JPH09201739A - 切削屑搬送装置 - Google Patents

切削屑搬送装置

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Publication number
JPH09201739A
JPH09201739A JP8012016A JP1201696A JPH09201739A JP H09201739 A JPH09201739 A JP H09201739A JP 8012016 A JP8012016 A JP 8012016A JP 1201696 A JP1201696 A JP 1201696A JP H09201739 A JPH09201739 A JP H09201739A
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JP
Japan
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cutting
drum filter
opening
cutting waste
cylindrical casing
Prior art date
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Application number
JP8012016A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Togami
秀俊 戸上
Hiromi Ema
廣美 江間
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、切削屑の噛み込みに起因する動作
不良の発生を可及的に防止し得る切削屑搬送装置を提供
することにある。 【解決手段】 筒状ケーシング2の切削屑投入口2iの
下流域に上方へ解放しスクリュー3の回転方向に偏位し
た開口2Aを設け、かつ筒状ケーシング2の軸方向に沿
って延びる開口2Aの一対の縁部に塞止め部材30,3
1を設け、さらに外周に備えたパンチングメタル13に
より開口2Aを覆う態様で筒状ケーシング2に遊嵌して
回転動作するドラムフィルタ10を設け、かつドラムフ
ィルタ10の内部に掻上げ部材40,40…を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削油と混合され
て工作機械等から排出される切削屑を運搬するための切
削屑搬送装置に関し、詳しくは切削屑と切削油とを分離
するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の工作機械から排出される切削屑
は、加工中に供給された多くの切削油を含んでおり、切
削屑と切削油とを分離することにより、切削油を回収し
て再使用することが従来から行なわれている。本願出願
人は、先の出願(特願平6−277960)において、
図15ないし図17に示す如く、切削屑投入口Biの下
流域における周壁の上半分に開口Boを有する筒状ケー
シングBと、上記筒状ケーシングBの内部に収容設置さ
れて切削屑を搬送するスクリューCとを具備し、さらに
筒状ケーシングBに対して開口Boを覆う態様で回転自
在に遊嵌され、かつ回転時に上記開口Boに臨む窓Do
を有し、この窓Doを覆う濾過部材Dfを外周に備えた
ドラムフィルタDを具備して成る切削屑搬送装置Aを提
案した。上述した構成によれば、筒状ケーシングBに投
入された切削屑からは、筒状ケーシングBの開口Boお
よびドラムフィルタDの窓Doと、この窓Doを覆う濾
過部材Dfとを介して上記切削屑に含まれる多量の切削
油が分離される一方、筒状ケーシングBの開口Boを介
してドラムフィルタDの窓Doにまで侵入した切削屑
は、ドラムフィルタDの回転動作に基づく窓Doの縁部
と開口Boの縁部との協働作用によって細かく切断され
ることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
切削屑搬送装置Aでは、図17からも明らかなように筒
状ケーシングBの開口Boが低い位置にまで及んでいる
ため、搬送途中の切削屑の多くが筒状ケーシングBの開
口BoからドラムフィルタDの内部にこぼれ落ちること
となる。一方、上記構成の切削屑搬送装置Aは、ドラム
