をおいて植付けるものである。
【0013】走行車両22は、装置フレーム23と、こ
の装置フレーム23の前端部に設けられた架台24等と
を備え、装置フレーム23の前部は下向きに曲がってい
て架台24の側部に固定されており、後部は上向きに曲
がっていて操縦ハンドル20が取着されている。架台2
4上にはエンジン25が搭載され、このエンジン25は
ボンネット26で覆われており、架台24の後部にはミ
ッションケース27が固定され、このミッションケース
27内の動力伝達機構にエンジン25の動力が伝動され
る。
の装置フレーム23の前端部に設けられた架台24等と
を備え、装置フレーム23の前部は下向きに曲がってい
て架台24の側部に固定されており、後部は上向きに曲
がっていて操縦ハンドル20が取着されている。架台2
4上にはエンジン25が搭載され、このエンジン25は
ボンネット26で覆われており、架台24の後部にはミ
ッションケース27が固定され、このミッションケース
27内の動力伝達機構にエンジン25の動力が伝動され
る。
【0014】ミッションケース27内に入力された動力
は、左右側方に突出する車輪伝動軸28に伝達されると
共に、この車輪伝動軸28よりも後方に設けられて左右
側方に突出する第1PTO軸29と、後上方に突出する
第2PTO軸30とから取出せるようになっている。車
輪伝動軸28の左右両端部にはその軸心回りに上下揺動
自在な伝動ケース31を介して左右の後輪32が支持さ
れ、この後輪32には車輪伝動軸28から伝動ケース3
1内の動力伝達機構を介してエンジン25の動力が伝達
される。また、走行車両22の前部には、左右一対の前
輪33、畝高さ検出ローラ36が備えられている。
は、左右側方に突出する車輪伝動軸28に伝達されると
共に、この車輪伝動軸28よりも後方に設けられて左右
側方に突出する第1PTO軸29と、後上方に突出する
第2PTO軸30とから取出せるようになっている。車
輪伝動軸28の左右両端部にはその軸心回りに上下揺動
自在な伝動ケース31を介して左右の後輪32が支持さ
れ、この後輪32には車輪伝動軸28から伝動ケース3
1内の動力伝達機構を介してエンジン25の動力が伝達
される。また、走行車両22の前部には、左右一対の前
輪33、畝高さ検出ローラ36が備えられている。
【0015】走行車両22の後部には、移植作業部37
が設けられている。この移植作業部37は、苗供給装置
39と、この苗供給装置39から供給される土付苗5を
植付筒43によって畝7に植付ける植付装置35と、苗
が植付けられる位置に予めマルチフィルムに移植用の孔
を穿けるマルチフィルム穿孔装置38等を有している。
なお、苗供給装置39は第2PTO軸30の回転動力に
より駆動され、植付装置35及びマルチ穿孔装置38は
第1PTO軸29の回転動力により駆動される。
が設けられている。この移植作業部37は、苗供給装置
39と、この苗供給装置39から供給される土付苗5を
植付筒43によって畝7に植付ける植付装置35と、苗
が植付けられる位置に予めマルチフィルムに移植用の孔
を穿けるマルチフィルム穿孔装置38等を有している。
なお、苗供給装置39は第2PTO軸30の回転動力に
より駆動され、植付装置35及びマルチ穿孔装置38は
第1PTO軸29の回転動力により駆動される。
【0016】前記植付装置35及びマルチフィルム穿孔
装置38は、ミッションケース27の第1PTO軸29
に上下揺動自在に支持された可動フレーム41上に備え
られている。この可動フレーム41の後端部は装置フレ
ーム23に上下方向位置調整可能に吊持されており、可
動フレーム41の後部には覆土・鎮圧ローラ42が設け
られている。
装置38は、ミッションケース27の第1PTO軸29
に上下揺動自在に支持された可動フレーム41上に備え
られている。この可動フレーム41の後端部は装置フレ
ーム23に上下方向位置調整可能に吊持されており、可
動フレーム41の後部には覆土・鎮圧ローラ42が設け
られている。
【0017】図1〜13において、苗供給装置39は、
装置フレーム23上に装着されており、土付苗5が育苗
されたポット部3が縦横に多数配設された苗トレイ2を
横方向及び縦方向に移送する搬送装置34と、この搬送
装置34上の苗トレイ2から、所定の苗取出位置にて苗
取出爪4により土付苗5を一つずつ取り出して、この土
付苗5を植付装置35上方まで移送した後に植付筒43
内に落とし込む苗取出装置1とを有して構成されてい
る。
装置フレーム23上に装着されており、土付苗5が育苗
されたポット部3が縦横に多数配設された苗トレイ2を
横方向及び縦方向に移送する搬送装置34と、この搬送
装置34上の苗トレイ2から、所定の苗取出位置にて苗
取出爪4により土付苗5を一つずつ取り出して、この土
付苗5を植付装置35上方まで移送した後に植付筒43
内に落とし込む苗取出装置1とを有して構成されてい
る。
【0018】なお、苗トレイ2は樹脂製で可撓性を有
し、縦横に多数配列したポット部3が前面に開口して背
面に突出して形成されており、各ポット部3に土付苗5
が育苗されている。前記苗取出装置1は、互いに離れて
位置する複数の棒状体よりなる苗取出爪4と、この苗取
出爪4を先端に設けた爪支持体8と、苗取出爪4を棒長
手方向に進退案内する爪ガイド6と、前記爪支持体8及
び爪ガイド6をそれぞれ苗トレイ2のポット部に対して
往復動自在に支持する保持体9と、爪支持体8及び爪ガ
イド6を適正に往復動作させる爪動作機構10とを有し
ている。
し、縦横に多数配列したポット部3が前面に開口して背
面に突出して形成されており、各ポット部3に土付苗5
が育苗されている。前記苗取出装置1は、互いに離れて
位置する複数の棒状体よりなる苗取出爪4と、この苗取
出爪4を先端に設けた爪支持体8と、苗取出爪4を棒長
手方向に進退案内する爪ガイド6と、前記爪支持体8及
び爪ガイド6をそれぞれ苗トレイ2のポット部に対して
往復動自在に支持する保持体9と、爪支持体8及び爪ガ
イド6を適正に往復動作させる爪動作機構10とを有し
ている。
【0019】前記爪動作機構10は、苗トレイ2と植付
筒43との間で苗取出爪4を姿勢変更しながら往復動作
させるものであり、装置フレーム23上に固定された支
持フレーム14を備え、この支持フレーム14には、第
2PTO軸30からの回転動力によって、図3〜7にお
いて反時計回りに回転駆動されるクランク体52が回動
軸51に設けられている。このクランク体52にはクラ
ンクピン53が側方に突設されていると共に、クランク
体52と同軸心として駆動カム62が備えられている。
筒43との間で苗取出爪4を姿勢変更しながら往復動作
させるものであり、装置フレーム23上に固定された支
持フレーム14を備え、この支持フレーム14には、第
2PTO軸30からの回転動力によって、図3〜7にお
いて反時計回りに回転駆動されるクランク体52が回動
軸51に設けられている。このクランク体52にはクラ
ンクピン53が側方に突設されていると共に、クランク
体52と同軸心として駆動カム62が備えられている。
【0020】また、支持フレーム14には、クランク体
52の下方で揺動アーム54の下部が揺動軸54Aによ
り枢結されていて、この揺動アーム54の中途部には上
下方向(アーム長手方向)に延びる溝カム55が形成さ
れ、この溝カム55にクランク体52のクランクピン5
3が挿通係合されている。前記溝カム55は中央の円弧
部の両端に、逆円弧部と直線部とを連続形成した形状で
あり、前記円弧部と逆円弧部とは角ばった境目がない円
滑な曲線で接続されており、クランクピン53は図8
(a)に示すように、溝カム55の内周面にA→B→C
→D→E→Fの順に当接していく。
52の下方で揺動アーム54の下部が揺動軸54Aによ
り枢結されていて、この揺動アーム54の中途部には上
下方向(アーム長手方向)に延びる溝カム55が形成さ
れ、この溝カム55にクランク体52のクランクピン5
3が挿通係合されている。前記溝カム55は中央の円弧
部の両端に、逆円弧部と直線部とを連続形成した形状で
あり、前記円弧部と逆円弧部とは角ばった境目がない円
滑な曲線で接続されており、クランクピン53は図8
(a)に示すように、溝カム55の内周面にA→B→C
→D→E→Fの順に当接していく。
【0021】前記A〜Fの各部に対応して苗取出爪4の
先端の移動行程が決定されており、F行程とA行程の境
目をポイントP1、A行程とB行程の境目をポイントP
2、C行程とD行程の境目をポイントP3、D行程とE
行程の境目をポイントP4と符号を付けている。溝カム
55は搬送装置34へ土付苗5を取るために揺動アーム
54を揺動するE〜F行程の距離が短く、一方、植付装
置35へ土付苗5を供給するために揺動アーム54を揺
動するC〜D行程の距離が長く設定されており、早戻り
機構が構成されている。
先端の移動行程が決定されており、F行程とA行程の境
目をポイントP1、A行程とB行程の境目をポイントP
2、C行程とD行程の境目をポイントP3、D行程とE
行程の境目をポイントP4と符号を付けている。溝カム
55は搬送装置34へ土付苗5を取るために揺動アーム
54を揺動するE〜F行程の距離が短く、一方、植付装
置35へ土付苗5を供給するために揺動アーム54を揺
動するC〜D行程の距離が長く設定されており、早戻り
機構が構成されている。
【0022】すなわち、往復速度を比較すると、苗取出
