JPH09201955A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH09201955A
JPH09201955A JP1211796A JP1211796A JPH09201955A JP H09201955 A JPH09201955 A JP H09201955A JP 1211796 A JP1211796 A JP 1211796A JP 1211796 A JP1211796 A JP 1211796A JP H09201955 A JPH09201955 A JP H09201955A
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JP
Japan
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recording
cylindrical drum
recording head
printing
band
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JP1211796A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Iida
和彦 飯田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷を高速に行っても高品質の画像印刷結果
を得られる印刷装置を提供すること。 【解決手段】 回転ドラム40に記録紙41を角度Θで
巻き付け、インクヘッド45は副走査方向53に対して
角度Θだけ傾け、少なくとも記録を行う際には、インク
ヘッド45を回転ドラム40が1回転した時にインクヘ
ッド45のバンド幅hの距離だけ進む関係を保つことを
特徴とする。このとき、角度Θは回転ドラム40を展開
した場合の円周長Lとインクヘッド45のバンド幅hに
よりtanΘ=h/Lの式で唯一に決まる値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体もしくは
中間記録媒体にインクなどの記録材料を高速で記録する
印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙などの記録媒体にインクなどの記録材
料を印刷するインクジェット印刷装置の場合、従来は紙
の移動と直行する方向にインクヘッドを搭載したキャリ
ッジを移動させ、これに合わせてインクを噴射させるこ
とで1ラインの印刷を行ない、それが終わったところで
副走査方向に紙を移動させ、次の主走査を行うという順
序で印刷を行なっていた。
【0003】例えば紙の左端から右端にキャリッジを移
動させながらインクヘッドを噴射させることで1ライン
を印刷し、右端にキャリッジが移動し終わった段階でイ
ンクヘッドの高さ分だけ紙を移動させる。そして、紙の
移動が完了した段階で、今度はキャリッジを右から左に
向けて移動させることにより次の主走査1ラインの記録
が完了する。これを紙の後端までくり返すことで1ペー
ジの印刷が完了する。
【0004】図1はこの従来の印刷装置を示したもので
ある。インクジェットプリンタは4色のカラーインクカ
ートリッジを搭載しているものも知られているが、ここ
では説明を簡単にするため黒のインクカートリッジが装
着されている場合について説明する。
【0005】給紙カセットトレイ1から給紙ローラ2に
より給紙された記録紙3は、プラテンローラ4に巻き付
けられるようにプラテンモータ5によって搬送される。
インクヘッド(図2参照)を搭載する搬送機構(以下キ
ャリッジと略す)7のところまで記録紙3の頭だしが完
了すると、プラテン4は停止する。キャリッジ駆動モー
タ6は搬送ベルト8に固定されたキャリッジ7を摺動さ
せ、紙の端まで移動すると今度はプラテンモータ5によ
って記録紙3がキャリッジの走査方向(主走査方向と呼
ぶ)と直行する副走査方向に移動される。
【0006】図2は図1のキャリッジに保持されている
インクヘッドを示している。通常、インクヘッドの噴出
口29は副走査方向に複数ならんでいる。そして、例え
ば(a)に示す様に主走査方向20に2列のインク噴出
口群を持つことで互いのインク噴出口のすき間を補いあ
う構成になっている。また、(b)のようにインク噴出