フィルタDの内部にこぼれた切削屑を筒状ケーシングB
へ戻す機構を備えていないため、ドラムフィルタDの内
部下方には常に切削屑が溜った状態となり、この状態に
おいてドラムフィルタDが回転することで筒状ケーシン
グBの外周とドラムフィルタDの内周(濾過部材Df)
との間に切削屑が噛み込んでしまい、ドラムフィルタD
等に無理な力が掛ることによって動作不良を招く不都合
があった。本発明は上記実状に鑑みて、切削屑の噛み込
みに起因する動作不良の発生を可及的に防止しつつ、切
削屑と切削油とを分離するとともに切削屑の搬送と切削
油の回収とを実施し得る切削屑搬送装置の提供を目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明に関わる切削屑搬送装置では、筒状ケーシン
グにおける切削屑投入口の下流域の周壁に、上方へ向け
て解放する開口をスクリューの回転方向へ偏位させて設
けるとともに、この開口において筒状ケーシングの軸方
向に沿って延びる一対の縁部に、開口からの切削屑の流
出を邪魔するべく塞止め部材を設けている。さらに、本
発明に関わる切削屑搬送装置では、外周に切削屑と切削
油とを分離するための濾過部材を備え、この濾過部材に
より開口を覆う態様で筒状ケーシングに遊嵌し、筒状ケ
ーシングの軸方向に沿って延びる軸を中心に回転動作す
るドラムフィルタを設けるとともに、このドラムフィル
タの内部に落ちた切削屑を、筒状ケーシングの開口へ投
入させる掻上げ部材をドラムフィルタの内部に設けてい
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、一実施例を示す図面に基づ
いて、本発明を詳細に説明する。図1ないし図14に示
す如く、本発明に関わる切削屑搬送装置としてのスクリ
ューコンベア1は、筒状ケーシング2と、該筒状ケーシ
ング2の内部に収容設置されたスクリュー3とを具備し
ている。
【0006】上記筒状ケーシング2は、図1に示す如く
水平方向に対し傾斜した態様で設置され、下位側の端部
外周には上方に向けて開口する切削屑投入口2iが形成
されている一方、上位側の端部外周には下方に向かって
開口する切削屑排出口2oが形成されており、筒状ケー
シング2の外周には、切削屑投入口2iに臨む態様でホ
ッパ4が固設されているとともに、切削屑搬出口2oに
臨む態様で排出ダクト5が固設されている。
【0007】一方、筒状ケーシング2に収容されている
スクリュー3は、駆動パイプ3Aおよび該駆動パイプ3
Aの外周に固設されたスクリュー羽根3Bから構成され
ており、筒状ケーシング2に設置された駆動モータ6に
よって、切削屑投入口2iから切削屑搬出口2oへ向け
て切削屑を搬送するべく回転駆動される。
【0008】また、図1に示す如く筒状ケーシング2に
は、切削屑投入口2iに対する下流側(図1中の右方
側)に、後述するドラムフィルタ10を備えて成る濾過
機構部7が設けられている。
【0009】さらに、図1に示す如くスクリューコンベ
ア1は、清浄な切削油Ocを貯溜するためのタンクT
に、ブラケットTaおよびTbを介して固設され、ホッ
パ4の上方には工作機械Mの切削屑排出口Moが臨んで
いる一方、排出ダクト5の下方には接続シュートHsを
介してチップコンベアHが設置されている。
【0010】工作機械Mから排出され、ホッパ4に投入
された切削油を含む切削屑は、スクリュー3の回転動作
に基づいて、筒状ケーシング2の内部を切削屑投入口2
iから切削屑排出口2oに向けて搬送され、途中、濾過
機構部7において切削油の分離が行なわれた後、排出ダ
クト5を介してチップコンベアHに送り込まれる。
【0011】ここで、図3から明らかなように、ホッパ
4は切削屑と切削油とを大量に収容するべく、テーパ状
に投入側の開口が大きく形成されており、また筒状ケー
シング2の切削屑投入口2iは、ホッパ4に投入された
切削屑と切削油とが、筒状ケーシング2の内部へ入り易
いよう、スクリュー3の回転方向(矢印r方向)へ偏位
させて形成されている。
【0012】一方、図4から明らかな如く、スクリュー
3におけるスクリュー羽根3Bは、切削屑搬出口2oの
上流域に切削屑を滞留させて、切削屑に含まれている切
削油を流れ落すべく、下流側端部3eを切削屑搬出口2
oの上流域に位置させる態様で形成されている。
【0013】さらに、図4および図5から明らかな如