爪4によってポット部3から土付苗5を取出すための復
行程Yのときはその移動を早くし、ポット部3から土付
苗5を取出して植付筒43に受渡す往行程Xのときは遅
速移動するようにして、土付苗5の移送途中の落下を防
止しながら早戻りさせて、苗取出・供給の効率化を図っ
ている。
爪4によってポット部3から土付苗5を取出すための復
行程Yのときはその移動を早くし、ポット部3から土付
苗5を取出して植付筒43に受渡す往行程Xのときは遅
速移動するようにして、土付苗5の移送途中の落下を防
止しながら早戻りさせて、苗取出・供給の効率化を図っ
ている。
【0023】揺動アーム54の上部には保持体9がピン
54Bを介して枢結されている。この保持体9はピン5
4Bを設けた部位が筒形状に形成されており、この筒状
部には、軸方向移動自在にパイプ製の爪支持体8が挿通
案内されて、この爪支持体8は搬送装置34の苗トレイ
2に向かって出退可能とされている。この爪支持体8の
先端部に、ポット部3内の土付苗5に斜め方向から突き
刺される苗取出爪4が取付けられている。
54Bを介して枢結されている。この保持体9はピン5
4Bを設けた部位が筒形状に形成されており、この筒状
部には、軸方向移動自在にパイプ製の爪支持体8が挿通
案内されて、この爪支持体8は搬送装置34の苗トレイ
2に向かって出退可能とされている。この爪支持体8の
先端部に、ポット部3内の土付苗5に斜め方向から突き
刺される苗取出爪4が取付けられている。
【0024】この苗取出爪4は、図1で示すように、金
属棒材(望ましくは表面にフッ素樹脂をコーティングし
たもの)、硬質樹脂棒材等の棒状体よりなっていて、左
右両側に配置された一対(2本)の外爪15と、この外
爪15間の略中央に配置される一本の中間爪16とから
なる計3本にて構成されており、これら外爪15及び中
間爪16は同一水平面上に間隔をおいて並設されてい
る。また、これら外爪15及び中間爪16は、その先端
が側面視で上向テーパーとされるとともに平面視におい
て先細りテーパーとされることで先細状とされて土部分
の突入抵抗を少なくしている。また、外爪15に対して
中間爪16は短く形成されている。
属棒材(望ましくは表面にフッ素樹脂をコーティングし
たもの)、硬質樹脂棒材等の棒状体よりなっていて、左
右両側に配置された一対(2本)の外爪15と、この外
爪15間の略中央に配置される一本の中間爪16とから
なる計3本にて構成されており、これら外爪15及び中
間爪16は同一水平面上に間隔をおいて並設されてい
る。また、これら外爪15及び中間爪16は、その先端
が側面視で上向テーパーとされるとともに平面視におい
て先細りテーパーとされることで先細状とされて土部分
の突入抵抗を少なくしている。また、外爪15に対して
中間爪16は短く形成されている。
【0025】また、保持体9にはブラケット56を介し
て遊転自在にローラ57が取付けられ、このローラ57
は、支持フレーム14の上部にピン58を介して揺動自
在に取付けられたガイド板59に形成されたカム溝60
に係合されている。前記ガイド板59は突出腕の先端に
転動ローラ61を有し、この転動ローラ61は駆動カム
62上に当接されていて、駆動カム62の反時計方向の
回転によりガイド板59をピン58を中心として揺動可
能にしている。
て遊転自在にローラ57が取付けられ、このローラ57
は、支持フレーム14の上部にピン58を介して揺動自
在に取付けられたガイド板59に形成されたカム溝60
に係合されている。前記ガイド板59は突出腕の先端に
転動ローラ61を有し、この転動ローラ61は駆動カム
62上に当接されていて、駆動カム62の反時計方向の
回転によりガイド板59をピン58を中心として揺動可
能にしている。
【0026】ピン58を中心とするガイド板59の揺動
は、苗取出爪4がポット部3に向って進出するときは、
突入開始点(図4参照)の手前から、土付苗5の葉を下
側からすくい込むように、苗取出爪4の先端をピン54
Bの廻りで首振りするようにしていると共に、揺動アー
ム54の揺動角度に応じた保持体9の姿勢(特に、揺動
アーム54に対する保持体9の相対角度)を規制してい
る。
は、苗取出爪4がポット部3に向って進出するときは、
突入開始点(図4参照)の手前から、土付苗5の葉を下
側からすくい込むように、苗取出爪4の先端をピン54
Bの廻りで首振りするようにしていると共に、揺動アー
ム54の揺動角度に応じた保持体9の姿勢(特に、揺動
アーム54に対する保持体9の相対角度)を規制してい
る。
【0027】また、ポット部3から取出された土付苗5
を植付筒43の上方に移送させるとき(図5に示す状態
から図6に示す状態まで)には、苗取出爪4を大きく後
下方へ移動させると共に略下向き姿勢に変更し、土付苗
5を略鉛直姿勢にする。そのために、カム溝60の後部
側(図5左側)は、ローラ57を揺動アーム54の揺動
軸54Aから離れる方向に移動させる形状とされてい
る。
を植付筒43の上方に移送させるとき(図5に示す状態
から図6に示す状態まで)には、苗取出爪4を大きく後
下方へ移動させると共に略下向き姿勢に変更し、土付苗
5を略鉛直姿勢にする。そのために、カム溝60の後部
側(図5左側)は、ローラ57を揺動アーム54の揺動
軸54Aから離れる方向に移動させる形状とされてい
る。
【0028】爪支持体8の外周には、図1及び図10〜
12に示すように、その基端部に設けた基体65と保持
体9の筒状部との間に、爪支持体8を後退する方向に付
勢するコイルスプリング66が介装されており、爪支持
体8の前端部には爪取り付け具67が嵌合固定されてい
る。この爪取り付け具67に苗取出爪4を構成する外爪
15の基端側がそれぞれ軸15aを介して又は外爪15
の基部を直角に折曲して軸として枢支されており、一対
の外爪15は爪取り付け具67に対して先端が遠近移動
するように揺動可能になっている。また、一対の外爪1
5の間に配置された中間爪16の基端部側が、爪取り付
け具67の左右略中央に固着又は外爪15と同様に枢支
されている。
12に示すように、その基端部に設けた基体65と保持
体9の筒状部との間に、爪支持体8を後退する方向に付
勢するコイルスプリング66が介装されており、爪支持
体8の前端部には爪取り付け具67が嵌合固定されてい
る。この爪取り付け具67に苗取出爪4を構成する外爪
15の基端側がそれぞれ軸15aを介して又は外爪15
の基部を直角に折曲して軸として枢支されており、一対
の外爪15は爪取り付け具67に対して先端が遠近移動
するように揺動可能になっている。また、一対の外爪1
5の間に配置された中間爪16の基端部側が、爪取り付
け具67の左右略中央に固着又は外爪15と同様に枢支
されている。
【0029】前記保持体9の下端部には、押出リンク6
8がピン69を介して回動自在に枢結されている。この
押出リンク68の先端部には長溝(又は長孔)70が形
成され、爪取り付け具67の突出腕に設けたピン71と
係合されている。この押出リンク68には略円弧状のカ
ム板73が設けられ、このカム板73はクランク体52
のクランクピン53と当接可能である。クランクピン5
3がF行程の後期に対応して、揺動アーム54が搬送装
置34側の揺動端に達するときに(図2参照)、回動し
てくるクランクピン53によってカム板73を介して押
出リンク68が揺動され、保持体9に対して爪取り付け
具67及び爪支持体8を搬送装置34側へ向けて押動
し、コイルスプリング66を圧縮する。これにより、苗
取出爪4は突出し、かつ爪支持体8が後退するための復
元力が保有されることになる。
8がピン69を介して回動自在に枢結されている。この
押出リンク68の先端部には長溝(又は長孔)70が形
成され、爪取り付け具67の突出腕に設けたピン71と
係合されている。この押出リンク68には略円弧状のカ
ム板73が設けられ、このカム板73はクランク体52
のクランクピン53と当接可能である。クランクピン5
3がF行程の後期に対応して、揺動アーム54が搬送装
置34側の揺動端に達するときに(図2参照)、回動し
てくるクランクピン53によってカム板73を介して押
出リンク68が揺動され、保持体9に対して爪取り付け
具67及び爪支持体8を搬送装置34側へ向けて押動
し、コイルスプリング66を圧縮する。これにより、苗
取出爪4は突出し、かつ爪支持体8が後退するための復
元力が保有されることになる。
【0030】6は前記爪支持体8、基体65及び爪取り
付け具67に長手方向摺動自在に挿入された爪ガイドで
あり、丸棒等で形成されていて、その前端にガイド部1
1を形成する部材が全苗取出爪4に跨がって装着され、
後端に側面視L字板状の作動部材76が装着され、中途
部に止め具77が固着され、この止め具77と基体65
との間にスプリング78が嵌装されている。
付け具67に長手方向摺動自在に挿入された爪ガイドで
あり、丸棒等で形成されていて、その前端にガイド部1
1を形成する部材が全苗取出爪4に跨がって装着され、
後端に側面視L字板状の作動部材76が装着され、中途
部に止め具77が固着され、この止め具77と基体65
との間にスプリング78が嵌装されている。
【0031】図1及び図10〜12に示すように、爪ガ
イド6は苗植付爪4に対して三角配置されており、ま
た、ガイド部11には3つの爪挿通孔11a,11bが
形成され、この左右端側の爪挿通孔11aの間隔は、左
