JPH0920573A - 軽量構造体 - Google Patents
軽量構造体Info
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- JPH0920573A JPH0920573A JP11103296A JP11103296A JPH0920573A JP H0920573 A JPH0920573 A JP H0920573A JP 11103296 A JP11103296 A JP 11103296A JP 11103296 A JP11103296 A JP 11103296A JP H0920573 A JPH0920573 A JP H0920573A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- cement
- resin foam
- foam particles
- lightweight structure
- Prior art date
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度、耐火性、断熱性および遮音性等に優れ
た軽量構造体を提供する。 【解決手段】 体積比率で合成樹脂発泡体粒子80〜4
0%、無機セメント成分50〜10%並びに合成樹脂発
泡体粒子の平均直径1/5以下の気泡30%以下を含む
軽量構造体。
た軽量構造体を提供する。 【解決手段】 体積比率で合成樹脂発泡体粒子80〜4
0%、無機セメント成分50〜10%並びに合成樹脂発
泡体粒子の平均直径1/5以下の気泡30%以下を含む
軽量構造体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軽量構造体に関
するものである。さらに詳しくは、この発明は、耐火
性、断熱性、遮音性等に優れた軽量構造体に関するもの
である。
するものである。さらに詳しくは、この発明は、耐火
性、断熱性、遮音性等に優れた軽量構造体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より気泡含有の軽量構造
体として、ALCセメントボードがその代表的なものと
して知られている。このALCセメントボードは、その
生産性が高く、安価でもあることから、一般的に広く用
いられている。また、ALCセメントボードは、発泡体
であるため、断熱性、遮音性、軽量性等に優れ、また、
無機物質であるため、不燃性、耐火性にも優れている。
さらに、ポルトランドセメントを使用しているため、比
較的強度も大きい。
体として、ALCセメントボードがその代表的なものと
して知られている。このALCセメントボードは、その
生産性が高く、安価でもあることから、一般的に広く用
いられている。また、ALCセメントボードは、発泡体
であるため、断熱性、遮音性、軽量性等に優れ、また、
無機物質であるため、不燃性、耐火性にも優れている。
さらに、ポルトランドセメントを使用しているため、比
較的強度も大きい。
【0003】しかしながら、ALCセメントボードは、
その気泡の大きさは発泡材として金属を用いることによ
る制約を受け、その微細化の制御は容易でなく、数百ミ
クロン以下の大きさにすることは難しく、しかも独立気
泡の形成が難しいという欠点がある。このため、独立気
泡でない相互に連続した気泡の存在構造によって、強度
向上にはおのずと限界があり、かつ連続した気泡の存在
構造は、通気、通水性を排除できないため、従来のAL
Cセメントボードには、炭酸化による強度の低下や凍害
による崩落等の問題点がある。
その気泡の大きさは発泡材として金属を用いることによ
る制約を受け、その微細化の制御は容易でなく、数百ミ
クロン以下の大きさにすることは難しく、しかも独立気
泡の形成が難しいという欠点がある。このため、独立気
泡でない相互に連続した気泡の存在構造によって、強度
向上にはおのずと限界があり、かつ連続した気泡の存在
構造は、通気、通水性を排除できないため、従来のAL
Cセメントボードには、炭酸化による強度の低下や凍害
による崩落等の問題点がある。
【0004】そして当然にも、このことは遮音性の点で
も制約要因となっていた。また一方、気泡含有の構造体
としては、上記の通りの無機質のALCセメントボード
とは別に、合成樹脂の発泡体からなる板材等の構造体が
よく知られている。この合成樹脂発泡体は、安価、軽量
であり、ボード等への成形加工も容易であることから、
断熱構造材として広く用いられている。そして、この合
成樹脂発泡体からなる板材等は、ほとんど通気性のない
表面と、微細な独立気泡を有してもいる。しかしなが
ら、このものは、熱に極めて弱いことから、火災の恐れ
