JPH09205236A - 薄膜ダイオード及びその製造方法 - Google Patents

薄膜ダイオード及びその製造方法

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JPH09205236A
JPH09205236A JP1007996A JP1007996A JPH09205236A JP H09205236 A JPH09205236 A JP H09205236A JP 1007996 A JP1007996 A JP 1007996A JP 1007996 A JP1007996 A JP 1007996A JP H09205236 A JPH09205236 A JP H09205236A
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JP
Japan
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metal layer
lower electrode
layer
thin film
forming
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JP1007996A
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English (en)
Inventor
Kozo Miyoshi
三好  幸三
Takayuki Nagashima
孝行 長嶋
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置の解像度の限界を超える微細な素子
面積を有する薄膜ダイオード及びその製造方法を提供
し、薄膜ダイオードの寄生容量を従来に比べて小さくす
ることにより高精細な液晶表示装置を実現する。 【解決手段】 薄膜ダイオードの素子面積をコントロー
ルし、かつ微小化するために、レジストパターンを用い
て第1の金属層をエッチング加工した後に、アッシング
処理によりレジストパターンの寸法を小さくする技術を
採用し、第1の金属層上面に新規で微小な露出部を形成
し、かつパターンの寸法を小さくしたレジストパターン
を用いて第1の金属層をエッチングすることにより微小
な下段部を有する凸状の下部電極を形成する。しかるの
ちに下部電極の下段部上に絶縁体層を形成し、更に絶縁
体層上に上部電極を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜ダイオード及
びその製造方法に関し、更に詳しくは液晶を駆動するア
クティブ素子としての薄膜ダイオード及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を駆動して所定の画像表示を行うア
クティブ素子としての薄膜ダイオードの構造について、
従来例を図28及び図29を用いて説明する。図28は
従来例における薄膜ダイオードの平面形状を示す模式拡
大図である。図29は、図28におけるA−A断面形状
を示す模式拡大図である。図28に示すように従来の薄
膜ダイオード39は、下部電極32と上部電極34とが
交差する部分で、その構造は、図29に示すようにガラ
ス基板31上に形成された下部電極32と、下部電極3
2を覆う絶縁体層33と、絶縁体層33を介して下部電
極32を覆う上部電極34とからなる「金属層−絶縁体
層−金属層」構造となっている。
【0003】次に従来の薄膜ダイオードの製造方法につ
いて図29、図30、図31、図32を用いて説明す
る。図30に示すように、ガラス基板31上にスパッタ
リング法もしくは化学気相成長法によって第1の金属層
35を形成し、この第1の金属層35上にフォトリソグ
ラフィー法によってレジストパターンを形成する。その
後、このレジストパターンをエッチングマスク36とし
て、ウェットエッチング法もしくはドライエッチング法
によって図31に示すように下部電極32を形成する。
次に前記エッチングマスク36を除去し、図32に示す
ように下部電極32を陽極とする陽極酸化法によって前
記下部電極32の表面に絶縁体層33を形成する。更
に、絶縁体層33上にスパッタリング法もしくは化学気
相成長法によって第2の金属層(図示せず)を形成し、
この第2の金属層上にフォトリソグラフィー法によって
レジストパターン(図示せず)を形成する。その後、こ
のレジストパターンをエッチングマスクとして、ウェッ
トエッチング法もしくはドライエッチング法によってパ
ターニングを行い、図29に示すように上部電極34を
形成する。この結果、アクティブ素子としての「金属層
−絶縁体層−金属層」構造の薄膜ダイオード39を形成
することができる。
【0004】上記の素子面積は、下部電極32と上部電
極34をフォトリソグラフィー技術によって加工成形す
るときに用いる露光装置の解像度で最小値が決められ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】液晶を駆動して所定の
画像表示を行うアクティブ素子として薄膜ダイオードを
用いる場合、素子特性を向上させるために薄膜ダイオー
ドの寄生容量を液晶層の容量の数分の1程度にする必要
がある。一方、画素の点灯面積とMIM素子面積の比は
できるだけ大きくする必要がある。これにたいして絶縁
体層の厚みを厚くすれば容量は減るが、駆動特性が悪く
なる。このため薄膜ダイオードの素子面積を小さくする
必要がある。現在製品化されている素子パターンの寸法
は小さくても3μm程度となっているが、従来技術にお