口群は1列であり、3回の副走査方向への紙送りを繰り
返すことで1列のインク噴出口のすき間を補う構成にな
っているものもある。どちらの例においても、一回の副
走査方向の紙送りは図にhで示した距離(インクヘッド
のバンド高と呼ぶことにする)だけ行えばよい。これを
紙の終了段までくり返すことにより1ページの印刷が完
了することになる。
【0007】図3は図1の従来例における記録紙3上の
インクヘッドの軌跡の例を示している。32はヘッドの
走査による主走査方向の軌跡、33は紙の搬送による副
走査方向の軌跡を示している。ここでは、ヘッドを左か
ら右へ走査する際にも、右から左へ走査する際にも印刷
を行う様になっており、その連続する主走査印刷の間に
行われる1回の副走査方向への紙搬送量は前述のインク
ヘッドのバンド高hで決まる値である。
【0008】また、他の印刷方式として、中間記録ドラ
ムを設け、インク等の記録材料を吹き付ける記録媒体と
して紙の代わりにこの中間記録ドラムを利用すること
で、いったん記録材料を中間記録媒体に記録してから記
録媒体に転写する方式も知られている。
【0009】この場合、主走査方向における記録は前述
の方式と同じであるが、副走査方向における記録は中間
記録媒体である回転ドラムが介在する点で異なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の印刷
方式の場合、上記の様にキャリッジの往復動作と紙の搬
送により記録媒体への記録がなされるため、一回の主走
査で出来上がった印刷画像(以降、印刷バンドという)
と次の印刷バンドとの接続が上下左右にずれやすく、結
果として縦の線がまっすぐにつながらない、あるいは印
刷バンド間が上下に重なったり、離れたりしてしまうと
いう問題が起こることが知られている。
【0011】これは、歯車の精度などによりキャリッジ
を右から左に印字した場合と左から右に移動する場合で
印刷バンドのつながりが左右にずれるためである。その
ため、例えばキャリッジを左から右に移動する場合にの
み記録媒体に記録する方法が通常行われているが、その
場合、印刷速度はかなり遅くなってしまうという問題が
生じる。
【0012】また、従来の印刷方式で高速化しようとす
ると、キャリッジの搬送速度を早くする必要がある。そ
の場合、キャリッジは一端から加速を始めて一定速度を
保ち、最後に減速して停止する必要があるのだが、高速
印刷の場合、一定速度になるまでに時間がかかるため、
記録媒体までの助走距離を端部に設けなければならな
い。しかし、その場合は印刷装置が大型化してしまう。
【0013】また、従来の印刷方式では一般にステップ
モータやロータリエンコーダなどによりインクヘッドの
位置を検知し、記録材料を噴射するタイミングをこれと
同期させる制御が行われているが、キャリッジの搬送速
度を早くする程この方法は印刷精度が要求されてくるた
め、高価な機構になってしまうという問題もある。
【0014】また、従来の印刷方式ではキャリッジ移動
のための機構だけではなく、紙搬送のための機構の精度
も高いものが要求されるため、その総合的な制御は繁雑
かつ複雑であるという問題もある。
【0015】さらに、従来の印刷方式の中でも特にイン
クジェット記録方式では、記録媒体の下端に比較的大き
な印字不可能領域が生じてしまうために、レーザプリン
タの印刷可能範囲と比べて小さくなってしまい、一度つ
くられた印刷情報のレイアウトを例えばレーザプリンタ
で印刷するときには変更しなくてはならないという問題
もあった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するために鑑みられたものであり、以下の様な構
成をとっている。
【0017】すなわち、定速で回転する円筒ドラムと、
記録材料を付着させるための記録ヘッドと、記録ヘッド
を円筒ドラムの回転軸に対して角度Θだけ傾けて保持す
る記録ヘッド保持手段と、前記定速で回転する円筒ドラ
ムが1回転したときに前記記録ヘッドのバンド幅分だけ
円筒ドラムの回転軸に平行に前記記録ヘッド保持手段を
移動させる定速移動手段と、を有し、円筒ドラムの円周
長をL、記録ヘッドのバンド幅をhとした場合に角度Θ
はtanΘ=h/Lにより唯一に決まる値であることを特
徴とする。
【0018】また、本発明の印刷装置は、前記移動手段
