JPH09205564A - クロック生成回路 - Google Patents

クロック生成回路

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JPH09205564A
JPH09205564A JP1312196A JP1312196A JPH09205564A JP H09205564 A JPH09205564 A JP H09205564A JP 1312196 A JP1312196 A JP 1312196A JP 1312196 A JP1312196 A JP 1312196A JP H09205564 A JPH09205564 A JP H09205564A
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JP
Japan
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clock
signal
output
register
blanking
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Withdrawn
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JP1312196A
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English (en)
Inventor
Masahito Nonaka
雅人 野中
Kiyoshi Fukui
潔 福井
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像伝送システムにおける表示画像の画質劣
化を防止する。 【解決手段】 位相比較器12は、SCR が入力された時点
でのカウンタ18の値S18とSCR の値との比較を行なう。
位相比較器12の出力信号S12 はLPF13で平滑化され、
VCO16を制御するための元データとなる。レジスタ14
は映像ブランキング識別信号BLをクロックとし、映像ブ
ランキングの開始時点で内容を更新する。DAC15は、
クロックS16 でレジスタ14の出力信号S14 のD/A変換
を行ない、入力された制御データに対応したアナログ信
号S15 を出力する。DAC15の変換速度(即ち、クロッ
クS16 の周期)はSCR の周期よりも充分高速であるた
め、VCO16の制御信号はブランキング識別信号の立ち
上がり後に矩形的に変化し、この制御信号に応じてVC
O16の発振周波数が変更される。クロックS16 は引続き
カウンタ18に入力され、サイクル数がカウントされて次
のSCR 入力に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビ会議
システム等に用いられ、動画像の信号処理、特に伝送路
のクロックと独立したクロックで動作して圧縮動画像等
のデータを伝送及び表示する画像伝送システムに設けら
れて送信側のシステムクロックを再生するクロック生成
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献;ISO/IEC 13818-1(1994) Annex D “Systems Ti
ming Model and Application”P.107-117 動画像コーデック(CODEC) において、送信側及び受信側
の各クロックが独立していると、該各クロックの速度差
に応じてデータの処理速度がそれぞれ異なってしまう。
そのため、送信側のエンコーダの処理速度が受信側のデ
コーダの処理速度よりも早い場合、該受信側のデコーダ
の処理が追い付かないので、受信データを一時記憶する
受信側のバッファメモリの使用量が増加する。又、逆の
場合、前記バッファメモリの使用量が減少する。即ち、
デコーダでは、受信データを復号する前に該受信データ
をバッファメモリへ入力する。バッファメモリは、離散
的に入力されるデータを復号部の処理速度に適したタイ
ミングに変換して読み出す機能を有している。
【0003】ここで、送信側の処理に比べて受信側の処
理が早い場合、バッファメモリに対する書き込み速度よ
り読み出し速度の方が速いので、該バッファメモリに保
持されているデータが減少し、該バッファメモリがアン
ダーフローする。このとき、復号部ではデータが得られ
ないので、処理を止めて前の復号画像を繰り返して出力
する。そのため、2度表示が発生する。逆に、送信側の
処理に比べて受信側の処理が遅い場合、バッファメモリ
に保持されているデータが増加し、該バッファメモリが
オーバーフローする。このとき、新たな受信データがバ
ッファメモリに書き込まれないので、この受信データで
表示される画像が表示されない。これが駒落とし(即
