JPH09205529A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09205529A
JPH09205529A JP8031410A JP3141096A JPH09205529A JP H09205529 A JPH09205529 A JP H09205529A JP 8031410 A JP8031410 A JP 8031410A JP 3141096 A JP3141096 A JP 3141096A JP H09205529 A JPH09205529 A JP H09205529A
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JP8031410A
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Toshio Ko
敏雄 高
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は両面原稿の画情報を読み取る際の読取
濃度、読取範囲及び読取線密度を表裏面で別々に設定す
ることのできるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、読取部2に表面読
取センサ12と裏面読取センサ13を備え、搬送される
原稿の表面と裏面を同時に読み取る。システム制御部7
は、内部ROMに格納されている初期値の読取濃度デー
タ、読取開始・終了データ読取線密度データを表裏それ
ぞれについてシステムメモリ4に設定し、操作表示部5
のキー操作により、読取濃度、読取線密度及び読取範囲
について設定されると、設定内容に応じて、システムメ
モリ4内の上記データの書き換えを行う。その後、シス
テム制御部7は、システムメモリ4内のデータに基づい
て、読取部2を線密度に対応する搬送速度で原稿を搬送
させて読取密度に対応する読取間隔で、かつ、読取濃度
に対応した感度で、表面読取センサ12及び裏面読取セ
ンサ13により、設定された読取範囲の原稿の画情報を
読み取らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、表面と裏面に記録された両面原稿を
一回の読取動作で読み取るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、原稿の画情報をスキャナ等で読み
取った画像データをPSTN(PublicSwiched Telephon
e Network:公衆電話網)等のアナログ通信網やISD
N(Integrated Services Digital Network :サービス
総合デジタル網)等のデジタル通信網を介して相手方に
送信することにより、画像データの送受信を行う通信端
末としてのファクシミリ装置が開発され、実用化されて
いる。
【0003】通常、このようなファクシミリ装置におい
ては、スキャナで1回に読み取れる画情報が原稿の片側
面だけであったため、表面と裏面の両方に記録されてい
る両面原稿を読み取る場合、表側と裏側とをそれぞれ1
回ずつ走査しなくてはならなかった。
【0004】そこで、従来、送信原稿の表面と裏面の両
側にそれぞれ読取部を配置することにより、1回の読取
動作で両面の画情報を読み取るファクシミリ装置が提案
されている(特開平2−124680号公報参照)。
【0005】また、従来、原稿の画情報を読み取る受光
部を1個とし、原稿搬送路における原稿の表面側と裏面
側とに配置し、原稿の長さ以上に離間させて前記受光部
に原稿画情報を結像させる2つの結合光学系を配置し
て、両面原稿の画情報を1回の読取動作で読み取る画像
読取装置が提案されている(実開昭61−176854
号公報参照)。
【0006】さらに、従来、両面イメージスキャナで
は、両面原稿を読み取る表面画像用と裏面画像用の2つ
の光学読取ユニットを備え、これらの光学読取ユニット
を用いて原稿の表裏面の画情報を読み取る場合に、個々
のイメージセンサの感度にバラツキがあったり、光源に
よって画面の中央部と両端部とで照度にバラツキがある
と、適正に画情報が読み取れないことから、表面用と裏
面用の各イメージセンサの出力レベルを補正する白レベ
ル補正回路を設けて、適正濃度で読み取る読取濃度補正
方法が提案されている(特開平4−371072号公報
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、表面と裏面の
両方に記録された両面原稿を一回の読取動作で読み取る
ために、原稿面の表面側と裏面側とにそれぞれ読取セン
サや光学系を設けているが、これらの読取センサや光学
系の特性により読取濃度差が発生し、両面原稿の表面と
裏面とを別々に濃度、読取密度及び読取範囲を設定する
ことのできるファクシミリ装置が要望されている。
【0008】すなわち、上記の特開平2−124680
号のファクシミリ装置や実開昭61−176854号の
画像読取装置は、両面原稿の読取装置の構成を示しては
いるが、表面側と裏面側の濃度差の調整に関しては、何
等考慮されておらず、上記要望を満たすことができな
い。
【0009】また、上記の特開平4−371072号の
両面イメージスキャナの読取濃度補正方法は、個々のイ
メージスキャナの感度のバラツキや光源による照度のバ
ラツキを補正する、いわゆるシェーディング補正に関す
るものであって、表裏面に記録された原稿の濃度差及び
読取センサや光学系の特性によって、表面側と裏面側と
で別々に濃度調整を行うものとは異なっている。
【0010】さらに、両面読取が可能なファクシミリ装
置は、搬送路等の関係によって読取センサの位置が表面
側と裏面側とで異なってくることから、原稿の読取領域
も表裏面で異なるという問題があった。
【0011】また、両面読取が可能なファクシミリ装置
の読取線密度は、イメージセンサに対する原稿の相対的
な移動速度(原稿搬送速度またはイメージセンサ部移動
速度)によって決まるため、原稿の表面側と裏面側の画
情報が異なっていても、読取線密度を表裏で変えること
が難しいという問題があった。
【0012】さらに、原稿の表裏面の記録濃度の相違が
あり、この濃度の相違をなくならせて同じ濃度で読み取
りたいとき、あるいは、原稿の表裏面が同じ濃度のとき
に、異なる濃度で読み取りを行わせたいとき、さらに、
経時変化により表面と裏面の読取センサの感度や特性変