は少なくとも記録材料を記録媒体に付着させている間は
一定速度で、かつ前記円筒ドラムが1回転したときに丁
度該記録ヘッドのバンド幅分だけ該円筒ドラムの回転軸
と平行に、記録ヘッドを移動させることを特徴とする。
【0019】また、本発明の印刷装置は、円筒ドラムの
回転軸に対して角度Θで記録媒体を前記円筒ドラムに対
して巻き付け、保持する記録媒体保持手段をさらに有す
ることで、円筒ドラムに巻き付けられた記録媒体に対し
て、記録ヘッドにより記録材料を付着させることで印刷
を行うことを特徴とする。
【0020】また、本発明の印刷装置は、回転する円筒
ドラムと、記録材料を円筒ドラム方向に噴射する記録ヘ
ッドと、記録ヘッドを円筒ドラムの回転軸に対して角度
Θ傾けて保持する記録ヘッド保持手段と、前記回転する
円筒ドラムが1回転したときに前記記録ヘッドのバンド
幅分だけ円筒ドラムの回転軸に平行に前記記録ヘッド保
持手段を移動させる移動手段と、を有し、前記円筒ドラ
ムの回転周速をVd、前記記録ヘッド保持手段の円筒ド
ラムの回転軸に平行な方向への移動速度をVhとした
時、Vd=kVh(kは定数)なる関係を常に満たし、円
筒ドラムの円周長をL、記録ヘッドのバンド幅をhとし
た場合に角度ΘはtanΘ=h/Lにより唯一に決まる値
であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図4は本発明の1実施例を示すイ
ンクジェット式の印刷装置である。
【0022】給紙ローラ48により給紙カセット47か
ら給紙された記録紙41は、静電吸着されてモータ50
によって回転ドラム40に巻き付けられる。この時、記
録紙41は回転ドラムの回転軸に対して角度Θをなすよ
うに回転ドラムに巻き付けられる。ここで、角度Θは回
転ドラム40の円周長をL、インクヘッド45のバンド
幅をhとした時に tanΘ=h/L により唯一に決まる値である。給紙は印刷紙41がどん
なサイズであろうと常に回転ドラムの回転軸に対して角
度Θをなすように行われる。
【0023】給紙カセット47はここでは始めから点線
で示した正規のカセット装着位置に対して角度Θをなす
ように装着されているが、給紙カセット47は正規の位
置に装着されており、給紙時に回転ドラムの回転軸に対
して角度Θをなして給紙されて行くようにしてもよい。
【0024】図8は本実施例のキャリッジに搭載されて
いるインクヘッド45を示す図である。この例ではイン
ク噴出口は1列の構成になっている。インクヘッド45
は回転ドラムの回転軸と平行なドラム表面上の接線55
に対して図8のように角度Θをなしてヘッド搬送ベルト
44に固定されている。
【0025】インクヘッド45はキャリッジと呼ばれる
搬送手段(図示しない)に保持されてヘッド搬送モータ
52とヘッド搬送ベルト44により一定速度で矢印53
の副走査方向に移動する。この速度は、回転ドラム40
が一回転する間に副走査方向にずれ量h、すなわちイン
クヘッドのバンド幅だけ移動するように設定されてい
る。すなわち、角度Θは、主走査方向42に対して、イ
ンクヘッド45が回転ドラム40の周りを一回転する際
に描く軌跡がなす角度ともいえる。
【0026】さて、記録紙41の巻き付けが完了すると
回転ドラム40は矢印42の主走査方向に一定速度にな
るよう回転し始める。
【0027】記録開始タイミング検出器46は記録開始
マーカ51を検知し、ドラムの回転が一定になったとこ
ろで印刷開始パルスを発生させる。この印刷開始パルス
により記録紙41の記録開始タイミングが与えられ、イ
ンクヘッド45はこのパルスに同期してインクの噴射を
開始する。
【0028】図9は回転ドラム40を展開し、インクヘ
ッドを走査する側から見た図である。この図からわかる
ように回転ドラム40上に乗せる印刷紙は、回転ドラム
40のサイズ以下ならばどの大きさでもよい。逆に言う
なら、回転ドラム40の直径を大きくすることで様々な
大きさの印刷紙に対応が可能である。どの大きさの印刷
紙でも、用紙長方向は常に主走査方向42に対して角度
Θをなして吸着する必要がある。また、主走査方向42
の回転の進行方向側で、副走査方向53の走査開始側の
点54が、常に記録開始マーカ51の副走査方向53と
の平行線に対して距離C(Cは定数)になるように印刷
紙の吸着を合わせる必要もある。これらにより、印刷紙
の吸着位置が常に一義に決まることになる。