く、スクリュー3における駆動パイプ3Aの下流側端部
には、切削屑が駆動モータ6側に押し付けられることを
阻止するためのプレート3Cが取付けられており、この
プレート3Cには切削屑を解すためのボルト3D,3D
が取付けられている。
【0014】図6、図8および図9に示す如く、筒状ケ
ーシング2の周壁には、切削屑投入口2iに対する下流
域に、上方に向けて解放する開口2Aが形成されてお
り、この開口2Aは、図6に明示する如くスクリュー3
の回転方向(矢印r方向)へ偏位させて設けられてい
る。
【0015】また、図2と図6ないし図9とに示す如
く、筒状ケーシング2には、上述した濾過機構部7を構
成するドラムフィルタ10が、上記開口2Aを覆う態様
で遊嵌している。
【0016】このドラムフィルタ10は、4本のステー
11,11…を介して互いに結合された一対の円盤12
F,12Rを有し、これら円盤12F,12Rの外周に
は、多数個の小孔を一様に開けた薄い金属板から成り、
切削屑と切削油とを分離するためのパンチングメタル
(濾過部材)13が、締結バンド14,14によって固
定されている。
【0017】なお、切削屑と切削油との分離を有効に実
施し得るものであれば、上記パンチングメタル以外の適
宜な部材、例えば金網等を濾過部材として採用すること
も可能である。
【0018】ドラムフィルタ10の円盤12Fおよび円
盤12Rには、それぞれローラとしてのボールベアリン
グ15,15…が3個ずつ支承されており、筒状ケーシ
ング2に取付けられた一対のベアリングガイド16F、
16R上を、これらボールベアリング15,15…が走
行することにより、ドラムフィルタ10は筒状ケーシン
グ2の軸方向に延びる軸を中心として、筒状ケーシング
2に対し自在に回転することができる。
【0019】また、筒状ケーシング2にはブラケット1
7を介して駆動モータ18が固設されており、この駆動
モータ18に取り付けられた駆動スプロケット19A
と、上記ドラムフィルタ10の円盤12Rに取り付けら
れた被駆動スプロケット19Bとには伝動チェーン19
Cが巻き掛けられ、これによりドラムフィルタ10は、
駆動モータ18の運転に基づいて、スクリュー3の回転
方向(矢印r)とは反対方向(矢印R方向)に回転動作
する。
【0020】さらに、ドラムフィルタ10の上方域、詳
しくは筒状ケーシング2における開口2Aの上方域であ
ってドラムフィルタ10の外方域には、洗浄用の流体と
して切削油を噴射する洗浄ノズル20と、洗浄用の流体
としてエアーを噴射する洗浄ノズル21とが設置されて
おり、いずれの洗浄ノズル20,21においても、パン
チングメタル13から切削屑を除去するべく、洗浄用の
切削油およびエアーを筒状ケーシング2の開口2Aに向
けて噴射する。
【0021】上述したドラムフィルタ10、駆動スプロ
ケット19A、被駆動スプロケット19B、伝動チェー
ン19C、洗浄ノズル20および洗浄ノズル21等、濾
過機構部7を構成している要素は、外部への不用意な切
削油の飛散を防止する等の目的で、下方のみが解放され
たカバー7Cによって覆われている。
【0022】図6および図8、9に示す如く、筒状ケー
シング2には、開口2Aからの切削屑の流出を邪魔する
目的で、一対の塞止め部材30および塞止め部材31が
取り付けられている。
【0023】これら塞止め部材30,31は、開口2A
における筒状ケーシング2の軸方向に延びる一対の縁部
に沿って延在しており、塞止め部材30は開口2Aにお
いて低い側の縁部に取り付けられている一方、塞止め部
材31は開口2Aにおいて高い側の縁部に取り付けられ
ている。
【0024】また、図10および図11に示す如く、塞
止め部材30の先端部30Aは小歯30a,30a…の
並んだ櫛歯形状を呈しているとともに、塞止め部材31
の先端部31Aも同様に、小歯31a,31a…の並ん
だ櫛歯形状を呈している。
【0025】一方、ドラムフィルタ10の内部には、切
削屑を筒状ケーシング2の開口2Aへ投入させるための
4つの掻上げ部材40,40…が、それぞれドラムフィ
ルタ10の回転中心軸に沿って延在する態様で、ステー
11,11…に取り付けられている。
【0026】また、図12に示す如く、掻上げ部材40
は平板状のベース部40Aと先端部40Bとから成り、
この先端部40Bは塞止め部材30,31の先端部30
