JPH09201679A - 異種金属材料の接合方法、異種金属材料の接合装置、異種金属材料の接合構造、接合方法に使用する係止ピ−ス保持体、接合方法に使用する電極構造、係止ピ−スの製造方法 - Google Patents

異種金属材料の接合方法、異種金属材料の接合装置、異種金属材料の接合構造、接合方法に使用する係止ピ−ス保持体、接合方法に使用する電極構造、係止ピ−スの製造方法

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JPH09201679A
JPH09201679A JP8010985A JP1098596A JPH09201679A JP H09201679 A JPH09201679 A JP H09201679A JP 8010985 A JP8010985 A JP 8010985A JP 1098596 A JP1098596 A JP 1098596A JP H09201679 A JPH09201679 A JP H09201679A
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locking piece
metal material
metal materials
joining
locking
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JP8010985A
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Kenichi Sunamoto
健市 砂本
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Akane Co Ltd
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Akane Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の電極がどのような姿勢であっても接合
作業を迅速に行える異種金属材料の接合方法を提供す
る。 【解決手段】 第2金属材料2と同種系金属材料からな
る錐体形状の係止ピ−ス3を連結して電極4に略直交す
る方向に移動される送り帯部8を移動させることによ
り、一対の電極4、5間へ係止ピ−ス3を供給する。次
に、一対の電極4、5間に、接合すべき第1、第2金属
材料1、2をも位置させる。そして、この後、一対の電
極4、5により、係止ピ−ス3及び第1、第2金属材料
1、2に対して、該第1、第2金属材料1、2と該係止
ピ−ス3とを、該係止ピ−ス3の先端部3aが該第1金
属材料1に当接するようにして重ね合わさせた状態で、
加圧通電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異種金属材料の接
合方法、異種金属材料の接合装置、異種金属材料の接合
構造、異種金属材料の接合方法に使用する係止ピ−ス保
持体、異種金属材料の接合方法に使用する電極構造、係
止ピ−スの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、導電性異種金属材料(例え
ば、鉄板、アルミニウム板)の接合方法を開発した。こ
の接合方法を、図1〜図3に基づき説明すれば、先ず、
接合すべき導電性異種金属材料として、アルミニウム板
等の第1金属材料1(好ましくは、第2金属材料よりも
融点が低いもの)と、鉄板等の第2金属材料2とを用意
すると共に、第2金属材料2と同じ金属材料からなる錐
体形状(例えば円錐体)の係止ピ−ス3を用意する。次
に、図1に示すように、接合すべき第1金属材料1と第
2金属材料2とを重ね合わせ状態で一対の電極4、5間
に配置し、第2金属材料2に対しては電極5を当接さ
せ、第1金属材料1に対しては係止ピ−ス3を介して電
極4を当接させる。そして、この後、電極4、5間に電
流を流すと共に、その一対の電極4、5により第1、第
2金属材料1、2及び係止ピ−ス3を加圧する。
【0003】これより、係止ピ−ス3の先端部3aが抵
抗発熱して、その熱によりその係止ピ−ス3先端部3a
に接している第1金属材料1が溶融し、係止ピ−ス3
は、電極4、5から受ける加圧力に基づき第1金属材料
1内に進入し、その係止ピ−ス3の先端部3aは第2金
属材料2に至る。そして、係止ピ−ス3の先端部3aが
第2金属材料2に至ると、図2に示すように、係止ピ−
ス3の先端部3aと第2金属材料2とが抵抗発熱により
溶融し、両者2、3の当接部が抵抗溶接される。この溶
接が進行すると、係止ピ−ス3の先端部3aが第2金属
材料2に溶け込んで短くなり、電極4が第1金属材料1
に当接して接合が完了される(図3参照)。この結果、
係止ピ−ス3の基端部(拡径部)3bと、その係止ピ−
スの先端部3aに溶接されている第2金属材料との間に
第1金属材料1が挟持された状態となり、第1、第2金
属材料1、2は係止ピ−ス3を利用して接合されること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記接合方
法においては、係止ピ−ス3が用いられることから、接
合を行う度に係止ピ−ス3を供給する必要がある。この
ため、上記接合方法においては、係止ピ−ス3の脱落を
防ぐべく、一方の電極4先端面を真上に向け、その先端
面上に係止ピ−ス3の基端面を載置し、この後、その状
態で電極4を上昇させて、係止ピ−ス3先端部を第1金
属材料1に当接させることとされている。しかし、この
ような係止ピ−ス3の供給方式を採用した場合には、一
方の電極4先端面を常に真上に向けていなければならな
いことから、両電極4、5を上下方向にのみ変位動する
ように保持する構成とする一方、接合すべき第1、第2
金属材料1、2をその両電極4、5間に運んで、その第
1、第2金属材料1、2の姿勢を上記電極4、5による
加圧通電作業に適したものとしなければならない。この
ため、ロボットア−ム等に両電極を取付けて種々の姿勢
をもって上記接合作業を行うことは困難となっている。
【0005】また、上記接合方法を用いた場合には、係
止ピ−ス3が第1金属材料1を溶融させつつ該第1金属
材料1内に進入し、この後、係止ピ−ス3の基端部(拡
径部)と第2金属材料とが抵抗溶接されて、その係止ピ
−ス3の基端部と第2金属材料とが第1金属材料1を挟
持し、この結果、第1金属材料と第2金属材料とが接合