ける薄膜ダイオードの最小素子面積は、露光装置の解像
度によって限定されている。
【0006】特に微細な液晶表示体では画素面積の縮小
にともない液晶層の容量が小さくなり、薄膜ダイオード
の寄生容量を更に小さくすることが必要になる。これに
ともない微細な素子を形成するための解像度の高い露光
装置が必要になってくるが、解像度の高い露光装置はス
ループットが遅いという欠点がある。また、素子が微細
になって露光装置の限界に近い寸法となってくると、わ
ずかなフォーカスのズレや露光量の分布などによるレジ
スト寸法の違いが無視できない量になってくる。つま
り、露光装置の解像度の限界を超える微細な素子面積を
有する薄膜ダイオードを製造することは困難であるとい
う問題がある。
【0007】そこで本発明の課題は、露光装置の解像度
の限界を超える微細な素子面積を有する薄膜ダイオード
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明である薄膜
ダイオードの製造方法は、薄膜ダイオードの素子面積を
コントロールし、かつ微小化するために、レジストパタ
ーンを用いて第1の金属層をエッチング加工した後に、
アッシング処理によりレジストパターンの寸法を小さく
する技術を採用し、第1の金属層上に新規で微小な露出
部を形成し、かつパターンの寸法を小さくしたレジスト
パターンを用いて第1の金属層をエッチングすることに
より微小な下段部を有する凸状の下部電極を形成する。
しかるのちに下部電極の下段部上に絶縁体層を形成し、
更に絶縁体層上に上部電極を形成することを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明である薄膜ダイオード
の製造方法は、請求項1記載の構成のうち、第1の金属
層に直接レジストパターン形成する工程を、第1の金属
層に第1の金属層よりも耐エッチング性に優れる薄膜か
らなる絶縁性保護層を形成し、この絶縁性保護層の上に
レジストパターンを形成する工程に変えたことを特徴と
する。
【0010】請求項3記載の発明である薄膜ダイオード
の製造方法は、レジストパターンを用いて第1の金属層
をエッチング加工することにより下部電極を形成した後
に、アッシング処理によりレジストパターンの寸法を小
さくする技術を採用し、下部電極上面に新規で微小な露
出部を形成する。しかるのちに前記レジストパターンが
残存する状態で、下部電極の微小な露出部に絶縁体層を
形成し、更に絶縁体層上に上部電極を形成することを特
徴とする。
【0011】請求項4記載の発明である薄膜ダイオード
は、中央の凸部を挟んで対称に配置され、面積がほぼ等
しい一対の微小な下段部を有する凸状の下部電極と、下
部電極の下段部上に形成される絶縁体層と、絶縁体層を
介して下部電極の下段部上に形成される上部電極とを備
え、かつ一対の寄生容量が互いにほぼ等しいことを特徴
とする。
【0012】請求項5記載の発明である薄膜ダイオード
は、中央で分離された状態で対称に配置され、面積がほ
ぼ等しい一対の微小露出部を有する下部電極と、前記下
部電極の微小露出部に形成される絶縁体層と、前記絶縁
体層を介して前記下部電極の微小露出部に形成される上
部電極とを備え、かつ一対の寄生容量が互いにほぼ等し
いことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明により製造する薄膜ダイオードの素子面
積は、下部電極をフォトリソグラヒィー技術で成形加工
するときにエッチングマスクとして用いるレジストパタ
ーンをアッシング処理する寸法によって決めることがで
きる。また前記レジストパターンをアッシング処理する
寸法は、アッシング処理する時間により制御することが
可能であり露光装置の解像度に依存せずに素子面積の大
きさを決めることができる。このため露光装置の解像度
の限界を超える、より微細な素子面積を有する薄膜ダイ
オードを形成することができる。更に、アッシング処理
は、等方性を有し、パターン全体を均等に小さくする。
このため下部電極上においてレジストパターンを挟んで
対称で互いにほぼ等しい面積を有する一対の微小露出部
を形成する。この結果、極めて微細な素子面積と寄生容
量とを有し、それぞれの値が互いに、ほぼ等しい一対の
薄膜ダイオードを形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明における第1の実施例
の対象とする液晶表示装置の模式拡大斜視図である。図
2は本発明の第1の実施例において液晶表示装置のアク
ティブマトリックス基板に適応した場合の単位画素及び
薄膜ダイオードの平面形状を示す模式拡大図である。図
3は、図2におけるA−A断面形状を示す模式拡大図で
ある。
【0015】まず本発明の第1の実施例の対象とする液
晶表示装置の構造について、図1を参照してカラー表示
の液晶表示装置の場合の全体構成を説明する。2枚のガ
ラス基板1及び、ガラス基板41は対向するように配置
され、一方のガラス基板1上に、ストライブ状のデータ
線42及びドットマトリクス状に配列した駆動電極43
を形成すると共に、そのデータ線42と各駆動電極43
との間にアクティブ素子(スイッチング素子)として薄
膜ダイオード(TFD)48を設けている。そして、こ
れらのデータ線42,駆動電極43,及び薄膜ダイオー
ド48上に、液晶を配向させるためのポリイミド樹脂膜
からなる配向膜45を設けている。
【0016】他方のガラス基板41の下面には、その境
界領域にブラックマトリクス46を設けるようにカラー