化が発生したときに、表裏面で同じ濃度の原稿を同じ濃
度で読み取りを行いたい等の要望がある。また、原稿
が、例えば、表面が文字画情報等の通常の画情報で、裏
面が図形画情報や写真画情報等である場合などで、原稿
の表面と裏面で別々の読取線密度で読み取らせたいとい
う要望や原稿の表面と裏面で必要としている画情報の記
録範囲が異なる場合に、必要としている範囲のみを読み
取らせたいという要望がある。
【0013】そこで、請求項1記載の発明は、原稿の表
面と裏面について個別に設定した読取濃度で、原稿の表
面と裏面をそれぞれ読み取らることのできるファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0014】請求項2記載の発明は、表面及び裏面の読
取手段の感度を制御することにより、両面原稿の表面と
裏面を設定された読取濃度で読み取らせることのできる
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0015】請求項3記載の発明は、両面原稿の表面と
裏面の設定した範囲の画情報を読み取らせることのでき
るファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0016】請求項4記載の発明は、両面原稿の表面と
裏面の画情報の種別や内容に合わせて設定した読取密度
で原稿の表面と裏面をそれぞれ読み取らせることのでき
るファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0017】請求項5記載の発明は、原稿の搬送速度と
読取間隔を制御して、主走査方向及び副走査双方の読取
密度を、設定された読取密度で読み取ることのできるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、原稿の表面の画情報を所定の読取感
度及び所定の読取間隔で読み取って画信号を出力する表
面読取手段と、原稿の裏面の画情報を所定の読取感度及
び所定の読取間隔で読み取って画信号を出力する裏面読
取手段と、前記原稿の表面と裏面の読取濃度を個別に設
定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記
読取濃度に応じて、前記表面読取手段及び前記裏面読取
手段による前記原稿の読取濃度をそれぞれ設定する制御
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0019】ここで、表面読取手段および裏面読取手段
は、搬送される原稿の画情報を読み取るものであっても
よいし、停止する原稿の画情報を移動して読み取るもの
であってもよい。また、読取方式は、密着型のものであ
ってもよいし、縮小光学系を備えたもの等であってもよ
く、限定されるものではない。
【0020】設定手段は、例えば、ファクシミリ装置の
操作表示部等が利用され、例えば、キー操作により、原
稿の表面と裏面についてそれぞれ個別にオペレータの意
図する読取濃度に設定するものである。
【0021】制御手段は、表面読取手段及び裏面読取手
段の読み取った画信号に設定手段で設定された濃度に応
じて、信号処理することにより読取濃度を制御するもの
であってもよいし、表面読取手段及び裏面読取手段の感
度等を制御することにより読取濃度を制御するものであ
ってもよく、読取濃度の制御方法は、限定されるもので
はない。
【0022】上記構成によれば、原稿の表面と裏面につ
いて個別に濃度設定して、設定した濃度で原稿の表面と
裏面をそれぞれ読み取らせることができ、両面原稿を同
時に読み取るファクシミリ装置の画質を向上させること
ができる。
【0023】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記制御手段は、前記表面読取手段及び前記裏面
読取手段の前記読取感度を制御することにより、前記原
稿の読取濃度を制御するものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、表面及び裏面の読取手
段の感度を制御するだけで、両面原稿の表面と裏面を意
図する読取濃度で読み取らせることができ、表面と裏面
の画情報をそれぞれ意図する濃度で読み取らせることの
できるファクシミリ装置を簡単な構成のものとすること
ができるとともに、表面と裏面で読取手段の感度に相違
が発生した場合にも、適切に両面原稿を読み取らせるこ
とができる。
【0025】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記設定手段は、前記原稿の表面と裏面の読取範囲
を個別に設定可能であり、前記制御手段は、前記設定手
段により設定された前記読取範囲に応じて、前記表面読
取手段及び前記裏面読取手段の前記原稿の読取開始及び
読取終了をそれぞれ制御するものであってもよい。
【0026】上記構成によれば、両面原稿の表面と裏面
のそれぞれについて、必要な画情報の部分のみを設定し
て、当該設定した部分のみを読み取らせることができ、
両面原稿を1度に読み取るファクシミリ装置の利用性を
向上させることができるとともに、表面読取手段と裏面
読取手段の位置ずれが発生した場合にも、両面原稿の画
情報を適切に読み取らせることができる。
【0027】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記設定手段は、前記原稿の表面と裏面の読取密度
を個別に設定可能であり、前記制御手段は、前記設定手
段により設定された前記読取密度に応じて、前記表面読
取手段及び前記裏面読取手段の前記読取密度をそれぞれ
制御するものであってもよい。
【0028】上記構成によれば、両面原稿の表面と裏面
の画情報が文字画情報であるか、また、文字の大きさに
相違があるか、図形画情報であるか、あるいは、写真の
画情報であるか等の画情報の種別や内容に合わせて、そ
れぞれ別々に読取密度を設定し、当該設定した読取密度
で原稿の表面と裏面をそれぞれ読み取らせることがで
き、両面原稿を1度に読み取るファクシミリ装置の読取
画情報の画質を向上させることができる。
【0029】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記原稿を所定の搬送速
度で搬送する原稿搬送手段を、さらに備え、前記表面読