がある箇所や一般住宅等の建材としてはあまり用いられ
ていない。
も制約要因となっていた。また一方、気泡含有の構造体
としては、上記の通りの無機質のALCセメントボード
とは別に、合成樹脂の発泡体からなる板材等の構造体が
よく知られている。この合成樹脂発泡体は、安価、軽量
であり、ボード等への成形加工も容易であることから、
断熱構造材として広く用いられている。そして、この合
成樹脂発泡体からなる板材等は、ほとんど通気性のない
表面と、微細な独立気泡を有してもいる。しかしなが
ら、このものは、熱に極めて弱いことから、火災の恐れ
がある箇所や一般住宅等の建材としてはあまり用いられ
ていない。
【0005】このように、従来より知られている軽量気
泡含有構造体の場合には、その軽量化と、強度、そして
耐久性、耐候性、耐火・断熱性、遮音性等の特性とを矛
盾することなく向上させることや、このことによって安
価な構造体を提供することは難しいのが実情であった。
泡含有構造体の場合には、その軽量化と、強度、そして
耐久性、耐候性、耐火・断熱性、遮音性等の特性とを矛
盾することなく向上させることや、このことによって安
価な構造体を提供することは難しいのが実情であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、上記
の課題を解決するものとして、合成樹脂発泡体粒子とセ
メント成分、並びに微細気泡とを含むことを特徴とする
軽量構造体(請求項1)、さらに好適には、体積比率で
40〜80%の合成樹脂発泡体粒子と、10〜50%の
セメント成分、並びに30%以下の独立微細気泡とを含
むことを特徴とする軽量構造体(請求項2)を提供す
る。
の課題を解決するものとして、合成樹脂発泡体粒子とセ
メント成分、並びに微細気泡とを含むことを特徴とする
軽量構造体(請求項1)、さらに好適には、体積比率で
40〜80%の合成樹脂発泡体粒子と、10〜50%の
セメント成分、並びに30%以下の独立微細気泡とを含
むことを特徴とする軽量構造体(請求項2)を提供す
る。
【0007】そしてまた、この発明は、この軽量構造体
について、合成樹脂発泡体粒子の平均直径の1/5以下
の大きさの独立微細気泡を含むこと(請求項3)や、セ
メント成分がマグネシア系セメント成分であること(請
求項4)、合成樹脂発泡体粒子は、平均直径が10mm
以下であること(請求項5)、さらには、合成樹脂発泡
体粒子は、その平均直径が、0.5〜3mmのものと、
4〜8mmのものとの2種のものからなること(請求項
6)等をその一つの態様としてもいる。
について、合成樹脂発泡体粒子の平均直径の1/5以下
の大きさの独立微細気泡を含むこと(請求項3)や、セ
メント成分がマグネシア系セメント成分であること(請
求項4)、合成樹脂発泡体粒子は、平均直径が10mm
以下であること(請求項5)、さらには、合成樹脂発泡
体粒子は、その平均直径が、0.5〜3mmのものと、
4〜8mmのものとの2種のものからなること(請求項
6)等をその一つの態様としてもいる。
【0008】さらに、この発明の軽量構造体では、添加
成分として増粘剤、硬化促進剤、難燃剤、繊維補強材を
配合していること(請求項7)や、鉄筋、金網等の構造
補強材を埋設していること(請求項8)をもその態様と
している。
成分として増粘剤、硬化促進剤、難燃剤、繊維補強材を
配合していること(請求項7)や、鉄筋、金網等の構造
補強材を埋設していること(請求項8)をもその態様と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の軽量構造体では、本質
的に、上記の通りの 1)多数の合成樹脂発泡体粒子と、 2)セメント成分と、 3)独立微細気泡 を含有している。そして、この構成においては、個々の
合成樹脂発泡体粒子はセメント成分の存在によって隔絶
され、合成樹脂発泡体粒子の全て、またはその大部分が
相互に直接接触することなく存在し、しかも独立微細気
泡が無機セメント成分中に分散している構造が形成され
ている。
的に、上記の通りの 1)多数の合成樹脂発泡体粒子と、 2)セメント成分と、 3)独立微細気泡 を含有している。そして、この構成においては、個々の
合成樹脂発泡体粒子はセメント成分の存在によって隔絶
され、合成樹脂発泡体粒子の全て、またはその大部分が
相互に直接接触することなく存在し、しかも独立微細気
泡が無機セメント成分中に分散している構造が形成され
ている。
【0010】合成樹脂発泡体粒子は、合成樹脂であるこ
とによって可燃性で火に弱いという問題があるが、この
発明の構造体では、これら粒子が無機セメント成分によ
って被覆された状態となっているため、耐火性、断熱性
