JPH09204954A - 防水コネクタおよびその製造方法 - Google Patents
防水コネクタおよびその製造方法Info
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Abstract
当たり、作業性に優れ、また仕様の変更にも簡単に対応
できるようにする。 【解決手段】 雌ハウジング1の後端の取付凹部7内に
は、端子収容室5と対応して端子挿入口11を開口した
防水ゴム栓9が嵌着される。防水ゴム栓9の後面側には
カバー20が装着可能であり、全端子挿入口11と対応
する位置ごとにダミー栓25を突設した状態で成型され
る。各ダミー栓25は打ち抜きやすいように薄肉部27
を介して形成される。端子収容室5に雌型端子金具3が
挿入されない空き部屋5aができる場合には、全ダミー
栓25のうちの空き部屋5aと対応する位置のダミー栓
25のみが残され、他のダミー栓25は治具で打ち抜か
れて、その跡に雌型端子金具3の挿通孔が開口される。
カバー20を装着すると、空き部屋5aと対応する端子
挿入口11aが残ったダミー栓25で塞がれる。
Description
びその製造方法に関する。
コネクタの一形式として、図10に示すように、複数の
端子収容室52を設けたコネクタハウジング51の後面
に、各端子収容室52に対応する端子挿入口54を開口
した防水ゴム栓53を装着し、端子金具55を端子挿入
口54を通して対応する端子収容室52に挿入すると、
端子挿入口54の内周が電線56に密着することでシー
ルが施されるようにしたものが知られている。一方この
ような防水コネクタでは、その使用目的によって、端子
収容室52のうちで端子金具55の挿入されない空き部
屋を残す場合があり、その場合、空き部屋に対応した端
子挿入口54から漏れが生じないように端子挿入口54
を塞ぐ必要がある。
1に示すように、空き部屋と対応した端子挿入口54に
個別にダミー栓57を挿入する方法が知られているが、
空き部屋の数が多くなるとダミー栓57の挿入に手間が
掛かり、作業能率が悪い欠点があった。
に、防水ゴム栓53の後面側に装着可能なカバー58
に、端子金具55の挿入される端子収容室52と空き部
屋の配置に対応して、それぞれ端子金具55の挿通孔5
9とダミー栓60とを形成してなる、いわゆるダミー栓
一体型のカバーを成型し、それを使用することも行われ
ている。この方法は、組み付けの際の手間は低減される
ものの、仕様が異なる、すなわち端子金具55の挿入配
置が異なるものについては、その配置に応じたカバー5
8を個別に成型する必要があるため、コスト面で問題が
あった。
されたものであって、空き部屋に対応した端子挿入口を
塞ぐに当たり、作業性に優れ、また仕様の変更にも簡単
に対応できるようにした防水コネクタおよびその製造方
法を提供することを目的とする。
めの手段として、請求項1の発明は、複数の端子収容室
を設けたコネクタハウジングには、各端子収容室に対応
する端子挿入口を開口した防水ゴム栓が後面側を塞いで
装着され、端子金具が端子挿入口を通して対応する端子
収容室に挿入されると、端子挿入口の内周が電線に密着
することでシールが施される防水コネクタであって、前
記端子収容室のうちで端子金具が挿入されるものと空き
となるものとがある場合に、空きとなる端子収容室と対
応する端子挿入口をダミー栓で塞ぐようにしたものにお
いて、前記防水ゴム栓の後面側に装着可能なカバーが設
けられ、そのカバーには、全端子挿入口に個別に嵌合可
能なダミー栓が突設され、かつ各ダミー栓は、打ち抜く
ことで端子金具の挿通孔を開口すべく薄肉部を介して形
成されている構成としたところに特徴を有する。
けたコネクタハウジングには、各端子収容室に対応する
端子挿入口を開口した防水ゴム栓が後面側を塞いで装着
され、端子金具が端子挿入口を通して対応する端子収容
室に挿入されると、端子挿入口の内周が電線に密着する
ことでシールが施されるようにした防水コネクタの製造
方法であって、前記防水ゴム栓の後面側に装着可能であ
って全端子挿入口に個別に嵌合可能なダミー栓を予め突
設したカバーを備え、前記端子収容室のうちで端子金具
が挿入されるものと空きとなるものとがある場合に、前
記カバーについて端子金具が挿入される端子収容室と対
応するダミー栓を打ち抜くことで、端子金具を挿通可能
