JPH09203591A - 移動体における筐体内の冷却装置 - Google Patents
移動体における筐体内の冷却装置Info
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- JPH09203591A JPH09203591A JP1357496A JP1357496A JPH09203591A JP H09203591 A JPH09203591 A JP H09203591A JP 1357496 A JP1357496 A JP 1357496A JP 1357496 A JP1357496 A JP 1357496A JP H09203591 A JPH09203591 A JP H09203591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体の走行中の風冷効果をより高めること
により、移動体の走行中と停止中とにおいてバランスの
とれた風冷効果を発揮することができる移動体における
筐体内の冷却装置を提供すること。 【解決手段】 側壁10に窓孔11を有する筐体1と、
筐体1の側壁10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付け
られた伝熱ブロック2と、加熱部30が前記筐体1の側
壁10とほぼ平行するように前記伝熱ブロック2へほぼ
水平に取り付けられている適数のループ状のヒートパイ
プ3と、前記伝熱ブロック2の前記筐体1内に面しない
部分へ前記加熱部30の長さ方向に沿うように設けられ
た多数の放熱フィン20とを備えたことを特徴とする。
ヒートパイプ3の加熱部30は、伝熱ブロックに形成し
た孔2aと置換することができる。
により、移動体の走行中と停止中とにおいてバランスの
とれた風冷効果を発揮することができる移動体における
筐体内の冷却装置を提供すること。 【解決手段】 側壁10に窓孔11を有する筐体1と、
筐体1の側壁10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付け
られた伝熱ブロック2と、加熱部30が前記筐体1の側
壁10とほぼ平行するように前記伝熱ブロック2へほぼ
水平に取り付けられている適数のループ状のヒートパイ
プ3と、前記伝熱ブロック2の前記筐体1内に面しない
部分へ前記加熱部30の長さ方向に沿うように設けられ
た多数の放熱フィン20とを備えたことを特徴とする。
ヒートパイプ3の加熱部30は、伝熱ブロックに形成し
た孔2aと置換することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両や航空機,
船舶その他の移動体における筐体内の冷却装置に関する
ものである。さらに具体的には、移動体が移動するとき
にも移動しないときにも筐体内の電気部品等がより良く
冷却されるように構成した冷却装置に関するものであ
る。
船舶その他の移動体における筐体内の冷却装置に関する
ものである。さらに具体的には、移動体が移動するとき
にも移動しないときにも筐体内の電気部品等がより良く
冷却されるように構成した冷却装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4を参照しながら、従来のこの種の冷
却装置を説明する。図3は冷却装置の部分平断面図であ
り、電気車両の床下面には外部と遮断された電力制御用
の筐体1が固定され、筐体1の内部には、図示しないス
ナバ抵抗器,スナバコンデンサ,ゲートアンプその他の
電気部品が設置されている。筐体1の一側壁を兼ねる仕
切板12には、上下方向へ重なるように複数のループ状
のヒートパイプ3が貫通保持されている。これらのヒー
トパイプ3は、筐体1内に位置する加熱部30が先下が
り状になるように7°前後傾斜している。
却装置を説明する。図3は冷却装置の部分平断面図であ
り、電気車両の床下面には外部と遮断された電力制御用
の筐体1が固定され、筐体1の内部には、図示しないス
ナバ抵抗器,スナバコンデンサ,ゲートアンプその他の
電気部品が設置されている。筐体1の一側壁を兼ねる仕
切板12には、上下方向へ重なるように複数のループ状
のヒートパイプ3が貫通保持されている。これらのヒー
トパイプ3は、筐体1内に位置する加熱部30が先下が
り状になるように7°前後傾斜している。
【0003】各ヒートパイプ3の加熱部30には、当該
加熱部30が貫通するように吸熱ブロック5が取り付け