取手段と前記裏面読取手段は、前記原稿搬送手段により
搬送される前記原稿の画情報を読み取り、前記制御手段
は、前記設定手段により設定された前記読取密度に応じ
て、前記原稿搬送手段による前記原稿搬送速度を制御す
るとともに、前記表面読取手段及び前記裏面読取手段の
前記読取間隔をそれぞれ制御して、前記設定手段で設定
された前記読取密度で前記原稿の表面及び裏面の画情報
を読み取らせるものであってもよい。
【0030】上記構成によれば、原稿を副走査方向に搬
送しつつ原稿の表面と裏面の画情報を同時に読み取る場
合に、原稿の搬送速度と読取間隔を制御して、原稿の表
面と裏面の画情報の読み取りを行うので、主走査方向及
び副走査双方の読取密度を設定された読取密度に合わせ
て制御することができ、両面原稿の画情報を同時に読み
取るファクシミリ装置の読取画情報の画質を向上させる
ことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて、詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0032】図1〜図12は、本発明のファクシミリ装
置の一実施の形態を適用したファクシミリ装置を示す図
である。図1は、本実施の形態のファクシミリ装置1の
回路ブロック図であり、図1において、ファクシミリ装
置1は、読取部2、記録部3、システムメモリ4、操作
表示部5、符号化・復号化部6、システム制御部7、画
情報メモリ8、通信制御部9、モデム10及びバス11
で構成されている。
【0033】読取部2は、表面と裏面の両方に記録され
た両面原稿を1回の読取動作で読み取るため、表面読取
センサ12と裏面読取センサ13とを備えている。すな
わち、読取部2は、図2に示すように、複数枚の原稿2
1を載置する原稿台22、搬送路23及び搬送路23を
挟んで配設された表面読取センサ12、裏面読取センサ
13、原稿有無検出センサS1、読取基準位置センサS
2、排紙監視センサS3、分離ローラR1、搬送ローラ
R2、R3等を備えており、原稿台22上に載置された
原稿21は、上下に一対配置された分離ローラR1で1
枚ずつ分離されて、図2の左方向に搬送され、さらに、
搬送ローラR2、R3によって所定の読取速度で搬送さ
れる。
【0034】原稿有無検知センサS1は、例えば、反射
型の光センサが使用され、原稿台22上の原稿の有無を
検知して、システム制御部7に出力する。読取基準位置
センサS2は、例えば、反射型の光センサが使用され、
搬送ローラR2の手前に配設されている。読取基準位置
センサS2は、分離ローラR1により分離されて搬送ロ
ーラR2に搬送されてくる原稿21、特に、原稿21の
先端部を検出して、検出信号をシステム制御部7に出力
する。
【0035】排紙監視センサS3は、例えば、反射型の
光センサが使用され、搬送ローラR3の手前に配置され
ている。排紙監視センサS3は、表面読取センサ12と
裏面読取センサ13により画情報の読み取られた原稿2
1を検出、特に、原稿21の後端部を検出して、その検
出信号をシステム制御部7に出力する。搬送ローラR3
は、画情報の読み取られた原稿21を図外の排紙トレー
に排出して、載置させる。
【0036】上記読取センサ12、13は、搬送ローラ
R2と搬送ローラR3の間の搬送路23に沿って配設さ
れ、表面読取センサ12と裏面読取センサ13とは、所
定量原稿21の搬送方向に位置をずらして配設されてい
るとともに、表面読取センサ12が原稿21の搬送方向
上流側に、裏面読取センサ13が原稿21の搬送方向下
流側に、配設されている。
【0037】表面読取センサ(表面読取手段)12は、
例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用した
イメージスキャナが利用されており、原稿21の表面を
走査して、原稿21の表面の画情報を画信号として出力
する。このとき、表面読取センサ12は、後述するよう
に、システム制御部7から指定された読取濃度に基づい
て、その読取感度を調整し、指定された読取濃度で原稿
21の表面の画情報を読み取る。
【0038】裏面読取センサ(裏面読取手段)13は、
表面読取センサ12と同様に、例えば、CCDを利用し
たイメージスキャナが利用されており、原稿の裏面を走
査して、原稿21の裏面の画情報を画信号として出力す
る。このとき、裏面読取センサ13は、後述するよう
に、システム制御部7から指定された読取濃度に基づい
て、その読取感度を調整し、指定された読取濃度で原稿
21の裏面の画情報を読み取る。
【0039】上記分離ローラR1、搬送ローラR2及び
搬送ローラR3は、図外のモータ(例えば、パルスモー
タ)により回転駆動され、所定の搬送速度で原稿21を
搬送する。特に、搬送ローラR2は、後述するように、
システム制御部7の制御下で制御されるモータパルスに
基づいて回転するパルスモータにより、回転駆動され、
原稿21の搬送速度が設定されるとともに、このモータ
パルスのパルス数により原稿21の搬送距離が設定され
る。
【0040】記録部3は、例えば、電子写真式記録装置
あるいはサーマル素子を利用したサーマル記録装置等が
利用され、相手方から受信した画情報やレポート等を記
録紙に記録出力するするとともに、コピーモードにおい
て、読取部2で読み取った画情報を記録紙に記録出力す
る。
【0041】システムメモリ4は、例えば、バッテリバ
ックアップされたRAM(Random Access Memory)、あ
るいは、SRAM(Static RAM)等が使用され、シ
ステムメモリ4には、後述する原稿読取制御処理で使用
する読取濃度データ、読取開始・終了位置データ及び線
密度データ等が原稿21の表面側及び裏面側についてそ
れぞれ格納される。
【0042】操作表示部5は、テンキーやスタートキー
等の各種操作キーを備えるとともに、LED(Light Em
itting Diode:発光ダイオード)等の表示ランプやLC
D(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)等の操作
表示用のディスプレイが設けられている。操作表示部5
は、各種操作キーにより、送信操作等の各種命令が入力
され、ディスプレイに操作キーから入力された命令内容
やファクシミリ装置からオペレータに通知する各種情報
を表示する。
【0043】特に、操作表示部5には、図3〜図5に示