についてはその弱点は解消されている。そして、このこ
とによって耐火、断熱性が確保されるとともに、顕著な
軽量化が図られる。
とによって可燃性で火に弱いという問題があるが、この
発明の構造体では、これら粒子が無機セメント成分によ
って被覆された状態となっているため、耐火性、断熱性
についてはその弱点は解消されている。そして、このこ
とによって耐火、断熱性が確保されるとともに、顕著な
軽量化が図られる。
【0011】また、この発明の構造体では、微細気泡の
存在は、構造体の強度を損うことなく、さらに軽量化を
図ることを可能とし、しかも、セメント成分に混入する
合成樹脂発泡体粒子の浮上がりを防止してこれをセメン
トマトリックスに均一分散するための粘度を増大させ、
濡れ性も向上させるという重要な作用を奏することから
不可欠である。つまり、独立微細気泡は、合成樹脂発泡
体粒子とセメント成分との接着硬化性の確保・向上にと
って重要なものである。
存在は、構造体の強度を損うことなく、さらに軽量化を
図ることを可能とし、しかも、セメント成分に混入する
合成樹脂発泡体粒子の浮上がりを防止してこれをセメン
トマトリックスに均一分散するための粘度を増大させ、
濡れ性も向上させるという重要な作用を奏することから
不可欠である。つまり、独立微細気泡は、合成樹脂発泡
体粒子とセメント成分との接着硬化性の確保・向上にと
って重要なものである。
【0012】合成樹脂発泡体粒子としては、これまでに
知られているポリスチレン、ポリエチレン、ポリウレタ
ン等の各種のものを、その特性を考慮して適宜に使用す
ることができる。その粒径は、一般的には10mm以
下、より好ましくは8mm以下、さらには1〜6mmの
範囲程度によるものとする。あまり小さなものは製造そ
のものが難しくコスト高になり、かつ、軽量構造材の性
能の向上にもあまり寄与しない。一方、10mmを超え
るものは、粒子とセメント成分との接着硬化性を損うた
め好ましくない。
知られているポリスチレン、ポリエチレン、ポリウレタ
ン等の各種のものを、その特性を考慮して適宜に使用す
ることができる。その粒径は、一般的には10mm以
下、より好ましくは8mm以下、さらには1〜6mmの
範囲程度によるものとする。あまり小さなものは製造そ
のものが難しくコスト高になり、かつ、軽量構造材の性
能の向上にもあまり寄与しない。一方、10mmを超え
るものは、粒子とセメント成分との接着硬化性を損うた
め好ましくない。
【0013】なお、充填密度を上げるためには、粒径の
小さなものと、より粒径の大きなものとの複数種のもの
を用いることが考慮される。たとえば、平均直径0.5
〜3mmのものと、4〜8mmのものとの2種のものを
使用すること等である。これらの合成樹脂発泡体粒子と
混合するセメント成分には、その種類に限定はなく、ポ
ルトランドセメント等の普通のものも使用できるが、こ
の発明の特徴を生かすためには、これまで汎用されてい
ないマグネシアセメント、リン酸セメント等の特徴のあ
るものを使用することもできる。
小さなものと、より粒径の大きなものとの複数種のもの
を用いることが考慮される。たとえば、平均直径0.5
〜3mmのものと、4〜8mmのものとの2種のものを
使用すること等である。これらの合成樹脂発泡体粒子と
混合するセメント成分には、その種類に限定はなく、ポ
ルトランドセメント等の普通のものも使用できるが、こ
の発明の特徴を生かすためには、これまで汎用されてい
ないマグネシアセメント、リン酸セメント等の特徴のあ
るものを使用することもできる。
【0014】このうちの、マグネシアセメントは、通常
は、軽焼マグネシアを粉材とし、また、塩化マグネシウ
ム溶液を液材とした自硬性セメントとして定義されるも
のである。このマグネシアセメントのペーストは、可塑
性が大きく、接着性に優れている。また、マグネシアセ
メントは、JIS A 6905に規格されており、施
工時には、通常各種の繊維質材、骨材、充填材を加えて
用いられる。また、耐火性・断熱性に優れ、凝固時間お
よび硬化強度はおおむねポルトランドセメントに相当し
ている。
は、軽焼マグネシアを粉材とし、また、塩化マグネシウ
ム溶液を液材とした自硬性セメントとして定義されるも
のである。このマグネシアセメントのペーストは、可塑
性が大きく、接着性に優れている。また、マグネシアセ
メントは、JIS A 6905に規格されており、施
工時には、通常各種の繊維質材、骨材、充填材を加えて
用いられる。また、耐火性・断熱性に優れ、凝固時間お
よび硬化強度はおおむねポルトランドセメントに相当し
ている。
【0015】セメント成分に混入する独立微細気泡につ
いては様々な方法によって可能とされるが、この発明に