られ、この吸熱ブロック5には発熱性の電気部品4がそ
れぞれネジ止めなどによって取り付けられている。各ヒ
ートパイプ3の放熱部31には、それぞれ共通な多数の
プレート状の放熱フィン32が取り付けられている。
加熱部30が貫通するように吸熱ブロック5が取り付け
られ、この吸熱ブロック5には発熱性の電気部品4がそ
れぞれネジ止めなどによって取り付けられている。各ヒ
ートパイプ3の放熱部31には、それぞれ共通な多数の
プレート状の放熱フィン32が取り付けられている。
【0004】前述の冷却装置によれば、電気部品4の熱
や図示されていない他の電気部品による筐体5内の熱
は、吸熱ブロック5を通じてヒートパイプ3の加熱部3
0に伝えられ、内部の作動液の蒸発によって放熱部31
に運ばれ、放熱フィン32から大気中に放熱される。
や図示されていない他の電気部品による筐体5内の熱
は、吸熱ブロック5を通じてヒートパイプ3の加熱部3
0に伝えられ、内部の作動液の蒸発によって放熱部31
に運ばれ、放熱フィン32から大気中に放熱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の冷却装置は、車
両が移動するときに生じる風を利用して筐体1の内部を
冷却するため、ヒートパイプ3の放熱部31が図の矢印
aで示す車両の走行方向に沿うようにその床下面へ取り
付けられる。したがって、車両などの移動体が矢印aの
方向に沿って走行する際、その走行によって生じる走行
風は、放熱フィン32に対して直角に当たり、大半の放
熱フィン32に対してはその両端部(図4における上下
の端部)にのみ接触するにすぎないので、停止中の冷却
効果は別として、走行中の走行風による冷却効果の向上
はあまり期待できないという課題があった。すなわち、
例えば電気車両における制御用半導体などの電気部品の
発熱は、発進時又は停止時に特に大きくなるが、前述し
た従来の冷却装置は、発進時の大きな発熱を走行中より
効果的に放熱するのには適さなかった。この発明の目的
は、移動体の走行中の風による冷却効果をより高めるこ
とによって、移動体の走行中と停止中とにおいてバラン
スのとれた風冷効果を発揮することができる冷却装置を
提供することにある。
両が移動するときに生じる風を利用して筐体1の内部を
冷却するため、ヒートパイプ3の放熱部31が図の矢印
aで示す車両の走行方向に沿うようにその床下面へ取り
付けられる。したがって、車両などの移動体が矢印aの
方向に沿って走行する際、その走行によって生じる走行
風は、放熱フィン32に対して直角に当たり、大半の放
熱フィン32に対してはその両端部(図4における上下
の端部)にのみ接触するにすぎないので、停止中の冷却
効果は別として、走行中の走行風による冷却効果の向上
はあまり期待できないという課題があった。すなわち、
例えば電気車両における制御用半導体などの電気部品の
発熱は、発進時又は停止時に特に大きくなるが、前述し
た従来の冷却装置は、発進時の大きな発熱を走行中より
効果的に放熱するのには適さなかった。この発明の目的
は、移動体の走行中の風による冷却効果をより高めるこ
とによって、移動体の走行中と停止中とにおいてバラン
スのとれた風冷効果を発揮することができる冷却装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による冷却装置
は、前述の課題を解決するため以下のように構成されて
いる。すなわち、請求項1に記載の冷却装置は、側壁1
0へ窓孔11を有する筐体1と、前記筐体1の側壁10
へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付けられた伝熱ブロッ
ク2と、加熱部30が前記筐体1の側壁10とほぼ平行
するように前記伝熱ブロック2へほぼ水平に取り付けら
れた適数のループ状のヒートパイプ3と、前記伝熱ブロ
ック2の前記筐体1内に面しない部分へ前記加熱部30
の長さ方向に沿うように設けられた多数の放熱フィン2
0とを備えたことを特徴とするものである。
は、前述の課題を解決するため以下のように構成されて
いる。すなわち、請求項1に記載の冷却装置は、側壁1
0へ窓孔11を有する筐体1と、前記筐体1の側壁10
へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付けられた伝熱ブロッ
ク2と、加熱部30が前記筐体1の側壁10とほぼ平行
するように前記伝熱ブロック2へほぼ水平に取り付けら
れた適数のループ状のヒートパイプ3と、前記伝熱ブロ