すような読取条件設定キーと設定した読取条件を点灯表
示するLEDが設けられている。すなわち、操作表示部
5には、図3に示すように、読取濃度設定キー(設定手
段)31と当該読取濃度設定キー31により設定された
読取濃度を点灯表示するための設定濃度LED32が原
稿21の表面用及び裏面用それぞれについて設けられて
おり、読取濃度設定キー31が、押下される度に、設定
濃度LED32の表示が、「うすく/ふつう/こく」の
順にサイクリックに点灯して、その点灯している濃度に
設定することができる。なお、図3には、表面用につい
てのみ図示している。
【0044】また、操作表示部5には、図4に示すよう
に、表面線密度設定キー(設定手段)41と当該表面線
密度設定キー41により設定された線密度を点灯表示す
るための設定表面線密度LED42が設けられていると
ともに、図5に示すように、裏面線密度設定キー(設定
手段)51と当該裏面線密度設定キー51により設定さ
れた線密度を点灯表示するための設定裏面線密度LED
52が設けられており、表面線密度設定キー41及び裏
面線密度設定キー51が、押下される度に、設定表面線
密度LED42及び設定裏面線密度LED52の表示
が、それぞれ「ふつう字/小さな字/細かい字」の順に
サイクリックに点灯して、その点灯している線密度に設
定することができる。
【0045】さらに、操作表示部5には、図示しない
が、原稿21の読取開始位置と読取終了位置を原稿21
の表面と裏面の双方について個別に設定する読取開始位
置設定キー(設定手段)及び読取終了位置設定キー(設
定手段)が設けられており、これらの読取開始位置設定
キー及び読取終了位置設定キーで設定された原稿21の
表面及び裏面の読取開始位置及び読取終了位置は、例え
ば、ディスプレイに表示出力される。
【0046】符号化・復号化部6は、画情報を画情報メ
モリ8へ蓄積する際の効率化及び伝送時間の短縮化を図
るために、所定の符号化方式に従って画情報を符号化
し、また、符号化された画情報を復号化する。符号化・
復号化部6は、符号化・復号化チャンネルを複数備えて
おり、同時に複数の符号化動作や復号化動作を行うこと
ができる。特に、符号化・復号化部6は、図6に示すよ
うに、符号化チャンネルを、表面の画情報用と裏面の画
情報用の最低2チャンネルを備えており、表面読取セン
サ12の読み取った画情報と裏面読取センサ13の読み
取った画情報を同時に符号化することができる。
【0047】なお、符号化・復号化部6は、ファクシミ
リ装置1が表面読取センサ12と裏面読取センサ13の
うち少なくとも一方の出力する画情報を所定量蓄積する
バッファメモリを備えており、当該バッファメモリを介
して符号化・復号化部6に画情報を転送する場合には、
1チャンネルのみ備えていればよい。
【0048】システム制御部7は、CPU(Central Pr
ocessing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びR
AM等を備えており、ROMには、ファクシミリ装置1
の基本プログラム及び後述する原稿読取制御プログラム
等の各種プログラムが格納されているとともに、基本プ
ログラム及び原稿読取制御プログラムを実行するのに必
要なシステムデータや各種データを格納している。
【0049】特に、ROMには、線密度データテーブル
記憶領域、テーブルデータ記憶領域、表面濃度データ記
憶領域、裏面濃度データ記憶領域、表面読取開始・終了
データ記憶領域及び裏面読取開始・終了データ記憶領域
等の各種原稿読取制御データを格納する記憶領域を備え
ており、線密度データテーブル記憶領域には、図7に示
すような表用線密度と裏用線密度について、例えば、
「ふつう字」、「小さな字」及び「細かい字」等に対応
した線密度を設定するテーブルを指定するためのテーブ
ルデータが予め格納されている。また、ROMのテーブ
ルデータ記憶領域には、上記図7の各テーブル毎に、図
8に示すような、原稿21を搬送するためのパルスモー
タのモータパルスデータ(例えば、3200pps、1
600pps等)、表面読取センサ12の1ライン分の
画情報の出力間隔(表1ライン出力間隔)及び裏面読取
センサ13の1ライン分の画情報の出力間隔(裏1ライ
ン出力間隔)の各データ(例えば、1.25msec、
2.5msec等)が予め格納されている。さらに、表
面濃度データ記憶領域、裏面濃度データ記憶領域、表面
読取開始・終了データ記憶領域及び裏面読取開始・終了
データ記憶領域には、図9及び図10に示すように、原
稿21の表面及び裏面について、「うすく」、「ふつ
う」及び「こく」のそれぞれの濃度データ(例えば、1
6進法で、「10h」、「Eh」、「Ch」、「11
h」、「Fh」、「Dh」)が格納されているととも
に、原稿21の表面及び裏面について、データ読取開始
搬送長データ及びデータ読取終了搬送長データ(例え
ば、表読取用として、「10mm」、「8mm」、裏読
取用として、「22mm」、「20mm」)が、それぞ
れ予め格納されている。
【0050】図9及び図10に示すデータ読取開始搬送
長は、図2に示した読取基準位置センサS2がオンして
から何mm搬送した後にデータの取り込みを開始するか
のデータである。表面読取センサ12の場合は、図2に
示すように読取基準位置センサS2に近いため、図9の
ように、標準値として、「10mm」に設定されてお
り、裏面読取センサ13の場合は、読取基準位置センサ
S2から遠いことから、図10のように、標準値とし
て、「22mm」に設定されている。
【0051】また、データ読取終了搬送長は、図2に示
した読取基準位置センサS2がオフしてから何mm搬送
した後にデータの取り込みを終了するかのデータであ
る。表面読取センサ12の場合は、図2に示すように、
読取基準位置センサS2に近いため、図9に示すよう
に、標準値として「8mm」に設定されており、裏面読
取センサ13の場合は、読取基準位置センサS2から遠
いことから、図10に示すように、標準値として、「2
0mm」に設定されている。
【0052】システム制御部7は、ROM内の基本プロ
グラムに基づいて、ファクシミリ装置1の各部を制御し
て、ファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行する
とともに、ROMの上記テーブルデータ記憶領域、表面