【0029】さて、印刷開始パルスが発生されてから回
転ドラム40が一回転すると、1つのバンドの印刷が完
了する。ここで、バンドとは例えばA4サイズの紙なら
ば、図9に斜線で示した領域である。バンドの幅はイン
クヘッド45のバンド幅hを示している。一般に、バン
ドNの印刷は印刷開始パルスが発生されてから開始する
が、その場合はバンド1の印刷に比べてNhtanΘの距
離に相当する時間だけ早めて印字を開始する。すべての
バンドの印刷がくり返され、記録紙全体が印刷されると
1ページの印刷が完了する。
【0030】図5は図4の回転ドラム40を展開し、イ
ンクヘッドを走査する側から見た図である。インクヘッ
ド45はドラム表面上の接線55に対して角度Θをなし
ている。このインクヘッド45は副走査方向53に移動
していくことにより、例えば斜線で示したバンド1のバ
ンド対応領域57を通過して回転ドラム40上を移動す
ることになる。このバンド1のバンド対応領域57に限
らず、すべてのバンド対応領域57において、その幅は
インクヘッドのバンド幅hである。回転ドラム40の1
回転分のインクヘッドの移動が終わる瞬間には次のバン
ド対応領域57の開始位置にインクヘッドは来ており、
連続してそのバンド対応領域57の処理に入れるため高
速であり、かつ位置ずれも起こりにくくなる。記録紙4
1はこの回転ドラム40上に常に主走査方向42に対し
て角度Θをなして吸着されてることになる。
【0031】なお、この図ではインクヘッド45は図2
(a)で示したような2列補間型のヘッドであるが、図
2(b)で示したようなインクヘッドの場合でも全く同
様に適用できることはいうまでもない。すなわち、回転
ドラム40が1回転して次のバンド対応領域57の開始
位置に来るまでにインクヘッドのバンド幅hだけ移動す
る設定にしておけばよい。ただし、図2(b)のインク
ヘッドの場合はそのインク噴出口29が1列であり、複
数回転することですき間を埋めながら印刷紙41の端か
ら幅hの割で順に印刷画像を形成して行くこともあり、
図2(a)のインクヘッドを用いた場合に比べて多少印
刷時間が長引くことになる。しかし、これはインク噴出
口29の数を図2(a)のインクヘッド並に増やすこと
等により容易に解決可能である。
【0032】図6にはこの印刷装置のコントローラのブ
ロック図を示す。
【0033】クロック信号発生回路66に同期してCP
U60はROM61から読みだされた命令を実行し、コン
トローラ全体を制御する。また、割込みなどの緊急処理
(図示しない)の要求があった場合は、現在の状態を保
ったまま割込み処理を行い、これが終了した後、再び実
行を継続する。ROM61には命令の他にテーブル、初期
化データ、フォントなどが記憶されている。ホストコン
ピュータ62から送られた印刷情報はインターフェイス
回路63を通じてRAM64内に存在する受信バッファに
貯えられる。CPU60はこの受信バッファの内容を解
析してエンジン(図示しない)の印刷に適合する中間印
刷情報に変換する。
【0034】この中間印刷情報は印刷されるイメージ
を、図7に示すようなバンドに分割し、そのバンド単位
で記憶手段であるRAM64に記憶していく。これらのバ
ンドの幅はもちろん前述のインクヘッドのバンド幅hで
ある。そして、例えば1ページ分の中間印刷情報ができ
上がったところでコントローラはエンジンに対してI/O
制御回路68を経由してエンジン制御装置69に印刷の
開始を指示する。その場合、先ずバンド1とバンド2の
中間印刷情報をRAM64上のバンドメモリA上とバンドメ
モリB上で各々変換し、これらを一時的にセーブしてD
MA71の転送開始を待つ。記録開始マーカ51を記録
開始タイミング検出器46が検出したところでタイミン
グ信号発生回路72から記録開始信号が出されると、DM
A71が動作を開始し、バンドメモリA上のバンド1の
ビットイメージはDMA71にて、エンジンのビデオイン
ターフェイスを経由して、インクヘッド駆動回路67に
送られ、インク滴を記録紙に噴射する。
【0035】バンドメモリA上のビットイメージの送出
が完了すると、今度はバンド3の中間印刷情報をバンド
メモリA上に変換する処理が開始される。それと同時
に、バンドメモリB上のバンド2のビットイメージはタ
イミング信号発生回路72により前回のバンド1のビッ
トイメージを記録紙上に印刷する際の印刷開始位置より