フィルター47を設け、その赤(R),緑(G),青
(B)のカラーフィルター・エレメントを、それぞれ一
方のガラス基板1上の各駆動電極43に対応させてい
る。このカラーフィルター47の下面に図示しない絶縁
膜を介して、一方のガラス基板1上のデータ線42と直
交する方向にストライプ状の走査電極(図示せず)を設
けている。更に、この走査電極上に液晶を配向させるた
めのポリイミド樹脂膜からなる配向膜51を設けてい
る。
【0017】そして、配向膜45と配向膜51との間に
図示しない液晶を封入し、更に、一方と他方のガラス基
板1及び、ガラス基板41の外側に、その偏光軸が互い
に直交するようにそれぞれ偏光板49,50を配置して
いる。なお、カラーフィルター47の形成を省略する
と、白黒表示の液晶表示装置となる。
【0018】つぎに図2、及び図3を用いて、この液晶
表示装置における薄膜ダイオード48の構造を説明す
る。図3に示すように、前記薄膜ダイオード48の構造
は、絶縁体であるガラス基板1上に形成する微小な下段
部8を有する凸状の下部電極2と、下部電極の下段部8
上に形成される絶縁体層3と、前記絶縁体層3を介して
前記下部電極の下段部8上に形成される上部電極4とに
よる「金属層−絶縁層−金属層」構造となっている。
【0019】なお、前記下部電極の下段部8は、中央の
凸部14を挟んで対称に配置されており、この一対の前
記下部電極の下段部8は微小で、互いにほぼ等しい面積
を有する。また図2に示すように前記上部電極4は、駆
動電極43の一部をなし、前記下部電極の下段部8と交
差するような平面パターン形状をなしている。
【0020】また各部材の材質としては、前記下部電極
2にタンタル(Ta)を、前記絶縁体層3には陽極酸化
法により形成する酸化タンタル(TaOx)を、前記上
部電極4には酸化インジュウムスズ(ITO)を用いて
いる。
【0021】次に本発明の第1の実施例における薄膜ダ
イオードの製造工程について、液晶表示装置のアクティ
ブマトリックス基板に適応した場合を例に説明する。図
6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図1
3、図14は、本発明の第1の実施例における薄膜ダイ
オードの製造工程を説明するための断面形状を示す模式
拡大図である。
【0022】まず、図6に示すように、ガラス基板1上
に、スパッタリング法によって50nm〜500nmの
膜厚のタンタルからなる第1の金属層12を形成する。
次に図7に示すように前記第1の金属層12上にフォト
リソグラフィー法により下部電極2と同じ形状のレジス
トパターンを形成し、これを第1のエッチングマスク5
とする。つぎに図8に示すように、前記第1のエッチン
グマスク5を用いて前記第1の金属層12のドライエッ
チング処理を行い、厚さ方向の途中までエッチングを進
め、下段部6を有する凸状の第1の金属層12aを形成
する。
【0023】前記第1の金属層12のドライエッチング
処理は、ドライエッチング装置内に100sccm〜3
00sccmの流量で六フッ化硫黄(SF6)を導入
し、これに0sccm〜100sccmの酸素を加え、
全体の圧力を50mTorr〜200mTorrとし
て、これに100W〜1000WのRF電力(13.5
6MHz)を印加して生成したプラズマによって行う。
【0024】つぎに図9に示すように、前記第1の金属
層12a上の前記第1のエッチングマスク5をアッシン
グ処理によりパターンの寸法を小さくすることにより、
第2のエッチングマスク5aを形成する。これと同時に
第1の金属層の上段部10に前記第2のエッチングマス
ク5aを挟んで一対の新規な第1の金属層の微小露出部
7を形成する。このアッシング処理は等方性を有し、パ
ターン全体を均等に小さくするから、前記一対の第1の
金属層の微小露出部7は、前記第2のエッチングマスク
5aを挟んで対称で互いにほぼ等しい面積に形成され
る。
【0025】また、このアッシング処理の条件は、ドラ
イエッチング装置内に50sccm〜300sccmの
流量で酸素を導入し、これに0sccm〜100scc
mの六フッ化硫黄(SF6)を加え、全体の圧力を10
0mTorr〜300mToorとして、これに100
W〜500WのRF電力(13.56MHz)を印加し
て生成したプラズマによって行う。
【0026】なお、前記第1の金属層12のエッチング
処理においては、図12に示すようにガラス基板1が露
出するまで前記第1の金属層12のエッチング処理を行
い、第1の金属層12bを形成し、その後、前記第1の
エッチングマスク5のアッシング処理を行い図13に示
すように、第2のエッチングマスク5aと第1の金属層
の微小露出部7aを形成しても良い。このアッシング処
理により小さくするパターン寸法(第1のエッチングマ
スク5と第2のエッチングマスク5aとのパターン寸法
の差)は、100nm〜1000nmである。
【0027】つぎに、パターン寸法が小さな前記第2の
エッチングマスク5aを用いて前記第1の金属層12a
のドライエッチング処理を行い、図10に示すように、
一対の微小な下段部8を有する凸状の下部電極2を形成
する。前記一対をなす下部電極の下段部8は、前記第2
のエッチングマスク5aを挟んで対称に配置され、互い
にほぼ等しい面積に形成される。この時のエッチング処
理条件は、前記第1の金属層12のドライエッチング処
理と同じである。なお、図13に示す前記第1の金属層
12bの場合も同じ方法で下部電極2を形成できる。
【0028】また、このエッチング処理においては、図
10に示す下部電極の下段部8が残るようにエッチング
