JPH09203424A - 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造 - Google Patents

車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造

Info

Publication number
JPH09203424A
JPH09203424A JP1181596A JP1181596A JPH09203424A JP H09203424 A JPH09203424 A JP H09203424A JP 1181596 A JP1181596 A JP 1181596A JP 1181596 A JP1181596 A JP 1181596A JP H09203424 A JPH09203424 A JP H09203424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
support shaft
parking lever
brake shoe
web
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1181596A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yui
智 油井
Yoshito Hanasato
吉人 花里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP1181596A priority Critical patent/JPH09203424A/ja
Publication of JPH09203424A publication Critical patent/JPH09203424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキレバーの取付けに、支軸を抜止めす
るワッシャやクリップ等の抜止め用の部品はもとより、
部品としての支軸をも省略して、大幅なコストダウンを
図りながら、ドラムブレーキのメンテナンス性やブレー
キシューの交換作業性を向上する。 【解決手段】 パーキングレバー25の回動基部25a
に、支軸25bを一体に突設する。一方のブレーキシュ
ー12のウェブ12aに、支軸孔12fを穿設する。第
1ストラット部材26の二股腕26aに、トレーリング
側のブレーキシュー12のウェブ12aとパーキングレ
バー25とを相対移動可能に挟持させ、支軸25bを支
軸孔12fに挿通して、パーキングレバー25を一方の
ブレーキシュー12のウェブ12aに取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の車両に用いる内拡式のドラムブレーキであって、詳し
くはブレーキケーブルに牽引されるパーキングレバーの
取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の走行車両に用いられるドラム
ブレーキには、パーキングブレーキレバーの牽引やパー
キングブレーキペダルの踏み操作によって作動するパー
キングブレーキ付きがある(例えば、実公昭55−18
591公報)。これらのドラムブレーキは、バックプレ
ートの内部に対向配置される一対の弓形ブレーキシュー
の両端部をホイールシリンダとアンカーにて支承し、両
ブレーキシューのウェブ間に、リターンスプリングとス
トラットとを配設すると共に、一方のブレーキシューに
パーキングレバーを枢支した構成となっている。
【0003】上記両ブレーキシューは、ウェブ間に張設
されたリターンスプリングの牽引力によって常時縮径方
向に付勢されており、縮径限度位置をウェブ間のストラ
ットにて規制されている。そして、車両走行時に運転者
がブレーキペダルを踏み操作して、ホイールシリンダに
昇圧した作動液が供給されると、双方のブレーキシュー
がホイールシリンダの両端から突出するピストンによっ
てアンカーを支点に拡開し、各ブレーキシューのライニ
ングを、車輪と一体に回転するブレーキドラムの内周面
に摺接させて制動作用が行なわれる。
【0004】また車両停止時に、パーキングブレーキレ
バーまたはパーキングブレーキペダルを操作すると、パ
ーキングレバーがブレーキケーブルの牽引にて回動し
て、他方のブレーキシューがストラットを介して拡開さ
れ、更にこの反作用で一方のブレーキシューが拡開し
て、ドラムブレーキがパーキングブレーキとしても作動
するようになっている。
【0005】図7は、上記パーキングレバーの取付け構
造を示しており、パーキングレバー1は、一方のブレー
キシュー2側でウェブ2aのバックプレート側に接触し
て配設され、パーキングレバー1とウェブ2aのピン孔
1a,2bに支軸3を挿通して、パーキングレバー1の
バックプレート側面へ突出する支軸3の先端に、ワッシ