とする挿通孔を開口し、そのカバーを防水ゴム栓の後面
側に装着する構成としたところに特徴を有する。
て、前記カバーのダミー栓は、打ち抜きピンの立てられ
た治具を使用して打ち抜かれるようになっており、その
打ち抜きピンは着脱可能に立てられる構成としたところ
に特徴を有する。
きる場合には、カバーに予め突設されたダミー栓のうち
で、空き部屋と対応したダミー栓はそのままに残し、そ
の他のダミー栓は打ち抜いて除去する。打ち抜かれたあ
とには挿通孔が開口される。このように処理されたカバ
ーを防水ゴム栓の後面側に装着すると、空き部屋と対応
した端子挿入口は残ったダミー栓が嵌合することで塞が
れ、一方その他の端子収容室には、開口された挿通孔か
ら端子挿入口を通って端子金具が挿通される。
の端子挿入口を塞ぐ場合に、カバー上に必要なダミー栓
のみを残した状態として、そのカバーを防水ゴム栓の後
面に装着すればよいから、作業がきわめて簡単となる。
また、空き部屋ができる箇所が変更となった場合でも、
ダミー栓を残す箇所を変えるだけでよいから、簡単に対
応し得る効果が得られる。
孔が開口される箇所の配置が変更となった場合に、打ち
抜きピンを立てる箇所を変えるだけで簡単に対応するこ
とができる。
ないし図8によって説明する。図1において、符号1は
雌側のコネクタハウジング(以下、単に雌ハウジングと
いう)であって、その内部には、電線2の端末に固着さ
れた雌型端子金具3が挿入可能な端子収容室5が複数個
上下左右に整列して形成されている。この雌ハウジング
1の前端側(同図の左側)の外周にはフード6が形成さ
れているとともに、後端面には、後記する一体型の防水
ゴム栓9が嵌着される取付凹部7が形成されている。
1の取付凹部7内に緊密に嵌合可能なように、厚肉で正
面略方形状に形成されており、その後端側の外周面に
は、取付凹部7の内周面に弾性的に当接可能なリップ1
0が複数条形成されている。また、防水ゴム栓9には、
雌ハウジング1の各端子収容室5の位置と対応する位置
ごとに、前後方向に貫通した端子挿入口11が開口され
ている。各端子挿入口11の内周面には、環形の突条1
2が三条ずつ形成されている。この突条12の内径は、
上記の雌型端子金具3を固着した電線2の外径よりも少
し小さい寸法に形成されているとともに、突条12の後
側の側面は、雌型端子金具3が挿入しやすいようにテー
パ状となっている。
防水ゴム栓9を押し込むと、リップ10が弾性的に潰れ
つつ取付凹部7の内周面に押し付けられた状態で嵌めら
れる。その状態で、雌型端子金具3を防水ゴム栓9の端
子挿入口11を通して端子収容室5に挿入すると、雌型
端子金具3はランス14で係止されて抜け止め状態で収
容されるとともに、電線2が端子挿入口11の突条12
の内側に緊密に嵌まり込み、それにより雌ハウジング1
の後面側が外部からシールされるようになっている。
におけるフード6内にはシールリング15が嵌着され、
図示しない相手の雄ハウジングとの嵌合部分をシール可
能となっているとともに、雌ハウジング1の前面側から
はフロントタイプのリテーナ16が装着され、そのリテ
ーナ16に突設された嵌入部17がランス14の撓み変
形空間18に嵌入することで、ランス14の撓み変形が
規制され、雌型端子金具3の二重係止が図られるように
なっている。
ハウジング1に設けられた端子収容室5のうちで、雌型
端子金具3が挿入されない部屋、すななち空き部屋(図
において符号5aで表示)ができる場合がある。その場
合は、空き部屋5aと対応した端子挿入口11aは開口
されたままとなってシールがなされないから、その端子
挿入口11aを塞ぐ必要がある。
入口11aを塞ぐのに機能するカバー20が備えられて
いる。このカバー20は、雌ハウジング1と同様の合成
樹脂材により成形され、前面側を開放した箱形をなし、
雌ハウジング1における取付凹部7を設けた後端部の外
周に嵌合可能となっている。カバー20の上下両面には
係止溝21が形成され、この係止溝21内に雌ハウジン
グ1の後端部の上下両面に突設されたロック突部22が
嵌まることで、抜け止め状態で取り付けられるようにな
っている。
は、防水ゴム栓9に設けられた各端子挿入口11と対応
する位置ごとに、ダミー栓25が予め突設されている。
このダミー栓25は、端子挿入口11の突条12の内径
よりも少し大きい外径寸法を持った丸棒状をなしてお