右外爪15の枢支部間隔K(枢支部である軸15aの間
隔)より狭く設定されて一対の外爪15が挿通されてお
り、中央の爪挿通孔11bには一本の中間爪16が挿通
されている。なお、中間爪16が爪取り付け具67に固
着されている場合は、この中間爪16をガイド部11の
挿通孔11aを通す必要は必ずしもなく、ガイド部11
を中間爪16を避けるような形状(例えば、二股形状)
に形成して外爪15用の爪挿通孔11aのみを形成する
ようにしてもよい。
イド6は苗植付爪4に対して三角配置されており、ま
た、ガイド部11には3つの爪挿通孔11a,11bが
形成され、この左右端側の爪挿通孔11aの間隔は、左
右外爪15の枢支部間隔K(枢支部である軸15aの間
隔)より狭く設定されて一対の外爪15が挿通されてお
り、中央の爪挿通孔11bには一本の中間爪16が挿通
されている。なお、中間爪16が爪取り付け具67に固
着されている場合は、この中間爪16をガイド部11の
挿通孔11aを通す必要は必ずしもなく、ガイド部11
を中間爪16を避けるような形状(例えば、二股形状)
に形成して外爪15用の爪挿通孔11aのみを形成する
ようにしてもよい。
【0032】したがって、外爪15と爪ガイド6とが相
対移動すると外爪15の爪先端間距離Lが変化する。即
ち、ガイド部11が苗取出爪4の先端側に位置すると
き、爪先端間距離Lが最も広く、この状態からガイド部
11を不動にしておいて苗取出爪4(外爪15)を突出
していくと、外爪15の基端部側はガイド部11に近づ
き、爪先端間距離Lは次第に狭くなる。なお、中間爪1
6は、進退方向に平行な直進姿勢で設けられている。
対移動すると外爪15の爪先端間距離Lが変化する。即
ち、ガイド部11が苗取出爪4の先端側に位置すると
き、爪先端間距離Lが最も広く、この状態からガイド部
11を不動にしておいて苗取出爪4(外爪15)を突出
していくと、外爪15の基端部側はガイド部11に近づ
き、爪先端間距離Lは次第に狭くなる。なお、中間爪1
6は、進退方向に平行な直進姿勢で設けられている。
【0033】そのため、土付苗5をポット部3から取出
すため、前進させていくと、苗取出爪4の外爪15の先
端は突き進みながら互いに近づき、一方中間爪は直進
し、土付苗5の左右の中心線Sに対して外爪15は傾斜
した略直線状の軌道上を移動し、中間爪16はこの中心
線Sに略重なって移動するようになっている。また、前
記苗取出爪4で土付苗5を取出した状態で、爪ガイド6
のガイド部11を苗取出爪4の基部側に位置する状態か
ら先端側へ移動すると、爪先端間距離Lは狭い状態から
広くなり、これと平行にガイド部11が土付苗5と当接
して苗取出爪4から押し出す作用をする。このとき、土
付苗5に対して苗取出爪4の外爪15及び中間爪16の
先端は、突入した軌道と略同一軌道で抜けることにな
り、突入時も離脱時も土付苗5の損傷を最小限に抑え
る。
すため、前進させていくと、苗取出爪4の外爪15の先
端は突き進みながら互いに近づき、一方中間爪は直進
し、土付苗5の左右の中心線Sに対して外爪15は傾斜
した略直線状の軌道上を移動し、中間爪16はこの中心
線Sに略重なって移動するようになっている。また、前
記苗取出爪4で土付苗5を取出した状態で、爪ガイド6
のガイド部11を苗取出爪4の基部側に位置する状態か
ら先端側へ移動すると、爪先端間距離Lは狭い状態から
広くなり、これと平行にガイド部11が土付苗5と当接
して苗取出爪4から押し出す作用をする。このとき、土
付苗5に対して苗取出爪4の外爪15及び中間爪16の
先端は、突入した軌道と略同一軌道で抜けることにな
り、突入時も離脱時も土付苗5の損傷を最小限に抑え
る。
【0034】前記苗取出爪4は図10等に示す正面視に
おいて、ポット部3内の土付苗5の中心線Sに対して、
表面側(ポット部3の開口縁側)で遠くかつ底面側で近
づくように突入すべく傾斜配置されており、従って、土
付苗5は略截頭四角錐形状であるので、その表面下2隅
から底面中央へ2本の苗取出爪4を突き刺すようにな
り、土付苗5の葉、茎及び根を突き刺すことがなく、ま
たそれに加えて左右苗取出爪4の先端が狭くなるので、
ポット部3の底近傍に衝突しないようになっている。
おいて、ポット部3内の土付苗5の中心線Sに対して、
表面側(ポット部3の開口縁側)で遠くかつ底面側で近
づくように突入すべく傾斜配置されており、従って、土
付苗5は略截頭四角錐形状であるので、その表面下2隅
から底面中央へ2本の苗取出爪4を突き刺すようにな
り、土付苗5の葉、茎及び根を突き刺すことがなく、ま
たそれに加えて左右苗取出爪4の先端が狭くなるので、
ポット部3の底近傍に衝突しないようになっている。
【0035】また、図1に示す平面視において、左右外
爪15は土付苗5の左右寄りに配置されていることでも
苗の茎、根を突き刺すことがなくしており、一方中間爪
16は外爪15間の略中央に配置されているが、外爪1
5よりも短く形成されていて突入方向に関して外爪15
の先端より中間爪16の先端が後退した位置に配置され
ており、従って、外爪15よりも浅く突入することとな
り、これによっても土付苗5に突入した際に根を突き刺
しにくくし、また、ポット部3の底を突くことがないよ
うにしている。
爪15は土付苗5の左右寄りに配置されていることでも
苗の茎、根を突き刺すことがなくしており、一方中間爪
16は外爪15間の略中央に配置されているが、外爪1
5よりも短く形成されていて突入方向に関して外爪15
の先端より中間爪16の先端が後退した位置に配置され
ており、従って、外爪15よりも浅く突入することとな
り、これによっても土付苗5に突入した際に根を突き刺
しにくくし、また、ポット部3の底を突くことがないよ
うにしている。
【0036】図1及び図10〜12において、前記保持
体9には作動片81が軸82を介して枢支され、スプリ
ングによって図10時計方向に付勢されており、この作
動片81は1本の足と左右両腕とを有する略T字形状で
あり、左腕にはロック部81Aが、右腕には解除部81
Bが、足には押動部81Cが形成されている。前記爪ガ
イド6に固着の作動部材76は爪ガイド6と平行な部分
76Aを有し、この部分76Aは保持体9によって回り
止め状態で摺動が案内されており、その摺動面に突出し
た前記作動片81のロック部81Aと係合して、爪ガイ
ド6の突出方向の移動が規制されている。
体9には作動片81が軸82を介して枢支され、スプリ
ングによって図10時計方向に付勢されており、この作
動片81は1本の足と左右両腕とを有する略T字形状で
あり、左腕にはロック部81Aが、右腕には解除部81
Bが、足には押動部81Cが形成されている。前記爪ガ
イド6に固着の作動部材76は爪ガイド6と平行な部分
76Aを有し、この部分76Aは保持体9によって回り
止め状態で摺動が案内されており、その摺動面に突出し
た前記作動片81のロック部81Aと係合して、爪ガイ
ド6の突出方向の移動が規制されている。
【0037】前記爪支持体8の後端の基体65にはロッ
クアーム83が枢支されており、このロックアーム83
はスプリングによって時計方向に付勢されており、前部
側に保持体9の係合部9aと係合可能な被係合部83a
と、傾斜面83bと、前方に突出した突起83cとが形
成されている。爪支持体8は突出した状態でロックアー
ム83の被係合部83aが保持体9の係合部9aと係合
することによりその状態が保持され、作動片81が回動
することによりロック部81Aによる作動部材76の部
分76Aに対するロックが解除され、爪ガイド6が突出
して部分76Aが傾斜面83bと当接することにより、
被係合部83aが係合部9aから離脱され、この離脱が
不完全であっても、作動片81が更に回動することによ
り解除部81Bが突起83cを突き上げて、被係合部8
3aを係合部9aから強制離脱させる。
クアーム83が枢支されており、このロックアーム83
はスプリングによって時計方向に付勢されており、前部
側に保持体9の係合部9aと係合可能な被係合部83a
と、傾斜面83bと、前方に突出した突起83cとが形
成されている。爪支持体8は突出した状態でロックアー
ム83の被係合部83aが保持体9の係合部9aと係合
することによりその状態が保持され、作動片81が回動
することによりロック部81Aによる作動部材76の部
分76Aに対するロックが解除され、爪ガイド6が突出
して部分76Aが傾斜面83bと当接することにより、
被係合部83aが係合部9aから離脱され、この離脱が
不完全であっても、作動片81が更に回動することによ
り解除部81Bが突起83cを突き上げて、被係合部8
3aを係合部9aから強制離脱させる。
【0038】前記作動片81の押動部81Cは、ガイド
板59に位置調整自在に設けたロック解除部材84と当
接することにより回動されるようになっており、保持体
9が苗取出爪4を略下向き姿勢にする図6の状態に移動
してきたときにロック解除部材84と当接して、爪ガイ
ド6を突出させ、その後に爪ガイド6を伴って爪支持体
8を後退させる。なお、ロック解除部材84はボルト又
はピン等で形成されている。
板59に位置調整自在に設けたロック解除部材84と当
接することにより回動されるようになっており、保持体
9が苗取出爪4を略下向き姿勢にする図6の状態に移動
してきたときにロック解除部材84と当接して、爪ガイ