回転ドラム40上でhtanΘ分だけ先んずるタイミング
で印字を開始する。バンドメモリB上のビットイメージ
の送出が完了すると、今度はバンド4の中間印刷情報を
バンドメモリB上に変換する処理が開始される。同時に
バンドメモリA上のバンド3のビットイメージの印刷が
前述のようなタイミングで始まる。これをバンドnまで
継続することで1ページ分の印刷が完了する。なお、1
ページ分のビットイメージを展開する場合に、図7の1
ページの左上を実際に得る印刷画像の左上と仮定して処
理することも、右下を印刷画像の左上と仮定して処理す
ることも任意のことである。
【0036】図11は本実施例の印刷装置の印刷機構の
制御フローである。まず、バンドカウンターNをクリア
ーする(120)。給紙ローラ48により給紙された記
録媒体41は、回転ドラム40に巻き付けられると(1
21)、回転ドラム40はモータ50により一定の回転
速度で回される(123)。 これに並行してインクヘ
ッドは、搬送モータ52によりホームポジションに移動
される(124)。一方、CPUでは印刷遅延距離Dが
算出される(125)。最初、Dは定数Cに等しい。印
字開始の許可が出た後(126)、 記録開始タイミン
グ検出器46が記録開始マーカ51を検出すると、回転
ドラムが距離Dだけ回転移動するのを待ってから(12
7)、インクヘッドの副走査を開始する(128)。
その後、インクヘッドの副走査が続き、回転ドラム40
が1回転して 記録開始タイミング検出器46が記録開
始マーカ51を再び検出する毎に新たに算出される印刷
遅延距離Dに相当する時間だけ遅延されて印刷は行われ
ることになる(129)。これらの遅延は、各バンド毎
に用紙の下端(上端)から印刷を開始するためのタイミ
ング合わせである。
【0037】次に、印刷バンドに印刷すべきイメージが
存在するか否かを調べる(130)。これは、中間印刷
情報を解析することで判別可能である。もし、あれば、
記録媒体への記録材料の記録を開始し(131)、その
1バンド分の印刷が終了すると、バンドカウンタを1
だけ増やす(132)。 1ページのすべてのバンドの
印刷が完了していない場合は、再び125に戻って、次
のバンドの印刷遅延距離Dを算出する。 例えば、第2
行のバンドの場合DはCーhtanΘとなる。hはバンド
幅である。 つまり、第2行のバンドの印字開始位置は
第1バンドよりhtanΘだけ早めに開始される。 以上を
1ページの終了まで繰り返す。 Nが最大値を示し、1
ページのすべてのバンドの印刷が完了したところで1ペ
ージの印刷が終了する(133)。 回転ドラムに巻き
付けられた記録媒体は、剥離され(138)、排紙され
る(139)。
【0038】ところで、印刷バンドに印刷すべきイメー
ジが存在するか否かを調べ(130)、空バンドが検出
された場合は、連続する空バンドの本数Mを算出し(1
34)、インクヘッドをMバンド分先に進める(13
5)。この時、インクヘッドは必ずしも等速で送る必要
はなく、速く送ればそれだけ印刷時間の短縮が可能にな
る。その後、Mバンド分先に進めたところで バンドカ
ウンタNはMだけ加算され(136)、次のバンド印刷
に備えるために133に戻る。
【0039】このように、回転ドラム40を一定の速度
で1方向に連続して回転させ、かつインクヘッド45を
一定の速度で1方向に連続して移動させる制御を行うこ
とにより、高速であり、かつ位置ずれの起こらない印刷
が実行可能である。しかも、インクヘッドは必ずしも等
速で送る必要はなく、バンドのデータの有無に応じて可
変にしてよい。さらに、回転ドラム40の回転速度と記
録ヘッド45の移動速度を共に一定にした状態から印刷
を開始する必要もなく、回転ドラム40の回転の立ち上
がり時で回転ドラム40の回転速度が遅いときには、そ
れに合わせて記録ヘッド45の移動速度を遅くし、回転
ドラム40の回転速度が速く為ったら、それに合わせて
記録ヘッド45の移動速度を速くしてもよい。要する
に、回転ドラム40の回転周速をVd、記録ヘッド45
の移動速度をVhとした時、記録を行っている間は少な
くともVd=kVh(kは定数)なる関係を満たしていれ
ばそれでよい。その場合は、回転ドラム40を回転させ
るのに用いるモータ50とインクヘッド45の搬送モー
タ52を同一のものとした方が設計上有利である。