おいては、その代表的なものとして、エマルジョンを泡
だてたものとして混入することができる。このようなエ
マルジョンとしては、たとえば酢酸ビニルポリマー、酢
酸ビニル−アクリル酸コポリマー等のエマルジョンが例
示される。気泡は、合成樹脂発泡体粒子の平均直径の1
/5以下となるようにするのが好ましい。さらに好まし
くは1/8以下である。
いては様々な方法によって可能とされるが、この発明に
おいては、その代表的なものとして、エマルジョンを泡
だてたものとして混入することができる。このようなエ
マルジョンとしては、たとえば酢酸ビニルポリマー、酢
酸ビニル−アクリル酸コポリマー等のエマルジョンが例
示される。気泡は、合成樹脂発泡体粒子の平均直径の1
/5以下となるようにするのが好ましい。さらに好まし
くは1/8以下である。
【0016】製造法としては、この泡立てたエマルジョ
ンのセメントスラリーとを混合し、次いで合成樹脂発泡
体粒子をこれに混合し、所定の成形型に注入、流し込
み、硬化すること等により実施される。この場合、合成
樹脂発泡体粒子は、球形であることが好ましい。また、
スラリー混合物には、増粘剤や硬化促進剤、難粘剤、さ
らには天然、または合成繊維の補強材等を配合してもよ
い。
ンのセメントスラリーとを混合し、次いで合成樹脂発泡
体粒子をこれに混合し、所定の成形型に注入、流し込
み、硬化すること等により実施される。この場合、合成
樹脂発泡体粒子は、球形であることが好ましい。また、
スラリー混合物には、増粘剤や硬化促進剤、難粘剤、さ
らには天然、または合成繊維の補強材等を配合してもよ
い。
【0017】成形型での成形と、その後の硬化によっ
て、軽量、かつ高強度であって、耐火・断熱性も良好
な、耐久性、耐候性、遮音性に優れた軽量構造体が得ら
れる。体積比率としては、 1)合成樹脂発泡体粒子40〜80%、より好ましくは
50〜70%、 2)セメント成分10〜90%、より好ましくは20〜
80%、 3)独立微細気泡30%以下、より好ましくは20%以
下 とする。この範囲外の場合には、総合的評価としてこの
発明が所期目的とする軽量構造体の実現は難しくなる。
て、軽量、かつ高強度であって、耐火・断熱性も良好
な、耐久性、耐候性、遮音性に優れた軽量構造体が得ら
れる。体積比率としては、 1)合成樹脂発泡体粒子40〜80%、より好ましくは
50〜70%、 2)セメント成分10〜90%、より好ましくは20〜
80%、 3)独立微細気泡30%以下、より好ましくは20%以
下 とする。この範囲外の場合には、総合的評価としてこの
発明が所期目的とする軽量構造体の実現は難しくなる。
【0018】また、建築材としての実際の使用において
は、鉄筋や金網等の構造補強材を、その内部に、もしく
は表面部に埋設しておくことが考慮される。これによ
り、より強度の大きな軽量構造体が実現されることにな
る。以下、実施例を示し、さらに詳しく説明する。
は、鉄筋や金網等の構造補強材を、その内部に、もしく
は表面部に埋設しておくことが考慮される。これによ
り、より強度の大きな軽量構造体が実現されることにな
る。以下、実施例を示し、さらに詳しく説明する。
【0019】
【実施例】実施例1 平均粒子径1.5mmのポリスチレン発泡体粒子と平均
粒子径約3.5mmのポリスチレン発泡体粒子(ともに
積水化成品工業株式会社製)を同量配合したポリスチレ
ン発泡体粒子と、天然のマグネサイトを焼成して微粉砕
したMgO:66wt%と、MgCl2 ・6H2 0:3
4wt%からなるマグネシアセメントの水性スラリー
(濃度56%)と、酢酸ビニルエマルジョンを含むボン
ド(コニシ株式会社製)を泡立てて、気泡径を0.01
mm〜0.3mmとしたものを、製品の体積比率が、 ポリスチレン発泡体粒子 :65% マグネシアセメントスラリー:24% 独立微細気泡 :11% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
粒子径約3.5mmのポリスチレン発泡体粒子(ともに
積水化成品工業株式会社製)を同量配合したポリスチレ
ン発泡体粒子と、天然のマグネサイトを焼成して微粉砕
したMgO:66wt%と、MgCl2 ・6H2 0:3
4wt%からなるマグネシアセメントの水性スラリー
(濃度56%)と、酢酸ビニルエマルジョンを含むボン
ド(コニシ株式会社製)を泡立てて、気泡径を0.01
mm〜0.3mmとしたものを、製品の体積比率が、 ポリスチレン発泡体粒子 :65% マグネシアセメントスラリー:24% 独立微細気泡 :11% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
【0020】得られた成形体は、以下の特性を有してい