ド6を突出させ、その後に爪ガイド6を伴って爪支持体
8を後退させる。なお、ロック解除部材84はボルト又
はピン等で形成されている。
【0039】前記保持体9、クランク体52、駆動カム
62、揺動アーム54、ガイド板59及び押出リンク6
8等から爪ガイド6及び爪支持体8等を支持し、苗トレ
イ2のポット部3に向く苗取出し姿勢から植付筒43に
向く略下向きの苗離脱姿勢まで姿勢変更しながら移動
し、苗取出し姿勢で土付苗5を取出し、苗離脱姿勢で土
付苗5を落下する動作を行わせる爪動作機構10が構成
されている。
62、揺動アーム54、ガイド板59及び押出リンク6
8等から爪ガイド6及び爪支持体8等を支持し、苗トレ
イ2のポット部3に向く苗取出し姿勢から植付筒43に
向く略下向きの苗離脱姿勢まで姿勢変更しながら移動
し、苗取出し姿勢で土付苗5を取出し、苗離脱姿勢で土
付苗5を落下する動作を行わせる爪動作機構10が構成
されている。
【0040】また、ロック部81Aを有する作動片8
1、作動部材76及びロックアーム83等で、爪ガイド
6を爪先端側へ移動したときに爪支持体8と爪ガイド6
とを同時に後退させる戻し連動手段12が構成され、解
除部81Bを有する作動片81及びロックアーム83等
で、戻し連動手段12作動後に爪支持体8の戻り動作を
保障する戻し保障手段13が構成されている。
1、作動部材76及びロックアーム83等で、爪ガイド
6を爪先端側へ移動したときに爪支持体8と爪ガイド6
とを同時に後退させる戻し連動手段12が構成され、解
除部81Bを有する作動片81及びロックアーム83等
で、戻し連動手段12作動後に爪支持体8の戻り動作を
保障する戻し保障手段13が構成されている。
【0041】搬送装置34は、装置フレーム23に固定
されたサポートフレームにガイドレール等を介して左右
方向移動支持された可動枠(図示せず)を備えている。
この可動枠は前下向き傾斜状に配置され、前記苗トレイ
2は、ポット部3の開口が前上方を向くように可動枠の
上部側から可動枠後面に沿って装填され、可動枠の横移
動で左右方向に横送りされると共に、可動枠内で下方に
縦送りされるように構成されている。
されたサポートフレームにガイドレール等を介して左右
方向移動支持された可動枠(図示せず)を備えている。
この可動枠は前下向き傾斜状に配置され、前記苗トレイ
2は、ポット部3の開口が前上方を向くように可動枠の
上部側から可動枠後面に沿って装填され、可動枠の横移
動で左右方向に横送りされると共に、可動枠内で下方に
縦送りされるように構成されている。
【0042】可動枠には、図9に示すように、苗トレイ
2の底部(すなわちポット部3の底部)を横一列のポッ
ト部3に亘って支持案内する支持板93が取付けられて
いる。この支持板93は、苗取出爪4によって土付苗5
が取出される位置のポット部3にまで延設されており、
この支持板93の先端部が、苗取出爪4を土付苗5に突
き刺したときの苗トレイ2の撓みを阻止し、苗取出爪4
による安定した土付苗5の取出しをするための裏当て部
材89となっている。
2の底部(すなわちポット部3の底部)を横一列のポッ
ト部3に亘って支持案内する支持板93が取付けられて
いる。この支持板93は、苗取出爪4によって土付苗5
が取出される位置のポット部3にまで延設されており、
この支持板93の先端部が、苗取出爪4を土付苗5に突
き刺したときの苗トレイ2の撓みを阻止し、苗取出爪4
による安定した土付苗5の取出しをするための裏当て部
材89となっている。
【0043】サポートフレームには、エンドレスの螺旋
溝を有する横送り軸102が回転自在に支持され、この
横送り軸102に苗取出装置1側からの動力が伝達可能
になっており、この横送り軸102と可動枠との間に可
動枠を横送りする横送り機構103が設けられており、
この横送り機構103で可動枠を、苗トレイ2の略全幅
だけ左右方向に往復横送り可能にしている。
溝を有する横送り軸102が回転自在に支持され、この
横送り軸102に苗取出装置1側からの動力が伝達可能
になっており、この横送り軸102と可動枠との間に可
動枠を横送りする横送り機構103が設けられており、
この横送り機構103で可動枠を、苗トレイ2の略全幅
だけ左右方向に往復横送り可能にしている。
【0044】また、可動枠下部には、横軸94が回動自
在に取付けられており、この横軸94には左右一対の縦
送りホイール95がワンウエイクラッチを介して設けら
れ、このホイール95には、可動枠の上部に設けられた
従動ホイールとにわたってチェーン97が掛装され、こ
のチェーン97に、縦方向のポット部3間の間隙に係合
する搬送ピン98が取付けられている。
在に取付けられており、この横軸94には左右一対の縦
送りホイール95がワンウエイクラッチを介して設けら
れ、このホイール95には、可動枠の上部に設けられた
従動ホイールとにわたってチェーン97が掛装され、こ
のチェーン97に、縦方向のポット部3間の間隙に係合
する搬送ピン98が取付けられている。
【0045】前記横送り軸102と横軸94との間に
は、横送りされてきた可動枠がその左右移動終端に達し
たときに、苗トレイ2の1つのポット部間ピッチに相当
する距離だけ、縦送りホイール95を介してチェーン9
7を間欠移動する間欠送り手段99が設けられ、前記縦
送りホイール95、チェーン97、搬送ピン98及び間
欠送り手段99等によって、苗トレイ2を横送り後に1
ピッチだけ縦送りする間欠縦送り機構100が構成され
ている。
は、横送りされてきた可動枠がその左右移動終端に達し
たときに、苗トレイ2の1つのポット部間ピッチに相当
する距離だけ、縦送りホイール95を介してチェーン9
7を間欠移動する間欠送り手段99が設けられ、前記縦
送りホイール95、チェーン97、搬送ピン98及び間
欠送り手段99等によって、苗トレイ2を横送り後に1
ピッチだけ縦送りする間欠縦送り機構100が構成され
ている。
【0046】次に、前記爪動作機構10による苗取出爪
4の苗取出動作を説明する。なお、図3〜7には、土付
苗5に苗取出爪4を突き刺したときから植付筒37の上
方で土付苗5を落下させるときまでの苗取出過程(往行
程)の苗取出爪4の先端部の軌跡Xを1点鎖線で、復行
程の苗取出爪4の先端部の軌跡Yを2点鎖線で示してい
る。
4の苗取出動作を説明する。なお、図3〜7には、土付
苗5に苗取出爪4を突き刺したときから植付筒37の上
方で土付苗5を落下させるときまでの苗取出過程(往行
程)の苗取出爪4の先端部の軌跡Xを1点鎖線で、復行
程の苗取出爪4の先端部の軌跡Yを2点鎖線で示してい
る。
【0047】苗取出動作は図3〜8に示すように、苗ト
レイ2におけるポット部3内の土付苗5に対して、苗取
出爪4(一対の外爪15と中間爪16)を葉の下側から
すくい上げながら正面視で土付苗5の中心線Sに対して
傾斜状態で前進させて土部分(根鉢)に突入するA行程
と;突き刺した土付苗5を苗取出爪4の後上方向後退移
動でポット部3深さの中途まで取出すB行程と;苗取出
爪4をポット部3内から姿勢変更しかつ移動して苗トレ
イ2に対向する姿勢から略下向き姿勢に移行するC行程
と;このC行程に続いて苗取出爪4を移動して植付筒4
3に対向する略下向き姿勢に移行し、かつその最終位置
で苗取出爪4とそれを案内している爪ガイド6との相対
移動で、苗取出爪4から土付苗5を離脱して植付筒43
へ落下供給するすると共に苗取出爪4を後退させるD行
程と;土付苗5離脱後の苗取出爪4を復動させるE行程
と;このE行程に続いてA行程まで苗取出爪4を略下向
き姿勢から苗トレイ2に向く姿勢へ変更しながら復動さ
せるF行程と;を有する。
レイ2におけるポット部3内の土付苗5に対して、苗取
出爪4(一対の外爪15と中間爪16)を葉の下側から
すくい上げながら正面視で土付苗5の中心線Sに対して
傾斜状態で前進させて土部分(根鉢)に突入するA行程
と;突き刺した土付苗5を苗取出爪4の後上方向後退移
動でポット部3深さの中途まで取出すB行程と;苗取出
爪4をポット部3内から姿勢変更しかつ移動して苗トレ
イ2に対向する姿勢から略下向き姿勢に移行するC行程
と;このC行程に続いて苗取出爪4を移動して植付筒4
3に対向する略下向き姿勢に移行し、かつその最終位置
で苗取出爪4とそれを案内している爪ガイド6との相対
移動で、苗取出爪4から土付苗5を離脱して植付筒43
へ落下供給するすると共に苗取出爪4を後退させるD行
程と;土付苗5離脱後の苗取出爪4を復動させるE行程
と;このE行程に続いてA行程まで苗取出爪4を略下向
き姿勢から苗トレイ2に向く姿勢へ変更しながら復動さ
せるF行程と;を有する。
【0048】図3,4の状態で、保持体9は苗トレイ2
に略最接近した位置、即ち、ガイド部11の先端が土付
苗5の葉を下側からすくい上げながら苗トレイ2に近づ
いて最接近した位置(ポイントP1)であり、この状態
になるまで苗取出爪4を上昇させる揺動アーム54の揺
動は減速してきて、F行程の後期(ポイントP1の若干
手前)からクランクピン53がカム板73と当接を開始
している。
に略最接近した位置、即ち、ガイド部11の先端が土付
苗5の葉を下側からすくい上げながら苗トレイ2に近づ
いて最接近した位置(ポイントP1)であり、この状態
になるまで苗取出爪4を上昇させる揺動アーム54の揺
動は減速してきて、F行程の後期(ポイントP1の若干
手前)からクランクピン53がカム板73と当接を開始