処理時間を設定するが、前記第1の金属層12aのエッ
チングにおいては図9に示す第1の金属層の下段部6を
完全に除去し、かつ図10に示す下部電極の下段部8が
残るようにエッチング処理時間を設定する。なお、前記
第1の金属層の下段部6の除去終了を目安とすること
で、エッチング処理時間の設定が容易となる。
【0029】つぎに図11に示すように前記第2のエッ
チングマスク5aを除去した後、前記下部電極2を陽極
とする陽極酸化法によって前記下部電極2の表面を覆う
ように酸化タンタル(TaOx)からなる絶縁体層3を
形成する。この時の陽極酸化は0.01〜1%のクエン
酸溶液を用い、陰極に白金電極を用いて前記下部電極2
の材料であるタンタルとの間に10〜100Vの電圧を
かけて行う。
【0030】つぎにスパッタリング法により前記絶縁体
層3を覆うように酸化インジュウムスズ(ITO)から
なる第2の金属層(図示せず)を形成する。この時のス
パッタリングの処理条件は、スパッタ装置内に100s
ccmのアルゴンガスと2sccmの酸素(O2 )ガス
を導入し、圧力を5mTorr〜30mTorrとし
て、これに1KW〜3KWのRF電力(13.56MH
z)を印加して生成したプラズマによって行う。更に前
記第2の金属層上にフォトリソグラフィー法により図3
に示す前記上部電極4のパターンと同じ形状のレジスト
パターン(図示せず)を形成し、これをエッチングマス
クとして用いてウェットエッチング法により図3に示す
ような前記上部電極4を形成する。
【0031】この時、図3に示す絶縁体層の側壁部18
には前記上部電極4は、ほとんど形成されない。このた
め前記上部電極4は前記絶縁体層の側壁部18の部分で
分離することができる。なお、前記絶縁体層の側壁部1
8に前記上部電極4が、わずかに形成され前記絶縁体層
の側壁部18の部分で前記上部電極4の分離が不十分な
場合には、更に塩酸5%の水溶液を用いてライトエッチ
ング処理することで確実に分離することができる。
【0032】以上の工程により下部電極の凸部14を挟
んで対称に配置され、極めて微細な素子面積と寄生容量
とを有し、それぞれの値が互いにほぼ等しいことを特徴
とする一対の薄膜ダイオードを完成した。
【0033】なお、前記第1の金属層12のドライエッ
チング処理において、ドライエッチング装置内に導入す
る酸素ガス(O2 )の量をコントロールすることによ
り、図14に示すように下部電極下段の側壁部13のエ
ッチング断面形状がテーパ形状をなす下部電極2cを形
成しても良い。これにより図3に破線で示す前記上部電
極4の成長境界領域23での断線による画素欠陥を減少
させることができる。
【0034】以上述べたように本実施例によって製造し
た薄膜ダイオードは、従来の薄膜ダイオードに比較して
極めて微細な素子面積を有する。従来の製造方法で製造
した薄膜ダイオードの素子面積は、図27に示すように
下部電極32と上部電極34の交差する部分の面積で、
この素子面積の最小値は下部電極32と上部電極34と
をフォトリソグラヒィー技術で成形加工するときに用い
る露光装置の解像度に依存する。この結果、従来の製造
方法では露光装置の解像度の限界を超える素子面積を有
する薄膜ダイオードを製造することは困難である。
【0035】しかし、本実施例の薄膜ダイオードの素子
面積は、図3に示すように、微少な下段部8を有する凸
状の前記下部電極2と、前記下部電極の下段部8上に前
記絶縁体層3を介して形成した前記上部電極4とが重畳
する部分の面積であり、図2に示す前記上部電極4の幅
は前記上部電極4をフォトリソグラヒィー技術で成形加
工するときに用いる露光装置の解像度に依存するが、図
3に示す前記下部電極の下段部8の幅は前記下部電極2
を形成する時に用いるエッチングマスクをアッシング処
理する時間で決めることができる。この結果、本実施例
の薄膜ダイオードの素子面積は露光装置の解像度の限界
を超えて小さくすることができる。
【0036】本発明の第2の実施例を図面に基づいて説
明する。図4は本発明の第2の実施例における薄膜ダイ
オード及びその製造方法を説明するための断面形状を示
す模式拡大図である。
【0037】図4に示すように、絶縁体であるガラス基
板1上には、微小な下段部8を有する凸状の下部電極2
aと、下部電極の下段部8上に形成される絶縁体層3a
と、前記絶縁体層3aを介して前記下部電極の下段部8
上に形成される上部電極4aとからなる薄膜ダイオード
が形成してある。なお、前記下部電極の下段部8は、中
央の凸部14aを挟んで対称に配置されており、この一
対の前記下部電極の下段部8は、微小で、互いにほぼ等
しい面積を有する。また各部材の材質は、第1の実施例
と同じ材質を用いている。
【0038】次に本発明の第2の実施例における薄膜ダ
イオードの製造工程について、液晶表示装置のアクティ
ブマトリックス基板に適応した場合を例に説明する。図
15、図16、図17、図18、図19、図20、図2
1は、本発明の第2の実施例における薄膜ダイオードの
製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大図で
ある。
【0039】まず、第1の実施例と同様にガラス基板1
上に、スパッタリング法によって50nm〜500nm
の膜厚のタンタルからなる第1の金属層12を形成す
る。次に図15に示すように前記第1の金属層12上
に、スパッタリング法によってタンタルよりも耐エッチ
ング性に優れる10nmの膜厚の酸化タンタル(TaO
x)膜からなる絶縁性保護層9を形成する。次に前記絶