ち、画像の欠落)である。従って、送信側と受信側とで
データの処理速度が異なると、表示画像の視覚的な劣化
が目立つことになる。このようなことを防ぐには、送信
側と受信側とで同期したクロックを使う必要がある。こ
れに関し、MPEG2(Moving Picture Experts Group Phase
2)システムには、送信側と受信側とでクロックの同期を
確保する方法が規定されている。以下、この方法につい
て説明する。
【0004】MPEG2 システムでは、システム時刻基準参
照値(System Clock Reference 、以下、SCR という)と
呼ばれる時刻管理情報が規定されている。送信側のエン
コーダは、システムの基本となる同期信号(System Tim
e Clock 、以下、STC という)に基づいたSCR を受信側
のデコーダに伝送する。このデコーダは、該デコーダ自
身が持つクロックをカウントし、このカウント値と送ら
れてきたSCR の値とを比較する。このカウント値とSCR
の値が一致すれば、クロックの同期が確保されているこ
とになる。そして、受信側では、位相同期回路(以下、
PLL回路という)等を用い、これらの2つの値が一致
するようにクロックの周波数を制御することにより、送
信側のクロックに該受信側のクロックを同期させる。図
2は、従来の受信側におけるクロック生成回路の一例を
示す構成ブロック図である。
【0005】このクロック生成回路は、エンコーダから
出力されたSCR を入力する入力端子1を有している。入
力端子1は、位相比較器2の基準信号入力端子に接続さ
れている。位相比較器2の出力端子は、デジタルフィル
タで構成された低域通過フィルタ(以下、LPFとい
う)3の入力端子に接続されている。LPF3の出力端
子はレジスタ4の入力端子に接続されている。レジスタ
4は、LPF3の出力信号のビット数に対応した数の遅
延フリップフロップ(以下、D−FFという)で構成さ
れている。レジスタ4の出力端子はD/A変換器(以
下、DACという)5の入力端子に接続されている。但
し、このDAC5の出力側には、補間LPFが内蔵され
ている。DAC5の出力端子は、電圧制御発振器(Volt
age ControlOscillator、以下、VCOという)6の入
力端子に接続され、該VCO6の出力端子がクロック出
力端子7に接続されると共に、カウンタ8の入力端子に
接続されている。カウンタ8の出力端子は、位相比較器
2の帰還信号入力端子に接続されている。又、このクロ
ック生成回路は、SCR を入力するタイミング制御器9を
備えている。このタイミング制御器9はシフトレジスタ
で構成され、SCR をレジスタ4、DAC5及びカウンタ
8の各処理遅延に合わせて遅延してそれぞれ出力する機
能を有している。タイミング制御器9の各出力端子は、
レジスタ4、DAC5及びカウンタ8にそれぞれ接続さ
れている。
【0006】次に、図2の動作を説明する。SCR が入力
端子1から入力すると、位相比較器2はSCR の値と該SC
R が入力された時点でのカウンタ8のカウント値S8と
の差を求める。LPF3は、位相比較器2の出力信号S
2を平滑化してデジタル値を出力する。LPF3の出力
信号S3は、レジスタ4にSCR に同期してホールドされ
る。次に、レジスタ4の出力信号S4は、SCR の周波数
で動作するDAC5でアナログ信号に変換され、VCO
6の制御信号S5になる。従って、VCO6はSCR の値
と該SCR が入力された時点でのカウンタ8のカウント値
S8との差に応じた周波数のクロックS6を発生する。
カウンタ7は、クロックS6のサイクル数をカウント
し、次のSCR に対応する位相比較データを求める。この
ような動作を繰り返すことにより、このクロック生成回
路は収束し、送信側及び受信側で各クロックの同期が確
保される。レジスタ4、DAC5及びカウンタ8で使用
されるSCR の周期のタイミング信号は、タイミング制御
器9から供給される。又、VCO6で生成したクロック
は、出力端子7から出力され、他の映像信号処理部で利
用される。以上のように、SCR を基準にしたPLL回路
を用いてクロック生成回路を構成することにより、画像
表示における駒落し及び2度表示を防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
クロック生成回路では、次のような課題があった。即
ち、送信側及び受信側で各クロックを同期させる過程
で、デコーダのクロック周波数はPLL回路により変動
することになる。又、SCR を伝送するネットワークの伝
送遅延時間がー定ではなく、ジッタが含まれることがあ
る。SCR の到着時刻にジッタがあると、その影響でデコ
ーダのクロックはジッタを持ち続けることになる。この
ジッタが含まれたクロックをシステム全体の基準にする
と、モニタの表示画像に色ずれが発生する問題がある。