している。
【0049】ポイントP1からクランクピン53が揺動
アーム54の溝カム55の中央円弧部内で回動する(A
行程)と、揺動アーム54は揺動しなく静止状態を維持
し、クランクピン53がカム板73を介して押動リンク
68をピン69を中心に揺動し、爪取り付け具67を介
して爪支持体8及び苗取出爪4をポット部3内の土付苗
5に向けて前進させる。
アーム54の溝カム55の中央円弧部内で回動する(A
行程)と、揺動アーム54は揺動しなく静止状態を維持
し、クランクピン53がカム板73を介して押動リンク
68をピン69を中心に揺動し、爪取り付け具67を介
して爪支持体8及び苗取出爪4をポット部3内の土付苗
5に向けて前進させる。
【0050】このため苗取出爪4の上昇後期と前進移動
初期とはオーバラップしており、ポイントP1での軌跡
は円弧状となり、上昇した後に前進する場合と比して、
ポイントP1では苗取出爪4は土付苗5の葉から若干離
れ、移動速度は余り低下することがなく、円滑な動きと
なる。このとき、図10に示すように、爪ガイド6は作
動部材76が作動片81に当接していて不動であり、基
体65が前進することにより、スプリング66、78が
圧縮され、ロックアーム83の被係合部83aは保持体
9の係合部9aに係合して戻り動作が阻止される。
初期とはオーバラップしており、ポイントP1での軌跡
は円弧状となり、上昇した後に前進する場合と比して、
ポイントP1では苗取出爪4は土付苗5の葉から若干離
れ、移動速度は余り低下することがなく、円滑な動きと
なる。このとき、図10に示すように、爪ガイド6は作
動部材76が作動片81に当接していて不動であり、基
体65が前進することにより、スプリング66、78が
圧縮され、ロックアーム83の被係合部83aは保持体
9の係合部9aに係合して戻り動作が阻止される。
【0051】また、不動のガイド部11に対して苗取出
爪4が前進するため、左右一対の外爪15は枢支部間隔
Kより狭いガイド部11の左右側爪挿通孔11aに規制
されて、外爪15の先端が略直線軌道上を前進しながら
かつ爪先端間距離Lを狭めながら土付苗5に突き刺さ
り、中間爪16は、中央の爪挿通孔11bに規制されて
直進しつつ突き刺さる。正面視において、土付苗5の中
心線Sに対して苗取出爪4の突き刺し方向は傾斜し、苗
の茎及び根に突き刺さることはない。また、平面視にお
いて、外爪15は土付苗5の左右寄りに突き刺ささるた
め、中間爪16は一対の外爪15の略中央であるがその
先端が外爪15の先端より後退しているために苗の茎及
び根に突き刺さることは殆どない。
爪4が前進するため、左右一対の外爪15は枢支部間隔
Kより狭いガイド部11の左右側爪挿通孔11aに規制
されて、外爪15の先端が略直線軌道上を前進しながら
かつ爪先端間距離Lを狭めながら土付苗5に突き刺さ
り、中間爪16は、中央の爪挿通孔11bに規制されて
直進しつつ突き刺さる。正面視において、土付苗5の中
心線Sに対して苗取出爪4の突き刺し方向は傾斜し、苗
の茎及び根に突き刺さることはない。また、平面視にお
いて、外爪15は土付苗5の左右寄りに突き刺ささるた
め、中間爪16は一対の外爪15の略中央であるがその
先端が外爪15の先端より後退しているために苗の茎及
び根に突き刺さることは殆どない。
【0052】この突き刺さり状態では左右外爪15は、
図1の2点鎖線状態から実線状態となって、広いV字状
から狭いV字状に変化する。この苗取出爪4のV字状態
により、土付苗5をポット部3から強力に取出すことが
でき、平行状の場合よりも土付苗5の抜けが少なく、し
かもV字状への変化時に土付苗5を挟み付けるようにし
たものでないので、土付苗5を破損することもない。そ
して、外爪15の先端間を近づけると、中間爪16を設
けることで該中間爪16と外爪15との先端間隔がより
小さいものと(密と)なり、苗取出爪4の抜けがより防
止されて強力に土付苗5を保持して取り出すことができ
る。
図1の2点鎖線状態から実線状態となって、広いV字状
から狭いV字状に変化する。この苗取出爪4のV字状態
により、土付苗5をポット部3から強力に取出すことが
でき、平行状の場合よりも土付苗5の抜けが少なく、し
かもV字状への変化時に土付苗5を挟み付けるようにし
たものでないので、土付苗5を破損することもない。そ
して、外爪15の先端間を近づけると、中間爪16を設
けることで該中間爪16と外爪15との先端間隔がより
小さいものと(密と)なり、苗取出爪4の抜けがより防
止されて強力に土付苗5を保持して取り出すことができ
る。
【0053】そして、苗取出爪4は外爪15及び中間爪
16による3本以上の複数とすることで土付苗5の保持
力を増しているが、更に、土付苗5の下側から所謂フォ
ークにて突き刺してすくい出すようになされるため、よ
り確実に土付苗5を取り出すことができる。特に、中間
爪16は土付苗5中央の苗部分の略真下に位置すること
から苗部分を支え、また、土部分の崩れをも防止するこ
とができる。
16による3本以上の複数とすることで土付苗5の保持
力を増しているが、更に、土付苗5の下側から所謂フォ
ークにて突き刺してすくい出すようになされるため、よ
り確実に土付苗5を取り出すことができる。特に、中間
爪16は土付苗5中央の苗部分の略真下に位置すること
から苗部分を支え、また、土部分の崩れをも防止するこ
とができる。
【0054】苗取出爪4による土付苗5の突き刺し完了
後に、クランク体52が回転すると、クランクピン53
を介して揺動アーム54が左方向に揺動し、苗取出爪4
及び爪ガイド6を共に後上方向に後退させて苗トレイ2
から引き離す(B行程)。これにより、苗取出爪4の突
き刺しと引き離し軌跡は略V字状軌跡となる。そして図
5の状態を経て、往動軌跡X上を移動する。溝カム55
はこのB行程でA行程の円弧と逆向きになっているた
め、高速で揺動アーム54を揺動することになる。
後に、クランク体52が回転すると、クランクピン53
を介して揺動アーム54が左方向に揺動し、苗取出爪4
及び爪ガイド6を共に後上方向に後退させて苗トレイ2
から引き離す(B行程)。これにより、苗取出爪4の突
き刺しと引き離し軌跡は略V字状軌跡となる。そして図
5の状態を経て、往動軌跡X上を移動する。溝カム55
はこのB行程でA行程の円弧と逆向きになっているた
め、高速で揺動アーム54を揺動することになる。
【0055】往動軌跡X上の移動では、保持体9はそれ
に設けたローラ57がガイド板59のカム溝60に案内
され、これにより苗取出爪4及び爪ガイド6は、略水平
の取出し姿勢から図6に示す略下向きの離脱姿勢に変更
される(C行程)。このC行程の開始点Qは、苗取出爪
4がポット部3内にあり、土付苗5をポット部3から取
出す途中、即ち、ポット部3の深さの中途であり、土付
苗5がポット部3から完全に抜け出す前から、C行程の
苗取出爪4を略下向き姿勢への姿勢変更及び植付筒43
側への移行が開始される。
に設けたローラ57がガイド板59のカム溝60に案内
され、これにより苗取出爪4及び爪ガイド6は、略水平
の取出し姿勢から図6に示す略下向きの離脱姿勢に変更
される(C行程)。このC行程の開始点Qは、苗取出爪
4がポット部3内にあり、土付苗5をポット部3から取
出す途中、即ち、ポット部3の深さの中途であり、土付
苗5がポット部3から完全に抜け出す前から、C行程の
苗取出爪4を略下向き姿勢への姿勢変更及び植付筒43
側への移行が開始される。
【0056】前記B行程からC行程への移行は滑らかで
あり、B行程が短縮されるので、動作時間は短くなり、
また、土付苗5はポット部3内で姿勢が変更されるの
で、土部分の底部分がポット部3に衝突することが回避
される。このC行程における苗取出爪4の姿勢変更は、
カム溝60が図5左側で尻上がり状になっていることに
より達成されており、C行程の開始点Qはカム溝60の
尻上がり開始点を変更することにより調整できる。ま
た、苗取出爪4の姿勢変更は、駆動カム62でガイド板
59を上方へ揺動することでも達成でき、カム溝60の
形状と組み合わせることも可能である。
あり、B行程が短縮されるので、動作時間は短くなり、
また、土付苗5はポット部3内で姿勢が変更されるの
で、土部分の底部分がポット部3に衝突することが回避
される。このC行程における苗取出爪4の姿勢変更は、
カム溝60が図5左側で尻上がり状になっていることに
より達成されており、C行程の開始点Qはカム溝60の
尻上がり開始点を変更することにより調整できる。ま
た、苗取出爪4の姿勢変更は、駆動カム62でガイド板
59を上方へ揺動することでも達成でき、カム溝60の
形状と組み合わせることも可能である。
【0057】前記ローラ57がカム溝60の後端近傍ま
で移動してくると(図6)、作動片81の押動部81C
がロック解除部材84に当接し始める。C行程でも溝カ
ム55はA行程の円弧と逆向きになっており、C行程の
移行当初は高速で揺動アーム54を揺動するが、後半で
はその円弧の中心が回転軸51と同側になって、揺動ア
ーム54の揺動速度は時間をかけて低速まで減速され
る。
で移動してくると(図6)、作動片81の押動部81C
がロック解除部材84に当接し始める。C行程でも溝カ
ム55はA行程の円弧と逆向きになっており、C行程の
移行当初は高速で揺動アーム54を揺動するが、後半で
はその円弧の中心が回転軸51と同側になって、揺動ア