ック2の前記筐体1内に面しない部分へ前記加熱部30
の長さ方向に沿うように設けられた多数の放熱フィン2
0とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の電気部品冷却装置は、側
壁10へ窓孔11を有する筐体1と、前記筐体1の側壁
10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付けられ、前記側
壁10とほぼ平行するように適数の孔2bがほぼ水平に
形成された伝熱ブロック2aと、前記孔2bの両端部へ
それぞれの端部が連通され、曲げ加工されているパイプ
3aと、前記伝熱ブロック2aの前記筐体1内に面しな
い部分へ前記孔2bの長さ方向に沿うように設けられた
多数の放熱フィン2cとを備え、前記伝熱ブロック2a
の孔2bと前記パイプ3aからなる密閉系内には適量の
作動液が封入されていることを特徴としている。
壁10へ窓孔11を有する筐体1と、前記筐体1の側壁
10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り付けられ、前記側
壁10とほぼ平行するように適数の孔2bがほぼ水平に
形成された伝熱ブロック2aと、前記孔2bの両端部へ
それぞれの端部が連通され、曲げ加工されているパイプ
3aと、前記伝熱ブロック2aの前記筐体1内に面しな
い部分へ前記孔2bの長さ方向に沿うように設けられた
多数の放熱フィン2cとを備え、前記伝熱ブロック2a
の孔2bと前記パイプ3aからなる密閉系内には適量の
作動液が封入されていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照しながら、この
発明に係る筐体内の冷却装置の実施形態を説明する。 第1実施形態 図1は第1実施形態の冷却装置の部分平面図であり、図
2はその部分破断正面図である。
発明に係る筐体内の冷却装置の実施形態を説明する。 第1実施形態 図1は第1実施形態の冷却装置の部分平面図であり、図
2はその部分破断正面図である。
【0009】密閉状の筐体1の一方の側壁10には窓孔
11が形成され、この窓孔11には、これを塞ぐ状態に
熱伝導性の高い金属材料からなる伝熱ブロック2が取り
付けられている。具体的には、伝熱ブロック2の一面側
周縁にフランジ21が形成されており、前記窓孔11の
周縁の外側又は内側に前記フランジ21を重ね、この両
者の重なり部分をネジ止めしている。この実施形態にお
ける伝熱ブロック2は、フランジ21を除いた部分が高
さ250mm,幅300mm,厚み45mmのアルミニウム合
金製のブロックである。
11が形成され、この窓孔11には、これを塞ぐ状態に
熱伝導性の高い金属材料からなる伝熱ブロック2が取り
付けられている。具体的には、伝熱ブロック2の一面側
周縁にフランジ21が形成されており、前記窓孔11の
周縁の外側又は内側に前記フランジ21を重ね、この両
者の重なり部分をネジ止めしている。この実施形態にお
ける伝熱ブロック2は、フランジ21を除いた部分が高
さ250mm,幅300mm,厚み45mmのアルミニウム合
金製のブロックである。
【0010】前記伝熱ブロック2には、複数のループ状
のヒートパイプ3の加熱部30が筐体1の前記側壁10
とほぼ平行しかつ水平になるように取り付けられてお
り、このヒートパイプ3の水平な放熱部31には、多数
のプレート状の放熱フィン32が取り付けられている。
各ヒートパイプ3は、加熱部30側が放熱部31よりも
先下がり状になるように7℃前後傾斜し、かつ上下に所
定の間隔で重なるように配置されており、各加熱部30
は、伝熱ブロック2をその厚み方向に対して直交する状
態に貫通している。この実施形態において、各ヒートパ
イプ3は外径15.88mmの銅製パイプを環状に連結し
て図示の形状に曲げ加工したものであり、フィン32は
銅板製である。
のヒートパイプ3の加熱部30が筐体1の前記側壁10
とほぼ平行しかつ水平になるように取り付けられてお
り、このヒートパイプ3の水平な放熱部31には、多数
のプレート状の放熱フィン32が取り付けられている。
各ヒートパイプ3は、加熱部30側が放熱部31よりも
先下がり状になるように7℃前後傾斜し、かつ上下に所
定の間隔で重なるように配置されており、各加熱部30
は、伝熱ブロック2をその厚み方向に対して直交する状
態に貫通している。この実施形態において、各ヒートパ
イプ3は外径15.88mmの銅製パイプを環状に連結し