以下、この問題について説明する。モニタ等に画像を表
示させる場合、輝度信号に変調色信号を重畳したコンポ
ジットビデオ信号を必要とする場合が多い。モニタで
は、水平ブランキング区間に含まれるカラーバーストを
基準にして色復調を行なっているので、該カラーバース
トの位相と色信号の変調信号(即ち、サブキャリア)の
位相がずれると正確な色再生ができなくなる。
【0008】即ち、ディジタル処理でコンポジットビデ
オ信号を作成する場合、サブキャリアはクロックを分周
することによって得られるので、該クロックにジッタが
含まれていると、サブキャリアにもジッタが含まれてし
まう。特に、PLLの引き込み時間(即ち、SCR と基準
クロックとの位相差に対応する周波数の出力信号を出力
するまでの時間)が短いと、サブキャリア上に残留する
ジッタの幅が大きくなり、色ずれが目立ってしまう。更
に、送信側及び受信側の各クロックの同期が確保される
までは、受信側のバッファメモリに蓄えられているデー
タ量が該各クロックの速度差に応じて増加又は減少す
る。このため、PLLの引き込み時間が長くなると、必
要となるバッファサイズが大きくなり、受信から再生ま
での遅延時間が長くなるという問題があった。又、バッ
ファメモリを実装するハードウェアの規模が大きくなる
という問題もあった。以上は、図2中のLPF3に起因
するPLLの特性上の問題であったが、D/A変換の速
度がSCR の入力周期に依存していることによる問題もあ
った。即ち、DAC5の出力側には折り返し成分の除去
のために補間LPFが内蔵されているが、SCR の入力周
期はDAC5の速度よりも低速であるため、該補間LP
Fの遅延が大きくなっていた。これも原因となり、PL
Lの収束が更に遅れていた。ここでも、D/A変換の速
度を高速にすると、局所的に色ずれが目立つという問題
があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、映像信号を送信側クロックに基づい
て符号化して該映像信号の1フレーム毎に該映像信号の
復号再生タイミングを表す時刻管理情報を付加して時系
列的に送出するエンコーダと、前記時刻管理情報から生
成されたクロックに基づいて該映像信号を復号するデコ
ーダとを、備えた画像伝送システムに設けられ、前記送
信側クロックと同速度のクロックを生成して前記デコー
ダに与えるクロック生成回路において、次のような手段
を設けている。即ち、前記時刻管理情報の値と帰還クロ
ックの計数値とを比較し、その比較結果に基づいた位相
差データを生成する位相比較器と、前記位相比較器の出
力データを平滑化してデジタル値を出力するLPFと、
前記デコーダで復号された映像信号の水平ブランキング
区間に対応した映像ブランキング識別信号の開始に同期
して前記低域通過フィルタの出力信号を保持するレジス
タと、前記レジスタに保持された出力信号を前記帰還ク
ロックに基づいてアナログ信号に変換するDACと、前
記DACの出力電圧に応じた周波数の前記帰還クロック
を生成するVCOと、前記時刻管理情報に基づいたタイ
ミングを生成するタイミング制御器と、前記帰還クロッ
クを計数し、その計数値を前記時刻管理情報に基づいた
タイミングに同期して前記位相比較器へ送出するカウン
タとを、備えている。
【0010】この第1の発明によれば、以上のようにク
ロック生成回路を構成したので、前記時刻管理情報はタ
イミング制御器に入力され、該タイミング制御器で該時
刻管理情報に基づいたタイミングが生成される。位相比
較器において、エンコーダから伝送された時刻管理情報
の値は、カウンタから前記時刻管理情報に基づいたタイ
ミングで出力された帰還クロックの計数値と比較され、
その比較結果に基づいた位相差データが生成される。位
相比較器の出力データは、LPFで平滑化されてデジタ
ル値として出力される。前記LPFの出力信号は、映像
ブランキング識別信号の開始に同期してレジスタに保持
される。前記レジスタに保持された出力信号は、VCO
から出力された帰還クロックに基づいてDACでアナロ
グ信号に変換される。このアナログ信号はVCOに入力
され、該アナログ信号のレベルに応じた周波数の前記帰
還クロックが生成される。そのため、有効映像区間でク
ロックの周波数が変化することはない。第2の発明で
は、第1の発明のクロック生成回路に、帰還クロック及
び計数値に基づいて映像ブランキング識別信号を時刻管
理情報に同期して生成して第1の発明のレジスタへ供給
するブランキング信号発生器を設けている。
【0011】この第2の発明によれば、ブランキング信
号発生器において、VCOから出力された帰還クロック
及びカウンタから出力された計数値に基づき、時刻管理
情報に同期して映像ブランキング識別信号が生成され
る。そして、この映像ブランキング識別信号が第1の発
明のレジスタへ供給される。そのため、ブランキング位