濃度データ記憶領域、裏面濃度データ記憶領域、表面読
取開始・終了データ記憶領域及び裏面読取開始・終了デ
ータ記憶領域からそれぞれ予め設定された初期値(初期
データ)を読み出して、システムメモリ4に転送して記
憶させ、その後、上記操作表示部5のキー操作により設
定された読取線密度、読取濃度、読取範囲(読取開始位
置及び読取終了位置)に応じて、必要に応じてROMの
上記線密度データテーブル記憶領域のテーブルデータを
参照して、テーブルデータ記憶領域に記憶されている線
密度毎のモータパルスデータ、表1ライン出力間隔デー
タ及び裏1ライン出力間隔データを読み出して、システ
ムメモリ4の初期データと書き換え、また、表面濃度及
び裏面濃度に応じて、ROMの上記図9及び図10に示
した濃度データを読み出して、システムメモリ4の初期
データと書き換え、さらに、表面読取開始位置と表面読
取終了位置及び裏面読取開始位置と裏面読取終了位置に
応じて、システムメモリ4の初期データを操作表示部5
のキー操作で設定された値に書き換える。
【0053】そして、システム制御部7は、上記システ
ムメモリ4に設定した表裏の読取密度、読取濃度、読取
開始位置及び読取終了位置の各データに基づいて、表面
読取センサ12及び裏面読取センサ13の動作及び読取
部2の各部の動作を制御して、操作表示部4のキー操作
で設定された条件に応じた読取密度、読取濃度、読取開
始位置及び読取終了位置で読み取りを行わせる。
【0054】画情報メモリ8は、送信用の画情報や受信
した画情報が一時蓄積され、画情報メモリ8内の画情報
は、所定時期に読み出されて、送信処理や記録部3での
記録処理に供される。通信制御部9は、相手ファクシミ
リ装置との間でファクシミリ制御信号を交換して、ファ
クシミリ装置の通信手順を実行する。モデム10は、こ
こでは、PSTN(Public Swiched Telephone Networ
k)等の回線Lに接続され、システム制御部7の制御下
で動作して、送信信号を変調するとともに、受信信号の
復調を行う。
【0055】次に、作用を説明する。ファクシミリ装置
1は、表裏両面に記録された両面原稿21の両面の画情
報を1回の読取動作で読み取る際に、読取濃度、読取線
密度及び画情報の取込範囲を表面側と裏面側とで別々に
設定して、設定した読取濃度、読取線密度及び画情報の
取込範囲で、両面の画情報を読み取るものである。
【0056】以下、この両面原稿の読取制御処理につい
て、図11及び図12のフローチャートに基づいて説明
する。ファクシミリ装置1は、電源が投入されたとき、
あるいは、原稿読取モードに設定されたときに、初期設
定処理を行う。
【0057】すなわち、システム制御部7は、初期設定
処理において、システム制御部7のROM内に格納され
ている上記テーブルデータ記憶領域、表面濃度データ記
憶領域、裏面濃度データ記憶領域、表面読取開始・終了
データ記憶領域及び裏面読取開始・終了データ記憶領域
からそれぞれ予め設定された初期データを読み出して、
システムメモリ4に転送して記憶させる。
【0058】その後、操作表示部5の所定のキー操作に
より、設定モードに設定され、操作表示部5のキー操作
により読取濃度、読取線密度及び読取範囲の何れか一
つ、あるいは、全てについて、原稿21の表面と裏面そ
れぞれについて、あるいは、表面と裏面のいずれかにつ
いて設定が行われると、システム制御部7は、設定され
た読取濃度、読取線密度及び読取範囲に応じて、システ
ムメモリ4の初期データを書き換えることにより、読取
濃度、読取線密度、読取開始位置データ及び読取終了位
置データの設定を行う。
【0059】すなわち、図11に示すように、操作表示
部5の所定のキー操作により、設定モードに設定され、
操作表示部5のキー操作により読取濃度、読取線密度及
び読取範囲の何れか一つ、あるいは、全てについて、原
稿21の表裏それぞれについて、あるいは、表裏のいず
れかについて設定が行われると、まず、システム制御部
7は、操作表示部5のキー操作で設定された表面及び裏
面の設定濃度に基づいて、図9及び図10に示したRO
Mの濃度データ記憶領域から設定された濃度に対応する
濃度データを読み出して、システムメモリ4の初期デー
タと書き換えることにより、表面及び裏面の濃度設定を
行う(ステップS1)。例えば、図3に示した「ふつ
う」が設定されると、図9及び図10に示す濃度データ
として、ROMから表面では、「Eh」を、裏面では、
「Fh」を、それぞれ読み出して、システムメモリ4の
初期データと書き換える。
【0060】次に、システム制御部7は、操作表示部5
で設定された読取線密度及び読取範囲に基づいて、図7
の線密度データテーブル記憶領域のテーブルデータを参
照して、テーブルデータ記憶領域に記憶されている線密
度毎のモータパルスデータ、表1ライン出力間隔データ
及び裏1ライン出力間隔データを読み出して、システム
メモリ4の初期データと書き換えることにより、モータ
パルスの設定、表裏ライン出力間隔の設定を行うととも
に、ROMの表面読取開始位置と表面読取終了位置及び
裏面読取開始位置と裏面読取終了位置を、操作表示部5
から入力された読取範囲に応じて、書き換えることによ
り、表裏それぞれについて、データ読取開始搬送長及び
データ読取終了搬送長を設定する(ステップS2)。
【0061】例えば、読取線密度について、操作表示部
5により、表面読取線密度が、図4で示した「小さな
字」が設定され、裏面読取線密度が、図5で示した「ふ
つう字」が設定されたとすると、システム制御部7は、
図7に示した線密度データテーブル記憶領域のテーブル
データからテーブル2(table2)を選択し、次
に、図8のテーブル2からモータパルスとして、1−2
相:3200ppsを、表1ライン出力間隔として、
2.5msecを、裏1ライン出力間隔として、1.2
5msecを、それぞれ読み出して、システムメモリ4
の初期データと書き換える。
【0062】すなわち、システム制御部7のROMに
は、表面読取センサ12及び裏面読取センサ13の特性
や感度の違いに合わせて、予め両読取センサ12、13
の読取濃度が同じ読取濃度となる設定値が設定されてい
るが、原稿21の表裏面の記録濃度に相違があり、この
濃度の相違をなくならせて同じ濃度で読み取りたいと
き、あるいは、原稿21の表裏面が同じ濃度のときに、
異なる濃度で読み取りを行わせたいとき、さらに、経時