ーム54の揺動速度は時間をかけて低速まで減速され
る。
【0058】C行程とD行程との間のポイントP3は互
いに逆向きの円弧が段差なく連続しており、D行程の初
期までがC行程のようになっているので、揺動アーム5
4の揺動は加速されることはなく、クランク体52と揺
動アーム54とが略直角になる状態であるので、苗取出
爪4の先端は減速されて略停止状態になり、この状態の
ときに戻し連動手段12が作動することになる。
いに逆向きの円弧が段差なく連続しており、D行程の初
期までがC行程のようになっているので、揺動アーム5
4の揺動は加速されることはなく、クランク体52と揺
動アーム54とが略直角になる状態であるので、苗取出
爪4の先端は減速されて略停止状態になり、この状態の
ときに戻し連動手段12が作動することになる。
【0059】このD行程に入って減速されて略停止状態
になる時期が、苗取出爪4を苗トレイ対向姿勢から植付
筒対向姿勢までの移行の後半部分であり、十分低速にな
っており、苗取出爪4の慣性力も減衰されている。な
お、図8(b)は苗取出爪4の先端部の一定時間刻みの
軌跡を表示している。作動片81がロック解除部材84
に当接して回動を開始(戻し連動手段12の作動)する
と、ロック部81Aが作動部材76のロックを解除し、
爪ガイド6はそれまで圧縮されていたスプリング78に
よって弾発的に突出され、図6の2点鎖線及び図11に
示すように、不動の苗取出爪4に対して爪先端側へ前進
し、突き刺していた土付苗5を押し出して離脱させる。
になる時期が、苗取出爪4を苗トレイ対向姿勢から植付
筒対向姿勢までの移行の後半部分であり、十分低速にな
っており、苗取出爪4の慣性力も減衰されている。な
お、図8(b)は苗取出爪4の先端部の一定時間刻みの
軌跡を表示している。作動片81がロック解除部材84
に当接して回動を開始(戻し連動手段12の作動)する
と、ロック部81Aが作動部材76のロックを解除し、
爪ガイド6はそれまで圧縮されていたスプリング78に
よって弾発的に突出され、図6の2点鎖線及び図11に
示すように、不動の苗取出爪4に対して爪先端側へ前進
し、突き刺していた土付苗5を押し出して離脱させる。
【0060】このとき、爪ガイド6のガイド部11は土
付苗5を損傷することがない大きな面で土部分の肩部に
当接され、離脱された土付苗5は植付装置35の植付筒
43に向けて落下し、受渡しが行われる。前記爪ガイド
6が突出されるとロックを解除された作動部材76は一
体的に移動し、図11に示すように、部分76Aがロッ
クアーム83の傾斜面83bに当接して被係合部83a
と係合部9aの係合を解除する。そのため突出状態に保
持されていた爪支持体8は、圧縮状態にあったスプリン
グ66によって弾発的に後退される(D行程の後半)。
付苗5を損傷することがない大きな面で土部分の肩部に
当接され、離脱された土付苗5は植付装置35の植付筒
43に向けて落下し、受渡しが行われる。前記爪ガイド
6が突出されるとロックを解除された作動部材76は一
体的に移動し、図11に示すように、部分76Aがロッ
クアーム83の傾斜面83bに当接して被係合部83a
と係合部9aの係合を解除する。そのため突出状態に保
持されていた爪支持体8は、圧縮状態にあったスプリン
グ66によって弾発的に後退される(D行程の後半)。
【0061】このとき、爪ガイド6の後端の作動部材7
6は基体65の背面にクッション88を介して当接して
いるので、爪支持体8の後退に伴って爪ガイド6も後退
され、両者はスプリング66で素早く後退するので、落
下する土付苗5の葉との爪ガイド6の接触が可及的に回
避される。また、爪ガイド6の移動抵抗が大き過ぎる等
の何らかの理由で、部分76Aがロックアーム83の傾
斜面83bを持ち上げられなかった場合は、ローラ57
がカム溝60の後端に移動したとき、ロック解除部材8
4によって作動片81が更に回動して、解除部81Bで
突起83cを介してロックアーム83を回動(保障手段
13の作動)し、被係合部83aを係合部9aから強制
的に離脱させ、苗取出爪4の後退を保障する。これによ
り、苗取出爪4上の土付苗5を爪ガイド6で離脱できな
くとも、苗取出爪4が後退することにより、土付苗5か
ら爪ガイド6に当たりにいって離脱されることになる。
6は基体65の背面にクッション88を介して当接して
いるので、爪支持体8の後退に伴って爪ガイド6も後退
され、両者はスプリング66で素早く後退するので、落
下する土付苗5の葉との爪ガイド6の接触が可及的に回
避される。また、爪ガイド6の移動抵抗が大き過ぎる等
の何らかの理由で、部分76Aがロックアーム83の傾
斜面83bを持ち上げられなかった場合は、ローラ57
がカム溝60の後端に移動したとき、ロック解除部材8
4によって作動片81が更に回動して、解除部81Bで
突起83cを介してロックアーム83を回動(保障手段
13の作動)し、被係合部83aを係合部9aから強制
的に離脱させ、苗取出爪4の後退を保障する。これによ
り、苗取出爪4上の土付苗5を爪ガイド6で離脱できな
くとも、苗取出爪4が後退することにより、土付苗5か
ら爪ガイド6に当たりにいって離脱されることになる。
【0062】これで図7に示すように、苗取出爪4及び
爪ガイド6は共に後退位置に戻り、作動部材76はロッ
ク可能状態になる。この状態からのクランク体52の回
転は、揺動アーム54を右方向に揺動し(E〜F行
程)、図3の状態まで保持体9を姿勢変更しながら移動
して、苗取出爪4を復動軌跡Y上で早戻りさせる。この
復動軌跡Y上の移動では、苗取出爪4及び爪ガイド6が
苗トレイ2に近づく手前(復動後期)から、駆動カム6
2の突部がガイド板59のローラ61に作用し、下向き
姿勢から急激に略水平の姿勢に変更され、これにより土
付苗5の葉をすくい上げるように、又は葉の下側にすく
い込むように突入開始位置に進出し、苗取出爪4の突出
軌道上に葉がないようにする。
爪ガイド6は共に後退位置に戻り、作動部材76はロッ
ク可能状態になる。この状態からのクランク体52の回
転は、揺動アーム54を右方向に揺動し(E〜F行
程)、図3の状態まで保持体9を姿勢変更しながら移動
して、苗取出爪4を復動軌跡Y上で早戻りさせる。この
復動軌跡Y上の移動では、苗取出爪4及び爪ガイド6が
苗トレイ2に近づく手前(復動後期)から、駆動カム6
2の突部がガイド板59のローラ61に作用し、下向き
姿勢から急激に略水平の姿勢に変更され、これにより土
付苗5の葉をすくい上げるように、又は葉の下側にすく
い込むように突入開始位置に進出し、苗取出爪4の突出
軌道上に葉がないようにする。
【0063】図15は、本発明の第2の実施形態を示し
たものであり、本実施形態の第1実施形態と異なること
ろは、苗取出爪4が、一対を成す2本の外爪15と、該
外爪15間に配置される2本の中間爪16よりなり、ガ
イド部11には、2本の外爪15用の爪挿通孔11aが
形成され、2本の中間爪16用の挿通孔11bを形成し
ているところであり、その他の構成は第1の実施形態と
同様であるため、同一符号を付しており、また苗取出の
動作についても第1の実施形態と同様である。
たものであり、本実施形態の第1実施形態と異なること
ろは、苗取出爪4が、一対を成す2本の外爪15と、該
外爪15間に配置される2本の中間爪16よりなり、ガ
イド部11には、2本の外爪15用の爪挿通孔11aが
形成され、2本の中間爪16用の挿通孔11bを形成し
ているところであり、その他の構成は第1の実施形態と
同様であるため、同一符号を付しており、また苗取出の
動作についても第1の実施形態と同様である。
【0064】図15では、2本の中間爪16を互いに間
隔をおいて、進退方向に平行となるように爪取り付け具
67に固着しており、また、2本の中間爪16の先端
が、外爪15及び中間爪16を進出した際の外爪15の
先端よりも後退位置となるように中間爪16は外爪15
よりも短く形成されている。これにより土付苗5に苗取
出爪4を突入した際に中間爪16が苗の茎、根に突き刺
さりにくくしている。
隔をおいて、進退方向に平行となるように爪取り付け具
67に固着しており、また、2本の中間爪16の先端
が、外爪15及び中間爪16を進出した際の外爪15の
先端よりも後退位置となるように中間爪16は外爪15
よりも短く形成されている。これにより土付苗5に苗取
出爪4を突入した際に中間爪16が苗の茎、根に突き刺
さりにくくしている。
【0065】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様に、4本の苗取出爪4にて土付苗5の保持力を増し
て確実な土付苗5の取出、移送を行うことを可能として
いる。なお、2本の中間爪16をそれぞれ枢支間隔をお
いて爪取り付け具67に枢支するとともに、中間爪16
用の爪挿通孔11bの間隔を前記枢支間隔よりも小さい
間隔に形成し、外爪15と同様に、2本の中間爪16が
進出するに従い広いV字状から狭いV字状に変化するよ
うにしてもよく、このようにすることで、より土付苗5
の抜けを少なくして強力に取り出すことができる。
同様に、4本の苗取出爪4にて土付苗5の保持力を増し
て確実な土付苗5の取出、移送を行うことを可能として
いる。なお、2本の中間爪16をそれぞれ枢支間隔をお
いて爪取り付け具67に枢支するとともに、中間爪16
用の爪挿通孔11bの間隔を前記枢支間隔よりも小さい