た。 嵩比重 :0.4 引張強度:6kgf/cm2 圧縮強度:43kgf/cm2 曲げ強度:14kgf/cm2 透水性 :水中浸漬2時間で透水深さ0.8cm 熱伝導率:0.08kcal/m2 ・h・℃ 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
火性を有することが認められた。実施例2 平均粒子径1.2mmのポリスチレン発泡体粒子と平均
粒子径3mmのポリスチレン発泡体粒子(ともに積水化
成品工業株式会社製)を同量混合したポリスチレン発泡
粒子と、天然のマグネサイトを焼成して微粉砕したMg
O:37wt%と、MgCl2 ・6H2 O:40wt%
並びにH2 O:23wt%の組成を有するマグネシアセ
メントのスラリーと、酢酸ビニルエマルジョンを含むボ
ンド(コニシ株式会社製)を泡立てて、気泡径を0.1
mm以下としたものを、製品の体積比率が、 ポリスチレン発泡粒子 :65体積% マグネシアセメントスラリー:12体積% 独立微細気泡 :23体積% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
た。 嵩比重 :0.4 引張強度:6kgf/cm2 圧縮強度:43kgf/cm2 曲げ強度:14kgf/cm2 透水性 :水中浸漬2時間で透水深さ0.8cm 熱伝導率:0.08kcal/m2 ・h・℃ 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
火性を有することが認められた。実施例2 平均粒子径1.2mmのポリスチレン発泡体粒子と平均
粒子径3mmのポリスチレン発泡体粒子(ともに積水化
成品工業株式会社製)を同量混合したポリスチレン発泡
粒子と、天然のマグネサイトを焼成して微粉砕したMg
O:37wt%と、MgCl2 ・6H2 O:40wt%
並びにH2 O:23wt%の組成を有するマグネシアセ
メントのスラリーと、酢酸ビニルエマルジョンを含むボ
ンド(コニシ株式会社製)を泡立てて、気泡径を0.1
mm以下としたものを、製品の体積比率が、 ポリスチレン発泡粒子 :65体積% マグネシアセメントスラリー:12体積% 独立微細気泡 :23体積% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
【0021】得られた構造体は、以下の特性を有してい
た。 嵩比重 :0.19 圧縮強度:12kgf/cm2 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
炎性を有することが認められた。参考例 ここで、独立微細気泡を含有しない構造体を作成し、そ
の特性を評価した。
た。 嵩比重 :0.19 圧縮強度:12kgf/cm2 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
炎性を有することが認められた。参考例 ここで、独立微細気泡を含有しない構造体を作成し、そ
の特性を評価した。
【0022】平均粒子径2mmのポリスチレン発泡体粒
子(積水化成品工業株式会社製)と、天然のマグネサイ
トを焼成した次の組成 MgO :45wt% MgCl2 ・6H2 O:30wt% H2 O :25wt% を有するマグネシアセメントのスラリーを、製品の体積
比率が、 ポリスチレン発泡粒子:60体積% マグネシアセメント :40体積% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
子(積水化成品工業株式会社製)と、天然のマグネサイ
トを焼成した次の組成 MgO :45wt% MgCl2 ・6H2 O:30wt% H2 O :25wt% を有するマグネシアセメントのスラリーを、製品の体積
比率が、 ポリスチレン発泡粒子:60体積% マグネシアセメント :40体積% となるように混合し、40×40×160(高さ)mm
の成形型に流し込み硬化させた。
【0023】得られた構造体は、以下の特性を有してい
た。 嵩比重 :0.62 圧縮強度:62kgf/cm2 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
炎性を有することが認められた。
た。 嵩比重 :0.62 圧縮強度:62kgf/cm2 耐火性 :ガスバーナーで加熱面が赤熱するまで加熱
し、冷却後加熱面を観察したところ、加熱面のポリスチ
レン発泡体粒子は消滅していたが、この消滅後の表面に
はマグネシアセメントの強固な層が観察され、充分な耐
炎性を有することが認められた。
【0024】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、耐火性、断熱性および遮音性等に優れた軽量構造