変化により表面読取センサ12と裏面読取センサ13の
感度や特性変化が発生したときに、表裏面で同じ濃度の
原稿21を同じ濃度で読み取りを行いたい場合等におい
て、オペレータが、操作表示部5のキー操作で、表裏を
別々に濃度設定を行うことにより、表面読取センサ12
及び裏面読取センサ13の感度を個別に変更して、読取
濃度を変更する。
【0063】また、原稿21が、例えば、表面が文字画
情報等の通常の画情報で、裏面が図形画情報や写真画情
報等である場合等のように、原稿21の表面と裏面で読
取線密度を別々に設定したい場合がある。このような場
合に、オペレータが、操作表示部5のキー操作で、表裏
の読取線密度を別々に設定することにより、表面読取セ
ンサ12及び裏面読取センサ13の読取線密度を、個別
に変更する。
【0064】さらに、原稿21の表面と裏面で必要とし
ている画情報の記録範囲が異なる場合に、オペレータ
が、適宜、操作表示部5のキー操作で、表裏の読取範囲
を別々に設定することにより、表面読取センサ12と裏
面読取センサ13の読取範囲、すなわち、読取開始位置
と読取終了位置を個別に変更する。
【0065】ステップS2で、初期データの書き換えを
行って、データの設定が完了すると、システム制御部7
は、原稿台22の原稿21の分離・搬送を開始させ(ス
テップS3)、読取基準位置センサS2がオンするかチ
ェックする(ステップS4)。このとき、システム制御
部7は、原稿21を搬送駆動するパルスモータの駆動制
御回路(図示略)にシステムメモリ4に設定したモータ
パルスデータを出力して、当該モータパルスに基づい
て、パルスモータを駆動させる。
【0066】システム制御部7は、ステップS4で、読
取基準位置センサS2がオンすると、システムメモリ4
に設定した表面のデータ取込開始搬送長だけ搬送された
かどうかチェックし(ステップS5)、データ取込開始
搬送長だけ搬送されると、表面読取センサ12による読
み取りを開始させる(ステップS6)。
【0067】なお、システム制御部7は、上記データ取
込開始搬送長だけ搬送されたかどうかを、例えば、以下
のように判別する。すなわち、システム制御部7は、パ
ルスモータの1パルスでの原稿21の搬送長データをR
OM内に記憶しており、上記駆動制御回路がパルスモー
タに出力したパルス数と上記ROM内の1パルスでの搬
送長データから、上記データ取込開始搬送長だけ原稿2
1が搬送されたかどうかを判別している。
【0068】また、このとき、システム制御部7は、シ
ステムメモリ4に設定されている表面読取濃度に基づい
て表面読取センサ12の読取感度を設定し、当該読取感
度により原稿21の表面の画情報の読み取りを行わせ、
また、システムメモリ4に設定されている表1ライン出
力間隔で、表面読取センサ12により画情報の読み取り
を行わせる。
【0069】したがって、表面読取センサ12は、シス
テム制御部7の制御下で動作して、設定された読取濃度
に対応する読取感度で、原稿21の表面の画情報の読み
取りを行うとともに、設定された表面線密度に対応する
搬送速度で搬送される原稿21の表面の画情報を当該線
密度に対応するデータ取込間隔でデータの取り込みを行
って、設定された線密度で原稿21の表面の画情報の読
み取りを行う。
【0070】そして、システム制御部7は、表面読取セ
ンサ12に表面の読み取りを開始させると、システムメ
モリ4に設定した裏面のデータ取込開始搬送長だけ搬送
されたかどうかをチェックし(ステップS7)、データ
取込開始搬送長だけ搬送されると、裏面読取センサ13
による読み取りを開始させる(ステップS8)。なお、
システム制御部7は、裏面のデータ取込開始搬送長だけ
搬送されたかどうかを、上記表面のデータ取込開始搬送
長の場合と同様の方法により判別する。
【0071】また、このとき、システム制御部7は、シ
ステムメモリ4に設定されている裏面読取濃度に基づい
て裏面読取センサ12の読取感度を設定し、当該読取感
度により原稿21の裏面の画情報の読み取りを行わせ、
また、システムメモリ4に設定されている表1ライン出
力間隔で、裏面読取センサ12により画情報の読み取り
を行わせる。
【0072】したがって、裏面読取センサ12は、シス
テム制御部7の制御下で動作して、設定された読取濃度
に対応する読取感度で、原稿21の裏面の画情報の読み
取りを行うとともに、設定された裏面線密度に対応する
搬送速度で搬送される原稿21の表面の画情報を当該線
密度に対応するデータ取込間隔でデータの取り込みを行
って、設定された線密度で原稿21の裏面の画情報の読
み取りを行う。
【0073】その後、システム制御部7は、読取基準位
置センサS2がオフしたかチェックし(ステップS
9)、読取基準位置センサS2がオフすると、原稿21
の後端が読取基準位置センサS2を通過したと判断し
て、図12に示すように、システムメモリ4に設定され
ている表面のデータ取込終了搬送長だけ原稿21を搬送
したかチェックする(ステップS10)。なお、システ
ム制御部7は、表面のデータ取込終了搬送長だけ搬送さ
れたかどうかを、上記データ取込開始搬送長の場合と同
様の方法により判別する。
【0074】ステップS10で、表面のデータ取込終了
搬送長だけ原稿21の搬送を完了すると、システム制御
部7は、設定された表面の読取範囲の読み取りを完了し
たと判断して、表面読取センサ12の読取動作を終了さ
せ、表面データの取込を終了する(ステップS11)。
したがって、操作表示部5で指定され、システムメモリ
4に格納した表面読取範囲の読み取りを行うと、読取動
作を終了させることができ、指定された範囲のみの画情
報を読み取ることができる。
【0075】次に、システム制御部7は、読取基準位置
センサS2がオフした後、システムメモリ4に設定され
ている裏面のデータ取込終了搬送長だけ原稿21を搬送
したかチェックする(ステップS12)。なお、システ
ム制御部7は、裏面のデータ取込終了搬送長だけ搬送さ
れたかどうかを、上記データ取込開始搬送長の場合と同
様の方法により判別する。
【0076】ステップS12で、裏面のデータ取込終了
搬送長だけ原稿21の搬送を完了すると、システム制御
部7は、設定された裏面の読取範囲の読み取りを完了し
たと判断して、裏面読取センサ13の読取動作を終了さ
せ、裏面データの取込を終了する(ステップS13)。
したがって、操作表示部5で指定され、システムメモリ
4に格納した裏面読取範囲の読み取りを行うと、読取動