縁性保護層9上にフォトリソグラフィー法により下部電
極2と同じ形状のレジストパターンを形成し、これを第
1のエッチングマスク5とする。
【0040】つぎに、前記第1のエッチングマスク5を
用いて前記絶縁性保護層9及び前記第1の金属層12の
ドライエッチング処理を行い、厚さ方向の途中までエッ
チングを進め図16に示すような絶縁性保護層9aと、
下段部6を有する凸状の第1の金属層12cとを形成す
る。前記絶縁性保護層9及び前記第1の金属層12のド
ライエッチング処理は、第1の実施例における第1の金
属層12のドライエッチング処理と同じ処理条件で行
う。なお、このエッチング処理において除去される部分
は、前記絶縁性保護層9だけで前記第1の金属層12
は、そのまま残っていても良い。
【0041】つぎに、前記絶縁性保護層9a上の前記第
1のエッチングマスク5のアッシング処理を行い、図1
7に示すように、前記第1のエッチングマスク5のパタ
ーン寸法より小さな第2エッチングマスク5aを形成す
る。またこれと同時に前記絶縁性保護層9aに新規な絶
縁性保護層の微小露出部11を形成する。このアッシン
グ処理は、第1の実施例におけるアッシング処理と同じ
処理条件で行う。
【0042】なお、前記絶縁性保護層9及び前記第1の
金属層12のエッチング処理においては、図20に示す
ようにガラス基板1が露出するまで前記第1の金属層1
2のエッチング処理を行い、第1の金属層12bを形成
し、その後、前記第1のエッチングマスク5のアッシン
グ処理を行い図21に示すように、第2のエッチングマ
スク5aと絶縁性保護層の微小露出部11とを形成して
も良い。
【0043】つぎに、パターン寸法が小さな前記第2の
エッチングマスク5aを用いて前記絶縁性保護層9a及
び前記第1の金属層12cのドライエッチングを行い、
図18に示すように、一対の微小な下段部8を有する凸
状の下部電極2aを形成する。前記一対の下部電極の下
段部8の面積は、第1の実施例の場合と同様に互いにほ
ぼ等しくなるように形成する。
【0044】また本実施例においては、ドライエッチン
グ処理条件を第1の実施例の場合に比べてドライエッチ
ング装置内の全体の圧力を100mtorr〜200m
torrと高く設定した。これによりエッチングの等方
性が増すことと、前記絶縁性保護層9aを設けることと
により、図18に示すように前記下部電極上段の側壁部
20の断面形状がアンダーカットの形状となる。
【0045】なお、図21に示す前記第1の金属層12
bの場合も同じ方法で前記下部電極2aを形成できる。
このエッチング処理においては、図18に示す下部電極
の下段部8が残るようにエッチング処理時間を設定する
が、図17に示す前記絶縁性保護層9a及び前記第1の
金属層12aのエッチング処理においては、第一の金属
層の下段部6及び絶縁性保護層の微小露出部11を完全
に除去し、かつ前記下部電極の下段部8が残るようにエ
ッチング処理時間を設定する。
【0046】つぎに図19に示すように前記第2エッチ
ングマスク5aを除去した後に前記下部電極2aを陽極
とし、陽極酸化法によって前記下部電極2aの表面を覆
うように酸化タンタル(TaOx)からなる絶縁体層3
aを形成する。なお、陽極酸化の条件は、第1の実施例
における陽極酸化の条件と同じである。
【0047】つぎにスパッタリング法により前記絶縁体
層3aを覆うように酸化インジュウムスズ(ITO)か
らなる第2の金属層(図示せず)を形成する。この時の
スパッタリング法の処理条件は、第1の実施例の場合と
同じである。更に前記第2の金属層にフォトリソグラフ
ィー法により図4に示す前記上部電極4aと同じ形状の
レジストパターン(図示せず)を形成し、これをエッチ
ングマスクとして、ウェットエッチング法により図4に
示すような前記上部電極4aを形成する。
【0048】この時、図4に示す絶縁体層の側壁部18
aには前記上部電極4aは、ほとんど形成されない。特
に本実施例のように前記絶縁体層の側壁部18aの形状
がアンダーカットの形状であると、前記絶縁体層の側壁
部18aにおける前記上部電極4aの形成がより制限さ
れる。このため前記絶縁体層の側壁部18の部分で前記
上部電極4aの分離が第1の実施例と比べて容易とな
る。
【0049】なお、前記絶縁体層の側壁部18aに前記
上部電極4aがわずかに形成され前記絶縁体層の側壁部
18aの部分での前記上部電極4aの分離が不十分な場
合には、更に塩酸5%の水溶液を用いてライトエッチン
グ処理することで確実に分離することができる。
【0050】以上の工程により下部電極の凸部14aを
挟んで対称に配置され、極めて微細な素子面積と寄生容
量とを有し、それぞれの値が互いにほぼ等しいことを特
徴とする一対の薄膜ダイオードを完成した。
【0051】以上述べたように本実施例によって製造し
た薄膜ダイオードの素子面積は、第1の実施例と同様
に、露光装置の解像度の限界を超えて小さくすることが
できる。更に図4に示すように前記絶縁体層の側壁部1
8aがアンダーカットの形状となる。この結果前記絶縁
体層の側壁部18aにおける前記上部電極4aの形成が
より制限され、前記上部電極4aの側壁部18aの部分
での分離が第1の実施例よりも容易となる。
【0052】本発明の第3の実施例を図面に基づいて説
明する。図5は本発明の第3の実施例における薄膜ダイ
オード及びその製造方法を説明するための断面形状を示
す模式拡大図である。
【0053】図5に示すように、絶縁体であるガラス基
板1上には、中央で分離された状態で対称に配置され、
面積がほぼ等しい一対の微小露出部19を有する下部電