されることになる。しかし、上記接合方法においては、
係止ピ−ス3が第1金属材料1を溶融させつつ該第1金
属材料1内に進入することから、単純に上記接合方法を
実施した場合には、第1金属材料1と第2金属材料2と
の接合後において、係止ピ−ス3の基端部周囲において
ちり(バリ)が発生する。このため、第1、第2金属材
料1、2の接合部において、見栄えが低下するばかり
か、電蝕が発生する虞れがある。
【0006】さらに、上記接合方法においては、第2金
属材料2と協働して第1金属材料1を挟持すべく、接合
個所毎に係止ピ−ス3が用いられる。したがって、係止
ピ−ス3はできるだけ迅速且つ容易(安価)に製造でき
ることが望まれる。しかし、係止ピ−ス3は複雑な錐体
形状であり、機械切削加工等により製作したのでは、迅
速且つ容易には製造することができない。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、一対の電極がどのよう
な姿勢においても接合作業を迅速に行える異種金属材料
の接合方法を提供することにある。第2の目的は、第
1、第2金属材料の接合部における見栄えを改善すると
共に、電蝕の発生を防止する異種金属材料の接合方法を
提供することにある。第3の目的は、上記第1の目的を
達成する上記異種金属材料の接合方法の実施に使用する
異種金属材料の接合装置を提供することにある。第4の
目的は、上記第2の目的を達成する上記異種金属材料の
接合方法の実施に使用する異種金属材料の接合構造を提
供することにある。第5の目的は、上記異種金属材料の
接合方法の実施に使用する係止ピ−ス保持体を提供する
ことにある。第6の目的は、迅速且つ容易に提供できる
係止ピ−スの製造方法を提供することにある。第7の目
的は、上記第1の目的を達成する上記異種金属材料の接
合方法の実施に使用する電極構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1の発明にあっては、接合すべき第1、
第2金属材料と、該第2金属材料と同種系金属材料から
なる錐体形状の係止ピ−スとを一対の電極間に位置させ
た後、該一対の電極により、該係止ピ−ス及び該第1、
第2金属材料に対して、該第1、第2金属材料と該係止
ピ−スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料に
当接するようにして重ね合わさせた状態で、加圧通電を
行う異種金属材料の接合方法であって、前記係止ピ−ス
を連結して前記電極に略直交する方向に移動される送り
部材を移動させることにより、前記一対の電極間への前
記係止ピ−スの供給を、順次、行う、構成としてある。
【0009】また、請求項1の発明の好ましい態様とし
ては、請求項2、3の記載の通りとなる。
【0010】前記第2の目的を達成するために請求項4
の発明にあっては、接合すべき第1、第2金属材料と、
該第2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係
止ピ−スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料
に当接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び
前記第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金
属材料の接合方法であって、前記加圧通電時に、前記係
止ピ−スと前記第1金属材料との当接部付近にエアを吹
きつける、構成としてある。
【0011】前記第2の目的を達成するために請求項5
の発明にあっては、接合すべき第1、第2金属材料と、
該第2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係
止ピ−スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料
に当接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び
前記第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金
属材料の接合方法であって、前記係止ピ−スとして、基
端部全周にフランジ部が備えられる係止ピ−スを用意
し、前記加圧通電時においては、前記フランジ部を前記
第1金属材料よりも離す一方、前記加圧通電終了後は、
前記フランジ部を該第1金属材料側に傾けて、該第1金
属材料と協働して環状の閉空間を形成するようにする、
構成としてある。
【0012】前記第2の目的を達成するために請求項6
の発明にあっては、接合すべき第1、第2金属材料と、
該第2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係
止ピ−スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料
に当接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び
前記第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金
属材料の接合方法であって、前記加圧通電終了後、前記
係止ピ−スの基端部全体を該基端部外側付近を含めてキ
ャップで覆う、構成としてある。
【0013】前記第3の目的を達成するために請求項7
の発明にあっては、接近、離間動可能に配設され、待機
位置と作動位置とをとり得る一対の加圧通電電極と、錐
体形状の複数の係止ピ−スを連結した状態で、前記電極
に交差するように常時、配設され、前記一対の加圧通電
電極が待機位置をとったとき、該一対の電極間に、前記
複数の係止ピ−スのうちの一の係止ピ−スを移動させ
て、該係止ピ−スの先端部が該一対の加圧通電電極のう
ちの一の加圧通電電極の先端面を向くようにする送り部
材と、を備える、ことを特徴とする異種金属材料の接合
装置とした構成としてある。
【0014】請求項7の発明の好ましい態様としては、
請求項8の記載の通りとなる。
【0015】前記第4の目的を達成するために請求項9
の発明にあっては、第1金属材料と重ね合わせられた第
2金属材料に、該第2金属材料と同種系金属材料からな
る錐体形状の係止ピ−スの先端部が結合されて、前記係