ャ4とクリップ5とを係着した構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、ブレーキシューをライニングの摩耗等で交換する
場合に、パーキングレバーを枢支した一方のブレーキシ
ューでは、ウェブに係着したリターンスプリングの一端
部を外して、ワッシャとクリップとを取外したのち、支
軸を引き抜いてブレーキシューとパーキングレバーとを
分離し、更に新品のブレーキシューを、上述の取外しと
は逆の手順でバックプレートに組み付けるという、作業
内容が繁雑で作業工数と部品点数の多いものとなってい
た。
【0007】本発明は、このような実情を背景にしてな
されたもので、その目的とするところは、ブレーキレバ
ーの支軸を抜止めするワッシャやクリップ等の専用部品
はもとより、部品としての支軸をも省略して大幅なコス
トダウンを図りながら、メンテナンス性やブレーキシュ
ーの交換作業性に優れた車両用ドラムブレーキのパーキ
ングレバー取付け構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従って本発
明は、車体に固設されるバックプレートに一対の弓形ブ
レーキシューを対向配置し、両ブレーキシューの両端部
を、前記バックプレートに固設されたホイールシリンダ
等のアクチュエータとアンカーにて支承し、一方のブレ
ーキシューのウェブにブレーキケーブルの牽引にて回動
するパーキングレバーを枢支し、前記両ブレーキシュー
のウェブ間に、両ブレーキシューを縮径方向へ付勢する
リターンスプリングと、前記パーキングレバーの作動力
を他方のブレーキシューに拡開力として伝達するストラ
ットとを配設すると共に、該ストラットの少なくとも前
記一方のブレーキシュー側の端部に二股腕を形成し、該
二股腕に、一方のブレーキシューのウェブと前記パーキ
ングレバーとを相対移動可能に挟持させた車両用ドラム
ブレーキにおいて、前記パーキングレバーの回動基部に
支軸を一体に突設し、該支軸を前記一方のブレーキシュ
ーのウェブに穿設された支軸孔に挿通して、パーキング
レバーを取付けすることを特徴とするものである。パー
キングレバーは、ストラットの二股腕に、一方のブレー
キシューのウェブと相対移動可能に挟持されるため、上
述の如く一体の支軸を一方のブレーキシューの支軸孔に
挿通させるだけで、一方のブレーキシューのウェブに脱
落なく取付けされる。また、パーキングレバーの支軸の
先端に、フランジ状や突起等による抜止め用突部を形成
し、一方のブレーキシューの支軸孔には、抜止め用突部
の挿通を許容する差込み孔を連設し、この差込み孔に抜
止め用突部を挿通して支軸を支軸孔へ移動させることに
より、抜止め用突部によって支軸を一層確実に抜止めで
きるようになる。また、一方のブレーキシューの支軸孔
は、ウェブの側縁へ開口する切込み孔とすることもでき
る。
【0009】
【形態例】以下、本発明の各形態例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3に示す第1形態例のドラムブレー
キ10は、車体に固設されるバックプレート11の内部
に、一対の弓型ブレーキシュー12,13を対向配置
し、一方のブレーキシュー12を、図示しないブレーキ
ドラムの回転方向Aと反対のトレーリング方向に、他方
のブレーキシュー13を、ブレーキドラムの回転方向A
と同じトレーリング方向に拡開して制動作用を行なうリ
ーディング&トレーリング型で、両ブレーキシュー1
2,13は、それぞれのウェブ12a,13aの中間部
を、シューホールドピン14とシューホールドスプリン
グ15とを用いてバックプレート11に弾持され、ウェ
ブ12a,13aの両端部12d,12e,13d,1
3eを、バックプレート11に固設されたホイールシリ
ンダ16とアンカー17とにそれぞれ支持されている。
【0010】上記ブレーキシュー12,13は、バック
プレート11と平行に配設される上述のウェブ12a,
13aと、該ウェブ12a,13aの外側の弧面に直交
して固設されるリム12b,13bと、該リム12b,
13bの背面に貼着される帯状のライニング12c,1
3cとからなっている。ウェブ12a,13aのホイー
ルシリンダ側の端部12d,13dは、ホイールシリン
ダ16の両端から突出するピストン18,18に支承さ
れており、車両走行時に運転者がブレーキペダルを踏み
操作して、ホイールシリンダ16内部の図示しない液圧
室に昇圧した作動液が供給されると、双方のブレーキシ
ュー12,13がピストン18,18の押動によってア
ンカー17を支点に拡開し、それぞれのライニング12
c,13cを、ブレーキドラムの内周面に摺接させて制
動作用が行なわれる。
【0011】ウェブ12a,13aの間には、ホイール
シリンダ16とアンカー17の近傍にコイル状のリター