体が可能となる。
って、耐火性、断熱性および遮音性等に優れた軽量構造
体が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:26 16:08) 103:42 111:40
Claims (8)
- 【請求項1】 合成樹脂発泡体粒子とセメント成分並び
に微細気泡とを含むことを特徴とする軽量構造体。 - 【請求項2】 体積比率で40〜80%の合成樹脂発泡
体粒子と、10〜50%のセメント成分、並びに30%
以下の独立微細気泡とを含む請求項1の軽量構造体。 - 【請求項3】 合成樹脂発泡体粒子の平均直径の1/5
以下の大きさの独立微細気泡を含む請求項1または2の
軽量構造体。 - 【請求項4】 セメント成分がマグネシア系セメント成
分である請求項1ないし3のいずれかの軽量構造体。 - 【請求項5】 合成樹脂発泡体粒子は、平均直径10m
m以下である請求項1ないし4のいずれかの軽量構造
体。 - 【請求項6】 合成樹脂発泡体粒子は、その平均直径が
0.5〜3mmと4〜8mmの2種のものからなる請求
項1ないし5のいずれかの軽量構造体。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかの軽量発泡
体において、増粘剤、硬化促進剤、難燃剤、および繊維
補強材の少くとも1種以上が配合されている軽量構造
体。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかの軽量発泡
体において、鉄筋、金網等の構造補強材が埋設されてい
る軽量構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11103296A JPH0920573A (ja) | 1995-05-01 | 1996-05-01 | 軽量構造体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10770295 | 1995-05-01 | ||
| JP7-107702 | 1995-05-01 | ||
| JP11103296A JPH0920573A (ja) | 1995-05-01 | 1996-05-01 | 軽量構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0920573A true JPH0920573A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=26447719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11103296A Pending JPH0920573A (ja) | 1995-05-01 | 1996-05-01 | 軽量構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0920573A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5904763A (en) * | 1995-03-24 | 1999-05-18 | Blocken; Wilfried | Insulating mortar |
| CN112939521A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-06-11 | 信阳市上天梯怡和矿产资源开发有限公司 | 一种高热阻轻集料墙体材料及其制备方法 |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP11103296A patent/JPH0920573A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5904763A (en) * | 1995-03-24 | 1999-05-18 | Blocken; Wilfried | Insulating mortar |
| CN112939521A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-06-11 | 信阳市上天梯怡和矿产资源开发有限公司 | 一种高热阻轻集料墙体材料及其制备方法 |
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Legal Events
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