止ピ−スと前記第2金属材料とが前記第1金属材料を挟
持している異種金属材料の接合構造であって、前記係止
ピ−スが、基端部全周にフランジ部を有するものとさ
れ、前記フランジ部が、前記第1金属材料と協働して環
状の閉空間を形成するように曲げられている、構成とし
てある。
【0016】前記第4の目的を達成するために請求項1
0の発明にあっては、第1金属材料と重ね合わせられた
第2金属材料に、該第2金属材料と同種系金属材料から
なる錐体形状の係止ピ−スの先端部が結合されて、前記
係止ピ−スと前記第2金属材料とが前記第1金属材料を
挟持している異種金属材料の接合構造であって、前記第
1金属材料に、前記係止ピ−スの基端部全体を該基端部
外側付近を含めて覆うキャップが固定されている、構成
としてある。
【0017】請求項10の発明の好ましい態様として
は、請求項11、請求項12、請求項13の記載の通り
となる。
【0018】前記第5の目的を達成するために請求項1
3の発明にあっては、一方向に延びる送り部材と、該送
り部に所定間隔毎に連結される錐体形状の金属製係止ピ
−スと、を備える、ことを特徴とする係止ピ−ス保持体
とした構成としてある。
【0019】請求項13の発明の好ましい態様として
は、請求項14〜17の記載の通りとなる。
【0020】前記第6の目的を達成するために請求項1
8の発明にあっては、板状の素材を、プレス加工により
錐体形状に形成する、ことを特徴とする係止ピ−スの製
造方法とした構成としてある。
【0021】請求項18の発明の好ましい態様として
は、請求項19、20の記載の通りとなる。
【0022】前記第7の目的を達成するために請求項2
1の発明にあっては、加圧通電を行う電極における電極
構造であって、前記電極に対してスライド可能に嵌合さ
れるスライダが備えられている、構成としてある。
【0023】請求項21の発明の好ましい態様として
は、請求項22記載の通りとなる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、係止ピ−スが
送り部材により一対の電極間に供給されることから、係
止ピ−スの自動化を図ることができるだけでなく、両電
極がどのような姿勢であろうとも、安定的に係止ピ−ス
を供給できることになる。このため、一対の電極がどの
ような姿勢においても接合作業を迅速に行えることにな
る。
【0025】請求項2の発明によれば、加圧通電時、送
り部材への電流のリ−クを防いで、第1、第2金属材
料、係止ピ−スに対して集中的に加圧通電を行うことが
できることになる。
【0026】請求項3の発明によれば、係止ピ−スを所
望の安定した姿勢で一対の電極間に供給できることにな
る。
【0027】請求項4の発明によれば、エアの吹きつけ
により、ちりを吹き飛ばして、係止ピ−スの基端部周囲
にちりが発生することを防止することになる。このた
め、第1、第2金属材料の接合部における見栄えを改善
できる共に、電蝕の発生を防止できることになる。
【0028】請求項5の発明によれば、加圧通電時にお
いては、フランジ部への電流のリ−クを防いで、係止ピ
−スの先端部に電流を集中的に流すことができる一方、
第1、第2金属材料の接合後、係止ピ−スの基端部周囲
にちりが発生しても、フランジ部によりちりを覆ってち
りが外部に露出することを防止できることになる。この
ため、第1、第2金属材料の接合部における見栄えを改
善できる共に、電蝕の発生を防止できることになる。し
かも、フランジ部の存在により、第2金属材料に対する
第1金属材料と係止ピ−スとの挟持力が高まることにな
り、第1、第2金属材料の接合強度を高めることができ
ることになる。
【0029】請求項6の発明によれば、第1、第2金属
材料の接合後、係止ピ−スの基端部周囲にちりが発生し
ても、キャップによりちりを覆ってちりが外部に露出す
ることを防止できることになる。このため、第1、第2
金属材料の接合部における見栄えを改善できる共に、電
蝕の発生を防止できることになる。
【0030】請求項7の発明によれば、係止ピ−スが送
り部材により一対の電極間に自動的且つ安定的に供給さ
れることになり、前述の請求項1の発明の実施に使用す
る接合装置を提供できることになる。
【0031】請求項8の発明によれば、移動規制部材が
送り部材の移動を規制することから、加圧通電の際に電
極が係止ピ−スを移動させるとき、その移動に基づき、
係止ピ−スを送り部材から確実に切り離すことができる
ことになり、第1、第2金属材料、係止ピ−スに対して
集中的に加圧通電を行うことができることになる。
【0032】請求項9の発明によれば、フランジ部によ
り、第1、第2金属材料の接合部における見栄えを改善
できる共に、電蝕の発生を防止でき、しかも、第1、第
2金属材料の接合強度を高めることができることから、
前述の請求項5の発明の実施に使用する接合構造を提供
できることになる。
【0033】請求項10の発明によれば、キャップによ
り、第1、第2金属材料の接合部における見栄えを改善
できる共に、電蝕の発生を防止できることから、前述の
請求項6の発明の実施に使用する接合構造を提供できる
ことになる。
【0034】請求項11の発明によれば、キャップ内に
充填される接着剤により、キャップを第1金属材料に強
固に固定できるばかりでなく、ちりを覆うことにもな
り、電蝕の発生を一層、確実に防止できることになる。
【0035】請求項12の発明によれば、係止ピ−ス基
端面における穴とキャップ内面における突起との嵌合関
係を、キャップの位置決め、キャップ固定に利用できる
ことになる。
【0036】請求項13の発明によれば、前述の請求項
1の発明の実施に使用できる係止ピ−ス保持体を提供で
きることになる。
【0037】請求項14の発明によれば、係止ピ−スを
所望の安定した姿勢で一対の電極間に供給できることに
なり、前述の請求項3の発明の実施に使用できる係止ピ
−ス保持体を提供できることになる。
【0038】請求項15の発明によれば、弱化線により
送り部材と前記係止ピ−スとの切り離しを容易にするこ
とができることになり、前述の請求項1、2の発明を実
施するに好適な係止ピ−ス保持体を提供できることにな
る。
【0039】請求項16の発明によれば、切れ目又は薄
肉部に基づき、上記請求項15と同様な作用効果を得る
ことができることになる。
【0040】請求項17の発明によれば、送り部材及び
係止ピ−スが巻回されていることから、運搬、保管管理