ンスプリング19,20が張設され、またホイールシリ
ンダ側のリターンスプリング19の内側位置に、ストラ
ット21とアジャストレバー22とを組合わせた制動間
隙自動調整装置23が配設されており、非作動時のブレ
ーキシュー12,13は、リターンスプリング19,2
0の牽引力にて常時縮径方向へ付勢され、その縮径後退
限をウェブ12a,13aとストラット21との当接に
て規制されている。
【0012】トレーリング側のブレーキシュー12に
は、ウェブ12aのバックプレート側に、ブレーキケー
ブル24の牽引にて回動するパーキングレバー25が配
設されており、ドラムブレーキ10は、ホイールシリン
ダ16による液圧作動以外に、パーキングレバー25を
用いた機械的操作によっても双方のブレーキシュー1
2,13を拡開作動して、パーキングブレーキとしての
制動作用が行なえるようになっている。
【0013】パーキングレバー25の回動基部25aに
は、円柱状の支軸25bが突設されており、パーキング
レバー25は、この支軸25bを、ウェブ12aのホイ
ールシリンダ側端部12dに穿設された同径の支軸孔1
2fにバックプレート側より挿通して、回動基部25a
寄りを、後述する第1ストラット部材26の二股腕26
aに挟んで、トレーリング側のブレーキシュー12に脱
落なく支持されており、パーキングレバー25の先端2
5cには上述のブレーキケーブル24が連結されてい
る。支軸25bは、回動基部25aのウェブ側面にハー
フピアスによって一体に突出形成したもので、回動基部
25aに相応の厚みを持たせることにより、支軸25b
に充分な突出長さを設定することができる。
【0014】上述のパーキングレバー25を用いた制動
では、車両停止時に運転者がパーキングブレーキ操作を
行なうと、パーキングレバー25がブレーキケーブル2
4の牽引によって支軸25bを支点に図2の時計方向に
回動し、パーキングレバー25がストラット21をリー
ディング側のブレーキシュー13方向へ押動して、アン
カー17を支点にブレーキシュー13を拡開し、ライニ
ング13cをブレーキドラムの内周面に摺接させる。次
に、ブレーキシュー13の制動反力が、ストラット21
を通してパーキングレバー25に伝達され、パーキング
レバー25は、回動支点を支軸25bから第1ストラッ
ト部材26との当接点Bに換えて図2の時計方向に回動
し、アンカー17を支点にブレーキシュー12を拡開し
て、ライニング12cをブレーキドラムの内周面に摺接
させる。
【0015】制動間隙自動調整装置23に用いるストラ
ット21は、ブレーキシュー12側の第1ストラット部
材26と、ブレーキシュー13側の第2ストラット部材
27と、これらをねじ螺合で連結するアジャストボルト
28とからなっており、アジャストボルト28を回転す
ることによって、双方のストラット部材26,27を伸
長若しくは縮小して、ブレーキシュー12,13の縮径
後退位置を内外に調整できるようにしている。第1及び
第2ストラット部材26,27の外端は二股腕26a,
27aとなっており、第1ストラット部材26の二股腕
26aには、トレーリング側ブレーキシュー12のウェ
ブ12aとパーキングレバー25が、また第2ストラッ
ト部材27の二股腕27aには、リーディング側ブレー
キシュー13のウェブ13aと制動間隙自動調整装置2
3のアジャストレバー22が、それぞれ相対移動可能に
挟持されている。
【0016】アジャストレバー22は、リーディング側
のブレーキシュー13のウェブ13aに支軸29にて枢
支され、先端の係合爪22aをアジャストボルト28の
ラチェット28aに係止させており、アジャストレバー
22とウェブ13aのアンカー寄りとの間にはスプリン
グ30が張設されている。
【0017】上述のように構成される制動間隙自動調整
装置23は、制動の繰り返しによってブレーキシュー1
2,13のライニング12c,13cが摩耗して行き、
ライニング12c,13cとブレーキドラムの内周面と
の制動間隙が所定以上に拡がった場合に、制動時のブレ
ーキシュー12,13が通常よりも大きく拡開し、アジ
ャストレバー22が支軸29を支点に図2の反時計方向
へ回動して、係合爪22aがアジャストボルト28のラ
チェット28aを一方向へ回転し、第1及び第2ストラ
ット部材26,27を伸長させる。
【0018】そして、上述の制動を解除して、ブレーキ
シュー12,13がリターンスプリング19,20の牽
引力で縮径して行くと、アジャストレバー22がスプリ
ング30の牽引力によって図2の時計方向へ回動する
が、係合爪22aはラチェット28aを乗り越えるだけ
でアジャストボルト28に回転力を与えないから、第1
及び第2ストラット部材26,27の伸長状態が保持さ
れたままとなり、ブレーキシュー12,13は、伸長し
た第1及び第2ストラット部材26,27によって後退
位置を外側に規制され、ライニング12c,13cとブ