極2bと、前記下部電極2bの表面を覆うように形成す
る絶縁体層3bと、前記絶縁体層3bを介して前記下部
電極2b上に形成される上部電極4bとからなる一対の
薄膜ダイオードが形成してある。また各部材の材質は、
第1の実施例と同じ材質を用いている。
【0054】次に本発明の第3の実施例における薄膜ダ
イオードの製造工程について、液晶表示装置のアクティ
ブマトリックス基板に適応した場合を例に説明する。図
22、図23、図24、図25は、本発明の第3の実施
例における薄膜ダイオードの製造工程を説明するための
断面形状を示す模式拡大図である。
【0055】まず、図22に示すように、ガラス基板1
上に、スパッタリング法によって50nm〜500nm
の膜厚のタンタルからなる第1の金属層12dを形成
し、つぎに前記第1の金属層12d上にフォトリソグラ
フィー法により図5に示す下部電極2bのパターンと同
じ形状のレジストパターンを形成し、これを第1のエッ
チングマスク5とする。
【0056】つぎに図23に示すように、前記第1のエ
ッチングマスク5を用いて前記第1の金属層12dのド
ライエッチング処理を行い、下部電極2bを形成する。
前記第1の金属層12dのドライエッチング処理は、第
1の実施例における第1の金属層12のドライエッチン
グ処理と同じ処理条件で行う。
【0057】つぎに図24に示すように、前記下部電極
2b上の前記第1のエッチングマスク5のアッシング処
理を行い、前記第1のエッチングマスク5のパターン寸
法より小さな第2のエッチングマスク5aを形成する。
また、これと同時に前記下部電極2bに一対の新規な下
部電極の微小露出部19を形成する。前記一対の下部電
極の微小露出部19は、前記第2のエッチングマスク5
aを挟んで対称に配置され、互いにほぼ等しい面積に形
成される。なお、このアッシング処理の条件は、第1の
実施例におけるアッシング処理と同じ処理条件で行う。
【0058】つぎに図25に示すように、前記第2のエ
ッチングマスク5aが残存する状態で前記下部電極2b
を陽極とする陽極酸化法によって前記下部電極2bの表
面を覆うように酸化タンタル(TaOx)からなる絶縁
体層3bを形成する。この時の陽極酸化の条件は、第1
の実施例における陽極酸化の条件と同じである。
【0059】つぎに前記第2のエッチングマスク5aが
残存する状態でスパッタリング法により前記絶縁体層3
bを覆うように酸化インジュウムスズ(ITO)からな
る第2の金属層(図示せず)を形成する。この時のスパ
ッタリング法の処理条件は、第1の実施例の場合と同じ
である。この時、前記第2の金属層は、前記第2のエッ
チングマスク5aにより、前記下部電極2bのほぼ中央
で分離される。
【0060】更に前記第2の金属層上にフォトリソグラ
フィー法により図5に示す前記上部電極4bと同じ形状
のレジストパターンを形成する。これを図26に示すよ
うに第3のエッチングマスク15として、ウェットエッ
チング法により前記上部電極4bを形成する。この時、
上部電極4bは、第2のエッチングマスク5aにより前
記下部電極2b上のほぼ中央部で分離されている。最後
に図5に示すように第3のエッチングマスク15を除去
する。この時、前記第2のエッチングマスク5aは同時
に除去されるが残っていても差し支えない。
【0061】以上の工程により中央で分離された状態で
対称に配置され、極めて微細な素子面積と寄生容量とを
有し、それぞれの値が互いにほぼ等しいことを特徴とす
る一対の薄膜ダイオードを完成した。
【0062】以上述べたように本実施例によって製造し
た薄膜ダイオードの素子面積は図5に示すように下部電
極2bと、前記下部電極の微少露出部19に絶縁体層3
bを介して形成した上部電極4bとが重畳する部分の面
積である。この結果、第1の実施例と同様に薄膜ダイオ
ードの素子面積は露光装置の解像度に依存せず露光装置
の解像度の限界を超えて小さくすることができる。
【0063】第1の実施例から第3の実施例において
は、第1の金属層がタンタル、絶縁体層が酸化タンタ
ル、第2の金属層が酸化インジュウムスズからなる薄膜
ダイオードについて記載したが、本発明はこのような材
料を用いた薄膜ダイオードに限定されるものではない。
上記以外の材料からなる薄膜ダイオードに対しても素子
面積を小さくし、寄生容量を小さくする効果を得ること
ができる。
【0064】また、実施例の説明の中では、陽極酸化法
ににより絶縁体層を形成するときの電極の接続方法の説
明を省略したが、図26に示すように複数の隣接する下
部電極2を下部電極接続線22で接続した状態で陽極酸
化処理を行い、上部電極の形成後にエッチング法によっ
て、1個づつの下部電極2に分離する。なお、下部電極
2a、2b、2cについても同様である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、薄
膜ダイオードの素子面積は下部電極をフォトリソグラフ
ィー技術で形成するときに用いるエッチングマスクをア
ッシング処理する時間で決まる。これにより薄膜ダイオ
ードの最小素子面積は露光装置の解像度に依存せず露光
装置の解像度の限界を超えて小さくすることができ、微
細で、かつ均一な素子が形成できる。この結果、薄膜ダ
イオードの寄生容量を従来に比べて小さくできるので高
精細な液晶表示装置を実現することができる。更に、本
発明によれば、一対の薄膜ダイオードは直列に組み合わ
せた構造になっているためバックトゥバツクダイオード
としても利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例から第3の実施例におけ