等の便利性を向上させることができることになる。
【0041】請求項18の発明によれば、板状の素材か
らプレス加工により係止ピ−スを形成することから、係
止ピ−スを迅速且つ容易に製造できることになる。
【0042】請求項19の発明によれば、長尺の素材に
プレス加工をもって連続的に複数の係止ピ−スを形成す
ることになり、係止ピ−スを、上記請求項18の場合よ
りも一層、迅速に製造できることになる。
【0043】請求項20の発明によれば、製造工程が必
要とする面積を減少させてコンパクトにまとめることが
できることになる。
【0044】請求項21の発明によれば、スライダに、
非作動時における電極の保護機能、係止ピ−ス、第1、
第2金属材料に対する電極の保護機能(緩衝作用)、ち
り吹き飛ばし用エアの吹き出し方向を所望の方向に指向
させる機能等、種々の機能を持たせることが可能とな
り、前述の請求項1の発明を実施するに好適な電極構造
を提供できることになる。
【0045】請求項22の発明によれば、一対の係止脚
部、その各係止脚部の係止爪が送り部材等をガイドし
て、係止ピ−スを一対の電極間に的確に導き、さらに、
上記各係止爪は、加圧通電に際して、電極との相対変位
に基づき、送り部材の移動を規制して、係止ピ−スと送
り部材との切り離しに寄与することになる。このため、
前述の請求項1、2、3の発明を実施するに最適な電極
構造を提供できることになる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて説明する。前述の接合方法を利用した本
実施形態に係る接合装置6(図4、図9参照)は、図示
を略すロボットア−ムに取付けられており、その接合装
置6においては、係止ピ−ス3が自動的に供給され、そ
の接合装置6を用いることにより、第1金属材料1と第
2金属材料2とを迅速に接合することができることにな
っている。
【0047】先ず、上記係止ピ−ス3に関して説明す
る。本実施形態にあっては、係止ピ−ス3の供給につい
て、図5に示すように、巻回状態の係止ピ−ス保持体と
しての係止ピ−スシ−ト7が用いられる。係止ピ−スシ
−ト7は、一定間隔をあけて延びる送り部材としての一
対の送り帯部8に複数の係止ピ−ス3が連結部9を介し
て連結されており、その複数の係止ピ−ス3は、送り帯
部8の延び方向に所定間隔毎に設けられている。しか
も、この係止ピ−スシ−ト7の各連結部9には、弱化線
部としての切れ目10がそれぞれ形成されて(図8参
照)、係止ピ−ス3が送り帯部8に対して切れ離し易く
されると共に、送り帯部8には、送り機構におけるフィ
−ダピン(図示略)よる送りが行えるようにすべく、送
り孔11が延び方向に一定間隔毎に形成されている。こ
のような係止ピ−スシ−ト7は、巻回状態でロボットア
−ムにセット(保持)され、その巻回状態から係止ピ−
スシ−ト7が送り機構により引き出されて使用され、そ
の使用後の係止ピ−スシ−ト7は、再び、ロボットア−
ムに設けられる回収リ−ル等に巻回されることになって
いる。
【0048】したがって、このような係止ピ−スシ−ト
7を用いれば、ロボットア−ム(接合装置6)がどのよ
うな姿勢をとろうとも、係止ピ−ス3を、脱落させるこ
となく、的確に順次、接合装置6に供給できることにな
り、係止ピ−ス3供給の自動化を図ることができること
になる。
【0049】上記係止ピ−スシ−ト7の製造は、次のよ
うにプレス加工により行われる。すなわち、長尺板状の
素材(例えば、幅L1=30mm程度)12が間欠搬送
され、その搬送方向に順次、設けられる加工ステ−ショ
ンにより、その板状の素材12に対する加工が、図6、
図7に示すように、行われることになっている。
【0050】具体的に説明すると、第1加工ステ−ショ
ンS1においては、素材12の間欠搬送に対応して、所
定ピッチ(例えばL2=20mm)毎に、素材12の幅
方向両側に送り孔11が形成される。この両送り孔11
の間隔L3は、この時点において、例えば23mm程度
に設定される。
【0051】次に、アイドル(無加工)ステ−ションと
しての第2加工ステ−ションS2を経て、第3加工ステ
−ションS3において、孔13が形成される。この孔1
3の周縁部は、素材12の延び方向両側において、互い
に近づくように湾曲されており、これにより、この時点
における孔13とこの第3加工ステ−ションS3におけ
る前時点の加工により形成された孔13との間に略円状
の被加工部14が形成されると共に、この被加工部14
を間に挟むようにして配設される一対の送り帯部8が形
成され、その各送り帯部8と被加工部14とは連結部9
を介して連結されることになる。
【0052】次の第4加工ステ−ションS4において
は、第1回目の絞り(ドロ−)加工が行われる。この絞
り加工においては、図7に示すように、略半球状に膨出
部15が形成されると共に、この絞り加工に基づき、素
材12の幅L1及び両送り孔11の間隔L3が短縮され
る(例えば、素材12の幅L1−2=24mm程度、両
送り孔11の間隔L3−2=17mm)。
【0053】次に、アイドル(無加工)ステ−ションと
しての第5加工ステ−ションS5を経て、第6加工ステ
−ションS6において、第2回目の絞り加工が行われ
る。この絞り加工により、前述の略半球状に膨出部15
が、基端面の直径を縮径(例えばL4=12mm程度
に)しつつ円錐体に形成され、これにより、係止ピ−ス
3が形成されたことになる。このとき、連結部9が素材
12の幅方向に多少延びると共に、この素材12面に対
する円錐側面の立ち上り角度θは、例えば45度とな
る。
【0054】次に、アイドル(無加工)ステ−ションと
しての第7加工ステ−ションS7を経て、第8加工ステ
−ションS8において、リスト加工が行われる。このリ
スト加工においては、巻き取りし易くするべく、素材の
厚みL5が、0.2mm程度までプレスされる。このと
き、素材12の幅L1は、当初の幅程度(例えば30m
m程度)まで拡張され、両送り孔11の間隔は、第4加
工ステ−ションS4以降と同じ長さ(例えばL3−2=
17mm程度)に維持される。
【0055】次に、アイドル(無加工)ステ−ションと
しての第9加工ステ−ションS9を経て、第10加工ス
テ−ションS10において、係止ピ−ス3を切り離し易
くするべく、連結部9に切れ目10が入れられる。この
切れ目10は、係止ピ−ス3の基端部周縁に沿って形成
されており、その切れ目10の深さL6は、例えば0.