レーキドラムの内周面との間に所定の制動間隙が自動設
定される。
【0019】本形態例は、パーキングレバー25の回動
基部25aに一体に突設した支軸25bを、トレーリン
グ側のブレーキシュー12の支軸孔12fに挿通させ、
パーキングレバー25の回動基部25a寄りの内側縁
を、従前通りトレーリング側のブレーキシュー12のウ
ェブ12aと共に、第1ストラット26の二股腕26a
に挟持するだけの簡単な作業で、パーキングレバー25
をトレーリング側のブレーキシュー12のウェブ12a
に確実に取付けすることができ、しかもメンテナンスや
シュー交換も短時間で容易に行なうことができるように
なる。
【0020】また、パーキングレバー25と一体の支軸
25bは、特に抜止め部品や抜止め防止用の形状を持た
ないが、回動基部25a寄りの内側縁が、トレーリング
側のブレーキシュー12のウェブ12aと共に、第1ス
トラット26の二股腕26aに相対移動可能に挟持され
ているので、支軸25bが支軸孔12fを抜け出て、パ
ーキングレバー25が脱落してしまうようなことはな
い。
【0021】また、パーキングレバー25とブレーキシ
ュー12との連結では、パーキングレバー25の回動基
部25aに一体に突設した支軸25bを、ウェブ12a
の支軸孔12fに差込むだけで済むので、ワッシャやク
リップ等の専用の抜け止め部品や、支軸を単品部品とし
て用いていた従来に較べると、大幅なコストダウンと作
業時間の短縮とを図ることができる。
【0022】更に、パーキングレバー25と支軸25b
とが一体であるために、従来これらの間にあった公差に
よるガタ付きがなくなるので、パーキングレバー25と
トレーリング側のブレーキシュー12との連結強度が高
められると共に、パーキングレバー25の作動力が支軸
25bを通してトレーリング側のブレーキシュー12へ
ダイレクトに伝達されるようになるので、効力の向上を
図ることができる。
【0023】尚、本形態例の構造では、パーキングレバ
ー25とブレーキシュー12との連結に、ワッシャやク
リップ等の専用の抜け止め部品を不要にできるが、これ
ら抜け止め部品の併用を妨げるものではない。
【0024】図4及び図5は、上記第1形態例を変形し
た第2形態例を示すもので、パーキングレバー25に
は、支軸25bの先端にフランジ状の抜止め用突部25
dが連設され、トレーリング側のブレーキシュー12に
は、ホイールシリンダ側の端部12dに、支軸25bと
同径の支軸孔12fと、該支軸孔12fよりも大径の差
込み孔12gとからなるダルマ孔が穿設されている点
で、上述の第1形態例と異なっている。
【0025】抜止め用突部25dは、回動基部25aの
ウェブ側面に、支軸25bと同径の円柱を、ハーフピア
スによって支軸25bよりも長く突出させ、該円柱の回
動基部25a側に支軸25bとしての長さを残しなが
ら、先端をプレス等でフランジ状に押圧して形成され
る。また差込み孔12gは、支軸孔12fのバックプレ
ート内側寄りに、上記抜止め突部25dの挿通を許容す
る大きさで連設したもので、支軸孔12fと差込み孔1
2gは、リターンスプリング19やストラット21の向
きと略平行に設定されている。
【0026】パーキングレバー25は、支軸25b先端
の抜止め用突部25dを差込み孔12gに差込んで、該
突部25dを差込み孔12gからウェブ12aの反バッ
クプレート側面へ突出させ、支軸25bを差込み孔12
gのバックプレート外側に連続する支軸孔12fへ移動
させることにより、トレーリング側のブレーキシュー1
2のウェブ12aに回動可能に取付けされる。
【0027】支軸孔12fに位置した支軸25bは、支
軸孔12fを持つトレーリング側のブレーキシュー12
が、リターンスプリング19にてバックプレート内方向
へ牽引され、またパーキングレバー25が、ストラット
21にてバックプレート外方向へ押動されることによ
り、支軸孔12fとの係合状態が良好に保持され、更に
パーキングレバー25の回動基部25aとフランジ状の
抜止め用突部25dとでウェブ12aを挟むので、支軸
25bが支軸孔12fから容易に抜け出ることはなく、
パーキングレバー25の取付け状態を良好に保つことが
できる。
【0028】図6は、本発明の第3形態例を示すもの
で、ウェブ12aのホイールシリンダ側の端部12dに
形成される支軸孔12hを、ウェブ12aのバックプレ
ート内側縁へ開口して、リターンスプリング19やスト
ラット21にやや傾斜する向きの切込み孔とし、この支
軸孔12hに、フランジ状の抜止め用突部25dを持っ
た支軸25bを、ウェブ内側縁の開口から差込んで取付
けされる。支軸孔12hの奥端に位置した支軸25bに
は、第2形態例と同様に、ブレーキシュー12とパーキ
ングレバー25とがバックプレート11の内外逆方向へ
付勢されるので、支軸孔12hとの係合状態が良好に保
持される。