る液晶表示装置の全体構成を説明するための模式拡大斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオード
及びその製造方法を説明するための平面形状を示す模式
拡大図である。
【図3】図2におけるA−A断面形状を示す模式拡大図
である。
【図4】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオード
及びその製造方法を説明するための断面形状を示す模式
拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオード
及びその製造方法を説明するための断面形状を示す模式
拡大図である。
【図6】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオード
の製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大図
である。
【図7】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオード
の製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大図
である。
【図8】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオード
の製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大図
である。
【図9】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオード
の製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大図
である。
【図10】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図11】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図12】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図13】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図14】本発明の第1の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図15】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図16】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図17】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図18】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図19】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図20】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図21】本発明の第2の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図22】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図23】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図24】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図25】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図26】本発明の第3の実施例における薄膜ダイオー
ドの製造工程を説明するための断面形状を示す模式拡大
図である。
【図27】本発明の第1の実施例から第3の実施例にお
ける薄膜ダイオードの製造工程を説明するための平面形
状を示す模式拡大図である。
【図28】従来例における薄膜ダイオード構造を説明す
るための平面形状を示す模式拡大図である。
【図29】図28におけるA−A断面形状を示す模式拡
大図である。
【図30】従来例における薄膜ダイオードの製造工程を
説明するための断面形状を示す模式拡大図である。
【図31】従来例における薄膜ダイオードの製造工程を
説明するための断面形状を示す模式拡大図である。
【図32】従来例における薄膜ダイオードの製造工程を
説明するための断面形状を示す模式拡大図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 下部電極 2a 下部電極 2b 下部電極 2c 下部電極 3 絶縁体層 3a 絶縁体層 3b 絶縁体層 4 上部電極 4a 上部電極 4b 上部電極 5 第1のエッチングマスク 5a 第2のエッチングマスク 6 第1の金属層の下段部 7 第1の金属層の微小露出部 7a 第1の金属層の微小露出部 8 下部電極の下段部 9 絶縁性保護層 9a 絶縁性保護層 10 第1の金属層の上段部 11 絶縁性保護層の微小露出部 12 第1の金属層 12a 第1の金属層 12b 第1の金属層 12c 第1の金属層 12d 第1の金属層 13 下部電極下段の側壁部 14 凸部 14a 凸部 15 第3のエッチングマスク 18 絶縁体層の側壁部 18a 絶縁体層の側壁部 19 微小露出部 20 下部電極上段の側壁部 22 下部電極接続線 23 成長境界領域 31 ガラス基板 32 下部電極 33 絶縁体層 34 上部電極 35 第1の金属層 36 エッチングマスク 39 薄膜ダイオード 41 ガラス基板 42 データー線 43 駆動電極 45 配向膜 46 ブラックマトリックス 47 カラーフィルター 48 薄膜ダイオード 49 偏光板 50 偏光板 51 配向膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に第1の金属層を形成する