り、先端に丸みが付けられている。さらに詳細には、図
3に示すように、カバー20の後面板24における各ダ
ミー栓25を突設した部分の後面側(同図の上側)に
は、ダミー栓25よりも一定寸法大きい直径を持ち、か
つ後面板24の厚みの略半分の深さを持った円形の打ち
抜き用孔26が穿設されている。そのため、各ダミー栓
25は、その基端側の回りに環形の薄肉部27を設けた
状態で後面板24から突設されている。
打ち抜きにより除去可能に設けられており、そのための
治具29が備えられている。この治具29は、図2に概
略的に示されており、固設される下型30と、その上方
で昇降駆動可能に設置される上型31とを有している。
上型31の下面には、上記したカバー20のダミー栓2
5を設けた位置と同じ配置において、打ち抜きピン33
の取付位置が設定されている。各取付位置には、打ち抜
きピン33を取り付けるためのねじ孔34が形成されて
いる。打ち抜きピン33は、上記したダミー栓25と打
ち抜き用孔26の直径の間の直径を持った丸棒状をな
し、先端面が両側から斜めに切除されることで刃部35
が形成されている。したがってこの刃部35が、ダミー
栓25の基端側の薄肉部27を切断するように機能す
る。また、打ち抜きピン33の後端部には、取付位置に
切られたねじ孔34に螺合可能な雄ねじ部36が形成さ
れている。
33の取付位置と対応する位置ごとに、打ち抜きピン3
3を挿通可能な縦方向の逃がし孔38が形成されてい
る。すなわちカバー20は、ダミー栓25を下向きとし
た姿勢により、各ダミー栓25を逃がし孔38に挿入し
つつ下型30の上に載置されるようになっている。
続いてその作用を説明する。まずカバー20は、全ダミ
ー栓25を予め突設した状態で成型される。そして、雌
ハウジング1の端子収容室5に雌型端子金具3の挿入さ
れない空き部屋5aができる場合には、その空き部屋5
aと対応した位置にのみダミー栓25を残したカバー2
0を製造する。そのため治具29の上型31には、上記
のダミー栓25を残す部分と対応する位置を除いた他の
取付位置において、雄ねじ部36をねじ孔34にねじ込
むことでそれぞれ打ち抜きピン33が立てられる。
のカバー20が、各ダミー栓25を逃がし孔38に嵌入
しつつ下型30の上に載せられる。続いて図4に示すよ
うに、打ち抜きピン33を取り付けた上型31を下型3
0に向けて下降させると、打ち抜きピン33は、その刃
部35でダミー栓25の基端の回りの薄肉部27を切断
しつつ逃がし孔38に抜け、それによりダミー栓25が
打ち抜かれる。打ち抜かれたダミー栓25は、逃がし孔
38を通って排出される。打ち抜きピン33を設けてい
ない部分では、ダミー栓25はそのまま残される。
0を下型30から外すと、図5に示すように、空き部屋
5aと対応した位置にはダミー栓25がそのまま残さ
れ、その他ではダミー栓25が打ち抜かれることで雌型
端子金具3を挿通可能な挿通孔39の開口されたカバー
20aが得られる。
に、雌ハウジング1の後面の取付凹部7に防水ゴム栓9
を嵌着する。続いて図7に示すように、治具29によっ
て製造したカバー20aを雌ハウジング1の後端部に嵌
め込み、係止溝21にロック突部22を嵌合させること
でロックする。そのカバー20aには、空き部屋5aと
対応する位置においてダミー栓25が残されているの
で、ダミー栓25が防水ゴム栓9における空き部屋5a
と対応する端子挿入口11aに嵌入されて、その端子挿
入口11aを塞ぐ。その他の端子挿入口11は、カバー
20aに形成された挿通孔39と整合して後面に開口す
る。
子金具3は、図7の矢線に示すように、カバー20aの
挿通孔39から端子挿入口11を通って対応する端子収
容室5に挿通されて、図8に示すように収容され、その
端子収容室5と対応する端子挿入口11は電線2により
塞がれる。それにより雌ハウジング1の後面側のシール
が完了する。
ルリング15が嵌装されたのち、リテーナ16が装着さ
れることで雌型端子金具3が二重係止され、雌ハウジン
グ1が図示しない相手の雄ハウジングと嵌合されると、
その嵌合部分が上記のシールリング15によりシールさ
れる。
ウジング1の端子収容室5のうちの空き部屋5aができ
る箇所が変更となった場合は、治具29の上型31に取
り付けられる打ち抜きピン33の取付位置を変更する。
すなわち、空き部屋5aと対応する位置以外の取付位置