【0029】支軸孔12hを切込み孔とした本形態例で
は、パーキングレバー25が、第1ストラット部材26
の二股腕26aに挟持されているので、第1形態例のよ
うに、抜止め用突部25dを持たない支軸25bであっ
ても差支えない。
【0030】また、第2形態例の支軸孔12f及び差込
み孔12gと、第3形態例の支軸孔12hは、リターン
スプリング19やストラット21の向きと大きく異なる
向き、例えば交差方向に設定することもでき、また第3
形態例の支軸孔12hでは、く字状に折り曲げたり弧状
に湾曲することにより、支軸25bが支軸孔12hの開
口から抜け出るのを有効に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ストラッ
トの二股腕に、一方のブレーキシューのウェブとパーキ
ングレバーとを相対移動可能に挟持させ、該パーキング
レバーの回動基部に支軸を一体に突設して、該支軸を一
方のブレーキシューのウェブに穿設された支軸孔に挿通
することにより、パーキングレバーを、簡単な作業で一
方のブレーキシューのウェブに脱落なく確実に取付けす
ることができ、しかもドラムブレーキ全体のメンテナン
スやブレーキシューの交換も、短時間で容易に行なうこ
とができるようになる。
【0032】また、従来用いていたワッシャやクリップ
等の専用の抜け止め部品はもとより、単品部品としての
支軸をも省略できるので、パーキングレバーの取付け構
造が著しく簡素化され、大幅なコストダウンと作業時間
の短縮とを図ることができる。更に、パーキングレバー
と支軸とが一体であるために、従来これらの間にあった
公差によるガタ付きがなくなるので、パーキングレバー
と一方のブレーキシューとの連結強度が高められると共
に、パーキングレバーの作動力が支軸を通して一方のブ
レーキシューへダイレクトに伝達されるようになるの
で、効力の向上を図ることができる。
【0033】また、パーキングレバーの支軸の先端に抜
止め用突部を形成し、一方のブレーキシューの支軸孔
に、抜止め突部の挿通を許容する差込み孔を連設するこ
とにより、パーキングレバーと抜止め用突部とが一方の
ブレーキシューのウェブを挟むので、支軸が支軸孔から
容易に抜け出ることはなく、パーキングレバーの取付け
状態を良好に保つことができる。更に、一方のブレーキ
シューの支軸孔は、ウェブの側縁へ開口する切込み孔と
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示す図2のI−I断面図
【図2】本発明の第1形態例を示すドラムブレーキの正
面図
【図3】本発明の第1形態例を示すブレーキシューとパ
ーキングレバーの分解斜視図
【図4】本発明の第2形態例を示すドラムブレーキの要
部拡大正面図
【図5】本発明の第2形態例を示す図4のV−V断面図
【図6】本発明の第3形態例を示すドラムブレーキの要
部拡大正面図
【図7】従来のドラムブレーキの要部断面図
【符号の説明】
10…ドラムブレーキ 11…バックプレート 12…トレーリング側のブレーキシュー(本発明の一方
のブレーキシュー) 13…リーディング側のブレーキシュー(本発明の他方
のブレーキシュー) 12a,13a…ウェブ 12b,13b…リム 12c,13c…ライニング 12d,13d…ウェブ12a,13aのホイールシリ
ンダ側の端部 12e,13e…ウェブ12a,13aのアンカー側の
端部 12f…支軸孔 12g…支軸孔12fに連なる大径の差込み孔 12h…ウェブ12aのバックプレート内側縁へ開口す
る支軸孔 16…ホイールシリンダ 17…アンカー 18…ピストン 19,20…リターンスプリング 21…ストラット 22…アジャストレバー 23…制動間隙自動調整装置 24…ブレーキケーブル 25…パーキングレバー 25a…回動基部 25b…支軸 25c…先端 25d…フランジ状の抜止め用突部 26…第1ストラット部材 26a…第1ストラット26の二股腕 27…第2ストラット部材 28…アジャストボルト A…ブレーキドラムの回転方向 B…パーキングレバー25と第1ストラット部材26と
の当接点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固設されるバックプレートに一対
    の弓形ブレーキシューを対向配置し、両ブレーキシュー
    の両端部を、前記バックプレートに固設されたホイール
    シリンダ等のアクチュエータとアンカーにて支承し、一
    方のブレーキシューのウェブにブレーキケーブルの牽引
    にて回動するパーキングレバーを枢支し、前記両ブレー
    キシューのウェブ間に、両ブレーキシューを縮径方向へ
    付勢するリターンスプリングと、前記パーキングレバー
    の作動力を他方のブレーキシューに拡開力として伝達す
    るストラットとを配設すると共に、該ストラットの少な