置を時刻管理情報の入力直後に設定することができ、V
COの制御が高速で行われる。第3の発明では、第1又
は第2の発明のレジスタは、1回の水平ブランキング区
間における該レジスタの出力信号の変更量を一定値以下
に制限する構成にしている。この第3の発明によれば、
第1又は第2の発明のレジスタの出力信号の変更量は、
1回の水平ブランキング区間において一定値以下に制限
される。そのため、画像表示するモニタのPLLが前記
ブランキング区間内で収束する。従って、前記課題を解
決できるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図である。このクロック生成回路は、
エンコーダから出力されたSCR を入力する入力端子11
を有している。入力端子11は、位相比較器12の基準
信号入力端子に接続されている。位相比較器12は、SC
R の値と帰還クロックの計数値S18とを比較して位相
差データを生成する機能を有している。位相比較器12
の出力端子は、位相比較器12の出力信号S12を平滑
化してデジタル値を出力するLPF13の入力端子に接
続されている。LPF13の出力端子はレジスタ14の
入力端子に接続されている。レジスタ14はLPF13
の出力信号のビット数に対応した数のD−FFで構成さ
れ、LPF13の出力信号S13をブランキング識別信
号に同期してホールドする機能を有している。レジスタ
14の出力端子は、レジスタ14の出力信号S14をア
ナログ信号に変換するDAC15の入力端子に接続され
ている。但し、このDAC15の出力側には、補間LP
Fが内蔵されている。DAC15の出力端子は、DAC
15の出力信号S15に基づいて発振周波数が制御され
るVCO16の入力端子に接続され、該VCO16の出
力端子がクロック出力端子17に接続されると共に、D
AC15のクロック入力端子及びVCO16の発振周波
数のサイクル数をカウントするカウンタ18のクロック
入力端子に接続されている。カウンタ18の出力端子
は、位相比較器12の帰還信号入力端子に接続されてい
る。
【0013】又、このクロック再生回路は、SCR を入力
して該SCR の入力周期に同期したタイミング信号S19
を発生するタイミング制御器19を備えている。タイミ
ング制御器19は、カウンタ18のタイミング信号入力
端子に接続されている。更に、このクロック生成回路に
は、動画像コーデックのデコーダで復号された映像信号
の水平ブランキング区間に対応した映像ブランキング識
別信号BLを入力する映像ブランキング識別信号入力端
子20が設けられている。このブランキング識別信号入
力端子20は、レジスタ14のクロック入力端子に接続
されている。図3は、図1の動作を説明するためのタイ
ムチャート(1)であり、縦軸に論理レベル、及び横軸
に時間がとられている。この図を参照しつつ、図1の動
作を説明する。この図3では、映像フレームレートが30
Hz(33.3ms)、及びSCR の入力が10Hz(100ms) で行なわれ
る例を示している。SCR 入力はパルスの位置でSCR の値
が入力されることを意味し、ブランキング識別信号は、
高レベル(以下、“H”という)の区間がブランキング
を意味する。
【0014】入力端子11からは、周期的にSCR が入力
される。SCR の入力は映像信号の処理とは非同期に行な
われる。初期状態では、カウンタ18の値は不定である
ため、位相比較器12は最初に入力されたSCR の値にセ
ットされる。以降、カウンタ18はVCO16から出力
されるクロックS16のサイクル数をカウントしてい
く。この段階では、VCO16の発振周波数(即ち、ク
ロックS16)は制御されていないので、このPLLが
内蔵されているデコーダに固有の周波数になっている。
位相比較器12は、SCR が入力された時点でのカウン
タ18の値S18を取り込み、実際に入力されたSCR の
値との比較を行なう。位相比較器12の出力信号S12
はLPF13で平滑化され、該LPF13の出力信号1
3がVCO16を制御するための元データ(Cont)とな
る。レジスタ14は入力端子20から入力された映像ブ
ランキング識別信号BLをクロックとし、映像ブランキ
ングの開始時点で内容を更新する。
【0015】DAC15は、VCO16の出力信号(即
ち、クロックS16)でレジスタ14の出力信号S14
のD/A変換を行ない、入力された制御データに対応し
たアナログ信号S15を出力する。DAC15の変換速
度(即ち、クロックS16の周期)はSCR の周期よりも
充分高速であるため、VCO16の制御信号(即ち、D
AC15の出力信号S15)はブランキング識別信号の
立ち上がり後に矩形的に変化し、この出力信号S15に
応じてVCO16の発振周波数が変更される。VCO1
6の出力信号(即ち、クロックS16)は引続きカウン
タ18に入力され、該カウンタ18では、クロックS1
