JPH09205830A - 土詰播種方法および装置 - Google Patents

土詰播種方法および装置

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JPH09205830A
JPH09205830A JP8042119A JP4211996A JPH09205830A JP H09205830 A JPH09205830 A JP H09205830A JP 8042119 A JP8042119 A JP 8042119A JP 4211996 A JP4211996 A JP 4211996A JP H09205830 A JPH09205830 A JP H09205830A
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JP
Japan
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soil
seeding
machine
conveyor
chain
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Pending
Application number
JP8042119A
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English (en)
Inventor
Sumio Ito
純雄 伊藤
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 培土を供給して覆土する工程を省略して、装
置の簡略化および小型化を図る。 【解決手段】 チェーン18により駆動されるプッシャ
24を備えた搬送コンベア3のフレーム12上に、土詰
機4と、播種機5と均し機6とを順に配置し、土詰機4
の繰出コンベア35と播種機5の播種ロール50の動力
を動力取出装置42,66を介して前記チェーン18か
ら取出すようにし、ポット1を集合配置した育苗箱2を
前記プッシャ24により移動させて、先ず土詰機4によ
り育苗箱2に培土33を詰め、続いて播種機5の播種ロ
ール50の回転とこの播種ロール内の押し棒との共働で
各ポット1内の培土に種子を所定深さ押込み、その後、
均し機6内のレーキ68で押込穴の周りの培土を崩して
種子を覆土する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、育苗箱内に土詰
めと播種とを連続に行う土詰播種方法および装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の土詰播種方法では、一般にコン
ベアにて搬送される育苗箱に土詰機により培土を詰め、
続いてこの育苗箱内の培土に播種機により種子を所定の
間隔で散布し、しかる後に覆土機により育苗箱に培土を
追加供給して覆土するようにしている(例えば、実公平
5−47548号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記土詰機
および覆土機は、ホッパ内の培土を連続的に繰出す繰出
コンベアを備えると共に、上記播種機は種子ホッパ内の
種子を繰出す繰出ロール(播種ロール)を備えているの
が一般的であり(上記公報参照)、土詰機や覆土機およ
び播種機のそれぞれは、繰出コンベアまたは繰出ロール
を作動させるための駆動源を搭載する構造となってい
た。このため、土詰播種装置としては、その全体が重厚
長大となり、組立分解が面倒になってメンテナンス性の
悪化が避けられないばかりか、設置スペースの拡大が避
けられないという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、培土を供給して
覆土する覆土工程の省略を可能にし、もって装置のメン
テナンス性の向上と設置スペースの縮小とを図ることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の土詰播種方法は、コンベアにて搬送される
育苗箱に土詰機により培土を詰め、続いてこの育苗箱内
の培土に播種機により種子を押込み、しかる後に均し機
により種子の押込穴の周りの培土を崩して種子を覆土す
るようにしたことを特徴とする。このような方法におい
ては、育苗箱内の培土に播種機により種子を押込むと、
種子の押込跡が穴として残り、穴の周りには盛上り部が