て図示の形状に曲げ加工したものであり、フィン32は
銅板製である。
【0011】伝熱ブロック2には、筐体1の内側に面す
る部分に複数の発熱性の電気部品4が図示しないネジに
よって取り付けられ、その反対側の面に前記ヒートパイ
プ3の加熱部30の長さ方向に沿うように多数の放熱フ
ィン20が一体に形成されている。前記放熱フィン20
は、伝熱ブロック2へ図示しないネジや溶接又はロウ付
けによって取り付けることができる。
る部分に複数の発熱性の電気部品4が図示しないネジに
よって取り付けられ、その反対側の面に前記ヒートパイ
プ3の加熱部30の長さ方向に沿うように多数の放熱フ
ィン20が一体に形成されている。前記放熱フィン20
は、伝熱ブロック2へ図示しないネジや溶接又はロウ付
けによって取り付けることができる。
【0012】第1実施形態の冷却装置は、前述のように
伝熱ブロック2の筐体1内に面する部分に発熱性の電気
部品4を取付け、ヒートパイプ3の加熱部30が移動体
の移動方向に沿うように、例えば電気車両などの移動体
の床下面6へ筐体1を取り付けて使用される。この設置
状態では、移動体が水平姿勢である場合ヒートパイプ3
の加熱部30もほぼ水平になる。前記のような設置状態
において、電気部品4及び筐体1内に設置された図示し
ない他の部品から発生した熱は、伝熱ブロック2を介し
てヒートパイプ3の加熱部30に伝わる。それらの熱の
一部は、内部の作動液の相変化により放熱部31へ運ば
れ、放熱部31の放熱フィン32を通じて大気中に放散
される。また、それらの熱の他の一部は、伝熱ブロック
2の放熱フィン20を通じて大気中に放散される。
伝熱ブロック2の筐体1内に面する部分に発熱性の電気
部品4を取付け、ヒートパイプ3の加熱部30が移動体
の移動方向に沿うように、例えば電気車両などの移動体
の床下面6へ筐体1を取り付けて使用される。この設置
状態では、移動体が水平姿勢である場合ヒートパイプ3
の加熱部30もほぼ水平になる。前記のような設置状態
において、電気部品4及び筐体1内に設置された図示し
ない他の部品から発生した熱は、伝熱ブロック2を介し
てヒートパイプ3の加熱部30に伝わる。それらの熱の
一部は、内部の作動液の相変化により放熱部31へ運ば
れ、放熱部31の放熱フィン32を通じて大気中に放散
される。また、それらの熱の他の一部は、伝熱ブロック
2の放熱フィン20を通じて大気中に放散される。
【0013】前述の設置状態において、電気車両などの
走行方向は図1の矢印aに沿っているので、その走行に
よる走行風は、ヒートパイプ3の放熱部31に取り付け
られている放熱フィン32に対してほぼ直角に当たり、
ほとんどの放熱フィン32にはそれらの両端部のみに接
触するにすぎない。しかしながら、伝熱ブロック2に設
けられた放熱フィン20は走行風の方向に沿っているの
で、車両走行中の走行風はそれらの放熱フィン20に対
してはよりまんべんなく接触する。
走行方向は図1の矢印aに沿っているので、その走行に
よる走行風は、ヒートパイプ3の放熱部31に取り付け
られている放熱フィン32に対してほぼ直角に当たり、
ほとんどの放熱フィン32にはそれらの両端部のみに接
触するにすぎない。しかしながら、伝熱ブロック2に設
けられた放熱フィン20は走行風の方向に沿っているの
で、車両走行中の走行風はそれらの放熱フィン20に対
してはよりまんべんなく接触する。
【0014】すなわち、ヒートパイプ3の放熱フィン3
2が受ける走行風による大幅な放熱効果の向上は期待で
きないが、伝熱ブロック2の放熱フィン20が受ける走
行風による大幅な放熱効果が期待できる。また、伝熱ブ
ロック2の放熱フィン20は車両などの停止中の放熱効
果も向上させる。したがって、第1実施形態の冷却装置
によれば、伝熱ブロック2に放熱フィン20を設けたこ
とにより、車両などの移動体の走行時の風冷効果をさら
に向上させることができるとともに、移動体の停止中と
走行中とでバランスの良い風冷効果を期待することがで
きる。したがってまた、前述のような冷却効果の向上に
よって、装置をより小型化することができる。さらに、
ヒートパイプ3の加熱部30のドライアウト時の冷却不
足を前記伝熱ブロック2の放熱フィン20で補うことが
できるほか、図4の従来技術のように仕切板12を使用
せず、伝熱ブロック2が窓孔11を塞いで筐体の側壁の
一部を形成しているので、伝熱ブロックやヒートパイプ
の重さによる仕切板の疲労に起因する筐体の劣化を防止
することができる。
2が受ける走行風による大幅な放熱効果の向上は期待で