6のサイクル数をカウントして次のSCR入力に備える。
図4は、図1の動作を説明するためのタイムチャート
(2)であり、縦軸に論理レベル、及び横軸に時間がと
られている。この図を参照しつつ、図1の動作と従来の
図2の動作との違いを説明する。黒点はディジタル処理
で得られたVCO16の制御元データ、実線が本実施形
態のDAC15の出力信号S15、及び破線が従来の図
2中のDAC5の出力信号S5を示す。図2中のDAC
5の出力信号S5は、ブランキング識別信号BLに無関
係に変化している。この変化の傾きが大きいとモニタの
表示画像に色ずれが目立つため、PLLの引き込み時間
を短くすることができなかった。
【0016】一方、本実施形態におけるDAC15の出
力信号S15は、ブランキング識別信号BLの低レベル
(以下、“L”という)区間で一定なので、モニタの表
示画像に視覚的な影響は現れない。従って、図1のクロ
ック生成回路では、LPF13で入力信号S12に対す
る出力信号S13の応答を速くすることができる。その
ため、PLLの引き込み時間が短くなり、受信バッファ
メモリのサイズを小さくすることができる。又、D/A
変換の速度を高速にすることができるため、補間フィル
タの遅延が短くなる。LPF13で得られたVCO16
の制御の元データは、そのままの形でVCO16の制御
信号になるため、この面でも引き込み時間を短くするこ
とができる。以上のような動作で、このクロック生成回
路は、エンコーダのクロックに同期したクロックをデコ
ーダで生成する。以上のように、この第1の実施形態で
は、映像ブランキング区間を識別するブランキング識別
信号BLを用い、クロックS16の周波数の変更を水平
ブランキング区間で行なうようにしたので、PLLの引
き込み時間を短くすることができる。そして、有効映像
区間で周波数変更を行なわないので、モニタの表示画像
に色ずれが発生しない。又、回路構成においても、従来
の図2中のレジスタ4及びD/A変換器5のクロックの
接続を変更するだけであるため、大幅な変更をする必要
がない。
【0017】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図であり、図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。このクロック生成回路
は、図1のクロック生成回路にブランキング信号発生器
21を追加した構成になっている。即ち、VCO16の
出力端子及びカウンタ18の出力端子はブランキング信
号発生器21の各入力端子に接続され、該ブランキング
信号発生器21の出力端子がレジスタ14のクロック端
子に接続されている。ブランキング信号発生器21は、
例えばリードオンリメモリ(以下、ROMという)等で
構成され、カウンタ18の出力信号S18とクロックS
16からブランキング信号BLを作成する機能を有して
いる。他は、図1と同様の構成である。次に、図5の動
作を説明する。
【0018】ブランキング信号発生器21は、カウンタ
18の出力信号S18に同期したブランキング識別信号
BLを発生する。カウンタ18には、初期化動作でタイ
ミング制御器19によってSCR の値がセットされている
ので、ブランキング信号発生器21はSCR に同期してブ
ランキング識別信号BLを出力する。このため、本実施
形態では、SCR の周期と画像表示の周期とが1:N
(N;正の整数)の関係にある場合、図3中のSCR とブ
ランキング識別信号BLの位相関係が電源の立ち上がり
時の状態に関わらず一定になる。他は、図1と同様の動
作を行う。以上のような動作で、本実施形態では、エン
コーダのクロックに同期したクロックS16と、SCR に
同期したブランキング信号BLとをクロック生成回路で
生成する。
【0019】以上のように、この第2の実施形態では、
SCR の周期と画像表示の周期とが1:N(N;正の整
数)の関係にある場合、ブランキング識別信号BLを該
SCR に同期して生成するブランキング信号発生器21を
設けたので、SCR とブランキング識別信号BLの位相関
係を電源の立ち上がり時の状態によらず一定にすること
ができる。第1の実施形態では、この位相関係が電源投
入のタイミングで変化していたため、SCR の入力からブ
ランキング識別信号BLの立ち上がりまでの時間が長く
なることがあった。このため、SCR の入力によってVC
O16の制御元データが得られてもレジスタ14の更新
に時間がかかり、VCO16の制御が遅れることがあっ
た。しかし、この第2の実施形態では、クロック生成回
路の内部でブランキング識別信号BLを作成するので、
ブランキングの位置をSCR の入力直後に設定することが
でき、VCO16の制御の遅れを防ぐことができる。こ
のため、PLLの引き込み特性も電源投入の状態に関わ
らず、最適なものにすることができる。