生じる。したがって、その後に均し機により穴周りの培
土を崩すだけで簡単に種子を覆土でき、覆土のための培
土供給が不要になる。
【0006】本発明の方法は、育苗箱に直接培土を詰め
て播種するようにしても、育苗箱内に育苗移植用のポッ
トを集合配置し、前記ポットに土詰めおよび播種を行う
ようにしても良いものである。育苗移植用のポットを用
いる場合は、そのポットの種類は任意であり、例えば、
特公平4−79612号公報に記載のような、紙または
紙のような薄膜を展開することにより形成される四角ま
たは六角筒状の個別ポットを連結片にて接続してなる連
続ポットを用いることができる。
【0007】一方、本発明の土詰播種装置は、育苗箱を
搬送する搬送コンベア上に、搬送方向上流から下流方向
へ順に、培土ホッパ内の培土を前記育苗箱に連続的に繰
出す繰出コンベアを備えた土詰機と、播種ローラの外周
に設けた種子穴に種子ホッパから種子を取込むと共に、
該播種ロールの回転に応じて押込棒を作動させて前記種
子穴内の種子を前記育苗箱内の培土に押込む播種機と、
播種後の培土上面を均す均し機とを脱着自在に結合し、
前記土詰機および前記播種機のそれぞれは、前記搬送コ
ンベアから前記繰出コンベアまたは前記播種ローラに動
力を取出す動力取出装置を備えている構成としたことを
特徴とする。
【0008】このように構成した装置においては、播種
機が育苗箱内の培土に種子を押込む構造となっているの
で、播種後は、均し機で培土上面を均すだけで種子を覆
土することができ、上記方法を確実に実行できるように
なる。また、土詰機および前記播種機のそれぞれは、動
力取出装置により搬送コンベアから繰出コンベアまたは
播種ローラに動力を取出す構造となっているので、個々
に動力源を備える必要はなくなる。
【0009】本発明の装置において、上記搬送コンベア
は、育苗箱を支持するフリーローラと、駆動手段により
エンドレスに回転するチェーンと、前記チェーンに所定
のピッチで支持され該チェーンの回転に応じて前記育苗
箱を移動させる複数のプッシャとから構成することがで
き、この場合は、上記動力取出装置を前記チェーンに作
動連結する。また、この場合、土詰機の動力取出装置
は、搬送コンベアのチェーンに噛合可能なスプロケット
と、該スプロケットの回転を繰出コンベアに伝達する動
力伝達機構とを備えている構成とし、播種機の動力取出
装置は、播種ロールに一体化され搬送コンベアのチェー
ンに噛合可能なスプロケットを備えている構成とするこ
とができる。
【0010】また、本発明の装置において、上記均し機
は、揺動可能なレーキを備え、これにさらに鎮圧ローラ
を備えている構成とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1乃至3は、本発明に係る土詰播種装置
の全体的な構造を示したものである。本土詰播種装置
は、内部に多数のポット1を集合配置した育苗箱2を矢
印Aのように左方向から右方向へ搬送する搬送コンベア
3と、この搬送コンベア3上に、搬送方向(矢印)Aの
上流側から下流側へ順に配置された土詰機4、播種機5
および均し機6とから概略構成されている。搬送コンベ
ア3は、フロア10上に支持脚11を介して固定された
一対のフレーム12を備えており、このフレーム12に
は複数のローラ13(13A,13B)が回動自在に支
持されている。また、フレーム12の左側(以下、コン
ベア入口側という)端部と右側(以下、コンベア出口側
という)端部のそれぞれには回転軸14,15が回動自
在に支持されている。両回転軸14,15の、フレーム
12の内側に位置する部分には各一対のスプロケット1
6,17が固定されており、両スプロケット16と17
の間には搬送用チェーン18が掛け回されている。
【0013】上記2つの回転軸のうち、コンベア出口側
の回転軸15は、その両端部がフレーム12を挿通して
延ばされており、フレーム12を挿通させたその一端部
にはスプロケット19が固定されている。一方、フレー
ム12のコンベア出口側には、ブラケット20(図1)
を介してモータ21が支持されており、このモータ21
の出力軸にもスプロケット22が固定されている。そし
て、これら2つのスプロケット19と22の間にはチェ
ーン23が掛け回されており、いまモータ21が回転す
ると、その回転が2つのスプロケット19と22および
チェーン23を介してコンベア出口側の回転軸15に伝
達され、一対の搬送用チェーン18が両回転軸14と1
5の間でエンドレスに回転するようになる。しかして、