作を終了させることができ、指定された範囲のみの画情
報を読み取ることができる。
【0077】表面読取センサ12及び裏面読取センサ1
3による原稿21の両面の読取動作を完了すると、シス
テム制御部7は、搬送ローラR3により原稿21を図外
の排紙トレーに排出し(ステップS14)、原稿有無検
出センサS1がオンかどうかチェックする(ステップS
15)。ステップS15で、原稿有無検出センサS1が
オンのときには、システム制御部7は、図2の原稿台2
2上に次の原稿があると判断して、図11のステップS
3に戻って、上記と同様の読取制御処理を繰り返し行
い、ステップS15で、原稿有無検出センサS1がオフ
であると、原稿台22上に次の原稿が載置されていない
と判断して、原稿21の読取制御処理を終了する。
【0078】なお、上記ステップS3に戻って、次の原
稿21の読取制御処理を行う際に、操作表示部5のキー
操作により、次の原稿21の表面と裏面のいずれかにつ
いて、読取濃度、読取線密度及び読取範囲のいずれかの
設定操作が行われると、ステップS1に戻って、システ
ムメモリ4に設定されている上記各データの再設定を行
った後、上記同様に読取制御処理を行う。
【0079】このように、本実施の形態によれば、表面
と裏面に記録された両面原稿21を一回の読取動作で読
み取る際に、読取濃度、読取線密度及び表裏データの読
取範囲(取込開始/終了位置)を、オペレータが表面側
と裏面側とで別々に設定し、設定内容に応じて、読取動
作を制御することができる。
【0080】このため、表面読取センサ12及び裏面読
取センサ13の特性や感度の違いに合わせて、予め両読
取センサ12、13の読取濃度が同じ読取濃度となる設
定値が設定されているが、原稿21の表裏面の記録濃度
の相違があり、この濃度の相違をなくならせて同じ濃度
で読み取りたいとき、あるいは、原稿21の表裏面が同
じ濃度のときに、異なる濃度で読み取りを行わせたいと
き、さらに、経時変化により表面読取センサ12と裏面
読取センサ13の感度や特性変化が発生したときに、表
裏面で同じ濃度の原稿21を同じ濃度で読み取りを行い
たい場合等において、オペレータが、操作表示部5のキ
ー操作で、表裏を別々に濃度設定を行うことにより、表
面読取センサ12及び裏面読取センサ13の感度を個別
に変更して、読取濃度を意図する濃度で読み取りを行わ
せることができる。
【0081】また、原稿21が、例えば、表面が文字画
情報等の通常の画情報で、裏面が図形画情報や写真画情
報等であるとき、原稿21の表面と裏面で読取線密度を
別々に設定したい場合がある。このような場合に、オペ
レータが、操作表示部5のキー操作で、表裏の読取線密
度を別々に設定することにより、表面読取センサ12及
び裏面読取センサ13の読取線密度を、個別に変更し
て、原稿21の表面と裏面をそれぞれ意図する線密度で
読み取りを行わせることができる。
【0082】さらに、オペレータは、原稿21の表面と
裏面で必要としている画情報の記録範囲が異なる場合
に、適宜、操作表示部5のキー操作で、表裏の読取範囲
を別々に設定することにより、表面読取センサ12と裏
面読取センサ13の読取範囲、すなわち、読取開始位置
と読取終了位置を個別に変更して、原稿21の表面と裏
面を意図する範囲で読み取りを行わせることができる。
【0083】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0084】例えば、上記実施の形態においては、原稿
の画情報を読み取る読取部2としてCCD形のイメージ
センサを用いた場合について説明したが、表面読取手段
及び裏面読取手段としては、これらに限るものではな
く、例えば、MOS形あるいはそれ以外のイメージセン
サ等を用いるようにしてもよい。
【0085】また、上記実施の形態においては、両面原
稿の表裏面の画情報取込開始/終了位置を決定するにあ
たって、専用の読取基準位置センサS2のオンあるいは
オフを基準としたが、例えば、搬送路23の途中に配置
された図示しない原稿検出用のセンサを兼用させて、基
準位置を検出するようにしてもよい。
【0086】さらに、上記実施の形態においては、画情
報の取込開始位置と取込終了位置とを決定するにあたっ
て、上記読取基準位置センサS2を共通の基準位置検出
センサとしたが、センサを2つに分けて構成してもよ
い。
【0087】また、上記実施の形態においては、読取部
2は、原稿21の搬送路23に固定的に配設された表面
読取センサ12と裏面読取センサ13により原稿21の
表裏面の同時読取を行っているが、読取部2の構成とし
ては、上記のものに限るものではなく、例えば、読取位
置にセットされた原稿を移動する表面読取センサ及び裏
面読取センサにより読み取る場合にも同様に適用するこ
とができ、また、表面読取センサと裏面読取センサのい
ずれかが移動式で、他方が固定式のものであっても、同
様に適用することができる。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、原稿の表面と裏面について個別に濃度設定し
て、設定した濃度で原稿の表面と裏面をそれぞれ読み取
らせることができ、両面原稿を同時に読み取るファクシ
ミリ装置の画質を向上させることができる。
【0089】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、表面及び裏面の読取手段の感度を制御するだけ
で、両面原稿の表面と裏面を意図する読取濃度で読み取
らせることができ、表面と裏面の画情報をそれぞれ意図
する濃度で読み取らせることのできるファクシミリ装置
を簡単な構成のものとすることができるとともに、表面
と裏面で読取手段の感度に相違が発生した場合にも、適
切に両面原稿を読み取らせることができる。
【0090】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、両面原稿の表面と裏面のそれぞれについて、必
要な画情報の部分のみを設定して、当該設定した部分の
みを読み取らせることができ、両面原稿を1度に読み取
るファクシミリ装置の利用性を向上させることができる
とともに、表面読取手段と裏面読取手段の位置ずれが発
生した場合にも、両面原稿の画情報を適切に読み取らせ
ることができる。
【0091】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、両面原稿の表面と裏面の画情報が文字画情報で