きないが、伝熱ブロック2の放熱フィン20が受ける走
行風による大幅な放熱効果が期待できる。また、伝熱ブ
ロック2の放熱フィン20は車両などの停止中の放熱効
果も向上させる。したがって、第1実施形態の冷却装置
によれば、伝熱ブロック2に放熱フィン20を設けたこ
とにより、車両などの移動体の走行時の風冷効果をさら
に向上させることができるとともに、移動体の停止中と
走行中とでバランスの良い風冷効果を期待することがで
きる。したがってまた、前述のような冷却効果の向上に
よって、装置をより小型化することができる。さらに、
ヒートパイプ3の加熱部30のドライアウト時の冷却不
足を前記伝熱ブロック2の放熱フィン20で補うことが
できるほか、図4の従来技術のように仕切板12を使用
せず、伝熱ブロック2が窓孔11を塞いで筐体の側壁の
一部を形成しているので、伝熱ブロックやヒートパイプ
の重さによる仕切板の疲労に起因する筐体の劣化を防止
することができる。
【0015】第2実施形態 図3はこの発明による冷却装置の第2実施形態を示す部
分破断平面図である。密閉状の筐体1の側壁10には、
当該側壁10に形成された窓孔11を塞ぐ状態に伝熱ブ
ロック2aが取り付けられており、この伝熱ブロック2
aには、筐体1の側壁10とほぼ平行するように複数の
孔2bがほぼ水平に形成されている。伝熱ブロック2a
の各孔2bの両端部には、ほぼC字状に曲げ加工された
銅製のパイプ3aの両端部がそれぞれ液密に連通されて
いる。各孔2bと各パイプ3aからなるそれぞれの密閉
系は適当な手段で真空脱気され、それらの内部には、図
示しない適量の作動液(水,代替フロン又はアルコール
など)が封入されている。前記伝熱ブロック2aには、
筐体1内に面する部分に発熱性の電気部品4が取り付け
られており、その反対側の部分に前記孔2bの長さ方向
に沿うように多数の放熱フィン2cが形成されている。
分破断平面図である。密閉状の筐体1の側壁10には、
当該側壁10に形成された窓孔11を塞ぐ状態に伝熱ブ
ロック2aが取り付けられており、この伝熱ブロック2
aには、筐体1の側壁10とほぼ平行するように複数の
孔2bがほぼ水平に形成されている。伝熱ブロック2a
の各孔2bの両端部には、ほぼC字状に曲げ加工された
銅製のパイプ3aの両端部がそれぞれ液密に連通されて
いる。各孔2bと各パイプ3aからなるそれぞれの密閉
系は適当な手段で真空脱気され、それらの内部には、図
示しない適量の作動液(水,代替フロン又はアルコール
など)が封入されている。前記伝熱ブロック2aには、
筐体1内に面する部分に発熱性の電気部品4が取り付け
られており、その反対側の部分に前記孔2bの長さ方向
に沿うように多数の放熱フィン2cが形成されている。
【0016】伝熱ブロック2の各孔2bと各パイプ3a
はそれぞれ連続したループ状のヒートパイプ3を形成し
ており、伝熱ブロック2の各孔2bが加熱部30を構成
し、パイプ3aの中間部分3bが放熱部31を構成して
いる。前記パイプ3aの中間部分3bである放熱部31
には、多数のプレート状のフィン32が取り付けられて
いる。第2実施形態の冷却装置は、第1実施形態の冷却
装置とほぼ同様に、ヒートパイプ3の加熱部30である
伝熱ブロック2aの孔2bが移動体の移動方向に沿うよ
うに、電気車両などの移動体の床下面へ筐体1を取り付
けて使用される。
はそれぞれ連続したループ状のヒートパイプ3を形成し
ており、伝熱ブロック2の各孔2bが加熱部30を構成
し、パイプ3aの中間部分3bが放熱部31を構成して
いる。前記パイプ3aの中間部分3bである放熱部31
には、多数のプレート状のフィン32が取り付けられて
いる。第2実施形態の冷却装置は、第1実施形態の冷却
装置とほぼ同様に、ヒートパイプ3の加熱部30である
伝熱ブロック2aの孔2bが移動体の移動方向に沿うよ
うに、電気車両などの移動体の床下面へ筐体1を取り付
けて使用される。
【0017】この実施形態の冷却装置によれば、伝熱ブ
ロック2aの孔2bがヒートパイプ3の加熱部を形成し
ているので、この部分の接触熱抵抗が極めて小さく、第
1実施形態の冷却装置に比べて伝熱効率がさらに高ま
る。その他の構成や作用,効果は、第1実施例の冷却装
置とほぼ同様であるのでそれらの説明は省略する。
ロック2aの孔2bがヒートパイプ3の加熱部を形成し
ているので、この部分の接触熱抵抗が極めて小さく、第
1実施形態の冷却装置に比べて伝熱効率がさらに高ま
る。その他の構成や作用,効果は、第1実施例の冷却装
置とほぼ同様であるのでそれらの説明は省略する。