1mm程度とされる。この後、このように係止ピ−ス3
を備える係止ピ−スシ−ト7は、順次、リ−ル等に巻回
され、巻回状態の係止ピ−スシ−ト7の製造を終える。
尚、16は、プレス加工に伴って係止ピ−ス3基端面に
形成されてしまう穴で、この穴16は係止ピ−ス3の径
方向中央に位置される。
【0056】したがって、このような製造方法において
は、板状の素材12からプレス加工により係止ピ−ス3
が形成されることから、迅速且つ容易(安価)に係止ピ
−ス3を製造できることになる。しかも、係止ピ−ス3
を上述の巻回状態の係止ピ−スシ−ト7として製造する
ことから、流れ作業の下で、係止ピ−ス3をより迅速に
製造できると共に、運搬、保管等の便利性を高めること
ができることになる。
【0057】次に、上記接合装置6について説明する。
接合装置6は、図9に示すように、一対のア−ム17、
18を備えており、その一対のア−ム17、18は、そ
れらの中間部同士が揺動軸19により揺動可能に支持さ
れている。この各ア−ム17、18の後端部(図9中、
右端部)間には加圧手段としてのエアシリンダ20が架
設されている一方、各ア−ム17(18)の先端部には
前記電極4(5)がそれぞれ固定されており、エアシリ
ンダ20の伸縮動により、一対の電極4、5が接近、離
間可能となっている。
【0058】上記両電極4、5には、トランス21、制
御装置22を介して電源23が接続されており、制御装
置22により、両電極4、5に対する電流の大きさ、通
電時間が制御されることになっている。制御装置22
は、通電制御手段を構成するもので、第1、第2金属材
料1、2、係止ピ−ス3を介して電極4、5間に電流を
流して該第1金属材料1を溶融することにより、該第1
金属材料1内に係止ピ−ス3を第2金属材料2に至るま
で進入させ(孔開け工程)、この後、係止ピ−ス3と第
2金属材料2とを抵抗溶接する(溶接工程)ように制御
することになっている。
【0059】具体的には、図18の実線で示すように、
孔開け工程と、溶接工程とをそれぞれ所定の時間とし
て、各工程毎に電極4、5間の電流値を2段階に切り換
えたり(例えば、孔開け工程での電流値を溶接工程での
電流値の約1/2)、図18の一点鎖線で示せすよう
に、孔開け工程、溶接工程を通じて、電流値を一定に維
持したりする制御等が行われる。
【0060】上記一対の電極4、5のうちの一方の電極
4(図10中、下方側電極)には、図4、図10に示す
ように、係止ピ−スシ−ト7を、ガイド、保持するスラ
イダとしての保持具24が備えられている。この保持具
24は、厚肉の円板部25と、その円板部25先端から
起立する一対の係止脚部26とを有している。
【0061】円板部25は、その径方向中央において貫
通孔27を有しており、その貫通孔27には一方の電極
4が変位動可能に嵌合されている。この場合、貫通孔2
7及び電極4を断面非円形として、相対回転不能とする
ことが好ましい。この円板部25の先端面には、貫通孔
27の周囲において複数のエア吹き出し孔28が開口さ
れている。この各エア吹き出し孔28には、図示を略す
圧縮空気源が接続されており、その圧縮空気源からの圧
縮空気の供給により、各エア吹き出し孔28から圧縮エ
ア32(矢印をもって示す)が吹き出されることになっ
ている。
【0062】一対の係止脚部26は、電極4を間に挟ん
で対向して配設されており、その各係止脚部26の先端
部には係止爪29が円板部25の径方向内方に向けて突
設されている。この一対の係止脚部26における係止爪
29の間隔は、電極4及び係止ピ−ス3の直径より多少
大きくされており、その係止爪29間を電極4及び係止
ピ−ス3が通り抜けることができることになっている。
また、この一対の係止脚部26の間には、係止爪29よ
りも円板部25側において、前述の係止ピ−スシ−ト7
(引き出された係止ピ−スシ−ト7)が、係止ピ−ス3
の先端部3aを他方の電極5側に向くようにして通され
ている。この係止ピ−スシ−ト7は、一対の係止脚部2
6により横ずれが規制され、係止爪29により、送り帯
部8との関係により、他方の電極5側に移動することが
規制されることになっている。このため、係止ピ−スシ
−ト7は巻き取り方向(図4中、矢印方向)にのみ間欠
搬送され、その間欠搬送の送りピッチの度に係止ピ−ス
3が電極4の先端面上方に位置できることになってい
る。この場合、係止脚部26、係止爪29の幅(図10
中においては、紙面略垂直方向の長さ)をできるだけ広
げて、上記ガイド機能を高めることが好ましい。尚、上
記保持具24の内面には、電極4に対する絶縁処理が施
されている。
【0063】前記一方の電極4には、図10に示すよう
に、前記保持具24よりも基端側において段部30が形
成されており、その段部30と保持具24とが、ばね3
1を介して連結されている。このばね31は、保持具2
4に外力が作用しないときには、係止爪29と電極4先
端面との間に前記係止ピ−スシ−ト7における送り帯部
8の厚み以上の間隔を形成し、係止ピ−ス7の間欠搬送
が円滑に行われる空間を確保することになっている。
【0064】次に、上記接合装置6用いた接合方法につ
いて説明する。係止ピ−スシ−ト7が1ピッチ送られ
て、新たな係止ピ−ス3が電極4の上方にくると、ロボ
ットア−ムにより、接合装置6を、第1金属材料1と第
2金属材料2とが重ねられて接合すべき個所に移動さ
せ、その接合装置6により、その接合個所を保持具24
(係止脚部26)先端と他方の電極5先端とで挟持さ
せ、その挟持力を次第に高める。
【0065】これにより、保持具24の移動が第1金属
材料1との当接関係に基づき規制される結果、一方の電
極4がばね31の付勢力に抗して保持具24に対して相
対変位することになる。この結果、先ずは、係止脚部2
6の係止爪29と一方の電極4とが係止ピ−スシ−ト7
をずれた状態で挟持して、使用すべき係止ピ−ス3を電
極4、保持具24に対して固定し、その状態を確保して