A,31Aと同様、小歯40a,40a…の並んだ櫛歯
形状を呈している。
【0027】ここで、塞止め部材30の小歯30a,3
0a…、および塞止め部材31の小歯31a,31a…
と、掻上げ部材40における小歯40a,40a…と
は、スクリューコンベア1の稼働時におけるドラムフィ
ルタ10の回転時に、互いに緩衝することなく噛合う態
様で相対移動する。
【0028】上述した構成のスクリューコンベア1が稼
働を開始すると、スクリュー3が駆動モータ6によって
各図の矢印r方向に回転駆動されるとともに、ドラムフ
ィルタ10が駆動モータ18によって各図の矢印R方向
に回転駆動される一方、工作機械Mにおいて発生した切
削屑は、大量の切削油と共に工作機械Mの切削屑排出口
Moからスクリューコンベア1のホッパ4に投入され
る。
【0029】このホッパ4を介して筒状ケーシング2に
投入された切削屑は、スクリュー3の回転動作に基づい
て、筒状ケーシング2の内部を切削屑投入口2iから図
1中において右行する態様で、切削屑排出口2oへ向け
て斜め上方へ搬送され、切削屑排出口2oを介してチッ
プコンベアHに投棄される。
【0030】一方、スクリュー3の回転動作に基づい
て、筒状ケーシング2の内部を切削屑と共に搬送され、
筒状ケーシング2の開口2Aに達した切削油は、この開
口2Aからドラムフィルタ10の内部に流入し、このド
ラムフィルタ10のパンチングメタル13によって濾過
されたのち、清浄な切削油OcとしてタンクTに貯溜さ
れる。
【0031】ここで、図6中において鎖線で示すよう
に、筒状ケーシング2の内部における切削屑Sは、矢印
r方向に回転動作するスクリュー3により、スクリュー
3の回転方向側(図中の右方側)に寄った状態で搬送さ
れるので、筒状ケーシング2の開口2Aをスクリュー3
の回転方向側(図中の左方側)に偏位させて形成したこ
とにより、開口2Aにおける低い側(図中の左方側)の
縁部から切削油が溢れ出る一方、切削屑の流出は可及的
に抑えられることとなる。
【0032】さらに、筒状ケーシング2における開口2
Aの縁部には、上述したように一対の塞止め部材30,
31(図6,図8および図9参照)が取り付けられてい
るため、これら塞止め部材30,31によっても、上記
開口2Aからの切削屑の流出が抑えられることとなる。
【0033】一方、筒状ケーシング2の開口2Aから流
出して、ドラムフィルタ10に侵入した切削屑は、ドラ
ムフィルタ10の内部に設けられた掻上げ部材40,4
0…の働きにより筒状ケーシング2の内部へ戻される。
【0034】すなわち、図13に示す如くドラムフィル
タ10に侵入した切削屑Sは、自重やドラムフィルタ1
0の回転に伴う切削油の流れにより、掻上げ部材40に
おけるベース部40Aとパンチングメタル13との隅部
に溜まったのち、ドラムフィルタ10の回転に伴う掻上
げ部材40の移動によって上方へ運ばれ、ここで洗浄ノ
ズル20および洗浄ノズル21から開口2Aに向けて噴
射する切削油およびエアーにより、切削屑Sはドラムフ
ィルタ10の内部から筒状ケーシング2の内部へと戻さ
れる。
【0035】ここで、各掻上げ部材40,40…は、切
削屑を効率良く筒状ケーシング2に戻すことを目的とし
て、図13の左上に示す如くベース部40Aが水平とな
った状態において、先端部40Bが筒状ケーシング2の
開口2Aに臨むよう構成されている。
【0036】一方、ドラムフィルタ10に侵入してパン
チングメタル13に付着した切削屑も、ドラムフィルタ
10の回転に伴って上方へ運ばれた際、洗浄ノズル20
および洗浄ノズル21から噴射する切削油およびエアー
によって、パンチングメタル13から除去されたのち、
筒状ケーシング2の内部へと戻されることとなる。
【0037】上述した如く、本発明に関わるスクリュー
コンベア1では、筒状ケーシング2の開口2Aをスクリ
ュー3の回転方向に偏位させて形成するとともに、開口
2Aの縁部に一対の塞止め部材30,31を取り付ける
ことによって、筒状ケーシング2からの切削屑の流出を
抑える一方、ドラムフィルタ10の内部に設けた掻上げ
部材40,40…の作用により、ドラムフィルタ10の
内部に侵入した切削屑は積極的に筒状ケーシング2の内
部へ戻されることとなる。
【0038】よって、本発明に関わるスクリューコンベ
ア1では、ドラムフィルタ10の内部に切削屑が不用意