【0040】また、本発明は記録媒体として特にインク
に限るものではない。すなわち、トナーを吹き付けた
り、あるいはインパクトドットマトリクスプリンタで知
られているように、リボンを挟んでワイヤーを回転ドラ
ムに向かって押し付けるような構造にしてもよい。ま
た、インクにおいても特に単色に限るものではない。
【0041】また、本実施例では回転ドラムに印刷紙を
巻つけ、これに直接記録媒体を噴射したが、回転ドラム
に記録媒体を噴射し、そのドラム上に付けられた記録媒
体を記録紙に転写することで印刷物を得るようにするこ
とも可能である。この例を示すのが図10である。すな
わち、回転ドラム40の主走査と記録ヘッド45の副走
査により、回転ドラム40への記録媒体の付着が完了し
た後、給紙トレイ101から印刷紙41がその上端が回
転ドラム40の回転軸方向に対して角度Θを為すように
給紙され、転写手段103により回転ドラム40上に付
けられた記録媒体を記録紙に転写する。そして、印刷画
像が転写された印刷紙41は102の排紙トレイへと排
出される。ここで、転写手段103は転写ローラとヒー
タから構成されている。
【0042】また、図9では印刷紙41はすべてポート
レート方向(縦長方向)で給紙するようにしているが、
もちろんランドスケープ(横長方向)で給紙することも
可能である。
【0043】また、図9ではどの大きさの印刷紙でも、
主走査方向42の回転の進行方向側で、副走査方向53
の走査開始側の点54が、常に記録開始マーカ51の副
走査方向53との平行線に対して距離C(Cは定数)に
なるように印刷紙の吸着を合わせているが、その他にも
図12に示す様な吸着のさせ方もある。図12では主走
査方向42の回転の進行方向側で、副走査方向53の走
査開始側の点54を印刷紙の大きさによって移動可能と
し、代わりに主走査方向42の回転の進行方向側で、副
走査方向53の走査進行方向側の点56を、常に記録開
始マーカ51の副走査方向53との平行線上に乗せるよ
うにしている。この場合、用紙の大きさによって定数C
は切り換える必要があり、その値は用紙幅をwとしてw
tanΘで算出可能である。この方法でも、制御の流れは
図11で示されるものと同様である。
【0044】また、図7では、バンドメモリを2つ有す
る例を示しているが、これをもっと多く持つことも当然
可能である。
【0045】このように、本発明の印刷装置では、回転
ドラム40に記録紙41を角度Θで巻き付け、インクヘ
ッド45は副走査方向53に対して角度Θだけ傾け、そ
のインクヘッド45を回転ドラム40が1回転した時に
インクヘッド45のバンド幅hの距離だけ進む速度で移
動するようにしている。このとき、角度Θは回転ドラム
40を展開した場合の円周長Lとインクヘッド45のバ
ンド幅hにより(tanΘ=h/L)の式で唯一に決まる
値である。
【0046】
【発明の効果】回転ドラムの回転速度とヘッド搬送の移
動速度がそれぞれ一定であり、また常に一方向にそれぞ
れ回転/移動させることにより、簡単かつ安価に副走
査、主走査の機構が実現可能である。すなわち、従来の
印刷方式ではキャリッジは一端から加速を始めて一定速
度になった後、最後に減速して停止するという走査を繰
り返す必要があるためロータリエンコーダやステップモ
ータなどによりインクヘッドの位置を検知してインクを
噴射するタイミングをこれと同期させる必要があった
が、本発明では回転ドラムとキャリッジは一定速度のた
めこれらが不要となる。
【0047】また、一回転の主走査で出来上がった印刷
画像(以降印刷バンドという)と次の印刷画像との接続
が上下左右にずれる問題や、インクヘッドの幅がその幅
単位にわずかにずれるために生じる縦線の不連続などの
問題が解決される。
【0048】また、 主走査方向の紙送り精度のばらつ
きにより、印刷バンド間が上下に重なったり、離れたり
してしまう問題も解決可能である。
【0049】また、従来のインクジェット印刷装置の印
刷方式のように、インクヘッド搬送用のキャリッジを左
端から右端に移動したあと、これを左端に戻す必要がな
くなるため、高速な印刷が可能である。
【0050】また、従来のインクジェット印刷装置の印
刷方式では、印刷紙の下端の印字不可能領域が大きかっ
たが、本発明では記録紙に対する印字領域は比較的大き
くとれる。
【0051】また、回転ドラム40を回転させるのに用