この一対の搬送用チェーン18には、所定のピッチで複
数のプッシャ24が取付けられている。各プッシャ24
は、育苗箱2の移送路を遮るようにコンベア3の中心側
へ突出し、これにより搬送用チェーン18が右回転する
と、該プッシャ24が育苗箱2の後端に当接し、育苗箱
2を搬送方向Aへ移動させる。なお、25は2つのスプ
ロケット19と22およびチェーン23を覆うカバーで
ある。
【0014】また、上記複数のローラ13のうち、コン
ベア入口側に位置する1つのローラ13Aとコンベア出
口側に位置する1つのローラ13Bとは、フレーム12
を挿通して延ばしたされており、フレーム12を挿通さ
せたそれぞれの一端部には小プーリ26,27が固定さ
れている(図3)。一方、フレーム12を挿通して延ば
した回転軸14,15の一端部には大プーリ28,29
が固定されており、これら大プーリ28,29と前記プ
ーリ26,27との間にはベルト30,31が掛け回さ
れている。大プーリ28,29は対応する回転軸14、
15上のスプロケット16,17とほぼ同じ直径を有
し、小プーリ26,27の直径はそれよりかなり小さく
なっている。これによりローラ13Aとローラ13Bは
回転軸14、15より高速で回転し、この上に載り上げ
た育苗箱2は、プッシャ24の移動速度よりも速く搬送
方向Aへ搬送されるようになる。
【0015】上記土詰機4は、図4〜6にも示されるよ
うに、搬送コンベア3のフレーム12に、例えばボルト
により脱着自在に結合される機体32を備えている。こ
の機体32には、その上部側に培土33を収容する培土
ホッパ34が、その下部側に搬送コンベア3上の育苗箱
2に培土33を繰出す繰出コンベア35がそれぞれ配置
されている。培土ホッパ34の下部の、搬送コンベア入
口側に面する側面には育苗箱2とほぼ同じ幅の供給口3
6が形成されており、この供給口36には、その開口面
積を可変とする蓋体37が配置されている。蓋体37は
供給口36の上部口縁に回動自在に取付けられ、一方、
機体32には、前記蓋体37を揺動させる一対の操作爪
(片側は省略)38を有する操作ロッド39が取付けら
れている(図5)。操作ロッド39は、機体32の片側
でねじ付ノブ(図示略)により回転方向に任意固定され
るようになっており、これにより蓋体37は、図5に
示す全開位置と同図に示す全閉位置との間で任意の開
き角度に調整されるようになっている。
【0016】上記土詰機4の繰出コンベア35は、ここ
ではベルトコンベアとして構成されており、そのベルト
40の回転は、前記搬送用チェーン18の駆動力を動力
取出装置42を介して回転ローラ41に伝えることによ
り行われるようになっている。動力取出装置42は、図
6に良く示されるように、機体32に設けた長孔43に
挿入され、かつねじ付ノブ(図示略)により位置固定さ
れる回転支軸44と、この回転支軸44に回動自在に取
付けられた、大・小一体のスプロケット対45,46
と、繰出コンベア35の回転ローラ41の軸に固定され
たスプロケット47と、このスプロケット47および前
記スプロケット対のうちの小スプロケット46の間に掛
け回されたチェーン48とからなっている。
【0017】上記スプロケット対のうち、大スプロケッ
ト45は前記搬送用チェーン18に噛合可能になってお
り、いま、図6に示すように前記ねじ付ノブを操作し
て回転支軸44の位置を長孔43の下側に寄せると、そ
の大スプロケット45は搬送用チェーン18に噛合うよ
うになる。この時、搬送用チェーン18が搬送方向Aへ
走行していれば、大スプロケット45が回転して、その
回転が小スプロケット46、チェーン48およびスプロ
ケット47を介して回転ローラ41に伝達され、ベルト
40の上側走行面が前記供給口36へ向けて走行する。
一方、図6に示すように前記ねじ付ノブを操作して回
転支軸44の位置を長孔43の上側に寄せると、大スプ
ロケット45が搬送用チェーン18から離れ、繰出コン
ベア35への動力取出しが断たれる。
【0018】上記播種機5は、図7〜10に示すよう
に、搬送コンベア3のフレーム12に、例えばボルトに
より脱着自在に結合される機体49を備えている。この
機体49には、播種ロール50と、種子51を収納する
種子ホッパ52と、播種ロール50のコンベア入口側周
面に部分的に嵌合させた湾曲状ガイド板53と、このガ
イド板53の背面に一端を接合させたL字形の回収ホッ
パ54とが配置されている。種子ホッパ54は、コンベ