あるか、また、文字の大きさに相違があるか、図形画情
報であるか、あるいは、写真の画情報であるか等の画情
報の種別や内容に合わせて、それぞれ別々に読取密度を
設定し、当該設定した読取密度で原稿の表面と裏面をそ
れぞれ読み取らせることができ、両面原稿を1度に読み
取るファクシミリ装置の読取画情報の画質を向上させる
ことができる。
【0092】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、原稿を副走査方向に搬送しつつ原稿の表面と裏
面の画情報を同時に読み取る場合に、原稿の搬送速度と
読取間隔を制御して、原稿の表面と裏面の画情報の読み
取りを行うので、主走査方向及び副走査双方の読取密度
を設定された読取密度に合わせて制御することができ、
両面原稿の画情報を同時に読み取るファクシミリ装置の
読取画情報の画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1の読取部の構成を模式的に示した図。
【図3】図1の操作表示部の読取濃度設定キー及び設定
状態を表示する設定濃度LEDを示す図。
【図4】図1の操作表示部の表面読取線密度設定キー及
び設定状態を表示する設定表面線密度LEDを示す図。
【図5】図1の操作表示部の裏面読取線密度設定キー及
び設定状態を表示する設定裏面線密度LEDを示す図。
【図6】図1の読取部から符号化・復号化部を介して画
情報メモリに蓄積されるデータの流れを示す図。
【図7】図1のシステム制御部内のROMの線密度デー
タテーブル記憶領域に格納されているテーブルデータの
一例を示す図。
【図8】図1のシステム制御部内のROMのテーブルデ
ータ記憶領域に格納されている各テーブル毎のデータ内
容の一例を示す図。
【図9】図1のシステム制御部内のROMの表面濃度デ
ータ記憶領域及び表面読取開始・終了データ記憶領域に
格納されている表面濃度データ、データ取込開始搬送長
データ及びデータ取込終了搬送長データの一例を示す
図。
【図10】図1のシステム制御部内のROMの裏面濃度
データ記憶領域及び裏面読取開始・終了データ記憶領域
に格納されている裏面濃度データ、データ取込開始搬送
長データ及びデータ取込終了搬送長データの一例を示す
図。
【図11】図1のファクシミリ装置による画情報読取制
御処理を示すフローチャート。
【図12】図1のファクシミリ装置による画情報読取制
御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 読取部 3 記録部 4 システムメモリ 5 操作表示部 6 符号化・復号化部 7 システム制御部 8 画情報メモリ 9 通信制御部 10 モデム 11 バス 12 表面読取センサ 13 裏面読取センサ 21 原稿 22 原稿台 23 搬送路 31 読取濃度設定キー 32 設定濃度LED 41 表面線密度設定キー 42 設定表面線密度LED 51 裏面線密度設定キー 52 裏面線密度LED S1 原稿有無検出センサ S2 読取基準位置センサ S3 排紙監視センサ R1 分離ローラ R2、R3 搬送ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の表面の画情報を所定の読取感度及び
    所定の読取間隔で読み取って画信号を出力する表面読取
    手段と、原稿の裏面の画情報を所定の読取感度及び所定
    の読取間隔で読み取って画信号を出力する裏面読取手段
    と、前記原稿の表面と裏面の読取濃度を個別に設定する
    設定手段と、前記設定手段により設定された前記読取濃
    度に応じて、前記表面読取手段及び前記裏面読取手段に
    よる前記原稿の読取濃度をそれぞれ設定する制御手段
    と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記表面読取手段及び前
    記裏面読取手段の前記読取感度を制御することにより、
    前記原稿の読取濃度を制御することを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記設定手段は、前記原稿の表面と裏面の
    読取範囲を個別に設定可能であり、前記制御手段は、前
    記設定手段により設定された前記読取範囲に応じて、前
    記表面読取手段及び前記裏面読取手段の前記原稿の読取
    開始位置及び読取終了位置をそれぞれ制御することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】前記設定手段は、前記原稿の表面と裏面の
    読取密度を個別に設定可能であり、前記制御手段は、前
    記設定手段により設定された前記読取密度に応じて、前
    記表面読取手段及び前記裏面読取手段の前記読取密度を
    それぞれ制御することを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記ファクシミリ装置は、前記原稿を所定
    の搬送速度で搬送する原稿搬送手段を、さらに備え、前
    記表面読取手段と前記裏面読取手段は、前記原稿搬送手
    段により搬送される前記原稿の画情報を読み取り、前記
    制御手段は、前記設定手段により設定された前記読取密
    度に応じて、前記原稿搬送手段による前記原稿搬送速度
    を制御するとともに、前記表面読取手段及び前記裏面読
    取手段の前記読取間隔をそれぞれ制御して、前記設定手
    段で設定された前記読取密度で前記原稿の表面及び裏面
    の画情報を読み取らせることを特徴とする請求項4記載
    のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003008833A (ja) * 2001-06-27 2003-01-10 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
JP2005072761A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Murata Mach Ltd 両面読取装置

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