    工程と、前記第1の金属層の表面にフォトリソグラフィ
    ー法により形成するレジストパターンを第1のエッチン
    グマスクとして前記第1の金属層をエッチングする工程
    と、アッシング処理により前記レジストパターンの寸法
    を小さくすることにより前記第1の金属層上に新規な第
    1の金属層の微小露出部を形成する工程と、前記パター
    ンの寸法を小さくしたレジストパターンを第2のエッチ
    ングマスクとして前記第1の金属層をエッチングするこ
    とにより微小な下段部を有する凸状の下部電極を形成す
    る工程と、前記下部電極の表面を覆うように陽極酸化法
    により絶縁体層を形成する工程と、少なくとも下部電極
    の下段部を前記絶縁体層を介して覆うように上部電極を
    形成する工程とを含むことを特徴とする薄膜ダイオード
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上に第1の金属層を形成する
    工程と、前記第1の金属層の表面に前記第1の金属層よ
    りも耐エッチング性に優れる薄膜からなる絶縁性保護層
    を形成する工程と、前記絶縁性保護層の表面にフォトリ
    ソグラフィー法により形成するレジストパターンを第1
    のエッチングマスクとして前記絶縁性保護層と前記第1
    の金属層をエッチングする工程と、アッシング処理によ
    り前記レジストパターンの寸法を小さくすることにより
    前記絶縁性保護層上に新規な絶縁性保護層の微小露出部
    を形成する工程と、前記パターンの寸法を小さくしたレ
    ジストパターンを第2のエッチングマスクとして前記絶
    縁性保護層と前記第1の金属層とをエッチングすること
    により微小な下段部を有する凸状の下部電極を形成する
    工程と、前記下部電極の表面を覆うように陽極酸化法に
    より絶縁体層を形成する工程と、少なくとも下部電極の
    下段部を前記絶縁体層を介して覆うように上部電極を形
    成する工程とを含むこと特徴とする薄膜ダイオードの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 ガラス基板上に第1の金属層を形成する
    工程と、前記第1の金属層の表面にフォトリソグラフィ
    ー法により形成するレジストパターンを第1のエッチン
    グマスクとして前記第1の金属層をエッチングすること
    により下部電極を形成する工程と、アッシング処理によ
    り前記レジストパターンの寸法を小さくすることにより
    前記下部電極上に新規な下部電極の微小露出部を形成す
    る工程と、パターンの寸法を小さくしたレジストパター
    ンが残存する状態で前記下部電極の表面を覆うように陽
    極酸化法により絶縁体層を形成する工程と、パターンの
    寸法を小さくしたレジストパターンが残存する状態で前
    記下部電極の表面を前記絶縁体層を介して覆うように上
    部電極を形成する工程とを含むことを特徴とする薄膜ダ
    イオードの製造方法。
  4. 【請求項4】 中央の凸部を挟んで対称に配置され、面
    積がほぼ等しい一対の微小な下段部を有する凸状の下部
    電極と、下部電極の下段部上に形成される絶縁体層と、
    絶縁体層を介して下部電極の下段部上に形成される上部
    電極とを備え、かつ一対の寄生容量が互いにほぼ等しい
    ことを特徴とする薄膜ダイオード。
  5. 【請求項5】 中央で分離された状態で対称に配置さ
    れ、面積がほぼ等しい一対の微小露出部を有する下部電
    極と、前記下部電極の微小露出部に形成される絶縁体層
    と、前記絶縁体層を介して前記下部電極の微小露出部に
    形成される上部電極とを備え、かつ一対の寄生容量が互
    いにほぼ等しいことを特徴とする薄膜ダイオード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0896373A3 (en) * 1997-08-08 2001-01-17 Mitsui Chemicals, Inc. Dry etching method of metal oxide/photoresist film laminate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0896373A3 (en) * 1997-08-08 2001-01-17 Mitsui Chemicals, Inc. Dry etching method of metal oxide/photoresist film laminate

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