【0020】第3の実施形態 図6は、本発明の第3の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図であり、図1中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。このクロック生成回路
は、図1中のレジスタ14を、出力制限器23に変更し
たものである。出力制限器23は、LPF13の出力信
号S13の値に制限を加え、ブランキング識別信号BL
によってホールドする機能を有している。他は、図1と
同様の構成である。図7は、図6中の出力制限器23の
構成ブロック図である。この出力制限器23は、LPF
13の出力信号S13を入力する入力端子23aを有し
ている。入力端子23aは、加算器23bの第1の入力
端子(+)に接続されている。加算器23bの出力端子
は、リミタ23cの入力端子に接続されている。リミタ
23cは、加算器23bの出力信号S23bの出力値を
一定の値に制限する機能を有している。リミタ23cの
出力端子は、加算器23dの第1の入力端子(+)に接
続されている。加算器23dの出力端子は、レジスタ2
3eの入力端子に接続されている。レジスタ23eの出
力端子は、VCO制御データを出力する出力端子23f
に接続されると共に、加算器23bの第2の入力端子
(−)及び加算器23dの第2の入力端子(+)に共通
に接続されている。更に、この出力制限器は、ブランキ
ング識別信号BLを入力する入力端子23gを備えてい
る。入力端子23gは、レジスタ23eのクロック入力
端子に接続されている。
【0021】図8は、図7の動作を説明するためのタイ
ムチャートであり、縦軸に論理レベル、及び横軸に時間
がとられている。この図を参照しつつ、図7の動作を説
明する。出力制限器23は、1回のブランキング区間に
おける周波数の変更量を一定値以下にするものである。
この動作を図8に示す。入力端子23aからはLPF1
3の出力信号S13が入力される。加算器23bには、
出力信号S13と現在出力中のVCO制御データS23
が入力され、該加算器23bの出力端子から両者の差S
23bが出力される。これが周波数の変更量に対応す
る。この信号を、リミタ23cで制限する。図8では、
差の絶対値が“20”以下になるように制限している。
リミタ23cの出力信号S23cを、現在出力中のVC
O制御データS23に加えることにより、1回のブラン
キング区間における周波数の変更量を一定値以下に制限
することになる。他は、図1と同様の動作を行う。ここ
で、モニタでは、映像信号内にバースト的に存在するカ
ラーバースト信号を抜きだし、連続なサブキャリアを生
成している。つまり、モニタ内でもPLLを構成し、カ
ラーバーストの周波数を再生している。このため、入力
カラーバーストの周波数が大きく変動すると、ブランキ
ング区間内でモニタのPLLが収束できず、色ずれ現象
が有効画像領域に現れてしまう。特にブランキング時間
の短い水平帰線区間では色ずれの漏れる可能性が高い。
そこで、一回のブランキング区間における周波数変更量
を制限することにより、モニタのPLLをブランキング
区間内で収束させることができ、有効画面に色ずれの影
響がでることを防ぐことができる。
【0022】以上のように、この第3の実施形態では、
出力制限器23を設け、一回のブランキング区間におけ
る周波数の変更量を一定値以下に制限することにより、
モニタのPLLをブランキング区間内で収束させるよう
にしたので、有効画面に色ずれの影響がでることを防ぐ
ことができる。尚、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例
えば次のようなものがある。 (a) 実施形態では、本発明のクロック生成回路をMP
EG2 システムにおける動画像コーデックに適用した例を
説明したが、本発明は、送信側クロックに対して受信側
クロックを同期させる必要のある画像伝送システム全般
に適用できる。 (b) 第3の実施形態では、図1中のレジスタ14を
出力制限器23に変更した例を説明したが、第2の実施
形態における図5中のレジスタ14を出力制限器23に
変更しても、第3の実施形態とほぼ同様の作用、効果が
得られる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、画像伝送システムのデコーダにおいて、クロ
ック生成回路のクロックの周波数の変更を前記デコーダ
で復号された映像信号の水平ブランキング区間に対応し
た映像ブランキング識別信号の開始に同期して行なうよ
うにしたので、PLLの引き込み時間を短くすることが
できる。更に、有効映像区間で周波数変更を行なわない
ので、モニタの表示画像に視覚的な劣化が発生しない。
第2の発明によれば、第1の発明の映像ブランキング識
別信号を発生するブランキング信号発生器をクロック生