いるモータ50とインクヘッド45の搬送モータ52に
同一のものを利用できるため、安価に実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインクジェット印刷装置を示す図。
【図2】インクヘッドの噴射穴の並びの例を示す図。
【図3】従来の印刷装置において記録紙に対するインク
ヘッドの移動軌跡を示す図。
【図4】本発明による印刷装置の1実施例の外観を示す
図。
【図5】実施例において回転ドラム平面上のインクヘッ
ドの移動を説明する図。
【図6】本発明による印刷装置の構成を示すブロック
図。
【図7】実施例において1頁を処理するために仮想的に
区切られたバンド群を示す図。
【図8】実施例においてインクヘッドの傾きを説明する
図。
【図9】実施例において回転ドラム平面上に吸着される
印刷紙を示す図。
【図10】本発明による印刷装置を転写型の印刷機構に
応用した例を示す図。
【図11】本発明による印刷装置の制御流れの例を示す
図。
【図12】別の実施例において回転ドラム平面上に吸着
される印刷紙を示す図。
【符号の説明】
40 回転ドラム 44 インク搬送ベルト 45 インクヘッド 46 記録開始タイミング検出器 51 印刷開始マーカ 72 タイミング信号発生回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定速で回転する円筒ドラムと、記録材料
    を付着させるための記録ヘッドと、記録ヘッドを円筒ド
    ラムの回転軸に対して角度Θ傾けて保持する記録ヘッド
    保持手段と、前記定速で回転する円筒ドラムが1回転し
    たときに前記記録ヘッドのバンド幅分だけ円筒ドラムの
    回転軸に平行に前記記録ヘッド保持手段を移動させる定
    速移動手段と、を有し、円筒ドラムの円周長をL、記録
    ヘッドのバンド幅をhとした場合に角度ΘはtanΘ=h
    /Lにより唯一に決まる値であることを特徴とする印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の印刷装置において、前記移動
    手段は少なくとも記録材料を記録媒体に付着させている
    間は一定速度で、かつ前記円筒ドラムが1回転したとき
    に丁度該記録ヘッドのバンド幅分だけ該円筒ドラムの回
    転軸と平行に、記録ヘッドを移動させることを特徴とす
    る印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の印刷装置において、円筒ドラ
    ムの回転軸に対して角度Θで記録媒体を前記円筒ドラム
    に対して巻き付け、保持する記録媒体保持手段をさらに
    有することで、円筒ドラムに巻き付けられた記録媒体に
    対して、記録ヘッドにより記録材料を付着させることで
    印刷を行うことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の印刷装置において、円筒ドラ
    ムの回転軸に対して角度Θで記録媒体を給紙させる給紙
    手段と、円筒ドラムに付着された記録材料を該給紙手段
    により給紙された記録媒体に転写させる転写手段と、を
    さらに有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 回転する円筒ドラムと、記録材料を円筒
    ドラム方向に噴射する記録ヘッドと、記録ヘッドを円筒
    ドラムの回転軸に対して角度Θ傾けて保持する記録ヘッ
    ド保持手段と、前記回転する円筒ドラムが1回転したと
    きに前記記録ヘッドのバンド幅分だけ円筒ドラムの回転
    軸に平行に前記記録ヘッド保持手段を移動させる移動手
    段と、を有し、前記円筒ドラムの回転周速をVd、前記
    記録ヘッド保持手段の円筒ドラムの回転軸に平行な方向
    への移動速度をVhとした時、Vd=kVh(kは定数)
    なる関係を常に満たし、円筒ドラムの円周長をL、記録
    ヘッドのバンド幅をhとした場合に角度ΘはtanΘ=h
    /Lにより唯一に決まる値であることを特徴とする印刷
    装置。
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