ア出口側の上方に配置され、一方、播種ロール50は、
機体49に橋架した回転支軸55に軸受56を介して回
動自在に取付けられて、その外周面の一部が前記種子ホ
ッパ54内に臨むようになっている。
【0019】上記播種ロール50の外周面には、多数の
種子穴57が所定のパターンで設けられており、播種ロ
ール50が矢印Bに示すように反時計方向へ回転する
と、種子ホッパ54内の種子51がこの種子穴57に取
込まれるようになる。そして、この種子穴57に取込ま
れた種子51は、播種ロール50の回転に応じてガイド
板53内に潜り込んで、ガイド板53により落下を防止
されながら下方へ移動し、この時、播種ロール50の外
周面に付着していた余剰の種子51はガイド板53によ
り跳ね飛ばされて、回収ホッパ55内に落下する。な
お、種子穴57は、ここでは三角状に隣接して並べた3
つを一組として、この組を播種ロール50の円周方向お
よび幅方向に所定のピッチで配列している。また、播種
ロール50は、その外周面の一部に前記種子穴57を有
しない切欠溝50aを設けているが、この切欠溝50a
については後述する。
【0020】上記種子穴57は、播種ロール50の内周
面まで放射方向に貫通しており、各種子穴57には押し
棒58が摺動自在に挿入されている。この押し棒58
は、その後端に設けたフランジ58aと播種ロール50
の内周面との間に介装したばね59により常時は種子穴
57内への後退方向へ付勢されている。一方、播種ロー
ル50の中空内部には、前記回転支軸55に一端が結合
された一対の支持アーム(片側は省略)60が吊下支持
されており、この一対の支持アーム60の下端部にはロ
ーラ61が軸62を介して回動自在に取付けられてい
る。種子ローラ50が矢印B方向へ回転すると、種子5
1がガイド板53から抜ける位置で、押し棒58の後端
フランジ58aがローラ61上に乗り上げ、押し棒58
はばね59の付勢力に抗して次第に前進し、この時、播
種ロール50の下側に育苗箱2が位置決めされていれ
ば、種子51が該押し棒58により育苗箱2内の培土3
3中に所定深さだけ押込まれる。図11〜は、この
過程を示しており、播種後に押し棒58がばね59の付
勢力で後退すると、培土33には種子51の押込み跡と
しての押込穴33aが形成されるようになる。
【0021】なお、回転支軸55は、図8に示されるよ
うにねじ付ノブ63をねじ込むことにより機体49に固
定されるが、このノブ63を機体49に設けた長孔(図
示略)を通してねじ込むことにより、その取付位置(高
さ)が任意変更できるようになっている。
【0022】播種ロール50の回転は、前記搬送用チェ
ーン18の駆動力を動力取出装置64を介して行われる
ようになっている。この動力取出装置64は、図8およ
び9に示すように、回転支軸55に対して播種ロール5
0を回動自在に取付けるための前記軸受56の一方に小
ねじ65を用いて取付けたスプロケット66からなって
いる。このスプロケット66は、前記ノブ63による回
転支軸55の取付位置を調整することにより前記搬送用
チェーン18に噛合う位置と該チェーンから離間する位
置とに位置決めされる。そして、スプロケット66が搬
送用チェーン18に噛合った状態において、搬送用チェ
ーン18が搬送方向Aへ走行していれば、スプロケット
66が回転して、その回転が播種ロール50に伝わり、
播種ロール50はチェーン18と同期して矢印B方向へ
回転するようになる。
【0023】ここで、上記播種ロール50の種子穴57
の配列パターンは、育苗箱2内のポット1の配列パター
ンと同一となっており、しかも、播種ロール50の周速
が搬送用チェーン18に取付けたプッシャ24の移動速
度すなわち育苗箱2の搬送速度と一致するように、スプ
ロケット66の大きさまたは歯数が設定されている。し
たがって、前記土詰機4による土詰めを終え、プッシュ
24に押されて播種ロール50下に移動する育苗箱2に
対し、その先端位置と播種ロール50のスタート位置
(ここでは、切欠溝50aのエッジ部)との位相が合う
ように、スプロケット66の搬送用チェーン18に対す
る噛合い位置を調整することで、播種ロール50のほぼ
一回転で育苗箱2内のポット1の全てに種子51が3個
ずつ押込まれるようになる。ところで、プッシャ24
は、搬送コンベア3への投入を容易にするため、搬送用
チェーン18に対して、育苗箱2の長さより長いピッチ
に設定されており、従って前・後の育苗箱2の相互間に
は、図10に示すように所定の隙Lが開くようになって