に溜まってしまうことがなく、従来の切削屑搬送装置に
おいて筒状ケーシングとドラムフィルタとの間に切削屑
が噛み込むことで生じていた動作不良を未然に防止する
ことができる。
【0039】さらに、本発明に関わるスクリューコンベ
ア1によれば、ドラムフィルタ10への切削屑の流入が
抑えられるため、パンチングメタル13において濾過す
る切削屑の量が少なくて済み、もってドラムフィルタ1
0に対する濾過作業に関わる負荷が少なく、オーバーフ
ローの発生をも未然に防止することが可能となる。
【0040】ところで、先にも述べたように、塞止め部
材30の先端部30Aにおける小歯30a,30a…、
および塞止め部材31の先端部31Aにおける小歯31
a,31a…と、各掻上げ部材40…の先端部40Bに
おける小歯40a,40a…とは、ドラムフィルタ10
の回転時において互いに緩衝することなく噛合う態様で
相対移動する。
【0041】このため、塞止め部材30における小歯3
0a,30a…、塞止め部材31における小歯31a,
31a…、および各掻上げ部材40の小歯40a,40
a…に引っ掛かった切削屑は、ドラムフィルタ10の回
転に伴って互いに取り除かれることとなる。
【0042】特に、図14に示すように、矢印r方向に
回転するスクリュー3の動作に基づいて、筒状ケーシン
グ2における開口2Aから、塞止め部材30の小歯30
a,30a…と、塞止め部材31の小歯31a,31a
…との、相対向する面に沿って溢れ出ようとする切削屑
Sは、ドラムフィルタ10における矢印R方向への回転
に伴って、a位置,b位置、c位置、d位置へと移動す
る掻上げ部材40の小歯40a,40a…により掻き落
され、筒状ケーシング2の内部に戻される。
【0043】また、各掻上げ部材40,40…における
先端部40B、すなわち掻上げ部材40の小歯40a,
40a…が、ベース部40Aに対して屈曲形成されてい
ることにより、塞止め部材30の小歯30a,30a
…、および塞止め部材31の小歯31a,31a…に対
して、掻上げ部材40の小歯40a,40a…が斜めに
侵入することとなり、これによって塞止め部材30およ
び塞止め部材31と掻上げ部材40との間に切削屑が挟
み込まれるトラブルを可及的に防止することが可能とな
る。
【0044】なお、上述した塞止め部材30、塞止め部
材31および掻上げ部材40,40…は、切削屑を挟み
込むトラブルの発生を更に抑制するべく、弾性変形し得
る薄板のバネ材等から製作することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わる切
削屑搬送装置は、筒状ケーシングにおける切削屑投入口
の下流域の周壁に、上方へ向けて解放する開口をスクリ
ューの回転方向へ偏位させて設けるとともに、この開口
において筒状ケーシングの軸方向に沿って延びる一対の
縁部に、開口からの切削屑の流出を邪魔するべく塞止め
部材を設けている。さらに、本発明に関わる切削屑搬送
装置では、外周に切削屑と切削油とを分離するための濾
過部材を備え、この濾過部材により開口を覆う態様で筒
状ケーシングに遊嵌し、筒状ケーシングの軸方向に沿っ
て延びる軸を中心に回転動作するドラムフィルタを設け
るとともに、このドラムフィルタの内部に落ちた切削屑
を、筒状ケーシングの開口へ投入させる掻上げ部材をド
ラムフィルタの内部に設けている。上述の如く、筒状ケ
ーシングの開口をスクリューの回転方向に偏位させて形
成するとともに、開口の縁部に一対の塞止め部材を取り
付けることで、筒状ケーシングからの切削屑の流出を抑
える一方、ドラムフィルタの内部に設けた掻上げ部材の
作用により、ドラムフィルタの内部に侵入した切削屑
は、積極的に筒状ケーシングの内部へ戻されることとな
る。かくして、本発明に関わる切削屑搬送装置によれ
ば、ドラムフィルタの内部に切削屑が不用意に溜まって
しまうことがなく、従来の切削屑搬送装置において筒状
ケーシングとドラムフィルタとの間に切削屑が噛み込む
ことで生じていた動作不良を未然に防止することがで
き、もって切削屑の噛み込みに起因する動作不良の発生
を可及的に防止しつつ、切削屑と切削油とを分離すると
ともに切削屑の搬送と切削油の回収とを実施することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる切削屑搬送装置の外観を示す全