間隔に形成し、外爪15と同様に、2本の中間爪16が
進出するに従い広いV字状から狭いV字状に変化するよ
うにしてもよく、このようにすることで、より土付苗5
の抜けを少なくして強力に取り出すことができる。
【0066】図16は本発明の第3の実施形態であり、
上記第1,第2実施形態における外爪15及び中間爪1
6の配置を変更したものである。すなわち、図16
(a)においては、外爪15に対して中間爪16を下側
に配置して3本の苗取出爪4を略円弧状に配置してお
り、また、図16(b)においては4本の苗取出爪4を
同じく略円弧状に配置しているものである。
上記第1,第2実施形態における外爪15及び中間爪1
6の配置を変更したものである。すなわち、図16
(a)においては、外爪15に対して中間爪16を下側
に配置して3本の苗取出爪4を略円弧状に配置してお
り、また、図16(b)においては4本の苗取出爪4を
同じく略円弧状に配置しているものである。
【0067】このように配置することで、土付苗5の苗
部分を苗取出爪4が抱き込むようになされるため、より
苗5の保持力を増し、また、土部の崩れを防止してい
る。図17は、本発明の第4の実施形態を示しており、
図17(a)に示すものは、苗取出爪4の上面側を平坦
面15b,16bに形成しているものである。平坦面1
5b,16bは、それぞれの爪位置から土付苗5の中央
部をつなぐ線に対して垂直な面となっており、すなわ
ち、土付苗5を下側から平坦面15b,16bにて受け
るかたちとなり苗が確実に保持される。また、左右の外
爪15の平坦面15bは、対向方向内向きに傾斜するこ
ととなり、土部を苗部分(中央部分)に向けて押し硬め
つつ苗を抱くようにして取り出すこととなり、土部分の
崩れを防止し、苗取出を確実なものとできる。
部分を苗取出爪4が抱き込むようになされるため、より
苗5の保持力を増し、また、土部の崩れを防止してい
る。図17は、本発明の第4の実施形態を示しており、
図17(a)に示すものは、苗取出爪4の上面側を平坦
面15b,16bに形成しているものである。平坦面1
5b,16bは、それぞれの爪位置から土付苗5の中央
部をつなぐ線に対して垂直な面となっており、すなわ
ち、土付苗5を下側から平坦面15b,16bにて受け
るかたちとなり苗が確実に保持される。また、左右の外
爪15の平坦面15bは、対向方向内向きに傾斜するこ
ととなり、土部を苗部分(中央部分)に向けて押し硬め
つつ苗を抱くようにして取り出すこととなり、土部分の
崩れを防止し、苗取出を確実なものとできる。
【0068】なお、外爪15の平坦面15bを、中間爪
16の平坦面16bと同様に水平状とすることもできる
が、水平状とすると上記の苗の抱き込みの効果は少なく
なり、また、傾斜状とすることで、爪の高さが高くなる
ため、土付苗5の自重等による上下方向の負荷に対する
強度が向上されるため、図のように傾斜させる方が好ま
しい。
16の平坦面16bと同様に水平状とすることもできる
が、水平状とすると上記の苗の抱き込みの効果は少なく
なり、また、傾斜状とすることで、爪の高さが高くなる
ため、土付苗5の自重等による上下方向の負荷に対する
強度が向上されるため、図のように傾斜させる方が好ま
しい。
【0069】また、従来例に示したような外爪のみで構
成される一対の苗取出爪の場合であっても傾斜する平坦
面を設けることで上記のような抱き込み作用を成し、苗
崩れの防止をすることもできる。そして、上記の平坦面
15b,16bに変えて、爪15,16自体を図17
(b)に示すように略L字状の外爪15及び水平板状の
中間爪16としてもよい。
成される一対の苗取出爪の場合であっても傾斜する平坦
面を設けることで上記のような抱き込み作用を成し、苗
崩れの防止をすることもできる。そして、上記の平坦面
15b,16bに変えて、爪15,16自体を図17
(b)に示すように略L字状の外爪15及び水平板状の
中間爪16としてもよい。
【0070】図18は、本発明の第5の実施形態を示し
ており、本実施形態では、苗取出爪4を左右一対の二又
状爪にて形成し、爪取り付け具67に枢支されてそれぞ
れ外側に位置する爪が上記実施形態における外爪15に
相当し、外爪15の中途から内側に延伸する爪が中間爪
16に相当している。そして、ガイド部11は、上記の
実施形態のように爪挿通孔11a,11bを形成せず、
外爪15の枢支部間隔Kよりも小さい幅を有する凹状の
切欠部11cを形成している。
ており、本実施形態では、苗取出爪4を左右一対の二又
状爪にて形成し、爪取り付け具67に枢支されてそれぞ
れ外側に位置する爪が上記実施形態における外爪15に
相当し、外爪15の中途から内側に延伸する爪が中間爪
16に相当している。そして、ガイド部11は、上記の
実施形態のように爪挿通孔11a,11bを形成せず、
外爪15の枢支部間隔Kよりも小さい幅を有する凹状の
切欠部11cを形成している。
【0071】また、外爪15は、その枢支軸15a部分
においてコイルスプリング等よりなる付勢手段17によ
り拡開方向に付勢されており、前記切欠部11cの立側
面部に外爪15の外側面を当接させることで、該外爪1
5を案内するようにしている。本実施形態においても、
上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また上
記実施形態が苗取出爪4を爪挿通孔11a,11bに挿
通して爪全外周面が孔内周面に接触しうるものであるの
に対して、本実施形態は、切欠部11cに対して外爪1
5の外側面から下面にかけて(中間爪16にあっては下
面のみ)が接触しているため、爪15の進退動作の抵抗
が少なくなり、また、磨耗も少なくしている。
においてコイルスプリング等よりなる付勢手段17によ
り拡開方向に付勢されており、前記切欠部11cの立側
面部に外爪15の外側面を当接させることで、該外爪1
5を案内するようにしている。本実施形態においても、
上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また上
記実施形態が苗取出爪4を爪挿通孔11a,11bに挿
通して爪全外周面が孔内周面に接触しうるものであるの
に対して、本実施形態は、切欠部11cに対して外爪1
5の外側面から下面にかけて(中間爪16にあっては下
面のみ)が接触しているため、爪15の進退動作の抵抗
が少なくなり、また、磨耗も少なくしている。
【0072】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
中間爪の本数は上記実施形態に限られず3本以上とする
ことも可能である。また、移植機21の移植装置23
は、自走式歩行型に構成しているが走行車輛に装着した
乗用型にいたり、1条植えの他2条以上の多条植えに構
成したりすることができる。また、揺動アーム54の溝
カム55の形状を変更することによりD行程中に苗取出
爪4の増速を生じることなく、土付苗5を離脱させるよ
うにすることも可能である。更に、苗取出爪4でポット
部3内の土付苗5を取出す際、苗取出爪4を中心線Sに
近い位置で突き刺しかつ同一軌跡で抜き出す場合にも、
C行程の開始を苗取出爪4がポット部3内から抜け出る
前から行うようにすることもできる。
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
中間爪の本数は上記実施形態に限られず3本以上とする
ことも可能である。また、移植機21の移植装置23
は、自走式歩行型に構成しているが走行車輛に装着した
乗用型にいたり、1条植えの他2条以上の多条植えに構
成したりすることができる。また、揺動アーム54の溝
カム55の形状を変更することによりD行程中に苗取出
爪4の増速を生じることなく、土付苗5を離脱させるよ
うにすることも可能である。更に、苗取出爪4でポット
部3内の土付苗5を取出す際、苗取出爪4を中心線Sに
近い位置で突き刺しかつ同一軌跡で抜き出す場合にも、
C行程の開始を苗取出爪4がポット部3内から抜け出る
前から行うようにすることもできる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、苗
取出爪を外爪及び中間爪とからなる3本以上の複数本と
することによって、土付苗の保持力が増し、土付苗の土
部分の形成が十分でない場合であっても確実に土付苗を
保持してポット部から取り出し、移送をすることが可能
であり、欠株、植付不良等を防止できる(請求項1)。
取出爪を外爪及び中間爪とからなる3本以上の複数本と
することによって、土付苗の保持力が増し、土付苗の土
部分の形成が十分でない場合であっても確実に土付苗を
保持してポット部から取り出し、移送をすることが可能
であり、欠株、植付不良等を防止できる(請求項1)。
【0074】また、本発明は、苗取出爪を、先端側が互
いに遠近移動する一対の外爪と、該一対の外爪間に配置
される一本の中間爪とするため、3本以上の複数本の爪
にて苗の保持力を増大するとともに、苗取出爪4を土付
苗5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪と一対
の外爪との先端間をより小さくして土付苗からの外爪及
び中間爪の抜けを少なくし、強力に土付苗を取り出すこ
とができるとともに移送中にも確実な保持が可能であ
り、欠株、植付不良を防止できる(請求項2)。