いる。しかし、本実施の形態においては、上記播種ロー
ル50の切欠溝50aをこの隙Lに合わせて設定してお
り、したがって、播種ロール50を連続回転させなが
ら、プッシャ24により連続的に搬送される育苗箱2に
対して連続的に種子51を播種できるようになる。
【0024】上記均し機6は、図12および13に示す
ように、搬送コンベア3のフレーム12に、例えばボル
トを用いて脱着自在に結合される機体67を備えてい
る。この機体67にはレーキ68と、鎮圧ローラ69と
スクレーパ70とが配置されている。レーキ68は、機
体67に橋架した軸71に揺動可能に吊下支持され、均
し機6下に搬入された育苗箱2内の培土33の上面に自
由端を当接させて傾斜状態に変位するようになってい
る。レーキ68が傾斜状態に変位することにより、播種
を終えた育苗箱2内の培土33の上面にレーキ68の荷
重がかかり、種子51の押込穴33a周りの培土33が
崩されて、押込穴33aが埋められる。ここで、播種機
5の播種に際し、押込穴33aの周りには培土33の盛
上り部33b(図13)が生じるので、レーキ68によ
りこの盛上り部33bを崩して、簡単かつ確実に押込穴
33を埋めることで覆土する。なお、このレーキ68
は、搬送コンベア3の幅方向で複数分割されかつ交互に
取付け方向を異にして軸71に取付けられた分割片68
aからなっている。
【0025】鎮圧ローラ69は、機体67に橋架した軸
72に回動自在に取付けたベルクランク73の一端に回
動自在に支持されている。ベルクランク73の他端に
は、機体67に一端が係止されたばね(引張りばね)7
4の他端が連結されており、鎮圧ローラ69は、常時は
前記ばね74により育苗箱2内の培土33の上面に対す
る押付け方向に付勢されている。また、スクレーパ70
は、レーキ68と同様に機体67に橋架した軸75に揺
動可能に支持され、その自由端を育苗箱2内の培土33
の上面に当接させて、傾斜状態に変位するようになって
いる。播種機5による播種を終えた育苗箱2内の培土3
3は、この均し機6のレーキ68、鎮圧ローラ69およ
びスクレーパ70により確実に均され、培土を新たに供
給することなく種子51は完全に覆土されるようにな
る。
【0026】上記のように構成した装置により土詰播種
を行うには、先ず搬送コンベア3の入口側のローラ13
上にポット1を収納した育苗箱2を載せる。すると、育
苗箱3の一部が増速用のローラ13A上に載るため、そ
の育苗箱2は、プッシャ24の移動速度よりも速く搬送
方向Aへ送られ、その先端が先行する育苗箱2の後端を
押しているプッシャ24に当接する。この時、先行する
育苗箱2は、土詰機4による土詰めの最終段階に差しか
かっており、前記早送りされた後続の育苗箱2は、先行
の育苗箱2に追付いた状態で土詰機4による培土33の
供給位置を通過することができる。土詰機4下を通過し
た育苗箱2は、図7に示すようにプッシャ24に押され
て播種機5の下に進み、その移動速度と同期して回転す
る播種ロール50と押し棒58との共働で育苗箱2内の
ポット1に種子51が順次押込まれる。その後、同じく
プッシャ24に押されて育苗箱2は均し機6の下に進
み、均し機6内のレーキ68、鎮圧ローラ69およびス
クレーパ70により培土上面が均され、種子51は完全
に覆土される。そして、均し機による覆土を終えた育苗
箱2は、コンベア出口側の増速用ローラ13Bにより後
続の育苗箱2から離されて、取出台80(図1)上へ至
る。
【0027】なお、播種機5による播種パターンを変更
する場合、図2に示すように搬送コンベア3に対して専
用の播種機5Aを乗せ変えて対応する。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る土詰播種方法および装置によれば、搬送コンベアで
搬送される育苗箱に土詰機により培土を詰めた後、その
培土に播種機により種子を押込み、しかる後に均し機に
より種子の押込穴の周りの盛上り部の培土を崩して種子
を覆土するようにしたので、覆土のための特別の設備が
不要になり、装置全体の簡略化並びに小型化を達成でき
て、メンテナンス性の向上と設置スペースの縮小とに大
きく寄与するものとなる。また、土詰機および播種機の
それぞれは、動力取出装置により搬送コンベアから繰出
コンベアまたは播種ローラに動力を取出す構造となって
いるので、個々に動力源を備える必要はなく、装置がよ
り簡単となるばかりか、より小型となる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る土詰播種装置の全体的構造を示す