    くとも前記一方のブレーキシュー側の端部に二股腕を形
    成し、該二股腕に、一方のブレーキシューのウェブと前
    記パーキングレバーとを相対移動可能に挟持させた車両
    用ドラムブレーキにおいて、前記パーキングレバーの回
    動基部に支軸を一体に突設し、該支軸を前記一方のブレ
    ーキシューのウェブに穿設された支軸孔に挿通して、パ
    ーキングレバーを取付けすることを特徴とする車両用ド
    ラムブレーキのパーキングレバー取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記パーキングレバーの支軸の先端に抜
    止め用突部を形成し、前記一方のブレーキシューの支軸
    孔に、前記抜止め突部の挿通を許容する差込み孔を連設
    したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドラムブレ
    ーキのパーキングレバー取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記一方のブレーキシューの支軸孔を、
    ウェブの側縁へ開口する切込み孔としたことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用ドラムブレーキのパーキングレ
    バー取付け構造。
JP1181596A 1996-01-26 1996-01-26 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造 Pending JPH09203424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1181596A JPH09203424A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1181596A JPH09203424A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09203424A true JPH09203424A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11788309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1181596A Pending JPH09203424A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09203424A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5720367A (en) Parking and emergency brake operating mechanism for dual mode drum brake assemlby
JP4146288B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JP3838290B2 (ja) デュアルモードドラムブレーキ
JPH09203424A (ja) 車両用ドラムブレーキのパーキングレバー取付け構造
JP3336218B2 (ja) デュオサーボ型ドラムブレーキ装置
JP3413459B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JPH09119461A (ja) 車両用ドラムブレーキ
EP1108916A2 (en) Brake cable mounting structure for a drum brake
JPH1151093A (ja) ドラムブレーキ装置
JP3902505B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JPH0449390Y2 (ja)
JP2628791B2 (ja) 自動調節装置を備えた機械作動形ブレーキ
JP3553590B2 (ja) ドラムブレーキアクチュエータ
JP2558749Y2 (ja) 内拡式車両用ドラムブレーキ
JPH0557463U (ja) 車両用ドラムブレーキのブレーキシュー支持構造
JPH0515624Y2 (ja)
JPS6018678Y2 (ja) ドラムブレ−キ装置の自動間隙調整装置
JP4597345B2 (ja) ドラムブレーキ
JP2024053149A (ja) ドラムブレーキ装置
JPH0142678Y2 (ja)
JPH0515625Y2 (ja)
JPS6325392Y2 (ja)
JPH066297Y2 (ja) パーキングブレーキ付き車両用ドラムブレーキ
JPH10103391A (ja) ドラムブレーキ装置
JPH08312702A (ja) ドラムブレーキ用間隙自動調整装置