【0018】その他の実施形態 前記第1実施形態におけるループ状のヒートパイプ3の
放熱部31は一本であるが、この放熱部31は加熱部3
0と連通していれば複数本であっても実施することがで
きる。各実施形態において、放熱部31に取り付けられ
る放熱フィン32は、前述のような形状のみに限らず、
ハニカム形状のものや他の構造のものを使用することが
できる。また、伝熱ブロック2又は2aに設けられてい
る放熱フィン20又は2cは、前述のような形状のみに
限らず、加熱部30と平行していればハニカム形状のも
のや他の構造のものを使用することができる。
放熱部31は一本であるが、この放熱部31は加熱部3
0と連通していれば複数本であっても実施することがで
きる。各実施形態において、放熱部31に取り付けられ
る放熱フィン32は、前述のような形状のみに限らず、
ハニカム形状のものや他の構造のものを使用することが
できる。また、伝熱ブロック2又は2aに設けられてい
る放熱フィン20又は2cは、前述のような形状のみに
限らず、加熱部30と平行していればハニカム形状のも
のや他の構造のものを使用することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明による請求項1の冷却装置は、
例えば伝熱ブロックの筐体内に面する部分に発熱性の電
気部品を取り付け、ヒートパイプの加熱部が移動体の移
動方向に沿うように移動体の外側に筐体を取り付けて使
用することにより、以下のような効果を奏する。すなわ
ち第1に、伝熱ブロックの筐体内に面する部分の反対側
の部分にヒートパイプの加熱部と平行するように放熱フ
ィンを設けたことにより、車両などの移動体の走行時の
風冷効果をさらに向上させることができるとともに、移
動体の停止中と走行中とでバランスの良い風冷効果を得
ることができる。第2に、前述のような冷却効果の向上
によって、装置をより小型化することができる。第3
に、ヒートパイプの加熱部のドライアウト時の冷却不足
を前記伝熱ブロックの放熱フィンで補うことができる。
第4に、従来技術のように仕切板を使用せず、伝熱ブロ
ックが筐体の窓孔を塞ぐようにその側壁の一部を形成し
ているので、伝熱ブロックやヒートパイプの重さによる
仕切板の疲労に起因する筐体の劣化を防止することがで
きる。
例えば伝熱ブロックの筐体内に面する部分に発熱性の電
気部品を取り付け、ヒートパイプの加熱部が移動体の移
動方向に沿うように移動体の外側に筐体を取り付けて使
用することにより、以下のような効果を奏する。すなわ
ち第1に、伝熱ブロックの筐体内に面する部分の反対側
の部分にヒートパイプの加熱部と平行するように放熱フ
ィンを設けたことにより、車両などの移動体の走行時の
風冷効果をさらに向上させることができるとともに、移
動体の停止中と走行中とでバランスの良い風冷効果を得
ることができる。第2に、前述のような冷却効果の向上
によって、装置をより小型化することができる。第3
に、ヒートパイプの加熱部のドライアウト時の冷却不足
を前記伝熱ブロックの放熱フィンで補うことができる。
第4に、従来技術のように仕切板を使用せず、伝熱ブロ
ックが筐体の窓孔を塞ぐようにその側壁の一部を形成し
ているので、伝熱ブロックやヒートパイプの重さによる
仕切板の疲労に起因する筐体の劣化を防止することがで
きる。
【0020】請求項2の冷却装置によれば、請求項1の
冷却装置と同様な効果を奏するほか、以下のような効果
を奏する。すなわち、請求項2の冷却装置は、伝熱ブロ
ックがそのままヒートパイプの加熱部を形成しているの
で、加熱部と伝熱ブロックとの接触熱抵抗の問題がな
く、したがって密閉系の加熱部分の熱交換能力がより向
上する。
冷却装置と同様な効果を奏するほか、以下のような効果
を奏する。すなわち、請求項2の冷却装置は、伝熱ブロ
ックがそのままヒートパイプの加熱部を形成しているの
で、加熱部と伝熱ブロックとの接触熱抵抗の問題がな
く、したがって密閉系の加熱部分の熱交換能力がより向
上する。
【図1】この発明による第1実施形態の冷却装置の部分
平面図である。
平面図である。
【図2】図1の冷却装置の部分破断正面図である。
【図3】この発明による第2実施形態の冷却装置の部分
破断平面図である。
破断平面図である。
【図4】従来のこの種の冷却装置の部分平面図である。
1 筐体 10 側壁 11 窓孔 12 仕切板 2,2a 伝熱ブロック 2b 孔 20,2c 放熱フィン 3 ヒートパイプ 30 加熱部 31 放熱部 32 放熱フィン 3a パイプ 3b 中間部分 4 発熱性の電子部品 5 吸熱ブロック 6 電気車両の床下面