側面図である。
【図2】本土詰播種装置の全体的構造を分解して示す側
面図である。
【図3】本土詰播種装置における搬送コンベアの構造を
示す平面図である。
【図4】本土詰播種装置における土詰機の構造を模式的
に示す断面図である。
【図5】土詰機内の供給口開閉用蓋の作動状態を示す模
式図である。
【図6】土詰機に付設した動力取出装置の構造と使用状
態を示す模式図でる。
【図7】本土詰播種装置における播種機の構造を示す断
面図である。
【図8】本土詰播種装置における播種機の構造を示す正
面図である。
【図9】播種機に付設した動力取出装置の構造と使用状
態を示す模式図でる。
【図10】播種機の播種ロールと育苗箱との関係を示す
模式図でる。
【図11】播種機の押し棒による種子の押込状態を順を
追って示す断面図である。
【図12】本土詰播種装置における均し機の構造を示す
断面図である。
【図13】均し機のレーキによる培土の均し状況を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ポット 2 育苗箱 3 搬送コンベア 4 土詰機 5 播種機 6 均し機 13 ローラ 18 搬送用チェーン 19 モータ 24 プッシャ 33 培土 34 培土ホッパ 35 繰出コンベア 42 土詰機の動力取出装置 45 スプロケット 50 播種ロール 51 種子 52 種子ホッパ 57 種子穴 58 押し棒 64 播種機の動力取出装置 66 スプロケット 68 レーキ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアにて搬送される育苗箱に土詰機
    により培土を詰め、続いてこの育苗箱内の培土に播種機
    により種子を押込み、しかる後に均し機により種子の押
    込穴の周りの培土を崩して種子を覆土することを特徴と
    する土詰播種方法。
  2. 【請求項2】 育苗箱内に育苗移植用のポットを集合配
    置し、前記ポットに土詰めおよび播種を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の土詰播種方法。
  3. 【請求項3】 育苗箱を搬送する搬送コンベア上に、搬
    送方向上流から下流方向へ順に、培土ホッパ内の培土を
    前記育苗箱に連続的に繰出す繰出コンベアを備えた土詰
    機と、播種ローラの外周に設けた種子穴に種子ホッパか
    ら種子を取込むと共に、該播種ロールの回転に応じて押
    込棒を作動させて前記種子穴内の種子を前記育苗箱内の
    培土に押込む播種機と、播種後の培土上面を均す均し機
    とを脱着自在に結合し、前記土詰機および前記播種機の
    それぞれは、前記搬送コンベアから前記繰出コンベアま
    たは前記播種ローラに動力を取出す動力取出装置を備え
    ていることを特徴とする土詰播種装置。
  4. 【請求項4】 搬送コンベアが、育苗箱を支持するフリ
    ーローラと、駆動手段によりエンドレスに回転するチェ
    ーンと、前記チェーンに所定のピッチで支持され該チェ
    ーンの回転に応じて前記育苗箱を移動させる複数のプッ
    シャとからなり、動力取出装置が前記チェーンに作動連
    結されることを特徴とする請求項3に記載の土詰播種装
    置。
  5. 【請求項5】 土詰機の動力取出装置が、搬送コンベア
    のチェーンに噛合可能なスプロケットと、該スプロケッ
    トの回転を繰出コンベアに伝達する動力伝達機構とを備
    えていることを特徴とする請求項4に記載の土詰播種装
    置。
  6. 【請求項6】 播種機の動力取出装置が、播種ロールに
    一体化され搬送コンベアのチェーンに噛合可能なスプロ
    ケットを備えていることを特徴とする請求項4に記載の
    土詰播種装置。
  7. 【請求項7】 均し機が、揺動可能なレーキを備えてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の土詰播種装置。
  8. 【請求項8】 均し機が、鎮圧ローラをさらに備えてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の土詰播種装置。
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