成回路内に設けたので、ブランキング位置を時刻管理情
報の入力直後に設定することができ、VCOの制御の遅
れを防ぐことができる。このため、PLLの引き込み特
性も電源投入の状態に関わらず、最適なものにすること
ができる。第3の発明によれば、第1の発明のレジスタ
を、映像信号の1回の水平ブランキング区間における該
レジスタの出力信号の変更量を一定値以下に制限する構
成にしたので、モニタのPLLがブランキング区間内で
収束し、有効画面に視覚的な劣化が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図である。
【図2】従来のクロック生成回路の一例を示す構成ブロ
ック図である。
【図3】図1のタイムチャート(1)である。
【図4】図1のタイムチャート(2)である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すクロック生成回
路の構成ブロック図である。
【図7】図6中の出力制限器の構成ブロック図である。
【図8】図7のタイムチャートである。
【符号の説明】
12 位相比較器 13 低域通過フィルタ 14 レジスタ 15 デジタル/アナログ
変換器 16 電圧制御発振器 19 タイミング制御器 18 カウンタ 21 ブランキング信号発
生器 23 出力制限器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を送信側クロックに基づいて符
    号化して該映像信号の1フレーム毎に該映像信号の復号
    再生タイミングを表す時刻管理情報を付加して時系列的
    に送出するエンコーダと、前記時刻管理情報から生成さ
    れたクロックに基づいて該映像信号を復号するデコーダ
    とを、備えた画像伝送システムに設けられ、前記送信側
    クロックと同速度のクロックを生成して前記デコーダに
    与えるクロック生成回路において、 前記時刻管理情報の値と帰還クロックの計数値とを比較
    し、その比較結果に基づいた位相差データを生成する位
    相比較器と、 前記位相比較器の出力データを平滑化してデジタル値を
    出力する低域通過フィルタと、 前記デコーダで復号された映像信号の水平ブランキング
    区間に対応した映像ブランキング識別信号の開始に同期
    して前記低域通過フィルタの出力信号を保持するレジス
    タと、 前記レジスタに保持された出力信号を前記帰還クロック
    に基づいてアナログ信号に変換するデジタル/アナログ
    変換器と、 前記デジタル/アナログ変換器の出力電圧に応じた周波
    数の前記帰還クロックを生成する電圧制御発振器と、 前記時刻管理情報に基づいたタイミングを生成するタイ
    ミング制御器と、 前記帰還クロックを計数し、その計数値を前記時刻管理
    情報に基づいたタイミングに同期して前記位相比較器へ
    送出するカウンタとを、 備えたことを特徴とするクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 前記帰還クロック及び前記計数値に基づ
    いて前記映像ブランキング識別信号を前記時刻管理情報
    に同期して生成して前記レジスタへ供給するブランキン
    グ信号発生器を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    クロック生成回路。
  3. 【請求項3】 前記レジスタは、 1回の前記水平ブランキング区間における該レジスタの
    出力信号の変更量を一定値以下に制限する構成にしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のクロック生成回
    路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496553B1 (en) 1997-12-19 2002-12-17 Nec Corporation PLL for reproducing standard clock from random time information
JP2012129841A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp Pll回路

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US6496553B1 (en) 1997-12-19 2002-12-17 Nec Corporation PLL for reproducing standard clock from random time information
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