Claims (2)
- 【請求項1】 側壁10に窓孔11を有する筐体1と、 前記筐体1の側壁10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り
付けられた伝熱ブロック2と、 加熱部30が前記筐体1の側壁10とほぼ平行するよう
に前記伝熱ブロック2へほぼ水平に取り付けられた適数
のループ状のヒートパイプ3と、 前記伝熱ブロック2の前記筐体1内に面しない部分へ前
記加熱部30の長さ方向に沿うように設けられた多数の
放熱フィン20とを備えたことを特徴とする、移動体に
おける筐体内の冷却装置。 - 【請求項2】 側壁10に窓孔11を有する筐体1と、 前記筐体1の側壁10へ前記窓孔11を塞ぐ状態に取り
付けられ、前記側壁10とほぼ平行するように適数の孔
2bがほぼ水平に形成された伝熱ブロック2aと、 前記孔2bの両端部へそれぞれの端部が連通され、曲げ
加工されているパイプ3aと、 前記伝熱ブロック2aの前記筐体1内に面しない部分へ
前記孔2bの長さ方向に沿うように設けられた多数の放
熱フィン2cとを備え、 前記伝熱ブロック2aの孔2bと前記パイプ3aからな
る密閉系内には適量の作動液が封入されていることを特
徴とする、 移動体における筐体内の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1357496A JPH09203591A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 移動体における筐体内の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1357496A JPH09203591A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 移動体における筐体内の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203591A true JPH09203591A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11836948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1357496A Pending JPH09203591A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 移動体における筐体内の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09203591A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207586A (ja) * | 2014-04-17 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | 放熱装置、電子機器、基地局装置 |
| WO2020138078A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 川崎重工業株式会社 | ループ型ヒートパイプ及び輸送機 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP1357496A patent/JPH09203591A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015207586A (ja) * | 2014-04-17 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | 放熱装置、電子機器、基地局装置 |
| WO2020138078A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 川崎重工業株式会社 | ループ型ヒートパイプ及び輸送機 |
| JP2020106206A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | 川崎重工業株式会社 | ループ型ヒートパイプ及び輸送機 |
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