にのみ打ち抜きピン33を立てる。そして、このような
治具29により成型時のカバー20の打ち抜き処理を行
うと、同じく空き部屋5aと対応した位置にダミー栓2
5がそのまま残され、その他ではダミー栓25が打ち抜
かれることで雌型端子金具3を挿通可能な挿通孔39の
開口されたカバーが得られ、新たな使用態様のコネクタ
に適用することができる。
aと対応した防水ゴム栓9の端子挿入口11aを塞ぐ場
合に、予め全ダミー栓25の設けられたカバー20から
治具29を用いて必要なダミー栓25のみを残したカバ
ー20aを製造し、そのカバー20aを防水ゴム栓9の
後面側に装着すればよいから、組み付け作業がきわめて
簡単となる。また、空き部屋5aができる箇所が変更と
なった場合でも、治具29における打ち抜きピン33を
立てる位置を変えて、ダミー栓25を残す箇所を変える
だけで、簡単に対応することができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
3を着脱可能に取り付ける手段として、ねじ込み式のも
のを採用したが、例えば図9に示すように、上型41の
取付位置ごとに取付孔42を開口し、その取付孔42に
必要に応じて打ち抜きピン43を差し込んで押さえ板4
4で固定する等の他の手段を採用してもよい。
えた上型を複数種用意し、上型自体を取り替えることに
よって、ダミー栓を立てた位置の異なるカバーを製造す
るようにしてもよい。 (3)本発明は、雌側の防水コネクタに限らず、雄側の
防水コネクタにも同様に適用することが可能である。
る。
す部分断面図である。
る。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の端子収容室を設けたコネクタハウ
ジングには、各端子収容室に対応する端子挿入口を開口
した防水ゴム栓が後面側を塞いで装着され、端子金具が
端子挿入口を通して対応する端子収容室に挿入される
と、端子挿入口の内周が電線に密着することでシールが
施される防水コネクタであって、前記端子収容室のうち
で端子金具が挿入されるものと空きとなるものとがある
場合に、空きとなる端子収容室と対応する端子挿入口を
ダミー栓で塞ぐようにしたものにおいて、 前記防水ゴム栓の後面側に装着可能なカバーが設けら
れ、そのカバーには、全端子挿入口に個別に嵌合可能な
ダミー栓が突設され、かつ各ダミー栓は、打ち抜くこと
で端子金具の挿通孔を開口すべく薄肉部を介して形成さ
れていることを特徴とする防水コネクタ。 - 【請求項2】 複数の端子収容室を設けたコネクタハウ
ジングには、各端子収容室に対応する端子挿入口を開口
した防水ゴム栓が後面側を塞いで装着され、端子金具が
端子挿入口を通して対応する端子収容室に挿入される
と、端子挿入口の内周が電線に密着することでシールが
施されるようにした防水コネクタの製造方法であって、 前記防水ゴム栓の後面側に装着可能であって全端子挿入
口に個別に嵌合可能なダミー栓を予め突設したカバーを
備え、前記端子収容室のうちで端子金具が挿入されるも
のと空きとなるものとがある場合に、前記カバーについ
て端子金具が挿入される端子収容室と対応するダミー栓
を打ち抜くことで、端子金具を挿通可能とする挿通孔を
開口し、そのカバーを防水ゴム栓の後面側に装着するこ
とを特徴とする防水コネクタの製造方法。 - 【請求項3】 前記カバーのダミー栓は、打ち抜きピン
の立てられた治具を使用して打ち抜かれるようになって
おり、その打ち抜きピンは着脱可能に立てられることを
特徴とする請求項2記載の防水コネクタの製造方法。
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|---|---|---|---|
| JP01275896A JP3174261B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 防水コネクタおよびその製造方法 |
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Publications (2)
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ID=11814316
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