から、両電極4、5は、図10に示すように、係止ピ−
ス先端部3aを第1、第2金属材料1、2の接合個所
(第1金属材料1面)に押し付け始める。この場合、電
極4の先端面が係止ピ−ス3の基端面に傾くことなく当
接して、係止ピ−ス3を電極4の軸心方向に真直ぐに移
動させる観点(係止ピ−ス3を第1、第2金属材料1、
2面に対して垂直に進入させる観点)から、係止爪29
の幅(図10中、紙面略垂直方向の長さ)は、広い方が
好ましい。
【0066】また、これらと並行して、電極4、5間に
おいて電流をも流す。これにより、係止ピ−ス先端部3
aが抵抗発熱して、その熱によりその係止ピ−ス先端部
3aに接している第1金属材料1が溶融し、係止ピ−ス
3は、図11に示すように、電極4、5から受ける加圧
力に基づき第1金属材料1内に徐々に進入し始める。こ
れに伴い、係止ピ−ス3が移動するのに対して送り帯部
8が係止爪29により移動が規制されることになり、係
止ピ−ス3は送り帯部8から切れ目10において切り離
されることになる。
【0067】さらに係止ピ−ス3の移動が進み、その係
止ピ−ス先端部3aが第2金属材料2に至ると、図12
に示すように、係止ピ−ス先端部3aと第2金属材料2
とが抵抗発熱により溶融し、両者2、3aの当接部が抵
抗溶接される。そして、この溶接がさらに進むと、係止
ピ−ス先端部3aが第2金属材料2に溶け込んで短くな
り、電極4が第1金属材料1に当接して接合が完了され
る(図12参照)。この結果、係止ピ−ス3の基端部
(拡径部)3bと、その係止ピ−ス先端部3aに溶接さ
れている第2金属材料2との間に第1金属材料1が挟持
された状態となり、第1、第2金属材料1、2は係止ピ
−ス3を利用して接合されることになる。
【0068】一方、上記接合作業に伴って、エア吹き出
し孔28から圧縮エア32(矢印をもって示す)を吹き
出す。これにより、上記接合に伴って発生するちりを圧
縮エア32により吹き飛ばすことになり、接合完了時
(図12の状態)に、係止ピ−ス基端部3b周縁部付近
にちりがこびりつくことを防止できることになる。
【0069】上記第1、第2金属材料1、2の接合が完
了すると、上記一対の電極4、5を離間動させ、上記接
合個所から電極4、5を離す。これにより、保持具24
がばね31の付勢力に基づき一方の電極4に対して相対
変位して、係止爪29と一方の電極4先端面との間に、
係止ピ−スシ−ト7が円滑に移動できる空間が形成され
る。このタイミングを捉えて、係止ピ−スシ−ト7が新
たに1ピッチ送られ、新たな係止ピ−ス3が一方の電極
4先端面上方に位置し、接合装置6は次の接合のための
準備を終えて待機状態となる。
【0070】したがって、このような接合装置6を用い
た接合方法によれば、ロボットア−ムによりどのような
接合個所にも移動でき、どのような姿勢においても、接
合作業を迅速に行えることになる。
【0071】上記実施形態においては、ちり除去のため
にエアの吹き出しを用いたが、そのエア吹き出しに代え
て、ちりを吸引回収するようにしてもよい。これによれ
ば、ちりが作業空間に散らばることを防ぐことができ、
作業空間における環境の悪化を防止できることになる。
【0072】また、上記実施形態においては、係止ピ−
ス3として、基端面3bが円形とされるものが用いた
が、その係止ピ−ス3の基端面3bを楕円、星形、三角
形、四角形等の非円形にしたもの(三角錐、四角錐等)
を用いてもよい。これによれば、第1、第2金属材料
1、2の接合後、係止ピ−ス3を中心として、第1金属
材料1と第2金属材料2とが相対回転することが、係止
ピ−ス3の形状に基づき、1つの係止ピ−ス3によって
も効果的に防止できることになる。
【0073】さらに、係止ピ−ス3の先端部3aは、多
少、丸みを持たせてもよい。
【0074】さらにまた、上記実施形態においては、フ
ランジ部37が係止ピ−ス3の側面に沿うように延長さ
れているが(図16参照)、フランジ部37を係止ピ−
ス3の基端部からその径方向外方(真横)に拡張するよ
うに張り出すようにしてもよい。これによれば、上記実
施形態におけるようなフランジ部37の曲げ工程(図1
7参照)が不要となる。
【0075】図13、図14は第2実施形態、図15は
第3実施形態、図16、図17は第4実施形態を示すも
のである。この各実施形態において、前記実施形態と同
一構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
【0076】図13、図14に示す第2実施形態は、係
止ピ−ス3を用いた第1、第2金属材料1、2の接合に
おいて、その接合完了時に、係止ピ−ス3の基端部3b
周囲にちり33が発生してしまったときの対処に関する
ものである。すなわち、この第2実施形態においては、
キャップ34により係止ピ−ス3の基端面3cを全体的
に覆って、ちり33をもキャップ34内に収納するよう
にしてある。しかも、キャップ34内に接着剤35が充
填され、キャップ34の内面中央には、前述の係止ピ−
ス基端面3cにおける穴16を位置決め、嵌合保持用と
して利用すべく、突起36が設けられ、その突起36が
穴16に嵌合されている。これにより、ちり33を隠し
て見栄えを向上させることができるばかりでなく、電蝕
を防止できることになる。
【0077】図15に示す第3実施形態は、複数の係止
ピ−ス3を用いた第1、第2金属材料1、2の接合にお
いて、その接合完了時に、その各係止ピ−ス3の基端部
3b周囲にちり(図15においては、図示は略してあ
る)が発生してしまったときの対処に関するものであ
る。この第3実施形態においては、各係止ピ−ス3の基
端面3cを個別に覆うのではなく、第2実施形態と同様
の構造(接着剤使用等)の下、複数の係止ピ−ス基端面
3cを1つの大きなキャップ34により覆ってちりを外
部に露出することを防ぐようにしてある。これにより、
キャップ34の使用数とその作業工数とを減らすことが
できることになる。