いに遠近移動する一対の外爪と、該一対の外爪間に配置
される一本の中間爪とするため、3本以上の複数本の爪
にて苗の保持力を増大するとともに、苗取出爪4を土付
苗5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪と一対
の外爪との先端間をより小さくして土付苗からの外爪及
び中間爪の抜けを少なくし、強力に土付苗を取り出すこ
とができるとともに移送中にも確実な保持が可能であ
り、欠株、植付不良を防止できる(請求項2)。
【0075】そして、本発明は、苗取出爪4を外爪15
及び中間爪16とからなる3本以上の複数本とすること
で土付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付
苗5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と
一対の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5か
らの外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に
土付苗5を取り出すことができ、移送中にも確実な保持
が可能となる。更に、中間爪の先端を外爪の先端よりも
突入方向に関して後退した位置に配置するため、中間爪
が土付苗の根を突き刺しにくくなり該苗の損傷を防止す
ることが可能である(請求項3)。
及び中間爪16とからなる3本以上の複数本とすること
で土付苗5の保持力を増すとともに、苗取出爪4を土付
苗5に突入して一対の外爪15の先端側を近づけた状態
(閉鎖状態)とすることで、その間にある中間爪16と
一対の外爪15との先端間をより小さくして土付苗5か
らの外爪15及び中間爪16の抜けを少なくし、強力に
土付苗5を取り出すことができ、移送中にも確実な保持
が可能となる。更に、中間爪の先端を外爪の先端よりも
突入方向に関して後退した位置に配置するため、中間爪
が土付苗の根を突き刺しにくくなり該苗の損傷を防止す
ることが可能である(請求項3)。
【図1】本発明の実施の形態を示す苗取出装置の要部の
苗突き刺し時を示す断面平面図である。
苗突き刺し時を示す断面平面図である。
【図2】図1のA−A矢示断面図である。
【図3】苗取出装置の苗取出直前の正面図である。
【図4】同苗取出直前の断面正面図である。
【図5】同苗取出直後の断面正面図である。
【図6】同苗離脱直前の断面正面図である。
【図7】同苗離脱直後の断面正面図である。
【図8】(a)は本発明の実施の形態の揺動アームの正
面図、(b)はその揺動アームを使用した苗取出爪の先
端部の一定時間刻みの軌跡を示す説明図である。
面図、(b)はその揺動アームを使用した苗取出爪の先
端部の一定時間刻みの軌跡を示す説明図である。
【図9】苗取出装置と搬送装置との関係を示す正面図で
ある。
ある。
【図10】苗取出装置の要部の苗突き刺し時の断面正面
図である。
図である。
【図11】苗取出装置の要部の苗離脱時の断面正面図で
ある。
ある。
【図12】苗取出装置の要部の苗突き刺し前の断面正面
図である。
図である。
【図13】苗取出装置の要部の背面図である。
【図14】移植機の全体正面図である。
【図15】第2の実施形態を示し、(a)は苗取出装置
の要部の一部断面平面図、(b)は(a)におけるB−
B矢示断面図である。
の要部の一部断面平面図、(b)は(a)におけるB−
B矢示断面図である。
【図16】第3の実施形態を示す断面図である。
【図17】第4の実施形態を示す断面図である。
【図18】第5の実施形態を示し、(a)は苗取出装置
の要部の一部断面平面図、(b)は(a)におけるC−
C矢示断面図である。
の要部の一部断面平面図、(b)は(a)におけるC−
C矢示断面図である。
1 苗取出装置 2 苗トレイ 3 ポット部 4 苗取出爪 5 土付苗 15 外爪 16 中間爪
Claims (3)
- 【請求項1】 苗トレイ(2)におけるポット部(3)
内の土付苗(5)に対して突入可能で且つ退出すること
で土付苗(5)をポット部(3)より取り出し可能な棒
状体よりなる苗取出爪(4)を備え、該苗取出爪(4)
は、一対の外爪(15)と、該一対の外爪(15)間に
配置される少なくとも1本の中間爪(16)とからなる
ことを特徴とする移植機の苗取出装置。 - 【請求項2】 苗トレイ(2)におけるポット部(3)
内の土付苗(5)に対して突入可能で且つ退出すること
で土付苗(5)をポット部(3)より取り出し可能な棒
状体よりなる苗取出爪(4)を備え、該苗取出爪(4)
は、それぞれの基端部側が互いに離れて回動自在に枢支
され且つ進退動作に伴ってそれぞれの先端側が互いに遠
近移動する一対の外爪(15)と、該一対の外爪(1
5)間に配置されて外爪(15)とともに進退動作する
少なくとも1本の中間爪(16)とからなることを特徴
とする移植機の苗取出装置。 - 【請求項3】 苗トレイ(2)におけるポット部(3)
内の土付苗(5)に、該土付苗(5)の中心線(S)に
対して表面側で遠く底面側で近づくように傾斜して突入
可能であって且つ退出することで土付苗(5)をポット
部(3)より取り出し可能な棒状体よりなる苗取出爪
(4)を備え、該苗取出爪(4)は、それぞれの基端部
側が互いに離れて回動自在に枢支され且つ進退動作に伴
ってそれぞれの先端側が互いに遠近移動する左右一対の
外爪(15)と、該一対の外爪(15)間に配置されて
外爪(15)とともに進退動作し且つその先端が外爪
(15)の先端よりも突入方向に後退した位置に配置さ
れる少なくとも1本の中間爪(16)とからなることを
特徴とする移植機の苗取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227396A JPH09201115A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 移植機の苗取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227396A JPH09201115A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 移植機の苗取出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201115A true JPH09201115A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11800767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1227396A Pending JPH09201115A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 移植機の苗取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09201115A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009225717A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Kubota Corp | 移植機の苗取出装置 |
| CN103597939A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-26 | 浙江大学 | 单气缸驱动的插拔夹取式穴盘苗移栽手爪 |
| CN109068583A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-12-21 | 洋马株式会社 | 移植机 |
| CN111955226A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-11-20 | 嘉兴市茂景园林有限公司 | 一种一次性培育杯脱除机构 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1227396A patent/JPH09201115A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009225717A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Kubota Corp | 移植機の苗取出装置 |
| CN103597939A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-26 | 浙江大学 | 单气缸驱动的插拔夹取式穴盘苗移栽手爪 |
| CN109068583A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-12-21 | 洋马株式会社 | 移植机 |
| CN111955226A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-11-20 | 嘉兴市茂景园林有限公司 | 一种一次性培育杯脱除机构 |
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