体側面図。
【図2】本発明に関わる切削屑搬送装置の切削屑投入口
周辺を示す要部断側面図。
【図3】図2中の III−III 線断面図。
【図4】本発明に関わる切削屑搬送装置の切削屑搬出口
周辺を示す要部断側面図。
【図5】図4中の V−V 線断面図。
【図6】本発明に関わる切削屑搬送装置のドラムフィル
タ周辺を示す図2中のVI−VI線断面図。
【図7】図2中の VII−VII 線断面図。
【図8】本発明に関わる切削屑搬送装置のドラムフィル
タ周辺を示す断面側面図。
【図9】本発明に関わる切削屑搬送装置のドラムフィル
タ周辺を示す図6中のIX−IX線断面図。
【図10】(a)および(b)は塞止め部材を示す正面
図および側面断面図。
【図11】(a)および(b)は塞止め部材を示す正面
図および側面断面図。
【図12】(a)および(b)は掻上げ部材を示す正面
図および側面断面図。
【図13】ドラムフィルタの動作態様を示す概念断面
図。
【図14】ドラムフィルタの動作に伴う掻上げ部材の移
動態様を示す要部断面図。
【図15】従来の切削屑搬送装置を示す全体側面図。
【図16】従来の切削屑搬送装置を示す要部断面側面
図。
【図17】従来の切削屑搬送装置を示す要部断面端面
図。
【符号の説明】
1…スクリューコンベア(切削屑搬送装置)、 2…筒状ケーシング、 2i…切削屑投入口、 2o…切削屑搬出口、 2A…開口、 3…スクリュー、 10…ドラムフィルタ、 13…パンチングメタル(濾過部材)、 20,21…洗浄ノズル、 30,31…塞止め部材、 40…掻上げ部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に対して傾斜させて設置した
    筒状ケーシングと、上記筒状ケーシングの内部に収容設
    置したスクリューとを備え、上記スクリューの回転動作
    に基づいて、切削油を含んだ切削屑を筒状ケーシングの
    切削屑投入口から切削屑搬出口へ向けて搬送する切削屑
    搬送装置であって、 上記切削屑投入口に対する下流域の周壁に、上方に向け
    て解放する開口を上記スクリューの回転方向へ偏位させ
    て設けた筒状ケーシングと、 上記開口からの切削屑の流出を邪魔するべく、上記開口
    における上記筒状ケーシングの軸方向に沿って延びる一
    対の縁部に設けた塞止め部材と、 外周に切削屑と切削油とを分離するための濾過部材を備
    え、該濾過部材により上記開口を覆う態様で上記筒状ケ
    ーシングに遊嵌しているとともに、上記筒状ケーシング
    の軸方向に沿って延びる軸を中心に回転動作するドラム
    フィルタと、 上記ドラムフィルタの内部に落ちた切削屑を、該ドラム
    フィルタの回転動作に基づいて掻上げ、上記筒状ケーシ
    ングの上記開口へ投入させるべく、上記ドラムフィルタ
    の内部に設けた掻上げ部材と、 を具備して成ることを特徴とする切削屑搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記筒状ケーシングに設けた上記塞止
    め部材の先端部と、上記ドラムフィルタに設けた上記掻
    上げ部材の先端部とを、上記ドラムフィルタの回転時に
    おいて互いに緩衝することなく噛合う態様で相対移動す
    るよう、櫛歯形状としたことを特徴とする請求項1記載
    の切削屑搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記筒状ケーシングにおける上記開口
    の上方域であって上記ドラムフィルタの外方域に、上記
    濾過部材から切削屑を除去するべく、洗浄用の流体を上
    記筒状ケーシングの上記開口に向けて噴射する洗浄ノズ
    ルを設けたことを特徴とする請求項1記載の切削屑搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 上記筒状ケーシングに対する上記スク
    リューの回転方向と、上記筒状ケーシングに対する上記
    ドラムフィルタの回転方向とを、互いに反対方向に設定
    して成ることを特徴とする請求項1記載の切削屑搬送装
    置。
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