【0078】図16、図17に示す第4実施形態は、係
止ピ−ス3を用いた第1、第2金属材料1、2の接合に
おいて、その接合完了時に、その係止ピ−ス3の基端部
3b周囲にちり33が発生してしまったときの対処と、
第1、第2金属材料1、2の接合強度の向上とを図った
ものである。この係止ピ−ス3の基端部3b全周囲に、
図16に示すように、フランジ部37が設けられてお
り、このフランジ部37は、第1金属材料1と第2金属
材料2との接合後、図17に示すように、ちり33を隠
すように折り曲げられる。これにより、ちり33が外部
に露出することを防止できると共に、第2金属材料2と
係止ピ−ス3の基端部3bとによる第1金属材料1の挟
持力を高めて、第1、第2金属材料1、2の接合強度を
向上させることができることになる。
【0079】以上実施形態について説明したが、本発明
の目的は、明記されたものに限らず、効果として記載さ
れた内容、あるいは好ましいものと記載された内容に対
応するものを提供することを目的とすることをも、暗黙
的に含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】係止ピ−スを用いて第1金属材料と第2金属材
料とを接合する接合方法を説明する説明図。
【図2】図1からの動作状態図。
【図3】図2からの動作状態図。
【図4】一方の電極、保持具、係止ピ−スシ−トの関係
を示す斜視図。
【図5】巻回状態の係止ピ−スシ−トを説明する説明
図。
【図6】各製造工程段階の状態を示す係止ピ−スシ−ト
の平面図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【図8】図6のB−B線拡大断面図。
【図9】接合装置を示す概略図。
【図10】接合装置による接合方法を説明する説明図。
【図11】図10からの動作状態図。
【図12】図11からの動作状態図。
【図13】第2実施形態を示す図。
【図14】図13の底面図。
【図15】第3実施形態を示す図。
【図16】第4実施形態を示す図。
【図17】図16からの動作状態図。
【図18】電極に対する通電制御例を示す説明図。
【符号の説明】
1 第1金属材料 2 第2金属材料 3 係止ピ−ス 4 電極 5 電極 6 接合装置 7 係止ピ−スシ−ト 8 送り帯部 9 連結部 10 切れ目 12 素材 14 被加工部 16 穴 24 保持具 26 係止脚部 27 貫通孔 28 エア吹き出し孔 29 係止爪 32 圧縮エア 34 キャップ 35 接着材 36 突起 37 フランジ部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合すべき第1、第2金属材料と、該第
    2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係止ピ
    −スとを一対の電極間に位置させた後、該一対の電極に
    より、該係止ピ−ス及び該第1、第2金属材料に対し
    て、該第1、第2金属材料と該係止ピ−スとを、該係止
    ピ−スの先端部が該第1金属材料に当接するようにして
    重ね合わさせた状態で、加圧通電を行う異種金属材料の
    接合方法であって、 前記係止ピ−スを連結して前記電極に略直交する方向に
    移動される送り部材を移動させることにより、前記一対
    の電極間への前記係止ピ−スの供給を、順次、行う、こ
    とを特徴とする異種金属材料の接合方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記加圧通電に際して、前記電極の移動により前記送り
    部材と前記係止ピ−スとの連結を切り離す、ことを特徴
    とする異種金属材料の接合方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記送り部材が、前記電極を間に挟むようにして一対設
    けられ、 該一対の各送り部材に、該一対の送り部材間内において
    前記係止ピ−スがそれぞれ連結されている、ことを特徴
    とする異種金属材料の接合方法。
  4. 【請求項4】 接合すべき第1、第2金属材料と、該第
    2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係止ピ
    −スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料に当
    接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び前記
    第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金属材
    料の接合方法であって、 前記加圧通電時に、前記係止ピ−スと前記第1金属材料
    との当接部付近にエアを吹きつける、ことを特徴とする
    異種金属材料の接合方法。
  5. 【請求項5】 接合すべき第1、第2金属材料と、該第
    2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係止ピ
    −スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料に当
    接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び前記
    第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金属材
    料の接合方法であって、 前記係止ピ−スとして、基端部全周にフランジ部が備え
    られる係止ピ−スを用意し、 前記加圧通電時においては、前記フランジ部を前記第1
    金属材料よりも離す一方、前記加圧通電終了後は、前記
    フランジ部を該第1金属材料側に傾けて、該第1金属材
    料と協働して環状の閉空間を形成するようにする、こと
    を特徴とする異種金属材料の接合方法。
  6. 【請求項6】 接合すべき第1、第2金属材料と、該第
    2金属材料と同種系金属材料からなる錐体形状の係止ピ
    −スとを、該係止ピ−スの先端部が該第1金属材料に当
    接するようにして重ね合わせ、前記係止ピ−ス及び前記
    第1、第2金属材料に対して加圧通電を行う異種金属材
    料の接合方法であって、 前記加圧通電終了後、前記係止ピ−スの基端部全体を該
    基端部外側付近を含めてキャップで覆う、ことを特徴と
    する異種金属材料の接合方法。
  7. 【請求項7】 接近、離間動可能に配設され、待機位置
    と作動位置とをとり得る一対の加圧通電電極と、 錐体形状の複数の係止ピ−スを連結した状態で、前記電
    極に交差するように常時、配設され、前記一対の加圧通
    電電極が待機位置をとったとき、該一対の電極間に、前
    記複数の係止ピ−スのうちの一の係止ピ−スを移動させ
    て、該係止ピ−スの先端部が該一対の加圧通電電極のう
    ちの一の加圧通電電極の先端面を向くようにする送り部
    材と、を備える、ことを特徴とする異種金属材料の接合
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記送り部材の対向領域に、前記係止ピ−スの先端部の
    向く方向側において、移動規制部材が配設されている、
    ことを特徴とする異種金属材料の接合装置。
  9. 【請求項9】 第1金属材料と重ね合わせられた第2金
    属材料に、該第2金属材料と同種系金属材料からなる錐
    体形状の係止ピ−スの先端部が結合されて、前記係止ピ
    −スと前記第2金属材料とが前記第1金属材料を挟持し
    ている異種金属材料の接合構造であって、 前記係止ピ−スが、基端部全周にフランジ部を有するも
    のとされ、 前記フランジ部が、前記第1金属材料と協働して環状の
    閉空間を形成するように曲げられている、ことを特徴と
    する異種金属材料の接合構造。
  10. 【請求項10】 第1金属材料と重ね合わせられた第2
    金属材料に、該第2金属材料と同種系金属材料からなる
    錐体形状の係止ピ−スの先端部が結合されて、前記係止
    ピ−スと前記第2金属材料とが前記第1金属材料を挟持
    している異種金属材料の接合構造であって、 前記第1金属材料に、前記係止ピ−スの基端部全体を該
    基端部外側付近を含めて覆うキャップが固定されてい
    る、ことを特徴とする異種金属材料の接合構造。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記キャップ内に接着剤が充填されている、 ことを特徴とする異種金属材料の接合構造。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11において、 前記係止ピ−スの基端面に穴が形成され、 前記キャップ内面に、前記穴に嵌合する突起が設けられ
    ている、ことを特徴とする異種金属材料の接合構造。
  13. 【請求項13】 一方向に延びる送り部材と、 該送り部に所定間隔毎に連結される錐体形状の金属製係
    止ピ−スと、を備える、ことを特徴とする係止ピ−ス保
    持体。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記送り部材が間隔をあけて一対設けられ、 前記各送り部材に前記係止ピ−スがそれぞれ連結されて
    いる、ことを特徴とする係止ピ−ス保持体。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14において、 前記送り部材と前記係止ピ−スとの間に弱化線が設けら
    れている、ことを特徴とする係止ピ−ス保持体。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記弱化線が切れ目又は薄肉部である、ことを特徴とす
    る係止ピ−ス保持体。
  17. 【請求項17】 請求項13〜16のいずれかにおい
    て、 前記送り部材及び前記係止ピ−スが巻回されている、こ
    とを特徴とする係止ピ−ス保持体。
  18. 【請求項18】 板状の素材を、プレス加工により錐体
    形状に形成する、ことを特徴とする係止ピ−スの製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記素材を、連続して延びる長尺部材として間欠搬送
    し、 その間欠搬送される素材に対して、先ず、打ち抜き加工
    により、素材の延び方向に連続して連なる送り部の構成
    要素としての送り部要素と、該送り部要素に連結される
    被加工部とを形成し、 次の工程で、前記被加工部を絞り加工により錐体形状に
    形成する、ことを特徴とする係止ピ−スの製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 最終工程に、加工を終えた素材の巻き取り工程が設けら
    れている、ことを特徴とする係止ピ−スの製造方法。
  21. 【請求項21】 加圧通電を行う電極における電極構造
    であって、 前記電極に対してスライド可能に嵌合されるスライダが
    備えられている、ことを特徴とする電極構造。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記スライダの先端面に、前記電極を間に挟むようにし
    て一対の係止脚部が突設され、 前記各係止脚部の先端部には、前記電極側に向けて係止
    爪がそれぞれ突設されている、ことを特徴とする電極構
    造。
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